隠居の散策:桜咲く頃の野の花(2)4月12日 泉北ニュータウン栂地区
桜は最後の八重桜が満開になっているが、野の花はタンポポを中心にヒメオドリコソウなど種々に咲き出した。この花を求めてか蝶々も舞いだした。
写真には撮れなかったが、ウグイスをはじめとしてケリ・ヒバリと春のさえずりも聞こえてきた。繁殖期を迎えているのだろう。
2018年4月22日
桜は最後の八重桜が満開になっているが、野の花はタンポポを中心にヒメオドリコソウなど種々に咲き出した。この花を求めてか蝶々も舞いだした。
写真には撮れなかったが、ウグイスをはじめとしてケリ・ヒバリと春のさえずりも聞こえてきた。繁殖期を迎えているのだろう。
2018年4月14日
桜が賑やかに咲いた時期はあっという間に終わった。が、野の花に目を移すともう少し長いスパンで、一斉に咲きだしている。
暖かくなるにつれて、モンシロチョウを先頭に飛び出した。ご近所を散策するのも楽しい季節になってきた。
だが、冬鳥はすっかり姿を消したが、カルガモやムクドリが元気である。姿はなかなかとらえられないが、ウグイスや雲雀のさえずりが耳に心地よい季節になった。
2018/3/25 檜尾(堺市) ヨモギ ヨモギを摘んで、よもぎ餅を作るような人はいないだろうが。この緑の濃さは春の訪れを感じる。 SONY α7?+FE50mm F2.8 Macro 50.0mm 1/125 f/5.6 ISO100 EV 0 |
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2018/3/25 檜尾(堺市) カラスノエンドウ この花も早くから、紫色の可愛い花を咲かせる。 SONY α7?+FE50mm F2.8 Macro 50.0mm 1/125 f/5.6 ISO100 EV 0 |
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2018/3/25 檜尾(堺市) ホトケノザ ヒメオドリコソウと花は似ているが、こちらのほうが早く咲きだす。春の七草のひとつ「ほとけのざ」は、キク科の「こおにたびらこ(子鬼田平子)」のことだと ボタニックガーデンにはある。 SONY α7?+FE50mm F2.8 Macro 50.0mm 1/125 f/5.6 ISO100 EV 0 |
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2018/3/25 檜尾(堺市) ナズナ ぺんぺん草と呼んだりする。三味線のばちに見えるのは、果実だそうだ。 SONY α7?+FE50mm F2.8 Macro 50.0mm 1/125 f/6.7 ISO100 EV 0 |
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2018/3/25 檜尾(堺市) セイヨウカラシナ 似た花にセイヨウアブラナがある。セイヨウアブラナは葉の基部が茎を抱く。 SONY α7?+FE50mm F2.8 Macro 50.0mm 1/500 f/4.0 ISO100 EV 0 |
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2018/3/25 檜尾(堺市) セイヨウタンポポ セイヨウタンポポと日本タンポポとの区分は、花の萼が開いているかどうかである。一本ちぎってひっくり返してみると、萼が反り返っていた。 SONY α7?+FE50mm F2.8 Macro 50.0mm 1/500 f/4.0 ISO100 EV 0 |
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2018/3/25 檜尾(堺市) ノゲシ ノゲシの名前は、葉が「けし(芥子)」に似ていることから。「はるののげし(春 の野芥子)」という別名もありますとボタニックガーデンにはある。 SONY α7?+FE50mm F2.8 Macro 50.0mm 1/200 f/6.7 ISO100 EV 0 |
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2018/3/25 檜尾(堺市) オオイヌノフグリ 春になって一番先に咲くのは、この小さな青い花だ。 SONY α7?+FE50mm F2.8 Macro 50.0mm 1/200 f/6.7 ISO100 EV 0 |
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2018/3/25 桃山台(堺市) ヒイラギナンテン この時期、ヒイラギナンテンには黄色い小さな花が咲く。 SONY α7?+FE50mm F2.8 Macro 50.0mm 1/60 f/4.0 ISO100 EV 0 |
2017年3月 9日
3月に入ると、花の種類が増えてきた。ちらほらと咲いていたオオイヌノフグリは、群落で咲き出した。ホトケノザに似たヒメオドリコソウも咲き出した。
小さい花の詳細もできるだけ撮りたくて、先日手に入れたマクロレンズ(SEL50M28) を Nex-7 につけて、練習中である。かなり腰をかがめることになるのだが。
下に掲載した山渓ハンディ図鑑「野に咲く花」には、花の拡大写真が多く載っているので、同定には花の拡大写真が欲しいということで手に入れたのだが、最近スマホでも、かなりのマクロ写真はとれるから、もっと他の使い方もして、もったいないということにないようにしたいと思っている。
2017/3/5 大森(堺市) オオイヌノフグリ 花の大きさは、0.8~1.0cm で、日が当たっているときだけ開く。花の中心に見える黒っぽい点2つは雄しべである。 SONY NEX-7+SEL50M28 macro 50.0mm 中央重点測光 AE f7.1 1/250s ISO200 EV+0.3 |
