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2023年12月25日

「時の栖」から山中湖畔へ 2023年11月14日-15日 御殿場「時の栖」で一泊、山中湖から道志へ ②

翌日、朝のうちは富士山の頂まで見えていたが、次第に雲が多くなってきた。遅めの朝食にして10時に「時之栖」を山中湖に向けて出発した。かっては須走から籠坂峠をジグザグと登って山中湖畔の旭日丘に行ったが、1989年に開通した新しい道路(東富士五湖道路)で全長2,995mの籠坂トンネルを抜けて、旭日丘の西側の山中湖インターへ出た。そこから右へ、旭日丘に行く。湖畔に車を止めて、紅葉を見たがあまりきれいではなかった。
 平野から道志村へと続く湖畔の国道413号を、平野の方から沢山の消防車が連なって走ってきた。緊急消防援助隊関東ブロック合同訓練というのがあったらしい。関東の1都6県に長野、静岡、そして地元の山梨、から参加した消防隊の車両が次々と通過していった。

000_231115205 X700 山中湖畔 旭が丘付近 Z50 Z18-140.jpg
山中湖畔の紅葉 2023年10月15日 山梨県 山中湖畔旭日丘付近

022_231115141 X900 御殿場 時之栖 Z50 Z18-140.jpg 22.朝6時の富士山
前日は早く就寝し、ぐっすり寝られたので、朝は5時ごろには起きてしまった。カーテンを開けてみるとまだ真っ暗である。朝のテレビを見ているうちに、薄明りとなり、窓から富士山が見える。この写真を撮ったのは朝6時12分。御殿場市のこの日の日の出時刻は6時19分だった。天気がちょっと心配である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/320秒 24mm ISO6400 )
023_231115150m X900 御殿場 時之栖 0627 Z50 Z18-140.jpg 23.朝焼けの富士山
6時27分、富士山に朝日が当たってきた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f22 1/160秒 140mm ISO6400 )
024_231115167 X900 御殿場 時之栖 柘榴 Z50 Z18-140.jpg 24.柘榴の木
タオルを絞ったような気が生えていた。ザクロと書かれた札が掛けられていたので何の木なのか分かった。以前トルコへ旅行した時にはたくさんのザクロの木を見た。wikipediaで調べてみると、ザクロは「西南アジアや中東の原産といわれ、原産地については、トルコあるいはイランから北インドのヒマラヤ山地にいたる西南アジアとする説、南ヨーロッパ原産とする説およびカルタゴなど北アフリカ原産とする説などがある」と記されていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 26mm ISO3200 )
025_231115169 X900 御殿場 時之栖 柘榴 Z50 Z18-140.jpg 25.柘榴の実
木の上を見ると、ザクロの実が3っ、4っ、真っ赤になっていた。ちょうど食べごろのようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.0 1/500秒 120mm ISO2800 )
026_231115175 X900 御殿場 時之栖 Z50 Z18-140.jpg 26.朝の「時之栖」の様子
7時半、明るくなった「時之栖」を歩いてみる。昨夜とは違った様があった。これは、当然まだ閉まっていたが、GKワイン(御殿場高原ワイン)のショップである。また、「GK Winery 富士の夢 神山ヴィンヤード」という「富士の夢」という品種のワインを製造するワイナリーもある。「富士の夢」という品種は、山葡萄とメルローの交配品種で、日本で生まれたブドウ品種だそうで、アントシアニンとポリフェノールが豊富でキレイな赤紫色をしているそうだ。「御殿場ブラン」と名付けられた、御殿場高原ヴィンヤードのシャルドネ、ソーヴィニヨンブランのワインもある。「ヴィンヤード」とは、ぶどう畑のこと。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.0 1/500秒 20mm ISO110 )
027_231115178 X900 御殿場 時之栖 Z50 Z18-140.jpg 27.「初夢の橋」と富士山
昨夜みた「初夢の橋」を見に行った。橋の左上に富士山が見えた。「初夢の橋」の左隣りには「鷹」がいて、その下に「茄子」のオブジェがあった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/500秒 18mm ISO100 )
028_231115184 X900 御殿場 時之栖 Z50 Z18-140.jpg 28.GKB ガーデン
この辺りに御殿場高原ビールが関わるレストランがいくつかある。右側の建物が昨夜食事をした地ビールレストラン「グランドテーブル」だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 18mm ISO140 )
029_231115170 X900 御殿場 時之栖 Z50 Z18-140.jpg 29.タカのオブジェ
サッカーグラウドがある方へ歩いてみた。ここにもまた、大きなタカのオブジェがあった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 102mm ISO320 )
030_231115187 X900 御殿場 時之栖 Z50 Z18-140.jpg 30.桜の礼拝堂の塔(石碑)
このタカのオブジェは、御殿場高原教会(結婚式場である)の敷地内にある石塔の上にのっていた。塔には「念ずれば花ひらく」と刻まれている。一遍の生き方に共感し、癒やしの詩人と言われる坂村真民の随筆で、特に「念ずれば花ひらく」は多くの人に共感を呼び、その詩碑は全国、さらに外国にまで建てられているという。だが、それとタカとの関わりをいろいろと検索してみたが解らなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 28mm ISO125 )
031_231115189 X900 山中湖畔 旭が丘付近 Z50 Z18-140.jpg 31.山中湖畔の紅葉
