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2013年12月 6日

隠居の野鳥観察:今シーズンも野鳥日誌を記録することに


 ずいぶんサボっていた探鳥日誌を、今シーズンも始めることにした。気候が不順であるが、今年も例年のように冬鳥がやってきている。

 11月はじめに近所の溜池を回った時は、和田川にコガモのエスプリがいただけだが、師走になって回ってみると、種類が増えてきた。当然のことなのかもしれないが、各池に飛来しているカモ類は昨年飛来していたのと同じ種類である。
 畑作地にある葭原には、アオジとカシラダカが観察されたが、それぞれの冬以外の生息地は異なるようだ。【鳴き声と羽根でわかる野鳥図鑑】でのそれぞれの解説は以下のようになっている。

アオジ:北海道、本州、四国、九州、沖縄で、留鳥や漂鳥として見られる.繁殖期は標高1000m以上の草原などに生息し、冬になると平地に降りてくる.地上を跳ねながら歩いて草の実を食べる.冬の間は、街中の公園や庭先などでも、地面に降りて落ちている種子をついばむ様子を見ることができる.ただし、警戒心が強く、すぐやぶの中に逃げ込んでしまう。鳴き声も「チッ」とい う小さなものに。抱卵はメスが行う。


カシラダカ:本州、四国、九州、沖縄で冬鳥として渡来する。北海道でも、まれに見られる。ユーラシア大陸で繁殖し、日本では青森県で繁殖の記録がある。やぶの多いところを好み、郊外で林のある公園などでも見られる。地面に落ちている種子や昆虫類などを食べる。群れで行動をし、ときには数百羽の規模にもなる。
 群れにミヤマホオジロが交じることもある。冠羽があり、頭が少し高くなっていることから、「頭高(カシラダカ)」と名がついた。


イソヒヨドリ♀:和田川・大森;クリックすると大きな写真になります。 アオジ:野々井;クリックすると大きな写真になります。 カシラダカ:野々井;クリックすると大きな写真になります。 ムクドリ:野々井;クリックすると大きな写真になります。
イソヒヨドリ♀:和田川・大森(堺)
2013/12/1
NIKON D7000+?50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/1000s F6.3 ISO1400
RAW画像をAdobe で現像
アオジ:野々井(堺)
2013/12/1
NIKON D7000+?50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/1000s F6.3 ISO1000
RAW画像をAdobe で現像
カシラダカ:野々井(堺)
2013/12/1
NIKON D7000+?50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO900
RAW画像をAdobe で現像
ムクドリ:野々井(堺)
2013/12/1
NIKON D7000+?50-500mm/F4.5-6.3
210mm(35mm換算315mm)
シャッター優先オート 1/1000s F6.0 ISO110
RAW画像をAdobe で現像
セグロセキレイ:松池;クリックすると大きな写真になります。 コゲラ:堺西高校;クリックすると大きな写真になります。 ハクセキレイ:野々井;クリックすると大きな写真になります。 モズ:野々井;クリックすると大きな写真になります。
セグロセキレイ:松池(堺)
2013/12/1
NIKON D7000+?50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/1000s F6.3 ISO6400
RAW画像をAdobe で現像
コゲラ:堺西高校(堺)
2013/12/1
NIKON D7000+?50-500mm/F4.5-6.3
340mm(35mm換算510mm)
シャッター優先オート 1/1000s F6.3 ISO560
RAW画像をAdobe で現像
ハクセキレイ:野々井(堺)
2013/12/1
NIKON D7000+?50-500mm/F4.5-6.3
340mm(35mm換算510mm)
シャッター優先オート 1/1000s F6.3 ISO500
RAW画像をAdobe で現像
モズ:野々井(堺)
2013/12/1
NIKON D7000+?50-500mm/F4.5-6.3
420mm(35mm換算630mm)
シャッター優先オート 1/1000s F6.3 ISO110
RAW画像をAdobe で現像
セグロセキレイ:和田川・檜尾;クリックすると大きな写真になります。 センダンの実にヒヨドリ:檜尾;クリックすると大きな写真になります。 シジュウカラ:鴨谷台;クリックすると大きな写真になります。 キセキレイ:甲斐田川;クリックすると大きな写真になります。
セグロセキレイ:和田川・檜尾(堺)
2013/12/3
NIKON D7000+?50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO1000
RAW画像をAdobe で現像
センダンの実にヒヨドリ:檜尾(堺)
2013/12/3
NIKON D7000+?50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO160
RAW画像をAdobe で現像
シジュウカラ:鴨谷台(堺)
2013/12/3
NIKON D7000+?50-500mm/F4.5-6.3
460mm(35mm換算690mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO140
RAW画像をAdobe で現像
キセキレイ:甲斐田川(堺)
2013/12/3
NIKON D7000+?50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO1400
RAW画像をAdobe で現像


今年もやってきた水鳥たち
キンクロハジロ:筆池;クリックすると大きな写真になります。 ホシハジロ:尾美濃池;クリックすると大きな写真になります。 ハシビロガモ♀:尾美濃池;クリックすると大きな写真になります。 マガモ:松池;クリックすると大きな写真になります。 ヒドリガモ:田辺池;クリックすると大きな写真になります。
キンクロハジロ:筆池(堺)
2013/12/1
NIKON D7000+?50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/1000s F6.3 ISO360
RAW画像をAdobe で現像
ホシハジロ:尾美濃池(堺)
2013/12/1
NIKON D7000+?50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/1000s F6.3 ISO360
RAW画像をAdobe で現像
ハシビロガモ♀:尾美濃池(堺)
2013/12/1
NIKON D7000+?50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/1000s F6.3 ISO1000
RAW画像をAdobe で現像
マガモ:松池(堺)
2013/12/1
NIKON D7000+?50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/1000s F6.3 ISO2500
RAW画像をAdobe で現像
ヒドリガモ:田辺池(堺)
2013/12/1
NIKON D7000+?50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/1000s F6.3 ISO2500
RAW画像をAdobe で現像
カルガモ:和田川・檜尾;クリックすると大きな写真になります。 バン:和田川・檜尾;クリックすると大きな写真になります。 アオサギ:和田川・檜尾;クリックすると大きな写真になります。 コガモ♂:和田川・檜尾;クリックすると大きな写真になります。 コガモ♀:和田川・檜尾;クリックすると大きな写真になります。
カルガモ:和田川・檜尾(堺)
留鳥であるが、冬になると数が増える。
2013/12/1
NIKON D7000+?50-500mm/F4.5-6.3
210mm(35mm換算315mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.0 ISO1800
RAW画像をAdobe で現像
バン:和田川・檜尾(堺)
留鳥であるが、冬になると姿を現す。
2013/12/1
NIKON D7000+?50-500mm/F4.5-6.3
240mm(35mm換算360mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.0 ISO1100
RAW画像をAdobe で現像
アオサギ:和田川・檜尾(堺)
年中観察できる。
2013/12/1
NIKON D7000+?50-500mm/F4.5-6.3
170mm(35mm換算255mm)
シャッター優先オート 1/800s F5.6 ISO1000
RAW画像をAdobe で現像
コガモ♂:和田川・檜尾(堺)
2013/12/1
NIKON D7000+?50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO720
RAW画像をAdobe で現像
コガモ♀:和田川・檜尾(堺)
2013/12/1
NIKON D7000+?50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO1100
RAW画像をAdobe で現像


2013年4月24日

隠居の探鳥・蝶ウォーク:ツマキチョウ 留まる菜の花 陽を浴びて 


 4月22日、いい天気である。今回は、栂地区北部コースを歩いて見ることにした。携帯気象計Kestrel4000 の電池がなくなっていて、温度・湿度などが計測できなかったが、4月下旬にしては晴れているが寒い日であった。だが、水鳥はみんな北へ帰ってしまったので、溜池への訪問は取りやめたが。

 水鳥の代わりに蝶を期待したが、モンシロチョウは多く飛んでいるが、その他の蝶はベニシジミとツマキチョウを1頭ずつ見かけただけだった。
 土が掘り起こされた野々井の田んぼでは、ケリが2羽、甲高い警戒音を発しながら上空を旋回した。子育て中なのだろうか、何回かこのような状況に合っているが、ケリの巣を見かけたことはない。小宮輝之さんの【日本の野鳥】には、次のような解説がある。いつかケリの巣を見つけたいものだ。

水田、畑、川原の草地に生息し、群れで見られることが多い。畑や草地の中の小高い場所にわらや枯れ草で皿状の巣をつくる。草地や湿地で虫やミミズ、カエルを食べる。ケリという名は声に由来し、繁殖地に人や犬、カラスなどが近づくとキリリリリとかケリッという鋭い警戒音をだして追い払う。分布が局地的で東海、近畿、東北地方で繁殖し、北のものは冬期暖かい地方へ渡り越冬する。


ベニシジミ:野々井;クリックすると大きな写真になります ツマキチョウ:桃山台;クリックすると大きな写真になります ケリ:大森;クリックすると大きな写真になります ケリ(飛翔):野々井;クリックすると大きな写真になります
ベニシジミ:野々井(堺)
2013/4/22
Nikon D7000+?50-500mm
500mm(35m換算750mm)
プログラムオート
1/800s F6.3 ISO200
露出補正 なし
  
ツマキチョウ:桃山台(堺)
2013/4/22
Nikon D7000+?50-500mm
140mm(35m換算210mm)
シャッター優先オー
1/640s F6.3 ISO200
露出補正 なし
トリミング
ケリ:野々井(堺)
2013/4/22
Nikon D7000+?50-500mm
500mm(35m換算750mm)
シャッター優先オート
1/800s F6.3 ISO280
露出補正 なし
トリミング
ケリ(飛翔):野々井(堺)
2013/4/22
Nikon D7000+?50-500mm
500mm(35m換算750mm)
シャッター優先オート
1/800s F6.3 ISO200
露出補正 なし
トリミング


 当然のことながら、栂地区北部の野々井の畑畦で咲いている野の花は、南部の畑畦で咲いている花とほぼ同じである。カラスノエンドウ、ウマノアシガタ、トキワハゼ、シロツメクサなどだ。 桃山台の公園には、フジや花水木の花が満開である。畦の花は、コンデジでとると茎や葉の詳細がよく分かるようだ。木の上の花をUPで撮るのはやはり望遠のほうがいい。背景もうまくボケるようだ。

ウマノアシガタ:野々井;クリックすると大きな写真になります
DSC03116.JPG 藤の花:桃山台;クリックすると大きな写真になります ハナミズキ:桃山台;クリックすると大きな写真になります
ウマノアシガタ:野々井(堺)
2013/4/22
SONY DSC-W300 22.8mm
プログラムオート
1/200s F5.5 ISO100
露出補正 -0.3
  
カラスノエンドウ:野々井(堺)
2013/4/22
SONY DSC-W300 22.8mm
プログラムオート
1/160s F5.5 ISO100
露出補正 なし
  
藤の花:桃山台(堺)
2013/4/22
Nikon D7000+?50-500mm
420mm(35m換算630mm)
>シャッター優先オート
1/800s F6.3 ISO1600
露出補正 なし
ハナミズキ:桃山台(堺)
2013/4/22
Nikon D7000+?50-500mm
500mm(35m換算750mm)
>シャッター優先オート
1/800s F10.0 ISO200
露出補正 なし


 
日本の野鳥 (フィールドベスト図鑑)
小宮 輝之
学習研究社
売り上げランキング: 755,163

2013年3月13日

隠居の探鳥ウォーク:ジョウビタキ 白き梅には めだちおり


 3月11日、風は強いが快晴となった。なにやかやで探鳥散策は、1週間ぶりとなった。泉北ニュータウン栂北部コースを歩くのは2週間ぶりである。
 どなたが植えたか、和田川の堤に白加賀が満開である。この花を目当てか、シジュウカラ・ジョウビタキ・メジロがやってきた。傍らの雑木の中では、ウグイスがさえずりをを練習中である。昔から梅にウグイスはつきものだが、梅にウグイスが留まっているのは見たことがない。
 野々井の方に足を向けると、緑を増してきた土手の雑草をツグミを思える鳥がちょこちょこと歩いた。撮った写真はで同定してみるとどうやら見慣れたツグミではないようだ。ネットでサーチしてみると、今まで出会ったことのないトラツグミに似ている。例によって、【野鳥識別掲示板】に投稿して教えを請うと、自由人さんという方が、トラ だと教えてくれた。再度ネットで確認してみると幼鳥のようだ。【鳴き声と羽でわかる野鳥図鑑】には、次のような解説がある。
 北海道には夏鳥として渡来する。本州北部、中部、四国では留鳥もしくは漂鳥として見ることができる。丘陵地の林や、低山地の森に生息するが、トラ柄のツグミであることから『トラックミ』と名がついた。日本で見られるツグミでは最大。餌はミミズ、昆虫頬、木の実など。夜になると森の中から不気味な鳴き声が聞こえることから、昔は怪鳥鵺(ぬえ)と呼ばれ、『古事記』『万葉集』にも登場し、不吉な凶鳥として人々に気味悪がられていた。


 随分暖かくなってきたが、溜池の水鳥はまだ北へは帰っていないようだ。尾美濃池には、ハシビロガモが、田辺池にはヒドリガモがまだ多く残っている。数は少ないが、松池のマガモもまだ羽を休めている。昨年の記録を見ていると、3月末くらいまではおりそうだ。桜が咲いたら帰るのだろうか。

モズ:大森;クリックすると大きな写真になります シジュウカラ:大森;クリックすると大きな写真になります ジョウビタキ:大森;クリックすると大きな写真になります メジロ:大森;クリックすると大きな写真になります/>
モズ:大森(堺)
2013/3/11
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO500 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
シジュウカラ:大森(堺)
2013/3/11
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO800 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ジョウビタキ:大森(堺)
2013/3/11
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO500 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
メジロ:大森(堺)
2013/3/11
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO320 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
トラツグミ幼鳥:野々井;クリックすると大きな写真になります ホオジロ:野々井;クリックすると大きな写真になります カルガモ:新深池;クリックすると大きな写真になります カワラヒワ:野々井遺跡;クリックすると大きな写真になります
トラツグミ幼鳥:野々井(堺)
2013/3/11
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO320 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ホオジロ:野々井(堺)
2013/3/11
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO1250 F6.3)
露出補正 +1.67
レタッチ・トリミング
カルガモ:新深池(堺)
2013/3/11
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO320 F9.0)
露出補正 -2.0
トリミング
カワラヒワ:野々井遺跡(堺)
2013/3/11
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO320 F6.3)
露出補正 なし
トリミング


 なお、今回露出補正を意図的にしてみた。逆光=プラス補正と思っていたが、もう一つのような気がする。池に浮かぶ水鳥を撮る場合は、マイナス補正をするとレンズが絞られ、くっきりするようだ。ISOオートとの関連もありどの程度補正するかなかなか難しい。ほとんどの場合、重いレンズで望遠端で撮っているので、手振れを抑えるためにシャッター優先は譲れない。色々試して体得していくのがいいだろう。

2013年2月 2日

隠居の探鳥ウォーク:ハリエンジュ 花芽ついばむ 鷽(ウソ)4羽


 大寒も終わりに近づき、もうすぐ立春である。十二節気七十二候も、今週は最後の七十二候の鷄始乳(にわとりはじめてとやにつく)となっている。スマートフォンで提供されている【くらしのこよみ】に、この七十二候の解説が載っている。引用してみよう。
春の到来を感じた鶏が、卵を生み始める時期とされています。
 鶏は鳴いて夜明けを知らせるため、日本でも古来、神や悪霊が来往する夜と人間が活動する昼との境目を告げる霊鳥と見なされてきました。「天の岩屋戸神話」でも岩屋に隠れた太陽神・天照大御神を外に連れ出すのに一役買っており、太陽再生信仰との結びつきが見られます。このようなことからも、鷄は、長く暗い冬の終わりと春の到来を期するにふさわしい動物といえるのではないでしょうか。


 1月30日、泉北ニュータウン栂南部コースを歩いた。このごろは、美木多から美多弥神社を経て、鴨谷台公園の方を回るのであるが、いつも甲斐田川へ急いで、公園の奧の方に回ったことがなかった。今回は少しコースを変えてみると公園の中の坂道を上がったところに、かなりの池があるのがわかった。回りは、公園と中学校と高層の団地に囲まれている。柵が施してあって、水辺には近づけないが、清掃は行き届いている。50m先ぐらいの水面に目を凝らすと、カワウ・マガモ・ヒドリガモに混じっていつもは見かけない水鳥が泳いでいる。光も逆光である。
 どこか近づける場所はないかと池の冊に沿って歩いてみると、池畔に植えられた樹木が少し開けたところがあり、そこから水面を泳ぐ鳥達を観察することができた。撮影した写真を自宅でトリミングなどして、確認してみると、特徴のあるヨシガモの♂は分かったが、その他の地味なカモ類は判別が難しい。
 例によって、【野鳥識別掲示板】にオカヨシガモ・ヨシガモの同定を求めて投稿すると、近藤さんというかたが教えてくれた。自信がないときは誰かの同意が欲しい。

 池のすぐそばの公園に植わっているハリエンジュ(ニセアカシア)の花芽をスズメ大の鳥が4羽がついばんでいる。これも、名前がわからない。図鑑で調べると、ウソ(鷽)であることがわかった。
 鴨谷台公園は、いろいろと野鳥と出会えそうである。散策地点の一つに加えなくてはいけないようだ。歩いていくのにちょうど良い距離にある。

