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2012年3月15日

隠居の読書:1円の中古本


 隠居の探鳥ウォーク・シリーズでは、俳句とはとても言えないような俳句をタイトルにしている。野鳥の観察では、季節の移ろいを肌に感じる。俳句をタイトルにしているのは、俳句には季語があって季節の表現が必要であるから、タイトルの表現には合っているなと思うからである。だが、乏しい日本語知識では、短い語句の中で適切な表現は極めて難しい。それで、色々な歳時記に頼ることになる。そんなことで、鳥と歳時記に関する本を探し求めたりする。先日、ネットでサーチしていると〘野鳥の歳時記〙といった本がたくさんあることが分かった。

 本は Amazon で買うことにしているので、Amazon で探してみると中古本であるが、どちらもシリーズ本で小学館の〘野鳥の歳時記〙、学研の〘鳥の歳時記〙といった本が一冊1円で売られていることが分かった。送料は 250 円である。
 いくら安くても、中身の薄ペッらい本であれば、邪魔になるだけである。試しに、一冊ずつ買ってみることにした。

 何社かリストされている中から、あまりどこの中古本屋といことを意識せずに注文をすると、二日もしないうちに、茶封筒に包装されて、ゆうメールで送られてきた。
 早速、封筒を破って中身をみた。どちらも 28・29 年前に出版された本であるが、綺麗なものである。デジカメが発展した最近の画像と比べれば、確かに写真はもう一つの感じがするが、挿入されてる文章は、山本健吉や若き頃によく読んだ串田孫一らの鳥に関する随筆があり、極めて面白い内容になっている。これで、251 円は安い。ということで、何冊かを買い求めた。
 どちらも野鳥愛好家にとっては、興味深い内容であるが、学研の〘鳥の歳時記〙には歳時記らしく多くの俳句も挿入されている。小学館の〘野鳥の歳時記〙は俳句歳時記ではないとことわっていて俳句の記載はないが、中西悟堂、岡部伊都子、辻邦生、戸川幸夫らのエッセイには惹きこまれている。

 ところで、気になる1円の秘密は、KandaNewsNetwork というサイトに、詳しいブログ記事があった。カラクリは、送料の割引制度にあるようだ。なるほど、納得である。

野鳥の歳時記〈4〉秋の鳥

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2010年12月31日

隠居のジャズ:Radio Senboku で trumpet artists 特集を組む


 Internet Radio サイトのLive365 には、Classical, Rock, Pop など23ジャンルに分かれて、8000あまりのInternet Radio 局がある。私が開設しているRadio Senboku は、それら全ジャンルの2000位くらいにランクしており、Jazz のジャンルでは 414 局中50位くらいの位置を上下している。そして、下のスクリーンショットのように、世界27ケ国からのアクセスがある。スロベニアあたりにも Jazz 好きはいるらしい。

Jan_10_3.JPG
 Radio Senboku は、もともと自分がパソコンに向かうときの BGM として流しているが、この8月に それまでの bebop 曲から Jazz pianists 特集を組むことで更新していた。そろそろ耳慣れてきたので、何か新しい機軸で流す曲を変更しようと考えてきた。アイデアが浮かばないまま更新を怠ってきたが、新しい年を迎えるにあたって、少々賑やかになるかもしれないが、trumpet artists 特集を組んでみることにした。
 ネットで Jazz trumpet artists でググってみると、WAER(なんと発音するんでしょうね) というサイトの【The 30 Greatest Jazz Trumpet / Cornet Players!】というページがヒットした。どうやら、WAER というサイトは、ニューヨーク シラキュース市にある周波数 88.3 のFM ラジオ局らしい。30人のアーティストは、このFM ラジオ局のリスナーとスタッフが選んだものだ。
 この30人のアーティストの活動時期を Wikipedia または eMusic で検索して、活動を始めた時期の古い順にリストしてみた。 eMusic は現在日本から曲をダウンロードできないが、アーティストの情報は検索できる。
 このリストは、右メニューに置いている。私の知らないアーティストも4~5人いたが、ほとんどのアーティストの演奏が、私の音楽データベースである Windows Media Player(WMP) Library にある。WMP Library に収納されていないアーティストの演奏は、amazon の音楽配信サービスからダウンロードした。amazon は極めて多くのアーティストの曲を配信しているからすぐに収集できる。とりあえず、アーティスト一人につき3曲 計90曲を選んで、ワンクール 9時間39分のPlaylist を作ってみた。Live365 から与えられた容量にまだ少し余裕があるので、Live365 の broadcaster が守らねばならない DMCA ルールに違反しない範囲で曲数を追加していきたいと思っている。
(追記:2010/12/31) 32曲を追加した。Playlist は右リストの【Radio Senboku Playlist】をクリックすると得ることができる。ワンクールは、13時間17分となっている。

