Atelierで“LogMeIn”タグの付いているブログ記事

2009年3月19日

(続)LogMeIn で友人のPC をリモート操作する

 ときどき Logmein でヘルプ操作してい友人のたデスクトップ・パソコンが不調になったので、新しいパソコンに買い換えた。
 新しいパソコンは以前のWindowsXP から Vista に変わって、Internet Explorer(IE) 6 も IE7 にバージョンアップした。それで慣れていた操作が変化し、戸惑っている。IE7 のタブ機能など新しい機能がよくわからないという。それで、また Logmein でヘルプすることにした。

 彼の場合、以前に Logmein にアカウントを登録しているので同じEメールアドレスでは、全くの新規ユーザとして Logmein Free はインストールできないようだ。また、 Logmein にアカウントを持っている場合でバージョンアップなどをする場合は、前に紹介した順序(隠居、友人のPCを LogMeIn でリモート操作する)では上手くいかない。

 そのような場合のリインストール方法について、備忘録的に記録しておきたい。
  1. リモート操作先のパソコンに、LogMeIn が既にインストールされている場合は、これを削除する。
    削除は、一般的な方法で 「スタート」→「コントロール・パネル」→「プログラム・コントロール(Vista の場合)、プログラムの追加または削除(XP,2000の場合)」→「LogMeIn 」を見つけて、削除する」→コンピュータを再起動する。
  2. クリックすると大きくなります
  3. リモート操作先のパソコンから、LogMeIn のホームページにアクセスする。
    右上の入力Box に前に登録しているEメールアドレスとパスワードを入力して、ログインする。
  4. すると右のスクリーンショットのような「マイ・コンピュータ」画面が現れるので、右上のコンピュターを追加をクリックする。
  5. 次に出てくる「コンピュターの追加」画面で、 LogMeIn 製品は Free を選択する。
    すると自動的に LogMeIn Free のダウンロードが始まる。
  6. クリックすると大きくなりますクリックすると大きくなります
  7. ダウンロードの途中で、 LogMeIn への接続画面が現れる。利用規約条項への同意を求めてくるので、これに同意するとインストール・オプションの画面に変わるので、「標準」を選択して、「次へ」ボタンをクリックするとインストールするパソコンの名前を設定する画面が出てくる。
    ディフォールトでは、パソコンを設定したときにつけた名前が表示されているので、そのままで「次へ」ボタンをクリックすればよい。名前を変えたければ、好きな名前に変更できる。
  8. クリックすると大きくなります
  9. 次にコンピュータ・アクセスコードを設定する画面が、なぜか説明が英語で出てくる。
    友人のパソコンに導入しようとしたときに、この画面が出てこない場合があることが分かった。当然ながら、このアクセスコードがないとリモート操作をするパソコンとの接続ができない。
    FAQ にそのような場合の設定方法が掲載されていたので、後ほど記載する。その方法でアクセスコードを設定する前に、インストール終了しておく必要がある。
  10. 次にインストール先フォルダーを聞いてくるので、ディフォールトの C:¥Program Files¥LogMeIn¥で問題はないであろう。もちろんインストール・フォルダーを変更もできる。
  11. クリックすると大きな写真になります
  12. インストールが成功すると、LogMeIn へログインしたときのマイコンピュータ画面に先ほどのコンピュータ名(リモート操作先のコンピュータ名)が表示される。
  13. そこまでいくと、今度はリモート操作するコンピュータで、 LogMeIn にアクセスしてログインする。このときのログイン名は、リモート操作先(友人)のEメールアドレスとパスワードである。「LogMeIn」ボタンでログインするとリモート操作先(友人)のコンピュータ名が表示されるので、これをクリックし接続すると、アクセスコードを要求してくるので、聞いておいたコードを入力すると接続が確立される
    この場合、リモート操作先(友人)のパソコンもLogMeInが有効になっている必要がある。有効になっているかどうかは、画面右下のアプリケーション・アイコンの LogMeIn アイコンをダブルクリックすると確認できる。


コンピュータ・アクセスコードを設定する画面が出てこない場合の処置
  1. 「ファイル名を指定して実行」で control userpasswords2 と入力し、OKボタンをクリックする。
    「ファイル名を指定して実行」ボックスは、Vista の場合 「スタート」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」を開くと出てくる。XP の場合 「スタート」ボタンをクリックすると出てくる。
  2. クリックすると大きくなります
  3. OKボタンをクリックすると「ユーザ・アカウント」ポップアップ画面がでてくる。
    このコンピュータのユーザ ボックスにLogMeInRemoteUser が表示されていると思うので、これを選択して反転させると下の「パスワード・リセット」の表示が「 LogMeInRemoteUser のパスワード」となるので、これをクリックする。
  4. クリックすると出てくる空白の入力ボックスで、英数字 8 字以上のアクセスコードを新たに設定する。このアクセスコードをリモート操作する側が入力することになる。