ハクセキレイのジャンプ:和田川;クリックすると大きな写真になります セグロセキレイのジャンプ:和田川;クリックすると大きな写真になります ウグイス:和田川;クリックすると大きな写真になります ウソ:鴨谷公園;クリックすると大きな写真になります
ハクセキレイのジャンプ:和田川(堺)
2013/1/30
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO3200 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
セグロセキレイのジャンプ:和田川(堺)
2013/1/30
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO Hi-1 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
クロスプロセス処理
ウグイス:和田川(堺)
2013/1/30
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO4000 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ウソ:鴨谷公園(堺)
2013/1/30
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO360 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
オカヨシガモ:鴨谷池;クリックすると大きな写真になります オオバン:鴨谷池;クリックすると大きな写真になります ヨシガモ♀:鴨谷池;クリックすると大きな写真になります マガモ♀:鴨谷池;クリックすると大きな写真になります
オカヨシガモ:鴨谷池(堺)
2013/1/30
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO2000 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
オオバン:鴨谷池(堺)
2013/1/30
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO2200 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ヨシガモ♀:鴨谷池(堺)
2013/1/30
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO1400 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
マガモ♀:鴨谷池(堺)
後ろにヨシガモ♂♀が
2013/1/30
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO900 F6.3)
露出補正 なし
トリミング

詳細は、探鳥日誌を參照ください。

2012年12月24日

隠居の探鳥ウォーク: 枯れ枝に ツグミ集いて 冬至かな


 冬至の日、探鳥ウォークにでかけた。泉北ニュータウン栂地区北コースである。
 前回(12月7日)にも出会ったジョウビタキ♂が、川床の同じ雑木に留まった。ここらあたりに巣でもあるのだろうか。
 ホオジロ類が冬になるとやって来る野々井の萱の茂みに、ホオジロがチョコチョコと姿を現した。動きが早いので、なかなか撮りきれない。
 畑地の中にある木立の葉が落ちた裸の枝に、ツグミが3羽留まっていた。冬鳥であるツグミに出会うのは、今シーズン初めてである。

 溜池の方に回ると、池毎に常連の水鳥たちが顔を揃えてきた。田辺池のヒドリガモ、尾美濃池のハシビロガモとキンクロハジロ、松池のマガモなどである。

 自宅に戻ってくるとバードフィーダーのヒマワリの種を狙いに、シジュウカラが次々と飛んできた。このごろは、ヤマガラは来なくなってしまった。やはり市街地にくる鳥ではないのだろうか。

ジョウビタキ♂:野々井;クリックすると大きな写真になります ホオジロ:野々井;クリックすると大きな写真になります ツグミ:野々井;クリックすると大きな写真になります ハゼの実にムクドリ:野々井;クリックすると大きな写真になります
ジョウビタキ♂:野々井(堺)
2012/12/21
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO3600 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ホオジロ:野々井(堺)
2012/12/21
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO2000 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ツグミ:野々井(堺)
2012/12/21
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO280 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ハゼの実にムクドリ:野々井(堺)
2012/12/21
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO360 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ヒドリガモ♀:田辺池;クリックすると大きな写真になります キンクロハジロ:尾美濃池;クリックすると大きな写真になります マガモ♀:松池;クリックすると大きな写真になります マガモ♂:松池;クリックすると大きな写真になります
ヒドリガモ♀:田辺池(堺)
2012/12/21
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO1000 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
キンクロハジロ:尾美濃池(堺)
2012/12/21
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO500 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
マガモ♀:松池(堺)
2012/12/21
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO800 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
マガモ♂:松池(堺)
2012/12/21
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO1600 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
メジロ:野々井;クリックすると大きな写真になります カワラヒワ:田辺池;クリックすると大きな写真になります ヒヨドリ:田辺池;クリックすると大きな写真になります シジュウカラ:自宅;クリックすると大きな写真になります
メジロ:野々井(堺)
2012/12/21
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
380mm(35mm相当570mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO6400 F6.3)
露出補正 なし
カワラヒワ:田辺池(堺)
2012/12/21
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
460mm(35mm相当690mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO720 F6.3)
露出補正 なし
ヒヨドリ:田辺池(堺)
2012/12/21
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
460mm(35mm相当690mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO2800 F6.3)
露出補正 なし
ヒマワリの種を咥えるシジュウカラ:自宅(堺)
2012/12/21
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO12800 F6.3)
露出補正 なし


詳細は、【探鳥・蝶ウォーク日誌】に記録している。

2012年12月13日

隠居の探鳥ウォーク:やってきて 朝から休息 ホシハジロ


  なにやかやで探鳥ウォークの回数が減ってきているが、歩くたびに新しい鳥と出会うのが楽しみである。
えんどう豆と玉ねぎの作付け;クリックすると大きな写真になります 泉北ニュータウンの栂地区には、幅14?5メートルの和田川という二級河川が流れていて、この川の両側には、だんだんと宅地になっていくのが寂しいが、まだ田んぼや畑作地が残っている。この畑作地で、耕作しておられる作物が、季節ごとに変化していくのも楽しみである。
 秋の収穫が終わって、今作付けされているのは、多くのところで、えんどう豆と玉ねぎだということだ。来年の3月に収穫するということだ。冬なので、成長は遅いらしい。えんどう豆には、霜よけの藁が、傘をすぼめたような形で被せられている。手間がかかる作業である。

 カラス・鳩・スズメまで含めると、この2日間で出会った21種類であった。残念ながら、カワセミの写真を撮ることはできなかったが。詳細は、探鳥日誌に記録した。

コガモのペア:和田川;クリックすると大きな写真になります 向かい岸の豪邸の塀に留まったモズ:和田川;クリックすると大きな写真になります セグロセキレイ:和田川;クリックすると大きな写真になります アオサギの飛翔:和田川;クリックすると大きな写真になります
コガモのペア:和田川
2012/12/1
NikonD7000
Σ 50-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
プログラムオート
(1/100s ISO500 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
向かい岸の豪邸の塀に留まったモズ:和田川(堺)
2012/12/1
NikonD7000
Σ 50-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO5000 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
セグロセキレイ:和田川(堺)
2012/12/1
NikonD7000
Σ 50-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO1400 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
アオサギの飛翔:和田川(堺)
2012/12/1
NikonD7000
Σ 50-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO800 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ジョウビタキ:和田川;クリックすると大きな写真になります アオジ:野々井;クリックすると大きな写真になります ホシハジロ:尾美濃池;クリックすると大きな写真になります カワウとマガモ♀:松池;クリックすると大きな写真になります
ジョウビタキ:和田川(堺)
2012/12/7
NikonD7000
Σ 50-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1600s ISO1100 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
アオジ:野々井(堺)
2012/12/7
NikonD7000
Σ 50-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1600s ISO2200 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ホシハジロ:尾美濃池(堺)
2012/12/7
NikonD7000
Σ 50-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
プログラムオート
(1/100s ISO125 F6.3)
露出補正 +1.0
トリミング
カワウとマガモ♀:松池(堺)
2012/12/7
NikonD7000
Σ 50-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
プログラムオート
(1/100s ISO140 F6.3)
露出補正 なし
トリミング


2012年12月10日

(続)バードフィーダーにやってきたシジュウカラ(動画)


 前回に続けてバードフィーダーにやってくる小鳥たちの動画をアップした。
 ヤマガラは一羽で来ることが多いが、シジュウカラは大抵2羽以上である。シジュウカラの繁殖期は、3月?4月とされているので、番ではないと思われる。
 このフィーダーをぶら下げている梅の木には、その他にヒヨドリ、メジロ、スズメもやってくるが、餌のヒマワリの種には手をださない。シジュウカラは、牛脂にも手をだすそうだが、牛脂を餌にするとあまり来てほしくないヒヨドリがやってきそうだ。

 
バードフィーダーにやってきたシジュウカラ
121114_001.jpg
写真の再生ボタンをクリックすると、You Tube が立ち上がります。
You Tubeの画面右下のYoutube07.JPGをクリックしていただくと大きな画面となります。


 今回で、デジカメで撮影した動画をブログ(MT4)にアップロードする方法が、私なりに(私の環境で)ほぼ定着したので、備忘録として記録しておきたい。

  1. Coolpix P510 の場合、VGA(640x480)で撮影する。後で AVI ファイルに変換するときに時間が短い。ただ、もう少し機種や条件を変えて学習する必要がある。
  2. FREESTUDIO の Free AVI Video Converter で、AVI ファイルに変換する。
    変換せずに、MOV ファイル(Nikon の場合、録画は MOV ファイルとして記録される)のまま、Apple Quick Time Pro で編集できるが、タイトルの挿入など少々難しい。
    また、You Tubeにも編集機能があるが、Movie Makerのように編集はできない。慣れないせいもあるかもしれないが。
  3. Microsoft の Movie Maker を立ち上げる。Movie Maker の使い方については、【MovieMaker でデジカメ AVI ファイルを編集してブログに載せてみる】に詳しいが、今回のような大きなファイルを読み込むと下のスクリーンショットのように、自動的に多くのクリップに分割するようだが、何を基準に分割されるのか不明である。ただ、細かに分割してクリップにしてもらうほうが、編集はやりやすい。

    Youtube08.JPG

  4. Movie Maker で編集したファイル(拡張子が wmv というファイルになる)を You Tube にアップロードする。上の記事で紹介したように、wmvファイルをそのままサーバーにアップロードすることもできるが、You Tube にアップロードしておけば、Yahoo Webplayer を使って、ブログの中に、You Tube の機能を持ち込むことができる。これらの方法については、【ブログ(MT4)に、動画(You tube)をアップロードする】に記録している。
  5. Yahoo Webplayer は、Windows Media Playerが存在しないタブレット(Android tablet で確認)でも機能するので、タブレットでも動画が確認できる。

2012年11月18日

隠居の探鳥ウォーク:冬紅葉 幹をトトトと コゲラおり


 少し寒くなった 11月16日、新聞をとりに夜明け前の外にでると星がきらめいている。
 7時過ぎに、自宅から北部コースを歩くことにした。前回歩いたのは、11月4日であるから、12日ぶりである。

 そのときに飛んでいた蝶の姿は、ヤマトシジミぐらいが、たまにチラチラするくらいで、見当たらない。その代わりに、鳥の種類は増えた。
 暖かい間は、山に暮らしているらしいアオジが姿を見せた。メジロもなぜか数が多くなったような気がする。紅葉した公園の樹々にも、シジュウカラコゲラの数も増えたようだ。

 水鳥では、まだ数は少ないが、ホシハジロ、マガモも観察できるようになった。

キセキレイ:尾美濃池;クリックすると大きな写真になります アオジ:野々井;クリックすると大きな写真になります カワラヒワ:堺西高校;クリックすると大きな写真になります コゲラ:桃山台公園;クリックすると大きな写真になります
キセキレイ:尾美濃池(堺)
2012/11/16
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO4500 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
アオジ:野々井(堺)
2012/11/16
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO12800 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
カワラヒワ:堺西高校(堺)
2012/11/16
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO400 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
コゲラ:桃山台公園(堺)
2012/11/16
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO4000 F6.3)
露出補正 なし
バン:和田川;クリックすると大きな写真になります マガモ:松池;クリックすると大きな写真になります ホシハジロ:尾美濃池;クリックすると大きな写真になります ヒドリガモ:田辺池;クリックすると大きな写真になります
バン:和田川(堺)
2012/11/16
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO6400 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
マガモ:松池(堺)
2012/11/16
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO12800 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ホシハジロ:尾美濃池(堺)
2012/11/16
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO900 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ヒドリガモ:田辺池(堺)
2012/11/16
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO560 F6.3)
露出補正 なし
トリミング


 11月に入ってからの探鳥・蝶日誌を再開することにした。詳しくは、【探鳥・蝶ウォーク日誌(from 2012/Nov ?)】を参照ください。

 

2012年5月26日

隠居の探鳥・蝶ウォーク:親鳥を 真似て潜りおる 鳰の子ら


 5月24日は、薄曇りながらいい天気となった。肺炎で入院していた孫も退院したので、禁足令が解けた。
 ニュータウンの庭代台一丁に住む友達の家の前の小さな遊水池に、カイツブリの親子が泳いでいるという。いつもの散策南コースから少し寄り道をすれば、行くことができる。

 いつものように、和田川を上流の南に向かって歩き始めると、ケリ・ヒバリの鳴き声に混じって、オオヨシキリの"ギョシギョシ チカチカ"が聞こえてきた。この春、河川床工事をしていた少し上流は、萱がまだ残っていて緑の葉を茂らせてきている。これらの茂みの中で啼いているのだ。しばらく観察していると、チガヤの中をあちこちと動き回っている。一羽が川岸の冊にちょっとの間留まったが、すぐに萱の中に飛び込んでしまった。オオヨシキリをこのあたりで観察するのは初めてである。

 檜尾地区の畑から、ニュータウンに出て目指す池に向かってみると、カイツブリの成鳥2羽が、池の真ん中あたりで幼鳥3羽に子育ての特訓をしているようであった。幼鳥は水に潜る仕草はするもののすぐに浮いてくる。カイツブリの子育ては、昨年5月25日に、摺鉢池で観察している。

 この時期、鳥や蝶ばかりでなく花に目を向けると、名前をしらない野の花が、あちらこちらに咲いている。花の名前の同定は、種類が多く図鑑やネットでサーチしてもなかなか難しい。こんな時には、いつも【K's Bookshelf】の【この花の名は?掲示板】にお世話になる。今回も、センダンの花アカバナユウゲショウという花の名前を教えてもらった。
そのときのアカバナユウゲショウについてのやり取りを引用させてもらうと、以下のようであった。

nshuhei
毎々、お世話になります。
昨日、畑の畦で撮りました。
花の形が特徴的なので、サーチすればすぐに分かるだろうと思っていましたが、どうもピッタリの花の名前がヒットしません。
背の高さは、せいぜい 50cmまでです。葉・茎は菊に似ているように思います。花の大きさは、1cmくらいの可憐な花です。
よろしくお願いいたします。
rakuichi
アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)と思われます。
nshuhei
rakuichiさん
早速のご教示ありがとうございます。
ネットサーチして確認しました。
「四季の山野草」(http://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_518.htm)のページでは、"マツヨイグサのように、淡紅色の花を夕方に開かせるのでこの名がある。"とありますが、写真を撮ったのは午前9時頃とおもいます。
setton8
私も昼間に咲いているのを見ています。興味深い記事がありましたので引用します。
 http://homepage2.nifty.com/syokubutu-kensaku/topic27.html
 http://pepd.blog66.fc2.com/blog-entry-52.html
このようにして、ネットを通じて知識は増えていくのであるが、すぐに忘れるので記録しておかねばならない。ブログは、物忘れがひどい年寄りには、ありがたいシステムである。

センダンの花;クリックすると大きな写真になります ナヨクサフジ;クリックすると大きな写真になります 野ばら;クリックすると大きな写真になります ウツギ;クリックすると大きな写真になります
センダンの花:大森(堺)
参照:センダンの実は白い
2012/5/24
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
絞り優先オート
(1/100s ISO1250 F32.0)
露出補正 +2/3
ナヨクサフジ:檜尾(堺)
2012/5/24
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 290mm
(35mm相当435mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO640 F6.3)
露出補正 なし
野ばら:檜尾(堺)
2012/5/24
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
絞り優先オート
(1/100s ISO1100 F32.0)
露出補正 なし
ウツギ:檜尾(堺)
2012/5/24
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 420mm
(35mm相当630mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO320 F6.3)
露出補正 なし
ノアザミ;クリックすると大きな写真になります アカバナユウゲショウ;クリックすると大きな写真になります ヤナギハナガサ;クリックすると大きな写真になります ハコネウツギ;クリックすると大きな写真になります
ノアザミ:檜尾(堺)
2012/5/24
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
絞り優先オート
(1/100s ISO1600 F32.0)
露出補正 なし
アカバナユウゲショウ:檜尾(堺)
2012/5/24
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 290mm
(35mm相当435mm)
絞り優先オート
(1/100s ISO1100 F32.0)
露出補正 なし
ヤナギハナガサ:檜尾(堺)
2012/5/24
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 170mm
(35mm相当255mm)
絞り優先オート
(1/100s ISO1100 F29.0)
露出補正 なし
ハコネウツギ:美木多(堺)
2012/5/24
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 380mm
(35mm相当570mm)
絞り優先オート
(1/100s ISO500 F32.0)
露出補正 なし


オオヨシキリ;クリックすると大きな写真になります カイツブリ親子;クリックすると大きな写真になります セグロセキレイ;クリックすると大きな写真になります ケリ;クリックすると大きな写真になります
川岸の冊に留まったオオヨシキリ:檜尾(堺)
2012/5/24
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
絞り優先オート
(1/100s ISO4500 F32.0)
露出補正 なし
トリミング
カイツブリ親子:庭代台(堺)
2012/5/24
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO900 F6.3)
露出補正 -2/3
トリミング
セグロセキレイ:美木多(堺)
2012/5/24
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO160 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ケリ:美木多(堺)
2012/5/24
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO1250 F6.3)
露出補正 なし
トリミング

 カメラ操作にまだまだ未熟で、シャッター優先にすべきところを絞り優先だったり、その時の絞りの確認できていなかったりでミスばかりである。被写体がじっとしていてくれないせいにしているのだが。

コチャバネセセリ;クリックすると大きな写真になります ヒメウラナミジャノメ;クリックすると大きな写真になります サトキマダラヒカゲ;クリックすると大きな写真になります ツマグロヒョウモン;クリックすると大きな写真になります
コチャバネセセリ:檜尾(堺)
2012/5/24
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO1250 F6.3)
露出補正 なし
ヒメウラナミジャノメ:檜尾(堺)
2012/5/24
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 380mm
(35mm相当570mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO1250 F6.3)
露出補正 なし
サトキマダラヒカゲ:檜尾(堺)
2012/5/24
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO1800 F6.3)
露出補正 なし
ツマグロヒョウモン:檜尾(堺)
2012/5/24
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO400 F6.3)
露出補正 なし


2012年5月21日

隠居の探鳥・蝶ウォーク:ヨシキリは 小満の日食 告げており


 まだ乳飲み子の孫が肺炎で入院して、アッシー役の私に禁足令がでたせいもあって、探鳥・蝶ウォークができないでいた。土曜日となって孫の父親が代わりをしてくれたので、久しぶりに歩いて見ることにした。快晴である。

