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2023年5月30日

ホソオチョウを求めて 2023年4月19日 埼玉県比企郡嵐山町

奈良紀行が写真点数232点を要し、8回にわたってしまった。結果、次の案件の掲載がだいぶ遅れてしまった。4月19日にホソオチョウを撮りに武蔵嵐山へ行った。ちょっとタイミングを失しているが、記録として載せていきたい。

 ホソオチョウは外来種である。年に3〜4回発生するという。昨年は4月26日にホソオチョウを撮りに行ったが、第1化の発生は終わってしまっていた。そこで今回は昨年より1週間早く出かけたのだが、目的としたホソオチョウは、それでも時期的に遅かったようで現れたのは♀数頭、♂は1頭のみだった。
 自宅を7時半に出発し、海老名SAに8時20分着。狭山PAでもう一度休憩をとって、「オオムラサキの森」活動センターの駐車場に着いたのは10時過ぎだった。結構な距離だ。帰りは関越を練馬でおり、環八から第三京浜で帰ったが、時間的にはほとんど変わらなかった。
 隣接する「蝶の里公園」ではウスバシロチョウが多く翔んでいた。発生が早く進んでいるようだ。すでに2人の同好の方がおられたが、ウスバシロチョウは翔び回っていてなかなか撮らせてくれない。
 11時ごろ、嵐山史跡博物館がある菅谷館跡の草地へ回り、ホソオチョウを探した。しかしながら、その姿は全くない。やっと、11時半近くになって、離れたところにその特徴ある翔ぶ姿を目撃し、近づいた。♀だった。♀はあと1~2頭見かけたが、♂は1頭目撃しただけだった。撮影できたのは♀だけである。今年も時期的に遅かったのだろう。
 良い写真ではなかったが、ヤマツツジに来たミヤマカラスアゲハが撮れたことと、ウスバシロチョウが、元気だったことが救いだった。

000_230419036 X700 ◎武蔵嵐山 ホソオチョウ Z50 105mc.jpg
ホソオチョウ ♀ 2023年4月19日 埼玉県比企郡嵐山町 菅谷館跡

001_230419064 X900 武蔵嵐山 RX10M4.jpg 1.オオムラサキの保護
埼玉県が整備した「オオムラサキの森」の南側に隣接して、1993年(平成5年)に嵐山町により買収・整備されたのが「蝶の里公園」である。管理はともに嵐山町環境課の嵐山町オオムラサキの森活動センターで行われている。この公園は、「オオムラサキの森」や「ホタルの里」等と一体的に、町の自然保護のシンボル的存在として、維持・管理及び活用が図られている。活動センターの近くにはエノキが植えられていて、オオムラサキの幼虫がグリーンのネットで保護されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
002_230419067 X900 ◎武蔵嵐山 RX10M4.jpg 2.ミヤマカラスアゲハ♀ -1
ヤマツツジに黒いアゲハの姿が見えた。行ってみるとミヤマカラスアゲハだった。さい先が良い。比較的きれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 175mm ISO800 ) 露出補正 なし
003_230419068 X900 〇武蔵嵐山 RX10M4.jpg 3.ミヤマカラスアゲハ♀ -2
連写で撮っていると、こういうタイミングでとれることがある。但し、ピントは合せに行けない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 172mm ISO3200 ) 露出補正 なし
004_230419083 X900 ◎武蔵嵐山 RX10M4.jpg 4.ミヤマカラスアゲハ♀ -3
ホバリングしながら、花びらに足をかけて吸蜜している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 172mm ISO31600 ) 露出補正 なし
005_230419004 X900 〇武蔵嵐山 Z50 105mc.jpg 5.ミヤマカラスアゲハ♀ -4
撮影できたのはこの1頭のみだった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO1400 ) 露出補正 なし
006_230419088m X900 ◎武蔵嵐山 ベニシジミ RX10M4.jpg 6.ベニシジミ
春のベニシジミは可憐である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 183mm ISO320 ) 露出補正 なし
007_230419106m X900 ◎武蔵嵐山 ウスバシロ 交尾嚢 RX10M4.jpg 7.蝶の里公園
都幾川が流れる方向へ下りていくと、ウスバシロチョウが多く翔んでいた。ウスバシロチョウが好むハルジオンやショカツサイの花が多く咲いている。翔んでいるウスバシロチョウの個体数も多い。しかし、なかなか花に止まって吸蜜しようとせず、撮影が難しい。10:45 、やっとハルジオンに来た1頭を撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
008_230419015 X900 ◎武蔵嵐山 Z50 105mc.jpg 8.ツバメシジミ♀
気温も上がってきて、チョウたちも活発に活動する。ツバメシジミの♀も元気に翔び回る。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_230419114 X900 △武蔵嵐山 モンキ RX10M4.jpg 9.モンキチョウ♀
ウスバシロチョウが翔び交うポイントへはまた後で下りて来ることにして、菅谷館跡の草地へ移動した。ホソオチョウの姿はない。ウスバシロチョウが上がってきているほかは、アゲハ、そしてモンキチョウくらいであった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_230419135m X900 ◎武蔵嵐山 ジャコウ♀ RX10M4.jpg 10.ジャコウアゲハ♀ -1
ジャコウアゲハの♀が半径5mくらいの草地を、行ったり来たりして翔んでいる。食草を探しているのかと思うが、産卵することなく翔び回っている。カメラで追いかける。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
011_230419146 X900 ◎武蔵嵐山 ジャコウ♀ RX10M4.jpg 11.ジャコウアゲハ♀ -2
こちらもじっとして、カメラだけで同じ個体を撮った。連写していると数ショットに1枚、はまあまあピントが合う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 76mm ISO125 ) 露出補正 なし
012_230419155t X900 ◎武蔵嵐山 ジャコウ♀ RX10M4.jpg 12.ジャコウアゲハ♀ -3
こちらも一緒になって草地を探るがウマノスズクサは見つからない。10分くらい、このジャコウアゲハと付き合っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 76mm ISO125 ) 露出補正 なし
013_230419168mt X900 〇武蔵嵐山 ホソオチョウ♀ RX10M4.jpg 13.ホソオチョウ♀ -1
やっとのことで、遠くに独特のゆっくりとした翔びかたをするチョウを見つけた。ホソオチョウの♀だった。小さな個体である。すでに咲き終えて綿毛をつける前のタンポポに止まった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
014_230419022 X900 ◎武蔵嵐山 ホソオチョウ Z50 105mc.jpg 14.ホソオチョウ♀ -2
同じ個体をマクロレンズで撮る。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
015_230419030 X900 ◎武蔵嵐山 ホソオチョウ Z50 105mc.jpg 15.ホソオチョウ♀ -3
♂が飛んでいるのを見つけるが、♀より翔び方は速く、なかなか止まってはくれなかった。♀も良い写真は撮れなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
016_230419181 X900 ◎武蔵嵐山 ウスバシロ 交尾嚢♀セリバヒエンソウ RX10M4.jpg 16.セリバヒエンソウで吸蜜するウスバシロチョウ
11時50分、再びウスバシロチョウのポイントへ戻ってきた。やっと花に来るようになってきた。セリバヒエンソウの花に来るのを見るのは珍しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 208mm ISO160 ) 露出補正 なし
017_230419187 X900 △武蔵嵐山 ウスバシロ アズキナシ RX10M4.jpg 17.アズキナシの花に来たウスバシロチョウ
木に咲くアズキナシの花に止まって吸蜜する。腕をあげてモニターを見ながら撮ったが、ピントを外してしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 183mm ISO125 ) 露出補正 なし
018_230419208 X900 ◎△武蔵嵐山 ウスバシロ RX10M4.jpg 18.ハルジオンに来たウスバシロチョウ -1
この季節には、ハルジオンにはアオスジアゲハ、アゲハ、ベニシジミなどいろいろな蝶がやって来る。チョウの好きな花だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
019_230419215 X900 ◎武蔵嵐山 ウスバシロ RX10M4.jpg 19.ハルジオンに来たウスバシロチョウ -2
元気に翔びまわる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
020_230419227m X900 △◎武蔵嵐山 RX10M4.jpg 20.ハルジオンに来たウスバシロチョウ -3
時刻は12時を過ぎた。チョウたちは活発に翔び周る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
021_230419234 X900 △〇武蔵嵐山 RX10M4.jpg 21.ハルジオンに来たウスバシロチョウ -4
今日の目的としたホソオチョウの良い写真は撮れなかったが、ウスバシロチョウは元気な姿を撮らせてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
022_230419053 X900 ◎武蔵嵐山 ツマキ♀Z50 105mc.jpg 22.ツマキチョウ♀
都幾川の河原に出てみた。菜の花が咲いていた。モンシロチョウに混じってツマキチョウの♀も吸蜜に来ていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
023_230419270 X900 ◎武蔵嵐山 アカタテハ  RX10M4.jpg 23.駐車場のアカタテハ
そろそろ引き上げようと活動センターの前に戻ってきた。越冬したアカタテハが迎えてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.4 1/1250秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし

2023年2月 5日

蝶 自選年間ベスト10 (20) 2022年

2022年はコロナの時代になって3年目の年だった。年明けとともに感染者数は再び増え始めた。4月、5月、6月と、落ち着いたものの、7月に入って、オミクロンという変異株により再び新規感染者数が増加、第7波が到来、9月末には収まり、重症化率も下がってきた。これで終息するのかと思いもしたが11月からまた、じわじわと増え始め、第8波を迎えてしまった。
 そんな一年であったが、舞岡公園の平地産ゼフィルスは元気だった。良い写真は撮れなかったが、久しぶりにオオミドリシジミの撮影もでき、平地産6種のうち、ミズイロオナガシジミを除く5種を撮った。クリの花の開花時期と合致し、アカシジミ、ウラナミアカシジミ、そしてミドリシジミの個体数は例年より多かったように思う。
 7月の終わりと夏の終わりに二度入笠山へ行った。7月はアサギマダラこそ多く見られたが、他は目ぼしい収穫はなかった。9月の初めにキベリタテハやクジャクチョウ、シータテハの秋型を撮ろうと再度訪れたのだが、標高2,000mは気温が低く、雨こそ降らなかったが霧がでて、成果がなかった。
 五合目までバスで行ける富士山へは行ったことがなかったので、8月30日にバスツアーで行ってみた。この日も天候には恵まれなかったが5合目の広場でキベリタテハを見ることができた。次回来るときは五合目付近を散策してみたい。  2020年、2021年と自
宅の近くで観察できたクロマダラソテツシジミは3シーズン目は見ることができなかった。

001_220423252 X900 ◎舞岡公園 カラスアゲハ Z50 18-140.jpg 1.カラスアゲハ 春型  2022年4月23日 横浜市戸塚区舞岡公園
舞岡公園の駐車場を上がって、けやき広場が終わる辺りに1本のヤマツツジが咲いていた。今まであまりこの時期に来なかったので、ヤマツツジがあるのを知らなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/500秒 80mm ISO220 ) 露出補正 なし
002_220428076t X900 △◎裏高尾 アオバセセリ RX10M4.jpg 2.アオバセセリ 春型 2022年4月28日 裏高尾
久しぶりにアオバセセリに会えた。ミツバウツギの花に来た1頭の、しばらく撮影を楽しませてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 186mm ISO500 ) 露出補正 なし
003_220511179 X900 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 3.クモガタヒョウモン  2022年5月11日 八王子市郊外
この日、ハルジオンの咲く原っぱでクモガタヒョウモンが比較的多く翔んでいた。ほとんどが で、発生最盛期のようだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
004_220524174t X900 ◎舞岡公園 前田の丘 Z50 18-140.jpg 4.アカシジミ 2022年5月24日 横浜市戸塚区舞岡公園
クリの花が咲いていた。複数のアカシジミが夢中で吸蜜している。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO1000 ) 露出補正 なし
005_220530153t X900 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 5.ウラナミアカシジミ  2022年5月30日 横浜市戸塚区舞岡公園
行使をずらして内側のオレンジ色を見せてくれた。このウラナミアカシジミとアカシジミは止まるときは翅を閉じるので、飛翔シーンを狙う以外、翅表を撮れない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO720 ) 露出補正 なし
006_220609173t X900 ◎舞岡公園 オオミドリ Z50 18-140.jpg 6.オオミドリシジミ  2022年6月9日 横浜市戸塚区舞岡公園
5.6年ぶりに舞岡公園でオオミドリシジミを撮影できた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO360 ) 露出補正 なし
007_220718072t X900 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 7.モンキチョウ  2022年7月18日 横浜市戸塚区舞岡公園
狐久保へ入る道の手前の体験畑に毎年ヒマワリが咲く。今年も色鮮やかな大輪のヒマワリが咲いていた。そこにモンキチョウが飛来した。吸蜜を試みていたようだがお口に会わぬのか、すぐ離れて行ってしまった。この写真は暮れの「日本チョウ類保全協会」のWeb写真展に出展したところ、トップページに取り上げられた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/640秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_220728234 X900 ◎入笠山 Z50 18-140.jpg 8.アサギマダラ  2022年7月28日 長野県 入笠山スズラン山野草公園
高原の夏のチョウを撮ろうと入笠山へ行った。ギンボシヒョウモン、ミドリヒョウモンなどとともに、アサギマダラの個体数が多かった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f4.8 1/500秒 52mm ISO1000 ) 露出補正 なし
009_221003101x X900 〇明神台公園 Z50 105MC.jpg 9.アゲハ 2022年10月3日 横浜市保土ヶ谷区 明神台公園
児童公園の一角に秋になるとキバナコスモスが咲く一角がある。ツマグロヒョウモン、ヒメアカタテハ、アオスジアゲハ、アゲハなどが集まってくる。

Nikon Z50 NIKKOR Z 105mm macro VR
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/500秒 105mm ISO125 ) 露出補正 なし
010_221030067t X900 〇帷子川公園 コヨメナ Z50 18-140.jpg 10.ヤマトシジミ 2022年10月30日 横浜市保土ヶ谷区 帷子川河畔
  帷子川の河畔は遊歩道になっているが、カタバミが繁茂し、秋には、雑草に類する植物ではあるが、野菊に類するヨメナの花が咲くところがある。秋のヤマトシジミのブルーは美しい。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO500 ) 露出補正 なし
補001_220423177b X900 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 補1.ジャコウアゲハ春型   2022年4月23日 横浜市戸塚区舞岡公園
休耕畑に咲く大根の花に2頭のジャコウアゲハが来ていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
補002_220423235b X900 ◎舞岡公園 クロアゲハ Z50 18-140.jpg 補2.クロアゲハ春型  2022年4月23日 横浜市戸塚区舞岡公園
ヤマツツジの花にクロアゲハが来ていた。 の後翅前縁にある白い紋が見える写真は珍しい。コノヤマツツジにはカラスアゲハ、ジャコウアゲハも来ていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO280 ) 露出補正 なし
補003_220428241b X900 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 補3.ウスバシロチョウ 2022年4月28日 八王子市郊外
ウスバシロチョウも最盛期だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/800秒 186mm ISO100 ) 露出補正 なし
補004_220524114b X900 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 補4.イチモンジチョウ 2022年5月24日 横浜市戸塚区舞岡公園
舞岡公園でイチモンジチョウが見られるところは限られている。前翅の先にオレンジ色の紋が見られる。発生初期だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO450 ) 露出補正 なし
補005_220609399xb X900 ◎舞岡公園 ウラゴ RX10M4.jpg 補5.ウラゴマダラシジミ 2022年6月9日 横浜市戸塚区舞岡公園
舞岡公園には何本かのイボタノキがある。ウラゴマダラシジミには毎年会うことができる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
補006_220613068xb X900 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 補6.クロアゲハ  2022年6月13日 横浜市戸塚区舞岡公園
古民家の入り口では、この時期しばしばクロアゲハの雄が吸水に来ている姿を見ることができる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 206mm ISO160 ) 露出補正 なし
補007_220630356bt X900 〇北大植物園 Z50 18-140.jpg 補7.エゾシロチョウ 2022年6月30日 札幌市北大植物園
札幌を旅行した折り、北海道庁の裏側にある北大植物園を訪ねてみた。他にチョウの姿を見ることはなかったが、エゾシロチョウは園内各所でふわふわと翔んでいた。ミヤマシロチョウそっくりだった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO400 ) 露出補正 なし
補008_220728392b X900 ◎入笠山 RX10M4.jpg 補8.アサギダラチョウと八ヶ岳連峰 2022年7月28日 長野県 入笠山スズラン山野草公園
入笠山のゴンドラ山頂駅から、冬はスキーゲレンデになるところを降りていくと、八ヶ岳の展望台があり、ヒヨドリバナの群落と富士見の町が広がり、その向こうに八ヶ岳連峰が見えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f14 1/800秒 14mm ISO100 ) 露出補正 なし
補009_220708186b X900 ◎岐阜公園 エノキ Z50 18-140.jpg 補9.ゴマダラチョウ  2022年7月8日 岐阜市岐阜公園
岐阜の名和昆虫博物館を訪れたとき、岐阜公園でゴマダラチョウがいた。最近ゴマダラチョウを見る機会がなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし

2022年10月18日

足立区生物園 9月21日

昆虫切手研究会のSさんから、足立区生物園で保全のための飼育をしているツシマウラボシシジミを9/18から同23まで大温室に放蝶、公開するというお知らせをいただいた。足立区生物園ではツシマウラボシシジミの絶滅を防ぐため、生息域外保全の活動を行なっている。大温室の一部区画にて本種の交配を行ない、交配済みの 成虫から採卵する。孵化した幼虫は個別に飼育管理し次世代へと繋ぐ活動をされている。生物園では本種の個体数を安定させ、生息地の対馬へ戻すことを目標にしている。
 wikipediaには1969年に「ツシマウラボシシジミ繁殖地」が上県町(対馬の北部西岸の町)の天然記念物となり、2005年の市町村合併により対馬市の天然記念物に指定された。その後、急激なシカの増加に伴う林床植生の食害およびこれに伴う林内の乾燥化で、本種の好む林床植生が破壊され、幼虫の食草であるヌスビトハギ類や成虫の吸蜜植物が激減し、2013年にはほぼ野生絶滅の状態にまで陥った[3]。2017年には環境省の「種の保存法」の国内希少野生動植物種に指定された。と記されている。先日も舞岡公園でヌスビトハギを見たが、恥ずかしながら、そのときはツシマウラボシシジミの食草であるとは知らなかった。
 私は足立区生物園には過去3回訪れている。2015年2月に西新井大師のお参りを兼ねて、初めて行った。2回目は2016年のGWに日本チョウ類保存協会からのお知らせで知って放蝶されたツシマウラボシシジミを見に行った。3回目は2018年の2月で、新しく購入したカメラである SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ の蝶撮りを試しに行き、今回が4度目である。
 いつもはマイカーで行くのだが、この日初めて電車を利用した。地下鉄日比谷線に乗って竹ノ塚迄行き、駅からタクシーで750円の距離だった。だが、2時間たっぷりかかってしまった。8時15分ごろ家を出て、撮影を始めたのは10時半だった。  期間中、毎日8~10頭程度で放蝶されるのはすべて 。放蝶された個体は夕方には回収される( は産卵の問題があり、放蝶出来ないそうだ)。保全活動にご尽力されている方々のご苦労には申し訳ないが、残念ながら放蝶されていた個体は、擦れていて、鱗粉の脱落、また、個体識別のためのマーキングがなされていた。
 この日は正午ごろまで撮影した。

000_220921115t X700 ◎足立区生物園 飛翔 Z50 MC105.jpg
ホナガソウの花に絡むツシマウラボシシジミ 9月21日 足立区生物園温室

001_220921007 X800 〇足立区生物園 Z50 MC105.jpg 1.ツシマウラボシシジミ -1
  10時半過ぎに温室の中に入った。クロテンシロチョウが迎えてくれた。まずは、何が翔んでいるか温室の中を見回す。さっそく、1頭の小さなチョウを見つけた。足立区生物園のHPによれば、この日、ツシマウラボシシジミは8頭が放蝶されているようだ。クサギのような花に止まっている。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 1400 ) 露出補正 なし
002_220921012 X800 〇足立区生物園 Z50 MC105.jpg 2.ツシマウラボシシジミ -2
  最初の写真とは別のの個体である。後翅裏面に茶色の個体識別のマーキングがされている。裏面外縁の薄茶色の縁取りは薄れてしまっていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 280 ) 露出補正 なし
003_220921017 X800 〇足立区生物園 タイワンレンギョウ Z50 MC105.jpg 3.ツシマウラボシシジミ -3
  また別の個体のようだ。xの識別マークが付けられている。紫色のタイワンレンギョウの花にストローを伸ばしている。ツシマウラボシシジミは、日本国外ではインド北東部のアッサム地方やミャンマー、ベトナム、中国、台湾に分布する。日本では対馬にのみ生息する。環境省レッドリストの絶滅危惧ⅠA類および、「種の保存法」における国内希少野生動植物種に指定されている種である。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 900 ) 露出補正 なし
004_220921036 X800 〇足立区生物園 ヒギリ Z50 MC105.jpg 4.ヒギリ(緋桐)の花に来たクロアゲハ  -1
温室にある大きなヒギリ(シソ科の低木)の木がいっぱい花を咲かせているが、そこに黒いアゲハたちが飛来する。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 560 ) 露出補正 なし
005_220921049 X800 〇足立区生物園 Z50 MC105.jpg 5.カバタテハ -1
カバタテハは、日本では以前は迷チョウであった。1967年に石垣島と西表島、1973年に西表島で記録された。1980年から波照間島や竹富島で継続的に見られるようになった。八重山のほぼ全域に生息していたが最近では、あまり見られないそうだ。私は2005年5月に竹富島で撮影している。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 720 ) 露出補正 なし
006_220921058 X800 〇足立区生物園 タイワンレンギョウ Z50 MC105.jpg 6.リュウキュウアサギマダラ デュランタ(タイワンレンギョウ)の花で2頭のリュウキュウアサギマダラが吸蜜。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 560 ) 露出補正 なし
007_220921062t X800 △足立区生物園 Z50 MC105.jpg 7.ツシマウラボシシジミ 飛翔
ツシマウラボシシジミは止まるときは翅を閉じている。表側を撮るには翔んでいるところを狙うしかない。このショットはホナガソウ (穂長草)に絡んでいるところを撮ったが、多少被写体ブレはしているものの、翅表の黒褐色に縁取られた金属光沢のある青藍色を見せてくれた。 の表面は一様に黒褐色である。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 2200 ) 露出補正 なし
008_220921072 X800 〇足立区生物園 Z50 MC105.jpg 8.カバタテハ -2
カバタテハは比較的破損の無いきれいな個体が多かった。 だと思う。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 500 ) 露出補正 なし
009_220921080 X800 〇足立区生物園 Z50 MC105.jpg 9.ツシマウラボシシジミ -4
ホナガソウに逆さまに止まって吸蜜している。絞り優先オートで撮る。最低シャッタースピード1/500秒でISO100より暗くなると、ISO感度で露光をコントロールしている。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 900 ) 露出補正 なし
010_220921087 X800 〇足立区生物園 Z50 MC105.jpg 10.アサギマダラとヒメアサギマダラ
ランタナ(和名はシチヘンゲ 七変化)の黄色い花で吸蜜するアサギマダラにヒメアサギマダラが絡んできた。アサギマダラの後翅には "9・14" というマーキングがされていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 900 ) 露出補正 なし
011_220921096 X800 〇足立区生物園 Z50 MC105.jpg 11.ツマグロヒョウモン
横浜でもお馴染みのチョウである。きれいな個体だったので撮った。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 180 ) 露出補正 なし
012_220921101 X800 〇足立区生物園 Z50 MC105.jpg 12.イシガキチョウ -1
他の種には見られない特異な模様の衣装をまとっている。よく見ると尾状突起が付いている。多化性で、成虫は越冬を終えた春から発生を繰り返し、秋遅くまで見られる。食樹はクワ科のイヌビワ・イチジク・オオイタビなど。温暖化により北上している蝶のひとつでもあり、国内では年々分布域を広げている。確実に土着しているのは紀伊半島以南・四国・九州・南西諸島である。四国に旅行した時、高知でレストランの看板に止まる本種を見て、驚いたのを覚えている。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 105mm ISO 100 ) 露出補正 なし
013_220921105 X800 〇足立区生物園 Z50 MC105.jpg 13.ツシマウラボシシジミ -5
これは比較的擦れていないきれいな個体だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 320 ) 露出補正 なし
014_220921107 X800 ◎足立区生物園 Z50 MC105.jpg 14.ツシマウラボシシジミ
ホソバソウの花に着地し、止まって翅を閉じる直前の姿だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 200 ) 露出補正 なし
015_220921127 X800 ◎足立区生物園 Z50 MC105.jpg 15.ツシマウラボシシジミ -7
写真13~15は同じ個体のようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 140 ) 露出補正 なし
016_220921121 X800 〇足立区生物園 Z50 MC105.jpg 16.イシガキチョウ -2
本種が止まるときは、ほとんどこのように翅を開いている。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 105mm ISO 1400 ) 露出補正 なし
017_220921132 X800 ◎足立区生物園 Z50 MC105.jpg 17.ジャコウアゲハ  -1
ホナガソウはチョウたちの好きな花のようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 105mm ISO 200 ) 露出補正 なし
018_220921138 X800 ◎足立区生物園 Z50 MC105.jpg 18.ジャコウアゲハ  -2
前の写真と同じ個体。後翅尾状突起のあたりの赤い紋がはっきりしている。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 180 ) 露出補正 なし
019_220921152 X800 〇足立区生物園 Z50 MC105.jpg 19.ヒギリの花に来たクロアゲハ  -2
この花に止まるとクロアゲハも小さく見える。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 105mm ISO 200 ) 露出補正 なし
020_220921165 X800 〇足立区生物園 Z50 MC105.jpg 20.クロテンシロチョウ
ゆっくりと翔ぶのだが、方向定まらず翔んでいるところは撮れなかった。以前は台湾などからの迷蝶だったが、1980年代の終わりから与那国島、波照間島、西表島、石垣島と分布をゆっくり広げているという。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 105mm ISO 100 ) 露出補正 なし
021_220921180 X800 〇足立区生物園 ツマムラサキマダラ♀ Z50 MC105.jpg 21.ツマムラサキマダラ  -1
ツマムラサキマダラも以前は国内には定着しておらず、迷チョウとして扱われていたが、1992年頃から沖縄島に定着し、現在では奄美から八重山諸島にかけて分布が確認されている。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 105mm ISO 400 ) 露出補正 なし
022_220921184 X800 ◎足立区生物園 Z50 MC105.jpg 22.ツマムラサキマダラ  -2
♂は前翅が紫青色に輝くが、 ♀はその輝きは鈍い。後翅の斑紋は雌雄で異なる。比較的きれいな個体だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 105mm ISO 280 ) 露出補正 なし
023_220921193 X800 〇足立区生物園 Z50 MC105.jpg 23.ヒギリの花に来たオキナワカラスアゲハ
本土にいるカラスアゲハやミヤマカラスアゲハに比べ、後翅の青の輝きが特徴的で、一見して識別できる。この個体はその後翅の破損が大きく残念だ。美麗な蝶と思う。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 105mm ISO 250 ) 露出補正 なし
024_220921196 X800 〇足立区生物園 アサギマダラ ツマウラボシ Z50 MC105.jpg 24.ツシマウラボシシジミとアサギマダラ -1
タイワンレンギョウの花に、マーキングされたツシマウラボシシジミと、マーキングされたアサギマダラが吸蜜していた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 105mm ISO 1000 ) 露出補正 なし
025_220921209 X800 ▲足立区生物園 アサギマダラ ツマウラボシ Z50 MC105.jpg 25.ツシマウラボシシジミとアサギマダラ -2
両者はさらに近づいた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 105mm ISO 360 ) 露出補正 なし
026_220921221 X800 ◎足立区生物園 Z50 MC105.jpg 26.ヒギリの花にクロアゲハとオキナワカラスアゲハ
破損ができるだけ目立たないように撮る。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 105mm ISO 1000 ) 露出補正 なし
027_220921226 X800 ◎足立区生物園 Z50 MC105.jpg 27.カバタテハ -3
取り分けてきれいな個体だったので撮った。温室内で羽化しているのだろうか。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 105mm ISO 1000 ) 露出補正 なし
028_220921227 X800 ◎足立区生物園 Z50 MC105.jpg 28.スジグロカバマダラ
見栄えのするチョウである。 は後翅に性標がるのが、この写真ではよくわからない。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 105mm ISO 280 ) 露出補正 なし
029_220921245 X800 ◎足立区生物園 Z50 MC105.jpg 29.リュウキュウヒメジャノメ
石垣島では林道などでよく見たチョウである。関東で見るヒメジャノメやコジャノメに比べ裏面前翅から後翅にかけての白い帯が目立つ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 105mm ISO 1250 ) 露出補正 なし
030_220921253 X800 ◎足立区生物園 ヒメアサギマダラ Z50 MC105.jpg 30.ヒメアサギマダラ
本種もかっては迷チョウであったが、1980年代後半から与那国島で継続的に発生するようになった。八重山諸島各地で記録されている。今回はツマベニチョウやコノハチョウに会えなかったのは残念だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f2.8 VR S
絞り優先優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 105mm ISO 560 ) 露出補正 なし


2022年5月29日

GW期間中の舞岡公園 5月2日

4月29日から始まったGW、今年は5月2日と6日を休めば10連休となる。ここのところ、わたくしはこの期間は遠出をしないようにしていた。
 好天で気温も高かった4月23日に舞岡公園へ行って、クロアゲハ、ジャコウアゲハ、カラスアゲハがダイコンの花やヤマツツジの花に来ていた。そしてツマキチョウ、テングチョウなど春のチョウに出会うことが出来た。
 その時にはまだ蕾だったタニウツギの花が咲く頃に、舞岡公園へ行きたいと思っていた。連休明けでは遅すぎると思い、GW中の平日である5月2日に行ってきた。駐車場も空いていて、園内を散策する人は少ない。
 4月23日は満開だったヤマツツジはすっかり花を落としてしまっていた。
 お目当てのタニウツギは5分咲きというところだった。しかし、チョウはなかなか現れてくれなかった。
 宮田池へいくと鳥を撮っておられる方が三脚を立てておられた。話しかけてこられたので、ご挨拶して、「何ミリのレンズを付けていらっしゃるのですか?」と聞いてみたところ、600mmにX2.0のテレコンを付けているとのことだった。
 そこえ、10mくらいのところにある木の小枝にカワセミが来て、止まった。Z50 に付けた18-140mmの、もちろん140㎜で撮ったが、どうにもならない。この後、飛び立っていき、池の反対側の枝に止まって、池の魚を狙っていた。嘴の下側が赤いので雌だ。
 チョウは、モンキアゲハ、ナガサキアゲハに会えず、これといった成果はなかった。

000_220502011 X700 〇舞岡公園 カワセミ♀ Z50 18-140.jpg
宮田池で餌を探すカワセミ 2022年5月2日 横浜市戸塚区 舞岡公園

001_220502002 X800 舞岡公園 花の落ちたヤマツツジ Z50 18-140.jpg 1.花が落ちたヤマツツジ
先月の23日に来たときは満開で、クロアゲハ、カラスアゲハ、ジャコウアゲハが次々に寄ってきたヤマツツジは、すっかり花を落としてしまっていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO1400 ) 露出補正 なし
002_220502018 X800 ◎舞岡公園 カワセミ♀ Z50 18-140.jpg 2.宮田池のカワセミ -1
冒頭に記したように、偶然にも待つことなしに、カワセミが比較的近くの小枝に止まった。近くと言っても5m以上は離れているので、Z50に付けた18-140mmのレンズでは、これが精いっぱいだった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
003_220502030 X800 △舞岡公園 カワセミ♀ Z50 18-140.jpg 3.宮田池のカワセミ -2
そのカワセミはやがて飛び立った。そして宮田池を渡って反対側の木に止まった。↑ 印の上に止まっているのだが見えるだろうか?

