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2014年2月 3日

隠居の散策:枯れ萱に スズメと並ぶ カシラダカ


 なんやかんやあって、ブログの日付が前後するが、大寒(1月20日?2月3日)の最中に栂地区北部を散策したので記録しておきたい。
 いつもの順序と違って右回りで歩いてみることにした。できれば、阪和自動車道の向こうの大庭寺地区まで足を伸ばしてみるつもりだ。
 近くの東谷池は、いつも太公望が釣りをしているだけで水鳥を見ることは少ないが、この日は珍しく1羽の水鳥が泳いでいた。こちらの姿に気がついたのか、助走飛び立ち(下の囲み参照)をしてすぐに飛び立って行った。後で撮った写真を確認してみると、どうやらホシハジロ♀のようだ。
助走飛び立ち
 水面を助走してから飛び立つ飛び立ち方で、潜水採食をするカモ類に見られる。飛び立つときに、足の水掻きで左右交互に水を蹴りながら、走って飛び立つ。この飛び立ち方をするカモ類の足は、比較的体の後方にあり、水を蹴ったり、水中を泳ぎ回ったりするのに適しているが、陸地では体が直立してしまうので歩くことが苦手である。

 キンクロハジロは、潜水採食をする。飛び立つところを見たことがないが、助走飛び立ちをするのだろう。一度観察してみたいと思う。カワウは、そのような飛び立ちをする。カモではないが、潜水採食をする。
 久しく立ち寄ったことのなかった尾美濃池西側の畑作地から池に近づくと岸辺からサギが飛び立った。重いカメラを空に向けてなんとか撮ったピンぼけの飛翔を後で確認してみるとゴイサギである。この辺りではみられなくなったと思っていたのだが、まだ生息しているようだ。
 久しぶりに、阪和自動車の向こうに足を向けてみた。生コン工場の横にある尾知濃池ではダイサギが、枯れた蓮の池で餌を探していた。チュウサギとダイサギの区分には自信がないが、【絵解きで野鳥を識別できる本】で、確認すると「口角が眼より後方」にあればダイサギのようなのでダイサギと判断した。チュウサギの解説には、次の記載があるから、チュウサギは溜池などではあまり見られないのかもしれない。
チュウサギ
 生態と分布:本州以南から九州以北に夏鳥として生息し、南西諸島では旅鳥または冬鳥。東北地方北部では少ない。アマサギと同じように、牧草地や農耕地でカエルやトカゲ、昆虫類などを採食することが多い。時には水に入って魚を捕ることもあるが、そう多くはない。


大寒の水鳥たち
ホシハジロ♀:東谷池;クリックすると大きな写真になります。 ホシハジロ:尾美濃池;クリックすると大きな写真になります。 ゴイサギの飛翔:尾美濃池;クリックすると大きな写真になります。 ダイサギ:尾知濃池;クリックすると大きな写真になります。
ホシハジロ♀:東谷池(堺)
2014/1/24
NIKON D7000+?50-500mm/F4.5-6.3 500mm(35mm換算750mm)
プログラムオート 1/100s F6.3 ISO180
RAW画像をAdobe で現像
ホシハジロ:尾美濃池(堺)
2014/1/24
NIKON D7000+?50-500mm/F4.5-6.3 500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/640s F6.3 ISO250
RAW画像をAdobe で現像
ゴイサギの飛翔:尾美濃池(堺)
2014/1/24
NIKON D7000+?50-500mm/F4.5-6.3 500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/640s F6.3 ISO110
RAW画像をAdobe で現像
ダイサギ:尾知濃池(堺)
2014/1/24
NIKON D7000+?50-500mm/F4.5-6.3 500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/640s F6.3 ISO110
RAW画像をAdobe で現像


 大寒の時期には、ホオジロ類が多く見られる。久しぶりに訪れた大庭寺でカリンの実が未だ残っている果樹の畑地に、アオジ数羽が飛び回っていたり、野々井の枯れた萱原にはホオジロとカシラダカが姿を見られる。姿形がよく似ているスズメも、この萱原が好きなようだ。 

