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2010年9月 7日

隠居のパソコン備忘録:LP をデジタル(MP3)化するもうひとつの簡便な方法

 前回記載した方法では、オーディオ装置とパソコンは少なくとも同じ部屋になければならない。デスクトップPCと大型のオーディオ装置を別の部屋においているような場合は、ラインでの入出力が難しい。そのような場合でもLP の音楽をデジタル化する簡便な方法を試してみた。

 簡便な方法とは、ポータブルのPCM recorderを使用することである。私は、野鳥のさえずりを録音するために、Roland の EDIROL R-1 という機種を2006年春に求めた。この機種は、孫のエレクトーン発表会などの音楽を録音するなどにも使ってきた。いろいろな設定ができていいのだが、持ち歩くには少しかさばる。それでなくとも、野鳥観察に出かけるときには荷物が多いので、最近は小型の SANYO PCM recorder を持ち歩いている。あまり肥えていない耳には、音質の差は感じられない。

 どちらのレコーダーも WAV(PCM) または MP3 の録音ができる。今回は、EDIROL R-1 での録音について記載する。
  1. オーディオ装置の lineout(出力)端子からステレオ・ミニプラグがついたケーブルで EDIROL に接続した。EDIROL R-1 には linein の端子が付いている。 (SANYO PCM recorder にもついている。)
  2. EDIROL R-1 には、9種類の録音モードがあるが、WAV 16bit/44.1 khz で設定した。16bit でないとMP3にエンコードできない。こ1GB のコンパクト・フラッシュ(CF)で1時間以上の録音ができる。(EDIROL R-1 のメモリーは、CFである)
    また、録音後のファイルを 【隠居のパソコン備忘録:(続)LP をデジタル(MP3)化して、音楽CD にする】で説明した Sound Engine Free で編集するには、WAV 録音の方が良い。
    (SANYO PCM recorder でもPCM(WAV) 録音できる)
  3. 録音スタンバイで、入力レベルが確認できるが、あまり神経質になることはない。録音後のファイルを Sound Engine Free で調整できる。
  4. EDIROL R-1 の録音ボタンを押してから、レコードに針を落とせばよい。これも、 Sound Engine Free を使って、後で頭の無音部分は削除できる。
  5. 録音が終わったら、オーディオ装置からのケーブルからEDIROL R-1 を外して、パソコンと USB ケーブルで接続する。(CF を抜いて、カード・リーダーで読み取ることもできる)
    ( SANYO PCM recorder には、本体にUSB 端子がついている)
  6. Sound Engine Free を立ち上げ、CF に入っている録音した WAV ファイルを開く。波形を見ながら、録音の頭の無音部分を削除する。削除は、削除したい部分を反転させて(L とR の真ん中の線あたりに矢印がでるので、それでドラッグする)、【Delete】キーを押せばよい。削除まで少し時間がかかる。SoundE_10.JPG
  7. 波形の波が小さいようであれば、メニュー【音量】ででてくるセレクトボックスから【オートマキシマイズ】を選択するとでてくるポップアップ画面のライブラリーで、-15dB(popsならこれぐらいいいのでは)を選んで OK すれば音量を調整してくれる。
    SoundE_11.JPG
  8. 後の作業は、先のページ【隠居のパソコン備忘録:(続)LP をデジタル(MP3)化して、音楽CD にする】の 4. 以降と同じである。


 このような方法を使えば、ポータブルなデジタル録音機器を持ち歩くだけだから、オーディオ機器とパソコンとが離れた場所にあっても作業ができる。
 古希に近い私と同じような世代は、若い時に求めた棄てきれずに死蔵しているLP があるのではないかと思う。LP を聴いて若いころの思い出に浸りながら秋の夜長を過ごすのもいいだろう。デジタル化してしまえば、LP は処分できる。

2008年10月 2日

第3回 和泉の国ジャズストリート

 第1回第2回は9月のもう少し早い週に開催された和泉の国ジャズストリートは、今年は9月の最終日曜日の9月28日に行われた。和泉市市議選挙の影響だそうだ。

クリックすると大きな写真になります 昨年と同じように、和泉市いぶき野に住む友人とビッグバンド「New Five Lines」の演奏が始まった泉北高速鉄道の終点、和泉中央駅で落ち合った。昨年も東大阪市のこのビッグバンドの演奏を聴いている。今年は、mp3レコーダー Edirol R-1 をナップサックにしのばせていった。有料ライブは別にして、写真撮影や録音はOKなようなので、録ってみることにしたのだ。 

