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2022年4月17日

皇居東御苑から千鳥ヶ淵へ その1 皇居東御苑 3月30日

今年は千鳥ヶ淵の桜を見に行きたいと思っていて、天気予報を見ながらこの日に行こうと決めた。
 東京駅の丸の内側駅前広場は長い間工事がされていたが、2017年12月7日に約10年かけた丸の内口の一連の再整備が完了した。行幸通りからの眺めを是非撮りたいと思い、東京駅をスタートした。平日の午前10時、行幸通りを歩く人は少なかった。
 行幸通りを行き、和田倉門交差点をさらにまっすぐ進んで桔梗門から皇居東御苑に入ろうとしたが、桔梗門は工事関係者以外一般の人は入ることが出来なかった。仕方なく内堀通り迄戻り、北へ、大手門から入ることになった。
 同心番所、百人番所から、二の丸雑木林、二の丸庭園、諏訪の茶屋を見て、梅林坂から書陵部の脇を通って北桔橋門に出た。北の丸公園へ行くにはここを出なければいけなったのだが、天守台、大奥跡を左に見て、竹林、石室、富士見多門と歩き、富士見櫓へたどり着いた。千鳥ヶ淵とはずいぶん遠くなってしまったことになる。
 結果、入苑した大手門へ戻ってきていた。係のかたに千鳥ヶ淵へ行きたいのだがと尋ねてみたところ、「北桔橋門を出て内堀通りを左に行けばよかったですね」ということで、大手門から内堀通りを左へ延々と、ジョギング中のランナーを避けながら、再び北桔橋門の前を通って、千鳥ヶ淵へ向かうことになった。
 皇居から北の丸公園を歩き、千鳥ヶ淵へ行こうと考えていたが、皇居東御苑から北の丸公園へ直接入ることは出来ないのだ。
 皇居東御苑の記述にはプレスマンユニオンの「東京とりっぷ」などを参照させていただいた。

