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2006年6月21日

隠居が作ったイングリッシュ・ガーデン風立水栓

クリックすると大きな写真になります。 30年ほど前に家を建てたときに作ってもらった庭の立水栓は、庭の改造をしたときにもプラスチックの標準的な水受けとともに残していた。改造時に周りとの調和を考えて、水受けの周りに小さな煉瓦をモルタル付けで囲い容器の中には砂利を入れプラスティック部分が見えないようにした。立水栓は麻布を巻いてごまかしていた。また、夏に家を留守するときのことを考えて自動水やりタイマーをだいぶ前に設置していた。蛇口が古いタイプで散水ホースを水漏れがないように取り付けるのはかなりのコツが必要だった。DIY雑誌などに刺激されて、蛇口を変えるとともに立水栓を作ってみることにした。NHK 住まい自分流DIY 入門 2006年 06月号 に、張りレンガを使った作品があったので、これを参考にデザインした。レンガ張りは昨年垣根のモルタルに張った経験があるし、レンガや接着剤が多少残っている。 楽天でデザインFaucetを求めた。栓はレバーで開閉するシンプルなデザインな蛇口があったので、少々高い買い物であったが発注した。ホームセンターでも水道部品はエンプラ製品を除くと比較的高い。2日もしないうちに届いたので取り付けてみた。開閉が軽くて気に入った。これだと手の力がなくなってきても楽に開栓できるだろう。
クリックすると大きな写真になります。クリックすると大きな写真になります。pgレンガを張るボックスを2X6と合板の端材で作った。幅は張るレンガの幅に合わせ、奥行きは蛇口の長さを考慮した。蛇口がでる部分は、ホールソーでくりぬいた。
 計算すると張りレンガが残っていたものでは足らないのでちょっと遠くの職人向けホームセンタ(コーナンプロ)で求めた。前には普通のホームセンターに置いていたのに、最近は見あたらない。あまり売れないのかもしれない。木のボックスの周りに張りレンガを接着剤でくっつけていった。レンガのカットはディスクグラインダーを使った。円形の部分もディスクグラインダーで削った。この接着作業にもっとも時間がかかった。レンガの裏にバターを塗るようにコテで接着剤を盛り、木のボックスに押し付けるように貼り付ける。目地の部分は軍手をした手の指で接着剤を置き水に濡らした筆で伸ばす。人間の手が最も良い道具だ。クリックすると大きな写真になります。 暑かったので、昼食をし買い物のアッシーをしている間に乾いた。結構な重さである。止水栓で家全体の水道を止めて、これをプラスティック製の水受けの縁をまたぐ形で設置した。自重があるので砂利で位置決めをするだけで落ち着いた。設置してから蛇口への連結する継ぎ足しソケットが通るレンガの穴が小さかったのでディスクグラインダーで削った。また、長さもきっちりと合わなかったので端材をホールソーを使って木のワッシャー様のものを作って合わせた。いずれ部品を探してきて変えねばならない。自動水やりタイマーはすぐにもつけられるが必要に迫られたら取り付けることにした。水受けの側に黄色いヘメロカリスが一輪咲いている。なかなか良い雰囲気になったと自画自賛している。。
DIY作品集に掲載