「時之栖」を10時に出発して、山中湖へ向かった。まっすぐ国道138号線を北上する。須走から東富士五湖道路に入り籠坂峠のトンネルを抜けて、山中湖畔に出た。山中湖畔の国道413号線を走っていると紅葉が綺麗なところがあったので、道路わきの空き地に車を止めて少し歩いてみた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 26mm ISO560 )
032_231115194m X900 山中湖畔 旭が丘付近 Z50 Z18-140.jpg 32.山中湖畔 旭日丘付近の紅葉 -1
旭日丘の近くの湖畔にあった駐車場に車を入れる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.2 1/500秒 35mm ISO400 )
033_231115196 X900 山中湖畔 旭が丘付近 Z50 Z18-140.jpg 33.山中湖畔 旭日丘付近の紅葉 -2
曇っているので今一つ紅葉が輝かない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/500秒 85mm ISO1100 )
034_231115201 X900 山中湖畔 旭が丘付近 Z50 Z18-140.jpg 34.消防自動車の列
国道413号線を平野の方から消防自動車が連なって走って来た。関東各県の消防隊のようだ。調べてみると、14日から15日にかけて緊急消防援助隊関東ブロック合同訓練が富士五胡地域を中心に行われていたようだ。車列は修了式が行われた平野にある「山中湖交流プラザきらら」からの戻りと思われる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.0 1/500秒 125mm ISO900 ) 
035_231115206m X900 山中湖畔 旭が丘付近 Z50 Z18-140.jpg 35.山中湖畔 旭日丘付近の紅葉 -3
山中湖畔では密集した紅葉は見られなかった。ところどころできれいに色づいたカエデがある。これはオオモミジのようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.8 1/500秒 48mm ISO900 )
036_231115208m X900 山中湖畔 旭が丘付近 Z50 Z18-140.jpg 36.オオモミジと山中湖遊覧船
オオモミジにピントを合わせたのでボケてしまっているが、山中湖の遊覧船「白鳥の湖号」が旭日丘桟橋のりばに戻ってきた。一周約25分で大人一人1,100円だそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 79mm ISO100 )
037_231115216m X900 山中湖畔 旭が丘付近 Z50 Z18-140.jpg 37.山中湖畔 旭日丘付近の紅葉 -4
車を置いたまま少し平野の方へ歩いてみる。朝はまだ晴れていたが今はすっかり曇り空になってしまい、肌寒い。ストロボを発光して撮った。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/200秒 40mm ISO100 )
038_231115217m X900 山中湖畔 旭が丘付近 Z50 Z18-140.jpg 38.山中湖畔 旭日丘付近の紅葉 -5
人が少なくて静かだ。湖の対岸の紅葉はきれいなところがありそうに見える。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.0 1/500秒 56mm ISO200 )
039_231115220 X900 山中湖畔 旭が丘付近 Z50 Z18-140.jpg 39.山中湖畔 旭日丘付近の紅葉 -6
晴れていないのが残念だった。ホワイトバランスは auto にしていたが、その割にはモミジの色が良く出たと思う。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.0 1/500秒 110mm ISO640 )
040_231115223 X900 山中湖畔 旭が丘付近 Z50 Z18-140.jpg 40.KABA BUS
湖から水陸両用のKABA BUSが上がってきた。お客さんが乗っている。KABA BUSは旭日丘バスターミナルを出発して、湖に入り一周してくる。所要時間は30分くらいだろうか。7-8月は大人一人2,500円だが、今の時期は2,300円である。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.0 1/500秒 56mm ISO280 )
041_231115227 X900 山中湖畔 旭が丘付近 Z50 Z18-140.jpg 41.山中湖畔 旭日丘付近の紅葉 -7
時刻は12時少し前。そろそろ駐車場に戻る。ここから山中湖の東端の平野へ出て、右へ、国道413号線を道志村へ向かう。山中湖は面積は6.57km2あり、富士五湖の中で最大の面積を持つ。また、湖面の標高は富士五湖の中では最も高い位置にあり、日本全体でも第3位。逆に水深は富士五湖の中で最も浅い 13.3mだそうだ。以前は全面結氷していた山中湖だが、その最後は16年前だそうだ。かつて冬にはアイススケートでにぎわったが最近は低迷しているという。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.2 1/500秒 37mm ISO320 )
042_231115237m X900 〇道志川 Z50 Z18-140.jpg 42.道志村
この日の昼食は道志村馬場の「水源の森 名水九割蕎麦」で食べようということになった。カーナビに誘導されて、道志川に架かる橋を渡って、水源の森キャンプ場方面への細い道に入る。しかし、一向にそれらしき場所はないし、ほとんど車も通らないのではないかと思われる落ち葉で覆われた道になってきた。やがて道の下の方にキャンプ場らしき建物が見えたので車を止めてそこまで歩いていき「水源の森 名水九割蕎麦」の場所を訪ねてみたところ、その店は10年くらい前にやめてしまっているとのこと。仕方なく、国道に戻って宮ケ瀬ダムに向かって車を走らせ、ちょうど山梨県と神奈川県の県境になるところに「両国屋」という食堂があったので、そこでほうとうを食べることにした。素朴な味だが美味しかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.0 1/500秒 1100mm ISO320 )