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO160 ) 露出補正 なし
004_220502042 X800 〇舞岡公園 コチャバネ Z50 18-140.jpg 4.コチャバネセセリ
コチャバネセセリの第1化が出てくるのは今頃の季節である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO110 ) 露出補正 なし
005_220502054 X800 舞岡公園 タニウツギ Z50 18-140.jpg 5.タニウツギ
楽しみにしていたタニウツギは5分咲きくらいだったが、期待したモンキアゲハ、ナガサキアゲハといった黒いアゲハたちの姿は見られなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO110 ) 露出補正 なし
006_220502060 X800 舞岡公園 タニウツギ Z50 18-140.jpg 6.さくら休憩所のタニウツギ
やっと復活してきた南門手前のタニウツギだが、ここでもチョウの姿は見られなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 18mm ISO125 ) 露出補正 なし
007_220502065 X800 ◎舞岡公園 ジャコウアゲハ Z50 18-140.jpg 7.ジャコウアゲハ雄 -1
バラの丸の丘の先を宮田池の東側へ下りる道がある。そこにツツジの咲くところがあるが、ジャコウアゲハ雄がしばらく飛んでいて、近くの葉に止まった。大分擦れてきている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO500 ) 露出補正 なし
008_220502069 X800 舞岡公園 ジャコウアゲハ Z50 18-140.jpg 8.ジャコウアゲハ雄 -2
また、別のジャコウアゲハ雄が飛来した。この個体はまだきれいだった。この日はチョウの数が少なかった。これで引き上げることにする。次の舞岡公園は5月の後半だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO800 ) 露出補正 なし


2022年5月13日

舞岡公園に春が来た(続き)4月23日

11時になると汗をかくほど暖かくなってきた。
 南門から歩いてきて、北門を過ぎてしばらくすると、休耕畑から狐久保へ抜ける左に行く小路があるが、その休耕畑に咲くダイコンの白い花にジャコウアゲハの雄が来ていた。ツマキチョウや、ベニシジミも飛ぶ。しばらくここで撮影を楽しんだ。
 そして帰りがけには、朝来たときに、けやき広場の辺りで、気温が上がれば、きっと黒いアゲハたちが来るだろうと期待していたヤマツツジの花にクロアゲハ、カラスアゲハ、ジャコウアゲハが次々にやってきて、楽しませてくれた。

000_220423205 X700 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg
休耕畑でダイコンの花に飛来したジャコウアゲハ 2022年4月23日 横浜市戸塚区 舞岡公園

017_220423086 X800 〇舞岡公園 カントウタンポポ Z50 18-140.jpg 17.狐久保
公園の北門への道を左に折れて、ツマキチョウや、ベニシジミを探しながら、休耕畑とミズキ休憩所の丘の間の小径を歩く。突き当りが狐久保というところだ。写真のような原っぱになっている。ここで見られるチョウは、スジグロシロチョウ以外ほとんどないが、まだ発生してきていないようだ。カントウタンポポが咲いている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 18mm ISO110 ) 露出補正 なし
018_220423095 X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 18.ジャコウアゲハ雄 -1
狐久保まで行って、休耕畑の入り口まで戻ってきた。休耕畑にダイコンの花が咲いていたが、そこに黒いアゲハが来ていた。ジャコウアゲハの雄だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO140 ) 露出補正 なし
019_220423105 X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 19.ジャコウアゲハ雄 -2
なかなか、落ち着いて撮らせてくれない。チョウまでの距離が3~4mある。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO110 ) 露出補正 なし
020_220423112 X800 〇舞岡公園 Z50 18-140.jpg 20.ジャコウアゲハ雄 -3
しばらくダイコンの花の周りを飛び回って草の葉に止まる。左側後翅が少しちぎれているようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO720 ) 露出補正 なし
021_220423136 X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 21.ベニシジミ -4
ベニシジミが多く飛ぶようになった。ここまで近寄って撮れたら、このレンズもまずまずである。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 57mm ISO720 ) 露出補正 なし
022_220423145 X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 22.ベニシジミ -5
広角端で撮った。もう少し絞ると背景がはっきりすると思う。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 18mm ISO110 ) 露出補正 なし
023_220423150 X800 △舞岡公園 Z50 18-140.jpg 23.ジャコウアゲハ雄 -4
ダイコンの白い花には2頭のジャコウアゲハが来ていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO220 ) 露出補正 なし
024_220423167 X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 24.ジャコウアゲハ雄 -5
吸蜜中の雄に別の雄がぶつかるように接近している。2頭ともきれいな個体だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
025_220423192 X800 〇舞岡公園 Z50 18-140.jpg 25.ツマキチョウ雄 -2
狐久保への小径のタンポポにツマキチョウが来た。ゆっくり吸蜜を始めるのを待つ。この日はたびたびツマキチョウの姿を見たが、なかなかシャッターチャンスがなかった。 

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
026_220423199 X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 26.ツマキチョウ雄 -3
前の写真と同じ個体。落ち着いて吸蜜してくれている。少しずつ近づいてシャッターを切って行った。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
027_220423220 X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 27.ジャコウアゲハ雄 -6
12時が過ぎた。そろそろ引き上げようと思い、来るときに見てきたヤマツツジに黒いアゲハが来ていることを期待して駐車場へと向かう。そのヤマツツジに絡んでいたジャコウアゲハが、飛び疲れたのか近くの葉の上に止まった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6 1/500秒 115mm ISO250 ) 露出補正 なし
028_220423224 X800 ◎舞岡公園 クロアゲハ Z50 18-140.jpg 28.クロアゲハ雄 -1
今度はクロアゲハが来た。小さい。後翅前縁の白い帯が鮮やかだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
029_220423235 X800 ◎舞岡公園 クロアゲハ Z50 18-140.jpg 29.クロアゲハ雄 -2
前の写真と同じ個体である。損傷のないきれいな個体だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO280 ) 露出補正 なし
030_220423237 X800 ◎舞岡公園 Z50 18-140.jpg 30.ジャコウアゲハ雄 -7
別のジャコウアゲハが飛んできて、しばらく吸蜜もせず、ヤマツツジの周りを飛び回っていたが、また、同じように近くの葉の上に静止した。羽化したてのようなきれいな個体だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO180 ) 露出補正 なし
031_220423251 X800 〇舞岡公園 カラスアゲハ Z50 18-140.jpg 31.カラスアゲハ雄 -1
今度はカラスアゲハが飛来し、ヤマツツジの花で吸蜜を始めた。偶然に私の立っている位置が良くて、開翅シーンをほぼ正面から撮ることが出来た。ミヤマカラスアゲハかと見紛うほど鮮やかだった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/500秒 78mm ISO220 ) 露出補正 なし
032_220423252 X800 ◎舞岡公園 カラスアゲハ Z50 18-140.jpg 32. カラスアゲハ雄 -2
前の写真と同じ個体である。少しトリミングしている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/500秒 80mm ISO220 ) 露出補正 なし
033_220423255 X800 ◎舞岡公園 カラスアゲハ Z50 18-140.jpg 33.カラスアゲハ雄 -3
今度は裏面を見せてくれた。残念だがミヤマカラスアゲハではないことを確認。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/500秒 140mm ISO400 ) 露出補正 なし
034_220423260 X800 ◎舞岡公園 ジャコウアゲハ Z50 18-140.jpg 34.ジャコウアゲハ雄 -8
さっき葉っぱの上で静止していた個体と思われるジャコウアゲハがヤマツツジの花に絡んできた。このあと、モンキアゲハ、ナガサキアゲハが来ないかと思ってしばらくねばってみたが、現れなかった。やはり、時期がまだ少し早いのかなと思う。しかし、この日は舞岡公園では久しぶりに満足できる成果だった。最低気温17℃、最高気温26℃という気温の高さがチョウの活動を活発にさせたのだと思う。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO720 ) 露出補正 なし


2021年8月22日

酷暑の舞岡公園 クサギの花 8月11日

真夏にはあまり舞岡公園を歩くことがない。チョウが少ないのだ。しかし、園内に何本かあるクサギの花に黒いアゲハたちがやってくる。クロアゲハ、モンキアゲハ、ナガサキアゲハ、カラスアゲハだが、第2化は7月後半ごろから発生する。しかし、その頃にはクサギの花がまだほとんど咲いていないのだ。クロアゲハだけは少し遅れて第2化が出てくる。
 今頃はそのクサギの花が最盛期の頃と思い、運動不足を補うためにも、出かけてみることにした。
 チョウはほんとに少なかったが、古民家の裏手にある2本のクサギの木は見事に花を咲かせていた。匂いを放っている。9時半に立ち寄った時には、黒いアゲハの姿はなかったが、一回りして、10時40分ごろに戻ってくるとクロアゲハが吸蜜に来ていた。破損のないきれいな雄だった。しばらくするとモンキアゲハの雄が2頭やってきた。モンキアゲハは2頭とも破損していた。
 ほかに見かけたチョウは、カラスアゲハ、キタキチョウ、モンキチョウ、コチャバネセセリ、アカボシゴマダラ、ヤマトシジミくらいだった。

1.カラスアゲハ雌
緩やかに飛ぶカラスアゲハの雌がいた。しばらくフワフワ飛んでいたが、翅を広げてハギに止まった。カラスアゲハの雌はしばしばこんな姿勢を見せる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1250 ) 露出補正 なし
001_210811010 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg
2.ジャコウアゲハの蛹
ウマノスズクサにジャコウアゲハの蛹が付いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 31mm ISO800 ) 露出補正 なし
002_210811029 X800 〇舞岡公園 ジャコウアゲハ蛹 RX10M4.jpg
3.古民家裏の小径に咲くクサギ(臭木)
思った通り、古民家裏の小径に咲くクサギは見事に咲いていた。周囲にはその匂いが漂う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 13mm ISO500 ) 露出補正 なし
003_210811033 X800 舞岡公園 古民家裏 RX10M4.jpg
4.クサギの花
wikipediaによると、クサギの花は8月頃咲く。花びらは萼から長く突き出してその先で開く。雄しべ、雌しべはその中からさらに突き出す。花弁は白、萼ははじめ緑色でしだいに赤くなり、甘い香りがある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 43mm ISO320 ) 露出補正 なし
004_210811036 X800 〇舞岡公園 古民家裏 RX10M4.jpg
5.ヤマトシジミ
クサギの花にチョウが来ていないので、また後で来ようと古民家主屋の裏庭へ回る。ヤマトシジミがいた。開翅してくれなかったので、雌雄が分からない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
005_210811043 X800 ◎舞岡公園 古民家裏 RX10M4.jpg
6.ナンバンキセル(南蛮煙管、野菰)
草に覆われたわかり難いところに毎年この頃に咲く。過去に見てきた場所を覗いてみたが、見当たらない。近くに居られた管理者の方に「ナンバンキセルはまだですか?」と尋ねてみたところ。「咲き始めましたよ」とその場所を教えてくださった。少し離れた違う場所に咲いていた。ハマウツボ科ナンバンギセル属の寄生植物で、ここではススキの根に寄生している。葉緑素が無く、寄主の根から吸収した栄養分に依存して生育するのだそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/320秒 35mm ISO3200 ) 露出補正 なし
006_210811049 X800 〇舞岡公園 古民家裏 ナンバンキセル RX10M4.jpg
7.セミの抜け殻のコレクション
前日(8/10)に舞岡公園のブログを見たところ、"今、鳴いているのは6種類。小谷戸の里の事務所前に、6種類のセミの抜け殻を展示しました。大きくていかつい「クマゼミ」、「アブラゼミ」と「ミンミンゼミ」の殻はよく似ていて見分けづらい。違いは触角。小振りで茶色が濃いのは「ヒグラシ」、色が薄いのは「ツクツクボウシ」、そして、ころんと小さくて土にまみれているのは「ニイニイゼミ」です。"とコメントされていた。これがその「展示」である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 22mm ISO2500 ) 露出補正 なし
007_210811052 X800 舞岡公園 古民家  RX10M4.jpg
8.モンキチョウ雌 -1
一旦、古民家の里を離れ、かっぱ池の方へ向かう。途中の体験畑の辺りにわずかだがコスモスの花fが咲いているところがあり、その一輪にモンキチョウの雌が来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 42mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_210811058 X800 ◎舞岡公園  RX10M4.jpg
9.モンキチョウ雌 -2
青空を入れて撮りたいと思い、広角端でカメラを持つ手を伸ばして撮ろうとしたが、なかなか近寄らせてくれなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_210811063mt X800 ◎舞岡公園  RX10M4.jpg
10.コチャバネセセリ
弾丸のように飛んできて、目の前の葉に止まった。新鮮な第二化だった。翅形からすると雌のように見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 181mm ISO2500 ) 露出補正 なし
010_210811073 X800 〇舞岡公園  RX10M4.jpg
11.クロアゲハ雄 -1
11時前に再び古民家裏のクサギが咲くところに戻ってくると、クサギの花の周りを黒いアゲハが周回している。クロアゲハの雄だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 62mm ISO1250 ) 露出補正 なし
011_210811084 X800 〇舞岡公園  古民家裏 RX10M4.jpg
12.クロアゲハ雄 -2
近くに咲く花に来てくれた。ほとんど無傷のきれいな雄だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 62mm ISO1250 ) 露出補正 なし
012_210811087 X800 ◎舞岡公園  古民家裏 RX10M4.jpg
13.キタキチョウの雌雄 -1
クサギからチョウがいなくなったので、母屋の裏庭に面した縁側に座って一休みしていたところ、キタキチョウの雌雄が絡んでいた。雌はハギの新芽に産卵しようとしているようだったが、そこへ雄が飛んできた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO320 ) 露出補正 なし
013_210811095 X800 〇舞岡公園 古民家裏 RX10M4.jpg
14.キタキチョウの雌雄 -2
もう1頭、雄が飛んできた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO320 ) 露出補正 なし
014_210811098 X800 ◎舞岡公園 古民家裏 RX10M4.jpg
15.モンキアゲハ雄 -1
また、クサギの花が咲くところへ戻る。今度はモンキアゲハが来ていた。しかし、だいぶ破損してしまっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 196mm ISO320 ) 露出補正 なし
015_210811109 X800 ◎舞岡公園 古民家裏 RX10M4.jpg
16.モンキアゲハ雄 -2
花から花へと。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 196mm ISO320 ) 露出補正 なし
016_210811111 X800 ◎舞岡公園 古民家裏 RX10M4.jpg
17.モンキアゲハ雄 -3
厚い日が続いていた。この雄は羽化してからどのくらい経つのだろうか?

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 196mm ISO400 ) 露出補正 なし
017_210811113 X800 ◎舞岡公園 古民家裏 RX10M4.jpg
18.モンキアゲハ雄 -4
トリミングして、きれいなところを見てもらおう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 196mm ISO320 ) 露出補正 なし
018_210811114tm X800 〇舞岡公園 古民家裏 RX10M4.jpg
19.コミスジ<br> 比較的破損のない個体がいた。ミスジの仲間は外見から雌雄を判断するのは難しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels<br> プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 196mm ISO320 ) 露出補正 なし
019_2108111238 X800 ◎舞岡公園 古民家裏 RX10M4.jpg


2021年7月14日

足立区生物園 ツシマウラボシシジミを見に行く 2 of 3 7月3日

今朝は6時半から近所のゴルフの練習場へ行き、小一時間汗を流し、8時半には家に戻って、MLBオールスターゲームの中継を見んとテレビの前に座った。昨日のホームラン競争はちょっと気の毒な感じがしたが、今日はまず、アメリカンリーグの1番指名打者、そして、その裏の先発投手としてオータニさんを応援したい。先頭打者としてはヒットが出なかったが、その裏のピッチングは素晴らしかった。160kmの速球も投げナショナルリーグの強打者を3者凡退に退けた。すばらしい。
 さて、7月3日にもどる。足立生物園での小一時間もあっという間に過ぎてしまった。園内には20種ほどの暖地性のチョウが放たれている。アクリル板の窓で囲われた蝶園のチョウは、その窓にぶつかり前翅の先端が擦れてちぎれていることが多いが、ここにいるチョウは比較的それが少ない。良く管理され、入れ替えられているのだと思う。
 しばらくツシマウラボシシジミ以外のチョウを撮ったりしていたが、再びこの日の目的に戻る。

020_210703144 X800 〇足立区生物園 RX10M4.jpg 20.ツシマウラボシシジミ -8
日本では沖縄県南西諸島に生育する南アメリカ原産の帰化植物、チリメンナガボソウ(縮緬長穂草)で吸蜜する。望遠端で撮影した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1600 ) 露出補正 なし
021_210703151 X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 21.ツシマウラボシシジミ -9
マーキングのないきれいな個体だった。この日は SONYのRX10M4 しか携行していなかったが、TAMRON 90 macro を付けた Nikon も持ってきておくべきだった。なにせ被写体が小さい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO1600 ) 露出補正 なし
022_210703153 X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 22.ツシマウラボシシジミ -10
前の写真と同じ個体である。チリメンナガボソウの茎に止まっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO1600 ) 露出補正 なし
023_210703174m X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 23.ツシマウラボシシジミ -11
葉先に止まって開翅し始めたツシマウラボシシジミがいた。しかし、これ以上は開いてくれない。これは♂だろうか? ♂ならもっと青紫色が輝くと思うのだが。♀にしては明るすぎる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 32mm ISO2000 ) 露出補正 なし
024_210703175 X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 24.ツシマウラボシシジミ -12
前の写真と同じ個体。少し下がって周囲の様子を映し込んだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 87mm ISO1250 ) 露出補正 なし
025_210703181 X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 25.ツシマウラボシシジミ -13
もう1枚。とうとうこれ以上は開いてくれなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 178mm ISO1250 ) 露出補正 なし
026_210703182 X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 26.ツシマウラボシシジミ -14
同じ個体。翅を閉じたところ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO500 ) 露出補正 なし
027_210703191 X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 27.ツシマウラボシシジミ -15
これはまた、別の個体である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO500 ) 露出補正 なし
028_210703196tm X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 28.ツシマウラボシシジミ -16
これは遠慮がちにマーキングされた個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO500 ) 露出補正 なし
029_210703207tm X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 29.ツシマウラボシシジミ -17
27.の写真と同じ個体。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO500 ) 露出補正 なし
030_210703203 X800 足立区生物園 RX10M4.jpg 30.お嬢ちゃんとオオゴマダラ
オオゴマダラは人懐こい。しばしばこういう光景が見られる。梅雨の晴れ間の土曜日の午後、家族連れの入場者が増えてきた。お父さんも Canon を持ってこられていた。「撮らせてください」とお断りして撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 23mm ISO1000 ) 露出補正 なし
031_210703208 X800 足立区生物園 RX10M4.jpg 31.オオゴマダラ
成虫は白地に黒い模様の端麗な姿だが、オオゴマダラの蛹は黄金色で、食草のホライカガミなどにぶら下がる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 10mm ISO500 ) 露出補正 なし
032_210703214 X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 32.リュウキュウアサギマダラ -2
少し園内に放蝶されている他のチョウを撮っていく。このチョウは石垣島、竹富島へ行ったときに多く見ることが出来た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 42mm ISO1250 ) 露出補正 なし
033_210703220 X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 33.イシガキチョウ
このチョウも蝶園ではおなじみのチョウだ。台湾、沖縄本島、石垣島で見てきたが、高知へ行ったときにカレー屋さんの黄色い看板に止まって翅を開いていたこともあった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 29mm ISO800 ) 露出補正 なし
034_210703228tm X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 34.ヒメアサギマダラ -1
リュウキュウアサギマダラよりは小さく、可愛いチョウだ。2頭とも♂で、後翅の肛角部付近に黒い性標がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO400 ) 露出補正 なし
035_210703229 X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 35.ジャコウアゲハ♀
「どうぞ撮って下さい」と言わんばかりに止まっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO500 ) 露出補正 なし
036_210703232 X800 〇足立区生物園 RX10M4.jpg 36.ヒメアサギマダラ -2
この花が好きなようで集まってきている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO500 ) 露出補正 なし
037_210703237 X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 37.ヒメアサギマダラ -3
私はヒメアサギマダラは石垣島や竹富島で見たことがない。かっては迷蝶だったとのことで1980年代後半から与那国島で継続的に発生しているという。1990年代中ごろに一時記録が途絶えたが、近年再び発生し、八重山諸島各地で見られるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 13mm ISO800 ) 露出補正 なし
038_210703245 X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 38.リュウキュウアサギマダラとツマムラサキマダラ
左側のツマムラサキマダラは上を飛んでいるのが♂で、下で翅を閉じて吸蜜しているのが♀である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 13mm ISO1000 ) 露出補正 なし


