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2024年1月28日

保土ヶ谷公園のカワセミと、横浜ビジネスパークのプラタナスの紅葉 2023年12月13日 横浜市保土ヶ谷区

イチョウ坂の黄葉と、辻広場のカエデの紅葉は見応えがあった。そして上池へ歩いていく途中、河津桜の枝にポツンと小さなサクランボが付いていたのに驚いた。
 上池でカワセミでもいないかと目を凝らすと期待に応えてくれた。どこからか飛んできたカワセミが池の向こう側に茂る枯れた水草の枝にとまったのだ。いったん飛び立ったが、また近くでとまった。エサを探しているようだったが、池にダイブすることはなかった。
 上池からテニスコートの脇に上がり、梅林の方へ歩く。そこからは上池から下池への遊歩道が見下ろせるが、そこで絵を描いている人もいた。もう一度、辻広場へ下りてカエデの紅葉を撮って、バス通りの下を潜る地下道を通って駐車場へ戻った。昼の時間になったので、横浜ビジネスパークへまわり、昼食にした。ここで見たプラタナスの紅葉は真っ赤に染まり、例年になくきれいだった。この日は充実した散策となった。

000_231213147 X700 ◎保土ヶ谷公園 上池 ガマ・ミズクサ RX10M4.jpg
池の周囲に生えるガマにとまったカワセミ 2023年12月13日 横浜市保土ヶ谷区

001_231213101 X900 保土ヶ谷公園 上池 カワセミ RX10M4.jpg 1.上池に来たカワセミ♀ -1
下池から河津桜の傍を歩いて、上池へと歩いていたら、後ろからカワセミが弾丸のように飛んできて、池の周りに自生するガマ(蒲、香蒲)にとまった。急ぎ足で近づき、まず飛び立たないうちに撮った。背中がメタリックブルーに輝く。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 94mm ISO200 )
002_231213102tm X900 〇保土ヶ谷公園 上池 カワセミ RX10M4.jpg 2.上池に来たカワセミ♀ -2
ズームレンズを伸ばして、さらに近づく。じっとして池の水面を見ている。エサを探しているのだ。旨くすると池の飛び込むところが撮れるかもしれない。画像はトリミングしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 218mm ISO320 )
003_231213109 X900 ◎保土ヶ谷公園 上池 カワセミ RX10M4.jpg 3.上池に来たカワセミ♀ -3
ガマの茎にしっかりとまっている。池や沼、川の岸辺などの浅い水辺に自生するガマの花期は夏の6 - 8月であるが、wikipediaによれば、花が終わると、雄花は散って軸だけが穂の上に立ち、雌花穂は茶褐色になって太さも1.5 - 2cmと太くなり、ソーセージに形が似たいわゆる「ガマの穂」になる。雌花は結実後は、綿クズのような冠毛を持つ微小な果実になる。この果実は、長い果柄の基部に穂綿となる白い毛がつき、先端の花柱が色づくと記されている。ガマは水生植物のうち、水底に根を張り、茎の下部は水中にあるが、茎か葉の少なくとも一部が水上に突き出ているガマ科ガマ属の多年草の抽水植物である。別名、ミズクサともいい、古くはカマとも呼ばれていたそうだ。円柱状の穂は蒲の穂と呼ばれる。花粉は蒲黄(ほおう)とよばれ、薬用にされる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 218mm ISO320 )
004_231213120 X900 △保土ヶ谷公園 上池 カワセミ RX10M4.jpg 4.上池に来たカワセミ♀ -4
脚の位置を変えて腹側のオレンジ色を見せてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 218mm ISO320 )
005_231213125 X900 ◎保土ヶ谷公園 上池 カワセミ RX10M4.jpg 5.上池に来たカワセミ♀ -5
脚の位置を変えた後、すぐ飛び立ったが、また戻ってきて近くのガマにとまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 178mm ISO125 )
006_231213131m X900 〇保土ヶ谷公園 上池 カワセミ RX10M4.jpg 6.上池に来たカワセミ♀ -6
この個体は嘴の下がオレンジ色の♀である。♂は嘴の下側が黒い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 220mm ISO160 )
007_231213138 X900 ◎保土ヶ谷公園 上池 カワセミ RX10M4.jpg 7.上池に来たカワセミ♀ -7
保土ヶ谷公園の上池でカワセミに遭遇するのは2度目である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 220mm ISO160 )
008_DSC09479 X900.jpg 8.上池から下池を眺める
手前の上池からせせらぎが下池へと流れる。上池にはカルガモが住み着いていたが、この日は見られなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 220mm ISO160 )
009_DSC09491 X900.jpg 9.イロハモミジ
上池の先を右へ上がってテニスコートのわきの道を、上池を見下ろしながら梅林の方へと歩く。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO250)
010_X900 DSC09494 X900.jpg 10.暖かい日差しを浴びて -1
梅林の先を下池へと下りる。時刻は11時半を過ぎていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO100)
011_DSC09498 X900.jpg 11.暖かい日差しを浴びて -2
あまり鮮やかではないが、紅葉した木々を眺めながら木製の階段を下る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 31mm ISO250)
012_DSC09501 X900.jpg 12.暖かい日差しを浴びて -3
南側の丘の上には横浜市立桜ケ丘高校がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 9mm ISO100)
013_DSC09507 ミズキ X900.jpg 13.ミズキ(水木)の黄葉
PictureThisで検索してみると、これは落葉広葉樹のミズキだった。5月~6月には白い花を咲かせる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 24mm ISO125)
014_DSC09511サクア X900.jpg 14.桜の黄葉
この秋の桜の葉はきれいに黄葉している。PictureThisでは桜の品種までは同定できない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/500秒 220mm ISO125)
015_DSC09526 X900.jpg 15.辻広場の紅葉 -1
辻広場からバス通りの下を潜って噴水広場に抜けるトンネルがある。その前に紅葉をもう一度眺めた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 42mm ISO320)
016_DSC09529 X900.jpg 16.辻広場の紅葉 -2
既に落葉も多くなり、地面を覆っている。そろそろ紅葉の季節も終わる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 15mm ISO250)
017_DSC09539 X900.jpg 17.ドウダンツツジ(灯台躑躅・満天星躑躅)
和名の漢字は難しいが、「ドウダン」は、枝分かれしている様子が昔、夜間の明かりに用いた灯台(結び灯台)の脚部と似通っており、その「トウダイ」から転じたものだ。満天星の表記は本種の中国語名の表記をそのまま引用し和名のドウダンツツジの読みを充てたものだそうだ。低木の落葉広葉樹で、大きくても3mほどというが、この2本のドウダンツツジは、よく道路わきなどで見かけるそれより大きかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 46mm ISO250)
018_DSC09543 ナンテン X900.jpg 18.ナンテン(南天)も真っ赤に紅葉
南天は常緑広葉樹の低木であるが、園芸種では形や色に変化があり、冬にはこのように葉が赤くなる品種がある。駐車場の入り口に植えられていたナンテンは高さは50cm~60cmであった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 174mm ISO200)
019_DSC09546 X900.jpg 19.横浜ビジネスパーク(YBP)
昼どきになったので、車で天王町の横浜ビジネスパークへ行って、昼食にした。ここのプラタナスの紅葉がどうなっているかも見たかったのだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 27mm ISO100)
020_DSC09551 X900.jpg 20.プラタナスの紅葉 -1
6~7本のプラタナスが植えられている。その中で2本ほどがまだ、真っ赤になった葉を付けていた。プラタナスはスズカケノキ科の落葉高木で街路樹・庭園樹として広く用いられている。wikipediaによれば、プラタナスは外来種であり、和名はスズカケノキ。スズカケとは篠懸、もしくは鈴懸とも書き、山伏の装束のことであるとのこと。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 35mm ISO100)
021_DSC09558 X900.jpg 21.プラタナスの紅葉 -2
葉の紅葉も変化がある。下から見上げるようにして撮った。こんな見事なプラタナスの紅葉を見るのは初めてである。毎年ツマキチョウを撮りに行く小石川植物園に背の高いプラタナスの木があるが、そこではどのようになっているのか見てみたかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 24mm ISO125)
022_DSC09577 X900.jpg 22.プラタナスの紅葉 -3
クロスフィルターを付けて撮ってみた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 31mm ISO100)
023_DSC09585 X900.jpg 23.キッチンカー
プラタナス並木の前にキッチンカーが止まっていて、お客さんも来ている。11時半から午後2時まで出店しているようで、日を変えて何店かがエントリーしているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 39mm ISO125)

2023年3月24日

舞岡公園「写真展 生き物たち」/ コジュケイに驚く 2023年3月8日

3月に入ってJPS昆虫切手研究会のSさんからメールをいただき、3月4日から12日まで、第8回「写真展 生き物たち」が舞岡ふるさと村「虹の家」で開催されていることを知った。昨年12月にWeb上で開催された日本チョウ類保全協会の「企画展・チョウの写真展 チョウが消えていく」に、わたくしが昨年7月に舞岡公園で撮った写真「向日葵のモンキチョウ」を応募したところ、掲載されることになった。そして、12月25日に日本蝶類保全協会のWeb写真出展者及び会員との、写真の披露と忘年会がZOONによるオンラインで開催された。恐る恐る参加したが、その際、舞岡での「写真展 生き物たち」を主催されている「舞岡深蝶団」のGさんとお話ができた。そんなことがあって、今回の「写真展 生き物たち」に足を運びたいと思ったのだ。
 舞岡公園へ年数回行くようになって、かれこれ20年になるが、マイカー以外で行ったことがない。そろそろ運転免許も返上しなくてはならないかなと自覚している。そこで今回は電車とバスを利用して行ってみた。横浜から根岸線で本郷台へ行き、そこからバスで小菅ヶ谷北公園まで乗って舞岡公園の南門から入った。マイカーで行くのとでは倍時間がかかる。
 南門を入って歩き出してしばらくすると、彼方で「チョットコイ」と鳴くのが聞こえた。すると、左側から「チョットコイ」という大きな声が聞こえて驚いた。遊歩道の藪の隙間からコジュケイが喉の奥まで見せて声を張り上げていた。そろそろ繁殖期なのだろう。
 途中、アオジもいた。かっぱ池では、何人かの方々がカメラを向けていた。「何がいますか?」と訊ねてみると「池の向こう側にカワセミがいます」と教えてくださった。ファインダーで捉えるのに少々時間がかかった。
 そこから、北門を出て、坂下口から、「虹の家」へ向かった。4年ぶりの開催という「第8回 写真展生き物たち」の会場に入ると、すぐ、Gさんにお会いすることができた。ピントの素晴らしくシャープな数々の作品を拝見した。Gさんは日本自然写真協会に2019年SSP大賞を受賞されておられる。また、「表裏ツーショット」という、翅表と裏面を見せる同じ種の蝶2頭の写真を10数葉出展されていたTさんともお話しできた。2棟のチョウをともにピントが合うように撮るのはなかなか難しいことはよく承知している。
 「虹の家」からの帰り道は、舞岡八幡宮にお参りした時間を除くと、横浜市営地下鉄の舞岡駅まで歩いて5分ほどだった。

