Atelierで“月送りカレンダー”タグの付いているブログ記事

2008年6月29日

Kinarie&Mayさんの横長Flash CalendarをMT4.1に設置する

 MT4.1 にアップグレードしてから、Kinarie&May さんのFlash Calendar が使えなくなっていた。MT3.3 のときに、アーカイブテンプレートのところにおいていた 月別XML の XML ファイルをどのように置き、アーカイブマッピングをどのように設定するのかの知識がなかったためである。

 それで、「小粋空間」さんが提供している「Ajax 月送りカレンダー(MT4版)」を3つ運営しているブログのうちひとつに導入した。うまく動くようなので、メインのこのブログにも導入してみた。ところが、はじめのブログでは上手く動いているのに、こちらではカレンダーは表示されるもののエントリーがある日のリンクをクリックすると、アドレスはリンク先のエントリーになっているのに
error in template: found but mtifnonzero was expected
というエラー・メッセージが表示されるだけである。

 この原因を探るうちに、Kinarie&May さんのFlash Calendar でつかう XML ファイルの置き場所とアーカイブマッピングの仕方が分かった。忘れないうちに書き留めておきたい。
 なお、エラーの原因はあとで判明したことであるが、テンプレートをいじっている間に、テンプレート・タグの残骸が「ブログ記事」テンプレートに残っていたためらしい。いつものように初歩的なミスである。

  1. 横長Flash Calendar 3.0 のダウンロードと解凍、アップロードなどについては、Kinarie&May さんのページ 「Falsh」→「MT用横長Flash Calendar 3.0」に詳しくでているのでそちらを参考にする。
     私の場合、MT3.3 のときに使っていた Flash File があったので、これを使った。
  2. MT4 になって、XML ファイルの設定が異なる。
    1. ブログ管理画面で(MT4 からダッシュボードという)設置するブログを選択し、「デザイン」→「テンプレート」→「アーカイブテンプレート」を選択する。
    2. 上段の「アーカイブテンプレートを作成」→「ブログ記事リスト」を選択する。
    3. 空白のテンプレート作成画面がでるのでファイル名を「月別XML」(なんでもいいようだが)とし、Kinarie&Mayさんの「月別XMLファイルのテンプレート修正」のページから、呈示されている XML ファイルを C&P して保存する。
    4. 保存すると、テンプレートの下に「アーカイブマッピング」が表示されるので、 「新しいアーカイブマッピングを作成」をクリックし、種類「月別」を選択し追加ボタンをクリックする。 「パス」はカスタムを選び、次のパスを入力(C&P)し保存する。
      xml/<MTArchiveDate format="%Y_%m"$>.xml
    5. Kinarie&Mayさんの手順にはないが、MT4では「デザイン」→「テンプレート」→「アーカイブテンプレート」→「ブログ記事リスト」の下部にある「アーカイブマッピング」で「日別」のパスを表示しておく必要がある。表示がない場合は、「新しいアーカイブマッピング作成」をクリックしてでてくるリストボックスから「日別」を選び「追加」をクリックする。パス表示はそのままでよいようだ。
  3. あとは、Kinarie&Mayさんの手順とおりに、Flash を貼り付けるHTMLソースをつくって、テンプレートに貼り付けるだけである。
    私の場合、MT3.3 のときのソースが残っていたので、URL のパス部分を変更して、MT4 の「テンプレートモジュール」→「ヘッダー」の<div id="header"> ? </div> の部分に貼り付けた。ただし、私は「小粋空間」さんのテンプレート・セットを使わせてもらっている。


 友人が原稿を書いているもう一つのブログでは、「小粋空間」さんの「月送りカレンダー」を設置しているが、どちらも甲乙がつけがたい。「小粋空間」さんの「月送りカレンダー」では、スタイルシートでデザインをいじれるのがいい。
Kinarie&Mayさんのカレンダーは横長があるのと、投稿している日にカーソルを合わせるとエントリーのタイトルが出てくる。どちらも愛用させてもらっている。