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2022年6月26日

舞岡公園 ①クロコノマチョウと今シーズン3種目のゼフィルス 5月30日

前回舞岡公園を訪れたのは5月24日だった。あれから6日間が過ぎ、そろそろミドリシジミが出てくるのではないかと落ち着かない。
 朝8時に家を出発した。舞岡公園までは車で35分だ。この日の狙いは、まずミドリシジミだ。舞岡公園には平地産ゼフィルス6種すべてが生息するが、5月24日にはそのうち、アカシジミとウラゴマダラシジミを撮影することが出来た。
 まずは、私の知るミドリシジミのポイントへ行く。すでに一人おられ「いかがですか」と挨拶する。そのかたは、既に撮影した人もいて、ミドリシジミは発生しているようだが、この日はまだ見ていないと言う。近くに咲くイボタノキの花にウラゴマダラシジミはいるとのこと。しばらく、下草にいないかどうか見て回ったがミドリシジミはいなかった。教えていただいた通り、ウラゴマダラシジミを撮影し、次のポイントへ移動した。
 そこで思わぬことに、クロコマチョウが飛んでいた。しかも2頭。このチョウも静止するときは翅を開かない。一旦、飛び立って翅表の先のオレンジ色を目撃したが、撮影は出来なかった。
 このあと、6日前にアカシジミを撮影したクリの木のあるところへ移動した。今シーズン3種目のゼフィルス、ウラナミアカシジミを撮ることが出来た。ここのクリの木の花は前回より勢いが衰えてきていた。

000_220530030s X700 〇舞岡公園 RX10M4.jpg
クロコノマチョウ 2022年5月24日 横浜市 舞岡公園 

001_220530006 X800 〇舞岡公園 ルリシジミ  RX10M4.jpg 1.ルリシジミ
ウラゴマダラシジミかと思いきや、イボタノキの花に来ていたのはルリシジミだった。この時期のルリシジミは、よく白い花に来る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
002_220530021 X800 ◎舞岡公園 ウラゴ RX10M4.jpg 2.ウラゴマダラシジミ
今度こそ、ウラゴマダラシジミだった。少し擦れてきている個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
003_220530098 X800 〇舞岡公園 Z50 18-140.jpg 3.クロコノマチョウ 雄 -1
何処からか大き目のヒカゲチョウが翔んできた。もしやと思って追ってみるとやはりクロコノマチョウだった。まだ夏型は発生していないと思うし、その姿からみて昨年の秋型の越冬個体と思う。雄のようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO4000 ) 露出補正 +1.0段
004_220530033 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 4.クロコノマチョウ 雄 -2
前の写真と同じ個体である。トップの写真を撮ったあと、さらに一歩踏み出て撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1600 ) 露出補正 なし
005_220530106 X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 5.クロコノマチョウ 雌
数分して、違うところからまた1頭飛来し、近くの低いところの葉に止まった。違う個体である。こちらは雌のようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO4000 ) 露出補正 なし
006_220530044 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 6.アカシジミ -1
6日前にアカシジミを撮ったクリの木のところへ移動した。クリの花の勢いは少し衰えてきていたが、アカシジミはいてくれた。まだまだきれいな個体である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 155mm ISO250 ) 露出補正 なし
007_220530051 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 7.アカシジミ -2
数頭のアカシジミがいるようだ。チラチラ動くのが見える。これは別の個体である。前の個体に比べ翅頂部が尖っているように見える。雄のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 155mm ISO160 ) 露出補正 なし
008_220530056 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 8.ウラナミアカシジミ -1
ウラナミアカシジミを見つけた。今シーズン3種目のゼフィルスだ。ウラナミアカシジミはアカシジミより少し遅れて発生してくる。きれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 155mm ISO320 ) 露出補正 なし
009_220530132 X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 9.アカシジミ -3
これも前の2頭とは違う個体のようだ。アカシジミは発生のピークなのだろう。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 99mm ISO360 ) 露出補正 なし
010_220530138 X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 10.ウラナミアカシジミ -2
写真8.と同じ個体である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 151mm ISO320 ) 露出補正 なし
011_220530153 X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 11.ウラナミアカシジミ -3
これも同じ個体だが、向きを変えた。翅をずらして後翅の表のオレンジ色を見せてくれた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO720 ) 露出補正 なし
012_220530158 X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 12.アカシジミ -4
満腹になったのかクリの花から離れた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO800 ) 露出補正 なし
013_220530061 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 13.アカシジミ -5
このクリの木には多くのアカシジミがいたので、どれがどれだったかわからなくなってしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 132mm ISO500 ) 露出補正 なし
014_220530170 X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 14.アカシジミ -6
前翅外縁が尖っているようで、腹もすっきりしているので雄と思う。斑紋で雌雄を見分けるのは難しい。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO2500 ) 露出補正 なし
015_220530174 X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 15.アカシジミ -7
周囲には誰もいない。思う存分撮影を楽しんだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6 1/500秒 110mm ISO720 ) 露出補正 なし
016_220530179 X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 16.ウラナミアカシジミ -4
ウラナミアカシジミはこの1頭だけしか現れない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6 1/500秒 110mm ISO720 ) 露出補正 なし
017_220530180 X800 〇舞岡公園 Z50 18-140.jpg 17.ダイミョウセセリ
5月の中頃から樹林の周囲などで多く見られるようになる。北海道、沖縄ではごく一部でしか見ることが出来ないようだが、舞岡公園や、私が良く行く八王子城跡などでは多く見られる。翅を開いて花で吸蜜することが多い。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6 1/500秒 110mm ISO720 ) 露出補正 なし


2021年5月15日

ウグイスの姿を見た 舞岡公園 4月30日

4月29日は昭和の日、そして明日5月1日からは、大型連休が始まるが、緊急事態宣言の最中でもある。そんな日に舞岡公園へ出かけた。
 今年の春は花は早く咲き始めたようだが、チョウの発生が例年と比べて早いのか遅いのか今一つわからない。3日前にも舞岡公園へ出かけているが、もう一度確認したかったので行って見ることにした。モンキアゲハなどの黒いアゲハたちの今年第一化の発生は、これから最盛期を迎えるようだ。一昨日には1回もその姿を見なかったモンキアゲハを、この日は、撮影は出来なかったが3回見ることが出来た。
 しかし、何故か舞岡公園で見るチョウの数が少ない。あと3~4週もすれば、出て来るであろう平地産ゼフィルスが心配である。
 この日の収穫は、クロコノマチョウを撮影できたことと、ウグイスを撮影することが出来たことだ。今年もウグイスの声をよく聞くが、いままで、その姿を見たことがなかった。南門を出る手前の散策路を歩いていると、ごく近くでウグイスが鳴いた。その方向を見ると葉の落ちた枝に野鳥がいた。逆光でウグイスとはっきりわからないまま撮影した。被写体の背景は曇り空で、ウグイスの露出はアンダーになってしまった。はっと思って+1段補正したが、その程度では足りなかったようだ。