000_220330125 X700 桃華楽堂 Z50 18-140.jpg
桃華楽堂の前に並び咲くハナモモの木 2022年3月30日 皇居東御苑

001_220330004 X800 〇東京駅行幸通り Z50 18-140.jpg 1.東京駅丸の内駅前広場
3月30日(水)午前10時に東京駅丸の内北口から、駅前広場に出た。新丸ビル側に渡り、丸ビルとの間を和田倉門に向けて伸びる行幸通りに立ち、東京駅外観を正面から眺めた。この整備が終わった東京駅丸の内駅前広場と行幸通りは 駅前広場と道路空間からなる景観[東京駅丸の内駅前広場から行幸通りに繋がる景観] として 「2018年度グッドデザイン・ベスト100」を受賞している。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 56mm ISO100 ) 露出補正 +0.7段
002_220330002 X800 東京駅行幸通り Z50 18-140.jpg 2.和田倉門交差点付近から東京駅の眺め
幅73m、延長190mの行幸通りはまっすぐ、日比谷通りの和田倉門交差点を過ぎて、さらに内堀通りまで延びる。正式名称は「東京都道404号皇居前東京停車場線」と言うそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f8 1/500秒 18mm ISO100 ) 露出補正 +0.7段
003_220330018 X800 和田倉門 Z50 18-140.jpg 3.和田倉門交差点(日比谷通り)
和田倉門交差点を渡って、内堀通りへと進む。東京駅を振り返る。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 82mm ISO100 ) 露出補正 +0.7段
004_220330023 X800 桔梗門(旧桜田門) Z50 18-140.jpg 4.桔梗濠と桔梗門
行幸通りが終わる内堀通りを渡って、お濠(桔梗濠)を右手に見る。左奥に見えるのは富士見櫓。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 35mm ISO100 ) 露出補正 +0.7段
005_220330027 X800 桔梗門(旧桜田門) Z50 18-140.jpg 5.桔梗門
内堀通りから行幸通りを背に真っすぐ進むと、桔梗門が見えた。だが、一般の人はここからは皇居東御苑に入ることは出来ない。 桔梗門 は 「桜田門外の変」で井伊直弼が暗殺された外桜田門に対して、内桜田門とも呼ばれている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 23mm ISO100 ) 露出補正 +0.7段
006_220330033 X800 大手門へ Z50 18-140.jpg 6.桜田巽櫓
「ここから一般の方はご入場できません。大手門へお廻りください」と言われ、いま来た内堀通りを戻って左へ向かった。桔梗濠の向かいにそびえる二重櫓が桜田巽櫓。ジョギングをする人が多い。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 58mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_220330035 X800 大手門へ Z50 18-140.jpg 7.大手門 -1
すぐに大手門が見えてきた。内堀通りのサクラも満開だった。ぼやけて見えるのは桝形形式の大手門の高麗門だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 58mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_220330043 X800 大手門 Z50 18-140.jpg 8.大手門 -2
大手門は1607年(慶長12年)に完成した江戸城の玄関である。1620年(元和6年)の江戸城修復に際し、伊達正宗や酒井忠世らの力により現在のような高麗門と渡櫓型の櫓門で構成された桝形形式(橋を渡ってから道は鍵型に屈曲する)の城門となった江戸城の正門である。その警備は鉄砲30丁、弓10、長柄(槍)20という厳重なものだったという。現存する入り口側の高麗門は、1657年(明暦3年)の明暦の大火(振袖火事)後の1659年(万治2年)に再建されたものだそうだ。江戸時代の渡櫓門は、残念ながら昭和20年の戦災で焼失している。写真は1968年(昭和43年)に木造復元により再建された渡櫓門。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_220330045 X800 大手門 Z50 18-140.jpg 9.鯱
枡形内に入ると、渡櫓の屋根を飾っていた鯱が展示されていた。刻印に「明暦三丁酉」とあり、1657年(明暦3年)の振袖火事で焼失した後、1659年(万治2年)に大手門が再建されたときのものと推定できるという。昭和20年の空襲で門は焼け落ちたそうだが、鯱だけが残っている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 28mm ISO125 ) 露出補正 なし
010_220330051 X800 大手門 Z50 18-140.jpg 10.同心番所
今回は大手門から皇居東御苑に入ったが、他に平川門、北桔橋門からも入れるそうだ。度重なる火災で江戸城内の建物はほとんど焼失してしまったが、富士見櫓、同心番所、百人番所が現存している。この同心番所は門の外から内に移設されてはいるが、往時の姿を今に伝えている。説明板には、番所とは警備詰所のことだが、江戸城にあった番所のうち、同心番所、百人番所と大番所の3っつが残っている。ここには同心と呼ばれる武士が詰め、登城者の監視に当たっていたとあった。同心は、江戸幕府の下級役人のひとつ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 21mm ISO125 ) 露出補正 なし
011_220330054 X800 大手門 Z50 18-140.jpg 11.中之門石垣
皇居内の石垣は特別史跡「江戸城跡」に指定されていて、「本丸中之門石垣」修復工事は平成17年8月から、平成19年3月にかけて行われた。石垣には江戸城の中でも最大級の巨石が使用され、目地(隙間・継ぎ目)がほとんどない、各段の高さを水平に揃えて積んだ整層積(布積み=ぬのづみ)の美しい石垣としている。構造上は少し弱くなるが、本丸御殿への大名の登城ルートとして、見た目の美しさが優先されている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 20mm ISO110 ) 露出補正 なし
012_220330057 X800 大手門 百人番所 Z50 18-140.jpg 12.百人番所