2010年11月16日

隠居のネット利用:Amazon で音楽曲をダウンロードする


 11月13日、amazon.co.jp から、【○○ ○○ 様 【無料も】MP3ストアオープン】というタイトルのメールが届いた。Amazon で、日本からダウンロード購入できなかった音楽ファイルが購入できるようになったのだ。
 インディーズ系の MP3 ファイルをダウンロードできていた eMusic は、この2月から日本ではダウンロードできなくなっていた。ダウンロードできていた Lavel が増えてきていただけにまことに残念であった。Sony Music および Warner Music の Label と契約したことで日本でのダウンロードができなくなった原因のようである。JASRAC はネットへの理解が薄いようにおもう。 Amazon のアメリカサイトでの Mp3 Store もアメリカの人だけしかダウンロード購入できなかった。ところが、Amazon では日本でも OK になったのだ。巨大Label や JASRAC をどのように説得したのだろうか。

 下のスクリーンショットをクリックしてみてください。【MP3ダウンロード 】のカテゴリーで楽曲を検索して、ダウンロード購入できるようになっているのが、分かると思います。
MP3DL_00.JPG
 どれぐらいヒットするのかとアメリカのサイトと比較して試してみた。Amazon Store の【MP3ダウンロード 】のカテゴリーで【Miles Davis】で検索してみると、アメリカのサイトでは 3,433 曲(2010/11/16現在)がリストされる。ところが、日本のサイトでは 5,365 曲(2010/11/16現在)がリストされる。よく調べていないので分からないが、日本のサイトでは、日本で発売されたレコードも網羅されているのかもしれない。
 だが、日本でダウンロードできる曲は、screenshot を見ていただければ分かるように、これから順次開放されるらしい。

アメリカのサイトでの検索結果
MP3DL_02.JPG
日本のサイトでの検索結果
MP3DL_03.JPG


 問題は価格であるが、もうすでにダウンロード購入ができる【Miles Davis】のアルバム【Kind of Blue】で調べてみると、以下のように、現在の円高状況を考慮すると日本のサイトの方が高い。
日本での価格
MP3DL_05.JPG
アメリカでの価格
MP3DL_06.JPG

$で買うほうが安いので、アメリカのサイトでダウンロードしようとするとやはりアメリカ人だけの制限がある。
MP3DL_01.JPG
 日本のiTune store では、私の favorite である Jazz はあまりヒットしない。((追記:2010/11/17)現在はかなりヒットするようになった。ただし、1曲¥150と少し高い。)
 欲しい Jazz の曲がある時は、Amazon でサーチするくらい Amazon には多くのLavel の楽曲が収納されており、手に入れたい場合は仕方なく Amazon でアルバムを購入していた。これからは、私の趣味である Jazz の収集は1曲づつ比較的安価に購入できるので非常に便利となった。ありがたいことです。

 右サイドメニューに、【MP3 ダウンロード】ページへのリンク・バナーを置いた。もし、何か楽曲をダウンロード購入するときには利用していただける。日本のサイトなので、J-Pops もOKである。歌手によっては、演歌もダウンロード購入できるようである。

