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2021年10月26日

北海道 3泊4日 10月7日~10日 その4 富良野から支笏湖を経て洞爺湖へ

3日目は富良野のホテルを8時30分に出発した。この日行くところは季節によって異なり、8月~9月出発のツアーはラベンダーで有名な富田ファームへ行くが、10月はラベンダーは終わってしまっているので、かなやま湖の紅葉を見に行くという。かなやま湖は、富良野から占冠へ向かう途中にある、治水(洪水調節、不特定利水)と利水(潅漑、上水道供給、水力発電)を目的としたダム湖だが、紅葉はまだ始まっておらず、景色も夕張岳が見えた以外は特に何もなかった。
 11月出発のツアーは紅葉終わってしまっているので、後藤純男美術館へ行くそうだ。日本画家後藤純男が、北海道の厳しい自然に惹かれ道内取材の拠点として同所にアトリエを構えた。平成9(1997)年9月、美術館として開館したのが後藤純男美術館だそうだ。 今回も後藤純男美術館へ行く方が良かったのでなかろうか。
 そこから千歳空港の近くの恵庭市にあるテーマパーク「えこりん村」へ行き、午後は支笏湖をを見て、洞爺湖へ向かう。この日バスは約300km走った。
 3日目の泊りは、2008年(平成20年)に『第34回主要国首脳会議』(北海道洞爺湖サミット)が開催されたことで有名な「ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ」である。部屋からバス・ローブを纏って温泉大浴場へ行くことが出来た。夕食はフレンチのフル・コースだった。2021年4月28日~11月30日 毎夜8時45分から20分間、ホテルからは右下に見える洞爺湖温泉街近くの湖上で、花火が打ち上げられるとのこと。夕食の後に観たが、下の方で上がる花火はイマイチだった。

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かなやま湖から眺める夕張岳1,668m 2021年10月9日 北海道夕張市
「夕張岳の高山植物群落及び蛇紋岩メランジュ帯」は国の天然記念物。蛇紋岩メランジュ帯とは、高圧型変成帯や深部断裂帯に産出した蛇紋岩が、深部で形成された変成岩や,地殻深部~中部の岩石を大小のブロックとして包有する産状をいう。

