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2021年7月14日

足立区生物園 ツシマウラボシシジミを見に行く 2 of 3 7月3日

今朝は6時半から近所のゴルフの練習場へ行き、小一時間汗を流し、8時半には家に戻って、MLBオールスターゲームの中継を見んとテレビの前に座った。昨日のホームラン競争はちょっと気の毒な感じがしたが、今日はまず、アメリカンリーグの1番指名打者、そして、その裏の先発投手としてオータニさんを応援したい。先頭打者としてはヒットが出なかったが、その裏のピッチングは素晴らしかった。160kmの速球も投げナショナルリーグの強打者を3者凡退に退けた。すばらしい。
 さて、7月3日にもどる。足立生物園での小一時間もあっという間に過ぎてしまった。園内には20種ほどの暖地性のチョウが放たれている。アクリル板の窓で囲われた蝶園のチョウは、その窓にぶつかり前翅の先端が擦れてちぎれていることが多いが、ここにいるチョウは比較的それが少ない。良く管理され、入れ替えられているのだと思う。
 しばらくツシマウラボシシジミ以外のチョウを撮ったりしていたが、再びこの日の目的に戻る。

020_210703144 X800 〇足立区生物園 RX10M4.jpg 20.ツシマウラボシシジミ -8
日本では沖縄県南西諸島に生育する南アメリカ原産の帰化植物、チリメンナガボソウ(縮緬長穂草)で吸蜜する。望遠端で撮影した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO1600 ) 露出補正 なし
021_210703151 X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 21.ツシマウラボシシジミ -9
マーキングのないきれいな個体だった。この日は SONYのRX10M4 しか携行していなかったが、TAMRON 90 macro を付けた Nikon も持ってきておくべきだった。なにせ被写体が小さい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO1600 ) 露出補正 なし
022_210703153 X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 22.ツシマウラボシシジミ -10
前の写真と同じ個体である。チリメンナガボソウの茎に止まっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO1600 ) 露出補正 なし
023_210703174m X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 23.ツシマウラボシシジミ -11
葉先に止まって開翅し始めたツシマウラボシシジミがいた。しかし、これ以上は開いてくれない。これは♂だろうか? ♂ならもっと青紫色が輝くと思うのだが。♀にしては明るすぎる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 32mm ISO2000 ) 露出補正 なし
024_210703175 X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 24.ツシマウラボシシジミ -12
前の写真と同じ個体。少し下がって周囲の様子を映し込んだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 87mm ISO1250 ) 露出補正 なし
025_210703181 X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 25.ツシマウラボシシジミ -13
もう1枚。とうとうこれ以上は開いてくれなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 178mm ISO1250 ) 露出補正 なし
026_210703182 X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 26.ツシマウラボシシジミ -14
同じ個体。翅を閉じたところ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO500 ) 露出補正 なし
027_210703191 X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 27.ツシマウラボシシジミ -15
これはまた、別の個体である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO500 ) 露出補正 なし
028_210703196tm X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 28.ツシマウラボシシジミ -16
これは遠慮がちにマーキングされた個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO500 ) 露出補正 なし
029_210703207tm X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 29.ツシマウラボシシジミ -17
27.の写真と同じ個体。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO500 ) 露出補正 なし
030_210703203 X800 足立区生物園 RX10M4.jpg 30.お嬢ちゃんとオオゴマダラ
オオゴマダラは人懐こい。しばしばこういう光景が見られる。梅雨の晴れ間の土曜日の午後、家族連れの入場者が増えてきた。お父さんも Canon を持ってこられていた。「撮らせてください」とお断りして撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 23mm ISO1000 ) 露出補正 なし
031_210703208 X800 足立区生物園 RX10M4.jpg 31.オオゴマダラ
成虫は白地に黒い模様の端麗な姿だが、オオゴマダラの蛹は黄金色で、食草のホライカガミなどにぶら下がる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 10mm ISO500 ) 露出補正 なし
032_210703214 X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 32.リュウキュウアサギマダラ -2
少し園内に放蝶されている他のチョウを撮っていく。このチョウは石垣島、竹富島へ行ったときに多く見ることが出来た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 42mm ISO1250 ) 露出補正 なし
033_210703220 X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 33.イシガキチョウ
このチョウも蝶園ではおなじみのチョウだ。台湾、沖縄本島、石垣島で見てきたが、高知へ行ったときにカレー屋さんの黄色い看板に止まって翅を開いていたこともあった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 29mm ISO800 ) 露出補正 なし
034_210703228tm X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 34.ヒメアサギマダラ -1
リュウキュウアサギマダラよりは小さく、可愛いチョウだ。2頭とも♂で、後翅の肛角部付近に黒い性標がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO400 ) 露出補正 なし
035_210703229 X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 35.ジャコウアゲハ♀
「どうぞ撮って下さい」と言わんばかりに止まっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO500 ) 露出補正 なし
036_210703232 X800 〇足立区生物園 RX10M4.jpg 36.ヒメアサギマダラ -2
この花が好きなようで集まってきている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO500 ) 露出補正 なし
037_210703237 X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 37.ヒメアサギマダラ -3
私はヒメアサギマダラは石垣島や竹富島で見たことがない。かっては迷蝶だったとのことで1980年代後半から与那国島で継続的に発生しているという。1990年代中ごろに一時記録が途絶えたが、近年再び発生し、八重山諸島各地で見られるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 13mm ISO800 ) 露出補正 なし
038_210703245 X800 ◎足立区生物園 RX10M4.jpg 38.リュウキュウアサギマダラとツマムラサキマダラ
左側のツマムラサキマダラは上を飛んでいるのが♂で、下で翅を閉じて吸蜜しているのが♀である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 13mm ISO1000 ) 露出補正 なし