000_230308036 X700 ◎舞岡公園 コジュケイ RX10M4.jpg
大きな声で鳴くコジュケイ 2023年3月8日 横浜市戸塚区 舞岡公園

001_23030809m X900 ◎舞岡公園 ミツマタ RX10M4.jpg 1.ミツマタ (三椏)
季節は移り変わっていく。ミツマタの花期は3 - 4月で三つ叉(また)に分かれた枝の先に黄色い花を咲かせる。花には花弁がなく、筒状で先端が4裂した萼筒がつき、外側に白い細かい毛が密生して、内側が黄色い。樹皮は繊維質が強く、和紙の原料、特に日本紙幣の原料として重要である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 118mm ISO160 ) 露出補正 なし
002_230308035 X900 ◎舞岡公園 アオジ RX10M4.jpg 2.アオジ(青鵐、蒿鵐、蒿雀)
遊歩道を歩いているとアオジがいた。アオジはここではおなじみの野鳥だ。ホオジロの仲間で、きれいな緑や黄色は、薄暗いところでは自然に溶け込み目立たない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 220mm ISO3200 ) 露出補正 なし
003_230308041 X900 ◎舞岡公園 コジュケイ RX10M4.jpg 3.コジュケイ(小綬鶏) -1
南門から入って水車小屋の方へあるくと、コジュケイの「チョットコイ」と鳴く声が聞こえてきた。少し離れているようだが、どこにいるのかなとみていると、突然、ごく近くで「チョットコイ」が聞こえた。ふと見ると、道端から2mほど入った藪の隙間にコジュケイの鳴く姿があった。もちろん別の個体である。急いでシャッターを切ったが、驚くほど大きな声だった。喉の奥まで見えるように口を開けて叫んでいる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 220mm ISO3200 ) 露出補正 なし
004_230308050 X900 ◎舞岡公園 コジュケイ ウィンク RX10M4.jpg 4.コジュケイ -2
コジュケイが口をつぐむ。wikipediaによれば、日本にはペットとして台湾種テッケイ(台湾語:tek-ke/竹雞)が移入された。狩猟用に基亜種が1919年に東京都や神奈川県で(1915年には既に脱走していたとされる、亜種テッケイが1933年に埼玉県や兵庫県で放鳥された。身体に似合わぬ大きな声で鳴き、それが「チョットコイ、チョットコイ」と聞こえることから、「警官鳥」と俗称されることがあった。日本では岩手県以南の太平洋沿岸、四国、九州などで繁殖しているという。「チョットコイ」という鳴き声は比較的よく聴くが、姿を見せることはなかなかないという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 220mm ISO3200 ) 露出補正 なし
005_230308052tm X900 ◎舞岡公園 コジュケイ RX10M4.jpg 5.コジュケイ -3
コジュケイのオスは繁殖期になると「チョットコイ チョットコイ」と聞こえる大きな鳴き声を盛んに出すようになるという。コジュケイの繁殖期は4~6月だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 220mm ISO3200 ) 露出補正 なし
006_230308057 X900 舞岡公園 コジュケイ 左向き RX10M4.jpg 6.コジュケイ -4
左を向いて右頬を見せた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 220mm ISO3200 ) 露出補正 なし
007_230308062 X900 〇舞岡公園 コジュケイ 右向き RX10M4.jpg 7.コジュケイ -5
右を向いて左頬を見せた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 220mm ISO3200 ) 露出補正 なし
008_230308076 X900 ◎舞岡公園 コジュケイ RX10M4.jpg 8.コジュケイ -6
もう1頭いるようだが、姿を見せない。コジュケイはキジの仲間で、大きさは28~33cmほど。ほとんど飛ばない。飛んでも長い距離は飛ばないようだ。しばらく粘ったがこれ以上藪から出てくることはなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 220mm ISO3200 ) 露出補正 なし
009_230308084 X900 〇舞岡公園 サンシュウユ RX10M4.jpg 9.サンシュユ(山茱萸)が咲く谷戸
サンシュユは中国原産で、春先に葉が出る前に黄色い花を咲かせる。俳句の季語は春だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/1600秒 24mm ISO250 ) 露出補正 なし
010_230308085 X900 ◎舞岡公園 サンシュウユ RX10M4.jpg 10.サンシュユ
難しい名前だが、サンシュユは 中国名「山茱萸」の音読み。日本に渡来したのは江戸中期だそうだ。「山茱萸」の 「茱萸」はグミのことで、 秋にはグミのような実がなる。 赤く熟し、食べられるらしい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
011_230308092 X900 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 11.古民家の葺き替え完了
ちょうどひと月前の2月8日にここに来たときは、小谷戸の里の納屋と母屋の茅葺屋根葺き替え工事が始められていたが、きれいに完了していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/1600秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
012_230308102m X900 △舞岡公園 ミツマタ RX10M4.jpg 12.モンシロチョウ♂
良い写真ではないが、モンシロチョウが飛び始めていた。春の発生は例年3月中旬だが、今年は早いように思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
013_230308108 X900 △舞岡公園 RX10M4.jpg 13.カワセミ(翡翠、翡翆、魚狗、川蟬)
 -1 かっぱ池を前にして何人かの方々が、カメラを構えていた。どこに何がいるのかわからない。時々をお会いする方もおられたので挨拶して「何がいるのですか?」と訊ねてみたところ、カワセミが池の向こう側にいると教えてくださった。どこにいるのか、なかなか見つけられなかったが、やっとファインダーで捉えることができた。カワセミは、川蝉、翡翠、魚狗、水狗、魚虎、魚師、鴗など、それを表す(読む)漢字が沢山ある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 46mm ISO250 ) 露出補正 なし
014_230308112 X900 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 14.カワセミ -2
カワセミはずっと池を見ている。カワセミは肉食である。エサ(魚、昆虫)を探しているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 220mm ISO250 ) 露出補正 なし
015_230308158tm X900 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 15.カワセミ -3
時々飛び立っては、水面を叩くようにくちばしを池に突っ込む。そしてまた、適当な水草の枯れた枝に陣を張る。水を叩く瞬間を撮りたかったが駄目だった。嘴の下側の色から♀のように見えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
016_230308169 X900 〇舞岡町小川アメニティ ミツマタ RX10M4.jpg 16.舞岡町小川アメニティに咲くミツマタ
舞岡公園の北門を出て、坂下口のバス停へ出る。そこから左へ行くと横浜市営地下鉄の舞岡駅だが、道の左側にせせらぎが流れ、舞岡町小川アメニティと名付けられている。大きなミツマタの花が咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 155mm ISO100 ) 露出補正 なし
017_230308176 X900 舞岡ふるさと村 虹の家 RX10M4.jpg 17.舞岡ふるさと村「虹の家」
しばらく歩くと、第8回「写真展 生き物たち」の会場である舞岡ふるさと村「虹の家」に着いた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/1600秒 14mm ISO400 ) 露出補正 なし
018_230308189 X900 舞岡ふるさと村 虹の家 RX10M4.jpg 18.第8回「写真展 生き物たち」 -1
中に入ると、野鳥、蝶、生き物たちの多くの作品が張られたパネルが5枚くらいあったろうか。GさんとTさんの説明を聞きながら、丹念に見させていただいた。どれも良い作品である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 12mm ISO800 ) 露出補正 なし
019_230308178 X900 舞岡ふるさと村 虹の家 RX10M4.jpg 19.第8回「写真展 生き物たち」 -2
Gさんの作品は「庭の野鳥たち」というタイトルの写真だった。シジュウカラの巣立ちや、メジロの写真の構図がとても良いと思った。チョウの写真もミズイロオナガシジミなど良い構図の作品があった。帰宅してGさんの「案山子」というブログも拝見したが、アップされている作品はいずれもシャープなピントで"高品質"である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 12mm ISO800 ) 露出補正 なし
020_230308183 X900 舞岡ふるさと村 虹の家 RX10M4.jpg 20.第8回「写真展 生き物たち」 -3
Tさんお写真は"表裏ツーショット"というタイトルで、全部で14種のチョウの表が見える個体と、裏が見える個体の2頭が1枚の構図の中に収まっている写真がそれぞれ1枚、計14枚あった。これはすごいと思った。2頭のチョウを両方ともピントが合うように撮るのはなかなか難しい。しかもそれが"表裏ツーショット"である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 11mm ISO1200 ) 露出補正 なし
021_230308202 X900 〇舞岡町小川アメニティ 舞岡八幡宮 RX10M4.jpg 21.舞岡八幡宮 -1
1時間ほど作品を鑑賞しながら、Gさん、Tさんと蝶談義をさせていただき楽しい時間を過ごさせていただいた。12時過ぎに「虹の家」を退出し舞岡駅へ向かう。途中の左側に舞岡八幡宮というお宮さんがあった。舞岡八幡宮は、1302年に起きた白旗が空に舞うという奇怪な出来事を機にこの地を「舞岡村」と呼ぶようになり、神社も建立されたといわれている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 84mm ISO1000 ) 露出補正 なし
022_230308207 X900 〇舞岡町小川アメニティ 舞岡八幡宮 RX10M4.jpg 22.舞岡八幡宮 -2
河津桜が咲いていて、メジロの写真を撮っている方がいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO125 ) 露出補正 なし
023_230308209 X900 〇舞岡町小川アメニティ ロウバイ RX10M4.jpg 23.ロウバイ
ひと月前に舞岡公園のかっぱ池の傍に咲くロウバイの花を撮ったが、舞岡町小川アメニティにまだいっぱい花をつけたロウバイの木があった。黄色が濃いように見えた。そこからはすぐに地下鉄の舞岡駅に着いた。半日だったが今日は楽しい時間を過ごすことができた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO125 ) 露出補正 なし