大寒の小鳥たち
ケリの飛翔:大庭寺;クリックすると大きな写真になります。 アオジ:大庭寺;クリックすると大きな写真になります。 ハクセキレイ:和田川;クリックすると大きな写真になります。 カシラダカとスズメ:野々井;クリックすると大きな写真になります。
ケリの飛翔:大庭寺(堺)
2014/1/24
NIKON D7000+?50-500mm/F4.5-6.3 500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/640s F6.3 ISO100
RAW画像をAdobe で現像
アオジ:大庭寺(堺)
2014/1/24
NIKON D7000+?50-500mm/F4.5-6.3 500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/640s F6.3 ISO2500
RAW画像をAdobe で現像
ハクセキレイ:和田川(堺)
2014/1/24
NIKON D7000+?50-500mm/F4.5-6.3 380mm(35mm換算570mm)
シャッター優先オート 1/640s F6.3 ISO450
RAW画像をAdobe で現像
カシラダカとスズメ:野々井(堺)
2014/1/24
NIKON D7000+?50-500mm/F4.5-6.3 500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/640s F6.3 ISO450
RAW画像をAdobe で現像


 詳細については、【探鳥日誌(2013・12・1?)】を参照ください。

2011年2月 1日

隠居の探鳥ウォーク:タシギ・ホオアカに遭遇


 今年の冬は寒い。山陰地方は大雪警報がでたりしているが、大阪南部は雨もふらない。典型的な冬型気圧配置になっている。
 1月28日、例によって完全防寒着で探鳥ウォークに出かけた。泉北ニュータウンの栂地区のお決まり北部コースである。
 近くの二級河川和田川・大森あたりで、犬を散歩させていた同年輩の男性に声をかけられた。「鳥ですか?このあたりで、カワセミを見ましたよ。」 どうも、野鳥の写真を撮る人間は、カワセミ狙いと思われているらしい。でも、私はそのあたりで見かけたことはないので、これからは注意することにしよう。

 いつも鳥の姿が多い、野々井地区を和田川沿いに歩くと、川の中の葦の茂みをスズメ大の飛んでは茂みに姿を隠す。アオジは確認できたが、ホオジロと思って撮った鳥は、液晶モニタでの確認は細かいところまでは分からない。自宅で確認すると、ホオアカであった。ホオアカは、昨年4月に狭山池で一度撮っている。それ以来の遭遇である。
 それと同じ場所近くで、ムクドリ大の鳥が川面すれすれに10mほど飛んでは、葦の根本あたりに留る。近づくと嘴の長い鳥が、じっとしていて動かない。堤の上からでは、頭と背中しか見えないので少し動いて欲しかったが、動かない。これも自宅で確認するとタシギである。小宮さんの「日本の野鳥」には、
人が近づくと、じっと動かないが、もっと近づくとジェッとないて飛び立つ
とある。3mほどの堤の上からだから、もっと近づけなかったが、確かに動かない。

 この川の横は、田んぼとか畑作がされているが、相変わらずムクドリが多いし、ドバトも群れをつくっている。ツグミもあちこちで動いている。そんななかで、羽に白い斑点があるゴイサギの幼鳥が、用水路の縁に留まって、後ろ姿を見せたまま近づいても動かない。もっと近づくと、慌てて飛び去っていった。これは、単に眠っていただけなのかもしれない。

 その横の葦の茂みでジャッジャッと地鳴きするメジロ大の鳥が動き回っている。茂みの根本の方に隠れて姿を見せずに動きまわる。まことに写真が撮り難い。ウグイスのように思われるが、自信はない。例によって、【野鳥識別掲示板】にあまりいい写真ではないが、投稿して問うてみると、掲示板の管理者と思う 向山 三恵さんから ウグイスの雌だろうという教示をいただいた。鳥の世界は、雌は地味でおとなしい。人間の世界とは違うのだ。

 最近になって、メジロの活発になってきた。桜など新芽が出始めている木の枝で動き回っている。あまり姿は見られないが、シメも同じように桜の花の芽を求めてきたのだろうか。
 
バン;クリックすると大きな写真になりますホオアカ;クリックすると大きな写真になりますタシギ;クリックすると大きな写真になりますゴイサギ幼鳥;クリックすると大きな写真になります
バン:野々井・和田川(堺)
1/28/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO3200 1/1000s F5.6
トリミング
ホオアカ:野々井・和田川(堺)
1/28/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO1100 1/1000s F5.6
トリミング
タシギ:野々井・和田川(堺)
1/28/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO3200 1/1000s F5.6
トリミング
ゴイサギ幼鳥(ホシゴイ):野々井・和田川(堺)
1/28/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO2000 1/1000s F5.6
ウグイス雌;クリックすると大きな写真になりますツグミ;クリックすると大きな写真になりますメジロ;クリックすると大きな写真になりますシメ;クリックすると大きな写真になります
ウグイス雌:野々井(堺)
1/28/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO900 1/1000s F5.6
トリミング
ツグミ:野々井(堺)
1/28/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO1100 1/1000s F5.6
トリミング
メジロ:三木閉(堺)
1/28/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO720 1/1000s F5.6
トリミング
シメ:堺西高校(堺)
1/28/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO450 1/1000s F5.6
トリミング


