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2022年2月 9日

保土ヶ谷公園 梅園のようす 2022年2月3日

2日前に舞岡公園へ行って、ウメの花が咲き始めているのを知った。ここのところ、オミクロン株の感染拡大で運動不足でもあるので、保土ヶ谷公園の梅園にでも行って見ようと、新しく手に入れたZ50を持って散歩に出かけた。
 梅園のウメは、特に「八重寒紅」と「八重野梅」という品種がそこそこ咲いていた。例年2月10日ごろに行くことが多いが、その頃には「道知辺」、「大湊」、「白加賀」、「幾夜の寝覚め」、「無類絞り」、などが咲いているが、この日は、まだ少し早かったようだ。その代わり、今まで咲いているのを見たことがなかった「養老」、「佐橋紅」、「白牡丹」がチラホラではあるが咲き始めていた。保土ケ谷公園は約40品種、約120本のウメがある、県内有数の梅の名所として知られているが、同じタイミングで40品種すべての花は見られない。

000_220203061 X700 保土ヶ谷公園 八重野梅 Z50 18-140.jpg
写真 ウメ開花 品種名 「八重野梅(ヤエヤバイ)」 2022年2月3日 横浜市 保土ヶ谷公園梅園

001_220203001 X800 保土ヶ谷公園 ハクセキレイ Z50 18-140.jpg 1.ハクセキレイ
保土ヶ谷公園の辻広場から下池、上池を歩いて、賑わい広場までいく。そこから右へ上がり、テニスコート脇の道へ出るたが、その手前に、上池への水を注ぐところがある。そこにハクセキレイがいた。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO110 ) 露出補正 なし
002_220203009 X800 保土ヶ谷公園 テニスコート脇 Z50 18-140.jpg 2.白い梅の花がチラホラと -1
テニスコートの脇を、ボールを打つ音とプレイヤーの嬌声を聞きながら、梅園へと歩く。右側に、上池から下池へのせせらぎ沿いの遊歩道が見える。ウメの木が数本あり、白い花を咲かせ始めていた。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 49mm ISO140 ) 露出補正 なし
003_220203010 X800 保土ヶ谷公園 テニスコート脇 Z50 18-140.jpg 3.白い梅の花がチラホラと -2
咲いている花はまだほんの僅かであり、固い蕾が沢山ついていた。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
004_220203016 X800 保土ヶ谷公園 梅園 Z50 養老 Z50 18-140.jpg 4.「養老」
梅園に入った。まだまだ咲いている花は少ないが、花を咲かせている木もある。これは「養老」という品種だ。「養老」は野梅(ヤバイと読む)系で、園芸品種だが、良い実の成る実梅だそうだ。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3  1/640秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
005_220203019 X800 保土ヶ谷公園 梅園 Z50 佐橋紅 Z50 18-140.jpg 5.「佐橋紅」 -1
ここで初めて「佐橋紅」の花を見た。「佐橋紅」は緋梅系の園芸品種。木に吊るされた札には、花は濃紅色一重で結実すると書かれていたが、八重のように見える。次回に訪れたときに咲いていたら確認してみる。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6  1/500秒 110mm ISO125 ) 露出補正 なし
006_220203021 X800 〇保土ヶ谷公園 梅園 Z50 佐橋紅 Z50 18-140.jpg 6.「佐橋紅」 -2
日当たりの良い、この枝だけが開花していた。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR プログラムオートで撮影  ( f6.3  1/500秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_220203029 X800 保土ヶ谷公園 梅園 Z50 桜鏡 Z50 18-140.jpg 7.「桜鏡」
豊後系の園芸品種で花は淡紅色の八重咲。日本のウメで最大の花を咲かせる品種のひとつだそうだ。wikipediaによれば、ウメは、野梅系、緋梅(紅梅)系、豊後系に大きく3系統に分類できるそうだ。また、ウメには500種以上の品種があるといわれている。近縁のアンズ、スモモと複雑に交雑しているため、主に花梅について園芸上は諸説の分類がある。実梅も同じ種であるので同様に分類できるという。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3  1/500秒 140mm ISO110 ) 露出補正 なし
008_220203034 X800 保土ヶ谷公園 梅園 Z50 白牡丹 Z50 18-140.jpg 8.「白牡丹」
「白牡丹」は豊後系の園芸品種だそうだ。アンズとの関わりが深い品種群。花は大ぶりで、淡紅色が多い。成長が良い。遅咲きが多い。八重咲で 明治時代の名花のひとつだそうだ。遅咲きのようである。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6  1/640秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_220203042 X800 保土ヶ谷公園 紅梅 Z50 18-140.jpg 9.「紅梅」 -1
この花が咲く幹には「紅梅」の札が掛けられていて、「ウメの園芸品種。花は紅~赤一色で一重や八重がある。枝の芯まで紅色に染まる。」と書かれていたが、「紅梅」というのは紅~赤の花が咲くウメの総称なのだろうか?