2022年5月29日

GW期間中の舞岡公園 5月2日

4月29日から始まったGW、今年は5月2日と6日を休めば10連休となる。ここのところ、わたくしはこの期間は遠出をしないようにしていた。
 好天で気温も高かった4月23日に舞岡公園へ行って、クロアゲハ、ジャコウアゲハ、カラスアゲハがダイコンの花やヤマツツジの花に来ていた。そしてツマキチョウ、テングチョウなど春のチョウに出会うことが出来た。
 その時にはまだ蕾だったタニウツギの花が咲く頃に、舞岡公園へ行きたいと思っていた。連休明けでは遅すぎると思い、GW中の平日である5月2日に行ってきた。駐車場も空いていて、園内を散策する人は少ない。
 4月23日は満開だったヤマツツジはすっかり花を落としてしまっていた。
 お目当てのタニウツギは5分咲きというところだった。しかし、チョウはなかなか現れてくれなかった。
 宮田池へいくと鳥を撮っておられる方が三脚を立てておられた。話しかけてこられたので、ご挨拶して、「何ミリのレンズを付けていらっしゃるのですか?」と聞いてみたところ、600mmにX2.0のテレコンを付けているとのことだった。
 そこえ、10mくらいのところにある木の小枝にカワセミが来て、止まった。Z50 に付けた18-140mmの、もちろん140㎜で撮ったが、どうにもならない。この後、飛び立っていき、池の反対側の枝に止まって、池の魚を狙っていた。嘴の下側が赤いので雌だ。
 チョウは、モンキアゲハ、ナガサキアゲハに会えず、これといった成果はなかった。

000_220502011 X700 〇舞岡公園 カワセミ♀ Z50 18-140.jpg
宮田池で餌を探すカワセミ 2022年5月2日 横浜市戸塚区 舞岡公園

001_220502002 X800 舞岡公園 花の落ちたヤマツツジ Z50 18-140.jpg 1.花が落ちたヤマツツジ
先月の23日に来たときは満開で、クロアゲハ、カラスアゲハ、ジャコウアゲハが次々に寄ってきたヤマツツジは、すっかり花を落としてしまっていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO1400 ) 露出補正 なし
002_220502018 X800 ◎舞岡公園 カワセミ♀ Z50 18-140.jpg 2.宮田池のカワセミ -1
冒頭に記したように、偶然にも待つことなしに、カワセミが比較的近くの小枝に止まった。近くと言っても5m以上は離れているので、Z50に付けた18-140mmのレンズでは、これが精いっぱいだった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
003_220502030 X800 △舞岡公園 カワセミ♀ Z50 18-140.jpg 3.宮田池のカワセミ -2
そのカワセミはやがて飛び立った。そして宮田池を渡って反対側の木に止まった。↑ 印の上に止まっているのだが見えるだろうか?

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO160 ) 露出補正 なし
004_220502042 X800 〇舞岡公園 コチャバネ Z50 18-140.jpg 4.コチャバネセセリ
コチャバネセセリの第1化が出てくるのは今頃の季節である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO110 ) 露出補正 なし
005_220502054 X800 舞岡公園 タニウツギ Z50 18-140.jpg 5.タニウツギ
楽しみにしていたタニウツギは5分咲きくらいだったが、期待したモンキアゲハ、ナガサキアゲハといった黒いアゲハたちの姿は見られなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO110 ) 露出補正 なし
006_220502060 X800 舞岡公園 タニウツギ Z50 18-140.jpg 6.さくら休憩所のタニウツギ
やっと復活してきた南門手前のタニウツギだが、ここでもチョウの姿は見られなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 18mm ISO125 ) 露出補正 なし
007_220502065 X800 ◎舞岡公園 ジャコウアゲハ Z50 18-140.jpg 7.ジャコウアゲハ雄 -1
バラの丸の丘の先を宮田池の東側へ下りる道がある。そこにツツジの咲くところがあるが、ジャコウアゲハ雄がしばらく飛んでいて、近くの葉に止まった。大分擦れてきている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO500 ) 露出補正 なし
008_220502069 X800 舞岡公園 ジャコウアゲハ Z50 18-140.jpg 8.ジャコウアゲハ雄 -2
また、別のジャコウアゲハ雄が飛来した。この個体はまだきれいだった。この日はチョウの数が少なかった。これで引き上げることにする。次の舞岡公園は5月の後半だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO800 ) 露出補正 なし


2021年6月12日

舞岡公園 やっとミドリシジミ♀1頭 5月31日

今週後半は天気が悪くなるという予報だ。平地産ゼフィルスに会いたいのでいつ行こうかと思っていたが、今日行くことにした。どうも今年は発生が遅れているようだ。例年なら一番早く出てくるはずのアカシジミすらまだ見ていない。ブログ「舞岡公園の自然2」を拝見しても、ここ数日でウラゴマダラシジミ、ミドリシジミ、ウラナミアカシジミは発生しているようだが、その個体数は少ないようだ。
 午前9時に舞岡公園に着き、いつものコースを歩き始める。シジュウカラの5~6羽の群れがいた。リョウブの花はまだ蕾のようだ。この日はサトキマダラヒカゲが多かった。
 ゼフィルスのいそうなところを目を皿のようにして歩くが、見当たらない。例年はアカシジミやウラナミアカシジミが見られるところで、同好のかたが「開いてますよ」と教えてくださった。すでに撮影されたようで「どうぞ」と指さされた方向を見ると、ミドリシジミの♀が開翅していた。今年初めてのゼフィルスだった。
 さらにクリの花の咲くところへも行って見たが、アカシジミの姿はなかった。
 小谷戸池の傍のウマノスズクサが生えているところにジャコウアゲハが産卵に来た。後翅が大きく破損している♀だったが、産卵する場面を観察できた。3cmくらいになった幼虫が1頭付いていた。

001_210531001 X800 シジュウカラ 舞岡公園 RX10M4.jpg 1.シジュウカラ
歩いて行くと梢から数羽の鳥が飛び出した。すぐ近くの枝に止まってくれたので見るとシジュウカラだった。まだ幼鳥かも知れない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO2000 ) 露出補正 なし
002_210531007 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 2.サトキマダラヒカゲ -1
写真では診難いが大きな木の根元に樹液でも出ているところがあるのだろうか、サトキマダラヒカゲが吸汁していた。全く保護色である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 110mm ISO500 ) 露出補正 なし
003_210531008 X800 ヒメジョオン 舞岡公園 RX10M4.jpg 3.ヒメジョオン(姫女苑)
  一昨日は裏高尾でハルジオン(春紫苑)を観察した。舞岡公園に生えているのはヒメジョオンだ。葉の幅は細く茎の上の方はすっきりしている。蕾は上向きについていて、舌状花の輪郭はくっきりしている。この両者には同じようなチョウが吸蜜に来る。彼らは両者を区別しているのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 73mm ISO250 ) 露出補正 なし
004_210531013 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 4. サトキマダラヒカゲ -2
散策路にヒメキマダラヒカゲが飛び出してきて、地面に止まる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 31mm ISO125 ) 露出補正 なし
005_210531021 X800 〇ウツギ 舞岡公園 RX10M4.jpg 5.ウツギの花に来たモンシロチョウ
これも保護色になっている。モンシロチョウがじっとしていると見つけられない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 31mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_210531029 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 6.サトキマダラヒカゲ -2
長久保の炭焼き小屋の方へ入って見ると、ここでもサトキマダラヒカゲが飛んでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_210531031 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 7.ウラギンシジミ♂ -1
古民家の裏庭でその縁側に腰を掛けて一休みしていると、小型のチョウが 庭の植え込みに敏捷に飛び込んできた。ウラゴマダラシジミかと期待したが、近くの梢の止まったのはウラギンシジミだった。高いところに止まったので、全体が見えないが、緋色が鮮やかな♂だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 147mm ISO320 ) 露出補正 なし
008_210531038 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 8.ウラギンシジミ♂ -2
回り込んでチョウの顔が見えるように撮ったが、翅を閉じられてしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 193mm ISO125 ) 露出補正 なし
009_210531044ts X800 〇カワセミ 舞岡公園 RX10M4.jpg 9.カワセミ登場 -1
谷戸の畦道を歩いていると宮田池の方からカワセミが飛んできて、田んぼの向こう側の田の番号標識に止まった。 15m~20mくらいは離れているだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
010_210531060tm X800 ◎カワセミ 舞岡公園 RX10M4.jpg 10.カワセミ登場 -2
すぐに飛び立ち、隣の田んぼに建てられた杭に止まった。何だか怖い顔をしている。嘴の下側が赤いので♀だ。♂は黒い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO2000 ) 露出補正 なし
011_210531063tm X800 ◎カワセミ 舞岡公園 RX10M4.jpg 11.カワセミ登場 -3
後ろからカラスが飛んできた。杭から飛び立つ。もう少し露出をアンダーにすればよかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO2000 ) 露出補正 なし
012_210531075 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 12.テングチョウ
今年もテングチョウの発生が活発のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
013_210531091 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 13.ゴマダラチョウ春型♂
瓜久保の家の前に田んぼがあるが、その向こう側で梢に止まったチョウがいた。距離があって、肉眼でも、ファインダーでも同定できない。手持ち撮影の限界と思いながら連写する。後でモニターで確認すると、舞岡公園では、アカボシゴマダラに侵入されて、姿を見るのが珍しくなったゴマダラチョウだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
014_210531091 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 14.ゴマダラチョウ春型♂ トリミング
トリミングして拡大する。少し傷があるが、立派なゴマダラチョウだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
015_210531095 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 15.ミドリシジミ♀ O型 -1
先に見つけられた方がいた。もう撮影されていたらしく「どうぞ」と言って場所を指してくださり、場所を譲ってくださった。今年初めてのゼフィルスは ミドリシジミ♀ のO型だった。飛ばれるとチャンスを逃すので、まずシャッターを切る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 106mm ISO500 ) 露出補正 なし  
016_210531103 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 16.ミドリシジミ♀ O型 -2
レンズを伸ばして撮った。少し擦れたところはあるが、羽化して間もないように思えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
017_210531115 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 17.ミドリシジミ♀ O型 -3
一旦飛び立ったが、すぐ近くの葉に止まってくれた。この位置の方が尾状突起も伸び、左前翅にあった擦り傷もめだたなくてきれいに撮れた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 140mm ISO320 ) 露出補正 なし
018_210531128 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 18.ヒメジャノメ
ゼフィルスを探して歩いていると、茂みの中からヒメジャノメが飛び出した。この種は舞岡公園にはあまり多くはいない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO2000 ) 露出補正 なし
019_210531130t X800 舞岡公園 RX10M4.jpg 19.クリの花とテングチョウ
アカシジミが吸蜜していないかとクリの花を探索した。アカシジミはいなかった。今年は発生が遅いのだろうか?