1.ジャコウアゲハ♂
ジャコウアゲハ♂は、3日前にもこのツツジの花が咲くところで、同じように舞っていた。しばらく待っていると、3日前と同じように近くの葉の上に止まる。ところがすっかり破損してしまっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO200 ) 露出補正 なし
001_210430008 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg
2.小谷戸の里の端午の節句
鯉のぼりは、たまたまこのとき風がなかったようで、泳ぐを休んでいた。子供たちもこの日は学校があるので、家族連れは少なく、年配のご夫婦が2~3組おられただけだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし  
002_210430011 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
3.旧金子家の母屋 -1 ぶんぶんごま
チョウが少ないので手持無沙汰だ。普段はあまり顧みない古民家に目を向けた。表庭に面した主屋の縁側に ぶんぶんごま という玩具が展示されていた。遊び方が示されている。子供のころ、ボタンでその穴に糸を通し、同じように遊んだ記憶がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_210430012 X800 ぶんぶくごま 舞岡公園 RX10M4.jpg
4.けん玉
「あそぶ前と遊んだ後に、手洗いか手指の消毒をお願いします」 と書かれた札が置かれていた。去年の4月からの注意書きだろうか、文字の墨が褪せていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
004_210430013 X800 けん玉 舞岡公園 RX10M4.jpg
5.五月人形 武者人形
武者人形は五月人形の一種である。端午の節句は、男の子の元気な成長を願うお祝い行事であり、武者人形や鎧、兜が飾られる。現在の五月人形の多くが愛らしい子供の姿が多いようだが、明治時代までは、武勇と関係の深い大人顔の人形が主流だったそうだ。武者人形は兜や鎧を身につけていることから、子供の無病息災を祈る意味があるという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 53mm ISO2500 ) 露出補正 なし
005_210430014 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
6.旧金子家主屋の土間
明治後期に建築されたと思われる旧金子家の母屋は、横浜市戸塚区信濃町にあったものを、平成6年7月に納屋などを含めて、ここ舞岡公園の小谷戸の里に移築し、復元されている。建築様式は木造平屋建て、寄棟茅葺屋根で、平成7年度に横浜市認定歴史的建造物に指定された。間取りは整形四間取りと呼ばれ、8畳の部屋を4室、田の字に並べたもので間仕切りはすべて戸や障子が用いられ開放的になっている。こうした間取りは江戸時代末期から明治初期にかけて座敷で蚕の飼育をしたために間取りの壁を取り払った結果できたものと考えられている。と説明されていた。ここはその土間の部分で、当時使われていたであろう道具が並べられている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/60秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
006_210430016 X800 金子家土間 舞岡公園 RX10M4.jpg
7.いろりの部屋と客間
土間の側からいろりのある部屋と、客間らしき座敷を眺める。正面には五月人形が飾られていた。鎧や兜の武者人形である。左側が表庭で、右側が裏庭になる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/100秒 10mm ISO3200 ) 露出補正 なし
007_210430018 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
8.かまど
土間のいちばん奥にはかまどがあって、火が入っていた。かまどで薪を燃やすことによる燻蒸は、古民家の茅葺屋根にとってとても大事なのだそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/20秒 14mm ISO3200 ) 露出補正 なし
008_210430020 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
9.ギンラン(銀蘭)
高さは30cmくらいだった。茎先に数個の白色の花がついていた。年配のご夫婦が写真を撮っておられ、「ギンランです」と教えてくださった。キンラン(金欄)は何回か見たことがあるがギンランは始めて見る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2,4 1/400秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
009_210430024m X800 ギンラン 舞岡公園 RX10M4.jpg
10.ツマグロヒョウモン
3日前に来た時も、ツマグロヒョウモンがいたが、この日も同じように、 休耕地でのびのびとヒメジオンの花から花へ飛び回っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_210430032 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg
11.ヒメウラナミジャノメ開翅
この季節、ヒメウラナミジャノメは個体数がとても多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 なし
011_210430048 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg
12.クロコノマチョウ
久し振りにクロコノマチョウに会った。ほとんど傷のないきれいな個体だった。裏面の模様を見ると秋型の♂のようにも見えるが、第一化の♀のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 178mm ISO640 ) 露出補正 なし
012_210430055 X800 ◎クロコノマ 舞岡公園 RX10M4.jpg
13.コチャバネセセリ -1
コチャバネセセリが出始めていた。敏捷に飛ぶが、花に来るときはサッと止まる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 201mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_210430067 X800 〇コチャバネ 舞岡公園 RX10M4.jpg
14.スズメのお腹
真上の梢で野鳥が動いている。何かわからないが撮ってみた。あとでモニターを良く見ると雀だった。こういうアングルも珍しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1000 ) 露出補正 なし
014_210430071 X800 ◎スズメ 舞岡公園 RX10M4.jpg
15.ヤマサナエ
ヤンマに似ているが、サナエトンボ科でオニヤンマと比べると小さい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
015_210430077 ヤマサナエ X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg
16.コチャバネセセリ -2
このチョウもヒメジオンの花が好きだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO200 ) 露出補正 なし
016_210430081 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg
17.ウグイス
近くでウグイスが大きな声で上手に鳴いた。舞岡公園ではウグイスの鳴き声はよく聞くが、今まで姿を見たことがなかった。鳴き声の方向を見ると、葉の落ちた枝に野鳥が止まっている。逆光になっていて羽の色や模様が分からない。とにかく連写で撮った。途中で+側に露出補正をしなくてはいけないと思い、+1段補正して撮った。それでも、露出はアンダーで鳥は暗くなってしまった。帰宅して、画像ソフトで色を起こしてみたところ、確かにウグイス色をしていた。白トビはだめだけれど、黒ツブレはある程度救える。ウグイス撮影初体験だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 なし
017_210430107mt X800 ◎ウグイス 舞岡公園 RX10M4.jpg


2021年2月28日

舞岡公園の蝶 55種 (17) ヒメジャノメ、コジャノメ、クロコノマチョウ、ヒメウラナミジャノ

ヒメジャノメ、コジャノメは舞岡公園ではあまり多くない。ヒメウラナミジャノメはヒメジオンの花で吸蜜している姿を良く見る。
 クロコノマチョウを舞岡公園で始めて見たのは2009年だった。まだ3~4回ほどしか見かけていない。いわゆる生息ポイントが良く分からない。