 5月4日散策した時に、今年初めてオオヨシキリの鳴き声を聞いたが、残念ながら葦の茂みからは姿を現してくれなかった。赤い口を開けて仰々しく啼く姿を撮りたくて、北部コースを歩いて見ることにした。このコースでは、野々井と大庭寺にある小さな葦の茂みで昨年も撮っているのだ。
 日本野鳥の会あたりでは、ツバメの数が減ってきていることを問題にしているが、野々井あたりの畑地では今年も元気に飛び回っている。だが、ツバメの飛翔を撮るのは困難である。なんとか工夫してみたいものだ。

オオヨシキリの住み処;クリックすると大きな写真になります 野々井の葦の茂みに近づくと、オオヨシキリが近くの土堤に植わっている大きなハゼの木との間を飛び回っているようだ。葉の蔭や葦の茂みの中で、大きな声で啼いているのだが、ウグイスと同じように姿が見えない。だが、オオヨシキリはときには葦の細い穂先に出てきて啼いてくれる。今日も駄目かと諦めかけた時に、ハゼの樹の中で啼いていると思ったオオヨシキリが、少し離れた葦の穂先に留まっているのを見つけた。いつもセットしている高速連写で、かなりの数のショットを撮った。パソコンで整理してみると、細い葦の穂先で赤い口を見せながら啼いているショットがあった。よほど体重は軽いのだろうか、留まるのが上手なのか、葦は曲がることはない。

 これに気をよくして、大庭寺の葦の茂みにも足を向けてみることにした。ついでに、しばらく立ち寄っていない咄池に回ってみた。ここには、カルガモのペアとカワウ一羽が、池に浮いていた。多少気温が低いせいか、蝶はあまり飛んでいない。
 この池の近くでも賑やかなオオヨシキリの鳴き声が聞こえてくる。水が枯れた蓮池に生えた葦の茂みあたりでの鳴き声がうるさいが、姿が見えない。オオヨシキリを初めて見たのは、ここから少し離れた小さな葦の茂みである。そちらに向かうと、葦の先の方で啼いているのを見つけた。すぐに茂みに隠れてしまったので、帰りかけると、高さ2mほどの庭木の先でも、オオヨシキリが鳴いている。野々井よりも、こちらのほうが数は多いようである。同じ庭木の梢には、同じぐらいの大きさのモズがこちらは黙ってとどまっていた。
 
オオヨシキリ;クリックすると大きな写真になります オオヨシキリ;クリックすると大きな写真になります オオヨシキリ;クリックすると大きな写真になります モズ;クリックすると大きな写真になります
オオヨシキリ:野々井(堺)
2012/5/19
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート(1/800s ISO560 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
オオヨシキリ:大庭寺(堺)
2012/5/19
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート(1/1000s ISO200 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
オオヨシキリ:大庭寺(堺)
2012/5/19
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート(1/1000s ISO220 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
モズ:大庭寺(堺)
2012/5/19
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 420mm
(35mm相当630mm)
シャッター優先オート(1/1000s ISO800 F6.3)
露出補正 なし
トリミング

詳細は、探鳥・蝶ウォーク日誌(from 2011/10/31?   )を参照ください。

2012年4月20日

隠居の探鳥・蝶ウォーク:アオサギが トノサマカエル 飲み込みて   


 4月12日、花見のつもりで、ご近所南コースを散策した。二級河川和田川沿いには、桜の木はあまりない。川床に生える萱の茂みにはまだアオジがいるが、ツバメなどの夏鳥に代わってきた。
 いつもじっと佇んでいるアオサギが、トノサマガエルだろうか大きなカエルを嘴に咥えてから、時間をかけて飲み込んだ。これほどダイナミックな採餌を見たのは初めてである。また、同じ散策中に、片脚がなく嘴が傷ついた個体をみた。優雅に見えるアオサギも凄まじく生きているのだ。

カエルを咥えたアオサギ;クリックすると大きな写真になります 脚を残してほぼ飲み込んだ;クリックすると大きな写真になります 飲み込んだカエルで喉が膨れている;クリックすると大きな写真になります 片脚がないアオサギ;クリックすると大きな写真になります
カエルを咥えたアオサギ:和田川・大森(堺)
2012/4/12
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm) シャッター優先オート(1/1000s ISO500 F6.3)
露出補正 なし
脚を残してほぼ咥え込んだ:和田川・大森(堺)
2012/4/12
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm) シャッター優先オート(1/1000s ISO450 F6.3)
露出補正 なし
飲み込んだカエルで喉が膨れている:和田川・大森(堺)
2012/4/12
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm) シャッター優先オート(1/1000s ISO450 F6.3)
露出補正 なし
片脚がないアオサギ:檜尾・和田川(堺)
2012/4/12
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 290mm
(35mm相当435mm) シャッター優先オート(1/1000s ISO280 F6.3)
露出補正 なし


 桜に目を奪われているうちに、畑の畦道の野草も、すっかり春模様になっている。モミジバヒメオドリコソウやナズナは彼岸の頃から咲いているし、レンゲやシロツメクサも満開になってきた。
 菜の花にはモンシロチョウ、タンポポにはキタテハが吸蜜するようになった。

モミジバヒメオドリコソウ;クリックすると大きな写真になります ナズナ;クリックすると大きな写真になります レンゲ;クリックすると大きな写真になります シロツメクサ;クリックすると大きな写真になります
モミジバヒメオドリコソウ:美木多上(堺)
2012/4/12
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 210mm
(35mm相当315mm) シャッター優先オート(1/1000s ISO720 F6.0)
露出補正 なし
ナズナ:美木多上(堺)
2012/4/12
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 116mm
(35mm相当174mm)絞り優先オート(1/125s ISO100 F10.0
露出補正 なし
レンゲ:美木多上(堺)
2012/4/12
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 210mm
(35mm相当315mm)絞り優先オート(1/100s ISO100 F10.0
露出補正 なし
シロツメクサ:野々井(堺)
2012/4/8
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 140mm
(35mm相当210mm)絞り優先オート(1/100s ISO250 F16.0
露出補正 なし
菜の花にモンシロチョウ;クリックすると大きな写真になります タンポポにキタテハ;クリックすると大きな写真になります シジュウカラ;クリックすると大きな写真になります モズ;クリックすると大きな写真になります
菜の花にモンシロチョウ:檜尾(堺)
2012/4/12
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm) シャッター優先オート(1/1000s ISO220 F6.3)
露出補正 なし
タンポポにキタテハ:美木多上(堺)
2012/4/12
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm) シャッター優先オート(1/1000s ISO500 F6.3)
露出補正 なし
シジュウカラ:美木多上(堺)
2012/4/12
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm) シャッター優先オート(1/1000s ISO1400 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
モズ:美木多上(堺)
2012/4/12
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm) シャッター優先オート(1/1000s ISO560 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
 

詳細については、【探鳥・蝶ウォーク日誌(from 2011/10/31?   )】を御覧ください。

2012年3月27日

隠居の探鳥ウォーク:田起こしの 畦の緑に ひばり啼く


 お彼岸が過ぎたが、暖かくなったり、風が強く寒かったりの日が続いている。雨が続くこともあったりして、なかなか探鳥ウォークができないでいる。
 それでも、この時期は季節が移っていることが、そこここに感じられる。お彼岸の3月19日、堺自然ふるさと村へいってみると、デジスコなどを三脚に据えた同年代のバードウォッチャーが数人、ルリビタキやジョウビタキなどを狙っていた。が、皆さん空振りのようであった。この道の先輩諸氏からは、近辺の鳥情報は色々と教えてもらったが、私のファイルに残っている鳥は、アオジとキセキレイのみであった。
 いつもの小さな小川沿いの路から離れて、小さい丘に登ってみると早咲きの彼岸桜が咲いていた。このふるさと村で春先によく見かけるコバノミツバツツジは、まだ蕾が固いようであった。
 駐車場へ帰り道、足元をふと見ると羽のすり切れた見慣れない蝶が、転がっている石に留まっている。今年になって初めて見る蝶である。Studio YAMAKO のオーナーに教えを乞うと、以下のようなに教えてくれた。
 送っていただいた写真の蝶はテングチョウです。成虫で越冬しますので、春先に良く見かけます。

堺自然ふるさと村:3月19日
彼岸桜;クリックすると大きな写真になります テングチョウ;クリックすると大きな写真になります アオジ;クリックすると大きな写真になります キセキレイ;クリックすると大きな写真になります
彼岸桜:堺自然ふるさと村
2012/3/19
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 116mm
(35mm相当174mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO250 F5.3)
露出補正 なし
シャドウ+レタッチ
テングチョウ:堺自然ふるさと村
2012/3/19
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO400 F6.3)
露出補正 なし
アオジ:堺自然ふるさと村
2012/3/19
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO400 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
キセキレイ:堺自然ふるさと村
2012/3/19
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO1600 F6.3)
露出補正 なし
トリミング


和田川・大森付近;クリックすると大きな写真になります 3月21日、川床の洗掘工事が終わってコンクリート・ブロックが敷き詰められた和田川・大森から南にたどった。この川には、野鳥の姿を望むのは無理である。
 ただ、檜尾から南の和田川は雑草が茂ったままであり、川面をすれすれに飛ぶ姿は一瞬カワセミか思ってしまうが、よく見ると色の地味なイソシギが岩の上で尾羽を上下にせわしく動かしていたりする。
 川横の民家の庭先にある緑の枝が伸びてきた樹木には、モズが2羽飛んできて留まっていたりする。この鳥はあまりセカセカとは動かないので、ファインダーに収めやすい。
 先日、シロハラがきていた住宅街の中にある明治池のヌルデの実の房には、今度はツグミとヒヨドリが啄みにきていた。

泉北ニュータウン栂南部地区:3月21日
イソシギ:和田川;クリックすると大きな写真になります モズ;クリックすると大きな写真になります ツグミ;クリックすると大きな写真になります ヒヨドリ;クリックすると大きな写真になります
イソシギ:和田川・檜尾(堺)
2012/3/21
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO720 F5.3)
露出補正 なし
トリミング
モズ:美木多上(堺)
2012/3/21
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO450 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ツグミ:明治池(堺)
2012/3/21
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO2800 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ヒヨドリ:明治池(堺)
2012/3/21
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO1800 F6.3)
露出補正 なし
トリミング


 3月25日日曜日、今度は泉北ニュータウン栂地区の北部を歩いてみた。気象情報では、春一番とは言っていなかったが、風速3m以上の強い風が吹いている。鳥の姿は少ない。野々井地区の農道を歩いているとウグイスのホーホケキョに混じって、ケリの鋭い鳴き声とヒバリのさえずりが風にかき消されるが、聞こえてくる。ヒバリのさえずりは、先日(3月10日)も聞いたのだが姿を見つけることが出来なかった。今回は、さえずりをたよりに畦道を辿っていくと、一羽が中空に風に逆らって飛び上がってさえずった。その降りたあたりに目を凝らすと、3羽のヒバリがもつれている。どうやら、縄張り争いをしているらしかった。カメラのセットをプログラム・オートにしていたために、ヒバリたちの諍いをカメラに収めることができなかった。
 水鳥はまだ北へ帰っていないかと確かめにいくと、数は少し減っているように思われた。キンクロハジロは、さかんに潜水を繰り返して餌を探しているようであった。 

 
泉北ニュータウン栂北部地区:3月25日
ヒバリ;クリックすると大きな写真になります ヒバリ;クリックすると大きな写真になります ケリ;クリックすると大きな写真になります バン:尾美濃池;クリックすると大きな写真になります
ヒバリ:野々井(堺)
2012/3/25
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
プログラムオート
(1/125s ISO100 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ヒバリ:野々井(堺)
2012/3/5
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
プログラムオート
(1/160s ISO100 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ケリ:野々井(堺)
2012/3/25
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO360 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
バン:尾美濃池(堺)
2012/3/25
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO640 F6.3)
露出補正 なし
トリミング

詳細は、探鳥・蝶ウォーク日誌(from 2011/10/31?   )をご覧下さい。

2012年3月20日

隠居の探鳥ウォーク:垂れ下がる ヌルデの房に シロハラが


 ウグイスの初鳴きを聞いて1ヶ月以上になったが、その他の春鳥のさえずりはまだ少ない。寒い日が続いたせいだろう。それでも、田おこしが始まっている畑地を歩くとヒバリのさえずりが聞こえてきたりする。だが、保護色にちかい姿は、なかなか見つからない。
 その点、まだ北へ帰らない水鳥たちは、見つけやすい。ヒドリガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロなどが、まだとどまっているし、近辺ではあまり見かけないオオバンが、池の岸から倒れ下がった竹の緑葉に飛びついていたりする。

 まだ、高い山では住みにくいのか、アオジが、アチラコチラに出現する。?鳴き声と羽根でわかる野鳥図鑑?には、次のような説明がある。
北海道、本州、四国、九州、沖縄で、留鳥や漂鳥として見られる。繁殖期は標高1000m 以上の草原などに生息し、冬lこなると平地に降りてくる。地上を跳ねながら歩いて草の実を食べる。冬の間は、街中の公園や庭先などでも、地面に降りて落ちている種をついばむ様子を見ることができる。ただし、警戒心が強く、すぐやぶの中に逃げ込んでしまう。鳴き声も「チッ」とい小さなものに。抱卵はメスが行う。


 ツグミシロハラも冬鳥で、まもなく北へ帰るようであるが、帰るようになってから目につきだした。上の図鑑によれば、シロハラは警戒心が強く、すぐ逃げるらしいが、ぶどうのように房で垂れ下がったヌルデの実を啄むのに一生懸命で、何枚かの写真を撮らしてくれた。留鳥のモズシジュウカラも繁殖期になってきたのか、姿をよく見るようになった。

もうすぐ北へ帰る水鳥たち
コガモ;クリックすると大きな写真になります ヒドリガモ;クリックすると大きな写真になります キンクロハジロ;クリックすると大きな写真になります ホシハジロ;クリックすると大きな写真になります
コガモ♂:明治池(堺)
2012/3/14
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO800 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ヒドリガモ:田辺池(堺)
2012/3/14
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO450 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
キンクロハジロ♂:尾美濃池(堺)
2012/3/14
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO450 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ホシハジロ:尾美濃池(堺)
2012/3/14
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/640s ISO200 F7.1)
露出補正 なし
トリミング

もうすぐ北や高い山へ帰る小鳥たちなど
アオジ;クリックすると大きな写真になります ツグミ;クリックすると大きな写真になります シロハラ;クリックすると大きな写真になります モズ;クリックすると大きな写真になります
アオジ:大森(堺)
2012/3/14
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO800 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ツグミ:美木多上(堺)
2012/3/14
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO280 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
シロハラ:明治池(堺)
2012/3/14
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO1800 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
モズ( 留鳥):美木多上(堺)
2012/3/14
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO200 F7.1)
露出補正 なし
トリミング

詳細は、探鳥・蝶ウォーク日誌(from 2011/10/31?   )をご覧下さい。

 

2012年2月22日

隠居の探鳥ウォーク:雨水きて ウグイス鳴きぬ 冬晴れに 

 
 2月19日は、立春から始まる24節季の2番目 雨水である。Wikipedia には、
 空から降るものが雪から雨に変わり、雪が溶け始めるころ。『暦便覧』には「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となればなり」と記されている。それゆえ、この時節から寒さも峠を越え、衰退し始めると見ることもできる。
 春一番が吹き、鶯の鳴き声が聞こえ始める地域もある。
 昔から農耕の準備を始める目安とされてきた。
とある。まさか、こんなに寒いのに、ウグイスは鳴かないだろうと、いつもの探鳥ウォークに出かけた(2月16日)。だが、泉北高速鉄道の栂・美木多駅に近い原山台公園で、まだ覚束ない鳴き声だが、ウグイスのさえずりを今年になって初めてきいた。が、生活雑音やカラスの鳴き声にかき消されて、上手く音録りできなかった。
 2月19日、雨水本番の日、探鳥ウォーク北コースである野々井の畑の中に少しばかり残っている雑木の中で、今度はすこしましなさえずりを聞いた。だが、姿は雑木に絡まったつたのなかに隠れて動きまわり、なかなか撮ラえきれなかった。
畑では田起こしが始まっていて、カワラバトやムクドリが集団で掘り起こされた土の中に忙しく餌を探していた。農作業は、春の準備を始めているのだ。

 ウグイスの鳴き声が聞こえるようになって、気のせいか、小鳥の姿も種類も数も少しずつ増えてきたような気がする。カワラヒワやシジュウカラの集団も目にするようになった。その点、モズが集団でいることは見たことがない。なお、モズは、大阪府の府の鳥および堺市の市の鳥に指定されている。堺市には、百舌鳥という地名が仁徳御陵の近くにある。
 なお、詳細は 【探鳥日誌 -current 】を参照ください。

モズ;クリックすると大きな写真になります 真っ白なカワラバト;クリックすると大きな写真になります シジュウカラ;クリックすると大きな写真になります カワラヒワ;クリックすると大きな写真になります
モズ:和田川・美木多上(堺)
2012/2/16
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO560 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
真っ白なカワラバト:庭代台公園(堺)
2012/2/16
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO1100 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
シジュウカラ:庭代台公園(堺)
2012/2/16
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO2800 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
カワラヒワ:庭代台公園(堺)
2012/2/16
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 460m
(35mm相当680mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO640 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
カシラダカ;クリックすると大きな写真になります ミミズを咥えたモズ;クリックすると大きな写真になります ウグイス;クリックすると大きな写真になります ジョウビタキ♀;クリックすると大きな写真になります
カシラダカ:野々井(堺)
2012/2/19
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO560 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ミミズを咥えたモズ:野々井(堺)
2012/2/19
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO450 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
全身が見えないウグイス:野々井(堺)
2012/2/19
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO800 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ジョウビタキ♀:堺西高校(堺)
2012/2/19
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO250 F6.3)
露出補正 なし
トリミング