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
020_210531132 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 20.イチモンジチョウ
この季節はイチモンジチョウが多い。都会ではあまり見ることが出来ないチョウである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
021_210531136 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 21.ジャコウアゲハ 産卵シーン -1
小谷戸池の傍にほんの僅かであるがジャコウアゲハの食草であるウマノスズクサが生えているところがある。そこへジャコウアゲハの♀がやってきた。長いあいだジャコウアゲハという和名の由来は♀の翅の色に由来すると思っていた。実は、雄成虫が腹端から麝香のような匂いをさせることに由来するのだそうだ。(成分はフェニルアセトアルデヒド)。この♀は後翅の半分近くがちぎれていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 190mm ISO500 ) 露出補正 なし
022_210531141t X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 22.ジャコウアゲハ 産卵シーン -2
ウマノスズクサの葉にアプローチしている。破損した後翅をカットしてやった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 190mm ISO500 ) 露出補正 なし
023_210531149 X800 ◎産卵 舞岡公園 RX10M4.jpg 23.ジャコウアゲハ 産卵シーン -3
産卵しようとする尾端がこちら側を向いている。

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 187mm ISO800 ) 露出補正 なし
024_210531151ts X800 ◎産卵 舞岡公園 RX10M4.jpg 24.ジャコウアゲハ 産卵シーン -3
尾端を曲げて産卵している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 51mm ISO800 ) 露出補正 なし
025_210531168 X800 〇幼虫 舞岡公園 RX10M4.jpg 25.ジャコウアゲハ幼虫
幼虫は手では触れたくないような姿をしている。黒褐色~黒色で、白色の帯がある。全身に太い突起があり、突起の先端は赤い。毒草であるウマノスズクサを食べて育つ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 219mm ISO1000 ) 露出補正 なし


2020年4月25日

県立四季の森公園 散歩 4月15日

横浜市には多くの緑地公園がある。いつも行く舞岡公園をはじめ、先日行った横浜自然観察の森などがそうだ。4月15日、昨日は風が強かったが、この日は暖かくなるという。どこか公園へ散歩に行こうと思い、決めたのが車で30分ほどの緑区にある 四季の森公園 だった。JR横浜線の中山駅から徒歩15分のところだ。ここは市立ではなく、保土ヶ谷公園と同じ県立公園だ。リーフレットによれば、昭和47年に神奈川県が住宅用地(西側)、県立高校用地(東側)として取得したが、市街化調整区域で周辺の土地整備が立ち遅れていること、さらに市街地に残された貴重な樹林地であったことから、その自然の保全と活用を図ることとし、都市地域における「みどりの拠点」として、また増大するレクリエーション需要に応えるべく公園化構想が打ち出され、昭和59年に公園として都市計画決定がなされた。
 その後整備が進められ、昭和63年(1988年)に一部開園の後、平成2年(1990年)に開園(36ha)した。平成4年に隣接する東側緑地を新たに取り込み、平成9年(1997年)に全面開園(43.9ha)、さらに平成17年(2005年)に北西の森(1.4ha)を加え現在に至っている。

四季の森案内図.jpg
神奈川県立四季の森公園リーフレット より

10時半に入園したが、普通車165台が停められる駐車場はほぼいっぱいだった。駐車場のある南口から、西へ歩き、途中を北へ下りて、また戻って西口広場へきた。持参したおにぎりを食べて、東側の水田の方へも行ってみた。午後1時半に退出したが、子供連れの若いご夫婦、中高年のご夫婦、学校が休みの大学生など、思っていた以上に人が出ていたが、「密」になることはない。
 チョウの個体数は少ない。菜の花にはモンシロチョウが飛んでいたが、ツマキチョウはいない。ベニシジミ、ヤマトシジミ、クロアゲハ、越冬したルリタテハを見たくらいだった。この日は Nikon D750 に NIKKOR 28-105mm を付けていった。近寄れば macro も撮れるのだが、チョウを撮影するチャンスはなかった。池の杭に止まっていた カワセミ は105mmでは無理だった。SONY RX10M4 があればと思ったが、2台持ち歩くのもちょっと辛い。

1.「展望広場」
駐車場に車を停めて、西へと歩き始める。「展望広場」があった。女子高生がオーボエの練習をしていた。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/640秒 46mm ISO100 ) 露出補正 なし
200415001.jpg
2.石積みの道
さっそく森の道に入る。右側(北側)は谷になっていて、左手(写真では右側)は石積みが施されている。かっては城があったのかなと思われるような風情だが、そうではないようだ。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 46mm ISO1600 ) 露出補正 なし
200415002.jpg
3.森を歩く
ここで西口への道と、谷あいの森を「あし原湿原」、「はす池」から北口へ下っていく道に分かれる。北口方面へ歩いた。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f7.1 1/500秒 46mm ISO100 ) 露出補正 なし
200415003.jpg
4.「しょうぶ園」
右手に「しょうぶ園」が見えてきた。梅雨の時期になると、深い緑に囲まれた谷戸に約4,500株のハナショウブが咲くという。約1,500㎡ある。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.2 1/500秒 52mm ISO200 ) 露出補正 なし
200415004.jpg
5.石橋
「あし原湿原」と「はす池」をつなぐ流れに、趣のある石橋がかかっていた。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO200 ) 露出補正 なし
200415005.jpg
6.県立四季の森公園の石碑
立派な石で造られていた。通ってきた道の石積みと同じように思えるが、この辺にあった石なのだろうか?

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 38mm ISO140 ) 露出補正 なし
200415006.jpg
7.菜の花咲く
この時期、花が少ない。咲いているのは菜の花くらいで、あとは目立たない野草の花だ。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f5 1/640秒 70mm ISO100 ) 露出補正 なし
200415007.jpg
8.ヤエヤマブキ
濃厚に咲くヤエヤマブキがあった。「七重八重 花は咲けども 山吹の  実のひとつだに  なきぞかなしき」という有名な歌がある。山道の一軒家に雨宿りを願った太田道潅に、貸す蓑すらないその家の女性は、八重山吹を差し出して短歌を詠んだ。八重山吹は実をつけないことから、"実のひとつだになき"を 掛けた歌だ。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/800秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
200415008.jpg
9.カラスノエンドウ 烏野豌豆 
標準和名はヤハズエンドウ(矢筈豌豆)というが、カラスノエンドウ(烏野豌豆)という名が一般には定着している 。烏野豌豆は妙な名だが、中国名の野豌豆から出た言葉だそうだ。 古い時代には地中海沿岸地方などで食用とされたという。 macro で撮った。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO140 ) 露出補正 なし
200415009.jpg
10.ショカツサイ 諸葛菜 
和名はいろいろあるようだ。ショカツサイというのは諸葛孔明が広めたとの伝説から来ているという。wikipediaによればオオアラセイトウ(大紫羅欄花、Orychophragmus violaceus)が正式和名のようで、アブラナ科オオアラセイトウ属の越年草である。他にムラサキハナナ(紫花菜)とも言われる。また、ハナダイコン(花大根)とも呼ばれることがあるがアブラナ科の植物の一種にハナダイコン(花大根、学名Hesperis matronalis)というのがあり別種である。紛らわしい。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f5 1/640秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
200415010.jpg
11.菜の花と池
「あし原湿原」の池と手前の遊歩道の間には菜の花が咲く。モンシロチョウは飛んでいるが、撮影する意欲がわかない。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f5 1/640秒 78mm ISO100 ) 露出補正 なし
200415011.jpg
12.カメラの放列
「はす池」の対岸から、多くのカメラマンが池に向かってレンズを向けているのが眺められる。カワセミでもいるのだろう。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 78mm ISO160 ) 露出補正 なし
200415012.jpg
13.「はす池」の主
池にはコイとカメが住んでいる。カメはもっと大きいのが沢山いた。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 70mm ISO100 ) 露出補正 なし
200415013.jpg
14.ヤブレガサ
傍にヤブレガサと書かれた札が立てられていた。キク科の多年草だそうだ。ほんとに破れた傘のような葉の形をしている。wikipediaを見ると花期は7-9月で茎の先に円錐花序に白色から淡紅色の頭花をつけるのだそうだ。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 98mm ISO360 ) 露出補正 なし
200415014.jpg
15.狙いはカワセミ
「はす池」の反対側を歩く。さっき、カメラマンが三脚を立てていたところでは、思った通りカワセミが池から突き出た杭に止まっている。しばらく眺めていると、一度飛び立って背中のコバルト・ブルーに輝く羽を見せてくれて、また、元の杭に止まった。カメラマンの皆さんは、じっと待って、飛び立つタイミングや、池に首を突っ込み魚を捉えるチャンスを狙っているのだろう。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO220 ) 露出補正 なし
200415015.jpg
16.シダレザクラ
シダレザクラは、エドヒガンの系統が多く、品種もさまざまであるようだ。私には品種名まではわからない。この花は小さな八重の花で、まだ蕾もつけている。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 50mm ISO100 ) 露出補正 なし
200415016.jpg
17.「水車小屋」
案内図に「花木園」というところがあったので、行ってみようとした。「花木園」の手前にこの水車小屋があった。 