百人番所は、数少ない江戸時代から残る江戸城の遺構で、検問するだけでなく、幕府直轄の精鋭部隊、鉄砲百人組が有事に備えて詰めていた。警備を担当したのが、徳川家と縁故のある甲賀組、伊賀組、根来(ねごろ)組、廿五騎(にじゅうごき)組。当然のことながら昼夜交代で詰めていた。与力20人、同心100人が詰めていたが、各組の同心100人が配備されたのがその名の由来となっているそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 21mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_220330063 X800 大手門 百人番所 Z50 18-140.jpg 13.中之門跡の石垣
百人番所の右手に中之門跡があった。中之門は、本丸の玄関となる中雀門と一体となって一つの大きな虎口(曲折して出入りする狭い通路)を作り、百人番所や大番所とともに本丸護衛として重要な役割を果たしていた。門から離れたところでは石積みの方法が違っていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 18mm ISO110 ) 露出補正 なし
014_220330081 X800 二の丸庭園 Z50 18-140.jpg 14.二の丸雑木林から二の丸庭園へ
大番所跡を見落とすことになってしまったが、中之門跡からではなく、手前の百人番所の前から北へ入った。二の丸御殿跡にある二の丸雑木林。2代将軍・徳川秀忠が死去した後の1636年(寛永13年)には二の丸御殿が建てられ、東側に庭園が配置された。現存する庭園は往時の庭園を昭和43年に復元したものだそうだ。昭和天皇の発案で、武蔵野の雑木林をできるだけ自然に近い形で復元している。手前のサクラの花を明るく撮ろうと、内臓フラッシュを発光してみたが、効果はなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f14 1/200秒 32mm ISO100 ) 露出補正 なし
015_220330086 X800 二の丸庭園 Z50 18-140.jpg 15.二の丸庭園
9代将軍・徳川家重時代の庭絵図面をもとに復元した池泉回遊式庭園があり、全国から集められた各都道府県の木260本も植えられている。現在の二の丸池にはコウホネ、ヒメコウホネ、ヒツジグサ、赤坂御用地の池から移したアサザが生育している。小堀遠州の作といわれる庭園の池水は、古い絵図と比べてもほぼ二の丸池と同じ場所にあるそうだ。池に関しては大名庭園時代の池泉をそのまま活用したと推測できるという。菖蒲田には昭和41年に明治神宮神苑から株を譲り受けた84品種の花菖蒲が植栽されている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 31mm ISO110 ) 露出補正 なし
016_220330095 X800 二の丸庭園 カイドウ Z50 18-140.jpg 16.諏訪の茶屋とカイドウの花
池を右手に北へ進むと、紅色の花が目についた。ツツジかなの思って近づいてみるとカイドウの花だった。諏訪の茶屋は、二の丸庭園にある風雅な茶室である。火災などで焼失後、11代将軍・徳川家斉の時に創建されている。かつては吹上御苑(西の丸西側、現在の御所などのある一帯)にあったが、昭和43年、皇居東御苑の整備の際に移築された。建物は、明治45年に再建されたが、その当時、その場所に諏訪社があったことから諏訪の茶屋という名前が付いている。茶室としての利用はできない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 20mm ISO110 ) 露出補正 なし
017_220330101 X800 二の丸庭園 Z50 18-140.jpg 17.諏訪の茶屋
諏訪の茶屋の西側に回り込むとその入り口の木戸があった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 25mm ISO100 ) 露出補正 なし
018_220330104 X800 梅林坂 Z50 18-140.jpg 18.梅林坂の石垣
西側の道に出て天神濠を右手に、石垣のある梅林坂を上がる。梅の開花期である2月上旬頃には石垣と梅の花という絶景スポットになる。もともと、太田道灌が江戸平河城を築城した際に、領地である川越の三芳野神社から祭神である菅原道真の分霊を勧請して天満社を創建したのが始まりという歴史ある梅林だそうだ。その太田道灌が1478年(文明10年)に、菅原道真を祀った際に、梅の木100本をここに植えたのが梅林坂の始まりとか。梅林坂の下から本丸方面にかけて50本ほどの梅が植栽されているが、この梅は皇居東御苑開園に先駆けて、昭和42年に植えられたものという。50年を経て立派な梅に育っている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 94mm ISO250 ) 露出補正 なし
019_220330111 X800 北桔橋門 Z50 18-140.jpg 19.北桔橋門(きたはねばしもん)の桜
皇居書陵部の前を通って北桔橋門へ向かう道の、平川濠沿いのサクラがきれいだった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし
020_220330117 X800 北桔橋門 Z50 18-140.jpg 20.北桔橋門 -1
江戸城本丸の大奥、天守部分から外部に直接通じる門が北桔橋門である。門の横の内濠(平川濠・三日月濠)は防御力を高めるためにほかよりも深く、石垣は最も堅固になっている。北桔梗門の内側からその石垣と濠を見た。石垣は江戸城の城壁の中でも最も高く高さは18.5mもある。地震などの揺れにも強い自然石を積み上げる野面積み(のづらづみ)になっている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f7.1 1/500秒 20mm ISO100 ) 露出補正 なし
021_220330118 X800 北桔橋門 Z50 18-140.jpg 21.北桔橋門 -2
一旦、北桔橋門を出て、濠にかかる橋の上から北桔橋門を撮った。当時の北桔橋門は、通常は橋を跳ね上げた形で、使われることがなく、いざという時の脱出路の確保としての門となっていた。現在の門は冠木門(笠木を柱の上方に渡した屋根のない門)である。現在では大手門、平川門と同様に、宮内庁が管理する皇居東御苑(江戸城の本丸・二の丸・三の丸)の入城門となっている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 18mm ISO110 ) 露出補正 なし
022_220330124 X800 桃華楽堂 Z50 18-140.jpg 22.「桃華楽堂」とハナモモ