2020年2月16日

多摩動物公園 昆虫生態園(4・終)リュウキュウムラサキ 2月3日

園内をもうひと回りする。まだ、撮ってないチョウもいるはずだ。オレンジ色の鮮やかなチョウが現れた。メスアカムラサキの♀かなと思ったが、スジグロカバマダラだった。リュウキュウムラサキも飛び始めた。
 この日は、17種を撮影した。撮らなかったが、ツマグロヒョウモン、モンシロチョウ、スジグロシロチョウも見かけている。
 昆虫生態園では、おおよそ1時間半、チョウの写真を撮って楽しむことが出来た。 昆虫生態園を出たときは汗ばんでいたが、外の空気が心地よかった。そのあと前にある昆虫館本館を見学した。
 昆虫館本館の見学を終え、せっかく来たのだから、動物公園の園内を少し歩いてみよう思った。ところがアフリカ園は工事中でライオンなどは見ることが出来ない。牙の折れたアフリカゾウとチータ、サーバルなどをみて引き返すことにした。
200203_049.jpg 49.ジャコウアゲハ♀ -4
立派なジャコウアゲハの♀だ。舞岡公園ではオカトラノオでこのように開翅して吸蜜する姿を時々見ることがある。広角端で被写体に寄って撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
200203_050.jpg 50.スジグロカバマダラ♀
再び園路を巡っていると、メリハリのある生まれたばかりのようなスジグロカバマダラがランタナの花に来ていた。このチョウには沖縄本島や石垣島、竹富島で会っている。グァム島でも目撃した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 203mm ISO200 ) 露出補正 なし
200203_051.jpg 51.カバタテハ -4
カバタテハは翅が傷ついている個体が多かった。これは良いかと思ったがやはり少々擦れている。これは♀のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
200203_052.jpg 52.ツマムラサキマダラ♀ -1
ツマムラサキマダラの♀は、♂に比べ地味だが、前翅の先が紫色に輝く。しかし、光の加減ではこのように渋い。日本では以前は迷蝶であったようだが、1992年頃から沖縄本島で定着し現在では奄美大島から八重山諸島で継続的に発生しているという。私は沖縄県ではまだ会ったことがない。台北で街中で飛んでいるのを目撃した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 187mm ISO1600 ) 露出補正 なし
200203_053.jpg 53.ツマムラサキマダラ♀ -2 裏面


裏面は♂と紋様が異なる。 SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO640 ) 露出補正 なし
200203_054.jpg 54.ツマムラサキマダラ♀ -3 裏面
園路を背景にして広角端で撮った。チョウの好む環境が判る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO320 ) 露出補正 なし
200203_055.jpg 55.ツマムラサキマダラ♀ -4 開翅
開翅を待っていたら紫色の輝く姿を見せてくれた。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 20mm ISO1000 ) 露出補正 なし
200203_056.jpg 56.ツマムラサキマダラ♀ -5 開翅
翅を開いたり閉じたりするので開いたタイミングでシャッターを切る。ムラサキというより気品のあるブルーだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 43mm ISO1600 ) 露出補正 なし
200203_057.jpg 57.ツマムラサキマダラ♀ -6 開翅
今度は反対側を向いて止まり、羽を開いた。この角度が気品のあるブルーの輝きはない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 31mm ISO1250 ) 露出補正 なし
200203_058.jpg 58.イシガケチョウ -7
逆さになってランタナで吸蜜する。擦れのないきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 31mm ISO640 ) 露出補正 なし
200203_059.jpg 59.リュウキュウアサギマダラ♂ -2
リュウキュウアサギマダラがランタナの花で開翅して吸蜜していた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 46mm ISO250 ) 露出補正 なし
200203_060.jpg 60.リュウキュウムラサキ♂ -1 裏面
ランタナに来ていたリュウキュウムラサキの♂を見つけた。やや大型のチョウだ。この個体は擦れがない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 43mm ISO125 ) 露出補正 なし
200203_061.jpg 61.リュウキュウムラサキ♂ -2 半開翅