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6  1/500秒 105mm ISO125 ) 露出補正 なし
010_220203045 X800 〇保土ヶ谷公園 紅梅 Z50 18-140.jpg 10.「紅梅」 -2
NIKKOR 18-140mm は「なかなかいいな」と気に入っている。ボケも良い。開放で撮ることが多いが、周辺光量不足もほとんど感じさせない。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6  1/500秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_220203049 X800 〇保土ヶ谷公園 緑顎春日野 Z50 18-140.jpg 11.「緑顎春日野」
蕾が緑色である。まだ、一輪も咲いていなかったが、花は白色の中輪である。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f7.1  1/500秒 45mm ISO110 ) 露出補正 なし
012_220203051 X800 〇保土ヶ谷公園 八重寒紅 Z50 18-140.jpg 12.「八重寒紅」
「八重寒紅」は野梅系園芸品種である。花は紅色の八重咲で花弁が波打つ。正月用切り花にされるそうだ。いま、「八重野梅」とともに満開の一歩手前まで来ていた。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f7.1  1/500秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_220203057 X800 〇保土ヶ谷公園 八重野梅 Z50 18-140.jpg 13.「八重野梅」 -1
「野梅」はヤバイと読む。野生に近く、比較的早咲きの品種である。葉の展開に先立って花を咲かせる。野梅系・野梅性の白い八重咲きの大輪(花径30mmから40mm)である。八分咲きというところだった。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3  1/1600秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
014_220203058 X800 〇保土ヶ谷公園 八重野梅 Z50 18-140.jpg 14.「八重野梅」 -2
このレンズは望遠端の140mmで40cm迄寄れる。梅の花の大きさはシジミチョウくらいの大きさかと思うが、マクロ的にも使えそうだ。ボケもきれいだ。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3  1/1250秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
015_220203066 X800 保土ヶ谷公園 八重野梅と八重寒紅 Z50 18-140.jpg 15.「八重寒紅」と「八重野梅」 -1
梅園の東側には「八重寒紅」と「八重野梅」の木が数本づつあり、この時点では共に一番進んでいた。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f8  1/200秒 69mm ISO110 ) 露出補正 なし
016_220203069 X800 保土ヶ谷公園 八重野梅と八重寒紅 Z50 18-140.jpg 16.「八重寒紅」と「八重野梅」 -2
白を背景に紅色の花が際立つ。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f8  1/200秒 63mm ISO100 ) 露出補正 なし
017_220203068 X800 保土ヶ谷公園 八重野梅と八重寒紅 Z50 18-140.jpg 17.「八重寒紅」と「八重野梅」 -3
梅園の東側から北側を見る。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f7.1  1/200秒 28mm ISO110 ) 露出補正 なし
018_220203073 X800 〇保土ヶ谷公園 八重野梅と八重寒紅 Z50 18-140.jpg 18.「八重寒紅」と「八重野梅」 -4
梅園の南側から東側を見る。良く咲いているので、メジロでも来ないかと待ってみたが、チャンスは来なかった。来週にでももう一度来てみよう。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6  1/500秒 43mm ISO110 ) 露出補正 なし
019_220203077 X800 保土ヶ谷公園 ナンテン Z50 18-140.jpg 19.ナンテンの葉
噴水広場から駐車場へ入る道の両脇に、高さ1m弱の植木があり、赤い葉が見えた。ドウダンツツジかと思い近くへ行って見たが、違う。最近スマホに、植物の写真を撮ると、スマホが検索してくれて、その名称を教えてくれるというアプリケーション・ソフトをインストールした。そこで、この赤い葉を撮って検索すると「ナンテン」と結果が出てきた。その場でわかるので便利である。デジカメで撮った写真をパソコンのモニターに表示し、それをスマホのカメラで検索することもできるので、自宅に戻ってからでも出来る。ウメも品種が分かるかと試してみたが、「ウメ」としか結果は出なかった。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6  1/500秒 125mm ISO110 ) 露出補正 なし


2022年2月 5日

梅咲き始める舞岡公園 2月1日

2月1日、天気も良いし、風もない。思い立って舞岡公園へ行ってきた。
 クロマダラソテツシジミ観察記の途中だが、舞岡公園の状況を冷めないうちにアップしておきたい。
 「かっぱ池」の傍に咲くロウバイを見たいし、野鳥も見られるかもしれない。先日購入した Nikon Z50 と NIKKOR 18-140mm も試してみたかった。
 いつものように駐車場から南門へ行くと、門が閉められ、オミクロンかと思ったら、古民家の手前までの散策路が工事中で通行止めになっており、そこから園内に入ることが出来ない。工事中の立札には東門から入園して欲しいと書かれていた。仕方なく、けやき広場の手前まで戻って「ばらの丸の丘」の手前の東門から谷戸へ下りる。退出もここからになるので帰りの登りが辛いなと思いながら、谷戸の田んぼの入り口に出た。ここから田んぼに沿った畦道を歩き、古民家のところを散策路にあがった。
 「きざはしの池」には多くの野鳥ファンの方々がカメラを構えておられた。後で知ったのだがヤマキジがいた。アオジも撮ることが出来た。
 「かっぱ池」へ行き、ロウバイを撮って、来た道を戻る。途中アオジの雌がいた。
 古民家へ寄り、一休みしたあと、田んぼの反対側から東口への階段坂を上る。思ったより楽に登れた。
 新しいカメラは、APS-Cサイズのミラーレス機だが、その軽さは驚くほどだった。これなら、ネックストラップで首から掛けていても楽である。140mmまで延ばしても40cmまで近寄れるので、近寄って撮ることもできる。右手に SONY サイバーショット RX10M4 を持って二刀流だ。

000a_220201020t X700 〇舞岡公園 RX10M4.jpg
ヤマシギ 長い嘴を湿った地面に入れて餌を探し歩く 2022年2月1日 横浜市戸塚区 舞岡公園

000b_220201024t X700 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg
アオジ 雄 窪地の斜面を歩く 2022年2月1日 横浜市戸塚区 舞岡公園