 このバンドはラテン系の曲目が得意のようだが、Memories Of You というようなポピュラー・ジャズも取りれている。録音はバッチリだったが、このようにして聴いてみると演奏はもうひとつだ。Live がやっぱりいいのだ。

クリックすると大きな写真になります 今回から駅から2?3分でいける新しく加わった会場の大阪トヨペットいぶき野店で bluegrass バンドの演奏があるようなので、桃山学院周辺に行く前に立ち寄ってみることにした。 bluegrass は一時期よく聴いていた。いまでもネットからダウンロードした曲がごまんとPC のディスクに残っている。バンジョーを中心としたアップテンポなスタイルが好きなのだ。
 販売店の外、道路に面したところに折りたたみ椅子をならべただけの演奏場所では、前のヒュージョン演奏が終わったところだった。 サザーン・フレーバーという5人のメンバーは、 bluegrass が好きで集まったようだが、アコースティックのベースを弾いているSUN というプレーヤーは、第1回の時に他の楽団で見かけたから、このような出演をするときに呼ばれるのかもしれない。
 バンジョーのToshikawa さんの演奏はなかなかのもので、40分あまりの時間を楽しんだ。
クリックすると大きな写真になります 今年はフォトコンテストがあるようで、あちらこちらでカメラを構える熟年が目についた。

 第1回と第2回にビールで喉を潤しながら演奏を楽しんだ「エッテルム・フィノン」という店は閉店して更地になっている。あの雰囲気が JazzStreet らしくて良かったのだが。

 今年は、桃山学院大学の正門近くにある「いずみ緑ヶ丘自治会館」で、本格的なジャズが楽しめそうだ。飲食はできそうにないので、大阪トヨペットからぶらぶらと自治会館に向かう途中の「和泉シティプラザ」内のカフェでカシス・ソーダで喉を潤した。ここには、アルコール飲料はない。
 自治会館の子供のピアノ発表会でもやりそうな小さなホールでは、富田宗雪&滝川雅弘カルテットの演奏が終わりかけていた。
なかなかスイングしている。もう少し早く来れば良かったかもしれない。
 そのあとのボーカリスト山内尚美さんのカルテットも若手ばっかりで馬力のある演奏が聴けた。とくにサックスの里村稔さんが気に入ったが、録音を誤って消してしまった。そのあとの「ぐあんぐー」というベテラン・バンドの演奏を途中まで聴いて、桃山学院大学のカンタベリー・ホールで行われる有料ライブ「木村充揮」のライブに向かった。

 これってなんだろう。ジャンルなんかはどうでもいいのだが、最初はJazz でお馴染みの "As Times Goes By" のメロディーではじまったが、新しいジャンルのエンターテーメントだろう。確かに、エンターテーナーとしては面白いが、京セラドームでもやったらいいような電気的な増幅装置を使った凄まじい音量には閉口した。古いジャズばかり聴いているおじんにはこたえる。
 それでも右隣に座った追っかけ的なおばちゃんは感激していた。

 ライブ終了後、友と久しぶりに飲んだ。学生相手の店が多いこの近辺は、日曜日の夜ともなると静かであまり客も少ないので準備ができていないのか、注文した料理が出てくるのに時間がかかった。その分、会話がすすんだが。

 

2008年5月 3日

新緑の兵庫氷ノ山山麓鉢伏

 平日に孫の世話をするようになってサンデー毎日が崩れているが、娘の連休で久しぶりに平日にも家を空けることができたので、連休の合間をぬって家内と兵庫鉢伏の山小屋に行ってきた。

クリックすると大きな写真になります この冬は豪雪だったので、少し春のきかたが遅いようである。氷ノ山にはまだ雪が残っている。大久保のゲレンデから、パノラマ写真を撮ってみた。わらびとりにはまだ少し早かったが、ゲレンデの下の方に多く頭をもたげており、家内はスーパーのビニール袋に一杯摘んでいた。帰ってすぐ重曹であく抜きをして、1日おいて煮付けにしてくれたら柔らかくて美味しかった。