2019年7月15日

山中湖文学の森 6月4日

6月5日にゴルフをやろうと、その前日、仲間が会員になっているエキシブ山中湖に泊ることになった。そこで、集合時間の前にチョウの写真でも撮ろうと思い、自宅を早めに出発した。チョウのいそうなポイントが分からぬまま、行き先を「山中湖文学の森公園」にした。
 須走から国道138号線を20分ほど走ると山中湖畔旭日丘に突き当たる。そこを少し左に走ると「山中湖文学の森公園」 の入り口があった。入り口から少し坂を上がったところに駐車場があったが、閑散としていた。  曇り空で気温も低く、チョウはスジグリシロチョウしか飛んでいない。
 それにしても山中湖を見下ろす高台にある園地は、施設も立派で、落ち着きがあるところだった。入園料も不要で、園内を散策できる。ここの事業主は山中湖村で、管理運営は山中湖村教育委員会だそうだ。こちらは有料だが、三島由紀夫文学館や徳富蘇峰館もあった。
 その日の夜は宴会をして、夕食後は久しぶりにカラオケを楽しんだ。みんな上手い。翌日は絶好のゴルフ日和となり、友達同士で馬鹿を言いながら楽しいラウンドだった。

  1.文学の森公園案内図
山中湖へは何回か来ているが、ここは初めて来る。富士ゴルフコースが近い。チョウの写真を撮りたいと思って、この辺りへ行こうと思って来た。案内図を見ると、文学の森公園は三島由紀夫文学館や徳富蘇峰館があり、湖畔まで下りるいくつかの散策路がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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2.徳富蘇峰館
駐車場から園内へ進むとすぐ右手に徳富蘇峰館が、左手に三島由紀夫文学館があった。この建物は徳富蘇峰館 である。立派な建物だ。ジャーナリストとして、著述家として、また歴史家として明治・大正・昭和史に大きな足跡を残し、山中湖の自然をこよなく愛した蘇峰をさまざまな角度から紹介しているという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 11mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
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3.三島由紀夫文学館
wikipediaによると、三島由紀夫 唯一の文学館として、1999年(平成11年)7月3日にここに開館した。公的機関での三島資料の保存・利用を希望する三島の遺族の意向と、「山中湖文学の森公園」建設の構想が一致したことから、三島文学の研究と普及を基本理念として設立されたそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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4.三島由紀夫文学館の庭
三島由紀夫文学館の前を左に回り込むと庭園となっていた。この中庭は、三島邸(大田区南馬込)の一部のイメージが再現されているという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 10mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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5. 富安風正句碑 「庭として 花野を湖に かたむくる」
  園内には、しゃくなげの道とか、かえでの道と名付けられた何本かの散策路がある。かえでの道からあやめの道を歩き、湖畔のほうへ降りていくと、与謝野晶子句碑やこの富安風正句碑あった。wikipediaによれば、富安風正は愛知県出身の俳人で高浜虚子に師事した。昭和28年8月より旭日丘の湖畔の山荘を落葉松荘と命名し、昭和53年まで避暑地として毎夏山中湖で過ごし、山中湖村青年俳人のグループ「月の江会」の句会で選句、指導するとともに句を読んでいたという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
190604_005.jpg
6.文学の小径案内図
その富安風正句碑の少し先にこの案内図が立っていた。富安風正句碑は8っあった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 15mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190604_006.jpg
7.山中湖 湖畔 -1
湖畔から少し高くなったところに山中湖村平野地区の代表的旧家「旧天野次郎宅」を移築した「蒼生庵」とか、山中湖にゆかりのある近代俳句の巨匠・富安風生自筆の色紙や短冊等を展示した「俳句の館 風生庵」などがある。湖畔が眺められるが、富士山は湖の左側でここからは見えない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 15mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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8.「山中尋常高等小学校」
山中湖情報創造館につながるように「山中尋常高等小学校」という札が掛かった建物があった。「山中尋常高等小学校」は明治時代に建築され、校舎としての役割を終えた後も公共施設として最近までいろいろな形で活用されてきたそうだ。今は歴史文化の体験と継承を図ると共に、情報創造館の学習室、研修室として活用する事を目的に文学の森公園内に移築されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 15mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
190604_008.jpg
9.「 俳句の館 風生庵」
山中湖村平野地区の代表的旧家であった「旧天野次郎宅」が古民家の保存と活用のために「文学の森公園」内に山中湖にゆかりのある近代俳句の巨匠・富安風生、俳句の館として移築された。 この建物は、富士北麓の典型的な農家のスタイルを伝えており、築後150年以上といわれている。入母屋風甲(かぶと)づくりの萱葺き屋根であったが、移築に際し銅板葺きに改修されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 12mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
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10.森の小径
木漏れ日が差し込む散策路はすがすがしい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 50mm ISO2000 ) 露出補正 -0.3段
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11.スジグロシロチョウ
チョウの写真を撮りたいと思ってここへ来たのだが、チョウは少なかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 164mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
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12.徳富蘇峰館入口
玄関へのアプローチの両脇に大きな岩があり、向かって右の岩には「千秋」と、左の岩には「万歳」と彫られていた。徳富蘇峰館の中には入らなかったが、蘇峰の直筆原稿、掛軸、扁額、書簡、絵画、愛用品、肖像写真、著書、研究書、関連雑誌等の資料を所蔵し、約150点の資料を展示されているという。1998年(平成10)7月25日にオープンした。 徳富蘇峰は昭和7年(1932年)から昭和20年(1945年)の毎夏を湖畔の山荘「双宜荘」で過ごした。「旭日丘」の名付け親だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
190604_012.jpg
13.三島由紀夫文学館 アポロ像
駐車したところまでまた上ってきた。三島由紀夫文学館の中庭をさらに回って、入り口の反対側に回り込む。アポロ像があった。三島由紀夫の自宅(大田区南馬込)の庭にあるアポロ像のレプリカだそうだ。文学館内の窓からは正面から見ることができるように立っている。この時三島由紀夫文学館では、開館20周年特集展として、「20歳(はたち)の歩み」が開催中であった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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14.除雪車
除雪車が置かれていた。冬は雪深いのだろう。余談になるが、除雪車というのは日本ではまあまあ需要はあると思うが、どのようなメーカーがあるのかな興味を持った。小型(家庭用など)としてはホンダやヤマハがある。大型・中型の除雪車は建機メーカー(コマツなど)や、 農機メーカー(ヤンマーなど)があり、除雪機の専門メーカーとして札幌に本社があるNICHIJOというのがあった。ここに置かれていた除雪車はコマツ製のように見えるが定かではない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
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15.山中湖 湖畔 -2
さて、午後3時半になった。車に戻って、平野の方へ向かう。途中で湖畔の駐車場に車を停め、湖畔に下りてみた。外国人観光客もちらほらと見える。これは北東の方角を見ているが、今夜宿泊するエキシブ山中湖が見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 22mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
190604_015.jpg
16.山中湖畔の富士山
雲で見えないかと思った富士山だったが、てっぺんまで見えていた。山中湖から見る富士山は、湖畔の対岸、マリモ通りから眺めるのがすそ野が広がって美しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1000秒 41mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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17.翌朝の富士山
エキシブ山中湖で迎えた翌朝は晴れとは言い難かったが、梅雨の時期には珍しく富士山は全容を見せてくれていた。この日プレーする富士スピードウェイの近くにあるゴルフ場へは三国峠を越えていく。富士山は途中にある展望台からもきれいに見ることだ出来た。展望台には大勢のカメラマンの姿があった。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/200秒 21mm ISO80 ) 露出補正 なし
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2016年12月 3日