001_220201004 X800 舞岡公園 Z50 18-140.jpg 1.南門は閉鎖
いつものように南門から入ろうとすると2月17日まで工事のため通行止めになっていた。給水管更新工事だそうだ。仕方なく来た道を戻って東口へ回る。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 24mm ISO400 ) 露出補正 なし
002_220201005 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg 2.ウメが開花
東口から入ると、南口から入る散策路の谷戸を挟んで反対側に下りて行く。何回か東口から入ったこともあるが、階段がある、ちょっと急な坂を下っていく。谷戸の田んぼに出たところに、木に小さな白い花が咲いていた。白梅だ。東京の梅も、この日(2月1日)に開花したと伝えられていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_220201007 X800 舞岡公園 Z50 18-140.jpg 3.野鳥愛好家
谷戸の畦道から古民家の前の散策路に上がれた。その少し先に「きざはしの池」があるが、いつものように野鳥愛好家の皆さんが並んでおられた。舞岡公園は野鳥が多いことで有名になっている。この時は、みなさんヤマシギを撮るのが目的のようだ。ここ「きざはしの池」は、水はないが湿地になっていて、そこにヤマシギが来る。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 28mm ISO125 ) 露出補正 なし
004_220201020 X800 〇舞岡公園 ヤマシギ RX10M4.jpg 4.ヤマシギ発見
私もその列に加わって、窪地に目を凝らす。簡単には見つけられない。ちょっとした動きを察知して、ファインダーで確認する。写真で見てお判りいただけると思うが、完全な保護色なのだ。いったん目を切ってしまうと、再度見つけるのも苦労する。ヤマシギを見たのは初めてだ。若干トリミングしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 なし
005_220201023 X800 〇舞岡公園 ヤマシギ RX10M4.jpg 5.ヤマシギ -1
顔をこちらに向けてくれた。10mくらい離れている。越冬中は日中に活動するという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
006_220201026 X800 ◎舞岡公園 アオジ RX10M4.jpg 6.アオジ 雄 -1
隣のかたのレンズが左側に振られた。何だろうと思って見ると、窪地の土手をスズメくらいの大きさの、一見緑色をした野鳥が歩いている。帰宅して調べてみたらアオジのようだ。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO1000 ) 露出補正 なし
007_220201029 X800 ◎舞岡公園 アオジ RX10M4.jpg 7.アオジ 雄 -2 2羽
アオジは2羽いた。共に雄のようであった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 102mm ISO800 ) 露出補正 なし
008_220201053 X800 ◎舞岡公園 アオジ RX10M4.jpg 8.アオジ 雄 -3
アオジがこちらに歩いてきた。シャッターチャンスを待つが、背景が雑然としてしまう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 219mm ISO640 ) 露出補正 なし
009_220201055 X800 〇舞岡公園 オオバン RX10M4.jpg 9.宮田池のオオバン
カワセミにでも会えないかと思い、谷戸を反対側に渡って、宮田池へ行って見た。池にオオバンが一羽いただけだった。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_220201034 X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 10.ロウバイ(蝋梅)
私の知る限り、舞岡公園でロウバイがあるのは、この「かっぱ池」しかない。小さな木が1本あるだけだ。今日はこのロウバイが見たかった。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/500秒 68mm ISO180 ) 露出補正 なし
011_220201063 X800 舞岡公園 ロウバイ RX10M4.jpg 11.ロウバイ -2
wikipediaによれば、「和名ロウバイの語源は、漢名の「蠟梅」の音読みとされ、由来について一説には、陰暦の12月にあたる朧月(ろうげつ)にウメの香りの花を咲かせるためだと言われている。「本草綱目」によれば、半透明でにぶいツヤのある花びらがまるで蝋細工のようであり、かつ臘月に咲くことにちなむという。」とあった。 半透明でにぶいツヤのある、レモンイエローの花びらに魅力を感じる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 46mm ISO125 ) 露出補正 なし
012_220201038 X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 12.ハクセキレイ -1
「かっぱ池」から「きざはしの池」へ戻る道筋に どこにでも見られるハクセキレイがいた。  ハクセキレイは世界中に広く分布するタイリクハクセキレイ(学名 Motacilla alba)の一亜種だそうだ。可愛い鳥だ。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO125 ) 露出補正 なし
013_220201042ts X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 13.ハクセキレイ -2
wikipediaによれば、「本種は都市部などの乾燥した環境にも適応しており、分布域の広がった近年では、コンビニの駐車場や駅のホームなどで、パン屑などの人間のこぼした食べ物を食べる様子も観察されている。 また郊外の工場などで小型の蛾を捕食することもある。壁面に留まっている蛾をホバリングして捕まえる。」と記されていた。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO500 ) 露出補正 なし
014_220201074 X800 ◎舞岡公園 アオジ♀ RX10M4.jpg 14.アオジ 雌 -1
遊歩道の北門の手前に来ると、スズメのような茶色い鳥がいた。肉眼では何という鳥か判別がつかない。帰宅してモニターで確認するとアオジの雌のようだ。先ほど見てきたアオジは腹が黄色くて全体を見ると緑に見えたが、ここで見たのは、羽の模様は同じだが色は違う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO640 ) 露出補正 なし
015_220201073 X800 △舞岡公園 アオジ♀ RX10M4.jpg 15.アオジ雌 -2
下を向いて、エサを探しながら散策路を横切っていく。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO640 ) 露出補正 なし
016_220201081 X800 ◎舞岡公園 ヤマシギ RX10M4.jpg 16.ヤマシギ -2
「きざはしの池」に戻ってきた。ヤマシギはまだいるようで、写真を撮っている人が多い。他の方々のレンズの方向を見て、ファインダーをのぞいて見る。やっと見つけた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO800 ) 露出補正 なし
017_220201097x X800 ◎舞岡公園 ヤマシギ RX10M4.jpg 17.ヤマシギ -3
長い嘴を土の中に入れて餌を探している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO800 ) 露出補正 なし
018_220201105t X808 舞岡公園 ヤマシギ RX10M4.jpg 18.ヤマシギ -4
トリミングして拡大している。嘴の周りには泥が付いている。嘴の感覚は非常に発達していて人間の指先のような感覚を持ち、採食をしているという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 84mm ISO500 ) 露出補正 なし
019_220201044 X800 〇舞岡公園 Z50 18-140.jpg 19.古民家 旧金子家の母屋
古民家へ寄った。母屋の縁側の軒下に吊るされた赤い唐辛子が印象的だった。株ごと引き抜いた唐辛子は、軒下などに吊るして乾燥させる。 数日経って表面にシワができ、振るとカラカラと音がするようになったら完成だそうだ。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 26mm ISO110 ) 露出補正 なし
020_220201046 X800 〇舞岡公園 Z50 18-140.jpg 20.フクジュソウ(福寿草)
古民家の中庭にフクジュソウが咲いていた。周りは落ち葉がいっぱいなのに、フクジュソウの花が咲くところだけは、掃いたようにきれいに土が現れている。インスタ映えのためか?ちょっと不自然で感心しない。

Nikon D50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO110 ) 露出補正 なし
021_220201114 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg 21.ウメ開花
東口に戻るため、谷戸の畦道に下りる。東口への坂道の登り口に白いウメの花が咲いていた。まだチラホラという咲き方だが、もうすぐ春だと思わせる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 84mm ISO500 ) 露出補正 なし


2020年3月20日

ギフチョウにはちょっと早すぎた 3月18日

3月13日に舞岡公園でトラフシジミの春型が発生したことを知って、今年はチョウの季節も随分と早そうだと思い、ギフチョウはどうかなと、3月18日、天気予報で快晴で気温も上がることを確認の上、毎年訪れるところへ行ってきた。
 結果は、さすがにちょっと早すぎたというところだった。私以外に3人のギフチョウ愛好家がこられていた。そのうちのお一人が山頂まで登られて、下りてこられていたが、山頂で1頭目撃され、スミレの花に来たところを撮影できたと話してくださった。私も以前はまず山頂へ上っていたが、登りがきつく、最近は遠慮している。山頂を目指して登っても、ギフチョウは枯れ枝に止まるか、地面に止まることが多く、せいぜい小さなタチスボスミレに吸蜜に来る程度なので、麓の花のあるところのほうが、マメザクラや、ミツバツツジにくるところを撮れるというのを言い訳にしている。
 この日目撃したチョウは、テングチョウ、キタテハ、ルリタテハ、ミヤマセセリ、スギタニルリシジミといったところだったが、撮影したのは至る所にいた越冬したテングチョウだけだった。 今春はもう一度ここへ来ることになるだろう。