 今回は、野鳥のさえずりと写真を撮りたかったので、MP3レコーダーEDIROL R-1 と NikonD70 に Tamron28-300mm をつけて小屋の周りを歩いて回った。首からは双眼鏡 Nikon Action EX をぶら下げた。この双眼鏡、倍率は高いが少々重たい。もう少し軽いのを求めるべきだった。が、鳥を探すのは楽になった。さえずりのする方向に、双眼鏡で探すとバッチリと見えることが多くなった。

クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります  Tamron28-300mm を筒一杯のばして写真に収めるようにしたが、自宅に帰って CompactFlash のファイルを確認するとメモリーした形跡はあるのだが、読み取れない。今まで撮れたことがなかったモズとか梢でさえずるウグイスが撮れているはずなのに駄目だった。

 かろうじて、小屋ちかくのヤマザクラにきたメジロと電線にとまっていたシジュウカラがメモリーに残っていた。だが、やはり手ぶれしていていい写真ではない。デジスコ セットが欲しくなった。

クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります 足もとに目を落とすとキバナジキタリスがとうのたったツクシのそばに群生していたり、タチツボスミレが可憐な花を咲かせていた。

 ウグイス、シジュウカラとヒヨドリくらいまでは、なんとかさえずりが分かるようになってきたが、山小屋近辺には他にもいろいろと野鳥がいるらしい。姿は見えないが、さえずりだけが MP3 recorder に残っている。例の「ことりのさえずり」サイトの Pika さんに教えを乞うメールをだした。

 早速、教えて頂けました。
シジュウカラの後ろでイカルがさえずっています。
イカルは澄んだ声がとても素敵で、ファンが多い鳥です。
八ヶ岳エリアのイカルは、巻き舌です。
さえずりページにファイルを置いてありますので、聞き比べてみてくださいませ!
 なんと、シジュウカラとイカルの掛け合いになっていたのだ。シジュウカラもいろいろなさえずりがあるんですね。
スキーのために乱開発が進んでいると思っていた鉢伏にも、このような鳥が住んでいるとは驚きだ。スキー客が減少してきているのが幸いしているのかもしれない。ますますデジスコ・セットが欲しくなっている。

クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります




(追記:2008/5/6) 舞鶴若狭自動車道春日IC近くの道の駅「おばあちゃんの里」で教えてもらったレンゲ畑や九尺藤で有名らしい「白毫寺」に寄ってみた。このときの写真はなかったので、先日の<新緑の兵庫氷ノ山山麓鉢伏>エントリーには記載しなかったが、今回壊れた写真ファイルが復元できたので、UPしてみた。できはよくないが、梢の先でさえずるウグイスもなんとか復元できた。



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2007年8月 8日

夏の山小屋(2)

 このところ山小屋に行く目的は、DIYの趣味を兼ねた修繕が主であるが、ついでに野草の花の撮影や小鳥のさえずりを録音したりしている。
 日の出近くに、カメラとレコーダーのEDIROL R-1をバックサックに入れて、小屋を抜け出す。今回、レコーダーは取り出しやすいようにウエスト・ポーチに入れた。日の出前は、小鳥のさえずり録音のゴールデン・アワーである。朝が早いので生活雑音がない。また、このあたりは吹奏楽団などの合宿が多く、朝早くからパート練習の楽器音が聞こえてきたりするが、さすがにこの時間はまだ練習を始めていない。
 そのようにして録ったさえずりを例の「ことりのさえずり」管理者の Pika (パイカ)さんに聞いていただいたところ、
ファイル拝聴いたしました。いい音の景色ですね*^_^♪
いくつかの声が聞こえてきましたが、一番目立ったのはやはりウグイスの「谷渡り」と「法法華経」。
あとは、ヒヨドリのにぎやかな声に、アカゲラのケッケ、ホトトギスの「特許許可局!」。 キビタキの声は聞こえませんでした。
どれも、いい声?♪
まだまだ、さえずりが楽しい季節ですね!

