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2021年5月 3日

ウスバシロチョウを撮りに 4月22日

南足柄へ行くのは例年は5月に入ってからであるが、今年はチョウの発生が早いようなので、4月22日に出かけた。晴れていて気温も高く、絶好のコンディションと思ったのだが、チョウの個体数は少なかった。ウスバシロチョウは、午前中5~6頭の個体を見るのだが、全く撮影のチャンスを与えてくれない。
 ツツジは咲いているのだが、そのツツジの花に来る黒いアゲハたちも少ない。カラスアゲハを見ただけだった。目撃したカラスアゲハは、新鮮な♂だったので、まだ発生最盛期には至っていないようだ。時期尚早だった。

1.ヤマガラ
地蔵堂の駐車場に着いた。歩き始めようとすると野鳥の鳴き声がした。樹上を見るとシジュウカラがみえた。もう一羽いた。それがこのヤマガラだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
001_210422008 X800 ◎ヤマガラ 地蔵堂 RX10M4.jpg
2.モンシロチョウ♂
めぼしいチョウは姿を見せない。アブラナにはモンシロチョウが多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 160mm ISO100 ) 露出補正 なし
002_210422014 X800 ◎夕陽の滝 RX10M4.jpg
3.キュウリグサ(胡瓜草)
足元を見ると、直径約2mmの淡青紫色の花が咲いていた。日本全土の路傍や庭などに多い高さ15〜30cmの雑草である。和名は、葉をもむとキュウリのようなにおいがすることに由来するという。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_210422149 X800 キュウリグサ 夕陽の滝 D5300 TAMRON 90.jpg
4.カキドオシ(垣通し)
wikipediaによれば、和名のカキドオシは生け垣の下などで、隣接地から垣根を突き抜けるほど、勢いよく伸びてくる様子に由来するという。別称は、小児の癇の薬にする薬草にするところからカントリソウ(癇取り草)、カンキリソウ(癇切り草)といわれるそうだ。マクロで撮ったら、ピントの深度が浅くなり、下手な写真になってしまった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/800秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_210422155 X800 カキドオシ 夕陽の滝 D5300 TAMRON 90.jpg
5.ノムラモミジ
手前の赤い葉を付けたカエデは、その後ろに立つやや大きな黄土色の葉を付けたカエデの木の折れたところから、ひこばえのように生えている。この季節に紅葉したような葉を付けるのはノムラモミジといい、イロハカエデの園芸品種で、オオモミジの変種という説があるそうだ。赤い葉も、後ろの大きな木の黄土色の葉も、葉はオオモミジの葉に似ている。

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 25mm ISO160 ) 露出補正 なし
005_210422030 X800 夕陽の滝 RX10M4.jpg
6.スジグロシロチョウ 春型♀
舞岡公園などへ行くとスジグロシロチョウはモンシロチョウより数が多いと思うのだが、ここではアブラナの花にモンシロチョウもスジグロシロチョウも同じようにやってくる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 143mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_210422039 X800 ◎夕陽の滝 RX10M4.jpg
7.ラビットアイブルーベリー
2日前に府中市郷土の森博物館(公園)で見たばかりだったので、種名の見当はついた。ツツジ科だそうだ。また紅葉が綺麗なことも特徴という。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_210422156 X800 ラビットアイ・ブルーベリー 夕陽の滝 D5300 TAMRON 90.jpg
8.ツマキチョウ♂
ツマキチョウが珍しい花に止まった。ジンチョウゲに似ているが、調べて見たところコショウノキのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
  プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 190mm ISO250 ) 露出補正 なし
008_210422043 X800 夕陽の滝 RX10M4.jpg
9. ツマキチョウ♂ 飛散
次の瞬間、飛び去ってしまっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
  プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 190mm ISO200 ) 露出補正 なし
009_210422044 X800 △夕陽の滝 RX10M4.jpg
10.カラスアゲハ♂
夕陽の滝の駐車場に植えられたツツジの花に、黒いアゲハが飛来した。落ち着かずに花から花へと飛び回っていて、なかなか捉えられない。破損のないカラスアゲハの♂だった。まだ、発生初期のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
  プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 76mm ISO1250 ) 露出補正 なし
010_210422045 X800 △夕陽の滝 RX10M4.jpg
11.ムラサキケマン(紫華鬘)に来たツマキチョウ♂
ウスバシロチョウのいそうなところを何回か、行ったり来たりして歩いていると、ツマキチョウはがムラサキケマンの花で吸蜜していた。ここいらで、ここは切り上げて、大雄山最乗寺へ移動する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
  プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_210422061 X800 〇ムラサキケマン 夕陽の滝 RX10M4.jpg


2020年5月24日

夕日の滝と大雄山最乗寺 5月7日

今年はチョウの出現が時期的に早いのか遅いのか良くわからない。例年、南足柄へはウスバシロチョウとミヤマカラスアゲハなど黒いアゲハを撮るのが目的で出かけている。昨年は来られなかったものの一昨年は5月1日に来ている。この時は少し早いかなというところだったので、今年は1週間ほど後にずらして行ってみた。
 5月6日までだった緊急事態宣言は延期され、後ろ髪をひかれる思いだが、「3密」は避けられるので行くことにした。結果、ウスバシロチョウは適期だったが、黒いアゲハたちは少なかった。特に大雄山最乗寺では咲いているツツジの花も少なく、黒いアゲハたちの姿は1頭も見ることが出来なかった。いつもの年とはなんだか様子が違っていた。 持参したおにぎりを最乗寺の駐車場に止めた車の中で食べ、午後2時半に帰宅した。

1.コゲラ
朝9時に地蔵堂の前の駐車場に車を停めた。広い駐車場には1台しか止まっていない。まだ、気温が低くチョウも飛んでいない。車の中から周囲を見回していると、すぐ近くの木の枝にヤマガラらしき鳥が来た。カメラを取り出して、窓を開けフォーカスしようとしたが、飛び去ってしまった。ふと目を前方にやると20mくらい先の木に野鳥が来た。車を降りて近づくとコゲラだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO640 ) 露出補正 なし
001)200507049 X800 夕日の滝 コゲラ RX10M4.jpg
2.モンシロチョウ♀
夕日の滝への道を歩き始める。道は遊歩道でもあり、住んでいる方々の生活の道でもある。まずモンシロチョウが飛び出した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
002)200507056 X800 ◎夕日の滝 RX10M4.jpg
3.ウスバシロチョウ -1
さっそくウスバシロチョウが姿を見せ、セイヨウカラシナで吸蜜を始めた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
003)200507063 X800 〇夕日の滝 RX10M4.jpg
4.ウスバシロチョウ -2
前の写真と同じ個体だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 なし
004)200507066 X800 ◎夕日の滝 RX10M4.jpg
5.夕日の滝 見守り地蔵
何回もここへは来ているが、このお地蔵様を注意して見たことはなかった。「お賽銭はご遠慮ください」という札が張られていた。ごみの不法投棄をお地蔵さまの力で減らしてもらおうと、環境美化に取り組む住民グループ「環境美化金太郎会」が不法投棄されやすそうな場所に設置しているようだ。地蔵はスギ廃材などを利用し制作されていて、捨てる人の良心に訴えようと2008年11月から夕日の滝や広域農道などに設置されてきたそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 12mm ISO1250 ) 露出補正 なし
005)200507079 X800 夕日の滝 RX10M4.jpg
6.夕日の滝 説明板
wikipediaによれば、夕日の滝は酒匂川の支流内川の上流で矢倉沢にある。落差23m、幅5mで、標高約500mの地点にあり、周囲はスギ、ケヤキ、ナラなどの林に囲まれている。金太郎が産湯をつかった滝とも伝えられている。滝は、箱根古期外輪山の堅い火山岩と、泥岩と礫岩から成る軟らかい地層が接する断層にあり、内川からの流水により軟らかい地層はしだいに削られたことによりできたと考えられる。名前は、夕日に映える美しさから名づけられたと言われており、毎年1月半ばに夕日が滝口に沈むところからつけられたとも言われるが、勇ましく水煙をあげ、男性的なところから「雄飛の滝」と呼ばれていたという説もあるそうだ。また、滝行が行われている滝として有名で、毎年初夏には夏の訪れを告げる滝開きも開催される。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO800 ) 露出補正 -0.7段
006)200507086 X800 夕日の滝 RX10M4.jpg
7.ミソサザエ -1
初めて見る鳥だった。全身こげ茶色で尾羽に細かい模様があった。日本では全国に分布していて、山地の渓流沿いの藪や岩のある林などに生息しているのだという。まさにその通りの場所だ。露出補正を戻さずに撮ってしまった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1000 ) 露出補正 -0.7段
007)200507091t2 X800 夕日の滝 ミソサザエ RX10M4.jpg
8.夕日の滝 滝つぼ
前の日に雨が降ったので、水量は多かった。スロー・シャッターに設定して撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/30秒 39mm ISO100 ) 露出補正 なし
008)200507095 X800 ◎夕日の滝 RX10M4.jpg
9.夕日の滝 滝口
毎年1月半ばに、夕日が沈む処がここなのか。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO1250 ) 露出補正 なし
009)200507097 X800 夕日の滝 RX10M4.jpg
10.渓流
滝の下流は渓流になっている。矢倉沢を流れ、酒匂川にそそぐ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 34mm ISO200 ) 露出補正 なし
010)200507101 X800 夕日の滝 RX10M4.jpg
11.ウスバシロチョウ -3
夕日の滝から先は、箱根の金時山(1,213m)への登山道が続いている。私はここでUターンし、再び来た道を駐車場へと戻る。往路は飛んではいたものの撮影できなかったが、途中にウスバシロチョウのポイントがある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 147mm ISO320 ) 露出補正 なし
011)200507120 X800 ◎夕日の滝 RX10M4.jpg
12.ウスバシロチョウ -4
ハルジオンの花で吸蜜する。この花はウスバシロチョウの好きな花だ。ウスバシロチョウも首の周りが黄色くて、ハルジオンの花の色どりに似ている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 151mm ISO100 ) 露出補正 なし
012)200507126 X800 ◎夕日の滝 RX10M4.jpg
13.ウスバシロチョウ -5
開翅したところを撮影。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 37mm ISO100 ) 露出補正 なし
013)200507130 X800 ◎夕日の滝 RX10M4.jpg
14.ウスバシロチョウ -6
首に掛けていた D5300 に持ち換えて撮る。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4 1/500秒 90mm ISO180 ) 露出補正 なし
014)200507027 X800 ◎夕日の滝 D5300 TAMRON 90.jpg
15.ウスバシロチョウ -7
セイヨウカラシナで吸蜜。ウスバシロチョウが赤い花に来るのは見たことがない。  