2021年6月12日

舞岡公園 やっとミドリシジミ♀1頭 5月31日

今週後半は天気が悪くなるという予報だ。平地産ゼフィルスに会いたいのでいつ行こうかと思っていたが、今日行くことにした。どうも今年は発生が遅れているようだ。例年なら一番早く出てくるはずのアカシジミすらまだ見ていない。ブログ「舞岡公園の自然2」を拝見しても、ここ数日でウラゴマダラシジミ、ミドリシジミ、ウラナミアカシジミは発生しているようだが、その個体数は少ないようだ。
 午前9時に舞岡公園に着き、いつものコースを歩き始める。シジュウカラの5~6羽の群れがいた。リョウブの花はまだ蕾のようだ。この日はサトキマダラヒカゲが多かった。
 ゼフィルスのいそうなところを目を皿のようにして歩くが、見当たらない。例年はアカシジミやウラナミアカシジミが見られるところで、同好のかたが「開いてますよ」と教えてくださった。すでに撮影されたようで「どうぞ」と指さされた方向を見ると、ミドリシジミの♀が開翅していた。今年初めてのゼフィルスだった。
 さらにクリの花の咲くところへも行って見たが、アカシジミの姿はなかった。
 小谷戸池の傍のウマノスズクサが生えているところにジャコウアゲハが産卵に来た。後翅が大きく破損している♀だったが、産卵する場面を観察できた。3cmくらいになった幼虫が1頭付いていた。

001_210531001 X800 シジュウカラ 舞岡公園 RX10M4.jpg 1.シジュウカラ
歩いて行くと梢から数羽の鳥が飛び出した。すぐ近くの枝に止まってくれたので見るとシジュウカラだった。まだ幼鳥かも知れない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO2000 ) 露出補正 なし
002_210531007 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 2.サトキマダラヒカゲ -1
写真では診難いが大きな木の根元に樹液でも出ているところがあるのだろうか、サトキマダラヒカゲが吸汁していた。全く保護色である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 110mm ISO500 ) 露出補正 なし
003_210531008 X800 ヒメジョオン 舞岡公園 RX10M4.jpg 3.ヒメジョオン(姫女苑)
  一昨日は裏高尾でハルジオン(春紫苑)を観察した。舞岡公園に生えているのはヒメジョオンだ。葉の幅は細く茎の上の方はすっきりしている。蕾は上向きについていて、舌状花の輪郭はくっきりしている。この両者には同じようなチョウが吸蜜に来る。彼らは両者を区別しているのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 73mm ISO250 ) 露出補正 なし
004_210531013 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 4. サトキマダラヒカゲ -2
散策路にヒメキマダラヒカゲが飛び出してきて、地面に止まる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 31mm ISO125 ) 露出補正 なし
005_210531021 X800 〇ウツギ 舞岡公園 RX10M4.jpg 5.ウツギの花に来たモンシロチョウ
これも保護色になっている。モンシロチョウがじっとしていると見つけられない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 31mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_210531029 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 6.サトキマダラヒカゲ -2
長久保の炭焼き小屋の方へ入って見ると、ここでもサトキマダラヒカゲが飛んでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_210531031 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 7.ウラギンシジミ♂ -1
古民家の裏庭でその縁側に腰を掛けて一休みしていると、小型のチョウが 庭の植え込みに敏捷に飛び込んできた。ウラゴマダラシジミかと期待したが、近くの梢の止まったのはウラギンシジミだった。高いところに止まったので、全体が見えないが、緋色が鮮やかな♂だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 147mm ISO320 ) 露出補正 なし
008_210531038 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 8.ウラギンシジミ♂ -2
回り込んでチョウの顔が見えるように撮ったが、翅を閉じられてしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 193mm ISO125 ) 露出補正 なし
009_210531044ts X800 〇カワセミ 舞岡公園 RX10M4.jpg 9.カワセミ登場 -1
谷戸の畦道を歩いていると宮田池の方からカワセミが飛んできて、田んぼの向こう側の田の番号標識に止まった。 15m~20mくらいは離れているだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
010_210531060tm X800 ◎カワセミ 舞岡公園 RX10M4.jpg 10.カワセミ登場 -2
すぐに飛び立ち、隣の田んぼに建てられた杭に止まった。何だか怖い顔をしている。嘴の下側が赤いので♀だ。♂は黒い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO2000 ) 露出補正 なし
011_210531063tm X800 ◎カワセミ 舞岡公園 RX10M4.jpg 11.カワセミ登場 -3
後ろからカラスが飛んできた。杭から飛び立つ。もう少し露出をアンダーにすればよかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO2000 ) 露出補正 なし
012_210531075 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 12.テングチョウ
今年もテングチョウの発生が活発のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
013_210531091 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 13.ゴマダラチョウ春型♂
瓜久保の家の前に田んぼがあるが、その向こう側で梢に止まったチョウがいた。距離があって、肉眼でも、ファインダーでも同定できない。手持ち撮影の限界と思いながら連写する。後でモニターで確認すると、舞岡公園では、アカボシゴマダラに侵入されて、姿を見るのが珍しくなったゴマダラチョウだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
014_210531091 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 14.ゴマダラチョウ春型♂ トリミング
トリミングして拡大する。少し傷があるが、立派なゴマダラチョウだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
015_210531095 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 15.ミドリシジミ♀ O型 -1
先に見つけられた方がいた。もう撮影されていたらしく「どうぞ」と言って場所を指してくださり、場所を譲ってくださった。今年初めてのゼフィルスは ミドリシジミ♀ のO型だった。飛ばれるとチャンスを逃すので、まずシャッターを切る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 106mm ISO500 ) 露出補正 なし  
016_210531103 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 16.ミドリシジミ♀ O型 -2
レンズを伸ばして撮った。少し擦れたところはあるが、羽化して間もないように思えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
017_210531115 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 17.ミドリシジミ♀ O型 -3
一旦飛び立ったが、すぐ近くの葉に止まってくれた。この位置の方が尾状突起も伸び、左前翅にあった擦り傷もめだたなくてきれいに撮れた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 140mm ISO320 ) 露出補正 なし
018_210531128 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 18.ヒメジャノメ
ゼフィルスを探して歩いていると、茂みの中からヒメジャノメが飛び出した。この種は舞岡公園にはあまり多くはいない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO2000 ) 露出補正 なし
019_210531130t X800 舞岡公園 RX10M4.jpg 19.クリの花とテングチョウ
アカシジミが吸蜜していないかとクリの花を探索した。アカシジミはいなかった。今年は発生が遅いのだろうか?

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
020_210531132 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 20.イチモンジチョウ
この季節はイチモンジチョウが多い。都会ではあまり見ることが出来ないチョウである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
021_210531136 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 21.ジャコウアゲハ 産卵シーン -1
小谷戸池の傍にほんの僅かであるがジャコウアゲハの食草であるウマノスズクサが生えているところがある。そこへジャコウアゲハの♀がやってきた。長いあいだジャコウアゲハという和名の由来は♀の翅の色に由来すると思っていた。実は、雄成虫が腹端から麝香のような匂いをさせることに由来するのだそうだ。(成分はフェニルアセトアルデヒド)。この♀は後翅の半分近くがちぎれていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 190mm ISO500 ) 露出補正 なし
022_210531141t X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg 22.ジャコウアゲハ 産卵シーン -2
ウマノスズクサの葉にアプローチしている。破損した後翅をカットしてやった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 190mm ISO500 ) 露出補正 なし
023_210531149 X800 ◎産卵 舞岡公園 RX10M4.jpg 23.ジャコウアゲハ 産卵シーン -3
産卵しようとする尾端がこちら側を向いている。

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 187mm ISO800 ) 露出補正 なし
024_210531151ts X800 ◎産卵 舞岡公園 RX10M4.jpg 24.ジャコウアゲハ 産卵シーン -3
尾端を曲げて産卵している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 51mm ISO800 ) 露出補正 なし
025_210531168 X800 〇幼虫 舞岡公園 RX10M4.jpg 25.ジャコウアゲハ幼虫
幼虫は手では触れたくないような姿をしている。黒褐色~黒色で、白色の帯がある。全身に太い突起があり、突起の先端は赤い。毒草であるウマノスズクサを食べて育つ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 219mm ISO1000 ) 露出補正 なし


2021年6月 2日

初夏の日影沢 5月26日

ここ数年、成果を得らないでいる小仏日影沢へ行って見ようと思い立った。例年と比べると時期的には10日ほど遅い。また、日影沢林道の環境も変わってしまっていて、沢沿いに白い花を咲かせていたミツバウツギは、林道の護岸工事のためか、無くなってしまっている。ミツバウツギの花には、アオバセセリや、ミヤマカラスアゲハ、オナガアゲハが良く吸蜜に来ていたのだが。
 この日は、久しぶりにサカハチチョウを撮りたかった。また、スミナガシやクモガタヒョウモン、ミスジチョウに会いたいと思っていた。だが撮影できたのは、ミスジチョウだけで、サカハチチョウ、スミナガシやクモガタヒョウモンには遭遇しなかった。
 7時半にマイカーで自宅を出て、8時半過ぎに日影沢林道に着いた。小仏峠へ向かう旧甲州街道の浅川国際マス釣り場の先を左に入ると日影沢林道への入り口だ。入り口から日影沢キャンプ場までの間の林道わきのスペースに車を止めようとするが、すでに車がいっぱい入っている。結局、日影沢キャンプ場のすぐ手前に停めることになった。日影沢キャンプ場はコロナ対策で臨時休業になっていた。
 気温が上がる10時少し前まで、キャンプ場に待機し、現れるチョウを撮っていた。
 今年生まれのきれいなテングチョウが飛び始める。アオスジアゲハ、モンキアゲハ、ジャコウアゲハが飛んでいる。10時近くなるとミスジチョウが現れた。
 サカハチチョウを撮ろうと林道を進むが現れてくれない。やはり時期的に少し遅いのであろう。2kmほど林道を入ったが、成果はなかった。再び、キャンプ場へ戻る途中、アサギマダラが現れたくらいだった。
 11時半過ぎ、木下沢林道へ行って見ようと車で移動する。

1.ハルジオン(春紫苑)
ここのところ、ハルジオンとヒメジョオンとの違いが今一つ理解できず、勉強してみた。先ず、いい加減だったのは、正しくはヒメジョオン(姫女苑)というのをヒメシオンと思い込んでしまっていた。キャンプ場に咲くこの花を見て、葉の茎への付き方、舌状花が糸のように細いことなどから、ハルジオンと同定した。ここに咲くのはすべてハルジオンのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 218mm ISO500 ) 露出補正 なし
001_210526003 X800 ハルジオン 日影沢 RX10M4.jpg
2.ミニチュア・ピンシャーと飼い主さん
キャンプ場にご夫人が愛犬を散歩に連れてこられた。私を見たその愛犬がリードを引っ張って突進するように走り寄り、足に飛びついてきた。見たことのない犬種だったので、その名を聞いてみたが、帰宅した時にはすっかり忘れてしまっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 23mm ISO400 ) 露出補正 なし
002_210526010 X800 リクト君 日影沢 RX10M4.jpg
3.ミニチュア・ピンシャー リクト君(オス)
帰宅して、愛犬家のKさんに写真を送って犬種名を尋ねてみた。さすが、ミニチュア・ピンシャーという名が示された。ミニチュア・ピンシャーでネット検索をしてみたところ、大きさ、毛色、耳の形が一致し、また、小型犬だけどパワフル、といった記述もあり、飼い主さんを引っ張り、私に向かって突進してきた姿から見て、確信した。洋服を着せているので特徴的な胸の毛色が見えないが、想像はつく。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 20mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_210526008 X800 リクト君 日影沢 RX10M4.jpg
4.テングチョウ♂
気温が上がってくると、まず、テングチョウが目についた。今年生まれの初々しい♂だ。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
004_210526017 X800 ◎日影沢 RX10M4.jpg
5.ヒメキマダラセセリ
飛来したセセリチョウがやや離れたところの葉の上に止まった。私は視力が弱くなっているので、同定できない。撮った画像を見て、ヒメキマダラセセリと想定する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
005_210526018 X800 日影沢 RX10M4.jpg
6.アカボシゴマダラ 春型
キャンプ場の広場にアカボシゴマダラ♂が飛来した。地面に止まり、口吻を伸ばし水分補給、ミネラル補給か? 昨日は雨が降って、朝の地面は湿っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_210526027 X800 ◎日影沢 RX10M4.jpg
7.ジャコウアゲハ♂
黒いアゲハはモンキアゲハ、オナガアゲハ、ジャコウアゲハが飛び回る。ジャコウアゲハ♂が葉の上に止まった。後翅が破損している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 なし
007_210526031 X800 〇日影沢 RX10M4.jpg
8.ハルジオンに来たテングチョウ
茎に巻きつくような葉、下向きの蕾、細い舌状花などハルジオンの特徴があるその花にテングチョウ♂がきた。越冬した個体に比べると、オレンジ色が鮮やかだ。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 102mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_210526038 X800 〇日影沢 RX10M4.jpg
9.コミスジ
比較的大きな個体だったのでミスジチョウかと思ったが、コミスジだった。 コミスジの方が時期的に早く発生する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_210526043 X800 コミスジ 日影沢 RX10M4.jpg
10.ミスジチョウ -1
今度はミスジチョウだった。コミスジより大型である。発生初期のようで新鮮な個体である。地面に止まり、口吻を伸ばして吸水する。撮り難い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 143mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_210526045 X800 ミスジチョウ 日影沢 RX10M4.jpg
11.ミスジチョウ -2
広角側でローアングルで撮ろうとするが、なかなか敏感で、近づくとサッと飛び立ってしまう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 155mm ISO160 ) 露出補正 なし
011_210526050 X800 〇ミスジチョウ 日影沢 RX10M4.jpg
12.ミスジチョウ -3
追いかけまわしたためか、少し離れた葉の上に逃れて行った。葉と葉の間からフォーカスする。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 87mm ISO160 ) 露出補正 なし
012_210526052 X800 〇ミスジチョウ 日影沢 RX10M4.jpg
13.イトトンボの仲間 -1
沢筋にはイトトンボの仲間が多い。検索してみたが同定は難しい。トンボ目のイトトンボ亜科には、イトトンボ科、カワトンボ科など7つの科がある。イトトンボと言った場合、イトトンボ科だけではなくカワトンボ科など、イトトンボ亜科の種を指すようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 172mm ISO250 ) 露出補正 なし
013_210526055 X800 〇日影沢 RX10M4.jpg
14.イトトンボの仲間 ー2
翅の先端に2点の小さな紅色の紋がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 196mm ISO2000 ) 露出補正 なし
014_210526064 X800 〇日影沢 RX10M4.jpg
15.イトトンボの仲間 ー3
翅が褐色である。これはニホンカワトンボの♂か?