宮ケ瀬ダムから道志みちを山中湖へ (2) 山中湖 11月7日

国道413号線は現在、神奈川県相模原(国道16号線橋本)から山梨県富士吉田に至る一般国道だ。津久井湖の西側の青山交差点で、厚木方面から来る国道412号線と合流するが、ここから西へ山中湖方面は道志みちと呼ばれる。
  宮ケ瀬ダムを出発し、県道64号を北へ進み、牧馬で413号線に入った。ここから道志川沿いに走る。進むにつれ紅葉が見られるようになる。初めて通る道で、事前学習もなく、ビュー・ポイントがどこなのか、どこに車を止めたら良いのかわからず走り続ける。
 宮ケ瀬ダムを出発して1時間ほど乗っただろうか、「道志みち二里塚」という駐車スペースのあるところで車を止めた。のぞき込むと眼下に道志川の流れが見える。さらに進むと「道志水源の森 そば処 名水九割そば」というところがあった。どうしようかと考えているうちに通過してしまった。「道志の湯」というところもあった。次回は寄ってみたいなと思う。さらに進んで「道の駅どうし」で一息入れる。
 そこから15分くらいで山伏峠のバス停があった。ここが「道志みち」の七里塚で終点だ。山伏峠のトンネルを抜けるとすぐ平野交差点があった。左・山中湖、右・富士吉田の表示板があったがここは迷わず右へ行く。まもなく、山中湖畔に出ると雲一つない富士山が迎えてくれた。学生時代から山中湖へは時々遊びに来ていたので、若干の土地勘はある。
  山中湖を左回りに一周して、途中でそばを食べた後、湖畔で紅葉を撮ったりしながら、旭日丘を右に曲がって御殿場に行き、東名で帰ってきた。自宅に戻ったのは4時半ごろ、割りとお手軽に楽しむことができた。