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f4 1/800秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
015)200507032 X800 〇夕日の滝 D5300 TAMRON 90.jpg  
16.ウスバシロチョウ -8
大きな葉の上に静止。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
016)200507153 X800 ◎夕日の滝 RX10M4.jpg
17.ウスバシロチョウ -9
この個体はしばらくの間、セイヨウカラシナで吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
017)200507162 X800 ◎夕日の滝 RX10M4.jpg
18.クロアゲハ♂ -1
田んぼの向こうの畔に咲くツツジの花にクロアゲハがきた。ちょっと距離がある。トリミングしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
018)200507108 X800 〇夕日の滝 RX10M4.jpg
19.カラスアゲハ♂ -1
民家の入り口に咲くツツジにカラスアゲハが飛来した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
019)200507185 X800 〇夕日の滝 RX10M4.jpg
20.カラスアゲハ♂ -2
高いところに咲くツツジで吸蜜するので、翅表のカラスの濡れ羽色が見えない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 +1.0段
020)200507193 X800 ◎夕日の滝 RX10M4.jpg
21.カラスアゲハ♂ -3
ツツジに顔を埋めて吸蜜する。やっと眼が見えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 +1.0
021)200507197 X800 ◎夕日の滝 RX10M4.jpg
22.金太郎の生家跡
約千年ほど前に、都から足柄峠を越えて地蔵堂に来た金持ちの旅人が、この地を気に入って移り住んだ。その金持ちは名を足柄兵太夫と言った。兵太夫には八重桐という娘がいて酒田氏に嫁いだが、酒田一族で争いがありそこから逃れるために地蔵堂の実家に戻ってきた。身ごもっていた八重桐は地蔵堂の屋敷で無事に男の子を出産、ここに金太郎が誕生したと伝えられる。昔話の主人公として知られている足柄山の金太郎だが、実は歴史上実在した人物であると言われている。ここで写真に見えるツツジにチョウが来ないかとねばっていたところ、地元の方が来られ「興味があるのですか」と声を掛けられた。昨年(令和元年)10月12日から13日にかけての台風19号では この一帯も土砂崩れがあり、民家にも被害が出たとのこと。ここは標高450mくらいあるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
022)200507205 X800 夕日の滝 RX10M4.jpg
23.クロアゲハ♂ -2
道端に咲くツツジにクロアゲハが来ていた。今まで会ったカラスアゲハ、クロアゲハは♂が多く、みんな擦れていない個体だ。まだ発生初期なのだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 67mm ISO320 ) 露出補正 なし
023)200507209 X800 〇夕日の滝 RX10M4.jpg
24.クロアゲハ♂ -3
良い位置から撮れたと思う。初々しいクロアゲハfだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 136mm ISO500 ) 露出補正 なし
024)200507216 X800 ◎夕日の滝 RX10M4.jpg
25.地蔵堂
通称地蔵堂と言われているのは、正しくは、曹洞宗足柄山誓光寺という。さきほど、金太郎の生家跡で話をしたかたから、同寺の木造地蔵菩薩立像と地蔵堂内厨子が今年の11月21日(土)、22日(日)に檀家(15軒)の人たちにより御開帳されると聞いた。一般公開されるのは約150年ぶりだから是非見に来てくださいと言われた。 開帳される本尊の「木造地蔵菩薩立像」は、高さが約160cmで南北朝時代末から室町時代初期の作と推察されている。地蔵菩薩が納められている「地蔵堂内厨子」は室町時代末期の作で、三間四方の入母屋造りの屋根に軸部を禅宗様、軒を和様とした折衷様式だそうだ。ともに県指定の重要文化財に指定されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 15mm ISO400 ) 露出補正 なし
025)200507219 X800 〇地蔵堂 RX10M4.jpg
26.地蔵堂の石仏
地蔵堂と言われる曹洞宗足柄山誓光寺の境内は、猫の額ほどだが、石仏が並んでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
026)200507225 X800 〇地蔵堂 RX10M4.jpg
27.地蔵堂の扁額
地蔵堂には「足柄地蔵尊」と書かれた扁額がかけられていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 18mm ISO1250 ) 露出補正 なし
027)200507227 X800 〇地蔵堂 RX10M4.jpg

大雄山最乗寺のホームページによれば、「開創以来600年の歴史をもつ関東の霊場として知られ、境内山林130町歩、老杉茂り霊気は満山に漲り、堂塔は30余棟に及ぶ。」とある。開山は了庵慧明禅師とされる。曹洞宗の通幻派は、大本山總持寺(鶴見)5世・通幻寂霊禅師の法系に属する一派のこと。特に、「通幻十哲」と呼ばれる弟子達が中心になり、その教線拡大に努めたそうだ。最乗寺は応永8年(1401年)峨山五哲である通幻寂霊門下の了庵慧明によって開山され、東国における通幻派の拠点となった。通幻門下は各地で公共事業を行い民心をつかむが、最乗寺にもこの地で土木工事を行ったという了庵法嗣の妙覚道了(道了尊)が祀られているのだ。 了庵慧明禅師の門下には、大綱明宗や無極慧徹などが出て、最乗寺を中心に関東・東海・甲信越地方に伸びたという。

200507269t X600 大雄山最乗寺 RX10M4_0000.jpg
大雄山最乗寺全景 境内案内図    

28.大雄山最乗寺 碧落門
大雄山最乗寺の駐車場に着いたのは12時15分ごろだった。駐車場から碧落門の石段の前に出る。美しく咲いたシャクナゲが迎えてくれた。碧落門から境内に入る。参拝者は見当たらない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 14mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
028)200507234 X800 大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
  29.金剛水堂
本堂の左側に開山堂がある。その開山堂の向かいに金剛水堂があった。最乗寺のHPによると、寺創建時、道了尊自ら井戸を掘り、地中から鉄印を掘り出したのが大雄山の重宝だそうだ。「御金印」を取りだすと霊泉が湧き出したのが金剛水だ。「御金印」を押したお守りを持っていると悪疫を避け、山賊や悪獣の災害を免れるお守りとして評判になり、この霊泉を飲むと諸病が癒されると伝えられている。金剛水堂とその左の鐘鼓楼にまつわる妙覚道了の伝承はこの寺の見どころの重要な部分と言える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
029)200507235 X800 大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
30.鐘楼
開山堂の左手に彫刻が施された柱に囲まれた鐘楼があった。「応永9年道了尊者行脚の途次、遠州平尾八幡宮の寄進をうけ、柱杖にかけて当山に運んだ梵鐘である。のち火災により再鋳、今次大戦に供出、戦後種々の経緯をたどり、帰還された。楼上に鐘、鼓などの鳴らし物を掛け、日常修行僧の進退を指揮する。昭和58年新築」と、金剛水堂の説明とともに彫られた石碑があった。除夜の鐘は、鐘楼前にて先着順に整理券が配布され、1月1日0時から無料で人数制限がなく全員鐘をつくことができるそうだ。山主老師の第一声で除夜の鐘が打たれると、人々のなかに新年を祝うざわめきが起こり、「おめでとう」の声が飛び交うという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
030)200507239 X800 大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
31.結界門
右手に多宝塔を見ながら結界門へ。「これより内は不浄の者入るべからず」この門からは道了尊の浄域とある。結界門は明治30年(1897)に建立された向唐門だそうだ。金剛製の天狗像一対は、昭和11年(1936)に東京五大講の寄進という。最乗寺は本山である永平寺、總持寺に次ぐ曹洞宗の名刹で、天狗伝説でも有名であると言われる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
031)200507247 X800 大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
32.スギの大木
最乗寺には大きなスギの木が多い。その巨大なスギの木に包まれて参道は鬱蒼としている。結界門を入ると三面大国殿があり、その左側に三面殿お札場がある。その傍にこのひときわ大きなスギの木があった。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
032) X800 DSC07322.jpg
33.シャクナゲかツツジか
深紅のシャクナゲが咲いていた。と思って花を見るとツツジのようにも見える。ツツジもシャクナゲも同じツツジ科。葉を見るとどうやらシャクナゲのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 14mm ISO2500 ) 露出補正 -0.7段
033)200507254 X800 大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
34.御供橋・圓通橋
結界門より先は道了大薩埵の浄域とされる。カメラは結界門を背に本堂の方を見ている。本堂から結界門へ上がる手前に御供橋・圓通橋があり、中央に御供橋、両脇に圓通橋が並行している。御供橋は白装束を身にまとった修行僧が道了様へのお供えをする時に使用する為の橋で、普段は通行する事ができないようになっている。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 13mm ISO320 ) 露出補正 なし
034)200507256 X800 大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
35.シャクナゲ 石楠花、石南花
シャクナゲは最盛期のようだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段
035)200507260 X800 大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
36.シャガ 射干、著莪、胡蝶花
境内を迂回するように僧堂、御供堂、衆寮の先をいったん碧落門の外に出る。ここにツツジの植え込みがあって、例年ツツジの花にオナガアゲハやカラスアゲハが来ていたが、今回は全く見ることが出来なかった。ツツジの花も数輪しか咲いていない。シャガの花が咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO2000 ) 露出補正 なし
036)200507275m2 X800 大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
37.シャクナゲの花と蕾
シャクナゲの蕾というのはツツジとは違う。ピンクのとてもきれいな花と蕾だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 90mm ISO450 ) 露出補正 なし
037)200507040 X800 〇大雄山最乗寺 D5300 TAMRON 90.jpg
38.緋鯉の幼魚
境内にある池に10cmくらいの大きさになった緋鯉の幼魚が泳いでいた。さて、午後1時になった。引き上げることにする。駐車場に戻って、車の中でおにぎりを食べて、帰路についた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/600秒 102mm ISO100 ) 露出補正 -2.0段
038)200507267 X800 〇大雄山最乗寺 RX10M4.jpg


2018年3月22日

蝶 自選年間ベスト10 (​15) 2017年

十分なチョウの撮影ができない1年だったが、そんな中でも、春には久しぶりにアオバセセリに会うことができた。また、一度は撮っておかなければいけないと思っていたホソオチョウも撮ることができた。
 昨年と同じく、クジャクチョウやキベリタテハといった高原のタテハチョウたちは極めて少なかった。インターネットでチョウ愛好家の方々のブログを閲覧しても、これらのチョウの不作が伝えられた。7月に、オオムラサキセンターへ行った帰りに、勝沼から日川渓谷沿いに、大菩薩嶺の山麓を走る林道に入ってみた。この時に新鮮ななフタスジチョウを撮れたことは収穫だった。 9月5日にも、今度はキベリタテハを狙って同じ所へ行ってみたが、 チョウ愛好家がよく利用するペンションのかたに伺ってみても、キベリタテハはわずかしか見られないとのことだ。アサギマダラとくたびれたミドリヒョウモンの♀がマルバダケブキの花に来ているくらいで、めぼしいチョウは何もいない。
  7月の20日ごろ、友人御夫婦とドライブ旅行で、鹿沢、湯ノ丸、池之平へ行ったが、そこでは少し最盛期を過ぎていたものの、ミヤマモンキチョウも撮影できた。また、アイノミドリシジミの乱舞に遭遇したことも収穫だった。