2012年2月11日

隠居の探鳥ウォーク:ぐるぐると ハシビロガモが 餌を食み 


 立春が過ぎたあと2日間ほどかなりの雨が降ったが、そのあとまた寒くなった。2月8日、散策出かけるときには気温が低いだけでなく風も強いので、いつも携行している携帯気象計 Kestrel4000 で Wind chill (体感温度)を確認すると、氷点下マイナス0.2℃を示していた。

 それでも、鳥たちは元気だった。先日、カシラダカを観察した葦の茂みには、こんどはホオジロが群れていた。カシラダカはお腹が白いが、ホオジロはオレンジぽいというのが判別のポイントらしい。

 ヘラブナを養殖している尾美濃池では、カワウ避けに池の上1mくらい張り巡らせてある透明の網の下で泳いでいたアオサギが低空飛行で脱出をを試みていた。網には、昨秋にこの罠に引っかかっていて息絶えていたハシビロガモの亡骸がぶら下がったままである。

 この時期もムクドリは元気である。元気であると言うより強靭である。子供が6?8個食べれば死に至るという実がたわわに実っているセンダンの大木が、三木閉地区に2本ある。このセンダンの実に、ムクドリが群がって啄んでいた。彼ら彼女らは、どのような解毒機能を持っているのだろうか。

クリックすると動画が始まります 摺鉢池にいってみると、池が氷結していて場所を変えていたハシビロガモが帰ってきていた。集団になって、かなりのスピードでぐるぐる回りながら、藻かなにかを幅の広い嘴で掬うように食していた。数も多いし、回転のスピードが早いので、羽数はカウント出来なかった。
?鳴き声と羽根でわかる野鳥図鑑?によると、餌はプランクトンで、「集団で水面をぐるぐる回って渦を作り、その中心に食べ物を集めて採食することから、「クルマガモ(車鴨)」とも呼ばれている。」とある。
(右の写真をクリックすると、Windows Media Player が立ち上がり、動画が始まるはずです。再生されない場合は、ルールバー【ツール】⇒【オプション】⇒【ファイルの種類】で、?Windows Media ビデオファイル?にチェックが入っているかどうか確認ください。)
 Nikon D7000 で初めて動画を撮った。このような野鳥の動きには、なかなか有用だと思うが、記録とするにはもう少し習熟が必要だ。編集は、Microsoft の Movie maker というソフトを使った。 

ホオジロ;クリックすると大きな写真になります カワラヒワ;クリックすると大きな写真になります アオサギ;クリックすると大きな写真になります ムクドリ;クリックすると大きな写真になります
ホオジロ:野々井(堺)
2012/2/8
Nikon D7000
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO1250 F5.6)
露出補正 なし
トリミング
カワラヒワ:堺西高校(堺)
2012/2/8
Nikon D7000
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO200 F9.0)
露出補正 -2/3
トリミング、レタッチ
アオサギの低空飛行:尾美濃池(堺)
2012/2/8
Nikon D7000
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO800 F5.6)
露出補正 なし
トリミング
センダンの実を咥えるムクドリ:三木閉(堺)
2012/2/8
Nikon D7000
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO200 F9.0)
露出補正 -2/3
トリミング


 2月10日金曜日、気温は低いが風もなく晴れたので、小鳥を求めて光明池地区の新檜尾台公園・甲斐田川を目指した。期待した小鳥たちとは、あまり巡り合えなかったが、新檜尾台公園の樹々の間をメジロが数多く動き回っていた。

モズ コゲラ;クリックすると大きな写真になります メジロ;クリックすると大きな写真になります セグロセキレイ;クリックすると大きな写真になります
モズ:大森(堺)
2012/2/10
Nikon D7000
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO1250 F5.6)
露出補正 なし
トリミング
コゲラ:赤坂台(堺)
2012/2/10
Nikon D7000
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO360 F5.6)
露出補正 +2/3
トリミング
メジロ:新檜尾台公園(堺)
2012/2/10
Nikon D7000
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO3200 F5.6)
露出補正 なし
トリミング
セグロセキレイ:和田川・大森(堺)
2012/2/10
Nikon D7000
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO400 F5.6)
露出補正 なし
トリミング

詳細は、探鳥日誌(current)を参照ください。

kestrel
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2012年2月 6日

隠居の探鳥ウォーク:幼な子の セグロセキレイ 立春に 


 明日は立春という節分の日、このシーズンでもっとも冷え込んだ。溜池めぐりをすると、小さな池である松池・西の池・摺鉢池は、ほとんで全面氷結である。氷結すると、水鳥は浮いていることが出来ず、氷が張っていない部分が多い他の池に移動しているようだ。いつも摺鉢池にたくさん休んでいるハシビロガモは、ひとつおいた隣の池の尾美濃池に、引越ししていた。
ヒドリガモの飛来池田辺池には、遠くに見慣れないカモが後ろ向きに3羽浮いている。撮った写真をトリミングしてみると、この近辺では見たことのないヨシガモ(尾羽に特徴がある)であった。普段いる池が氷結したのだろうか。

 野々井の葦の茂みには、ホオジロ類が集まる。だが、一見して種別の判別は難しい。ネットに、【紛らわしい野鳥の見分け方】というページがある。ここに、ホオジロとカシラダカの見分け方としては、腹の色を見るのがいいのだそうだ。白ければカシラダカ、ホオジロは腹部がオレンジっぽいのだそうだ。この日撮った写真を見ると、腹の色は白いからカシラダカだろう。スズメかと思うぐらい沢山群れていた。
 これから何かを植えるのか、畝に耕された畑に、セキレイがやってきた。あまり、警戒もなしに近くに寄ってくる。撮った写真でも判定しかねた。このようなときは、【野鳥識別掲示板】で教えを乞う。ほんわかさんという方が、セグロセキレイの幼鳥ではないかと教えてくれた。ネットのコミュニケーションは素晴らしい。

 立春の日、洗掘した川床の工事が進んでいる二級河川の和田川の南コースを歩いた。気温は低く朝方降った雪がうっすらと川の土堤をうっすら白くしている。川床の西洋からし菜などの雑草が剥ぎ取られた、重機でひっくり返された跡にも餌があるのか、イソシギやセグロセキレイが黒い土をつついていた。

 立春の翌日、気温は相変わらず低いが晴天・無風となった。昨日、愛用していた ΣAPO 50-500mm のAF(Auto Forcus) 機能が働かなくなってしまった。点検・修理に宅急便で送ってしまったので、この日はバックアップとしておいてあった ΣAPO 120-400mm を装着した。NikonD7000 とのコンビで使うのは初めてである。 50-500mm よりだいぶ軽く感じる。機動性が高くなったので、小鳥狙いを重点とすることにした。だが、残念ながらいい写真は撮れなかった。

モズ;クリックすると大きな写真になります カシラダカ;クリックすると大きな写真になります セグロセキレイ幼鳥;クリックすると大きな写真になります アオサギ;クリックすると大きな写真になります
モズ:大森・和田川(堺)
2012/2/3
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO400 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
カシラダカ:野々井(堺)
2012/2/3
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO220 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
セグロセキレイ幼鳥:野々井(堺)
2012/2/3
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO220 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
アオサギの飛翔:野々井(堺)
2012/2/3
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1250s ISO250 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ムクドリ;クリックすると大きな写真になります ヨシガモ;クリックすると大きな写真になります コゲラ;クリックすると大きな写真になります コガモの幼鳥;クリックすると大きな写真になります
センダンの実を食べに来た?ムクドリ:三木閉(堺)
2012/2/3
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 290mm
(35mm相当435mm)
シャッター優先オート
(1/1250s ISO200 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ヨシガモ:田辺池(堺)
2012/2/3
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1250s ISO5000 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
コゲラ:スポーツ公園(堺)
2012/2/5
Nikon D7000
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO360 F5.6)
露出補正 なし
トリミング
コガモの幼鳥:和田川・大森(堺)
2012/2/3
Nikon D7000
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO800 F5.6)
露出補正 なし
トリミング

詳細は、探鳥日誌(current)を参照ください。

2012年1月29日

隠居の探鳥ウォーク:寒空に ハゼの実啄む カワラヒワ


 この冬の時期でも、アオサギには必ず出会う。ほとんどの場合は、川床の草の上とか、池に張り出した樹の枝などに留まって、じっと餌を狙っている。ただ、餌を捕まえているのを見ることはめったにない。それに、少なくともこの近辺では2羽以上でいることを見ることはない。それに、川や池に浮いているのを見ることはない。人を見ても、すぐに飛び立つことはないので、写真は極めて撮りやすい。
 そんな疑問もあって、ネットサーチしてみると、【アオサギを議論するページ】というサイトがあることが分かった。そのサイトに、掲示板があるので、次のような投稿をしてみた。

 ド素人、老人の初めての投稿です。
的外れ、お許し下さい。

 アオサギが泳ぐかどうかについて、話題になっているページを見ました。
 大阪郊外を探鳥ウォークするたびに、アオサギと出会いますが、泳いでいるのを見たのは一度きりです。
 ヘラブナを養殖している池で、池の上(1mくらいのところ)には、カワウよけに、テグス様の糸が張り巡らせてあります。
 岸辺に佇んでいたアオサギが、私が間近に近づいたのを察して、池に滑り込んで浮いていました。しばらくして、うまく糸をくぐり抜けて飛んで行きました。

ところで、教えて下さい。アオサギが群れになっているのは見たことがありません。そこそこの範囲で縄張りがあるのでしょうか。


 すると2時間も立たないうちに、まつ@管理人 から以下のような回答を頂いた。この歳になっても、知らないことばかりだ。アオサギの群れを一度見たいものだ。

nshuheiさん、どうもはじめまして。
珍しいシーンを載せていただきありがとうございます。アオサギは水かきがないので、ハクチョウやカモのようにスイスイとは泳げませんけど、彼らなりにがんばって脚で水を掻いているのでしょうね。人が犬かきで泳ぐようなものでしょうか。

アオサギが群れを作るか作らないかは餌の分布状況によって変わります。川や水田のような環境だと群れで見かけることはまずありませんが、餌がふんだんにあるところでは群れで採餌しています。写真は北海道東部の野付湾です。ここにはハゼ類やガジ、ギンポといった底生魚が高密度で生息しています。このときはちょうど大潮の干潮時で、アオサギにとって絶好の採餌場になっていました。白く見えているのはほぼ全てアオサギです。御覧のように、お互いごく近い距離で餌を探しています。遠くからだとごちゃごちゃいるように見えますけど、実際は1メートル半かそこらお互いに距離を空けているはずです。それ以上近づくと威嚇されたり飛びかかって来られたりしますので。

それと縄張りについてですが、一般的な意味での縄張りというのはアオサギにはありません。縄張りは巣を中心としてその周りの餌場を他のつがいから防衛するものですが、アオサギの場合、巣と餌場は離れたところにあるのが普通なので、常に餌場にいてその場を防衛するというのは不可能なんですね。どんなにお気に入りのポイントがあっても、子育てのためには巣に戻らなければなりませんし、その間、その餌場はがら空きになってしまいますから。

ただ、そういう厳密な意味での縄張りにこだわらなければ、複数の個体が隣接して採餌する場合にテリトリーらしきものができることはあります。もっとも、これも餌の得られやすさによって変わってきますし、縄張りの範囲はこのくらいと一概に定義できるものではありません。たとえば、川の餌場では、ときに10メートルも20メートルも先に降り立った個体をわざわざ追い払いに行ったりしますが、写真のような餌場で、10メートル四方を防衛しようとすると、追い払うことばかりに時間を取られて、何ほども餌を獲れないうちに潮が満ちてしまいます。こういう所では、テリトリーを作るよりは、目先の魚をせっせと獲っていったほうが得なんですね。

それから、冬は夏のように子育てがありませんから、特定の場所に定着することが可能で、それだけ縄張りもできやすいようです。ともかく、アオサギの場合、パターン化した行動というのはあまりなくて、何事もケースバイケースでやっているみたいですよ。


 1月17日のブログで、近くの二級河川で川床工事が進んでいることを書いたが、その掘り返された川床にも、アオサギとコサギがやってきていたので、いささかほっとした。鳥たちにとっては、汚いかどうかは問題でなくて、餌があるかどうかが重要問題のようだ。

 樹木が葉を落として裸樹になっているせいか、小鳥類の姿をよく観察するようになった。シロハラやツグミのように冬鳥も来ているが、モズ・カワラヒワ・エナガ・コゲラ・シジュウカラといった留鳥を見かけることも多い。とくに、カワラヒワがあちらこちらに姿を現している。
 ハクセキレイ・セグロセキレイも、この時期元気である。

アオサギ;クリックすると大きな写真になります アオサギ;クリックすると大きな写真になります コサギ;クリックすると大きな写真になります コサギの飛翔;クリックすると大きな写真になります
アオサギ:和田川・大森(堺)
2012/1/22
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO1250 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
アオサギ、周りにハシビロガモなど:摺鉢池(堺)
2012/1/25
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 420mm
(35mm相当630mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO450 F6.3)
露出補正 -2/3
コサギ:東谷池(堺)
2012/1/25
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO560 F6.3)
露出補正 なし
コサギの飛翔:東谷池(堺)
2012/1/25
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO200 F10.0)
露出補正 なし
トリミング
カワラヒワ;クリックすると大きな写真になります モズ;クリックすると大きな写真になります エナガ;クリックすると大きな写真になります コゲラ;クリックすると大きな写真になります
カワラヒワ:庭代台公園(堺)
2012/1/27
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO560 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
モズ:和田川・檜尾(堺)
2012/1/27
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 460mm
(35mm相当690mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO250 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
エナガ:西松尾池(堺)
2012/1/22
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1250s ISO900 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
コゲラ:庭代台公園(堺)
2012/1/22
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO12800 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
暗い樹間だったので、ISO は、設定の上限値 Hi1 となった
シジュウカラ;クリックすると大きな写真になります ツグミの水浴び;クリックすると大きな写真になります シロハラ;クリックすると大きな写真になります ハクセキレイ;クリックすると大きな写真になります
シジュウカラ:庭代台公園(堺)
2012/1/22
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1250s ISO5600 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ツグミの水浴び:緑道・原山台(堺)
2012/1/22
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1250s ISO800 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
シロハラ:西松尾池(堺)
2012/1/27
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 460mm
(35mm相当690mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO500 F6.3)
露出補正 なし
シロハラ:西松尾池(堺)
2012/1/27
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO720 F6.3)
露出補正 なし
トリミング

詳細は、【探鳥日誌】をご覧ください。

 

2012年1月17日

隠居の探鳥ウォーク:コツコツと 寒桜たたく コゲラ撮る


 寒中は、カモ類の冬鳥が飛来するので川に沿ってや大小の溜池をめぐる探鳥ウォークは結構楽しい。それに、防寒着を整えれば、暑いよりも寒さの方が耐えられる。
 この時期には、カモ類だけでなく冬鳥の小鳥がやってくる。泉北ニュータウンの栂地区にも、カシラダカ・イソシギ・シロハラや、それに最近になって、ツグミも姿を現すようになった。川床の枯れ草の茂みから茂みにスズメ大の小鳥が飛び回っている。姿をすぐ茂みに隠して、なかなか写真に撮ることが難しい。なんとか収めた写真を確認してみるとアオジであった。冬になって、平地に降りてきたらしい。

 モズは留鳥であるが、冬になると姿を見ることが多くなる。ホオジロ♀とカシラダカとの区別は難しい。少なくとも散策中は、分からない。自宅に帰って、撮った写真をじっくりと見るとなんとなく判別がつく。それでも怪しいが。
 冬になると樹木の葉が枯れ落ちるから、同じく留鳥のシジュウカラやコゲラも見つけやすく、写真も撮りやすくなる。
詳細は、探鳥日誌を参照ください。

カシラダカ;クリックすると大きな写真になります シロハラ;クリックすると大きな写真になります ツグミ;クリックすると大きな写真になります アオ;クリックすると大きな写真になりますジ
カシラダカ:野々井(堺)
2012/1/13
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先自動
(1/1000s ISO720 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
シロハラ:東谷池(堺):再掲
2012/1/5
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先自動
(1/1000s ISO25600 F29.0)
露出補正 なし
トリミング
ツグミ:和田川・美木多上(堺)
2012/1/12
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先自動
(1/800s ISO360 F6.3)
露出補正 +1.0
トリミング
アオジ:和田川・檜尾(堺)
2012/1/12
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先自動
(1/800s ISO4000 F6.3)
露出補正 +1.0
トリミング
モズ;クリックすると大きな写真になります ホオジロ♀;クリックすると大きな写真になります コゲ;クリックすると大きな写真になります シジュウカラ;クリックすると大きな写真になります
モズ:和田川・檜尾(堺)
2012/1/15
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先自動
(1/800s ISO2000 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ホオジロ♀:野々井(堺)
2012/1/13
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先自動
(1/800s ISO500 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
コゲラ:堺西高校横(堺)
2012/1/13
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 460mm
(35mm相当680mm)
シャッター優先自動
(1/800s ISO1250 F6.3)
露出補正 なし
シジュウカラ:和田川・美木多上(堺)
2012/1/13
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先自動
(1/1000s ISO250 F6.3)
露出補正 なし
トリミング


    120112_016.jpgDSC_0027-1.JPG 最近になって、少し気がかりなことが起こっている。いつも歩いている二級河川の和田川で川床の工事が始まっているのだ。洗掘とは聞きなれないことばだが、土木用語で川底が洗い流されることを言うようだ。これをフラットにする工事らしい。捨てられていたタイヤや様々なゴミが片付けられるのはいいのだが、川床に生えていた雑木や葦・蒲それに雑草が根こそぎ重機で掘り起こされている。工事を説明する看板には、この工事の請負額55百万とある。川が綺麗に(?)になっても鳥が飛んでくる環境ではなくなるだろう。コンクリートで固められた川を観察してみても意味が無い。残念だ。



