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2023年6月 3日

クモガタヒョウモン、オナガアゲハ、ウスバシロチョウ 2023年4月27日 八王子市郊外

今年は桜の開花で代表されるように春が早くやってきた。だが、その後は気温の低い日もあって、蝶の発生時期が不安定のように思う。
 この日の狙いは、ミツバウツギの花に来るアオバセセリである。昨年は4月28日にここに来て、ミツバウツギの花に飛来したアオバセセリをとることができた。今年はどうなのか手探りである。クモガタヒョウモンも昨年は少数見ることができたが、今年はどうだろうか。
 ミツバウツギの花は開花していた。午前9時に現地に到着した。気温はまだ低い。アオバセセリが来るミツバウツギのポイントへ行ってみるが、その姿はなかった。再び、ハルジオンの咲くところへ戻る。気温の上昇とともにウスバシロチョウの数が多くなる。昼近くになって、クモガタヒョウモンの飛翔を見かけた。
 オナガアゲハは♀を撮りたかったが現れてくれなかった。まだ、発生初期のようだ。

000_230427327t X700 ◎八王子城跡 Z50 Z105mc.jpg
ハルジオンに来たクモガタヒョウモン 2023年4月27日 東京都八王子市郊外

001_230427001 X900 八王子城跡 RX10M4.jpg 1.ヤマツツジ
昨年来た時もヤマツツジが咲いていた。傍にいた公園を管理されてる方に訊ねてみると、「先週から咲き始めました」ということだった。ということは昨年とほぼ同じ状況ということか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 44mm ISO160 ) 露出補正 なし
002_230427003 X900 八王子城跡 ミツバウツギ RX10M4.jpg 2.ミツバウツギ
ミツバウツギの蕾が開きかけていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
003_230427009m X900 〇八王子城跡 RX10M4.jpg 3.コミスジ
ミスジチョウかと期待したが、コミスジだった。でも、きれいな個体であった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
004_230427016 X800 八王子城跡 RX10M4.jpg 4.フジ(藤)
フジの花が咲いていた。フジなのか、ヤマフジなのかはわからなかった。wikipediaを検索するとヤマフジについて「なお、フジの野生品、あるいは山にあるフジ、ということでフジのことをヤマフジという事例があり、ネット上ではそのような誤用が結構見られるので注意を要する。」という記述があった。フジとヤマフジの違いとしては、フジではつるは左巻き、成葉はほぼ無毛であるのに対して、ヤマフジではつるは右巻きというが、写真ではわからない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO800 ) 露出補正 なし
005_230427026 X900 〇八王子城跡 RX10M4.jpg 5.クロヒカゲ
山地性のチョウである。ここでは個体数は少ない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO1600 ) 露出補正 なし
006_230427032 x)00 〇八王子城跡 RX10M4.jpg 6.ウスバシロチョウ -1
アオバセセリのポイントまで行ってきて、再びハルジオンが咲くところへ戻ってきた。11時近くになり、翔ぶウスバシロチョウの数が増えてきた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
007_230427038 X900 〇八王子城跡 RX10M4.jpg 7.ウスバシロチョウ -2
次々とハルジオンの花に来ては吸蜜を始める。ここでは安定して個体数は多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
008_230427259 X900 ◎八王子城跡 Z50 Z105mc.jpg 8.ウスバシロチョウ -2
薄紫のハルジオンで吸蜜する。♀のようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f5.0 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_230427044 X900 〇八王子城跡 RX10M4.jpg 9.ベニシジミ -1
ベニシジミの春型は、前翅一面のオレンジ色が鮮やかで、ことさら可憐な蝶である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f3.2 1/1250秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_230427269 X900 ◎八王子城跡 Z50 Z105mc.jpg 10.ベニシジミ -2
カメラをマクロに持ち替えて撮った。ポートレート的にきれいに撮ってあげられたと思う。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_230427054 X900 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 11.ムラサキシジミ 越冬個体
何が翔んできたのかと思ったらムラサキシジミだった。ムラサキシジミは年に3回ほど発生するが、晩秋に羽化した個体は越冬し5月まで飛んでいる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
012_230427070 X900 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 12.ミツバウツギに来たウスバシロチョウ
路傍に咲くミツバウツギにウスバシロチョウが飛来した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 186mm ISO250 ) 露出補正 なし
013_230427078t X900 ◎八王子城跡 性標 RX10M4.jpg 13.クモガタヒョウモン♂開翅
昼近くになって、クモガタヒョウモンが活発に飛びまわる姿が見られるようになった。この日翔んでいたクモガタヒョウモンはすべて♂だった。前翅には、はっきりとした性標が見られる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
014_230427085m X900 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 14.クモガタヒョウモン -1
正面に向き合った。目がクリクリとして精悍である。実は、あまりよく見えていないようだ。昆虫の目は複眼で、視力は0.01以下しかないという。 さらに眼の構造上、私たちのようには立体視ができない。 目が悪くて、立体視もできないような世界でありながらも、飛んでいる虫を自分も飛びながら捕らえ、障害物をサッと避けることができるのだ。触覚や聴覚など、優れた高感度センサーを身体中にまとい、そこから得られる情報をできる限り分散脳で処理し、環境の変化に迅速に対応できるようにしたのだという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
015_230427098 X900 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 15.クモガタヒョウモン -2
クモガタヒョウモンの後翅裏側は本種特有のオリーブ色である。ヒョウモンの仲間で裏面の模様がほとんどないのは本種のみ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
016_230427109 X900 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 16.クモガタヒョウモン -3
春になって最初に見るのはツマグロヒョウモンだが、このクモガタヒョウモンも他のヒョウモンチョウより早く、5月中旬から出現するという。まだ、4月末である。やはり、今年は発生が早いのだろう。暑さを避けて「夏眠」するので、真夏にはいったん姿を消し、秋に再び現れる。その時は損傷した個体が多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
017_230427300 X900 △八王子城跡 Z50 Z105mc.jpg 17.クモガタヒョウモン -4
吸蜜していたハルジオンの花から飛び立つ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f5.0 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
018_230427309 X900 ◎八王子城跡 Z50 Z105mc.jpg 18.ウスバシロチョウ -3
1週間ほど前に訪れた武蔵嵐山でも多くのウスバシロチョウを見た。近年、ウスバシロチョウの発生時期も早くなっているようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
019_230427156 X900 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 19.カラスアゲハ♀
渓谷沿いに咲くミツバウツギの花にカラスアゲハが来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO1600 ) 露出補正 なし
020_230427170t X900 〇八王子城跡 クサイチゴ RX10M4.jpg 20.オナガアゲハ♂ -1
地表近くに咲くクサイチゴの花でオナガアゲハが吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 218mm ISO320 ) 露出補正 なし
021_230427173m X900 八王子城跡 クサイチゴ RX10M4.jpg 21.オナガアゲハ♂ -2
開翅したところを撮れた。♂の特徴である後翅前縁の白斑が見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 218mm ISO320 ) 露出補正 なし
022_230427327t X900 ◎八王子城跡 Z50 Z105mc.jpg 22.クモガタヒョウモン -5
♀を撮りたいと思ったが、まだ発生していないようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f5.0 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
023_230427194m X900 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 23.ウスバシロチョウ -4
吸蜜に忙しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f2.4 1/1250秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
024_230427220tm X900 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 24.オナガアゲハ♂裏面
後翅裏面の橙色の模様が美しい。♀はもっときれいなのだが。クロアゲハに比べて翅が細い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO1250 ) 露出補正 なし
025_230427225 X900 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 25.オナガアゲハ♂ -3
この個体は長い間ハルジオンの花の周りを翔び、翅に花粉を付けていた。吸蜜する花を換えていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO3200 ) 露出補正 なし
026_230427346 X900 ◎八王子城跡 Z50 Z105mc.jpg 26.オナガアゲハ♂ -4
この個体はしばらく離れないで、私の相手をしてくれていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
027_230427237m X900 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 27.オナガアゲハ開翅
翔び疲れたのだろうか、葉の上に翅を広げてベッタリと止まった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO3200 ) 露出補正 なし
028_230427242t X900 ◎八王子城跡 ナンバンカラムシ RX10M4.jpg 28.ウスバシロチョウ開翅
ウスバシロチョウもまた近くの葉の上に止まり、羽を開いて休んでいるようだ。昼前の姿とは違う。2時半になった。本命のアオバセセリには会えなかったが、新鮮なクモガタヒョウモンと翅に傷のないオナガアゲハを撮影できたのは良かった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし

2023年5月30日

ホソオチョウを求めて 2023年4月19日 埼玉県比企郡嵐山町

奈良紀行が写真点数232点を要し、8回にわたってしまった。結果、次の案件の掲載がだいぶ遅れてしまった。4月19日にホソオチョウを撮りに武蔵嵐山へ行った。ちょっとタイミングを失しているが、記録として載せていきたい。

 ホソオチョウは外来種である。年に3〜4回発生するという。昨年は4月26日にホソオチョウを撮りに行ったが、第1化の発生は終わってしまっていた。そこで今回は昨年より1週間早く出かけたのだが、目的としたホソオチョウは、それでも時期的に遅かったようで現れたのは♀数頭、♂は1頭のみだった。
 自宅を7時半に出発し、海老名SAに8時20分着。狭山PAでもう一度休憩をとって、「オオムラサキの森」活動センターの駐車場に着いたのは10時過ぎだった。結構な距離だ。帰りは関越を練馬でおり、環八から第三京浜で帰ったが、時間的にはほとんど変わらなかった。
 隣接する「蝶の里公園」ではウスバシロチョウが多く翔んでいた。発生が早く進んでいるようだ。すでに2人の同好の方がおられたが、ウスバシロチョウは翔び回っていてなかなか撮らせてくれない。
 11時ごろ、嵐山史跡博物館がある菅谷館跡の草地へ回り、ホソオチョウを探した。しかしながら、その姿は全くない。やっと、11時半近くになって、離れたところにその特徴ある翔ぶ姿を目撃し、近づいた。♀だった。♀はあと1~2頭見かけたが、♂は1頭目撃しただけだった。撮影できたのは♀だけである。今年も時期的に遅かったのだろう。
 良い写真ではなかったが、ヤマツツジに来たミヤマカラスアゲハが撮れたことと、ウスバシロチョウが、元気だったことが救いだった。

000_230419036 X700 ◎武蔵嵐山 ホソオチョウ Z50 105mc.jpg
ホソオチョウ ♀ 2023年4月19日 埼玉県比企郡嵐山町 菅谷館跡

001_230419064 X900 武蔵嵐山 RX10M4.jpg 1.オオムラサキの保護
埼玉県が整備した「オオムラサキの森」の南側に隣接して、1993年(平成5年)に嵐山町により買収・整備されたのが「蝶の里公園」である。管理はともに嵐山町環境課の嵐山町オオムラサキの森活動センターで行われている。この公園は、「オオムラサキの森」や「ホタルの里」等と一体的に、町の自然保護のシンボル的存在として、維持・管理及び活用が図られている。活動センターの近くにはエノキが植えられていて、オオムラサキの幼虫がグリーンのネットで保護されていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
002_230419067 X900 ◎武蔵嵐山 RX10M4.jpg 2.ミヤマカラスアゲハ♀ -1
ヤマツツジに黒いアゲハの姿が見えた。行ってみるとミヤマカラスアゲハだった。さい先が良い。比較的きれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 175mm ISO800 ) 露出補正 なし
003_230419068 X900 〇武蔵嵐山 RX10M4.jpg 3.ミヤマカラスアゲハ♀ -2
連写で撮っていると、こういうタイミングでとれることがある。但し、ピントは合せに行けない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 172mm ISO3200 ) 露出補正 なし
004_230419083 X900 ◎武蔵嵐山 RX10M4.jpg 4.ミヤマカラスアゲハ♀ -3
ホバリングしながら、花びらに足をかけて吸蜜している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 172mm ISO31600 ) 露出補正 なし
005_230419004 X900 〇武蔵嵐山 Z50 105mc.jpg 5.ミヤマカラスアゲハ♀ -4
撮影できたのはこの1頭のみだった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f3.0 1/1000秒 105mm ISO1400 ) 露出補正 なし
006_230419088m X900 ◎武蔵嵐山 ベニシジミ RX10M4.jpg 6.ベニシジミ
春のベニシジミは可憐である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 183mm ISO320 ) 露出補正 なし
007_230419106m X900 ◎武蔵嵐山 ウスバシロ 交尾嚢 RX10M4.jpg 7.蝶の里公園
都幾川が流れる方向へ下りていくと、ウスバシロチョウが多く翔んでいた。ウスバシロチョウが好むハルジオンやショカツサイの花が多く咲いている。翔んでいるウスバシロチョウの個体数も多い。しかし、なかなか花に止まって吸蜜しようとせず、撮影が難しい。10:45 、やっとハルジオンに来た1頭を撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
008_230419015 X900 ◎武蔵嵐山 Z50 105mc.jpg 8.ツバメシジミ♀
気温も上がってきて、チョウたちも活発に活動する。ツバメシジミの♀も元気に翔び回る。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_230419114 X900 △武蔵嵐山 モンキ RX10M4.jpg 9.モンキチョウ♀
ウスバシロチョウが翔び交うポイントへはまた後で下りて来ることにして、菅谷館跡の草地へ移動した。ホソオチョウの姿はない。ウスバシロチョウが上がってきているほかは、アゲハ、そしてモンキチョウくらいであった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_230419135m X900 ◎武蔵嵐山 ジャコウ♀ RX10M4.jpg 10.ジャコウアゲハ♀ -1
ジャコウアゲハの♀が半径5mくらいの草地を、行ったり来たりして翔んでいる。食草を探しているのかと思うが、産卵することなく翔び回っている。カメラで追いかける。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
011_230419146 X900 ◎武蔵嵐山 ジャコウ♀ RX10M4.jpg 11.ジャコウアゲハ♀ -2
こちらもじっとして、カメラだけで同じ個体を撮った。連写していると数ショットに1枚、はまあまあピントが合う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 76mm ISO125 ) 露出補正 なし
012_230419155t X900 ◎武蔵嵐山 ジャコウ♀ RX10M4.jpg 12.ジャコウアゲハ♀ -3
こちらも一緒になって草地を探るがウマノスズクサは見つからない。10分くらい、このジャコウアゲハと付き合っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 76mm ISO125 ) 露出補正 なし
013_230419168mt X900 〇武蔵嵐山 ホソオチョウ♀ RX10M4.jpg 13.ホソオチョウ♀ -1
やっとのことで、遠くに独特のゆっくりとした翔びかたをするチョウを見つけた。ホソオチョウの♀だった。小さな個体である。すでに咲き終えて綿毛をつける前のタンポポに止まった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
014_230419022 X900 ◎武蔵嵐山 ホソオチョウ Z50 105mc.jpg 14.ホソオチョウ♀ -2
同じ個体をマクロレンズで撮る。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
015_230419030 X900 ◎武蔵嵐山 ホソオチョウ Z50 105mc.jpg 15.ホソオチョウ♀ -3
♂が飛んでいるのを見つけるが、♀より翔び方は速く、なかなか止まってはくれなかった。♀も良い写真は撮れなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.5 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
016_230419181 X900 ◎武蔵嵐山 ウスバシロ 交尾嚢♀セリバヒエンソウ RX10M4.jpg 16.セリバヒエンソウで吸蜜するウスバシロチョウ
11時50分、再びウスバシロチョウのポイントへ戻ってきた。やっと花に来るようになってきた。セリバヒエンソウの花に来るのを見るのは珍しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 208mm ISO160 ) 露出補正 なし
017_230419187 X900 △武蔵嵐山 ウスバシロ アズキナシ RX10M4.jpg 17.アズキナシの花に来たウスバシロチョウ
木に咲くアズキナシの花に止まって吸蜜する。腕をあげてモニターを見ながら撮ったが、ピントを外してしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 183mm ISO125 ) 露出補正 なし
018_230419208 X900 ◎△武蔵嵐山 ウスバシロ RX10M4.jpg 18.ハルジオンに来たウスバシロチョウ -1
この季節には、ハルジオンにはアオスジアゲハ、アゲハ、ベニシジミなどいろいろな蝶がやって来る。チョウの好きな花だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
019_230419215 X900 ◎武蔵嵐山 ウスバシロ RX10M4.jpg 19.ハルジオンに来たウスバシロチョウ -2
元気に翔びまわる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
020_230419227m X900 △◎武蔵嵐山 RX10M4.jpg 20.ハルジオンに来たウスバシロチョウ -3
時刻は12時を過ぎた。チョウたちは活発に翔び周る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
021_230419234 X900 △〇武蔵嵐山 RX10M4.jpg 21.ハルジオンに来たウスバシロチョウ -4
今日の目的としたホソオチョウの良い写真は撮れなかったが、ウスバシロチョウは元気な姿を撮らせてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
022_230419053 X900 ◎武蔵嵐山 ツマキ♀Z50 105mc.jpg 22.ツマキチョウ♀
都幾川の河原に出てみた。菜の花が咲いていた。モンシロチョウに混じってツマキチョウの♀も吸蜜に来ていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f4.0 1/1000秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
023_230419270 X900 ◎武蔵嵐山 アカタテハ  RX10M4.jpg 23.駐車場のアカタテハ
そろそろ引き上げようと活動センターの前に戻ってきた。越冬したアカタテハが迎えてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.4 1/1250秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし