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 なし
015_210526105 X800 〇日影沢 RX10M4.jpg
16.イチモンジチョウ
サカハチチョウかと思ったが、イチモンジチョウだった。そう思ってしまうほど小さな個体だった。羽化したてのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 218mm ISO160 ) 露出補正 なし
016_210526062 X800 〇日影沢 RX10M4.jpg
17.アサギマダラ♀ -1
山側の茂みからアサギマダラがスーッと飛来して近く草の葉に止まった。水分を補給しているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 217mm ISO500 ) 露出補正 なし
017_210526075 X800 〇日影沢 RX10M4.jpg
18.アサギマダラ♀ -2 開翅
開翅したところを見ると、♂にある後翅の肛角部の黒い性標がない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 217mm ISO400 ) 露出補正 なし
018_210526077 X800 ◎日影沢 RX10M4.jpg
19.アサギマダラ♀ -3
少し近寄って望遠側で撮った。背景がボケている。アサギマダラのような大型のチョウは扱いやすい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 218mm ISO640 ) 露出補正 なし
019_210526089 X800 ◎日影沢 RX10M4.jpg
20.アサギマダラ♀ -4
さらに近づいて、今度は広角側で撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
020_210526091 X800 ◎日影沢 RX10M4.jpg
21.クロヒカゲ♀
崩れた、近づけない荒地に止まっていた。クロヒカゲは良く似たヒカゲチョウより、時期的に早く発生する。すでに破損している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 218mm ISO250 ) 露出補正 なし
021_210526110 X800 ◎クロヒカゲ 日影沢 RX10M4.jpg
22.ミスジチョウ -4
キャンプ場へ戻ってきた。キャンプ場の炊事場の傍でミスジチョウが地面に下りて吸水している。ローアングルで狙ったが背景が良くない。ミスジチョウは発生最盛期を迎えているようで、個体数も多いようだ。羽化直後は吸水行動を盛んに行う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 46mm ISO320 ) 露出補正 なし
022_210526119 X800 ◎ミスジチョウ 日影沢 RX10M4.jpg
23.アサギマダラ -5
キャンプ場の広場にもアサギマダラが舞い降りてきた。アサギマダラまで地面に止まる。この個体も羽化直後なのだろうか吸水している。先ほどの個体とは前翅の斑紋が少し違っているので、別の個体と推察される。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
023_210526127 X800 ◎日影沢 RX10M4.jpg


2021年5月11日

タニウツギの花は咲いたか 舞岡公園 4月27日

新型コロナウィルスの変異型が複数現れ、なかでも感染力が強いというN501Y変異があるイギリス株ウイルスが増加してきている。インドではここ数日連日30万人以上の新規感染者が出ているが、そのインド型変異ウィルスも日本で見つかっている。大阪はもとより、東京の新規感染者数も毎日、前の週の同じ曜日の感染者数を上回ってきていて、関東では、先に令和3年4月20日から令和3年5月11日まで、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の指定地域で、まん延防止等重点措置が実施されていたが、とうとう東京都、京都府、大阪府、兵庫県で  令和3年4月25日から令和3年5月11日まで三度目の緊急事態宣言が発出された。私も5月の連休明けに北海道へヒメギフチョウの写真を撮りに行こうと、飛行機、宿、レンタカーの予約を済ませていたが、中止を決めた。
 そんな中だが、4月27日、舞岡公園へ、タニウツギの咲き具合や、モンキアゲハやナガサキアゲハは飛んでいるかどうかを見に出かけた。

1.カエデの実
竹トンボの形に似た小さな赤い羽根のようなものが見える。イロハカエデの花かと思ったが、花は既に終わっていて、これは実なのだ。実は翼果で、花が咲いた後にプロペラ付きの実ができる。翼はほぼ水平に開く。秋には茶色く色づく。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 31mm ISO200 ) 露出補正 なし
001_210427001 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
2.タニウツギの花
4~5年前には、南門の手前に2本のタニウツギの木があり、ゴールデン・ウィークの頃には、花が咲き、モンキアゲハやナガサキアゲハが飛来していた。ところが数年前に2本とも花を付けなくなってしまった。大きい方の木は枯れてしまったが、小さい木の方は、昨年ごろから再び花を咲かせるようになった。しかし、まだ、黒いアゲハたちが飛来するのを見ていない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 16mm ISO250 ) 露出補正 なし
002_210427006 X800 タニウツギ 南門 舞岡公園 RX10M4.jpg
3.咲き始めのタニウツギ
長久保池の傍にもう1か所、タニウツギが咲くところがある。ここの木は高さが3mほどあり、見上げるところに花が咲く。まだ咲き始めたばかりばかりであるが、そこに小さなキアゲハが止まっていた。回り込んで撮ろうとしたところ逃げられてしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 26mm ISO160 ) 露出補正 なし
003_210427105 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
4.ガビチョウの夫婦
夫婦かどうかは定かではないが、2羽のガビチョウが飛んできて、茂みの枝に止まった。仲睦まじそうに見える。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1000 ) 露出補正 なし
004_210427017 X800 〇ガビチョウ 舞岡公園 RX10M4.jpg
5.古民家
小谷戸の里は端午の節句を迎える準備がされていた。前庭には鯉のぼりが泳ぎ、主屋には五月人形が飾られていた。ゴールデン・ウィークは、まん延防止等重点措置が実施されている。残念なことだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/200秒 12mm ISO3200 ) 露出補正 なし
005_210427022 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
6.カキツバタ(杜若)
古民家の裏庭に咲いているカキツバタだ。アヤメ(菖蒲)、ハナショウブ(花菖蒲)とよく似ている。アヤメとショウブ(正しくはハナショウブ)はユリ目アヤメ科だが、このカキツバタはキジカクシ目アヤメ科だそうだ。この3つの花が咲いているのを見ると、「アヤメが咲いている」と言ってしまう。しかし、花びらの付け根で区別できる。すなわち、アヤメは網目状、ハナショウブは黄色、そしてこのカキツバタは白い筋がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
006_210427027 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
7.アオスジアゲハ
これほど舞岡公園にチョウが少ないと思ったことはない日であったが、やっとカッパ池に入る道でヒメジオンにアオスジアゲハが飛来した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 203mm ISO125 ) 露出補正 なし
007_210427035 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg
8.アオスジアゲハ 開翅 -1
道から休耕地を見下ろすように撮っている。たまたまだが見事に開翅したところを上から撮ることが出来た。発生初期なのだろうか、とてもきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_210427048 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg
9. アオスジアゲハ 開翅 -2
開いた翅に陽を浴びて、青緑色の模様が輝いて見えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_210427049 X800 △舞岡公園 RX10M4.jpg
10.アオスジアゲハ
春の定番の場面だ。アオスジアゲハはヒメジオンの花が好きだ。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_210427055 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg
11.休耕地のツマグロヒョウモン
谷戸に広がる、蓮華の花やタンポポが咲く広い休耕地を、自由に飛び回るツマグロヒョウモン♂。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
011_210427071 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg
12.南の丘
ねむのき休憩所という小高いところがある。最近整備され、新しい木枠で固めた階段が出来ている。そのわきに1本のツツジの木があるが、その花に黒いアゲハの姿が見えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 18mm ISO500 ) 露出補正 なし
012_210427102 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg
13.ジャコウアゲハ♂ -1
ジャコウアゲハの♂がツツジの木の周囲を旋回していたが、いっこうに花に止まろうとしない。しばらくして、飛び疲れたのか近くの葉の上に静止した。

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし  
013_210427094 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg
14.ジャコウアゲハ♂ -2
結局、この日見かけた黒いアゲハはジャコウアゲハの♂2頭のみだった。モンキアゲハ、ナガサキアゲハ、クロアゲハ、カラスアゲハは姿を見せなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
014_210427087 X800 ◎舞岡公園 RX10M4.jpg
15.モミジの新緑と紅葉
手前に見える紅葉はノムラモミジの新芽だ。新緑の時期に真っ赤な葉が目を引くノムラモミジは、春は暗紫色、夏は深緑色、秋は紫紅色と変化するのだ。周囲の新緑のモミジははイロハモミジで、別の株である。コロナが忌々しいが美しい季節だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 129mm ISO800 ) 露出補正 なし
015_210427108 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg


2021年5月 7日

ミヤマカラスアゲハとシャクヤクの花 大雄山最乗寺 4月22日

午前中、地蔵堂から夕陽の滝をうろうろ歩いたが、ほとんど収穫がなく、大雄山最乗寺へ移動した。
花の季節は難しい。いつもの年に比べて シャクナゲ が早く咲いていたようだ。すでに終わりに近づいている。一方、藤棚のフジはほとんど花がついていない。「お守り札お受け所」にいらした女性に「フジはもう終わってしまったのですか」と尋ねたところ、これからだという。駐車場へ上がってくる道にはツツジが見事に咲いていたのに、いつも、カラスアゲハや、オナガアゲハが吸蜜に来る境内のツツジは花がない。これから咲くのだろうか。
 ここも、どうやら訪れる時期を間違えたと思い、シャクナゲの花でも撮って帰ろうとうろうろしていたら、沢の近くに咲く赤いシャクナゲの花に黒いアゲハ絡んでいた。なかなか落ち着いて吸蜜はしてくれず、また、少々距離が離れていたが、なんとかシャッターを切った。ミヤマカラスアゲハだった。良い写真は撮れなかったが、これで来た甲斐があった。

1.新緑のカエデと瑠璃門
午後1時、最乗寺の駐車場に入る。駐車場へ上ってくる道にはツツジが植えられ、見事に咲いていた。瑠璃門の下にくる。例年と同じように石段の上に張り出したカエデの新緑が輝く。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 70mm ISO1000 ) 露出補正 なし
001_210422067 X800 大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
2.シャクナゲ (石楠花、石南花) -1
そこにもシャクヤクが咲いていた。花は開き切っていて、適期を過ぎているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO400 ) 露出補正 なし
002_210422068 X800 大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
3. シャクナゲ  -2
瑠璃門から境内に入らずに、衆寮の下手から御供堂へと歩く。この辺りのツツジに黒いアゲハが来ていることがあるのだが、ツツジは咲いておらず、黒いアゲハの姿も見えなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
003_210422075 X800 大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
4.セッコク(石斛) -1
境内に入って見たが、例年本堂の前に咲くツツジの花が今年は咲いていない。蕗棚のフジもほとんど花がない。「お守り札お受け所」の女性の方にフジはもう終わってしまったのか聞いてみたところ、これからだという。ツツジもこれからですかと尋ねたところ、今年は花が少ないですねという返事だった。その女性の方と少し話をしたが、セッコクを教えてくださった。本堂に上がる階段の左手に大きな石灯籠があった。その灯篭の傘のところにセッコクが寄生していた。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 14mm ISO320 ) 露出補正 なし
004_210422096 X800 セッコク 大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
5.セッコク -2
近づいてみる。セッコクはラン科の植物で岩の上や大木に着生する着生植物である。ネットで検索すると、茎の節ごとに花径2~3cmの花をつけ、花の色は白ないし淡い紅紫色である。 萼片3枚と側花弁2枚はほぼ同じ長さであり、唇弁はやや短く、先が尖るという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 43mm ISO320 ) 露出補正 なし  
005_210422091 X800 セッコク 大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
6.セッコク -3
「お守り札お受け所」の女性の方はわざわざもう一か所、セッコクが寄生するカエデの木のところに案内してくれた。白雲閣から下の駐車場へ抜ける出口の傍にあるカエデだが、そこにはさらに大きなセッコクが寄生していた。花は5月、これから咲くが、とてもきれいな花だから、また見に来てくださいと言われた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 43mm ISO320 ) 露出補正 なし
006_210422097 X800 セッコク 大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
7.駐車場のツツジ
その足で、上がってくるときに見た、駐車場沿いのツツジの花が咲くところへ行って見た。広い範囲で咲いていたが、黒いアゲハたちの姿は見えない。やはり時期尚早なのだろうか。  

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 50mm ISO200 ) 露出補正 なし
007_210422105 X800 駐車場への道 大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
8.シャクナゲに来たミヤマカラスアゲハ -1
再び、衆寮の下手のシャクナゲが咲くところに戻った。距離は離れているが、黒いアゲハが絡んでいるのが見える。シャクナゲの花で吸蜜を始めた。夢中でシャッターを切る。ミヤマカラスアゲハのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 102mm ISO160 ) 露出補正 なし
008_210422113t X800 ◎大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
9.シャクナゲに来たミヤマカラスアゲハ -2
翅を開いて飛び上がったところが撮れた。最乗寺でミヤマカラスアゲハを見るのは初めてである。トリミングしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 102mm ISO125 ) 露出補正 なし
009_210422115tt X800 ◎大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
10.シャクナゲに来たミヤマカラスアゲハ -3
慌ててファインダーを覗いていたので、102mmで撮っていた。望遠側にズームして撮り続ける。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 208mm ISO250 ) 露出補正 なし
010_210422120 X800 〇大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
11.シャクナゲを離れるミヤマカラスアゲハ
撮影チャンスは30秒ほどだった。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 208mm ISO200 ) 露出補正 なし
011_210422122 X800 △大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
12.ジャコウアゲハ♂ -1
ジャコウアゲハも飛来して、シャクナゲの周りを旋回するが花には止まってくれない。しばらくして近くの木の葉に止まった。新鮮な♂で首から腹にかけての赤があざやかだ。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 172mm ISO250 ) 露出補正 なし
012_210422125 X800 ◎大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
13.白いシャクナゲ -1
wikipediaによるとシャクナゲにもいろいろな品種があるようだが、いずれも派手で大きな花に特徴がある。花の色は白あるいは赤系統が多い。最乗寺のシャクナゲは真っ赤なシャクナゲが多いが、御供堂の前庭にはこんな白い花も咲いていた。品種名は分からない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 106mm ISO400 ) 露出補正 なし
013_210422130 X800 大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
14.白いシャクナゲ -2
シャクナゲはツツジ科ツツジ属である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 34mm ISO640 ) 露出補正 なし
014_210422134 X800 大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
15.ジャコウアゲハ -2 もう一度、さっきミヤマカラスアゲハとジャコウアゲハがいたシャクナゲのところに行って見た。ジャコウアゲハの♂が同じように花の周りを旋回していたが、やがて近くの葉に静止した。今回はカラスアゲハ、オナガアゲハを見ることはなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
015_210422143 X800 大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
16.シャクナゲの花ビラ
シャクナゲの花を近くに寄って撮った。シャクナゲの花言葉は「警戒」、「危険」、「威厳」だそうだ。「警戒」「危険」は、シャクナゲの花が高山植物で、採りに行くことがとても危ないことから由来しているという。また、シャクナゲの葉には毒性があることから、このような花言葉がつけられたともいわれている。「威厳」という花言葉は、シャクナゲは、元々は高山植物だったそうで、花が高山の奥地に咲いている様子に由来しているそうだ。品種改良が進み現在では身近な存在になっている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
016_210422163 X800 大雄山最乗寺D5300 TAMRON 90.jpg


2020年6月 3日

舞岡公園 チョウの姿を求めて 5月26日

気温も上がりそうなので、また、舞岡公園を散歩することにした。神奈川県も含めて緊急事態宣言は解除されるという。これからも自粛の生活が続くが、気分的には解放された。この日、年配のご夫婦や、子供を伴われた若いご夫婦など、散策する人の数は多くなっている。私と同じようにカメラを携えた人も多い。
 気温が上がってチョウたちの動きが活発になる午前11時ごろ舞岡公園を歩き始めた。すでに平地産ゼフィルスも出始めているというネット情報もある。昼過ぎまで、平地産ゼフィルスの中でも比較的出現するのが早いアカシジミにも会えずにいたところ、4人くらいの方がイボタノキの花が咲くところで何かを撮っておられた。アオスジアゲハが絡んでいたので、鳥の写真を撮りに来られた方が、「チョウでも撮るか」とカメラを向けられていたのかと思った。私もアオスジアゲハやイチモンジチョウを撮り始めたのだが、ふと見るとウラゴマダラシジミがイボタノキの花で吸蜜していた。皆さんゼフィルス・ファンなのだ。 一緒に撮らせていただいたが、ちょっとソーシャル・ディスタンスがとり難くなる。イボタノキには2頭のウラゴマダラシジミがいた。

  001)200525002 X800 舞岡公園 D5300 TAMRON 90.jpg 1.チャバネセセリ -1
小さなセセリチョウがアカツメクサで吸蜜していた。コチャバネセセリかと思って近づいてみると、チャバネセセリのようだ。熱心に吸蜜している のでマクロで寄って撮る。裏面を見る。こんなにきれいなチャバネセセリを見るのは初めてだった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4 1/500秒 90mm ISO320 ) 露出補正 なし
002)200525029t X800 舞岡公園 チャバネセセリ RX10M4.jpg  2.チャバネセセリ -2
後翅の翅表が観察できた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 213mm ISO500 ) 露出補正 なし
003)200525029t X800 舞岡公園 チャバネセセリ RX10M4.jpg 3.テングチョウ♀
今年羽化したテングチョウだ。ローアングルで撮ろうと思って、しゃがみこもうとするが、なかなか敏感で、飛び立たれてしまう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
004)200525047 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg 4.ツマグロヒョウモン♂ -1
この日見たツマグロヒョウモンはこの1頭のみだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 125mm ISO100 ) 露出補正 なし
005)200525050 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg 5.ツマグロヒョウモン♂ -2
前の写真と同じ個体。田んぼのあぜ道の杭に止まって彼の世界を視察している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 94mm ISO100 ) 露出補正 なし
006)200525060 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg 6.キタテハ
今年の第1化だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
007)200525022 X800 舞岡公園 D5300 TAMRON 90.jpg 7.モンシロチョウ♂ -1
コウゾリナだろうか黄色い花に頭を突っ込んで無心に吸蜜をしている。羽化する時、前翅の翅頂の部分が伸び切らなかったようだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4 1/1600秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
008)200525067 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg 8.モンシロチョウ♂ -2
休耕地なのだろうか、荒れた草むらに雑草の花が多く咲く。そんなところを飛んでいる。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
009)200525068 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg 9.コミスジ
コミスジはこのように葉の上に止まって開翅することが多い。地面に降りて吸汁する姿も良く見かける。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
010)200525071 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 10.ジャコウアゲハ♀
アカシジミを撮ろうとクリの花が咲くところを歩いていたら、食草を探しているかのような飛び方で、ジャコウアゲハの♀が現れた。静止はせずに飛び続ける。連写で狙ってみたなかの1枚。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 164mm ISO250 ) 露出補正 なし
011)200525077 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 11.アオスジアゲハ -1
イボタノキには2頭ほどのアオスジアゲハが絡んでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
012)200525082 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg 12.イチモンジチョウ
先々週来た時もイチモンジチョウが飛んでいたが、この個体も擦れてなくきれいだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO640 ) 露出補正 なし
013)200525088 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 13.ウラゴマダラシジミ -1
静止しているゼフィルスを一人で探し出すのは難しいが、ここでも数人のかたがカメラを向けていたので、見出すことが出来た。今年初めてのゼフィルスである。2時間半歩き、やっと巡り会えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
014)200525109 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 14.ウラゴマダラシジミ -2
このイボタノキには2頭いたが、これは前の写真と同じ個体である。少し開翅しそうになったが撮影チャンスはなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
015)200525113 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg 15.カラスアゲハ♂ -1
別のイボタノキの花にカラスアゲハがきていた。イボタノキの花にはいろいろなチョウがやってくる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 122mm ISO160 ) 露出補正 なし
016)200525116 X800 舞岡公園 RX10M4.jpg 16.カラスアゲハ♂ -2
翅表に日が当たって輝いた。右後翅が破損して、少し擦れていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 172mm ISO400 ) 露出補正 なし
017)200525131 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg 17.アオスジアゲハ -2
今年はアオスジアゲハが多いように思う。市街地でも良く見かける。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 110mm ISO400 ) 露出補正 なし