 因みに、LogMeIn の「サポート」→「LogMeIn Free 」のFAQ に下のような記述がある。
What if I forgot the Access Code to my computer?
If you have forgotten the access code, or it is not working, you should change it. In order to do this, you should be physically sitting at the computer with LogMeIn installed. To change the access code, please go to Start, then Run and then type the following (if you are using Vista, go to Start > All Programs > Accessories > Run): control userpasswords2 (for Windows XP and Vista) or control userpasswords (for other versions of Windows) Then, click on LogMeInRemoteUser one time so that it is highlighted. You can then select Reset Password. If the access code still does not work, you may need to hit "More..." on the blue LogMeIn logon screen and enter the username as LogMeInRemoteUser. Also ensure that next to "Log on to," you choose "XXXX (this computer)," if the domain box appears.

2008年1月28日

隠居、友人のPCを LogMeIn でリモート操作する


 最近、友人のブログを私のサイトで立ち上げたことで、友人のパソコン操作についてヘルプする機会が増えている。65を過ぎた私たちの世代では珍しく、私は仕事柄もあって早くからPCを触れてきたので、同世代の友人に多少お役に立つこともある。

 メールでは、ヘルプする内容を表現することは難しい。お互いにパソコン画面を見ながらの電話ヘルプの方が少しましであるが、隔靴掻痒の感がある。それで、電車で1時間半くらいかけて訪問ヘルプをすることもあったが、そんなことは滅多にできない。

 それで前から話は聞いていたパソコンのリモート操作ソフトをネット・サーチしてみた。いろいろとヒットするが、その中でフリーのLogMeIn Freeというソフトを試しに導入してみた。同じ画面を見ながらヘルプするという所期の目的には有用だったので、インストール方法について備忘録的に書き留めておきたい。

  1. まず、自分のPCにLogMeIn Freeを画面の指示に従って、次のページからダウンロードする。
         LogMeIn Free

    ダウンロード初期画面


  2. ダウンロードするときに、登録するメールアドレスとパスワードを設定する画面があらわれる。
    アカウント登録画面


  3. この登録アカウントを確認するメールがとどくので、クリックしてアカウントをアクティブにする。

  4. インストールについては、「LogMeIn リモートツール」に詳しいので、そちらを参考にしてください。英語の画面で説明されているが、現時点では日本語になっている。

  5. LogMeIn Free を友人のパソコンにも、(携帯電話で会話でもしながら)画面の指示に従ってインストールしてもらう。(このときに、登録したメールアドレスとアクセスコードが、後ほど必要である。) これでリモート・アクセスする準備ができる。

  6. 「スタート」→「すべてのプログラム」から LogMeIn を立ち上げ、LogMeIn が有効であることを確認する。無効という画面が出る場合、有効にする。

  7. アクセス先(友人)のパソコンの電源を上げ、 Windows 画面にしてもらう。ユーザが何人かで使っている場合は、LogMeIn をインストールしたユーザの画面にし、接続の有効を確かめてもらう必要があるようだ。

  8. LogMeIn サイトに接続する。開いた画面の右上に、Login ボックスがあるので、ここにアクセス先(友人)の登録したメールアドレスとパスワードを入力し、ログインする。

  9. ログイン後マイコンピュータを選択し、標準表示にするとアクセス先(友人)のコンピュータ名が表示されるので、これをクリックする。

  10. すると、コンピュータアクセスコードを要求するポップアップ画面がでる。

  11. 聞いておいたアクセス先のアクセス・コードを入力しログインすると、アクセス先コンピューターに接続ができたという画面が表示される。

  12. 左のメニューからリモート制御をクリックするとアクセス先のPC画面が表示される。表示された画面上で、アクセス先のパソコンをリモートで操作できる。
     なお、理由がよく分からないが、デスクトップ背景画面は表示されない。


 これで、友人がやり方が分からないと言っていたポータブル・デバイスへのファイル・コピーについては、こちら側から簡単に操作することができた。
 友人の話では、自分が何もしていないのに、画面がくるくる変わるのを見ているのは気味が悪いそうだが、上手くいって喜んでいた。

 LogMeIn には、もっと機能が多い pro 版がある。これだと、こちら側のPCから、あちら側のPCへのホルダーのコピーなどが drag&paste できる機能があったりして便利だ。ただし、年間使用料が $69.95 と高い。
 家庭内LAN に繋がっている他のPCにお試し版をインストールして(メールアドレスとパスワードは、変えた)使っているが、なかなか便利である。