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2020年1月 9日

午後の日比谷公園 12月20日

川崎大師初詣のことを先にアップしたので、記事が前後してしまったが、このあと、昨年のことを2~3掲載したい。  昨年12月20日、日比谷公園の近くで、今年の4月から入会した川柳の会があった。学生時代を過ごした体育会の部の先輩が主宰されていて、会は5年以上続いている。私の同期の仲間も数人がメンバーになっていた。この日は、大阪から昭和29年卒の大先輩もご夫婦で出席されるとのことで、午後3時半から句会をお行い、引き続き忘年会に移った。
 少し家を早めに出たところ、1時間ほど前に着いてしまったので、日比谷公園を歩いてみることにした。天気は良かったが、この時間になると、もうお日さまは西へ傾いてきていた。私は日比谷公園のなかに入ったことはあるが、ゆっくり散策したことはなく、どこにどんなところがあるのか全く知らなかった。
 都営地下鉄の内幸町から、国会議事堂方面へまっすぐ進み、日比谷公園の西幸門から、公園に入った。「かもめの広場」、「雲形池」、「松本楼」、から霞門へと歩き、中には入れなかったが、野外大音楽堂の前を通って、日比谷公園の北西側、公園全体の4分の1 ほどを周って、再び西幸門へ戻り、句会と忘年会の会場へ向かった。

1.かもめ広場
日比谷公園の西幸門を入ると真ん中に丸い池があるかもめ広場があった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/125秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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2.「鴎」 1986 淀井俊夫 作
かもめ池の中央には、ホワイトブロンズ製のモニュメントがあった。銘板には 「 鴎かもめ うかぶ雲、海鳥たちの訪れ、時の流れを告げる古い貝殻。」と刻まれていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/125秒 21mm ISO125 ) 露出補正 なし
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3.郷土の森
かもめ広場の池の向こう側(北側)に郷土の森というのがあって、昭和59年10月に行われた第2回全国都市緑化フェアを記念して、全国から持ち寄られた57種の木々は都道府県の木47本のほか、札幌市のライラック、横浜市のさざんか、川崎市のつばき、名古屋市と広島市のクスノキなど、自治体の木も10本植えられているそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/125秒 21mm ISO125 ) 露出補正 なし
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4.雲形池
奥へ進むと雲形池という池があった。まだ少し紅葉したカエデが残っている。周りの景色が池に映っている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f7.1 1/125秒 21mm ISO125 ) 露出補正 なし
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5.コサギ -1
雲形池にコサギがいた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4 1/125秒 20mm ISO125 ) 露出補正 なし
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6.コサギ -2
白いサギはダイサギ、チュウサギ、コサギといるが、このサギは他2種と比較して小型で、全長60cmほどだ。特徴は嘴が黒い。水の中にいる虫を探しているのだろうか、じっと水の中を見つめている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/125秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
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7.雲形池 鶴の噴水
雲形池に鶴が翅を広げて空に向けて水を噴き上げる噴水があった。台座には何か動物の彫刻がなされている。公園の装飾用噴水としては、日本で3番目に古いものだそうだ。作られた当初は、鶴も台座も銅製だったが戦争中の金属回収で台座が石造りになってしまったと言われる。雲形池では、冬になると水面に薄い氷が張り、鶴の像の羽の部分につららが下がる様が見られる。それが日比谷公園の冬の風物詩となり、その時には見物者がその美しさに感嘆するという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/125秒 28mm ISO125 ) 露出補正 なし
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8.紅葉と鶴の噴水
移動して紅葉するカエデの枝の間から鶴の噴水を撮った。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.2 1/125秒 27mm ISO125 ) 露出補正 なし
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9.西日時刻は午後3時。霞が関のビルの合間から西日が雲形池に差し込む。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f7.1 1/125秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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10.松本楼
何かの会合で二度ほど松本楼に来たことがある。日比谷公園は、1902年(明治35年)4月に着工。翌年6月1日に仮開園を迎えた。松本楼のホームページでは " 明治36年、日本ではじめての洋式公園として誕生した日比谷公園。時を同じくしてオープンした日比谷松本楼は、当時流行していたマンサード屋根の3階建て。おしゃれな店として評判を呼び、ハイカラ好きなモボやモガのあいだでは「松本楼でカレーを食べてコーヒーを飲む」ことが大流行しました。明治時代の文芸活動「パンの会」第1回会合が松本楼で開かれ、若き詩人や美術家たちが集まりました。また夏目漱石や「智恵子抄」の高村光太郎をはじめとする多くの文人の憩いの場所となり、彼らの詩や小説の舞台としても反映されています。" と紹介されている。松本楼と言えばカレーライスが美味しく有名。それは昭和46年秋、沖縄デーの大混乱の中、放火により松本楼は炎上焼失したが、昭和48年9月25日に、新装再オープンした時に感謝の心をこめた、記念行事としてはじまったのが「10円カレーチャリティーセール」だったという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.5 1/125秒 13mm ISO125 ) 露出補正 なし
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11.霞門付近
都道301号白山祝田田町線に出る霞門へ来た。紅葉がまだ残っていた。「年末ジャンボ10億円」買わなきゃ当たらない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/125秒 13mm ISO125 ) 露出補正 なし
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12.はにわ
日比谷公園の最大のシンボル「大噴水」があるというので、その方へ行ってみたが、大噴水は工事中だった。その近くに2体のはにわ像があった。説明書きには「昭和40年(1965年)8月21日に、東京都立日比谷公園と宮崎県立平和台公園が、姉妹公園として結ばれたことを記念し、特別史跡西都原古墳群をはじめ、多数の古墳のある宮崎県より「はにわ」像二体が東京都に贈られました。」と記されていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f3.5 1/125秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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