4.タテハチョウ科 ⑦  ヒメジャノメ、コジャノメ、クロコノマチョウ、ヒメウラナミジャノ

18) ヒメジャノメ

41801 2011年6月20日撮影
コジャノメによく似ているが、コジャノメは明らかに黒い。ヒメジャノメの♂の後翅裏面にはナイキのマークのような性標が盛り上がる。

Nikon D300 SIGMA 105mm f2.8 macro
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/125秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
01_110620054 X800 D300 SIGMA 105mm macro.jpg
41802 2009年9月10日撮影
これも♂と思う。年3~4回発生するという。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
  絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/200秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
02_090910082 X800 D300 Tokina100.jpg
41803 2011年10月6日
舞岡公園では、あまり数は多くない。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
  絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
03_111006015 D300 X800 Tokina100.jpg


19) コジャノメ

41901 2009年4月22日撮影
水車小屋の辺りで撮ったと記憶する。年2回の発生で、春はヒメジャノメより早く出てくるようだ。

Nikon D300 SIGMA 18-200mm macro f4.5-5.6
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 200mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
01_090422021 X800 D300 NIKKOR 18-200 + Kenko CLOSE-UP 1.jpg
41902  2018年6月4日撮影
擦れた個体だったが開翅してくれた。コジャノメより生息数は少ない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 -0.7段
02_180604012 X800 RX10M4.jpg


20) クロコノマチョウ

42001 2009年4月16日撮影
♂。この時期に見られるのは越冬した秋型である。このチョウも分布を拡大していて、舞岡公園で見られるようになったのも、比較的最近のことと思う。 

Nikon COOLPIX P90 f3.3-6.5 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/68秒 110mm ISO400 )  露出補正 -0.3段
42001_090416047 90.jpg
42002 2009年8月14日撮影
この個体は夏型の♀のようだ。

Nikon D300 SIGMA 70-300mm apo macro f4.5-5.6
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/125秒 300mm ISO1000 ) 露出補正 -0.3段
42002_090814035X800 秋 舞岡公園 D300 Σ70-300.jpg
42003 2009年8月14日撮影
前の写真と同じ個体。不意に茂みから飛び出してきたが、とても大きく感じたのを憶えている。

Nikon D300 SIGMA 70-300mm apo macro f4.5-5.6
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/125秒 300mm ISO1000 ) 露出補正 -0.3段
42003_090814041 X800 D300 Σ70-300.jpg
42004 2017年11月3日撮影 かっぱ池のそばで撮ったような記憶がある。秋型の♀のようだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO1400 ) 露出補正
42004_171103067 舞岡公園 D5000 TAMRON 90.jpg
42005 2019年8月6日撮影
夏型の♂のようだ。暗い、撮りにくいところに止まった。このチョウの表側を撮るのには、飛んででいるところを狙わなくてはならないが、叶わなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 155mm ISO3200 ) 露出補正 なし
42005_190806031 X800 夏 舞岡公園 RX10M4.jpg


21) ヒメウラナミジャノメ

42101 2013年4月25日撮影
舞岡公園の普通種のひとつで全域で多く見られる。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
  絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
01_130425042S X800 D300 Tokina100.jpg
42102 2007年9月4日撮影
普通種と言えども凝った衣装を纏っている。

Nikon D300 NIKKOR 18mm-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/320秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし  
02_070904044 X800 D100 Nikon VR18-200.jpg
42103 2009年4月22日撮影
大きな葉の上で静止して、開翅し、日光浴をしているようだ。 

Nikon D300 NIKKOR 18mm-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/800秒 200mm ISO135 ) 露出補正 -0.3段
03_090422002 X800 D300 NIKKOR 18-200 + Kenko CLOSE-UP 1.jpg
42104 2010年5月15日撮影
年3~4回発生するという。この写真のように低いところを飛び、下草に止まることが多い。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm f2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1600秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
04_100515008 X800 D5000 Σ17-70 macro LV.jpg
42105 2015年5月21日撮影
レンズが回転するスイバルデザインのコンデジの広角端で撮影した。。

Nikon COOLPIX S10 6.3-63mm f3.5 6.0 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f3.5 1/108秒 6mm ISO50 ) 露出補正なし
05_100521003 X800 S10.jpg
42106 2011年4月26日撮影
チヂミササやススキなど、イネ科の植物を食草とする。60mmマクロレンズで撮影した。  

Nikon D5000 TAMRON 60mm f2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
06_110426036 X800 D5000 TAMRON 60mm.jpg
42107 2015年5月3日撮影
ハルジオンの花で吸蜜。たまたま2枚目の写真を除いて4月、5月に撮った写真ばかりになってしまったが、発生時期による変化はないようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 236mm ISO100 )  露出補正 -0.3段
07_150503025 X800 P610 test.jpg


2019年8月17日

真夏日の舞岡公園 8月6日

北海道から帰ってきて、関東地方は梅雨明けし、この日も横浜市の気温は34.6℃と猛暑日にあと一歩だ。
 黒いアゲハの写真を撮りたいのと、一昨日に届いたNIKON D750を試してみたかったので午前中、舞岡公園へ行ってきた。そろそろフルサイズを使ってみようと思い、一時はNIKONから新しく発売されたZシリーズというミラーレス機の購入を考えていた。小さくて軽いのは良いが、使用できるレンズに制約がある。コンバータを装着すれば従来のレンズも使用出来るというがすべてではなさそうだ。新しいシステムにするならSONYのα7シリーズはどうかとも考えた。だが、私が所持しているレンズなどは大したことはないものの、それでもサード・パーティ製品を含めて、今までのレンズ資産を葬るのは忍びない。そこでD750を検討してみた。D750にはチルト機構が付いている。発売は2014年9月とやや時間が立っているが、そのぶん価格も練れている。評判もよい。ということでD750に決めたのだ。
 この日はSONYのRX10M4をハンドストラップで右手に持ち、TAMRON 90mm macroを付けたD750を首から掛けた。D5300に比べると一回り大きく重たい。新調したSIGMA 150mm macroを付けたらさぞ重かろうと思う。
 この日はチョウは少なかった。黒いアゲハたちが好きなクサギの花はまだ、咲き始めである。ようやく離れたところで吸蜜するクロアゲハをRX10M4で撮っただけだった。

190806_001.jpg 1.ヤマユリ
9時前に舞岡公園駐車場に着いたが、すでに猛暑である。湿度が高い。舞岡公園にこんなにあったかと思うほど、ヤマユリが咲いていた。すでに花が朽ちているのもあり、4~5日前が一番きれいな時だったろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 187mm ISO100 ) 露出補正 なし
190806_002.jpg 2.キタキチョウ -1
ミソハギの花で吸蜜するキタキチョウを被写体にして、初めてD750のシャッターを切る。久しぶりにずっしりとしたカメラの重さを感じた。絞り優先でf4にし、シャッタースピードは1/500を低速限度にし、ASAは3200までオートに設定した。

