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2024年3月18日

舞岡公園 ① ウソ 2024年2月13日 横浜市戸塚区

私は蝋梅(ロウバイ)の花が好きだ。その名の通り、渋いツヤのある蝋細工のようなレモンイエローが良い。舞岡公園のかっぱ池の脇にたった1本だけだが毎年この季節に花を咲かせるロウバイの木がある。この日はこのロウバイの花と、もし出会えたら野鳥の写真でも撮りたいと思い、舞岡公園へ出かけた。
 この季節にはいつも大勢の愛鳥写真家の人たちが三脚を立てているきざはし池あたりは、思ったより、その数は少なかった。
 かっぱ池のロウバイを撮りに行こうと瓜久保の家から歩いていくと、一人の方がカメラを片手に上を見ている。何かいるのだなと思い、その視線の先を見たがわからなかった。先にロウバイの花を撮って戻ってくると、先ほどのところでカメラを抱えている方が4~5人に増えていた。私もその仲間に加わる。シジュウカラより少し大きめの鳥が2羽いるようだ。枝が邪魔になり、日が当たらないところにいるので撮り難かった。

000_240213063tm X700 ◎舞岡公園 かっぱ池 ウソ? RX10M4.jpg
ウソの♂ 2024年2月13日 横浜市戸塚区舞岡公園

001_240213001 X900 ホトケノザ 舞岡公園 RX10M4.jpg 1.ホトケノザ(仏の座)
道端の可憐な花が咲いていた。道端や田畑の畦などによく見られる雑草である。茎は段々につくことから、俗にサンガイグサ(三階草)とも呼ばれるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO500 )
002_240213004 X900 舞岡公園 瓜久保の家 RX10M4.jpg 2.瓜久保の家に咲く白梅
一重の白梅だが、PictureThisで写真を検索しても「ウメ」という種名までしか同定されない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 155mm ISO250 )
003_240213010 X900 舞岡公園 かっぱ池 RX10M4.jpg 3.ロウバイ(蝋梅) -1
かっぱ池のロウバイは見頃だった。まだまだ蕾もある。wikipediaによれば、ロウバイは中国原産で、和名の「ロウバイ」の語源は、漢名の「蝋梅」の音読みとされ、由来について一説には、陰暦の12月。にあたる朧月(ろうげつ)にウメの香りの花を咲かせるためだと言われている。(旧暦12月は現在の暦でいえば、12月下旬から2月上旬ころにあたる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/1250秒 9mm ISO3200 )
004_240213015 X900 舞岡公園 かっぱ池 RX10M4.jpg 4.ロウバイ -2 ロウバイは、ウメとはまったく関係ないロウバイ科である。梅の花が咲く頃に香りの良い花を咲かせること、花が蝋を塗ったような質感であることから「梅」に例えられて蝋梅と名が付いたと言われているそうだ。


SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO400 )
005_240213022 X900 舞岡公園 かっぱ池 RX10M4.jpg 5.ロウバイ -3
ロウバイの咲く散策路を幼稚園の子供たちが行く。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 34mm ISO1000 )
006_240213033m X900 〇舞岡公園 かっぱ池 RX10M4.jpg 6.瓜久保の白梅
瓜久保には数本の梅の木がある。これは白い一重の花を咲かせている。品種名は解らない。