  200318_001.jpg 1.落ち葉と枯草に紛れるテングチョウ
テングチョウだけはいっぱい飛んでいた。できるだけ傷んでいない個体に被写体になってもらう。枯草の上に止まっていると全くの保護色だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 193mm ISO100 ) 露出補正 なし
200318_002.jpg 2.梅の枝に止まるテングチョウ -1
梅の花はまだ残っていた。花の匂いは衰えているのだろうが、テングチョウが吸蜜に来ている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 62mm ISO250 ) 露出補正 なし
200318_003.jpg 3.梅の枝に止まるテングチョウ -2
前の写真と同じ個体である。寄ってマクロレンズで撮った。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4 1/500秒 90mm ISO160 ) 露出補正 なし
200318_004.jpg 4.オオイヌノフグリとテングチョウ -1
道端にはオオイヌノフグリが咲いている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
200318_005.jpg 5.テングチョウの顔
その名の通り鼻(下唇髭)が長い。眼が意外とかわいい。オオイヌノフグリも何か違った花のように見える。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4 1/1000秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
200318_006.jpg 6.オオイヌノフグリとテングチョウ -2
この個体はまだまだきれいだった。去年の6月ごろに生まれたとは思えない。 

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4 1/800秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
200318_007.jpg 7.梅の花に来たテングチョウ
梅の花に覆いかぶさるようにして吸蜜していた。擦れて鱗粉は落ちているが、傷みはほとんどない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 129mm ISO100 ) 露出補正 なし
200318_008.jpg 8.菜の花とテングチョウ -1
何かいないかと菜の花畑を眺めていたら、いたのはやはりテングチョウだった。この個体も比較的擦れていなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
200318_009.jpg 9.菜の花とテングチョウ -2
前の写真と同じ個体である。この日は越冬明けのテングチョウしか撮れなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし


2020年2月22日

梅にメジロ 保土ヶ谷公園 2月11日

良い天気だった。この日は暖かくなるという。じっとしてはいられなくなり、再び近くの保土ヶ谷公園に出かけた。2月1日に行ったときに1輪咲いていたカワヅザクラはどうなったか、まだ開花していなかった梅の品種は花を咲かせているだろうか、暖かいからチョウや鳥は出てくるだろうか、などと思いながら、まず、上池の近くに咲くカワヅザクラを見に行く。
 カワヅザクラはまだ一分咲きというところだった。暖冬で開花は早いかと思ったが、それほどでもなさそうだ。そこから、上池の奥にある花見台へ行ってみた。バス通りで停留所がある。梅が何本か咲いていたが、他に見るものはない。梅園へ下りていく。
 梅園は大分色濃く咲き揃ってきていた。2月1日には咲いていなかった「思いのまま」や「緑萼春日野」も咲き始めていた。
 ほぼ満開になっている白梅にメジロが来ていた。「梅にウグイス」という言葉はよく聞くが、梅の花に来たウグイスは見たことがない。メジロは梅にも桜にもよく来るし、良く似合う。「梅にウグイス」というのは実は間違いであり、梅に来るのはメジロで、正しくは「梅にメジロ」なのだということを耳にしたことがある。「梅にウグイス」という言葉を検索してみると、その意味は "取り合わせのよい二つのもの、よく似合って調和する二つのもののたとえ。" また、"梅に鶯(うぐいす)"とは、日本の詩歌や絵画における伝統的な"絵になる良い取り合わせ"、または"仲のよい間柄"のたとえと解説されていた。「梅にウグイス」という言葉は万葉の時代にさかのぼり、正しいとか間違いであるとかいうことではないのだ。美しい声で早春を告げるウグイスと、美しい花で春の訪れを知らせる梅の取り合わせであり、日本人の早春のイメージであり、理想であり、文化なのだという。しかし、私はその鳴き声はしばしば聴くが、ウグイスの姿を見たことがない。