 1月最後の日、もっと寒くなった。体感温度(Wind Chill)は、氷点下である。だが、このような日ほど、鳥の姿が多い。和田川沿いを南部に歩くコースを歩いた。ニュータウン内の公園(庭代台公園)に回るつもりであったが、道を間違えて光明池地区に出てしまった。間違って、光明池地区城山台にある大池にでたので、新しい鳥と期待したが、鳥の姿は少なった。

 この日も、イソヒヨドリの雄を見つけた。この鳥は、動きは緩やかで結構シャッターを押させてくれる。10日ぶりくらいに観察したシロハラも、シャッターチャンスをくれる鳥である。それに比べて、イソシギはその体型に似ず敏感である。

イソヒヨドリ;クリックすると大きな写真になりますカルガモと鯉;クリックすると大きな写真になりますイソシギ;クリックすると大きな写真になりますカワラヒワ;クリックすると大きな写真になります
イソヒヨドリ:檜尾・和田川(堺)
1/31/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO560 1/1000s F5.6
トリミング
カルガモと鯉:美木多上・和田川(堺)
1/31/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO2000 1/1000s F5.6
トリミング
イソシギ:檜尾・和田川:檜尾・和田川(堺)
1/31/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO2800 1/1000s F5.6
トリミング
カワラヒワ:檜尾・和田川:檜尾・和田川(堺)
1/31/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO1600 1/1000s F5.6
トリミング
ホオジロ;クリックすると大きな写真になりますシロハラ;クリックすると大きな写真になりますアオジ;クリックすると大きな写真になりますシメ;クリックすると大きな写真になります
ホオジロ:美木多上・和田川(堺)
1/31/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO1800 1/1000s F5.6
トリミング
シロハラ:美木多上・和田川(堺)
1/31/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO1100 1/1000s F5.6
トリミング
アオジ:美木多上・和田川(堺)
1/31/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO1400 1/1000s F5.6
トリミング
シメ:桃山台(堺)
1/31/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO720 1/1000s F5.6
トリミング

2010年12月 4日

隠居の探鳥ウォーク:晩秋の泉北ニュータウン栂地区


 師走になっても小春日和が続くが、近くの池や川には渡来してきた水鳥などが姿を現すようになった。午前に特段の用事がなく雨が降っていなければ、双眼鏡と望遠カメラをぶら下げて、野鳥を観察しながら、近くを歩きまわるのが習慣となった。右メニューに、探鳥日誌として、その記録を残している。

 カワセミも、キセキレイも、モズも、イカルも留鳥と言うことになっているが、このシーズンの方が多く見かける。意外なところで、カワセミにであったりする。この鳥は敏感なので、気づいてカメラを構えようとすると逃げられることが多い。ご近所の方が、二級河川の和田川を犬の散歩していて見かけたというので、和田川沿いを歩くときはいつも気にかけている。先日、ようやくお目見えになって、幸いにもキャッチすることができた。カワセミは、清流に棲息しているようにいわれているが、そんなことはない。汚い川でも、餌となる水生の昆虫や小魚がおれば、飛んで来る。川の土手は、セメントで護岸されているから巣を作るには適していないのだが。

 泉北ニュータウン栂地区の美木多上にある雑木林には、どうやらエノキが植わっているようだ。このエノキの実を目当てに、イカルツグミが多数群れていることが分かったが、写真に収めるのはなかなか難しい。梢の高いところで、細かい枝が密生して光が届かないところで, エノキの実を啄んでいるので、AutoForcus がうまく働かないのだ。仕方なく撮った写真をレタッチすることになる。

 タウンハウスの庭の続きのようにある摺鉢池には、ゴイサギ・ハシビロガモ・バンなど、ちょっと変わった水鳥がやってくる。地の人の話では、まったく人手が入らない池のためではないかという。ゴイサギの幼鳥は、藪の中にうまく身を隠している。
 キンクロハジロヒドリガモは、今年の早春と同じように、決まった池にしか現れない。それと引き換え、コガモカルガモは、あちらこちらの池をとびわ回っているようだ。

 この時期の特徴は、セキレイ3種(ハクセキレイ・セグロセキレイ・キセキレイ)が活発な動きをしていることだ。ハクセキレイは、水のあるところだけではなく、畑の虫もとりにくる。