2010年2月16日

日本では、eMusic と契約できなくなった

 2002年末から続けてきた eMusic から Jazz を中心として MP3 曲をダウンロードしてきた。少しずつの値上げはあったが、最近の契約は月50曲 19.99$ だった。隠居生活でも、1ヶ月の過ぎるのは速い。契約期限が迫って、あわててダウンロードすることが何回かあった。Jazz の曲も相当貯まったので、一時解約することにした。

 ところが、口座は残っているであろうと 前のID(e-Mail Address)で Login してみると、下のようなメッセージがでて日本では再契約はできないことがわかった。がっくりである。
 eMuisc からダウンロードできるアルバムは independent labels が中心だったが、2009年6月に Sony Music と 2010年1月に Warner Music と契約した。それが原因かもしれない。 Jazz は independent labels でも多くの曲がダウンロードできていたので、極めて残念である。
 もちろん、新たに口座を作ることも同じようなメッセージがでてきて、できない。今、口座を持っておられる方は、解約しない方がよいかもしれない。
eMusic_2.JPG
 Amazon にも mp3 をダウンロードできるサイトがあるが、これは US customers だけに限定されている。悔しいけれども、日本ではアメリカのサイトからのダウンロードはできなくなった。インターネットって国境はなかったのではないのか。どこが、このような圧力をかけているのだろうか。
 Web Radio 局から流れる曲を録音することにしよう。これなら、今のところ free である。少々手間はかかるが。
eMusic_3.JPG

 

2007年3月 5日

隠居ブロガーの読書:五木寛之「林住期」

 毎日新聞朝刊の一面下に、五木寛之の「林住期」というエッセイが広告されていた。音読みしたときの響きは良くないが、広告コピーに引かれて Amazon で発注した。
 表紙をめくった次ページに、「林住期」の説明がある。
古代インドでは、人生を四つの時期に分けて考えたという。
  「学生期(がくしょうき)」、「家住期(かじゅうき)」、そして、「林住期(りんじゅうき)」と「遊行期(ゆうぎょうき)」。
   「林住期」とは、社会人としての務めを終えたあと、すべての人が迎える、もっとも輝かしい「第三の人生」のことである。

 この本を読みながら、”うん、そう!そう! 賛成賛成!”と何度も声が出そうになった。 曰く、
  •  林住期は、まず身のまわりのモノ(肥大化した人間関係、あふれ返るモノ、名刺や年賀状)を捨てることからスタートすべきである。 
  •  50歳からの人生をジャンプする。生きる目的を変える。生活のために働くのを変える。
  •  本来の自己を生かす。自分をみつめる。心のなかで求めていた生きかたをする。他人や組織のためでなく、ただ自分のために残された時間を日々をすごす。
  •  「林住期」においては、金のためになにかをしない、と決めるべきなのだ。
  •  林住期は「オマケの人生」である。オマケと考えれば、どう生きようと勝手ではないか。
  •  人生のクライマックスを、50歳からにおく。「黄金の林住期」の始まりである。その「林住期」を、より良く生きるために、私たちはこれまで学び、働き、社会に奉仕してきたと考える。青少年時代だけでなく壮年期もまた、林住期のための長い助走の期間にほかならない。

 隠居のお遊びに、強力な応援隊をもらった気分でいる。

rinjyuki_Image.jpg
林住期
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五木 寛之
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2007年2月 9日

