検索結果: Studio YAMAKO

Studio YAMAKOで“カルガモ”タグの付いているブログ記事

2024年4月 5日

舞岡公園 春の訪れ 2024年3月13日 横浜市戸塚区

一昨年の12月にWeb上で開催された日本チョウ類保全協会の「企画展・チョウの写真展 チョウが消えていく」に、わたくしが舞岡公園で撮った写真「向日葵のモンキチョウ」を応募したところ、取り上げていただいた。そしてその年の暮れに、日本蝶類保全協会のWeb写真出展者及び会員との、写真の披露と忘年会がZOOMによるオンラインで開催され恐る恐る参加したが、そのときに舞岡で「写真展 生き物たち」を主催されている「舞岡深蝶団」のGさんとお話ができた。今年も3月にそのGさんから、「第9回 写真展 生き物たち」のご案内のはがきをいただいていた。
 3月13日にその「第9回 写真展 生き物たち」を見にいこうと舞岡公園に出かけた。駐車場からはいつも歩く舞岡公園の中を通って、横浜市営地下鉄の舞岡駅への道を行くと、会場である舞岡ふるさと村「虹の家」がある。  道々、舞岡公園の早春を撮っていったが、この日は暖かくキタテハが飛ぶ姿も見た。

000_240313062tm X700 ◎舞岡公園 アオジ RX10M4.jpg
瓜久保の家の入口近くにいたアオジ 2024年3月13日 横浜市戸塚区舞岡公園

001_240313001 X900 舞岡公園 ユズリハ RX10M4.jpg 1.ユズリハ(楪・交譲木・譲葉・杠)の新芽
駐車場からけやき広場を抜けて道路に架かる橋を渡って南門へと歩いていくと、新芽の葉柄が赤紫色をした、特徴のある3mほどの高さの木があった。PictureThisで検索するとユズリハという常緑樹だった。ユズリハという和名は、春に枝先に若葉が出たあと、前年の葉がそれに譲るように落葉することに由来するそうだ。赤紫色の新芽が目をひいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 146mm ISO1250 )
002_240313006 X900 〇ヒイラギナンテン 舞岡公園 RX10M4.jpg 2.ヒイラギナンテン(柊南天)の花
葉がナンテンのように複葉で、ヒイラギのようなトゲがあることや、果実のつき方がナンテンに似ていることに由来する名前。だが、ヒイラギの仲間でもナンテンの仲間でもないそうだ。秋になると黒紫色に熟した白い粉を被った実をよく見かける。春はこんな黄色い花が咲くのだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO400 )
003_240313010 X900 〇舞岡公園 アセビ RX10M4.jpg 3.アセビ(馬酔木)の蕾
早春になると枝先に10 cmほどの房になった円錐花序を垂らす。写真は蕾でこれから白い壷状の花を多数咲かせる。この花はチョウの好きな花でもある。ギフチョウなども吸蜜に来るし、越冬したルリタテハもこの花でよく見かける。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/2000秒 18mm ISO320 )
004_240313013 X900 〇舞岡公園 トウレンゲツツジ RX10M4.jpg 4.これは何?
まっすぐ柄が伸びてその先に芽鱗のようなものが付いている。PictureThis で検索してみたが、検索するたびに違う種が出てくる。レンゲツツジ、アメリカテマリシモツケ、バッコヤナギ、ウマスギゴケなどが提示され、逆にそれらの画像を検索してみたが、マッチするものは現れなかった。次回、行ったときに成長した様を見てみたい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.4 1/2000秒 9mm ISO400 )
005_240313015 X900 〇舞岡公園 アオキ RX10M4.jpg 5.アオキ(青木)の新芽
日本原産。もうすぐ褐色を帯びた紫色の花が咲く。関東以西の海岸近くにある樹林に多く自生するが、身近な雑木林にも見られる。最も日陰に強い植物として知られ、家の北側やビルの谷間など条件の悪い場所の植栽にも使われる。蕾や新芽は天ぷら、おひたしとして食用されるそうだ。冬の間ついている俵形の赤い果実が美しい。舞岡公園でもよくみられる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 39mm ISO400 )
006_240313018 X900 舞岡公園 サンシュユ  RX10M4.jpg 6.サンシュユ(山茱萸)
谷戸に1本の黄色い花が咲いている木があった。マンサクかなと思ったが、サンシュユであった。wikipediaによれば、サンシュユという和名は中国植物名「山茱萸」が音読みとなり、そのまま和名になっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/2000秒 25mm ISO320 )
007_240313022 X900 〇舞岡公園 サンシュユ  RX10M4.jpg 7.サンシュユの花
日本名の別名ハルコガネバナ(春黄金花)は、早春、葉がつく前に木一面に黄色の花をつけることからついた呼び名で、日本植物学者の牧野富太郎さんが山茱萸に対する呼び名として提唱したものであるという。果実は10月中旬 - 11月に赤く熟し、グミの果実に似ている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 196mm ISO400 )
008_240313039 X900 ◎舞岡公園 ヤマシギ RX10M4.jpg 8.ヤマシギ(山鷸、山鴫) -1
きざはしの池の前で数人の方が三脚を立てて撮影されていた。一人の年配の女性に「何がいますか」と訊ねると、「ヤマシギです」と指でその方向を教えて下さった。だが、見つけられない。やっと見つけた。20mくらい先で、枯葉、枯草と保護色になって判り難かった。肉眼では判別できず、ズームを35㎜版相当600mにして、ファインダーでやっとヤマシギと判った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO200 )
009_240313035tm X900 ◎舞岡公園 ヤマシギ RX10M4.jpg 9.ヤマシギ -2
長いくちばしを地面に入れて食餌を探しているようだ。土にくちばしを差しこんで、地中のミミズなどの小動物を捕食するという。トリミングした。wikipediaによれば、ヤマシギは狩猟鳥に指定されており、狩猟の対象種である。また食用としても好まれる。しかし、地域によっては、ヤマシギが希少種となっているところもあり、狩猟鳥指定には批判的な声もあるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO500 )
010_240313044 X900 〇舞岡公園 ユキヤマギ RX10M4.jpg 10.ユキヤナギ(雪柳)
和名の由来は見ての通りだ。ヤナギのようにしだれる枝に白い小さな花が咲き乱れる様子を雪に見立てて「雪柳」の名がついた。小枝全体に群がるように咲いていく一つ一つの白い花が可愛い。今春は咲くのが少し遅いのではないかと思っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/2000秒 9mm ISO100 )
011_240313051 X900 ◎舞岡公園 アオジ RX10M4.jpg 11.アオジ(青鵐、蒿鵐、蒿雀) -1
瓜久保の家の門を入ろうとしたところでバサバサという音がしてスズメが飛び出した。少し飛んですぐまた、地面に止まった。スズメかと思ったのはアオジだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO1250 )
012_240313058 X900 ▲舞岡公園 アオジ 捕食 RX10M4.jpg 12.アオジ -2
和名のアオは緑も含めた古い意味での青の意だそうで♂の色彩に由来するという。青には見えないが腹の黄色が緑に見える。この個体は嘴の下が黒いので♂のようだ。地面で何かを見つけて咥えたようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO3200 )
013_240313069t X900 ◎舞岡公園 アオジ カラタチ RX10M4.jpg 13.アオジ -3
2mくらいのところまで近づいてきたが、飛び立ってカラタチの枝に止まった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO640 )
014_240313073 X900 〇舞岡公園 ミツマタ RX10M4.jpg 14.ミツマタ(三椏)
瓜久保の家の縁側に座って一休みしたのち、「第9回 写真展 生き物たち」の会場の「虹の家」へ向かった。「舞岡町小川アメニティ」を歩いていく。途中、ミツマタの黄色い花が咲いていた。この時期はサンシュユ、マンサクなど黄色い花が多いように思う。ChatGPTに聞いてみたところ、1.花粉媒介者への誘引: 特に春は、花粉媒介者(虫や鳥)が活発になる時期であり、黄色い花は彼らを誘引しやすい色彩を持っているとされている。2.視認性の向上: 春にはまだ新緑が生い茂っていないため、木々の花が目立つようにする必要があり、黄色い花は、背景との対比がはっきりして目立ちやすい色である。3.温暖化と適応: 温暖化の進行により、春の気温が上昇し、黄色い花の植物が増えた可能性も考えられる。といったことが可能性として挙げられた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 58mm ISO200 )
015_240313075 X900 〇舞岡公園 オウバイソケイ RX10M4.jpg 15.オウバイソケイ(黄梅素馨)
また、黄色い花が咲いていた。PictureThisの解説によれば、英名は「ジャパニーズジャスミン」であるが中国原産で、ジャスミンのような香りはない。日本には明治時代に渡来した。別名をウンナンソケイという。オウバイに似ている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 220mm ISO500 )
016_240313078 X900 〇舞岡公園 サクラ RX10M4.jpg 16.早咲きの桜
民家の庭にほぼ満開の桜が咲いていた。何という品種の桜かわからない。またまたChatGPTで「淡いピンクの小さな花を咲かせ3月中旬ごろに満開になる早咲きの桜の品種を教えてください」と聞いてみたところ、「そのような特徴を持つ早咲きの桜の品種として、「乙女桜(おとめざくら)」があります。乙女桜は、淡いピンク色の小さな花を持ち、通常、3月中旬に満開になります。この品種は、日本の桜の中でも比較的早咲きであり、華やかな花を楽しむことができます。」という回答があった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 218mm ISO320 )
017_240313081 X900 〇舞岡公園 ヤブツバキ RX10M4.jpg 17.八重咲のヤブツバキ
あまり見たことのないまっかな二重のヤブツバキが咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 94mm ISO640 )
018_240313083 X900 〇舞岡公園 サラサモクレン RX10M4.jpg 18.サラサモクレン?の蕾
PictureThisで検索するとサラサモクレンと出てきた。サラサモクレン(更紗木蓮)は、シモクレンとハクモクレンの交雑種で、紫が薄まり、外がピンクで内側が白といった可愛らしいカラーリングのモクレンという。私にはこの蕾を見て調べてみてもサラサモクレンかハクモクレンかは判らなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 155mm ISO200 )
019_240313150 X900 舞岡公園 舞岡深蝶団 G7X.jpg 19.「第9回 写真展 生き物たち」 -1
 瓜久保の家から花の写真を撮りながら20分ほど歩いて「第9回 写真展 生き物たち」の会場である。「虹の家」に着いた。Gさんが会場に詰めておられ、1年ぶりに再会しお話をした。Gさんは、日本自然科学写真協会(SSP)会員で2019年にSSP大賞を受賞されている。今回出展されていた「チョウゲンボウに睨まれた」と題された写真が素晴らしかった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO500 )
020_240313129t X900 舞岡公園 舞岡深蝶団 G7X.jpg 20.「第9回 写真展 生き物たち」 -2
蝶の写真では、T.Y. さんが出展されていた一連の OlympusのOMシリーズのプロキャプター機能で撮影されたと思われる連続・合成写真に見入ってしまった。私もこんな写真を撮ってみたい。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO800 )
021_240313102 X900 〇舞岡公園 カルガモ RX10M4.jpg 21.かっぱ池のカルガモ
前回は電車とバスを利用して来たので、帰りは「虹の家」からは横浜市営地下鉄の舞岡駅へ歩いたが、この日はマイカーで来ていたので、駐車場まで戻らなくてはならない。途中、何か野鳥はいないかと瓜久保のかっぱ池まで行ってみた。特に成果はなかったが、カルガモが池で風を凌いでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 51mm ISO1000 )
022_240313109 X900 〇舞岡公園 金子家のひな人形 RX10M4.jpg 22.旧金子家のひな壇
古民家まで戻ってきた。金子家の母屋には、ひな壇がまだ残されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/100秒 48mm ISO3200 )
023_240313129 X900 〇舞岡公園 アオサギ RX10M4.jpg 23.田んぼのアオサギ
田んぼに向けて三脚を立てカメラを向けている方がいた。田んぼの向こう側なので距離はあったが、アオサギは大きい。田んぼの水に姿を落としていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/2000秒 180mm ISO400 )

2023年3月15日

野鳥と梅 保土ヶ谷公園 2023年月27日

前々日の2月25日(土)は梅まつりだった。さすがに人出が多く、メジロも梅に来なかったので、この日、改めて保土ヶ谷公園に出かけた。
 バス通りから下池へ下りて、河津桜を撮りながら何気なく上の方を眺めると何か木の上に何か大きな鳥が止まっているようだ。あとで調べてみるとハイタカだった。初めて見た野鳥だった。そこから梅園へ上がる。今シーズンまだ撮っていない梅の品種を撮っていく。梅園の北東側に咲く八重野梅のところへ行くと複数のメジロがやってきていた。シジュウカラのような小さな鳥がいた。ファインダーを覗くとエナガだった。ここでは初めて見る。ツグミが地面を歩いて虫を探している。
 チョウはまだ姿を現さない。