2020年2月16日

多摩動物公園 昆虫生態園(4・終)リュウキュウムラサキ 2月3日

園内をもうひと回りする。まだ、撮ってないチョウもいるはずだ。オレンジ色の鮮やかなチョウが現れた。メスアカムラサキの♀かなと思ったが、スジグロカバマダラだった。リュウキュウムラサキも飛び始めた。
 この日は、17種を撮影した。撮らなかったが、ツマグロヒョウモン、モンシロチョウ、スジグロシロチョウも見かけている。
 昆虫生態園では、おおよそ1時間半、チョウの写真を撮って楽しむことが出来た。 昆虫生態園を出たときは汗ばんでいたが、外の空気が心地よかった。そのあと前にある昆虫館本館を見学した。
 昆虫館本館の見学を終え、せっかく来たのだから、動物公園の園内を少し歩いてみよう思った。ところがアフリカ園は工事中でライオンなどは見ることが出来ない。牙の折れたアフリカゾウとチータ、サーバルなどをみて引き返すことにした。
200203_049.jpg 49.ジャコウアゲハ♀ -4
立派なジャコウアゲハの♀だ。舞岡公園ではオカトラノオでこのように開翅して吸蜜する姿を時々見ることがある。広角端で被写体に寄って撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
200203_050.jpg 50.スジグロカバマダラ♀
再び園路を巡っていると、メリハリのある生まれたばかりのようなスジグロカバマダラがランタナの花に来ていた。このチョウには沖縄本島や石垣島、竹富島で会っている。グァム島でも目撃した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 203mm ISO200 ) 露出補正 なし
200203_051.jpg 51.カバタテハ -4
カバタテハは翅が傷ついている個体が多かった。これは良いかと思ったがやはり少々擦れている。これは♀のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
200203_052.jpg 52.ツマムラサキマダラ♀ -1
ツマムラサキマダラの♀は、♂に比べ地味だが、前翅の先が紫色に輝く。しかし、光の加減ではこのように渋い。日本では以前は迷蝶であったようだが、1992年頃から沖縄本島で定着し現在では奄美大島から八重山諸島で継続的に発生しているという。私は沖縄県ではまだ会ったことがない。台北で街中で飛んでいるのを目撃した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 187mm ISO1600 ) 露出補正 なし
200203_053.jpg 53.ツマムラサキマダラ♀ -2 裏面


裏面は♂と紋様が異なる。 SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO640 ) 露出補正 なし
200203_054.jpg 54.ツマムラサキマダラ♀ -3 裏面
園路を背景にして広角端で撮った。チョウの好む環境が判る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO320 ) 露出補正 なし
200203_055.jpg 55.ツマムラサキマダラ♀ -4 開翅
開翅を待っていたら紫色の輝く姿を見せてくれた。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 20mm ISO1000 ) 露出補正 なし
200203_056.jpg 56.ツマムラサキマダラ♀ -5 開翅
翅を開いたり閉じたりするので開いたタイミングでシャッターを切る。ムラサキというより気品のあるブルーだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 43mm ISO1600 ) 露出補正 なし
200203_057.jpg 57.ツマムラサキマダラ♀ -6 開翅
今度は反対側を向いて止まり、羽を開いた。この角度が気品のあるブルーの輝きはない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 31mm ISO1250 ) 露出補正 なし
200203_058.jpg 58.イシガケチョウ -7
逆さになってランタナで吸蜜する。擦れのないきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 31mm ISO640 ) 露出補正 なし
200203_059.jpg 59.リュウキュウアサギマダラ♂ -2
リュウキュウアサギマダラがランタナの花で開翅して吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 46mm ISO250 ) 露出補正 なし
200203_060.jpg 60.リュウキュウムラサキ♂ -1 裏面
ランタナに来ていたリュウキュウムラサキの♂を見つけた。やや大型のチョウだ。この個体は擦れがない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 43mm ISO125 ) 露出補正 なし
200203_061.jpg 61.リュウキュウムラサキ♂ -2 半開翅


表は紫色に囲まれた白班がある。過去に訪れた石垣島、竹富島では見ることが出来なかった。 SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 43mm ISO320 ) 露出補正 なし
200203_062.jpg 62.リュウキュウムラサキ♂ -3 裏面
同じ個体だが、背景がボケて撮れた。翅を閉じて止まることが多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 87mm ISO320 ) 露出補正 なし
200203_063.jpg 63.リュウキュウムラサキ♂ -4 半開翅
粘ってみたが、なかなか開始したところを見せてくれなかった。生息する地域によって♀はフィリッピン型、大陸型、パラオ型などの変異があるが、ここにいるのは大陸型のみと思う。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
200203_064.jpg 64.ツマムラサキマダラ 交尾
♂と♀の裏面の班紋の相違が判る。上が♂。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 38mm ISO160 ) 露出補正 なし
200203_065.jpg 65.タイワンキチョウ
あまりきれいな個体ではなかったが、タイワンキチョウをちゃんと撮っておきたかった。これは♂だと思う。キタキチョウやミナミキチョウに比べて、後翅の外縁が弧状に丸くなる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 183mm ISO100 ) 露出補正 なし
200203_066.jpg 66.大温室の全容
wikipediaによると、自然物のある温室で生きた蝶を見ることが1970年代からイングランドで盛んになった。 世界初の蝶園の一つに、1988年アメリカ合衆国のフロリダ州・ココナッツクリークに建てられた「バタフライワールド」がある。と記されていた。世界初の蝶園のひとつとして、アメリカフロリダ州の「バタフライワールド」が紹介されているが、多摩動物公園の昆虫生態園が開園したのが1988年であるので、開園はほぼ同時期になる。日本最大級の蝶園であることは間違いない。写真は出口の近くから撮ったが、全体は捉えられなかった。入り口、出口はいわば1階にあり、園路を下りて、チョウの好む花が咲く、広くなったところは、地階にあたる。天井は高く、明るい。12時半すぎたところで退出した。参考:日本の蝶園 世界の蝶園

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし


2020年2月15日

多摩動物公園 昆虫生態園(3)メスアカムラサキ 2月3日  

いままで2度ほど石垣島へ出かけているが、そこでは見ることが出来なったメスアカムラサキが飛んでいた。1月30日に放映されたテレビ朝日の「東京サイト」で紹介されたチョウだ。園内での個体数はそれほど多くなく2頭ほど目撃しただけだった。
 これだけ対象が多いといろいろ撮り方も工夫してみたくなる。広角端で周りの環境を映し込ん撮ったりしたが、チョウも人間に慣れているのか、10cmくらいまで寄れることもあった。

200203_031.jpg 31.タテハモドキ -3 裏面
タテハモドキ夏型の裏面はジャノメチョウ亜科のように眼状紋がある。この個体は後翅の白い帯が鮮明なので♀と思う。温室では季節的な変異がどうなるのかわからないが、秋型の裏面は黒褐色になる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO125 ) 露出補正 なし
200203_032.jpg 32.メスアカムラサキ♂
メスアカムラサキがスーッと飛んできて、葉っぱの上に止まった。比較的擦れていない個体だった。2013年にバリ島へ行ったときに、♂および♀を撮ってきた。♀は♂と紋様が全く異なり、カバマダラに擬態している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 217mm ISO800 ) 露出補正 なし
200203_033.jpg 33.アオタテハモドキ♀
♂の後翅は鮮やかな青に輝くが♀は地味だ。このチョウはよく地面に止まる。ローアングルでモニターを見て撮った。アオタテハモドキ♂の後翅は鮮やかな青に輝くが♀は地味だ。このチョウはよく地面に止まる。ローアングルでモニターを見て撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
200203_034.jpg 34.タテハモドキ -4 2頭
止まっている方は明らかに♀のようだが、裏面を見せて飛んでいる方の雌雄は判らない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
200203_035.jpg 35.ジャコウアゲハ♀ -1
ジャコウアゲハは横浜市の舞岡公園や高尾山周辺などでも見られる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 94mm ISO250 ) 露出補正 なし
200203_036.jpg 36.ジャコウアゲハ♀ -2 開翅
とてもきれいな個体だった。ベニモンアゲハほどではないが胴が赤い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 106mm ISO160 ) 露出補正 なし
200203_037.jpg 37.ジャコウアゲハ♀ -3
少し引いて撮った。左側にタイワンキチョウが見られる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 65mm ISO125 ) 露出補正 なし
200203_038.jpg 38.タイワンキチョウ♂ 飛翔
キタキチョウもそうだが、タイワンキチョウも止まるときは翅を閉じて止まるので、翅表を撮るにはこういう飛んだ時のチャンスを狙うしかない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 110mm ISO160 ) 露出補正 なし
200203_039.jpg 39.リュウキュウアサギマダラ♂
ここでは少なかったが、奄美大島以南に生息し、南西諸島では最も普通種といわれる。2015年3月に竹富島へ行ったときも、寒い時で他のチョウは少なかったが、この種だけは多く見ることが出来た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 155mm ISO160 ) 露出補正 なし
200203_040.jpg 40.イシガケチョウ -6
どこも傷んでいないきれいな個体がいた。ランタナの花で吸蜜している。♂♀の区別は私には難しいが、この個体は翅の白さが鮮やかで、胴体もスリムなので、♂と思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 12mm ISO100 ) 露出補正 なし
200203_041.jpg 41.シロオビアゲハ♂
2頭のシロオビアゲハの♂がランタナの花に来ていた。シロオビアゲハの♂はきれいな個体が少なかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 24mm ISO320 ) 露出補正 なし
200203_042.jpg 42.タイワンキチョウ ♂と♀
チリメンナガボソウで吸蜜しようとしている♀に♂が近づいて生きた。♀の翅表が見えるが前翅端の黒い紋の形でミナミキチョウと区別ができる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 39mm ISO100 ) 露出補正 なし
200203_043.jpg 43.カバタテハ -3
止まるときは翅を開いて止まることが多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 38mm ISO100 ) 露出補正 なし
200203_044.jpg 44.ヤマトシジミ
園内に小さな灰色のシジミチョウが数匹飛んでいた。何というチョウか見極めたかったが、なかなか止まってくれない。ようやく遠くに咲く花に止まった。モニターで見てみると、どうやらヤマトシジミだったようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 187mm ISO160 ) 露出補正 なし
200203_045.jpg 45.アオタテハモドキ ♂
園路のわきの葉っぱの上に止まった。静止する場合には、ほとんど開翅してくれる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 34mm ISO125 ) 露出補正 なし
200203_046.jpg 46.シロオビアゲハ♀ -1 ベニモン型
シロオビアゲハの♀にはシロオビ型とベニモン型がある。一般的には♂と同じような紋様のシロオビ型が多いが、ここではベニモン型が多く飛んでいた。ベニモン型はベニモンアゲハに擬態している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
200203_047.jpg 47.シロオビアゲハ♀ -2 ベニモン型
やっとほとんど無傷の個体を見つけた。シロオビアゲハのベニモン型はベニモンアゲハに比べて、赤の紋がやや淡い。また、最も違いが顕著なのはその胴体でシロオビアゲハのベニモン型は、黒いのに比べ、ベニモンアゲハは鮮やかな赤い色をしている。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 97mm ISO250 ) 露出補正 なし
200203_048.jpg 48.シロオビアゲハ♀ -3 ベニモン型
前の写真と同じ個体。ランタナで吸蜜する。♂とは似つかわない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 147mm ISO250 ) 露出補正 なし


 

2018年6月 9日

舞岡公園 ゴールデン・ウィークのころ 5月4日

舞岡公園にはしばらく行っていなかった。ゴールデン・ウィークの最中だが、天気も良さそうなので、行ってみることにした。狙いとしては、タニウツギに来る黒いアゲハたちだ。長久保の池のタニウツギは満開だった。しかしここでは過去にあまり黒いアゲハたちが絡んでいるのを見たことがない。南門にあるタニウツギの木には、以前、モンキアゲハやナガサキアゲハが来ていたが、ここ1~2年、木が痩せてしまって、あまり花を咲かせなくなっている。
 この日もチョウの姿は少なかった。

;クリックすると大きな写真になります。 1.長久保の池のタニウツギ
南門近くのタニウツギは、やはり花を咲かせていなかった。時期的にも少し遅かったのかもしれない。一方、長久保の池のタニウツギは、満開の花を咲かせていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 13mm ISO100 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 2.タニウツギ 谷空木
山の「谷間」に多く生え、茎の中が空洞の木であるところから「谷空木」​と名付けられている。また、​田植えの時期に花が咲くので「田植え花」としても知られる​という。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 13mm ISO200 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 3.アオスジアゲハ
アオスジアゲハが元気だった。離れたところに咲くハルジオンで吸蜜するところを220mm(35㎜版600mm相当)で撮る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 4.ヒメウラナミジャノメ
この写真、特にどうということはないのだが、オートフォーカスの難しい状況で目にピントを合わせられた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 5.カキドオシ 垣通し
シソ科の植物である。 花は葉腋から出て、薄い紫 - 紅紫で斑点がある。wikipediaによれば、隣接地から垣根を通して進入してくることがカキドオシの名前の由来となっているそうだ。 さらに、「抽出物には血糖値降下作用、体内の脂肪や結石を溶解させる作用があるなどとして漢方薬、ダイエット茶とされることもある。しかし、国立健康・栄養研究所によれば、ヒトでの安全性を証明する十分なデータは不足しているとしている。また、「過剰摂取をすると胃腸粘膜や腎臓の炎症を引き起こす可能性、ワルファリンを成分とする医薬品等との相互作用、発作性疾患のある人は使用禁忌、腎疾患、肝疾患に罹患している人は使用禁忌などの注意が促されている。」と記されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 -1.0段
;クリックすると大きな写真になります。 6.5月人形
古民家へ寄ってみた。ここは明治時代後期に建てられた旧金子家の母屋だ。平成7年にここに移築して復元された。平成7年度に横浜市認定歴史的建造物に指定されれている。座敷には5月人形が飾られていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/60秒 37mm ISO3200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.囲炉裏のある居間
自在鉤に鉄瓶が掛けられた囲炉裏のある居間から、5月人形の兜が飾られた座敷を眺める。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/80秒 13mm ISO3200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.かまど
太い薪がくべられていて、勢いよく炎が上がっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/30秒 20mm ISO3200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.モンシロチョウ
あちらこちらの草はらでハルジオンが咲いている。ハルジオンはチョウが好きな花だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.イチモンジチョウ
それほど数の多いチョウではないが、この時期に必ず現れる。裏面が良い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.ジャコウアゲハ -1
長久保の池のタニウツギが咲くところに戻ってきた。さっきはチョウの影はなかったが、この時は黒いアゲハが2頭、タニウツギの花にタッチ・アンド・ゴーを繰り返している。ジャコウアゲハの♂だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.ジャコウアゲハ -2
タニウツギはいっぱい花を付けていた。青空に突き出るような枝に咲くくピンクの花で、ジャコウアゲハが吸蜜する。残念ながら、モンキアゲハやナガサキアゲハの姿は見えなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし


2018年6月 6日

南足柄 最乗寺から夕日の滝へ 5月1日

7~8年前から、南足柄へは毎年5月10日前後に出かけている。ところが今年はチョウの発生時期と花の開花時がちぐはぐである。今回は桜から始まった花の開花時期が早いので、少し早めに行ってみることにした。花はフジ、シャクナゲが適期を迎えているが、ツツジの開花は遅いようだった。一方、チョウはウスバシロチョウは例年より少ない。黒いアゲハは、新鮮なオナガアゲハが多かったが、ジャコウアゲハ、クロアゲハ、カラスアゲハは少なかった。
 例年は先に夕日の滝へ行き、ウスバシロチョウや運が良ければ、ツツジの花で吸蜜するミヤマカラスアゲハなどを撮ってから、大雄山最乗寺へ行くが、今回は先に最乗寺へ行った。今年は5月の1日、2日を休めば9連休になる。この日も駐車場は空いているかと心配して行ったが、最乗寺も夕日の滝もそれほどではなかった。
 収穫は、シャクナゲに来たオナガアゲハの♂くらいであった。