63.かなやま湖
金山ダム(かなやまダム)は北海道空知郡南富良野町、一級河川・石狩川水系空知川最上流部に建設されたダム。国土交通省北海道開発局札幌開発建設部が管理する特定多目的ダムで、空知川の治水と滝川市・富良野地域への水源確保及び電力供給を目的に建設された。1959年五着工し、1967年に完成している。紅葉がきれいということだったが、まだ少し早かった。湖畔にはホテルがあり、夏はカヌーやキャンプ、冬はワカサギ釣りやソリ遊びなどが楽しめるようだ。私たちは展望台から写真のようなかなやま湖とダムを眺めただけで湖畔には行かなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
063_211009527 x800 かなやま湖 RX10M4.jpg
64.「自然体感しむかっぷ」
かなやま湖の展望所から少し走り、国道237号沿いの「自然体感しむかっぷ」という道の駅で手洗い休憩をとった。敷地内にあった農協の倉庫の壁に「シムカップアートキャンプ巨大壁画」と題された、ブラジルサンパウロ出身の画家 で、2014FIFAワールドカップ・ブラジルのオフィシャルデザイナー大岩オスカールという人の大きな絵が4枚描かれていた。その中の1枚。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 10mm ISO100 ) 露出補正 なし
064_11009544 X800 自然体感しむかっぷ」農協 RX10M4.jpg
65.「えこりん村」ウェルカムセンター
占冠(しむかっぷ)から道東自動車道に上がった。バスガイドさんが夕張について説明してくれた。夕張市の人口は昭和39年がピークで約11万人であったが、現在は9千人に減っているそうだ。千歳空港に近い裏恵庭の「えこりん村」に着いたのは11時だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
065_211009553 X800 えこりん村 RX10M4.jpg
66.白い顔の羊
「えこりん村」は「びっくりドンキー」で知られる株式会社アレフの子会社「株式会社牧家」によって、2006年(平成18年)4月20日に北海道恵庭市牧場で開業した。東エリアと西エリアに分かれていて、ウェルカムセンターは東エリアだが、西エリアは白いヒツジが多く飼育されている「みどりの牧場」や「水仙とバラとダリアのイギリス庭園」があり見どころが多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 31mm ISO125 ) 露出補正 なし
066_211009556 X800 えこりん村 RX10M4.jpg
67.「銀河庭園」のベニシジミ
「水仙とバラとダリアのイギリス庭園」は世界屈指のガーデンデザイナーであるイギリス在住のバニー・ギネス女史により「銀河庭園」として作り上げられ、2006年6月にオープンしたそうだ。今の季節はダリアが咲いていた。大分擦れてしまっているベニシジミが吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 175mm ISO320 ) 露出補正 なし
067_211009563 X800 えこりん村 RX10M4.jpg
68.「銀河庭園」ヒメアカタテハ -1
ダリアの品種は、現在では約3万種類以上あると言われている。花の大きさは、超巨大輪や巨大輪、大輪、中輪、小輪そして極小輪の6種類がある。花色は赤色やピンク色、そして黄色やオレンジ色など種類が豊富で、花の咲き方や草丈なども品種によって実にさまざまなようだ。私にはダリアかどうかもわからない。ヒメアカタテハが数頭飛び、短い時間吸蜜していく。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 81mm ISO320 ) 露出補正 なし
068_211009577 X800 ◎えこりん村 RX10M4.jpg
69.「銀河庭園」ヒメアカタテハ -2
「銀河庭園」はよく手入れがされている。もっと近づいて、背景を入れて撮りたかったが、吸蜜中のヒメアカタテハは敏感で、叶わなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 78mm ISO250 ) 露出補正 なし
069_211009580 X800 ◎えこりん村 RX10M4.jpg
70.トレーラーのファームツアー
トラクターの引っ張るトレーラーに乗って、「えこりん村」の中を回るファームツアーがある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 48mm ISO400 ) 露出補正 なし
070_211009590 X800 ◎えこりん村 RX10M4.jpg
71.前足を折るアルパカ
  「みどりの牧場」にはアルパカとラマも放牧されている。アルパカは主に体毛を利用するため、ラマは荷物を運ぶために人間と一緒に生活する動物だ。家畜であるアルパカとラマには交雑種が生まれやすいそうだ。見ていると前足を折って、ゴロンと横になる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 62mm ISO125 ) 露出補正 なし
071_211009601 X800 〇えこりん村 RX10M4.jpg
72.ゴロンと転がるアルパカ
何故、ゴロンと横になるのだろうか?ネコがゴロンと横になるのは、甘えたいから、くつろぎたいから、暑いからといったことだそうだが、アルパカの場合は何なのだろうか。体の毛に付いた虫でも落としたいのだろうか。でも、草に体を押し付けるような仕草はない。このアルパカの顔を見ていると、くつろぎたいように見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 62mm ISO125 ) 露出補正 なし
072_211009604 X800 〇えこりん村 RX10M4.jpg
73.放牧される羊
広々とした牧場でヒツジたちが牧草を食む。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 65mm ISO100 ) 露出補正 なし
073_211009611 X800 ◎えこりん村 RX10M4.jpg
74.ミニチュアホースとミニロバ