表は紫色に囲まれた白班がある。過去に訪れた石垣島、竹富島では見ることが出来なかった。 SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 43mm ISO320 ) 露出補正 なし
200203_062.jpg 62.リュウキュウムラサキ♂ -3 裏面
同じ個体だが、背景がボケて撮れた。翅を閉じて止まることが多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 87mm ISO320 ) 露出補正 なし
200203_063.jpg 63.リュウキュウムラサキ♂ -4 半開翅
粘ってみたが、なかなか開始したところを見せてくれなかった。生息する地域によって♀はフィリッピン型、大陸型、パラオ型などの変異があるが、ここにいるのは大陸型のみと思う。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
200203_064.jpg 64.ツマムラサキマダラ 交尾
♂と♀の裏面の班紋の相違が判る。上が♂。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 38mm ISO160 ) 露出補正 なし
200203_065.jpg 65.タイワンキチョウ
あまりきれいな個体ではなかったが、タイワンキチョウをちゃんと撮っておきたかった。これは♂だと思う。キタキチョウやミナミキチョウに比べて、後翅の外縁が弧状に丸くなる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 183mm ISO100 ) 露出補正 なし
200203_066.jpg 66.大温室の全容
wikipediaによると、自然物のある温室で生きた蝶を見ることが1970年代からイングランドで盛んになった。 世界初の蝶園の一つに、1988年アメリカ合衆国のフロリダ州・ココナッツクリークに建てられた「バタフライワールド」がある。と記されていた。世界初の蝶園のひとつとして、アメリカフロリダ州の「バタフライワールド」が紹介されているが、多摩動物公園の昆虫生態園が開園したのが1988年であるので、開園はほぼ同時期になる。日本最大級の蝶園であることは間違いない。写真は出口の近くから撮ったが、全体は捉えられなかった。入り口、出口はいわば1階にあり、園路を下りて、チョウの好む花が咲く、広くなったところは、地階にあたる。天井は高く、明るい。12時半すぎたところで退出した。参考:日本の蝶園 世界の蝶園

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし


2014年12月28日

夕暮れの新宿御苑 スマホで撮る 12月19日


 毎年、この時期に新宿御苑のインフォメーション・センターで、日本チョウ類保全協会による「 チョウが消えていく ~絶滅の危機にあるチョウを守る~ 」というテーマで蝶の生態写真や絵、パネルなどの展示の催しが行われている。ことしも蝶に関する複数のホーム・ページに紹介されていた。

  この日は、あるOB会の忘年会があった。例によって6時半開始なので、その前に新宿へ寄って行こうと3時少し前に家を出た。横浜から東横線・副都心線で乗り換えなしで新宿三丁目まで行ける。しかし、新宿三丁目で降りて、新宿御苑に近い出口を探して地下をウロウロしていたら、地下鉄丸ノ内線のホームに出てしまった。それならと、丸の内線に乗って一駅先の新宿御苑前まで行った。そこで地上に出るが、どうも新宿というところは不慣れで方角がわからない。ジモティらしきご婦人に新宿御苑の入口を教えていただいた。やっと着いたところは大木戸門だった。

  ところが大木戸門を撮っておこうと思って、携行したG12の電源を入れたが作動しない。そうだ、前の夜、次の日はG12を使おうと思い、バッテリーを充電したのだった。そして、そのまま、バッテリーを充電器に残したままだった。大失態。カメラマン失格である。
  そこで、仕方がないので、iPhoneのカメラで撮っておくことにした。iPhone4S のカメラは、800万画素で撮像素子の大きさは、1/3.2型である。一般的コンパクト・デジカメの撮像素子が1/2.3型で、私が使っているNikon D5300などの撮像素子であるAPS-Cサイズの7%の大きさであるのに比べ、iPhone4sのそれは4.1%と小さい。(参照 画像(イメージ)センサー・(CCD・CMOS)の大きさ比較)
だが意外に良く撮れる。ファイル情報で見ると、絞りは開放f2.4の固定のようだ。焦点距離はどのファイルも4.3mmと表示されるが、ズームでも撮れる。いわゆる電子ズームなのかもしれない。ISO感度は今まで私が撮った写真では50~800まであった。

