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2020年1月 5日

初詣 川崎大師 1月3日

 川崎大師へは何回かお参りしたことがあるが、正月の三が日に行ったことはなかった。午前中にお参りしようと思い、京急川崎大師駅に10時半前に着いた。すでに歩行者天国の参道は、初詣の人々でにぎわっている。最近お参りしたのは一昨年の1月16日 だった。その時も1月のうちだったので、境内には屋台の出店も出て賑やかだったが、参拝者の数は比較にならない。
 京急川崎大師駅から川崎大師まで商店街の参道は、その両脇にたくさんの出店が出て、にぎやかだった。
 川崎大師とは通称であり、正しくは真言宗智山派の大本山平間寺という。1128年(大治3年)建立され、山号は金剛山、院号は金乗院という。川崎大師の本堂の正面の門は大山門だが、そこは参拝を終えて帰る人の出口になっていて、正面からは参道に入れない。いったん不動門まで進むのだが、不動門から入らずに右へ曲がって、100mほど進み、大山門の脇が入り口になっていた。大山門へ入るとき、参道へ進むとき、そして本堂前に進むときに"STOP"がかかり、待たされる。そしてやっと本堂に上がりお参りをすることが出来た。
 大山門を出て、賑やかな門前通りの途中で、今年の干支、ネズミの縁起物の土鈴を買い求め帰路についた。
 相鉄線の天王町駅で降りて、氏神さまである橘樹神社と神明社にお参りして帰宅した。

1.正月 参道の出店 -1
商店街の参道には、正月は店を閉めている商店の前に、食欲をそそる屋台の出店がにぎやかに並んでいた。もう、初詣を終えて、京急川崎大師駅のほうへ歩く人たちも多い。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
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2.正月 参道の出店 -2
「創業昭和20年・にぎり天」という店が出ていた。他の屋台とはちょっと雰囲気が違う。にぎり天とは、宮島にも多くの店がある広島名物で、魚のすり身を油で揚げた串もの。 手でにぎって串につけることからこの名前なのだとか。 イカのぶつ切りを混ぜたものや中にチーズを入れてベーコンを巻いたものなど、さまざまな種類があるようだ。賑わっていた。

  Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 14mm ISO125 ) 露出補正 なし
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3.正月 参道の出店 -3
営業中の寛文年間(1661年~1672年)創業の料亭「恵の本」のすぐそばで、その玄関の前を避けるようにして出店されていた屋台もあった。「恵の本」 は江戸時代の人も愛したメニューで、当時は参拝の後にこちらで1杯やるのが粋だといわれ流行ったそうだ。大師名物「蛤なべ」をはじめ、活穴子や煮物などその伝統はしっかりと受け継がれている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 23mm ISO1000 ) 露出補正 なし
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4.大山門と参道
駅から10分ほど歩いてくると、右手に賑やかな参道と大山門が見えたが、ここは一方通行になっていて、参道に入ることはできない。真っすぐ進んで、右に曲がり、さらに不動門の前を右に曲がるよう誘導された。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO160 ) 露出補正 なし
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5.大山門
不動門の前を右に曲がって100mほど進み大山門へ出る。大山門の右側は出口になっていて、これから参拝する人は左側から境内に入る。"STOP"の札が出て、入場制限され、3回ほど待って、やっと大山門をくぐることが出来た。大山門は1977年(昭和52年)11月、開創850年記念事業として落成した。京都東寺の四天王像が模刻され安置されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 23mm ISO250 ) 露出補正 なし
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6.大本堂
境内に入る。正面の大本堂の石段に上がるまで、再び"STOP"の札で待つ。大本堂は1964年(昭和39年)5月落成した。本尊厄除弘法大師が祭られている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし  
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7.参拝
やっと石段の上に上がることが出来、前の人から順に手を合わせてお参りしていく。短かく拝む人もいるが、皆さん結構長くお参りしていた。私は、今年は短く拝礼をした。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/400秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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  8.不動堂の献香
お参りした後は左に出て、不動堂へ向かう。堂宇の前まで進み、献香所を振り返ると、線香の煙の向こうに不動門と不動門からの賑やかな参道が見えた。不動堂は1890年(明治23年)創建。現在の建物は1964年(昭和39年)に再建されたものだそうだ。本尊の不動明王は成田山新勝寺の本尊を勧請。関東三十六不動霊場第7番、武相不動霊場第1番札所である。不動門は戦後、第43世隆超和上により福島県の有縁の地より山門として移設され、さらに現在の大山門建立に伴い不動門として移設された。 