 久しぶりに、水鳥が多くきていた稲葉地区の小田之池に回ってみると水かさは増えているが、カルガモ5羽泳いでいるだけだった。帰り道に和田川の下流を歩いてみると、何ヶ月かぶりにイソシギがゴミの多い川でチョコチョコと動き回っているのが観察できた。

キセキレイ;クリックすると大きな写真になりますカワセミ;クリックすると大きな写真になりますコガモ;クリックすると大きな写真になりますツグミ;クリックすると大きな写真になります
キセキレイ:和田川
11/26/2010
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/125s F5.6
トリミング
カワセミ:和田川
11/28/2010
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/160s F5.6
トリミング
コガモ:和田川
11/28/2010
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO1600 1/500s F5.6
トリミング
ツグミ:三木閉
12/1/2010
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/640s F5.6
トリミング
モズ雌;クリックすると大きな写真になりますマガモ;クリックすると大きな写真になりますハクセキレイ;クリックすると大きな写真になりますモズ雄;クリックすると大きな写真になります
モズ雌:三木閉
12/1/2010
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/50s F5.6
トリミング
マガモ2 pair:松池
12/1/2010
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/400s F5.6
トリミング
ハクセキレイ:三木閉
12/1/2010
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/200s F5.6
トリミング
モズ雄:和田川
12/2/2010
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/400s F5.6
トリミング
イカル;クリックすると大きな写真になりますヒヨドリ;クリックすると大きな写真になりますゴイサギ幼鳥;クリックすると大きな写真になりますイソシギ;クリックすると大きな写真になります
イカル:美木多上
12/2/2010
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/160s F5.6
トリミング・レタッチ
ヒヨドリ:美木多上
12/2/2010
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/640s F5.6
トリミング
ゴイサギ幼鳥:摺鉢池
12/4/2010
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/320s F5.6
イソシギ:和田川
12/4/2010
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/500s F5.6
トリミング

2010年11月 6日

隠居の探鳥ウォーク:立冬前日の泉北

 11月6日、快晴で放射冷却の朝は寒くなった。明日は立冬である。寒くなると水鳥が増えてくる。今朝は、昨冬よく歩いた溜池をめぐってみることにした。

 毎年ヒドリガモがやって来る田辺池の北端に水鳥が群れている。確認しようと回りこんでいる間に、釣り人が近づいたせいか、どこかに飛び立っていってしまった。この池には、草食のヒドリガモしかやってこないから、魚がいないと思うんだが。
 そこから、散策コースとしている三木閉地区のテラスハウスの庭に隣接する小さな摺鉢池に行ってみると、留まったまま動かないアオサギの横に、ヒドリガモが4羽、羽を休めている。順光となる方に回りこむと、ツタがうっそうと絡まった雑木に、ゴイサギの成鳥と幼鳥が、数えてみると6羽留まっている。夜行性という、ゴイサギは、茂みの中で休息しているらしい。留鳥らしいが、今年の春に幼鳥に出会ってから夏の間にはお目にかからなかった。
 摺鉢池につながっている、もう少し大きな筆池、尾美濃池はヘラブナの養殖池であるが、この時期は出荷時期らしく水が抜かれていて、先日の雨で、少し水がある程度である。もちろん、水鳥はいない。 大庭寺地区にある小さな溜池の侍池には、キンクロハジロが1羽泳いでいた。このシーズン、初めてのお目見えである。すぐそばの、松池にはバンが1羽、餌を求めていた。
 帰途の道すがら、中学校横の新深池を覗いてみると一組と1羽のカルガモが泳いでいた。だんだんと鳥の種類が増えてきたようだ。

紅葉したハゼ;クリックすると大きな写真になりますヒヨドリ;クリックすると大きな写真になりますヒドリガモ;クリックすると大きな写真になりますカルガモ;クリックすると大きな写真になります
紅葉したハゼヒヨドリ:田辺池(堺)
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/160s F5.6
トリミング
ヒドリガモ:摺鉢池(堺)
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/200s F5.6
トリミング
カルガモ:新深池(堺)
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/125s F5.6
トリミング
ゴイサギ(成鳥);クリックすると大きな写真になりますゴイサギ(幼鳥);クリックすると大きな写真になりますキンクロハジロ;クリックすると大きな写真になりますバン;クリックすると大きな写真になります
ゴイサギ(成鳥):摺鉢池(堺)
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/500s F5.6
トリミング
ゴイサギ(幼鳥):摺鉢池(堺)
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/400s F5.6
トリミング
キンクロハジロ:侍池(堺)
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/400s F5.6
トリミング
バン:松池(堺)
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/160s F5.6
トリミング