クリックすると大きくなります。 1.トラフシジミ 春型 2017年4月4日 神奈川県相模原市
この年もギフチョウを撮りにいつものところへ出かけたが、ギフチョウは発生が遅れているようで、個体数が少なくて、よい写真は撮れなかった。これは梅の花に来たトラフシジミ。春型は裏面の白帯が鮮やかである。トリミングしている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/800秒 300mm ISO200) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 2.ホソオチョウ ♀ 2017年4月28日 埼玉県嵐山​​
韓国からの人為的な移入種だが、一度は撮ってみたいと思っていた。♂も飛んでいたが痛んでいる個体が多い。弱々しく飛んでは止まる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro​​
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 3.アオバセセリ 2017年5月2日 八王子市郊外​​
連休の合間にアオバセセリを撮りに行った。ここでアオバセセリに会えたのは5年ぶりだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/250秒 300mm ISO220) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 4.クロアゲハ 2017年5月8日 八王子城跡​​​​
羽化したばかりと思われるクロアゲハの♀が、ミツバウツギの花に絡んでいた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​ プログラムオートで撮影(f6.3 1/250秒 300mm ISO1400)露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 5.ミヤマカラスアゲハ 2017年5月11日 南足柄夕日の滝付近​​​​
南足柄の夕日の滝の駐車場で、ここでは久しぶりにミヤマカラスアゲハにあった。しかし、大きく破損していて、そのまま画にするのは可哀そうだ。トリミングして破損しているところを切り取った。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/320秒 300mm ISO200) 露出補正 なし
180322_006.jpg 6.ウスバシロチョウ 2017年5月22日 八王子城跡
この年は南足柄では、その個体数が少なく、ウスバシロチョウを撮ることができなかった。八王子城跡でシーズン最後にリベンジだ。300mmの望遠端開放で近づいて撮ったが、何とかシャープに撮れた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/800秒 300mm ISO200) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 7.ウラゴマダラシジミ 2017年6月5日 舞岡公園​​
舞岡公園を歩いていて、目の前の池の端で咲くウツギの花でウラゴマダラシジミが吸蜜しているのを見つけた。夢中で吸蜜していて近づいても動かない。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro​​
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 8.フタスジチョウ 2017年7月8日 日川林道​​
オオムラサキセンターへ行った帰りに、キベリタテハが多いという大菩薩嶺山麓の日川峠へ、偵察に行ってみた。キベリタテハ発生には時期的にまだまだ早いので会えないのは当然である。ここ数年、キベリタテハなどタテハが少なかったが、2017年は回復しつつあるという情報もある。途中の日川林道でフタスジチョウのきれいな個体を撮影できた。9月5日にも今度はキベリタテハ狙いで同じ所へ行ったが、収穫はなかった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/250秒 300mm ISO360) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。 9.ミヤマモンキチョウ♀ 2016年7月20日 長野県東御市​​​​
ミヤマモンキチョウが確実に撮影できるところはわかったのだが、ただでさえ、敏捷に飛び回るのに、そこはなかなか撮影しにくい場所だ。♂は擦れてきていたが、♀は新鮮な個体が多かった。トリミングしている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18- 300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/640秒 300mm ISO200) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 10.パリのモンシロチョウ  2017年8月7日  バリ自然史博物館植物園​​​​​​
久しぶりのヨーロッパ旅行で、パリに寄ったとき、マダム・フルニエが1916年から52年にかけて収集した膨大なミイロタテハの標本を見ようと国立自然史博物館へ行った。残念ながら、ミイロタテハの標本の展示はなかったが、博物館の前に広がる植物園が楽しませてくれた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18- 300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​​​
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/320秒 300mm ISO280) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 補1).アイノミドリシジミ  2017年7月21日  群馬県鹿沢高原​​​​​​​​
群馬県側から湯の丸高原の地蔵峠へ行く途中に鹿沢園地というところがあった。車を止めて歩いてみると、緑色の金属光沢に輝くゼフィルスの乱舞に出会った。アイノミドリシジミのようだ。トリミングしている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/160秒 161mm ISO100​ ) ​ 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 補2). パリのモンシロチョウ  2017年8月7日  バリ自然史博物館​​​​​​​​植物園
日本のモンシロチョウに比べて、前翅先端が鋭角にとがっている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18- 300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (f6.3 1/2000秒 300mm ISO200) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 補3).ツマグロヒョウモン♂ 2017年10月8日 舞岡公園​​
今年は舞岡公園で、ツマグロヒョウモンが少ないと思っていたが、秋になると多く見られるようになった。普通種ではあるが見栄えのするチョウだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro​​
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 90mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段


2017年6月 3日

南足柄 ウスバシロチョウと黒いアゲハを狙う 5月11日

4~5年前までは、ウスバシロチョウの個体数は極めて多かった。どの個体を撮ろうかと目移りがしたほどだ。ところがここ数年、その数は少なくなったように思う。昨年などはここでウスバシロチョウの写真は1枚も撮れなかった。ハルジオンがいっぱい咲いていた草叢は、数年前に整地され、ゴールデン・ウィーク繁忙期の有料駐車場になっていて、今年もそこにはウスバシロチョウの姿は見られなかった。
 夕日の滝の駐車場に車を停め、そこに咲くツツジの花に来る黒いアゲハを狙う。真っ赤に咲くツツジの花に、ジャコウアゲハの♂に混じって、後翅裏面の白線が鮮やかなミヤマカラスアゲハが飛んできた。しかし、残念ながら大きく破損した個体だった。破損が無ければさぞ美しかったろうと思う。会えただけでも良かったと思おう。
 夕日の滝の駐車場に車を停めたまま、ハルジオンの草叢があったところへ、歩いて行ってみる。その草叢の縁にやっとフワフワ飛ぶ白いチョウを見つけた。
  大雄山最乗寺に移り、黒いアゲハ達を探すが、数は少なかった。フジの花にオナガアゲハとジャコウアゲハが吸蜜に来たが、オナガアゲハはシャッターチャンスを逃してしまった。

;クリックすると大きな写真になります。 13.スジグロシロチョウ
白いチョウが活発に飛んでいる。時々花に止まるチョウはウスバシロチョウではなくスジグロシロチョウだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(f5.6 1/400秒 116mm ISO100)露出補正 0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.カラスアゲハ♀ -1
最盛期は終わっているが咲き残っているツツジの花には、黒いアゲハが飛んでくる。これはカラスアゲハの♀だが、破損している。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3​​​​​​​​ 1/​250​秒 300mm ISO250​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 15.カラスアゲハ♀ -2
​​ 前の写真と同じ個体。カラスアゲハ春型も既に破損した♀が飛んでいるということは、適期を逸しているようだ。​​

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3​​​​​​​​ 1/​1000​秒 300mm ISO200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.ウスバシロチョウ -1​​
​​ ハルジオンの咲いていた草叢は有料駐車場になっていたが、ハルジオンが刈られずに残っていたその縁に行ってみると、やっとウスバシロチョウがやってきた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​ プログラムオートで撮影(​ ​f​6.3​​​​​​​​ 1/​1250​秒 300mm ISO200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.ウスバシロチョウ -2​​​​
​​ 再びウスバシロチョウが谷から上がってきてハルジオンで吸蜜を始めた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3​​​​​​​​ 1/​1250​秒 300mm ISO200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.ウスバシロチョウ -3
​​ 少し離れていたので300mmで撮る。開放になるがまあまあの写りと思う。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影(​ ​f​6.3​​​​​​​​ 1/​1250​秒 300mm ISO200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.ウスバシロチョウ -4
​​ ハルジオンの花から花へ移動して吸蜜していく。P610で撮る。143mmというと800mm弱に相当する。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
​​ プログラムオートで撮影(f5.6 1/800秒 143m ISO100)露出補正 0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 20.ウスバシロチョウ -5
​​ 開翅してくれた。きれいな個体だ。ウスバシロチョウがボロボロに破損している姿は見たことがない。食草のムラサキケマンは有毒で、それを食べて育つウスバシロチョウも毒があるそうだ。それで、捕食されることが少ないのだろうか。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
​​ プログラムオートで撮影(f5.6 1/800秒 143m ISO100)露出補正 0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 21.ミヤマカラスアゲハ -1
​​ 夕日の滝近くの駐車場の周囲に何本かのツツジが植えられているが、そこに時々、黒いアゲハ達がやってくる。待っていると後翅裏面に白い帯が鮮やかなミヤマカラスアゲハが飛んできた。曇り空の背景に引っ張られて、チョウがアンダーになってしまった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影(​ ​f​6.3 1/50​0​秒 300mm ISO200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 22.ミヤマカラスアゲハ -2​​
​​ 陽の当たる深紅のツツジの花で吸蜜を始めた。メタリックな青緑色が鮮やかだ。しかし、ご覧の通り、ボロボロの個体だった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影(​ ​f​6.3 1/25​0​秒 300mm ISO450​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 23.ミヤマカラスアゲハ -3​​
​​ 出来るだけきれいな姿を撮ってやりたい。トリミングもしたがこれが精いっぱいだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3 1/25​0​秒 300mm ISO220​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 24.ミヤマカラスアゲハ -4​​​​
​​ ジャコウアゲハの♂もやってきた。トリミング

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3 1/25​0​秒 300mm ISO1000​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 25.ミヤマカラスアゲハ -5​​​​​​
​​ 破損していなかったらどんない美しかったろうと思う。連休中くらいが適期だったのだろう。トリミング

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3 1/25​0​秒 300mm ISO360​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 26.ミヤマカラスアゲハ -6
​​ 右側の翅は尾状突起がないが、あとは破損していない。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影(​ ​f​6.3 1/25​0​秒 300mm ISO640​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 27.ジャコウアゲハ♂ -1​​
​​ この個体は右の尾状突起のあたりが破損しているが、ジャコウアゲハはまだまだ傷のない個体が多かった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3 1/25​0​秒 300mm ISO360​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 28.ジャコウアゲハ♂ -2
​​ これは完品だった。深紅のツツジの花に漆黒の翅と紅色の胴が良く似合う。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3 1/25​0​秒 300mm ISO400​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 29.ジャコウアゲハ♂ -3
​​ 裏面後翅外縁の紅い紋、紅い胴が鮮やかである。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3 1/25​0​秒 300mm ISO360 ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 30.ジャコウアゲハ♂ -4
​​ 大雄山最乗寺へ移動した。ここで飛んでいる黒いアゲハは、ジャコウアゲハとオナガアゲハだった。ジャコウアゲハはしばしばこのように翅を広げて静止している。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3 1/25​0​秒 300mm ISO360 ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
31.オナガアゲハ​​
​​ オナガアゲハの♂が境内に咲く白いツツジに顔を突っ込んで吸蜜している。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6 1/125​0​秒 175mm ISO200 ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 32.ジャコウアゲハ♂ -5​​​​
​​ ツツジで吸蜜して花を離れていくジャコウアゲハ♂。裏面を見せている。背面飛びだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3 1/25​0​秒 300mm ISO720 ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 33.ジャコウアゲハ♂ -6​​​​​​
​​ 最乗寺境内のジャコウアゲハも、傷のないきれいな個体が多かった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​​​
​​ プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3 1/25​0​秒 300mm ISO560 ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 34.ジャコウアゲハ♂ -7
​​ 白いツツジの花でで吸蜜する。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
​​ プログラムオートで撮影(​ ​f​6.3 1/1000​秒 300mm ISO200 ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。 35.フジの花に来たジャコウアゲハ -1​​
​​ 僧堂の前の藤棚に咲くフジの花に黒いアゲハが来ないかなと待っていたところ、まず、オナガアゲハがやってきた。しかし、撮影できなかった。次に来たのがこのジャコウアゲハだった。フジの花にぶら下がり、後翅裏面外縁の紅い紋を見せてくれている。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3 1/80​0​秒 300mm ISO200 ​)露出補正​ ​なし​​