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.2 1/500秒 60mm ISO1250 ) 露出補正 なし
200415017.jpg
18.「花木園」
「花木園」に花は何もなかった。ロウバイやウメが咲くらしいが今は咲いている花はない。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 75mm ISO200 ) 露出補正 なし
200415018.jpg
19.ベニシジミ
ベニシジミが菜の花に来ていた。近寄って撮ることが出来ないので、望遠端105㎜では小さなチョウは無理だ。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
200415019.jpg
20.「あし原湿原」
この「あし原湿原」から「しょうぶ園」の辺りにはホタルが生息するらしい。6月中旬の天気の良い蒸す日によくみられるとのこと。この期間には駐車場の利用時間が8時50分まで延長されるというが、今年は開催されるのだろうか。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 66mm ISO100 ) 露出補正 なし
200415020.jpg
21.春から赤いモミジ -1
ここ四季の森公園は、秋の紅葉も美しいらしい。その季節に是非来てみたいと思う。モミジの新しい葉はいま新緑でとてもきれいなのだが、四季の森公園では、今、赤い葉のモミジの木が何本かあった。カエデ(モミジ)の新芽が赤いのも、アントシアニンで余分な光を遮り、傷つきやすい新芽を強い日差しから守るためなのだそうだ。この種のモミジはノムラモミジというらしいが、今日、ここで見た赤い葉のモミジは、それぞれ少し違っていた。この木の葉は色は深みのある赤で、それぞれの葉は下向き加減で、細い。品種を検索してみたが、よくわからない。紅セイガイというのに似ている。葉の切れ込みが深い。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO140 ) 露出補正 なし
200415021.jpg
22.春から赤いモミジ -2
この木の葉は、柿の実のような色で、7つに分かれている。 これがカエデ科落葉樹であるイロハモミジの赤葉品種であるノムラモミジではなかろうか。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO250 ) 露出補正 なし
200415022.jpg
23.春から赤いモミジ -3
この木の葉は、9つに分かれている。-1と葉は同じような形をしているが、色は鮮やかな緋色だ。 前2つとは違うように思う。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO160 ) 露出補正 なし
200415023.jpg
24.「南口広場」
今は水もなく、噴水も出ていないが、ここは噴水の広場で「南口広場」という。花壇の上段は宿根草、下段は一年草を中心に栽培されている。宿根草の方は何年にもわたって株が生き残り、花や葉のない時期もあるがその成長を長い目で見ていくことが出来る。駐車場に停めた車からコンビニで買ってきたおにぎりを取ってきて、ここのベンチで昼食にした。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 28mm ISO100 ) 露出補正 なし
200415024.jpg
25.「ジャンボすべり台」
南口の前に「展望広場」があり、その先には展望台が設けられていた。展望台は、標高約78メートルで東京スカイツリーや新宿副都心、富士山、丹沢の山並みが眺望できるそうだが、良く見えなかった。この展望台の向こう側に写真の「ジャンボすべり台」があった。子供たちが順番を待って野外ステージのある所へ滑り降りていく。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 31mm ISO100 ) 露出補正 なし
200415025.jpg
26.「水田」
車に戻る前に、「もりの連絡橋」を渡って、「ふるさとの森」の階段を下り、平成4年に拡げられた公園の東側に位置する「清水の谷」、「水田」へ行ってみた。水田と、昔の農耕作業機が展示されているワークセンターがあった。この「清水の谷」では近隣小学校の児童が田植えから稲刈、晩秋の餅つきまで、一年を通した体験型学習を行っている。約1,200㎡の「水田」は中山中学校のすぐそばにある。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 50mm ISO110 ) 露出補正 なし
200415026.jpg
27.ツルニチニチソウ 蔓日々草
「水田」に下りてきた階段を今度はフウフウいって上り、南口まで戻ってきた。ふと足元を見るとツルニチニチソウが咲いていた。wikipediaによれば、 ツルニチニチソウ(学名:Vinca major)はキョウチクトウ科の常緑蔓性植物の一種。ツルギキョウともいうが、キキョウ科にツルギキョウ(学名:Campanumoea maximowiczii)という植物があり、キキョウ科のものが標準和名のツルギキョウである。よく似た、やや小型のヒメツルニチニチソウというのもある。駐車場に戻り、2時半には我が家に帰り着いた。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO280 ) 露出補正 なし
200415027.jpg


2020年2月27日

チョウ現れず野鳥を探す 舞岡公園 2月23日

新型コロナウィルスのパンデミックが危惧されている。東京を例にとるならば2月23日現在の感染者は29人で都の人口をおおよそ14,000千人とすると、感染している人は、約0.0002%であり、50万人に1人である。罹患する確率は極めて低い。しかし絶対に罹らないとは言いきれない。そう考えると動きが鈍くなる。ましてや今、自分が知らないうちに感染しているとしたら、絶対に人にうつしてはならないなと考える。
 2月23日が天皇誕生日で休日になったのでまた、2月22日、23日、24日と3連休である。22日は風が強かったが、この日、23日は良い天気となった。マイカーで舞岡公園へ出かけてみることにした。
 穏やかな日だったが、気温がイマイチ上がらない。越冬していたチョウたちが飛び出してくるかと思っていたが、姿を見ることはできなかった。

 
1.カワヅザクラ
舞岡公園にはカワヅザクラはないが、駐車場から公園南門に通じる道に、まだ2mくらいの高さにしか育っていない1本のカワヅザクラが花を咲かせていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 41mm ISO100 ) 露出補正 なし
001)200223001 X800 河津桜 RX10M4.jpg
2.ヒイラギナンテンの花
ヒイラギナンテンの黄色い花が咲いていた。ヒイラギナンテンは中国、台湾原産で江戸時代初期に渡来したという。魔除け、厄除けの縁起物だそうだ。実は6月頃には黒紫色になって白い粉を吹き、葉は厚みのある革質で光沢があって、葉縁の荒い鋸歯は鋭い刺状である。葉は冬に赤銅色になる部分があり、紅葉のようになる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO400 ) 露出補正 なし
002)200223004 X800 ヒイラギナンテン RX10M4.jpg
3.冬の谷戸
この時期に舞岡公園に来ることはほとんどなかった。刈り取られた稲が春を待つ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 25mm ISO100 ) 露出補正 なし
003)200223015 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
4.ハンノキ(榛の木)の花と果実
水車小屋の近くに生えているハンノキでは、昨年の10月ころに成熟した果実(右下)と花(蕾?)が同時に見られた。花の房の先に付く雌花はあまり目立たないが、4~5cmほどの棒のような雄花が下がっていた。花はこれから咲くのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 117mm ISO100 ) 露出補正 なし
004)200223021 X800 舞岡公園 ハンノキの花房と実 RX10M4.jpg
5.鳥を待つカメラ
水車小屋の近くの野鳥が来そうなところで、三脚が立てられ、望遠レンズやスコープを付けたカメラが並ぶ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 97mm ISO500 ) 露出補正 なし
005)200223024 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
6.アカハラ -1
ほとんど水がなく湿地となった池の前にも、野鳥を狙うカメラマンが大勢いらっしゃった。周囲から聞こえてくる会話やレンズの向く方向を頼りに、私もRX10M4のズームレンズを伸ばしてみる。20mくらい先の窪みに何がが動く。検討を付けてフォーカスをして、シャッターを切った。ファインダーやモニターではその鳥の形態がわからず、種もわからない。周りにいた方々から「アカハラ」という声が聞こえた。画像はトリミングしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
006)200223031 X800 △舞岡公園 アカハラ RX10M4.jpg
7.アカハラ -2
アカハラは同じところを行ったり来たりしていて、なかなか近づいてくれない。チョウも飛ばないのでしばらく野鳥を探してみる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO800 ) 露出補正 +1.0段
007)200223082 X800 〇舞岡公園 アカハラ RX10M4.jpg
8.カシラダカ
同じ湿地には違う野鳥もいた。ムクドリもいる。木の枝に小さな鳥が飛来した。眼が悪いのでこれも眼鏡をかけてもはっきり見えない。帰宅して調べてみたところカシラダカの♀のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
008)200223043s X800 〇舞岡公園 カシラダカ♀ RX10M4.jpg
9.ツグミ -1
ツグミもいた。保護色になって、動かなければ何処にいるのか全く分からない。画面でもわかり難いが、右端の方で、やや上を向いて歩いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
009)200223050s X800 〇舞岡公園 ツグミ RX10M4.jpg
10.ツグミ -2
ツグミはアカハラに比べて歩き回る範囲が広い。しかし、なかなか近くにやってきてくれなかった。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
010)200223057ts X800 〇舞岡公園 ツグミ RX10M4.jpg
11.アオジ -1
違うところで動く野鳥がいた。アカハラやツグミではない。この鳥も何という種かわからなかったが、帰宅して調べてみるとアオジのようだ。アカハラやツグミよりは近いところを歩き回っていた。♀のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO800 ) 露出補正 +1.0段
011)200223096 X800 〇舞岡公園 アオジ RX10M4.jpg
12.アオジ -2
腹は黄色だった。可愛らしい姿をしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 218mm ISO1600 ) 露出補正 +0.7段
012)200223103tm X800 〇舞岡公園 アオジ RX10M4.jpg
13.カワセミ♀ -1
何時も愛鳥カメラマンの姿がある谷戸の向こう側の宮田池へ行ってみた。この日はスマホのカメラで何かを撮っている方が一人いただけで、三脚の林立はなかった。傍におられた方が「そこにカワセミが止まってますよ」と教えてくださった。多分近くにお住まいの方とお見受けする。易しいようでなかなかとりにくい。露出をマイナス補正して撮ったが、アンダーになってしまった。Photoshopでレベル補正した。トリミングしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 213mm ISO100 ) 露出補正 ー0.7段
013)200223156s X800 舞岡公園 宮田池 カワセミ♀ RX10M4.jpg
14.カワセミ♀ -2
先ほどの方が、「くちばしの下側が赤ければ♀ですよ」と教えてくださった。後で、モニターで拡大して見ると、くちばしの下が深紅になっていた。それにしてもじっと微動だにせずに、止まっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 151mm ISO100 ) 露出補正 ー0.7段
014)200223163 X800 〇舞岡公園 宮田池 カワセミ♀ RX10M4.jpg
15.ロウバイ
カッパ池の傍に1本のロウバイの木がある。花が咲いているときに来たことは過去に1度しかなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 121mm ISO100 ) 露出補正 なし
015)200223166 X800 舞岡公園 ロウバイ RX10M4.jpg
16.餅つき
古民家へ戻ってきた。餅つきが行われている。新型コロナウィルスのため皆さんマスク着用だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 20mm ISO320 ) 露出補正 なし
016)200223173 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
17.マンサク 黄色
wikipediaによれば、マンサクは2月~3月に、葉に先駆けて花が咲く。花にはがく、花弁と雄蕊および仮雄蕊が4個ずつあり、雌蕊は2本の花柱を持つ。がくは赤褐色または緑色で円い。花弁は黄色で長さ1.5cmほどの細長いひも状になる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 102mm ISO100 ) 露出補正 なし
017)200223178 X800 舞岡公園 マンサク RX10M4.jpg
18.マンサク  赤
隣には珍しい赤褐色の花を咲かせたマンサクがあった。アカバナマンサクと呼ばれる品種があるそうだが、これがそうなのかはわからない。マンサク(万作)の語源は明らかでないが、早春に咲くことから「まず咲く」「真っ先」が変化した説、多数の花が豊作に通じることから「万年豊作」に由来するなどの説があるそうだ。この日、とうとうチョウは1頭も現れなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 48mm ISO100 ) 露出補正 なし
018)00223177 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg


2017年3月 9日

保土ヶ谷公園 カワセミ登場 2月26日

穏やかな日となった日曜日、梅を見ようと保土ヶ谷公園に出かけた。桜丘高校側の下の入園口から入って、野鳥はいないかと探しながら下池から上池へと歩いて行った。
 上池まで来ると池のふちに数人の方が立ち、じっと何かを見ている。池の置石の上にはいつもながらのハクセキレイとムクドリがいた。ところが「カワセミがいますよ」という声に指をさされた方向を見ると、池の向かい側の石の上にカワセミが止まっていた。しばらくして飛び立ったがまた、近くの切られた細い木の先に止まる。池の周りを離れようとしない。10mくらいの距離から撮影できた。
 カワセミの撮影を楽しんだ後、上にあるテニスコートの脇を通って梅林へと向かった。
約50品種、約120本の梅があるという梅林では、毎年2月には梅まつりが開催されるが、今年は前日の2月25日(土)に行われた。私立桜丘高校の軽音楽部や、吹奏楽部のメンバーが来て、演奏もしたそうだ。
ちょうど昼の時間で、何組かの家族連れが、梅林にシートを敷き、お弁当を食べていた。しかし、すでに梅の花は終わってしまったのだろうか、少々淋しかった。

1.河津桜
下池のところまで来ると、河津桜が咲いていた。ここ2~3年の間に植えられた木だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f3.3 1/1000秒 4mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
2.ハクセキレイ
上池にはいつもハクセキレイがいる。可愛らしい野鳥だと思う。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f6.3 1/400秒 236mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
3.ムクドリ 「あれっ!誰か呼んだ?」
ムクドリは都市部などでしばしば群れを成して生活するので、その糞による被害、また鳴き声を騒音だと感じる人もいるため、社会問題となっているがなかなかきれいな鳥だ。​​​​​​​​​​​​​

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/320秒 108mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
4.カワセミ -1
「カワセミがいますよ」と指で教えていただいた先を見ると、池の反対側の石の上に止まっていた。35mm版換算すると1200mmくらいの画角になる。トリミングはしていない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f6 1/800秒 215mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
5.カワセミ -2
すぐに飛び立ったが、今度は池の端の切られた細い枝の先に止まった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f6.5 1/500秒 258mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
6.カワセミ -3
NHK-TVの「ダーウィンが来た!」という番組が好きで欠かさず見ているが、2月26日(日)はイタリアの都会、ローマにセグロカモメが住み着いているというテーマだった。その放送の中で、かっては東京などでは珍しい野鳥であったカワセミが、水がきれいになったためか、多く見られるようになってきているという話題が紹介されていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f6.3 1/320秒 236mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
7.カワセミ -4
また飛び立って今度は背を向けて張ってあったロープに止まった。背中の瑠璃色が輝いている。カワセミは漢字では翡翠あるいは川蝉と書く。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/320秒 143mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
8.カワセミ -5
また飛び立って枝先に止まる。池から離れようとしない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​5.6 1/200秒 197mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
9.カワセミ -6
15分ほどこのカワセミを撮っていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f6 1/125秒 215mm ISO160​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
10.カワセミ -7
だんだんとカメラを持った人が集まってきた。やがてここはカワセミを観察できるところとして有名になり、カメラマンが増えるのではなかろうか。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f6.3 1/125秒 236mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
11.梅林
昨日が「梅まつり」だったそうだが、花は少なく淋しかった。まだ、蕾も残っている木もあるが、花が落ちている木が多い。3月14日に水戸偕楽園へ梅見に行く予定にしているが、この分だとその時はもう遅いかもしれない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5 1/400秒 22mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。


2016年10月25日

午前の保土ヶ谷公園 10月6日

10月2日~4日は、学生時代に同じ部で過ごした私の同期の主人と1年後輩の奥さんで営む八ヶ岳南麓は原村の飯塚ペンション に、私たちの同期とその前後に卒業した仲間が集まった。この会は私が幹事で、毎年1回、もう20年以上続けている。ゴルフの会なのだが、ゴルフをしない人も、2日目のゴルフ終了後の懇親会に駆けつけ、総勢16名が集まった。
 3日は1日中雨が降る中、小淵沢カントリークラブでゴルフだったが、翌日は、すっかり晴れ、さわやかな秋空が広がった。前日の雨中のゴルフが恨めしい。帰路はまだ雪をかぶっていない富士山を正面に眺めながら、中央道を走った。

  横浜に戻ってきて、5日、6日と良い天気だった。5日はとても暑かったので家でのんびりし、6日に午前中2時間ばかり、保土ヶ谷公園へ出かけた。
 目的はツマグロヒョウモンの♀を撮ることだった。ヒメアカタテハやウラナミシジミもいた。ナガサキアゲハが悠々と飛んでいるが、撮影のチャンスはない。カワセミに遭えたのがうれしかった。
 蝶の写真を撮っていると、どうしても珍しい蝶ばかりを追ってしまいうが、この頃はどこにでもいるいわば普通種を、光や構図を考えて上手に撮ってやろうと思うようになった。