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 27mm ISO125 ) 露出補正 なし
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9.稲荷堂
本堂と不動堂の間には、稲荷堂があった。福徳稲荷というが、川崎大師の境内諸堂で唯一、太平洋戦争を潜り抜け残った堂宇だそうだ。 この奇跡的に焼けなかった福徳稲荷を大本堂の場所に移築し、人々の心を癒したそうだ。福徳稲荷は川崎大師の歴史を支えた重要な存在といえる。

     Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO320 ) 露出補正 なし
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10.境内の賑わい
不動堂を背に不動門へと境内を歩く。屋台の出店が連なる。焼きそば、お好み焼きに人気があるようだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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11.参道のだるまや
不動門からは出られない。大山門のほうに回って、参道に出た。いつもその喫茶室に入って久寿餅を食べる「住吉」もこの日は満員だった。参道はにぎわっていた。だるまやさん「かどや開運堂」には。あまりお客が入っていなかったが。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
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12.干支の縁起物
お隣の高橋太一商店はだるまの他に、干支の縁起物の置物などを店頭に並べている。手ごろな値段で買いやすい。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO150 ) 露出補正 なし
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13.飴の「松屋総本店」
参道には飴屋さんが何店かあるが、ここは参道の入り口にある老舗店である。トントントントンと飴を切る音が聞こえてくる。この「松屋総本店」のほかに、「老舗評判堂」、「松屋の飴総本舗」などがある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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14.京急川崎大師駅
京急川崎大師駅に京急川崎行の大師線の電車が入ってきた。「2020 川崎大師 子」のヘッドマークを付けている。この1500形は1985年に製造された。製造から35年が経っている。 

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
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15.保土ヶ谷神明社の茅の輪
横浜で昼食をして、相鉄線で天王町へ戻ってきた。まず、氏神さまの橘樹神社にお参りし、次に神明社へ詣でた。参拝の列は100mほど続いていた。参道の立派な茅の輪を潜る。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
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16.神明社奉納演武杖道
たまたま神楽殿で神明社奉納演武杖道が行われていた。古流  五月雨と題された演武は、藤野憲介4段(左)と山本剛5段が演じていた。五月雨という形は 六本の組形で構成され、その技は気位をも要求され、心、技、体の完全一致を見なければ出来得ない高度な形であるそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 27mm ISO500 ) 露出補正 なし
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2018年1月27日

川崎大師 1月16日

昨年暮のことになる。命にかかわることではないのだが、古傷の手術をすることになった。12月19日に入院して、20日に手術を受けた。幸い手術はうまく行き、予定より1日早く、12月27日に退院してきた。その後の経過は良好である。
 12月9日​、​手術を受けるにあたって、川崎大師に、うまくいきますようにと、お願いのお参りに行ってきた。そして、新年を迎え、1月16日、そのお礼のお参りに​出かけた​。

1.川崎大師 大本堂
川崎大師というのは通称で、正しくは平間寺という真言宗智山派の大本山である。​1964年に落成したここ大本堂では、​毎朝​護摩​供から始まり日中も護摩が行われ諸願成就が祈願され​、​誰でも本堂に上がってお参りをすることができる。​(2017年12月9日撮影)

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f​1.8​ 1/​250​秒 9mm ISO​3200​ ) 露出補正 なし
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2.護摩
10時半過ぎから護摩が始まった。その時によって違うようだが、この日は午前3回、午後3回の護摩供が行われる。祈願された護摩札が祈祷される。(2017年12月9日撮影)