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2017/3/5 大森(堺市) ヒメリュウキンカ 「早春に芽をだして、黄色または白色の花を咲かせます。初夏には地上部が枯死して、休眠に入ります。」とボタニックガーデンにはある。初夏に注意して観察したい。川の土手の端っこに咲いている花には、ディスタンスがあるので、この花はズームで撮った。 SONY α7?+SEL24240 zoom 194.0mm スポット点測光 AE f9.5 1/500s ISO200 EV 0 |
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2017/3/5 大森(堺市) ヒメオドリコソウ ヨーロッパ原産の2年草。1989年に一刷が発行された山渓ハンディ図鑑「野に咲く花」には、花期が4~5月になっているが、温暖化が進んできたのだろうか。 SONY NEX-7+SEL50M28 macro 50.0mm 中央重点測光 AE f8.0 1/640s ISO200 EV+0.3 |
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2017/3/5 野々井(堺市) 西洋タンポポ この時期には、タンポポは地面にへばりつくように咲いているので、西洋タンポポと在来種との区分にもっとも参考になる総苞外片の反り返りがなかなか観察しにくい。一本だけ採らせてもらった。ただ、最近は、これだけでは判定できないケースもあるようだ。 SONY NEX-7+SEL50M28 macro 50.0mm 中央重点測光 AE f8.0 1/640s ISO200 EV+0.3 |
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2017/3/5 野々井(堺市) カンサイタンポポ 上のタンポポとは少し離れた場所に咲いていた。軸が立っていた。地面にカメラを置いてとってみると総苞外片の反り返りがないようだ。 SONY NEX-7+SEL50M28 macro 50.0mm 中央重点測光 AE f8.0 1/640s ISO200 EV+0.3 |
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2017/3/5 野々井(堺市) グンバイナズナ 元耕作していた畑に群落を作って咲いていた。写真は、かなりのトリミングをしている。堺市いきもの情報館に投稿。 SONY NEX-7+SEL50M28 macro 50.0mm 中央重点測光 AE f7.1 1/250s ISO200 EV+0.3 |
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2017/3/5 大森(堺市) 白梅と青空 花のバックの青空をさわやかにしたくて、PLフィルターをつけたのだが。 SONY α7?+SEL24240 zoom 38.0mm スポット点測光 AE f9.5 1/350s ISO200 EV 0 |
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2017/3/5 野々井(堺市) イソヒヨドリ♀ ジョウビタキと同じように、メスの方が地味である。留鳥であるが、寒期には、温暖地に飛来するという。 SONY α7?+SEL24240 zoom 240.0mm マトリックス測光 AE f6.7 1/350s ISO200 EV 0 |
2016年3月15日
久しぶりに、泉北ニュータウンの外れに位置する鉢ヶ峯の畑作地を訪れた。春の野草が咲いているはずである。
期待した草花は、ヒメオドリコソウとホトケノザくらいで、その他に咲いている花はタンポポぐらいだった。ここで見かけたタンポポは、セイヨウタンポポであった。
その代わり、今シーズンは、自宅近くの萱原では見かけなかったホオジロが、小さい芽をつけた樹木あたりに数羽見かけることができた。
今回は、鳥を期待したので、SONY α7?には24-240mmのズームレンズをつけていった。
2016/3/4 鉢ヶ峯 ヒメオドリコソウ 花がよく似ているホトケノザと同じ群落に咲いていた。 SONYα7?+FE3.5-6.3/24-240mm 240mm 絞り優先AE 1/250s f6.3 ISO400 露出補正 0 |
2016/3/4 鉢ヶ峯 ホトケノザ 茎が段々につくことから、別名のサンガイグサ(三階草)という。 SONYα7?+FE3.5-6.3/24-240mm 67mm 絞り優先AE 1/125s f4.5 ISO100 露出補正 +0.7 |
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2016/3/4 鉢ヶ峯 セイヨウタンポポ カンサイタンポポも多くなってきているのらしいのだが。 SONYα7?+FE3.5-6.3/24-240mm 191mm 絞り優先AE 1/200s f16.0 ISO320 露出補正 +0.7 |
2016/3/4 鉢ヶ峯 セイヨウタンポポ こんな畑作地の畦に生えている。 NIKON CoolpixP610 4.3mm 絞り優先AE 1/125s f6.7 ISO125 露出補正 0 |
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2016/3/4 鉢ヶ峯 丘の上からの眺望 梅の花の向こうに、ニュータウンの住宅街が見える。 SONYα7?+FE3.5-6.3/24-240mm 77mm 絞り優先AE 1/90s f16.0 ISO100 露出補正 0 |
2016/3/4 鉢ヶ峯 高所での作業 畑を横切る高圧線の保守作業?をしていた。 SONYα7?+FE3.5-6.3/24-240mm 120mm 絞り優先AE 1/750s f8.0 ISO100 露出補正 0 |