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ONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/2000秒 31mm ISO3200 )
007_240213039 X900 舞岡公園 かっぱ池 RX10M4.jpg 7.瓜久保の紅梅
こちらの樹は二重の紅梅だ。寒紅梅のように見えるが定かではない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO320 )
008_240213061t X900 ◎舞岡公園 かっぱ池 ウソ? RX10M4.jpg 8.ウソ (鷽)♂ -1
数人の人がカメラを向けている方向に、15cmくらいの鳥がいた。怖い口をしている。画の左上にカエデの枯葉が見える。楓の実を啄んでいるようだ撮っていた時は何という鳥かわからなかったが、帰宅して、山と渓谷社の文庫本 叶内拓哉著「くらべてわかる野鳥」を目を皿のようにして見て、ウソと同定した。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO500 )
009_240213068 X900 〇舞岡公園 かっぱ池 ウソ? RX10M4.jpg 9.ウソ ♂ -2
ウソをwkipediaで検索してみた。そこにあった写真は、私が撮ったのと少し違うようで、学名がPyrrhula pyrrhula pileataという別亜種のようだ。ウソは、日本では漂鳥または冬鳥として全国に広く分布する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO500 )
010_240213072t X900 ◎舞岡公園 かっぱ池 ウソ RX10M4.jpg 10.ウソ ♂ -3
アカウソ(Pyrrhula pyrrhula pyrracea)という亜種がいるが、私が撮ったのはウソ(Pyrrhula pyrrhula griseiventris) のようである。露出を+補正して撮ったが、それでも背景の明るさに引っ張られてしまい、結局、ソフトで補正せざるをえなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO640 )
011_240213080t X900 ◎舞岡公園 かっぱ池 ウソ 実を啄む RX10M4.jpg 11.ウソ ♂ -4 少し明るいところへでてきてくれたが、後姿になってしまった。尾の羽が黒い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO800 )
012_240213088m X900 ◎舞岡公園 かっぱ池 ウソ RX10M4.jpg 12.ウソ ♂ -5
鋭い嘴を持っている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO800 )
013_240213098s X900 ◎舞岡公園 かっぱ池 ウソ RX10M4.jpg 13.ウソ ♂ -6
ウソの名前の由来は「嘘・本当」のうそではなく、口笛を意味する古語「うそ」とされているそうだ。 ウソの鳴き声は普段聞く機会の多いヒヨドリの「ヒーヨ」と比べると、少し低め、弱めでやわらかい感じがして、まさに人の口笛にそっくりという。今回その鳴き声は聞けなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO500 )
014_240213104 X900 〇舞岡公園 かっぱ池 ウソ♀ RX10M4.jpg 14.ウソ ♀ -1
少し離れたところにもう1羽いた。この個体の頬は赤みを帯びている。♀である。カエデの実を咥えている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 168mm ISO320 )
015_240213108 X900 ◎舞岡公園 かっぱ池 ウソ♀実を啄む RX10M4.jpg 15.ウソ ♀ -2
頬からのどの下にかけて赤みを帯びる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 168mm ISO400 )
016_240213112 X900 ◎舞岡公園 かっぱ池 ウソ♀実を啄む RX10M4.jpg 16.ウソ ♀ -3
1/2000秒に設定していたので手振れも少ない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 168mm ISO400 )
017_240213128s X900 ◎舞岡公園 かっぱ池 ウソ♀実を啄む RX10M4.jpg 17.ウソ ♀ -4
黒い瞳が目立つ。その瞳ほどのカエデのみを啄んでいる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 168mm ISO400 )
018_240213143s X900 ◎舞岡公園 かっぱ池 ウソ♀ RX10M4.jpg 18.ウソ ♀ -5
時々、止まるところを変えるが、ほとんど移動しない。飛び立つ瞬間が撮れないかと狙ったがダメだった。ウソばかり11葉の画を並べてしまったが、初めて見た野鳥の撮影を炭素日むことが出来た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO400 )
019_240213153 X900 〇舞岡公園 かっぱ池  RX10M4.jpg 19.ウソを撮る野鳥愛好者
いつの間にかウソのいた木には10人近くの人たちが集まってきていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/250秒 15mm ISO3200 )
020_240213147 X900 舞岡公園 かっぱ池 アオキ  RX10M4.jpg 20.アオキ(青木)の実
wikipediaなどで調べてみると、和名アオキの由来は、四季を通じて常緑で、葉のほか枝も常に緑色であることから名付けられているという。常緑の低木で高さは0.5m~3m ほどで、枝は太く緑色である。幹も緑色で光合成をおこなうという。アオキガ目につくようになるのは、秋になって、雌株に楕円形の小指大ほどの果実が赤く熟すころで、12月~翌年5月ころまでその実は付いている。アオキの果実は、大きな種子のまわりに薄い果肉がついているだけで、小鳥たちにとって摂食優先度は低く、食べ物がなくなった3月ごろなってから赤く熟した果実が野鳥に食べられるようになる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/250秒 147mm ISO400 )
021_240213148 X900 舞岡公園 かっぱ池 アオキ  RX10M4.jpg 21.アオキの新芽
その青木に新芽が出ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 27mm ISO400 )