ジャズがでてくる小説:「国境の南、太陽の西」村上春樹

 マイク・モラスキーの「戦後日本のジャズ文化」に出てくる小説を順次読んでいこうと思っているが、活字を追いかけるとすぐ眠くなる。村上春樹の「国境の南、太陽の西」をやっと読み終えた。彼が、中学校の同窓で、この本の中にがジャズの題名がいろいろと出てくるというだけで読んでみようというのが動機である。
 主人公”ハジメくん”は、結婚した相手の父親の資産であるビルの中でジャズラウンジを経営することになる。その店が繁盛して、2軒目の店を青山に持つが、この店の名前は彼が好きなジャズの曲名から採った Robbins Nest である。初恋の相手とその店で再会するが、そのときに流れるピアノ・トリオの曲が、Latin Jazz の Corcovado である。 ”ハジメくん”の好みは、Star-Crossed Lovers でピアノ・トリオは演奏の終わり頃には、必ずその曲を演奏するのである。この曲については、初恋の人、”島本さん”の質問、「それは、どういう意味なのかしら?」 に、”ハジメくん”の以下のような説明がある。
悪い星のもとに生まれた恋人たち。英語にはそういう意味があるんだ。ここではロミオとジュリエットのことだよ。エリントンとストレイトホーンはオンタリオのシェクスピア・フェスティバルで演奏するために、この曲を含んだ組曲を作ったんだ。オリジナルの演奏では、ジョニーホッジスのアルト・サックスがジュリエットの役を演奏して、ポール・ゴンザルヴェスのテナー・サックスがロミオの役を演奏した。
 なかなか詳しい。このあたりがマイク・モラスキーが取り上げた要因かもしれない。その他、このトリオのベーシストが好きと思われる Embraceable You も出てくる。これらの曲を、eMusic で探して、Live365.com の Radio Senboku にアップロードした。今後のコレクションに加えようと思う。

国境の南、太陽の西
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村上 春樹
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5 センチメンタル
5 「ノルウェイの森」の再来
4 男性的な過去の捉え方

2007年2月 6日

開局:Radio Senboku by Live365.com

 Web Radio をいろいろと探るうちに、Live365.comというサイトがあることが分かった。デジタルAREANA山崎潤一郎さんの「ネットで流行るもの」というコラムに「誰でも合法ネットラジオ!」で紹介されている。興味ある方はそのコラムを読んでいただきたいが、これで著作権の問題がクリアできそうなのでトライしてみることにした。
私がやりたいのは、eMusic からダウンロードしたMP3ファイルを broadcast することである。条件の一つに、使用する楽曲が、ASCAP、BMI、SESACといった米国の大手著作権管理団体によって管理されていなければならない。この点、私が broadcast しようとしているファイルは、米国のサイトからダウンロードしたファイルだから問題はない。とりあえず、7日間のトライアルをしてみることにした。Studio365-1.3 というソフトをダウンロードして展開し、指示に従えばファイルのアップロードは簡単に行ってくれる。eMusic からダウンロードしたMP3ファイルは 128kbps であり、 broadcast には 64kbps mp3PRO にしなければならないがこのソフトが自動的に行ってくれる。ここまではすんなりといったのだが、copyright の情報を付加しなければ、 broadcast はしてくれない。CDからリッピングした曲なら、そのCDにcopyright が記載されているが、ダウンロードしたMP3ファイルにはそんな情報はない。お手上げ状態になり、仕方なくキャンセルのメールを打つ(放っておけば自動的に登録したクレジットカードから引き落とされる。)と、キャンセルの原因は何かというメールが来たので、たどたどしい英語で、copyright がクリアできない旨のメールを返すと次のようなアドバイスが返ってきた。
To complete “ecommerce info”, log in your account, click on http://easycast-sf.live365.com/XXXXXX/manage.cgi , go down to the individual track.
Click on the song that have red x mark on it. You will now be Track Info Editor.
You will see next to title Cover: a search ? Missing Cover Art or Search Amazon to the right. Clicking on either one of the links will take you to retrieve the information needed.
You will now see a little window with all possible artists that might match the song, use the forward and backward button to scroll to the right artist.
Clicking on the green Copy info button will take you back Track Info Editor page where all the missing information fill in.
You will need to do this for all the songs that have red x mark on them.
If you need further assistance, please don’t hesitate to write us again.