000_230227091 X700 ◎保土谷公園 梅園 メジロ RX10M4.jpg
梅の花を啄むメジロ 2023年2月27日 横浜市 保土ヶ谷公園梅園

001_230227006 X900 〇保土谷公園 河津桜 RX10M4.jpg 1.カワヅザクラ(河津桜)
葉が目立つようになっているが、まだ、七分咲きというところだろうか。午前9時、やわらかな陽の光を浴びる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 31mm ISO250 ) 露出補正 なし
002_230227015tm X900 ◎保土谷公園 サシバ スズカケ RX10M4.jpg 2.ハイタカ(灰鷹、鷂)
何気なく周囲の木を眺めたのだが、一本の高い木の上に何か止まっているようだった。カメラで35mm版換算600mmにズ-ムしてファインダーを覗いてみると、何やらタカの仲間のようだ。帰宅して調べてみると、腹部の縞模様からはじめはタカ科のサシバと思ったが、羽の色と目の周りの模様から、ハイタカの♀と同定した。全長は約40cmある。初めて見た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 220mm ISO250 ) 露出補正 なし
003_230227026 X900 保土谷公園 RX10M4.jpg 3.上池のカルガモ
何時もは池の上を泳いでいるカルガモは、池の隅の影になっているところにいた。ハイタカを恐れているのだろうか? 体はカルガモの方が大きい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO3200 ) 露出補正 なし
004_230227032t X900 ◎保土谷公園 RX10M4.jpg 4.ハクセキレイ ♀
上池のさきの芝生にハクセキレイがウォーキングしていた。土にいる虫を探しているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
005_230227056 X900 〇保土谷公園 梅園 佐橋紅 RX10M4.jpg 5.サバシベニ(佐橋紅)
梅園に移動して今まで写真に撮っていなかった品種を撮る。木に付けられた品種札には「サバシコウ]となっていた。緋梅系園芸品種で花は濃紅色の一重咲きで、結実すると書かれていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 64mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_230227063 X900 〇保土谷公園 梅園 無類絞り RX10M4.jpg 6.ムルイシボリ(無類絞り)
野梅系園芸品種で、花は淡紅色で花弁の裏面が濃い色となり、紅色の吹っ掛け絞りが入る八重咲で大輪と説明されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 168mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_230227067 X900 〇保土谷公園 梅園 浜千鳥 RX10M4.jpg 7.ハマチドリ(浜千鳥)
浜千鳥という名称は海にいる二枚貝の一種名、浜辺にいるチドリ科の鳥類の総称としても用いられている。梅は野梅系の一重咲きとして分類されている。本種は比較的遅咲き種で、2~3月中旬頃、枝先の葉腋に白色の花をつける。萼は茶色で、花底は浅く青茶色となる。花は、葉の展開に先立って開花する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 168mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_230227141 X900 〇保土谷公園 大湊 RX10M4.jpg 8.オオミナト(大湊)
紅色の一重咲き。野梅系の園芸品種で実をつける。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 132mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_230227081 X900 ◎保土谷公園 梅園 メジロ RX10M4.jpg 9.メジロ -1
まだ沢山花をつけている八重野梅にメジロが勢いよく飛び込んできた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_230227113t X900 ◎保土谷公園 RX10M4.jpg 10.メジロ -2
首を曲げて上手に吸蜜をする。メジロは、雑食性だそうだ。花の蜜や果汁を好み、育雛期においては虫なども補食する。 メジロは梅の花の蜜には目がなく、3月頃には梅の花を探しまわっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
011_230227125 X900 ◎保土谷公園 RX10M4.jpg 11.メジロ -3
「次はどこへ行こうか」というところだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
012_230227164 X900 ▲保土谷公園 RX10M4.jpg 12.メジロ -4
飛び立とうと羽を開いた瞬間が撮れた。連写ではこういう写真が撮れるチャンスがある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
013_230227175 X900 ◎保土谷公園 エナガ RX10M4.jpg 13.エナガ(柄長) -1
小さな野鳥が飛んできた。シジュウカラかと思ったが、エナガのようである。全長はシジュウカラが16cm、メジロは12cmに比べそのあいだの14cmである。いま、TVのモーニングショウで人気のシマエナガは、このエナガの北海道亜種だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 175mm ISO400 ) 露出補正 なし
014_230227180 X900 ◎保土谷公園 エナガ RX10M4.jpg 14.エナガ -2
右を向き、左側を見せてくれた。小さな口に何かつけている。サントリーの愛鳥活動「日本の鳥百科」から引用させていただくと、綿を丸めたようなからだに、長い尾羽がついたシジュウカラに近い仲間。平地にも山地にもすみ、繁殖期にはコケを集めて木の枝に球形の巣をつくり、外側にクモの糸でウメノキゴケを貼りつけ、内部には鳥の羽、兎の毛などを敷くという凝りようである。繁殖期はふつう♂と♀のつがいとなるが、エナガはこの時も群れのままでいて、ヒナにはつがい以外の鳥もエサを与えて子育てに参加する、いわゆるヘルパーをする現象が見られるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 175mm ISO400 ) 露出補正 なし
015_230227204 X900 ◎保土谷公園 ツグミ RX10M4.jpg 15.ツグミ(鶇)
毎年、梅の季節にこの場所で見る。wikipediaによると、「日本では冬季に越冬のため飛来(冬鳥)する。和名は冬季に飛来した際に聞こえた鳴き声が夏季になると聞こえなくなる(口をつぐんでいると考えられた)ことに由来するという説がある。」と記されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1250 ) 露出補正 なし

2022年3月14日

大池 こども自然公園 3月9日

2日ほど寒い日が続いたが、3月9日は快晴で暖かい日になった。とはいうものの、チョウが飛ぶにはまだ少し早い。しかし、窓から差し込む暖かそうな陽の光がじっとしてはいられなくさせる。というわけで、二俣川の近くにある、以前は大池公園と言われていた「こども自然公園」へ行って見ることにした。車で少しだけ横浜新道を走り、今井で下り、横濱カントリークラブの脇を通って、15分ほどで着いてしまった。近い。
 駐車場は広く、私が停めた第一駐車場の収容台数は172台、料金は2時間で300円である。第2、第3駐車場もある。平日でもあったのでゆうゆう止めることが出来た。案内図を見て、大池の左側を歩く。まだ小さく、きれいな翅の色をしたカルガモが泳いでいる。橋を渡って、右手にキンクロハジロが泳ぐ中池を見てまっすぐ進み、第一の梅林に出た。ちょうど見ごろであった。保土ヶ谷公園では咲き分けが見られなかった「思いのまま」は見事に紅と白の花を咲かせていた。
 最初の梅林の先を右手の進むと、「ピクニック広場」の手前右手に第二の梅林があった。ここでは、「枝垂れ緑咢」「大輪緑咢」「雪月花」「見驚」といった保土ヶ谷公園の梅園にはなかった品種の花を見ることが出来た。
 1時間半ほどのんびりと散策を楽しんだ。ここはサクラもきれいなようなので、3週間後頃にはまた来てみようと思う。

000_220309025 X700 〇大池こども自然公園 梅林 思いのまま Z50 18-140.jpg
紅白の花が同じ枝に咲く「思いのまま」 2022年3月9日 横浜市旭区 大池こども自然公園

001_220309002 X800 大池こども自然公園 Z50 18-140.jpg 1.大池のカルガモ
入り口広場に着いた。休憩舎やトイレがあり、その先には池が広がる。大池だ。大池にはカルガモが泳いでいた。昨年生まれたのだろうか、まだ小さな個体もいる。翅が鮮やかな色をしていた。カルガモの繁殖期は4月~7月にかけてだそうだ。 水辺の草の茂みに巣を作り、10~14個の卵を産む。 卵はメスだけで温め、26日ほどで孵化するという。池の端には、長いレンズを付けてカメラを構えた方々がいた。カワセミを狙っているらしい。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 34mm ISO100 ) 露出補正 なし
002_220309008 X800 〇大池こども自然公園 Z50 18-140.jpg 2.ハト -1
以前にも、最近ハトが近寄っても逃げなくなったと書いたが、このハトも60cmくらい迄近寄って撮ることが出来た。140mmの望遠端で撮ったが背景がきれいにボケてくれた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
003_220309009 X800 〇大池こども自然公園 Z50 18-140.jpg 3.ハト -2
これは焦点距離33mmほどで撮ったが、背景が何か分かる程度にボケている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
004_220309010 X800 〇大池こども自然公園 Z50 18-140.jpg 4.中池のキンクロハジロ -1
中池にはキンクロハジロが多く泳いでいた。キンクロハジロは渡り鳥で、繁殖期は5~7月。日本では冬季に九州以北に越冬のため飛来する。北海道では少数が繁殖するという。写真の2羽は雌雄である。 繁殖期には後頭の羽毛が伸長するという。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/500秒 83mm ISO140 ) 露出補正 なし
005_220309011 X800 〇大池こども自然公園 Z50 18-140.jpg 5.中池のキンクロハジロ -2
キンクロハジロたちの一団が一列縦隊で中池を渡る。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/500秒 83mm ISO140 ) 露出補正 なし
006_220309019 X800 大池こども自然公園 梅林 思いのまま Z50 18-140.jpg 6.梅林の入り口 「思いのまま」
中池の先に梅林があった。ウメの木の本数はそれほど多くはないが、見ごろを迎えていた。この「思いのまま」は紅白の花を見事に咲き分けていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 22mm ISO110 ) 露出補正 なし
007_220309016 X800 〇大池こども自然公園 梅林 思いのまま Z50 18-140.jpg 7.「思いのまま」 -1
近寄って撮る。先日保土ヶ谷公園で見た「思いのまま」はあまり上手に咲き分けていなかったが、この木の花はまさに「おもいのまま」だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 63mm ISO125 ) 露出補正 なし
008_220309017 X800 〇大池こども自然公園 梅林 思いのまま Z50 18-140.jpg 8. 「思いのまま」 -2
さらに近づいて撮る。ピントを合わせる花の選択が難しい。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_220309021 X800 〇大池こども自然公園 梅林 思いのまま Z50 18-140.jpg 9.「無類絞り」 -1
これは「無類絞り」という品種の花だ。淡い絞りが入った花が咲いていた。蕾がピンクで、開くと花びらの裏側にその色が残る。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f7.1 1/800秒 80mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_220309036 X800 ◎大池こども自然公園 梅林 無類絞り Z50 18-140.jpg 10.「無類絞り」 -2
「無類絞り」とは、これ以上はない最高の絞りという意味だそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_220309029 X800 〇大池こども自然公園 梅林 無類絞り Z50 18-140.jpg 11.「無類絞り」 -3
蕾がピンクで、開くと花びらの裏側にその色が残る。よく見ると蕾にも絞りが入っているようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f7.1 1/640秒 93mm ISO100 ) 露出補正 なし
012_220309030 X800 〇大池こども自然公園 梅林 無類絞り Z50 18-140.jpg 12.「無類絞り」 -4
絞りがはっきり表れている花にハナバチが来ていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO110 ) 露出補正 なし
013_220309039 X800 大池こども自然公園 梅林 月宮殿 Z50 18-140.jpg 13.月宮殿( ゲッキュウデン)
「月宮殿」という札がかかっていた。Webで検索してみたところ「かぎけん花図鑑」にヒットし、詳細を知ることが出来た。「かぎけん」とは、科学技術研究所のことのようだが、それ以上のことは分からない。「月宮殿」という品種は、花梅、野梅系野梅性、大輪(3-4cm)、八重咲き、乳白色で、15枚の抱え咲きの花を、比較的遅い時期(2月下旬~3月下旬)に咲かせる。花名はインドの古代宗教で、世界の中心とする「須弥山」の中腹を廻る月の宮殿からの命名という。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO280 ) 露出補正 なし
014_220309047 X800 ◎大池こども自然公園 梅林 枝垂れ緑咢 Z50 18-140.jpg 14.枝垂れ緑咢 -1
緑咢梅の枝垂れタイプだ。緑色をした蕾もよい。青軸性の八重咲の白梅枝垂れである。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 24mm ISO110 ) 露出補正 なし
015_220309049 X800 ◎大池こども自然公園 梅林 枝垂れ緑咢 Z50 18-140.jpg 15.枝垂れ緑咢 -2
まだ蕾が多いが、見事な枝垂れぶりだった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f8 1/500秒 27mm ISO100 ) 露出補正 なし
016_220309050 X800 大池こども自然公園 梅林 Z50 18-140.jpg 16.梅林の散策路
小型犬に散歩をさせている方が多かった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f8 1/500秒 27mm ISO100 ) 露出補正 なし
017_220309052 X800 〇大池こども自然公園 梅林 雪月花 Z50 18-140.jpg 17.雪月花(セツゲツカ
) 比較的早咲きの品種で、開花時期は2月から3月。野梅系・野梅性の白い一重咲きの大輪で、花径は30mmから40mm。この品種名は桜や、山茶花にも存在し、更にサボテンなどにもあるので品種名だけでは紛らわしい。また、wikipedia には「雪月花」は日本の詩歌においては、これら三種(雪、月、花)を一度に取り合わせたものを指すものとしてしばしば用いられると記されていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f8 1/500秒 27mm ISO100 ) 露出補正 なし
018_220309056 X800 ◎大池こども自然公園 梅林 見驚 Z50 18-140.jpg 18.見驚(ケンキョウ)
見驚は梅の女王とも呼ばれる。淡い桃色の大輪の花は八重咲きで、見るものを驚かせるということから、見て驚かせる「見驚」と命名されたとのこと。 咲き始めは淡い紅色でやがて白花へと変化する。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f8 1/500秒 27mm ISO100 ) 露出補正 なし
019_220309058 X800 〇大池こども自然公園 梅林 緑咢 Z50 18-140.jpg 19.緑咢(リョクガク) -1
緑咢には、先ほどの「枝垂れ緑咢」とか「大輪緑咢」とか「緑咢春日野」とかいろいろ品種があるようだが、これは単に「緑咢」という。普通の白梅はガク(顎)が赤いのに対して、この花は顎が緑色なので「緑顎梅」と名付けられている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f8 1/500秒 27mm ISO100 ) 露出補正 なし
020_220309060 X800 ◎大池こども自然公園 梅林 緑咢 Z50 18-140.jpg 20.緑咢 -2
白い花と緑色の蕾の取り合わせが他の梅と一味違う。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 22mm ISO110 ) 露出補正 なし
021_220309064 X800 〇大池こども自然公園 梅林 大輪緑咢 Z50 18-140.jpg 21.大輪緑咢
この木には「大輪緑咢」という札が掛かっていた。緑咢とつく品種は、新しい枝も淡い緑色をしているので、梅林の中でも他と違った雰囲気がある。大輪で、輪郭がくっきりしていて、しっかりした感じがする。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f7.1 1/800秒 70mm ISO100 ) 露出補正 なし
022_220309069 X800 大池こども自然公園 梅林 ◎思いのまま Z50 18-140.jpg 22.思いのまま -3
最初の梅林の先を廻って、二つ目の梅林を見てきたが、一回りして最初の梅林の入り口へ戻ってきた。「思いのまま」をもう一度獲る。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO160 ) 露出補正 なし
023_220309077 X800 〇大池こども自然公園 Z50 18-140.jpg 23.釣りを楽しむ人たち
2mほどの間隔を空けて数人の釣り人が楽しんでおられtら。大池には大きな鯉が泳いでいたが、何が釣れるのだろうか?

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.8 1/500秒 50mm ISO110 ) 露出補正 なし
024_220309085 X800 〇大池こども自然公園 Z50 18-140.jpg 24.弁財天
大池の池端に弁財天の石洞が祀られており、寛政2年(1790年)2月に建立と刻まれているが、天明2年(1783年)の大飢饉で大勢の人々が亡くなったことを供養して建てられたと伝えられているそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.8 1/500秒 50mm ISO110 ) 露出補正 なし
025_220309086 X800 大池こども自然公園 Z50 18-140.jpg 25.池端の乙女
弁財天に近いところの池端に「井上〇道」と銘の入った「池端の乙女」と題された乙女の像がある。〇のところは擦れてしまっていて読み取れなかった。ネットで検索してみたところ、1975年に横浜文化賞を受賞し、2008年に99歳で亡くなられた彫刻家井上信道さんと思われる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.2 1/500秒 35mm ISO110 ) 露出補正 なし


2020年11月24日

ご近所公園カメラ散歩(2) 保土ヶ谷公園 11月15日

11月15日、この日も暖かく、秋晴れの好天が続いていた。クロマダラソテツシジミの消息が気になっていたのと、保土ヶ谷公園のイチョウとカエデの紅葉がどこまで進んだか見に行ってきた。
 まず、峰岡公園にクロマダラソテツシジミの様子を見に行ったが、姿を見ることは出来なかった。
 星川駅前まで歩いて、明神台迄バスに乗る。「敬老特別乗車証」がありがたい。
 保土ヶ谷公園を分けるようにして通るバス通りのイチョウはそろそろ黄色くなってきていた。保土ヶ谷公園のなかはというと、カエデは数本の木が赤くなってきていて、とくに辻広場の背の高いモミジバフウの紅葉が見頃だった。