Nikon D750  TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4 1/2500秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
190806_003.jpg 3.キタキチョウ -2
タムロンの90mmマクロの描写も良い。ただf4での被写界深度は浅いので、しっかり目にフォーカスしないと締まりのない写真になってしまう。

Nikon D750  TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4 1/1000秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
190806_004.jpg 4.キタキチョウ -3
連写で撮ってみたが、うまく撮れなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
190806_005.jpg 5.クロコノマチョウ
今年2度目のクロコノマチョウだ。6月6日に撮った秋型の越冬個体はボロボロだったが、これは夏型のようだ。クロコノマチョウはなかなか良いところに止まってくれない。表側は飛んで開翅したときにしか撮れない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 155mm ISO3200 ) 露出補正 なし
190806_006.jpg 6.クロアゲハ♂ -1
日当たりの良いところでクサギの花が咲いていた。しかし、10mくらい離れている。RX10M4の望遠端220mm(35mm版600mm相当)が役に立つ。シジミチョウやセセリでは対象が小さいので難しいが、アゲハなら何とか捉えられる。クロアゲハ♂の後翅前縁の白い部分が撮れるのはなかなかない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
190806_007.jpg 7.クロアゲハ♂ -2
前の写真と同じ個体だが、ほとんど擦れのないきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
190806_008.jpg 8.アカボシゴマダラ
原産地が中国の本種が人為的に持ち込まれ、1998年に藤沢市で記録されて以来、分布を拡大し、舞岡公園ではごく普通にみられる種となった。この日も4~5頭目撃している。人為的な持ち込みはご法度だが、ホソオチョウと同じように、愛好者の目を楽しませてくれてはいる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし


2019年7月11日

ゼフィルス シーズン の舞岡公園 5月26日~6月18日間に5回出かけたが・・・

結論から言うと、私にとって今年の舞岡公園平地産ゼフィルスはさっぱり振るわなかった。アカシジミとウラナミアカシジミは5月に訪れた2日間で撮影することはできたが、あとはミドリシジミを何とか撮ったものの、ミズイロオナガシジミ、ウラゴマダラシジミ、オオミドリシジミは撮ることができなかった。  ネットでは、今年もすべての平地産ゼフィルスを撮影され、その画像を見せていただいているが個体数は少ないように思える。また、舞岡公園でお目にかかる同好の皆さんも「いかがですか?」と伺ってみても「何にもいません」というお答えが多かった。  ただ、その代わりと言っては申し訳ないが、トラフシジミの夏型のきれいな個体に何度か遭遇することができた。もう一つ、すっかり破損した個体だったが久しぶりにクロコノマチョウがいた。暗いところでしか撮れなかった。  最近、舞岡公園はチョウの数が少なくなったように感じる。

190526_001.jpg 1.カラスアゲハ♀ 5月26日
小さな黒いアゲハが飛んできて、目の前の梢に止まった。カラスアゲハの♀だったが、とても小さいので驚いた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段
190526_002.jpg 2.アカシジミ 5月26日
アカシジミはクリの花が好きだ。毎年、シーズンの一番最初に見るのはアカシジミだと思う。新鮮な個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
190526_003.jpg 3.アカボシゴマダラ春型 5月26日
今年はアカボシゴマダラも数が少ないように思う。秋になると多くなるのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 183mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
190526_004.jpg 4.テングチョウ 5月30日
今年はTVのワイド・ショーでも話題にされるなど、テングチョウが異常発生しているところがあるようだ。ここ舞岡公園でもいつもより多く見られた。テングチョウは、これから来年の春まで長生きをする。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190526_005.jpg 5.ムラサキシジミ♀ 5月30日
クリの花でアカシジミを撮っていたら、敏捷に飛んできてクリの花に止まった小型のチョウがいた。ファインダーで見て、「何だこれ!」と口走ってしまった。大きさはシジミチョウであるが、裏面が白く見える。ルリシジミではない。1カット撮ったら飛んで行ってしまった。同定できないので画像を添付して日本チョウ類保全協会へメールでお尋ねした。答えは越冬したムラサキシジミの♀ということだった。いつも見ているムラサキシジミと全く違うので、私にはわからなかった。日本チョウ類保全協会では複数の方が越冬明けのムラサキシジミと同定されたそうだ。流石である。ありがとうございました。そういわれてみると目と前翅の丸みにムラサキシジミの特徴がみられた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
190526_006.jpg 6.ウラナミアカシジミ 5月30日
何処からか飛んできて下草に止まった。草をかきわけて撮る。新鮮な個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190526_007.jpg 7.イチモンジチョウ 6月6日
舞岡公園でイチモンジチョウに会うところはいつもほぼ同じところだ。前翅が丸みを帯び、♀のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 155mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
190526_008.jpg 8.ミドリシジミ 6月6日
下草に止まったミドリシジミがじっと動かないでいる。よく見ると左側の翅が反り返ってしまっている。羽化不全のようで、これでは飛ぶことができないだろう。憐憫の目で何人かの人が観察していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
190526_009.jpg 9.ミドリシジミ 6月6日
こちらはきれいな個体だった。この日は別のところでもう1頭ミドリシジミを見たが、例年より数は少ないと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
190526_010.jpg 10.トラフシジミ夏型 6月6日
ミドリシジミを撮ったところの傍で、地面に止まっていた。これもミドリシジミかなと思って近づいたが、何か違う。トラフシジミだった。羽化したてだったのか良く飛べないでいた。集まってこられた一人の方が、手を貸してやって、葉の上に止まらせた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190526_011.jpg 11.ルリシジミ 6月6日
今が旬のクリの花でルリシジミが吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 215mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
190526_012.jpg 12.クロコノマチョウ 6月6日
日陰になった池の淵を歩いていたら、どこからか飛んできて地面に止まった。久しぶりのクロコノマチョウだった。越冬した秋型と思う。暗いところの地面に止まったので、色が出ない。じっとここに止まっていたのなら全く気が付かなかったろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 215mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
190526_013.jpg 13.アカシジミ 6月6日
この日もアカシジミは見ることができたが、大分擦れた個体だった。アカシジミはやはり5月中が旬だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 193mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
190526_014.jpg 14.ルリシジミ 6月13日
谷戸の田んぼのわきに、農家の方が枝木を燃やされたあとがあった。毎年のことで、ここでしばしばスジグロシロチョウ、アゲハチョウなどが給水している。ミネラル豊富なのだろうか。この日はルリシジミが給水に来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 213mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190526_015.jpg 15.トラフシジミ夏型 6月13日
やっと咲き始めたリョウブにトラフシジミが来ていた。このリョウブの木にはこの個体だけではなく、3~4頭いたようだ。リョウブの花は虫が好むようで、ミドリシジミやキマダラセセリも吸蜜に来る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
190526_016.jpg 16.クロアゲハ♂ 6月13日
駐車場の入り口にクロアゲハ給水に来ていた。なかなか近寄らせてくれなかったが、飛び立ってもまた戻ってくる。あまり見ることもないきれいな(破損していない)個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 117mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
190526_017.jpg 17.クロアゲハ♂ 6月18日
今シーズンのゼフィルスはこれで最後と思い、6月18日に行ってみた。古民家の入り口でクロアゲハが給水していた。ローアングル、ライブビューでで撮影。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 31mm ISO160 ) 露出補正 なし
190526_018.jpg 18.ウラナミアカシジミ 6月18日
アカメガシワの花にウラナミアカシジミがいた。じっとしていると見つけにくい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 213mm ISO125 ) 露出補正 なし
190526_019.jpg 19.トラフシジミ夏型 6月18日
この日もリョウブの花にトラフシジミがいた。擦れていないきれいな個体だった。トラフシジミの裏面は春型のほうが、白い帯がはっきりして美しいと思う。フラッシュを使用した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
190526_020.jpg 20.ベニシジミ 6月18日
ベニシジミは第二化が発生している。90mmマクロで撮った。夏型にかけての前翅の黒化が始まっていて、この個体は前翅の黒い紋が流れてにじんでいる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/2500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
190526_021.jpg 21.アカシジミ 6月18日
すっかり擦れているものの、尾状突起は2本とも健在だし、破損もほとんどない。これで、今年の舞岡公園のゼフィルスも終わりだが、6種中3種しか撮ることができなかった。また、来年を楽しみにしている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/250秒 90mm ISO1250 ) 露出補正 なし