2017年6月 1日

今春も南足柄へ 5月11日

ウスバシロチョウの写真を撮ろうと、今春も南足柄へ行ってきた。できればミヤマカラスアゲハも見たい。かみさんが大雄山最乗寺のフジを観たいと同行する。
 7時40分ごろ自宅を出発し、国道16号線を東名高速の横浜町田インターへ向かう。ところが16号線から東名横浜町田インターへの分岐を過ぎたあたりで、大渋滞にはまってしまった。やっと料金所を通過し、本線に入る。本線も動いてはとまり、ノロノロとしか進まない。そのうち、一番右側車線の車がウインカーを出して左車線に入りだした。これは右側車線で事故があったのだろうと判断し、一番左の車線を走ると、やがて動きが良くなった。原因は右側の中央分離帯に激突して、全面を大破している4トン積みくらいのトラックだった。後で調べてみると、単独事故らしい。
 あとは順調に流れ出したが、膀胱は満タンになり、海老名SAに入る。さぞ、混んでいるだろうと思ったが、案に反して空いていた。いつもは1時間15分くらいで夕日の滝に到着するが、この日は3時間近くかかってしまい、到着は10時半ごろになってしまった。
 南足柄の夕日の滝あたりではジャコウアゲハの♂が多かったが、ウスバシロチョウや、他の黒いアゲハは少ない。
 ツツジは最盛期は終わってしまっていたが、夕日の滝では赤いツツジが、最乗寺では白いツツジが咲き残っていた。最乗寺のフジは見ごろだったが、シャクナゲは大部分が終わってしまっていた。

1.新緑
夕日の滝の駐車場に車を停め、私はウスバシロチョウを求めて、周囲を歩いた。かみさんは新しい道ができた夕日の滝まで行き、車に戻り、数独(ナンプレ)を楽しんでいたらしい。南足柄の里山は新緑がきれいだった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​5.6​​​​​​​​ 1/​640​秒 52mm ISO250​​​​ ​)露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
2.黄色いツツジ
民家の庭に黄色い花が咲いていた。花を見るとツツジのようだが、黄色いツツジというのは初めて見る。陽の光に黄金色に輝いていた。調べてみるとキレンゲツツジだそうだ。黄色とオレンジとがあるようだるようだが、少し高い涼しい地方に自生しているとのこと。ミツバツツジと同じ落葉種で葉も花も普通のツツジより大きい。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​5.6​​​​​​​​ 1/​3200​秒 120mm ISO200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.サナエトンボ 早苗蜻蜒
小型のヤンマのようなトンボがいた。調べたところ種名までは同定できなかったが、サナエトンボの一種のようだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3 1/​1250​秒 300mm ISO200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
4.セイヨウオダマキ 西洋苧環​​
咲いているのは初めて見た。これは淡黄色の花を咲かせるオダマキの一種で、北ヨーロッパからシベリアに広く分布してしているそうだ。5月から6月ごろ、花茎を伸ばして、長い距のある紫色の花を咲かせる。古くから栽培されているため、交配改良された園芸品種も数多くあるとのこと。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6 1/​1000​秒 130mm ISO200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
170531_004.jpg
5.新緑のイロハモミジ​​​​
毎年、最乗寺へ来ると、この瑠璃門から境内に入るが、瑠璃門へ上がる階段から見上げるイロハモミジの新緑が鮮やかだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels​​​​
プログラムオートで撮影(​ ​f4.2 1/250秒 11mm ISO100​ ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。
6.多宝塔
文久3年(1863年)建立。多宝如来を奉安、方形層上円形木造二重の塔。南足柄市の重要文化財に指定されている。なかなか渋い趣の塔と思う。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f3.3 1/125秒 4mm ISO320​ )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
7.結界門
結界門より道了大薩の浄域とされ、これより先に不浄のものは入るを許さずとある。この手前に御供橋・圓通橋があり、中央に御供橋、両脇に圓通橋が並行している。御供橋は白装束を身にまとった修行僧が道了様へのお供えをする時に使用する為の橋で、普段は通行する事ができないようになっている。この橋は、「かながわ橋 100選」の一つに数えられているそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f4 1/125秒 8mm ISO250​ ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
8.イロハモミジの落葉
モミジの葉は紅葉して落葉するものと思っていたが、まだ、緑、瑞々しい葉が落ちていた。風か雨かで落ちたのだろうか。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f3.6 1/125秒 6mm ISO220​ )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
9.深紅のシャクナゲ
シャクナゲはほとんどの花が落ち、朽ちていたが、深紅のシャクナゲが頑張って咲いていてくれていた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影(​ ​f​6.3 1/​400​秒 300mm ISO200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.藤棚
後になってしまったが、ここ最乗寺は福井県の永平寺、鶴見の総持寺に次ぐ格式のある曹洞宗の寺である。創建に貢献した道了という僧が、寺の完成と同時に天狗になり身を山中に隠したと伝えられることから、道了尊とも呼ばれているのだ。その境内の僧堂と鐘鼓楼の前にこの藤棚がある。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​5.6 1/​400​秒 44mm ISO200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
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11.フジ -1
マメ科フジ属、つる性の落葉する樹である。強い日当たりを好むため、公園や庭園などの日光を遮るもののない場所に木や竹、鉄棒などで藤棚と呼ばれるつる性の植物を絡ませる木材などで組んだ棚を設置し、木陰を作る場合が多い。ここの藤棚は決して大きくはないが、見事である。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​5.6 1/​400​秒 66mm ISO200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.フジ -2
フジは紫色の花が、幹の方から先端に向かって咲き進む。まだ先が伸びそうだ。後ろに見えるのは、聖僧文殊菩薩が祀られ、修行僧が日夜、坐禅弁道に励む根本道場である僧堂の窓だ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​5.6 1/​250​秒 86mm ISO200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。


2016年6月 3日

ゴールデン・ウィーク最終日は南足柄へ 黒いアゲハたち 5月8日

今回、南足柄へは5月の10日か11日に行こうと思っていた。ところが天気予報では、両方とも雨模様のようだ。そこでゴールデンウィーク最後の日、8日に出かけることにした。
 南足柄へ来るときは夕日の滝周辺と大雄山最乗寺境内で撮影するのだが、いつもツツジ、シャクナゲの開花状況が気になる。昨年は5月11日に来たが、少しタイミングが遅かった。今回は、ツツジがまだ十分花をつけていたものの、シャクナゲには少し遅かったようだ。
 もう一つ、これまで南足柄へ来てウスバシロチョウの写真が撮れなかったことはなかったが、この日はダメだった。夕日の滝周辺では、ウスバシロの姿はそこそこみられるのだが、私がポイントしている2か所の草地が、きれいに草刈がされてしまっていて、撮影できなかった。
 ゴールデン・ウィークということで交通渋滞が気になったが、行き帰りともまったく混雑することなく、走ることが出来た。

;クリックすると大きな写真になります。 1.コミスジ
地蔵堂の駐車場から夕日の滝までの間、ウスバシロチョウは多く見かけるのだが、撮影チャンスはなかった。少し時間が早かったのかもしれない。夕日の滝ではコミスジが気持ちよさそうに日光浴をしていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.2 1/200秒 30mm ISO100​ ) ​  ​​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.クロアゲハ♂ -1
夕日の滝への入り口に咲くツツジの花でクロアゲハが吸蜜していた。これは♂のようだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.クロアゲハ♀
クロアゲハのメスが、花から花へとホバリングをしながら、吸蜜している。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.猟犬供養塔
毎年ここへきているのに、今まで気が付かなかった。イノシシの肉も売られている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f4.8 1/200秒 17mm ISO100​ ) ​  ​​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.田植えの準備
そろそろ田植えの季節がくる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5 1/250秒 24mm ISO100​ ) ​  ​​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.フジ
あちこちで野のフジが咲いていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5 1/250秒 24mm ISO100​ ) ​  ​​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.カラスアゲハ♂ -1
車を停めていた地蔵堂の駐車場まで戻ってきた。カラスアゲハの♂が吸蜜していた。傷のないきれいな個体だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.カラスアゲハ♂ -2
前の写真と同じ個体。忙しそうに吸蜜している。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.カラスアゲハ♂ -3
ツーリングの人たちが多く立ち寄る「夕日の滝より流れ落ちる冷涼な水でこね上げた麺と、自然の素材を贅沢に使った旨いだし、こだわりを持った職人が、こねる、打つ、茹でる。」という足柄古道万葉うどんでうどんを食べあと、大雄山最乗寺へ移動した。境内に入るとすぐ、白いツツジの花に舞う黒いアゲハが見えた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.オナガアゲハ♂ -1
白いツツジの花にオナガアゲハもやってくる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.オナガアゲハ♂ -2
広い境内から碧落門を出たところにツツジの花の植え込みがあるが、そこへもオナガアゲハ、カラスアゲハ、ジャコウアゲハが良く訪れる。これはオナガアゲハの♂。傷のない個体が多い。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.オナガアゲハ♂ -3
ツツジの花に首を突っ込んで吸蜜している。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.オナガアゲハ♂ -4
♂の裏面後翅の赤い紋はクロアゲハより鮮やかだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.真っ赤なシャクナゲとクロアゲハ
余りシャクナゲの花に来るのを見たことはなかったが、碧落門裏手に咲く真っ赤なシャクナゲの花にクロアゲハが来ていた。鮮やかなコントラストだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f5.6 1/200秒 116mm ISO100​ ) ​  ​​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 15.カラスアゲハ♂ -4
再び境内の戻る。低いところに咲くピンクのツツジにカラスアゲハがいた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO720 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.カラスアゲハ♂ -5
前の写真と同じ個体。一瞬開翅するチャンスを連写で捉える。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.藤棚のフジと本堂
本堂への階段の手前にある藤棚のフジが見ごろだった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (​ ​f4.5 1/200秒 12mm ISO100​ ) ​  ​​ 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.カラスアゲハ♂ -6
右の尾状突起がとれそうだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO900 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 19.ジャコウアゲハ♂ -1
綺麗なジャコウアゲハだった。陽の光があたる右前翅が輝いて見える。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.ジャコウアゲハ♂ -2
前の写真と同じ個体。ツツジに埋もれるようにして吸蜜している。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 21.クロアゲハ♂ -2
白いツツジの花にクロアゲハも来ている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 22.クロアゲハ♂
久しぶりに破損のないきれいなクロアゲハに会えた。今日は、オナガアゲハ、クロアゲハ、カラスアゲハ、ジャコウアゲハと4種の黒いアゲハたちを撮った。そのほとんどが♂で、しかも傷のないきれいな個体が多かった。♂の発生最盛期のようだ。南足柄ではモンキアゲハ、ナガサキアゲハは見た記憶がない。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO220 ) 露出補正 なし


2016年2月11日

蝶 自選年間ベスト10 (9) 2011年

この時期、沖縄・先島諸島か東南アジア、あるいは地球の反対側へでも行かない限り、蝶の写真を撮ることができない。ブログに蝶の写真が無いと淋しいので、蝶 自選年間ベスト10​ の2011年分を見ていただくことにする。