11.保土ヶ谷公園のイチョウ
まだ緑色が残る葉もあるが、きれいに色づいてきている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 180mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_201115031 X800 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
12.バス通りのイチョウ -1
保土ヶ谷球場の照明塔が見える。イチョウが黄色くなるにはもう少し時間がかかりそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 70mm ISO250 ) 露出補正 なし
012_201115034 X800 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
13.辻広場のモミジバフウ -1
下池へ下りる手前の辻広場は紅葉の綺麗なところだ。この時はモミジバフウが見頃だった。実はこれがモミジバフウとは知らなかった。11月18日に千葉県大栄のゴルフ場でゴルフを楽しんだ。その時に同じと思われる紅葉した木を見かけ、そこにモミジバフウという名前の札があった。あとで検索してみたところ間違いなさそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 26mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_201115042 X800 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
14.辻広場のモミジバフウ -2
20mはあろうかと思われる高い大きな木は樹上まで紅葉している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 25mm ISO100 ) 露出補正 なし
014_201115049 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
15.辻広場のモミジバフウ -3
青空を突くように伸びた木のてっぺんまで紅葉している。秋に何回かここにきているが、この木がこんなに見事に紅葉したのを始めて見た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 12mm ISO100 ) 露出補正 なし
015_201115053 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
16.辻広場のモミジバフウ -4
一葉、一葉にグラデーションが見られる。ウチワカエデなどもあるのだが、くすんだ色の紅葉はあるものの、きれいではなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
016_201115059 X800 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
17.下池
下池へ下りる。水面に紅葉したカエデが映っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 25mm ISO320 ) 露出補正 なし
017_201115071 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
18.イロハモミジ
下池のほとりに1本紅葉したイロハモミジがあった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 81mm ISO100 ) 露出補正 なし
018_201115073 X800 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
19.カルガモ
上池にはいつものように数羽の常駐するカルガモがいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO800 ) 露出補正 なし
019_201115083 X800 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
20.ふれあい広場から
上池の上のふれあい広場から東側の明神台方面を望む。この日は日曜日で、青空が広がり暖かい。家族連れが多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 32mm ISO100 ) 露出補正 なし
020_201115087 X800 保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
21.ウラナミシジミ♀
さらに花見台の方へ行って見る。路傍に咲くコセンダングサにウラナミシジミが来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
021_201115102 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
22.キタテハ♀
前翅の幅が広いので♀と思う。暖かいので越冬を控えたキタテハが元気に飛び回っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
022_201115113 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
23.キタテハ♂ -1
キタテハもコセンダングサの黄色い小さな花が好きだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO100 ) 露出補正 なし
023_201115123 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
24.キタテハ♂ -2
キタテハの好む環境である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
024_201115134 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
25.キタテハ♂ -3
黒褐色の裏面は一流である。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 203mm ISO125 ) 露出補正 なし
025_201115150 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
26.バス通りのイチョウ -2
そのままバス通りに上がって、明神台方面へ戻る。イチョウもまもなく見ごろだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 11mm ISO100 ) 露出補正 なし
026_201115157 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
27.バス通りのイチョウ -3
保土ヶ谷駅西口からの循環バスが通る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 27mm ISO125 ) 露出補正 なし
027_201115161 X800 〇保土ヶ谷公園 RX10M4.jpg
28.明神台公園 キタテハ -1
明神台公園へも回ってみた。ツマグロヒョウモンを追ったキバナコスモスがわずかに残る。杉山神社に咲くキクのような黄色い花にキタテハが来ていた。この黄色い花は何かと検索してみたが、ユリオプスデイジーに良く似ている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 110mm ISO100 ) 露出補正 なし
028_201115178 X800 〇杉山神社 RX10M4.jpg
29.明神台公園 キタテハ -2
綺麗な個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 160mm ISO100 ) 露出補正 なし
029_201115172 X800 〇杉山神社 RX10M4.jpg
30.七五三
健やかな成長をお祝いする日本の伝統的な行事である七五三は、女の子は3歳と7歳、男の子は5歳を迎えた年に神社にお参りするのが一般的だ。この日は日曜日で、杉山神社には七五三でお参りする家族が多かった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 53mm ISO2000 ) 露出補正 なし
030_201115181 X800 杉山神社 RX10M4.jpg


2020年1月21日

1月の保土ヶ谷公園 1月13日

日差しが暖かいので散歩をしようと家を出た。どこへ行く当てもないが、まず、昨年暮れにムラサキシジミらしきチョウが絡んでいたアラカシの植え込みを見てみたが、影も形もなかった。帷子川沿いに歩いて、冬鳥たちの飛来状況を観察したが、この日はオナガガモの姿はなく、常盤橋の先に20羽ほどのキンクロハジロがいた。日陰で嘴を首に突っ込んで休んでいる。古町橋を渡って、神明社へ行ってみた。メジロでもいないかと思ったがいない。
 神明社の前からバスに乗った。行く先は保土ヶ谷公園である。

保土ヶ谷公園マップ.jpg
神奈川県立保土ヶ谷公園 ホームページより

キタテハでも飛ぶかなと思ったが、チョウの姿は何も見られない。暖かい日が続いていたので梅は咲いているかなと思って、梅林へ行ってみた。枯れていたが、目を凝らしてみてみると、わずかに咲いている花がある。早咲きの無類絞りや八重寒紅がそれぞれの木に数輪花を咲かせていた、蕾はすでにはち切れんばかりになっていた。
 帰りは何時もの通り、法性寺の境内を通らせていただき、星川駅に下りる。法性寺ではジュウガヅザクラの花が、まだ咲き残っていた。

1.マユミ -1
保土ヶ谷公園の下池の辺りを歩いていると、ピンクの可愛い花を咲かせている3~4mくらいの高さの木があった。近寄ってみると、花ではなく実だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 102mm ISO125 ) 露出補正 なし
200113_001.jpg
  2.マユミ -2
マユミは秋に果実と種子、紅葉を楽しむ庭木として親しまれ、盆栽に仕立てられることもあるという。秋の果実の色は品種により白、薄紅、濃紅と異なるが、どれも熟すと果皮が4つに割れ、鮮烈な赤い種子が4つ現れる。葉はすっかり落ちているが、実はまだ付いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 102mm ISO100 ) 露出補正 なし
200113_002.jpg
3.The Last Leaf
河津桜の木に紅葉した葉が一葉だけ残っていた。オー・ヘンリーの有名な短編小説「The Last Leaf」を思い起こす。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 42mm ISO100 ) 露出補正 なし
200113_003.jpg
4.上池のカルガモ
上池のはカルガモが5~6羽住み着いている。昨年は親鳥のあとに並んで数羽の幼鳥が泳いでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 65mm ISO400 ) 露出補正 なし
200113_004.jpg
5.ツツジの仲間
公園の生け垣に小さな葉が紅葉した植え込みがあった。ふと見ると黄色い花のように見えたがこれは葉だった。下の駒は、ツツジの特徴を持った赤い花がたった一つ咲いていた。インターネットでいろいろ調べてみたが、キリシマツツジの一品種かもしれない。花期は4月~5月とあるので、この一輪は狂い咲きなのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
上:プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 41mm ISO100 ) 露出補正 なし
下:プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 30mm ISO100 ) 露出補正 なし
200113_005.jpg
  6.シジュウカラ
テニスコートのわきを歩くとシジュウカラがいた。このカメラはこういう時に重宝する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
200113_006.jpg
7.梅園
梅園に来た。暖冬といえども1月の中頃ではまだ咲いていなかった。しかし、目を凝らすとポツンポツンと、早咲きの輪がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 14mm ISO100 ) 露出補正 なし
200113_007.jpg
8.無類絞り
蕾がいっぱい付いている枝に数輪白梅が咲いていた。木に無類絞りという札が付いていた。名の由来は「これ以上はない絞り」という意味である。野梅系・野梅性の八重咲きで、花弁は波打ち白い花弁に桃色が交じる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 125mm ISO100 ) 露出補正 なし
200113_008.jpg
9.八重寒紅 -1
紅梅も咲いていた。八重寒紅という品種のようだ。八重寒紅は野梅系・野梅性のごく早咲きの品種だ。見ての通り、花は濃い紅色で中輪の八重咲きである。開花期が12月中旬~1月中旬とも言われ、正月用の花材として用いられるという。すでにいっぱい蕾を付けていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし
200113_009.jpg
10.八重寒紅 -2
今日の梅園では 八重寒紅が最も多くの花を咲かせていた。と言ってもやっと開花したというところだが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 27mm ISO100 ) 露出補正 なし
200113_010.jpg
11.逆光の八重寒紅


この一輪、撮ってくれと言わんばかりに咲いているのだが、後ろにはお日様が輝いている。ほどほどに近づいてフラッシュを使ってみた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f8 1/1600秒 30mm ISO100 ) 露出補正 なし
200113_011.jpg
12.白梅 -1
その特徴である大輪八重であるが、これも無類絞りだろうか? この梅園には約50品種、約120本のウメがあり、毎年2月には梅まつりが開催される。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 20mm ISO100 ) 露出補正 なし
200113_012.jpg
13.写真を撮る親子連れ
「インスタ映え」? 投稿するのだろうか

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 27mm ISO160 ) 露出補正 なし
200113_013.jpg
14.白梅 -2
バス通りのわきに咲き始めた白梅があった。wikipediaによれば、梅には500種以上の品種があると言われている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 102mm ISO100 ) 露出補正 なし
200113_014.jpg
15.法性寺のジュウガツザクラ
12時を回った。いつものように帰りは下りなので、歩いて帰る。法性寺の境内には1月というのにジュウガツザクラが咲いていた。ジュウガツザクラ(十月桜)はエドヒガンの系列でコヒガンの園芸品種だそうで、通常は4月上旬頃と10月頃の年2回開花するというが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 67mm ISO100 ) 露出補正 なし
200113_015.jpg
16.ジュウガツザクラの花 -1
比較的多くの花が咲いていた。蕾もある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 110mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段
200113_016.jpg
17.ジュウガツザクラの花 -2
この時期の桜は枝に花だけが付いていて、淋しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 178mm ISO800 ) 露出補正 -1.0段
200113_017.jpg


2016年11月23日

保土ヶ谷公園 散策 11月5日

暖かい陽光が降り注ぐ土曜日だった。紅葉は始まっているのだろうかとバスに乗って保土ヶ谷公園へ行ってみた。ツマグロヒョウモンやアゲハが来ていたバス停の傍のキバナコスモスはすっかり刈られてしまっていた。来年は咲くのだろうかとちょっと心配になる。
 そのまま、上池、下池があるゾーンへ下りていく。辻広場というところがあって、そこに植えられているカエデなどの木々は、毎年、美しく紅葉するのだが、今年はまだ少し早かった。
 上池のカルガモ夫婦を見ながら、木で造られた階段を上がって、上のバス通りに出た。昼飯時になったので、「神奈川アートホール」で食事にした。この日は空気も乾燥していて、温かく気持ちが良い。こんな日は、歩いた後のビールがたまらなく旨い。
 帰りに明神台公園に寄った。花壇には、ツマグロヒョウモン、キタテハ、イチモンジセセリがいたが、ウラナミシジミは見られなかった。ここのキバナコスモスはまだ咲いていたが、蝶の姿はない。キバナコスモスも蜜がなくなったのだろうか。

1.富士山冠雪
自宅の玄関を出たら、外廊下の先に見える富士山の頂が少し白くなっていた。10月26日に初冠雪があったと報じられている。自宅から富士山までの郷里は80kmほどだと思う。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f6.3 1/500秒 236mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
2.ピラカンサス
和名は、オレンジ色の実は橘擬(タチバナモドキ)また、このような赤い実は常盤山樝子(トキワサンザシ)というそうだ。赤い実は毒性を持つ上に、苦いという。鳥たちは一気に食べることをせず少ずつしか食べないので、実は少しずつあちこちにばらまかれることになる。結果としてはピラカンサスの繁殖に有利となるそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 24mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.キタキチョウ
気温が低くなってもキタキチョウは元気だ。キタキチョウは晩秋に羽化した成虫が越冬する。この蝶もこれから長い冬を過ごすのだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f6.5 1/320秒 258mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
4.黄葉
これから11月の終わりごろになるとハナノキなどカエデの紅葉が美しくなる辻広場で、この木の葉だけが黄色く色づいていた。マンサクかなと思ったけれど、どうやらトサミズキのようだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.カルガモの夫婦
カルガモの雌雄を見分けるのは難しいという。こうして仲良くいるのだから夫婦だろう。春には雛が見られるのだろうか。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.カルガモ -1
アップで撮った。少し手振れしてしまった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/125秒 197mm ISO200​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
7.カルガモ -2
首を後ろに曲げて、羽毛の中にくちばしを入れるこの姿は、ほかの水鳥でも見られるポーズだ。鳥のくちばしには血液が流れているので、体温を奪われない方法の一つとして、背眠といってくちばしを羽に隠して寝ることがあるそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/125秒 197mm ISO250​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
8.ムクドリ
離れていたので、何かわからくて撮影したが、ムクドリだった。​​ムクドリはもともとは、農作物に害を及ぼす虫を食べる、益鳥とされてい​て、​​​​​​​​​ムクドリ1家族で年間に百万円以上の利益を国家にもたらす「農林鳥」とたたえられた​​​​​​​​​ほどだったそうだ。ところが生息環境の破壊により都市に適応して大量に増殖すると、鳴き声による騒音や糞害などが、しばしば問題​になっている​​​​​​​​​​​​​​​​​​​。日本国内では1994年からは狩猟鳥に指定され​たとのこと。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/125秒 197mm ISO280​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
9.ヒメウラナミジャノメ
ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)の花にヒメウラナミジャノメが来ていた。

​​​​ Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.ベニシジミ
ベニシジミは幼虫で越冬する。擦れていない比較的きれいな個体だが、今頃こんなところで飛んでいていいのだろうか。秋に羽化するベニシジミは春に羽化するベニシジミ同様、翅の色は鮮やかだ。

​​​​ Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.キタテハ秋型
明神台公園の花壇の花にキタテハの秋型が吸蜜に来ていた。夏型に比べ裏面の暗褐色が渋い。

​​​​ Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.ツマグロヒョウモン♀
秋の一番遅い時期まで飛んでいる蝶は何だろうか?成虫で越冬するキタキチョウ、キタテハ、ウラギンシジミなどは冬でも暖かい日には飛び出してくる。このツマグロヒョウモンは、多くのヒョウモンチョウの仲間が年1回発生なのに、春は4月ごろから年4~5回発生する。晩秋まで多く見られるが、越冬は幼虫あるいは蛹でする。

​​​​ Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.ツマグロヒョウモン♂
この日のように暖かい日は、地面に止まって日向ぼっこをする。私が子供のころ、この蝶を高尾山の尾根道でネットに入れたのは1950年代だった。珍しい蝶を捕って、得意になったのを覚えている。一般的には、1980年ごろまでは近畿地方以西でしか見られなかったが、徐々に生息域が北上し1990年代以降には東海地方から関東地方南部、富山県・新潟県の平野部で観察されるようになったようだ。現在は関東地方北部でもほぼ定着し、普通種になりつつある。

​​​​ Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2016年2月15日

旧東海道の名残と保土ヶ谷公園 2月5日

タイトルにした 旧東海道と保土ヶ谷公園に特別な関係があるわけではない。単に天気が良かったので、運動不足解消のため、天王町付近の旧東海道の名残を見に行き、その後、保土ヶ谷公園へ行ったというだけの話である。
 先日、帷子川のブログを綴っている時に、帷子川に架かる橋をネットで調べていたところ、いつもはあまり気にしていなかった「古町橋」の少し北側に旧東海道「古町橋跡」があるのを知った。また、天王町駅の南口側駅前広場は「旧帷子橋跡」だったのだ。ただちょっとややこしいのは、現在知られている「旧東海道」は、慶安元年(1648年)にルートが改められた道である。その前、慶長6年(1601年)に保土ヶ谷宿が成立した当時は、少し西側を通っていた。この日見てきた天王町駅前の「旧帷子橋跡」は、慶安元年(1648年)に道筋が改められた「旧東海道」であり、「旧古町橋跡」はそれ以前の保土ヶ谷宿ができた当時のいわば「旧々東海道」であるらしい。歌川広重の浮世絵で有名な程ヶ谷宿帷子橋は、この日見てきた、道筋が変更された後の「旧帷子橋」が描かれているという。
 「旧東海道」および「旧々東海道」の橋の跡を見た後、大門通りの神明社前から保土ヶ谷公園の入り口である明神台までバスに乗った。横浜市「敬老特別乗車証」のお世話になった。