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2016/3/4 鉢ヶ峯 新しい道路 春紅葉の向こうに、間もなく開通しそうな東西道路が見える。 SONYα7?+FE3.5-6.3/24-240mm 120mm 絞り優先AE 1/750s f8.0 ISO100 露出補正 0 |
2016/3/4 鉢ヶ峯 椿と青空 コントラストを写しとるのが難しい。 SONYα7?+FE3.5-6.3/24-240mm 117mm 絞り優先AE 1/200s f16.0 ISO100 露出補正 +0.7 |
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2016/3/4 鉢ヶ峯 カシラダカ♀? いたという証拠だけの写真。 SONYα7?+FE3.5-6.3/24-240mm 240mmデジタルズーム3倍 絞り優先AE 1/250s f16.0 ISO4000 露出補正 +0.7 |
2016/3/4 鉢ヶ峯 ツグミ もう少しするとシベリヤに帰るようだ。 SONYα7?+FE3.5-6.3/24-240mm 240mmデジタルズーム3倍 絞り優先AE 1/250s f16.0 ISO160 露出補正 -0.7 |
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2016/3/4 鉢ヶ峯 ホオジロ 今シーズン初めての出会い。留鳥となっているのだが。 SONYα7?+FE3.5-6.3/24-240mm 240mmデジタルズーム3倍 絞り優先AE 1/250s f6.3 ISO250 露出補正 0 |
2016/3/4 鉢ヶ峯 ホオジロ 頭部の黒い縞が鮮やかなので雄だろう。 SONYα7?+FE3.5-6.3/24-240mm 240mmデジタルズーム3倍 絞り優先AE 1/250s f6.3 ISO160 露出補正 +0.7 |
カシラダカの姿を追ってカメラを向けていると、近くの林から ウグイスの鳴き声が聞こえてきた。この春に聞く初めての鳴き声である。いつも携行している SANYO の PCM-recorder で録音した。
2016年2月12日
1月の終わりになって、ようやくいつもの冬のようになったが、まだ暖かい。
先日、毎日新聞の夕刊に、【自然回帰の「信託」 在来タンポポ復活】というタイトルで次のような記事が載った。
セイヨウタンポポ | カンサイタンポポ |
こんな記事に誘発されて、翌日いつもの散策コースを歩いてみた。こんなニュータウンでも、自然は微妙に変化している。特にこの春はいつもと様相が違うようだ。
桜の苗木に花が付いていたり、いつもはもう少し遅いオオイヌノフグリが多くの花を咲かせたりしている。
1月31日に歩いた桧尾地区では、カンサイタンポポは見つからなかったが、2月8日に野々井地区を歩いてみると、こちらはカンサイタンポポが咲いていた。
2016/1/31 桧尾 桜の花 小さな苗木が花をつけている。カワズザクラかもしれない。 Nikon Coolpix P610 17.0mm(35mm換算95mm) 絞り優先AE 1/320s f6.7 ISO100 露出補正 0 |
2016/1/31 桧尾 オオイヌノフグリ Wikipedia によれば、花は早春に咲き太陽の光によって開閉し、1日で落花するとある。 Nikon Coolpix P610 17.0mm(35mm換算95mm) 絞り優先AE 1/320s f6.7 ISO100 露出補正 0 |
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2016/1/31 桧尾 沈丁花の蕾 花期は2月末から3月となっているが、もうすぐ咲きそうだ。 SONY ILCE-7M2+SEL24240 24.0mm 絞り優先AE 1/250s f8.0 ISO100 露出補正 +0.7 |
2016/1/31 桧尾 満開の白梅 白梅は我が家の花も満開である。 SONY ILCE-7M2+SEL24240 240.0mm 絞り優先AE 1/350s f8.0 ISO100 露出補正 -0.7 |
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2016/1/31 桧尾 セイヨウタンポポ P610をマクロにセットして、チルトファインダーを活かして、カメラを地面に押し付けて撮った。 Nikon Coolpix P610 8.1mm(35mm換算45mm) 絞り優先AE 1/250s f8.0 ISO100 露出補正 0 |
2016/2/8 野々井 カンサイタンポポ 野々井の方は、昔からの畑が残っている。 SONY ILCE-7M2+SEL24240 230.0mm 絞り優先AE 1/250s f8.0 ISO100 露出補正 0 |
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2016/1/31 桧尾 ヒメオドリコソウ オオイヌノフグリのそばで花をつけていた。ホトケノザの花とよく似ているので、よく迷う。差異は、このページに詳しい。 SONY ILCE-7M2+SEL24240 230.0mm 絞り優先AE 1/250s f8.0 ISO100 露出補正 0 |
2016/2/8 大森 ヒメリュウキンカ 和田川の堤に、一株だけ咲いていた。 SONY ILCE-7M2+SEL24240 240.0mm 絞り優先AE 1/250s f8.0 ISO1250 露出補正 0 |
和田川沿いには、この時期にいつも姿を現すホオジロ類が見当たらない。姿を現す萱の繁みでは、スズメが元気である。いつもは姿を見かけるジョウビタキやツグミも、ようやく一羽を見ただけだ。その代わりか、この時期に姿を消すケリがいつまでも動きまわっている。
2014年3月18日
2014年3月 9日
2011年4月 6日
ヒメオドリコソウ:美木多上(堺) | ホトケノザとナズナ:美木多上(堺) | タンポポにモンシロチョウ:野々井(堺) | イヌノフグリ:野々井(堺) |