2012年1月12日

隠居の探鳥ウォーク:寒中の大阪狭山池


 1月連休の真ん中の日、天気もいいので家内が野鳥を見に狭山池でも行こうかと言い出したので乗ることにした。早い昼食を済まして、車で15分ほどの池に向かってみると、休みといっても寒いのでこの時期には来る人も少ないだろうと思ったが、駐車場はほぼ満杯であった。池の周りのウォーキングや散策で、老人に混じって若いファミリーもきているようであった。

 池の北西から反時計回りに歩いて見ることにした。まず目についたのは、池の沖合に立っている祠(龍神社というらしいが)で羽を広げて休んでいるカワウたちであった。柵が設置されていて水際までは近づけないが、オオバンが岸近くの草をついばんでいた。なぜかこの池には、オオバンが多く生息していて、赤い嘴をしたバンを見かけたのは一羽だけだった。
 南のほうに歩いていくと、池の中央部あたりで見かけない白っぽい水鳥が、双眼鏡で確認すると10羽が群れて、首をすくめて休んでいた。あとでよくよく確認してみると、以前にも見かけたことのあるカンムリカイツブリであった。

 池の南部には、西除川という小さな川が流れこんでいるが、この河口付近でカモ類が群れになって飛翔を繰り返している。私のように望遠カメラを構えた人が、同じ場所腕その飛翔を連写していた。カモの飛翔の芸術的写真を狙っているのかもしれない。私の観察した限りでは、カモ類はヒドリガモハシビロガモの2種であった。

 池の南部にある葦の茂みあたりにホオジロ類を期待したが、いたのはスズメで、他は岸の枯れ草をヒバリ一羽が歩いているだけであった。昨年1月23日に来たときは、モズ・ホオジロ・ツグミが観察されたのだが。

 写真を撮りながら池を一周すると、1時間15分ほどのウォーキングである。度々、訪れるのも楽しいかもしれない。

祠のカワウ;クリックすると大きな写真になります オオバン;クリックすると大きな写真になります ヒドリガモの飛翔;クリックすると大きな写真になります ハシビロガモの飛翔;クリックすると大きな写真になります
祠のカワウ:大阪狭山池
2012/1/8
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 460mm
(35mm相当690mm)
ISO1100 1/1000s F6.3
トリミング
オオバン:大阪狭山池
2012/1/8
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
ISO900 1/1000s F6.3
トリミング
ヒドリガモの飛翔:大阪狭山池
2012/1/8
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
ISO1100 1/1000s F6.3
トリミング
ハシビロガモの飛翔:大阪狭山池
2012/1/8
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
ISO400 1/1250s F6.3
トリミング
コサギ;クリックすると大きな写真になります カイツブリ冬羽;クリックすると大きな写真になります ヒバリ;クリックすると大きな写真になります カンムリカイツブリ;クリックすると大きな写真になります
コサギ:大阪狭山池
2012/1/8
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
ISO400 1/1000s F6.3
カイツブリ冬羽:大阪狭山池
2012/1/8
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
ISO720 1/1250s F6.3
トリミング
ヒバリ:大阪狭山池
2012/1/8
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
ISO1800 1/1250s F6.3
トリミング
カンムリカイツブリ:大阪狭山池
2012/1/8
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
ISO900 1/1250s F6.3
露出補正 +1
トリミング


2012年1月 9日

隠居の探鳥ウォーク:寒の入り 葦の茂みに カシラダカ


 三が日が過ぎると正月も特にイベントはないので、雨でも降らない限り探鳥ウォークに出かける。天気予報では降らないということで1月4日にもでかけたが、すぐにみぞれが降ってきたので慌てて帰ってきた。それから4日間は、ずっと晴天続きである。

 1月7日には、久しぶりに野々井地区に出かけた。年末に歩いたときには鳥の姿はなかったが、今回は和田川そばの葦が生えているところに、ホオジロ類が動き回っていた。この種の鳥たちは、葦の茂みにすぐ隠れるので写真を撮るのは難しい。それに、うまくピントを合わせないとカメラのAF (Auto Forcus) が葦の茎に反応してしまう。
 その点、モズは高い木の梢の先で啼いてくれるし、いつも距離が遠いのが難点だが、あまり動かない。背景が空になるので、順光と逆光とでは、まだ的確に扱えないが露出補正が必要だ。
 D7000 は秒6コマの高速連写ができるので、飛ぶ鳥を撮るときには助かる。それと、AF の反応も早いように思う。この年末・年始になって、姿をよく見るようになったケリは、シロとクロの羽を広げて飛ぶ姿がきれいだ。この飛翔をきれいに撮りたかったが、今までまともな写真はない。今回は少しましな写真が撮れた。畑の落穂が狙いだろうか、カワラバトの大群がやってきて群れでついばんでいる。

カシラダカ;クリックすると大きな写真になります モズ;クリックすると大きな写真になります ケリの飛翔;クリックすると大きな写真になります> カワラバトの群;クリックすると大きな写真になります
カシラダカ:野々井(堺)
2012/1/7
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
ISO 2000 1/1000s F6.3
露出補正なし
トリミング
モズ:野々井(堺)
2012/1/7
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
ISO 200 1/1250s F6.3
露出補正なし
トリミング
ケリの飛翔:野々井(堺)
2012/1/7
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
ISO 500 1/1000s F6.3
露出補正なし
トリミング
カワラバトの群れ:野々井(堺)
2012/1/7
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
ISO 200 1/1000s F7.0
露出補正なし
メジロ;クリックすると大きな写真になります ハシビロガモ;クリックすると大きな写真になります マガモを追いかけるカルガモ;クリックすると大きな写真になります マガモ;クリックすると大きな写真になります
メジロ:堺西高校(堺)
2012/1/7
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
ISO 200 1/1000s F6.3
露出補正なし
トリミング
ハシビロガモ:尾美濃池(堺)
2012/1/7
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
ISO 200 1/1000s F7.1
露出補正なし
トリミング
ザリガニを咥えたマガモを追いかけるカルガモ:摺鉢池(堺)
2012/1/7
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
ISO 3200 1/1000s F6.3
露出補正なし
トリミング
マガモ:摺鉢池(堺)
2012/1/7
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
ISO 2000 1/1000s F6.3
露出補正なし
トリミング


詳細は、探鳥日誌(current)を参照してください。

2012年1月 6日

隠居の探鳥ウォーク:寒の入り ハクセキレイを 急ぎ撮る


 年末・年始の運動不足を解消したくて、近辺を例によって探鳥散策した。年末に手に入れた Nikon D7000 を試したかったこともある。だが、何かとイベントが多くて出そびれていた。寒いのはあまり気にならない。防寒対策をしていれば大丈夫である。

 鳥の世界には正月はない。寒いほうが元気である。
 カメラの方は、なかなか熟れない。機能が多くて、どのように使うか迷ってしまう。私の野鳥撮影は、記録が中心である。芸術的な写真を狙っていないし、狙っても撮れないと思っている。記録中心だから、鳥が現れる場所に三脚を据えて、鳥がやってくるのを待つような事はしない。鳥がいそうな場所を求めて、ウロウロと歩く。そのためには、持ち歩ける機材が必要だ。今、使っている望遠レンズシグマ APO 50-500mm である。現在のところ手持ちで撮影できる最大の望遠レンズでなかろうか。このように、カメラ本体(Nikon D7000) と合わせて 3kg もあるような望遠レンズをつけて三脚なしに撮っている人は少ないだろう。だから、教科書にあるような野鳥の撮り方ではなかなか上手くいかない。手ぶれ防止(Optical Stabilizer) はついているが、レンズを筒いっぱい伸ばして動く野鳥を撮るときは、1/750s 以上ぐらいのシャッタースピードでないと手ぶれを起こすようだ。慣れた人なら、もっと遅いシャッタースピードでも大丈夫のようなことが、レビューでは書かれているが。
 カメラのセッティングでは、よく失敗を犯す。先日(1月5日)も、ISO の設定で間違った。マニュアルを見ていると、ISO6400以上の Hi 1-2 がある。ISO感度自動制御最大値と間違って、ISO 感度設定を Hi 2 としてしまった。撮った写真をモニターで見ると、まあまあのようだったので疑念もなく、その設定で撮ってしまった。PC で確認するとざらつきが大きくいい写真ではない。私の場合、シャッタースピード優先(1/800--1/1000)で、ISO の設定は 200 にし、感度自動制御を ON にして、制限上限感度を 6400 に設定しておくのがいいようだ。あとは、露出補正を状況によって変えればいいと思う。だが、被写体を追うのが精一杯で、ついつい設定がおろそかになる。当分は、失敗を重ねるしか仕方がない。

カルガモ;クリックすると大きな写真になります モズ;クリックすると大きな写真になります ケリ;クリックすると大きな写真になります イソシギ;クリックすると大きな写真になります
カルガモ:和田川・大森(堺)
/2011/12/28
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
ISO6400 1/800s F6.3
露出補正なし
トリミング
モズ:和田川・檜尾(堺)
/2011/12/28
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
ISO800 1/800s F7.1
露出補正なし
トリミング
ケリ:和田川・美木多上(堺)
/2011/12/28
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
ISO1100 1/800s F6.3
露出補正なし
トリミング
イソシギを追い払うセグロセキレイ:和田川・檜尾(堺)
/2011/12/28
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
ISO800 1/800s F10.0
露出補正なし
トリミング
ハクセキレイ;クリックすると大きな写真になります マガモとアオサギ;クリックすると大きな写真になります キンクロハジロ;クリックすると大きな写真になります シロハラ;クリックすると大きな写真になります
ハクセキレイ:尾美濃池(堺)
2012/1/5
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
ISO H2 1/1000s F32.0
露出補正なし
トリミング
マガモとアオサギ:松池(堺)
2012/1/5
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
ISO H2 1/1000s F18.0
露出補正なし
トリミング
キンクロハジロ:摺鉢池(堺)
2012/1/5
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
ISO H2 1/1000s F32.0
露出補正なし
トリミング
シロハラ:東谷池(堺)
2012/1/5
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
ISO H2 1/1000s F29.0
露出補正なし
トリミング
バン;クリックすると大きな写真になります スズメ;クリックすると大きな写真になります アオサギの飛翔;クリックすると大きな写真になります コガモ;クリックすると大きな写真になります
バン:和田川・檜尾(堺)
2012/1/6
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
ISO H1 1/1000s F6.3
露出補正なし
トリミング
スズメ:和田川・美木多上(堺)
2012/1/6
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 380mm
(35mm相当570mm)
ISO 500 1/1000s F6.3
露出補正なし
このようなときのために、絞り優先のセットもしておいたほうがいいかもしれない
アオサギの飛翔:和田川・檜尾(堺)
2012/1/6
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 290mm
(35mm相当435mm)
ISO 320 1/1000s F6.3
露出補正なし
割合シャープに撮れた。6コマ/秒の威力か?
コガモ:和田川・檜尾(堺)
2012/1/6
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 340mm
(35mm相当510mm)
ISO 450 1/1000s F6.3
露出補正なし
コガモが等間隔で休んでいた


2011年12月28日

隠居の探鳥ウォーク:寒風に コガモ群れをり バン二羽と


 2011年も残すところあと一週間となって、寒風が吹く朝となった。このようなときには、ネックウォーマーは重宝である。耳から下にすっぽりとかぶっていると寒風もあまり気にならない。ただし、鼻の頭まで隠すと、息をするときの暖気が眼鏡にかかって、眼鏡が曇ってしまう。それで、鼻の頭だけは出すようにしている。それでも十分暖かい。先日、NHK TVで放送していたが、体温を温めるのは首筋が重要らしい。昔からのマフラーは、先人の知恵なのだ。

 寒いが、鳥を追っかけるきっかけになった泉北ニュータウンの北部にある小田之池に久しぶりに行ってみる気になった。近くを流れる二級河川の和田川は、南から北へ流れている。流れに沿って北へ上がっていくが、いつも何かが泳いでいる野々井地区あたりには、なにも見当たらない。阪和道をくぐって、稲葉地区になってコガモが6羽、泳いでいるのが見つかった。ハクセキレイが、風速4m近くの風に飛ばされるように飛んできて、体を膨らませて川底の治水用コンクリートの上をチョコチョコと動き回った。
ムクドリはこんな時にも元気だ。群れをなして電線に留まったり、畑地へ一斉に飛び降りたリする。
 肝心の小田之池は、水が抜かれていて汚い池底に処分に困って誰かが投げ捨てたと思われる泥にまみれた洗濯機や自転車がみえるだけで、鳥の姿は全くない。悲しい風景だ。少しがっかりして、足を大庭寺地区の咄池に向けた。その途中の尾知濃池にも、アオサギが1羽佇んでいるだけだった。

 高校の野球部が早朝練習らしく大きな声を出して体操している校庭の脇をすり抜けて、咄池に近づくとこちらには水鳥の気配である。50m ほど沖合に、かなりの数の水鳥が浮かんでいる。双眼鏡を覗くと、ホシハジロとコガモがより合うように群れて泳いでいる。
 ふと近くを見るとバンがゆっくりとこちらから離れていく。双眼鏡でみると嘴が白い。オオバンだ。狭山池では観察したことがあるが、泉北ニュータウンでは初めての観察である。そのうちに、嘴の赤いバンも2羽泳ぎだした。この池では、何度か観察している。

 帰り道は、いつもの散策コースである松池・尾美濃池・筆池・摺鉢池・田辺池・東谷池を通ってきた。どちらも小さい溜池である松池と摺鉢池に、沢山のカモ類がいるのが不思議だった。鳥たちも、寒い日には狭いところに集まるのだろうか。
 この日(12月26日)は、比較的暖かい日であった23日に、出会った小鳥類は、姿が見えなかった。
 詳細は、探鳥日誌をご覧下さい。

キセキレイ;クリックすると大きな写真になります
モズ;クリックすると大きな写真になりますシジュウカラ;クリックすると大きな写真になりますコゲラ;クリックすると大きな写真になります
キセキレイ:尾美濃池(堺)
2011/12/23
Nikon D7000
Σ50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO800 1/1000s F9.0
露出補正 -1.0
トリミング
モズ:三木閉(堺)
2011/12/23
Nikon D7000
Σ50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO6400 1/1000s F6.3
露出補正 なし
トリミング
シジュウカラ:東谷池(堺)
2011/12/23
Nikon D7000
Σ50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO800 1/2500s F9.0
露出補正 -1.0
トリミング
コゲラ:野々井メモリアル(堺)
2011/12/23
Nikon D7000
Σ50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO2500 1/2500s F6.3
露出補正 +0.667
トリミング
ハクセキレイ;クリックすると大きな写真になりますオオバン;クリックすると大きな写真になりますバン;クリックすると大きな写真になりますホシハジロとコガモ;クリックすると大きな写真になります
ハクセキレイ:和田川・稲葉(堺)
2011/12/26
Nikon D7000
Σ50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO6400 1/800s F6.3
露出補正 +0.667
トリミング
オオバン:咄池(堺)
2011/12/26
Nikon D7000
Σ50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO4000 1/800s F6.3
露出補正 +1.0
トリミング
オオバン:咄池(堺)
2011/12/26
Nikon D7000
Σ50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO800 1/800s F14.0
露出補正 -1.0
トリミング
ホシハジロとコガモ:咄池(堺)
2011/12/26
Nikon D7000
Σ50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO800 1/800s F14.0
露出補正 -1.0
トリミング

2011年3月25日

隠居の探鳥ウォーク:哀しみの 大津波にも 初燕


 関東・東北では、大震災で大変なことになっているが、大阪近辺では高層ビルが揺れ、少し被害が出た程度で、平穏な日々になっている。
 TV を見ていると心が痛むが、古希になる老人ではボランティアをできるわけではなく、些少の義援金ぐらいしか手助けになることを思いつかない。

レンギョウとユキヤナギ;クリックすると大きな写真になります TV を見続けると気がめいるばかりなので、散策に出かけた。地震騒動で、春分の日はだいぶ前に過ぎてしまった。桜の蕾は大きく膨らんでいるが、まだ開花はない。だが、泉北ニュータウンの歩道際にたくさん植えられているレンギョウとユキヤナギは、黄色と白のコントラストで満開である。畑では、エンドウが白い花をつけている。住宅の庭の白木蓮も満開で、どちらの花にもヒヨドリが群がっていた。
 ヘラブナの養殖池横の畑の上空を、残念ながら撮影はできなかったが、ツバメが2羽、飛び交っていた。先日のNHK番組【プレミアム8<自然> ワイルドライフ「したたかな隣人 スズメ・ツバメ」】によると、どうやら飛びながら、空中の虫をキャッチしているようだ。ツバメは夏鳥。野鳥の世界は、そろそろ衣替えの季節である。

 アオジは、まだ北には帰らずとどまっている。筆池にたくさんいたキンクロハジロの姿が見えない。昨春の探鳥日誌では 4月にもいたようだから、ヘラブナの養殖業者がカワウ避けの網を手入れしていたためかもしれない。野鳥は、人の気配には敏感である。割合平気なのは、ムクドリ・スズメ・カラス・ヒヨドリといったところである。住宅に近接した小さな摺鉢池には、ハシビロガモが 60羽も集まっていた。北へ帰る準備をしているのだろうか。近辺では、この池しか見当たらない田辺池のヒドリガモは、数が少なくなった。:探鳥日誌3月25日参照