1.カワヅザクラ -1
いつものように明神台でバスを下りて、公園の北口から左の方へ下りていく。下池から上池への散策路に数年前に植えられたカワヅザクラがあるが、今月1日に来たときは1輪だけ咲いていた。あれから10日経つが、咲いているだろうかと行ってみた。ご覧の通り三分咲きというところか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 140mm ISO160 ) 露出補正 なし
200211_001.jpg
2.カワヅザクラ -2
蕾が可愛い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 23mm ISO100 ) 露出補正 なし
200211_002.jpg
3.花見台のウメ
いつもは行かないところだが、上池からさらに上がっていくと、プールがあり、さらに上がるとバス通りに出る。花見台というバス停がある。ほぼ満開の八重の白梅がびっしりと花を付けていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 42mm ISO100 ) 露出補正 なし
200211_003.jpg
4.梅園
戻ってテニスコートのわきを通って梅園へ行った。10日前に来た時と比べ、八重寒紅はほぼ満開になり、その時は咲いていなかった品種も花を咲かせ始め、梅園は賑やかになってきていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 87mm ISO100 ) 露出補正 なし
200211_004.jpg
5.「道知辺」
10日前には咲いていなかった「道知辺」という品種の紅梅が花を咲かせていた。初めは淡紅色でそののち紫紅色に変わる一重咲きの大輪の花を咲かせるやや早咲きの梅だそうだ。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 17mm ISO100 ) 露出補正 なし
200211_005.jpg
6.ツグミ
何か動くものに気づき目を凝らしてみると、ツグミがいた。wikipediaによると、ツグミは夏季にシベリア中部や南部で繁殖し、冬季になると中国南部などへ南下し越冬する。日本では冬季に越冬のため飛来(冬鳥)する。和名は冬季に飛来した際に聞こえた鳴き声が夏季になると聞こえなくなる(口をつぐんでいると考えられた)ことに由来するという説があるそうだ。鳴き声は聞いたことがない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 210mm ISO125 ) 露出補正 なし
200211_006.jpg
7.「大湊」
「道知辺」に似ていたが、こちらは八重のようだった。この花の咲く木の幹に「大湊」の札がかかっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 210mm ISO125 ) 露出補正 なし
200211_007.jpg
8.「白加賀」
検索してみると「白加賀」は花より実梅として有名なようだ。関東地方に多く流通している青梅で、サイズは25~30g程度。果皮は淡黄緑色で、肉厚で緻密だそうだ。実の旬は6月中旬からで、用途としては梅干しや梅酒、梅シロップなどに向いている。江戸時代から栽培されていたようだが来歴は不明とのこと。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 14mm ISO100 ) 露出補正 なし
200211_008.jpg
9.「緑萼春日野」 -1
10日前に来たときはまだ蕾が固かった。この写真ではあまり顕著ではないが、ガクが緑色をした白梅だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 30mm ISO100 ) 露出補正 なし
200211_009.jpg
10.「緑萼春日野」 -2
よく見ると新しい枝は緑色をしている。他の梅の木と趣を異にする。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 30mm ISO100 ) 露出補正 なし
200211_010.jpg
11.「緑萼春日野」 -3
この写真ではガクが緑色なのが良くわかる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 13mm ISO100 ) 露出補正 なし
200211_011.jpg
12.「鹿児島紅」
前回来たときは、ほんの数輪しか咲いていなかったが、この日見た「鹿児島紅」はほぼ満開だった。濃い紅色の八重だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 45mm ISO100 ) 露出補正 なし
200211_012.jpg
13.「思いのまま」 -1
2月11日にはまだ蕾で、花はなかったが、この日は三分咲きほどに咲いていた。紅梅と白梅を一つの枝に咲かせているところを探した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 130mm ISO200 ) 露出補正 なし
200211_013.jpg
14.「思いのまま」 -2
なぜ同じ枝に紅と白の花を咲かせられるのだろうかと興味を抱いて、検索してみた。やはり突然変異が始まりのキメラ(同一の個体内に異なる遺伝情報を持つ細胞が混じっている状態や、そのような状態の個体のこと )で、嵌合体(かんごうたい)ともいい、「異質同体」なのだ。ウメのもとになったのは紅梅でアントシアンという色素の色なのだそうだ。この色素はいくつかの反応を順番に経て作られ、一つ一つの反応にはそれぞれ特有の酵素が必要であるが、遺伝子の突然変異で、変異が起きた細胞から分裂して増えた細胞も、すべて同じ変異を持った細胞になる。だから、変異が最近起きたばかりなら、1本の枝、それも枝先の方だけ白い花が咲くことになる。逆に、木の成長の極く初めに変異が起きれば、根元に近いところから枝ごとに、2色の花が咲き分けるパターンになりやすいという。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 208mm ISO100 ) 露出補正 なし
200211_014.jpg
15.白梅
八重の白梅が満開になっていた。木に札が付いていないので品種名が判らない。まだ蕾も残っているがびっしり花を付けていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
200211_015.jpg
16.メジロ -1
満開の白梅の枝がそっと揺れたので、その方を見るとメジロが来ていた。ウメの花は甘い香りがするし、花がいっぱい咲いているので身を隠すことが出来る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
200211_016.jpg
17.メジロ -2
目の周りが見事に白い輪になっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
200211_017.jpg
18.「紅梅」
木には「紅梅」という品種名の書かれた札がかけてあった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
200211_018.jpg
19.メジロ -3
wikipediaによれば、メジロは全長約12 cmで、スズメよりも小さい。翼開長は約18 cm。緑がかった背と暗褐色の羽を持ち、雌雄同色。東アジア(日本、中国、朝鮮半島、台湾、海南島)から東南アジア(ベトナム、タイ、フィリピン)にかけて分布する留鳥または漂鳥。日本では冬季の寒冷地を除く全国で、低地から山地にまで広く分布する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 198mm ISO100 ) 露出補正 なし
200211_019.jpg
20.メジロ -4
次の枝へ移動しようと身構えているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 198mm ISO100 ) 露出補正 なし
200211_020.jpg
21.メジロ -5
と思ったら、また首を伸ばして花の蜜を吸っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 800秒 198mm ISO100 ) 露出補正 なし
200211_021.jpg
22.ニホンズイセン
メジロの写真も撮れたし、帰路につく。いつも通り法性寺へと下りていくと、水仙の花が咲いていた。花びらが白く、花の中心が鮮やかな黄色で、葉が深い緑色という彩りを見て撮りたくなった。水仙にもいろいろと種類があるようだが、これは良く見かけるニホンズイセンだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1000秒 102mm ISO100 ) 露出補正 なし
200211_022.jpg
23.法性寺のウメと鐘楼
法性寺の境内にも何本かのウメの木がある。鐘楼の屋根を背景にしたが、ボケ過ぎてしまった。今日も気持ちの良い保土ヶ谷公園散策だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1000秒 102mm ISO100 ) 露出補正 なし
200211_023.jpg


SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixelsプログラムオートで撮影 ( f4 1000秒 102mm ISO100 ) 露出補正 なし

2020年2月 3日

保土ヶ谷公園 梅園 2月1日

梅雨のような雨の降る寒い日が続いて、しばらくカメラを持って外を歩いていないので、散歩がてら保土ヶ谷公園に行ってみた。3週間ほど前の1月13日に訪れた保土ヶ谷公園梅園の梅は、早咲きの梅が咲き始めたばかりだった。そろそろ、5分咲きくらいになっているのかと思っていってみたが、早咲きの「無類絞り」や「八重寒紅」が大分咲き進んでいるものの、全体としてはまだまだだった。
 保土ヶ谷公園の梅園は「かながわ花の名所100選」になっていて、毎年2月下旬には「梅まつり」が開催される。今年は2月22日(土)だそうだ。暖冬で開花時期がどうなるのかわからないが、「梅まつり」は毎年20日前後の土曜日に開催されている。
 この日は暖かい日だったので、メジロやツグミといった野鳥も見られるのではないか、キタテハやテングチョウも飛び出すのではないかと期待していたが、まだ、ちょっと早かったようだ。

1.「別角晩水」
1月13日に来たときは、まだ花は数輪しか咲いていなかったが、大分咲き進んでいる。被写界深度を深くしようと絞り優先(f16)で撮ってみた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 16mm ISO800 ) 露出補正 なし
200201001.jpg
2.「無類絞り」
同じく絞り優先でとった。焦点距離14mmで花に近寄って撮ったが、あまり絞り込んだ効果はないようだ。

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 14mm ISO1250 ) 露出補正 なし
200201002.jpg
3.「桜鏡」
1月13日に来た時には、この木はまだ一輪も咲いていなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 198mm ISO100 ) 露出補正 なし
200201003.jpg
4.老木?
ちなみに梅の品種は 500種以上あるといわれているが、ここ保土ヶ谷公園の梅園には約50種の120本の梅があるという。それぞれの木に品種が書かれたリングが巻かれていたが、とれてしまっている木も多い。梅の木は複雑な伸び方をするが、樹齢は何年くらいなのだろうか? インタネットで検索してみると、梅の寿命はせいぜい100~300年くらいで、100年くらいの樹齢になると幹内部に虚(空洞)が生じてくるという記述があった。ただ実を採る梅では、25年くらいで収穫が極端に落ちるらしい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 51mm ISO100 ) 露出補正 なし
200201004.jpg
5.日向ぼっこ
土曜日の正午過ぎだというのに、梅園を訪れている人は少なかった。若いお母さんと可愛い男の子と女の子が、日向ぼっこをしていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 53mm ISO100 ) 露出補正 なし
200201005.jpg
6.「八重寒紅」 -1
3週間前は数輪しか咲いていなかったが、さすが早咲きの「八重寒紅」はもう5分咲き以上だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 110mm ISO100 ) 露出補正 なし
200201006.jpg
7.紅梅と白梅
梅園の東側エリアには、この時期最も花を多くつけていた紅梅と白梅が数本並んでいた。紅梅は「八重寒紅」と思うが、白梅の品種はわからない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 35mm ISO100 ) 露出補正 なし
200201007.jpg
8.白梅と紅梅
この白梅の品種名は判らなかったが、豊潤に花を咲かせていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 35mm ISO640 ) 露出補正 なし
200201008.jpg
9.「緑萼春日野」
手前の蕾は開花時期が2月~3月というやや遅咲きの白梅「緑萼春日野」だ。名前の通り萼が緑色を帯びている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 39mm ISO100 ) 露出補正 なし
200201009.jpg
10.「八重寒紅」 -2
小さな枝にも可憐な花が咲く。