2023年2月14日

ちょっと舞岡公園へ 2023年2月8日

今年になってまだ舞岡公園へは行っていない。もちろん、この時期はチョウは翔んでいなかろうが、冬の公園の様子も見たいし、野鳥でも見られればと思い行きたくなった。予報ではこの日、朝のうち雲があるが午前中は晴れて暖かいということだった。
 すこし気温が上がって来てからと思い、午前10時前に自宅を出発した。
 風もなく、それほど寒くはないが、一向に晴れてこない。この時期は舞岡公園は花が少ないが、谷戸の向こう側にある梅の木に白梅が咲いていた。
 「きざはしの池」まで来たが、いつも見られる愛鳥家の方々の姿がない。しかし、何かいないかと目を凝らして草地を探していると、何かが動いた。小さな野鳥がいた。我ながらよく見つけられたと思う。アオジだった。
 少し先の右側にも観察地がある。飛んできた鳥が枯れた灌木に止まった。しばらく観察して小さな黒い木の実を啄む姿を撮った。再び「きざはしの池」に戻ると2人の野鳥カメラマンがいた。そのうちのおひとりに今撮った野鳥をモニターで見てもらうとシロハラと教えてくださった。そこで、ヤマシギを撮り、また先の観察地で、今度はアカハラを撮った。だが、いずれも10m以上は離れていて、RX10M4の220mm(35mm版換算600mm)手持ちではうまくは撮れなかった。

000_230208058m X700 〇舞岡公園 シロハラ RX10M4.jpg
イボタノキの実を啄むシロハラ 2023年2月8日 横浜市戸塚区 舞岡公園 

001_230208001 X900 舞岡公園 RX10M4.jpg 1.整備された散策路
南門から入るとだらだらと下っていくが、昨年だったかきれいに整備された。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 14mm ISO 100 ) 露出補正 なし
002_230208002 X900 舞岡公園 RX10M4.jpg 2.舞岡公園の谷戸
屋との冬景色だ。寒々としている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 28mm ISO 100 ) 露出補正 なし
003_230208016 X900 舞岡公園 RX10M4.jpg 3.白梅が咲く -1
谷戸の向こう側、東門から下りてきたあたりに梅の木が1本あり、毎年早春から白い花を咲かせている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 28mm ISO 100 ) 露出補正 なし
004_230208012 X900 舞岡公園 RX10M4.jpg 4.白梅が咲く -2
谷戸の田の畔を歩いて反対側へ行って近くで見る。思ったより多くの花が咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 42mm ISO 100 ) 露出補正 なし
005_230208008 X900 舞岡公園 RX10M4.jpg 5.白梅が咲く -3
花は八重だ。八重野梅だろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/640秒 220mm ISO 100 ) 露出補正 なし
006_230208039 X900 舞岡公園 RX10M4.jpg 6.小谷戸の里
小谷戸の里の入り口。古民家の母屋の茅葺の屋根の葺き替え作業が行われていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 16mm ISO 200 ) 露出補正 なし
007_230208037 X900 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 7.屋根の葺き替え
舞岡公園の納屋と母屋の茅葺屋根葺き替え工事が11月9日から始められていた。先だって納屋の葺き替え工事が、岐阜県から来た職人さんによりはじめられたそうだ。納屋は茅の全面葺き替えが行われる。写真は母屋の屋根の工事で、傷んでいる茅の差し替え工事のようだ。(「舞岡公園の自然2」「舞岡公園のブログ」で教えていただいた。)