カワウ;クリックすると大きな写真になりますイカル;クリックすると大きな写真になりますコガモ;クリックすると大きな写真になりますジョウビタキ;クリックすると大きな写真になります
カワウ:大森(堺)
3/25/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO500 1/750s F5.6
トリミング
イカル:野々井(堺)
3/25/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/750s F9.5
トリミング
コガモ:野々井(堺)
3/25/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO400 1/750s F5.6
トリミング
ジョウビタキ:カナリア公園(堺)
3/25/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO1250 1/750s F5.6
トリミング
ハシビロガモ;クリックすると大きな写真になりますエンドウの花に群れるヒヨドリ;クリックすると大きな写真になります白木蓮に群れるヒヨドリ;クリックすると大きな写真になりますお隣りの紅梅にメジロ;クリックすると大きな写真になります
ハシビロガモ:摺鉢池(堺)
3/25/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO560 1/750s F5.6
トリミング
エンドウの花に群れるヒヨドリ:三木閉(堺)
3/25/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO1000 1/750s F5.6
トリミング
白木蓮に群れるヒヨドリ:桃山台(堺)
3/25/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO250 1/750s F5.6
トリミング
お隣りの紅梅にメジロ:桃山台(堺)
3/14/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO1800 1/750s F5.6
トリミング

2011年2月19日

隠居の探鳥ウォーク:泉北ニュータウン栂地区で観察した水鳥をプロットしてみた

 【隠居のGoogle Maps: (続)Google Maps API を使って野鳥出現地点をカスタム・マーカーでプロットする】で記録した方法で、泉北ニュータウンなどで観察・撮りためた水鳥の撮影地点をプロットしてみた。(一部は除く) これは、【野鳥の写真サムネイル】の【大阪泉州の池・川などで撮った写真】に、【撮影地点地図】というボタンを置いて、これをクリックすると Google Map の形式で観察地点にカルガモ(水鳥を代表させている)マークが表示されるようにした。     

 先のエントリーでも記録しているが、この地図を作成するには、以下の項目を実施しなければならない。結構時間がかかる作業であるが、記録としては面白いのではないかと思っている。
  1. 掲載する写真を集めた Picasa のWeb Album を作成する。
    アップロードする写真は【野鳥の写真サムネイル】を参考にしながら、ソースからすでにレンタル・サーバーにアップしている写真のファイル名を選択する。
  2. Google Maps API の JavaScript に呼びこんでくる XML file を作成する。ここで必要なタグは、10進法の経度(lat)・緯度(ing)、表示する写真のファイル名(html)、場所名(label) である。
    私の場合、XMLnotepad でもととなるファイルを開き、新しい名前で保存する。
  3. 経度・緯度は、Web Album の写真の情報をC&P する。経度・緯度情報がない場合は、Google Map で撮影地点情報を取得し、Web Album にある該当写真に10進法の経度・緯度の場所情報を付加する。
  4. 表示する写真のファイル名は、【野鳥の写真サムネイル】のソースからC&P する。また、label の地名も【野鳥の写真サムネイル】のソースから取得する。
  5. 【撮影地点地図】となる Google Maps API のJavaScript を含むHTMLを作成する。(もととなるソースを新しい名前で保存する。) ソースをいじる箇所は、
    • 地図のタイトル名
    • 立てるマーカーの画像ファイル名
    • 地図の中心とする経度・緯度と縮尺
    • 呼びこんでくる XML file名
  6. 【野鳥の写真サムネイル】ソースHTMLに、地図を表示させるボタンを設置するコードを挿入する。
  7. このボタンをクリックすると、新しいウィンドウを開き【撮影地点地図】を表示する JavaScript を作成する。このJavaScript は、 ひとつの地図につきひとつの JavaScript が必要であり、【野鳥の写真サムネイル】ソースHTMLと同じフォルダー(サーバー)におき、【野鳥の写真サムネイル】ソースHTMLの<head> 部に JS file を呼びこんでくるコードを挿入する。


 このようにして作成した撮影地点地図は、水鳥だけでなく、【カワラヒワ】 【ホオジロ】 【ツグミ】 でも作成した。随時、時間を見て追加していく予定である。また、従来の地図に新しく撮った写真地点も追加する予定である。

2011年1月16日

隠居のGoogle Maps: Picasa を使って野鳥出現地点をプロットする


 最近、野鳥撮影はもっぱら NikonD90 と Σ120-400mm との組み合わせである。これに、GPS ユニットの Nikon GP-1 を付けている。これだと、カメラのアクセサリー・シューにつけて、アクセサリー・ターミナルとコード接続しておけば、撮った写真のEXIF(イグジフ:exchangeable image file format for digital still cameras)情報の一部として撮影時刻などと同じように経度・緯度・高度が記録される。つい最近までは、SONY の GPS を一緒に携帯し、GPS Image Tracker というソフトを使って、撮影位置情報を得てきたが、写真の整理に時間がかかり手間であった。
この情報を使って、【野鳥写真のサムネイル】からリンクする野鳥撮影地点プロット地図を作成したいとと思ってきた。なんでも記録することが、このごろの習い性となっている。

 方法については、右サイドフレームに載せている旅行地図作成に使っている Google Maps API の応用を何度かトライしてみたが、乏しい知識では満足いく結果は得られなかった。
 そこで、 昨年10月に掲載した、【隠居のパソコン備忘録:Google Maps と Picasa を使って位置情報を持つ写真を掲載する】の方法をもとに、位置情報を持たない写真に位置情報を付加するなどの新しいやり方も付け加えて、プロット地図を作ってみた。先のエントリーと重複する部分もあるが、改めて備忘録として残しておきたい。
 私の場合、今まで撮影した写真は Picasa に収納している。オリジナルの写真はほとんどNikon D90 の Fine L(4288x2848pixel) あるいはD70 Fine L(3008x2000pixel) で撮っているが、ブログに載せる写真は、800x530pixel に縮小して別フォルダに収納している。これらの写真を種別に整理したのが、【野鳥写真のサムネイル】である。
種別野鳥の撮影地点プロット地図を作成する方法を、以下、順をおって記録する。例として、野鳥サムネイルに掲載しているツグミの写真撮影地点地図の作成を取り上げる。

  1. プロット地図を作成するためには、これらの写真を集めておく方が後々便利なので、適切な場所に新しいフォルダーを作成(一般的な方法で,今回は、【tsugumi】というフォルダーを作成)し、収納する写真をこのフォルダーにエクスポートした。
  2. このようにして集めた写真をPicasa のライブラリー・サムネイル写真でみると、EXIF に経度・緯度が取り込まれている場合には、下のスクリーンショットのようにサムネイル写真にマーカーが表示される。ここで集めた写真は、GPS ユニットを使っていなかったときの写真も含まれるので、マーカーが表示されていない写真もある。

    birdsplot_01.JPG
  3. マーカーが表示されていない写真の撮影地点マークを貼り付けるには、Picasa の下段ツール・アイコンで【「場所」パネル表示/非表示】ボタンをクリックするとおなじみの Google Map の地図が出てくるので、Google Map の機能を使って拡大・縮小や移動を行い、写真を撮った地点が特定できる区域地図を表示させる。
     撮影地点を特定したい写真を選択し、地図の拡大(+)・縮小 (ー)マーク横の緑マーカーをクリックすると緑色の小さなマーカーが出てくるので、これをドラッグして目的とする地点でクリックすると、「写真をここに配置しますか?」とのポップアップ画面がでてくるので、OK とするとマークを立てることができる。

    birdsplot_04.JPG
  4. すべての写真にマークが立ったら、Picasa の【ツール】 ⇒【アップロード】⇒【Picasa ウエブアルバムにアップロード】と選択すると、アルバムのタイトルなどを指定する下のスクリーンショットのようなアップロード画面が現われる。例えば、この画面で、タイトルを "ツグミ" としてアップロードすると新しいウェブアルバムが作成される。これは、Picasa の画面右上にある【ウェブアルバム】タグをクリックして確認できる。(もし、アカウントのない場合は、アカウントを登録する必要がある)

    birdsplot_05.JPG
    birdsplot_06.JPG
  5. 【ウェブアルバム】の画面で、新しく作成したアルバムをクリックすると、アルバムにアップロードした写真のサムネイルが表示される。この画面の右フレームの下の方にある、【Google Earth で表示】をクリックすると、作成された KML ファイルを保存するかどうかの下のようなポップアップが開くので、適当な名前をつけて適切なフォルダーに保存する。
    Picasa_webalbum_5.JPG
  6. ここで、Picasa と Picasa ウェブアルバムを閉じて、新たに【 Google マップ】を開く。左上の【マイマップ】をクリックし、【新しい地図を作成】画面を開く。新しく作る地図のタイトルを入力し、【インポート】をクリックするとインポートするファイルを指定する画面がでるので、先程保存したKML ファイルを指定してアップロードすると下のような画面になる。
    この時、Internet Explorer では、
    "Bad request"
    "Your client has issued a malformed or illegal request"
    というエラーが出て、うまくいかないことがある。
    Google のブラウザー Google Chrome では問題なくアップロードするので、こちらを選んだほうが良い。やはり、Google ソフトは Google 同士の方がうまく動くようだ。
    birdsplot_07.JPG
  7. この画面では小さな写真が、その写真を撮った地点にマークになっているが、これでは分かりにくい。
    この小さな写真をいろいろなアイコンに置き換えることができる。
    基本アイコンにもいろいろと用意されているが、マイアイコンを設定することもできる。ネットでサーチするとフリーのアイコンがいろいろと提供されており、これらを追加して(私の場合、レンタルサーバーにアイコンの gif ファイルを転送しておいた)使用することができる。今回の地図では、ツグミのアイコンが見当たらなかったので、体型のにているムクドリのアイコンを使ってみた。
    方法は、編集モードで、ふき出しにでている小さな写真をクリックすることで、置き換えることができる。(Google Maps ヘルプを参照)

    GoogleMap_4.JPGbirdsplot_08.JPG
  8. また、ふき出しにでてくる HTML のコードをいじることで、表示を変えることができる。
    アイコンをクリックして出てくる表示のサムネイル写真をクリックするとより大きな写真がウェブアルバムに表示される。
    作業途中でも保存しておけば、再度マイマップから該当する地図を開けば、編集を再開することができる。birdsplot_09.JPG
  9. 今回の目的は、【野鳥写真のサムネイル】からリンクする野鳥撮影地点プロット地図を作成しリンクすることであるので、ページに貼り付ける HTML コードが必要である。
     このコードは、先程の Google Map の右上にある リンク ボタンをクリックすると貼り付けるコードが表示される。この時、埋め込み地図のカスタマイズとプレビューの表示が出るので、これをクリックすると下のようなカスタム画面が出るので、地図のサイズなどをカスタマイズすると、この画面の下の方に、HTMLコードが表示される。

    birdsplot_11.JPG
  10. このHTMLコードを多少編集して、このエントリーに貼り付けて表示させたのが、下のプロット地図である。
    このプロット地図は、Google Map そのものであるので、航空写真に変えたりすることができる。また、マーカー(小鳥のアイコン)をクリックすると、その地点で撮影した写真が表示される。下の地図で試して欲しい。

 この方法を使って、記録すべき情報を充実したいと思っている。



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2010年12月 4日

隠居の探鳥ウォーク:晩秋の泉北ニュータウン栂地区


 師走になっても小春日和が続くが、近くの池や川には渡来してきた水鳥などが姿を現すようになった。午前に特段の用事がなく雨が降っていなければ、双眼鏡と望遠カメラをぶら下げて、野鳥を観察しながら、近くを歩きまわるのが習慣となった。右メニューに、探鳥日誌として、その記録を残している。

 カワセミも、キセキレイも、モズも、イカルも留鳥と言うことになっているが、このシーズンの方が多く見かける。意外なところで、カワセミにであったりする。この鳥は敏感なので、気づいてカメラを構えようとすると逃げられることが多い。ご近所の方が、二級河川の和田川を犬の散歩していて見かけたというので、和田川沿いを歩くときはいつも気にかけている。先日、ようやくお目見えになって、幸いにもキャッチすることができた。カワセミは、清流に棲息しているようにいわれているが、そんなことはない。汚い川でも、餌となる水生の昆虫や小魚がおれば、飛んで来る。川の土手は、セメントで護岸されているから巣を作るには適していないのだが。

 泉北ニュータウン栂地区の美木多上にある雑木林には、どうやらエノキが植わっているようだ。このエノキの実を目当てに、イカルツグミが多数群れていることが分かったが、写真に収めるのはなかなか難しい。梢の高いところで、細かい枝が密生して光が届かないところで, エノキの実を啄んでいるので、AutoForcus がうまく働かないのだ。仕方なく撮った写真をレタッチすることになる。

 タウンハウスの庭の続きのようにある摺鉢池には、ゴイサギ・ハシビロガモ・バンなど、ちょっと変わった水鳥がやってくる。地の人の話では、まったく人手が入らない池のためではないかという。ゴイサギの幼鳥は、藪の中にうまく身を隠している。
 キンクロハジロヒドリガモは、今年の早春と同じように、決まった池にしか現れない。それと引き換え、コガモカルガモは、あちらこちらの池をとびわ回っているようだ。

 この時期の特徴は、セキレイ3種(ハクセキレイ・セグロセキレイ・キセキレイ)が活発な動きをしていることだ。ハクセキレイは、水のあるところだけではなく、畑の虫もとりにくる。

 久しぶりに、水鳥が多くきていた稲葉地区の小田之池に回ってみると水かさは増えているが、カルガモ5羽泳いでいるだけだった。帰り道に和田川の下流を歩いてみると、何ヶ月かぶりにイソシギがゴミの多い川でチョコチョコと動き回っているのが観察できた。

キセキレイ;クリックすると大きな写真になりますカワセミ;クリックすると大きな写真になりますコガモ;クリックすると大きな写真になりますツグミ;クリックすると大きな写真になります
キセキレイ:和田川
11/26/2010
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/125s F5.6
トリミング
カワセミ:和田川
11/28/2010
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/160s F5.6
トリミング
コガモ:和田川
11/28/2010
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO1600 1/500s F5.6
トリミング
ツグミ:三木閉
12/1/2010
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/640s F5.6
トリミング
モズ雌;クリックすると大きな写真になりますマガモ;クリックすると大きな写真になりますハクセキレイ;クリックすると大きな写真になりますモズ雄;クリックすると大きな写真になります
モズ雌:三木閉
12/1/2010
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/50s F5.6
トリミング
マガモ2 pair:松池
12/1/2010
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/400s F5.6
トリミング
ハクセキレイ:三木閉
12/1/2010
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/200s F5.6
トリミング
モズ雄:和田川
12/2/2010
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/400s F5.6
トリミング
イカル;クリックすると大きな写真になりますヒヨドリ;クリックすると大きな写真になりますゴイサギ幼鳥;クリックすると大きな写真になりますイソシギ;クリックすると大きな写真になります
イカル:美木多上
12/2/2010
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/160s F5.6
トリミング・レタッチ
ヒヨドリ:美木多上
12/2/2010
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/640s F5.6
トリミング
ゴイサギ幼鳥:摺鉢池
12/4/2010
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/320s F5.6
イソシギ:和田川
12/4/2010
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/500s F5.6
トリミング

2010年11月20日

隠居の探鳥ウォーク:今シーズンも探鳥日誌をつけてみる


 11月も半ばを過ぎていよいよ冬鳥のシーズンとなった。探鳥ウォークをするたびに、野鳥の種類も数も多く観察されるようになった。
 泉北ニュータウンのそれも狭い地域であるが、今年の2月?4月に記録したように、今シーズンも野鳥の記録を残しておきたいと思う。今シーズンの記録も、Web page にして右メニューに置き、続けて掲載していきたい。

 詳しく観察しだしてまだ3日間だが、今シーズンの特徴はハシビロガモが多く飛来していることである。ハシビロガモは、ヒドリガモ・コガモと同じように草食性(実際には、プランクトンを食しているようだが)である。
 気のせいか今シーズンは、セキレイ類が多いような気がする。昨年初めて見たキセキレイは、今シーズンは何回か見かけた。未だに、これといった写真がとれないカワセミもあちこちに姿を現すことも分かってきた。気長にチャンスを待ちたいものだ。
 また、栂地区美木多上にある雑木林にイカルが群れているのも、今まで気がつかなかったのかもしれないが、新しい発見である。

ヒドリガモの採餌;クリックすると大きな写真になりますハシビロガモの採餌;クリックすると大きな写真になりますコガモ雄;クリックすると大きな写真になりますカルガモ;クリックすると大きな写真になります
ヒドリガモ:田辺池(堺)
2010/11/18
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO3200 1/640s F5.6
トリミング
ハシビロガモ:摺鉢池(堺)
2010/11/18
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO3200 1/640s F5.6
トリミング
コガモ雄:和田川(堺)
2010/11/19
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/200s F5.6
トリミング
カルガモ:和田川(堺)
2010/11/19
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/160s F5.6
トリミング
セグロセキレイ;クリックすると大きな写真になりますハクセキレイ;クリックすると大きな写真になりますキセキレイ;クリックすると大きな写真になりますカワセミ;クリックすると大きな写真になります
セグロセキレイ:和田川(堺)
2010/11/19
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO2400 1/640s F5.6
トリミング
ハクセキレイ:和田川(堺)
2010/11/19
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/500s F5.6
トリミング
キセキレイ:和田川(堺)
2010/11/19
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/640s F5.6
トリミング
カワセミ:尾美濃池(堺)
2010/11/17
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/40s F5.6
トリミング
モズ;クリックすると大きな写真になりますツグミ;クリックすると大きな写真になりますイカル;クリックすると大きな写真になります
モズ:美木多上(堺)
2010/11/19
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/640s F5.6
トリミング
ツグミ:美木多上(堺)
2010/11/19
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/1250s F5.6
トリミング
イカル:美木多上(堺)
2010/11/19
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/400s F5.6
トリミング