左側がミニロバで、右側はミニチュアホース。ミニチュアホースは賢く、ペットとしてだけではなく盲導馬としても活躍している。ミニロバは耳が長く、背中に十字模様がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 41mm ISO125 ) 露出補正 なし
074_211009618 X800 ◎えこりん村 RX10M4.jpg
75.支笏湖畔から見る樽前山
「えこりん村」で簡単に昼食を済ませ、支笏湖畔に着いたのは午後1時半ごろだった。湖畔から樽前山が見えた。樽前山は支笏湖の南側、苫小牧市の北西部に位置する活火山。珍しい三重式活火山として知られている。外輪山の内側に溶岩ドームがある。標高は最高点の樽前ドームで1,041m、この樽前ドームは、立ち入り禁止となっている火口原にある溶岩ドームで、周辺との比高は約120m、最大径は約450mある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 36mm ISO100 ) 露出補正 なし
075_211009628 X800 支笏湖畔 樽前山 RX10M4.jpg
76.支笏湖畔
バスの駐車場から、工事中の支笏湖ビジターセンターの脇を湖畔に下りると、遊覧船、ボート・カヌーの乗り場がある。バスガイドさんがペダルボートを指さして「シベリアから白い大きなハクチョウも来てます」などと冗談を言っている。支笏湖は「日本最北の不凍湖」として有名であるが、これは温かい水が湖の深部に残存していて水面を暖めることにより湖面の水温が下がりにくいので、凍りにくくなっているためだそうだ。しかし、低温の日が続いた場合には結氷することがある。最近の全面結氷は2001年(平成13年)で、その前は1978年(昭和53年)まで遡るという。 湖の周囲は約40km、最大水深360m、平均水深265m。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 16mm ISO100 ) 露出補正 なし
076_211009639 X800 支笏湖畔 RX10M4.jpg
77.支笏湖から洞爺への車窓 -1 牛の牧場
午後2時半に支笏湖を出発して、このツアーの最後の宿である洞爺湖の山の上にある「ザ・ウィンザーホテル洞爺」へ向かう。小1時間の走行だ。車窓から放牧された牛が見えた。北海道は広くて大きい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 38mm ISO160 ) 露出補正 なし
077_211009648 X800 支笏湖→洞爺 車窓 RX10M4.jpg
78.支笏湖から洞爺への車窓 -2 羊蹄山
山間道路を走る国道230号線を進んでいくと、羊蹄山(1,891m)が見え始め、その左側手前には羊蹄山によく似た形の尻別岳(1,107m)が重なるように見えた。留寿都を過ぎると間近に羊蹄山が眺められた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 30mm ISO100 ) 露出補正 なし
078_211009652 X800 ◎支笏湖→洞爺 車窓 RX10M4.jpg
79.支笏湖から洞爺への車窓 -3 広大な畑
洞爺湖が近くなり、標高約625mのポロモイ山山頂にある「ザ・ウィンザーホテル洞爺」が見えるよになると、広い畑が現れる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 39mm ISO160 ) 露出補正 なし
079_211009656 X800 支笏湖→洞爺 車窓 RX10M4.jpg
80.支笏湖から洞爺への車窓 -4 「ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ」
山の上に建つ「ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ」が見えると、バスはホテル専用道路に入って登っていく。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 39mm ISO160 ) 露出補正 なし
080_211009658 X800 支笏湖→洞爺 車窓 RX10M4.jpg
81.「ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ」到着
午後4時20分ごろ、ホテルに到着した。ロビーから洞爺湖が見下ろせる。日のあるうちに順光の洞爺湖を撮っておきたかったので外へ出て、撮影した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
081_211009661m X800 〇ホテルより RX10M4.jpg
82.「ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ」ロビーより
ロビーからガラス越しに見える洞爺湖の眺めは流石に素晴らしい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
082_211009658a X800 ホテルより RX10M4.jpg
83.内浦湾の夕焼け
洞爺湖の反対側には内浦湾が見える。内浦湾は北海道の南西部と渡島半島によって、北と西と南の三方を囲まれた湾で、噴火湾とも呼ばれる。夕方5時、雲に隠れて夕陽は見えなかったが、穏やかな夕焼けを眺めることが出来た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 60mm ISO100 ) 露出補正 なし
083_211009669 X800 〇ホテルより RX10M4.jpg
84.「ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ」ロビー
夕食はフレンチだった。夕食後、8時45分から洞爺湖温泉から打ち上げられる花火を見ようと思い、ロビーから上の階に上がったが花火は小さくしか見えなかった。洞爺湖は真っ暗だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/400秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
084_211009117 X800 ザ・ウィンザーホテル洞爺 北海道旅行 D7X.jpg


