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2023年5月30日

ホソオチョウを求めて 2023年4月19日 埼玉県比企郡嵐山町

奈良紀行が写真点数232点を要し、8回にわたってしまった。結果、次の案件の掲載がだいぶ遅れてしまった。4月19日にホソオチョウを撮りに武蔵嵐山へ行った。ちょっとタイミングを失しているが、記録として載せていきたい。

 ホソオチョウは外来種である。年に3〜4回発生するという。昨年は4月26日にホソオチョウを撮りに行ったが、第1化の発生は終わってしまっていた。そこで今回は昨年より1週間早く出かけたのだが、目的としたホソオチョウは、それでも時期的に遅かったようで現れたのは♀数頭、♂は1頭のみだった。
 自宅を7時半に出発し、海老名SAに8時20分着。狭山PAでもう一度休憩をとって、「オオムラサキの森」活動センターの駐車場に着いたのは10時過ぎだった。結構な距離だ。帰りは関越を練馬でおり、環八から第三京浜で帰ったが、時間的にはほとんど変わらなかった。
 隣接する「蝶の里公園」ではウスバシロチョウが多く翔んでいた。発生が早く進んでいるようだ。すでに2人の同好の方がおられたが、ウスバシロチョウは翔び回っていてなかなか撮らせてくれない。
 11時ごろ、嵐山史跡博物館がある菅谷館跡の草地へ回り、ホソオチョウを探した。しかしながら、その姿は全くない。やっと、11時半近くになって、離れたところにその特徴ある翔ぶ姿を目撃し、近づいた。♀だった。♀はあと1~2頭見かけたが、♂は1頭目撃しただけだった。撮影できたのは♀だけである。今年も時期的に遅かったのだろう。
 良い写真ではなかったが、ヤマツツジに来たミヤマカラスアゲハが撮れたことと、ウスバシロチョウが、元気だったことが救いだった。

000_230419036 X700 ◎武蔵嵐山 ホソオチョウ Z50 105mc.jpg
ホソオチョウ ♀ 2023年4月19日 埼玉県比企郡嵐山町 菅谷館跡

001_230419064 X900 武蔵嵐山 RX10M4.jpg 1.オオムラサキの保護
埼玉県が整備した「オオムラサキの森」の南側に隣接して、1993年(平成5年)に嵐山町により買収・整備されたのが「蝶の里公園」である。管理はともに嵐山町環境課の嵐山町オオムラサキの森活動センターで行われている。この公園は、「オオムラサキの森」や「ホタルの里」等と一体的に、町の自然保護のシンボル的存在として、維持・管理及び活用が図られている。活動センターの近くにはエノキが植えられていて、オオムラサキの幼虫がグリーンのネットで保護されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
002_230419067 X900 ◎武蔵嵐山 RX10M4.jpg 2.ミヤマカラスアゲハ♀ -1
ヤマツツジに黒いアゲハの姿が見えた。行ってみるとミヤマカラスアゲハだった。さい先が良い。比較的きれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 175mm ISO800 ) 露出補正 なし
003_230419068 X900 〇武蔵嵐山 RX10M4.jpg 3.ミヤマカラスアゲハ♀ -2
連写で撮っていると、こういうタイミングでとれることがある。但し、ピントは合せに行けない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 172mm ISO3200 ) 露出補正 なし
004_230419083 X900 ◎武蔵嵐山 RX10M4.jpg 4.ミヤマカラスアゲハ♀ -3
ホバリングしながら、花びらに足をかけて吸蜜している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 172mm ISO31600 ) 露出補正 なし
005_230419004 X900 〇武蔵嵐山 Z50 105mc.jpg 5.ミヤマカラスアゲハ♀ -4
撮影できたのはこの1頭のみだった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO1400 ) 露出補正 なし
006_230419088m X900 ◎武蔵嵐山 ベニシジミ RX10M4.jpg 6.ベニシジミ
春のベニシジミは可憐である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 183mm ISO320 ) 露出補正 なし
007_230419106m X900 ◎武蔵嵐山 ウスバシロ 交尾嚢 RX10M4.jpg 7.蝶の里公園
都幾川が流れる方向へ下りていくと、ウスバシロチョウが多く翔んでいた。ウスバシロチョウが好むハルジオンやショカツサイの花が多く咲いている。翔んでいるウスバシロチョウの個体数も多い。しかし、なかなか花に止まって吸蜜しようとせず、撮影が難しい。10:45 、やっとハルジオンに来た1頭を撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
008_230419015 X900 ◎武蔵嵐山 Z50 105mc.jpg 8.ツバメシジミ♀
気温も上がってきて、チョウたちも活発に活動する。ツバメシジミの♀も元気に翔び回る。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_230419114 X900 △武蔵嵐山 モンキ RX10M4.jpg 9.モンキチョウ♀
ウスバシロチョウが翔び交うポイントへはまた後で下りて来ることにして、菅谷館跡の草地へ移動した。ホソオチョウの姿はない。ウスバシロチョウが上がってきているほかは、アゲハ、そしてモンキチョウくらいであった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_230419135m X900 ◎武蔵嵐山 ジャコウ♀ RX10M4.jpg 10.ジャコウアゲハ♀ -1
ジャコウアゲハの♀が半径5mくらいの草地を、行ったり来たりして翔んでいる。食草を探しているのかと思うが、産卵することなく翔び回っている。カメラで追いかける。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
011_230419146 X900 ◎武蔵嵐山 ジャコウ♀ RX10M4.jpg 11.ジャコウアゲハ♀ -2
こちらもじっとして、カメラだけで同じ個体を撮った。連写していると数ショットに1枚、はまあまあピントが合う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 76mm ISO125 ) 露出補正 なし
012_230419155t X900 ◎武蔵嵐山 ジャコウ♀ RX10M4.jpg 12.ジャコウアゲハ♀ -3
こちらも一緒になって草地を探るがウマノスズクサは見つからない。10分くらい、このジャコウアゲハと付き合っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 76mm ISO125 ) 露出補正 なし
013_230419168mt X900 〇武蔵嵐山 ホソオチョウ♀ RX10M4.jpg 13.ホソオチョウ♀ -1
やっとのことで、遠くに独特のゆっくりとした翔びかたをするチョウを見つけた。ホソオチョウの♀だった。小さな個体である。すでに咲き終えて綿毛をつける前のタンポポに止まった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
014_230419022 X900 ◎武蔵嵐山 ホソオチョウ Z50 105mc.jpg 14.ホソオチョウ♀ -2
同じ個体をマクロレンズで撮る。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
015_230419030 X900 ◎武蔵嵐山 ホソオチョウ Z50 105mc.jpg 15.ホソオチョウ♀ -3
♂が飛んでいるのを見つけるが、♀より翔び方は速く、なかなか止まってはくれなかった。♀も良い写真は撮れなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
016_230419181 X900 ◎武蔵嵐山 ウスバシロ 交尾嚢♀セリバヒエンソウ RX10M4.jpg 16.セリバヒエンソウで吸蜜するウスバシロチョウ
11時50分、再びウスバシロチョウのポイントへ戻ってきた。やっと花に来るようになってきた。セリバヒエンソウの花に来るのを見るのは珍しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 208mm ISO160 ) 露出補正 なし
017_230419187 X900 △武蔵嵐山 ウスバシロ アズキナシ RX10M4.jpg 17.アズキナシの花に来たウスバシロチョウ
木に咲くアズキナシの花に止まって吸蜜する。腕をあげてモニターを見ながら撮ったが、ピントを外してしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 183mm ISO125 ) 露出補正 なし
018_230419208 X900 ◎△武蔵嵐山 ウスバシロ RX10M4.jpg 18.ハルジオンに来たウスバシロチョウ -1
この季節には、ハルジオンにはアオスジアゲハ、アゲハ、ベニシジミなどいろいろな蝶がやって来る。チョウの好きな花だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
019_230419215 X900 ◎武蔵嵐山 ウスバシロ RX10M4.jpg 19.ハルジオンに来たウスバシロチョウ -2
元気に翔びまわる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
020_230419227m X900 △◎武蔵嵐山 RX10M4.jpg 20.ハルジオンに来たウスバシロチョウ -3
時刻は12時を過ぎた。チョウたちは活発に翔び周る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
021_230419234 X900 △〇武蔵嵐山 RX10M4.jpg 21.ハルジオンに来たウスバシロチョウ -4
今日の目的としたホソオチョウの良い写真は撮れなかったが、ウスバシロチョウは元気な姿を撮らせてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
022_230419053 X900 ◎武蔵嵐山 ツマキ♀Z50 105mc.jpg 22.ツマキチョウ♀
都幾川の河原に出てみた。菜の花が咲いていた。モンシロチョウに混じってツマキチョウの♀も吸蜜に来ていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
023_230419270 X900 ◎武蔵嵐山 アカタテハ  RX10M4.jpg 23.駐車場のアカタテハ
そろそろ引き上げようと活動センターの前に戻ってきた。越冬したアカタテハが迎えてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.4 1/1250秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし

2022年9月 1日

入笠すずらん山野草公園 ① 7月28日

長野県諏訪郡富士見町にある富士見パノラマスキー場は1987年12月の開業。当初はスキーブームで事業は順調に立ち上がったのだが、1992年に第3ゲレンデを900mから一気に3,000mとする大規模なゲレンデ拡張を行い、ゴンドラリフトを増設したのが裏目に出て、経営改善のために富士見町が東急リゾートサービスと業務提携し、運営主体はそのままに、東急側が運営業務のマネージメントを行っている。しかし、今や夏季にはゲレンデをマウンテンバイクのコースとして活用しているほか、ゴンドラの山頂駅周辺には山野草公園や入笠湿原があり、多くのハイキング客で賑わっている。
 以前にも数回入笠山へ行っているが、その時はすべて、「マナスル山荘」のある入笠山登山口までマイカーで入って、帰路は、千代田湖キャンプ場がある金沢峠を抜けて諏訪へ出ていた。その後、しばらく行っていなかったが一昨年の8月4日に久しぶりにに入笠山へ行ったときには、山頂直下(マナスル山荘)へアクセスする入笠林道は4月末から11月中旬にかけてマイカー規制が実施されていた。事前に承知していたので、ゴンドラを利用して行ったのだが、そのゴンドラの山頂駅に「入笠すずらん山野草公園」があり、多くのチョウが翔んでいた。
 そのことを旅友達のKさんに話したところ、一度行って見たいと言われていた。7月の下旬と考えていたが、なかなか天気が定まらない。午前中は何とか大丈夫だろうと判断して、朝6時に横浜を出発した、9時にはゴンドラ乗り場に着いた。

 入笠山へ登り、大河原湿原へ歩くというKさんと、ゴンドラの頂上駅の散策路案内図の前で、午後1時にゴンドラ駅で合流することにして別れ、私は、「入笠すずらん山野草公園」で蝶撮りに専念することにした。
 一昨年は8月4日に来ている。それより、1週間ほど早い。一昨年は大分擦れた個体しかいなかったギンボシヒョウモンは新鮮な個体が翔んでいたし、一昨年は多く見たメスグロヒョウモンの雌は全く見なかった。タテハチョウに関しては破損したクジャクチョウを1頭だけ目撃したが、一昨年見られたヒオドシチョウ、シータテハ、エルタテハは全く姿を見せなかった。時間の経過の順に、今回撮影してきたチョウを見て行きたい。

000_220728333 X700 ◎入笠山 RX10M4.jpg
ヒヨドリバナで吸蜜するアサギマダラ  2022年7月28日 長野県諏訪郡富士見町 富士見パノラマリゾート

001_220728010m X800 〇入笠山 Z50 18-140.jpg 1.「ゴンドラすずらん」
9時にゴンドラに乗った。何とか天候が悪くなりませんようにと願う。富士見町を見下ろす。しばらく進むと傾斜が急になった。高低差730mの1,780mのゴンドラ山頂駅へ向かう。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.8 1/500秒 47mm ISO 400 ) 露出補正 なし
002_220728015 X800 〇入笠山 Z50 18-140.jpg 2.ゴンドラ山頂駅へ
どうやら雲の上に出たようだ。ゴンドラ山頂駅の上には青空が見える。午後1時くらいまで、天気がもってくれることを祈る。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 125 ) 露出補正 なし
003_220728298 X800 ◎入笠山 RX10M4.jpg 3.アカタテハ
ゴンドラ山頂駅から「入笠すずらん山野草公園」の入り口まで歩く途中に、夏型のサカハチチョウが翔んでいた。残念ながら撮影できず。Kさんと午後1時に再会することにして、私は「入笠すずらん山野草公園」を歩くことにする。最初に迎えてくれたのはアカタテハだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO 400 ) 露出補正 なし
004_220728022 X800 ◎入笠山 Z50 18-140.jpg 4.ミドリヒョウモン  -1
ここはミドリヒョウモンが多い。昨年は、雌も多く見かけたが、この日は雄の発生最盛期のようで、きれいな個体が多かった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 560) 露出補正 なし
005_220728029 X800 ◎入笠山 Z50 18-140.jpg 5.ミドリヒョウモン  -2
このレンズは背景のボケもなかなかきれいだと思う。望遠端140mm でf6.3 開放で撮った。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 360) 露出補正 なし
006_220728307 X800 ◎入笠山 RX10M4.jpg 6.クガイソウ(九蓋草)に来たスジグロシロチョウ
クガイソウもチョウの好きな花である。和名は葉が何層にもなっているところに由来する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 217mm ISO 320 ) 露出補正 なし
007_220728310 X800 ◎入笠山 RX10M4.jpg 7.ミドリヒョウモン  -3
ミドリヒョウモンも傷のないきれいな個体だが、止まっている葉もきれいな緑だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 218mm ISO 250 ) 露出補正 なし
008_220728313 X800 ◎入笠山 RX10M4.jpg 8.ミドリヒョウモン  -4
クガイソウで吸蜜する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 218mm ISO 200 ) 露出補正 なし
009_220728318 X800 ◎入笠山 RX10M4.jpg 9.ウラジャノメの出会い ウラジャノメが止まっていた。ウラジャノメは少し前に発生した個体のようで擦れてしまっていたが、撮影しようと近寄っていくと翔び立たれてしまった。眼で追っていると、下に落ちるように急に見えなくなってしまった。傍に行って見ると翅を閉じているもう1頭のウラジャノメと、向かい合うようにして止まっている。多分、翔んでいったのが で、葉に静止していたのが なのだろう。 はよく見つけられるものだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 218mm ISO 320 ) 露出補正 なし
010_220728328 X800 〇入笠山 RX10M4.jpg 10.クロヒカゲ
クロヒカゲも擦れた個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO 400 ) 露出補正 なし
011_220728052 X800 ◎入笠山 Z50 18-140.jpg 11.ミドリヒョウモン  -1
ミドリヒョウモンは も発生している。昨年来たときは著しく黒い暗色型の が多かったが、この個体はふつうだった。沢山咲いているヒヨドリバナにはミドリヒョウモンや、アサギマダラが多く見られる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 800) 露出補正 なし
012_220728057x X800 ◎入笠山 Z50 18-140.jpg 12.アサギマダラ  -1
10時少し前になった。翔んでいるアサギマダラの数が多くなったように思う。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 1000) 露出補正 なし
013_220728062 X800 ◎入笠山 Z50 18-140.jpg 13.ミドリヒョウモン  -2
11.の写真の より、少し暗色になっている。生まれたばかりのように傷も擦れもないきれいな個体である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 320) 露出補正 なし
014_220728077tm X800 ◎入笠山 Z50 18-140.jpg 14.アサギマダラ  -2
後翅の肛角部近くに黒斑の性標があるので、雌雄の同定はしやすい。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 250) 露出補正 なし
015_220728083x X800 ◎入笠山 Z50 18-140.jpg 15.アサギマダラ  -3
すぐそばに咲いていたヒヨドリバナに止まった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 56mm ISO 160) 露出補正 なし
016_220728087x X800 ◎入笠山 Z50 18-140.jpg 16.アサギマダラ  -4 前の写真と同じ個体である。少し翅を開いてくれた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 56mm ISO 100) 露出補正 なし
017_220728348 X800 〇入笠山 RX10M4.jpg 17.ミドリヒョウモン  -5
ストローを伸ばして、ヒヨドリバナの蜜を吸う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO 250 ) 露出補正 なし
018_220728354 X800 ▲入笠山 RX10M4.jpg 18.ミドリヒョウモン  -6 飛翔
ミドリヒョウモンはヒヨドリバナからヒヨドリバナへと翔び回る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO 250 ) 露出補正 なし
019_220728366 X800 ◎入笠山 RX10M4.jpg 19.ミドリヒョウモン  -7
ゴンドラの山頂駅から「入笠すずらん山野草公園の散策路」を左右を見ながら、ジグザクに歩いて、「八ケ岳展望台」まで来た。ここから富士見町越しに八ヶ岳連峰が眺められる。ここからゲレンデは急なダウンヒルになっていく。フジバカマに混じって、シモツケの花が咲いている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 114mm ISO 200 ) 露出補正 なし
020_220728372 X800 ◎入笠山 RX10M4.jpg 20.ウラギンヒョウモン -1
ノアザミに来たウラギンヒョウモン。特に表はギンボシヒョウモンと区別し難いが、前翅の性標がはっきりしているのでウラギンヒョウモンと同定した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 217mm ISO 125 ) 露出補正 なし


2021年4月17日

小石川植物園 ツマキチョウを撮りに (2) 4月9日

発生しているかどうか心配だったツマキチョウも11時半ごろには姿を見せ始め、♂が♀を求めて飛ぶ姿が見られるようになった。アブラナなどの花に止まってゆっくり吸蜜する姿は少なかったが、カメラに収めることは出来た。
 アブラナの花が咲くポイントへは、また後で戻ってくることにして、日本庭園の方へ歩く。咲いていてくれた枝垂れ桜や八重桜を眺め、日本庭園へ向かうと、ツツジが咲き、フジも咲いていた。
 旧東京医学校本館を左に見て、日本庭園の北側から、ツツジが咲く丘を登って大きな木が茂る高台に着いた。大木に咲くトキワマンサクの白い花や、ツクシカイドウを見たり、数人の女性の方々が見ておられた雄株の木に実のなったオオモミジの説明を伺ったりした。
 サクラは、ソメイヨシノは散ってしまい、サトザクラの一葉や普賢象が咲き残っていた。