2022年6月10日

いま一度 裏高尾と八王子城跡へ 5月11日 後編(八王子城跡)

八王子城跡のハルジオンが咲く原っぱには、ウスバシロチョウとクモガタヒョウモンが混在していた。それ以外では、コチャバネセセリ、ダイミョウセセリ、コジャノメ、アオスジアゲハくらいだった。
 この日はハルジオンを訪花するウスバシロチョウとクモガタヒョウモンのいろいろな姿を撮影することが出来た。
ここからの帰路はいつも町田街道、16号経由を走る。多少時間はかかるが、下の道を走るのも良いものだ。出発前にトイレへ行っておこうと管理棟へ。その往復の途中で何かシャッターチャンスがあると悔やむので、カメラも携える。案の定、新鮮なアオスジアゲハが現れてくれた。

000_220511301 X700 ◎八王子城跡 アオスジ RX10M4.jpg
アオスジアゲハ ハルジオンの花から花へ 2022年5月11日 東京都 八王子城跡

021_220511054 X800 ◎八王子城跡 Z50 18-140.jpg 21.ウスバシロチョウ -6
ウスバシロチョウとクモガタヒョウモンを撮り続ける。翔んでいるほとんどのウスバシロチョウは、破損のないきれいな個体だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO140 ) 露出補正 なし
022_220511061 X800 ◎八王子城跡 Z50 18-140.jpg 22.ウスバシロチョウ -7
雑草のハルジオンの花は今が盛りと咲いている。 花の時期は4-6月頃というハルジオン(春紫菀)は  wikipediaによると、キク科ムカシヨモギ属に分類され、多年草の1種。北アメリカ原産で、日本では帰化植物となっている。ヒメジョオンと共に、道端や空地でよく見かける雑草である。一部の地域では「貧乏草」と呼ばれ、「折ったり、摘んだりすると貧乏になってしまう」と言い伝えている。とあった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
023_220511218 X800 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 23.クモガタヒョウモン雄 -5
クモガタヒョウモンもきれいな個体ばかりである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 97mm ISO100 ) 露出補正 なし
024_220511223 X800 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 24.クモガタヒョウモン雄 -6
背景がきれいにボケた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 190mm ISO100 ) 露出補正 なし
025_220511224 X800 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 25.クモガタヒョウモン雄 -7
標本のような写真になった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 193mm ISO100 ) 露出補正 なし
026_220511232 X800 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 26.クモガタヒョウモン雄 -8
個体数の多さと云い、その鮮度と云い、これほどまでクモガタヒョウモンの写真を撮れるチャンスは二度とないのではないかと思った。すべての条件が揃ったのだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 193mm ISO100 ) 露出補正 なし
027_220511245 X800 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 27.クモガタヒョウモン雄 -9
右下にハルジオンで吸蜜している姿がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 97mm ISO100 ) 露出補正 なし
028_220511248 X800 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 28.クモガタヒョウモン雄 -10
前の写真と同じ個体。もっと近寄って広角で撮ってみたかったが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 114mm ISO100 ) 露出補正 なし
029_220511080 X800 ◎八王子城跡 Z50 18-140.jpg 29.クモガタヒョウモン雄 -11
雌を撮りたかったが、見つけられなかった。食草はタチツボスミレ・オオタチツボスミレなどの野生スミレ科植物である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO125 ) 露出補正 なし
030_220511085 X800 ◎八王子城跡 Z50 18-140.jpg 30.クモガタヒョウモン雄 -12 後翅裏面は他のヒョウモン類には見られない一様なオリーブ色をしている。捉えどころのない雲形模様である。夏に休眠に入り、秋になるとふたたび活動をはじめる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO125 ) 露出補正 なし
031_220511266 X800 ◎八王子城跡 コジャノメ RX10M4.jpg 31.コジャノメ -1
原っぱに残されていた切株にコジャノメが止まった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
032_220511274 X800◎八王子城跡 コジャノメ RX10M4.jpg 32.コジャノメ -2
一旦飛び立って草の上に止まる。地味な蝶だが、個体数の多いチョウではない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 なし
033_220511289 X800 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 33,クモガタヒョウモン雄 -13
再びクモガタヒョウモンを追う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
034_220511295 X800 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 34.クモガタヒョウモン雄 -14
どの個体も破損がなく美しい。この経験したことのない、このチャンスに出来るだけ、良い写真を撮っておきたい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 181mm ISO100 ) 露出補正 なし
035_220511309 X800 ◎八王子城跡 つぶらな瞳 RX10M4.jpg 35.クモガタヒョウモン雄 -15
つぶらな瞳と見つめ合った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 181mm ISO125 ) 露出補正 なし
036_220511097 X800 ◎八王子城跡 Z50 18-140.jpg 36.クモガタヒョウモン雄 -16
クモガタヒョウモンの撮影に十分満足した。できれば雌を撮りたいと探してみたが見つけられなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO140 ) 露出補正 なし
037_220511305 X800 ◎八王子城跡 アオスジ RX10M4.jpg 37.アオスジアゲハ -1
途中でアオスジアゲハを1頭撮って、一旦、駐車場に停めた車に戻った。これから1時間半ほど運転をしていく。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 181mm ISO100 ) 露出補正 なし
038_220511107 X800 ◎八王子城跡 Z50 18-140.jpg 38.アオスジアゲハ -2
冒頭にも書いたが、帰路につく前にトイレに行ったが、その往復でシャッターチャンスがあると悔やむと思い、Z50を首に掛けて行った。アオスジアゲハが現れた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
039_220511112 X800 ◎八王子城跡 Z50 18-140.jpg 39.アオスジアゲハ -3
きれいな個体だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
040_220511115 X800 ◎八王子城跡 Z50 18-140.jpg 40.アオスジアゲハ -4
子供の頃、ご近所の家に大きなクスノキが生えていた。その周りを颯爽と翔ぶこのチョウに見とれていたのを記憶している。南方系のチョウで、本州中部以北ではそれほど多くなく、東北地方南部あたりが北限とされており、北海道にはいない。翅が細長く標本をつくるのに形を作り難くかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
041_220511119 X800 ◎八王子城跡 Z50 18-140.jpg 41.アオスジアゲハ -5
花から花へとホバリングをするように翔び、落ち着いて吸蜜することは少ないよう。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO110 ) 露出補正 なし


2022年5月25日

八王子城跡 クモガタヒョウモンあらわる 4月28日

この日、アオバセセリ狙いで裏高尾へ行った、晴れそうで晴れない空模様は気温も低い。だがラッキーなことに、本命のアオバセセリに早々に会うことが出来た。1頭のみであったが、撮影を楽しんだ。
 しかし、それ以外のチョウには会うことが出来なかった。木下沢へも行ってみたが、花もなく、チョウも飛ばない。そこで、いつものように八王子城跡へ廻ることにした。
 昼頃に八王子城跡の駐車場に着いた。駐車している車は少ない。車の中でパンと牛乳で昼食にする。晴れ間が広がってきて、気温も上がってきた。ウスバシロチョウが飛んでいるのが見える。運が良ければ、ここでもアオバセセリを見られるチャンスがある。
 例年よりウスバシロチョウの数が多い。ヤマツツジがきれいに咲いている。これは良さそうだと思って、歩き始めた。
 ウスバシロチョウは後で撮るとして、まず、渓谷沿いに歩いてみることにする。昨年は、2019年秋の台風19号で崩壊したところの修復工事で通行止めになっていたところも、先に進むことが出来た。
 期待どおり、ミツバウツギの花が咲いていて、アオバセセリを見ることが出来た。適期だったのだ。さらに、ハルジオンの咲く原っぱへ戻ってくると、何やらヒョウモンチョウの姿が見える。クモガタヒョウモンだった。まだ4月である。通常の出現期は5月中旬のはずだが、ずいぶん早い出現だと驚いた。思わぬ成果に満足して帰路につく。

000_220428207 X700 ◎八王子城跡 クモガタヒョウモン RX10M4.jpg
早々のクモガタヒョウモン雄 2022年4月28日 八王子城跡 八王子市