1.オナガガモ2頭の♂
まずは「古町橋」へ行こうと帷子川河畔に出る。水鳥たちはいつもと同じ生息域を保っている。ただ、このオナガガモ2頭は、いつもよりだいぶ下流まで来ていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/250秒 179mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
2.「旧古町橋跡」
「古町橋」は「帷子橋」の1本上流、つまり星川の方から歩いていくと1本手前に架かっている橋だ。橋を渡って、相鉄線の踏切を越えると、小さな四つ角にこの案内板があった。ほかに何も残されていない。案内板に書かれていることを読むと、旧東海道は、その道筋が慶安元年(1648年)に変更されるまではここを通っていたとなっていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.4 1/400秒 11mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
3.「旧帷子橋跡」
道筋変更前の旧東海道は踏切を背にしてまっすぐに進む。先に「旧帷子橋跡」を見てみようと、天王町駅の方へ左に折れる。200mも行かないうちに天王町駅前広場にでた。慶安元年(1648年)に道筋が改められた「旧帷子橋跡」はここにあった。今まで何度も通っているところだがまったく意識になかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/1600秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
4.江戸日本橋から八里
この日はこの石柱に気が付かなかった。翌々日の日曜日(2月7日)、帷子橋のたもとの「伊豆庵」へ蕎麦を食べに行ったついでに撮ってきた。当然、後世に立てられたものと思う。

Panasonic DMCーSZ-10​ ​f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.8 1/320秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -2.0段(後処理あり)
;クリックすると大きな写真になります。
5.庚申堂
一旦、「旧古町橋跡」まで戻って、左折した。神明社のある大門通りにぶつかると庚申堂があり、その右側に、まっすぐ「古東海道」、庚申堂が面した大門通りを「相州道」と記した石柱があった。これが道筋が変更される前の東海道のようだ。wikipediaの程ヶ谷宿によると「1648年(慶安元年)までは元町付近に宿場があり、東海道も西北の位置にあったが、新町(下岩間町 - 程ヶ谷茶屋町)が起立して道筋も変更になった。」とある。「相州道」は二俣川、海老名を経て厚木の方へ通じている「大山道」とされる。「大山道」とは、主に江戸時代の関東各地から、相模国大山にある大山阿夫利神社への参詣者が通った古道の総称だそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.8 1/250秒 19mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
6.庚申堂の中に
小さな庚申堂には消えかけて読めないような字で「庚申堂」と書かれた扁額が架かっている。お堂の中には2基の庚申塔とお地蔵さまが見える。左の庚申塔には「元禄九年」(1696年)と刻んであるのが読みとれる。さらに奥には「庚申堂改修再建趣旨」が記された板が貼られていた。昭和11年10月5日付で書かれているこの板にはおおよそ次のようなことが記されていた。・・・この庚申堂は元禄7年に当時の町の有志により建立され、240余年の間には幾多の天災などにより毀損されたが、原体は維持されてきた。しかし、昭和11年9月7日夜半、たまたま、車両にぶつけられ大きく毀損した。交通安全、町内の康寧と福祉の増進を祈り再建した。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 4mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
7.街のメジロ
さて、旧東海道の跡を訪ねた後は天気も良いので保土ヶ谷公園の梅林へでも行ってみようと考えていた。ここから徒歩で行くにはちょっと距離があるし、その途中に何があるわけもはない。神明社前のバス停からバスを利用することにする。バスを待つ間、通りの向こう側を見ていると、メジロが植え込みに来た。慌ててカメラをセットして撮る。1440mm相当の望遠端での撮影だが、良く画が止まってくれた。1/800秒ならOKか?

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/800秒 258mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
8.明神台の梅
バスを保土ヶ谷公園の入り口でもある明神台という停留所で下りる。相鉄線が走っているところからは上りだが、バスだと楽だ。バスはギア・チェンジして上がっていく。停留所で下車して保土ヶ谷公園の「森とせせらぎゾーン」の方へ歩きはじめるところに白梅が咲いていた。5分咲きというところか。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
9.白い梅の花
青空に白い梅の花が映える。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.8 1/1000秒 17mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
10.コサギ -1
「森とせせらぎゾーン」まで下りてくる。白いサギが枝に止まって1本脚で休んでいた。くちばしが黒く、足が黄色いのでコサギと思う。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 197mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
11.コサギ -2
休めていた片方の足で首のあたりを掻くようなしぐさをする。怖い顔をしている。冠毛が2本、飛び出してきた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/640秒 258mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
12.一人ぼっちのカルガモ
池にはカルガモが1羽、日向ぼっこをしていた。さびしそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.54.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/320秒 179mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
13.梅は咲きはじめ
「森とせせらぎゾーン」からテニス・コートに上がり、そのわきを通って梅林に出た。まだ、咲きはじめだが、何本か3分咲きほどに咲いている木があった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.54.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/500秒 14mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
14.「道知辺」
保土ヶ谷公園の梅林には約50品種、120本の梅があるという。翌日のホームページを見ると早咲きの梅は7~8分咲きになってきたとあるが、まだそこまではいっていなかった。これは幾分花が咲き始めた「道知辺」という品種。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.54.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/400秒 48mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
15.「桜鏡」
これは「桜鏡」という品種。まっすぐ枝を上に伸ばしている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.54.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.8 1/400秒 19mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
16.「八重野梅」
この梅は7分咲きというところか。ヤエヤバイと読むらしい。野生に近く、比較的早咲きの品種とされている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.54.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.8 1/1000秒 17mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
17.「鹿児島紅」
深紅の梅が5分咲きになっていた。ふと見るとメジロが飛んできている。だが、撮り逃してしまった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.54.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 72mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
18.メジロ -1
そのメジロは隣の白い梅に移り、花を啄もうとしている。ほかに2羽いるようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.54.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 64mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
19.メジロ -2
メジロはじっとしていてくれない。ピントがあったと思うともう動いている。P610は合焦が早いので使いやすいのだが、それでも苦労する。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.54.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 64mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
20.メジロ -3
やっとメジロの眼が撮れた。メジロは梅に良く似合う。梅に鶯というが、ウグイスが梅に来たのを見たことがない。梅に鶯というのは梅に鶯が来るという意味ではないようだ。広辞苑によると取り合わせが良いことのたとえだそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.54.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 64mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
21.星川杉山神社
保土ヶ谷公園から星川駅のほうへ下りる途中に、杉山神社がある。普段は失礼してしまっているが、今年初めてなのでお参りをした。境内に伏見稲荷社という小さな社があった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.54.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.8 1/320秒 6mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
22.工事中の相鉄線星川駅
保土ヶ谷公園から星川駅のほうへ下りる途中から、星川駅が俯瞰できる。随分長い間、天王町と和田町の間を高架線にするための工事が行われている。そのために星川駅も高架になるのだが、だいぶその姿は見えてきた。この工事の完成予定は当初の計画より6年遅れ、平成30年になるそうだ。最終的に事業期間は2002年度~2018年度(平成30年)の約17年間、踏切除去数は9ヶ所、総事業費は470億円を予定していると報じられている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.54.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 12mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
23.法性寺の梅
法性寺の境内を通らせていただく。山門の屋根を背景に紅梅が一輪咲いていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.54.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.8 1/800秒 17mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。


2015年12月 7日

雨の石神井公園散策 11月25日

ここのところ1年に2度集まっている小学校のクラス会で今秋は石神井公園へ行くことになっていた。ところがこの日に限って冷たい雨が降っている。誰かひとり雨女と呼ばれている人がいる。
 11時半に西武線の石神井公園駅で待ち合わせた。参加予定者の全員が時間通りに集まった。毎回集まる場所はメンバーそれぞれの地元近くを順番にということにしている、今回アレンジしてくれた石神井公園のすぐ近くに住むクラスメートの段取りで、地元では人気のあるイタ飯屋さんで昼食にする予定だが、12時になると満席になってしまうとのこと。そこで、そのクラスメートは少し早目にそのイタ飯屋さんへ行って人数分の席を確保してくれていた。ワインとパスタを楽しんだが、とても旨かった。しかし、我々の年齢では量が多すぎて食べきれない人もいた。

昼食後小雨の降る中を三宝寺池の方へ歩き始めた。すぐ公園の中に入る。落ち葉が地面を覆う小道は落ち着いた静寂があった。左手に池のほとりにある厳島神社をみながら進むと氷川神社があった。それぞれにお参りして石神井城跡を通って、下石神井大泉線(都道444号線)から少し入ったところにあるクラスメートのご自宅にお邪魔した。コーヒーをご馳走になったが、私ともうひとりの男性はワインをいただき、二人で1本空けてしまった。
 2時間ほど楽しい時間を過ごし、帰路に着く。案内をしていただきながら今度は石神井池(通称ボート池)を左手を見ながら石神井公園駅に着いたのは4時半を過ぎていた。お世話になった地元クラスメートに感謝する。私はタイミングよく石神井公園から横浜まで地下鉄副都心線、東横線乗り入れで乗り換えなしの特急に乗ることができた。
 新緑の頃に、ミドリシジミに会えるのを楽しみに再び石神井公園に訪れてみたいと思っている。

1.石神井公園の道
石神井公園は三宝寺池、石神井池の二つの池を中心とした公園で、園内は起伏に富み、武蔵野の自然がよく残されている。富士街道の近くにある昼食をしたイタ飯屋さんを出て、三宝寺池の西側から石神井公園に入った。落ち葉が雨に濡れて滑りやすいので注意!

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/125秒 11mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.紅葉は?
石神井公園の紅葉は全般的にはまだだったが、この木はイロハモミジだろうか真っ赤に染まっていた。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/125秒 11mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.野鳥誘致林
こんな札があった。そういえばさっきから鳥に鳴く声が聞こえる。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/25秒 7mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.氷川神社
この石神井氷川神社は、石神井郷の総鎮守社とのこと。そのホームページによれば、神社の創建は、古く室町時代に遡る。社伝によれば、本社は応永年間(1394年-1428年)に、このあたりに勢力が大きかった豊嶋氏が、この地を護る石神井城の中に、城の守護神として祀ったのが創まりだそうだ。武蔵国一ノ宮である大宮の氷川神社から御分霊を祀ったという。みんなそれぞれに拝殿にお参りした。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/60秒 6mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.氷川神社参道
参道はまっすぐ都道25号線の方に続いている。私たちは再び三宝寺池の道へ戻る。その左側池畔にはこんもりと雑木林で覆われた小高い丘があり、 そこが豊島氏の居城石神井城跡だ。回廊の様な木橋で三宝寺池を渡り丘を登るとそこが石神井城の本丸跡だ。城跡には空堀、土塁がよく整備されて保存されている。豊嶋氏は大田道灌に攻められ、善戦するもその甲斐なく退却を強いられたという。そして遂に文明9年(1477)4月18日、道灌により石神井城が攻略され、城主豊島泰経(やすつね)とその息女・照姫は池に身を投げて自害したと伝えられている。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/60秒 14mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.三宝寺池
三宝寺池の東側にきた。池のほとりのモミジは赤くなっているが、あまり鮮やかではない。赤くなる前に枯れているようにも見える。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/50秒 16mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.カルガモ
雨が落ちる池にカルガモが2羽いた。翼鏡の青が鮮やかに見える。手前が♂で向こう側が♀だろうか。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/50秒 25mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.落ち葉
落ち葉が雨に濡れていた。ここは三宝寺池の一番東側のあたりだ。下石神井大泉線(都道444号線)が通っていて三宝寺池前というバス停があった。クラスメートのご自宅はここからすぐ近くだった。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/100秒 11mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.石神井池
2時間ほどクラスメートのご自宅にお邪魔して、コーヒーやワインをご馳走になり、昔話にも花が咲き、楽しいひと時を過ごさせていただいた。ここから石神井池のほとりを歩いて石神井公園駅へ向かった。雨もほとんど止んでいる。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/13秒 6mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.静かな公園
雨上がりの夕方、公園の広場は静かだった。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/6秒 18mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.石神井池のほとりの道
石神井公園前バス停に向かって歩く。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/20秒 14mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.高級住宅地
池の反対側は高級住宅地。瀟洒な家が立ち並ぶ。すっかり暗くなってきた。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/8秒 16mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.飛行機が埋まっている?
この近くに中島飛行機の軍需工場があったらしいが、ここらあたりに飛行機が埋められているという話があるという。真偽のほどはわからない。西武線の石神井公園駅まではここからそれほど時間がかからなかった。半年後の再会を楽しみに今回のクラス会は解散となった。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/8秒 16mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2015年11月20日

帷子川の秋 11月16日

数日前、TVを見ながらピーナッツを食べていたら、何か固いものが舌に触った。指先に取り出してみると、何と歯が欠けてしまっているではないか​。欠けたのは下の前歯で、駒沢に住んでいた小学生の頃、近くの歯医者さんでむし歯の治療をしていただき、充填した歯だった。この歯はその治療をしていただいて以来60数年、まったく何事もなく過ぎていた。さっそく、今の自宅の近くで何回か治療を受けている歯医者さんに電話した。すぐには予約が取れなくて診察を受けたのがこの日だった。

久しぶりに天気が良いので、歯医者さんで治療を受けた後その足で、そろそろ帷子川に来ている水鳥を撮ろうとP610を持って出かけた。歯の治療は簡単に終わった。60数年前に充填した、今では使われないアマルガムはそのままにして、そのわきの欠けた米粒の半分くらいのところをプラスティックで整えてもらった。そのプラスティックは光を当てることですぐに固まるそうだ。歯医者さんは何回か通うものと思っていたが今日だけで治療は終わった。

気分もすっきりして帷子川の河畔へでた。公団住宅と帷子川の間が小さな公園になっているが、そこにヤマトシジミが飛んでいた。
 落ち葉とヤマトシジミを撮って、水鳥たちを撮ろうと帷子川の左岸を上流である星川駅に向けて歩く。来ている鳥はおなじみのキンクロハジロとオナガガモだ。

1.落ち葉とヤマトシジミ
桜の木が植えられている河畔の公園の下草の上をヤマトシジミがちらちらと舞っている。紅葉した桜の葉が落ちている。広角端(4.3mm)で撮りたいのだが、被写体が小さいので被写体から10cm位に寄らなければならない。ヤマトシジミはなかなか敏感で近づくとすぐ飛び立つ。仕方なく少しズームを伸ばす。この個体は裏面前翅の黒い紋が後翅のそれに比べ濃く太いように思う。 ​​

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4​ 1/​800​秒 1​0​mm ISO100 ) 露出補正 ​-0.3段​
;クリックすると大きな写真になります。
2.ヤマトシジミ♂ 開翅 -1
飛んでいるヤマトシジミはみんな♂のようだ。ちいさな黄色いカタバミの花に止まって吸蜜する。しばらく待っていると開翅した。落ち着いたところで正面からレンズを向けて撮る。 ​​

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4​.5 1/​125秒 1​4mm ISO110 ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
3.ヤマトシジミ♂ 開翅 -2
2.のヤマトシジミは落ち着いて吸蜜してくれている。​さらにカメラを下げて近づく。ライトブルーに輝く。カタバミはヤマトシジミの食草でもある。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4​.5 1/​125秒 1​4mm ISO125 ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
4.ヤマトシジミ
裏面も撮っておこう。

​Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4​.5 1/​160秒 1​4mm ISO1​00​ ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
5.桜の落ち葉とヤマトシジミ♂
紅葉の季節になると蝶も飛ばなくなる。今日のように暖かい日に飛んでいる蝶はウラギンシジミのように成虫越冬する蝶が多い。その中で都会のヤマトシジミは秋遅くまで頑張っている。終齢幼虫で越冬するという。

​Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4​.5 1/​125秒 1​4mm ISO1​60​ ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
6.カルガモたち
カルガモは渡り鳥ではなく留鳥だ。体の横の後寄りに青や緑に輝く光沢部分が見える。これは「翼鏡」と呼ばれる。「翼鏡」は「次列風切」のうち「雨覆」によって隠されない先の部分で、一部あるいは大半部が特殊な色柄に染まっていることによる。とても鮮やかできれいだった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5.6 1/​125秒 1​97mm ISO400​ ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
7.キンクロハジロ
帷子川ではお馴染みさんだ。ユーラシア大陸北部で繁殖し、冬季になると南下して越冬する。日本へは九州以北に飛来する。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5.6 1/​125秒 1​79mm ISO250 ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
8.オナガガモ
オナガガモはまだ数が少なかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5.6 1/​125秒 1​79mm ISO220 ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
9.カルガモの翼鏡
カルガモの雌雄を判別するのは難しい。ネットでカルガモの雌雄の見分け方を検索してみると、あるブログに「♀は背中の羽根の縁に白っぽい輪郭がはっきりあるのに対し、♂の方は輪郭が薄く明瞭ではなく、無地に近く見える。また、全体に♀は白っぽく、♂は色が濃いが個体差もある。頭のてっぺんの黒い部分も、♀が薄く♂が濃いのでポイントになりそうだ。」という記述があった。どうやらこれは♀らしい。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5.6 1/​125秒 1​79mm ISO720 ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
10.キンクロハジロ
キンクロハジロは全部で20~30頭はいた。いくつかの「艦隊」をつくっている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5.6 1/​125秒 90mm ISO320 ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
11.カルガモ
これは♂だろうか?