26.藤棚とツツジ
日本庭園の池にかかる橋は藤棚になっていてフジが咲いていた。その手前にはアゲハが来ていたツツジが咲く。この時は青空が見えていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 16mm ISO100 ) 露出補正 なし
026_210409147 X800 日本庭園上 小石川植物園 RX10M4.jpg
27.旧東京医学校本館
きれいに刈りこまれたツツジの植栽が池に映っている。  この建物は、当初は東京大学の前身である東京医学校の施設として1876年に本郷キャンパス鉄門の正面に建てられたが、1911年に赤門わきに移築され、さらに1969年に小石川の現在地に移築された。国指定重要文化財となり保存修復され、博物館として一般公開されている。明治初期らしい擬洋風建築で、擬洋風建築としては昨秋訪れた滋賀県近江八幡市の白雲館を思い起こす。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入館手続きを要するが、館内も見学できるようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 15mm ISO160 ) 露出補正 なし
027_210409155 X800 日本庭園 小石川植物園 RX10M4.jpg
28.ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)
日本庭園の旧東京医学校本館の前の草地に、一面に可愛い花が咲いていた。和名は、花が紫色で、形がサギに似ていることからだそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 15mm ISO125 ) 露出補正 なし
028_210409159 X800 サギゴケ 日本庭園 小石川植物園 RX10M4.jpg
29.日本庭園東側
藤棚のある橋の上から日本庭園の東側を眺める。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 15mm ISO100 ) 露出補正 なし
029_210409161 X800 日本庭園 小石川植物園 RX10M4.jpg
30.ツツジが咲く道
藤棚の橋を渡り北へ高台に向かって歩く。ツツジの群落が見えた。受付でいただいた園内案内図によればこの辺りにはキリシマツツジがあるはずだ。藤棚のそばに咲いていたケラマツツジに似ているが、さらに色が濃いように思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 10mm ISO1250 ) 露出補正 なし
030_210409165 X800 日本庭園上 小石川植物園 RX10M4.jpg
31.旧東京医学校本館を見下ろす
振り返ると、 旧東京医学校本館の北東側の棟が見えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 16mm ISO320 ) 露出補正 なし
031_210409167 X800 日本庭園上 小石川植物園 RX10M4.jpg
32.カラスアゲハ
キリシマツツジにカラスアゲハ♂が飛来した。こんなに擦れていないきれいな春型のカラスアゲハを見るのは久し振りである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 102mm ISO1000 ) 露出補正 なし
032_210409169 X800 ◎カラスアゲハ 日本庭園上 小石川植物園 RX10M4.jpg
33.熱心な観察者
大きな木が茂る高台に上がった。カエデと思われる大きな木を見上げている4~5人のグループの女性たちがいた。何を見ているのかなと思い、その方々の視線の先を見る。この木はオニモミジ(別名 カジカエデ 梶楓 )といい、雌雄異株の樹木であり、雌株の木には実がなるが、雄株の木には実はつかない。しかし、このご夫人たちが見ているオニモミジの木は雄株でありながら、実が付いている。一対の翼果になっている。珍しいのだと教えてくださった。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
033_210409182 X800 オニモミジ 小石川植物園 RX10M4.jpg
34.オニモミジの実
右側の2枚の翅を広げたように見えるのが、オニモミジの実(翼果)だそうだ。その左にあるのが咲き終えた花だという。 wikipediaによれば、花期は4-5月。葉が展開する前に、長さ3-5cmの散房花序を前年枝の側芽から出す。花はふつう暗紅色で、雄花と比べ雌花の方が色が淡い。雄花序は花が5-15個垂れ下がり、花柄は長さ1-3cm、萼片と花弁が部分的に合着した長さ5mmになる鐘形の花被筒になり、雄蕊は7-10個で花被筒より長く、退化雌蕊は微小。雌花序は花が3-9個やや上向きにつき、萼片、花弁は5個ときに4個で合着せず、雄蕊はなく、子房は短毛が密生し、花柱は外曲する。果期は7-8月。果実は翼果で、黄褐色の長剛毛があり、分果の長さは2.5-3cmになり、翼果は鋭角に開くか、ほとんど開かない。雄株では雄花が、雌株では雌花が咲くのが雌雄異株だそうだ。と記されていた。また、ややこしいが、カエデ類の性には3タイプがあり、まずは雌雄異株。次いで雄株と両生花の株のある雌雄異株。最後にハウチワカエデのような雄性同株。このタイプはひとつの株に雄花と両性花がつくそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
034_210409180 X800 〇オニモミジ 小石川植物園 RX10M4.jpg
35.オニモミジの葉
あとで確認できるよう葉の写真を撮っておいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO800 ) 露出補正 なし
035_210409183 X800 オニモミジ葉 小石川植物園 RX10M4.jpg
36.トキワマンサク(常磐万作)
マンサクの花は春先に舞岡公園や保土ヶ谷公園などでよく見かける。しかし、こんな大きなマンサクの木は始めて見る。また、白い花が咲くマンサクを見たのも初めてだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 13mm ISO250 ) 露出補正 なし
036_210409185 X800 トキワマンサク 小石川植物園 RX10M4.jpg
37.トキワマンサクの花
写真のような細長い4枚の花弁の花を咲かせる。花の色は、基本種はごく薄い黄色であるが、紅色の変種であるベニバナトキワマンサクがよく栽培されている。トキワマンサクは日本での自生は極めて限定的で、静岡県湖西市・三重県伊勢神宮・熊本県荒尾市で知られるのみだそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
037_210409188 X800 トキワマンサク 小石川植物園 RX10M4.jpg
38.ツクシカイドウ (筑紫海棠)
  右の方に白い花が咲いているのが見えた。何かなと思って行ってみると、ツクシカイドウという札が架かっていた。カイドウと云えばピンクの花を想いうかべるが白い可憐な花が咲いていた。 環境省レッドリストによれば、日本では野生絶滅種である。熊本、大分に分布していたが、現在は絶滅が確認されているそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 12mm ISO200 ) 露出補正 なし
038_210409191 X800 ツクシカイドウ 小石川植物園 RX10M4.jpg
39.モミジバスズカケノキ(紅葉葉鈴懸の木)
スズカケの木の大木が並ぶところへ来た。この木は モミジバスズカケノキという。スズカケノキとアメリカスズカケノキとの交配種だそうだ。大木である。現在街路樹として広く使われている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
039_210409194 X800 モミジバスズカケノキ 小石川植物園 RX10M4.jpg
40.スズカケノキ( 鈴懸の木) プラタナスの大木だ。この木は明治9年に導入された日本で最も古いスズカケノキだそうだ。ここにはスズカケノキ、アメリカスズカケノキ、そして、その交配種であるモミジバスズカケノキの、3種類のスズカケノキがある。樹皮は白っぽく剥離する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 19mm ISO250 ) 露出補正 なし
040_210409200 X800 スズカケノキ 小石川植物園 RX10M4.jpg
41.ユリノキ(百合の木)
スズカケノキの傍に樹高が高いユリノキがあった。ステンレスの立派な説明板には、「ユリノキ(モクレン科) ユリノキとシナユリノキはそれぞれ北米と中国に分布しており、近縁な種が隔離分する例にあげらます。この木は明治の初めの頃に植えられたわが国で最も古い株のひとつで、理学部植物学教室の員外教授として植物園で活躍した伊藤圭介が米国からもらい受けた種子を育てたものです。明治23年、大正天皇が皇太子の頃に御来園された際に、この木を見てユリノキと命名されたと言わtれています。」と記されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
041_210409197 X800 ユリノキ 小石川植物園 RX10M4.jpg
42.ツバキの品種 熊坂
ツバキ園に寄ってみた。このツバキは熊坂(C. japonica cv. Kumasaka)という園芸品種である。小石川植物園のホームページによれば、ツバキ属は日本・中国・ヒマラヤ・東南アジアに約120種が知られ、日本には4種1変種が自生している。お茶として栽培されるチャノキの他、ツバキ(C. japonica)はその花の美しさから日本では古くから親しまれ、多くの園芸品種が生み出されてきた。ツバキ園では、ツバキの園芸品種を中心に約80品種と、日本産種・外国産種をみることができるとあった。また、ツバキ園にあった「椿品種群」説明板には、園芸品種の多くはヤブツバキの突然変異体であるが、侘助など多種との間で生じた異種交配によって生まれた園芸系統もある記されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
042_210409207 X800 ツバキの品種 小石川植物園 RX10M4.jpg
43.絞りのツバキ
始めて見るような咲き始めのツバキの花があった。ツバキの品種は私が思っていたよりはるかに多いのだ。このツバキは何という品種なのだろうか? 品種が書かれた札がない。「椿品種群」という説明札の隣に、「侘助椿の来歴」という説明札が立てられていた。「侘助ツバキは謎に満ちたツバキである。本品種は胡蝶侘助とも言われ、古く18世紀増補地錦抄にも記録が残る古い品種。(中略)近年様々な解析から、侘助品種群は中国産のヤブツバキ近縁種と日本のヤブツバキ近縁種との交雑して出来た有楽をルーツとすることが明らかになってきた。(後略)」と書かれていたので、これはその説明板の写真から、胡蝶侘助かと思って、帰宅後ネットで調べて見たところ、あるサイトで「胡蝶侘助」は、ツバキ園の一番奥の暗いところまで入って、「これは何というツバキか?」とひとつひとつ見て確認していかないと見つからないという記述があったので、私が撮った写真のツバキは胡蝶侘助ではないのだろう。ネットで絞りのツバキを検索してみたが、菊更紗(キクサラサ)、古金欄(コキンラン)、光源氏(ヒカルゲンジ)あたりかなと思えるが。難しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 43mm ISO800 ) 露出補正 なし
043_210409210 X800 ツバキの品種 小石川植物園 RX10M4.jpg
44.サトザクラ(一葉) -1
一葉は先日訪れた新宿御苑でも見てきた。随分長く、散らずに咲いているのだなと思った。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
044_210409212 X800 サトザクラ 一葉 小石川植物園 RX10M4.jpg
45.キヨスミミツバツツジ(清澄三葉躑躅)
キヨスミミツバツツジの特徴は、雄しべは10本、雄しべの花糸と雌しべに毛がなく、子房に長く白い毛が生えるとのこと。先日ギフチョウが飛来していたミツバツツジの雄しべは5本だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし  
045_210409214 X800 キヨスミミツバツツジ 小石川植物園 RX10M4.jpg
46.サトザクラ(一葉) -2
サトザクラの枝は、地面近くまで垂れて伸びている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 15mm ISO125 ) 露出補正 なし
046_210409214 X800 サトザクラ 一葉 小石川植物園 RX10M4.jpg
47.トウゴクミツバツツジ(東国三葉躑躅)
    wikipediaには、関東の山地に多いことからこの名が付いた。代表種のミツバツツジとは違い、おしべが10本あり、主に5月中旬~6月上旬にかけて咲く。ミツバツツジよりも花期がやや遅く、標高の高い場所(概ね標高1000m以上)に見られる。平地では咲く場合は、早く咲くのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 16mm ISO125 ) 露出補正 なし
047_210409216 X800 トウゴクミツバツツジ 小石川植物園 RX10M4.jpg
48.サトザクラ(普賢象) -1
普賢象はオオシマザクラを基に生まれたサトザクラ群のサクラで日本原産の栽培品種のヤエザクラだそうだ。名前の由来は、花の中央から出ている雌しべの先端が曲がっており普賢菩薩の乗る白象の鼻に似ているためという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 16mm ISO125 ) 露出補正 なし
048_210409218 X800 サトザクラ 普賢象 小石川植物園 RX10M4.jpg
49.サトザクラ(普賢象) -2
八重の花が咲くのを見上げる。wikipediaによると、東京の花期は4月下旬。開花が進むほど花弁が白くなっていき最盛期を過ぎると花の中心部が赤く染まっていく。命名の由来となった中央から2本出ている雌しべは正常な柱頭と花柱ではなく細い葉のように葉化していて生殖能力を失っており、結実できないため接ぎ木や挿し木でないと繁殖ができないそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 13mm ISO100 ) 露出補正 なし  
049_210409219 X800 サトザクラ 普賢象 小石川植物園 RX10M4.jpg
50.甘藷試作碑跡
享保20年(西暦1735年)に青木昆陽が、この地でサツマイモの栽培を試みた。この試作の成功により、サツマイモが全国的に栽培されることになった。この記念碑は大正10年(西暦1921年)にその功績をたたえて建てられたもの。

    SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
050_210409220  X800 甘藷試作跡小石川植物園 RX10M4.jpg
51.オオバベニガシワ (大葉紅柏)
サクラを見て、植物園本館の方へ歩いて行くと20cmほどある大きな葉を付けた、目立つ小さな木があった。以前も見たことがあるオオバベニガシワだ。若葉のときは赤い色をしている。葉は成長すると緑色になるようだが、これはその途中というところなのか。5月にはさらに色が変わり始め、初夏にはすっかり緑色になるそうだ。いつもツマキチョウの時期に来ていると、それがわからない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし  
051_210409222 X800 オオバベニガシワ 小石川植物園 RX10M4.jpg
52.植物園本館
正門からまっすぐ坂を上がっていくと、左側に、正門を背にして建つ位置にある。逆に私のように、サクラの林から正門へ戻るとき見えるこの建物の構成は左右対称で、中央には装飾のない列柱のある玄関が見える。建物は左右対称のウイングが横に伸びていく形で、中央には大きな窓が付き、中に階段が見える大きな塔がある。塔の横には象徴的な壁時計が付いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
052_210409227 X800 植物園本館 小石川植物園 RX10M4.jpg
53.アカタテハとイラクサ
正門の手前まで坂を下りて、さあ、もう一度アブラナの花が咲くところへ行こうと歩き始めると、右手の草むらに何かタテハチョウが飛んできた。アカタテハ♀だ。そして開翅して止まった葉をみると、その食草であるイラクサのようだ。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし  
053_210409229 X800 アカタテハ イラクサ 小石川植物園 RX10M4.jpg


2021年1月31日

舞岡公園の蝶 55種 (14) アカタテハ、ヒメアカタテハ、コムラサキ

COVID-19による外出自粛の一方、夏休みを前にして、7月22日より、東京都を目的地とする旅行および東京都に在住しているひとの旅行を除外してGo TO Travel キャンペーンが始まった。旅に出かけたいけど、やはり二の足を踏んでしまう。
 マイカーで、密にならないところへ、写真を撮りに行くのが精いっぱいである。感染者数は7月の終わりから8月にかけて増えていき、今、ようやくピークを過ぎて収まりつつあるというところだ。しかし、おそらく世の中からコロナウィルスがいなくなることはないと思うし、これからは with Corona で上手に付き合っていかねばならないと思う。ひたすら keep away ではコロナに負けてしまう。(2020/9/7)
 しばらく間が空いてしまったが「舞岡公園のチョウ 55種」を再開する。
 コロナで写真を撮りに行けなくなり、ブログのコンテンツも欠乏すると思い、今まで舞岡公園で撮りためたチョウの写真を整理してみようと思い立ったのは4月の初めだった。その都度カメラを持って出かけた散歩の記事を挟みながら、今回で14回目を迎えた。全55種のうち、今回で40種になる。(2021/1/31)

4.タテハチョウ科 ④   アカタテハ、ヒメアカタテハ、コムラサキ

10) アカタテハ

41001 2011年6月6日 撮影
アカタテハは成虫越冬するが、その年の第1化は5月中頃から発生し、その後数回発生を繰り返す。しかし、写真の個体は大分擦れているので、越冬した個体かもしれない。ウツギの花で吸蜜する。

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 7mm ISOオート )
01_110606011 X800 A640.jpg
41002 2011年6月6日 撮影
前の写真と同じ個体

Nikon D300 SIGMA 105mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
02_110606058 X800 D300 SIGMA 105mm macro.jpg
41003 2013年9月29日 撮影
ヒヨドリバナで吸蜜

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/170秒 99mm ISO800 ) 露出補正 なし
03_140929049 X800 HS50.jpg
41004 2019年10月23日 撮影
秋も深まってきた10月末、古民家の裏庭に咲くフジバカマにきれいな個体が飛来した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1250 ) 露出補正 なし
04_191023160 X800 RX10M4.jpg
41005 2019年10月23日 撮影
前の写真と同じ個体

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 208mm ISO1250 ) 露出補正 なし
05_191023174 X800 RX10M4.jpg


11) ヒメアカタテハ

41101 2005年9月29日 撮影
秋になると個体数が多くなる。コスモスの花に来ているのを見る機会が多かった。

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8D macro
データ不詳
01_050929022 X800 D100 Tokina100.jpg
41102 2005年9月29日 撮影
このチョウも年数回発生する。成虫でも越冬する。♂のようだ。

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8D macro
データ不詳
02_050929032 X800 D100 Tokina100.jpg
41103 2005年9月29日 撮影
以上の3枚は同じ個体である。

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8D macro
データ不詳
03_050929041 X800 D100 Tokina100.jpg
41104 2006年9月4日 撮影
アカツメクサで夢中で吸蜜し、近づいて撮らせてくれる。これもきれいな個体だ。この年の第1化と思う。

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/320秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
04_060904081 X800 D100 Tokina100.jpg
41105 2007年10月5日 撮影
畑の畔に咲くコセンダングサはチョウの好きな花だ。コンデジは画質は兎も角として、広角で撮るのには重宝だ。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/640秒 5mm ISO75 ) 露出補正 なし
05_071005004 X800 IXY900IS.jpg
41106 2007年10月5日 撮影
秋に見られる個体はほとんどがきれいである。コセンダングサの花を次から次へと移って吸蜜をする。

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8D macro
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/750秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
06_071005038 X800 D100 Tokina100.jpg
41107  2007年10月5日 撮影
この個体もゆっくり撮らせてくれた。上の3枚は同じ個体

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8D macro
プログラムオートで撮影 ( f8 1/7 1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
07_071005047 X800 D100 Tokina100.jpg
41108 2011年6月15日 撮影
路上に止まって開翅

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/250秒 7mm ISOオート )
08_110615028 X800 A640.jpg
41109 2020年6月10日 撮影
草地の上を翔び、シロツメクサで吸蜜する。ここ数年、ヒメアカタテハの個体数は少なくなったように思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 218mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
09_200610122 X800 RX10M4.jpg


12) コムラサキ

41201 2012年6月4日 撮影
舞岡公園は5月~6月にかけて、平地産ゼフィルスをはじめ、蝶相が豊かになる。撮影に来られる人が多い。私が初めて舞岡公園でコムラサキを見たのはそんな時だった。数人の愛好家の方と撮ったのを憶えている。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
  絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
01_120604046tm X800 D300 Tokina100.jpg
41202 2012年6月4日 撮影
谷戸の畦道で鳥の落とし物で吸蜜しているコムラサキを見た。前の写真とは違う個体と思えた。これは♀のようだ。  

  Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
  絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
02_120604071 X800 D300 Tokina100.jpg
41203 2015年9月12日 撮影
コムラサキも年2~3回発生する。9月、水車小屋の近くに生っていた塾した柿の実に来ていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 179mm ISO140 )  露出補正 -0.3段
03_150912097 X800 P610.jpg
41204 2015年9月12日 撮影
烏でも啄んだのだろうか、傷ついた柿の実から溢れる果汁を吸っている。♂だ。この柿の実には、ゴマダラチョウ、アカボシゴマダラもやってきていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 143mm ISO140 )  露出補正 なし
04_150912114 X800 P610.jpg  