016_220428097 X800 〇八王子城跡 RX10M4.jpg 16.ウスバシロチョウ -1
ウスバシロチョウが多い。こんなに多いと反って集中して撮れない。後でゆっくり撮ることにして、先に進む。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 193mm ISO100 ) 露出補正 なし
017_220428110t X800 八王子城跡 ニホンカワトンボ♂ RX10M4.jpg 17.ニホンカワトンボ
窪地になったところに小さな川が流れているが、カワトンボが飛んでいた。ニホンカワトンボと思う。wikipediaによれば、「未成熟な個体はメタリックな青緑色で、成熟した個体は腹全体に白い粉を吹く。雄の翅は橙色翅、淡橙色翅、無色翅の3タイプがあり、雌の翅は淡橙色翅と無色翅の2タイプがある。生息する地域によって翅色のタイプが異なる。未成熟のものは淡橙色翅型に近い色合いで縁紋は白色。」とある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
018_220428111 X800 八王子城跡 リュウキュウツツジ RX10M4.jpg 18.リュウキュウツツジ(琉球躑躅) -1
スマホの「Picture This」で検索したら、リュウキュウツツジと結果が出た。白い大きな花だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 84mm ISO160 ) 露出補正 なし
019_220428117 X800 八王子城跡 リュウキュウツツジ RX10M4.jpg 19.リュウキュウツツジ -2
ググッてみると、大輪の白い花を咲かせるツツジの代表種であり、花付きがよいため江戸時代から栽培され、広く庭木として使われる。 その起源には諸説あり、かつては中国からの渡来品とされたが、現在ではキシツツジとモチツツツジの交雑種とする説が根強いとあった。花弁の内側に見られるピンクの柄が見事だった。これはリュウキュウツツジの「絞り」の一種だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 187㎜ ISO100 ) 露出補正 なし
020_220428123 X800 〇八王子城跡 RX10M4.jpg 20.ヤマツツジ( 山躑躅)
金子曲輪の方へ向かう園路を歩いて行くと、ヤマツツジの群落があった。この時期には何回か来ているが、こんなに見事に咲くヤマツツジを見るのは初めてだった。今年は、舞岡公園に始まり、武蔵嵐山、そしてこことヤマツツジを多く見ることが出来た。余談だが、「ツツジ= 躑躅」は難しい漢字で書けない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 16㎜ ISO100 ) 露出補正 なし
021_220428124 X800 ◎八王子城跡 クロアゲハ RX10M4.jpg 21.シャガ(射干、著莪)とクロアゲハ -1
沢沿いに歩いて行くと、シャガの花にクロアゲハ雌が来ていた。以前、この場所でやはり、シャガの花にきたモンキアゲハを撮っている。舞岡公園でもシャガの花は咲いているが、チョウが来ているのを見たことがない。wikipediaを見ると、シャガは人家近くの森林周辺の木陰などの、やや湿ったところに群生するとある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 193㎜ ISO200 ) 露出補正 なし
022_220428129 X800 八王子城跡 ルリタテハ RX10M4.jpg 22.ルリタテハ
雌だと思う。産卵をしようとしてるのか、茂みの中に入って行こうとする。上手くピントを合わせることが出来た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 129㎜ ISO3200 ) 露出補正 なし
023_220428136 X800 △八王子城跡 アオバセセリ RX10M4.jpg 23.アオバセセリ
日当たりの良いところにミツバウツギが咲いていた。そして、アオバセセリを見つけることが出来た。活き活きとしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220㎜ ISO200 ) 露出補正 なし
024_220428141 X800 ◎八王子城跡 アオバセセリ RX10M4.jpg 24.アオバセセリ ミツバウツギで吸蜜 -1
陽光が右前から燦燦と降りそそぐ。アオバセセリは日が当たる裏側を撮ることになってしまうが、向こう側は沢になっていて回り込むことが出来ない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 125㎜ ISO100 ) 露出補正 なし
025_220428150 X800 ◎八王子城跡 ミツバウツギ RX10M4.jpg 25.アオバセセリ ミツバウツギで吸蜜 -2
金属光沢のある青緑色の地に細い黒のラインが良い。肛角部の赤橙斑が輝く。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 190㎜ ISO320 ) 露出補正 なし
026_220428156 X800 ◎八王子城跡 ミツバウツギ RX10M4.jpg 26.アオバセセリ ミツバウツギで吸蜜 -3
露出が難しい。+0.7段にして撮ったら、花は白くとんでしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 196㎜ ISO320 ) 露出補正 +0.7段
027_220428166 X800 ◎△八王子城跡 +補正 RX10M4.jpg 27.アオバセセリ ミツバウツギを離脱
吸蜜していたミツバウツギを連写していたら、こんな写真が撮れた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 196㎜ ISO250 ) 露出補正 +0.7段
028_220428187 X800 八王子城跡 クロアゲハ RX10M4.jpg 28.シャガとクロアゲハ -2
そろそろウスバシロチョウが翔ぶ原っぱへ戻ろうと来た道を引き返すと、さっきのシャガの花咲くところに、またクロアゲハが来ていた。翅を開いて見せてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220㎜ ISO640 ) 露出補正 +0.7段
029_220428196 X800 ◎八王子城跡 クモガタヒョウモン RX10M4.jpg 29.クモガタヒョウモン雄 -1
金子曲輪から駐車場へと戻る園路にさしかかったとき、ハルジオンで吸蜜するヒョウモンチョウを見つけた。慎重に近づいたが翔んでしまい、斜面の高いところへ行ってしまった。だが、幸運なことに、もう1頭がすぐ近くのハルジオンで吸蜜中だった。近づいてみるとクモガタヒョウモンだった。ずいぶん早い発生だなと驚いた。食草はタチツボスミレなどスミレ科である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220㎜ ISO100 ) 露出補正 なし
030_220428201 X800 ◎八王子城跡 クモガタヒョウモン RX10M4.jpg 30.クモガタヒョウモン雄 -2
羽化したばかりのピッカピカの個体だった。翅表は縁取りのない独特なの紋様である。前翅にはっきりとした黒い性標がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220㎜ ISO100 ) 露出補正 なし
031_220428213 X800 ◎八王子城跡 クモガタヒョウモン RX10M4.jpg 31.クモガタヒョウモン雄 裏面
特徴ある雲形模様の裏面を撮ろうと思い、下から狙ったが、イマイチだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220㎜ ISO160 ) 露出補正 なし
032_220428217 X800 △八王子城跡 RX10M4.jpg 32.ウスバシロチョウ 飛翔
ウスバシロチョウはたくさん翔んでいた。午後になると、ハルジオンなどによく止まり、吸蜜するようになる。飛翔は緩やかだが、なかなか翔んでいるところの写真は撮れない。これは偶然に撮れたハルジオンから飛び立つところである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220㎜ ISO100 ) 露出補正 なし
033_220428220 X800 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 33.ウスバシロチョウ -1
3日前に武蔵嵐山へ行ったときもたくさんのウスバシロチョウを見た。今が最盛期なのだと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220㎜ ISO100 ) 露出補正 なし
034_220428230 X800 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 34.ウスバシロチョウ -2
ほとんどが傷の全くないきれいな個体だった。。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220㎜ ISO100 ) 露出補正 なし
035_220428235 X800 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 35.ウスバシロチョウ -3
園路の傍に広がるハルジオン咲く原っぱに個体数が多かった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9㎜ ISO100 ) 露出補正 なし
036_220428241 X800 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 36.ウスバシロチョウ -4
これは白色の強い個体である。ウスバシロチョウは襟元(前胸部)の黄色が目立つ。一度だけ撮影したことがある北海道特産のヒメウスバシロチョウは、その部分は黄色くない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 187㎜ ISO100 ) 露出補正 なし
037_220428245 X800 ◎八王子城跡 RX10M4.jpg 37.ウスバシロチョウ -5
ウスバシロチョウはここのところ毎年、南足柄へ撮りに行っていたが、数が少なくなり、環境も変わってきていた。今年は、3日前の武蔵嵐山と、ここで充分、代替することが出来た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 10㎜ ISO100 ) 露出補正 なし


2022年5月17日

武蔵嵐山 ホソオチョウとウスバシロチョウ 4月25日

ホソオチョウにはちょっと遅いかな、ウスバシロチョウには少し早いかな、と思いつつ好天に誘われて、武蔵嵐山へ出かけた。自宅から、保土ヶ谷バイパスを走り、東名横浜から東名高速に入ったが渋滞はなく、快適なドライブとなった。昨年は、トイレだけしか開いていなかった狭山PAも、全面オープンされていて、入ってくる車の数も多い。
 関越を東松山で下りた。そこからまだ、30分弱かかる。10時に武蔵嵐山のオオムラサキの森活動センターの駐車場に着いたが、なんと、ここも月曜日は休館日で駐車場に入れなかった。しかし、この辺りはまだ空き地もあって、何とか車を停めることが出来た。
 都幾川の側からフィールドに入る。ツマキチョウが翔んでいた。ウスバシロチョウが翔ぶエリアには、すでに3人ほど先客がった。「おはようございます。お邪魔します」と声を掛けて、ウスバシロチョウを追う。午前中の早い時間は、なかかな花には止まらない。
 いま、NHKの大河ドラマで、鎌倉幕府の御家人として登場する畠山重忠が住んだという菅谷館跡の草原へ移動した。タイミングが合えば、あちらこちらでふわふわと翔んでいる姿が見られるが、この日は、たまにウスバシロチョウがが翔んでくるものの、ホソオチョウの姿は見られない。やっと、1頭探し出したが活動が不活発なので探しにくい。
 再びウスバシロチョウのエリアに戻る。12時近くなっていたが、ハルジオンの花で吸蜜する個体も多くなった。一昨日は舞岡公園でツマキチョウを撮ったが、この日はホソエガラシに産卵しようとする雌が多かった。そのあと、都幾川の河原を歩いてみたが、成果は得られなかった。

000_220425018 X700 〇武蔵嵐山 ホソオチョウ♀ Z50 18-140.jpg
やっと見つけたホソオチョウ雌 2022年4月25日 埼玉県武蔵嵐山

001_220425104 X800 △武蔵嵐山 ホソエガラシ RX10M4.jpg 1.ツマキチョウ雌 -1
この日最初に撮ったチョウは、アブラナ科のホソエガラシに産卵しようとアプローチするツマキチョウだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
002_220425116 X800 ◎武蔵嵐山 ピラカンサ RX10M4.jpg 2.ウスバシロチョウ雌 -1
ウスバシロチョウがピラカンサの小枝の葉に止まって、ストローを伸ばして吸蜜している。よく見ると交尾嚢を付けている。もう雌が発生しているのだ。本種の発生時期は年々早まっているように思える。ピラカンサは和名を常磐山査子(トキワサンザシ)という。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 160mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_220425128 X800 ◎武蔵嵐山 ピラカンサ RX10M4.jpg 3.ウスバシロチョウ雌 -2
同じ個体である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 73mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_220425132 X800 ◎武蔵嵐山 交尾嚢 ピラカンサ RX10M4.jpg 4.ウスバシロチョウ雌 -3
この画像では交尾嚢がはっきりと見える。多くのウスバシロチョウは翔び回っていて、なかなか撮影チャンスがない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 201mm ISO100 ) 露出補正 なし
005_220425146 X800 ◎武蔵嵐山 RX10M4.jpg 5.アゲハ雄 -1
ウスバシロチョウガ翔んでいるエリアから、菅谷館跡へと歩いて行く途中に咲くツツジにアゲハがやってきた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 121mm ISO200 ) 露出補正 なし
006_220425144 X800 △武蔵嵐山 交尾嚢 ピラカンサ RX10M4.jpg 6.アゲハ雄 -2
連写していたら、翔び立っていった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 121mm ISO125 ) 露出補正 なし
007_220425155 X800 ◎武蔵嵐山 RX10M4.jpg 7.ホソオチョウ雌 -1
菅谷館跡の広い草原にきた。食草であるウマノスズクサなども生えていて、発生のタイミングが合うとあちらこちらで多くの個体がふわふわと翔んでいるのがみられる。それらほとんどが雄であるが、この日は雄の姿が見えなかった。雄の発生の第一陣は既に終わってしまったようだ。これはやっと見つけた雌である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 53mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_220425157 X800 ◎武蔵嵐山 RX10M4.jpg 8.ホソオチョウ雌 -2
以下の写真を含め同じ個体である。本種は人為的に持ち込まれた外来種で原産地は韓国であろう。何年か前に韓国旅行をしたときに、目撃したことがあった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 175mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_220425004 X800 〇武蔵嵐山 ホソオチョウ♀ Z50 18-140.jpg 9.ホソオチョウ雌 -3
アカボシゴマダラと同じく外来種ではあるが、美しい姿をしているので、つい撮りたくなってしまうチョウだ。日本で成虫は4月から11月近くまで発生を繰り返すようである。季節による斑紋の違いはないように思う。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_220425035 X800 〇武蔵嵐山 ホソオチョウ♀ Z50 18-140.jpg 10.ホソオチョウ雌 -4
周囲の環境が分かるように広角端で撮った。菅谷館跡は鎌倉時代の有力御家人である畠山重忠が文治2年(1187年)までには住み始めていたと言われる中世の大事な遺跡である。元久2年(1205年)、武蔵国二俣川合戦の際、重忠はこの館から出陣したことが鎌倉幕府の記録「吾妻鏡」に記されている。武勇の誉れ高く、その清廉潔白な人柄で「坂東武士の鑑」と称されたという。畠山重忠像は菅谷館跡・二ノ郭の土塁上に、昭和4年(1929)に造られた竹筋コンクリート製の像建っている。平成23年度に嵐山町の文化財に指定された。昭和48年(1073年)5月、関東の有力豪族である畠山氏の館に起源をもつ城館跡として国の史跡に登録され、平成20年(2008年)3月には比企城館跡群菅谷館跡と名称が変更された。写真の左側に見える建物は埼玉県立嵐山史跡の博物館である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 18mm ISO180 ) 露出補正 なし
011_220425041 X800 〇武蔵嵐山 ホソオチョウ♀ Z50 18-140.jpg 11.ホソオチョウ雌 -5
この日、ホソオチョウを見かけたのはこの1頭のみだった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3  1/500秒 140mm ISO220 ) 露出補正 なし
012_220425173 X800 ◎アゲハ 武蔵嵐山 RX10M4.jpg 12.アゲハ雄 -3
菅谷館跡の原っぱに咲くカントウタンポポにアゲハが来て吸蜜する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 201mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_220425178 X800 ◎アゲハ 武蔵嵐山 RX10M4.jpg 13.アゲハ雄 -4
タンポポからタンポポへと飛び回る。次に止まったこの花には、何かの幼虫がいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 206mm ISO100 ) 露出補正 なし
014_220425053 X800 ◎武蔵嵐山 ウスバシロチョウ Z50 18-140.jpg 14.ウスバシロチョウ -1
ウスバシロチョウのいるエリアに戻ってきた。12時を少し回った頃だが、この時間になるとハルジオンの花によく止まって吸蜜をするようになった。雌のように見えるが定かではない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3  1/500秒 140mm ISO110 ) 露出補正 なし
015_220425209 X800 ◎ツマキチョウ 武蔵嵐山 RX10M4.jpg 15.ツマキチョウ雌 -2
ツマキチョウの雌は、産卵する食草を探しているからだと思うが、雄に比べて飛び方が緩やかである。野生のホソエガラシ(細柄芥子)に絡んでいく。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO125 ) 露出補正 なし
016_220425219 X800 ◎ツマキチョウ 武蔵嵐山 RX10M4.jpg 16.ツマキチョウ雌 -3
同じ個体。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO160 ) 露出補正 なし
017_220425225 X800 ◎ツマキチョウ 武蔵嵐山 RX10M4.jpg 17.ツマキチョウ雌 -4
同じ個体。産卵している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO160 ) 露出補正 なし
018_220425079 X800 ◎武蔵嵐山 ウスバシロチョウ  ハルジオン Z50 18-140.jpg 18. ウスバシロチョウ -2
ウスバシロチョウは個体数が多く、次々と視界に現れる。陽光を浴びて活発に翔び、ハルジオンの花に摑まっては吸蜜をしている。雌雄は確認できないものの、すでに雌が多く発生している。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3  1/640秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
019_220425099 X800 〇武蔵嵐山 都幾川 Z50 18-140.jpg 19.都幾川(ときがわ)の河原
菜の花の咲く都幾川の河原から、下流方面を眺める。都幾川は、埼玉県西部を流れる荒川水系の一級河川である。地図を見てみると、この周辺にはまだまだチョウの撮影に適したところがありそうだ。早春が良いかもしれない。午後1時、車を停めたところに戻り、車中でパンと牛乳で昼食にして、帰路についた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3  1/640秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし


2022年5月 9日

舞岡公園に春が来た 4月23日

4月11日にツマキチョウを撮ろうと思って小石川植物園で出かけたが、事前チェックを怠り、あいにくの休園日だった。その後、所用も重なり、天気も悪く気温も低い日が続いていた。せっかく晴れた19日は運転免許の高齢者講習で動けなかった。それからまた2日間ほど天気が悪く、良い天気となった22日は他に予定が入っていた。
 4月23日、土曜日だったが、手に入れたZ50に18mm-140mmのレンズを付けて、チョウの写真を撮ってみようと思い、舞岡公園へ出かけた。土曜日なので車が停められなくなると面倒だと思い、少し早めに出発した。10時前には晴れてきて、その後、気温は26℃まで上がる。
 今年になって初めて舞岡公園に来たのは、2月1日だった。その時は南門から古民家の手前まで散策路が工事中だった。その工事も終わり、散策路はでこぼこがなくなり、とてもきれいに整備されていた。
 9時ごろ駐車場に着いたのだが、まだ気温は低い。トラフシジミの春型でもいないかと、もみじ休憩所の方を歩いてみた。トラフシジミはいなかったが、可愛いリスにあった。小さかったのでニホンリスかもしれない。戻って、南門から整備された散策路を歩き始める。タニウツギが蕾を付けていた。この時間はまだチョウは飛ばないだろうと、のんびりと歩く。
 10時近くなって、谷戸の田んぼの畔にベニシジミが飛ぶようになった。古民家の鯉のぼりを眺め、休耕畑から狐久保へと歩く。休耕畑に植えられたダイコンの花に、ジャコウアゲハがきていた。ツマキチョウも見られる。ただ、柵があって近づくことが出来ない。このダイコンの花と、狐久保への小径に咲くハルジオン、タンポポで吸蜜するベニシジミ、ツマキチョウを撮った。
 帰りがけに、けやき広場の辺りに咲く1本のヤマツツジに、クロアゲハ、カラスアゲハ、ジャコウアゲハが次々にやってきて、楽しませてくれた。ただなかなか落ち着いて花にとどまってはくれなかった。

000_220423047 X700 舞岡公園 Z50 18-140.jpg
古民家の庭に泳ぐ鯉のぼり 2022年4月23日 横浜市戸塚区 舞岡公園

001_220423001 X800 舞岡公園 ヤマツツジ Z50 18-140.jpg 1.ヤマツツジ
まだ、気温も低いのでチョウは飛ばないだろうなと思い、のんびりと南門へ歩いて行く。けやき広場が終わる辺りに1本のヤマツツジがあり、満開だった。舞岡公園には春にも何回か来ているのに、今までこのヤマツツジになぜ、気が付かなかったのだろうか。これは、昼頃になればきっと黒いアゲハたちが来るのではないかと思いながら歩く。 ヤマツツジは 日本の野生ツツジの代表種で、日本の野生ツツジでは分布域がもっとも広いという。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO500 ) 露出補正 なし
002_220423004 X800 舞岡公園 ドウダンツツジ Z50 18-140.jpg 2.ドウダンツツジ(灯台躑躅)の花
馬酔木に似たような白い花が咲いていた。最近、スマホで花の写真を撮ると、検索してその花の名前を示してくれる「Picture This」というアプリをインストールした。初めて見るこの小さな白い花をスマホで撮ってみた。答えはドウダンツツジだった。後でパソコンでドウダンツツジの花を調べてみると、確かにそのようだ。ご承知のよう、市街地に植えられている本種は、10月中旬から11月上旬頃、温暖な地では11月中旬から12月中旬頃にまっ赤に紅葉する。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO320 ) 露出補正 なし
003_220423010 X800 舞岡公園 リス Z50 18-140.jpg 3.タイワンリス
トラフシジミはいないだろうなと思いつつ、もみじ休憩所へ行くと、小さなリスがいた。舞岡公園はタイワンリスが多いが、今まで見てきた個体より体が小さい。ニホンリスかもしれないと思ったが、耳が丸くて小さいのでやはりタイワンリスだろう。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO3200 ) 露出補正 なし
004_220423023 X800 舞岡公園 タニウツギ蕾 Z50 18-140.jpg 4.タニウツギの蕾
さくら休憩所にタニウツギの木がある。以前はもっと木に勢いがあり、5月の初めには多くの花が咲かせ、モンキアゲハや、ナガサキアゲハが吸蜜に来ていたが、10年ほど前に枯れてしまって花が咲かなくなっていた。手を入れられたとみえ、一昨年あたりからわずかだがまた花を咲かせるようになった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO800 ) 露出補正 なし
005_220423027 X800 舞岡公園 Z50 18-140.jpg 5.ヤマフジ(山藤)
南門から園内に入り、古民家の方へと歩く。野鳥の鳴き声が聞こえる散策路の右側(南西)にはヤマフジが咲いていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO320 ) 露出補正 なし
006_220423029 X800 舞岡公園 Z50 18-140.jpg 6.谷戸の田植え体験
毎年4月になると、舞岡公園小谷戸の里のイベントとして、谷戸の田んぼで 米作りを体験する「こども谷戸教室・親子自然教室 」がはじまる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 40mm ISO125 ) 露出補正 なし
007_220423026 X800 舞岡公園 Z50 18-140.jpg 7.整備された散策路
2月1日に来たとき、古民家の手前までの散策路が工事中で通行止めになっており、南門は閉められていて、工事中の立札には東門から入園して欲しいと書かれていた。この日は工事も終わり、緩やかに坂は整備され、でこぼこがなくなり、とても歩き易くなっていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 39mm ISO110 ) 露出補正 なし
008_220423031 X800 舞岡公園 Z50 18-140.jpg 8.ベニシジミ -1
9時50分、谷戸の畦道を歩いていたら、ベニシジミが飛び立った。春型は前翅のオレンジ色が鮮やかできれいだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO220 ) 露出補正 なし
009_220423036 X800 舞岡公園 Z50 18-140.jpg 9.ツバメシジミ雄
春先はヤマトシジミ、ルリシジミよりツバメシジミを多く見る。鮮やかなブルーだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO110 ) 露出補正 なし
010_220423039 X800 〇舞岡公園 Z50 18-140.jpg 10.ヒメウラナミジャノメ
ジャノメチョウの仲間では春一番に出てくる種だ。年3~4回発生する。よく見ると、特に裏面は、なかなか凝った模様をしている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO450 ) 露出補正 なし
011_220423046 X800 舞岡公園 Z50 18-140.jpg 11.テングチョウ雄
その年生まれのテングチョウが出てくるのは5月に入ってからと思っていたが、もう飛んでいた。羽化直後は吸水行動を盛んに行うのが見られる。ローアングルで撮ろうと思ったが、逃げられてしまった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO220 ) 露出補正 なし
012_220423055 X800 舞岡公園 Z50 18-140.jpg 12.古民家の五月人形
古民家(旧金子家)の母屋には5月に人形が飾られていた。どなたか寄贈される方がいるのだろうか、毎年、その人形の数が増えているように見える。この古民家は明治後期に建てられ、平成6年(1994年)に移築復元されたそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f4 1/250秒 34mm ISO6400 ) 露出補正 なし
013_220423058 X800 舞岡公園 シロヤマブキ Z50 18-140.jpg 13.シロヤマブキ(白山吹) 前述した「Picture This」で検索したら、シロヤマブキと出た。春にヤマブキの花に似た白い花を咲かせるバラ科の落葉低木で、花が同じ季節に咲くヤマブキの花に似ていることから名づけられたという。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f8 1/1000秒 125mm ISO100 ) 露出補正 なし
014_220423068 X800 舞岡公園 Z50 18-140.jpg 14.ハルジオン(春紫菀)にきたベニシジミ
2月1日に来たときに比べ、ハルジオンの花が多く咲いていた。ハルジオンはチョウが好む花のひとつである。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
015_220423078 X800 ツマキチョウ 舞岡公園 Z50 18-140.jpg 15.ツマキチョウ雄 -1
田んぼと散策路の間に咲いていたムラサキケマン(紫華鬘)の花にツマキチョウが絡んでいた。ツマキチョウは4月11日に小石川植物園に撮りに行ったが、あいにく休園日だったため、これが今年初めて見る個体である。見つけにくいが画面左下にいる。RX10M4であればもっと引き寄せられるのだが。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO180 ) 露出補正 なし
016_220423081 X800 〇舞岡公園 Z50 18-140.jpg 16.ベニシジミ -2
このレンズの望遠端は140mmだが全域レンズ先端から30cmくらいまでは寄れるので、ベニシジミの前翅長は1.5 cmほどと小さいがトリミングなしでこの程度までは撮れる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO280 ) 露出補正 なし


2021年3月12日

舞岡公園の蝶 55種 (18) ダイミョウセセリ、コチャバネセセリ、キマダラセセリ

日本で新型コロナウィルス感染症が取り沙汰されてほぼ1年が経つ。昨年4月7日に第一波に対する緊急事態宣言が、7都府県に出され、5月後半には解除されたものの、7月になって、再び感染者が増え始め、第二波、そして11月に入ってさらに第三波が来襲した。今年になって、2021年1月7日に1都3県に発出された2回目の緊急事態宣言の直後、全国の1日当たりの感染者数は7,882人となってしまった。東京の1月8日の新規感染者数は、は2,447人となり、過去最多となった。私が住む神奈川県でも679人と増加し、さらにその翌日には995人となっていた。
 正月から、病院通いを除いては、1月4日に近くの氏神様に初詣をした以外、外出をしていないこの頃である。(2021年1月25日記)

 舞岡公園のセセリチョウ科のチョウは6種である。イチモンジセセリと見間違いやすいが、オオチャバネセセリをその中に含めた。地味な種が多い中で、6月に第1化が出てくるキマダラセセリは目を楽しませてくれる。だが、最近ちょっと個体数が減ってきているのではないかと心配である。

5.セセリチョウ科 ①   ダイミョウセセリ、コチャバネセセリ、キマダラセセリ

1) ダイミョウセセリ

50101 2010年5月15日撮影
5月に第1化が羽化するが、敏捷に飛翔しては葉の上などにスッと止まる。この写真では翅は閉じているが、本種は静止するときは翅を開くことが多い。セセリチョウ科の中では印象の強いチョウである。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm f2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
001_100515027 X800 ◎舞岡公園 D5000 Σ17-70 macro.jpg
50102 2010年5月15日撮影
ハルジオンで吸蜜する。開翅して吸蜜することが多い。後翅に白帯が現れている。♂と思う。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm f2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
002_100515074 X800 ◎舞岡公園 D5000 Σ17-70 macro.jpg
50103 2011年5月31日撮影
イボタノキの花で吸蜜。白い花が好きだ。

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/200秒 7mm ISOオート )  
003_110531028 X800 ○舞岡公園 A640.jpg
50104 2011年5月31日撮影
後翅外縁の白い縁が美しいさを添える。

Nikon D300 SIGMA 105mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
004_110531083 X800 ○舞岡公園 イボタノキ D300 SIGMA 105mm macro.jpg
50105 2011年7月18日撮影
第2化だろうか、きれいな個体だった。見かけでの雌雄の区別は難しいが、♀のようだ。

Nikon D300 SIGMA 105mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/800秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
005_110718002 X800 ○舞岡公園・朝 D300 SIGMA 105macro.jpg
50106 2012年6月27日
いわゆる関西型のように、後翅の白帯が強く出ている個体だった。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
006_120627013S X800 ○舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
50107 2017年5月19日
この種は静止するときは開翅することが多いようだ。ダイミョウセセリという和名の由来に興味を持った。いくつかある説のうち、翅の模様が黒地に白い紋付きで江戸時代の大名の羽織袴姿を連想させるところからというのが一番納得しやすい。

Nikon D5300 SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 300mm ISO200 ) 露出補正 なし
007_170519059 X800 〇舞岡公園 D5300 SIGMA18-300.jpg


2) コチャバネセセリ
 
50201 2005年4月26日撮影
本種は年2回~4回発生する。これは第1化の♂で羽化したての個体のようだ。ハルジオンの花を好む。

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
データ不詳
001_050428044 X800 舞岡公園 D100 Tokina.jpg
50202 2006年9月4日撮影
第2化なのか第3化なのか良く分からないが、新鮮な個体である。

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
002_060904091 X800 ◎舞岡公園 D100 Tokina100.jpg
50203 2007年7月25日撮影
第2化♂。

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/320秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
003_070725032 X800 ○舞岡公園S D100 Tokina100.jpg
50204 2009年4月22日撮影
春に出てくる本種は好んでハルジオンの花で吸蜜する。

Nikon D300 NIKKOR 18mm-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/3200秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
004_090422020 X800 ○舞岡公園 コチャバネ D300 NIKKOR 18-200 + Kenko CLOSE-UP 1.jpg
50205 2010年5月15日撮影
第1化♂。個体数は多い。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm f2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/3200秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
005_100515043 X800 ◎舞岡公園 D5000 Σ17-70 macro.jpg
50206 2011年4月26日
キタキチョウやベニシジミなどとともに、春の舞岡公園に多いチョウである。裏面は黄褐色に翅脈の黒がアクセントをつける。

Nikon D5000 TAMRON 60mm f2.0G macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/4000秒 60mm ISO280 ) 露出補正 なし
006_110426058 X800 ○舞岡公園 D5000 TAMRON 60mm.jpg
50207 2011年5月31日撮影
第1化♀と思う。大分擦れてきている。擦れた個体では、裏面後翅の黄褐色が色落ちて黒く見えるようになる。

Nikon D300 SIGMA 105mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
007_110531015 X800 ○舞岡公園 D300 SIGMA 105mm macro.jpg
50208 2015年4月25日撮影
90mmマクロレンズで接近して撮った。複眼の頭部から前翅の付け根辺りがたくましく見える。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/2500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
008_150425066 X800 舞岡公園 D5300 TAMRON 90 macro.jpg


3.キマダラセセリ

50301 2008年7月5日撮影
地味なセセリチョウ科のチョウの中にあって、ちょっと粋ないでたちのチョウである。第1化は6月中頃から発生するが、トラフシジミの夏型が発生する頃に見られるようになる。  

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm f2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
001_080705019 X800 ○舞岡公園 D300 Σ17-70.jpg
50302 2008年7月5日撮影
  ヒメジオン花で吸蜜。だいぶ擦れてきている。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm f2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
002_080705052 X800 ○舞岡公園 D300 Σ17-70.jpg
50303 2008年7月5日撮影
前の写真と同じ個体。広角側で背景を入れて撮影した。