;クリックすると大きな写真になります。 1.モミジの実 最乗寺
最乗寺 瑠璃門の石段。新緑のモミジの枝の先に赤い竹トンボの羽のような、果皮の一部が平らな翼状に発達した果実が付いている。花が先に咲くのだが、地味で目立たない。そのあとに出てくる翼果が赤くてまるで花のようだ。翼の生えたような形状は、風によって親木から離れたところへ運ばれるためである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 51mm ISO1000 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.オナガアゲハ -1 最乗寺
境内の白いツツジの花にオナガアゲハが来た。新鮮な個体である。蜘蛛の糸に掛からないか心配になった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 110mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 3.松平大和守直基の墓 最乗寺
チョウもなかなか現れないので、境内の建物や史跡などを見学した。 多宝塔の下に松平大和守直基の墓があった。 松平大和守直基は徳川家康の次男である結城秀康の五男に当たる。つまり、家康の孫だ。直基の墓が最乗寺に建立されたのは、徳川将軍家と最乗寺の関係の深さもさることながら、直基自身が大雄山最乗寺に信仰が深かったことに由来すると考えらえているそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 10mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4. オナガアゲハ -2 最乗寺
まだ、あまり咲いていないツツジだったがオナガアゲハが吸蜜に来た。きれいな個体だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 210mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 5. オナガアゲハ -3 最乗寺
シャクナゲの花は適期だった。そのシャクナゲにオナガアゲハが寄ってくる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 210mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6. オナガアゲハ -4 最乗寺
前の写真と同じ個体。裏面の赤い斑紋が美しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 210mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7. オナガアゲハ -5 最乗寺
良いタイミングでシャッターが切れた。オスに見られる後翅前縁の白紋が鮮やかだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 210mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.オナガアゲハ -6  最乗寺
しばらく撮らせてくれたオナガアゲハは別のシャクナゲの花に移った。時間は9時40分ごろだったが、この後、オナガアゲハは飛んではいるが、ほとんど花に来なくなった。 ♀のオナガアゲハの後翅翅表外縁に連なる赤い紋は大きく、とてもきれいで魅力的なのだが、この日、♀は見ることができなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 210mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.シャクナゲの花  石楠花、石南花  最乗寺
シャクナゲとはツツジ科ツツジ属 (Rhododendron) 無鱗片シャクナゲ亜属、無鱗片シャクナゲ節の総称である。変種、品種が多く、多種類の花がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 210mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.鐘楼 最乗寺
鐘楼もゆっくり見たことはなかったが、よく見るとその柱には龍の彫刻が施されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 10mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 11.真っ赤なシャクナゲ  最乗寺
いま、シャクナゲは適期だ。真っ赤なシャクナゲがひときわ鮮やかだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12.フジ  最乗寺
本堂に上がる左側にフジ棚がある。このフジの花にジャコウアゲハが来るのではないかとしばらく待ったが、駄目だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 28mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.ケーブルカー  最乗寺
最乗寺にケーブルカーがあったとは知らなかった。どうやら本堂の裏手あたりから、御真殿へ上がっていく。このケーブルカーは参拝客用ではなく、どうやら寺の業務用に使われているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 78mm ISO1000 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.奥の院への階段  最乗寺
結界門から三面大黒殿の脇を上がっていくと、さらにその先に、この奥の院への階段がある。 ホームページには、鬱蒼とした老杉に囲れた350段余りの階段を登ると、御本地十一面観世音菩薩(当山守護道了大薩の御本地)が奉安されている奥の院につくとある。大雄山のもっとも高い所に位置する奥の院へは、沢山の参詣者がこの階段を登られてお参りに来るとあったが、今回は、上がるのはご辞退申し上げた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 13mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.御真殿(妙覚宝殿)  最乗寺
奥の院への階段を左手に見て、前に進むと御真殿(妙覚宝殿)につく。 結界門をくぐったところからは、すぐ右手の77段の石段を登ったところだ。 当山守護妙覚道了大薩をご本尊に大天狗・小天狗が両脇侍として祀られている。朝晩の祈祷から日中の特別祈祷が修行される道場とある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 16.御真殿(妙覚宝殿)の石段  最乗寺
これは結界門から御真殿へ上がる77段の石段だ。この石段を下りてきた。威徳神通道了大薩捶と書かれた旗が立ち並んでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 20mm ISO1000 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 17.オナガアゲハ -7  最乗寺
鐘楼の近くまで下りてくると、白いツツジの花にオナガアゲハが来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 136mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 18.碧落門とシャクナゲ 最乗寺
例年は境内からこの碧落門を出たところに咲くツツジの花に、黒いアゲハが来ているのだが、今年はツツジの花が咲いていなかった。シャクナゲの花が瑞々しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 19.ウスバシロチョウ -1 夕日の滝
大雄山最乗寺を切り上げて、夕日の滝へ移動した。地蔵堂のところにある大きな駐車場に車を止めたが、さすがにゴールデン・ウィークで、いつもより駐車している車が多かった。ここから15分ほど歩くと夕日の滝のキャンプ場に着く。そのキャンプ場の駐車場は、止まっている車が少なかった。途中、ハルジオンが咲く原っぱにウスバシロチョウが舞っていたが、撮れなかった。やっと撮れたのは、夕日の滝の入り口で、葉上に静止したこの1頭だけだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 20. ウスバシロチョウ -2 夕日の滝
前の写真と同じ個体。寄って撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 187mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 21.夕日の滝 -1
昨日の雨のためか水量が多かったように思う。シャッタースピードを遅くして撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オート( f3.2 1/50秒 9mm ISO100 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 22.夕日の滝 -2
滝壺は大きくないが、水はきれいだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オート( f3.5 1/30秒 13mm ISO100 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 23.夕陽の滝 -3
自転車で来ていた3人の若い人たちが、滝の前で冷気を浴びていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 187mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 24.ジャコウアゲハ 夕陽の滝
駐車場の脇に咲くツツジの花にジャコウアゲハが来ていた。気持ちが悪いという人もいるが、胴の赤が良く目立つ。後翅の一か所にだけ日光が当たっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f4 1/500秒 187mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 25.「万葉うどん」 夕陽の滝
地蔵堂の先に「万葉うどん」という店がある。今日はここで昼食にした。ハイキングのお客さんでにぎわっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 18mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段


2017年7月17日

舞岡公園 梅雨の晴れ間の暑い日 6月23日

しばらく鬱陶しい日が続いたが、昨日、今日と梅雨の晴れ間だそうだ。 今シーズンは平地産ゼフィルスが3種しか撮れなかったので、せめて、あとウラナミアカシジミとミズイロオナガシジミを撮りたいし、開翅したミドリシジミの♀も撮れていない。それと、そろそろリョウブの花も開き、夏型のトラフシジミが集まってきているのではなかろうかと、9時ごろ自宅を出発し舞岡公園へ出かけた。かみさんには、また舞岡へ行くのかと呆れられている。
  久しぶりに多くのチョウと会うことが出来た。クロアゲハ、ジャコウアゲハ、アゲハのきれいな♀もいた。キアゲハがキキョウに来て、目の前で吸蜜を始めた。いつもムラサキシジミがいるところでは、4日前に来たときは1頭もいなかったのに、この日は数頭見ることが出来た。
 しかし、平地産ゼフィルスは何もいなかった。一昨日の前の大雨と強風で終わってしまったのだろうか。 だが、咲き始めたリョウブの花には、期待通り、トラフシジミやキマダラセセリが集まってきていた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.キマダラセセリ -1
今年初めて見るこのチョウも撮りたかった。リョウブの花は、咲き始めていて、チョウが集まってくる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f6.3 1/320秒 236mm ISO100)​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.アオスジアゲハ
アオスジアゲハもリョウブの花にやってくる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f5.6 1/125秒 72mm ISO220) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 3.ベニシジミ
ベニシジミは再び新鮮な個体が多くなった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先オートで撮影(​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​800​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.クロアゲハ♀ -1​​
炭焼き小屋の傍に咲き始めたヤブガラシの花にクロアゲハが吸蜜に来た。きれいな個体だった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​.3​​​ 1/​400​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.クロアゲハ♀ -2​​​​
横から見ていた時は判らなかったが、この位置からは♀だということが判る。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
絞り優先オートで撮影(​ ​f​6​​​​​​​​ 1/​400​秒 135mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.アゲハ♀ -1​​​​​​
クロアゲハが来ていたヤブガラシに、こんどはアゲハが来た。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels​​​​​​
プログラムオートで撮影(​ ​f5.6 1/200秒 179mm ISO100)露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.アゲハ♀ -2
前の写真と同じ個体。ヤブガラシで吸蜜した後、近くに植えられているカラタチの新芽に産卵をしていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f6 1/125秒 215mm ISO180) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.スジグロシロチョウ♂
ネジバナ(捩花)の可憐な花にスジグロシロチョウの♂が飛んできた。小さな花に口吻を入れようとしている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先オートで撮影 (​ ​f​6.3​​​​​​​​ 1/​800​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.ジャコウアゲハ♀ -1​​
きれいなジャコウアゲハの♀が、オカトラノオ(丘虎の尾)の白い花で吸蜜していた。この日は新鮮なアゲハチョウたちの♀によく会った。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先オートで撮影 (​ ​f​6.3​​​​​​​​ 1/​250​秒 300mm ISO​5​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.ジャコウアゲハ♀ -2
しばらくはオカトラノオの花から花へと飛び移っていたので、余裕をもって撮影できた。これは裏面が見えるように横位置から。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先オートで撮影 (​ ​f​6.3​​​​​​​​ 1/​250​秒 300mm ISO​4​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.ジャコウアゲハ♀ -3
こんどは翅を開いたところを撮る。このモデル嬢は十分撮影を楽しませてくれた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f4.2 1/125秒 12mm ISO140) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12.トラフシジミ -1
リョウブの木がある第2のポイントへ行く。白い花にトラフシジミがいないかと目を凝らして探し、見つけだした。きれいな個体だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f5.6 1/125秒 90mm ISO100) ​ 露出補正 +0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 13.トラフシジミ -2
これは、前の写真のとは違う個体だ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先オートで撮影 (​ ​f​6.3​​​​​​​​ 1/​250​秒 300mm ISO​4​​50​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.トラフシジミ -3
これもまた違う個体だが、この個体は大きく破損していた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f5.6 1/125秒 90mm ISO100) ​ 露出補正 +0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 15.キマダラセセリ -2
ここにもキマダラセセリがいた。年2回発生するが、この蝶の見られる期間は比較的短い。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先オートで撮影(​ ​f​6.3​​​​​​​​ 1/​250​秒 300mm ISO​​220​​​​ ​)露出補正 +0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 16.キマダラセセリ -3​​
なかなか開翅してくれない。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先オートで撮影(​ ​f​6.3​​​​​​​​ 1/​250​秒 300mm ISO​​200​​​​ ​)露出補正 +0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 17.キキョウの花に来たキアゲハ -1
リョウブの花に集まるトラフシジミやキマダラセセリを探していると、傍に咲くキキョウの花にキアゲハが飛んできた。キキョウの花に顔を突っ込んで吸蜜を始める。羽化したばかりのような見事な美しさだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先オートで撮影 (​ ​f​6.3​​​​​​​​ 1/​250​秒 300mm ISO​​320​​​​ ​)露出補正 +0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 18.キキョウの花に来たキアゲハ -2
隣に咲くキキョウの花に移って吸蜜を続ける。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先オートで撮影 (​ ​f​6.3​​​​​​​​ 1/​250​秒 300mm ISO​​280​​​​ ​)露出補正 +0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 19.トラフシジミ -4
もう一本、別のリョウブの木にもトラフシジミはいた。離れてはいるが、撮りやすいところに止まってくれた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f6.3 1/400秒 236mm ISO100) ​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.トラフシジミ -5
この日最初にキマダラセセリを撮ったリョウブが咲く第1のポイントへ戻った。トラフシジミは、2時間前には見つけられなかったが、こんどはいた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f6.3 1/320秒 258mm ISO100)​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 21.トラフシジミ -6
ここにも、もう1頭いた。この日の様子では、トラフシジミはいつもの年より多いように思う。リョウブの花の咲く時期と、トラフシジミの発生がうまく合ったようだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先オートで撮影 (​ ​f​6.3​​​​​​​​ 1/​800秒 300mm ISO​​280​​​​ ​)露出補正 +0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 22.ムラサキシジミ♀ -1​​
駐車場に戻る。4日前に来たときは、飛んでいなかったムラサキシジミがいてくれた。個体数も多い。アラカシだろうか、イチイガシだろうか、この植え込みで発生しているようだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先オートで撮影(​ ​f​6.3​​​​​​​​ 1/​400秒 300mm ISO​​200​​​​ ​)露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 23.ムラサキシジミ♀ -2​​​​
新芽に産卵をしようとしているのだろうか。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
絞り優先オートで撮影 (​ ​f​6.3​​​​​​​​ 1/​250秒 300mm ISO​​450​​​​ ​)露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 24.ムラサキシジミ♀ -3
開翅して、翅表の紫色を見せてくれとチャンスを待ったが、ここまでだった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先オートで撮影(​ ​f​6.3​​​​​​​​ 1/​250秒 300mm ISO​​450​​​​ ​) 露出補正 -0.3段


2017年6月15日

裏高尾 リベンジならず 5月22日

5月8日に裏高尾へ行ったときは3分咲だったミツバウツギは、5月14日(日)に開催された日本チョウ類保全協会主催の「春の裏高尾・チョウの観察会2017」のレポートでは、8分咲のミツバウツギにはアオバセセリが多く来て、ミヤマカラスアゲハも撮られていた。それならばと思って22日に再度出かけてみたが、すでに遅く、ミツバウツギの花はすっかり落ちていた。狙いは、アオバセセリ、クモガタヒョウモン、ミヤマカラスアゲハ、ミスジチョウだったが、全く成果なし。アオバセセリ、クモガタヒョウモン、ミヤマカラスアゲハは見ることもできなかったが、最後に寄った八王子城跡でミスジチョウが現れた。しかし、コンクリートの建物の壁に止まって写真にならなかった。
 アサギマダラ、モンキアゲハを目撃。ウスバシロチョウがまだ飛んでいた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.コジャノメ
前回5月8日と同じく、キャンプ場の近くで、林道を通る車や、トレッキングを楽しむ人たちの邪魔にならないように車を停めて、歩き始める。最初に現れたのはコジャノメだった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​500​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.サカハチチョウ♂ -1​​
サカハチチョウの春型はまだ元気に飛んでいた。これは♂で、♀より斑紋にしまりがある。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​640​秒 300mm ISO​2​​30​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.サカハチチョウ♂ -2
陽の光に透けて見える表翅の模様は黒の部分が映えて、夏型のようにさえ見える。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​640​秒 300mm ISO​2​​30​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.サカハチチョウ​​
何という花だろかと帰宅してから調べたところ、どうやらガクウツギのようだ。チョウはいないかと探してみたところサカハチチョウが吸蜜していた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels​​
プログラムオートで撮影(​ f​6.5 1/400秒 258mm ISO100​ )​ 露出補正-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 5.ジャコウアゲハ♀
スーッと飛んできたジャコウアゲハの♀が、茂みの陰の葉に止まった。暗い。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f5.6 1/125秒 179mm ISO300​ )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6.アカタテハ
林道にアカタテハが飛んできた。路上に止まって吸水をはじめる。近寄って広角で撮ろうとするが、なかなか敏感だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f5.6 1/250秒 81mm ISO100​ )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.サカハチチョウ♀
林道の脇の日当たりの良い葉上に止まる。これは♀だろうと思う。サカハチチョウ春型はは5月の半ばを過ぎるとすこし翅が擦れてくる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f3.3 1/250秒 4mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.ツマキチョウ♀ -1
ツマキチョウは4月のチョウだが、ここでは発生が遅れていたようだ。♀は♂よりさらに発生が遅れる。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影(​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​320​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.ツマキチョウ♀ -2
前の画と同じ個体である。まだまだ擦れていない。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影(​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​1000​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.ダイミョウセセリ -1
ダイミョウセセリが多くみられる季節になった。一昨年、石垣島の真栄里林道で見たクロセセリを思い起こさせる個体だった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影(​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​400​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.アオスジアゲハ​​
キャンプ場まで戻ってきた。ハルジオンの咲く草叢には、いつものようにアオスジアゲハが飛んでいた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​1000​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.イチモンジチョウ
今回も日影沢の後のあと、アオバセセリを求めて木下沢のミツバウツギのあるところまで行ってみるが、ミツバウツギの花はすっかり終わってしまっていた。林道には新鮮なイチモンジチョウが飛び、5月8日から2週間たつと、見られるチョウが変わってきている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影(​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​800​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.コミスジ​​
コミスジにしては少しい大きいなと思って期待して近寄って撮るが、残念ながらミスジチョウではなかった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ 絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​800​秒 300mm ISO​2​​80​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.ウスバシロチョウ -1
​​ 木下沢でも成果はなく、八王子城跡へ移動した。ハルジオンの咲く草叢にはウスバシロチョウがいた。南足柄で思うように撮れなかったので、粘って数ショット撮った。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​絞り優先​​オートで撮影(​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​800​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 15.ウスバシロチョウ -2​​
前の写真と同じ状況で半開翅たところを狙う。SIGMA 18-300mm は300mmでも被写体との距離が39cmまで寄れるので楽だ。横着してしまう。開放300mmでもまあまあの写りが得られる。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​800​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.ウスバシロチョウ -3
少し位置を変えて、正面から狙ってみた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影(​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​800​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.ウスバシロチョウ -4​​
時期的には少し遅いがきれいな個体だった。前に記したが、ウスバシロチョウは毒を持つムラサキケマンを食草としている。そのため鳥に狙われることが少ないのだろうか。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影(​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/1250​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.アカボシゴマダラ春型
駐車場の方からフワフワ飛んできた白いチョウが、樹に止まった。これもウスバシロチョウかと思って見ると、アカボシゴマダラだった。アカボシゴマダラの春型は、それほどまでに白く見える。5mくらいの高さのところに止まったが、P610のロングショットは有効だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f6.5 1/160秒 258mm ISO100​ )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 19.ダイミョウセセリ -2
草叢のハルジオンにはしばしばダイミョウセセリが訪れる。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影(​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/250​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.ウスバシロチョウ -5​​
御主殿からの戻り道で、ウスバシロチョウが下から吹き上げられてきた。その裏側を撮れた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/640​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 21.ミスジチョウ現る
そろそろ帰路に着こうと思い、「八王子」の「八」をイメージした八角形をしている鉄筋コンクリート平屋建てのガイダンス施設まで戻ってきて、裏口から入ろうとしたとき、ミスジチョウを見つけた。最後の最後に会えた。しかし、建物のコンクリートの壁に止まって絵にならない。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/250​秒 300mm ISO​2​​80​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 22.ミスジチョウ裏面
止まる位置を変えさせようと追ってみると、フェンスの向こうへ飛んでに行ってしまった。比較的近くの葉の上に止まったので、フェンスの網目からP610で狙う。何とか撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f6.5 1/250秒 258mm ISO100​ )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 23.ジャコウアゲハ♂ -1
駐車場に近いハルジオンの咲く草叢にジャコウアゲハがいた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/500​秒 300mm ISO​2​​80​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 24.ジャコウアゲハ♂ -2​​
時刻は午後2時過ぎ。そのジャコウアゲハは午後の日差しを浴びて、のんびりと吸蜜していた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影(​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/800​秒 300mm ISO​2​​80​​​​ ​) 露出補正​ ​なし