2020年8月 1日

梅雨明けやらぬ 箱根湿性花園(2) 7月22日

チョウが好むヌマトラノオやカセンソウが咲く仙石原湿性植生復元区との境の辺りを行ったり来たりしながら1時間ほど撮影を楽しんだ。 青空は見えるが湿度も高く、汗びっしょりになってしまった。熱中症も心配なので、何か冷たい飲み物でもと思い、いったん、入り口付近へ戻り、喫茶室のある建物の中に入る。アイス・ティーが生き返らせてくれた。

24_200722164 X800 RX10M4.jpg 24.ウラナミシジミ -1
青く輝くシジミチョウが飛び立った。ルリシジミかツバメシジミかなと思ったが、形が大きい。再び止まったところを見るとウラナミシジミのようだ。このチョウは発生を繰り返しながら分布を北に拡大するというが、この時期には少なく、秋になるとよく見られるようになる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
25_200722167 X800 RX10M4.jpg 25.ウラナミシジミ -2
翅を閉じて裏面を見せてくれた。舞岡公園などにも生息するが、7月に本種を見たことはほとんど記憶がない。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
26_200722173 X800 RX10M4.jpg 26.キタキチョウ
従来のキチョウがミナミキチョウ(南西諸島に分布)とキタキチョウ(本州~南西諸島に分布)の2種に 分けられて久しい。どこででも見られるチョウと言っても過言ではない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
27_200722185 X800 RX10M4.jpg 27.オオウラギンスジヒョウモン♀ -1
オオウラギンスジヒョウモンの♀は♂に比べ色が濃く黒っぽいので、翔んでいても見分けられる。♀はまだ、発生初期のようで擦れていないきれいな個体だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 94mm ISO100 ) 露出補正 なし
28_200722191 X800 RX10M4.jpg 28.オオウラギンスジヒョウモン♀ -2
前の写真と同じ個体。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 102mm ISO100 ) 露出補正 なし
29_200722194 X800 RX10M4.jpg 29.オオウラギンスジヒョウモン♀ -3
ヌマトラノオの花を、花から花へと移りながら吸蜜する。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 136mm ISO100 ) 露出補正 なし
30_200722198 X800 RX10M4.jpg 30.アカタテハとキタテハ
仙石原湿性植生復元区のカセンソウで吸蜜する。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 175mm ISO100 ) 露出補正 なし
31_200722201 X800 RX10M4.jpg 31.コウホネ
11時40分、汗びっしょりになってしまった。気温も上がり、湿度も高く、熱中症に気を付けなくてはいけないと思い、少し休もうと、入り口付近の建物へ向かう。途中、低層湿原をモデルにした池にコウホネ(河骨スイレン科)が咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
32_200722208 X800 RX10M4.jpg 32、カライトソウ
高山の花畑をモデルにした花畑にはカライトソウ(唐糸草、バラ科バラ亜科ワレモコウ属)が咲いていた。wikipediaによれば、カライトソウは日本の固有種で、本州中部地方の日本海側(飛騨山脈北部、白山から滋賀県の三国山などにかけて)に分布する。「花の百名山」(田中澄江著)で、飛騨山脈の爺ヶ岳を代表する花の一つとして紹介された。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO160 ) 露出補正 なし
33_200722209 X800 RX10M4.jpg 33.ハマナス
ハマナス(浜梨 バラ科)の花期は初夏から夏で赤い花(稀に白もある)を咲かせる。これは果実( 偽果)で、中に( そう果  )がある。果実(偽果)は扁球形、径は2 - 3cmの大きさだ。wikipediaによれば、ハマナスは日本では北海道に多く(そういえば歌にあった)、太平洋側は茨城県、日本海側は鳥取県を南限として浜辺に分布する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 27mm ISO125 ) 露出補正 なし
34_200722212 X800 RX10M4.jpg 34.コハマナス
隣にコハマナスがあった。コハマナスはハマナスとノイバラの交雑種だそうだ。花は終わってしまっているようで見られないが、ハマナスより小さく、径3-4cmの淡いピンクの5弁花という。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 21mm ISO100 ) 露出補正 なし
35_200722213 X800 RX10M4.jpg 35.ヘメロカリス
ヘメロカリスはニッコウキスゲの仲間だ。日本ではニッコウキスゲ、ノカンゾウ、ヤブカンゾウ、ユウスゲなどが、この仲間の野性種として知られている。一般にヘメロカリスというと、品種改良した園芸品種をさす。ヘメロカリスとは、ギリシャ語で「一日の美」の意味で、その名の通り、ひとつの花は朝開いて夕方から夜には萎んでしまう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 50mm ISO500 ) 露出補正 なし
36_200722224 X800 RX10M4.jpg 36.コキマダラセセリとナガバミズアオイ
(8/27訂正)ナガバミズアオイの花が咲く湿地でセセリチョウが飛び交っていた。これはコキマダラセセリで、ナガバミズアオイの花の影から覗き見るような姿が可憐だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 178mm ISO100 ) 露出補正 なし
37_200722231 X800 RX10M4.jpg 37.イチモンジセセリとナガバミズアオイ
(8/27訂正)こちらはイチモンジセセリ。ホソバセセリはいないかと目を凝らしたが、見つけられなかった。ナガバミズアオイ(長葉水葵)は、日当たりのよい水湿地を好む。花期は6月~10月と長い。北アメリカ東部の原産で、池沼の浅瀬に生育する。日本では、鑑賞用に水辺や水鉢で栽培されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 183mm ISO100 ) 露出補正 なし
38_200722235 X800 RX10M4.jpg 38.ヤマユリ
ヤマユリを見る機会は少なくないが、これは大きな、立派な花だった。手入れが良いのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 30mm ISO800 ) 露出補正 なし
39_200722238 X800 RX10M4.jpg 39.スジグロシロチョウ
チョウの多い湿性花園の中で、遠慮したように目立たなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO400 ) 露出補正 なし
40_200722244 X800 RX10M4.jpg 40.オオウラギンスジヒョウモン -10
オオウラギンスジヒョウモンは箱根湿性花園のほぼ全域で見ることが出来る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
41_200722253 X800 RX10M4.jpg 41.オオウラギンスジヒョウモン -11
前の写真と同じ個体。花から花へと元気に翔びまわる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 143mm ISO100 ) 露出補正 なし


2019年10月27日

久しぶりに秋晴れ 舞岡公園 10月23日

昨日は、国内1,576人、海外から191か国423人の要人が集い、即位の礼「即位礼正殿の儀」が行われた。東京は雨が降り、生憎の空模様だったが、「即位礼正殿の儀」が始まると空は晴れ、なんと皇居にまたがる形で虹がかかったそうだ。 その翌日、23日は久しぶりに爽やかな秋晴れになった。 朝は冷え込んだが、気温も上がるという。きっとチョウも飛んでくれると思い、舞岡公園へ行ってみることにした。
 気温が上がるころを見計らって、11時ごろに自宅を出た。舞岡公園に着き、いつものコースを歩き始めたが、ルリタテハを見かけただけで、ほかはキタキチョウくらいしか飛んでいない。昼近くなって、ツマグロヒョウモンや、キタテハ、ヤマトシジミの飛ぶ姿が見られるようになる。昼を過ぎるころには気温も上がり、歩いていると汗ばむようになった。谷戸のあぜ道には、コセンダングサ、セイタカアワダチソウが咲いていて、その花に、モンシロチョウ、ツマグロヒョウモン、キタテハ、ウラナミシジミ、チャバネセセリ、イチモンジセセリなどが吸蜜に来る。
 今まで気づかないでいたが、フジバカマが植えられているところもあり、アカタテハなども来ていた。舞岡公園には午後1時半くらいまで滞在し、珍しいチョウには会えないものの、多くの秋の里山のチョウたちを撮ることが出来た。

191023_001.jpg 1.富士山初冠雪
出かけようと思い外に出ると、初冠雪した富士山が輝いていた。甲府地方気象台は22日、富士山の初冠雪を確認したと発表したが、平年より22日遅く、昨年より26日遅いという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 217mm ISO100 ) 露出補正 なし
191023_002.jpg 2.クサギの実
強い匂いがするのでクサギ(臭木)の名があるが、昔は山菜の一つとして食用で親しまれていたという。このクサギの花には、その匂いに誘われて、モンキアゲハなど黒いアゲハたちが吸蜜に来るが、今年は開花とチョウの発生のタイミングを逸し、良い写真が撮れなかった。写真はクサギの実で、草木染に用いられる。天然のもので青い色を出せるのは、藍ともう一つ、このクサギだけなのだそうだ。

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 196mm ISO125 ) 露出補正 なし
191023_003.jpg 3.ヤマトシジミ♂
ヤマトシジミがいた。比較的きれいな♂だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 217mm ISO125 ) 露出補正 なし
191023_004.jpg 4.フジバカマ
何年ものあいだ、舞岡公園に来て、幾度も古民家の縁側に腰を下ろし、裏庭を眺めることがあった。今まで気が付かなかったが、その裏庭にフジバカマの花が咲いていた。株が増えて目についたのかもしれない。これなら、アサギマダラの飛来も期待できるのでは。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 217mm ISO125 ) 露出補正 なし
191023_005.jpg 5.ヤマガラ -1
水車小屋の傍で何か音がしたので、ふと見上げるときれいな鳥がいた。後で調べてみるとヤマガラのようだ。wikipediaによれば、「ヤマガラは学習能力が高いため芸を仕込む事もでき、覚えさせた芸は江戸時代に盛んに披露された。特におみくじを引かせる芸が多く、1980年ごろまでは神社の境内などの日本各地で見られた。」と書かれていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 164mm ISO500 ) 露出補正 なし
191023_006.jpg 6.ヤマガラ -2
少し移動したものの、しばらくは飛び去らなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 164mm ISO2000 ) 露出補正 なし
191023_007.jpg 7.ツマグロヒョウモン♀
ツマグロヒョウモンの♀が飛んできて道の上に止まった。取り合えず、上から抑えて撮る。飛び立って葉上に止まるが落ち着かず、いなくなってしまった。あとでまた会えるだろうと思っていたが、この日会った他のツマグロヒョウモンは♂ばかりで、♀には会えなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 102mm ISO100 ) 露出補正 なし
191023_008.jpg 8.キタテハ秋型 -1
キタテハは秋型になると、夏型の黄土色から赤褐色になり、精悍なタテハチョウに姿を変える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 206mm ISO100 ) 露出補正 なし
191023_009.jpg 9.キタテハ秋型 -2
谷戸の麦畑のわきに来た。黄色い小さなコセンダングサの花が咲いているが、この花はことのほかチョウたちに人気がある。背景が広がっていたので、広角側の9mmで撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
191023_010.jpg 10.チャバネセセリ
コセンダングサに、舞岡公園であまり多くの個体を見ないチャバネセセリがいた。数の多いイチモンジセセリに紛れてしまう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
191023_011.jpg 11.モンシロチョウ
しばらく、広角側でコセンダングサで吸蜜するチョウたちを撮る。モンシロチョウも来る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
191023_012.jpg 12.ウラナミシジミ -1
ウラナミシジミは個体数が多い。ヤマトシジミくらいに小さな個体がいた。望遠端で撮るとバックは大きくボケる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
191023_013.jpg 13.ツマグロヒョウモン♂ -1
少し離れたところに咲くコセンダングサに止まったツマグロヒョウモンはとても小さい個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 87mm ISO100 ) 露出補正 なし
191023_014.jpg 14.ツマグロヒョウモン♂ -2
ツマグロヒョウモンはすべて♂だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 87mm ISO100 ) 露出補正 なし
191023_015.jpg 15.ツマグロヒョウモン♂ -3
様々な姿を見せてくれる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 13mm ISO100 ) 露出補正 なし
191023_016.jpg 16.ツマグロヒョウモン♂ -4
ほとんど擦れていないきれいな個体が多かった。私がツマグロヒョウモンを初めて採ったのは、高尾山だった。小学校の5~6年の頃(1950年代)だったと思うが、当時は東京近郊では珍しいチョウだった。いまは普通種である。日本チョウ類保全協会編のフィールドガイド「日本のチョウ」には、分布が北方に拡大しており、東京付近では2000年代に入り普通に見られるようになったと記されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 13mm ISO100 ) 露出補正 なし
191023_017.jpg 17.ベニシジミ
ベニシジミは幼虫で越冬する。成虫は年に3-5回ほど、春から秋にかけて発生するが、特に春から初夏、4月から6月にかけて多く見られる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 178mm ISO125 ) 露出補正 なし
191023_018.jpg 18.ウラナミシジミ -2
コセンダングサの小さな黄色い花は、ウラナミシジミにとっても好きな花のようだ。だが、この個体の右の触角が何か変だ。拡大してみると、とれた触覚が右前翅に張り付いているように見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 132mm ISO160 ) 露出補正 なし
191023_019.jpg 19.ツマグロヒョウモン♂ -5
ツマグロヒョウモンの裏面は、日本にいるヒョウモンチョウの仲間と趣を異にする。♀のほうが顕著だが、前翅の「あけぼの色」の裏面はなかなか魅力的だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 42mm ISO100 ) 露出補正 なし
191023_020.jpg 20.アカボシゴマダラ -1
アカボシゴマダラの成虫の時期もそろそろ終わる。この個体も大分擦れている。これは中国原産の外来種であるが、後翅の赤い「星」は奄美大島に産する日本固有亜種のほうが大きく鮮やかだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 193mm ISO500 ) 露出補正 なし
191023_021.jpg 21.アカボシゴマダラ -2
あまり背の高くないエノキに産卵しようとしている姿を良く見ることがある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 15mm ISO250 ) 露出補正 なし
191023_022.jpg 22.イチモンジセセリ
瓜久保のカッパ池から下りてくると、北門の傍にフジバカマが咲いていた。何かいるかなと目を凝らすとイチモンジセセリがいた。カッパ池の河童の像は池の反対側に置き換えられていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 129mm ISO640 ) 露出補正 なし
191023_023.jpg 23.キタテハ秋型 -3
今度はキタテハが飛んできた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 196mm ISO800 ) 露出補正 なし
191023_024.jpg 24.ヒメアカタテハ
きれいな個体だった。ヒメアカタテハは本州では成虫で越冬するといわれる一方、成虫は越冬能力を欠くという千葉県での実験結果も出ているという。止まっている位置は、ピントの合わせ難いところだったが、草の葉の間からAFでとらえることが出来た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 196mm ISO100 ) 露出補正 なし
191023_025.jpg 25.キタテハ秋型 -4
この日、コセンダングサの花には、キタテハ、ツマグロヒョウモン、ヒメアカタテハ、モンシロチョウ、ウラナミシジミ、チャバネセセリ、イチモンジセセリ、ベニシジミ、モンキチョウが吸蜜に来ていたのを確認した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 132mm ISO160 ) 露出補正 なし
191023_026.jpg 26.キタテハ秋型 -5
セイタカアワダチソウにもキタテハは来る。花の黄色にキタテハ秋型の赤褐色が映える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
191023_027.jpg 27.モンキチョウ
モンキチョウもコセンダングサの花が好きだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
191023_028.jpg 28.アカタテハ -1
今までなぜか気が付かなかったが、古民家の母屋の裏山に、フジバカマの花が咲いていた。ふと目をやるとアカタテハが落ち着いて蜜を吸っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
191023_029.jpg 29.アカタテハ -2
広角側でチョウに近づいて撮った。チョウ全体にピントが合う。安心して食事をしているようで、飛び去らない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 11mm ISO500 ) 露出補正 なし
191023_030.jpg 30.アカタテハ -3
今度は左側から撮る。アカタテハの成虫は年3~4回発生するが、秋になると数が増える。成虫で越冬する。ヒメアカタテハより都会で見る機会が多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 208mm ISO1250 ) 露出補正 なし


2019年9月29日

軽井沢 蝶の楽園(2・終) 9月7日

 

「蝶の楽園」のとなりはテニスコートが残されていて、そのわきに「花咲山せせらぎの小径」に入る道があった。小さな流れのせせらぎに沿って歩いていくと、ところどころ広くなり、日も差し込んでチョウのいる環境として悪くない。
 ここはNHK大河ドラマ「真田丸」第一話のロケ地になっていたようだ。撮影場所の決め手となったこの清流では、6月末から7月中旬までホタルが見られるらしい。 この日はせせらぎの小径で収穫はなかったが、春から初夏にかけても訪れてみたいところだ。
 再び「蝶の楽園」に戻って、アサギマダラを待ってみたが、この日はとうとう彼らはやってこなかった。