;クリックすると大きな写真になります。 1.モンキチョウ -1
原っぱをモンキチョウが飛んでいる。そのモンキチョウが狙いを定めてコセンダングサの花に止まる。青空がきれいなので広角、ロー・アングルで撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f4 1/1600秒 5mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.モンキチョウ -2
広角で撮ると広さが誇張される。どんな環境にいるのかがよくわかる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f4 1/1250秒 4mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 3.アオスジアゲハ
高いところに咲くブッドレアの花にアオスジアゲハが来ていた。見上げるようにして撮る。翅が陰になってしまったが、ソフトで明るくしてやった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/400秒 81mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.モンキチョウ -3
90mmマクロで撮る。背景の原っぱはきれいにボケて、ソフトな写真になった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ウラナミシジミ -1
ウラナミシジミが多くみられるようになった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f6.3 1/250秒 236mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6.ウラギンシジミ♂
保土ヶ谷公園のテニスコートの傍の木にウラギンシジミが飛んできた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/125秒 64mm ISO110​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.ヤマトシジミ♂
ヤマトシジミも秋になると多く見られるようになる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.ヒカゲチョウ
ヒカゲチョウが飛んでいた。撮ろうと思って近づいていったら暗いところに入り込んでこっちを見ている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO760 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.アゲハチョウ
保土ヶ谷公園の下池の向こうには、ツマグロヒョウモンなどが良く吸蜜に来る白いブッドレアの花が咲いている。夏の初めから咲き始めて、次から次へと花穂をつけている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/500秒 108mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.ツマグロヒョウモン♂ -1
その白いブッドレアの花にツマグロヒョウモンがやってきた。この日はツマグロヒョウモンの♀を撮りたいがこれは♂だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO760 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.ツマグロヒョウモン♂ -2
P610で撮った。前の写真とはずいぶん違った感じになる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.3 1/250秒 32mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12.ツマグロヒョウモン♂ -3
下池のあたりには2~3頭のツマグロヒョウモンが飛んでいたが、すべて♂だった。広角で撮ると生息環境が見える。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f3.8 1/800秒 6mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.カワセミ -1
下池から水が流れてくる造られたせせらぎの縁にカワセミがいるのを見つけた。比較的近く、P610で十分狙える距離だ。背中の瑠璃色がひときわ映える。体は小さいがくちばしは大きく、目つきは鋭くて獰猛な感じがする。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/125秒 161mm ISO280 ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.カワセミ -2
しばらく見ていると、ふいに飛び上がって、せせらぎに頭から突っ込んだ。すぐ戻って、また、縁に止まった。水しぶきのあとが手前に見える。何を捕ろうとしたのだろうか?また水に飛び込むのではないかとシャッターボタンに手をかけて待ったが、チャンスは来なかった。これは♂のようだ。♂はくちばしが上下とも黒いが♀は下のくちばしが黄色いそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/250秒 100mm ISO280 ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.ウラナミシジミ -2
保土ヶ谷公園を後にして、先日来、キバナコスモスに来る蝶たちを撮ってきた明神台公園へ移動した。その花壇にはイチモンジセセリ、ツマグロヒョウモン、モンシロチョウ、ヤマトシジミなどがいたが、ウラナミシジミを狙った。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.ツマグロヒョウモン♀ -1
キバナコスモスが咲くところでは、さっそく狙いのツマグロヒョウモン♀がいた。きれいな個体だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.ヒメアカタテハ -1
舞岡公園ではすっかり見かけられなくなったヒメアカタテハもいた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.ヒメアカタテハ -2
ヒメアカタテハもキバナコスモスの花が好きなようだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.ウラナミシジミ -3
ハギの花にはウラナミシジミが数頭いた。開翅したところも撮りたいがなかなか翅は開いてくれない。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.ツマグロヒョウモン♀ -2
ツマグロヒョウモンも数頭飛び回っている。前回、9月の初めに来た頃は♂しか見なかったが、この日は♀も多い。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 21.ツマグロヒョウモン♀ -3
ツマグロヒョウモンの前翅裏面はピンク色で艶っぽいが、♀では特に印象的だ。​​

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 22.ヒメアカタテハ -3
目の前のキバナコスモスに来たこのヒメアカタテハは♀のようだ。ヒメアカタテハも2~3飛んでいる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 23.キタテハ秋型
ツマグロヒョウモン、ヒメアカタテハに混じってキタテハの秋型も飛んでいる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 24.ツマグロヒョウモン♀ -4
まるで一輪挿しのようだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 25.ツマグロヒョウモン♀ -5
まだまだ破損していないきれいな個体が多い。半分翅を開いてくれた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 26.ツマグロヒョウモン♀ -6
眼と鼻の先に咲くキバナコスモスに止まる。こちらが少し離れないと画面から溢れてしまう。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 27.ツマグロヒョウモン♀ -7
ブッドレアの花にも吸蜜に来た。この日、撮りたかったツマグロヒョウモン♀をとりあえず数カット撮ることができた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/5​00​​​秒 ​54​​​​​​​mm ISO280 ) ​ 露出補正 -0.3段


2015年8月21日

秋が近づく舞岡公園 8月18日

昨日は久しぶりに雨らしい雨が降った。時々、日は差すものの曇り空だ。さすがに気温も下がっていた。

5月、6月と足しげく通ったが、7月は一度も行っていなかった舞岡公園へ行ってみようと思う。そろそろクサギの花が咲くころで、そこに集まる黒いアゲハの夏型を撮ろうと思う。

いつものように駐車場に車を停め、公園へと歩きはじめる。谷戸までの道はキタキチョウくらいしか飛んでいない。田んぼは稲が実り、鳥たちから守るためにネットが掛けられていた。秋の気配を感じる。蝶は少ないが、新鮮なイチモンジセセリが飛び始めている。

小谷戸の里にクサギの花が咲く頃だ。近くへ行くとクサギ独特の匂いがしてきた。これは黒いアゲハたちが来るだろうと期待したのだが、来ていない。もう一か所、奥にもクサギの木がある。そちらに行ってみると、カラスアゲハとクロアゲハがいた。割ときれいな個体だった。クサギの花は傾斜地の上の方で咲いていて、吸蜜に来る蝶を撮りにくい。そのアゲハたちもクサギを離れてしまった。また、もとのクサギの花へ戻る。ボロボロのモンキアゲハの♀が来ていた。しばらく粘ってみたが、他には来てくれなかった。

いつものように、狐久保へ行く道を入り、また戻って、瓜久保ヘいった。瓜久保のかっぱ池は昨日雨が降っているのに干上がっていた。帰り道でもう一度古民家のクサギの花を見て行った。ナガサキアゲハ、モンキアゲハが来て、ようやくナガサキアゲハを撮ったが、良い写真は撮れていない。

この日、それらの蝶のほかに、数は少ないながら見かけた蝶は、アゲハ、キアゲハ、サトキマダラヒカゲ、ヒメウラナミジャノメ、イチモンジチョウ、ルリタテハ、アカボシゴマダラ、モンシロチョウ、ヅバメシジミ、ルリシジミ、ヤマトシジミ、ウラギンシジミ、ベニシジミ、ムラサキシジミなどだったが、アカボシゴマダラの数は少なく、ツマグロヒョウモン、ヒメアカタテハ、アカタテハは全く見られなかった。秋には出てくるのだろうか。

;クリックすると大きな写真になります。 1.キタキチョウ
ハギの花の周りをキタキチョウたちが飛んでいる。♂の黄色はとても鮮やかだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 143mm ISO1100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.実りの秋
谷戸の田んぼのイネには実が育っている。鳥たちに食べられないように広範囲にネットが掛けられていた。そろそろ、案山子たちも出てくるだろう。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/125秒 21mm ISO280 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.イチモンジセセリ
小谷戸の里へ行く途中の道端の低い草の上を、新鮮なイチモンジセセリが飛んでいた。発生初期なのだろう。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 64mm ISO450 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.ツバメシジミ
擦れたツバメシジミが元気に飛んでいた。暑い夏を生き延びてきたのだろう。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/125秒 8mm ISO220 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ユウガギク
マーガレットを小型にしたような花が咲いていた。「柚香菊」と書く。一般に野菊と呼ばれる種類の1つである。 和名の由来は、柚に似た香りのする菊ということからきているとのこと。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 4mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.ヤブガラシ
この花は蝶の好きな花だ。特にアオスジアゲハが良く吸蜜にくる。しかし、この日、アオスジアゲハを見なかった。和名の「藪枯らし」と書くが藪を覆って枯らしてしまうほどの生育の旺盛さを示しているそうだ。wikipediaによれば、別名ビンボウカズラ「貧乏葛」とも呼ばれ、その意味としては、庭の手入れどころではない貧乏な人の住処に生い茂る、あるいはこの植物に絡まれた家屋が貧相に見える、またはこの植物が茂ったことが原因で貧乏になってしまう、などの意味に解釈されている。どれも邪魔者扱いである。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 4mm ISO360 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.サルスベリ
小谷戸の里の入り口を入ったところに一本の百日紅の木があり、いま、見事なピンクの花を咲かせていた。サルスベリは「百日紅」書くが、「猿滑」とも書く。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 4mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.クサギの花
私はこの花が咲くのを毎年、待ち望んでいる。8月の中頃から咲くこの花には黒いアゲハたちが良く集まってくるからだ。クサギ「臭木」の花は傍に行くと独特の匂いが漂うが、嫌いな匂いではない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 9mm ISO180 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.小谷戸の里に咲くオミナエシ
秋の七草「女郎花」が咲いていた。キタキチョウがその周りを飛んでは花に止まり吸蜜していた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/125秒 48mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.トウギボウシ
オオバギボウシともいう。「唐擬宝珠」。花は下向きに咲いているので、ローアングルで撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/160秒 48mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 11.クサギの花に来たクロアゲハ
裏面では雌雄の区別が難しいが、後翅の赤い斑紋からすると、♂のようだ。比較的きれいな個体だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/160秒 48mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12.クサギの花に来たカラスアゲハ♀
やっと近くの花に来てくれたが、良い写真は撮れなかった。クサギの花ではじっと留まって吸蜜せず、ホバリングをしながら吸蜜し、花から花へすぐ移っていく。このカラスアゲハは♀だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 72mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.クサギの花に来たモンキアゲハ
最初のポイントのクサギの花で吸蜜をしていた。しかし、大きく破損している。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/125秒 197mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.ウラギンシジミ
夏のウラギンシジミはこのように路上で吸蜜するものが多い。こういう時は開翅して止まってはくれない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/250秒 12mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.トロロアオイ
「黄蜀葵」。一日花で、夕方早い時間に閉じる。根の部分が粘っこいらしい。オクラに似た花を咲かせることから花オクラとも呼ばれる。この植物から採取される粘液はネリと呼ばれ、和紙作りのほか、蒲鉾や蕎麦のつなぎ、漢方薬の成形などに利用されるそうだ。大きな花だった。次に咲く蕾が、咲いている花の後ろにいっぱい付いていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/1600秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 16.ガビチョウ
餌を咥えたガビチョウが目の前を横切って茂みの中に入って止まった。見るとそこにはもう一羽ガビチョウがいて、自分が加えてきた餌を口移ししていた。残念ながらそのシーンを撮ることはできなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/125秒 54mm ISO1100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 17.ベニシジミ
チダケサシの花にきれいなベニシジミが止まっていた。箱根湿生花園ではこの花でミドリシジミも吸蜜している。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/160秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 18.干上がったかっぱ池
この様子を見たときは、今年の夏の暑さを一層思い知らされた。昨日はここも久しぶりに雨らしい雨が降ったはずなのに、このありさまである。蓮の花はどうなってしまうのかな。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/200秒 8mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 19.カワセミ
帰り道、もう一度クサギの花を見て行こうと小谷戸の里を歩いていたら、瑠璃色の鳥が前を横切って10m位先の小枝に止まった。カワセミだ。こちらを向いて止まったので背中の瑠璃色の翅が見えなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 108mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 20.クサギの花に来たナガサキアゲハ♂
ナガサキアゲハがクサギの花に来たのを見るのは初めてだった。擦れていないきれいな個体だった。撮った時は気が付かなかったが、向こう側にもう1頭いるようだ。帰りに小谷戸の里のクサギを見に来てよかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 108mm ISO450 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 21.ヤマトシジミ♀
この頃なぜかヤマトシジミを見る機会が少なくなっているような気がする。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/160秒 6mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 22.ムラサキシジミ♀
この日も駐車場の植え込みにムラサキシジミがいた。待つことしばし、やっと開翅してくれた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 81mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段