北桔梗門から本丸跡へ入っていくと「桃華楽堂」が見えた。「桃華楽堂」は昭和41年2月に音楽好きの香淳皇后(昭和天皇の皇后)の還暦記念として建設された200名収容の音楽ホールだ。鉄仙の花弁を形どったといわれる屋根と八面体の珍らしい建物。その西側に植えられたピンクや赤・白の花のハナモモがいま、あでやかに咲いている。名前の「桃華」の由来は、香淳皇后さまの御誕生日が3月で桃の節句に因んだ桃、華の字は十が六個と一で構成されていることから還暦(数え年61歳)を意味するということで命名されたといわれている。楽堂の建物も名前も、そして傍らに植えられたハナモモの木も、人々の目を引きつける優美な佇まいである。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 59mm ISO100 ) 露出補正 なし
023_220330131 X800 天守台 北桔橋門 Z50 18-140.jpg 23.天守台から見た北桔梗門
右手(西側)に天守台があったので上がってみる。江戸城本丸北隅にあった天守閣は、東西約41m、南北約45m、高さ11mの天守台に建てられていた。日本最高だったという高さ51mの天守を支えた江戸城天守台は黒田長政が築造を担当し、石垣は、南部、津軽の二候が築いたとされている。現在、皇居東御苑内に修復、保存され、天守台の上に登ることができる。天守台から北側に北桔梗門が見えた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 37mm ISO100 ) 露出補正 なし
024_220330136 X800 天守台 Z50 18-140.jpg 24.天守台
天守台は1606年(慶長11年)に完成し、翌年五層の天守(慶長天守閣)が大手門とともに完成している。家康時代の慶長天守台・天守閣は現在の天守台遺構の南側、富士見多聞のあたりに位置していたそうだ。1922年(元和8年)に2代将軍秀忠が本丸拡張工事を実施、さらに1637年(寛永14年)、3代将軍・徳川家光は天守台・御殿を修築し、翌年には「寛永度の天守」が完成た。現存する天守台は、その寛永期天下普請の遺構がベースになっているそうだ。1657年(明暦3年)に起こった「明暦の大火」(振り袖火事)の飛び火で本丸、二の丸、三の丸はほぼ全焼。その後、江戸城の天守は泰平の世でもあり、経済的な理由もあって再建されることはなかったのだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f9 1/500秒 22mm ISO100 ) 露出補正 なし
025_220330145 X800 天守台 Z50 18-140.jpg 25.ミツバツツジ
天守台の南側、竹林の手前にミツバツツジが咲き、その奥にシャクナゲが咲くところがあった。西桔梗門跡に近い、「手洗い所」がある辺りである。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.8 1/500秒 48mm ISO110 ) 露出補正 なし
026_220330147 X800 大奥跡 Z50 18-140.jpg 26.本丸 大奥跡
富士見櫓に向かって進む。左側に本丸、大奥跡の芝生が広がる。徳川幕府の中枢となる政庁が江戸城本丸の御殿だが、表御殿・中奥から御鈴廊下でつながっていたのが大奥だった。残念ながら、往時を偲ぶものは何も残っていないそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f9 1/500秒 24mm ISO110 ) 露出補正 なし
027_220330167 X800 富士見櫓 Z50 18-140.jpg 27.富士見櫓
石室、富士見多門を見て、富士見櫓へ出た。富士見櫓は江戸城遺構として残る唯一の三重櫓。現存する三重櫓は、1657年(明暦3年)の明暦の大火(振袖火事)での焼失後、1659年(万治2年)の再建。どの角度から見ても同じような形に見えることから、「八方正面の櫓」の別名もある。天守焼失後の「代用天守」の櫓ともいわれている。富士見櫓の上からは、その名の通り富士山をはじめ、秩父連山や筑波山、江戸湾(品川沖など)、さらには将軍は両国の花火などを眺望したのだそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 40mm ISO110 ) 露出補正 なし
028_220330172 X800 富士見櫓 Z50 18-140.jpg 28.ボケ
手入れされた絞りのボケの花がきれいに咲いていた。全く方向音痴になってしまっていて、この辺りから北の丸公園・千鳥ヶ淵へ出られるのではないかと思って歩いていたら、中之門跡に戻ってきてしまっていた。結局、一回りして入苑した大手門に戻り、これから入る人たちの手荷物検査をしていた係のかたにたずねたところ、「内堀通りを左回りに歩いて行ってください」ということになってしまった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 115mm ISO360 ) 露出補正 なし
029_220330185 X800 内堀通り 平川門 Z50 18-140.jpg 29.平川門
大手門を出て、内堀通りを左へ歩いて行くと、地下鉄の竹橋駅の近くで次の門である平川門に出た。太田道灌が江戸城を築いた15世紀には、江戸湾に面した現在の平川門周辺には、上平川村、下平川村という村があったのが平川門の名の由来という。太田道灌の時代から門が築かれていたと推測され、3代将軍・徳川家光の治世である1635年(寛永12年)、高麗門(外側の第一門)、渡櫓門(内側の第二門)を備える強固な枡形門のスタイルとなった。江戸城三の丸の正門で今も濠には木橋が架かっている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f9 1/500秒 34mm ISO110 ) 露出補正 なし
030_220330193 X800 〇内堀通り 平川門 Z50 18-140.jpg 30.平川門の木橋
平川門は現在では大手門、北桔橋門と並んで、皇居東御苑(本丸・二の丸・三の丸)の入苑口のひとつになっている。木橋が往時のように残されるのは江戸城でもここだけだそうだ。現在の木橋(全長29.7m、幅7.82m)は台湾産のヒノキ材を使って昭和63年に再建されたもの。橋台は石造り、脚桁には鉄骨が使われているが、親柱の擬宝珠(ぎぼし)には、寛永や慶長などの銘が彫られており、往時のものが使われていることがわかるそうだ。長くなってしまった。ここら先は次回に回す。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f7.1 1/500秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし


