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2007年6月12日

DIY参考書:「シンプルな棚づくり」

 前のエントリーで書いた参考書。この雄鶏社という出版社は素人大工にはなかなか良い本を出している。寸法図つきで親切である。

自分サイズの棚づくり―かんたん木工でぴったり収納!

雄鶏社
売り上げランキング: 194478
おすすめ度の平均: 4.0
5 シンプルな箱からはじめよう
4 日曜大工のきっかけとなる隙間収納棚のすすめ
3 初心者用
5 初心者でも!
3 デザインにこだわらなければOK?

2007年5月10日

隠居のDIY:ベッドサイド・テーブル

 この4月から、下の娘が京都で一人住まいしている。1Kの小さな部屋なので家具を置くスペースが少ない。黒っぽいオイルステンを塗装したパインの集成材の四角いブロックとその上に集成材を載せただけの棚を自宅で使っていた。これを持って行ったので、デザイン的に同じようなベッドサイド・テーブルを作って欲しいとの要請があった。一応建築士(まだ2級だが)なので、作ってもらう割には注文が多い。
 クリックすると大きな写真になります。 孫のランドセル置き棚を作ったときに余分に買っていたパイン集成材(幅400mmX長さ1820mmX厚さ18mm)を1枚ちょっと使って木取りした。四角いブロックを作り、間に棚を一段設けるだけなのでいたって簡単である。今回は、木ねじ(コースレッド)を1本も使わずに、木工ボンドだけで組み合わせることに挑戦した。

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2007年2月23日

壁面の飾り箱

 2月9日放送のNHK 住まい自分流DIYで、バルサー材を使った壁面飾り箱を放送していたらしい。私は見逃したが家内が見ていて提案してきたので作ってみることにした。模型などを作るバルサー材ではあまりにも軽すぎると思うので、ホームセンターで材料を探してみた。厚さ6mmで70X910mmの桐集成材を安く売っていたので、これで作ってみることにした。
 このように薄い・もろい板を切るには電動ノコはたとえ充電式でも力が強すぎ却って切りにくい。経験上、箱を作るときは切断面が綺麗に直角に切れていなければ歪んでしまう。手ノコでまっすぐきるのは案外難しいので、曲尺を当てて切断した。角は板も軽いので木工ボンドで芋接ぎ的に接着した。このような作業は、今まで、コーナークランプを4つ使って圧着していたが、今回写真のようなベルト式クランプを初めて使った。コーナークランプを使うよりも遙かに楽である。

 この箱で飾る壁面は石膏ボードだし飾るものは軽いものだというので、箱の裏4隅にドリルで小さな穴を開けて、細い釘をとがった方を外向きに木工ボンドで埋め込んだ。これはなかなかのアイデアで上手くいった。
 塗装は濃い目のオイルスティンを塗った。木工ボンドの始末をいい加減にしていたので、色が上手く載らない。仕方なくサンダーで再度削って、上塗りした。このとき、刷毛だけでなくウエスを使って生乾きの状態の時に拭うのが良いようだ。 家内は、小さな花瓶に今満開の枝垂れ梅の花を挿してご満悦であった。変な絵を飾っているよりも立体的で良いと思っている。

2007年2月16日

タベストリー的壁掛け

 娘がフィンランドに旅行したときに求めたきた隣国スゥーデンの幾何学的模様のデザイン生地をタベストリー的に額にして、自分の部屋の壁の装飾にしている。これを家内が気に入っており、余った生地で玄関に続く廊下に飾りたいというので、小さな額を端材で作った。細木と薄いベニア板を木工ボンドで貼り合わせた簡単なポスター台である。この上に、両面テープを使ってデザイン生地をゆるみのないように貼った。殺風景な白い壁が少し洒落た装飾品で飾られた。