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 45mm ISO100 ) 露出補正 なし
200201010.jpg
11.「八重寒紅」 -3
青空を背景に咲く。梅は花を楽しむ花梅と実を採る実梅がある。実は梅干し、梅酒、また、ジャムや甘露梅やのし梅として食される。実梅の産地は全国に分布しているが日本国内では和歌山県で国内総収穫量の6割以上を占める寡占状態が続いているそうだ。高野山へ行くと南高梅をお土産にする。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 26mm ISO1250 ) 露出補正 なし
200201011.jpg
12.「鹿児島紅」
「鹿児島紅」 はやや遅咲きの品種で、紅梅の代表格で、濃紅色の艶やかな品種である。 花は濃い紅色の中輪花で八重咲きである。ウメは近縁のアンズ、スモモと複雑に交雑しているため、花梅については園芸上は諸説の分類がある。実梅も同じ種であるので同様に分類できるが、実梅の分類は一般には用いられない。梅は、野梅系、緋梅系、豊後系に大きく3系統に分類されるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 45mm ISO2000 ) 露出補正 なし
200201012.jpg
13.「思いのまま」
「思いのまま」 という品種名のリングの付いた木は、まだ蕾だった。「思いのまま」は、野梅系の遅咲き品種だそうだ。別名「輪違い(りんちがい)」という。中輪八重咲きで、紅と白、絞りなどを1本で咲き分ける。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO200 ) 露出補正 なし
200201013.jpg
14.カワヅザクラ 1輪
1月13日に来た時、池の傍に植えられているカワズザクラの葉はすっかり落ちてしまっていて、最後の1葉が枝にしがみついていた。この日、たった1輪だけだったが開花していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
200201014.jpg
15.カワヅザクラ 蕾
そのカワヅザクラの木はいっぱい蕾を付けていた。ここは日当たりの良い場所だ。来週は良い天気が続くという。春はもうすぐだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 117mm ISO100 ) 露出補正 なし
200201015.jpg


2019年3月12日

快晴! 保土ヶ谷公園散策 3月8日

前日の3月7日は本厚木カントリー倶楽部というところでゴルフだったが、1日中雨に降られ、びしょ濡れになってしまった。ところが翌日の3月8日は、朝から快晴になった。最近の天気予報は本当によく的中する。保土ヶ谷公園の梅園の梅はまだ咲いていると思うし、カワヅザクラも満開と思う。花を啄むメジロも撮りたいと思い、昼前に出かけた。
 桜に比べると梅の花は咲いている期間が長い。しかし、花をつけている木はさすがに少なくなってきている。その中で「思いのまま」は見ごろだし、「緑蕚春日野」という品種はまだ沢山蕾をつけていた。  数年前に上池と下池の間に植えられたカワズザクラは今が満開だ。残念ながら、鳥はヒヨドリだけで、メジロはやってこなかった。
 普段はプログラムオートを常用しているが、この日は、F16 に絞り込んで、近くと遠くの両方にピントがどの程度合うのか試してみた。プログラムオートでも焦点距離9mm(広角端)で花に近寄って撮ると、遠景も形がわかる程度に撮れるし、逆に F16 に絞り込むと、全体にピントが合ったように見えるが、近接した花の解像が悪くなる。花に来た蝶や、路上にとまった蝶を、9mm 広角で被写体に 5~10cm に近づいて、周囲の環境を入れて撮る場合は、プログラムオートでよいのではないかと思った。
 もう一つ、従来は JPEG のみで撮っていたが、この日は RAW+JPEG で撮ってみた。RAW の1画像ファイルは約20MB 、JPEG のファイルは 5~10MB になった。RAWの現像には SonyのImaging Edge(Remote/Viewer/Edit) を使ってみた。