190907_026.jpg 26.「花咲山せせらぎの小径」入り口
「蝶の楽園」を挟んで浅間山と反対側の森に、NHK大河ドラマのロケ地となった 「花咲山せせらぎの小径」への入り口があった。 2015年9月1日、NHK大河ドラマ「真田丸」の第一話の撮影が行われたそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_027.jpg 27.徳川軍布陣の地
せせらぎに沿って散策路を進むと、ロケで徳川軍布陣の地となったところがあった。チョウのいそうな環境である。この奥は工事用のトラックが止まっていたので、先へは進まずに「蝶の楽園」に戻る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 27mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
190907_028.jpg 28.カラスアゲハ裏面
「蝶の楽園」に戻る途中で、だいぶ擦れてしまっているカラスアゲハの♀が、しばらく周囲を舞っていたが、日が当たっているカエデの葉に止まった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 183mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_029.jpg 29.シータテハ -6
向こうを向いたシータテハを狙ってみた。見えない眼にピントを合わせるのは難しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 181mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_030.jpg 30.シータテハ -7
前翅、後翅のくびれが大きい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 183mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_031.jpg 31.クジャクチョウ -3
チョウが集まるため、英名では「バタフライブッシュ」と呼ばれるブッドレアでは、クジャクチョウも複数の個体が吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 51mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_032.jpg 32.ミドリヒョウモン♂ -2
オミナエシの花にミドリヒョウモンが来た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 102mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_033.jpg 33.ミドリヒョウモン♂ -3
前の写真と同じ個体。擦れてはいるが破損はほとんどない。高原のヒョウモンチョウの仲間で最も普通に見られるチョウだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 45mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_034.jpg 34.ミドリヒョウモン♀ -2
ブッドレアに来たミドリヒョウモンは、前翅が破損していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 30mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_035.jpg 35.「蝶の楽園」のフジバカマ
「蝶の楽園」 はそれほど広いわけではない。テニスコート2面くらいだろうか。そこに700株ものフジバカマが植えられている。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 12mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_036.jpg 36.ミドリヒョウモン♀ -3
ミドリヒョウモンはいろいろな花で吸蜜をする。これはシモツケだろうか?同じバラ科によく似た花が咲くシモツケソウというのがあるが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 73mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_037.jpg 37.モンキチョウ
モンキチョウはもっぱらシモツケ?の花に集まっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3
190907_038.jpg 38.クジャクチョウ 裏面
クジャクチョウの裏面は真っ黒である。しかし、日が当たって細かなところまで見えると、微妙な模様がある。左上にはアカタテハが吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 25mm ISO100 ) 露出補正 -0.3
190907_039.jpg 39.アカタテハ -3
アカタテハの後翅裏面は凝った模様と思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 13mm ISO100 ) 露出補正 -0.3
190907_040.jpg 40.クジャクチョウとシータテハ
クジャクチョウが開翅してくれるのを待っていたが、なかなかチャンスはなかった。シータテハと表裏になって吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 13mm ISO100 ) 露出補正 -0.3
190907_041.jpg 41.シータテハとクジャクチョウ
左上にクジャクチョウが見える。広角側で両者が入るようにした。f8くらいに絞るとクジャクチョウがもっとシャープに撮れたと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 13mm ISO100 ) 露出補正 -0.3
190907_042.jpg 42.クジャクチョウ -4
翅を閉じて吸蜜していたが、開いてくれるのを待った。一瞬開いて、すぐまた閉じるので、そのタイミングを合わせて撮る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 13mm ISO100 ) 露出補正 -0.3
190907_043.jpg 43.キタテハ
キタテハもいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 50mm ISO100 ) 露出補正 -0.3
190907_044.jpg 44.ミヤマカラスアゲハ♂
時々目をやっていた「蝶の楽園」の奥に咲くクサギの花に黒いアゲハが吸蜜に来た。待ちに待ったミヤマカラスアゲハである。しかもほとんど擦れていないきれいな個体だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/600秒 208mm ISO100 ) 露出補正 -0.3
190907_045.jpg 45.ミヤマカラスアゲハ♂ -2
なかなかじっとしていてくれない。私もクサギの木の周りを右往左往だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 213mm ISO200 ) 露出補正 -0.3
190907_046.jpg 46.ミヤマカラスアゲハ♂ -2
前翅表の青鱗色のラインが輝く。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 213mm ISO200 ) 露出補正 -0.3
190907_047.jpg 47.ミヤマカラスアゲハ♂ -3
もっと良い画が撮れないかと粘ったが、高いところの花で吸蜜しているので難しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3
190907_048.jpg 48.ミヤマカラスアゲハ♂ -4
近くの花に来たが裏面しか撮らせてくれなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 219mm ISO100 ) 露出補正 -0.3
190907_049.jpg 49.アサマイチョミンジ -3
アサマイチモンジは盛期を過ぎていた。擦れた個体ばかりである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 -0.3
190907_050.jpg 50.ベニシジミ
そろそろ引き上げようと駐車場に戻ると、黄色い花が咲いていて、ベニシジミが吸蜜していた。可愛らしい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 41mm ISO100 ) 露出補正 -0.3


  

2019年9月24日

軽井沢 蝶の楽園 (1) 9月7日

  インターネットで「軽井沢 蝶の楽園」というところがあるのを知った。そこにはフジバカマがたくさん植えられ、秋にはアサギマダラが群れ飛ぶという。
 9月5日に毎年お世話になっている学生時代の友人の軽井沢の別荘に泊めていただき、翌6日は仲間とゴルフを楽しんだ。例年ゴルフをした日の夜は泊まり、翌日の朝食後に解散になる。ゴルフをした6日も快晴だったが、7日も天気は良かった。私は、「晴れたので、軽井沢で写真を撮っていきたい」と勝手を言い、毎年、往きにわたくしの車に同乗してきた2人に、帰路は同乗をお断りして新幹線で帰っていただいた。
   軽井沢駅まで2人を送った後、 信濃追分の近くの花咲山というところにある「軽井沢 蝶の楽園」に向かった。ごく近いところなのだが、カーナビに登録されていなかったので少々道に迷ってしまったが、スマホ検索で10時半に現地を探し当て、到着した。
 「軽井沢 蝶の楽園」に入る。管理をされている「軽井沢アサギマダラの会」の受付があったので、挨拶に行くと、ここの地主さんなのだろうか、5年前にここに「蝶の楽園」を造られた土屋正治さんという方が来て居られて話をさせていただいた。御代田の神社で見たアサギマダラが好きになり、この地にアサギマダラを呼びたいとテニスコートだっところに、フジバカマなどを植えられたという。今では9月の10日ごろから、フジバカマが咲き、最盛期には3千頭のアサギマダラが舞う、と楽しそうに話をしてくださった。
 私が訪れた9月7日には残念ながらアサギマダラは姿を現さなかった。少し時期が早かったのと、まだフジバカマもほとんど蕾の状態だった。
 ブッドレアが咲いていて、そこにミドリヒョウモンなどに混じって、クジャクチョウ、シータテハが飛来した。期待していなかったシータテハに会えたのはうれしい。私にとってはアサギマダラ以上である。ミヤマカラスアゲハも少なくないようだ。
 近くに「花咲山 せせらぎの小径」があり、歩いてみた。この日はそこでは収穫がなかったが、改めて5月~7月ごろに来てみる価値がありそうだ。 10時半から2時間ほど撮影を楽しんだ。

  190907_001.jpg 1.ゴルフ場から浅間山を望む
これは、「軽井沢 蝶の楽園」へ行く前日、学生時代の仲間とゴルフを楽しんだ「隨縁軽井沢ナインハンドレッド倶楽部」から眺めた浅間山の姿である。この時は噴火の噴煙は見られなかった。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 18mm ISO80 ) 露出補正 なし
190907_002.jpg   2.「軽井沢 蝶の楽園」 駐車場
軽井沢駅から、ナビを設定しようとしたが「軽井沢 蝶の楽園」は登録されていない。電話番号もわからない。GoogleMapを頼るしかなく、しなの鉄道の信濃追分駅をナビに入力し、車を走らせた。スマホで「軽井沢 蝶の楽園」の場所が表示できたので何とかその駐車場にたどり着くことが出来た。昨日ゴルフをしたゴルフ場からそう遠くはないところだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 12mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_003.jpg 3.クジャクチョウ -1
駐車場から「蝶の楽園」へ下りていくと、まず最初に出くわしたのがクジャクチョウだった。しかも、とてもきれいな個体だった。開翅して後翅の眼状紋が見えない姿は、美しく精悍である。インターネットの情報から想像するに、栽培されたフジバカマにアサギマダラとミドリヒョウモンくらいが来るのかなと思っていたが、クジャクチョウに会えたのは嬉しかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 94mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_004.jpg 4.ミドリヒョウモン♀
「蝶の楽園」にはフジバカマだけでなく、多くの花が植えられ、咲いていた。ブッドレアは蝶の好きな花である。そのブッドレアにミドリヒョウモンの♀がいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 45mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
190907_005.jpg 5.クジャクチョウ -2
ブッドレアにはクジャクチョウも来て、吸蜜していた。クジャクチョウは山地性のチョウである。信濃追分駅は信越本線時代、中央本線富士見駅と並んで、特急が通る日本最高所駅(957 m)として知られていたそうだ。蝶の楽園もほぼ同じ程度の標高と思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 46mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
190907_006.jpg 6.シータテハ -1
ブッドレアの花にはシータテハもいた。シータテハに会うのは久しぶりである。この日一番の収穫と言っても良い。これは夏型だろうか、秋型だろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 42mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_007.jpg 7.シータテハ -2
前の写真と同じ個体。翅表を見る限り、夏型の♂のようだ。

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 42mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_008.jpg 8.受付小屋
「軽井沢アサギマダラの会」の受付があった。そこでアサギマダラの会の発起人であり、土地を提供された土屋正治さんという方にお目にかかって、いろいろと話をさせていただいた。ここを5年前に造られた土屋正治さんは、近くの御代田にある某神社で見たアサギマダラが好きになり、この地にアサギマダラを呼びたいとテニスコートだっところに、アサギマダラが好むフジバカマの花を700株以上植えられた。いまでは1シーズン3,000頭ものアサギマダラが飛来すると話してくれた。土屋さんが、マーキングをして放蝶したアサギマダラが、鹿児島県の喜界島で再捕獲されているという。この日は時期的にまだ少し早く、フジバカマも蕾の状態で、アサギマダラの姿を見ることはできなかった。

 SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 15mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
190907_009.jpg 9.ブッドレアと浅間山
このブッドレアは浅間山を背景に吸蜜するチョウの撮影ポイントだそうだ。f11くらいに絞って撮ると浅間山がシャープに撮れたかもしれなかった。後の祭りである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 43mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_010.jpg 10.アカタテハ -1
アカタテハ、ヒメアカタテハもブッドレアの花が好きだ。フジバカマも好きなはずだが、フジバカマはまだ蕾が多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 53mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_011.jpg 11.ウラギンヒョウモン♀
ミドリヒョウモンに混じってウラギンヒョウモンもいる。ブッドレアが咲くコーナーは賑やかだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 55mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_012.jpg 12.アサマイチモンジ -1
少し擦れてはいるがアサマイチモンジも元気だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 81mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_013.jpg 13.アサマイチモンジ -2
イチモンジチョウは舞岡公園あたりでも見られるが、アサマイチモンジはまず見ることが出来ない。日本固有種である。

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 147mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_014.jpg 14.ミドリヒョウモン♂
♂もまだ元気に飛び回っている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 151mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
190907_015.jpg 15.シータテハ -3
前掲の写真とは別の個体である。この裏面を見るとやはり夏型だと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_016.jpg 16.クロアゲハ
「蝶の楽園」の一番奥にクサギの木が1本ある。花も咲いている。これはミヤマカラスアゲハが来るかなと思って、見張っていると、クロアゲハが吸蜜に来た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 183mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_017.jpg 17.ウラギンヒョウモン♀ -2
大分擦れてしまっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 37mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_018.jpg 18.アカタテハ -2
アカタテハは秋になると多くなる。これはきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 94mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_019.jpg 19.イチモンジセセリ
この花に飛来し、吸蜜するチョウの種類は多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 94mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_020.jpg 20.ヒメアカタテハ -1
傷んでいる個体も多かったが、これはきれいな個体だった。ヒメアカタテハもこれから数を増してくる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 121mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_021.jpg 21.ヒメアカタテハ -2
出来るだけ背景を入れようと広角端で近づいて撮った。

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_022.jpg 22.シータテハ -4
日をいっぱいに浴びて吸蜜している。夏型の♀のようだ。

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 76mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_023.jpg 23.シータテハ -5
シータテハはブッドレアの周囲に数頭いた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 136mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_024.jpg 24.ジャノメチョウ
「蝶の楽園」の奥の草むらにはジャノメチョウが飛んでいた。もしかしてオオヒカゲかと期待したが、ジャノメチョウだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190907_025.jpg 25.フジバカマと浅間山
ここらでちょっと一休みだ。フジバカマの花の向こうに浅間山が見える。あと1週間もすれば、ここにアサギマダラが舞う姿を撮影できそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 24mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段


2019年8月13日

ミドリシジミは? 箱根湿性花園 7月30日

箱根湿性花園のミドリシジミの適期は7月の20日前後である。ところが今年は天候が悪く気温も低かったので、北海道へ行く前に訪れることができなかった。北海道から戻ってくると関東地方は天候が回復し、暑くなって、7月29日に梅雨明けとなった。
 今年もチョウの発生時期、野草の開花時期がどうなっているのかわからないまま、7月30日に箱根湿性花園へ行ってみることにした。
 予定通り、8時半に箱根湿性花園の駐車場に着いた。開園は9時である。周囲を歩いてみるがチョウの姿はなかった。園内に入って、まず、ミドリシジミがいるかどうかが気がかりだった。ノリウツギのある所へ行ってみる。花はすっかり落ちてしまっていて、ミドリシジミの姿はない。
 この日最初に撮ったのはホソバセセリだった。6~7mほど離れたところの花にセセリチョウがいた。ほかに撮るものがないので、撮ってみて、モニターで確認しみて驚いた。今まで見たことがなかったホソバセセリのようだ。もちろん、ここ湿性花園にいることを初めて知る。ポイントもわかったので、来年以降はもっとましな写真が撮れればと思う。
 そして、その近くに咲くチダケサシの花にミドリシジミが来ていたので、今年も発生していたのだと、安心した。
 北海道でD5300がダウンしてしまっていたので、今回はD5000に、新調したSIGMA 150mm macro を付けて試してみた。f4で撮っていたが焦点深度が浅い。しかし、ピントが合った時の写りは良い。
 3時間ほど園内を3周して切り上げた。

190730_001.jpg 1.コオニユリ
湿性花園に入るとたくさんの花が咲いていた。特にオレンジ色のコオニユリは鮮やかに咲いていて印象的だ。ミヤマカラスアゲハでも来てくれればと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
190730_002.jpg 2.ホソバセセリ
入園後しばらくの間、チョウの活動は少なかったが、ミドリシジミを探して歩いていると、少し離れたところの、まだ咲き始めのヌマトラノオの花で小さなセセリチョウが吸蜜していた。ファインダーでは種は確認できなかったが、撮影後モニターで拡大してみて、ホソバセセリとわかった。今まで見たことがないチョウだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
190730_003.jpg 3.ミドリシジミ -1
チダケサシの花にミドリシジミが止まっていた。ここのミドリシジミは2~3年前に数が少なくなった年があったが、「いてくれた」とほっとする。少し擦れているようだ。最盛期は過ぎているのだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
190730_004.jpg 4.2頭のミドリシジミ
近くのチダケサシの花にはミドリシジミが2頭来ていた。今年は十分発生しているようだ。例年、ミドリシジミが群がるノリウツギの花はすっかり落ちてしまっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 201mm ISO200 ) 露出補正 なし
190730_005.jpg 5.ジャノメチョウ
黄色いカセンソウの花が咲く湿原植生復元区へ行く。ジャノメチョウがそのカセンソウで吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 201mm ISO200 ) 露出補正 なし
190730_006.jpg 6.アカタテハ
ヌマトラノオはまだ咲き初めだったが、この花には多くのチョウが集まる。毎年、ここではアカタテハに会う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
190730_007.jpg 7.オオチャバネセセリ
ホソバセセリがいることが分かったので、「もしかして」と思ってカメラを向けるが、オオチャバネセリだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 203mm ISO125 ) 露出補正 なし
190730_008.jpg 8.オオウラギンスジヒョウモン or ウラギンスジヒョウモン -1
昨年まで、ここ箱根湿性花園にいるのはオオウラギンスジヒョウモンだとばかり思っていた。ところが昨年、明らかにウラギンスジヒョウモンとわかる個体の写真を撮った。そして、この日に撮った写真をあとでしっかり見てみると、裏面の緑黄色の部分の明るさや、裏面の銀色の紋の現れ方などから、ウラギンスジヒョウモンではないかと思える個体が複数あった。前翅先端の突出具合から見ると、オオウラギンスジと思えるのだが、同定が難しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
190730_009.jpg 9.食虫植物
箱根湿性花園では、「世界の食虫植物展」が行われていて、葉を閉じて虫を捕まえる「ハエトリグサ」を始め世界各地の食虫植物約60種500点が展示されていた。こんなアメリカの爆撃機のような名前が付いたハエトリグサがあった。ハエトリグサは葉の内側に感覚毛という針があり、これに2回触ると葉が閉じて虫を捕まえる。虫がもがくとさらに強く締め付けていく。約1週間後に消化し、きれいな硬い部分を残し、また開くという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO100 ) 露出補正 なし
190730_010.jpg 10.ミドリシジミ -2
約1時間後、再びミドリシジミが吸蜜していたところに戻ってくると、まだ、ミドリシジミがいた。新調した SIGMAの 150㎜ macro で撮った。 

Nikon D5000 SIGMA f2.8 150mm macro
絞り優先オートで撮影  ( f4 1/800秒 150mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
190730_011.jpg 11.キタテハ
夏型のキタテハが初々しい。これも SIGMA 150㎜ macro で撮った。ボケもきれいだ。

Nikon D5000 SIGMA f2.8 150mm macro
絞り優先オートで撮影  ( f4 1/2000秒 150mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
190730_012.jpg 12.オオウラギンスジヒョウモン or ウラギンスジヒョウモン -2
8.の説明で触れたとおり、同定が難しい。これはどちらかというとオオウラギンスジヒョウモンに見える。

Nikon D5000 SIGMA f2.8 150mm macro
絞り優先オートで撮影  ( f4 1/1250秒 150mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
190730_013.jpg 13. ミヤマカラスシジミ -1
チダケサシにミドリシジミが止まっていると思ったら、ミヤマカラスシジミだった。健在だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 25mm ISO100 ) 露出補正 なし
190730_014.jpg 14.イチモンジセセリ
もしかして、ホソバセセリかと思って撮ったが、イチモンジセセリだった。

Nikon D5000 SIGMA f2.8 150mm macro
絞り優先オートで撮影  ( f4 1/2000秒 150mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
190730_015.jpg 15.クロアゲハ
クロアゲハが飛んできて、葉上で翅を休めた。きれいな個体である。

Nikon D5000 SIGMA f2.8 150mm macro
絞り優先オートで撮影  ( f4 1/250秒 150mm ISO360 ) 露出補正 -0.3段
190730_016.jpg 16.ヒメアカタテハ
ヒメアカタテハが飛んできてカセンソウに止まった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
190730_017.jpg 17.ミヤマカラスシジミ -2
一回りして戻ってくると、さっきのチダケサシで、まだミヤマカラスシジミが吸蜜していた。同じ個体である。被写体に近寄って9mmで撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
190730_018.jpg 18.オオウラギンスジヒョウモン or ウラギンスジヒョウモン -3
黄色のカセンソウの花より、ヌマトラノオのほうが好きなようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 193mm ISO160 ) 露出補正 なし
190730_019.jpg 19.ミドリシジミ -3
最後にもうひとまわりしようと思って歩いていると、飛び出したミドリシジミが目の前に止まった。1カット撮るとまた飛んで近くの葉に止まって開翅し始めた。♀である。近寄って撮ろうとしたら逃げられてしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
190730_020.jpg 20.ミヤマカラスシジミ -3
再びミヤマカラスシジミがいたところに来た。まだ、チダケサシで吸蜜している。左前翅端に傷がある同じ個体である。最初に見た時から約1時間吸蜜を続けていた。

Nikon D5000 SIGMA f2.8 150mm macro
絞り優先オートで撮影  ( f4 1/1000秒 150mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段