23.道志みち 二里塚
紅葉が始まっている道志みちを走る。山中湖方面に向かって進行方向左側に狭いがパーキング・エリアがあった。車を止める。道志七里の二里塚と刻まれた置石があった。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.5 1/​320​秒 26mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
24.道志川​​
渓谷となっている道志川を見下ろす。大分下の方だ。道志川は、山梨県南都留郡道志村から神奈川県相模原市緑区までを流れる相模川水系の一級河川である。山梨県南都留郡道志村長又の山伏峠(山中湖村との境)付近に端を発し、道志山塊・丹沢北西部の山地に広がる森林が貯えた水を集めて道志村を横断し、神奈川県に入ると右岸が相模原市緑区津久井地区、左岸が同藤野・相模湖両地区の境を概ね東方向へ流れ、相模原市緑区三ケ木の津久井湖最上流部で相模川に合流する。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6 1/​250​秒 195mm ISO250 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
25.道志山塊​​​​
二里塚から右手の方、山梨県側(上野原市、都留市)の山並みの木々は、そろそろ紅葉が見ごろになりそうだ。この山並みの向こうにリニアモーターカー実験線がある。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f4.2 1/​320​秒 38mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
26.道の駅どうし
四里塚を過ぎたあたりに「道の駅どうし」があった。広い駐車スペースが設けられている。お客さんも多い。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/30秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
27.山梨のワイン
山梨はブドウの山地でワインの生産も盛んになっている。ぶどうが山梨に根付いて800年にも及ぶという。ぶどう作りに適した盆地気候はワインつくりにも適した土地柄だそうで原種といわれる「甲州種」ぶどうから「甲州ワイン」がつくられた。かつて葡萄酒と呼ばれていた山梨ワインは、時とたゆまぬ努力により日本を代表するワインになっている。国産ワインコンクールで次々と受賞し、その実力はめざましいものがある。そんなワインが棚に並べられていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/30秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
28.道志川の流れ
「道の駅どうし」の裏側には道志川が流れている。このあたり、川幅が少し広くなっているようだ。川向うには「道志横丁」という食堂もある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 19mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
29.山中湖畔
「道の駅どうし」を出発して、15分ほど走ると山伏峠のトンネルがあった。そこを抜けると山中湖村平野だ。平野の交差点は左へ行くと、山中湖の南側を走り、湖畔を一周できる。右折すると湖の北側を走り、富士吉田へ行くにはこちらのほうが早い。学生時代から何回も山中湖へは来たので、山中湖からの富士山の眺めは決して賑やかではないこの北側湖畔道路を走る方が良いことを知っていた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f9 1/​320​秒 44mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
30.山中湖と釣り人とコブハクチョウ​​
船着き場で釣りをする人がいた。ブラックバスらしい。近年定住したというコブハクチョウは2013年1月に来た時にもいた。今年の5月には3羽のひなが誕生したと報じられている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels​​
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
31.富士山の雄姿 -1
これは「みさきキャンプ場」のあたりから眺めた富士山の雄姿。電線が気になる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
32.富士山の雄姿 -2
マリモ通りと呼ばれている湖畔北側の道をさらに西へ進む。左側にサイクリング・ロードが並走する。手前に遮るものがない富士山の全景が見られるところに駐車場があった。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f11 1/​500​秒 44mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
33.富士山の雄姿 -3
同じところからカメラを換えてもう1枚。左からスワンの形をした遊覧船がきた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 28mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
34.ヒドリガモ
山中湖の西の端をぐるっと回って南側へ来た。湖畔の駐車場に車を止める。駐車場のそばでは水鳥の餌を売っている。その近くの水辺には多くの鳥たちが集まっていた。これは、ヒドリガモのようだ。(後日 n-shuhei さんからエクリプスではなかろうかとのご指摘をいただきました。)

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​250​秒 200mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
161201_034.jpg
35.ヒドリガモの雌雄
ヒドリガモはユーラシア大陸の北部の寒帯地域やアイスランドで繁殖し、冬季はヨーロッパ、アフリカ北部、インド北部、中国南部、朝鮮半島、日本などに渡り越冬する。山中湖には何時頃やってきたのだろうか。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​320秒 200mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
36.マガモ♂
マガモも北方で繁殖するものが代表的であり、冬季は南方への渡りをおこない越冬する。北海道と本州中部の山地では少数が繁殖するという。越冬中の10月末-12月につがいを形成し、春には雄雌が連れ立って繁殖地へ渡るそうだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​250秒 200mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
37.ヒドリガモたちと緋鯉​​
誰かが餌を買い与えたのだろう、ヒドリガモたちのところに大きな緋鯉がやってきていた。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​250秒 120mm ISO280 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
38.コブハクチョウ​​​​
wikipedeaによれば、コブハクチョウは本来日本には分布していない外来種だそうだ。本来、ヨーロッパ、中央アジアを中心に生息し、繁殖のため渡りをする。日本では1952年に飼い鳥として、ヨーロッパから移入したものが公園や動物園などで飼育された。しかし、飼育個体の一部が野生化し、各地に定着しているという。ここ山中湖では約20羽が周年生息しているとされる。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​400秒 200mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
39.マガモが鯉に囲まれる
まるでマガモが鯉に囲まれて襲われているかのようだ。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f5.3 1/​250秒 86mm ISO560 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
40.マガモ♀?
ヒドリガモの♀かと思ったが、くちばしは上が黒く、下側は黄色なので、マガモの♀だろうか?