2019年6月19日

岩手・秋田・山形 ドライブ旅行<5月19日~22日> (1) 岩手山と小岩井農場 5月19日

年に1~2回、御一緒に旅行を楽しんでいるKご夫妻と、今回は、東北地方は岩手、秋田、山形を周る、3泊4日のドライブ旅行をしてきた。総走行キロは1,500kmを超えた。コースはおおよそ次のとおりである。

第1日 5月19日
横浜→首都高湾岸線→東北自動車道→盛岡JCT→国道46号→小岩井農場→県道219号→休暇村岩手網張温泉(泊)
第2日 5月20日
休暇村岩手網張温泉 →岩手山焼走り溶岩流→松尾鉱山跡→八幡平アスピーテライン→八幡平山頂レストハウス(鏡沼)→八幡平ビジターセンター・大沼(秋田県)→国道341号→玉川温泉→「山のはちみつ屋」→ 休暇村岩手網張温泉(泊)
第3日 5月21日
休暇村岩手網張温泉→県道1号・国道107号→横手市増田町→国道107号・国道7号→酒田(本間美術館・山居倉庫)→休暇村庄内羽黒(泊)
第4日 5月22日
休暇村庄内羽黒→羽黒山有料道路→羽黒山山頂→羽黒山有料道路→月山ビジターセンター→五重塔→鶴岡市内→加茂水族館→山形自動車道→東北中央自動車道米沢経由→福島JCT→東北自動車道→首都高箱崎羽田経由→横浜

 第1日目はK夫妻が自宅まで迎えに来てくれた。今回もKさんの車を使わせていただく。今日は盛岡まで行かなくてはならないので、早朝5時半に出発した。途中、東北自動車道の羽生SAで朝食にする。次は9時30分に安達太良SAで休憩して、12時ごろ、前沢SAで昼食にした。前沢牛のすき焼き丼を食べたが、まあまあというところか。
 良い天気だったので、車窓から吾妻連峰や蔵王の山並みも見えた。
 予定していたより早く午後1時ごろ、東北自動車道を盛岡で下りた。時間があればということにしてたが、これなら小岩井農場へ行くことができる。小岩井農場からは岩手山の全容を見ることができた。途中の菜の花畑も色鮮やかだった。
 予定通り、本日の宿である休暇村岩手網張温泉に着いた。ここはは十和田八幡平国立公園、岩手山南麓の岩手県雫石町にあり、標高は750mある。
 休暇村は会員になっていて、いろいろなところを利用している。さっそく風呂に入った。部屋に戻ってきて、TVをつけたら、4日前(4日目)に御嶽海に勝った時に膝を痛め、3日間休場していて、再出場した貴景勝の取り組みだった。残念ながら碧山に敗れてしまった。
 夕食はK夫人が前もって注文しておいて下さった「食材王国いわて旬菜膳」という懐石を楽しんだ。岩手県産黒毛和牛と八幡平杜仲茶ポーク豆乳鍋もが付いていて満腹になった。今朝早かったのと、長時間の運転、そして腹いっぱいで、部屋に戻ったら爆睡してしまった。

追記 昨夜(6月18日)TVを見ていたら、突然番組が中断され、10時22分、新潟県と山形県で大きな地震があったと報じられた。新潟県の村上では震度6強。今朝のTVで、このドライブ旅行の最終日(5月22日)に訪れた鶴岡市でも震度6弱が記録され、民家やあつみ温泉の旅館の屋根瓦が崩落している状況が報じられた。幸い津波は微弱でその被害がなかったのが幸いだった。