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm f2.8-4.5G
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 17mm ISO400 ) 露出補正 なし
003_080705059 X800 ◎舞岡公園 D300 Σ17-70.jpg
50304 2010年6月24日撮影
アカメガシワで吸蜜。ミドリシジミの♀を探していると、よく見つけることがある。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 200mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
004_100624074 X800 ◎舞岡公園 アカメガシワ D5000 VR18-200.jpg
50305 2011年6月30日撮影
ハルジオンで吸蜜中の♀。 裏面も魅力がある。

Nikon D300 SIGMA 105mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/1600秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
005_110630006 X800 ○舞岡公園 D300 SIGMA 105macro.jpg
50306 2011年6月30日撮影
オカトラノオも好きな花のようだ。    

Nikon D300 SIGMA 105mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
006_110630015 X800 舞岡公園 D300 SIGMA 105macro.jpg
50307 2012年6月27日撮影
リョウブの花で吸蜜する♂。最近、舞岡公園における本種の個体数が少なくなっているようにお思う。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/800秒 30mm ISO200 ) 露出補正 なし
007_120627013S X800 ○リョウブ舞岡公園 G12.jpg


   

2020年6月21日

舞岡公園の蝶 55種 (9) トラフシジミ、ベニシジミ、ウラナミシジミ

6月11日、関東甲信地方が梅雨入りし、数日間、雨が降る日が続いた。平年より3日遅いという。そして、東京では5月25日に緊急事態宣言が解かれて以降、新型コロナウィルスの新規感染者が再び増加 し、6月2日にアラートが発動されていた。しかし、6月12日の午前0時より、解除され、赤くライトアップされてたレインボーブリッジは、虹色に戻った。同時に第3ステップへ移行、飲食店午前0時まで営業可となり、19日には休業要請はさらに緩和され、事実上全面解除となるようだ。
 ところが、6月11日には、東京都の1日当たりの新たな感染者は 22人に増え、6月14日には47人となった。新宿の接待を伴う飲食店従業員の20代~30代の人の感染者が多く、集団PCR検査を行った結果、多くの陽性者が出たという。
 一方、中国北京では食品市場で集団感染者が出たというニュースが伝えられている。
  ヨーロッパではやや落ち着いたものの、アメリカ、ブラジル、ロシア、インドではまだまだ感染者が増えている。
 そんな中、真夏日となった6月10日にも舞岡公園へ出かけてみたが、平地産ゼフィルス愛好家の数は少なく、公園を歩く人も少ない。熱中症も心配だ。(6月16日記)

3.シジミチョウ科 ④   トラフシジミ、ベニシジミ、ウラナミシジミ

10) トラフシジミ

31001 2005年4月28日 撮影
リョウブの新芽に産卵を試みる春型の♀ 春型は夏型に比べ裏面の灰白色の帯が鮮やかである。

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
    データ不詳
31001)050428040 X800 D100 Tokina100.jpg
31002 2019年6月6日 撮影
羽化したての夏型♂

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 193mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
31002)190606034 X800 RX10M4 .jpg
31003 2019年6月6日 撮影
路上では踏まれてしまうとの思いから、近くの葉に移した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 201mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
31003)190606063 X800RX10M4 .jpg
31004 2019年6月6日 撮影
陽を浴びて裏面が映える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 168mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
31004)190606075 X800 RX10M4.jpg
310605 2019年6月18日 撮影
咲き始めたリョウブの花を訪れ、半開翅する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
31005)190613074 X800 RX10M4.jpg
31006 2019年6月18日 撮影
リョウブの花で吸蜜する。この年、トラフシジミの夏型の個体を例年より多く見た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
31006)190618060m X800 RX10M4.jpg


11) ベニシジミ

31101 2008年7月5日 撮影
舞岡公園では3月の終わりから10月末まで成虫の姿を見る。年4~6回の発生

Nikon D300 SIGMA 17mm-70mm f2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( f13 1/640秒 24mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
31101)080705049 X800 D300 Σ17-70.jpg
31102 2009年4月16日 撮影
ベニシジミが翔ぶ草原

Nikon COOLPIX P90 f3.3-6.5 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/184秒 5mm ISO64 )  露出補正 -0.3段
31102)090416027 X800 P90.jpg
31103 2009年6月13日 撮影
第二化 ハルジオンで吸蜜する姿を良く見る。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
31103)090613021 X800 D300 Tokina100.jpg
31104 2010年4月13日 撮影
春先に出現する第一化は前翅のオレンジ色の範囲が広く美しい。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/2000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
31104)100413063 X800 D300 Tokina100.jpg
31105 2011年4月26日 撮影
普通種なので珍重こそされないが、素晴らしく美しいチョウだと思う。

Nikon D5000 TAMRON 60mm f2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
31105)110426049 X800 D5000 TAMRON 60mm.jpg
31106 2011年8月7日 撮影
夏型(高温期型)は前翅の表が黒ずむ。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 6mm ISO400 ) 露出補正 なし
31106)110807022 X800 G12.jpg
31107 2016日6月17日 撮影
マクロレンズで近寄って撮影するとバックがきれいにボケた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし  
31107)160617037 X800 D5300 TAMRON 90.jpg
31108 2019年6月18日 撮影
このころに発生するベニシジミは表の前翅の黒斑が滲むように発達している。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4.5 1/2500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
31108)190618063 X800 D5300 TAMRON90.jpg


12) ウラナミシジミ

31201 2010年10月16日 撮影
このチョウは秋も深まった頃に多く見られるようになる。発生を繰り返しながら分布を北に拡げていく。前翅の暗色部が広く♀のようだ。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 200mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段  
31201)101016123 X800 D5000 VR18-200.jpg
31202 2016年9月28日 撮影
ハギの花とウラナミシジミ

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
31202)160928051 X800 D5300 TAMRON 90.jpg
31203 2016年10月20日 撮影
コセンダングサで吸蜜する♂

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
31203)161020056 X800 D5300 TAMRON 90.jpg
31204 2016年10月20日 撮影
コセンダングサは秋に咲く地味な花だが、ウラナミシジミは好きなようだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
31204)161020071 X800 D5300 TAMRON 90.jpg
31205 2016年10月20日 撮影
コセンダングサは谷戸の畔に咲く。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/800秒 4mm ISO100 )  露出補正 -0.3段
31205)161020029 X800 コセンダングサ P610.jpg
31206 2019年10月23日 撮影
♀のようだ。結局、舞岡公園では、このチョウは秋にしか見られないのか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
31206)191023051 X800 RX10M4.jpg


2020年5月24日

夕日の滝と大雄山最乗寺 5月7日

今年はチョウの出現が時期的に早いのか遅いのか良くわからない。例年、南足柄へはウスバシロチョウとミヤマカラスアゲハなど黒いアゲハを撮るのが目的で出かけている。昨年は来られなかったものの一昨年は5月1日に来ている。この時は少し早いかなというところだったので、今年は1週間ほど後にずらして行ってみた。
 5月6日までだった緊急事態宣言は延期され、後ろ髪をひかれる思いだが、「3密」は避けられるので行くことにした。結果、ウスバシロチョウは適期だったが、黒いアゲハたちは少なかった。特に大雄山最乗寺では咲いているツツジの花も少なく、黒いアゲハたちの姿は1頭も見ることが出来なかった。いつもの年とはなんだか様子が違っていた。 持参したおにぎりを最乗寺の駐車場に止めた車の中で食べ、午後2時半に帰宅した。

1.コゲラ
朝9時に地蔵堂の前の駐車場に車を停めた。広い駐車場には1台しか止まっていない。まだ、気温が低くチョウも飛んでいない。車の中から周囲を見回していると、すぐ近くの木の枝にヤマガラらしき鳥が来た。カメラを取り出して、窓を開けフォーカスしようとしたが、飛び去ってしまった。ふと目を前方にやると20mくらい先の木に野鳥が来た。車を降りて近づくとコゲラだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO640 ) 露出補正 なし
001)200507049 X800 夕日の滝 コゲラ RX10M4.jpg
2.モンシロチョウ♀
夕日の滝への道を歩き始める。道は遊歩道でもあり、住んでいる方々の生活の道でもある。まずモンシロチョウが飛び出した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
002)200507056 X800 ◎夕日の滝 RX10M4.jpg
3.ウスバシロチョウ -1
さっそくウスバシロチョウが姿を見せ、セイヨウカラシナで吸蜜を始めた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
003)200507063 X800 〇夕日の滝 RX10M4.jpg
4.ウスバシロチョウ -2
前の写真と同じ個体だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
004)200507066 X800 ◎夕日の滝 RX10M4.jpg
5.夕日の滝 見守り地蔵
何回もここへは来ているが、このお地蔵様を注意して見たことはなかった。「お賽銭はご遠慮ください」という札が張られていた。ごみの不法投棄をお地蔵さまの力で減らしてもらおうと、環境美化に取り組む住民グループ「環境美化金太郎会」が不法投棄されやすそうな場所に設置しているようだ。地蔵はスギ廃材などを利用し制作されていて、捨てる人の良心に訴えようと2008年11月から夕日の滝や広域農道などに設置されてきたそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 12mm ISO1250 ) 露出補正 なし
005)200507079 X800 夕日の滝 RX10M4.jpg
6.夕日の滝 説明板
wikipediaによれば、夕日の滝は酒匂川の支流内川の上流で矢倉沢にある。落差23m、幅5mで、標高約500mの地点にあり、周囲はスギ、ケヤキ、ナラなどの林に囲まれている。金太郎が産湯をつかった滝とも伝えられている。滝は、箱根古期外輪山の堅い火山岩と、泥岩と礫岩から成る軟らかい地層が接する断層にあり、内川からの流水により軟らかい地層はしだいに削られたことによりできたと考えられる。名前は、夕日に映える美しさから名づけられたと言われており、毎年1月半ばに夕日が滝口に沈むところからつけられたとも言われるが、勇ましく水煙をあげ、男性的なところから「雄飛の滝」と呼ばれていたという説もあるそうだ。また、滝行が行われている滝として有名で、毎年初夏には夏の訪れを告げる滝開きも開催される。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO800 ) 露出補正 -0.7段
006)200507086 X800 夕日の滝 RX10M4.jpg
7.ミソサザエ -1
初めて見る鳥だった。全身こげ茶色で尾羽に細かい模様があった。日本では全国に分布していて、山地の渓流沿いの藪や岩のある林などに生息しているのだという。まさにその通りの場所だ。露出補正を戻さずに撮ってしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1000 ) 露出補正 -0.7段
007)200507091t2 X800 夕日の滝 ミソサザエ RX10M4.jpg
8.夕日の滝 滝つぼ
前の日に雨が降ったので、水量は多かった。スロー・シャッターに設定して撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/30秒 39mm ISO100 ) 露出補正 なし
008)200507095 X800 ◎夕日の滝 RX10M4.jpg
9.夕日の滝 滝口
毎年1月半ばに、夕日が沈む処がここなのか。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO1250 ) 露出補正 なし
009)200507097 X800 夕日の滝 RX10M4.jpg
10.渓流
滝の下流は渓流になっている。矢倉沢を流れ、酒匂川にそそぐ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 34mm ISO200 ) 露出補正 なし
010)200507101 X800 夕日の滝 RX10M4.jpg
11.ウスバシロチョウ -3
夕日の滝から先は、箱根の金時山(1,213m)への登山道が続いている。私はここでUターンし、再び来た道を駐車場へと戻る。往路は飛んではいたものの撮影できなかったが、途中にウスバシロチョウのポイントがある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 147mm ISO320 ) 露出補正 なし
011)200507120 X800 ◎夕日の滝 RX10M4.jpg
12.ウスバシロチョウ -4
ハルジオンの花で吸蜜する。この花はウスバシロチョウの好きな花だ。ウスバシロチョウも首の周りが黄色くて、ハルジオンの花の色どりに似ている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 151mm ISO100 ) 露出補正 なし
012)200507126 X800 ◎夕日の滝 RX10M4.jpg
13.ウスバシロチョウ -5
開翅したところを撮影。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 37mm ISO100 ) 露出補正 なし
013)200507130 X800 ◎夕日の滝 RX10M4.jpg
14.ウスバシロチョウ -6
首に掛けていた D5300 に持ち換えて撮る。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4 1/500秒 90mm ISO180 ) 露出補正 なし
014)200507027 X800 ◎夕日の滝 D5300 TAMRON 90.jpg
15.ウスバシロチョウ -7
セイヨウカラシナで吸蜜。ウスバシロチョウが赤い花に来るのは見たことがない。  