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 151mm ISO 320 ) 露出補正 なし
008_230208019 X900 舞岡公園 アオジ RX10M4.jpg 8.アオジ -1
古民家の藁ぶき屋根葺き替え工事及び補修工事を見学して、「きざはしの池」へ来た。珍しく愛鳥家の人の姿は見えない。何かいないかとじっと目を凝らす。しばらくして何かが動いたが肉眼ではなんだかわからない。RX10M4のズームを220㎜(35㎜版で600mm相当)にして探し当て、やっとシャッターを切った。残念!手ぶれしてしまった。ピントも甘い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 220mm ISO 320 ) 露出補正 なし
009_230208020m X800 △舞岡公園 アオジ RX10M4.jpg 9.アオジ -2 トリミング
連射で撮った写真の1枚をトリミングした。フォーカスも調整してみるがこれで精いっぱいである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 220mm ISO 320 ) 露出補正 なし
010_230208049 X900 ◎舞岡公園 シロハラ RX10M4.jpg 10.シロハラ -1 トリミング
水車小屋の向こう側の枯れた小さな木に飛来した鳥が見えた。ファインダーで捉え、ズームをいっぱいに伸ばしてシャッターを切る。主命がわからなかったが、後で「きざはしの池」戻ったときに、今度はそこに来ておられた愛鳥カメラマンにお尋ねし、シロハラだと教えていただいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 220mm ISO 320 ) 露出補正 なし
011_230208049m X900 ◎舞岡公園 シロハラ  イボタノキ RX10M4.jpg 11.シロハラ -2 トリミング
トリミングした。よく見ると黒い小さな実を咥えている。「Picture This」で検索してみるとイボタノキの実のようだ。この辺では5月~6月ごろ、そのイボタノキを食樹とするウラゴマダラシジミを見ることができる。その発生源かもしれない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 220mm ISO 320 ) 露出補正 なし
012_230208059 X900 舞岡公園 ヤマシギ RX10M4.jpg 12.ヤマシギ -1
「きざはしの池」におられたかたが熱心にファインダーを覗いていらっしゃったので、「何がいるのですか」と訊ねてみたところ、ヤマシギとのこと。指をさして教えてくださった先をファインダーで探す。まったくの保護色でどこにいるのかわからなった。やっとファインダーで捉えたヤマシギは昨年も見たことがあった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 220mm ISO 500 ) 露出補正 なし
013_230208060m X900 ◎舞岡公園 ヤマシギ RX10M4.jpg 13.ヤマシギ -2 トリミング
トリミング。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 220mm ISO 500 ) 露出補正 なし
014_230208060m X900 ◎舞岡公園 ヤマシギ RX10M4.jpg 14.ヤマシギ -3 トリミング
さらにトリミングし、シャープを調整している。ピントが合っていて、手振れも少ないとこの程度まで表現できるようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 220mm ISO 500 ) 露出補正 なし
015_230208067 X900 〇舞岡公園 アカハラ RX10M4.jpg 15.アカハラ -1
再び水sh小屋の先の田んぼで、アカハラが右から左へ走りこもうとしていた。急いでカメラを構える。このあとすぐ藪の中に消えてしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 146mm ISO 500 ) 露出補正 なし
016_230208067m X900 〇舞岡公園 アカハラ RX10M4.jpg 16.アカハラ -2 トリミング」
きれいな鳥だった。割と近かったので移動しないでいてくれたら、しっかり撮れたと思うのだが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 146mm ISO 500 ) 露出補正 なし
017_230208070 X900 〇舞岡公園 ロウバイ RX10M4.jpg 17.ロウバイ
舞岡公園のかっぱ池の傍に、今の季節ロウバイが咲いている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 27mm ISO 320 ) 露出補正 なし
018_230208076 X900 〇舞岡公園 アオキ RX10M4.jpg 18.アオキ(青木)
wikipediaによれば、青々とした葉と赤い果実が特徴で、山地の林内に自生するほか、庭木にも使われる。葉は民間薬となり、陀羅尼助の原料として配合される。和名アオキの由来は、四季を通じて常緑で、葉のほか枝も常に緑色(青い)であることから名付けられている。艶のある赤い実だ。「陀羅尼助丸」という丸薬は修験道の開祖である役(えん)の行者尊が葛城山で修行して吉野に入り大峰山を開山した白鳳年間にオウバク(黄柏)のエキスを,陀羅尼経(だらにきょう)を唱えながら煮詰め、これを「陀羅尼助(だらにすけ)」と名づけて施薬を行ったのが奈良の薬の始まりとされているそうだ。陀羅尼助丸は大和国大峰山(1720m)の麓,洞川(どろがわ)で製造されている。毎年、菩提寺より、「大師陀羅尼助錠」(第2類医薬品・胃腸薬)が我が家に送られてくる。その効能は下痢、消化不良による下痢と書かれている。1日量15錠中、光沢化剤として、アオキが0.3g含まれていると記されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 28mm ISO 1000 ) 露出補正 なし
019_230208087 X900 〇舞岡公園 クリハラリス RX10M4.jpg 19.クリハラリス -1
いわゆる台湾リスである。タイワンリスはクリハラリスの台湾の固有亜種のことをいう。wikipediaによれば、元々台湾に分布しており、日本では1935年に伊豆大島の公園から逃げ出したのを皮切りに、神奈川県南東部、静岡県東伊豆町(熱川)、岐阜県岐阜市(金華山)、大阪府大阪市(大阪城)、和歌山県和歌山市(友ヶ島・和歌山城)、長崎県、熊本県など日本各地に観光用として放されたり、逃げ出したりして広く定着している。また、神奈川県の江ノ島では、1951年に伊豆大島から連れてきた54匹のタイワンリスを江ノ島植物園で飼育した。しかし、台風で飼育小屋が壊れたことで逃げ出し、弁天橋を渡って鎌倉市内に入り込んで繁殖するようになったと言われている。ドングリのような木の実を咥えている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO 500 ) 露出補正 なし
020_230208088s X900 〇舞岡公園 クリハラリス RX10M4.jpg 20.クリハラリス -2
咥えた木の実の皮を剥いて食べているように見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO 640 ) 露出補正 なし
021_230208092 X900 舞岡公園 マンサク RX10M4.jpg 21.シナマンサク(支那万作)
万作とシナマンサクがどう違うのか知らなかったが、「Picture This」で検索すると、シナマンサクとの答えだった。がく片は4枚、線形でリボン状の花弁も4枚、雄しべは4本、線形で平たい仮雄しべも4本、花柱は深く2裂するという特徴がみられる。 枯葉が落ちずに枝についている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 128mm ISO 800 ) 露出補正 なし