1.吾妻連峰
東北自動車道を快適に走る。左側に吾妻連峰が見えてきた。吾妻連峰は福島県福島市と山形県米沢市との境界に位置する。西吾妻山(2035m)を最高峰に、西大巓、東大巓、一切経山、中吾妻山、東吾妻山、高山などの2000m級の峰々が東西に連なるのを総称して吾妻連峰と呼ばれている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
190519_001.jpg
2.蔵王連峰
白石のあたりから、左手に蔵王連峰が見えてきた。山肌にはまだまだ雪が残っている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 35mm ISO125 ) 露出補正 なし
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3.小岩井農場へのアプローチ
東北自動車道を盛岡で下りて、国道46号線を走って右へ、岩手山に向かって小岩井農場へ向かう。やがて遮るものがなくなり岩手山が見えてきた。ヤマツツジが咲いている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
190519_003.jpg
4.菜の花 -1
何も説明することはない。小岩井農場が近くなったころ、菜の花が目に鮮やかだった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
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5.菜の花 -2
深い緑と、牧草の緑と、菜の花のコントラストが鮮やかだ。天気が良いときれいな色が出る。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
190519_005.jpg
6.岩木山と菜の花畑
岩木山は道路の左側に見える。菜の花畑は右側だ。菜の花畑の上に岩木山という構図はかなわなかった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 14mm ISO125 ) 露出補正 なし
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7.菜の花 -3
青空を入れて撮った。白い雲も良いところにあった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 20mm ISO125 ) 露出補正 なし
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8.小岩井農場入り口
駐車場から砂ぼこりの中を少々歩いて、入場券売り場に来た。今日は日曜日なので家族連れも多い。入場料は一人800円。小岩井農場は総面積3000ha(東京ドーム約640個分)、南北13km、東西5kmと広大である。生産現場は通常非公開だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 25mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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9.小岩井農場ゲート
入場ゲートの正面には岩手山が聳える。ただ、中に入って見るとそこは農場というイメージはない。広大な公園である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 20mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190519_009.jpg
10.岩手山
岩手山が救ってくれる。雲がとれて山頂まで望むことができた。岩手山は標高2,038mある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 62mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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11.シャクナゲ
シャクナゲの花が咲いていた。広い場内を家族連れが歩く。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 13mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190519_011.jpg
12.広い農場と岩手山
小岩井農場というと、牛が放牧され、牧草を食む姿を連想し、またパンフレットにもそんな写真が載っているのだが、ここで目に映るのはただ広さだけだった。約15分ほど歩いて「上丸牛舎」というところへ行けば牛が見られるようだが、そのことがわからなかった。事前勉強不足を反省。「上丸牛舎」というところには、日本の酪農の発展とともに歩んできた小岩井農場のその100年を超える歴史の中で作られ、使用されてきた牛舎や、サイロなど計6棟が、国登録有形文化財となっているという。すべて明治末期から昭和初期にかけて建てられたもので、特にレンガサイロは、国内に現存する一番古いものだそうだ。また、小岩井農場酪農発祥の地である「上丸牛舎」には、およそ90本のソメイヨシノの木があり、4月下旬~5月上旬には岩手山を背景に、国の重要文化財に指定されている牛舎群と桜の見事な景観が楽しめるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 13mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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13.ヒツジ
遠くにヒツジが何頭かいて、草を食んでいた。よく見ると毛を刈られている羊がいる。「羊の毛刈り」実演が行われるらしい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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14.毛を刈られた羊
2頭見えるヒツジのうち、左側のヒツジは毛を刈られたのだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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15.サギゴケ
カキオドシかと思ったが、サギゴケのようだ。見落とし勝ちな小さな花だが、ローアングルで岩手山を背景に撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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16.トラクター
小岩井農場の東南のほうに100年の森エリアというところがあって、トラクターがけん引する手作りの客車で、専任のガイド付きで散策するコースがある。これはそのトラクター。1630 JOHN DEER の文字が見える。メーカーはディア・アンド・カンパニーというアメリカの会社で、このトラクターは1981年製のようだ。kさんはトラクターに詳しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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17.岩手山とヤエザクラ
ヤエザクラがまだ咲き残っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 35mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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18.秀麗 岩手山
木立の間から見える、すっかり雲がとれた岩手山の姿は、ここに来た甲斐があった。結局、私たちは小岩井農場の入り口近くのごく一部を歩いたに過ぎなかったが、次に来ることがあれば、もう少し時間をとって範囲を広げて歩いてみたいと思う。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 25mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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