この通り実行してみるとなんとArtist, Track name の情報だけで、Label, Album, copyright の情報を Amazon.com が教えてくれるではないか。これによってファイルの情報を満たすと broadcast できるようになった。下のリンクをクリックしてみてください。立ち上がるまで少し時間がかかりますが、私のインターネット・ラジオ局Radio Senbokuにつながるはずです。現在20曲程度のストリーミングかしかアップロードしていないが、私が選曲したJazzが流れる。ただし、はじめの部分と途中に英語のアナウンスが入る。まあ、リスニングの勉強と思って我慢してください。ただし、InternetExplorerでないと駄目のようだ。
でも、なんでお金を出してまでそんなことをするの?と疑問の方も多いと思う。その理由は、上に紹介した山崎潤一郎さんと同じ気持ちなので、そのコラムを読んでいただきたい。まあ、隠居の一つのお遊びです。

続きを読む "開局:Radio Senboku by Live365.com"

2007年1月 5日

MTに自作Flashリンクボタンを置く

 右サイドのメニューに、総集編的なページや昔のHPなどにリンクするボタンを置いてきた。これらのボタンは、SothinkSWFQuickerのテンプレートを使って Flash で作ったものもあるが、それぞれ個別に作ってきたので統一がとれていなかった。テンプレートでは、自分の思うようにデザインができないことも不満であった。それに大枚をはたいて手に入れた Flash8 をなんとか使ってみたいという願望もあった。初心者向けの参考書これで完璧 Flash8では、もうひとつ自分の思うような例がなかった。Flash8 のヘルプに、ファーストステップガイドやチュートリアルもあるが、記憶力が悪くなっているので印刷物でないと使いづらい。それでまた、下の『Flash 8 レベルアップコース』という書籍を買った。何のことはない書籍代に結構使っている。
この『Flash 8 レベルアップコース』は丁寧に書いてあり、なかなか手助けになる。この中の作成例を参考になんとかたどり着いたのが、現在の Flash リンクボタンである。一応、Flash の基本であるボタンへのカーソル状況によって、動いたり音がでたり、半透明のカバーが覆けられる。もちろん、クリックによって目的とするURLが現れる。また、作例にはなかったが管理者(私)へメールするリンクボタン(mailto:)も同じ動きで設置できるようになった。歳をとっての学習は、エキスパートの真似をなんども繰り返してするしかないかと変に得心している。幸い時間はある。

Flash8 レベルアップコース
Flash8 レベルアップコース
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ななきち
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2006年12月22日

五木寛之:『気の発見』

  青年は荒野を目指すと一緒に買った五木寛之の最近の作品である。若い頃の作品と歳をとってからの作品でどのような違いあるのか見つけたいと思ったが、この本は気功家である望月勇氏と五木寛之との対話を編集したものであり、対比は難しい。
 気功家なるものを知ったのは、この本を通じてが初めてである。対話者の望月氏は『青年は荒野を目指す』に触発されて、ヨーロッパや中東・アフリカを放浪したことがあるようだ。同じ頃シベリア鉄道で、北欧に行った人は沢山いるようで、建築家の安藤忠雄もその一人とのことである。一家をなすほどの人は、若いときに苛酷であるが貴重な経験をされているみたいだ。それは兎も角として、望月氏の話は ”えっ、それとほんと!” というような内容ばかりであるが、戦後教育の影響で科学的に割り切れないもの、理論的に納得いかないものに疑問を抱いてきたことを見直す必要がありそうだ。最近とくにそのようなことに敏感になっているのは歳をとったせいかもしれない。第八章に、望月氏の次のような話がある。
私は、浄土に還るときというか、この世を卒業するときというのは、じつは本人が知っているんじゃないかと考えるのです。この世でやらなきゃならない宿題が終わっていないときは、死ねないし、本人が、すべてやり尽くした、もういいと納得したとき、お迎えが来るんじゃないかと。

 宿題ではないが、やりたいことが山ほどあるので、まだ当分お迎えはないかなと思っている。

気の発見
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五木 寛之 望月 勇
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4 命の神秘さを感じました。