2010年11月17日

隠居の探鳥ウォーク:泉北ニュータウンにも冬鳥がやってきた


 公園の桜葉なども紅くなってきて冬が近づいてきた。この時期になると近所にある遊水池や溜池にも冬の水鳥が飛来してくる。
 昨年のブログをたどってみると11月16日に田辺池にヒドリガモ飛来の記録がある。今年は、11月6日に観察している。少し、早いのかもしれない。11月16日、買い物帰りに田辺池を覗いてみると15羽がカウントできた。
 翌朝、他の池にも水鳥が飛来しているのではないかと池巡りをしてみた。田辺池のヒドリガモは、22羽に増えていた。 小さい池ながら変わった種類の水鳥がくる摺鉢池では、ハシビロガモと、留鳥となっているバンが観察された。
 水が干上がったままになっている筆池には、セキレイ以外は鳥の姿はないが、尾美濃池に回ってみるとキンクロハジロ が姿を見せた。水鳥に気を取られていると、自転車のキキーというブレーキ音のような鳴き声をあげて、小さな鳥が水面すれすれに飛び、遠くのコンクリート壁に留まった。カワセミである。かろうじて、トリミングして確認できるような写真がメモリに残っていた。

 持って歩いた NikonD90 につけたΣ120-400mm のOS(Optical Stabilizer:手ぶれ防止機能)を off にしたままだったので、写真が手ぶれしてしまっている。シャッター優先の設定も、何かの拍子に 1/3200 となっており、まともな写真が撮れなかった。いつまでたっても、うっかり病は治らないらしい。
ヒドリガモ;クリックすると大きな写真になりますハシビロガモ;クリックすると大きな写真になりますキンクロハジロ;クリックすると大きな写真になりますカワセミ;クリックすると大きな写真になります
ヒドリガモ:田辺池(堺)
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO640 1/30s F5.6
トリミング
ハシビロガモ:摺鉢池(堺)
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 165mm
(35mm相当247mm)
ISO3200 1/3200s F5.6
レタッチ
キンクロハジロ:尾美濃池(堺)
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/50s F5.6
トリミング
カワセミ:尾美濃池(堺)
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/40s F5.6
トリミング

2010年7月19日

隠居の読書:梨木香歩、【渡りの足跡】


渡りの足跡
渡りの足跡
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梨木 香歩
新潮社
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おすすめ度の平均: 4.0
4 ここではない、どこか別の場所へ。鳥たちの渡り、彼らの旅路に思いをめぐらすエッセイ集

 毎日曜日の毎日新聞には、【今週の本棚】という読書欄がある。ここに、湯川豊三という方が、この本を紹介されている。これを読んですぐに読みたくなり、Amazon で注文した。このようにして購入してもいつも梅棹忠夫のいう【みた】だけで積ん読が多いのだが、今回は一気に読んだ。

 梨木香歩さんは、Wikipedia では、日本の児童文学作家、絵本作家、小説家ということになっている。私のサイトにある Masajii's Weblog の読書日記「西の魔女が死んだ」にあるように、児童文学が本職なのかもしれない。
 だから、この本の主題である野鳥観察は仕事の一部なのか、趣味なのかはっきりしないが、とにかく私のようなご近所野鳥観察とはスケールが全く違う。オオワシの渡りを確かめるために、国内の網走や知床をはじめとする道東周辺・諏訪湖・琵琶湖や海外はカムチャッカまで出かけるのである。

 どうしてもそこに興味がいくのだが、野鳥観察のための装備について詳しい記述はないが、双眼鏡は肌身離さずで、撮った写真を専門家に見てもらって鑑別もされているので、望遠のついたカメラも携行されているに違いない。また、10ページには、次のような記述があるのでKestrel4000 のような携帯気象計もコンパスも持って行かれているのではと想像する。
 この日この時間の網走の湿度は約22パーセント、西北西の風、最大13.9m。清々しく冷気を含んだ空気。

 場合によっては、フィールドスコープももって旅行されるから、現地での案内人がない単独行動はレンタカーのようだ。察するに、物書きはいろいろな記録が大事なのだ。私の隠居のたわごとブログの場合でも、記録はとるようにしている。音の記録は梨木香歩さんの場合はないようだが、音の記憶も見事に記述されている。

 私も同じような現象に出くわしたヒヨドリのさえずりについて、次のような記述がある。少し、長いが引用させていただく。
 今、この原稿を書いているところは――比較的緑が多いとはいえ――都心と言われるところである。それなのにここ数日、明け方の四時半頃になるとまるでブラックバード囀る英国の朝のような鳥の囀りが聞こえる。その声に起こされ、一体どんな鳥が、と出て行って確かめたいのだが何しろ起き抜けでぼうっとしていて、すぐに動けない。そのうち眠気に負けてしまう。 あの声は一体、と日中はずっと悶々とした思いを重ねていた。「最近明け方に一羽で美しく長 く囀り続ける鳥がいます。お気づきの方、何という鳥か、ご存じありませんか」、と近所に回覧板を回そうかと真剣に考えたほどだ。
 今日の午後出先から帰宅したとき、敷地内でその囀りの主が分かった。まるでメジロのように、ホオジロのように ――でも本物ではあり得ないとすぐ分かる―― 次から次へ囀り、信じられないことに、途中でホイホイホイと明らかにサンコウチョウの鳴き真似で合いの手を入れる。電線に留まって我を忘れてうっとりと鳴き続け、佳境に入ると感動のあまり自分で自分をもてあますのか、囀りながら空高く舞い上がり、それからあの独特の波状飛行をしてずっと向こうのお寺の屋根まで飛んで行き、それからまた此処へ戻ってきて続きを歌う、という事を繰り返していた。まちがいなく、ヒヨドリだった。けれど、今は梅雨が明けたばかりの真夏、これから所帯を持とうというのか、それともそんなことに問係なく(あのヒヨドリには自分以外の何ものも見えているようではなかったし)芸術的な研讃を積もうとしていたのか、こんなところ でサンコウチョウの声など聞こえるはずはないから、どこか遠い山の奥で彼の鳥と接近遭遇し た事があったのか。あれやこれや考えても、留鳥のヒヨドリとは考えられない。春の渡りが遅 れてしまって繁殖期がずれているのかもしれない。相手の確保は大丈夫だろうか。
 それにしてもあの美しい声が、けたたましく耳障りだとばかり思っていた、あのヒヨドリの声だったとは......。ああいう調子で渡りの途中のあちこちで、熱心にその地方の鳴禽(めいきん)の声を採 集し、また自分も自慢の歌声を披露し、などして帰ってきたのかも知れない。今日だって私が 気づかなかっただけで、近くに繁殖可能な雌が存在していたのかも知れない。ここ数日ずっと 囀っているから、その可能性は低いかも知れないけれど、ないわけではないだろう。

 私は残念ながら、サンコウチョウのさえずりは知らない。いつもお世話になっている【小鳥のさえずり】サイトで確認すると確かにヒヨドリのさえずりに似ているようだ。実のところ、私も同じ梅雨明け間近の4時半頃に、鳥のさえずりで眼を覚ましたことが多かったのだが、ヒヨドリのさえずりとは確信がもてなかった。それで、録音した mp3 のファイルを上のサイトの管理者である pika@Bird Songs in Japan さんに送って確認してもらった。少しして、次のような回答があった。
いただいた音声ファイル、聞いてみました。
ひよどりが、歌ってますね。
単調なリズムですが、ちゃんと音階があって、かわいいですね!
カラスも元気そうですが...。


 この本は単なる野鳥観察の本ではない。鳥の渡りを追いながら、生存することの意味を考えさせてくれる一冊である。明日からの探鳥ウォークで見るもの、聴くものへの思いが変わるかもしれない。

2010年3月29日

隠居の野鳥撮影:泉北ニュータウン、早春の鳥たち(2)

 3月28日(日曜日)、薄い雲が出ているが、雨の心配はなさそうだ。上空は、マイナス12℃である。
 風邪を引いて受診した開業医の待合室で見た日経の雑誌「TRENDY」の特集にあった SANYO の ICレコーダー PS603RM を衝動的にネットで注文した。すぐに届いた。
 早朝探鳥ウォーキングをしていると、さえずりを録りたいことがままある。鳥のさえずりを録音するのに使っていたEDIROL-R1 は録音機能は優秀だったが 大きくてポケットに持ち歩くのは困難だった。iPodくらいの大きさのこのICレコーダー は、マイクの指向性を設定できるなどなかなか優れものである。

 今朝は、この音録りも目的の一つなので、桃山台公園から西原公園、原山台公園に続く、2分咲きぐらいになった桜並木を歩いた。原山台公園の緑道で、姿は確認できないがシジュウカラとウグイスがさえずっていた。まだ取説も十分に読んでいないが、早速、新しい ICレコーダーを手のひらに載せて音録りしてみた。パソコンで、以前から使っている音楽編集フリーソフトSound Engine Free で、増幅などをしてみた。生活ノイズもあったが、まあまあの出来である。(プレイボタンをクリックすると、さえずりが聞こえてくると思います。

 桜並木横の刈り込みをされた平戸ツツジの植え込みから、見かけたことのない鳥が見えた。スズメより大きくムクドリより小さい黒っぽい鳥が野草をつついている。「絵解きで野鳥が識別できる本」で調べてみると、クロジのように思われたが、自信がない。このようなときには、例の「野鳥識別掲示板」に投稿して教えを乞う。しばらくして、掲示板の管理者と思うエコシステム さえちゃんという方が、
アオジやクロジよりも少し大きいのではないでしょうか。 シロハラだと思います。
と教えてくれた。初めて出会う鳥である。
 このソメイヨシノが花の時期には、メジロとヒヨドリが吸蜜にやってくる。割合、撮りやすいのでメジロとヒヨドリの写真は沢山ある。
 和田川沿いに帰り道をとった。ここには、まだコガモやカルガモなどの水鳥たちがいる。SIGMA 120-400mm OS でどれぐらい撮れるか試してみた。ISO を 800 に上げると OS(Optical Stabilizer) の働きもあってぶれなくなった。
 陽春になるにつれて、セキレイの姿をよく見かけるようになった。今回は、川に面した畑地にチョコチョコと動き回っているハクセキレイと、川の流れにキセキレイを被写体に収める幸運に出会った。このようなとき、物理的にも経済的にも少々重たいが、SIGMA 120-400mm OS の機動性は有用である。
シロハラ:桃山台公園;クリックすると大きな写真になりますソメイヨシノに吸蜜にきたヒヨドリ:クリックすると大きな写真になりますコガモ♀:和田川;クリックすると大きな写真になりますコガモ♂:和田川;クリックすると大きな写真になります
シロハラ:桃山台公園
Nikon D70
SIGMA 120-400mm OS
ISO1250 F5.6 1/400 400mm
(35mm版換算600mm)
トリミング
ヒヨドリ:桃山台公園
Nikon D70
SIGMA 120-400mm OS
ISO1250 F7.1 1/3200 360mm
(35mm版換算540mm)
トリミング
コガモ♀:和田川
Nikon D70
SIGMA 120-400mm OS
ISO800 F6.3 1/2500 400mm
(35mm版換算600mm)
トリミング
コガモ♂:和田川
Nikon D70
SIGMA 120-400mm OS
ISO800 F6.3 1/2500 400mm
(35mm版換算600mm)
トリミング
カルガモ:和田川;クリックすると大きな写真になりますアオサギ:和田川;クリックすると大きな写真になりますハクセキレイ:和田川;クリックすると大きな写真になりますキセキレイ:和田川;クリックすると大きな写真になります
カルガモ:和田川
Nikon D70
SIGMA 120-400mm OS
ISO800 F5.6 1/1600 400mm
(35mm版換算600mm)
トリミング
アオサギ:和田川
Nikon D70
SIGMA 120-400mm OS
ISO800 F7.1 1/3200 360mm
(35mm版換算540mm)
トリミング
ハクセキレイ:和田川
Nikon D70
SIGMA 120-400mm OS
ISO800 F5.6 1/2000 400mm
(35mm版換算600mm)
トリミング
キセキレイ:和田川
Nikon D70
SIGMA 120-400mm OS
ISO800 F6.3 1/2500 360mm
(35mm版換算540mm)
トリミング


  午后から、混んでいると思われる桜の公園をさけて、鉢ヶ峰公園墓地に咲いているソメイヨシノを見に行くことにした。ついでに、堺自然ふるさと村に望遠セット(NikonD70+SIGMA120-400mm OS) をぶら下げ、ポケットにICレコーダーをしのばせて山道を散策した。自生しているコバノミツバツツジがあちこちで、地味な花を咲かせていたが、思ったよりウグイスの鳴き声がしない。だが、いままで取り逃がしていた小鳥(アオジとホオジロ)をキャッチすることができた。
コバノミツバツツジ:クリックすると大きな写真になりますツグミ:クリックすると大きな写真になりますホオジロ:クリックすると大きな写真になりますアオジ:クリックすると大きな写真になります
コバノミツバツツジ
Nikon D70
SIGMA 120-400mm OS
ISO800 F5.6 1/640 360mm
(35mm版換算540mm)
ツグミ:堺自然ふるさと村
Nikon D70
SIGMA 120-400mm OS
ISO800 F5.6 1/2000 400mm
(35mm版換算600mm)
トリミング
ホオジロ:堺自然ふるさと村
Nikon D70
SIGMA 120-400mm OS
ISO800 F5.6 1/2000 400mm
(35mm版換算600mm)
トリミング レタッチ
アオジ:堺自然ふるさと村
Nikon D70
SIGMA 120-400mm OS
ISO800 F5.6 1/640 400mm
(35mm版換算600mm)
トリミング レタッチ


(追記:2010/3/30)自信のなかったアオジと思っていた鳥(2枚目の写真)の名前を、例によって「野鳥識別掲示板」で教えを乞うと、さえちゃん さんが次のようにツグミだと すぐさま教えてくれた。この掲示板というシステムは気軽に質問ができるので重宝している。ありがたいことです。
n_shuhei様 こんばんは。
クチバシが長いのでホオジロの仲間ではありません。体もホオジロより少し大きいのではないでしょうか。
ヒタキ科。もうすぐお別れのツグミです。


 今日だけで、カラス、スズメ、ドバト、ムクドリ、メジロ、コサギなどを含めると17種類の野鳥と遭遇したことになる。近くに多くの鳥が生息しているのだ。そうそう、ツバメも和田川に飛来していた。この時期は、夏鳥と冬鳥が交錯する時期なのかもしれない。

   

2010年3月27日

隠居の野鳥撮影:泉北ニュータウン、早春の鳥たち

 春分の日以降、雨が続いたり、風邪気味のこともあって早朝の探鳥ウォーキングが途絶えていた。今朝27日いつもより1時間遅く起きると快晴である。昨日の午後、曇りの中を近くの桃山台公園に望遠セット(NikonD70 + SIGMA 120-400mm OS)で、開花を始めたソメイヨシノにくるメジロやエナガを追いかけたが、光量不足もあって、これといった写真が撮れなかった。

 今朝は、いつもより30分ほど遅い 7:45 スタート。雲一つないが、お彼岸が過ぎたというのに、赤外温度計で測ると上空はマイナス 24℃ である。風が冷たい。
 いつものコースで、桃山台公園に隣接する東谷池から歩き始めた。水鳥の姿はないし、公園の桜にもメジロやエナガの姿はない。土曜日とあって、太公望がはやくも3人腰を下ろしていた。この池ではあまり釣り上げているのは見たことはない。
 お隣の田辺池では、カワウが1羽、池に覆い被さった木の枝で、羽を広げ乾かしていた。いつもヒドリガモが群れている池の西北へ回り込む道路沿いに植わっている1部咲きくらいのソメイヨシノに、メジロが数羽花蜜を吸いに来ていた。
 一時50羽以上いたヒドリガモは、5羽に減っていた。
 ニュータウンの桃山台に隣接する地元の大庭寺地区にはため池が沢山点在する。探鳥ウォーキング・コースにいれている河内ブナ(ヘラブナ)の養殖地 筆池・尾美濃池のキンクロハジロはまだ飛び立っていない。
羽を乾かすカワウ:クリックすると大きな写真になりますソメイヨシノにメジロ;クリックすると大きな写真になりますヒドリガモ:クリックすると大きな写真になります羽ばたくキンクロハジロ:クリックすると大きな写真になります
カワウ:田辺池
Nikon D70
SIGMA 120-400mm
ISO800 F5.6 1/1600 400mm
(35mm版換算600mm)
トリミング
メジロ:田辺池
Nikon D70
SIGMA 120-400mm
ISO800 F5.6 1/200 400mm
(35mm版換算600mm)
トリミング
ヒドリガモ:田辺池
Nikon D70
SIGMA 120-400mm
ISO800 F5.6 1/1000 400mm
(35mm版換算600mm)
トリミング
キンクロハジロ:尾美濃池
Nikon D70
SIGMA 120-400mm
ISO800 F5.6 1/1000 400mm
(35mm版換算600mm)
トリミング


 大庭寺地区にニュータウンの地図にも名前が出ていない小さなため池がある。発泡スチロールや空き缶などのゴミが捨てられて汚い池だが、不思議に他の池では見たことのない鳥が見られる。バンハシビロガモである。このバンを撮ろうといろいろと試してみたが、道路側からは逆光になるせいもあって、ちゃんとした写真は撮れなかった。順光側は、誰かの畑である。今朝は思い切って畑の畦を歩かせてもらった。おかげでまあまあの写真が撮れたが、ゴミが浮いていたりしてあまり綺麗ではない。
 帰りがけに、もう一度桃山台公園によると、今度はメジロなど小鳥類が東谷池周りの雑木やソメイヨシノあたりチョコチョコと動き回っている。雑木に留まったあまり見かけないスズメより少し大きな緑色の鳥がなんとか撮れた。ウグイスではないかと家に帰ってパソコンでトリミングしてみると、どうやらアオジのように思われる。
バン:クリックすると大きな写真になりますソメイヨシノにメジロ:クリックすると大きな写真になりますエナガ:桃山台公園;クリックすると大きな写真になりますアオジ:桃山台公園;クリックすると大きな写真になります
バン:大庭寺の小さなため池
Nikon D70
SIGMA 120-400mm
ISO400 F5.6 1/640 400mm
(35mm版換算600mm)
トリミング
メジロ:桃山台公園
Nikon D70
SIGMA 120-400mm
ISO800 F5.6 1/3200 400mm
(35mm版換算600mm)
トリミング
エナガ:桃山台公園
Nikon D70
SIGMA 120-400mm
ISO400 F5.6 1/100 400mm
(35mm版換算600mm)
トリミング
アオジ:桃山台公園
Nikon D70
SIGMA 120-400mm
ISO800 F5.6 1/600 400mm
(35mm版換算600mm)
トリミング