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5.6 1/​125秒 116mm ISO360 ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
12.ハイブリッド
この鳥は昨年も見かけた。同じ個体かどうか定かではないがとてもよく似ている。合鴨あるいはアヒルとカルガモのあいのこだったかな?カルガモの寿命は10年~20年だそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5.6 1/​125秒 116mm ISO200 ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。


2015年9月 9日

人もいない、蝶もいない 保土ヶ谷公園 9月4日

久しぶりに青空が見え、太陽が顔を出した。昨日までの涼しさは何処へやら、真夏の暑さが戻ってきた。
郵便局へ行く用事があったので、ついでに久しぶりに保土ヶ谷公園を探ってみようと思いP610を持って出かけた。しかし、天気予報では天候の急変があるという。自分は濡れても大丈夫だろうが、P610は濡らしたくない。ビニール袋と Quilting Pouch をポケットに突っこんでいった。

法性寺の階段を上がって、保土ヶ谷公園にでた。公園の入り口にはキバナコスモスが咲いている。アゲハの♀がいたが、いても良いはずのツマグロヒョウモンや、ヒメアカタテハの姿がない。時期的にまだ早いのだろうか。いつもは年配のかたがたの姿を多く見かけるが、ほとんど見かけない。人もいない、蝶もいない・・・

いつものようにバス通りの下にある「森とせせらぎゾーン」の一番奥まで行って、梅園の前を通って上に上がり、噴水の前の花壇で蝶を探してみたが、イチモンジセセリとベニシジミがいる以外、得るものはなかった。途中通ってきたテニスコートでは、炎天下にもかかわらずプレイを楽しむ人が多かった。テニスは例外のようで楽しさは暑さを凌駕するのか。

1.アゲハ♀とキバナコスモス
オレンジ色も鮮やかにたくさん咲いているキバナコスモスの周りを一匹のアゲハが飛んでいた。花には目もくれず、根に近い若い葉に腹端を曲げて産卵姿勢をとっている。このときは、恥ずかしながらアゲハがときにキバナコスモスに産卵し、成育することを知らなかった。(参照:「原色日本蝶類図鑑」保育社)

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5.6 1/​160秒 ​72mm ISO​100​ ) 露出補正 ​-0.3段​
;クリックすると大きな写真になります。
2.キバナコスモス
キバナコスモスの花期は6月~11月と長い。原産地はメキシコで、日本へは大正時代の初期に渡来したそうだ。秋になるとこの花には多くの蝶が訪れるはずだが・・・

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4.2 1/​1600秒 ​11mm ISO​100​ ) 露出補正 ​-0.3段​
;クリックすると大きな写真になります。
3.タマスダレ
撮ってきた写真をパソコンのモニターでチェックしていて、傍にいたかみさんに「この花なんだ?」と聞いてみた。「タマスダレじゃないかな?」という。なんだか花の姿と名前が合わないような気がしたが、ネットで検索してみたところ「ピン・ポン」当たりだった。タマスダレ(玉簾)という和名は、白く美しい花を「玉」に、細長く円柱状の葉が集まっている様子を「簾」に譬えたものであるようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​3.3 1/​250秒 ​4mm ISO​100​ ) 露出補正 ​-0.3段​
;クリックすると大きな写真になります。
4.タブノキ
ここにこんな大きな木があることを知らなかった。樹齢200年という。高さは15m位はあるのではなかろうか。この樹の前には「タブノキ広場」といって、ベンチが並べられている。横浜開港資料館の中庭の木は「玉楠」と呼ばれ有名である。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​3.3 1/​250秒 ​4mm ISO​100​ ) 露出補正 ​-0.3段​
;クリックすると大きな写真になります。
5.ハクセキレイ
「森とせせらぎゾーン」の池の縁にハクセキレイがいた。なかなか5m以内には近づけない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5.6 1/​320秒 ​4mm ISO​100 ) 露出補正 ​-0.3段​
;クリックすると大きな写真になります。
6.白いブッドレアとイチモンジセセリ
昨年の9月15日に来たときは、この花に複数のミドリヒョウモンが来ていたが、この日はイチモンジセセリだけだった。ブッドレアは蝶が好んで集まることから別名「Butterfly bush」とも言われるそうだ。和名はフサフジウツギ「房藤空木」という。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​4.8 1/​640秒 ​19mm ISO​100 ) 露出補正 ​-0.3段​
;
7.「森とせせらぎゾーン」
「森とせせらぎゾーン」の一番奥まできた。さらにこの先はプールになっている。右側(北側)にはテニスコートが5面あり、そこでは打球音が響き、多くの方々がテニスに興じられている。しかし、そこで180度振り返り、今歩いてきた「森とせせらぎゾーン」を振り返ると、いつもみられる親子連れや、散策する年配の方々の姿がまったくない。午後1時半すぎ、一番暑い時間帯だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​3.3 1/​1250秒 ​4mm ISO​100 ) 露出補正 ​-0.3段​
;クリックすると大きな写真になります。
8.花壇の蝶 -1 梅園の前の階段を上がり、バス通りを渡って、サッカー場の脇を通り噴水広場に出た。噴水広場の花壇は良く手入れがなされていて、可憐な花が咲いている。蝶はイチモンジセセリだけが目立つ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5.6 1/​640秒 ​81mm ISO​100 ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
9.花壇の蝶 -2
離れた花にイチモンジセセリ​ではない蝶が止まっている。肉眼では同定できない。ファインダーで望遠端にズームしてみるとベニシジミだった。小さいがきれいな個体だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​6.5 1/​400秒 ​258mm ISO​100 ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
10.花壇の蝶 -3
キバナコスモスでストローを伸ばすイチモンジセセリ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5.6 1/​400秒 ​161mm ISO​100 ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
11.帷子川の鯉
相変わらず大きな鯉が泳いでいる。大部分の鯉は黒いが一匹だけ鮮やかな鯉がいた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5.6 1/​200秒 ​90mm ISO​100 ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
12.カルガモ
この時期はカルガモしかいない。4羽ほどそれぞれの石の上に上がっていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​5.6 1/​250秒 ​143mm ISO​100 ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
13.ヤマトシジミ
イチモンジセセリとともにヤマトシジミが多くなってきた。道端に置かれた植木鉢の花の周りを飛んでいる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​3.5 1/​1000秒 ​5mm ISO​100 ) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。


2015年5月 6日

多摩川河川敷を歩く(1) ミヤマチャバネセセリ編 4月28日


 昨年は4月26日に多摩川河川敷に出かけ、目的としたギンイチモンジセセリとミヤマチャバネセセリに会えた。暇には違いないのだが、4月、5月はそこそこ予定が入っている。連休中はあまり動きたくない。今年は4月28日か30日にしようと考えていた。前日の27日はゴルフがあったので、少々きついかなと思いつつ、28日が天気が良さそうなので、この日に決めた。

  昨年、試行錯誤で歩いたコースで成果があったので、今回もそのルートにする。南武線の分倍河原から乗った京王線が多摩川の鉄橋を渡った次に駅で降りた。都道20号線(野猿街道)が多摩川にかかる橋を対岸に渡るのだが、今回は、まず、河川敷にある公園へと歩いた。枯れたススキが見えたので近くへ行ってみると、幸先よくミヤマチャバネセセリを見つけた。

 良く見るとギンイチモンジセセリも飛んでいる。何とか撮ろうと目を凝らしてその飛んでいく先を見たが、なかなか止まってくれない。とうとう、そこでは撮ることができなかった。飛んでいるところ、いわゆる飛翔写真を上手に撮られる方がいるが、私には無理なようだ。

 上流へ歩いて、渡ろうとしている橋の下を通り抜け、土手に咲く花にいたモンキチョウを撮りながら、都道20号線(野猿街道)に出て、多摩川にかかる橋を大きな渡り、多摩川左岸へ出た。ここからは昨年歩いたコースを踏襲する。京王線の鉄橋が近くなったところで、ようやくこの日初めてのギンイチモンジセセリを撮ることができた。 まず、ミヤマチャバネセリなどから綴っていく。

;クリックすると大きな写真になります。 1.のどかな河川敷
10時少し過ぎに京王線の駅に着いた。まっすぐ多摩川の河川敷に出る。上流に対岸へ渡る大きな橋があるが、そちらの方へ歩いていくと公園があった。夏用の何かの写真を撮っているのだろうか、竿に多分造花であろうヒマワリの花を付けて地面に差し、ピチピチしたお嬢さんたちの写真を撮っていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 47mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.ミヤマチャバネセセリ -1
公園内を川に沿って歩いていると幸先よくミヤマチャバネセセリを見つけた。♀のようだ。じっと止まって動かない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.4 1/900秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 3.ミヤマチャバネセセリ -2
D5300+TAMRON 90mm に持ち替えて撮る。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.ミヤマチャバネセセリ -3 
カラスノエンドウに止まり、口吻を伸ばして吸蜜し始めた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ミヤマチャバネセセリ -4
個体数は多い。これは♂のように思える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/550秒 86mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6.公園の花壇のモンキチョウ
きれいに手入れされた公園の花壇には数頭のモンキチョウが花から花へと飛んでいた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.都道20号線(野猿街道)
やがて、都道20号線(野猿街道)が多摩川を渡る大きな橋が見えてきた。良い天気だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/900秒 15mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.土手のモンキチョウ
その橋の下をくぐり、橋に上がろうと土手を進むと、ハルジオンでモンキチョウが吸蜜していた。モンキチョウはなかなか構図的に上手く撮りにくいが、アップで狙った。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.多摩川の清流?
先日、NHKの「ダーウィンが来た!」という番組で多摩川の水がきれいになり、鮎をはじめとした魚が増えたと言っていた。その増えた魚をカワウが狙っている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/640秒 185mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.ミヤマチャバネセセリ -5
橋を渡るのに普通に歩いて、途中で写真を1枚撮って、6分かかった。対岸、すなわち左岸の河川敷にたどり着くと、一旦、橋の上から上流の方に見えていたススキの群落の方へ下りてみる。さっそくミヤマチャバネセセリが飛び出した。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.ヒメウラナミジャノメ -1
ヒメウラナミジャノメは今が第一化の最盛期なのだろう。どこにでも飛んでいた。この個体は普段見る本種に比べ、裏面の色が黄褐色に見え、眼状紋の列を境にさらに変化がある。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.ヒメウラナミジャノメ -2
どこからか飛んできて止まるとさっと翅を開く。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO220 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.ヒメウラナミジャノメ -3
どの個体も新鮮である。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.ヒメウラナミジャノメ -4
この個体の裏面の色も淡い黄褐色の気配がある。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 15.京王線の鉄橋
来るときに乗ってきた電車が渡った京王線の鉄橋に来た。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/600秒 185mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 16.多摩川の堰
鉄橋の向こうは水位、流量調整のためだろうか、堰になっていた。写真では小さくてわかりにくいが右下の少し水が淀むところにカルガモがいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/550秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段


2014年9月27日

足利から渡良瀬渓谷沿いに日光へ 9月11日~12日 (2)雨の鑁阿寺(ばんなじ) 9/11


 足利でもう一つ見ておくべきところがある。それは足利学校と隣り合わせにある鑁阿寺である。鑁阿寺は詳しくは金剛山 仁王院 法華坊 鑁阿寺(こんごうさん におういん ほっけぼう ばんなじ)といい建久7年(1196年)に創建された。開基は足利義兼だ。鑁阿寺はもともとは足利氏の館であり、現在でも、四方に門を設け、寺の境内の周りには土塁と堀がめぐっており、鎌倉時代前後の武士の館の面影が残されている。

  足利学校の入徳門を出て、すぐ右に曲がる。突き当りを右に曲がると正面に鑁阿寺の楼門が見える。入徳門を出て、楼門までの道は趣のある街並みになっている。
  ところが、その途中で雨が急に激しくなった。軒先を借りてしばし雨宿りをする。しばらくすれば止むだろうと思っていた雨も、止む様子がなく、足利学校でお借りした小さなビニール傘で楼門に向けて歩いた。カメラが濡れる。
  雨の中、史跡足利氏宅跡として国の史跡に指定されている鑁阿寺を歩いたが、雨宿りする時間のほうが長かったようだ。