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​250秒 210mm ISO220 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
41.湖畔の紅葉 -1
さて、そろそろ御殿場経由で帰路につこうと思い、旭日丘に向けて走ると、湖畔にきれいに紅葉しているカエデの木があった。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f8 1/​250秒 31mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
42.湖畔の紅葉 -2
車を止めて数カット撮った。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​250秒 18mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
43.湖畔の紅葉 -3
時刻は午後2時少し前、この季節になると太陽が傾き始めるのが早い。そんな陽の光を受けて、鮮やかに紅葉が輝く。

Nikon D5000 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影  (​ ​f6.3 1/​640秒 86mm ISO200 ​) 露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
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2013年1月16日

富士五湖周遊日帰りバスツアー 1月5日 3/3 山中湖


 午後3時、山中湖畔の駐車場にバスは止まった。御殿場への道との三叉路となる旭が丘よりだいぶ手前である。駐車場は空いていた。ここで20分ほど、湖畔を散策する時間が与えられたが、これと言って歩き回るところはない。しばし、湖にカメラを向けて水鳥たちを撮ることになった。
  富士山は湖と反対側の建物越えに見える。総じてこの時期の富士五湖から見る富士山は、その北側を眺めることになり、秀麗な富士とはいかなかった。
  山中湖を出たバスは、一般道を走り、東名高速の御殿場インターへ向かった。東名高速は圏央道との海老名ジャンクションから渋滞が始まった。最後の休憩を海老名S.A.でとり、横浜・町田インターでおりた。海老名S.A.から先は徐々に渋滞が解消し、6時前に横浜駅西口へ帰り着いた。夏の日が長い時ならよいかもしれないが、1日で富士五湖すべてを見て周るのは少々忙しかった。

33.山中湖畔
バスを降りて、湖畔を眺めると水鳥が多い。2羽のハクチョウが悠々と泳いでいる。湖は寒々とした感じで、観光客も少なかった。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 75mm ISO400 )  露出補正 -0.3段
山中湖畔;クリックすると大きな写真になります
34.ヒドリガモ♂
家の近くの帷子川にいたホシハジロに似ているが、ホシハジロの顔は茶色だが、この鳥は鼻筋が白い。 n-shuhei さんに教えを乞うたところ、ヒドリガモと教えていただいた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/800秒 170mm ISO400 )  露出補正 -0.3段
ヒドリガモ♂;クリックすると大きな写真になります
35.マガモ
ヒドリガモに混じって、右手のほうに、頭が緑のメタリックカラーの鳥がいる。これはマガモのようだ。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/800秒 72mm ISO400 )  露出補正 -0.3段
マガモ;クリックすると大きな写真になります
36.ヒドリガモ♂ 飛翔
ヒドリガモが湖面から飛びたった。カメラで追う。シャッタースピードが比較的に早かったので、何とか撮れた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1000秒 200mm ISO400 )  露出補正 -0.3段
ヒドリガモ♂ 飛翔;クリックすると大きな写真になります
37.ヒドリガモ♀
♀も多く見られた。何とも地味な色合いだ。私の好きな蝶にしても、自然界では、ほとんどオスのほうが、姿は美しい。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/320秒 200mm ISO400 )  露出補正 -0.3段
ヒドリガモ♀;クリックすると大きな写真になります
38.コブハクチョウ
先ほどから湖面に浮かんでいた2羽のハクチョウが岸へ寄ってきた。オオハクチョウか、コハクチョウかと思っていたら、くちばしの黄色い部分の形状が、そのどちらとも異なる。Yahoo!オンライン野鳥図鑑を見たところ、どうやらコブハクチョウのようだ。飼育されていたのが逃げて、野生化したようだ。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1000秒 135mm ISO400 )  露出補正 -0.3段
コブハクチョウ;クリックすると大きな写真になります
39.山中湖からの富士山
富士山はどこにあるのだろうかと探すと、湖の反対側の建物の上に見ることができた。ここは湖の対岸に回って、眺めたいところだ。これで、一番最初に訪れた精進湖でこそ、ぼんやりとした輪郭しか確認できなかったが、他の4っの湖では富士山を眺めることができた。天気がイマイチだったので、あまり期待していなかったのだから、喜ぶべきと思う。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/2000秒 95mm ISO400 )  露出補正 -0.3段
山中湖からの富士山;クリックすると大きな写真になります
40.アメ車
湖畔の駐車場に大きなアメ車が止まっていた。シボレーのエンブレムが付いていたので、帰ってから、インターネットで調べてみたところ、中古車販売のサイトで同型の車を見つけることができた。1962年型の シボレー インパラ 4600cc のようだ。よく手入れされきれいな車体だった。本日の行程をすべて終了し、バスに乗り込んだ。途中、若干の渋滞はあったが、6時前に横浜駅西口に帰り着くことができた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 35mm ISO400 )  露出補正 -0.3段
アメ車;クリックすると大きな写真になります