 SIGMA APO 120-400mm OS レンズを得たことで、撮影の世界が変わってきたように思う。まだまだ手ぶれが多いが、OS(Optocal Stablizer) が効いてくれるので、ぶれる度合いは少なくなったように思う。  

2010年2月24日

隠居の野鳥撮影:泉北ニュータウンの冬鳥(5)

 朝から、快晴・無風である。いつものように、東谷池→田辺池→筆池→尾美濃池→三木閉の小さな池1→三木閉の小さな池2→西松尾池→大方池 と回った。
 野鳥を観察し、探鳥日誌に載せるメモをとり、写真をこころみながらの散策であるので、2時間ほどかかる。

 今朝は2種のカモと新たに出会った。間違っているかもしれないが、オカヨシガモ(筆池)とハシビロガモ(三木閉の小さな池1)である。この三木閉の小さな池1はゴミが多い汚いため池であるが、昨日初めて見かけたバンは、今朝も2羽、餌を探していた。他の池にない何か餌があるのかもしれない。

 西松尾池の北端には、多くの太公望がウキを見つめていた。一人が、大きなフナらしき魚を釣り上げていた。魚はいるのだ。
 野鳥は芝生やグランドにつづく池の南端や周りの雑木林に多くいる。今朝は多くのメジロが飛び回っていた。
 大方池横の、まだ蕾の固い桜の梢から梢にエナガがさえずっていた。

オカヨシガモ?:クリックすると大きな写真になりますバン:クリックすると大きな写真になりますハシビロガモ?:クリックすると大きな写真になりますエナガ:クリックすると大きな写真になります
オカヨシガモ?:筆池バン:三木閉の小さな池1ハシビロガモ:三木閉の小さな池1エナガ:大方池


2010年2月19日

隠居の野鳥撮影:泉北ニュータウンの冬鳥(3)

 早朝の探鳥ウォーキングが、一日だけ雨で止めたが珍しく2週間ほど続いている。単純に歩くだけは、どうも性分に合わないので、双眼鏡を首からぶら下げ、背中のナップザックには Nikond70 with Tamron 28-300mm を入れていく。
 以前に求めて忘れていた非接触(赤外線)温度計もポケットに忍ばせていく。歩くのは、泉北ニュータウンの栂・美木多駅の北北西方向にあたる和田川と石津川に挟まれた桃山台周辺に点在する調整池や小さなため池めぐりである。日によって、少し道を変えたり、時計方向・反時計方向に歩く。鳥を観察しメモをとりながらなので、歩数は8000歩くらいであるが、1時間半くらいかかる。今日のようにカワセミに出会ったりすると余計に時間がかかる。小さなノートに記したメモは、探鳥日誌として記録している。来年も元気であれば、役に立つだろう。

 このようにして、歩いてみると毎日変化があって面白い。新たな発見もある。今のところに住まいして33年になるが、ご近所も結構いいところやんと見直している。サンデー毎日のおかげと思っているが。

 今日は池巡りのおしまいである大方池で、3度目のカワセミとの出会いをした。今回は、なんとかピントがあって、小さな姿ながら撮らえることができた。Picasa でトリミングするとパソコン画面では、見られる写真となった。
ヒドリガモ:クリックすると大きな写真になりますメジロ:西松尾池;クリックすると大きな写真になりますマガモ:西松尾池:クリックすると大きな写真になりますカワセミ:大方池:クリックすると大きな写真になります


 

2010年1月16日

隠居の野鳥撮影:泉北ニュータウンの冬鳥

どんぐり 毎日ウォーキングをしている友に薦められた mont-bell のトレッキング・シューズを思い切って買った。少しは歩かないとメタボによくない。
 履き心地を試すために、近くの公園を歩いてみた。もちろん、野鳥撮影のロケハン( Location Hunting ) も兼ねている。近所に、泉北ニュータウンを造成したとき造ったと思われる遊水池(正式には、調整池らしいが)が4つほどあるが、Google Map でみても名前がついていない。この池を巡り歩くのが適当な散策である。開発されてから、40年以上も経つと池の周りは当初に植えられた樹々も大きくなって、コナラのドングリがたくさん落ちていたりする。
 これらの遊水池には、冬になるとカモ類が訪れてくる。双眼鏡を首からぶら下げて、池面に浮かぶカモやさえずりがする樹々の梢に鳥の姿を追い求めながら歩く。泉北高速鉄道栂・美木多駅に隣接する西原公園の北にある遊水池では釣りは禁止になっているはずだが、何人かの太公望が自分で作った特設の台の上で寒風にさらされながらウキを凝視している。ということは、多少魚もいるのだろう。

 1日目、双眼鏡をぶら下げ、コンデジをジャンパーのポケットに入れて、池の周りの散策路を歩く。細いワイアで絞めたり緩めたりできるトレッキング・シューズの履き心地は極めてよい。
 さえずりが甲高いヒヨドリやムクドリが多いが、そんな中、池の端の立木にあまり見かけない小鳥が留まった。双眼鏡で覗くとどうやらジョウビダキの♀らしい。コンデジでは撮れない。
 しばらく歩くと、カワセミらしきシルエットが目に入った。双眼鏡を向けるまもなく飛び立っていった。

 2日目、今度は Nikon D70 に Tamron 300mm をつけて、少し荷物になるが双眼鏡と同じように首からぶら下げた。
 桃山台公園の調整池には、キンクロハジロやコガモらしき水鳥が泳いでいるが、 Tamron 300mm では無理なようだ。
 昨日カワセミを見かけた西原公園の北端にある調整池のジョウビタキが留まっていたポイントに行ったが、しばらく待っても今日は見られない。
 池端の雑木林を歩いていくと数羽の小鳥がチョコチョコと動き回っている。胸のネクタイ模様は、シジュウカラである。
 その側で、木をせわしく叩く音がする。見上げるとコゲラが桜の枝をつついている。この鳥は警戒心が薄いのか、シャッター音をさせながら近づいても木をつつく動きを止めようとはしない。
 池の東側から西側に移ってしばらく行くと、池岸から池面すれすれに青い鳥が飛び立った。カワセミと思うが、しばらく待っても戻ってこなかった。
 池の中の立木に、ムクドリ大の鳥が留まっている。撮った写真を帰って調べてみると、どうやらツグミらしい。
 池面に浮かぶカモを双眼鏡で覗いてみるとお尻のあたりが黄色く、今までに見たことのない種である。これも帰って調べてみると、コガモの♂らしい。
シジュウカラ:クリックすると大きな写真になりますコゲラ:クリックすると大きな写真になりますツグミ:クリックすると大きな写真になりますコガモ♂:クリックすると大きな写真になります
シジュウカラ
Nikon D70
Tamron28-300mm
ISO640: F6.3 1/320
300mm(35mm換算450mm)
トリミング
コゲラ
Nikon D70
Tamron28-300mm
ISO640: F6.3 1/250
300mm(35mm換算450mm)
レタッチ トリミング
ツグミ
Nikon D70
Tamron28-300mm
ISO640: F6.3 1/320
300mm(35mm換算450mm)
レタッチ トリミング
コガモ♂
Nikon D70
Tamron28-300mm
ISO640: F6.3 1/500
210mm(35mm換算315mm)
レタッチ トリミング

 2日間、トレッキング・シューズの履き心地を見るのと野鳥撮影のロケハンとは、思わぬ収穫となった。こんどは、デジスコセット持参で歩いて見たいと思っている。

2010年1月 5日

野鳥識別掲示板

DSC_5206.JPG 正月3日に、京都伏見の酒蔵あたりを流れる濠川の川べりで、セキレイらしき野鳥を撮った。持っていたカメラは、NikonD70 に Nikkor18-200mm をつけたものであるから、大きくは撮れない。家に帰って、撮った写真をトリミングして拡大してみると、セキレイの一種ではなさそうである。

 このような場合は、まず野鳥図鑑であちこち調べてみる。今、専ら使っているのは上野動物園の園長をしておられる小宮輝之さんという方が編集されている「日本の野鳥」である。この図鑑の鳥の区分けは、場所別・大きさ別に構成されている。「街や公園で見られる鳥」には、該当する鳥はない。セキレイの項も見たが、どうも似た種はない。
 ネットでもサーチしてみたが、写真から探すのは難しい。このようなときに非常に有用なのは、電子掲示板である。日本での最大の掲示板は、「2ちゃんねる」であるが、どうも若者の世界のようで、年寄りは近づきがたい。
私が愛用している掲示板は、 K's Bookshelf というサイトで運営されている「この花の名は?掲示板」である。名前の分からない花の写真を貼付して、教えを乞うと早いときには 15 分も経たない間に答えてくれる方がいる。この掲示板で、沢山の花の名を教えてもらった。
 これと同じような仕組みで野鳥の名前を教えてくれる掲示板がないかと探したところ、熊本のNPO(特定非営利活動)法人のエコシステムのサイト<<野鳥識別掲示板>>というのがあるのが分かった。
 先の写真を貼付して教えを乞うと、すぐさま「イソシギ」だとサイトのさえちゃんという人(多分、サイトの運営者)が教えてくれた。そういえば、家の近くのどぶ川(和田川)でデジスコで撮ったイソシギとよく似ている。あまりいい写真ではないが、野鳥のサムネイルに、早速掲載した。どこで見かけたかは、記録として重要である。(と思っている。)

 ブログは自分自身のポータルサイトでもあるので、右メニューの中に、リンクフリーと表明されている野鳥識別掲示板へのリンクを置かせてもらった。

zukan
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2009年11月30日

隠居の野鳥写真集:撮影場所別に分類してみる

 2009年の8月からデジスコをやり始めたこともあって、撮影した野鳥の写真が増えてきた。撮影した写真は、ブログのウェブページに日付降順に並べてきたが、ページの更新が重くなってきた。
 それで、10月から時間をみては野鳥の写真サムネイルを改編してきた。自分自身の頭の整理と記録のために、写真を撮った場所別にブログサイトとは別にページを作り、目・科・種に整理してみた。
 野鳥の分類方法についていろいろと考えたが、小宮輝之さんが出されている「日本の野鳥」という図鑑に準じて撮影した場所を、
  • 自宅(堺市泉北ニュータウン)近くの公園など
  • 自宅近くの池、川など
  • 山小屋のある兵庫県鉢伏山などの山林
  • 野鳥園などがある干潟など

 に分け、目・科・種順に集めてみた。同じ種でも異なる場所で撮っている場合は、どちらにも掲載した。イソシギやカワウのように、干潟にも池や川にも飛来してきている。
 鳥の種名は自分なりに図鑑やネットサーチで調べたつもりであるが、間違いが多々あると思われる。もし分かれば、ご指摘いただきたい。
 掲載するにはあまりにも恥ずかしい写真もあるが、隠居の行動記録と割り切って載せている。これからは、動画やさえずりの録音もできるだけ取り入れて行きたいと思っている。
 これらのページへのリンクは、従来通りブログの右メニューのリンクボタン「野鳥の写真サムネイル」のクリックでつながるようにした。いちど遊びにきて、ご批判をいただけると嬉しい。

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2009年2月10日

泉北でもエナガ、コゲラが近くに

クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります ガレージにおいた組み立てDIY作業台で下手な木工をしていると、お隣のほんの近くの松の木にあまり見かけない小鳥が 5?6 羽遊びに来た。松の実をつついているようだ。また、ケラ類の鳥も木の葉隠れだがとまっている。

 あわててNikkor 18-200mm をつけた NikonD70 を家からもちだして、シャッターを切った。一見、シジュウカラだと思っていたが、写真をよく見てみるとシジュウカラ特有の胸のネクタイがない。

 「日本の野鳥」という図鑑で調べてみると、シジュウカラに似た鳥は、コガラで、ケラ類の鳥はコゲラであることが分かった。どちらも、私には初めて見る野鳥である。
(追記:2009/2/14)高校同期の友人から、コガラではなく エナガ ではないかとの指摘があった。掲載している写真以外の写真も含めて、再度ネットや「日本の野鳥」で確認するとエナガが正解のようである。ありがとうございました。

 ニュースでも報じられているが、スズメは少なくなった。スズメが鳴いているは、珍しくなった。このところ幅をきかせているのは、ムクドリである。日暮れ近くになると電線に 1,000 羽近くがとまり渦を巻くように住宅の上を郡遊し近くの竹林をねぐらにとまりにいき、しばらくギャーギャーとうるさい。
 ヒヨドリも多い。以前は一生懸命撮影しようとしたが、最近はつまらなくなった。メジロも庭の梅の木にあらわれるようになった。メジロも数が増えた感じだ。もう 4?5 日すれば枝垂れ梅も満開になるだろうから、そうすれば蜜を吸いにくるメジロを撮ることができるだろう。シジュウカラも年中見かけるようになった。こちらが、野鳥に関心が行くようになったせいもあるだろうが、明らかに生態が変わってきているのではないかと思う。

「日本の野鳥」
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2008年5月22日

隠居、双眼鏡でデジスコまがいを試す

 野鳥の写真を撮るのは、どうやらデジスコが主流らしい。

 デジスコをするには、まず三脚ということで、デジスコ以外にも必要と思い切ってVelbon PHD-51 雲台付きの Neo Carmagne 545 という軽量カーボン4段三脚をだいぶ前に手に入れていた。これだけで結構ものいりだったので、フィールドスコープなど肝心の機材は、まだ思い切りがつかないでいた。

 デジスコについてもっと知りたくて、ググッテみると双眼鏡にコンデジを押しつけて撮ったという写真に出会った。デジスコの機材を揃える前に、これをやってみようとトライすることにした。

 双眼鏡を手に持ったまま、コンデジ(私の場合、Coolpix 880 )を接眼レンズに押しつけるというのは曲芸に近い。双眼鏡( Nikon アクション EX 12X50 CF )を雲台に取り付ける方法はないかと考えてみた。

クリックすると大きな写真になります  以前に<三脚に取り付けるレコーダ置き>で紹介したのと同じ方法で、隅金にハンドタップ(ダイス)で雲台のネジにあうねじ穴を開け、それを端材に取り付けた。それに、車のチェーンをつけるときに使うつもりでおいてあった(一度もつかっていないが)、タイヤチューブを輪切りにしたものを加工してとりつけ、雲台に双眼鏡をとりつける左の写真のような治具を製作した。
 後で分かったことだが、双眼鏡を雲台に取り付ける治具は、Vixenという双眼鏡で有名なメーカーから「ビノホルダー」として安く売られている。取り付けできない双眼鏡もあるようだが、Nikon アクション EX をよく見ると飾りと思っていた Nikon マークがはずせるようになっており、そこにねじ穴がある。まだ手元に来ていないので、装着できるかどうかはわからないが、紹介されている写真と同じ位置なので多分いけると思う。もう少し、早く見つけていれば良かったのだが。

 家内がネットで見つけた"菖蒲の綺麗な公園(白鷺公園)"が近くにあり見に行きたいという。ネットでググッテ見ると野鳥もけっこういるらしい。双眼鏡でのデジスコまがいを試すチャンスなので、車を走らせた。

クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります あいにく、公園の草刈り作業のエンジンカッターの音がうるさい。菖蒲の花はまだ少し早かったが、スズメ・ハトに混じって、ムクドリ・ダイサギ・アオサギが池の周りでエサを探しているようだった。首から Nikon D70 に 18-200mm VR をつけたイチデジ(一眼レフのデジカメをこう呼ぶらしい)をぶら下げ、三脚につけた双眼鏡を持っていると行動が自由にならない。

クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります  公園の奥の池に 20m ほど離れたところに余り動かないアオサギを見つけたので、三脚をセットして"デジスコまがい"をやってみた。Coolpix を P:マルチプログラムオート、ズームをワイド側に設定して、双眼鏡の右レンズに押しつけて撮ってみた。 太陽の明るい公園では、コンデジの液晶画面はほとんど見えない。ほとんど勘で幾枚かシャッターを押してみた。自宅に帰って、PCで確かめてみるとほとんどはピントがあっていないが何枚かがかろうじて撮れていた。ピンぼけ写真は、どうやら双眼鏡の設定が悪いらしい。ゴムで固定しているので、ピント合わせ部分があまりスムースに動かないのも原因のようだ。ビノホルダーをつければすこしましかもしれない。
 ところで、イチデジで撮った ショットをみるとトリミングが必要だが、こちらの方がきれい。(右の写真)双眼鏡では、もっときれいに大きく見えているので、設定をやりかえて再度挑戦したいが、やはりフィールド・スコープでないと駄目なのかもしれない。

泉北近辺私的観光地図に掲載

2008年3月12日

Photo Thumbnail :野鳥の写真集

 今まで、撮り貯めた野鳥のサムネイルを MT用フォトサムネイラーを利用して作ってみた。
 自宅の庭、近所の公園、山小屋などで、鳥の姿を見かけるとできるだけ写真を撮るように心がけてきたが、野鳥を撮るために超望遠・三脚など本格的な体制ではないので、良い写真はあまりない。MP3 レコーダー EDIROL R-1 で録音した野鳥の鳴き声もこれらのエントリーに収録されている。

 野鳥の写真サムネイルを新しく設定いたしました。
 http://n-shuhei.net/atelier/web/birds.php へお越しください。