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f​2.8​ 1/​100​秒 ​37​mm ISO​3200​ )露出補正 なし
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3.​北の湖の銅像
先月の9日に川崎大師に手術がうまくいくこと、機能が維持されることを祈願して、お参りしたが、その時に初めて、2015年11月20日亡くなった、元横綱で元理事長の北の湖の銅像が建っているのに気が付いた。昨年10月に除幕式が行われている。なぜ、川崎大師なのかと思ったが、北の湖関の奥様の実家が川崎市の元住吉だったからなのかなと思った。わたくしも1975年から2003年まで元住吉に住んでいて、ここに北の湖関が住んでいると聞いたことがある。北の湖関がとみ子夫人と結婚したのは1978年で、ちょうどその頃なのだ。(2017年12月9日撮影)

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f​2.8​ 1/​1000​秒 ​23mm ISO​250​ )露出補正 なし
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4.「久寿餅」
川崎大師の久寿餅は池上本門寺や、亀戸天神社のくず餅とともに名物である。先日、再放送だったが、「鉄道唱歌で行く!東海道線の旅」という番組を見ていたら、川崎を訪れた立川談慶さんが、ある久寿餅屋さんで、関東で言うところの久寿餅(くず餅)は、小麦粉からグルテンを分離させたあとの浮き粉を発酵させた物で作られる和菓子であるが、関西の葛餅は葛粉から作られる和菓子で、色は透明~半透明で、ぷるんとした独特の食感がある。涼しげな見た目から夏の菓子として人気があるという話をしていた。この写真の住吉という久寿餅屋さんは、川崎大師の門前にある老舗だ。川崎大師にお参りに来たときはここの喫茶室で久寿餅を食べるのを楽しみにしている。(2017年12月9日撮影)

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f​4 1/​1250​秒 ​18mm ISO​125 ) 露出補正 なし
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5.正月の名残り
執刀していただいた先生のお力で、お陰様で、わたくしの古傷の手術は上手くいき、機能も損なわれずに回復に向かっている。1月16日に川崎大師にお礼のお参りに行った。今年の正月三が日の初もうで参拝者数は、明治神宮、成田山新勝寺に次ぐ3番目だったそうで、まだ、その名残りがある。例年、約300万人の初詣参拝者があるという。この門は大山門といい、開創850年の記念事業として昭和52年に建立された。この大山門は、堂塔伽藍を囲う浄域結界の総門である。門の四方には、京都・東寺の国宝・四天王像を模刻造立した、持国天像(東方)、増長天像(南方)、広目天像(西方)、多聞天像(北方)が奉安されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f​2.5 1/​1250​秒 ​13mm ISO​125 )露出補正 なし
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6.大本堂でお礼のお参り
今回は大本堂には上がらず、お賽銭箱の手前でお参りした。高野山真言宗の金剛峰寺の創建は、空海が時の嵯峨天皇から高野山の地を賜った弘仁7年(816年)のことといわれ、昨年末に訪れた東寺真言宗の東寺は796年の創建という。川崎大師(平間寺)の建立は1128年である。真言宗は18の大本山があり、川崎大師は真言宗智山派である。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f​1.8 1/​800​秒 ​13mm ISO​3200 )露出補正 なし
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7.不動堂から
大本堂でお参りをして、不動堂へ行く。不動堂は1890年(明治23年)の創建で、現在の建物は1964年(昭和39年)に再建されたものだ。本尊の不動明王尊像は、成田山新勝寺本尊のご分躰を勧請したものだそうだ。不動堂を背に不動門を見ると、参道に屋台店が並んでいた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f​2.8 1/​1250​秒 ​20mm ISO​125 )露出補正 なし