​ 2011年は娘​たち​夫婦と2回、海外旅行の機会が​あ​った。そのうちの1回は5月に行った台湾。​いち​日​、​私に付き合わせて台北郊外の蝶の名所、陽明山へ行った。ただ、蝶の季節に1か月ほど早く、蝶の種、個体数はあまり多くなかったのが残念だった。もう1回は秋に北イタリアへ行った。これはいわばグルメ・ツアーで、パルマ近郊の、ワイナリーへ行ったり、プロシュートやパルミジャーノ・レジャーノを楽しむのが娘夫婦の望みだった。蝶の数はそれほど多くはなかったし、蝶の写真を撮るために動くことはなかった。
​  年ごとに​段々と撮る​蝶の​写真が増えてきた。年間ベスト10を選び出すのも、どれにしようかと迷うことも多くなった。
​ ​ 特記すべきことは、この年のグァム島ゴルフ・ツアーの折に撮ったシロオビアゲハの写真が、翌年の「昆虫と自然」8月号の表紙に採用されたことだった。

;クリックすると大きな写真になります。 1.シロオビアゲハ 2011年1月24日 グアム島
タロフォフォにあるゴルフ場でプレイを終わり、帰りのバスまでの時間が1時間ほどあったので、クラブハウスの周囲を歩いて​い​た。シロオビアゲハが多く飛んでいた。この写真は、翌年、ニューサイエンス社発行の「昆虫と自然」という昆虫雑誌の表紙に採用された。2012年2月18日のStudio YAMAKOにアップしたグアム島のマンギラオゴルフ場で撮ったコヒゲセセリの写真がそのきっかけとなった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/98秒 110.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.テイキンザクラで吸蜜するマルバネルリマダラ 2011年1月25日 グァム島
これもグァム島のマンギラオというゴルフ場で撮った。18番ホールからクラブハウスへ戻る道の途中に深紅のテイキンザクラが咲いていて、そこに数頭のマルバネルリマダラが飛んでいた。なかなか翅を開いて​くれず、​瑠璃色​の輝き​を見せてくれない。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/60秒 24mm ISO64 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.トラフシジミ 2011年4月2日 横浜市三ツ沢公園付近 豊顕寺
少々上り坂がきついが​、​自宅から30分ほど歩くと三ツ沢公園に​行ける​。4月には桜がきれいなので、行ってみた。途中にある豊顕寺というお寺にお参りしたところ、その境内でトラフシジミを見つけた。地面に止まるので撮りにくかったが、コンデジのバリアングル・モニターを使ってロー・アングルで撮った。

Canon PowerShot A640 F2.8-4.1 7.3mm-39.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( F4 22mm 1/250秒 ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.ギフチョウ 2011年4月6日 神奈川県相模原市
この年はまだ梅の花が咲いていた。ギフチョウの裏面を撮る。

Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/2000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ウラフチベニシジミ 2011年5月10日 台北近郊 陽明山
台北市内からタクシーで小1時間で陽明山に行くことができる。タクシーだったのでさらに少し奥の二子坪まで行き、そこのバス停の案内所で、どの道を歩けば蝶が多いかを訊ねてみた。選択肢は二つあり一つは左手の大屯山車道、もうひとつは二子坪歩道とのこと。大屯山車道を行くと、このウラフチベニシジミが花に来ていた。日本にいる蝶には見られない模様と色だった。​ここでは普通種のようだ。​

Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.サカハチチョウ春型 2011年5月18日 神奈川県南足柄 夕日の滝付近
左の翅全体にピントが来てくれた。この年の1月に新調したTAMRON AF60mm f/2.0 Di macro で撮ったが、背景は​丸い​ボケがきれいだった。

Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/2000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.ウスバシロチョウ 2011年5月18日 神奈川県南足柄 夕日の滝付近
2008年以来、ほぼ毎年ここにウスバシロチョウの写真を撮りにくる。のっぺりした写真になってしまったが、ウスバシロチョウのポートレート的な写真になった。

Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/2500秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.オナガアゲハ 2011年5月19日 都下裏高尾
小学校時代のクラス会で、高尾山周辺のトレッキング・ガイドをしている友から、裏高尾のアオバセセリのポイントを​教えてもらった​。沢沿いに咲くにミツバウツギの白い花には、オナガアゲハ、ジャコウアゲハ、ミヤマカラスアゲハなど黒いアゲハも吸蜜に来ている。きれいな個体が多かった。ただ、60mmのレンズでは少々つらい。

  Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.ミヤマカラスアゲハ♀ 2011年5月19日 都下裏高尾
見事なミヤマカラスアゲハの♀に出会えた。後翅裏面の白い帯が太いのが印象的だった。

Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.フチグロヒョウモンモドキ 2011年9月7日 イタリア パロマ郊外
  北イタリア旅行でパルマ郊外のグルメ・ツアーのコースになっていたエミリア地方の丘陵地帯にある Ariola ワイナリーで撮った。
この蝶もきれいだったが、このワイナリーのレストランでワインとともに食べたパルミジャーノ・レジャーノとプロシュートの味は忘れられない。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補1.シロオビアゲハ 2011年1月24日 グアム島
タロフォフォでのゴルフのプレー中に5~6mの高さの美しいピンクの花に来ていたシロオビアゲハ♀を撮った。COOLPIXのP90を携行していたので、引き寄せて撮ることができた。顔が見えないのが残念。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/622秒 86mm ISO64 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補2.アオバセセリ 2011年5月19日 都下裏高尾
川沿いに咲くミツバウツギの花に、この日の本命だったアオバセセリが吸蜜に来ていた。俊敏に飛ぶので、飛び立たれると目で追うのが大変だ。60mmマクロでは撮りにくい。

Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補3.ミヤマセセリ 2011年5月19日 都下裏高尾
​初夏、​ミヤマセセリがまだ生き残っていた。

Nikon D5000 TAMRON AF60mm f/2.0 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/3200秒 60mm ISO 400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補4.アオバセセリ 2011年5月19日 都下裏高尾 
ミツバウツギに止まっていたアオバセセリにフォーカスしていたのだが、不意に飛び立った。ぶれてしまっているが、もう少し眼にピントが来ていれば良かった。お蔭で翅を開いたところが撮れた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 200mm ISO280 ) 露出補正 なし


2015年5月25日

南足柄 夕日の滝と最乗寺 5月11日


 今年は「寒い寒い」と思っていたら、急にあたたかくなり、桜の開花も早かった。そしてウスバシロチョウのシーズンになった。今年も南足柄へ行こうと思うのだが、タイミングがいまいち不安だった。しかし、5月はいろいろと他にも予定があったのと、好天に恵まれこの日に行くことにした。

 ウスバシロチョウはまず間違いなく飛んでいるだろうが、オナガアゲハやカラスアゲハなどの春型の黒いアゲハたちはツツジの花に来ているだろうか、ミヤマカラスアゲハに会えるだろうかと思いながら、東名高速を走る。

 大井松田で一般道に下りて、 足柄街道をのんびりと走り、夕日の滝への入り口を通り越して足柄城跡へ行く。車を停めて城址に上がってみると素晴らしい富士山の眺めに迎えられた。

 来た道を戻り、万葉公園で少し寄り道をして、夕日の滝へと右折する。地蔵堂の駐車場に車を停めて滝まで歩いた。ツツジの花には遅かった。黒いアゲハたちの姿は少ない。ウスバシロチョウは多く飛んでいるが、なかなか止まってくれず、シャッターチャンスが少ない。ウスバシロチョウは午前中は♂が♀を求めて飛び回る時間帯だ。初めてそのの交尾シーンを撮影できた。

 車へ戻って、持参のおにぎりで昼食にする。午後は大雄山最乗寺へ行った。境内のフジ棚のフジはまだ咲いていたが、シャクナゲは半数が花を落とし、ツツジにも遅かった。僅かに残ったツツジの花にオナガアゲハとカラスアゲハがやってくるのを待って、数カット撮った。

1.足柄城跡からの富士山の眺め -1
時間調整のつもりでここまで上がってきたが、来てよかった。御殿場の市街地の向こうに雄大な富士山が現れた。

​Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.2 1/1250秒 27mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.足柄城跡からの富士山の眺め -2
駿河湾に向かって美しい裾野が広がる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/1600秒 12mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.足柄城跡からの富士山の眺め -3
望遠端(258mm 35mm版換算1440mm)で山頂付近を撮る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/1000秒 258mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.足柄城跡からの富士山の眺め -4
ベンチに座ってこの雄大な富士の眺めを独り占めした。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 27mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.大涌谷の噴気
左の方(南側)に目を移すと、最近活発化している大涌谷の噴気が見えた。ここには二三回来ているが、もちろん初めてのことである。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/500秒 72mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.キセキレイ
地蔵堂の駐車場に車を停め、夕日の滝に向かって歩きはじめる。しばらく行くと甲高い鳥の鳴き声が聞こえた。どこかと思って見上げると電線に止まっている。何という鳥なのか素人の私にはわからない。後で調べてみるとどうやらキセキレイのようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/500秒 258mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.ウスバシロチョウ -1
11時20分、ウスバシロチョウは数多く飛んでいるがなかなか止まってくれない。やっと1頭がハルジオンの花に止まった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/1500秒 5mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.田んぼ
新緑に囲まれた田んぼは田植えのシーズンだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.ウスバシロチョウ -2
夕日の滝の近くまで来た。まっすぐ行くと金時山への登山道になっている。ウスバシロチョウが舞っている。メスを探している♂なのだろうか、飛んできては行ってしまうのでなかなか撮れない。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.ウスバシロチョウ -3
まだまだきれいな個体が多い。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.ウスバシロチョウ 交尾 -1
ふと目を落とすとウスバシロチョウが絡み合っていた。初めて見る交尾シーンである。左側が♂。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.ウスバシロチョウ -4
交尾から離れた前の写真のペアの♀。交尾嚢が形成されている。交尾嚢とは、障害物を作り他の♂に交尾をさせず、自分の遺伝子を残そうとする本能の中で、非常に直接的なものと考えられている。これはウスバシロチョウやギフチョウの仲間に限られたことではない。(参考 http://www.envr.tsukuba.ac.jp/~watanabe/japanese/08chourui/)