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4 1/800秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
015)200507032 X800 〇夕日の滝 D5300 TAMRON 90.jpg  
16.ウスバシロチョウ -8
大きな葉の上に静止。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
016)200507153 X800 ◎夕日の滝 RX10M4.jpg
17.ウスバシロチョウ -9
この個体はしばらくの間、セイヨウカラシナで吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
017)200507162 X800 ◎夕日の滝 RX10M4.jpg
18.クロアゲハ♂ -1
田んぼの向こうの畔に咲くツツジの花にクロアゲハがきた。ちょっと距離がある。トリミングしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
018)200507108 X800 〇夕日の滝 RX10M4.jpg
19.カラスアゲハ♂ -1
民家の入り口に咲くツツジにカラスアゲハが飛来した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
019)200507185 X800 〇夕日の滝 RX10M4.jpg
20.カラスアゲハ♂ -2
高いところに咲くツツジで吸蜜するので、翅表のカラスの濡れ羽色が見えない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 +1.0段
020)200507193 X800 ◎夕日の滝 RX10M4.jpg
21.カラスアゲハ♂ -3
ツツジに顔を埋めて吸蜜する。やっと眼が見えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 +1.0
021)200507197 X800 ◎夕日の滝 RX10M4.jpg
22.金太郎の生家跡
約千年ほど前に、都から足柄峠を越えて地蔵堂に来た金持ちの旅人が、この地を気に入って移り住んだ。その金持ちは名を足柄兵太夫と言った。兵太夫には八重桐という娘がいて酒田氏に嫁いだが、酒田一族で争いがありそこから逃れるために地蔵堂の実家に戻ってきた。身ごもっていた八重桐は地蔵堂の屋敷で無事に男の子を出産、ここに金太郎が誕生したと伝えられる。昔話の主人公として知られている足柄山の金太郎だが、実は歴史上実在した人物であると言われている。ここで写真に見えるツツジにチョウが来ないかとねばっていたところ、地元の方が来られ「興味があるのですか」と声を掛けられた。昨年(令和元年)10月12日から13日にかけての台風19号では この一帯も土砂崩れがあり、民家にも被害が出たとのこと。ここは標高450mくらいあるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
022)200507205 X800 夕日の滝 RX10M4.jpg
23.クロアゲハ♂ -2
道端に咲くツツジにクロアゲハが来ていた。今まで会ったカラスアゲハ、クロアゲハは♂が多く、みんな擦れていない個体だ。まだ発生初期なのだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 67mm ISO320 ) 露出補正 なし
023)200507209 X800 〇夕日の滝 RX10M4.jpg
24.クロアゲハ♂ -3
良い位置から撮れたと思う。初々しいクロアゲハfだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 136mm ISO500 ) 露出補正 なし
024)200507216 X800 ◎夕日の滝 RX10M4.jpg
25.地蔵堂
通称地蔵堂と言われているのは、正しくは、曹洞宗足柄山誓光寺という。さきほど、金太郎の生家跡で話をしたかたから、同寺の木造地蔵菩薩立像と地蔵堂内厨子が今年の11月21日(土)、22日(日)に檀家(15軒)の人たちにより御開帳されると聞いた。一般公開されるのは約150年ぶりだから是非見に来てくださいと言われた。 開帳される本尊の「木造地蔵菩薩立像」は、高さが約160cmで南北朝時代末から室町時代初期の作と推察されている。地蔵菩薩が納められている「地蔵堂内厨子」は室町時代末期の作で、三間四方の入母屋造りの屋根に軸部を禅宗様、軒を和様とした折衷様式だそうだ。ともに県指定の重要文化財に指定されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 15mm ISO400 ) 露出補正 なし
025)200507219 X800 〇地蔵堂 RX10M4.jpg
26.地蔵堂の石仏
地蔵堂と言われる曹洞宗足柄山誓光寺の境内は、猫の額ほどだが、石仏が並んでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
026)200507225 X800 〇地蔵堂 RX10M4.jpg
27.地蔵堂の扁額
地蔵堂には「足柄地蔵尊」と書かれた扁額がかけられていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 18mm ISO1250 ) 露出補正 なし
027)200507227 X800 〇地蔵堂 RX10M4.jpg

大雄山最乗寺のホームページによれば、「開創以来600年の歴史をもつ関東の霊場として知られ、境内山林130町歩、老杉茂り霊気は満山に漲り、堂塔は30余棟に及ぶ。」とある。開山は了庵慧明禅師とされる。曹洞宗の通幻派は、大本山總持寺(鶴見)5世・通幻寂霊禅師の法系に属する一派のこと。特に、「通幻十哲」と呼ばれる弟子達が中心になり、その教線拡大に努めたそうだ。最乗寺は応永8年(1401年)峨山五哲である通幻寂霊門下の了庵慧明によって開山され、東国における通幻派の拠点となった。通幻門下は各地で公共事業を行い民心をつかむが、最乗寺にもこの地で土木工事を行ったという了庵法嗣の妙覚道了(道了尊)が祀られているのだ。 了庵慧明禅師の門下には、大綱明宗や無極慧徹などが出て、最乗寺を中心に関東・東海・甲信越地方に伸びたという。

200507269t X600 大雄山最乗寺 RX10M4_0000.jpg
大雄山最乗寺全景 境内案内図    

28.大雄山最乗寺 碧落門
大雄山最乗寺の駐車場に着いたのは12時15分ごろだった。駐車場から碧落門の石段の前に出る。美しく咲いたシャクナゲが迎えてくれた。碧落門から境内に入る。参拝者は見当たらない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 14mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
028)200507234 X800 大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
  29.金剛水堂
本堂の左側に開山堂がある。その開山堂の向かいに金剛水堂があった。最乗寺のHPによると、寺創建時、道了尊自ら井戸を掘り、地中から鉄印を掘り出したのが大雄山の重宝だそうだ。「御金印」を取りだすと霊泉が湧き出したのが金剛水だ。「御金印」を押したお守りを持っていると悪疫を避け、山賊や悪獣の災害を免れるお守りとして評判になり、この霊泉を飲むと諸病が癒されると伝えられている。金剛水堂とその左の鐘鼓楼にまつわる妙覚道了の伝承はこの寺の見どころの重要な部分と言える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
029)200507235 X800 大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
30.鐘楼
開山堂の左手に彫刻が施された柱に囲まれた鐘楼があった。「応永9年道了尊者行脚の途次、遠州平尾八幡宮の寄進をうけ、柱杖にかけて当山に運んだ梵鐘である。のち火災により再鋳、今次大戦に供出、戦後種々の経緯をたどり、帰還された。楼上に鐘、鼓などの鳴らし物を掛け、日常修行僧の進退を指揮する。昭和58年新築」と、金剛水堂の説明とともに彫られた石碑があった。除夜の鐘は、鐘楼前にて先着順に整理券が配布され、1月1日0時から無料で人数制限がなく全員鐘をつくことができるそうだ。山主老師の第一声で除夜の鐘が打たれると、人々のなかに新年を祝うざわめきが起こり、「おめでとう」の声が飛び交うという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
030)200507239 X800 大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
31.結界門
右手に多宝塔を見ながら結界門へ。「これより内は不浄の者入るべからず」この門からは道了尊の浄域とある。結界門は明治30年(1897)に建立された向唐門だそうだ。金剛製の天狗像一対は、昭和11年(1936)に東京五大講の寄進という。最乗寺は本山である永平寺、總持寺に次ぐ曹洞宗の名刹で、天狗伝説でも有名であると言われる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
031)200507247 X800 大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
32.スギの大木
最乗寺には大きなスギの木が多い。その巨大なスギの木に包まれて参道は鬱蒼としている。結界門を入ると三面大国殿があり、その左側に三面殿お札場がある。その傍にこのひときわ大きなスギの木があった。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
032) X800 DSC07322.jpg
33.シャクナゲかツツジか
深紅のシャクナゲが咲いていた。と思って花を見るとツツジのようにも見える。ツツジもシャクナゲも同じツツジ科。葉を見るとどうやらシャクナゲのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 14mm ISO2500 ) 露出補正 -0.7段
033)200507254 X800 大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
34.御供橋・圓通橋
結界門より先は道了大薩埵の浄域とされる。カメラは結界門を背に本堂の方を見ている。本堂から結界門へ上がる手前に御供橋・圓通橋があり、中央に御供橋、両脇に圓通橋が並行している。御供橋は白装束を身にまとった修行僧が道了様へのお供えをする時に使用する為の橋で、普段は通行する事ができないようになっている。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 13mm ISO320 ) 露出補正 なし
034)200507256 X800 大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
35.シャクナゲ 石楠花、石南花
シャクナゲは最盛期のようだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段
035)200507260 X800 大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
36.シャガ 射干、著莪、胡蝶花
境内を迂回するように僧堂、御供堂、衆寮の先をいったん碧落門の外に出る。ここにツツジの植え込みがあって、例年ツツジの花にオナガアゲハやカラスアゲハが来ていたが、今回は全く見ることが出来なかった。ツツジの花も数輪しか咲いていない。シャガの花が咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO2000 ) 露出補正 なし
036)200507275m2 X800 大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
37.シャクナゲの花と蕾
シャクナゲの蕾というのはツツジとは違う。ピンクのとてもきれいな花と蕾だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 90mm ISO450 ) 露出補正 なし
037)200507040 X800 〇大雄山最乗寺 D5300 TAMRON 90.jpg
38.緋鯉の幼魚
境内にある池に10cmくらいの大きさになった緋鯉の幼魚が泳いでいた。さて、午後1時になった。引き上げることにする。駐車場に戻って、車の中でおにぎりを食べて、帰路についた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/600秒 102mm ISO100 ) 露出補正 -2.0段
038)200507267 X800 〇大雄山最乗寺 RX10M4.jpg


2020年5月10日

舞岡公園の蝶 55種 (5) ツマキチョウ、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ

今年の春は3月26日を最後に舞岡公園へは行っていない。3月26日には日本国内のCOVID19の感染者数は1300人を少し超えた。専門家会議は「蔓延の恐れ高い」と警告を発する。東京都内の大病院で集団感染が起こっている。都知事の夜間外出自粛要請に関わらず、夜桜花見の若い女性がTVで報じられる。
 国内感染者が4,000人を超えた4月7日には、東京、大阪、神奈川、埼玉、兵庫、千葉、福岡の7都道府県 に緊急事態宣言が出された。期間は連休の終わる5月6日までの1か月間である。3つの「密」(密閉空間、密集場所、密接場面)の重なりを避けることから考えれば、公園をカメラを持って一人で歩く分には問題はなさそうと考えるが、「外出自粛」であれば、後ろ髪をひかれる。
 この時すでに世界の感染者数は1,214,466人と報じられていた。5月のGW以降も緊急事態宣言は継続されるようだ。(5月2日記)

2.シロチョウ科 ②  ツマキチョウ、モンシロチョウ、スジグロシロチョウ

03) ツマキチョウ
  
20301 2005年4月28日 撮影
♀ ツマキチョウは年1回、春に生まれてくるスプリング・エフェメラルだ。

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
データ不詳
20301)050428051 X800 ○舞岡公園D100Tokina.jpg
20302 2006年4月22日 撮影
♀ 舞岡公園ではツマキチョウの個体数はそれほど多くないと思う。

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
データ不詳
20302)060422047 X800 舞岡公園 D100 Tokina100.jpg
20303 2007年4月26日 撮影
ダイコンバナに来た♂ ♂のオレンジトップは魅力的だ。

Nikon D100  NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
20303)070426011 X800 ○舞岡公園 D100.jpg
20304 2010年4月13日 撮影
タンポポで吸蜜する♂ タンポポ、菜の花には比較的よく来るが、ハルジオンに来たところは見たことがない。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/3200秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
20304)100413016 X800 ○舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
20305 2010年4月13日 撮影
♂ 可憐なチョウだ。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/2500秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
20305)100413023 X800 ◎舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
20306 2010年4月13日 撮影
フラサバソウというのだろか、オオイヌノフグリを小さくしたような直径5㎜ほどの小さな花に飛来し吸蜜する。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
  絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/2500秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
20306)100413059 X800 ◎舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
20307 2012年4月15日 撮影
♂ これは何の蕾だろうか。ツマキチョウは地に咲く小さな花に良く来る。

Nikon D5000 TAMRON 60mm f2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
20307)110415015T X800 ○舞岡公園 D5000 TAMRON 60mm.jpg
20308 2011年4月26日 撮影
ムラサキケマンで吸蜜する♂ 時期的には少し遅いがまだまだきれいな個体だった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm f2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/12500秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
20308)110426082 X800 ◎舞岡公園 D5000 TAMRON 60mm.jpg
20309 2012年4月24日 撮影
♀ 飛翔

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
  絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/2000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
20309)120424037 X800 ○舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
20310 2013年4月25日 撮影
4月も25日になると破損した個体も多くなる。  

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段 
20310)130425008 X800 ◎舞岡公園 D300 Tokina100.jpg


04) モンシロチョウ

20401 2005年4月14日 撮影
定番の菜の花にモンシロチョウ

MINOLTA DiMAGE A200 f2.8-3.5 7.2-50.8mm 8.0 Mega Pixels
データ不詳
20401)050414026 X800 ○舞岡公園A200.jpg  
20402 2005年4月28日 撮影
ハルジオンに来たモンシロチョウ

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
データ不詳
20402)050428037 X800 ○舞岡公園D100Tokina.jpg
20403 2006年4月22日 撮影
ヒメオドリコソウに来た♀

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
データ不詳
20403)060422026 X800 ○舞岡公園ヒメオドリコソウ D100 Tokina100.jpg
20404 2006年6月29日 撮影
谷戸に咲くハルジオンで吸蜜する♀

Canon PowerShot A620 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 7.4 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 7mm ISOオート )
20404)060629006 X800 ◎舞岡公園 A620.jpg
20405 2011年4月26日 撮影
セイヨウタンポポに来た♂

Nikon D100 TAMRON 60mm f2.0G macro
プログラムオートで撮影 ( f8 1/1000秒 ISO400 ) 露出補正 なし
20405)110426069 X800 ○舞岡公園 D5000 TAMRON 60mm.jpg
20406 2011日7月12日 撮影
散策路に咲くハルジオンに

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/200秒 6mm ISO160 ) 露出補正 なし
20406)110712012 X800 舞岡公園 G12.jpg
20407 2012年4月24日 撮影
路傍のハルジオンで吸蜜 

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
20407)120424027 X800 舞岡公園 G12.jpg
20408 2013年4月13日 撮影
菜の花にはセイヨウアブラナとセイヨウカラシナとがあるが、区別できない。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
  絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/2000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
20408)130413026T X800 ○ 舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
20409 2013年5月31日 撮影
求愛飛行

Nikon COOLPIX P90 f3.3-6.5 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/302秒 110mm ISO64 )  露出補正 なし
20409)130531011 X800 ○舞岡公園 P90.jpg
20410 2013年6月10日 撮影
イモカタバミの花に顔を埋める♂ ちょっと北海道で見たオオモンシロチョウを想起する。

Nikon COOLPIX P90 f3.3-6.5 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/250秒 110mm ISO179 )  露出補正 -0.3段
20410)130610036 X800 ◎舞岡公園 イモカタバミ P90.jpg
20411 2013年6月29日 撮影
アカツメクサと♂

Nikon COOLPIX P90 f3.3-6.5 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/250秒 110mm ISO64 )  露出補正 -0.3段
20411)130629001 X800 舞岡公園 P90.jpg
20412 2014年7月1日 撮影
田んぼのの畔で廃材が燃やされ、消し炭になっているところへ雨が降り、そこへモンシロチョウがその水を吸いに来ていた。こんな光景を見るのは珍しい。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/400秒 25mm ISO200 ) 露出補正 なし
20412)140701058 X800 舞岡公園 D5300 NIKKOR 18-140.jpg
20413 2014年7月1日 撮影
モンシロチョウの他にルリシジミやアゲハも吸汁に来ていた。  

FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/250秒 185mm ISO800  ) 露出補正 なし
20413)140701046 X800 岡公園 HS50.jpg


05) スジグロシロチョウ

20501 2007年5月29日 撮影
イボタの花で吸蜜

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/640秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
20501)070529031 X800 ○舞岡公園 D100 Tokina100.jpg
20502 2010年6月11日 撮影
イボタの花でよく見る。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
20502)100611005 ○舞岡公園 D5000 VR18-200.jpg
20503 2010年6月11日 撮影
谷戸のこの花はウツギと思う。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 5mm ISOオート ) 露出補正 なし
20503)100611008 X800 ◎舞岡公園 IXY900IS.jpg
20504 2010年6月15日 撮影
   交尾

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/640秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
20504)100615033 X800 ○舞岡公園 D5000 VR18-200.jpg
20505 2012年6月14日 撮影
ノアザミで吸蜜

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
20505)120614029 X800 ○舞岡公園 G12.jpg 
20506 2012年6月14日 撮影
交尾拒否

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8D macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 12000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
20506)120614065 X800 ◎舞岡公園 D300 Tokina100.jpg


2020年4月21日

舞岡公園の蝶 55種 (3) キアゲハ、アオスジアゲハ

舞岡公園で過去に私が撮影したアゲハチョウ科のチョウは全8種である。今回のキアゲハとアオスジアゲハですべてだ。「暖蝶寒鳥」というブログで写真が掲載されていたオナガアゲハ、ミヤマカラスアゲハは、私はまだ出会ったことがないが、そのチャンスを待ちたい。

1.アゲハチョウ科 ③  キアゲハ、アオスジアゲハ

07) キアゲハ

10701 2005年4月28日 撮影
春に咲く小さな花、ホトケグサで吸蜜する。

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
データ不詳
10701)050428022X800 ○舞岡公園D100Tokina.jpg
10702  2005年4月28日 撮影
前の個体と同じ 寄って撮った。♀のようだ。

Nikon D100  Tokina 100mm f2.8 macro
データ不詳
10702)050428024X800 ○舞岡公園D100Tokina.jpg
10703 2007年10月5日 撮影
秋の日にヒガンバナを訪れたキアゲハ♂

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8 macro
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/800秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
10703)071005017 X800 ◎舞岡公園 D100 Tokina100.jpg
10704   2007年10月5日 撮影
前の個体と違う個体だ。♀のようだ。

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8 macro
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/800秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
10704)071005021 X800 ◎舞岡公園 D100 Tokina100.jpg
10705 2007年10月5日 撮影
赤いヒガンバナにキアゲハという画が美しい。この個体は夢中で吸蜜をしていて、マクロで撮ることが出来た。

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8 macro
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
10705)071005022 X800 ◎舞岡公園 D100 Tokina100.jpg
10706 2009年6月13日 撮影
ノアザミで吸蜜する。キアゲハは暖かいところでは年3~4回発生する。これはとてもきれいな個体だが、第二化だろうか。  

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
10706)090613072TF X800 ◎舞岡公園 D300 Tokina100.jpg  
10707 2011年6月20日 撮影
ニンジンに産卵 

Nikon D300 SIGMA 105mm f2.8 macro
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/640秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
10707)100620026TF X800 ○舞岡公園 D300 SIGMA 105mm macro.jpg
10708 2012年5月8日 撮影
春型♂ アカツメクサの花で吸蜜

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
10708)120508034 X800 ○舞岡公園 D300 Tokina100.jpg  
10709 2012年5月8日 撮影
前の写真と同じ個体 見事な姿だ。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
10709)120508042 X800 ○舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
10710 2017年6月15日 撮影
田んぼに置かれた焼却材(消し炭)で吸水する♂ 田んぼの水に初夏の空と雲が映る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/800秒 4mm ISO100 )  露出補正 -0.7段
10710)170615031 X800 〇舞岡公園 P610.jpg  
10711 2017年6月23日 撮影
キキョウの花に顔を埋める。

Nikon D5300 SIGMA 18-300mm f3.5-6.3 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 300mm ISO500 ) 露出補正 +0.7段
10711)170623165 X800 〇舞岡公園 D5300 SIGMA18-300.jpg
10712 2017年6月23日 撮影
前翅の付け根の部分が黒いので♀と思う。

Nikon D5300 SIGMA 18-300mm f3.5-6.3 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 300mm ISO320 ) 露出補正 +0.7段
10712)170623173 X800 ◎舞岡公園 D5300 SIGMA18-300.jpg
10713 2018年5月29日
ニンジン畑で産卵

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
10713)180529013 X800 〇舞岡公園 RX10M4.jpg


08) アオスジアゲハ

10801 2007年5月29日 撮影
ウツギの花に飛来 写真でアオスジアゲハの♂♀同定は極めて難しい。

Nikon D100 Tokina 100mm f2.8 macro
プログラムオートで撮影 ( f5 1/400秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
10801)070529009○ 舞岡公園 D100 Tokina100.JPG
10802 2009年5月19日 撮影
この季節にはウツギ、エゴノキ、イボタといったよく似た白い花が咲く。これはイボタの花と思う。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
10802)090519078TF X800 ◎舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
10803 2009年5月19日 撮影
イボタに飛来

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
10803)090519082TF X800 ◎舞岡公園 D300 Tokina100.jpg    
10804 2009年5月19日 撮影
アカツメクサで吸蜜

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
10804)090519098 X800 ◎舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
10805 2010年6月1日 撮影
イボタの花を好む

Nikon D5000 NIKKON 18-200mm
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/800秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
10805)100601077 X800 ◎舞岡公園 D5000 VR18-200.jpg 
10806 20011年5月31日 撮影
ウツギに飛来

Nikon D300 SIGMA 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
10806)110531023 X800 ○舞岡公園 D300 SIGMA 105mm macro.jpg
10807 2012年5月8日 撮影
ハルジオンにも良く来る。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/400秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
10807)120508053 X800 ○舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
10808 2012年5月8日 撮影
アオスジアゲハは白い花が好きだ。

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
10808)120508066 X800 ○舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
10809 2012年5月8日 撮影
ハルジオンを訪花

Nikon D300 Tokina 100mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
10809)120508072 X800 ○舞岡公園 D300 Tokina100.jpg
10810 2013年5月31日 撮影
♂♀の同定は難しい。

Nikon COOLPIX P90 f3.3-6.5 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/250秒 110mm ISO64 )  露出補正 なし
10810)130531047 X800 ○舞岡公園 P90.jpg


2017年7月23日

山梨県北杜市 オオムラサキセンター 7月8日

今年もオオムラサキを見に行こうと思っていた。オオムラサキセンターのホームページを注意していたところ、7月1日には30頭くらいが羽化しているとのことだったが、7月6日には羽化がピークを迎えているという。そこで、土曜日は人が多いかなと思ったが、7月8日に出かけることにした。
  圏央道ができたので、家から2時間半で行くと思っていたが、中央道への合流で少々渋滞があり、たっぷり3時間かかってしまった。9時半に入園。
 駐車場から入ったところに、オオムラサキが吸汁に来ている大きなクヌギの木があったが、残念ながら、今年は樹液は出ていなかった。
 ビバリウムに入る。幼稚園の子供たちもいたが、さすが土曜日なので、一眼レフを携えた大人の人が多い。
 ビバリウムの中のオオムラサキは♂が多く、すでに傷ついた個体も多い。ビバリウムを囲っている覆いにぶつかって、特に前翅の先端が擦れてしまっているのだ。♀は新鮮な個体が多かった。
  11時半くらいまでオオムラサキセンターで過ごした。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ホシミスジ
駐車場に車を停めて、ビバリウムの方へ行く途中でホシミスジが飛んでいた。敏感に葉から葉へ Touch & Go を繰り返すが、しばらくホシミスジを撮っていなかったので、何とか粘って撮る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f5.6 1/250秒 185mm ISO100​ )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.オオムラサキ♂ 開翅 -1
ビバリウムの中に入る。人口樹液が施されている入り口の近くでは、オオムラサキが舞っている。ただ前翅の先端が擦れているのが多い。まずはビバリウムの中を見回しながら、擦れの少ない個体を狙う。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/320秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.羽化まもない♀
下草に止まっていた。おそらく今朝、羽化した♀だと思う。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f5.6 1/250秒 185mm ISO100​ )露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 4.羽化まもない♀ 開翅
その♀が開翅してくれた。大きな♀だ。♂は翅の中央の紫に輝く部分の丸い斑紋が白いが、この♀は黄色い。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 5.オオムラサキ♂ 開翅 -2
既に羽化して何日かたった♂のようだ。やはり前翅の先端が切れてしまっている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f5.6 1/125秒 90mm ISO110​ ) ​ 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 6.オオムラサキ♂ 開翅 -3
実はこの♂も前翅先端が傷んでいた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO500 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 7.樹液に集まるオオムラサキ
前回ここへ来た時の餌台は、切り株の上にパイナップルが置かれていて、それにオオムラサキが集まっていたように思う。今回は、樹液が出ていた古い切り株を立てて、その樹液が出ていたところに人工的な樹液を注いで餌台にしているように思う。体裁が良い。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f5.6 1/125秒 98mm ISO1000​ )露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 8.クロアゲハ
ビバリウムの中でクロアゲハが飛んでいた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f5.6 1/125秒 143mm ISO200​ )露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 9.オオムラサキ ♂ 半開翅
オオムラサキたちは、時々餌台から離れて、近くの葉に止まる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f6 1/125秒 215mm ISO160​ ) ​ 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 10.小さな見学者
近くの幼稚園の子供たちであろうか、ビバリウムに入ったところで職員のかたの説明を熱心に聞いていた。ビバリウムの中では、走り回ることもなく、とてもお行儀よく見学していた。撮影の邪魔にならなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f4 1/250秒 10mm ISO100​ )露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 11.コキマダラセセリ
オレンジ色の小さなセセリがビバリウムの中を飛び回っていた。ヒメキマダラセセリだろうと思っていたが、どうやらコキマダラセセリのようだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 12.オオムラサキ♀ 開翅
♀は大きくてたくましい。腹の太さがそれを象徴する。♂に比べ♀は発生時期が少し遅れるが、そのためかきれいな個体が多い。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f5.6 1/125秒 143mm ISO280​ )露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 13.コキマダラセセリ 開翅
小さいながら鮮やかなオレンジ色だ。開翅してくれると同定しやすい。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 14.オオムラサキ 終齢幼虫と蛹
観察しやすいところに終齢幼虫と蛹がいた。先ほどの係りのかたが、幼稚園の子供たちに枝を引いて見せていた。子供たちはオオムラサキの幼虫を「ムーチャン」と呼んでいる。この蛹はまだしばらくは羽化しないようだ。
参考:羽化 http://n-shuhei.net/studio_yamako/2010/07/23_1004.php
蛹化 http://n-shuhei.net/studio_yamako/2010/07/20_1542.php

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/250秒 90mm ISO640 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 15.オオムラサキ♂ 開翅 -4 餌台として設けられている樹液にオオムラサキが来て、開翅した。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f5.5 1/125秒 48mm ISO180​ ) ​ 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 16.オオムラサキ♂ 開翅 -5 この日撮影できた一番美しい♂だった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/250秒 90mm ISO800 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 17.オオムラサキ♂ 開翅 -6
前の写真と同じ個体である。TAMRON 90mm ではそれ以上近づけないので、P610で撮る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f5.5 1/125秒 143mm ISO640​ )露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 18.ハルジオンにきたコキマダラセセリ
きれいな♂だった。ビバリウムの中には複数のコキマダラセセリが飛んでいた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 19.オオムラサキ♂ 開翅 -7
ビバリウムの中のオオムラサキは、まだ♂の方が多かった。しかし、生まれたばかりのきれいな姿はなかなか見られなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f5.6 1/125秒 161mm ISO125 )露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 20.オオムラサキ♂ 開翅 -8
クヌギの幹に止まって開翅してくれた。オオムラサキらしい写りだと思う。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/250秒 90mm ISO450 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 21.ビバリウム外観
ビバリウムでの撮影を終え、外に出てみた。外にはオオムラサキはいなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f3.5 1/400秒 5mm ISO100 ) ​ 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 22.ブルーオオムラサキ
オオムラサキセンターの標本展示室には、「国蝶指定60周年 里山の虫たち」展として、日本各地のオオムラサキなどが展示されているが、その中でこのブルーオオムラサキに目を魅かれた。紫ではなくてモルフォのような瑠璃色なのだ。色の違いだけではなく輝きがより強い。構造色が発達しているのだ。このブルーオオムラサキというのは劣性遺伝の異常型で、0.5%くらいの確率でしか現れないという極めて稀な型らしい。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f4.8 1/125秒 17mm ISO1000 )露出補正 -0.3段


