Studio YAMAKOで“Tokina100mm”タグの付いているブログ記事

2008年4月 8日

ギフチョウ

 4月4日、そろそろギフチョウ便りが聞かれるようになったので、2年ぶりに神奈川県藤野の石砂山へ出かけた。篠原側から上り始め、頂上に着いたのが11時ごろ。最後の500mほどの急坂は堪える。しかし、頂上にはギフチョウが待っていてくれた。天気もよく、ハイカーも多いし、ギフチョウの写真を撮りに来ている人もいる。ここのギフチョウは、手厚く保護されており、もちろん採集禁止である。

クリックすると大きな写真になります1.自宅から車で1時間半ほどで石砂山の篠原側の登山口に着く。D300にTokina100mmを付け首からぶら下げ、COOLPIX S10をベストのポケットに入れて、出発。ずっと登りが続くが、頂上までは、30分?40分ほどの距離。途中、ギフチョウを2頭目撃したが、写真は撮れなかった。ここは石砂山の頂上。
Nikon COOLPIX S10
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 )
クリックすると大きな写真になります2.頂上には次から次とギフチョウが現れる。しかし、日光浴のため地面に止まるが、上から撮っては絵にならない。S10でカメラの位置を地面に平行になるように構え、背景が入るようにした。
Nikon COOLPIX S10
プログラムオートで撮影 ( F4 1/450秒 )
クリックすると大きな写真になります3.越冬したヒオドシチョウが、山頂でテリトリーを張っている。他のヒオドシチョウにはもちろん、ミヤマセセリ、ギフチョウとすべての侵入者(蝶)にスクランブルをかけている。
Nikon COOLPIX S10
プログラムオートで撮影 ( F4 1/320秒 )
クリックすると大きな写真になります4.篠原の反対側の登山口である伏馬田側から上ってきた6人のおばさま達がベンチで食事をしている。ギフチョウには興味があるらしく、止まったギフチョウを見つけると携帯のカメラや、デジカメをもって、忍び足で撮りにくる。
Nikon COOLPIX S10
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 )

クリックすると大きな写真になります5.日向ぼっこ中のギフチョウをマクロで撮影。少々翅が痛んでいて、尾状突起も片方がない。そこで尾状突起をはずしてアップにした。
Nikon D300 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 )
クリックすると大きな写真になります6.小さなスミレの花に吸蜜にきたギフチョウ。しかし、あまり蜜がないのか、すぐ飛び立ってしまう。
Nikon D300 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 )
クリックすると大きな写真になります7.本当はこのような梅の花に止まるギフチョウの写真が撮りたかった。一昨年、梅に来たギフチョウを撮ることができた梅林も、この日はさっぱりだった。
Nikon D300 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 )
クリックすると大きな写真になります_Tokina100.jpg8.篠原登山口まで降りてきたところで、梅の花にこそ来てくれなかったが、新鮮なギフチョウが現れた。羽化したてのようだ。美しい。
Nikon D300 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 )
クリックすると大きな写真になります9.民家の庭に咲くカタクリの花。カタクリの花に頭を突っ込み、吸密するギフチョウは絵になる。きっとこのカタクリにもギフチョウが訪れることがあるのだろう。

Nikon COOLPIX S10
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/60秒 )


2008年4月 6日

今年初めての蝶

 中国の蝶をちょっとお休みして、新しい写真にした。

 今年はじめてモンシロチョウを見たのは、3月18日だった。その後また寒い日が続き、蝶をあまり見かけることはなかったが、4月になって、やっと気温が上がってきた。新しい機材のテストを兼ねて、今年初めて舞岡公園に行ってみた。

クリックすると大きな写真になります1.4月3日、舞岡公園の古民家の門にある八重桜も五分咲きになった。S10の広角側(36mm相当)でマクロを使って、古民家を背景に八重桜の花を撮った。
Nikon COOLPIX S10
プログラムオートで撮影 ( F4  1/400秒 )
クリックすると大きな写真になります2.昨年暮れに新調したNikon D300をはじめて使ってみた。今まで使っていたD100は露出はアンダー気味に撮れるが、D300は明るく撮れる。
この蝶は越冬したウラギンシジミの♀。100mmマクロで、プログラムオートで絞りはF11になったが、背景はきれいにボケた。
Nikon D300 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 )
クリックすると大きな写真になります3.上と同じ場面をS10で広角端で撮るとこのようになる。どちらがいいか。この場合、こちらのほうが面白いと思う。D300ではASA400に設定しているが、こちらはASAはオートになっている。ASA100以下でシャッターが切れたようだ。
Nikon COOLPIX S10
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 )
クリックすると大きな写真になります4.これも同じモデル。S10の広角端で撮った。環境が写しこめるので気に入っている。
Nikon COOLPIX S10
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 )
クリックすると大きな写真になります5.こういう写真は、100mmマクロもよい。
Nikon D300 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F11 1/400秒 )
クリックすると大きな写真になります6.春らしいベニシジミ。バックがきれいなボケになったと思う。次のときは、絞り優先で F4 か F5.6 にして、撮ってみてボケ味の違いを見てみたい。
Nikon D300 Tokina 100mm macro
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 )