検索結果: Studio YAMAKO

Studio YAMAKOで“アカバナマンサク”タグの付いているブログ記事

2021年4月 1日

舞岡公園 進む春(2) 3月16日

12時を過ぎると、また一段と暖かくなったようだ。菜の花の周りを飛び交うモンシロチョウの数も増えてきた。この春羽化した、今年生まれのチョウは、モンシロチョウと、スジグロシロチョウがいた。
 3月に舞岡公園を歩いたことは数えるほどしかないが、飛んでいるのはキタテハとキタキチョウくらいで、モンシロチョウもいないことが多い。2011年3月30日に行ったときにはベニシジミが飛んでいた。今日はベニシジミに会えるかなと思ったが、見かけることはなかった。

12.キタテハ -1
菜の花が咲き休耕地になっているところを左へ、狐久保の方へ入る。路傍にはオオイヌノフグリ、カントウタンポポ、ホトケノザ、タチツボスミレなど春の花が咲く。キタテハが飛んできて、路上の枯葉の上に止まり、翅を広げる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
210316045_012 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
13.キタテハ -2
なかなか敏捷で近づいて撮ろうとするとすぐ飛び立ってしまう。何とかモニターのライブビューで、ローアングルで撮る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
210316050_013 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
14.モンシロチョウ -1
畑に咲く菜の花の間をモンシロチョウが飛ぶ。チョウまでの距離があるので狙いにくい。モンシロチョウを撮るのにこんなに真剣になるとは。今年初めてカメラに収めたモンシロチョウだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
210316059_014 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
15.モンシロチョウ -2
♂が菜の花で吸蜜する。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
210316070_015 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg
16.スジグロシロチョウ♂
スジグロシロチョウが、ヒメオドリコソウのこれから開こうとしている花に、口吻を伸ばしていた。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 218mm ISO100 ) 露出補正 なし
210316075_016 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg
17.ミツマタ(三叉・三椏)
古民家の裏手に背の低いミツマタの木が何本か植えられている。葉の柄は長さ5〜10mm。葉の展開前に開花する。枝先の頭状花序に小さな花が30〜50個つく。花は両性で、花弁はなく、萼が目立つ。昨年11月に滋賀県湖東の百済寺を訪ねたとき、ミツマタの群落を見た。その冬芽は裸芽で、銀白色の絹毛におおわれていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
210316083_017 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg
18.ボケ(木瓜) -1
春は黄色い花が多いが、ボケの花は赤が色鮮やかである。ボケはバラ科ボケ属で、葉は長さ4〜8cmの楕円形または長楕円形で先はとがり、ふちには鋭い鋸歯がある。両性花と雄花が混生する。両性花には花柱が5個、雄花には雌しべがない。葉の展開前に開花する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
210316088t_018 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg
19.ボケ -2
  古民家のある小谷戸の里にはボケが何本か植えられている。ボケは、庭木や盆栽、生け垣、切り花として観賞され、ボケの品種は200種類以上あるとされており、花も一重や八重咲きなど様々である。 花色も鮮やかな朱色や赤、白、ピンク、まだらに色が入るタイプ、一本の株に紅と白の花をつけるものなどがあると言われる。果実が瓜に似ており、木になる瓜で「木瓜(もけ)」とよばれたものが「ぼけ」に転訛したとも、「木瓜(ぼっくわ)」から「ぼけ」に転訛したとも言われるそうだ。『本草和名』(918年)には、果実の漢名を木瓜(もくか)、和名を毛介(もけ)として登場するという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
210316099_019 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
20. ボケ -3
ボケはいろんな花の咲き方があり、同じ枝より赤と白の花が咲いたり、花色が変化する咲き方や枝や、花が変形するものなどいろんな特色のあるボケがあるという。これは1本の木に白と紅の花が咲く品種だが、花が白と紅に絞り分けられる安田錦とか東洋錦という人気品種もあるようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
210316100_020 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg
21.ハナモモ
小谷戸の里にはモモの花が咲いていた。モモの花は紅色の印象があるが、この花色は淡いピンク色である。モモは大きく分けて2種類あり、食用の実桃と、園芸品種のハナモモに分けられる。花を観賞するための品種は「ハナモモ」と呼び、食用の実桃とは性質が異なる。ハナモモにも実はなるが、小さくて食べられない。日本で数多くの品種改良が行われ、種類が豊富。観賞用のハナモモとして改良が行われるようになったのは江戸時代に入ってからで、現在の園芸品種の多くも江戸時代のものが多いそうだ。どれくらいの品種数があるのか知りたかったが、わからなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 208mm ISO100 ) 露出補正 なし
210316092_021 X800 〇舞岡公園 モモ RX10M4.jpg
22.ムクドリの水浴び -1
長久保池でムクドリが数羽集まって、水浴びをしていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 198mm ISO320 ) 露出補正 なし  
210316109t_022 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg
23.ムクドリの水浴び -2
「水浴びはこうするのよ」とお手本を示しているような様子だった。埃をとるのはもちろん、寄生虫なども洗い流しているらしい。数十羽のムクドリの群れが集団で水浴びをすることがあるらしい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 198mm ISO320 ) 露出補正 なし
210316110t_023 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
24.アカバナマンサク マンサクの花は黄色いものと思っていたが、マンサクには、日本の山野に自生する在来種とか シナマンサクとかアメリカ産のマンサクとか色々あって、しかも各々を人工交配した園芸品種が沢山あり、種類が多いそうだ。舞岡公園の南門のそばにアカバナマンサク?があった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
210316113_024 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
25.ヒイラギナンテン(柊南天)
この時期には黄色い可愛い花を咲かせる。wikipediaによれば、葉は奇数羽状複葉で、互生し、小葉は硬く、ヒイラギの葉に似て鋸歯はとげとなる。常緑で落葉はしないが、冬に赤銅色になる部分があり、紅葉のようになる。春先に総状花序に黄色い花をつける。その中にある雄しべは、昆虫などが触れることによる刺激で内側に動いて、花粉をなすりつける。果実は液果で、秋に青く熟す。江戸時代に中国から日本に持ってこられ、栽培される。ヒイラギナンテン属(英語版)には約60種あり、中国から北米・中米にかけて分布するそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
210316116_025 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
26.ジョウビタキ♀
私にとって、野鳥の同定は難しい。「くらべてわかる野鳥 ヤマケイ文庫 叶内拓哉」を首っ引きで調べ、ジョウビタキの♀にたどり着いた。羽の白い斑紋と尾羽の裏側の赤褐色が同定の根拠となった。先日、かっぱ池で♂を観察したが、♂と♀ではいでたちが随分違う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
210316124tm_026 X800 〇舞岡公園 ジョウビタキ♀ RX10M4.jpg     