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8.焼きそば、焼き鳥
不動堂から不動門への参道には、まだ準備中なれど、焼きそばや焼き鳥などの出店が並ぶ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f​3.2 1/​1250​秒 ​19mm ISO​125 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.「しょうずかの婆さん」
川崎大師で意外と有名なのがこの「しょうづかの婆さん」だ。先日もTVで取り上げられていた。「しょうづか」とは「葬頭河(そうづか)」がなまったものだそうで、三途の川を渡る 死者の衣服を剥ぎ取る奪衣婆のことだそうだ。 この「しょうづかの婆さん」にお参りすれば、 歯の痛みを止めたり、容貌を美しくしてくれたりするといわれ、昔から信仰を集めている。昔、品川の台場にあったものを川崎大師境内に移設したものだそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f​2.5 1/​400​秒 ​19mm ISO​3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.北の湖の化粧まわし
トイレを借りようと信徒会館の中に入った。そこに元横綱北の湖関の化粧まわしが飾られていた。北の湖関が横綱に昇進した時、地元北海道室蘭の後援会から贈られた化粧まわしで、川崎大師に奉納され寺宝として収蔵していたが、この度特別に展示する事となったとのこと。横綱土俵入りで実際に用いられた本物の化粧回だそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f​1.8 1/​1000​秒 ​9mm ISO​1600 )露出補正 なし
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11.遍路大師像
遍路大師尊像が、昭和48年(1973年)の弘法大師誕生1200年記念事業として造顕された。併せて、平間寺の第44世・中興第1世貫首(隆天大和上)が四国霊場巡拝の際にいただいてこられたお土砂が埋められた、善通寺や金剛福寺などの銘が入った88本の石柱がある新四国八十八ヵ所霊場も創設された。弘法大師がお遍路にあたったときの姿の像には、平和を願い各地を回られた弘法大師のご利益をいただこうと献水する参拝者の列ができていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f​3.2 1/​1250秒 ​16mm ISO​125 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.奉納わらじ
遍路大師像の前には、奉納するわらじを頒布するお札所があった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f​1.8 1/​1000秒 ​9mm ISO​200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.力石
傍に建てられていた説明板には、この石は若者が境内で力比べに使った石とある。写真の3つの石は「おったて石」といい、これを起こしてまっすぐに立てた。一番大きいものが、百貫(375Kkg)ある。写真には写っていないが、この3つの石の左側に2つ「さし石」が置かれていて、これを頭の上まで差し上げたという。36貫(135kg)あるそうだ。これが出来た者は一人前とみなされた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f​1.8 1/​1000秒 ​9mm ISO​125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
14.不動門
人出の多い正月の不動門は一方参拝路の出口になっている。この門は戦後、第43世隆超和上により福島県の有縁の地より山門として移設され、現在の大山門建立に伴い不動門として移設された。この日も、住吉の喫茶室で「久寿餅」を食べてきた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f​3.2 1/​1250秒 ​22mm ISO​125 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2012年1月24日