2012年6月19日

富士山を左回りに一周 5月31日~6月2日 1/2 伊豆から河口湖へ


 毎年恒例になっている家内の兄、姉との2泊3日のドライブ旅行を今年も計画した。姉は不参加となり、私たち夫婦と家内の兄の3人となった。今年も戸田温泉の 「ときわや」 に泊るが、翌日、どこを廻ろうかと考えた結果、はじめてのところへ行って見ようと、河口湖畔の宿をネットで探し、予約した。コースは富士山を反時計まわりに一周することになる。
 東京→熱海→網代(昼食)→伊東→冷川峠→修善寺→戸田(泊)→三島→箱根峠→芦ノ湖スカイライン→箱根園(昼食)→御殿場→山中湖→河口湖(泊)→本栖湖→朝霧高原→田貫湖(昼食)→第二東名→東京 とおよそ500kmほどのドライブだった。

1.熱海港
「ときわや」のおかみが日本橋「うさぎや」のどら焼きが好きだというので、兄をピックアップした後、その「うさぎや」に回り、開店15分前に予約しておいたどら焼きを受け取り、首都高にのった。いつもは東名で沼津まで行って、伊豆中央道を修善寺に向かうが、今回は網代で昼食にしようと考え、小田原厚木道路で小田原に出て、海岸沿いに熱海に出ることにした。熱海で車を停め、港から海を眺めた。こんなにクルーザーが停められているとは思わなかった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1000秒 12.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
熱海港;クリックすると大きな写真になります
2.網代「笑ぎょ」
往路の目的は、網代の 「笑ぎょ」だ。ここは昨年帰路に寄ったところ。とても新鮮でおいしく、かつリーズナブルな値段で気に行っていた。熱海から伊東へ向かって左側にある。駐車場も十分あって、停めやすい。この日は、いかの活き造り、地魚の刺身、サザエの壺焼、鯵フライ、いとよりの煮付けなど3人で腹いっぱい食べた。いかの活き造りに添えられたコロ(きも)が旨かった。新鮮でなくては食べられない。酒が飲めないのが残念。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/320秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
網代「笑ぎょ」;クリックすると大きな写真になります
3.伊東マリンタウン
昼飯で腹いっぱいになって、腹ごなしをと伊東のマリンタウンで車を停めた。ここもクルーザーやヨットが沢山碇泊している。初島が見えた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/800秒 17.5mm ISOオート ) 露出補正 なし
伊東マリンタウン;クリックすると大きな写真になります
4.第2日目 箱根峠
伊東のマリンタウンで一休みし、冷川峠へ上がり、修善寺から戸田へ抜けた。「ときわや」に入る前に、 「丸吉食堂」に寄った。ほんとはここでも食事をしたいのだが、「ときわや」に泊ると近すぎて具合が悪い。お土産を手渡し、しばらく話をして、お土産をいただいて去った。「ときわや」ではタカアシガニが出されたが、旬は1月~3月だそうだ。月が変わり、6月1日、第2日目は、河口湖泊である。芦ノ湖スカイラインから御殿場に出る予定なので、まず、沼津から国道一号線を箱根峠に上がった。トイレ休憩をとった箱根峠エコパーキングに新箱根八里記念碑(峠の地蔵)なるものがった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/1000秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 +0.3段
第2日目 箱根峠;クリックすると大きな写真になります
5.芦ノ湖スカイライン 三国峠
雄大な富士山を眺めようと芦ノ湖スカイラインを走ったが、あいにくの曇天。晴れていれば、この手前の杓子峠や、ここ三国峠から、御殿場を挟んで素晴らしい富士山が望めるのだが残念だった。路線バスもほとんどお客が乗っていない。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/1000秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 +0.3段
芦ノ湖スカイライン 三国峠;クリックすると大きな写真になります
6.山中湖畔
御殿場からは一般道を走り、須走、篭坂峠を抜けて、山中湖畔の旭ケ丘へ出た。ひっそりとしている。山中湖畔には母校体育会の山荘があり、泊ったこともある。なつかしい。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/1000秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 +0.3段
山中湖畔;クリックすると大きな写真になります
7.DOG Cafe WILD★WAN
一休みして、コーヒーでも飲もうと湖畔の道を走りながら店を探していると、 DOG Cafe WILD★WANという看板が目に付いた。愛犬を連れて入ることができるCafeのようだ。店内に入ってふと振り返ると、まっ黒い大きな犬が立ちあがっていて、びっくりした。名前はJ.J.という。グレートデンの♂8歳だそうだ。大型犬のドッグイヤーは8年とのことで、もうシニアであるとのこと。ブログに載せさせてくださいとお願いした。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 6.1mm ISOオート ) 露出補正 +0.3段
DOG Cafe WILD★WAN;クリックすると大きな写真になります
8.河口湖畔から
午後4時に今宵の宿泊先である 'KUKUNA'に到着した。4階の部屋は河口湖に面していて、富士山が眺められた。到着した時の富士山は雲で覆われていた。しかし、5時20分、富士山はその大部分の姿を現した。頂は薄らと雲の笠をかぶっている。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/250秒 18.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
川口湖畔から;クリックすると大きな写真になります
9.6時10分、もう少し、夕焼けがきれいかと期待したが、この程度だった。江の島で見た富士山は西側に見えるのでシルエットになるが、ここでは太陽が右後ろにある。