1.鑁阿寺への道
鑁阿寺への石畳の道が雨に濡れている。見えるのは鑁阿寺の楼門である。鑁阿寺の方形の境内には東西南北に門があり、楼門は南門にあたる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f7.1 1/250秒 140mm ISO720 ) 露出補正 なし
鑁阿寺への道;クリックすると大きな写真になります。
2.街並み
少々雨が強くなってきた。鑁阿寺への道の軒先で雨宿りをさせてもらう。風情のある街並みだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f7.1 1/250秒 27mm ISO1600 ) 露出補正 なし
街並み;クリックすると大きな写真になります。
3.征夷大将軍足利尊氏公像
鑁阿寺は史跡足利氏宅跡として国の史跡に指定されている。12世紀の半ばに足利氏の祖で、源義康の孫にあたる足利義康が同地に居館(足利氏館)を構えたとされる。鑁阿寺の開基、足利義兼は、足利氏の第2代当主。平安時代末期から鎌倉時代前期の武将で鎌倉幕府の御家人であった。足利氏の第8代当主である足利尊氏は、鎌倉時代後期から南北朝時代の武将で室町幕府の初代征夷大将軍(在職:1338年 - 1358年)だ。足利将軍家としての祖である。延元3年/暦応元年(1338年)、尊氏は光明天皇から征夷大将軍に任じられ、室町幕府が名実ともに成立した。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f7.1 1/250秒 90mm ISO2500 ) 露出補正 なし
征夷大将軍足利尊氏公像;クリックすると大きな写真になります。
4.楼門と屋根付きの反橋
雨の中、鑁阿寺の南門である楼門にたどり着いた。堀の向こうに門があるが、堀には屋根つきの反橋がかけられている。建てられた札に、楼門は、仁王門または山門といい、建久7年(1196年)に創建されているが、室町時代に兵火にあい、永禄7年(1564年)、足利幕府13代将軍 足利義輝のときに再建されている。また、反橋は俗に太鼓橋とも言われ、江戸時代安政年間に再修されている・・・と記されていた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f7.1 1/200秒 90mm ISO6400 ) 露出補正 なし
楼門と屋根付きの反橋;クリックすると大きな写真になります。
5.楼門正面
楼門の左右の仁王尊像は、楼門の建物より古く鎌倉時代の運慶の作と言われているそうだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f7.1 1/250秒 42mm ISO3600 ) 露出補正 なし
楼門正面;クリックすると大きな写真になります。
6.本堂への石畳
本堂は室町幕府初代将軍足利尊氏の父・貞氏(さだうじ)が正安元年(1299年)に再建したもので、鎌倉時代の禅宗様建築は全国的にも類例が少ないために、平成25年(2013年)8月に国宝に指定された。入母屋造、本瓦葺き。正安元年(1299年)の建立(再建)だが、応永14年から永享4年(1407 - 1432年)に大規模な改造が行われ、この時に柱をすべて入れ替え、正面に向拝を付した。(Wikipediaによる)

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f7.1 1/250秒 60mm ISO2200 ) 露出補正 なし
本堂への石畳;クリックすると大きな写真になります。
7.多宝塔
本堂への道の右側に多宝塔があった。開祖足利義兼の創建と言われているが、現在のものは再建で、相輪の宝珠を調査したところ寛永6年(1629年)の銘が発見されている。多宝塔の右側には樹齢約550年の大銀杏があった。天然記念物に指定されている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f7.1 1/250秒 32mm ISO4000 ) 露出補正 なし
多宝塔;クリックすると大きな写真になります。
8.本堂から楼門を見る
雨が降り続く。楼門で雨宿りをする人が見える。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f7.1 1/250秒 56mm ISO1400 ) 露出補正 なし
本堂から楼門を見る;クリックすると大きな写真になります。
9.賓頭盧尊者(ビンズルソンシャ)
本堂の前にあった。「このお像は賓頭盧尊者です。通称 おびんずる様 といい、みなさまの足腰身体の悪いところを信心を受けて直してくれる仏様です。」と張り紙されていた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f7.1 1/80秒 24mm ISO6400 ) 露出補正 なし
賓頭盧尊者(ビンズルソンシャ);クリックすると大きな写真になります。
10.本堂の脇に置かれていた電気おみくじ機
200円を入れると獅子がおみくじを引いてきてくれる仕掛けである。国宝となった本堂とは違和感がある。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f7.1 1/250秒 24mm ISO4000 ) 露出補正 なし
本堂の脇に置かれていた電気おみくじ機;クリックすると大きな写真になります。
11.経堂
開基足利義兼が妻の供養のため一切経会を衆する道場として鎌倉時代に創建したといわれるが、現在の建物は応永14年(1407年)関東管領足利満兼により再建された。堂内に八角の輪蔵(経棚)があり、一切経二千余巻を蔵するが、経棚は江戸時代宝永年間の大修繕のものとされる・・・と記されている。昭和59年国重要文化財に指定された。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f7.1 1/250秒 40mm ISO1100 ) 露出補正 なし
経堂;クリックすると大きな写真になります。
12.中御堂(不動堂)
開基足利義兼の創建とされるが、文禄元年(1592年)生実御所国朝の再修による。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f7.1 1/250秒 32mm ISO1600 ) 露出補正 なし
中御堂(不動堂);クリックすると大きな写真になります。
13.鑁阿寺本坊の表門
「解説林」と書かれた扁額が掲げられている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f7.1 1/250秒 70mm ISO1600 ) 露出補正 なし
鑁阿寺本坊の表門;クリックすると大きな写真になります。
14.堀のカルガモ
雨が降る鑁阿寺の堀にカルガモが泳いでいた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f7.1 1/250秒 70mm ISO1600 ) 露出補正 なし
堀のカルガモ;クリックすると大きな写真になります。
15.北門(薬医門)
鑁阿寺はずっと雨の中の散策だった。鑁阿寺には東西南北と4っの門がある。鑁阿寺を離れる際、友人のご主人が足利学校の駐車場から車を回してきてくださった。鑁阿寺の東門で乗せていただく。北門の前で少し止まっていただいてこの写真を撮った。北門はちょうど本堂の後ろ側にある。開基足利義兼の子、足利義氏は父の建てた鑁阿寺維持にため、堀の外に十二の支院(塔中十二坊)を鎌倉時代に建て、その筆頭(頭塔)を千手院とした。この門は先手院(現在の足利幼稚園)の門であり、弘化2年39世臥学頭來昌上人の再建である。・・・薬医門としては規模雄大にして、典型的な江戸末期の形式を有している。・・・と案内札に書かれている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f7.1 1/250秒 48mm ISO3600 ) 露出補正 なし
北門(薬医門);クリックすると大きな写真になります。
16.香雲堂本店
以前、香雲堂本店の足利銘菓「古印最中」を、今回も一緒に旅行している友人の奥様から、初めてただいて食べた時、とても美味しいと思い、その後、時々通販で買い求めている。東京、横浜では売っている店がない。足利に来たのでその本店に寄ってみた。お土産に買った「古印最中」はずっしりと重たい。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f7.1 1/250秒 34mm ISO500 ) 露出補正 なし
香雲堂本店;クリックすると大きな写真になります。


 訪れた地点については、奥日光旅行地図を参照ください。

2014年7月14日

D5300 試し撮り 保土ヶ谷公園 6月29日


  昨年11月に Nikon D5300 が発売された。 どちらかというと入門機ではあるが、バリアングルモニターがついているのは、Nikonのデジタル一眼レフではD5000シリーズしかない。インターネットに記される評判もなかなか良い。価格がこなれてくるかと様子を見ていたが、とうとう購入してしまった。購入したあと、価格はまだ少し下がっているようだが、7月には使いたいと思っていたので、まあ、良しとしよう。

  4年ほど前に今も愛用しているD300のサブ機としてD5000を購入した。D5000と比べると、ライブビュー撮影でのAFが速くなっているということと、ISO感度の常用域が3200から12800に上げられていることがD5300に買い替える動機となった。また、レンズ・キットの18-140mmというレンズにも魅力があった。ライブビューでの撮影でも相性がよさそうであり、ズーム全域で45cmまで近寄って撮れるので、蝶の撮影も可能だと思う。

 手に持った感じは収まりが良く、大きさもD5000とほぼ同じで、携行しやすい。 この日はVRを off にして撮っていたが、シャッター・スピードを1/250秒以上の設定にしたので、特に問題はなかった。マルチ・パターン測光でとったが、少しアンダー気味に撮れるようだ。

1.アジサイの季節
アジサイがきれいな季節になった。保土ヶ谷公園でもたくさんのアジサイが色とりどりの花を咲かせている。さっそく、ラーブビューでバリアングルモニターを使って"腰だめにして"撮ってみた。HS50ほどは速くないが、不自由のない速さで合焦してくれた。この濃いブルーのアジサイは初めて見る。写真ではわかりにくいが、ガクなのか、花なのか?

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f3.5 1/320秒 18mm ISO200 ) 露出補正 なし
アジサイの季節;クリックすると大きな写真になります。
2.カルガモの親子
公園の奥、プールに近いところに、「森とせせらぎゾーン」が新しく整備されているが、そこの池にカルガモの親子がいた。子は4羽いる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO320 ) 露出補正 なし
カルガモの親子;クリックすると大きな写真になります。
3.カルガモの子たちは昼寝
しばらく見ていると親とともに池に入った子たちは、池の中の置き石に上がり、4羽がかたまって昼寝を始めた。親は近くで見守っている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO280 ) 露出補正 なし
カルガモの子たちは昼寝;クリックすると大きな写真になります。
4.ヒカゲチョウ
舞岡公園と同じように羽化したてのようなきれいなヒカゲチョウがいる。チョウの目にフォーカス・ポイントを合わせ、シャッターを切る。合焦後に"カメラが動いたな"と感じた時は、ピントが甘くなっている。少し暗かったのでISO2200になったが、少しフラットになったかなと思う程度で、ほとんど画像に問題はない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO2200 ) 露出補正 なし
ヒカゲチョウ;クリックすると大きな写真になります。
5.ベニシジミ
足元から、真っ黒なベニシジミが飛び立った。春一番に出てくるベニシジミに比べ、ずいぶん黒い。目にピントが合わせ難かったが、何とか合っている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 116mm ISO220 ) 露出補正 なし
ベニシジミ;クリックすると大きな写真になります。
6.白いアジサイの花
白いアジサイが群落のようになって咲いていた。マルチパターン測光で、露出補正なしで撮ったが、感覚的に-1.0くらいの露出補正をしたように撮れている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 18mm ISO220 ) 露出補正 なし
140714_006.jpg
7.杉山神社
保土ヶ谷公園を早々に切り上げた。いつも保土ヶ谷公園から自宅へ帰るときにとおる団地脇の道を行くと、右手に杉山神社がある。この日は夏祭のようだったので、境内に入ってみた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 27mm ISO720 ) 露出補正 なし
杉山神社;クリックすると大きな写真になります。
8.お祭りの屋台
境内には人がいなかったが、それでも神社への入り口前の通りには、5~6軒の屋台が出ていた。気の毒にあまり賑わいはない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 80mm ISO250 ) 露出補正 なし
お祭りの屋台;クリックすると大きな写真になります。
9.法性寺
星川の駅近くの通りまで下りてきた。山のほう(保土ヶ谷公園のほう)に、日蓮宗光榮山法性寺の入り口があり、そこに可愛い石像が置かれていた。鎌倉の長谷寺に行った時に「和み地蔵」というのがあったが、これも「和み地蔵」と同様に宮城県の石神彫刻工房で作られたのだろうか。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/320秒 18mm ISO200 ) 露出補正 なし
法性寺;クリックすると大きな写真になります。
10.保土ヶ谷区役所
保土ヶ谷区役所のテラスではボランティアの方が、プランタンで花を栽培されている。そこにツマグロヒョウモンの♀が来ていた。ことしはツマグロヒョウモンも見る機会が少ないなと思っていたが、ここには♂が1頭と♀が2頭いた。この♀は産卵するような動きをしている。ツマグロヒョウモンの食草はスミレで、栽培されているスミレやパンジーにも産卵をするのだが、この草はスミレやパンジーの類ではないように見える。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO400 ) 露出補正 なし
保土ヶ谷区役所;クリックすると大きな写真になります。
11.ツマグロヒョウモン♀ 開翅
このレンズの最短撮影距離はズーム全域で撮像面から45cmになっている。望遠端の140mmでとると、余裕をもって、この程度の大きさに撮れるところまで近づける。ピントもシャープだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/320秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
ツマグロヒョウモン♀ 開翅;クリックすると大きな写真になります。


2014年4月13日

散在ガ池森林公園 3月28日


 舞岡公園は変わり映えがしないので、どこか違うところへ行ってみようと思い、いくつかの候補の中から、鎌倉市の大船の近くにある散在ガ池森林公園を選んだ。
  散在ガ池というのは鎌倉湖のことである。近くに鎌倉カントリークラブがある。
  JRの大船駅から鎌倉湖循環というバスに乗った。散在ガ池森林公園は「今泉不動」というバス停で降りるが、その一つ手前の「白山神社」で降り、白山神社を見ていくことにした。散在ガ池森林公園に入る前に称名寺(今泉不動)にも行ってみた。
  散在ガ池森林公園は、まさに森林に覆われている。散在ガ池(鎌倉湖)を周るように「馬の背の小径」を上り、「のんびり小径」を下りてきたが、「馬の背の小径」はところどころ急なのぼりがあり、息がはずんだ。ただ、この公園は緑は多いが、開けたところがなく、花もなさそうだ。蝶の撮影には適さないように思えた。
午後1時ごろ、再びバスに乗って大船に戻り、昼食にした。

1.白山神社
大船から乗った神奈中バスの散在が池森林公園の下車駅は「今泉不動」だが、その一つ手前の「白山神社」で下車して、白山神社にお参りした。その昔にはさらに毘沙門天が祀られたお堂があったそうで、その毘沙門堂の別当寺として今泉寺(こんせんじ)があったそうだ。毘沙門堂は、明治政府の発令した廃仏毀釈によって失われている。現在、境内には白山神社と今泉寺が同居している。ただ、今泉寺がどれなのか(どの建物なのか)良く判らなかった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/850秒 4.8mm ISO400 ) 露出補正 なし
白山神社;クリックすると大きな写真になります。
2.白山神社社殿
この階段を上がった先に社殿があった。質素な神社だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/600秒 8.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
白山神社社殿;クリックすると大きな写真になります。
3.称名寺(今泉不動)
白山神社を出て、バス通りを進むと右手に散在ガ池森林公園の入り口への道がある。そこをいったん通り越して、少し進むと、称名寺(今泉不動)があった。そこを右に行くと鎌倉カントリー方面だ。称名寺の境内に入る、奥に進むと不動堂上り口に出る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/170秒 7.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
称名寺(今泉不動);クリックすると大きな写真になります。
4.称名寺(今泉不動) 不動堂
苔の付いた階段を上がりきったところに不動堂があった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/50秒 6.0mm ISO400 ) 露出補正 なし
称名寺(今泉不動) 不動堂;クリックすると大きな写真になります。
5.称名寺(今泉不動) 三十六童子
鎌倉幕府の歴代将軍が信仰したという不動明王が祀られ、不動堂の背後には、石造の大日如来と三十六童子像が置かれている。不動堂を降りたところに 陰陽の滝というのがあり、ぜひ見たいと思ったが、今秋封切り予定の映画「ふしぎな岬の物語」(企画・主演は吉永小百合 さん)の冒頭シーンがこの陰陽の滝の前で撮影されているとかで、立ち入ることが出来なかった。吉永小百合さんもいたのだろうか?