 というお返事をいただきました。耳を澄ませば、確かに「特許許可局!」が聞こえてきます。小屋の近くにアカゲラやホトトギスがいるとは驚きです。遠い昔にはカッコウも鳴いていたこともありましたが。本格的に、バードウォッチングを始めようかと思案している。手始めに、双眼鏡を求めることにした。その次にデジスコ(フィールドスコープで捉えた像を、デジタルカメラで写すの abbreviation )を狙っている。
クリックすると大きな写真になります 山小屋は鳥の鳴き声と同時に虫の鳴き声、とくに夏は蝉の鳴き声がかしましい。早朝と日暮れが近づくとヒグラシがカナカナと鳴き出す。天気の悪いときには昼間でも鳴いている。網戸にへばりついていたニイニイゼミとの二部合唱になっている。
クリックすると大きな写真になります  友達の蝶屋さんによれば、兵庫県鉢伏には珍しい蝶が生息しているとのことだ。蝶の名前に詳しくないので、どのような蝶が珍しいのかよく分からないが、表翅が黒っぽく、裏翅に丸い紋がある蝶がゲレンデの芝生の上でヒラヒラと舞っていた。Webでサーチしてみると、ヒメヒカゲのようである。間違っておればご指摘ください。

(追記:2007/8/9)yamakoさんにご指摘いただきました。この蝶は、ジャノメチョウとのことです。訂正いたします。
 記事中の Play ボタンをクリックすると音が聞こえて来るはずです。ただし、mp3ファイルが再生される環境が必要です。

2007年5月13日

トロッコ列車

クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります  京都の娘の所に製作したベッドサイド・テーブルを届けるついでに、列車好きの孫とのつきあいもあってトロッコ列車に乗ることになった。娘の住まいに近い四条大宮から京福電鉄に乗った。孫は、運転席の真後ろで、線路を凝視していた。終点の嵐山から一つ手前の駅嵯峨で降りる。5分ほど歩くとJRの嵯峨嵐山に隣り合ってトロッコ嵯峨駅がある。このトロッコ列車は1時間に1本が運転されている。単線でトロッコ亀岡駅までを往復運転しているようだ。ちょうど亀岡行きが出発したところで50分くらい待たねばならない。そのような人が多いのか、駅はSLのミュージアムにもなっており、ホールにはD51はじめ5台のSLが機関車が陳列されていた。このトロッコ列車、人気があるようで、海外からのツアー客などで座席(全て指定)はすぐに売り切れ、立ち席で乗るお客もあったようだ。

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2007年5月 2日

GW:トカイナカではありませんが、鉢伏の花など

 娘家族の都合に合わせて、渋滞覚悟でGWの初日に兵庫県養父市大久保にある山小屋に出かけた。朝6時に出発したのと裏道を走ったので渋滞には一度も会わずである。特に、昨年夏に開通した北近畿豊岡自動車道は、全くスムーズであった。私が使っているトヨタのDVDカーナビの最新版では表示されないから、まだ良く知られていないかもしれない。仕様は高速道路並みであるが、遠坂峠のトンネルを除けば他は無料なので、より快適に感じる。いろいろと議論はあるようだが、このような道路建設は賛成である。鉢伏に出かけるのはもう45年あまりになるが、この間の道路整備のおかげで時間がかからなくなってきた。それでも、トカイナカというには遠すぎる。
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070428_12.jpg070428_11.jpg  このシーズンは何十年ぶりかでスキーが満足にできる積雪はなかったとのことであるが、氷ノ山の頂上付近にはそれでも雪が残っていた。この季節の楽しみにワラビ取りがある。小屋の周りには毎日のように新しいワラビがヨモギなどの中で頭をもたげてくる。民宿のおばさんがヨモギとワラビを一緒に天ぷらにすれば美味しいと教えてくれた。ウグイスなどの小鳥の鳴き声を楽しみながら、里山を散策した。(左のプレイボタンをクリックすると鳴き声が聞こえてきます。)
 このあたりに桜の名所はないが、里山らしく山桜が満開である。桜より目立つのは鮮やかな黄色の花をつけているヤマブキである。人家の垣根などに見かけられるから、人工的に植えられているのかもしれない。もっと目をこらすと青色の小さなスミレ(タチツボスミレ?)があちこちに咲いている。また、"K's Bookshelf"での花の辞典で調べるとキバナジキタリスと思える壺状の花が群生していた。
 農道をぶらぶらと散歩していると見たことのない花?を見つけた。枝には小さな新芽がついている。"K's Bookshelf"この花の名は?掲示板にアップした。すぐに皆さんが教えてくれた。ミツマタということである。これから黄色い花が咲くようである。小鳥が梢にとまって鳴いていたが、VR(Vibration Reduction:手ブレ補正)がついた望遠レンズでも焦点があっていない。ボケタ写真でよく分からないが、「日本の野鳥」という図鑑で調べてみると"ヤマガラ"ではないかと思う。チャンスが少なく動きが速いので小鳥を撮るのは難しい。
 40年ほど昔には、このあたりは豊岡の名産品である柳行李の材料である柳の皮の産地だった。夏だと思うが、農家の人たちが緑色に染まりながら柳の皮を剥いていたのを思い出す。数少ない現金収入だったのだろう。その名残のコリヤナギの花が猫の尻尾のように垂れ下がっていた。このごろ小屋の側の秋になればクマが現れるという栗の木には、宿り木が球形に絡まっていた。
    