2018年8月29日

湯の丸高原 7月20日ー21日

初日、池の平から地蔵峠に戻ったのはまだ12時過ぎだった。今宵1泊する群馬県側の嬬恋鹿沢休暇村へ入る前に、地蔵峠の広大な駐車場に車を停めて、湯の丸キャンプ場へ行ってみた。キャンプ場への道は昨年来た時に比べるとずいぶんきれいに整備されていた。キャンプ場までは車も入れる。白窪湿原まで行ったが、特に成果はなかった。
  翌21日、野草園、「たまだれの滝」で撮った後、地蔵峠へきた。この日は、湯の丸スキー場のリフトに沿って、つつじ平へ登ってみることにする。ゲレンデには花もあり、高原のチョウが舞っていた。しかし、その登りはなかなかきつい。汗びっしょりになりながら、20mくらい登っては一息入れる。
 40~50分でつつじ平の入口に着いた。入口から柵の中に入り、湯の丸レンゲツツジ群落と呼ばれるところを歩く。6月下旬から7月上旬にはレンゲツツジが山全体を染め上げるという。一度その季節にも訪れてみたい。ミヤマシロチョウに会うことを期待していたが、遠くをそれらしきチョウが飛んでいくのを2回ほど目撃しただけだった。
 つつじ平で収穫が得られず、また、登りと同じルートを下り始める。途中、下のほうからミヤマシロチョウが飛んできた。いったん、比較的近くに咲くマルバダケブキに止まろうとしたが、止まらずに行ってしまう。ところがしばらく飛んで、上に見える今下りてきたところに咲くノアザミの花に止まった。我を忘れ、そこへ駆け上がっていった。なんとか、カメラに収める。さらに近づこうとしたが、ノアザミの花から去っていってしまった。
 帰路も高速道路は順調に走れ、夕刻には自宅に着いていた。

;クリックすると大きな写真になります。 46.エルタテハ -1 
地蔵峠から湯の丸キャンプ場への道、またまた路上に止まる何時もの写真になってしまった。こういう場合は、モニターを使ってローアングルで撮りたいのだが、首にかけたネックストラップが邪魔になってこれ以上カメラを下げられない。ハンドストラップを検討してみる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 136mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 47.コヒョウモン
白窪湿原で。ヒョウモンチョウと裏面で判別するのは難しいが、前翅外縁の形からコヒョウモンだと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 125mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 48.ギンボシヒョウモン -1
信州の高原のチョウの代表だ。ノアザミで夢中で吸蜜しているところを近寄って撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 24mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。180828_049.jpg 49.フタスジチョウ
あまり個体数の多いチョウではない。今回はこの時にしか会えなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 114mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 50.ギンボシヒョウモン -2
ゲレンデを息を切らしながら、つつじ平へと登る。トンボはノアザミに止まるのは休むためだけだ。ギンボシヒョウモンは熱心に吸蜜する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 215mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 51.ヒメキマダラヒカゲ
なかなか翅を開いて見せてくれない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 52.ミドリヒョウモン
ゲレンデの真ん中に咲くノアザミの花に、きれいなミドリヒョウモンの♂が訪れた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 53.マルバダケブキとギンボシヒョウモン
マルバダケブキもヒョウモンチョウの仲間が好きな花だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 213mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 54.アカタテハ -1
ここは標高2,000m近いがアカタテハもいた。アカタテハは都会の花壇から、高原まで幅広く垂直分布する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 208mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 55.アカタテハ -2
緑が背景になってくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 114mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 56.エルタテハ -2
もっとローアングルで撮れるようにしたいのだが。エルタテハは多く見る機会があったが、シータテハには会えなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 84mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 57.クロヒカゲ
ハナチダケサシだろうか、白い花にクロヒカゲが止まっていたので良く目立つ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 73mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 58.つつじ平は牧場
リフトの終点からさらに進むとつつじ平の入り口があった。入口から柵の中に入る。つつじ平は湯の丸牧場だった。牛たちが放牧されている。さすがにレンゲツツジの花はもうない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 42mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 59.オオチャバネセセリ -1
オオチャバネセセリは平地にも産するというが、横浜市の舞岡公園などでは見たことがない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 42mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 60.群馬県における高山蝶保護について
つつじ平の一方の入り口に上のような英語版の立札が立っていた。外国人による被害があるのだろうか。この立札の裏側を見ると下の写真のように日本語で書かれていた。ただ、3種の高山蝶の写真がそれぞれ異なっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 30mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 13mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 61.オオチャバネセセリ -2
きれいな個体だった。これは♀だと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 62.コヒョウモン
これはヒョウモンチョウかもしれない。難しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 50mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 63.ウラギンヒョウモンとオオチャバネセセリ
つつじ平はほぼ平坦な草原だ。ウラギンヒョウモンやギンボシヒョウモン、そしてオオチャバネセセリがそこに咲くノアザミの花で多く吸蜜する。ミヤマシロチョウが現れないかと期待するのだが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 190mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 64.クロヒカゲ♀
前翅の白い帯が明瞭なので♀とわかる。クロヒカゲのほうが、舞岡公園などで普通にみられるヒカゲチョウより、分布が広く、ほぼ日本全土に及ぶ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 48mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 65.ミヤマシロチョウ -1
登ってきたゲレンデと同じコースを地蔵峠へ向けて下りていくと、途中でミヤマシロチョウが風に乗るように飛んできて、比較的近くに咲くマルバダケブキに止まった。「それっ」とばかり近寄ろうとすると、飛び立ってしまった。そしてゲレンデの上のほうに飛んでいき、30m~40mくらい上に咲くこのノアザミの花に止まって吸蜜を始めた。もう一度「それっ」とそこへ駆け上がる。足場が悪くこれ以上近づけないところで、ズームをいっぱいに伸ばして何度かシャッターを切った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 66.ミヤマシロチョウ -2
何とかもう少し近づこうとルートを見つけようとするが、ミヤマシロチョウは吸蜜していたノアザミから離れて行ってしまった。まあ、唯一の撮影チャンスを何とかものにできた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 67.花に来たエルタテハ
珍しくエルタテハがシモツケソウにきていた。あまり花で吸蜜するエルタテハを見たことがなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 48mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 68.イブキジャコウソウとコヒョウモン
イブキジャコウソウにもヒョウモンチョウの仲間が多く集まる。このコヒョウモンは♀のようだ。ゲレンデの麓に着いた。もう目の前が駐車場だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 125mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段


2018年8月18日

オオウラギンスジヒョウモン と ウラギンスジヒョウモン 箱根湿性花園 7月14日

7月9日に箱根湿性花園に電話してみた。「ミドリシジミは出ているでしょうか?」と尋ねたところ「今年はまだ見ていません」とのこと。「ノリウツギは咲いてますか?」と尋ねたら「咲いてます」という返事をいただいた。
 昨年は、都合がつかなくて行くことができなかったが、一昨年7月19日にミドリシジミを撮ろうと箱根湿性花園へ行ったところ、その姿を全く見ることができなかった。今年は桜の開花から始まって、何もかもが10日ほど早い。例年7月20日をメドに行くと必ずミドリシジミに会えたが、今年はどうなのだろうか。
 駄目でも仕方ないと思い、7月14日に出かけた。午前中から気温が高かった。 御殿場から仙石に向かうと、カーナビで「この先事故で通行止めです」とアナウンスされた。かといって状況もわからないし、片側一車線の山道を引き返すのをためらっていると、御殿場から右側車線をサイレンを鳴らして、救急車が2台上がって行った。15分くらいして、その救急車が戻ってきた。負傷者は収容されたらしい。しばらくして、止まっていた車が動き出した。事故現場は、そこからそれほど先ではなく、長尾トンネルの手前だった。下ってくる乗用車と登っていく乗用車がぶつかっていた。
 そんなことがあって、到着が1時間ほど遅くなってしまい、湿性花園に着いたのは9時半だった。入園してさっそく、ノリウツギの咲いていくところに行ってみた。ノリウツギの花は適期を過ぎていたが、ミドリシジミは元気だった。一つの花の房に4頭もいたことがあった。ただ時間も遅くなり、気温が高く、開翅はしてくれなかった。♀も多いように見える。
  花に来るオオウラギンスジヒョウモンを撮ろうと、カセンソウやヌマトラノオが咲く湿原復元区へ行ってみた。活発に飛び回るオオウラギンスジヒョウモン♂を追っていたが、1頭、何か違う感じのがいた。前翅の先端に♀の特徴である白い△の紋があるが、オオウラギンスジヒョウモンの♀はもっと暗色である。また、前翅外縁のくびれがオオウラギンスジヒョウモンより明らかに少ない。これはウラギンスジヒョウモンの♀と同定した。ウラギンスジヒョウモンは少なくなっていると言われ、私にとって貴重な写真となった
。  元気なミドリシジミを確認できたし、思ってもみなかったウラギンスジヒョウモンにも会えた。暑くなってきたので12時に撮影を切り上げ、湿性花園の前の蕎麦屋さんに入って「とろろ蕎麦」を食べて、帰路に着いた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ミドリシジミ -1
ノリウツギが見えるところに近づくと、その花に飛んできたミドリシジミが見えた。先客がいる。2頭にピントが合うようにカメラの位置を移動する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 94mm ISO160 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.ミドリシジミ -2
同じ2頭をプラス補正で撮った。裏面から♂♀を見分けるのは、私には難しいが、お腹が太いので♀かもしれない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO320 ) 露出補正 +0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 3.ミドリシジミ -3
この日は日差しが強く、暑かった。ミドリシジミも日陰で翅を休める。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 136mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.ミドリシジミ -4
前の写真と同じ個体。左後翅広角に小さな破損がある。発生後期になっているのではないかと思った。今年はやはりいつもの年より発生時期が早いようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 22mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ミドリシジミ -5
裏面の白条の位置、太さ、曲がり方などには個体により、微妙な差がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ミドリシジミ -6
この画の中に4頭のミドリシジミがいる。ノリウツギの花はほかにもあるのに、なぜかここに集まっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 45mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.キタテハ -1
キタテハの夏型のきれいな個体だった。花はオカトラノオだと思っていたが、どうやらヌマトラノオのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 213mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.オオウラギンスジヒョウモン♂ -1
湿原復元区に咲くカセンソウには、今年もオオウラギンスジヒョウモンが舞っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 178mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.オオウラギンスジヒョウモン♂ -2
オオウラギンスジヒョウモンはヌマトラノオでも吸蜜する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 147mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.ウラギンスジヒョウモン♀ -1
ヌマトラノオに来ていたこの個体を見て、最初はオオウラギンスジヒョウモン以外思いつかなかったが、よく見ると何か違う。前翅の翅頂部に小さな白い紋があり、♀のようだと思った。しかし、オオウラギンスジヒョウモンの♀はもっと暗い色である。それにこの個体は、オオウラギンスジヒョウモンに比べ、前翅外縁のくびれが少ない。これはウラギンスジヒョウモンの♀と思う。ウラギンスジヒョウモンは、1992年に信州の高ボッチで見て以来、お目にかかっていない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 175mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.ウラギンスジヒョウモン♀ -2 裏面
同じ個体。裏面後翅の銀紋もオオウラギンスジヒョウモンとは微妙に異なる。後翅亜外縁部も赤みを帯び、ウラギンスジヒョウモン♀の特徴がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 15mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.ウラギンスジヒョウモン♀ -3
しばらくの間、ヌマトラノオの花から花へ移って、吸蜜してくれていたので、撮影にも余裕があった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 16mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.ウラギンスジヒョウモン♀ -4
開翅もしてくれる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 56mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.ウラギンスジヒョウモン♀ -4
比較的近くにあるヌマトラノオの花にきてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 19mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 15.ウラギンスジヒョウモン♀ -5
ほんとにきれいな個体だった。満足。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 26mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.キアゲハ
湿原復元区に咲くチダケサシにキアゲハが絡んでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 62mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.アカタテハ
例年、湿原復元区に来ると必ずと言ってよいほどアカタテハが飛んでいる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 129mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.キタテハ -2
キタテハは年3回ほど発生する。これは多分第2化と思う。形がずんぐりした印象なので、♀だと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 48mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.キタテハ -3
このキタテハは湿原復元区のヌマトラノオの花からしばらく離れようとしなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.オオウラギンスジヒョウモン♂ -3
ウラギンスジヒョウモンと見比べていただくと、前翅の翅頂部(先端部分)が外側に膨らんでいるのと、翅の幅がやや細長いのがわかる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO160 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 21.オオウラギンスジヒョウモン♂ -4
裏面はウラギンスジヒョウモンに比べてやや暗い感じで、銀色の帯も少し形が違う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO160 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 22.オオウラギンスジヒョウモン♂ -5
20.21.と同じ個体。例年はオオウラギンスジヒョウモンはもっと個体数が多いが、今年は少なかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 23.ミドリシジミ -7
最後にもう一度ミドリシジミを見に行った。今回は開翅シーンが撮れなかったが、ここは9時開園なので、それより前に入ることができない。次回は何とか開翅するミドリシジミの♂を撮るチャンスに恵まれたい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 129mm ISO640 ) 露出補正 -0.7段


2018年7月20日

富士見高原「花の里」 6月29日

小淵沢から清里方面にに向かって走り、途中から左に、いわゆる八ヶ岳鉢巻道路をしばらく行くと、以前に何回かラウンドした富士見高原ゴルフ場などがあり、「富士見高原リゾート」となっていた。その一画にスキー場のゲレンデを利用して、花を植えた「花の里」というところがある。この日は、オオムラサキセンターへ行った後、そこへ寄ってみようと思っていた。
 「花の里」のオープンは7月7日で、この日はまだプレ・オープンということだった。ゲレンデの花はまだ整備中である。そこで、まず、登山道を歩いて、「創造の森」というところへ上がってみようと思い歩き始める。今日は天気は良いと思ってきたのだが、晴れ間もあるが、時々雲が広がって小雨が降る。登山道はけっこう急で、20m~30m登っては、立ち止まっては休む。途中に咲いているウツギの花に来ていたミドリヒョウモンを撮りながら、さらに進むと鹿除けの柵があり、ゲートには鍵が掛けられていて、それ以上は進むことができなかった。
  仕方なく、同じ道を戻って、車に戻り、富士見高ゴルフコースのほうへ上がっていくと「花の里」入口の駐車場があった。ゴルフ場にあるようなカートで、自動運転で20分ほどのコースを回るアトラクション付きで800円の入園料を支払って、プレ・オープンの「花の里」に入った。カートはどうでもよかったのだが、どんなコースを走るのか見てみたかったので、乗ることにした。
 カートで一周して、「花の里」入口まで戻ってきた。ちょうど観光バスが着いていて、皆さん次々にカートに乗って出発されていく。私は、その近くの、約160種の花が植えられている「ミラーガーデン」というところを歩いてみた。最後の最後に、羽化したばかりと思われるクジャクチョウに会えたのが嬉しかった。

;クリックすると大きな写真になります。 25.ルリタテハ
今年は良くルリタテハに遭遇する。今年羽化した個体のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 26.ヒメウラナミジャノメ
何処にでもいる普通種である。よく似た種にウラナミジャノメがいるが、関東甲信越ではまず、見られない。もしや、と思って撮ってみることもあるのだが、期待は裏切られる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 27.「創造の森」登山道
「創造の森」への急な登山道を息を切らせながら登っていくと、木立が開けたところがあった。小淵沢の町だろうか?向こうの山並みは南アルプスだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 23mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 28.ヤマキマダラヒカゲ
道端に落とされていた獣糞に群がっていたチョウが一斉に飛び立った。サトキマダラヒカゲとの見分けは難しいが、色が濃いのでヤマキマダラヒカゲとと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 215mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 29.メスグロヒョウモン♂
道の両側に、多分ウツギの花と思うが、白い花が咲いていた。その花に数頭のヒョウモンチョウが吸蜜に来ていた。これはメスグロヒョウモンの♂と思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 30.ミドリヒョウモン♂ -1
これはミドリヒョウモンだ。個体数は多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 125mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 31.ミドリヒョウモン♂ -2
ミドリヒョウモンは9月まで飛んでいるが、そのころになると、擦れて、破損した個体ばかりである。きれいなミドリヒョウモンに会うのはこの時期が良い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 125mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 32.ミドリヒョウモン♂ -3
「創造の森」の登山道は、シカの食害防止策の扉が開かず、元来た道を戻らざるを得なかった。再び、ウツギの花が咲くところでミドリヒョウモンを撮る。撮りやすいところにきてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 129mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 33. ミドリヒョウモン♂ -4
ウツギの花を訪れるミドリヒョウモンの環境を写し込みたくて、焦点距離を短くして撮った。チョウに近寄れなければだめだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 34.ミドリヒョウモン -5
ミドリヒョウモンはここに数頭いた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 22mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 35.ミドリヒョウモン -6
きれいな裏面を見せて、夢中で吸蜜している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 196mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 36.ミドリヒョウモン -7
きれいな個体だった。生まれたばかりと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 37.「花の里」
いったん、車へ戻り、富士見高原ゴルフコースの近くにある、冬はスキー場になる「花の里」の駐車場に入る。「花の里」に入るには、6/16~7/6のプレオープン期間は、入園料と「花の里」を自動運転で20分ほどかけて回るゴルフ場の電動カートのようなカート利用付きで800円を支払う。電動カートはどうでもよかったが、小雨も降っているし、せっかくなので乗ってみた。これはカートから撮った整備中の「花の里」。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 27mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 38.白樺の林
自動カートはこんなきれいな白樺の林の中を走る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 28mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 39.モンキチョウ♂ -1
電動カートは約20分ほどで、標高1,320mにある出発点まで戻ってきた。観光バスできた人たちが次々と電動カートに乗って出発していく。その傍にミラーガーデンという花畑があった。約160品種、5000株花々が植えられている。その花畑でモンキチョウが多く飛んでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 27mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 40.モンキチョウ♂ -2
花に頭を突っ込んで吸蜜している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 10mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 41.アカタテハ
雨が止んだ。花壇の遠くの花に何か飛んできて止まった。アカタテハだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 155mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 42.ウラギンヒョウモン -1
空が明かるくなって、チョウたちの動きが活発になる。今度はウラギンヒョウモンが飛んできた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 43.ウラギンヒョウモン -2
ウラギンヒョウモンは花から花へと飛び回る。この赤い花が好きなようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 44.モンキチョウのペア -1
吸蜜する♀に♂がアプローチする。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 45.モンキチョウのペア -2
今度は同じ花に横並びに止まった。♀はやや黄色味を帯びたタイプだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 46.クジャクチョウ -1
不意に敏捷に飛んできた黒いチョウが観察路に止まる。もしやと思って近づくと、思った通りクジャクチョウだった。まずは慎重に近づいて撮る。幸いその時に観察路を歩く観光客はいなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 47.クジャクチョウ -2
しばらくじっとしていてくれた。近寄ってローアングルで撮る。花に止まって吸蜜してくれないかなと期待したが、どこかへ飛んで行ってしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 11mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 48.キアゲハ
キアゲハもやってきた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 110mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 49.モンキチョウのペア -3
これは前の写真とは違うペアだ。♀は交尾拒否をしているように見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 129mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段