2020年4月25日

県立四季の森公園 散歩 4月15日

横浜市には多くの緑地公園がある。いつも行く舞岡公園をはじめ、先日行った横浜自然観察の森などがそうだ。4月15日、昨日は風が強かったが、この日は暖かくなるという。どこか公園へ散歩に行こうと思い、決めたのが車で30分ほどの緑区にある 四季の森公園 だった。JR横浜線の中山駅から徒歩15分のところだ。ここは市立ではなく、保土ヶ谷公園と同じ県立公園だ。リーフレットによれば、昭和47年に神奈川県が住宅用地(西側)、県立高校用地(東側)として取得したが、市街化調整区域で周辺の土地整備が立ち遅れていること、さらに市街地に残された貴重な樹林地であったことから、その自然の保全と活用を図ることとし、都市地域における「みどりの拠点」として、また増大するレクリエーション需要に応えるべく公園化構想が打ち出され、昭和59年に公園として都市計画決定がなされた。
 その後整備が進められ、昭和63年(1988年)に一部開園の後、平成2年(1990年)に開園(36ha)した。平成4年に隣接する東側緑地を新たに取り込み、平成9年(1997年)に全面開園(43.9ha)、さらに平成17年(2005年)に北西の森(1.4ha)を加え現在に至っている。

四季の森案内図.jpg
神奈川県立四季の森公園リーフレット より

10時半に入園したが、普通車165台が停められる駐車場はほぼいっぱいだった。駐車場のある南口から、西へ歩き、途中を北へ下りて、また戻って西口広場へきた。持参したおにぎりを食べて、東側の水田の方へも行ってみた。午後1時半に退出したが、子供連れの若いご夫婦、中高年のご夫婦、学校が休みの大学生など、思っていた以上に人が出ていたが、「密」になることはない。
 チョウの個体数は少ない。菜の花にはモンシロチョウが飛んでいたが、ツマキチョウはいない。ベニシジミ、ヤマトシジミ、クロアゲハ、越冬したルリタテハを見たくらいだった。この日は Nikon D750 に NIKKOR 28-105mm を付けていった。近寄れば macro も撮れるのだが、チョウを撮影するチャンスはなかった。池の杭に止まっていた カワセミ は105mmでは無理だった。SONY RX10M4 があればと思ったが、2台持ち歩くのもちょっと辛い。