2007年4月11日

Live365 Aircheck(録音)の一つの方法

<Web Radio を録音する:Ripping Live365>でも書いたが、現在 Ripcast などを使っての Live365 のRipiing は著作権の問題で紛争状態にあるのか上手くいかない。それで若い頃(35年以上も前)FM放送をエアーチェックしていた方法で録音できないかと考えてみた。幸い、最近はレコーダーも進化し、音を扱うソフトもいろいろと充実してきている。
 私は鳥の声などを録音するのに、Edirol R-1という MP3レコーダーを使っている。 ウグイスの鳴き声や虫の音をMP3録音してくれる優れものである。このレコーダーにPC のサウンドボードからオーディオ装置にアウトプットしているプラグをラインインすると録音できることが分かった。デジタル→アナログ→デジタルに変換することになるが。Live365でお好みのステーションを選択して何らかのメディアプレーヤーでストリームを再生し、レコーダーを音量など適切な録音状態に設定してオンにすれば、自動的にストリームが録音される。モニターは、ヘッドフォーンでできる。むかし、カセットテープにアナログ録音したものが、コンパクトフラッシュ(Edirol R-1の場合)にMP3録音されるだけの違いである。
 このストリーム録音を1曲ずつに split するには、私の場合 Direct WAV MP3 Splitter を使っている。無音の部分を探して区分してくれるのだが、無音のレベルと秒数を調整できるので、上手く調整すれば1曲ずつのファイルとなる。ただし、昔のカセットテープへの録音と同じように、1曲ごとの曲名・アーティスト・アルバム名(3Dタグというようだが)は、自分で設定しなければならない。しなくても差し支えないが。
 あとは、MP3ファイルのWAVファイルへの一括変換と音量調節で書いた方法で音量調節をすればよい。耳の良い方なら音質の劣化が気になるだろうが、FM放送をカセットテープにエアーチェックしたときとは比べものにならない。このようにしておけば、iPod で外に持ち出すことができるし、車用にCDに焼くことだってできる。

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2006年9月20日

隠居の庭に虫の音が:ツヅレサセコオロギ

 朝晩、Tシャツ・半ズボンでは寒くなってきた。このような気温になると庭で虫の音が聞こえる。EDIROL R-1 で朝方音録してみた。Googleで「虫の音」でサーチして見つけたサイト「虫の音に耳をすませて」の助けを借りた。虫の音の主は、「ツヅレサセコオロギ」のようだ。それも、2匹以上いるようだ。今まで何気なく聞いていた音も関心を持って聴いてみると違った音に聞こえてくる。
 コオロギを見つけて写真に収めたいと思ったが声はすれど姿は見えずだ。
虫の音に興味ある方は「東京近郊の虫の声」サイトはお勧めです。

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2006年4月28日

鶯(<small>bush warblers</small>)来鳴きて・・

ウグイス

 MP3での録音ができるEDIROL R-1は以前にも書いたように、里山でのウグイスの声を録音したいというのがきっかけだった。本日(2006年4月28日)、晴天に恵まれたので堺自然ふれあいの森にウグイスの声を音録すべく出かけた。農業用水用の小さな川の流れる音とかカラスの鳴き声などが混ざって、ウグイスの鳴き声だけを選別するのは少し難しかったが、帰って音声編集ソフトSoundEngineで増幅したり切り貼りしたりするとなんとか様になるMP3ファイルができた。MP3の編集は今まで手がけてきているので扱いやすく重宝する。
 少し見つけにくいと思うが(コナラの丘あたり)案内図にある小鳥のアイコンをクリックすると、遠くで逆光なのであまりうまく撮れていないウグイスの写真がでる。また、左下のサウンド・コントローラ(pickle player)でウグイスの声を、再生したり一時停止したりして音が聞ける。いちど試してみてください。  ところで、標題のような出だしの合唱曲があったと思いますが、どなたか作詞者とか作曲者をご存知ありませんか。標題に続く歌詞は、「・・春は還りぬ」だったと思います。  