2017年6月15日

裏高尾 リベンジならず 5月22日

5月8日に裏高尾へ行ったときは3分咲だったミツバウツギは、5月14日(日)に開催された日本チョウ類保全協会主催の「春の裏高尾・チョウの観察会2017」のレポートでは、8分咲のミツバウツギにはアオバセセリが多く来て、ミヤマカラスアゲハも撮られていた。それならばと思って22日に再度出かけてみたが、すでに遅く、ミツバウツギの花はすっかり落ちていた。狙いは、アオバセセリ、クモガタヒョウモン、ミヤマカラスアゲハ、ミスジチョウだったが、全く成果なし。アオバセセリ、クモガタヒョウモン、ミヤマカラスアゲハは見ることもできなかったが、最後に寄った八王子城跡でミスジチョウが現れた。しかし、コンクリートの建物の壁に止まって写真にならなかった。
 アサギマダラ、モンキアゲハを目撃。ウスバシロチョウがまだ飛んでいた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.コジャノメ
前回5月8日と同じく、キャンプ場の近くで、林道を通る車や、トレッキングを楽しむ人たちの邪魔にならないように車を停めて、歩き始める。最初に現れたのはコジャノメだった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​500​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.サカハチチョウ♂ -1​​
サカハチチョウの春型はまだ元気に飛んでいた。これは♂で、♀より斑紋にしまりがある。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​640​秒 300mm ISO​2​​30​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.サカハチチョウ♂ -2
陽の光に透けて見える表翅の模様は黒の部分が映えて、夏型のようにさえ見える。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​640​秒 300mm ISO​2​​30​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.サカハチチョウ​​
何という花だろかと帰宅してから調べたところ、どうやらガクウツギのようだ。チョウはいないかと探してみたところサカハチチョウが吸蜜していた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels​​
プログラムオートで撮影(​ f​6.5 1/400秒 258mm ISO100​ )​ 露出補正-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 5.ジャコウアゲハ♀
スーッと飛んできたジャコウアゲハの♀が、茂みの陰の葉に止まった。暗い。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f5.6 1/125秒 179mm ISO300​ )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6.アカタテハ
林道にアカタテハが飛んできた。路上に止まって吸水をはじめる。近寄って広角で撮ろうとするが、なかなか敏感だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f5.6 1/250秒 81mm ISO100​ )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.サカハチチョウ♀
林道の脇の日当たりの良い葉上に止まる。これは♀だろうと思う。サカハチチョウ春型はは5月の半ばを過ぎるとすこし翅が擦れてくる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f3.3 1/250秒 4mm ISO100​ ) ​ 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.ツマキチョウ♀ -1
ツマキチョウは4月のチョウだが、ここでは発生が遅れていたようだ。♀は♂よりさらに発生が遅れる。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影(​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​320​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.ツマキチョウ♀ -2
前の画と同じ個体である。まだまだ擦れていない。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影(​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​1000​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.ダイミョウセセリ -1
ダイミョウセセリが多くみられる季節になった。一昨年、石垣島の真栄里林道で見たクロセセリを思い起こさせる個体だった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影(​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​400​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.アオスジアゲハ​​
キャンプ場まで戻ってきた。ハルジオンの咲く草叢には、いつものようにアオスジアゲハが飛んでいた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​1000​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.イチモンジチョウ
今回も日影沢の後のあと、アオバセセリを求めて木下沢のミツバウツギのあるところまで行ってみるが、ミツバウツギの花はすっかり終わってしまっていた。林道には新鮮なイチモンジチョウが飛び、5月8日から2週間たつと、見られるチョウが変わってきている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影(​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​800​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.コミスジ​​
コミスジにしては少しい大きいなと思って期待して近寄って撮るが、残念ながらミスジチョウではなかった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ 絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​800​秒 300mm ISO​2​​80​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.ウスバシロチョウ -1
​​ 木下沢でも成果はなく、八王子城跡へ移動した。ハルジオンの咲く草叢にはウスバシロチョウがいた。南足柄で思うように撮れなかったので、粘って数ショット撮った。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​絞り優先​​オートで撮影(​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​800​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 15.ウスバシロチョウ -2​​
前の写真と同じ状況で半開翅たところを狙う。SIGMA 18-300mm は300mmでも被写体との距離が39cmまで寄れるので楽だ。横着してしまう。開放300mmでもまあまあの写りが得られる。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​800​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.ウスバシロチョウ -3
少し位置を変えて、正面から狙ってみた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影(​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/​800​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.ウスバシロチョウ -4​​
時期的には少し遅いがきれいな個体だった。前に記したが、ウスバシロチョウは毒を持つムラサキケマンを食草としている。そのため鳥に狙われることが少ないのだろうか。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影(​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/1250​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.アカボシゴマダラ春型
駐車場の方からフワフワ飛んできた白いチョウが、樹に止まった。これもウスバシロチョウかと思って見ると、アカボシゴマダラだった。アカボシゴマダラの春型は、それほどまでに白く見える。5mくらいの高さのところに止まったが、P610のロングショットは有効だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f6.5 1/160秒 258mm ISO100​ )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 19.ダイミョウセセリ -2
草叢のハルジオンにはしばしばダイミョウセセリが訪れる。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影(​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/250​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.ウスバシロチョウ -5​​
御主殿からの戻り道で、ウスバシロチョウが下から吹き上げられてきた。その裏側を撮れた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/640​秒 300mm ISO​2​​00​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 21.ミスジチョウ現る
そろそろ帰路に着こうと思い、「八王子」の「八」をイメージした八角形をしている鉄筋コンクリート平屋建てのガイダンス施設まで戻ってきて、裏口から入ろうとしたとき、ミスジチョウを見つけた。最後の最後に会えた。しかし、建物のコンクリートの壁に止まって絵にならない。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/250​秒 300mm ISO​2​​80​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 22.ミスジチョウ裏面
止まる位置を変えさせようと追ってみると、フェンスの向こうへ飛んでに行ってしまった。比較的近くの葉の上に止まったので、フェンスの網目からP610で狙う。何とか撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f6.5 1/250秒 258mm ISO100​ )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 23.ジャコウアゲハ♂ -1
駐車場に近いハルジオンの咲く草叢にジャコウアゲハがいた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
絞り優先​​オートで撮影 (​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/500​秒 300mm ISO​2​​80​​​​ ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 24.ジャコウアゲハ♂ -2​​
時刻は午後2時過ぎ。そのジャコウアゲハは午後の日差しを浴びて、のんびりと吸蜜していた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
絞り優先​​オートで撮影(​ ​f​6​​​​​​​​.3​​​ 1/800​秒 300mm ISO​2​​80​​​​ ​) 露出補正​ ​なし


2016年5月17日

舞岡公園のようす 4月25日

少し前の話になるが、舞岡公園のようすを見に行ってきた。一番気になっていたのは、南門手前の広場にあるタニウツギのピンクの花だった。この花が咲くとナガサキアゲハ、モンキアゲハが吸蜜に来る。だが、まだ蕾は固く、花が開くのはゴールデン・ウィークのころだろうと思ったが、どうだっただろうか。黒いアゲハは、カラスアゲハ♂とクロアゲハを見かけただけだった。(結局ほかのことと重なったり、天気が悪かったりして、タニウツギの花が咲くころには舞岡公園を訪れることが出来なかった)
  アゲハ、ツマキチョウの姿はなく、越冬したキタテハはもとより、ベニシジミ、ツバメシジミはすっかり擦れてしまっていた。春の前半終了といったところだ。
 アオスジアゲハ、キアゲハ、モンシロチョウ、コチャバネセセリ、コジャノメ、ヒメウラナミジャノメという春後半のいつもの顔ぶれが揃っていた。アカボシゴマダラ、ツマグロヒョウモン、モンキアゲハなどはこれからお出ましになると思う。5月後半からは、平地産ゼフィルスが愛好家を誘う。

;クリックすると大きな写真になります。 1.タニウツギの蕾
初めてこの花に来たモンキアゲハ、ナガサキアゲハを撮ったのは、5年ほど前の5月中頃だったと思う。ところがその後、このタニウツギの木は剪定されてしまい、しばらくは花を付けなくなってしまっていた。やっと昨年5月3日にこの花が咲き、モンキアゲハが吸蜜に来ているのを見ることが出来た。あと10日もすれば美しい花を咲かせると思う。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f4.6 1/160秒 12mm ISO100​ ) ​  ​​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.モンシロチョウ♀
モンシロチョウの♀は♂に比べ前翅の中室あたりが灰色になるが、この個体は、さらに黒い色のように見えた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f6 1/400秒 215mm ISO100​ ) ​  ​​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.ベニシジミ
ハルジオンの花でベニシジミが吸蜜しているのを見つけた。右前翅の半分くらいが破損している。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f6 1/640秒 215mm ISO100​ ) ​  ​​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.破損したキタテハ -1
越冬し、ぼろぼろになって、鱗粉もはがれ翅が透けて見えるキタテハが元気にタンポポで吸蜜していた。6か月以上生きていたと推察できる。ご苦労様・・・

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f3.5 1/1250秒 9mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.破損したキタテハ -2
前の写真と同じ個体。熱心に吸蜜を続けている。再びP610に持ち替えて撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f3.5 1/500秒 5mm ISO100​ ) ​  ​​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.アオスジアゲハ -1
長久保の池の近くに咲くハルジオンの花から花へアオスジアゲハが飛び回っていた。望遠端で引き寄せて撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/200秒 258mm ISO100​ ) ​  ​​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.アオスジアゲハ -2
PowerShot G7X でも撮った。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f3.5 1/1250秒 37mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.コジャノメ春型
ジャノメチョウが飛び出して、日の当たる翅の上に静止した。ヒメジャノメかと思ったが、コジャノメのようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/125秒 179mm ISO140​ ) ​  ​​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.小谷戸の里
小谷戸の里の門扉が新しくなった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f4 1/500秒 8mm ISO100​ ) ​  ​​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.小谷戸の里
多くの来園客で賑わう小谷戸の里にもこんな静かなところがあった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f4 1/125秒 8mm ISO100​ ) ​  ​​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.鯉のぼり
毎年、この時期に舞岡公園を訪れると、古民家の庭に鯉のぼりが泳いででいる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f3.8 1/1000秒 6mm ISO100​ ) ​  ​​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.コチャバネセセリ
コチャバネセセリの季節になった。新鮮な個体が多い。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/250秒 179mm ISO100​ ) ​  ​​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.コチャバネセセリ開翅
前翅の付け根の黄茶色の鱗粉が全く擦れていない。ハルジオンの花が好きだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f1.8 1/1250秒 9mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.ダイコンの花にモンシロチョウ
畑のダイコンの花にモンシロチョウが舞っていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f6.5 1/320秒 258mm ISO100​ ) ​  ​​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 15.アオスジアゲハ
ダイコンの花にはアオスジアゲハも吸蜜に来る。花までは距離があった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/400秒 179mm ISO100​ ) ​  ​​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.ツバメシジミ
ツバメシジミの♂がダイコンの花の傍の草地に止まる。大分擦れてしまっていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f6.5 1/160秒 258mm ISO100​ ) ​  ​​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.キアゲハ -1
ダイコンの花に今度はキアゲハがやってきた。花から花へと飛び回る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f6.5 1/320秒 258mm ISO100​ ) ​  ​​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.キアゲハ -2
元気な♂だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f6.3 1/500秒 236mm ISO100​ ) ​  ​​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.キアゲハ -3
同じ個体だが、やはり左側の尾状突起がなかったのだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/400秒 143mm ISO100​ ) ​  ​​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.きれいなベニシジミ
やっと擦れていないベニシジミが撮れた。ベニシジミは年5~6回発生する、幼虫で越冬するが、必ずしも終齢幼虫で越冬するとは限らないそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/400秒 197mm ISO100​ ) ​  ​​ 露出補正 なし


2014年5月 4日

舞岡公園 鮮やかなオレンジ! ベニシジミ 4月17日


 4月17日訪れた舞岡公園にも春が来ていた。今年の春先は蝶が少なくて心配していたが、この日は、アゲハチョウ、ツマキチョウ、ベニシジミ、ルリシジミ、モンシロチョウ、モンキチョウ、キタキチョウ、そして越冬蝶ではヒメアカタテハ、キタテハ、ルリタテハが飛んでいた。
 この日はベニシジミがタンポポやハルジオン(ヒメジオンかもしれない)の花で、明るいオレンジ色の翅を見せてくれた。

シジュウカラ;クリックすると大きな写真になります。 1.シジュウカラ
眼が悪いので肉眼ではシジュウカラとはわからなかった。「ちょっと、撮っておこうか」と思ってシャッターを切り、モニターで大きくして確認して、初めてシジュウカラと分かる。露出はアンダーになってしまったので、レベル調整している。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.4 1/800秒 185mm ISO100 ) 露出補正 なし
ベニシジミ;クリックすると大きな写真になります。 2.ベニシジミ
ベニシジミが多くなった。とてもきれいな個体が多い。春型はオレンジ色がとてもきれいだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
モンキチョウ♀ 産卵;クリックすると大きな写真になります。 3.モンキチョウ♀ 産卵
道端のツメクサの葉に産卵しようとしているモンキチョウの♀がいた。1卵産み付けて飛んで行ってしまった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/640秒 88.7mm ISO100 ) 露出補正 なし
咲き始めたハルジオンで吸蜜するベニシジミ -1;クリックすると大きな写真になります。 4.咲き始めたハルジオンで吸蜜するベニシジミ -1
ハルジオンとヒメジオンの区別はなかなか難しいが、花びらが細いのでハルジオンだと思う。咲き始めたハルジオンに花にベニシジミが訪れる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
咲き始めたハルジオンで吸蜜するベニシジミ -2;クリックすると大きな写真になります。 5.咲き始めたハルジオンで吸蜜するベニシジミ -2
落ち着いて吸蜜しているので90mm macro で近づいて撮れる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
咲き始めたハルジオンで吸蜜するベニシジミ -3;クリックすると大きな写真になります。 6.咲き始めたハルジオンで吸蜜するベニシジミ -3
さらにカメラを近づけて撮る。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
咲き始めたハルジオンで吸蜜するベニシジミ -4;クリックすると大きな写真になります。 7.咲き始めたハルジオンで吸蜜するベニシジミ -4
余裕があったので、今度はHS50に持ち替えて撮る。生息している環境が写しこめる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/850秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
谷戸のベニシジミ;クリックすると大きな写真になります。 8.谷戸のベニシジミ
田圃の畦道に咲くハルジオンで吸蜜するベニシジミを、背景が入るようにHS50の広角側で撮った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/800秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
ヒメアカタテハ 産卵;クリックすると大きな写真になります。 9.ヒメアカタテハ 産卵
随分色の褪せたキタテハだなと思ってみていると、どうも違う。ヒメアカタテハだった。しかしとてもきれいな個体だ。どうやら、食草のひとつであるヨモギに産卵している♀のようだ。残念ながらこれ以上の写真は撮れなかった。この時期にヒメアカタテハを見るのは初めてだったと思う。「原色日本蝶類図鑑」(保育社刊 白水隆 監修 川副昭人、若林守男 共著 1976年)によれば、ヒメアカタテハは通常は成虫で越冬し、第一化は5月中旬~6月上旬に発生するとされている。いま産み付けられている卵が5月には成虫になるのだろう。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/400秒 106.8mm ISO100 ) 露出補正 なし