2017年6月11日

チョウが少ない舞岡公園  5月19日

この日は暑くなりそうだった。そろそろアカシジミも発生しているかもしれないと思い、舞岡公園に出かけた。ところがアカシジミは愚か、チョウが少なかった。春型の白いアカボシゴマダラを見かけたが撮影には至らなかった。
 チョウが現れないので、花の写真を撮りながら、公園を歩いた。この時期は、低い木にも、高い木にも白い花が咲いている。もう少しすると、イチモンジチョウやキタテハの夏型などが白い花に来るのだが、今はその姿はない。

1.ハコネウツギ 箱根空木
白い花と赤い花をつけている。白い花が次第に赤に変化していく。箱根の名前がついているが、箱根に自生しているいるのは少ないそうだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f​5.6​​​ 1/​400秒 98mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
2.トベラ 扉​​
集散花序を出し、直径2cmほどの、花びらが反り返っているような白い花を多数つける。その中のひとつが黄色味を帯びていた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f​6​​​ 1/​250秒 145mm ISO​​450​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
3.ユスラウメ? 梅桃、山桜桃梅
ネットでいろいろ調べてみたが、よく判らなかった。ユスラウメの花によく似ているが、ユスラウメの花期は3月~4月と記されている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f​6​​​ 1/​250秒 165mm ISO​​500​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
4.カエデの花
竹トンボのような形をした紅い花が咲いていた。カエデもいろいろ種類があるが、特定できない。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ 絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f​6.3​​​ 1/​250秒 230mm ISO​400​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
5.タニウツギ  谷空木
​​ 紅色の花がたくさんついていた。良く目立つ。この花にはチョウも良く来るようだが、この日はジャコウアゲハの♂が、花の周りを旋回していた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ 絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f​5.6​​​ 1/​640秒 40mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
6.アカツメクサ 赤詰草 
ムラサキツメクサともいう。また、赤クローバーとも呼ばれる。和名のツメクサの由来は、江戸時代に、オランダからガラス器を船で日本に運ぶときに、割れないように緩衝材としてガラス器の間につめた「詰め草」から来ているそうだ。シロツメクサとの一番大きな違いは、シロツメクサが花のかたまりの下に長い柄があるのに対し、アカツメクサは花のかたまりのすぐ下に葉がある。P610で谷戸の環境を入れて撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f3.3 1/1250秒 4mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。
7.ハクサンボク 白山木
白い塊の花のように見えるが、近づいてみると可愛らしい5弁花の集まりだ。山口県および九州、伊豆、小笠原を原産とする常緑低木だが、石川県の白山が原産地と誤認されてハクサンボクと命名されたという。チョウが来ているのは見たことがない。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​5.6​​​ 1/​400秒 105mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
8.ニワゼキショウ 庭石菖
「菖」の字が示すようにアヤメ科の仲間だという。花の形はともかく、葉の形がアヤメに似る。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影  (​ ​f​6.3 1/​320秒 300mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
9.エゴノキ -1​​
私はエゴノキとウツギの区別がつかなかった。花の形が良く似ている。しかし、花の付き方が違う。エゴノキは花柄が長く、花がこぼれるように咲く。一方、ウツギの花の花柄は短く、枝に付くように咲く。やっと、区別できるようになった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels​​
プログラムオートで撮影(​ ​f5.6 1/200秒 98mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。
10.エゴノキ -2
和名は、果実を口に入れると喉や舌を刺激してえぐい(えごい)ことに由来するというが、漢字でどう書くのだろうか?花は下を向いて咲くので、下からあおるようにして撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f3.8 1/1600秒 4mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。
11.ナガミヒナゲシ 長実雛芥子、長実雛罌粟
帰化植物だそうだ。輸入穀物などに紛れて渡来したと推測され、1961年に東京都世田谷区で初めて確認されたという。以後、群馬県、福岡県などにも分布が広がり、2007年には青森県、沖縄県を除く日本全国で繁殖が確認されている。旺盛な繁殖力と、他の植物の成長を阻害することで在来種を駆逐、生態系を壊している危険外来種とされる。写真で花の周囲に見えるのは花が散った後の果実(ケシ坊主)であり、この中に種子(ケシ粒)が入っている。ひとつのケシ坊主から1000~2000の種子(ケシ粒)をばら撒いてしまうために爆発的な繁殖力を示す場合があり、周囲の他の草花を駆逐してしまう可能性がある。駆除するのなら、花の咲く前に行うべきであるとのこと。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f3.3 1/800秒 4mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。
12.キツネアザミ 狐薊 -1
休耕地に群落ができていた。アザミのようだが実はアザミではない。 和名は、花がアザミに似ているが、アザミではない ことから付けられた。古代に農耕と共に日本にも渡来した史前帰化植物であると 考えられている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f5.5 1/250秒 48mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。
13.キツネアザミ 狐薊 -2
薄紫のアザミの花を小さくしたような花をつけている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​5.6 1/​1000秒 82mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
14.キツネアザミ 狐薊 -3​​
アザミに似ていることは似ているが、アザミとは違うと分かる。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6.3 1/​1000秒 300mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
15.ヘビイチゴ 蛇苺
Wikipediaによると、黄色い花が咲いたあとに花床が膨らんで光沢のない薄紅色の花床となる。果実の表面には多数の痩果が付き、赤色で球形、イチゴに多少似たものがなる。毒は含まれないので食用可能だが、あまり味が無いため食用(特に生食)には好まれない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f3.3 1/250秒 4mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。
16.セイヨウサンザシ? 西洋山査子、西洋山樝子
ネットで調べてみたが、同定は難しい。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影(​ ​f​6.3 1/​320秒 300mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
17.オオムギ 大麦​​
谷戸の麦畑でオオムギが黄金色に穂を付け始めていた。オオムギの収穫時期は5月末からだという。オオムギはイネ科の植物で、実のなる穂の形によって二条種と六条種とがあるそうだ。二条種と六条種では穂についている実の列数が異なり、穂を上から見ると二条オオムギは2列に、六条オオムギは6列についている。どうやら写真の大麦は6条種のように見えるが・・・。二条オオムギは主にビール生産用に栽培され、ヨーロッパで栽培されるオオムギの多くは二条種である。これは、二条種は種子の一粒一粒が大きく、しかも大きさがよく揃っているので、醸造の管理がしやすいからだそうだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影(​ ​f​6 1/1000秒 175mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
18.ノアザミ 野薊​​​​
アザミにはいろいろな種類があるが、ほとんどのアザミが夏から秋にかけて咲くのに対し、ノアザミは5月から咲くのでわかりやすい。夏のアザミには多くのチョウが吸蜜に来るが、ノアザミにはチョウがあまり来ないように思う。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​5.6 1/250秒 78mm ISO​280​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
19.シラン 紫蘭
古民家の裏庭で咲いていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f3.3 1/320秒 4mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。
20.シャクヤク 芍薬 
古民家の庭に咲いていた。シャクヤクは中国原産で、花は牡丹とそっくりという。牡丹は樹木で、芍薬は草に分けられる。牡丹が咲き終わるのを待つようにして咲くという。花の名の由来は、姿がしなやかで優しい様を意味する綽約(しゃくやく)に由来するそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f3.3 1/800秒 4mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。
21.ジャコウアゲハ♂
この日、舞岡公園ではチョウはほとんど飛んでいなかった。端境期なのだろうか?これはジャコウアゲハの♂。今年はジャコウアゲハを良く見る。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ 絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6.3 1/500秒 300mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
22.ダイミョウセセリ
​​ ここでもダイミョウセセリが発生していた。ダイミョウセセリは関東型と関西型があり、関ヶ原が個体差の分点とされ、近畿地方以西のものは後翅に白斑がある。ダイミョウセセリの白い紋が大名の着る裃(かみしも)の紋のように見えるところから、この名がつけられたと言われている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ 絞り優先​​オートで撮影(​ ​f​6.3 1/640秒 300mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
23.モンシロチョウ
​​ モンシロチョウがアカツメクサで吸蜜していた。前翅外縁の淡黄色が初々しく見えた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ 絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6.3 1/800秒 300mm ISO​200​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
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2017年6月 3日

南足柄 ウスバシロチョウと黒いアゲハを狙う 5月11日

4~5年前までは、ウスバシロチョウの個体数は極めて多かった。どの個体を撮ろうかと目移りがしたほどだ。ところがここ数年、その数は少なくなったように思う。昨年などはここでウスバシロチョウの写真は1枚も撮れなかった。ハルジオンがいっぱい咲いていた草叢は、数年前に整地され、ゴールデン・ウィーク繁忙期の有料駐車場になっていて、今年もそこにはウスバシロチョウの姿は見られなかった。
 夕日の滝の駐車場に車を停め、そこに咲くツツジの花に来る黒いアゲハを狙う。真っ赤に咲くツツジの花に、ジャコウアゲハの♂に混じって、後翅裏面の白線が鮮やかなミヤマカラスアゲハが飛んできた。しかし、残念ながら大きく破損した個体だった。破損が無ければさぞ美しかったろうと思う。会えただけでも良かったと思おう。
 夕日の滝の駐車場に車を停めたまま、ハルジオンの草叢があったところへ、歩いて行ってみる。その草叢の縁にやっとフワフワ飛ぶ白いチョウを見つけた。
  大雄山最乗寺に移り、黒いアゲハ達を探すが、数は少なかった。フジの花にオナガアゲハとジャコウアゲハが吸蜜に来たが、オナガアゲハはシャッターチャンスを逃してしまった。

;クリックすると大きな写真になります。 13.スジグロシロチョウ
白いチョウが活発に飛んでいる。時々花に止まるチョウはウスバシロチョウではなくスジグロシロチョウだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(f5.6 1/400秒 116mm ISO100)露出補正 0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.カラスアゲハ♀ -1
最盛期は終わっているが咲き残っているツツジの花には、黒いアゲハが飛んでくる。これはカラスアゲハの♀だが、破損している。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3​​​​​​​​ 1/​250​秒 300mm ISO250​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 15.カラスアゲハ♀ -2
​​ 前の写真と同じ個体。カラスアゲハ春型も既に破損した♀が飛んでいるということは、適期を逸しているようだ。​​

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3​​​​​​​​ 1/​1000​秒 300mm ISO200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.ウスバシロチョウ -1​​
​​ ハルジオンの咲いていた草叢は有料駐車場になっていたが、ハルジオンが刈られずに残っていたその縁に行ってみると、やっとウスバシロチョウがやってきた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​ プログラムオートで撮影(​ ​f​6.3​​​​​​​​ 1/​1250​秒 300mm ISO200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.ウスバシロチョウ -2​​​​
​​ 再びウスバシロチョウが谷から上がってきてハルジオンで吸蜜を始めた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3​​​​​​​​ 1/​1250​秒 300mm ISO200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.ウスバシロチョウ -3
​​ 少し離れていたので300mmで撮る。開放になるがまあまあの写りと思う。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影(​ ​f​6.3​​​​​​​​ 1/​1250​秒 300mm ISO200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.ウスバシロチョウ -4
​​ ハルジオンの花から花へ移動して吸蜜していく。P610で撮る。143mmというと800mm弱に相当する。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
​​ プログラムオートで撮影(f5.6 1/800秒 143m ISO100)露出補正 0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 20.ウスバシロチョウ -5
​​ 開翅してくれた。きれいな個体だ。ウスバシロチョウがボロボロに破損している姿は見たことがない。食草のムラサキケマンは有毒で、それを食べて育つウスバシロチョウも毒があるそうだ。それで、捕食されることが少ないのだろうか。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
​​ プログラムオートで撮影(f5.6 1/800秒 143m ISO100)露出補正 0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 21.ミヤマカラスアゲハ -1
​​ 夕日の滝近くの駐車場の周囲に何本かのツツジが植えられているが、そこに時々、黒いアゲハ達がやってくる。待っていると後翅裏面に白い帯が鮮やかなミヤマカラスアゲハが飛んできた。曇り空の背景に引っ張られて、チョウがアンダーになってしまった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影(​ ​f​6.3 1/50​0​秒 300mm ISO200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 22.ミヤマカラスアゲハ -2​​
​​ 陽の当たる深紅のツツジの花で吸蜜を始めた。メタリックな青緑色が鮮やかだ。しかし、ご覧の通り、ボロボロの個体だった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影(​ ​f​6.3 1/25​0​秒 300mm ISO450​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 23.ミヤマカラスアゲハ -3​​
​​ 出来るだけきれいな姿を撮ってやりたい。トリミングもしたがこれが精いっぱいだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3 1/25​0​秒 300mm ISO220​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 24.ミヤマカラスアゲハ -4​​​​
​​ ジャコウアゲハの♂もやってきた。トリミング

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3 1/25​0​秒 300mm ISO1000​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 25.ミヤマカラスアゲハ -5​​​​​​
​​ 破損していなかったらどんない美しかったろうと思う。連休中くらいが適期だったのだろう。トリミング

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3 1/25​0​秒 300mm ISO360​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 26.ミヤマカラスアゲハ -6
​​ 右側の翅は尾状突起がないが、あとは破損していない。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影(​ ​f​6.3 1/25​0​秒 300mm ISO640​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 27.ジャコウアゲハ♂ -1​​
​​ この個体は右の尾状突起のあたりが破損しているが、ジャコウアゲハはまだまだ傷のない個体が多かった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3 1/25​0​秒 300mm ISO360​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 28.ジャコウアゲハ♂ -2
​​ これは完品だった。深紅のツツジの花に漆黒の翅と紅色の胴が良く似合う。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3 1/25​0​秒 300mm ISO400​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 29.ジャコウアゲハ♂ -3
​​ 裏面後翅外縁の紅い紋、紅い胴が鮮やかである。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3 1/25​0​秒 300mm ISO360 ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 30.ジャコウアゲハ♂ -4
​​ 大雄山最乗寺へ移動した。ここで飛んでいる黒いアゲハは、ジャコウアゲハとオナガアゲハだった。ジャコウアゲハはしばしばこのように翅を広げて静止している。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3 1/25​0​秒 300mm ISO360 ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
31.オナガアゲハ​​
​​ オナガアゲハの♂が境内に咲く白いツツジに顔を突っ込んで吸蜜している。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6 1/125​0​秒 175mm ISO200 ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 32.ジャコウアゲハ♂ -5​​​​
​​ ツツジで吸蜜して花を離れていくジャコウアゲハ♂。裏面を見せている。背面飛びだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3 1/25​0​秒 300mm ISO720 ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 33.ジャコウアゲハ♂ -6​​​​​​
​​ 最乗寺境内のジャコウアゲハも、傷のないきれいな個体が多かった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3 1/25​0​秒 300mm ISO560 ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 34.ジャコウアゲハ♂ -7
​​ 白いツツジの花でで吸蜜する。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影(​ ​f​6.3 1/1000​秒 300mm ISO200 ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 35.フジの花に来たジャコウアゲハ -1​​
​​ 僧堂の前の藤棚に咲くフジの花に黒いアゲハが来ないかなと待っていたところ、まず、オナガアゲハがやってきた。しかし、撮影できなかった。次に来たのがこのジャコウアゲハだった。フジの花にぶら下がり、後翅裏面外縁の紅い紋を見せてくれている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3 1/80​0​秒 300mm ISO200 ​)露出補正​ ​なし​​