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.ジャコウアゲハ♂
頭上に垂れ下がっていたミツバウツギの白い小さな花でジャコウアゲハの♂が吸蜜していた。プログラムオートにして最低シャッタースピードを1/125秒に設定しておいたが、その結果ISO感度は280に上がっていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 108mm ISO280 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
14.ウスバシロチョウ -5
12時を過ぎて少し葉上などに止まる個体が増えてきた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/200秒 54mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
15.ウスバシロチョウ 交尾 -2
さっきとは別のペアで、♂が♀に言い寄っている。しかし、このペアは交尾には至らず、離れて行ってしまった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
16.ウスバシロチョウ -6
これは♂のようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 116mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
17.ウスバシロチョウ -7
前の写真と同じ個体。P610で練習。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 116mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
18.ウスバシロチョウ -8
ウスバシロチョウは翅が透き通るように見える個体とこのように白く見える個体がいる。♀の方が黒っぽく見えることが多い。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
19.新緑のパッチワーク
晴天のもと、木々が緑に輝く。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
20.ヒメキマダラセセリ
セセリチョウがいたのでチャバネセセリかなと思い撮っておいた。後でモニターで拡大してみるとヒメキマダラセセリだった。♀のようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.4 1/400秒 258mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
21.山に咲くフジの花
あちこちに野生のフジが咲いていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 72mm ISO140 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
22.大雄山最乗寺のフジ棚
地蔵堂の駐車場に止めておいた車に戻り、車の中でおにぎりをほおばった。かみさんがアイスボックスに入れておいてくれたオレンジが旨い。食べ終えていつものように最乗寺へ行く。フジ棚のフジは見事に咲いていた。しかし境内のツツジは終わっていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/250秒 12mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
23.オナガアゲハ♂ -1
僅かに残っていたツツジの花にオナガアゲハの♂がやってきた。きれいな個体だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
24.オナガアゲハ♂ -2
花が残っているツツジはここしかない。ここでしばらく粘っていると、また、オナガアゲハが来た。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
25.オナガアゲハ♂ -3
花に顔を埋め口吻を伸ばして吸蜜している。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;
26.カラスアゲハ♂
最後にカラスアゲハがやってきた。あまり収穫はなかったが、2時半になったので帰路に着く。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2014年5月19日

南足柄 ウスバシロチョウ飛ぶ 5月8日


  ここ2、3日肌寒い日が続いたので、狙いのウスバシロチョウと黒いアゲハたちは飛んでくれるのかどうか、ちょっと心配だったが、5月はいろいろと所用もあって、毎年行っている南足柄へ行くのは、この日しかなかった。午後から風が強くなるというが、気温は上がるとの予報。朝8時に自宅を出発した。東名高速を走ると、この時期には珍しく富士山がとてもきれいに見えたので、夕日の滝へ行く前に足柄峠まで上った。昨年に続き、今回も遮るもののない富士山を眺めることができた。
  地蔵堂の駐車場に車を止め、夕日の滝まで、1km弱を歩くことにした。毎年ウスバシロチョウが飛んでいるヒメジオン(ハルジオンかもしれない)が咲く平地へ行くと、今年は草刈りがされていて、ヒメジオンはひとつも咲いていない。ウスバシロチョウの姿は見えるがなかなか撮れるところに来てくれない。そして、毎年この近くの民家のツツジの花に来ている黒いアゲハたちに期待していたが、まったくいなかった。
  ここではD5000+TAMRON 90mm マクロ でもウスバシロチョウを撮ったが、迂闊にも、いつも f5.6 か f6.3 にしている絞り優先オートの絞りが f22 になってしまっていた。これは自宅に帰ってから気が付いたこと。お始末なエラーだ。気をつけなくてはいけない。
  夕日の滝近くのキャンプ場のそばで、何頭かのウスバシロチョウが飛ぶところがあった。そこでしばし時間を費やす。飛んでいる黒いアゲハはジャコウアゲハの♂のみ。
  11時半に、大雄山最乗寺へ移動する。最乗寺の駐車場で、車の中でおにぎりを食べて、境内に入る。フジ、シャクナゲは咲いている。つつじも咲いているが、ここにも黒いアゲハはいない。オナガアゲハの雄を1頭見かけただけだった。過去の記録を見てみると、黒いアゲハは5月中ごろ以降のほうが多くなるようだ。その年の発生時期が遅い年もあるだろうし、早い年もあるだろうとは思うが。
  そのうち日が陰ってきて、風も出てきた。午後1時に引き揚げてしまった。

足柄峠から富士山を望む -1;クリックすると大きな写真になります。 1.足柄峠から富士山を望む -1
9時20分、神奈川県と静岡県の県境になっている足柄峠に着いた。道の脇にある駐車場に車を止めて、高台にある足柄城跡にあがる。目の前にまだ白い雪をいっぱい被った富士山が現れた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.4 1/900秒 33.9mm ISO100 ) 露出補正 なし
足柄峠から富士山を望む -2;クリックすると大きな写真になります。 2.足柄峠から富士山を望む -2
御殿場市を挟んで遮るものが何もない富士山を眺めた。右の方へ行くと富士五湖方面になる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/850秒 13.3mm ISO100 ) 露出補正 な
足柄峠から富士山を望む -3;クリックすると大きな写真になります。 3.足柄峠から富士山を望む -3
HS50の望遠域で山頂を撮った。ここ足柄峠は箱根外輪山から北に延びた尾根上にある。金時山も近い。標高は759m。交通の要衝であるため、899年に関所が、戦国時代には足柄城が築かれた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F8.0 1/950秒 160.5mm ISO100 ) 露出補正 なし
モンキチョウ;クリックすると大きな写真になります。 4.モンキチョウ
富士山を眺めた後、夕日の滝へ向かう。今日はその入り口である地蔵堂の大きな駐車場に車を止め、歩いて滝へ向かうことにした。駐車場の周りもヒメジオンなどが咲き、ツツジも咲いている。ヒメジオンで吸蜜するモンキチョウの♂を撮った。この蝶は吸蜜するときは翅を閉じていて開かない。前述したとおり、D5000でいつも通り、絞り優先オートに設定しているが、その絞りがなぜか f22 になってしまっていた。カメラバッグから出し入れするときに、ON の状態でダイアルが回ってしまっていたのだと思う。初歩的なミスをしてしまった。しかも、今日一日、家に帰って撮った写真を確認するまで気が付かなかったのもお粗末極まりない。大反省。その結果、シャッタースピードは1/250秒以上と設定してあったため、ISOが上がってしまった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F22.0 1/250秒 90mm ISO500 ) 露出補正 なし
スジグロシロチョウ♂ -1;クリックすると大きな写真になります。 5.スジグロシロチョウ♂ -1
スジグロシロチョウが多く飛んでいた。春型はスジグロのそのスジが夏型より、細く、翅表は白が目立つ。裏面後翅は夏型より黄色味を帯びる。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F22.0 1/250秒 90mm ISO720 ) 露出補正 なし
ジャコウアゲハ♂;クリックすると大きな写真になります。 6.ジャコウアゲハ♂
ウスバシロチョウを追いかけていたら、黒いアゲハがスーっと飛んできて、近くの植え込みに翅を休めた。もう少し近づこうとしたら逃げられてしまった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/160秒 50.9mm ISO125 ) 露出補正 なし
ウスバシロチョウ;クリックすると大きな写真になります。 7.ウスバシロチョウ
花に寄らずに飛び回ってばかりいたウスバシロチョウだったが、初めての撮影チャンスがこれだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/350秒 160.5mm ISO100 ) 露出補正 なし
140518_008.jpg 8.ヒメジオンに来たウスバシロチョウ
やっと、ヒメジオンの花で吸蜜を始めてくれた。落ち着くのを待って、90mm マクロ で近寄る。f22 なので後ろがきれいにボケない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F22.0 1/250秒 90mm ISO450 ) 露出補正 なし
広角で撮ったウスバシロチョウ;クリックすると大きな写真になります。 9.広角で撮ったウスバシロチョウ
落ち着いて吸蜜してくれているので、今度はHS50の広角端で、レンズの先20cm位まで近づき、背景が入るように撮った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/800秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
夕日の滝 落ち口;クリックすると大きな写真になります。 10.夕日の滝 落ち口 
ウスバシロチョウの居場所もわかったので、夕日の滝へと進む。途中、サカハチチョウが飛んでいたが、撮れなかった。夕日の滝はこの落ち口から、まっすぐ滝つぼに落ちるいわゆる「直瀑」だ。落差23m、幅5mの滝で金太郎が産湯をつかった滝と伝えられている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/500秒 26.0mm ISO400 ) 露出補正 なし
夕日の滝 滝壺;クリックすると大きな写真になります。 11.夕日の滝 滝壺
瀧の撮り方はシャッタースピードを遅くして、流れる水がつながるように撮るのが良いとされていることは知っていた。そこでシャッタースピード優先にして1/50で撮ってみた。しかし、写真の指南書を見ると、三脚を使って、もっと遅いシャッタースピードで撮り、水の流れをシルキーな感じにとある。1/50秒では、まだ滝を流れる水が途切れて見える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F5.0 1/50秒 20.8mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウスバシロチョウ 90mmマクロで;クリックすると大きな写真になります。 12.ウスバシロチョウ 90mmマクロで
夕日の滝の写真を撮って、ふたたび、さきほどウスバシロチョウがいたポイントへ戻る。2頭が菜の花とヒメジオンを行き来していた。少し遠かったけど菜の花に止まったウスバシロチョウを90mmマクロで撮った。絞りが f22 になっていたのでボケが少ない。でもここはうるさいボケでなく、菜の花が咲く原っぱを写せた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F22.0 1/250秒 90mm ISO800 ) 露出補正 なし
ウスバシロチョウ HS50で -1;クリックすると大きな写真になります。 13.ウスバシロチョウ HS50で -1
段差があって近寄れないので、HS50に持ち替えて撮った。翅が透けて後ろの菜の花の黄色が滲んで見える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/300秒 185.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
ウスバシロチョウ HS50で -2;クリックすると大きな写真になります。 14.ウスバシロチョウ HS50で -2
焦点距離160mm。背景の地面がうまくボケてくれた。今飛んでいるウスバシロチョウは♂が多く、きれいな個体が多い。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/550秒 160.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
スジグロシロチョウ♂ -2;クリックすると大きな写真になります。 15.スジグロシロチョウ♂ -2
90mmマクロを使うときは常に、f5.6 か f6.3 の絞り優先オートであり、f22 で撮ることはなかった。間違いで f22 で撮っているが、このようなボケも面白いなと思った。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F22.0 1/250秒 90mm ISO1400 ) 露出補正 なし
地蔵堂の石地蔵;クリックすると大きな写真になります。 16.地蔵堂の石地蔵
そろそろ最乗寺へ移動しようと、車を止めておいた地蔵堂の駐車場へ戻ってきた。地蔵堂のわきに何体かの石の地蔵仏がある。石の色がそれぞれ異なって見える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/210秒 13.8mm ISO200 ) 露出補正 なし
大乗寺のシャクナゲ;クリックすると大きな写真になります。 17.大乗寺のシャクナゲ
大乗寺のシャクナゲはちょうど見ごろだった。フジの花はまだ咲き始めで、つつじも五分咲きというところか。ところが黒いアゲハたちは姿を見せない。過去の記録を見てみると、2011年5月18日に来た時が、最も多くの黒いアゲハたちが飛んでいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/170秒 13.3mm ISO100 ) 露出補正 なし
140518_018.jpg 18.大雄山最乗寺 境内参道
本堂に上がる碧落門の石段の下から、三門を見る。大きな木々に囲まれた静寂な参道だ。時間はまだ、午後1時であるが、雲が広がり、日差しもなくなったので、引き揚げることにした。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/125秒 66.0mm ISO400 ) 露出補正 なし


2013年5月17日

南足柄 -2 大雄山最乗寺 5月9日


 足柄峠から富士山を眺めた後、県道78号線を大雄山駅へ戻り、今年も大雄山最乗寺へ向かった。最乗寺は参拝者が少なく、境内には、フジ、シャクナゲが見事に咲いていた。しかしツツジはあまり花をつけていない。陽の光を浴びて新緑が美しい。本殿の中にも入ってみた。
  ここでも蝶の数は少ない。新緑の葉の上に翅を休めるオナガアゲハを遠くから撮っただけだ。 帰路、大雄山駅の近くにある「スワベ」という洋菓子屋さんへ寄り、コーヒーとケーキを楽しんだ。ここ3年ほど、毎年、この季節に1回だけだが、最乗寺の帰りに立ち寄っている。
  再び大井松田インターから東名に乗り、1時間ちょっとで我が家に帰り着いた。