1.保土ヶ谷公園 梅園
梅園にはまだ梅の花が咲いていた。この日は少し風はあったが、気持ちの良い快晴だった。ベンチに座る夫婦や子供連れの姿が見える。絞り優先で f16 にして、手前の梅に花にピントを合わせて撮った。奥までピントは合っているようだが、肝心の手前の梅の花が今一つシャープではない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 23mm ISO1250 ) 露出補正 なし
190308_001.jpg
2.「思いのまま」 -1
先月の初めに行ったときは、まだ咲いていなかった。同じ木に紅白の花をつける。このショットも f16 で撮ったが、フォーカスした手前の白い花にピントが合った。逆に奥の紅い花がシャープでない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 23mm ISO1250 ) 露出補正 なし
190308_002.jpg
3.「思いのまま」 -2
この写真を見ると同じ枝から白い花と紅い花が咲いているのがよくわかる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 24mm ISO100 ) 露出補正 なし
190308_003.jpg
4.「緑萼春日野」
先月初めに行ったときには、この品種は全く花が咲いていなかった。その名前のとおり、萼も、細い枝も緑がかっている。これはいつものとおりプログラムオートで撮った。絞り値は f4 なっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 24mm ISO100 ) 露出補正 なし
190308_004.jpg
5.老木
見たところ老木に見えるが、その幹から細い枝が伸びて、花を咲かせている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 34mm ISO1000 ) 露出補正 なし
190308_005.jpg
6.梅園全景
ご覧のとおり、それほど広い梅園ではない。それでも約50品種、約120本の梅がある。この画はプログラムオート(f4)で撮っている。焦点距離が 10mm(35mm版換算で27mm程度)くらいであると、全体にシャープに撮れる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 10mm ISO100 ) 露出補正 なし
190308_006.jpg
7.河津桜 -1
上池から下池へのせせらぎ沿いに植えられたカワヅザクラが満開だった。この場面ではプログラムオートで撮ったほうがよかった。ASA100で十分シャープな写真が撮れたと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 9mm ISO1250 ) 露出補正 なし
190308_007.jpg
8.河津桜 -2
蕾が全部開いた満開である。葉も少し出てきている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 16mm ISO100 ) 露出補正 なし
190308_008.jpg
9.河津桜 -3
まだ花びらはほとんど落ちていない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 10mm ISO100 ) 露出補正 なし
190308_009.jpg
10.サンシュユ
上池の少し先、花見台の近くまで行くと、これも最近植えられたのだろう、サンシュユ(山茱萸)の木があり、花が咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 41mm ISO100 ) 露出補正 なし
190308_010.jpg
11.ロウバイ -1
ロウバイの花がまだ残っていた。調べてみると、開花時期は、12/25 ~ 翌3/15頃とあった。花の内側が赤い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 39mm ISO100 ) 露出補正 なし
190308_011.jpg
12.ロウバイ -2
背景をシャープにと思い、絞り優先 f16 で撮った。焦点距離30mm(35mm版換算80mm)で、花から 1m ほどの距離で撮ると、f16 でも、被写界深度は浅くなる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 30mm ISO800 ) 露出補正 なし
190308_012.jpg
13.桃色雪柳(フジノピンク)
ユキヤナギは白い細長い房のような花という印象だが、近くによってみると、きれいな5弁花である。バラ科シモツケ属の園芸種のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 19mm ISO160 ) 露出補正 なし
190308_013.jpg
14.河津桜 -4
帰り際に今一度、青空をバックに、枝の先までびっしり花をつけたカワヅザクラを見る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
190308_014.jpg
15.トサミズキ
明神台のバス停の近くには、今年もトサミズキが咲いていた。この季節は鮮やかな黄色の花が多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f16 1/500秒 20mm ISO800 ) 露出補正 なし
190308_015.jpg
16.ヒヨドリ
天気が良いので、ウメか、カワヅザクラにメジロが来ていないか、運が良ければ上池でカワセミに会えないかと期待していたのだが、この日はヒヨドリだけだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/800秒 198mm ISO100 ) 露出補正 なし
190308_016.jpg
17.ハーデンベルギア
胡蝶蘭を小さくしたような、かわいい花が連なって咲いていた。マメ科の植物ということはすぐに分かったが、名前がわからない。後で調べたところ、ハーデンベルギアという花だった。つる性でオーストラリア、タスマニアに3種程度が分布するという。花の色は紫やピンクもあり、「小町藤」とも呼ばれる。背景に法性寺の鐘楼を入れて撮ろうとしたが、角度が取れなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
190308_017.jpg
18.春の日差し
法性寺の山門を出て参道である階段を下りながら、振り返ると、春の日差しがまぶしかった。まともに太陽を撮ってみた。もっと暗く撮れてしまうかと思ったが、絞り優先オートで露出補正なしできれいな空の色になった。法性寺は、日蓮宗寺院で山号は光榮山という。芝生村の人齋藤忠兵衞が開基檀那となり、法性院日在(元和7年寂)が元和2年(1616年)に開山したと言われている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
190308_018.jpg


2018年2月 7日

蝶 自選年間ベスト10 (​13) 2015年

2015年は南の蝶を撮る機会が2度あった。1月には2度目のバリ島旅行をした。もちろん純粋な撮影旅行ではないが、2013年に初めてバリ島を訪れた時とほぼ時期的には変わらいものの、その時に撮った蝶と違う種も多く撮ることができた。
  もう一つは、3月に石垣島、竹富島へ行ったことだ。これは蝶の撮影を目的とした一人旅だったが、あいにく天候が悪く、気温も20℃にならないというコンディションだった。目的はミカドアゲハ、コノハチョウだったが、コノハチョウは飛んでくれなかったもののミカドアゲハは最初に現れた個体をただ一度のシャッターチャンスで何とか仕留めた。天候が悪く、期待した多くの蝶に会うことができなかったのが残念であった。次回来ることができるならば10月の終わりか11月に訪れたいと思う。
  夏には、湯の丸へ行き、烏帽子岳にも登った。八島が原湿原にも行った。近場では相変わらず、相模原市のギフチョウを撮り、横浜市の舞岡公園では平地産ゼフィルスをはじめ四季の蝶を撮リ歩き、文京区の小石川植物園ではナノハナに集うツマキチョウに楽しませてもらった。
 2013年秋からFINEPIX HS50EXR​という35mm版換算で24mm~​1000mmというコンデジを使っていた。撮像素子が小さく画質は期待できないものの、サブカメラとして愛用していた。首にNikon D5300を掛け、右手にハンド・ストラップでこのHS50EXRを持ち歩いていて、広角端でのマクロ撮影や、離れたところに止っている蝶を撮るのに重宝していた。そこえ、今はもう古くなってしまったが、NikonからCOOLPIX P610という​24mm~​​1440mm(35㎜版換算)というのが発売された。しばらく様子を見ていたが、HS50EXR​のマクロ切り替え動作などが少々鈍くなったので、これに買い替えた。​​手振れ補正機能が良く出来ていて、望遠端でとっても何とか止まっている。しかもCOOLPIX​ ​ P610​はHS50EXR​より一回り小さい。​​HS50EXR​と同じように使っている。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ルリモンジャノメ♀ 2015年1月11日 バリ島
ウブドで泊まったホテルの敷地は広かった。ウブドの街に出掛ける前の小一時間、このホテルの敷地内で蝶の影を追った。バリ島でルリモンジャノメは見慣れた蝶だが、大きな白い紋のある蝶が飛んだので何かと思ったところルリモンジャノメの♀だった。開翅はしてくれない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/250秒 140mm ISO250 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.ウスイロコノマチョウ 2015年1月12日 バリ島
日本に帰る日だったが、夕方の飛行機だったので、午前中かみさんと娘たち夫婦はウブドの街へまた行ってくるという。私はホテルに残って、昨日と同じところで蝶を探した。小さなスコールがきて、雨宿りをしていたら、雨がやむと同時にこの蝶が飛来した。初めて見るウスイロコノマチョウだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5 1/​120秒 ​89​mm ISO​4​00 ) 露出補正 ​-0.3段​
;クリックすると大きな写真になります。 3.ミカドアゲハ 2015年3月9日 石垣島真栄里林道
憧れのミカドアゲハに初めて会えた。これはその最初にシャッターを切ったショットだ。ほんの少しだけ陽の光が差し込んだ時だった。​D5300に持ち替えて撮る余裕はなかった。この時期​「コールデンミカド​」と呼ばれる裏面が金色に輝く​ミカドアゲハが現れるとのことだが、この個体はそこまではいかなかったようだ。このあと、ミカドアゲハを撮影できるチャンスはなかった。 ​