2017年6月15日

裏高尾 リベンジならず 5月22日

5月8日に裏高尾へ行ったときは3分咲だったミツバウツギは、5月14日(日)に開催された日本チョウ類保全協会主催の「春の裏高尾・チョウの観察会2017」のレポートでは、8分咲のミツバウツギにはアオバセセリが多く来て、ミヤマカラスアゲハも撮られていた。それならばと思って22日に再度出かけてみたが、すでに遅く、ミツバウツギの花はすっかり落ちていた。狙いは、アオバセセリ、クモガタヒョウモン、ミヤマカラスアゲハ、ミスジチョウだったが、全く成果なし。アオバセセリ、クモガタヒョウモン、ミヤマカラスアゲハは見ることもできなかったが、最後に寄った八王子城跡でミスジチョウが現れた。しかし、コンクリートの建物の壁に止まって写真にならなかった。
 アサギマダラ、モンキアゲハを目撃。ウスバシロチョウがまだ飛んでいた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.コジャノメ
前回5月8日と同じく、キャンプ場の近くで、林道を通る車や、トレッキングを楽しむ人たちの邪魔にならないように車を停めて、歩き始める。最初に現れたのはコジャノメだった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​500​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.サカハチチョウ♂ -1​​
サカハチチョウの春型はまだ元気に飛んでいた。これは♂で、♀より斑紋にしまりがある。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​640​秒 300mm ISO​2​​30​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.サカハチチョウ♂ -2
陽の光に透けて見える表翅の模様は黒の部分が映えて、夏型のようにさえ見える。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​640​秒 300mm ISO​2​​30​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.サカハチチョウ​​
何という花だろかと帰宅してから調べたところ、どうやらガクウツギのようだ。チョウはいないかと探してみたところサカハチチョウが吸蜜していた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels​​
プログラムオートで撮影(​ f​6.5 1/400秒 258mm ISO100​ )​ 露出補正-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 5.ジャコウアゲハ♀
スーッと飛んできたジャコウアゲハの♀が、茂みの陰の葉に止まった。暗い。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f5.6 1/125秒 179mm ISO300​ )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6.アカタテハ
林道にアカタテハが飛んできた。路上に止まって吸水をはじめる。近寄って広角で撮ろうとするが、なかなか敏感だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f5.6 1/250秒 81mm ISO100​ )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.サカハチチョウ♀
林道の脇の日当たりの良い葉上に止まる。これは♀だろうと思う。サカハチチョウ春型はは5月の半ばを過ぎるとすこし翅が擦れてくる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f3.3 1/250秒 4mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.ツマキチョウ♀ -1
ツマキチョウは4月のチョウだが、ここでは発生が遅れていたようだ。♀は♂よりさらに発生が遅れる。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影(​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​320​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.ツマキチョウ♀ -2
前の画と同じ個体である。まだまだ擦れていない。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影(​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​1000​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.ダイミョウセセリ -1
ダイミョウセセリが多くみられる季節になった。一昨年、石垣島の真栄里林道で見たクロセセリを思い起こさせる個体だった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影(​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​400​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.アオスジアゲハ​​
キャンプ場まで戻ってきた。ハルジオンの咲く草叢には、いつものようにアオスジアゲハが飛んでいた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​1000​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.イチモンジチョウ
今回も日影沢の後のあと、アオバセセリを求めて木下沢のミツバウツギのあるところまで行ってみるが、ミツバウツギの花はすっかり終わってしまっていた。林道には新鮮なイチモンジチョウが飛び、5月8日から2週間たつと、見られるチョウが変わってきている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影(​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​800​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.コミスジ​​
コミスジにしては少しい大きいなと思って期待して近寄って撮るが、残念ながらミスジチョウではなかった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ 絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​800​秒 300mm ISO​2​​80​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.ウスバシロチョウ -1
​​ 木下沢でも成果はなく、八王子城跡へ移動した。ハルジオンの咲く草叢にはウスバシロチョウがいた。南足柄で思うように撮れなかったので、粘って数ショット撮った。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​絞り優先​​オートで撮影(​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​800​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 15.ウスバシロチョウ -2​​
前の写真と同じ状況で半開翅たところを狙う。SIGMA 18-300mm は300mmでも被写体との距離が39cmまで寄れるので楽だ。横着してしまう。開放300mmでもまあまあの写りが得られる。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​800​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.ウスバシロチョウ -3
少し位置を変えて、正面から狙ってみた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影(​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​800​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.ウスバシロチョウ -4​​
時期的には少し遅いがきれいな個体だった。前に記したが、ウスバシロチョウは毒を持つムラサキケマンを食草としている。そのため鳥に狙われることが少ないのだろうか。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影(​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/1250​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.アカボシゴマダラ春型
駐車場の方からフワフワ飛んできた白いチョウが、樹に止まった。これもウスバシロチョウかと思って見ると、アカボシゴマダラだった。アカボシゴマダラの春型は、それほどまでに白く見える。5mくらいの高さのところに止まったが、P610のロングショットは有効だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f6.5 1/160秒 258mm ISO100​ )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 19.ダイミョウセセリ -2
草叢のハルジオンにはしばしばダイミョウセセリが訪れる。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影(​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/250​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.ウスバシロチョウ -5​​
御主殿からの戻り道で、ウスバシロチョウが下から吹き上げられてきた。その裏側を撮れた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/640​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 21.ミスジチョウ現る
そろそろ帰路に着こうと思い、「八王子」の「八」をイメージした八角形をしている鉄筋コンクリート平屋建てのガイダンス施設まで戻ってきて、裏口から入ろうとしたとき、ミスジチョウを見つけた。最後の最後に会えた。しかし、建物のコンクリートの壁に止まって絵にならない。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/250​秒 300mm ISO​2​​80​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 22.ミスジチョウ裏面
止まる位置を変えさせようと追ってみると、フェンスの向こうへ飛んでに行ってしまった。比較的近くの葉の上に止まったので、フェンスの網目からP610で狙う。何とか撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f6.5 1/250秒 258mm ISO100​ )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 23.ジャコウアゲハ♂ -1
駐車場に近いハルジオンの咲く草叢にジャコウアゲハがいた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/500​秒 300mm ISO​2​​80​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 24.ジャコウアゲハ♂ -2​​
時刻は午後2時過ぎ。そのジャコウアゲハは午後の日差しを浴びて、のんびりと吸蜜していた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影(​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/800​秒 300mm ISO​2​​80​​​​ ​) 露出補正​ ​なし


2016年7月23日

ミドリシジミがいない! 箱根湿生花園 7月19日

西日本から東海地方までは前日の7月18日に梅雨明けとなったが、関東はまだ梅雨明け宣言がない。7月に入ってからも天候は不良で、所用があったこともあり、なかなか蝶の写真を撮りに出かけられなかった。だが、ここ数日はとても蒸し暑くなり、天気予報に反して日中、日が差す日が続いている。この日も天気予報は曇りとなっていたが、気温が高ければ蝶も飛ぶだろうと、箱根の湿生花園に行ってみることにした。
 毎年、この時期には、ここでミドリシジミが多くみられる。今回ももちろんそのミドリシジミをじっくり撮ろうと思っていた。自宅を7時に出発し、8時半には箱根湿生花園の駐車場に着いた。ここ仙石原の標高は650mあるが、車から降りると、この時間でも蒸し暑い。9時の開園を待って中に入った。
 しかし、ミドリシジミの姿を見ることができない。ここ数年、毎年7月20日前後にここを訪れているが、こんなことは初めてだ。いつも数頭は吸蜜しているノリウツギの花にもいない。とうとうこの日は1頭のミドリシジミも見ることができなかった。どうしたことかと思い、職員の方に伺ってみた。管理者の方に確認していただいた結果、ミドリシジミは発生していたが数は少なく、さらに、ここ数日は暑さのためか全く見られなくなったとのことだった。いないはずはないのだが、この暑さでどこかに潜んでいるのだろうか。午後1時ごろまで、湿生花園で過ごしたが、とうとうミドリシジミを見ることはなかった。また、来シーズンに来てみようと思う。
 というわけで、蝶の写真はオオウラギンスジヒョウモンなどしか撮れなかった。アサマイチモンジのきれいな個体に出会ったが、撮りそこなってしまったのが残念だ。

;クリックすると大きな写真になります。 1.モンキチョウの卵
開園時間の9時まで少し時間があった。以前、駐車場の奥の林縁で、ミドリシジミを見たことがあったので、そのあたりを歩いてみるが、その姿はなかった。草叢ではモンキチョウが元気に飛んでいる。シロツメクサの葉に産卵して飛び立った後を見てみると、小さな卵が産みつけられていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.ツバメシジミ♀ -1
ツバメシジミも飛んでいた。開翅したところを見ると♀だった。シロツメクサはツバメシジミの食草の一つなのだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.ツバメシジミ♀ -2
ツバメシジミの後翅裏面にはルリシジミやヤマトシジミにない橙色の紋がある。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f3.3 1/400秒 4mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.モンキチョウ♀ -1
9時開園を待って園内に入る。さっそく、ミドリシジミが出てきていないかとハンノキの林縁を探してみるがいない。花の写真を撮りながら、ノリウツギの花にミドリシジミが来ていないかと探してみるが、そこにもいない。モンキチョウの♀がここでも元気に産卵をしていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ツバメシジミ♀ -3
園内でもツバメシジミが産卵行動をしていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.アカタテハ -1
湿原植生復元区の花畑ではアカタテハがさっそうと飛び、オカトラノオの花で吸蜜していた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.アカタテハ -2
同じ個体を今度はP610の望遠域で引き寄せて撮る。きれいな個体だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/400秒 197mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.アカタテハ -3
左側からもう1枚。お腹が大きいので♀のようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/400秒 125mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.オオウラギンスジヒョウモン -1
園内を二回りして、茶店のある入園口へ戻ってきた。何か飲んで一休みしようと思う。ところが昨年までは、この茶店で飲み物が出されていたが、今年(今日だけか?)はそのカウンターが閉ざされていて、サービスがない。外の自販機で冷たい飲み物を買ってきて、その茶店に座って一息ついた。この茶店のそばにブッドレアの花が咲いていて、いつもはクロアゲハなどが吸蜜に来ている。しばらくしてオオウラギンスジヒョウモンがやってきた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/160秒 125mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.オオウラギンスジヒョウモン -2
時刻は11時半になったがミドリシジミは全く見ることができないままだ。再び、黄色いカセンソウや白いオカトラノオが咲く湿原植生復元区へ行ってみる。このオオウラギンスジヒョウモンは♀のようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/250秒 197mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 11.ミドリヒョウモン -1
数頭のオオウラギンスジヒョウモンに交じって、ミドリヒョウモンがカセンソウにいた。この2種は同じ環境にいることが多い。ともにスミレ科植物を食草とする。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/320秒 125mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12.モンキチョウ♀ -2
湿原植生復元区の花畑に咲くカセンソウにはモンキチョウも来ていた。乳白色がとてもきれいな♀だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/320秒 64mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.モンキチョウ♀ -3
湿原植生復元区の環境を写し込もうと試みた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.3 1/320秒 39mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.モンキチョウの求愛
もう少しピントを合わせることができればよかったのだが。求愛行動は♂が♀を追いかけるのが普通と思っていたが、逆になっている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.5 1/500秒 54mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.ミドリヒョウモン -2
オオウラギンスジヒョウモンは白いオカトラノオの花が好きで、ミドリヒョウモンは黄色いカセンソウの花が好きなようだ。湿原植生復元区の花畑では蝶までの距離が離れてしまい、90mmマクロではうまく撮れない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/320秒 125mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 16.キタキチョウ
エゾミソハギの花にキタキチョウがいた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.イチモンジセセリ
平地ではイチモンジセセリは秋に多く見られる蝶だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし


2015年3月 5日

蝶 自選年間ベスト10 (4) 2000年~2004年


 蝶 自選年間ベスト10 、前回(2015年1月14日アップロード)は、1999年以前の古い写真だった。今回はその続きで、2000年~2004年の5年間に撮った写真の中から選び出す。2002年以降はデジタル機を使い始める。これからはフィルムで撮るのが良いのか、デジタルに進むか・・・迷った時代だった。

デジタル機で最初に手に入れたのがOLYMPUS E-10だった。蝶の写真を撮りたかったので当時としては高級機を選んだ。発売が2000年の10月、私が購入したのは、2002年1月で、確か112,000円で買ったのを覚えている。
次に買ったのはNikon D100だ。2002年6月に発売になり、12月に購入した。高かったけど、欲しかったデジタル一眼で、このころからしばらくは、このD100が主力となった。さいわい、今までのNikonレンズが付けられる。

 2001年5月、2002年7月には北海道へ出かけた。2003年は上高地でオオイチモンジに会えた。2004年は2度目のスイス アルプスを歩いたが、あいにく天候に恵まれず、成果は少なかった。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ヒメギフチョウ 2001年5月7日 北海道旭川市
旭川の中心部から車で20分くらいのところに北邦野草園というところがある。ヒメギフチョウを目的に5月の連休後に休みを取って出かけたのを覚えている。

Nikon F3 Sigma macro 105mm f2.8 nega color film
;クリックすると大きな写真になります。 2.オオモンシロチョウ 2002年7月17日 北海道旭川空港付近
旭川空港でレンタカーを借りて、旭岳山麓へ向かう途中、道端に咲く花でオオモンシロチョウが吸蜜していた。オオモンシロチョウは初めて見る。1995年にロシア沿海州から北海道に侵入した帰化蝶である。農作物の害虫として、防除が行われていると聞く。

OLYMPUS CAMEDIA E-10 f2.0-2.4 9-36mm 4.0 Mega Pixels
;クリックすると大きな写真になります。 3.ヒメシジミ♀ 2002年7月17日 北海道忠別付近
同じく、大雪山旭岳ロープウェイ乗り場へ行く途中、天人峡への分岐点辺りで、オオハンゴンソウにヒメシジミが来ているのを見つけた。

OLYMPUS CAMEDIA E-10 f2.0-2.4 9-36mm 4.0 Mega Pixels
;クリックすると大きな写真になります。 4.コヒオドシ 2002年7月19日 北海道層雲峡付近
コヒオドシは本州では高山蝶であり、乗鞍岳などで見たことはあるが、数はきわめて少ない。層雲峡の近くではごく普通に見ることができた。

OLYMPUS CAMEDIA E-10 f2.0-2.4 9-36mm 4.0 Mega Pixels
;クリックすると大きな写真になります。 5.ホソバヒョウモン 2002年7月18日 北海道黒岳五合目
この蝶は良く似たカラフトヒョウモンとともに、北海道にしかいない。層雲峡から大雪山層雲峡黒岳ロープウェイに乗れば、標高1300mの黒岳五合目に着く。さらに七合目まで登るペアリフト乗り場への道筋で、エゾグンナイフウロの花で吸蜜していた。

OLYMPUS CAMEDIA E-10 f2.0-2.4 9-36mm 4.0 Mega Pixels
;クリックすると大きな写真になります。 6.オオイチモンジ♂ 2003年7月24日 長野県奥上高地
この日、上高地から梓川に沿って徳澤園まで1時間半ほど歩いた。徳澤園は井上靖氏の「氷壁」に登場する山の宿である。その徳澤園のベンチに置かれた登山客のリュックの汗をオオイチモンジが吸いに来ていた。オオイチモンジも高山蝶である。

Nikon F80 Sigma macro 105mm f2.8 nega color film
;クリックすると大きな写真になります。 7.ヒメシジミ 2003年7月24日 長野県上高地付近
上高地から徳澤園へ行く途中の梓川河畔にはヒメシジミが多かった。

Nikon F80 Sigma macro 105mm f2.8 nega color film
;クリックすると大きな写真になります。 8.アカタテハ 2003年7月25日 長野県上高地付近
上高地は河童橋近くで撮った。

Nikon D100 Sigma macro 105mm f2.8
;クリックすると大きな写真になります。 9.スジグロシロチョウの仲間 2004年7月9日 スイス アルプス グロースシャイデック
グリンデリワルドから路線バスに乗って、グロースシャイデックという峠まで行った。そこからトレッキングをしたが、あいにくの天候不良。蝶の姿はほとんどなかった。Pieris bryoniae という種のようだ。

Nikon D100 Sigma macro 105mm f2.8
;クリックすると大きな写真になります。 10.ミヤマモンキチョウの仲間 2004年7月9日 スイス・アルプス グロースシャイデック
気温が低いグロースシャイデックのトレッキングコースを歩いている時に見付けた。雨に濡れ、凍えて動かない。ピンクの縁どりが印象的だった。ミヤマモンキチョウ(Colias palaeno)に違いない。

Nikon D100 Sigma macro 105mm f2.8
;クリックすると大きな写真になります。 補1.ツマグロヒョウモン♂ 2003年8月2日 藤沢市新林公園 
その頃、神奈川県藤沢市新林公園にアカボシゴマダラがいるということが話題になっていた。中国産のアカボシゴマダラが放蝶され、世代を繰り返しているというのだ。いまでこそ、舞岡公園などでは、アカボシゴマダラはゴマダラチョウより普通に見られるようになってきているが、日本では奄美大島にしか生息しないこの蝶を見たいと思った。その折、新林公園で撮ったツマグロヒョウモンだ。

Nikon F80  Sigma macro 105mm f2.8 nega color film
;クリックすると大きな写真になります。 補2.オルフェルナトガリシロチョウ♂ 2004年11月10日 マレーシア マラッカ
2004年の11月に4泊5日でシンガポール・マレーシアへ旅行をした。ツアーなので蝶の撮影は期待していなかったが、シンガポールのセントーサ島にある蝶園へ行くのが楽しみだった。この写真は、マレーシアのマラッカ観光中に偶然花壇の花に来たのを何とか撮った1枚だ。同定は夢惑う世界・昆虫たち シロチョウたち・リスト属 A-Dを参考にさせていただいた。

Nikon D100 Sigma macro 105mm f2.8
;クリックすると大きな写真になります。 補3.ミドリヒョウモン 2000年7月22日 長野県南佐久郡 八千穂自然園
ミドリヒョウモンが2頭仲良く白い花で吸蜜していた。ともにきれいな個体だった。

Nikon F80 Sigma macro 105mm f2.8 nega color film


2014年10月12日

舞岡公園では珍しい蝶 9月29日


 そろそろ秋の蝶も多くなってきたのではないかと、久しぶりに舞岡公園へ出かけた。この日はさわやかな快晴だった。

  駐車場から公園へ向かう橋からは、ウラギンシジミたちがテリトリー争いをしていた。橋のほうへ張り出した木の枝に止まって、他のウラギンシジミが飛んでくると、スクランブルをかける。4~5頭の♂が飛び交っていた。

