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2008年9月 7日

H?tte:Hachi :近辺ドライブ、余部鉄橋・玄武洞・出石

 今は埼玉に住むH?tte:Hachi の元のメンバーと20年ぶりに山小屋ですごした。例によって、羽淵精肉店で求めたカルビとロースの炭火焼きでもてなした翌日は、ご希望の余部鉄橋と豊岡の玄武洞をドライブすることにした。

 余部鉄橋は 1986 年にお座敷列車が日本海からの突風にあおられ、客車が橋脚から落下した事故で全国的に有名になっている。現在は、ほとんど同じ位置に鉄筋コンクリートの橋脚工事が進められている。
クリックすると大きな写真になります 香住から鳥取に向かって国道178号線をたどると正面に赤い鉄橋が見えてくる。ワゴン大型タクシーが道ばたに停まっている。そのお客さんらがもうすぐ稲刈りを迎えると思われる田んぼのあぜ道から眺めている。われわれも路肩に駐車して、見物することにした。
 あぜ道に三脚を立てた。1時間に一本くらいは列車が通るだろうと ピーヒョロロとトンビがのどかに鳴くのを聞きながら、列車の来るのを待った。15分くらいすると右側(城崎・豊岡方面)から、2両連結の気動車が橋を渡ってきた。
DSC_0089.JPG 国道178号と鉄橋と交差する真下あたりに無料の駐車場があり、観光バスが2台停まっている。海岸の防波堤横には小さな公園もトイレもあり、観光スポットになっているのだ。そこで、また三脚を立てて列車を待ったが、次の通過は1時間以上も先であることが案内板の下にある時刻表で分かった。折角行くのだから、もう少し下調べをすべきであった。

クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります 昼近くになったので、パートナーがネットで調べてきていたすし屋「三七十鮨(みなとずし)」で昼食を摂った。美味かった。下調べは必要なのだ。
 前の漁港にはイカ釣り船が停泊していたが、今晩も漁に出るのだろうか。



 職業柄道路に詳しいパートナーの案内にしたがって、カーナビにはまだない「香住道路」を通って、豊岡へ。
 円山川の左岸は竹野海岸や日和山パーク、城崎温泉への行き帰りにかなりの回数を走ったことがあるが、玄武洞のある右岸は走ったことがない。このあたり、コウノトリでも有名なところである。玄武洞に向かう車の窓から、大きな鳥が2羽舞っているのが見える。真っ白ではなかったから、ひょっとしたらコウノトリだったかもしれない。

クリックすると大きな写真になります 玄武洞公園は無料である。無料の駐車場から、玄武岩を敷いた急な坂道は、厳しい残暑の中で堪える。
 地質学なんては疎くて専門語で説明を受けてもさっぱり分からないが、柱状節理・板状節理の岩石は、そうそうは見られないものに違いない。できている洞は、人々が玄武岩を採掘した跡らしい。庭の踏み石にしたら、ちょうどよいと思われる。ひょいと担いで帰るには余りにもひとつずつが重量がありそうだが。

クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります このまま伊丹空港に行くには早すぎるので、出石に寄り道をすることにした。出石は最近の市町村合併で豊岡市となっている。出石そばを食べにいったくらいでゆっくりしたことはない。鉄砲町にある公営の駐車場(¥400)にいれて、蒸し暑い大手門通りをブラブラと。
有名な時計台の辰鼓楼の下の掘を若い二人連れが覗いていた。この町は若い観光客が多い。
 観光にかなり力をいているらしく、駐車場では「出石散策絵図」という良くできた地図をくれたり、整備も行き届いている。丹波篠山と同じような感じである。

 厳しい残暑のなかを出石城趾本丸への石畳を登ったりしたので、喉が渇いた。家老屋敷跡にある洒落た喫茶店のアイスコーヒで喉を潤した。

ハチ高原近辺私的観光地図に掲載