2020年4月18日

横浜自然観察の森 散歩 4月8日

葉山にゴルフに行くときに良く利用する横浜横須賀道路の港南台インターを過ぎ、円海山トンネルを抜けると円海山の森が広がる。円海山は、横浜市磯子区に位置する三浦丘陵の北端部で標高153.3mである。長らく横浜市の最高地点とされてきたが、測量が進んだ結果、最高峰は南側の横浜自然観察の森に近い大丸山(156.8m)で、最高地点は鎌倉市の大平山(159.4mへの尾根とされたそうだ。横浜の方から横横道路の円海山トンネルを抜けて次のインターが朝比奈インターである。
 この円海山周辺の森は多摩から三浦半島に続く「多摩・三浦丘陵群」の一部であり、横浜市最大の緑地である。この一帯には、最南端に位置する横浜自然観察の森をはじめとして、隣接して、金沢市民の森、氷取沢市民の森、瀬上市民の森、そして横横道路を挟んで金沢自然公園、釜利谷市民の森がある。
 朝比奈インターで下りて10分ほどで園内の上郷・森の家の駐車場に到着した。上郷・森の家は本館、別館とも COVID19 のため休館になっていたが、園内は自由に散策できた。

横浜市環境創造局ガイドマップIMG_20200412_0001.jpg
横浜市環境創造局ガイドマップ より

1.上郷・森の家
環状4号線の森の家前バス停を右に入って、上郷・森の家本館の先の駐車場に車を停める。来園者は少ない。この上郷・森の家は休館になっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels<>br> プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
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2.円海山の森
10時半、車を停めて、上郷・森の家本館から「タンポポの道」と称された散策路を「自然観察センター」の方へ歩き始めた。左側(東側)に大丸山の尾根の森が眺められる。サクラの花やミズキの花が咲いてるのが見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 14mm ISO100 ) 露出補正 なし
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3.分岐路の標識
しばらく行くと、「観察小屋」への道との分岐路に来た。「観察小屋」へは後で廻るとして、まっすぐ「自然観察センター」への道を行く。分岐路には必ず標識があって行きたいところが分っていれば、迷うことはない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
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4.ヒラドツツジ
道端に鮮やかな色をしたツツジの花が咲いていた。帰宅してネットで調べてみたところ、どうやらヒラドツツジのようだ。ヒラドツツジは古くから長崎県平戸市で栽培されてきたことが名前の由来とされ、1712年に出た「和漢三才図会」 にはすでにヒラドツツジの名で紹介されていたという。平戸市の花に定められ、市内の崎方公園には300種からなる原木園があるそうだ。ヒラドツツジは江戸時代に平戸藩でケラマツツジ、タイワンヤマツツジ、モチツツジ、キシツツジ、などを交配して生まれたもので、350種類以上あり、オオムラサキもそのひとつであるが、オオムラサキより花は小ぶりで、色鮮やかだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 24mm ISO320 ) 露出補正 なし
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5.休館中の「自然観察センター」
明るく陽が注ぐ「タンポポの道」を、右側に炭焼き窯を見ながら、のんびり歩いて「自然観察センター」に着いたが、COVID 19 感染拡大防止のため休館になっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixelsプログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 18mm ISO160 ) 露出補正 なし
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6.アオキの花
道端に小さな渋い濃い紫色をした花咲いていた。帰宅して調べてみたらアオキの花だった。アオキという木は日本特産種で北海道から沖縄まで生えている普通の常緑低木だそうだ。これは雄花のようで、雌株の方が花序は小さく、花が少ない。花弁は4枚で紫褐色。雌花は雄花では白く見える4本の雄しべが退化して無い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
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7.「モンキチョウの広場」
横浜霊園の方へ下りる階段を過ぎると、「モンキチョウの広場」というところがあった。モンキチョウなど全く飛んでいない。後で観察員の女性と出会ったので、チョウの話をしてみた。「モンキチョウの広場」は名ばかりですと言っていた。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
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8.モンシロチョウ ここまででチョウを見たのは、ベニシジミとルリシジミくらいである。チョウの姿はほとんど見ない。やっと白い小さなチョウが飛来したので、ツマキチョウかと思い、追って止まったところを撮ったが、モンシロチョウだった。この日撮ったチョウの写真はこの1枚のみだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