  公園の中に入る。あまりチョうの数は多くない。谷戸へ下りるとヒヨドリバナが咲いていて、何かヒョウモンが飛んでいる。ツマグロヒョウモンではないようだ。オオウラギンスジヒョウモン♀がいた。ミドリヒョウモンもいる。オオウラギンスジヒョウモンを舞岡公園で見るのは初めてだ。ミドリヒョウモンは2005年に古民家で見たが、それ以来見ていない。先日、保土ヶ谷公園でもミドリヒョウモンを見ている。この両種はどちらかというと山地にいる蝶なのだが、今秋はどうしたのだろうか? n-shuhei さんも、大阪の泉北ニュータウンや、府立花の文化園で撮られているし、インターネットで見る他の蝶関連のブログ等でも、平地で撮ったミドリヒョウモンが紹介されている。

 ナガサキアゲハの♀が悠々と飛んでいる。仰ぎ見ると後翅の白斑がきれいだ。♂も飛んでいる。しかも破損のないきれいな個体だ。しかし、この日、撮影することはできなかった。舞岡公園には以外と花が少ない。

ウラギンシジミ♂;クリックすると大きな写真になります。 1.ウラギンシジミ♂
駐車場から公園に入る橋のそばで、何頭ものウラギンシジミがテリトリー争いをしていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/480秒 155mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段
ヤマトシジミの求愛;クリックすると大きな写真になります。 2.ヤマトシジミの求愛
道端のレンゲソウの花で吸蜜する♀に、♂が求愛している。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
遊歩道のヒカゲチョウ;クリックすると大きな写真になります。 3.遊歩道のヒカゲチョウ
公園の遊歩道を歩きはじめる。いつもヒカゲチョウがいるところで、この日も飛んでいた。路上に止まるところを広角側ロー・アングルで数カット撮ったが、私が撮っている間、自転車の人、散歩中の人がじっと待っていてくれた。「ありがとうございます」と礼を言ったら「何を撮っていたのですか?」と聞かれた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/980秒 4.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
アゲハチョウ産卵;クリックすると大きな写真になります。 4.アゲハチョウ産卵
カラタチの葉にアゲハチョウが産卵していた。尾状突起のあたりが大きく破損していたので、トリミングしてかくした。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
チモンジセセリとアザミ;クリックすると大きな写真になります。 5.イチモンジセセリとアザミ
谷戸のあぜ道に咲くアザミの花にはイチモンジセセリが多くいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/850秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
イチモンジセセリとヒヨドリバナ;クリックすると大きな写真になります。 6.イチモンジセセリとヒヨドリバナ
ヒヨドリバナにもイチモンジセセリが多い。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO500 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン♀ -1;クリックすると大きな写真になります。 7.オオウラギンスジヒョウモン♀ -1
谷戸のあぜ道を歩いていると、ヒョウモンが飛んでいる。ツマグロヒョウモンとは違う。オオウラギンスジヒョウモンの♀だった。舞岡公園では初めて見る。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/2000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモンが止まった案山子;クリックすると大きな写真になります。 8.オオウラギンスジヒョウモンが止まった案山子
公園の谷戸では、案山子コンクールが行われていた。クマもん、フナッシー、ドラえもんなどの案山子が並んでいた。これは「ぬか床べに子」という作品。これにオオウラギンスジヒョウモン♀が止まった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモンとヒヨドリバナ;クリックすると大きな写真になります。 9.オオウラギンスジヒョウモンとヒヨドリバナ
オオウラギンスジヒョウモンと分かりやすいように裏面を撮った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3。6 1/950秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
赤米;クリックすると大きな写真になります。 10.赤米
実り始めた稲穂がこうべを垂れる田んぼの一角に、黒紫色の穂を見つけた。撮った写真を古谷戸の事務所の方に見てもらい、「これは何でしょう?」と尋ねてみたところ、赤米ということだった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/400秒 62mm ISO200 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 11.オオウラギンスジヒョウモン
この日、多くのオオウラギンスジヒョウモンが飛んでいた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 105mm ISO200 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン♀ -2;クリックすると大きな写真になります。 12.オオウラギンスジヒョウモン♀ -2
オオウラギンスジヒョウモンの♀とミドリヒョウモンの♀は表側だけを見ると判定が難しい。翅表の暗化傾向を見るとミドリヒョウモン♀のようにも見えるが、かすかに見える後翅裏面から、やはりオオウラギンスジヒョウモン♀のようだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1600秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
コスモス;クリックすると大きな写真になります。 13.コスモス
夏にヒマワリが咲いていた畑ではコスモスが咲いていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5。6 1/900秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ♀;クリックすると大きな写真になります。 14.アカボシゴマダラ♀
アカボシゴマダラも多く見られるようになってきた。瓜久保の休憩所の傍で撮った。前翅の形から観て♀のようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5。6 1/240秒 138mm ISO100 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ♂;クリックすると大きな写真になります。 15.アカボシゴマダラ♂
水車小屋まで戻ってくると、また、アカボシゴマダラが飛んできて、今度は目の前の葉に止まってくれた。今度は♂だ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/320秒 112mm ISO200 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ開翅 -1;クリックすると大きな写真になります。 16.アカボシゴマダラ開翅 -1
前の写真と同じ個体である。開翅してくれた。すっかり日本の蝶になっている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/320秒 112mm ISO200 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ サイドビュー;クリックすると大きな写真になります。 17.アカボシゴマダラ サイドビュー
回り込んで、開翅しているアカボシゴマダラの横向きになったところを撮る。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 116mm ISO280 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ開翅 -2;クリックすると大きな写真になります。 18.アカボシゴマダラ開翅 -2
HS50の広角側で、水車小屋を背景にして撮った。後翅の赤いドットがきれいだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン♀ -3;クリックすると大きな写真になります。 19.オオウラギンスジヒョウモン♀ -3
またヒヨドリバナにオオウラギンスジヒョウモン♀が来ていた。この日は何頭ものこの蝶を見た。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/80秒 99mm ISO400 ) 露出補正 なし
アカタテハとヒヨドリバナ;クリックすると大きな写真になります。 20.アカタテハとヒヨドリバナ
この季節になるとアカタテハやヒメアカタテハが多くなる。しかし、今年はヒメアカタテハはほとんど見ない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/170秒 99mm ISO800 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモンの求愛;クリックすると大きな写真になります。 21.ミドリヒョウモンの求愛
ミドリヒョウモンの♂が、♀の後を追い、路上に止まった♀に求愛を続けている。♂のほうは間違いなくミドリヒョウモンだが、さて、♀のほうはひょっとしてオオウラギンスジヒョウモンかもしれない。翅表の暗化の状態や、若干前翅が細長く感じるので、これはやはりミドリヒョウモンの♀だろうか。第一、♂が他種のメスをここまで追いかけるだろうか。しかし、この2頭はとうとう交尾に至らず、♂は飛び去ってしまった。オオウラギンスジヒョウモンの♀かも知れないという疑念を拭いきれない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 112mm ISO360 ) 露出補正 なし
初めて見るエゾビタキ;クリックすると大きな写真になります。 22.初めて見るエゾビタキ
いつもはあまり通らない「おおなばの丘」を周ってみた。数人の野鳥撮影の方がいらっしゃる。邪魔にならないように通り過ぎたが、スズメほどの大きさの鳥が前方の木の高い枝に止まった。HA50の1000mm換算(185mm)で撮る。だが名前がわからないので、n-shuheiさんに尋ねてみたところ、、コサメビタキではないかと教えていただいた。さっそくインターネットで検索してみると、熊本の大学生の方の「里山人雑記」というブログサイトに「識別ポイント エゾビタキ、サメビタキ、コサメビタキ」というのがあった。それでみると、エゾビタキに似ているように見える。n-shuheiさんのアドバイスで「野鳥鑑定掲示板」に投稿したところ、向井さんという方からエゾビタキだろうと教えていただいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/280秒 144mm ISO400 ) 露出補正 なし


2014年10月 5日

奥日光の蝶 9月12日


  9月11日~12日、足利から奥日光へドライブ旅行をした。11日はあいにくの雨、その雨の中、足利学校や鑁阿寺を見て歩き、渡良瀬渓谷沿いに日光へ出て、その日は日光湯元温泉に泊まった。2日目の9月12日は快晴となった。朝から、蝶たちが飛び出している。撮影ポイントは、湯元温泉、千手ケ浜、小田代ヶ原、赤沼だったが、多いのはミドリヒョウモンとウラギンヒョウモンで楽しみは少なく、しかも擦れている個体が多い。湯元温泉でクジャクチョウ、小田代ヶ原でキベリタテハに会えたのが救いである。

クジャクチョウ;クリックすると大きな写真になります。 1.クジャクチョウ
朝、車で出発しようとトランクに荷物を載せていると、駐車場の脇にあるアザミの花に複数の蝶が舞うのが見えた。さっそく近づいてみると、まず、クジャクチョウを見つけた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250秒 140mm ISO450 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になります。 2.ミドリヒョウモン♀
♂の鮮やかなオレンジ色に比べ、♀は暗緑色に見える。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になります。 3.ウラギンヒョウモン♀
立派なウラギンヒョウモンがいた。小学生の時、林間学校で日光湯元に来て、その時に採ったウラギンヒョウモンの♀をオオウラギンヒョウモンとして、当時会員になっていた少年昆虫同好会に報告したところ、日光にはオオウラギンヒョウモンの記録はないと言われた。もう一度確認したところ、後翅縁のv字模様がなく、ウラギンヒョウモンの♀でしたと訂正したことを思い出した。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/320秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモンとオオウラギンスジヒョウモン♀ 4.ウラギンヒョウモンとオオウラギンスジヒョウモン♀
下にいるウラギンヒョウモンは♂だろうか、♀だろうか? 翅の色から見ると♂のようだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/320秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモン♀、クジャクチョウ、イチモンジセセリ;クリックすると大きな写真になります。 5.ミドリヒョウモン♀、クジャクチョウ、イチモンジセセリ
ノアザミの花で3種の蝶が吸蜜している。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になります。 6.ウラギンヒョウモン♀
ウラギンヒョウモンの♀は、まだ擦れていない、きれいな個体が多い。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250秒 70mm ISO200 ) 露出補正 なし
イチモンジセセリ;クリックすると大きな写真になります。 7.イチモンジセセリ
湯元温泉の駐車場のノアザミで、もう少し撮っていたかったが、出発となった。中禅寺湖近くの赤沼車庫で、低公害バスの時間を待つ間、その周囲に咲く、ノアザミに来ていたイチモンジセセリを撮った。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になります。 8.ウラギンヒョウモン♀
きれいな個体だった。♂のようにも見えるが、♂にある前翅の性標が見られない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/320秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
千手ケ浜 ミドリヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になります。 9.千手ケ浜 ミドリヒョウモン♀
赤沼から低公害バスで千手ケ浜に着いた。バス停から中禅寺湖畔まで、10分ほどだ。千手ケ浜はミドリヒョウモンとウラギンヒョウモンしかいなかった。このあたりにはシロヨメナが群落となって咲いていて、その白い花にも蝶たちはやってくる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250秒 140mm ISO640 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモン♂とウラギンヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 10.ミドリヒョウモン♂とウラギンヒョウモン
ミドリヒョウモンとウラギンヒョウモンが、ノアザミに、次から次と訪れる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/320秒 130mm ISO200 ) 露出補正 なし
ルリシジミ;クリックすると大きな写真になります。 11.ルリシジミ
なにか違う種かと思って近づくが、ルリシジミだった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/320秒 112mm ISO200 ) 露出補正 なし
シロヨメナで吸蜜するミドリヒョウモン♂;クリックすると大きな写真になります。 12.シロヨメナで吸蜜するミドリヒョウモン♂
ミドリヒョウモン♂は、擦れている個体がほとんどだった。この個体はきれいなほうだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
アカタテハ;クリックすると大きな写真になります。 13.アカタテハ
千手ケ浜から千手ケ浜のバス停に戻ってきた。バスが来るまでの時間、蝶を撮る。シロヨメナの花にアカタテハがやってきた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250秒 140mm ISO400 ) 露出補正 なし
ノアザミとミドリヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 14.ノアザミとミドリヒョウモン
ノアザミとしたが、アザミにもいろいろな種類がある。ニッコウアザミというのもあり、ノアザミと良く似ている。このミドリヒョウモン♂は破損していない比較的きれいな個体だ。というより、きれいな個体を選んで撮るほど数が多い。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250秒 140mm ISO320 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモン裏面;クリックすると大きな写真になります。 15.ミドリヒョウモン裏面
ミドリヒョウモン独特の裏面後翅を撮る。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/320秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモン♂ -1;クリックすると大きな写真になります。 16.ミドリヒョウモン♂ -1
この個体も比較的きれいだった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250「秒 140mm ISO450 ) 露出補正 なし
破損したミドリヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 17.破損したミドリヒョウモン
左側の翅がボロボロになったミドリヒョウモン♂。それでもがんばって、ノアザミで吸蜜している。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250「秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモン♂ -2;クリックすると大きな写真になります。 18.ミドリヒョウモン♂ -2
とにかくミドリヒョウモンとウラギンヒョウモンしか撮る蝶がいないのだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f11 1/250「秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
キベリタテハ 小田代ヶ原;クリックすると大きな写真になります。 19.キベリタテハ 小田代ヶ原
千手ケ浜からハイブリッドバスに乗って、小田代ヶ原で下りた。シカ除けの回転扉から小田代ヶ原周回路の中に入る。しかし、周回路は途中で工事中の区間があり、そこまで行って引き返すことになる。木道の一部補修が行われているところで、先に歩いていた友人のご主人が、敷いてあるベニア板のところにキベリタテハが止まっていルのを知らせてくれた。慎重に近づいて撮るが、背景がどうにもならない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f14 1/250「秒 140mm ISO280 ) 露出補正 なし
梢に止まるキベリタテハ;クリックすると大きな写真になります。 20.梢に止まるキベリタテハ 人が通ると飛び立って、周囲を旋回し、近くの梢の葉に止まった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f14 1/250「秒 140mm ISO450 ) 露出補正 なし
キベリタテハ開翅;クリックすると大きな写真になります。 21.キベリタテハ開翅
しばらく待っていると、また、前のところに戻ってきて口吻を伸ばしている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f14 1/250「秒 140mm ISO450 ) 露出補正 なし
ルリタテハ;クリックすると大きな写真になります。 22.ルリタテハ
小田代ヶ原バス停にルリタテハがいた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f14 1/250「秒 140mm ISO6400 ) 露出補正 なし
梢に止まるルリタテハ;クリックすると大きな写真になります。 23.梢に止まるルリタテハ
ローアングルで撮ろうと近づくと、飛び立ってしまい、キベリタテハと同じように近くの木に避難する。湯元、千手ケ浜、小田代ヶ原で蝶の写真を撮ったが、クジャクチョウ、キベリタテハ以外は、いつも撮っている蝶ばかりだった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f14 1/250「秒 140mm ISO6400 ) 露出補正 なし


2014年8月15日

上高地 日帰り 穂高橋から河童橋、小梨平へ 8月1日


 途中で足を止めて写真を撮っていると、ひっきりなしに人が通る。路上に止まるシータテハ夏型を撮り逃がしたが、文句は言えない。
  バスの出発が朝早かったということで、車内でおにぎりが3個配られ、暑い緑茶のサービスもあり、これがとても旨かった。梅干し、鮭、塩昆布とも食べてしまった。さらに、おにぎりが出るとは思わなかったので、朝飯用にと思い、持ってきていたカレーパン(2個)も大正池で下車するまでに食べてしまった。午後1時を回り、昼飯の時間になったが、結局、昼飯は食べないで、午後2時ごろに、五千尺ホテルのカフェで、これもツアーについていた券を利用して、ケーキとコーヒーで済ませた。ビールを一杯飲みたかったのだが、カフェにビールはなかった。

 河童橋の周りは人がいっぱいだった。簡単に、しかも日帰りでも上高地を訪れることができるのだから、当たり前だ。だから自分も来られる。
 河童橋を渡って、左岸に出て、ビジター・センターのある小梨平で30分ほど撮影した後、午後3時半が集合予定であるバス・センターへ向かった。

 オオイチモンジは望むべくもなかったが、この日の収穫は、ミヤマカラスアゲハが撮れたこと。それに、ノアザミで吸蜜するコキマダラセセリを、吊り尾根を背景に撮れたのもうれしかった。
  思いもかけず好天にも恵まれた。しかし、バスが上高地を出発するころは、まだ晴れてはいたものの、雲行きが怪しくなってきていた。

  諏訪SAで休憩した後、車内は眠る人も多く静かだったが、笹子トンネルを過ぎるころから、雷が鳴り、続いて強い雨が降ってきた。大月のあたりでは豪雨になった。この雨の影響だろうが、西丹沢のキャンプ場で、テントを張っていた4WD車専用のキャンプ地がある中州から、危険と思い、川を渡って川岸へ戻ろうとした自家用車が鉄砲水に流されて、3人の人が亡くなられたという事故があったことをニュースで知った。

ウラギンヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 25.ウラギンヒョウモン
穂高橋から梓川右岸の小道を河童橋に向け歩きはじめる。そこへ、ウラギンヒョウモンが飛来して、下草に止まった。なにか弱々しく葉の裏側に身をひそめようとする。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/350秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
梓川とコチャバネセセリ;クリックすると大きな写真になります。 26.梓川とコチャバネセセリ
ヨツバヒヨドリの花には、いろいろな蝶が吸蜜に来る。右のほうに田代橋が見える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/900秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミヤマカラスアゲハ -1;クリックすると大きな写真になります。 27.ミヤマカラスアゲハ -1
ウェストン・レリーフの少し手前に建つホテルの敷地に何やら黒いアゲハが飛んでいた。緑色の金属光沢が美しい、ミヤマカラスアゲハの♂だ。どこかに止まってくれないかとじっと待っていると、そこに咲いていたシナノナデシコに近づき、吸蜜を始めた。連写で数ショットを撮る。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/320秒 105mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミヤマカラスアゲハ -2;クリックすると大きな写真になります。 28.ミヤマカラスアゲハ -2
以下、ミヤマカラスアゲハは、すべて同じ個体の写真である。これは夏型で、春型に比べて大きく、後翅裏面の白帯は目立たない。シナノナデシコは高さが30cm位しかない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/400秒 105mm ISO200 ) 露出補正 なし
29.ミヤマカラスアゲハ -3;クリックすると大きな写真になります。 29.ミヤマカラスアゲハ -3
ほとんど傷のないきれいな個体だった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/320秒 105mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミヤマカラスアゲハ -4;クリックすると大きな写真になります。 30.ミヤマカラスアゲハ -4
少し位置を変えてくれた。表翅を全開して見せてくれた。今日の成果の一つである。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/320秒 105mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウェストン・レリーフ;クリックすると大きな写真になります。 31.ウェストン・レリーフ
三度にわたり、日本に長期滞在をしたイギリス人宣教師のウォルター・ウェストンは、日本アルプスなどの山および当時の日本の風習を世界中に紹介した登山家である。このレリーフは1937年(昭和12年)8月に設置された。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/85秒 8mm ISO400 ) 露出補正 なし
梓川右岸の林道;クリックすると大きな写真になります。 32.梓川右岸の林道
六百山(2,470m)を眺めながら歩く林道は木漏れ日がそそぎ、すがすがしい。穂高の名声に隠れがちであるが、この梓川左岸の六百山、その右側に続く八衛門沢、霞沢岳は、捨てがたい魅力があるという。霞沢岳には徳本峠から尾根を上る登山道が通じている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/640秒 30mm ISO200 ) 露出補正 なし
ヒメキマダラセセリ;クリックすると大きな写真になります。 33.ヒメキマダラヒカゲ
これもきれいな個体だった。昨年8月28日に来たときは、数は多かったが、擦れた個体がほとんどだった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO400 ) 露出補正 なし
34.アカタテハ -1;クリックすると大きな写真になります。 34.アカタテハ -1
ヨツバヒヨドリの咲くところには必ず何かがいる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
35.アカタテハ -2 開翅;クリックすると大きな写真になります。 35.アカタテハ -2 開翅
都会でも良く見る蝶である。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
36.アカタテハ -3;クリックすると大きな写真になります。 36.アカタテハ -3
HS50の広角側で背景を入れて撮った。露出補正なしでとると、ヨツバヒヨドリなど白い花は飛んでしまう。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/600秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモンとヨツバヒヨドリ 37.ミドリヒョウモンとヨツバヒヨドリ
ミドリヒョウモンンもほとんどがきれいな個体である。D5300+NIKKOR18-140mm のマルチパターン測光で撮ると少しアンダー気味に撮れる傾向を感じていたが、ヨツバヒヨドリの花も白トビしていない。適正露出と思う。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/400秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
清水川;クリックすると大きな写真になります。 38.清水川
河童橋を左岸へ渡って、ビジター・センターがある。小梨平に入るところに清水橋があり、湧き水が渦を作る清水川という清流が流れている。陽の光に水草の緑が映えて美しい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/120秒 7mm ISO400 ) 露出補正 なし
39.コヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 39.コヒョウモン
小梨平のビジタ-・センターの裏にクガイソウ、ヨツバヒヨドリが咲いていた。今日はコヒョウモンの写真を撮りたいと思ってきているが、見かけはするものの、よい写真が撮れなかった。ここにはコヒョウモンが他のヒョウモンチョウに混じって多く飛んでいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/900秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
トリカブト;クリックすると大きな写真になります。 40.トリカブト
これはヤチトリカブト(谷地鳥兜)というらしい。ご存じのとおり、全草に猛毒を含む。主な毒成分はジテルペン系アルカロイドのアコニチンだそうだ。きれいな花だ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 50mm ISO200 ) 露出補正 なし
クガイソウで吸蜜するコヒョウモン -1;クリックすると大きな写真になります。 41.クガイソウで吸蜜するコヒョウモン -1
コヒョウモンは、赤城山にいたヒョウモンチョウと良く似ている。前翅表の内縁後角側の2つの黒い紋が、コヒョウモンではつながるので区別できる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO220 ) 露出補正 なし
クガイソウで吸蜜するコヒョウモン -2;クリックすると大きな写真になります。 42.クガイソウで吸蜜するコヒョウモン -2
後翅裏面外縁の薄紫色の帯の形状でもヒョウモンチョウと区別ができる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
クガイソウで吸蜜するコヒョウモン -3;クリックすると大きな写真になります。 43.クガイソウで吸蜜するコヒョウモン -3
気に入った写真が撮れた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
キンモンガ;クリックすると大きな写真になります。 44.キンモンガ
蝶に見紛うようなきれいな蛾でキンモンガという。昼行性だが薄暗い林などでヒラヒラ飛び、花の蜜を吸うことが多いようだが、ここは陽光降りそそぐところでヨツバヒヨドリで吸蜜していた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 70mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 45.ウラギンヒョウモン
上高地では今の時期、ミドリヒョウモンとオオウラギンスジヒョウモンが圧倒的に多く、ウラギンヒョウモンは少なかった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 62mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモン ♀ -1;クリックすると大きな写真になります。 46.ミドリヒョウモン ♀ -1
今日見てきたミドリヒョウモンはすべて♂だったが、ここで♀に出会った。バランスの良い構図で撮れた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミドリヒョウモン ♀ -2;クリックすると大きな写真になります。 47.ミドリヒョウモン ♀ -2
おそらく今日、羽化してきた個体だと思う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/900秒 57mm ISO200 ) 露出補正 なし
オウラギンスジヒョウモン ♀;クリックすると大きな写真になります。 48.オオウラギンスジヒョウモン ♀
はじめ、ミドリヒョウモンの♀かと思っていたが、後で調べてみると、前翅表側の内縁後角の黒い紋の位置から、オオウラギンスジヒョウモンと判別できた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/640秒 103mm ISO1250 ) 露出補正 なし
コヒョウモン 斑紋異常?;クリックすると大きな写真になります。 49.コヒョウモン 斑紋異常?
前翅表の斑紋に何か違和感があった。そのわけは黒い紋が大きく、特に内縁の内側の二つの黒い紋が繋がってしまっている。しかし、この程度はそう珍しくはないようで、結論は斑紋異常ではない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/400秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
河童橋;クリックすると大きな写真になります。 50.河童橋
はとバスのサービスでいただいたチケットで、コーヒー・ケーキ・セットを五千尺ホテルのCafeで楽しんで、そろそろ、バス・センターに戻ることにする。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/800秒 8mm ISO200 ) 露出補正 なし
雲行き怪しく;クリックすると大きな写真になります。 51.雲行き怪しく
午後3時、吊り尾根を振り返ると、雲がかかってきていた。午後、遅くには雨が降るという天気予報は当たっているようだ。しかし、今日はラッキーだった。半分あきらめていたのに、写真を撮っている間はづっと晴れていたのだから。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/900秒 11mm ISO400 ) 露出補正 なし


2014年5月26日

日産スタヂアム フリー・マーケット と 新横浜公園 5月11日


 娘の勤務先の友人のお誘いで、ここ2~3回、続けて横浜日産スタヂアムで開催される大がかりなフリー・マーケットに出店している。かみさんはみんなのお弁当を作って届けている。幸い、好評のようだ。今回はマイカーで会場までそのお弁当を運んだ。フリー・マーケットのフリーは"自由"ではなく、"蚤"だそうで、言ってみれば蚤の市である。日産スタヂアムの周囲を取り囲むように車を乗り入れて出店し、その数はとても多く、想像以上だった。あちこち見て歩いたが、衣料品などは1品100円で売られているところが多い。飲食店も数多く出ていて、家族ずれの来場者でにぎわっていた。
  しばらく娘たちが出店したところにいたが、予定通り、私は途中で抜け出して、隣の新横浜公園へ回った。何か蝶はいないかと歩いてみたが、蝶の姿はほとんど見ない。昨秋、カバマダラがいたあたりへ行ったところ、栽培された花でアカタテハが吸蜜していた。新横浜公園は鶴見川流域総合治水対策として鶴見川多目的遊水地を兼ねている。鶴見川の増水時には治水施設である遊水地となる。そのため、周囲には土手があるが、その土手にツメクサやハルジオンが多く咲いていて、モンキチョウが飛び回っていた。
 1時間ほど新横浜公園を歩いて、再びフリー・マーケットに戻った。まだまだ、人出は多く、娘たちの店も結構繁盛しているようだ。私は椅子を与えられて、かみさん手製の弁当を食べた。

1.フリー・マーケット会場
フリー・マーケットは日産スタジアムのほぼ全周にわたっている。娘たちは、スタジアムへのメインの入り口となる東ゲートに陣取っていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/800秒 5.2mm ISO100 ) 露出補正 なし
フリー・マーケット会場;クリックすると大きな写真になります。
2.いろいろな商品
娘の友人が出品していた"ぬいぐるみ"に子供たちが興味深々。出品者に聞いてみたら、ゲームセンターなどにあるUFOキャッチャーなどのクレーン・ゲームでつり上げてゲットしたプライズだそうだ。元手がいくらかかっていることやら。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/850秒 9.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
いろいろな商品;クリックすると大きな写真になります。
3.値段の交渉
出品者は不要になったものを店に並べる。お客さんは気に入ったものがあると、値段の交渉に入る。リサイクル・ショップだ。そのやり取りが楽しいらしい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/900秒 11.9mm ISO400 ) 露出補正 なし
値段の交渉;クリックすると大きな写真になります。
4.東ゲート階段下
東ゲートへ上がる階段の手前は広くなっている。ここのも多くの店が出ている。飲食店もにぎわっていくるころだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/680秒 20.1mm ISO100 ) 露出補正 なし
東ゲート階段下;クリックすると大きな写真になります。
5.アカバナユウゲショウ
11時半、フリー・マーケット会場を離れ、お隣の新横浜公園へ行く。さすが日曜日なので人が多い。テニスをする人、ローラー・ボードを楽しむ若者、ドッグランで愛犬を遊ばせるご夫婦などなど、にぎやかだ。新横浜公園の奥に流れる鶴見川のほうへ歩く。道端に小さなかわいい花が咲いていた。家に戻って調べてみると、アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)というらしい。和名の由来は午後遅くに開花して、艶っぽい花色を持つことからとされるが、実際には昼間でも開花している。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/850秒 10.1mm ISO100 ) 露出補正 なし
アカバナユウゲショウ;クリックすると大きな写真になります。
6.ニワゼキショウ
アカバナユウゲショウと同じところに咲いていた。名前がわからなかったが、n-shuhei さんのブログで解った。漢字では庭石菖と描く。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/640秒 16.7mm ISO100 ) 露出補正 なし
ニワゼキショウ;クリックすると大きな写真になります。
7.アカタテハ
昨秋、フジバカマが咲いていて、カバマダラが来ていたところへ行ってみた。栽培されたセキチクと思われる花にアカタテハが来ていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/850秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
アカタテハ;クリックすると大きな写真になります。
8.モンキチョウ
フジバカマが咲いていた後ろは鶴見川多目的遊水地としての堤防の土手になっている。ツメクサが咲き、ハルジオンも咲いていた。このモンキチョウは黄色いが♀のように見える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/420秒 76.5mm ISO100 ) 露出補正 なし
モンキチョウ;クリックすると大きな写真になります。
9.モンキチョウ♂
ハルジオンが咲き、ツメクサが咲く土手の草原で。この日の蝶は、このモンキチョウとアカタテハ以外はヤマトシジミくらいしか見られなかった。こんなに良い天気なのに。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/900秒 8.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
モンキチョウ♂;クリックすると大きな写真になります。
10.ヘラオオバコ
漢字では箆大葉子と書く。鶴見川の堤にたくさん咲いていた。背の高いつくしのようだ。ヨーロッパ原産の雑草で、日本では帰化植物で穂には小さな花が密生しており、下から上へと次々に咲き上がっていくという。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/900秒 9.2mm ISO100 ) 露出補正 なし
ヘラオオバコ;クリックすると大きな写真になります。
11.鶴見川の堤防から日産スタヂアムを望む
堤防の上から新横浜公園、そしてその向こうに日産スタヂアムを望む。この中が鶴見川流域総合治水対策として鶴見川多目的遊水地を兼ねる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/850秒 4.5mm ISO100 ) 露出補正 なし
鶴見川の堤防から日産スタヂアムを望む;クリックすると大きな写真になります。
12.再びフリー・マーケット会場へ
時間は1時20分前。食べ物、飲み物の模擬店も繁盛していた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F8.0 1/850秒 20.8mm ISO200 ) 露出補正 なし
再びフリー・マーケット会場へ;クリックすると大きな写真になります。
13.日韓ワールドカップ
2002 FIFA World Cup では、ここ日産スタヂアムで決勝のドイツ-ブラジル戦が行われた。東ゲートにはその記念モニュメントがあった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F8.0 1/1100秒 4.6mm ISO400 ) 露出補正 なし
日韓ワールドカップ;クリックすると大きな写真になります。
14.噴水で水遊び
この日は良い天気で気温も上がった。東ゲート下に噴水が出るところがあるが、子供たちが楽しそうにはしゃいでいた。まだまだフリー・マーケットは続くが、私たちはごご2時過ぎに娘たちを残して引き揚げた。さて、どれくらいの売り上げがあったのやら?

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.4 1/800秒 59.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
噴水で水遊び;クリックすると大きな写真になります。


2013年11月21日

山下公園 11月16日


  この日は秋晴れの暖かい日だった。横浜に用事があったのと、来月10日に予定している小学校のクラス会で食事をするところの試食を兼ねて、山下公園まで行ってみることにした。
 土曜日なので家族連れなど人出が多い。山下公園通りの銀杏が黄色くなっていた。今年は色づくのが少し早いのかもしれない。明日は、この山下公園をスタート、ゴールとする横浜国際女子マラソンが行われるようだ。
  とても暖かい日だったので、山下公園の花壇に咲く花には、蝶たちが来ていた。スナップ用のコンデジしか持って行っていなかったが、しばらくの間、蝶撮りを楽しんだ。

1.山下公園通りの銀杏
大桟橋の入り口でバスを降りて歩く。山下公園通りはその名の通り山下公園に沿っている。左手に山下公園と海を見て、元町方面へ向かう。南側にはマリンタワー、ホテル・ニュー・グランドなどもある。この山下公園通り沿いに植えられた銀杏は見事だ。逆光となる日光を浴びて輝いていた。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/800秒 9.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
山下公園通りの銀杏;クリックすると大きな写真になります。
2.第5回横浜国際女子マラソン前日
明日は第5回横浜国際女子マラソン大会が行われるようだ。ここ山下公園がそのスタート地点とゴール地点になるらしい。すでのその準備がされている。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/640秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
第5回横浜国際女子マラソン前日;クリックすると大きな写真になります。
3.横浜港
山下公園から横浜港を眺める。とても気持ちが良い。ROYAL WINGという船が大桟橋を離れ、ベイ・ブリッジへ向かって進む。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.8 1/500秒 17.3mm ISOオート ) 露出補正 なし
横浜港;クリックすると大きな写真になります。
4.花壇
山下公園の芝生の花壇には、きれいな花が咲いていた。海沿いのプロムナードと芝生の間は、あすの横浜国際女子マラソンのためか、白いフェンスが置かれている。フェンス越しには氷川丸が見え、左手奥にはベイ・ブリッジが見える。アカタテハが吸蜜に来ていた。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/1000秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
花壇;クリックすると大きな写真になります。
5.「赤い靴をはいてた女の子の像」
「赤い靴」は1922年(大正11年)、野口雨情作詞・本居長世作曲で発表された童謡である。1979年、ここ山下公園に「赤い靴はいてた女の子の像』」が作られた。これは純粋に雨情の詩のイメージをモチーフにしたもので、赤い靴を愛する市民の会(のち赤い靴記念文化事業団と改称)から寄贈されたそうだ。また同会は、この像のミニチュア版を1982年に横浜駅に寄贈、当初は同駅南口に設置されていたが、2010年12月に同駅自由通路に移設され、人々の待ち合わせ場所に利用されている。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/800秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
「赤い靴をはいてた女の子の像」;クリックすると大きな写真になります。
6.ガス灯
そろそろ食事にしようと山下公園中央口の、信号のある横断歩道を、反対側へ渡る。信号待ちの間に光を浴びて輝く銀杏とガス灯を撮った。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.8 1/30秒 17.3mm ISOオート ) 露出補正 +1.0段
ガス灯;クリックすると大きな写真になります。
7.銀杏並木
通りを渡った反対側から見た銀杏並木は、午後の日をいっぱいに浴びて輝く。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.8 1/100秒 17.3mm ISOオート ) 露出補正 +0.3段
銀杏並木;クリックすると大きな写真になります。
8.戸田平和記念館とホテル・ニュー・グランド
「幸せな一皿 洋食のtake」という店で食事をした。来月10日に私が幹事で小学校のクラス会を行うが、そこで昼食を予定している。ちょっと試食をしておこうと寄ったが、店の感じも良く、ランチメニューもなかなか良い味だった。お店の人たちも感じが良い。食事を終え、再び山下公園に戻る。右側に見えるレンガ造りの建物は創価学会の戸田平和記念館、その奥にホテル・ニュー・グランドが見える。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/100秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
戸田平和記念館とホテル・ニュー・グランド;クリックすると大きな写真になります。
9.「水の守護神」
山下公園中央口からまっすぐ山下公園に入ってくると噴水がある。その噴水の中央に横浜市と姉妹都市を結んでいるアメリカ・サンディエゴ市から贈られたという「水の守護神」の像が立っている。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/320秒 12.7mm ISOオート ) 露出補正 なし
「水の守護神」;クリックすると大きな写真になります。
10.氷川丸とカモメ
相変わらずの写真で恐縮である。氷川丸のとも綱にカモメが止まっている。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.8 1/250秒 17.3mm ISOオート ) 露出補正 なし
氷川丸とカモメ;クリックすると大きな写真になります。
11.銀杏の樹
山下公園中央口あたりの銀杏の樹は特に立派だ。まだ、少し青味が残っている。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/250秒 17.3mm ISOオート ) 露出補正 なし
銀杏の樹;クリックすると大きな写真になります。
12.横浜国際女子マラソン中継クルー
明日の第5回横浜国際女子マラソンのため、山下公園内の各所に大きなTV用カメラが設置され、リハーサルが行われていた。ここはゴール地点のカメラのようだ。なお、次の日、優勝したのはロンドン五輪9位の マヨロワ(ロシア)で、タイムは 2時間25分55秒だった。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/250秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
横浜国際女子マラソン中継クルー;クリックすると大きな写真になります。
13.キタテハ
さっきはこの花壇でアカタテハが吸蜜していた。少し撮ってみようと、花壇の蝶の影を探す。まず、キタテハがいた。この個体は、夏型と秋型の中間のような装いだ。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/640秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
キタテハ;クリックすると大きな写真になります。
14.キタテハと山下公園
これは秋型らしいキタテハ。キタテハをAF枠の中央に置いてシャッター・ボタンを半押し、そのままカメラを上に向けて、氷川丸やベイ・ブリッジを入れようと試みた。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/320秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
キタテハと山下公園;クリックすると大きな写真になります。
15.アカタテハ
この花壇では、キタテハ、ヒメアカタテハ、アカタテハがいた。ヤマトシジミもいる。アカタテハが花壇に踏み込まないで撮れるところで吸蜜を始めた。せっかく、きれいな個体だったのにマクロにしないで撮り、ピントが甘くなってしまって、このアカタテハにすまなかった。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/250秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
アカタテハ;クリックすると大きな写真になります。