2017年11月18日

秋深まる舞岡公園 11月3日

しばらく舞岡公園にも行っていなかった。舞岡公園へは休日にはほとんど行ったことがない。この日は祝日で天気も良く、子供連れの家族など、たくさんの来園者があるのではないかと思った。ところが行ってみると、駐車場もそれほど混んでなくて、子供連れというよりも、いつものように熟年のご夫婦やグループの方々が多かった。
  ウラギンシジやミムラサキツバメでも飛んでいればよいかなと思って行ってみたのだが、思わぬ収穫もあった。それは、今まで舞岡公園ではあったことがなかったオオチャバネセセリがいたことと、あまり良い写真にはならなかったが、久しぶりにクロコノマチョウが撮れたことだった。
 古民家がある小谷戸の里では、野鳥愛好家の写真や、カービングの作品が展示されていた。素晴らしい写真がたくさんある。カービングも見事だった。これから春が来るまでの間は、暖かい日にこそ越冬しているウラギンシジミなどが飛び出すくらいで、チョウは見られなくなり、舞岡公園は野鳥を撮るカメラマンが多くなる。

1.舞岡公園の駐車場
時間は11時20分、もちろん平日よりは車が多いが、思ったほどでもなく、苦労なく駐車できた。紅葉が始まっている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。
2.黄葉
これはウツギのような葉だが、何という木か定かではない。葉がきれいに橙色になっていた。10月は平年より気温の低い日が続いたので、葉の色づき具合が進んだようだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.キタテハ秋型 -1
舞岡公園のこの時期は野草の花が少ない。小谷戸の畦道に咲いていたカントウヨメナと思われる花にキタテハがいた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.キタテハ秋型 -2
カントウヨメナの花には複数のキタテハが吸蜜に来ていた。キタテハの秋型は赤褐色になり、引き締まった容姿だ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.野鳥写真展
小谷戸の里の古民家前の広場では、「舞岡公園 里山オールドボーイズ」という野鳥愛好グループによる写真展が行われていた。どの写真も力作である。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/250秒 90mm ISO1600 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.ミゾゴイ
高瀬健二さんという方の作品で、この秋、初めて舞岡公園へ飛来したというミゾゴイ(溝五位)の写真があった。ミゾゴイは夏、日本で繁殖し、東南アジアで越冬するという。絶滅危惧種で生息数は世界で1000羽程度と推測されている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/250秒 90mm ISO1250 )露出補正 なし
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7.カービング
「舞岡バード愛好会」というグループはカービングの作品を展示していた。バードカービングとは、「水鳥猟のおとりとして作られていた木彫(デコイ)をスタートに欧米、特に米国で発展進化して木工芸文化の領域になりました。現在では、日本でも全国的にコンテストやイベントが各地で行われるようになり発展している状況です。バードカービングは南洋材のチュピロ、ジェルトン等を素材にして彫刻刀や電動グラインダー等の工具を使い野鳥等を造形し、彩色する木工芸です。作品を造り進むにつれ、新しい発見があり、野鳥との距離が短くなり、自然の大切さも実感しています。」と説明されていた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.ビンズイとオナガのカービング
10数点のバードカービングの作品が展示されていた。写真をとって良いですかとお断りして、撮影したこの作品は手前が3羽のビンズイで、その向こうが、ピントは外れているがオナガである。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.古民家の縁側
小谷戸の里にある古民家の裏庭で、縁側に腰を掛け秋の暖かい陽を浴びて、のんびりと談笑している年配のかたがたがいた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/250秒 90mm ISO800 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.ウラギンシジミ♀ -1
古民家の前庭に植えられている木の枝にウラギンシジミが飛んできて止まった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.ウラギンシジミ♀ -2
前の写真と同じ個体。位置を変えて撮った。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.リンドウ(竜胆)
目立たないところに咲いていた。舞岡公園でリンドウを見るのは初めてではないかと思う。花期は秋。花は晴天の時だけ開き、釣り鐘型のきれいな青紫色で、茎の先に上向きにいくつも咲かせるという。まさにその通りだ。どこにピントを合わせてよいのか難しかった。結果、ソフトなイメージになっている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO1250 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.キタキチョウ
キタキチョウは寒い季節になってもいつまでも元気に飛んでいるチョウだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO1250 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
14.ベニシジミ
ベニシジミは成虫で越冬するチョウではないが、まだ元気に飛んでいた。来年の春には世代を変えて、オレンジ色の美しい個体が生まれる。​​