12.杉の一枚板戸
駐車場から歩いてきて瑠璃門から大乗寺の境内に入るが、その右手の総受付に通じる廊下に、目立たない板戸がある。しかしこの板戸は杉の一枚板で作られていて、その杉の木は直径2m50はあったろうと記されている。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/80秒 8.2mm ISO241 ) 露出補正 なし
杉の一枚板戸;クリックすると大きな写真になります
13.藤棚
境内に入って左手の鐘鼓楼の前にある藤棚のフジが満開だった。昨年は5月16日にここに来ているが、その時はフジはまだ咲きはじめだった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/200秒 8.2mm ISO64 ) 露出補正 なし
藤棚;クリックすると大きな写真になります
14.本堂
最乗寺にここ4年ほど毎年来ているが、初めて本堂に上がった。昭和29年に再建された間口15間、奥行き12間の本堂は、昭和を代表する仏教建築物だそうだ。最乗寺と書かれた扁額も立派である。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/18秒 4.6mm ISO400 ) 露出補正 なし
本堂;クリックすると大きな写真になります
15.若葉
多宝塔に上がる石段から眺めると、陽に照らされた新緑の若葉が眼に痛い。これはモミジだろうと思う。紅葉の時期にはさぞ、美しいに違いない。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/100秒 28.8mm ISO64 ) 露出補正 なし
若葉;クリックすると大きな写真になります
16.御供堂のシャクナゲ
最乗寺には、いたるところにシャクナゲが咲くが、特にここ御供堂の前には沢山のシャクナゲが競って花を咲かせている。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/160秒 16.9mm ISO64 ) 露出補正 なし
御供堂のシャクナゲ;クリックすると大きな写真になります
17.赤いシャクナゲの花
シャクナゲの花の色もいくつかあるが、この赤い花が一番見事だった。赤は露出を抑えないと飛んでしまう。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/160秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 -0.7段
赤いシャクナゲの花;クリックすると大きな写真になります
18.紫色のシャクナゲ
こんな彩の花をつけたシャクナゲもあった。今が最盛期のようで生き生きとしている。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/316秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 なし
紫色のシャクナゲ;クリックすると大きな写真になります
19.オナガアゲハ♂
家内が「あそこに何か止まっている」と教えてくれた。形からしてジャコウアゲハの♂かオナガアゲハだが、よく見るとオナガアゲハの♂だった。蝶までの距離は5m以上あったと思う。もちろん、P90の望遠端で撮影。5回くらいシャッターを切って、一番シャープな画像のカットをアップする。最後の最後にやっと撮った蝶の貴重な写真である。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/143秒 110.4mm ISO166 ) 露出補正 なし
オナガアゲハ♂;クリックすると大きな写真になります


2013年5月15日

南足柄 -1 地蔵堂から足柄峠へ 5月9日


 ここ数日、晴れてはいるが、気温が低い日が続いていた。今年は蝶の発生時期が今一つつかめない。この日は晴れで気温も上がるというので、満を持して、ウスバシロと春のアゲハたちを撮りに南足柄へ出かけた。
 まずは地蔵堂の駐車場に車を置き、夕日の滝への道を歩く。途中、ウスバシロチョウが飛ぶ姿を見るが、撮ることはできない。毎年、ウスバシロチョウの写真を撮る民家の空き地へ行けば、撮れるだろうと思っていたが、その空き地は整地され駐車場になっていた。この原っぱにはハルジオンの花が沢山咲いていて、その花々にウスバシロチョウが、次から次と訪れていたが、これでは駄目である。
  つつじの花は咲いてはいるが、蝶の姿はない。最初につつじの花で見たカラスアゲハしか撮ることができなかった。

1.カラスアゲハ♀
この日は、蝶の写真を撮影できるチャンスは、これしかなかった。ミヤマカラスアゲハかなと思ったが、カラスアゲハの♀だ。

Nikon D300  Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
カラスアゲハ♀;クリックすると大きな写真になります
2.イノシシ
昨年までハルジオンが咲く原っぱがあった農家の脇にイノシシの皮が干してあった。「シシ肉あります」というビラも張られていた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/90秒 32.7mm ISO64 ) 露出補正 なし
イノシシ;クリックすると大きな写真になります
3.金太郎生家跡地
TV用のビデオカメラを構えて撮影されている方がいた。伺ってみると、NHKの「ゆうどきネットワーク」という番組の録画撮りだそうだ。立てられた柱に書かれた文字を見ると金太郎生家跡地となっている。「金太郎」と言えば、「足柄山の金太郎」、そして「金太郎のふるさと」と言えば「南足柄市」に違いない。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/160秒 16.9mm ISO64 ) 露出補正 なし
金太郎生家跡地;クリックすると大きな写真になります
4.金太郎遊び石
金太郎は、いくつも伝説が存在するが、静岡県駿東郡小山町の金時神社(金太郎が祭られている神社)に記されたものによると、天暦10年(956年)5月に誕生したと伝えられる。大自然の中で熊を投げ飛ばしたといわれるほど元気の良い子供だったそうで、後に武将源頼光の家来となり坂田金時と名乗り、四天王の一人として大活躍したとも伝えられているそうだ。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/125秒 10.3mm ISO64 ) 露出補正 なし
金太郎遊び石;クリックすると大きな写真になります
5.熊にまたがった金太郎
金太郎遊び石の傍には、熊にまたがった金太郎の人形が何体も置かれていた。熊というより、豚に見えるのも多い。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/150秒 110.4mm ISO78 ) 露出補正 なし
熊にまたがった金太郎;クリックすると大きな写真になります
6.地蔵堂
ここ地蔵堂には鎌倉後期の作といわれる木彫地蔵菩薩が安置されており、昭和54年2月に地蔵堂内厨子一基とともに神奈川県指定重要文化財に指定されている。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/150秒 110.4mm ISO78 ) 露出補正 なし
地蔵堂;クリックすると大きな写真になります
7.万葉うどん
地蔵堂へは箱根登山鉄道大雄山線の大雄山駅からバスが出ている。そのバス停からら少し入ったところに、讃岐うどんの本場、香川県で修業した店主が毎日打つ麺が自慢という「万葉うどん」という店がある。小腹もすいたので一度食べてみようと思って、立ち寄るが、あいにくこの日は定休日だった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/110秒 5.9mm ISO64 ) 露出補正 なし
万葉うどん;クリックすると大きな写真になります
8.地蔵堂の石仏
「万葉うどん」の側からみた地蔵堂の裏手には何体もの石仏が並んでいた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/152秒 13.4mm ISO64 ) 露出補正 なし
地蔵堂の石仏;クリックすると大きな写真になります
9.足柄峠から眺めた富士山 -1 (広角端)
今日は蝶の写真も撮れない。久しぶりに足柄峠まで上がり、富士山を観ようと思う。地蔵堂への分岐から、足柄峠を越える東海道の旧街道である県道78号線を10分か15分ほど登っていくと、神奈川県から静岡県に入る。足柄関所跡を過ぎると足柄峠城址公園の駐車場があった。車を止めて足柄峠城址公園への階段を上がる。足柄峠は標高759m。御殿場市の向こうにこの7月に世界文化遺産となる富士山が見えた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/433秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 なし
足柄峠から眺めた富士山 -1 (広角端);クリックすると大きな写真になります
10.足柄峠から眺めた富士山 -2 
この時期になると富士山はなかなかすっきりとは見ることができない。Photoshop Elementsの「自動スマート補正」を試みた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (F8 1/500秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 なし
足柄峠から眺めた富士山 -2 (広角端);クリックすると大きな写真になります
11.足柄峠から眺めた富士山 -3 (望遠端)
望遠端で山頂付近を撮る。Photoshop Elementsで「自動スマート補正」したところ、残念ながら周辺光量不足が目立ってしまった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/350秒 110.4mm ISO64 ) 露出補正 なし
足柄峠から眺めた富士山 -3 (望遠端);クリックすると大きな写真になります

2012年6月 6日

南足柄でウスバシロチョウと黒いアゲハ達を狙う 5月16日 2/2 大雄山最乗寺


 午後は夕日の滝から大雄山最乗寺へ向かった。天候が悪くなる。大雄山最乗寺もツツジは終わりに近付いているようだった。一方フジの花はまだ少ししか咲いていない。シャクナゲは、咲き終わっている木もあれば、まだ、蕾をいっぱい付けている木もあった。蝶の影は少ない。飛んでいるのはジャコウアゲハの♂だけのようだ。最乗寺を引き上げて、帰りがけに丸太の森というところへ寄ってみた。特に何もなく期待外れに終わる。

大雄山最乗寺境内のフジ棚;クリックすると大きな写真になります 14.大雄山最乗寺境内のフジ棚
昨年5月18日に訪れた時は、フジの花が満開だった。その時、そのフジ棚の花にきたジャコウアゲハの♂の写真を撮ったが、満足な写真が撮れなかったので、今年こそと思ってやってきたが、これでは難しい。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/160秒 12.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
白いツツジの花とジャコウアゲハ♂;クリックすると大きな写真になります 15.白いツツジの花とジャコウアゲハ♂
境内の左手奥の鐘楼の奥に白いツツジが咲いていた。このツツジは今が盛りである。その白い花に黒いジャコウアゲハの♂が訪れていた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 100mm ISO450 ) 露出補正 なし
大天狗;クリックすると大きな写真になります 16.大天狗
最乗寺は天狗が守る寺の伝説がある。結界門の両脇に天狗の像がある。これは向かって右手の大天狗で、左手には小天狗の像がある。了庵慧明禅師(りょうあんえみょうぜんじ)の弟子だった道了尊者は、師匠の了庵慧明禅師が最乗寺を建立することを聞いて、近江の三井寺から天狗の姿になって飛んできて、神通力を使って谷を埋めたり、岩を持ち上げて砕いたりして寺の建設を手伝ったという。そして、了庵慧明禅師が75歳でこの世を去ると、寺を永久に守るため天狗の姿に化身して舞い上がり、山中深くに飛び去ったと言われ、以来、寺の守護神として祀られているとのこと。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/25秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
多宝塔;クリックすると大きな写真になります」 17.多宝塔
文久3年(1863年)に建立された多宝如来を奉る。方形層上円形木造の二重の塔で、南足柄市の重要文化財に指定されている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/20秒 13.8mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
蕾のシャクナゲ;クリックすると大きな写真になります 18.蕾のシャクナゲ
すでに咲ききっているシャクナゲも多かったが、このようにまだ蕾のシャクナゲもあった。この日はシャクナゲに寄ってくる蝶もいない。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/100秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
コジャノメ 丸太の森;クリックすると大きな写真になります 19.コジャノメ 丸太の森
帰りがけに寄った丸太の森での収穫はなかったが、その古民家のあたりにコジャノメがいた。良く見ると、前翅裏面のジャノメもようが、鍵穴のようになっていた。この後、帰路に着き、午後4時前には自宅に戻っていた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/320秒 100mm ISO450 ) 露出補正 なし