2006年12月13日

五木寛之『青年は荒野をめざす』:Jazz and Free Go Hand in Hand

 久しぶりに小説を読んだ。先日紹介したマイク・モラスキーの『戦後日本のジャズ文化』に出てくる五木寛之の初期作品『青年は荒野をめざす』である。マイク・モラスキーはその著書のなかで、五木寛之のジャズ観を以下のように記述している。
要するに、五木寛之は、ジャズ演奏を基本的に<コミュニケーション>と見なしているのである。それがミュージシャンと聴衆との間の<対話>であろうと、演奏中の(楽器によって表現される)ミュージシャン同士の対話であろうと、一方通行ではなく相互コミュニケーションでなければならない、という主張が根底にある。だからといって五木はレコードなどの価値を軽視しているわけではないが、やはり音楽(ジャズ)の原点は生演奏である、という主張が初期のジャズ小説群において一貫して表現されているのである。

 私もJazzはコンサートホールでかしこまって聴く音楽ではないと思う。ライブハウスで、ジントニックでもチビリチビリやりながら音の中に身を沈めるのが最高である。ニューオーリンズのバーボンストリートにある Royal Sonesta Hotel (Google Map)のサロンや New Preservation Hall, 東京お茶の水の「ナル」や大阪北の Azule なんかで聴いたJazzを懐かしく思い出す。この小説の主人公「ジュン」のようにJazz に精神的な傾倒をするわけではないが、Jazz を聴くときは何か「自由」というものを感じている。続けて村上春樹の『国境の南 太陽の西』も読んでみようかと思っている。

青年は荒野をめざす
青年は荒野をめざす
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五木 寛之
文芸春秋
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2006年12月 2日

戦後日本のジャズ文化:マイク・モラスキー

 毎日新聞の確か「記者の目」というコラム記事で『戦後日本のジャズ文化』という本の存在を知った。Michel S. Molasky というミネソタ大学で日本文化を研究している教授の著書である。奥さんは日本人のようだが、日本人以上の日本語で書かれている。リタイア後、このような390ページにも亘る小さな活字での単行本は敬遠してきたが、Jazz 好きということもあって一気に読んでしまった。著者のJazzに対する即興性 (improvisation) 重視の視点は全く同感である。著者が検証している映画(黒澤明『酔いどれ天使』、裕次郎『嵐を呼ぶ男』など)や小説(五木寛之、倉橋由美子、村上春樹など)は、どれも読んだり視たりしたことはないが、それらの作品とJazzが持つ文化との関連を詳説している部分は面白い。この歳になって好きなことでも知らないことばかりが続出する毎日である。最近の五木寛之の本も気になっていたので、この著書で取り上げられている初期の作品『青年は荒野をめざす』と最近の『気の発見』の文庫本を amazon に発注した。いずれ、中学の同窓らしい村上春樹の『国境の南 太陽の西』も読むつもりである。
 この著書の終わりのほうでは、最近のIT時代における Jazz への接し方の中に MP3 ファイルについても書かれていることや全般にわたって出てくる artist 名に familiar なのも面白く読んだ原因かもしれない。Jazz 好きの人には是非お奨めしたい一冊である。

戦後日本のジャズ文化―映画・文学・アングラ
マイク モラスキー Michael S. Molasky
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おすすめ度の平均: 4.0
4 幻想の“ジャズ文化”、“ジャズの時代”を相対化する試み