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2006年4月20日

ムクドリ?のさえずり

鳥の鳴き声録音(実験2)

 今の季節、日の出頃にかなりうるさい鳥の声で目が覚める。昨日EDIROL R-1を使って録音を試みた。この鳴き声は多分ムクドリと思うのですが、詳しい方教えてください。どこかで犬もほえているようですが。 <雀のさえずり>で録音再生のこころみを掲載したがどうも気に入らないので、自分でFlashソフトを使って作ってみた。これだとFlashファイル(.swf file)を背景の好きなところにおける(ちょっと苦労したが)ので、ご覧のように写真と同じように録音した場所を指定できる。 また、Netscapeでご覧の方も音が聞こえるはずである。(Netscapeでは鳥のFlash画像の位置がずれる。positionタグはNN6でOKになっているのだが?Netscape7.1のせいかな。再生を停めるには他のエントリーに移るか、画面を閉じてください。swf fileをボタン化すると再生・停止ができるようになるが、まだ十分に学習ができていないので。
 いずれにしても録音技術やWeb(Blog)作成技術を高める必要は感じているが、遊びの幅が広がってきたので楽しくなっている。
今日は春何番かしらないが強風が吹き荒れている。鳥も啼くのをやめたようだ。

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2006年4月19日

EDIROL R-1

<雀のさえずり>で紹介したEDIROL R-1です。

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おすすめ度の平均: 4
3 録音を楽しむためのモノですね。
5 利便性も音質も最高のデジタル録音機

2006年4月18日

雀のさえずり

 「堺自然ふれあいの森」のエントリーで、ウグイスの鳴き声の音録について触れた。小鳥の啼き声を録音したいというのは、退職後にやりたいと思ってリストしていた中の一項目であった。さきの里山の散策でこの想いが一段と募った。Googleで、”小鳥の鳴き声を録音する”という文章で検索してみるとローランド エディロールR-1というのとSONY PCM-D1が良い製品と分かった。会議や講演の録音には、OLYMPUSのVoice Trekが売れているようだが、小鳥の啼き声には向いていないようだ。SONY PCM-D1はプロがLiveを録音するような代物だし、価格的に手が出ない。結局、WAVEまたはMP3で録音でき、野鳥の会のメンバーも使っているという説明につられて、少し高い買い物であるがEDIROL R-1をweb-shoppingした。
 本日午後品物が届いた。開梱ももどかしく取説をざーと読んで、鳥の鳴き声がいつも聞こえる近くの公園に録音テストにでかけた。音源が梢の先で少し小さかったけれどもどうやら録音OKのようなので、帰宅して聴くに堪えるものなのか再生してみた。予想通り録音レベルが-36dBくらいなので、音楽を聴くボリュームレベルではほとんど聞こえない。例のSoundEngineで音量を平均-17dBに調整すると雀のさえずり(と思っているのですが)が明快に聞こえるようになった。録音ファイル・フォームが、waveまたはMP3という使い慣れた形式であるのが嬉しい。上空を飛ぶ飛行機の音や犬を散歩させている人の声なども混ざるが、これは使えそうである。また、遊びのタネが増えた。まるで幼児である。
 Webで求めたPodCastPickleというFlash FreeSoftで聴いてみてください。このソフトについてはまだよく理解していないが面白そうなので、こんどの機会にエントリーしようと思っている。









(追記:2006/4/20) とほほのWeb入門にHPに動画を載せる方法が紹介されていたのでPodCastPickleから変更した。IEのWindowsMediaPlayer7.0用である。Netscapeでは機能しないようだ。 







<追記:2006/9/19> 最近はMP3再生ボタンは、<新しいFlash MP3 Playerを導入>で紹介したようにPlay Tagger by del.icio.usを専ら使っている。ちなみに、雀のさえずりは、左のPlayボタンをクリックすれば聞こえてくる。