2017年3月 2日

春を待つ 舞岡公園 2月16日

横浜はその数日前に少しだけ雪が降ったが、この頃はしばらく青空が広がる日が続いていた。日中は温かい。
 今年初めて舞岡公園へ行ってみる。木々の葉は落ちて、荒涼とした感じがあるが、タンポポも咲き始めている。かっぱ池の傍のロウバイはそろそろ終わりだが、一方で梅の花が咲き始めていた。
 チョウはまだ飛ばないだろうから、P610だけを携えて、鳥を撮ろうと思って行った。葉が茂っている季節はその葉に遮られて鳥を発見しにくいが、今の季節は枝にとまる鳥を見つけやすい。
あまり多くの鳥たちを撮ることはできなかったが、それでもいつもは見られない鳥をカメラでとらえることができた。

1.ムクドリ
ムクドリは都会にも済み、人に慣れているためか、近づくことができる。春と秋の2回、繁殖期があり、繁殖を終えたムクドリは、秋口には大群となって飛び、餌場となる都会の地域に大きな鳥害をもたらして、しばしば問題となっている。でも、こうしてみるとなかなか姿の良い鳥だと思う。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/400秒 143mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
2.キジバト
ヤマバトともいう。逆光になっていてよく判らなかったが、モニターで見て判った。逆光だったが、ディテールがよく出ている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f6.5 1/160秒 258mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
3.台湾リス
舞岡公園には台湾リスが多く、この日も10頭近く見た。道に出てきて何かを前足で拾っているのはまだ子供のようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f6.3 1/125秒 236mm ISO250​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
4.ロウバイの花
かっぱ池の傍にロウバイの木が1本ある。花はそろそろ終わりだろうが、きれいに咲いていたところを撮った。蝋細工のような花だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f6 1/640秒 215mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
5.干上がったかっぱ池
初夏にはハスが赤い花を咲かせるかっぱ池だが、ここのところの乾燥した気候ですっかり干上がってしまっていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f4 1/400秒 10mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
6.梅
かっぱ池の奥にある瓜久保に白梅と紅梅がある。紅梅の方はまだ3分咲きというところだったが、白梅の方はご覧の通り、良く咲いていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.2 1/640秒 27mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
7.モズ
モズかジョウビタキかどちらだろうかと思っていたが、n-shuheiさんに教えを乞うたところ、モズだろうとのことだった。舞岡公園ではあまり見ることができない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f6.3 1/320秒 236mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
8.ノスリ
きざはしの池まで戻ってきたら、大勢のカメラマンがある方向にレンズを向けておられる。何がいるのかじっと探すが、なかなか見つからない。やっと、20位先の高い木の枝に止まっている大きな鳥を見つけた。傍にいたかたに尋ねると、ノスリだそうだ。鵟と書く。タカの仲間だが、全長50~60cmとトビより小型である。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f6.5 1/125秒 258mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
9.アカバナマンサク
マンサクの花が咲くころになった。保土ヶ谷公園には黄色いマンサクの花が多いが、舞岡公園の古民家には赤いマンサクの花が咲く。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f4.5 1/400秒 14mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
10.ミツマタの花芽
三椏と書く。写真で分かるように3つに分かれた枝の先に黄色い花を咲かせる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f3.3 1/1000秒 4mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
11.マガモの夫婦
wikipediaによれば、冬鳥として渡来するマガモの繁殖期は4-8月で、繁殖期の♂は黄色のくちばし、緑色の頭、白い首輪、灰白色と黒褐色の胴体とあざやかな体色をしている。♀はくちばしが橙と黒で、ほぼ全身が黒褐色の地に黄褐色のふちどりがある羽毛におおわれる。非繁殖期のオスはメスとよく似た羽色(エクリプス)になるが、くちばしの黄色が残るので区別できるという。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/125秒 116mm ISO250 ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
12.コサギ
マガモの夫婦がいた古谷戸池には、コサギもいた。右足を水に入れて、かき回すようなしぐさをする。餌を探しているのだろう。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/200秒 90mm ISO250 ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。