1.「展望広場」
駐車場に車を停めて、西へと歩き始める。「展望広場」があった。女子高生がオーボエの練習をしていた。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/640秒 46mm ISO100 ) 露出補正 なし
200415001.jpg
2.石積みの道
さっそく森の道に入る。右側(北側)は谷になっていて、左手(写真では右側)は石積みが施されている。かっては城があったのかなと思われるような風情だが、そうではないようだ。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 46mm ISO1600 ) 露出補正 なし
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3.森を歩く
ここで西口への道と、谷あいの森を「あし原湿原」、「はす池」から北口へ下っていく道に分かれる。北口方面へ歩いた。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f7.1 1/500秒 46mm ISO100 ) 露出補正 なし
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4.「しょうぶ園」
右手に「しょうぶ園」が見えてきた。梅雨の時期になると、深い緑に囲まれた谷戸に約4,500株のハナショウブが咲くという。約1,500㎡ある。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.2 1/500秒 52mm ISO200 ) 露出補正 なし
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5.石橋
「あし原湿原」と「はす池」をつなぐ流れに、趣のある石橋がかかっていた。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO200 ) 露出補正 なし
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6.県立四季の森公園の石碑
立派な石で造られていた。通ってきた道の石積みと同じように思えるが、この辺にあった石なのだろうか?

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 38mm ISO140 ) 露出補正 なし
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7.菜の花咲く
この時期、花が少ない。咲いているのは菜の花くらいで、あとは目立たない野草の花だ。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f5 1/640秒 70mm ISO100 ) 露出補正 なし
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8.ヤエヤマブキ
濃厚に咲くヤエヤマブキがあった。「七重八重 花は咲けども 山吹の  実のひとつだに  なきぞかなしき」という有名な歌がある。山道の一軒家に雨宿りを願った太田道潅に、貸す蓑すらないその家の女性は、八重山吹を差し出して短歌を詠んだ。八重山吹は実をつけないことから、"実のひとつだになき"を 掛けた歌だ。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/800秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
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9.カラスノエンドウ 烏野豌豆 
標準和名はヤハズエンドウ(矢筈豌豆)というが、カラスノエンドウ(烏野豌豆)という名が一般には定着している 。烏野豌豆は妙な名だが、中国名の野豌豆から出た言葉だそうだ。 古い時代には地中海沿岸地方などで食用とされたという。 macro で撮った。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO140 ) 露出補正 なし
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10.ショカツサイ 諸葛菜 
和名はいろいろあるようだ。ショカツサイというのは諸葛孔明が広めたとの伝説から来ているという。wikipediaによればオオアラセイトウ(大紫羅欄花、Orychophragmus violaceus)が正式和名のようで、アブラナ科オオアラセイトウ属の越年草である。他にムラサキハナナ(紫花菜)とも言われる。また、ハナダイコン(花大根)とも呼ばれることがあるがアブラナ科の植物の一種にハナダイコン(花大根、学名Hesperis matronalis)というのがあり別種である。紛らわしい。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f5 1/640秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
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11.菜の花と池
「あし原湿原」の池と手前の遊歩道の間には菜の花が咲く。モンシロチョウは飛んでいるが、撮影する意欲がわかない。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f5 1/640秒 78mm ISO100 ) 露出補正 なし
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12.カメラの放列
「はす池」の対岸から、多くのカメラマンが池に向かってレンズを向けているのが眺められる。カワセミでもいるのだろう。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 78mm ISO160 ) 露出補正 なし
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13.「はす池」の主
池にはコイとカメが住んでいる。カメはもっと大きいのが沢山いた。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 70mm ISO100 ) 露出補正 なし
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14.ヤブレガサ
傍にヤブレガサと書かれた札が立てられていた。キク科の多年草だそうだ。ほんとに破れた傘のような葉の形をしている。wikipediaを見ると花期は7-9月で茎の先に円錐花序に白色から淡紅色の頭花をつけるのだそうだ。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 98mm ISO360 ) 露出補正 なし
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15.狙いはカワセミ
「はす池」の反対側を歩く。さっき、カメラマンが三脚を立てていたところでは、思った通りカワセミが池から突き出た杭に止まっている。しばらく眺めていると、一度飛び立って背中のコバルト・ブルーに輝く羽を見せてくれて、また、元の杭に止まった。カメラマンの皆さんは、じっと待って、飛び立つタイミングや、池に首を突っ込み魚を捉えるチャンスを狙っているのだろう。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO220 ) 露出補正 なし
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16.シダレザクラ
シダレザクラは、エドヒガンの系統が多く、品種もさまざまであるようだ。私には品種名まではわからない。この花は小さな八重の花で、まだ蕾もつけている。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 50mm ISO100 ) 露出補正 なし
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17.「水車小屋」
案内図に「花木園」というところがあったので、行ってみようとした。「花木園」の手前にこの水車小屋があった。 