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f5 1/​640秒 ​47mm ISO​640 ) 露出補正 ​-0.3段​
;クリックすると大きな写真になります。 4.アサギマダラ♂​ 2015年3月9日 石垣島真栄里林道
石垣島ではアサギマダラがとても多かった。気温が低く、蝶の個体数は少ないのにアサギマダラだけ目立って多かった。暖かくなるにつれ北へ移動を始めるのだろう。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(f5​.6​ 1/​320秒 ​144mm ISO​400 ) 露出補正 ​-0.3段​
;クリックすると大きな写真になります。 5.アオスジアゲハ 2015年3月11日 バンナ公園
曇っていて​気温も低い。バンナ公園の北口に車を停めて石垣ダムの方へ橋を渡っていくとリュウキュウアセビ​​が咲いていた。見た目はこちらで見るアセビと区別がつかない。そこえアオスジアゲハがやってきた。ミカドアゲハならもっと嬉しいのだが。​

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR​​
絞り優先オートで撮影 (f5.6 1/400秒 116mm ISO200)露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ギフチョウ 2015年3月31日 神奈川県相模原市
この年も2004年から毎年訪れているところへギフチョウの写真を撮りに行った。ギフチョウの個体数も比較的多かったが、カメラを持った愛好者の方々も​20名近くはおられたと思う。蝶に近寄って撮ることもはばかられる。ここでは毎年花の咲く時期が少しずつずれて、今年はまだ白い梅の花が満開だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels​​
プログラムオートで撮影(f​6.4​ 1/​850秒 ​185mm ISO​100 )露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.モンシロチョウの塊 2015年4月16日 小石川植物園
暖かい春の好日だった。ナノハナの咲く小石川植物園のくさはらでモンシロチョウが5頭塊になって飛んでいた。さすがにこの塊の中にツマキチョウは混じらない。 ​

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影(f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.ツマキチョウの求愛​ 2015年4月16日 小石川植物園
​ナノハナに産卵しようとしている♀に、♂が求愛している。可憐な蝶だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影(f5.6 1/​8​00秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.ギンイチモンジセセリ 2015年4月​28​日​ 多摩川河川敷
京王線の聖蹟桜ヶ丘から南武線の南多摩まで多摩川河川敷を歩く。午前中はなかなか止まってくれないが、昼ごろになるとハルジオンの花に来て吸蜜している。表翅はブラックコーヒーのような色をしているが、なかなか開いて見せてくれない。飛んでいる時は速くて追えないので、翅表を撮るには、花から飛び立つ瞬間を狙わなくてはならないが、この時は叶わなかった。​ ​

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f​5​ 1/​900秒 ​4mm ISO​100 ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.ウスバシロチョウ 求愛 2015年​5​月​11​日​ 南足柄夕日の滝
正午を過ぎてウスバシロチョウが活発に活動するようになった。飛翔する個体数も増えてくる。この日はこのような求愛シーンを何回か目撃した。このペアは残念ながらしばらくして離れてしまった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影(f5.6 1/​16​00秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補1.ミヤマモンキチョウ♀ ​2015年​7​月​21​日​ 湯の丸高原
ミヤマモンキチョウとミヤマシロチョウを撮りたくて、日帰りで、マイカーで​、​湯の丸高原へ出かけた。​湯の丸キャンプ場への入り口には、「ミヤマシロチョウ、ミヤマモンキチョウ、ベニヒカゲ 捕獲禁止」の看板が出ている。ミヤマモンキチョウは標高の比較的高いところで舞っていた。少し時期的に遅いのか♀が多い。モンキチョウの♂がハクサンフウロで吸蜜するミヤマモンキチョウの♀にアプローチしていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(f5.6 1/​40​0秒 ​161​​mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補2.ミヤマシロチョウとコオニユリ 2015年​7​月​21​日​ 湯の丸高原
ミヤマシロチョウは少なかった。この年は特に発生が少なかったようだ。​2度ミヤマシロチョウに会えたが、最初の個体は羽化不全で翅が異常だった。これはその後、ミヤマモンキチョウを撮った後の帰路で、ラッキーにもコオニユリに吸蜜に来た個体だ。翅がうすい浅黄色に透けたように見えるところは多分♀だと思う。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/250秒​ ​100mm ISO560 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。 補3.ゴイシシジミ 2015年​7​月​21​日​ 湯の丸高原
湯の丸高原キャンプ場から地蔵峠へ戻るところに、ちらちらと小さな蝶が何頭か飛んでいた。近づいてみるとゴイシシジミだった。最近ではすっかり見ることが少なくなった蝶だ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/250秒​ ​140mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。 補4.コヒョウモンモドキ ​2015年7月27日 ​長野県八島が原湿原
この時期、蓼科と美ヶ原の間にある八島湿原ではヒョウモン蝶達が多い。しかし、大型のヒョウモンはギンボシ、ミドリ、ウラギン、オオウラギンスジで小さめのヒョウモンはヒョウモンチョウしか会ったことがなかった。遠くのノリウツギの花に止った小型のヒョウモンをP610のファインダーで覗いたらコヒョウモンモドキだった。この蝶も最近、夏の信州の高原で見ることが少なくなった。手振れ防止機能がよく効いてくれている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f6 1/​40​0秒 ​215mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補5.会議中のコヒョウモン ​2015年7月27日 長野県八島が原湿原
ヨツバヒヨドリの花にコ​​ヒョウモンが集まって吸蜜していた。何やらランチョン・ミーティング​をしているようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f6 1/​250秒 ​108mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補6.アカボシゴマダラと柿の実 2015年9月12日 横浜市舞岡公園
水車小屋の近くに何本かの柿の木があるが、良く実を付けて熟れていた。甘い匂いに誘われてかアカボシゴマダラが数頭飛び回っている。アカボシゴマダラに混じって、コムラサキとゴマダラチョウもいた。

  Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(f5.6 1/​800秒 ​116mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補7.アカボシゴマダラ♀ 2015年9月12日 横浜市舞岡公園
このアカボシゴマダラも柿の実で吸汁していたが、満足したのか、下りてきて木の幹に止った。大きい♀だった。

  Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5 1/500秒​ ​75mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。 補8.キアゲハと彼岸花 2015年9月21日 埼玉県日高市巾着田
日帰りバスツアーで彼岸花の名所である巾着田へ行った。彼岸花は満開で、観光バスもたくさん来ていた。びっしりと花が付いた巾着田の群落の周りの遊歩道を大勢の見物客がぞろぞろと歩く。そんな環境の中でひときわ鮮やかなキアゲハが吸蜜していた。少々蝶まで距離があるのでP610の望遠で狙うが、花から花へ動き回り捉えにくかった。トリミングしている。

  Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(f5.6 1/​125秒 ​116mm ISO180 ) 露出補正 なし