隠居、湖東(金剛輪寺・百済寺・永源寺)の紅葉を巡る
カーナビを湖東三山のひとつ「金剛輪寺」に設定すると2時間弱で行けるようである。ところが、近畿自動車道の吹田あたりで事故があったようで動かない。ようやく名神に入ると今度は大山崎あたりまで渋滞である。
桂川PA で熱い珈琲(このごろはドリップしてくれる自動販売機があって、250円と高いが量は多い)とアンパンも求めて、八日市IC から国道307号線を北上した。
なにやかやで「金剛輪寺」についたときは予定時間を1時間もオーバーしていた。
拝観料500円を払って庭園に足を運ぶと、楓は5~6分の色づきである。冬めいた陽射しを浴びて、紅・黄色の楓が美しい。お寺の紅葉といえば、楓と銀杏だ。里山のような、雑木の紅葉はあまりみかけない。
この寺の本堂(国宝)に行くには、かなり急な石段を登っていかねばならない。足腰の弱い人にはかなりつらいだろう。最近のツアーは老人が主流だから、バスで途中まであがれるようになっているが。
その上り坂の途中に、よだれかけをかけた千体地蔵が祀られている。これだけ揃うとなかなか壮観である。
ガイドブックに出ている「豆の木茶屋」でそばでも食べようかと思っていたがもう一つだったので、桂川PA で買ったパンと家内持参のバナナを車の中で食した。
「百済寺」は、「金剛輪寺」に比べると規模は小さい。ここも、駐車は無料で拝観料は、500円である。
庭園本坊の見晴台からは琵琶湖の向こうに比叡山や比良山系が望める。ここの本堂への参道も上り坂である。膝にやさしい脇参道というのをつくっているが、登りにはかわりはない。
ここも本堂への参道は石段である。最近、足腰が弱くなってきた家内の動きが鈍くなった。だが、山門へ続く道は、紅く染まった楓のトンネルで美しい。山門脇の楓の葉はまだ緑だったが、ひとつの枝だけ紅くなっていた。
境内の楓は、今日訪れた三つのお寺の中では、最も手入れが行き届いているようで気持ちがいい。このお寺の公式サイトは、ほとんど観光臭がない。よく分からないが、臨済蝉黄檗派のせいなのかももしれない。その分お寺の周りの近江商人が元気だが。
この紅葉狩り、たいがい長い石段を登ったり、下ったりしたのに、帰って歩数計をみると 4489 歩だった。
帰途の高速道路も渋滞に2回もひっかかって、車の時間が多い1日であった。なんでも旬の時に旬の場所にいくには、はじめから覚悟が必要だ。