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO1250 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
15.マユミ((檀、真弓、檀弓)の実 光があたって輝くマユミの実が生き生きとしていた。マユミは中国と日本の林に自生し、秋にその実と紅葉を楽しむ庭木として親しまれているという。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/800秒 90mm ISO1250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
16.オオチャバネセセリ
イチモンジセセリと思って撮ったが、あとでその写真を開いて見ると、前翅の前縁内側の白斑がイチモンジセセリに比べ、大きくて明瞭であること、また、後翅の白斑の列が、ジグザグに見えることから、オオチャバネセセリと同定した。私は舞岡公園では初めて見た。今までも見たことがあるのかもしれない。しかし、イチモンジセセリと思い込み、見過ごしていたのかもしれない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/800秒 90mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
17.クロコノマチョウ
クロコノマチョウには、先日、大磯の城山公園へ行ったときに遭遇したが、舞岡公園で会うのは久しぶりである。舞岡公園の中では広範囲に生息しているようだ。コントラストが強いところに止まって、良い写真が撮れなかった。真横から撮ろうと思って右に移動したら逃げられてしまった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 90mm ISO1800 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2015年9月 7日

蝶 自選年間ベスト10 (7) 2009年

ここのところなかなかお日様が顔を見せてくれず、涼しいのはありがたいが、写真を撮りに散策することがままならない。高尾山へでも行ってみようと思っているのだが・・・

さて、2009年​のことにさかのぼるが、2月に上海に行った。暖かいところだが、如何せん2月では寒い。越冬したキタテハだけだったが、蘇州の拙政園でコンデジで撮った1枚がある。古い名勝地らしい背景を、もっとうまくが取り入れられればなお良かったのだが。

ブログのオーナーであるn-shuheiさんのロッジが、ウスイロヒョウモンモドキの生息地の近くにある。発生時期を狙って、n-shuheiさんのロッジに泊めていただき、1日ウスイロヒョウモンモドキを探した。何とかのウスイロヒョウモンモドキを撮影できたが、最初に撮った個体をファインダーで見たとき、何か違和感があった。斑紋異常だった。ちょっとピントがずれているのが惜しい。 最近そこでのウスイロヒョウモンモドキが激減し、絶滅の危機にあることを知った。
そのほか、いつものフィールドである舞岡公園でも、アサギマダラ、オオミドリシジミ、クロコノマチョウなどそこでは初めての蝶を撮影できた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.キタテハ 2009年2月10日 中国 蘇州拙政園
2009年2月8日から3泊4日で中国は上海を訪れた。3日目には蘇州へ行ったが、天気の良い日で、名勝拙政園ではキタテハが飛んでいた。この旅行で蝶を撮ることは想定外だった。持っていたコンデジでローアングルで狙ったが・・・。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f​2.8​ 1/​50​0秒 ​5​mm ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.コツバメ 2009年5月15日 栃木県那須高原
コツバメは4月の蝶だ。那須とはいえ、ゴールデン・ウィークを過ぎた頃は、大分擦れてしまっている。​泊まったペンションの敷地内に咲いていたミヤコワスレに来ていた。

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/160秒 7mm ISOオート )
;クリックすると大きな写真になります。 3.アカシジミ 2009年5月19日 横浜市舞岡公園​
横浜市の舞岡公園には6種の平地産ゼフィルスを産するが、アカシジミの発生が一番早い。しかし、このアカシジミを見たときは随分早いなと思ったものだった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.アサギマダラ 2009年5月26日 横浜市舞岡公園
舞岡公園でアサギマダラを見ることはそれほど多くはないが、この日は運が良かった。ミドリシジミを探していたら、ファーと大きな影が横切った。てっきりアカボシゴマダラと思い身構えたが、なんとアサギマダラだった。ウツギの花に止まり吸蜜をはじめた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/​62​秒 ​5mm ​ISO​135​ ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 5.オオミドリシジミ 2009年5月26日 横浜市舞岡公園
舞岡公園で撮ったオオミドリシジミの貴重な写真。​

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 ​100mm ​ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6.ウスイロヒョウモンモドキ 2009年7月4日 兵庫県養父市
保全活動が行われている絶滅危惧1類のウスイロヒョウモンモドキの写真を撮る機会があった。当日、10頭ほどウスイロヒョウモンモドキの写真を撮ることができたか、その中の1頭がこの写真である。ファインダーを覗いている時から何か違和感があった。斑紋異常型だった。ちょっとあとピンになってしまったのが残念。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/​16​00秒 ​100mm ​ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.オオミドリシジミ 2009年7月4日 兵庫県養父市
ウスイロヒョウモンモドキの写真を撮りに行った時に撮った。オオミドリシジミらしい緑色の翅を開いて見せてくれた。角度は良いのだが少し離れていたのでCOOLPIX P90で撮った。もう少し近くにいてくれれば、背景に山の連なりを映しこむことができたのだが。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/​234秒 ​44mm ​ISO​64​ ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.ミヤマシロチョウ ​2009年7月22日 八ヶ岳山麓
ある観察会に参加した。二度と行けないようなところにミヤマシロチョウが飛ぶそれほど広くない開けたところがあった。食草のヒロハノヘビノボラズも多く観察することができた。この個体は翅が薄いヒスイ色で、♀のようだ。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/​250​秒 ​100mm ​ISO400 ) 露出補正 -0.3段
150904_009.jpg 9.クロコノマチョウ 2009年8月14日 横浜市舞岡公園
  夏型の♀と思う。この蝶も分布を北に広げている。私が昆虫少年だったころは、関東近縁では見られなかった。もちろん、舞岡公園ではめったに見ることができないが、確実に生息している。今年(2015年6月)も見かけた。

Nikon D300 ​SIGMA 70-300​mm F​4-5.6​ macro
   絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/​250​秒 ​100mm ​ISO400 ) 露出補正 -0.3段
150904_010.jpg 10.高原の蝶 ミドリヒョウモン 2009年​8月25日 八島が原湿原
信州は霧ヶ峰と美ヶ原の間にある八島ヶ原湿原は、朝早く出発すれば日帰りも可能である。湿原の周囲はトレッキング・コースになっていて、高原の蝶が飛び、アザミなどの花に集まる。コンデジでマクロで撮ると高原らしい背景を入れることができる。

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1​25​0秒 ​7​mm ISOオート )​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補1.イチモンジセセリ 2009年9月9日 横浜市舞岡公園
イチモンジセセリは秋になると個体数が多くなる。普段は見向きもしないのだが、撮りたい蝶が見つからないときにはモデルをお願いすることになる。​

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/​12000秒 ​100mm ​ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
​補2.スジグロシロチョウ 2009年​9月24日 昭和記念公園
秋、シオンの花に止まろうとしているスジグロシロチョウ。この日はCanonのIXYしか持っていなかった。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/320秒 5mm ISOオート ) 露出補正 なし