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.2 1/500秒 60mm ISO1250 ) 露出補正 なし
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18.「花木園」
「花木園」に花は何もなかった。ロウバイやウメが咲くらしいが今は咲いている花はない。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 75mm ISO200 ) 露出補正 なし
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19.ベニシジミ
ベニシジミが菜の花に来ていた。近寄って撮ることが出来ないので、望遠端105㎜では小さなチョウは無理だ。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 105mm ISO100 ) 露出補正 なし
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20.「あし原湿原」
この「あし原湿原」から「しょうぶ園」の辺りにはホタルが生息するらしい。6月中旬の天気の良い蒸す日によくみられるとのこと。この期間には駐車場の利用時間が8時50分まで延長されるというが、今年は開催されるのだろうか。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 66mm ISO100 ) 露出補正 なし
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21.春から赤いモミジ -1
ここ四季の森公園は、秋の紅葉も美しいらしい。その季節に是非来てみたいと思う。モミジの新しい葉はいま新緑でとてもきれいなのだが、四季の森公園では、今、赤い葉のモミジの木が何本かあった。カエデ(モミジ)の新芽が赤いのも、アントシアニンで余分な光を遮り、傷つきやすい新芽を強い日差しから守るためなのだそうだ。この種のモミジはノムラモミジというらしいが、今日、ここで見た赤い葉のモミジは、それぞれ少し違っていた。この木の葉は色は深みのある赤で、それぞれの葉は下向き加減で、細い。品種を検索してみたが、よくわからない。紅セイガイというのに似ている。葉の切れ込みが深い。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO140 ) 露出補正 なし
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22.春から赤いモミジ -2
この木の葉は、柿の実のような色で、7つに分かれている。 これがカエデ科落葉樹であるイロハモミジの赤葉品種であるノムラモミジではなかろうか。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO250 ) 露出補正 なし
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23.春から赤いモミジ -3
この木の葉は、9つに分かれている。-1と葉は同じような形をしているが、色は鮮やかな緋色だ。 前2つとは違うように思う。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO160 ) 露出補正 なし
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24.「南口広場」
今は水もなく、噴水も出ていないが、ここは噴水の広場で「南口広場」という。花壇の上段は宿根草、下段は一年草を中心に栽培されている。宿根草の方は何年にもわたって株が生き残り、花や葉のない時期もあるがその成長を長い目で見ていくことが出来る。駐車場に停めた車からコンビニで買ってきたおにぎりを取ってきて、ここのベンチで昼食にした。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 28mm ISO100 ) 露出補正 なし
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25.「ジャンボすべり台」
南口の前に「展望広場」があり、その先には展望台が設けられていた。展望台は、標高約78メートルで東京スカイツリーや新宿副都心、富士山、丹沢の山並みが眺望できるそうだが、良く見えなかった。この展望台の向こう側に写真の「ジャンボすべり台」があった。子供たちが順番を待って野外ステージのある所へ滑り降りていく。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f5 1/500秒 31mm ISO100 ) 露出補正 なし
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26.「水田」
車に戻る前に、「もりの連絡橋」を渡って、「ふるさとの森」の階段を下り、平成4年に拡げられた公園の東側に位置する「清水の谷」、「水田」へ行ってみた。水田と、昔の農耕作業機が展示されているワークセンターがあった。この「清水の谷」では近隣小学校の児童が田植えから稲刈、晩秋の餅つきまで、一年を通した体験型学習を行っている。約1,200㎡の「水田」は中山中学校のすぐそばにある。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 50mm ISO110 ) 露出補正 なし
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27.ツルニチニチソウ 蔓日々草
「水田」に下りてきた階段を今度はフウフウいって上り、南口まで戻ってきた。ふと足元を見るとツルニチニチソウが咲いていた。wikipediaによれば、 ツルニチニチソウ(学名:Vinca major)はキョウチクトウ科の常緑蔓性植物の一種。ツルギキョウともいうが、キキョウ科にツルギキョウ(学名:Campanumoea maximowiczii)という植物があり、キキョウ科のものが標準和名のツルギキョウである。よく似た、やや小型のヒメツルニチニチソウというのもある。駐車場に戻り、2時半には我が家に帰り着いた。

Nikon D750 NIKKOR 28-105㎜ f3.5-4.5 D
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 105mm ISO280 ) 露出補正 なし
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