2012年6月 4日

南足柄でウスバシロチョウと黒いアゲハ達を狙う 5月16日 1/2 夕日の滝あたり


 5月16日、今年もウスバシロチョウと黒いアゲハを撮ろうと南足柄へ出かけた。ポイントに着くとさっそくフワフワ、スーとその特徴のある飛びかたで、ハルジオンの咲く草原にウスバシロチョウを見つけることができた。しかし、ほとんど吸蜜をしないで飛びまわるので、なかなか写真が撮れない。
 一方、ツツジはすでに盛りを過ぎていた。黒いアゲハは、そのほとんどがジャコウアゲハの♂である。しばらく撮影して、夕日の滝のキャンプ場へ行き、持参したおにぎりを食べる。夕日の滝は、いつもより水の量が多かった。午後は、昨年と同じく大雄山最乗寺へ廻った。

ジャコウアゲハ♂ -1;クリックすると大きな写真になります 1.ジャコウアゲハ♂ -1
夕日の滝の入口にあたる地蔵堂の駐車場に車を停める。花が少なくなったツツジにジャコウアゲハが来ていた。腹部の赤が鮮やかだ。近くにお茶の工場があり、見学もさせてくれるという。3.11の原発被害で、一時話題となった南足柄の放射能などに付いて話をしてくれた。全く問題はないとのこと。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
オナガアゲハ♂;クリックすると大きな写真になります 2.オナガアゲハ♂
時間はまだ9時半になっていない。今度はオナガアゲハの♂がツツジを訪れた。花から花へ、タッチ・アンド・ゴーを繰り返す。連写で撮った中の1枚。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
ジャコウアゲハ♂ -2;クリックすると大きな写真になります 3.ジャコウアゲハ♂ -2
同じく地蔵堂の駐車場で撮影。1.とは別の個体である。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
モンキチョウ♀;クリックすると大きな写真になります 4.モンキチョウ♀
さて、ウスバシロチョウのポイントに着いた。ウスバシロチョウは飛んでいるが、なかなか止まってくれず撮影のチャンスがない。取りあえず、傍のハルジオンに止まったモンキチョウ♀を撮る。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウスバシロチョウ -1;クリックすると大きな写真になります 5.ウスバシロチョウ -1
やっとウスバシロチョウが写真を撮らせてくれた。翅がやや黒ずんだ個体である。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウスバシロチョウ -2;クリックすると大きな写真になります 6.ウスバシロチョウ -2
5.と同じ個体。前翅の中室にある黒い縞模様の幅が太く、より黒く見える。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウスバシロチョウ♀ -1;クリックすると大きな写真になります 7.ウスバシロチョウ♀ -1
ハルジオンの花に止まるウスバシロチョウは♀が多かった。交尾済みの♀の腹端には茶色っぽい交尾嚢が見られる。これは交尾中に雄が粘液を出して、自分の尾端の毛とともに塗り固めて、他の♂と交尾ができないようにするためのものだ。この写真では交尾嚢が良くわかる。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/320秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウスバシロチョウ♀ -2;クリックすると大きな写真になります 8.ウスバシロチョウ♀ -2
7.とは別の個体だが、この♀にも交尾嚢がある。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
コツバメ;クリックすると大きな写真になります 9.コツバメ
コツバメが、近くの民家のツツジの周りを飛んでいた。落ちたツツジの花に止まって、露を吸ってているようだ。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
ジャコウアゲハ♂ 裏面;クリックすると大きな写真になります 10.ジャコウアゲハ♂ 裏面
コツバメがいた民家のツツジにジャコウアゲハの♂が訪れた。後翅の赤い紋と、腹部の赤が毒々しく見えるが鮮やかだ。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウスバシロチョウ♂;クリックすると大きな写真になります 11.ウスバシロチョウ♂
この個体はどうやら♂のようだ。右側前翅が透けて後ろにあるピンクのハルジオンの花が見える。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
ツバメシジミ♀;クリックすると大きな写真になります 12.ツバメシジミ♀
ツバメシジミはマメ科の植物を食草とするが、このツバメシジミも産卵をしようとしているのだろうか。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 なし
夕日の滝;クリックすると大きな写真になります 13.夕日の滝
酒匂川の支流、内川に架かる高さ約23mの滝で、足柄山の金太郎はこの滝の水を産湯の使い、育ったと伝えられる夕日の滝は昨年来た時より、水の量が多かった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/30秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段


2011年6月13日

南足柄 2/2 大雄山最乗寺 5月18日


 南足柄の夕日の滝周辺で撮った後、これまでと同じように大雄山最乗寺へ移動した。時期としてはベストだったようで、藤棚にはフジの花が咲き、ツツジとシャクナゲもきれいだった。
 それぞれ、花にはカラスアゲハ、オナガアゲハ、ジャコウアゲハが訪れている。目的を果たし、午後2時には切り上げて帰路に着いた。
 伊豆箱根鉄道駿豆線の大雄山駅の手前に、毎回帰路に立ち寄ってコーヒーとケーキで一休みするのを楽しみにしている「スワベ゛洋菓子店」があるが、この日はお休みのようだった。

藤棚;クリックすると大きな写真になります 11.藤棚
駐車場から歩いて瑠璃門をくぐり境内に入る。左正面には本堂があり、さらに左に行ったところに藤棚がある。見事に咲いていた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
フジの花に来たジャコウアゲハ♂;クリックすると大きな写真になります 12.フジの花に来たジャコウアゲハ♂
そのフジの花にジャコウアゲハが来ていた。はじめて見る光景だった。まず1カット撮る。さらに近付いて撮ろうとしたが離れて行ってしまった。しばらく再来を待ったが、二度と来てくれなかった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/200秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし トリミング
110613_003.jpg 13.シャクナゲにジャコウアゲハの♀
見事に咲いているシャクナゲにジャコウアゲハの♀が来た。花から花へ移る。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/200秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし トリミング
葉上で休むジャコウアゲハ♀;クリックすると大きな写真になります 14.葉上で休むジャコウアゲハ♀
ジャコウアゲハは時々このように、葉上で翅を拡げて休んでいるかのような姿を見かけることがある。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
ジャコウアゲハ♂;クリックすると大きな写真になります 15.ジャコウアゲハ♂
雌は新鮮な個体が多かったが雄は擦れてきているのが多かった。ジャコウアゲハという和名は雄の成虫が腹端から麝香のような匂いをさせることに由来する(成分はフェニルアセトアルデヒドであることが判明している)とのこと。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
オナガアゲハ♂;クリックすると大きな写真になります 16.オナガアゲハ♂
ツツジの花から飛び立って翅を拡げたところが撮れた。少々ピントが甘いが絵としては面白い。また、クロアゲハやオナガアゲハの雄は翅表の後翅の上端部に白い帯があるが、この白い帯が見えるように撮れるのは滅多にないことである。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
カラスアゲハ♂;クリックすると大きな写真になります 17.カラスアゲハ♂
まだ新鮮な個体だった。カラスアゲハは♀のほうが魅力的だ。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし

2011年6月 9日

南足柄 1/2 夕日の滝 5月18日


 ここ数年、ゴールデンウィークの終わったころ、春のアゲハたちに会いにここを訪れている。今年は5月18日になってしまい、例年より10日ほど遅い。しかし、今年は咲くのが遅かったツツジはまだ花を付けていて、アゲハたちが訪れていた。
 ここは自宅から東名高速を利用すれば1時間ちょっとでつく。大井松田で降りて、県道78号線を足柄峠へ向けて走ると、途中に地蔵堂というところがある。ここを左に入ると夕日の滝に出る。
 先日、5月28日(土) 19時~ 12チャンネルの「にっぽん名山紀行」という番組で、ボクシングの内藤父子が、金時山の登山口ということで、ここを紹介していた。今年は足柄峠へは行かずに夕日の滝に直行した。茶畑もある。つい先日、南足柄産の茶葉で放射能が検出されたと報道されていたが、この辺りはどうなのだろうか。

地蔵堂;クリックすると大きな写真になります 1.地蔵堂
ここが金太郎の伝説に伝えられる地蔵堂である。ここは金時山や矢倉岳への足柄側からの登り口にあたり、近くには「万葉うどん」という店もある。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/200秒 4.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
コツバメ;クリックすると大きな写真になります 2.コツバメ
足柄峠への道を地蔵堂のところで左に入ると夕日の滝のキャンプ場に行くが、その途中に集落がある。立派な構えの農家の空き地に車を停めさせていただき、しばし蝶を追う。これはコツバメだが、シーズン的には少し遅い。しかし、元気に飛び回っていた。60mmのレンズだと小さな蝶はより接近しなくてはならないので少々きつい。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1600秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
オナガアゲハ;クリックすると大きな写真になります 3.オナガアゲハ
白いツツジの花が満開だった。あまり白いツツジに来る蝶は見たことがなかったが、ここでは次から次とやってきた。オナガアゲハ裏面の赤い紋がきれいだった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/2500秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
クロアゲハ;クリックすると大きな写真になります 4.クロアゲハ
白いツツジの次の客はクロアゲハだった。どうやら♀のようだ。この日見る蝶はほとんど傷んでいないきれいな個体が多い。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1600秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
ジャコウアゲハ♂;クリックすると大きな写真になります 5.ジャコウアゲハ♂
尾状突起はオナガアゲハに似ているが、腹が赤いので容易に区別できる。ツツジの花に頭を突っ込むようにして吸蜜している。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/2000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウスバシロチョウ;クリックすると大きな写真になります 6.ウスバシロチョウ -1
白いツツジにウスバシロチョウが飛来した。ウスバシロチョウはハルジオンなどで吸蜜することが多いが、ツツジの花で吸蜜するのは初めて見た。見ごたえのあるシーンと思う。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/2000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウスバシロチョウ;クリックすると大きな写真になります 7.ウスバシロチョウ -2
さらに奥へ進み、夕日の滝の駐車場に車を停めた。ウスバシロチョウが飛んできて葉上に止まり日光浴を始めた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/2500秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
カラスアゲハ♀;クリックすると大きな写真になります 8.カラスアゲハ♀
駐車場の傍のツツジにも黒いアゲハが訪れる。これはカラスアゲハの♀だ。後翅の緑色が美しい。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
サカハチチョウ春型;クリックすると大きな写真になります 9.サカハチチョウ春型
久しぶりにサカハチチョウの春型に会った。初夏を代表する蝶の一つと思う。このレンズ(TAMRON 60mm macro)はきれいな背景のボケを作る。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/2000秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
夕日の滝;クリックすると大きな写真になります 10.夕日の滝
酒匂川の支流内川にかかる夕日の滝。高さは23m、幅約5m。金太郎の伝説と深い関係があり、金太郎はこの瀧の水を産湯に使い足柄山で育ったとされている。夕日に映える美しさから夕日の滝と呼ばれているとのこと。滝の写真は三脚を使ってシャッタースピードを1秒とか2秒にして、滝つぼに落ちる美しい水の流れを表現するというのが、撮り方のようだが、頓着せずに撮ってしまっている。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 60mm ISO1600 ) 露出補正 なし