2011年6月15日

新緑の高尾 5月19日


 先日、小学校時代のクラスメートと「古希の会」をしたが、そのクラスメートのなかに奥多摩、とくに高尾山周辺のボランティア・ガイドをしている女性がいた。その時、彼女と蝶の撮影の話などを交わしたが、かって、石砂山のギフチョウのことを教えてくれたのも彼女だった。
  「古希の会」の写真を送ったところ、その返信に高尾山へ行ったが、ウツギの花にアオバセセリが来ていたと記されていた。アオバセセリは撮ったことが無いので、案内を頼んだところ、快く引き受けてくれて、5月19日に同行していただいた。

JR高尾山駅北口;クリックすると大きな写真になります 1.JR高尾山駅北口
子供のころ、補虫網と三角ケースを携えて、何回も降りた駅である。関東の駅百選に選定されている社寺風デザインの北口駅舎は、大社線大社駅を設計した曽田甚蔵が設計、1927年(昭和2年)に竣工した2代目であるとのこと。これは、元々大正天皇の大喪列車の始発駅として新宿御苑に設置された仮設駅舎(995m²)を移築したもので、初代駅舎の木造平屋建て90m²から木造平屋建て298m²と大規模になったという。この駅舎は2010年春に改修され、飲食店や雑貨販売店ができた。高尾山はミシュラン3つ星に選ばれて以来、訪れる人が多いらしいが、この日も多くのハイキング客が待ち合わせをしていた。私もその一人に加わった。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/160秒 10.8mm ISOオート) 露出補正 なし
アオバセセリ;クリックすると大きな写真になります 2.アオバセセリ -1
高尾駅前からバスに乗りJR中央本線沿いの道を行く。バスは満員だった。終点前のキャンプ場の入口で下車して、沢沿いの林道を歩く。その沢にウツギの白い花が咲いていた。黒いアゲハ達が舞っている。そこでよく見ると少し大きめなセセリチョウが飛んでいるのが見えた。花から花へ飛びまわる。アオバセセリである。しかし、蝶まで少々距離がある。付けていた60mmマクロから18-200mmに付け替えて撮った。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 200mm ISO450 ) 露出補正 なし
  内蔵フラッシュ使用 トリミング
アオバセセリ;クリックすると大きな写真になります 3.アオバセセリ -2 飛翔
偶然にこんな写真が撮れた。被写体ブレしているがなんとか眼が確認できる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/200秒 200mm ISO280 ) 露出補正 なし
内蔵フラッシュ使用
アオバセセリ;クリックすると大きな写真になります 4.アオバセセリ -3
アオバセセリは2頭いた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/125秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
内蔵フラッシュ使用 トリミング
アオバセセリ;クリックすると大きな写真になります 5.アオバセセリ -4
アオバセセリはこの日の本命だったので、何とか良い写真を撮りたいとこのウツギの花の周りを右往左往してチャンスを待ったが、なかなか近くへ来てくれない。しかも暗い。フラッシュを使うと眼が光ってしまうので、フラッシュなしで撮った。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/320秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
トリミング
林道のサカハチチョウ;クリックすると大きな写真になります 6.林道のサカハチチョウ
林道を進むとサカハチチョウが吸水していた。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/640秒 4.5mm ISOオート ) 露出補正 なし
サカハチチョウ;クリックすると大きな写真になります 7.サカハチチョウ
吸水していたサカハチチョウを飛び立たせると葉上に止まった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1250秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
コミスジ;クリックすると大きな写真になります 8.コミスジ
コミスジが多く発生していた。翅を開いたのと、閉じたのをセットで撮影。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1600秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
ツマキチョウ♀;クリックすると大きな写真になります 9.ツマキチョウ♀
舞岡公園で撮れなかったツマキチョウの♀に出会った。ムラサキケマンで吸蜜していた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1600秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
カラスアゲハ♀;クリックすると大きな写真になります 10.カラスアゲハ♀
ちょっと葉の影になってしまったがきれいな♀だった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/200秒 200mm ISO200 ) 露出補正 なし
内蔵フラッシュ使用 トリミング
ミヤマカラスアゲハ♀;クリックすると大きな写真になります 11.ミヤマカラスアゲハ♀
目の前の花に来たのは何とミヤマカラスアゲハだった。しかも♀だ。後翅の白い帯が鮮やかである。残念ながら表側を撮ることができなかった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/800秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
オナガアゲハ;クリックすると大きな写真になります 12.オナガアゲハ
ウツギの花に来ていた黒いアゲハはオナガアゲハが多かった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1600秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
トリミング
ジャコウアゲハ;クリックすると大きな写真になります 13.ジャコウアゲハ
これもオナガアゲハかと思ったらジャコウアゲハの雄だった。腹の赤いので区別できる。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/200秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
内蔵フラッシュ使用 トリミング
ミヤマセセリ;クリックすると大きな写真になります 14.ミヤマセセリ
再びスタート地点に戻ってきた。だいぶ擦れてはいたがミヤマセセリがまだ元気にハルジオンで吸蜜していた。夢中で吸蜜していたので60mmでここまで近付いて撮れた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/3200秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
圏央道の工事;クリックすると大きな写真になります 15.圏央道の工事
帰路はバスに乗らずに高尾の駅まで戻ろうと、バス道を裏高尾のほうへ歩いた。住民の反対運動が続いているようだが圏央道の工事が進められている。東名海老名と中央道の八王子を結ぶところだ。これができると横浜から、中央道や、関越に出るのに選択肢が増える。完成までまだ時間がかかりそうだ。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
ダイミョウセセリ;クリックすると大きな写真になります 16.ダイミョウセセリ
圏央道の工事をしているところでバス道を離れ、右に入って高尾梅郷への小路を進んだ。ガイドさんの案内がないとこんな道は通れない。川が流れていて気持ちの良い道だった。そこへダイミョウセセリが来て、葉上に止まった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 60mm ISO400) 露出補正 なし
クロコノマチョウ;クリックすると大きな写真になります 17.クロコノマチョウ
木が茂っているところで、ヒカゲチョウの大きいのが飛びだした。追ってみるとクロコノマチョウだった。高尾にもいるのだと改めて驚く。小学生のころ、網をもって高尾山周辺に来ていた頃には考えられなかった。この個体は越冬した秋型のようである。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 60mm ISO1400 ) 露出補正 なし
トリミング
高尾梅郷;クリックすると大きな写真になります 18.高尾梅郷
やがて高尾梅郷の石碑のあるところに着いた。この梅郷は2月中旬から3月中旬にかけ、関所梅林、天神梅林、湯ノ花梅林、遊歩道梅林を中心に約10,000本の梅が開花するという。ここからは、すぐ甲州街道にでられる。この日は、本命のアオバセセリ、それにミヤマカラスアゲハの♀、そして最後にクロコノマチョウのおまけがついて、大満足の一日だった。小学校のクラスメートの案内に感謝。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/160秒 10.8mm ISOオート) 露出補正 なし