1.新宿御苑 大木戸門
横浜から東横線・地下鉄副都心線に乗って、新宿三丁目まで乗り換えなしで行けたのは良いのだが、新宿三丁目で降り、新宿御苑に近い出口を目指して地下を歩いていたら、地下鉄丸ノ内線のホームに出てしまった。それならと、一駅乗って新宿御苑前で降りた。しかし、地上に出るがそこがどこなのか良くわからない。前述したようにジモティらしきご婦人に新宿御苑の入口を教えていただいたが、着いたところは、新宿門ではなく大木戸門だった。

iPhone4S f2.4 4.3mm 8.0 Mega Pixels
f2.4 1/177秒 4.3mm ISO50
;クリックすると大きな写真になります。
2.大温室
平成19年度から建替工事整備に伴い閉館していた温室の工事が終了し、平成24年11月20日にが開館した。昨年は、千駄ヶ谷門から入り、新宿門から出たので、大木戸門の傍にあるこの大温室の工事には気がつかなかった。

iPhone4S f2.4 4.3mm 8.0 Mega Pixels
f2.4 1/708秒 4.3mm ISO50
;クリックすると大きな写真になります。
3.大木戸門から新宿門へ
大きな芝生の広場とメタセコイヤの木が、傾き始めた日を浴びていた。驚いたことに、この都心の公園のこんな広いところに人影がなかった。

iPhone4S f2.4 4.3mm 8.0 Mega Pixels
f2.4 1/863秒 4.3mm ISO50
;クリックすると大きな写真になります。
4.ニホンスイセン
新宿門が近くなったところでスイセンが咲いていた。2種類のスイセンがあって、これはニホンスイセンのほう。もう一つはペーパーホワイトという。

iPhone4S f2.4 4.3mm 8.0 Mega Pixels
f2.4 1/254秒 4.3mm ISO50
;クリックすると大きな写真になります。
5.紅葉
紅葉には少し遅かったが、陽の光に透けるきれいなところも残っていた。

iPhone4S f2.4 4.3mm 8.0 Mega Pixels
f2.4 1/120秒 4.3mm ISO50
;クリックすると大きな写真になります。
6.「 チョウが消えていく ~絶滅の危機にあるチョウを守る~ 」
再入場の切符をいただいて、一旦、新宿門を出た。右側にインフォメーション・センターがある。そこで今日の目的である「 チョウが消えていく ~絶滅の危機にあるチョウを守る~ 」が催されていた。日本チョプ類保全協会の会員のかたがたの写真や、カービング、刺繍、絵などの展示が行われている。写真では、高尾山で撮られたフジミドリや、ミドリヒョウモンの斑紋異常の写真が印象に残っている。

iPhone4S f2.4 4.3mm 8.0 Mega Pixels
f2.4 1/30秒 4.3mm ISO50
;クリックすると大きな写真になります。
7.オオムラサキの大きなカービング
受付をしたあと、目を上げると、コーナーに掛けられたオオムラサキの大きなカービングに目を奪われた。反対側のかどにはアサギマダラのカービングが掛けられていた。

iPhone4S f2.4 4.3mm 8.0 Mega Pixels
f2.4 1/33秒 4.3mm ISO50
;クリックすると大きな写真になります。
8.刺繍のワッペン
細かな刺繍が施されたワッペンが目を惹いた。ワッペンの他にもナミエシロチョウの刺繍もあったが、本物に忠実にさされている。

iPhone4S f2.4 4.3mm 8.0 Mega Pixels
f2.4 1/33秒 4.3mm ISO64
;クリックすると大きな写真になります。
9.落陽
午後4時、木立に太陽が沈んでいく。NTTドコモ代々木ビルも陰になってしまった。

iPhone4S f2.4 4.3mm 8.0 Mega Pixels
f2.4 1/431秒 4.3mm ISO50
;クリックすると大きな写真になります。
10.樹冠が輝く 会場から出てきて、少し、日本庭園のほうへ歩いてみる。振り返ると、ケヤキだろうか、高い木の上のほうだけが西日に照らされていた。

iPhone4S f2.4 4.3mm 8.0 Mega Pixels
f2.4 1/162秒 4.3mm ISO50
;クリックすると大きな写真になります。
11.逆さビル
上の池と呼ばれるところまで行ってみた。静かな池の水面にNTTドコモ代々木ビルが映っていた。静寂で人影はない。そうこうするうちに閉園の時間が迫ってきた。忘年会の始まりまで2時間もある。JR新宿駅の南口へ歩き、高島屋とTokyu Handsをウロウロして時間をつぶした。特に必要としないが、針の要らないホッチキスがあったので買ってしまった。

iPhone4S f2.4 4.3mm 8.0 Mega Pixels
f2.4 1/120秒 4.3mm ISO64
141227_011.jpg