川崎大師 1月15日

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 1月15日 日曜日、かみさんが毎月のように友人たちとお参りしている川崎大師に出かけた。かみさんは帰りにはいつも宝くじを買ってきているが、300円以上当たったためしがない。
 私自身は福岡へ転勤する前、前厄、本厄、後厄と3年続けて川崎大師にお参りし、本堂でお祓いを受け御札を納めて以来、お参りしていなかった。
 この日は日曜日、まだ正月ということで人出が多い。午前中に川崎大師のお参りは終え、川崎の新しい商業施設であるラゾーナ川崎プラザへ行き、元祖ハヤシライスの早矢仕で昼食にした。

1.川崎大師 参道
1899年(明治32年)大師電気鉄道が川崎駅(後の六郷橋駅) - 大師駅(現・川崎大師駅)間 (2.0km) 開業したのが始まりという京浜急行大師線は、開業から3年後の1902年に現・京急川崎駅へ延長、乗り入れした。その京急川崎駅から4っつ目、川崎大師駅で降りる。駅前の表参道厄除門をくぐって、川崎大師へ歩く。参道の両側には屋台が並ぶ。今日は日曜日だ。人出が多い。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/400秒 21.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
川崎大師 参道;クリックすると大きな写真になります
2.仲見世
参道を500m~600m進み、右手に曲がると、その右手に仲見世通りがあり、名物の飴を切るトントンという音が聞こえてくる。仲見世の先に見えるのが大山門である。仲見世通りは賑やかだ。この日は混雑のためか、ここ仲見世通り側からは大山門に行けない。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/640秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
仲見世;クリックすると大きな写真になります
3.不動門
先に進んで右手に見える、境内からの出口となっている不動門の前を、さらに右へ曲がって、大山門に出る。そこから境内に入る。これは不動門。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1000秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
不動門;クリックすると大きな写真になります
4.不動門から境内を眺める
この不動門は戦後、第43世隆超和上により福島県のゆかりの地から、戦災によって失われた川崎大師(平間寺)旧大山門の跡地にその山門として持ってこられた。そして、現在の大山門建立に伴い不動門としてこの場所に移設されたとのこと。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/400秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
不動門から境内を眺める;クリックすると大きな写真になります
5.大山門
この新大山門は1977年(昭和52年)11月に、開創850年記念事業として落成した。京都東寺の四天王像を模刻安置し、また、上層部分は経庫になっており、この寺で行われる「写経会」で写経された経文や、奉納された写経が収められているという。上層部分に安置されていた薬師如来像は、薬師殿完成にともない、遷座されたとのこと。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
大山門;クリックすると大きな写真になります
6.香献所と大本堂
大山門から大本堂への間に香献所があり、お線香の煙が漂っていた。前後してしまったが、通称川崎大師で知られる平間寺(へいけんじ)は真言宗智山派の大本山の寺である。山号は金剛山。院号は金乗院。高尾山薬王院、成田山新勝寺とともに関東三本山のひとつであるという。1813年(文化10年)に徳川幕府第11代将軍、家斉が厄除に訪れた事から厄除け大師として広まったとのこと。 毎年の正月には全国で五指に入る初詣の参拝客で大変な賑わいとなる。大本堂は1964年(昭和39年)5月落成。本尊厄除弘法大師が祭られている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/640秒 30.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
香献所と大本堂;クリックすると大きな写真になります
7.香燃所?
香献所にあげられた線香はいっぱいで、燃えている。参拝者は手をかざして自分の身体に煙をかざしている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/160秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
香燃所?;クリックすると大きな写真になります
8.しょうづかの婆さん
大本堂に向かって左側に不動堂があるが、その先の西解説門の手前に「しょうづかの婆さん」の像があった。葬頭河の婆が訛って「しょうづかの婆さん」と呼ぶようになったらしい。脱衣婆、葬頭河婆、正塚婆(しょうづかのばば)とも言われる奪衣婆(だつえば)は、三途川(葬頭河)の渡し賃である六文銭を持たずにやってきた亡者の衣服を剥ぎ取る老婆のこと。民間信仰における奪衣婆は、疫病除けや咳止め、特に子供の咳止めに御利益があるといわれたようだ。ここの立て札には、「昔から歯の痛みをいやし、容貌を美しくすると信じられ、そのほかにも健脚や諸願をかける人が多く、香華たゆることがない。」と記されていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/60秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
しょうづかの婆さん;クリックすると大きな写真になります
9.八角五重塔
多くの屋台が埋める境内のほぼ中央に中興塔(八角五重塔)があった。この五重塔は1984年(昭和59年)、弘法大師1150年御遠忌・大開帳記念として落成したという。私が福岡転勤の前に厄払いにお参りした時は、この塔はなかった。少し露出補正をし過ぎてしまった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/500秒 10.8mm ISO400 ) 露出補正 +1.0段
八角五重塔;クリックすると大きな写真になります
10.大山門前 名物久寿餅
川崎大師久寿餅組合というのがあって、十数件の店があるようだ。その中でここ「住吉」は大山門のすぐ横で立地条件は最高である。創業は大正6年。一方、表参道に面したところに「住吉総本店」というのがあった。ここの創業は明治20年。伝統の味を継承している最も古い老舗だそうだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/1250秒 7.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
大山門前 名物久寿餅;クリックすると大きな写真になります
11.せき止め飴
久寿餅とともに川崎大師ではせき止め飴が有名だ。この写真の「松屋総本店」は明治初年、深川門前仲町で創業し、昭和11年に川崎大師仲見世通りに出店したとされ、創業141年の老舗とのこと。仲見世にはのれん分けされた「松屋の飴総本舗」という店もあった。また、昭和53年に出店した「評判堂」というのもある。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
せき止め飴;クリックすると大きな写真になります