Nikon D5000 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 55mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
川口湖畔から;クリックすると大きな写真になります
10.河口湖夜景

'KUKUNA'の部屋から河口湖の夜景がきれいだった。この向こうに富士山があるが、雲に覆われている。明日の朝を期待しよう。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2 1/2秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
河口湖夜景;クリックすると大きな写真になります


2010年6月16日

山中湖から戸田温泉へ


 年に1~2回、私たち夫婦と家内の姉、兄で伊豆方面へマイカーで出かけている。いつもは、2泊で行くが今年は6月2日~3日の1泊旅行となった。
今回は天候に恵まれたので、山中湖へ寄って行こうということになった。「花の都公園」に期待したが端境期のためか花は少なく期待外れに終わった。
山中湖、伊豆とも天気は良いが、富士山の絶景スポットでもその全姿は見ることができなかった。

1.「花の都公園」
「花の都公園」の入口への道「花の都大橋」からは、富士山がこのように見える。しかし残念ながら頂上は雲に隠れたままだ。駐車料300円、入園料500円だったが、花が少なく期待外れだった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/1600秒 80mm ISO400 ) 露出補正 なし
花の都公園;クリックすると大きな写真になります
2.三連大水車
30万平方米あるという公園の奥のほうに水車が作られていた。造り物だがなかなか立派ではある。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
三連大水車;クリックすると大きな写真になります
3.富士山
駐車場へ戻る折に、再び「花の都大橋」を渡りながら富士山を眺めた。さっきより少し上のほうまで見ることができる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F16 1/1000秒 36mm ISO400 ) 露出補正 なし
富士山;クリックすると大きな写真になります
4.初夏の山中湖
学生時代の夏は毎年のように山中湖へ遊びに来ていた。旭日丘のあたりはすっかり変わってしまったが、これはその反対側から眺めた山中湖である。ヨットが初夏を感じさせる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
初夏の山中湖;クリックすると大きな写真になります
5.戸田港の夕陽
  泊まりはおかみさんと馴染みになっている戸田温泉の「ときわや」にした。戸田港の向こう、駿河湾に沈む夕陽が美しい。WBを日蔭にして撮った。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/800秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
戸田港の夕陽;クリックすると大きな写真になります
6.戸田港の日没
時間は6時半少し前、そろそろ陽が沈む。湾内に停泊した小さな漁船に影ができ、光芒がきれいだ。夕食中だったので、部屋に挨拶に来てくれていた「ときわや」のおかみさんにモニターを見せたら、「ときわや」のパンフレットに使いたいと言ってくれた。もちろんお世辞である。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
戸田港の日没;クリックすると大きな写真になります
7.朝の戸田港
朝と言っても陽はもう高い。午前中の光は穏やかである。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 135mm ISO400 ) 露出補正 なし
朝の戸田港;クリックすると大きな写真になります
8.「丸吉食堂」
戸田へ来るといつも昼食に寄る「丸吉食堂」だが、今日は「ときわや」で朝食を食べたばかりである。ちょっと寄ってお茶を一杯御馳走になった。雑誌や、テレビで何度も紹介されており、タカアシガニや駿河湾の深海魚に人気がある。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/50秒 9.1mm ISOオート ) 露出補正 なし
「丸吉食堂」;クリックすると大きな写真になります
9.山中城址
戸田から修善寺を抜けて伊豆縦貫道を三島に出た。国道1号線を箱根峠へ向かっていくと、山中城址があった。今までも何回かこの道は通っているが、いつも素通りしてしまう。駐車場があったのでちょっと寄ってみた。北条氏が永禄年間(1760年代)に小田原防備のために創築したという。昭和48年に三島市により全面発掘が開始され、山城の全容が解明されている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
山中城址;クリックすると大きな写真になります
10.あやめにジャコウアゲハ
三の丸から二の丸へ上がる途中に田尻の池というところがあり、あやめが咲いていた。そこにジャコウアゲハの♂がやってきて、花に立ち寄っていく。吸蜜はしない。もうちょっと良い写真が撮りたかったが、すぐ花から離れてしまいチャンスがなかった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/800秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
あやめにジャコウアゲハ;クリックすると大きな写真になります
11.箱根峠
箱根峠も晴れていたが、富士山は見えなかった。この後は箱根湯元に下りて「はつ花」で蕎麦を食べ、小田原厚木道路から東名を、順調に帰ってきた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 55mm ISO400 ) 露出補正 なし
箱根峠;クリックすると大きな写真になります