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9.ヤエザクラ
大きな八重の花を咲かせていた。ヤエザクラはソメイヨシノが咲き終わった後、薄紅紫色〜薄紅色の花を咲かせる。ヤエザクラにもいろいろな品種があるようだが、この花の品種は判らない。カンザンという品種に最も近いように思う。

   SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 30mm ISO100 ) 露出補正 なし
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10.「ヘイケボタルの湿地」
ミズキの道と名付けられた散策路を北へ歩くと「ヘイケボタルの湿地」があった。窪地に斜面から浸み出した水や雨水がたまってできている。水辺の柔らかい土はヘイケボタルにとっては大切であり、人によって踏み固めらえないように木道が設けられている。ヘイケボタルの幼虫はサカマキガイなどの巻貝を食べて育つ。羽化は7月~8月で、交尾、産卵し、卵は8月~9月に孵化して幼虫になり、水の中で巻貝を食べて育っていく。幼虫で越冬し翌年の6月~7月に水から出て土の中で前蛹から蛹となる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
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11.「ミズキの道」
さらに進むと、左へ「ミズキの道」と、右へ「コナラの道」との分岐点来た。「コナラの道」は大丸山方面への尾根道であり、瀬上市民の森へ至る。瀬上市民の森までは1時間ほどかかるようなので、ここは左へ「ミズキの道」へと入る。木漏れ日が当たる気持ちの良い路だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 18mm ISO250 ) 露出補正 なし
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12.下ってきた階段
しばらく行くと、「ノギクの広場」という原っぱがあった。そこからは尾根を背に谷へ下る道となる。まだかまだかと思うほどの階段が続く。良く整備はされていて歩き易いのだが、後で、2~3日、久しぶりの筋肉痛が続いた。やっと下りきり、振り返ったのがこの写真である。逆に歩いていたら、大変だったと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO160 ) 露出補正 なし
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13.「ゲンジボタルの谷」
横浜自然観察の森の長倉口からの道に突き当たる。そこを左へ行ったところに「ゲンジボタルの谷」があった。ゲンジボタルはヘイケボタルと違って流れのあるきれいな水のあるところに生息する。ヘイケボタルよりひと月ほど早く羽化し、交尾して、水辺のコケに卵を産む。幼虫は川の中でカワニナ(巻貝)を食べて育ち、翌年の4月に雨の夜に自ら出て、前蛹、蛹となり、6月ごろ羽化する。ヘイケボタルはよどんだ水でも生活するが、ゲンジボタルは流れのあるきれいな水で成長する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
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14.ヤマモミジ
カエデの新緑に陽の光が当たって輝いていた。葉が大きかったのでオオモミジかと思ったが、葉の切れ込み方が深いのを見るとヤマモミジのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
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15.「ミズキの谷 観察小屋」
道は谷沿いに進み、ミズキの谷へ出た。ここはいたち川の源流だそうだ。ここから始まるいたち川は、瀬上沢や荒井沢などの支流の水を集めながら約8km先で柏尾川に合流する。柏尾川は戸塚区柏尾町から藤沢市川名で境川と合流するまでで、境川は藤沢市片瀬海岸で相模湾にそそぐ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO1250 ) 露出補正 なし
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16.「観察小屋」から
その覗き窓からしばらく眺めていたが、鳥の姿は確認できなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
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17.ヤエザクラ咲く道
野鳥の「観察小屋」からヤエザクラの咲く道を駐車場へ戻る。ウグイスの鳴き声がたくさん聞こえてくる。近くに居そうだが、姿を見ることはできなかった。タイワンリスも見かけた。日本の森では冬は木の実が少ないので、タイワンリスはその間、気の汁を舐めるために木の皮をかじる。木の幹にその横じま模様が見られる。12時半ごろ車に戻り、おにぎりとサンドイッチで昼食にした。2時間ほどの散歩だったがリフレッシュすることが出来た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 25mm ISO100 ) 露出補正 なし
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2019年4月 9日

