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2007年2月28日

隠居ブロガーの読書 「ネットvs.リアルの衝突」

 本屋に行くとITがらみの書籍にはついつい目がいく。この本の著者 佐々木俊尚 が書いた本「グーグル」(Google)は以前にも読んでいる。
 「Winny事件」に関する記述が多くの部分を占めている。インターネットの世界での著作権の問題は悩ましい。金子被告が公判では主張することはなかったらしいが、「将来的には今とは別の著作権の概念が必要になると思う」と”2ちゃんねる”で発信していたことには、私も理解できるような気がしている。
 後半のインターネットのガバナンスについての記述はなかなか興味深い。今日も、中国がくしゃみをしたら世界の株価が暴落しているが、インターネットの世界も中国が今後の台風の目になるかもしれない。

ネットvs.リアルの衝突―誰がウェブ2.0を制するか
佐々木 俊尚
文藝春秋 (2006/12)
売り上げランキング: 5632
おすすめ度の平均: 4.0
3 到達することの無いPC文化の理想像へ片思い
4 Winny事件の詳細を知るのに最適です
4 タイトルが内容と乖離している!?

2006年6月13日

グーグル Google

 本を読むことが少なくなったが、amazlet it!を利用して読んだ本の記録を残していくことにする。 梅田望夫さんの「ウエッブ進化論」を読んだときほどの衝撃はないがやはり読書は必要かなと思ったりしている。
 著者の佐々木さんはGoogleが全てを支配していくことに懸念を示されている。