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/640秒 7.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
称名寺(今泉不動) 三十六童子;クリックすると大きな写真になります。
6.散在ガ池(鎌倉湖)
白山神社、称名寺にお参りして、バス通りを少し戻り、左手の道を少し登って、右手にあった散在ガ池森林公園入口から公園に入った。しばらく「せせらぎの小径」を歩くとここに出てくる。途中、テングチョウとムラサキツバメを見かけたが、撮れなかった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/400秒 9.7mm ISO200 ) 露出補正 なし
散在ガ池(鎌倉湖);クリックすると大きな写真になります。
7.カルガモと鯉
池には2羽のカルガモと多くの鯉がいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/640秒 160.5mm ISO1000 ) 露出補正 なし
カルガモと鯉;クリックすると大きな写真になります。
8.カルガモ
カルガモは渡りは行わないという。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 66.0mm ISO160 ) 露出補正 -1.0段
カルガモ;クリックすると大きな写真になります。
9.カルガモと緋鯉
2羽のカルガモが作り出す波紋と緋色の鯉が撮らせた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/400秒 56.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
カルガモと緋鯉;クリックすると大きな写真になります。
10.強い虫と弱い虫
鎌倉湖を左に見て「馬の背の小径」を進む。ところどころ急なのぼりになり、息が弾む。途中には教育的ないろいろな案内板があった。この案内版の内容は興味があった。樹液に来る蝶の中ではゴマダラチョウが一番強く、アカタテハが一番弱いとされている。シータテハが描かれているが、ここにシータテハが生息しているのだろうか。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/640秒 6.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
強い虫と弱い虫;クリックすると大きな写真になります。
11.アメンボ
鎌倉湖を左回りで一周するように、「のんびり小径」を下りて、「せせらぎの小径」へ戻ってきた。そのせせらぎにアメンボがスイスイと浮かんでいる。アメンボは半翅目アメンボ科の昆虫の1種で、体長は15mm内外、黒色だ。中後肢は長く、先端に毛の束があり、表面張力で体を水面に保ち滑走する。前肢は短く、食物をとるのに使う。ミズスマシとはべつものである。中後肢の毛の束が水の影を作っている。交尾中だ。ピントが今一つだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/320秒 119.3mm ISO500 ) 露出補正 なし
アメンボ;クリックすると大きな写真になります。
12.テングチョウ
「せせらぎの小径」からバス停に戻る途中、テングチョウが日向ぼっこをしていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/480秒 38.1mm ISO100 ) 露出補正 なし
テングチョウ;クリックすると大きな写真になります。
13.ボケ
この時期、ボケの花がきれいだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/220秒 115.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
ボケ;クリックすると大きな写真になります。
14.ヒイラギナンテン
今まで気が付かなかったが、ヒイラギナンテンがこんなにきれいな花を咲かせていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/500秒 66.0mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヒイラギナンテン;クリックすると大きな写真になります。


2014年3月 8日

大池こども自然公園 梅林 2月26日


 前回と前後してしまったが、やっと春らしい暖かい日になった2月26日、ここのところ、雪が降ったりしてしばらく動かしていなかったので、いつもは相鉄線の二俣川から歩いていく、こども自然公園へ車で行ってみた。梅林と、なにか鳥が撮れないかなと期待してのことだった。池の周りには、三脚を据えてカワセミを狙う人たちがいて、私もしばらくとどまってみたが、モデルのカワセミは現れなかった。池にはカルガモとキンクロハジロだけだ。
 梅はまだ少し早いようだが、きれいに咲いていた。紅梅の固いつぼみが可憐で美しい。 横浜市の環境創造局のホームページによれば、この公園は、昭和30年代に進められていた相鉄線沿線一帯の開発の際に、将来に向けて緑の保全を目指して立てられた都市計画に呼応するかたちで、相模鉄道から寄付された23.6haの土地を基に、市が隣接地を買収、昭和43年から整備を行ったとのこと。公園の中心となっている約6600平方メートルの池は、江戸時代中期に灌漑用水池としてつくられたと伝えられ、天明の大飢饉の際には、この池の水と魚が多くの人々の飢えと渇きを救ったといわれる。その当時、池畔には弁財天が祭られ、「本宿の大池」として親しまれていたところから、現在でも別名「大池公園」と呼ばれているそうだ。

140308_014.jpg
 横浜市旭区のホームページにあった案内図を借用した。 この日はこの案内図の右上にある第一駐車場に車を停め、左回りで大池の周りを歩いた。

1.釣りをする人たち
池畔には釣りを楽しんでいる人たちがいた。投げ釣りは禁止になっている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/480秒 111.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
釣りをする人たち;クリックすると大きな写真になります。
2.桜山
大池の先を左へ行くと桜山がある。桜のころは全体がピンクに染まり、花見の客でにぎわう。しかし、数年前から、胴枯病の治療が行われている。胴枯病に侵された枝を回復させるため剪定している。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/900秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
桜山;クリックすると大きな写真になります。
3.中池のカルガモ
桜山の先をぐるっと回って中池に出てきた。池畔には、三脚が何台か並んでいる。散歩をしていたご婦人が、カメラを構えている一人に「何を撮っているのですか?」と聞いていた。池から出ている杭にカワセミが来るらしい。カルガモが2匹いた。以前、n-shuheiさんからカルガモの雌雄は見分けにくいと聞いているが、右が♂で左が♀だろうか?わからない。
HS50EXRのプログラムオートは、ここで1/340秒、ISO200となって欲しいのだが、FUJIFILMに尋ねてみたところ、AUTOに設定してあるダイナミックレンジ(識別可能な信号の最小値と最大値の比率)に影響されるとのことだった。ダイナミックレンジが200%の時はISO200以上、ダイナミックレンジが400%の時はISO400以上が必要なるということである。難しくて理解しにくいが、このショットの場合、十分な明るさがあり、かつ、ダイナミックレンジが100%にとどまったためにISO100になったようだ。明暗差が大きくなく、白飛びが起こりにくい条件だったということなのか。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/170秒 185.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
中池のカルガモ;クリックすると大きな写真になります。
4.「無類絞」
梅林に寄った。全体としては五分咲きというところだろうか。この木はまだ花が咲いていなかったが、びっしりとピンクの蕾が付いていた。案内板の説明によると、中国原産で日本に渡来したという梅は現在、300~400の品種があるという。この梅は木に「無類絞」という札がかけられていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/950秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
「無類絞」;クリックすると大きな写真になります。
5.「大輪緑萼」
白い花が白飛びしないように-0.7段に露出補正して撮った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F8.0 1/800秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
「大輪緑萼」;クリックすると大きな写真になります。
6.梅園
この公園には梅林が2か所ある。これは動物園の近くにある梅林だ。ここでは「梅の花祭り」の旗が立てられていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/800秒 13.8mm ISO200 ) 露出補正 なし
梅園;クリックすると大きな写真になります。
7.雪が残る梅園
14日に降った雪が2週間近くたつのにまだ残っていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/900秒 7.3mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
雪が残る梅園;クリックすると大きな写真になります。
8.「鹿児島紅」
ひときわ鮮やかな色をした紅梅があった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/240秒 185.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
「鹿児島紅」;クリックすると大きな写真になります。
9.残雪
ここは、子供たちの教育水田。日陰になっているところは、2月8日に降った雪がまだ残っていた。白い雪があり、オートに設定しているダイナミックレンジが400%と判断したのか、ISO400になった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/850秒 22.0mm ISO400 ) 露出補正 なし
残雪;クリックすると大きな写真になります。
10.カワセミを狙うカメラ
中池の畔には、カワセミを狙う愛好家の三脚が据えられていた。カメラの持ち主はというと、後ろのベンチにのんびり座っている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/350秒 15.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
カワセミを狙うカメラ;クリックすると大きな写真になります。
11.弁財天
大池、中池の周りを一周して、公園入口近くに戻ってきた。大池の畔に弁財天がある。天明2年(1783年)の大飢饉で大勢の人が亡くなったのを供養して、寛政2年(1790年)に水の守り神として付近の農民が祀ったと伝えられているそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/350秒 15.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
弁財天;クリックすると大きな写真になります。
12.大池と梅
この公園には、あちらこちらで梅の花が咲く。池端の、日陰に雪が残る大池を背景に咲く梅は春らしさを感じさせる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.5 1/840秒 9.7mm ISO400 ) 露出補正 なし
大池と梅;クリックすると大きな写真になります。
13.「池畔の乙女」
大池の池畔にある彫刻。台座に刻まれた作者の名前は「姓」の井上まで読み取れるのだが、「名」が判読できない。いろいろ検索してみたが、わからなかった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 115.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
「池畔の乙女」;クリックすると大きな写真になります。


2014年3月 3日

今年初めての舞岡公園 2月28日


 2月最後の日、この日はとても暖かな日になりそうだった。そろそろ蝶も飛び出すのではないかと期待して、今年初めての舞岡公園へ行く。
  まだ、緑はほとんどなく、公園の整備がなされていて下草がきれいに刈られていた。手入れをされている方たちには申し訳ないが、蝶たちは大丈夫かとちょっと心配になる。
  見かけた蝶は、越冬後のキタテハと生まれたばかりの1頭のモンシロチョウの♂だった。
  一方、舞岡公園には70種に及ぶ鳥たちがいるといわれる。蝶は60種弱だから鳥の方が多い。鳥も少しずつ撮っていこうと思うが、今日のところは、自宅の近くでも見るムクドリ、ヒヨドリ、ツグミといったところだけだった。鳥は手持ちで望遠端の185mmで撮るとやはり手振れを起こしやすい。ファインダーの中でターゲットが揺れる。何かにもたれかかって体を固定すると揺れが少ないのだが、いつもはそんな状況にない。

1.ムクドリ
集団で冬の田圃で餌を探していた。あまり評判の良い鳥ではないが、なかなか良い姿をしている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/280秒 185.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
ムクドリ;クリックすると大きな写真になります。
2.ツグミの後ろ姿
ムクドリたちが集まっていたところで、少し離れて餌をあさっていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/240秒 185.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
ツグミの後ろ姿;クリックすると大きな写真になります。
3.フクジュソウ
この花は早春に花を咲かせ、夏までに光合成をおこない、それから翌年の春まで地下で過ごす、典型的なスプリング・エフェメラルである。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.4 1/900秒 7.0mm ISO400 ) 露出補正 なし
フクジュソウ;クリックすると大きな写真になります。
4.オレンジ色のマンサク
保土ヶ谷公園のマンサクは黄色だったが、ここのはオレンジ色だ。早春に咲くことから。「まず咲く」「まんずさく」が東北地方でなまったものとの説がある。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/420秒 12.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
オレンジ色のマンサク;クリックすると大きな写真になります。
5.ヒヨドリ
30m位先の葉の落ちた木の枝に止まった。ターゲットをAF枠に入れてシャッターを切ったが、眼が悪いので何という鳥かわからない。モニターで拡大してみてヒヨドリと分かった。少しトリミングしている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/450秒 185.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
ヒヨドリ;クリックすると大きな写真になります。
6.桃色の梅の花
紅梅には、とても紅色の濃い花もあるが、この紅梅は、薄いピンクで、いわば桃色だった。品種の名前はわからない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/680秒 68.0mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
桃色の梅の花;クリックすると大きな写真になります。
7.緑色の梅
花びらは白だが、萼(がく)は緑色だし、蕾も緑色だ。蕾の多いこの時期に見ると緑色の梅だ。この梅も品種の名はわからない。「緑萼梅」とでもいうのだろうか。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/600秒 82.0mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
緑色の梅;クリックすると大きな写真になります。
8.ロウバイ
かっぱ池の傍にロウバイがあったのを思い出した。行ってみたが、すでに花はほとんど咲き終わっていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/600秒 82.0mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
ロウバイ;クリックすると大きな写真になります。
9.紅梅と白梅
かっぱ池の奥、瓜久保に紅梅と白梅の木が並んで立っている。両者を重ねて撮った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/680秒 92.0mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
紅梅と白梅;クリックすると大きな写真になります。
10.キタテハ -1
やっと蝶が飛ぶ姿を見た。時間は12時20分過ぎ。何ショットかシャッターを切った後、近寄ってバリアングル・モニターを使って、ローアングルで撮ろうと思ったが逃げられてしまった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/500秒 173.0mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
キタテハ -1;クリックすると大きな写真になります。
11.キタテハ -2
キタテハは次々と現れた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/350秒 119.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
キタテハ -2;クリックすると大きな写真になります。
12.キタテハ -3
このキタテハはシャープに撮ることが出来た。翅をいっぱいに開いて日光浴をしている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/420秒 66.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
キタテハ -3;クリックすると大きな写真になります。
13.キタテハ -4
前の写真とは違う個体である。でも、落ちている同じ葉っぱに止まった。この個体は、冬を越したのに、少し色は褪せているが、ほとんど傷んでいない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/280秒 185.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
キタテハ -4;クリックすると大きな写真になります。
14.モンシロチョウ
これは今年生まれた♂だ。少し露出を抑えればよかった。晴れた日に白い蝶を撮るときはマイナス補正が必須だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/900秒 185.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
モンシロチョウ;クリックすると大きな写真になります。
15.ヒヨドリ
このヒヨドリも、カメラを向けているときは名前が分からなかった。露出補正しないで撮ってしまったので、Nikon Capture NX2 でレベル補正した。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/400秒 185.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
ヒヨドリ;クリックすると大きな写真になります。
16.カルガモと亀
いつもは多くの三脚が並ぶ宮田池だが、この日はなかった。宮田池の反対側にあるさくらなみ池のほとりに、2羽のカルガモと亀たちが日光浴をしていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/320秒 124.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
カルガモと亀;クリックすると大きな写真になります。
17.ツグミ -2
田圃でツグミが餌を漁っていた。ムクドリと異なり、単独行動している。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 185.0mm ISO160 ) 露出補正 なし
ツグミ -2;クリックすると大きな写真になります。
18.ツグミ -3
田圃の向こう側の少々遠いところで、田の番号を示す木札に止まった。望遠端で狙ったが、なんとか止めることが出来た。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/450秒 185.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
ツグミ -3;クリックすると大きな写真になります。


2014年1月 4日

氏神さま初詣 2014年 元旦


 この地に住むようになって11年目を迎えた。今年も例年通り、お屠蘇と雑煮で新年を祝ったあと、氏神さまへ初詣に出かける。
まず、橘樹神社へ。昨年より参拝者は多く、鳥居の外まで列ができていた。そして、神明社へ。ここも例年より参拝者が多い。昨年と違ったことは、いつも「焼きそば」「たこ焼き」などの屋台が出ているが今年はそれがない。神明社では屋台は置かれていたが営業されていなかった。何かわけがあるのだろうか。