舞岡公園 春爛漫 3月31日

この日は日曜日、絶好のお花見日和である。舞岡公園も花見のできる広場がいくつかあるので、きっとにぎわうことと思う。そろそろチョウも飛ぶだろうと思うのだが、なかなか出かけれずにいた。駐車場が混むだろうと思い、9時少し前に舞岡公園の駐車場に入ったが、さいわい、まだ空いていた。
 駐車場のわきにあるアラカシの植え込みに越冬明けのムラサキシジミでもいないかと丹念に見てみたが、影も形もなかった。
 桜が咲いているけやき広場には、そろそろ花見客がブルー・シートを広げて場所取りを始めていた。
 リョウブがあるところへ行ってみる。春型のトラフシジミがいるかと期待したが、見ることはできなかった。まだ、気温が低いのだろう。
 でも、春爛漫である。花々が瑞々しい。緑も増えてきている。この日、チョウはモンシロチョウとキタキチョウを撮っただけだが、アゲハが敏捷に飛んでいるのを見かけた。

190331001.jpg 1.レンギョウ
レンギョウの黄色が鮮やかだ。その植え込みの向こうに桜が咲いている。これから、ここも徐々に花見客が増えるだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 18mm ISO640 ) 露出補正 なし
190331002.jpg 2.けやき広場
そろそろ花見客が増えてきた。今日は賑やかになるだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし
190331003.jpg 3.ピンクのアセビ
ピンクの花を付けるのはアケボノアセビ(ベニバナアセビ)という園芸品種というが。