2006年7月 3日

隠居にとってのスローライフ

 サラリーマンから引退後本を読む機会がぐーんと減ったが、ショッピングモールの書籍売場をうろうろしていると「スローライフ」という表題の新書が目に飛び込んだ。書籍は amazon でサーチして発注するのがこの頃の習慣であるが、表題に惹かれて衝動買いするのは久しぶりである。
 この本の著者 筑紫哲也はニュースキャスターであるが私はTBSのその番組を見たことはない。だいたいそのような系統のTV番組自体をあまり見ないし、そんな時間にはほとんど寝ている。ワールドカップやMLBなどのスポーツ番組には興味があり、時間があれば見ているが。筑紫哲也の言論・行動には色々な意見があるようだが、この本で取り上げている内容には関心を引くものが多い。自分自身がサラリーマンとしてのビジネスの世界から身を引いてしまってるので生きるためのオブリゲーションは皆無に近い。従って副題になっている「緩急自在」を文字通り楽しんでいる。全てマイペースである。急ぐこと、言い換えれば期限を切られてするることは何もないのである。隠居はスローライフの象徴的な言葉である。
 この著書の中では「IT」はファスト・ライフの代表として扱われおり、スローライフに対峙させているが、私には「IT」は日本食におけるファストフードの「蕎麦」や「寿司」のような存在である。要するに使いようなのだ。著者が男性長寿日本一の長野県諏訪中央病院の鎌田本実病院長の言を引用して「もはや長寿は目的ではない。長くなった人生、とくにその最後の部分をいかに充実したものにするか、「質」の問題に移っている」というように、私にとって「IT」は生活の質を充実させてくれる手段なのである。
 スローライフについては色々な意見があると思う。ご意見をコメントいただければありがたいですね。

スローライフ―緩急自在のすすめ
筑紫 哲也
岩波書店 (2006/04)

2006年6月26日

BLACK&DECKER 14.4VSX充電マルチツール

 前から欲しかったコードレス・ドライバードリルを探していたら、BLACK&DECKERから、ドライバードリル、ジグソー、コーナーサンダーがセットになっている製品を見つけたので衝動的に購入した。予備のバッテリーや収納用の格好いい鞄がついており気に入っている。力も14.4Vなので結構強い。

2006年6月26日

RYOBI ミニ卓上グラインダ TG-30

 刃物研ぎを楽しようと思って卓上グラインダーを使ってみることにした。グラインダーでの刃物研ぎはなかなか難しい。かなり使い慣れる必要がありそうだ。ただ、金属を磨くには強力である。

2006年6月22日

自動水やりタイマー

 我が家で使っている自動水やりタイマーです。かなり過酷に使っていますが、故障はありません。また、電池も長持ちします。

2006年6月13日

NHK趣味悠々:ブログに挑戦してみよう!

 6月から7月にかけて教育TVなどで放送されるようである。ほとんど分かっていることが多いが、ときにカスタマイズのヒントをくれたりする。ブログをやってみたいという人には良い入門編になるのではないだろうか。
ブログに挑戦してみよう!
佐々木 博
日本放送出版協会 (2006/05)

2006年6月13日

グーグル Google

 本を読むことが少なくなったが、amazlet it!を利用して読んだ本の記録を残していくことにする。 梅田望夫さんの「ウエッブ進化論」を読んだときほどの衝撃はないがやはり読書は必要かなと思ったりしている。
 著者の佐々木さんはGoogleが全てを支配していくことに懸念を示されている。

2006年6月13日

心臓突然死からの生還―アメリカで受けた手術体験


 先に紹介した高松健さんの著作「心臓突然死からの生還」がamazonで購入できるようになりました。amazon側では、まだ画像が用意されていません。下の画像が本の表紙です。画像ありに変わりました。時潮社に立ち読みコーナーがあります。

2006年4月19日

EDIROL R-1

<雀のさえずり>で紹介したEDIROL R-1です。

R-1 WAVE/MP3 RECORDER
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ローランド (2004/11/19)
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おすすめ度の平均: 4
3 録音を楽しむためのモノですね。
5 利便性も音質も最高のデジタル録音機

2006年4月 3日

HTML&スタイルシート辞典

 MTのカスタマイズに役にたっています。画面サンプルの文字が小さくて老人にきついですが。丁寧に書かれています。丁寧に読む必要はありますが。

詳解HTML&スタイルシート辞典―最新実用カラー版
岡蔵 龍一
秀和システム (2000/09)
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おすすめ度の平均: 3.33
4 正しいHTMLを書くために
4 手元に置いておくと便利です。
2 コンセプトが洗練されていない