2014年12月20日

保土ヶ谷公園の紅葉 11月24日


 今年は、街を歩いていても例年になく紅葉がきれいだと感ずる。自宅から徒歩圏内の保土ヶ谷公園のモミジやイチョウはどうだろうかと、通り道にあるスーパーでお弁当とビールを買って行ってみた。

  いやいや、なかなか捨てたものではない。スーパーマーケットを出て、法性寺の境内へ石の階段を上がると、その両側はドウダンツツジが赤く色づいている。山門の右には大きな銀杏の木がある。山門をくぐって境内に入ると、紅葉したモミジがあり、十月桜が咲いていた。

帰りがけに回った帷子川は、冬の水鳥シーズンが始まっている。
四国ツアーのことを綴っていたので、少しタイミングがずれてしまった。

1.紅葉と十月桜
光栄山法性寺の山門を入ると本堂の前に紅葉したモミジと、十月桜があった。ジュウガツザクラは花が4月上旬頃と10月頃の年2回開花するのだそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/280秒 30mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
2.十月桜
昨年の秋も、「おや、桜が咲いている」と驚いたものだった。境内には2~3本の10月桜がある。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/800秒 39mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
3.七面堂と十月桜
本堂の先にある七面堂の傍にも、1本の十月桜があった。春の桜に比べて何か寂しげである。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/160秒 11mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
4.水屋から山門を見る
イチョウ、モミジ、10月桜、ドウダンツツジと役者が揃う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/640秒 8mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
5.保土ヶ谷公園への道路
横浜新道入口から、花見台交番前に抜ける道がある。それほど交通量は多くないが、バス通りでもある。横浜新道入口を左に折れて、保土ヶ谷公園へ上がっていく。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/160秒 39mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
6.銀杏並木
さらにバス通りを進むと、平らになり、左右が保土ヶ谷公園になる。この先右側が保土ヶ谷公園駐車場の入り口だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/350秒 32mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
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7.銀杏の匂い
歩道には、銀杏の落ち葉が敷かれている。ぎんなんの匂いがする。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/160秒 30mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
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8.公園の緑地
バス通りの右側は、駐車場があり、サッカー場、野球場、アートホール、子供たちの運動広場、噴水などがある。一方、バス通りの左側(南側)は、緑地になっていて、梅林もあり、憩いの場となっている。ベンチも置かれていて、ここで弁当を広げることにした。きれいに紅葉している木があった。これはイロハモミジではない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/250秒 7mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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9.落ち葉
落ち葉が地面を彩っている。木葉はウリハダカエデだろうか?

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/640秒 4.4mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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10.コハウチワカエデ
なんときれいに紅葉していることだろうか! 定かではないが、ネットで絵合わせをしてみるとコハウチワカエデのようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/160秒 28mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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11.色とりどり
この場所は最近整備されたようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/160秒 16mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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12.辻広場
見事に紅葉した、大きな木があった。手前にイロハモミジの木が1本あるが、背の高い木は、ハナカエデだろうか?ウリハダカエデのようでもある。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/160秒 33mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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13.ウリハダカエデ
これはどうやらハナカエデのようだ。今年の紅葉はとてもきれいだ。保土ヶ谷公園も捨てたものではない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/160秒 23mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
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14.銀杏並木を下る
公園をでて、横浜新道入口の方へバス道路に沿った遊歩道をもどる。夜はここがライトアップされるそうだ。青山外苑ほど木は大きくないし、きれいに枝が整えられているわけではないが、立派な銀杏並木だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/350秒 14mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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15.カワセミ
帰りがけに帷子川に沿って歩いていると、小さな鳥が飛んできて、比較的近くに止まった。カワセミだ。ここでカワセミに会えるとは思っていなかった。こんなことがあると散歩も楽しい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/320秒 144mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
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16.アヒルと合鴨の「あいのこ」
この鳥は、どこかで見たことがあると思った。9月15日に保土ヶ谷公園に行ったとき、もう少し上流で見かけた鳥だ。なんという鳥かわからなくて、「野鳥識別掲示板」で教えていただくと、アヒルと合鴨の「あいのこ」とのこと。どうやらそれと同じ鳥のようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/640秒 86mm ISO1250 ) 露出補正 -0.3段
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17.マガモ
この日、アヒルと合鴨の「あいのこ」は、このマガモと行動を共にしていた。合鴨は、野生のマガモとそれを家禽化したアヒルとの交雑交配種のことだそうなので、ややこしい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/120秒 76mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
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2012年7月15日

舞岡公園 6月27日 トラフシジミ夏型


 6月も終わり近くなり、蒸し暑い日が多くなってきた。しかし、関東地方はそれほど雨の日が多くない。この日もまあまあの天気だったので、トラフシジミの夏型でも撮れたら良いなと思い、舞岡公園へ出掛けた。リョウブの花も咲いていた。

ヒカゲチョウ;クリックすると大きな写真になります 1.ヒカゲチョウ
前回は6月18日にここを訪れ、多くの新鮮なヒカゲチョウを見たが、この日もヒカゲチョウが多かった。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 ISO400 ) 露出補正 なし
ダイミョウセセリ -1;クリックすると大きな写真になります 2.ダイミョウセセリ -1
ダイミョウセセリも元気に飛んでいる。道沿いに咲くアカツメクサの花で吸蜜していたところをG12で撮った。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/400秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
ダイミョウセセリ -2;クリックすると大きな写真になります 3.ダイミョウセセリ -2
2.と同じ個体である。今度はヒメジオンの花で吸蜜する。D300で裏側から撮る。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 ISO400 ) 露出補正 なし
キマダラセセリ♂;クリックすると大きな写真になります 4.キマダラセセリ♂
私の知る限り、舞岡公園のリョウブは、ミドリシジミの食樹であるハンノキや、ウラゴマダラシジミの食樹であるイボタよりも数が少ない。そのリョウブの花が咲き始めていた。コチャバネセセリの第一化に代わり、発生期を迎えたキマダラセセリが集まってきている。G12では広角端の6.1mmで撮ることが多いが、これは望遠端でとった。広角端と違い、あまり近寄ることができない。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/800秒 30.5mm ISO200 ) 露出補正 なし
1キマダラセセリ♂;クリックすると大きな写真になります 5.キマダラセセリ♂
4.の個体とは別の個体である。なかなか立派な衣装を付けている。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 ISO400 ) 露出補正 なし
トラフシジミ夏型 -1;クリックすると大きな写真になります 6.トラフシジミ夏型 -1
トラフシジミはリョウブの花が好きだ。やはり、いた。トラフシジミの夏型は、春型に比べて裏面の白帯の色が薄いが、この個体は白帯が比較的はっきりしている。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 ISO400 ) 露出補正 -1.0段
トラフシジミ夏型 -2;クリックすると大きな写真になります 7.トラフシジミ夏型 -2
6.と同じ個体である。このリョウブにはこの個体しかいなかった。葉の裏側から出てきて、少し飛び、吸蜜を始めた。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 ISO400 ) 露出補正 -1.0段
カワセミ -1;クリックすると大きな写真になります 8.カワセミ -1
瓜久保の池へ行って見たら、鳥を撮っている方がいて、ファインダーを覗き、シャッター音が聞こえる。そのレンズの前方を見るとカワセミがいた。いつも見るより近いところに止まっている。しかし、G12の望遠端(140mm相当)では、所詮この程度だ。COOLPIXのP90を持ってきていたら、もう少し旨く撮れたかもしれない。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/160秒 30.5mm ISO200 ) 露出補正 なし トリミング
カワセミ -2;クリックすると大きな写真になります 9.カワセミ -2
このカワセミはしばらく池の水面を見ていたが、ふっと飛び立ち、池の反対側へ飛んで行ってどこかに止まったらしい。池の反対側に回り込んで探してみると同じようなところに止まっていた。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段 トリミング
トラフシジミ夏型 -3;クリックすると大きな写真になります 10.トラフシジミ夏型 -3
瓜久保の池から再びリョウブの花があるところへ戻ってきた。また、トラフシジミを見つけることができた。どうやらさっき見たのと同じ個体のようである。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
トラフシジミ夏型 -4;クリックすると大きな写真になります 11.トラフシジミ夏型 -4
吸蜜に飽きたのか、また、葉の裏に隠れてしまった。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ミドリシジミの卵;クリックすると大きな写真になります 12.ミドリシジミの卵
ハンノキのある所まで来ると、そこに居合わせた同好の方が、いまミドリシジミが産卵をしていたと教えてくださった。ハンノキの幼木が枝を出しているところに数卵産み付けられていた。このまま冬を越し、無事に育って、来年6月に美しい姿を見せて欲しいと祈る。もっと接近して撮りたかったが、植生を踏んでしまうので近づけなかった。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段