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 22mm ISO100 ) 露出補正 なし
190331004.jpg 4.ソメイヨシノ
舞岡公園にはいろいろな桜の品種がある。これは、桜を代表するソメイヨシノのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 53mm ISO100 ) 露出補正 なし
190331005.jpg 5.ヤマザクラ
ヤマザクラは基本種が9種あり、さらにそこから変性した自生種が100種類ほどあるといわれている。代表的なものは奈良県「吉野の桜」で有名な「ヤマザクラ」だそうだ。日本の象徴ともいえるこの桜は野生の桜の代名詞である。ヤマザクラの見た目はソメイヨシノとほぼ同じだが、開花と同時に葉が出るのが特徴という。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 114mm ISO100 ) 露出補正 なし
190331006.jpg 6.ヒイラギナンテン
葉がヒイラギに似て、実がナンテンに似ているのが名前の由来だが、花はナンテンに似ず、また色も黄色である。ヒイラギナンテンは常緑だが、陽があたり気温が低くなる場所では紅葉する。これはその中でも、めずらしいほど鮮やかに色づいたもの。ちなみに、陽が当たらない場所に植えられているものは、紅葉せず緑の葉のままが多いという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 210mm ISO100 ) 露出補正 なし
190331007.jpg 7.ばらの丸の丘
ここは谷戸の上にある丘で、広場になっている。絶好のお花見の場所と思うが、まだ花見客は見えない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 15mm ISO100 ) 露出補正 なし
190331008.jpg 8.アオキ
普段、あまり気にかけないが、常緑で高さは2mほどの低木の植物だ。花は3 ~ 5月に咲き、褐色または緑色で枝先に穂のようにつける花弁を4枚有し、子房下位(被子植物の花のめしべの下部にあり,雌性生殖細胞を分化する部分である子房が、花被や雄しべの付着点より下にあるもの)、単性花で雌雄異株。雄花は黄色の葯をもつ4本の雄蕊があり、雌花は緑色の子房がある。これは雌花だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 220mm ISO2500 ) 露出補正 なし
190331009.jpg 9.カイドウ
古民家の門をくぐって左側に、鮮やかな濃いピンク色の花を咲かせた木があった。はじめモモかと思ったが花の付き方が、サクラのようだ。カイドウだと思う。花がきれいなのでハナカイドウと言われる。中国原産で、江戸時代初期に日本に渡来した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 56mm ISO1000 ) 露出補正 なし
190331010.jpg 10.ミツマタ
3月から4月ごろにかけて、三つ叉(また)に分かれた枝の先に白~黄色い花を咲かせる。ご存知、皮は和紙の原料として用いられる。古谷戸の里に咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 27mm ISO1000 ) 露出補正 なし
190331011.jpg 11.古谷戸の里 中庭
もうすぐ鯉のぼりが泳ぐ季節になる古谷戸の里の庭である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 27mm ISO1250 ) 露出補正 なし
190331012.jpg 12.キンカン
古谷戸の里の裏庭への入り口に、キンカンが成っていた。 キンカンは、ミカン科キンカン属に分類される常緑性低木の総称だそうだ。日本には江戸時代以前に伝わったと言われている。品種が多く、樹高も1~2mほどと幅がある。楕円形で光沢のある葉っぱは、濃い緑色をしていて冬でも美しい。キンカンは、風邪の予防や喉の傷みを緩和する風邪薬として、民間療法で利用されていた。一昨年3月に曽我梅林へ行ったときに、富士山を背景にキンカン畑を撮ったのを思い出した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 10mm ISO800 ) 露出補正 なし
190331013.jpg 13.古民家
古民家の旧金子家母屋の裏庭側縁側から、囲炉のある座敷の向こうの庭とモモノキを眺める。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 35mm ISO1250 ) 露出補正 -1.0段
190331014.jpg 14.菜の花とモンシロチョウ
やっと蝶が飛び出した。時刻は11時である。普段は見向きもしないモンシロチョウも主役になった。220mmで獲るとボケが良い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO1250 ) 露出補正 -1.0段
190331015.jpg 15.キタキチョウ
これは越冬したキタキチョウだ。秋型の♂と思う。今年生まれるキタキチョウの第一化は5月下旬から6月に現れる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
190331016.jpg 16.モンシロチョウ
ヒメオドリコソウで吸蜜していたモンシロチョウが飛びたった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
190331017.jpg 17.ヒトリシズカ
母屋の裏庭で、地面にカメラを近づけて写真を撮られている方がいた。邪魔しないように、立ち去られた後に撮った。花の名はわからなかったが、後で公園の手入れをされている方に聞いたところ、ヒトリシズカと教えていただいた。よい名だ。源義経が好んだ静御前(しずかごぜん) が一人で舞っている姿に見立てたことからという。高さは10-30cm。葉は4枚が輪生状に付き光沢があり、縁には鋸歯があった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO400 ) 露出補正 なし
190331018.jpg 18.スダジイ
公園周辺の道路工事のため、「南の丘」に移植されていたスダジイがようやく活着したとして、2019年3月、永らく閉鎖されていた「南の丘」が開放された。もと生えていたところの根元には江戸時代の石碑などがあって、由緒あるところだった。この木が、都市計画道路にひっかかるので、植え替えの作業が行われていた。これで、ここから大原の谷戸池のほうへ抜けられるのだろうか。そこには6月ごろ花にアカシジミが来るクリの木があったのだが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 14mm ISO100 ) 露出補正 なし
190331019.jpg 19.けやき広場の花見
時刻は12時半になろうとしている。このけやき広場の様子は朝、公園に入った時とは大違いだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 31mm ISO100 ) 露出補正 なし
190331020.jpg 20.昼頃のけやき広場
レンギョウとサクラの間に広がるけやき広場は賑わっていた。駐車場に戻ろうとすると、私が停めた駐車場は満車になっていて、こぶし広場が臨時駐車場になっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 15mm ISO100 ) 露出補正 なし