2009年8月24日

真夏の舞岡公園

 やっと真夏を実感する日が数日続いた8月14日、舞岡公園へ行ってみようと思いたった。夏休みで、お盆休みというのに、暑さのためか人は少ない。しかし、カメラを持った中高年は相変わらず多い。
 今日は、黒いアゲハ達が狙いで、特にナガサキアゲハが撮りたかったが、適わなかった。クサギの花に吸蜜に来る黒いアゲハを撮るには、どうしても離れて狙うことが多くなる。そこで、ここ何年も使っていなかったΣ70mm-300mmをD300に付けて出かけた。
アオスジアゲハ:クリックすると大きな写真になります 1.アオスジアゲハ
試しにアオスジアゲハを撮ってみた。被写体までの距離は5m位とれるので狙うのは楽だ。しかし、暗い。レンズも望遠端の300mm(35mm版450mm相当)はF5.6である。一般に手ブレの限界は焦点距離分の1、つまりこの場合、1/300秒と言われる。設定した1/125秒ではやはりぶれる。しかしそれよりシャッタースピードを早くしたくとも、暗くてどうにもならない。ISOをはじめから1600くらいにする手はあるのだが、1/125秒で何とか収めようと試みた。

Nikon D300 Σ70mm-300mm macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 ISO900 ) 300mm 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
サトキマダラヒカゲ:クリックすると大きな写真になります 2.サトキマダラヒカゲ
この日はこの蝶が多かった。暗いところにしか止まらない。手ぶれしている。

Nikon D300 Σ70mm-300mm macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 ISO800 ) 300mm 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
クロアゲハ♂:クリックすると大きな写真になります 3.クロアゲハ♂
舞岡公園にクサギの花の咲くところは何箇所かあるが、そのひとつへ行くと、待つことしばし、クロアゲハの新鮮な♂がやってきた。300mmあると蝶と少々離れていてもこの程度に撮れる。

Nikon D300 Σ70mm-300mm macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 ISO800 ) 300mm 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
モンキアゲハの雌雄:クリックすると大きな写真になります 4.モンキアゲハの雌雄
クロアゲハがいた所と違うクサギの花に、モンキアゲハの♀が吸蜜に来て、それを♂が追ってきた。ここは幾分明るいが、それでも1/160秒。手ぶれ、被写体ぶれ、ご容赦いただきたい。シャッタースピードの下限を1/125秒にして、ISO400からISO1600までオートで感度が上がるように設定しているが、撮れ具合を見ると、次回は思い切って、初めからISO1600に設定してみよう。

Nikon D300 Σ70mm-300mm macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/160秒 ISO400 ) 300mm 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
ウラギンシジミ:クリックすると大きな写真になります 5.ウラギンシジミ
ウラギンシジミの夏型もそろそろ姿を消す。だいぶ擦れた個体が地面にいた。地面に止まっている蝶を撮るのは難しい。背景を入れようとすると一眼レフではファインダーを覗けない。バリアングルモニターの出番になる。これは Canon PowerShot で撮ったが、バリアアングルモニターつきの、Nikonのデジイチ D5000 の評判が良いので欲しくなった。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F4 1/160秒 ISO80 ) 7.3mm
クロコノマチョウ夏型:クリックすると大きな写真になります 6.クロコノマチョウ夏型
そろそろ帰ろうと駐車場への道を歩いていると、サトキマダラヒカゲが4~5頭飛び出した。その中に1頭だけ形が大きいのがいて、そばの葉上に止まった。もしやと思って近づいてみるとやはりクロコノマチョウだった。今年の春、舞岡公園で初めて撮ったクロコノマチョウは、秋型の越冬個体だったが、これは夏型である。裏の眼状紋がくっきり出ている。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/50秒 ISO80 ) 7.3mm

2009年4月24日

舞岡公園

 2009年4月16日 新規購入した Nikon P90 だけをぶら下げて舞岡公園へ行ってみた。良い天気で、気温も上がり、蝶の数も増えている。この日は舞岡公園の今まで歩いていた範囲を少し広げて、市営地下鉄の舞岡駅方面につながる「舞岡ふるさとの道」を歩いてみたら、思わぬ収穫があった。
古民家の鯉のぼり:クリックすると大きな写真になります 1.古民家の鯉のぼり
舞岡公園の中ほどに谷戸が広がり、田んぼがあって、これからしばらくすると田植え教室が始まり、泥まみれになった子供たちと母親が元気にはしゃぐ姿を見るようになる。谷戸の脇には古民家があって、ここでは、シルバー世代がスケッチを楽しんでいる。古民家の庭には鯉のぼりが立てられていた。

COOLPIX 90
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/310秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
ツマキチョウ♂:クリックすると大きな写真になります 2.ツマキチョウ♂
先日、都立小山田緑地へ行ったときに撮れなかったツマキチョウを撮るのが、この日の目的だった。モンシロチョウに混じって飛んでいるが、チラチラした飛び方なので区別できる。しかしなかなか止まってくれない。やっと1枚撮れたのがこの写真

COOLPIX 90
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/100秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
ベニシジミ:クリックすると大きな写真になります 3.ベニシジミ
春の蝶の定番であるが、夏のベニシジミに比べオレンジ色の部分が広く鮮やかで美しい。P90の広角側4.6mmのマクロで撮ったが、草原の広がりが表現できた。

COOLPIX 90
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/180秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
クロコノマチョウ:クリックすると大きな写真になります 4.クロコノマチョウ
これが本日の思わぬ収穫。舞岡公園にいるとは聞いていたが、見るのも撮るのもはじめてであった。今まで舞岡公園に来ても歩いていなかった「舞岡ふるさとのみち」を歩いていたら、バサッという音がして、黒いものが飛び、近くの葉上に止まった。クロコノマチョウ秋型の越冬蝶である。蝶までの距離は2mほどある。P90の望遠側を活用した。ただ、ちょっと暗いので、ピントが合いにくく苦労した。少し手ぶれしている。ASAは自動的にASA400に上がっていた。

COOLPIX 90
プログラムオートで撮影 ( F5 1/70秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
トラフシジミ春型:クリックすると大きな写真になります 5.トラフシジミ春型
羽化したばかりの美しいトラフシジミがラッキーにも目の前に止まってくれた。この蝶も個体数が少なくめったに会えない。止まってもすぐ活発に飛び立ってしまい、じっくりとることは出来なかった。夏型に比べ、トラフ=虎斑の由縁である白い帯が鮮やかである。このときばかりはマクロレンズをつけたD300を持ってきていれば良かったと思った。

COOLPIX 90
絞り優先オートで撮影 ( F8 1/110秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段