1.橘樹神社鳥居
11時半少し前の様子。例年より、30分ほど遅くなった。そのためなのか、初詣の人の列は鳥居の外まで溢れている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/800秒 8.1mm ISO100 ) 露出補正 なし
橘樹神社鳥居;クリックすると大きな写真になります。
2.注連(しめ)柱
境内の中ほどに注連柱があり、その両脇に狛犬がいる。この狛犬は嘉永5年(1852)奉納されたというから古い。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/400秒 22.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
注連(しめ)柱;クリックすると大きな写真になります。
3.手水舎
今まであまり気が付かなかったが、注連柱の手前に立派な手水舎があった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/400秒 13.8mm ISO400 ) 露出補正 なし
手水舎;クリックすると大きな写真になります。
4.神楽殿
本殿の右手には神楽殿がある。いままで、この神楽殿は閉められている時しか見たことがないが、この日はお神楽が演じられていた。女性が太鼓を打っている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/304秒 40.8mm ISO400 ) 露出補正 なし
神楽殿;クリックすると大きな写真になります。
5.御神楽
何が演じられているのかわからないが、Wikipediaによれば、古事記・日本書紀の岩戸隠れの段でアメノウズメが神懸りして舞った舞いが神楽の起源とされ、アメノウズメの子孫とされる猿女君が宮中で鎮魂の儀に関わるため、本来神楽は招魂・鎮魂・魂振に伴う神遊びだったとも考えられるとある。また、里神楽といわれることもあるようだが、里神楽という語は御神楽と対比して用いられ、狭義では関東の民間の神楽を指すとのこと。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/132秒 38.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
御神楽;クリックすると大きな写真になります。
6.ウミネコ
橘樹神社から帷子川にかかる帷子橋を渡って、天王町駅前を通り、神明社に向かう。帷子川にはいつもいるユリカモメより大きな白い鳥がいた。ウミネコだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 172.8mm ISO125 ) 露出補正 なし
ウミネコ;クリックすると大きな写真になります。
7.神明社
ここも人出が多かった。神明社は全国に1万8千社あると言われ、、横浜市内だけでも「神明宮」「神明神社」「天照大神」などを合わせると現在38社あるという。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/526秒 18.0mm ISO125 ) 露出補正 なし
神明社;クリックすると大きな写真になります。
8.神明社参道
やっと鳥居をくぐり、本殿まで200mほどあろうかと思われる参道に入る。参拝者の列の頭越しに本殿(天照太神宮)の屋根が見える。お参りするまで45分かかった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/140秒 17.3mm ISO125 ) 露出補正 なし
神明社参道;クリックすると大きな写真になります。
9.茅の輪
橘樹神社にもあったが、ここにも茅の輪があった。お清めの輪で、これをくぐって、罪やけがれを取り除くのだそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/160秒 12.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
茅の輪;クリックすると大きな写真になります。
10.神明社と横浜ビジネスパーク
神明社の北口を出て、道路を渡ると 横浜ビジネスパークのビル群がそびえる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/891秒 4.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
神明社と横浜ビジネスパーク;クリックすると大きな写真になります。
11.授与所
本殿を参拝した後、15社に及ぶ境内社を順にお参りする。最後の天満宮のお参りを終えると授与所に出る。お札やお守、そして合格祈願のはちまきなどがある。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/180秒 20.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
授与所;クリックすると大きな写真になります。
12.甘酒
お参りを終えた人に甘酒が振る舞われていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/949秒 7.9mm ISO400 ) 露出補正 なし
甘酒;クリックすると大きな写真になります。
13.ホシハジロ
午後1時、初詣を終えての帰り道、今シーズンまだ見ていない鳥が来ていないかなと思い帷子川の河畔に出た。茶色の頭が特徴的なホシハジロがいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/640秒 160.5mm ISO1250 ) 露出補正 なし
ホシハジロ;クリックすると大きな写真になります。
14.カルガモ
オナガガモかと思ったら、くちばしの先が黄色く、顔も白い。カルガモだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/400秒 185.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
カルガモ;クリックすると大きな写真になります。
15.オナガガモ雌雄
この日も星川駅が近くなると川面にオナガガモが多かった。このように雌雄仲良さそうに並んでいるオナガガモを見ることが多い。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/640秒 185.0mm ISO400 ) 露出補正 なし
オナガガモ雌雄;クリックすると大きな写真になります。


2013年1月30日

大宮氷川神社 1月11日


 鉄道博物館からの帰りは、氷川神社へ寄ろうと思っていた。午後1時過ぎに鉄道博物館を出て、東北新幹線、高崎線のガードをくぐり、大宮公園のほうへ向かって歩いた。途中、宇都宮線、東武野田線の踏切を渡ると、埼玉県立歴史と民俗の博物館があった。博物館を左手に見ながら大宮公園の中に入る。大宮公園は明治18年、太政官布達により氷川公園の名称で誕生し、同31年に埼玉県が管理することになったとのこと。。現在ある県営公園の中では最も長い歴史を持つ公園だそうだ。
  公園の中央にある池の先を右へ進むと、氷川神社の楼門にでた。鉄道博物館から30分以上歩いたことになる。少々疲れた。氷川神社は正式には武蔵一ノ宮氷川神社というとのこと。
  氷川神社のあちこちを巡って、参道を歩く。結局、参道を一の鳥居まで歩いて、そこから大宮駅までタクシーに乗ってしまった。大宮駅に着いたのは2時半、駅ビルの中のカフェでコーヒーを飲み、3時過ぎの湘南新宿ラインの逗子行に乗った。

1.大宮公園の池
宇都宮線、東武野田線の踏切を渡り、歴史と民俗の博物館の博物館入口への道を右に曲がり、しばらく進むと大宮公園の池に出た。案内板には「ボート池」とあった。今の時期、ただ水鳥だけが遊ぶ殺風景な池だが、桜のころはきれいだと思う。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F11 1/500秒 42mm ISO400 ) 露出補正 なし
大宮公園の池;クリックすると大きな写真になります
2.初詣の名残
初詣の名残か、氷川神社に近くなると、営業していない屋台がおかれていた。初詣ではさぞにぎわったのであろう。しかし、明日からまた三連休になる。参拝客も多いだろうから、また、営業するのかもしれない。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F3.5 1/250秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
初詣の名残;クリックすると大きな写真になります
3.神橋
氷川神社の楼門の脇に出た。左手に神池があり、そこに楼門に向けて橋が架かっている。大宮駅方面からの参道を来ると、三の鳥居をくぐって境内に入り、この神橋に出る。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F9 1/320秒 36mm ISO400 ) 露出補正 なし
神橋;クリックすると大きな写真になります
4.氷川神社楼門
朱塗りの楼門は立派だった。その延長で舞殿、拝殿、本殿が囲われている。この日の参拝客は少なかった。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F6.3 1/250秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
氷川神社楼門;クリックすると大きな写真になります
5.舞殿
楼門を入ると舞殿があった。平成癸巳と書かれた大きな札が掲げてられている。その向こう側に見えるのは拝殿である。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F3.8 1/250秒 24mm ISO400 ) 露出補正 なし
舞殿;クリックすると大きな写真になります
6.舞殿わきから見る拝殿
拝殿もなかなか立派だった。拝殿の奥には本殿がある。拝殿の前には大きな賽銭箱が設けられていた。正月には参拝者が多かったのだろう。正月三が日の参拝者数は全国で10位に入るという。氷川神社という名はあちこちで聞くが、ここ大宮の氷川神社が東京都・埼玉県近辺に約200社ある氷川神社の総本社であるそうだ。現在の祭神は須佐之男命(スサノオノミコト)、奇稲田姫命(クシナダヒメノミコト)、大己貴命(オオナムチノミコト)。創建は孝昭天皇3年(紀元前473年)と伝えられるが定かではないようだ。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F4 1/250秒 27mm ISO400 ) 露出補正 なし
舞殿わきから見る拝殿;クリックすると大きな写真になります
7.門客人神社
神橋から楼門の方を見て右側に門客人神社がある。門客人神社は摂社で足摩乳命(アシナヅチノミコト)と手摩乳命(テナヅチノミコト)が祀られている。摂社とは、その神社の主祭神と縁故の深い神を祀った神社だそうだ。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F4 1/250秒 28mm ISO500 ) 露出補正 なし
門客人神社;クリックすると大きな写真になります
8.御嶽神社
門客人神社のすぐ右側に御嶽神社がある。御嶽神社は末社であり、摂社に次ぐ格式を有し、本社の祭神や由緒に深い関係をもつ神社という。祭神は大己貴命(オオナムチノミコト)と少彦名命(スクナビコナノミコト)が祀られいる。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F4.2 1/250秒 35mm ISO800 ) 露出補正 なし
御嶽神社;クリックすると大きな写真になります
9.おみくじ
門客人神社と御嶽神社の前にはたくさんのおみくじが結いつけられていた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F11 1/500秒 34mm ISO800 ) 露出補正 なし
おみくじ;クリックすると大きな写真になります
10.松尾神社
大宮駅に向かおうと神橋を渡ると、右側に松尾神社があった。松尾神社も末社の一つで(オオヤマイクノカミ)が祀られている。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F3.5 1/250秒 18mm ISO1000 ) 露出補正 なし
松尾神社;クリックすると大きな写真になります
11.カルガモの♀
松尾神社の前の池にはカモたちがいた。くちばしの黄色からカルガモと見たが、いかがだろうか。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/250秒 200mm ISO1100 ) 露出補正 なし
カルガモの♀;クリックすると大きな写真になります
12.神楽殿
神橋から三の鳥居のほうへ歩くと、左側に地味な古い建物が二つあった。この写真は手前の神楽殿だ。神楽殿とは境内に設けられた神楽を奉ずるための建物だそうだ。この日は、おみくじの納めどころの柵が前にあり、沢山のおみくじが結び付けられていた。柵の切れ目をくぐって、中に入る。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F4.5 1/250秒 22mm ISO400 ) 露出補正 なし
神楽殿;クリックすると大きな写真になります
13.額殿
神楽殿の奥に額殿があった。額殿とは、信者の奉納する額 や絵馬を掲げておくお堂のこと。この額殿は江戸時代後期の建造物だそうだ。額殿には「先の関東大震災や東日本大震災には持ち堪えましたが老朽化が進んで居りますので建物保存の為筋交いを入れました」という札が打ちつけられていた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F4.0 1/250秒 26mm ISO560 ) 露出補正 なし
額殿;クリックすると大きな写真になります
14.三の鳥居
境内を抜けて三の鳥居を出る。参道から振りかえって三の鳥居を眺める。まだ正月の名残があった。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F10 1/400秒 27mm ISO400 ) 露出補正 なし
三の鳥居;クリックすると大きな写真になります
15.二の鳥居
武蔵一宮氷川神社の参道である氷川参道は、ケヤキを中心としたおよそ700本の樹木により南北約2kmにわたり続いている。さいたま市における歴史・文化的資産として、都心部に残された貴重な緑の空間となっている。この二の鳥居は、木造では日本一の大きさを誇る鳥居で、昭和51年に明治神宮から奉納されたとのこと。一の鳥居はJRで一駅先の「さいたま新都心」駅のすぐ手前にあり、一の鳥居から三の鳥居まで歩くと30分~40分かかるようだ。我々は、二の鳥居でタクシーに乗ってJR大宮駅へ出た。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F10 1/400秒 34mm ISO400 ) 露出補正 なし
二の鳥居;クリックすると大きな写真になります

2012年12月28日

帷子川(かたびらがわ)の水鳥たち


 私の自宅のそばを帷子川という二級河川が流れている。帷子川は横浜市旭区若葉台近辺の湧水を水源として、相鉄線沿線の星川、天王町付近を流れ、横浜港に注いでいる。自宅から相鉄線星川駅に出るにはこの帷子川を渡る。先日から気になっていたのだが、今年はいつもの年より、水鳥が多く、今まで見なかった鳥たちも来ているような気がする。
  12月26日、快晴、しかし風があり、寒い日であったが、午前10時過ぎから昼前まで、Nikon COOLPIX P90 を携えて、星川から天王町まで川沿いに歩いてみた。
  私は鳥のことはよくわからない。鳥たちを熱心に撮っておられる Atelier Shuhei Weblog の師匠に教えていただいた。

1.「帷子川観察マップ」
10年も住んでいて今まであまり気に留めることもなかったが、保土ヶ谷区役所・消防署の前から、星川駅の改札口に上がる入口へ通じる道の帷子川にかかる橋の手前に、「帷子川観察マップ」という案内板が立てられている。この橋を渡って川の向こう側の岸を川下にあたる天王町のほうへ歩いて行ってみようと思う。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/125秒 8.2mm ISO 64 ) 露出補正 なし
「帷子川観察マップ」;クリックすると大きな写真になります
2.オナガガモ
名前がわからなかったので Atelier Shuhei Weblog のオーナーに教えていただいた。大阪堺ではあまり見ることのない鳥だそうだ。なかなか気品がある。これは♂のようで、♂の尾が長いのでこの名があるという。ユーラシア大陸の北部と北アメリカ北部の寒帯から亜寒帯にかけての地域で繁殖し、日本全国に冬鳥として多数渡来するという。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/147秒 110.4mm ISO 400 ) 露出補正 なし
オナガガモ;クリックすると大きな写真になります
3.カルガモ
有名なカルガモだが、わからなかった。はじめはオナガガモの♀かなと思っていた。くちばしが黄色いので区別できる。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/299秒 110.4mm ISO 400 ) 露出補正 なし
カルガモ;クリックすると大きな写真になります
4.帷子小学校の前
次の橋まで来ると、そのまま、河畔を進むことができず、一旦横浜ビジネスパークのほうへ折れる。右側に小学校があり、その左手のマンションのところから再び河畔へ出る。マンションの入り口にこんなかわいらしい鳥たちがとまっている柵があった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/80秒 6.6mm ISO 66 ) 露出補正 なし
帷子小学校の前;クリックすると大きな写真になります
5.キンクロハジロ雌雄
上が♀で、したが♂。とても数が多かった。日本では冬季に九州以北に越冬のため飛来するとのこと。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/160秒 110.4mm ISO 89 ) 露出補正 なし
キンクロハジロ;クリックすると大きな写真になります
6.ホシハジロ
自分でネットで調べたところ、ヒドリガモかなと思っていた。しかし、ホシハジロだと教えていただいた。改めてネットで検索してみるとお腹の白い部分が異なるのではっきり区別できた。この鳥も日本には冬鳥として全土に渡来し越冬する。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/180秒 110.4mm ISO 96 ) 露出補正 なし
ホシハジロ;クリックすると大きな写真になります
7.ハクセキレイ
この鳥はよく見る。先日、葉山国際カンツリー倶楽部でゴルフをしたときなど4~5羽ほどが飛び交っていた。私にはハクセキレイとセグロセキレイは区別が付けにくい。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/320秒 110.4mm ISO 64 ) 露出補正 なし
ハクセキレイ;クリックすると大きな写真になります
8.ユリカモメ
カモメはいつも海にいるように思っていたが、この鳥も渡り鳥なのだ。ユーラシア大陸北部やイギリス、アイスランドなどで繁殖し、冬は南下しヨーロッパ、アフリカ、インド、東南アジアへ渡り越冬するという。日本では冬鳥として、北海道から南西諸島まで広く渡来し、小型のカモメ類の大半が本種であるという。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/237秒 110.4mm ISO 64 ) 露出補正 なし
ユリカモメ;クリックすると大きな写真になります
9.カワウ
天王町の近くまで来ると、カワウが日向ぼっこをしていた。カワウは渡り鳥ではなく、日本で繁殖するようだ。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/200秒 110.4mm ISO 64 ) 露出補正 なし
カワウ;クリックすると大きな写真になります
10.キンクロハジロ
この日は本当に多くのキンクロハジロを見ることができた。帷子川は清流とはいかないが、川の水はきれいになっているように思え、特に横浜港の潮が引いているときは川底が見えるほどだ。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/200秒 110.4mm ISO 400 ) 露出補正 なし
キンクロハジロ;クリックすると大きな写真になります
11.川沿いの公園
行きに歩いたのと反対側の河畔を再び星川のほうへもどってきた。河畔には高層集合住宅が立ち並んでいるが、その一角に写真のような遊び場がある。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/200秒 16.9mm ISO 64 ) 露出補正 なし
川沿いの公園;クリックすると大きな写真になります
12.オナガガモ♂
星川のほうへもどってくるとまたオナガガモの姿が多くなった。ちょっと羽を広げて見せてくれたが、美しい鳥だ。食用にもなるらしいが、カモに比べると味は落ちるそうだ。この日、鳥の写真の多くはP90ズーム望遠端の110.4mmで撮ったが、これは35mm版にすると624mm相当になる。手振れを少なくするように、できるだけ柵などで体を支えるようにして撮った。水鳥たちの数が多いので写真は撮り放題といったところ。とても楽しい1時間半だった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/160秒 110.4mm ISO 400 ) 露出補正 なし
オナガガモ♂;クリックすると大きな写真になります
13.鯉
帷子川には大きな鯉がたくさん泳いでいる。橋の上から顔を出して覗いていると、餌をくれると思うのだろうか、たくさん集まってくる。ほとんどが黒い鯉だが、こんな見事な色の鯉もいた。大きさは1mもあるかと思えるほど大きい。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/85秒 51.8mm ISO 81 ) 露出補正 なし
鯉;クリックすると大きな写真になります