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2024年2月20日

新年の帷子川 冬鳥 2024年1月12日 横浜市保土ヶ谷区 帷子川河畔

  やっと昨年秋から暮れにかけての積み残しをアップし終えた。ひと月以上後追いになっている。
 昨年、オナガガモが飛来してこなかったので、どうしたのかなと思い、帷子川へ見に行った。この日は朝は寒かったが、日中は14℃になるそうだ。オナガガモは例年、星川駅につながる星川下橋から常盤橋の間に縄張りがあるようだが、そこには姿がなかった。だが、常盤橋から愛染橋の間にキンクロハジロ、ホシハジロに混じって2~3羽のオナガガモがいた。この冬初めて見た。
 さすがに、昨秋はきれいだったサクラの紅葉も、すべて落ちてしまっていた。横浜ビジネスパークのプラタナスは、色は褪せてしまってはいたが、葉が数葉しがみつくように付いていた。

000_240112023 X700 〇帷子川 オナガガモ RX10M4.jpg
この冬初めて見たオナガガモ♂ 2024年1月12日 横浜市保土ヶ谷区帷子川

001_240112012 X900 帷子川 RX10M4.jpg 1.キンクロハジロ
常盤橋より下流にはキンクロハジロが群れを作って浮かんでいた。例年の眺めである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラム優先オートで撮影 ( f4.0 1/500秒 216mm ISO400 )
002_240112014 X900 帷子川 RX10M4.jpg 2.オナガガモとキンクロハジロ
常盤橋と愛染橋の間でキンクロハジロに混ざって泳いでいるオナガガモ数羽を見つけた。今シーズン初めてであり、姿を見て何か安心した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラム優先オートで撮影 ( f4.0 1/500秒 220mm ISO200 )
003_240112028 X900 〇帷子川 ユリカモメ RX10M4.jpg 3.ユリカモメ
ユリカモメも2~3km先の河口から上がってきていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラム優先オートで撮影 ( f4.0 1/500秒 200mm ISO160 )
004_240112031 X900 △帷子川 RX10M4.jpg 4.飛び立つキンクロハジロ♂
いつも落ち着いて泳いでいるキンクロハジロが、助走して飛びたった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラム優先オートで撮影 ( f4.0 1/500秒 76mm ISO200 )
005_240112045 X900 〇帷子川 RX10M4.jpg 5.キンクロハジロの追いかけごっこ
ChatGPTで「キンクロハジロという冬鳥が川で追いかけごっこをするように、1羽が他の1羽を追いかける様子を見ました。これはどういう行動なのでしょうか」と聞いてみたところ、「キンクロハジロが川で追いかけごっこをする様子は、おそらく縄張りの確立や社会的な関係の構築に関連しています。冬鳥の中には、自分の縄張りを守るために他の個体を追いかけたり、縄張り内での地位や階層を確立するために行動するものがいます。追いかけごっこは、そのような行動の一形態として見られることがあります。また、遊びや運動として行われることもありますが、その場合でも、社会的な繋がりやコミュニケーションを築くための手段として機能する可能性があります。」という的を得た回答があった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラム優先オートで撮影 ( f4.0 1/500秒 140mm ISO250 )
006_240112065 X900 〇帷子川 RX10M4.jpg 6.ユリカモメ -1
常盤橋の欄干で羽を休めるユリカモメの顔を撮った。眼の後ろの黒い模様がユリカモメの特徴である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラム優先オートで撮影 ( f4.0 1/500秒 220mm ISO125 )
007_240112082 X900 〇帷子川 RX10M4.jpg 7.ユリカモメ -2
常盤橋の欄干に止まって、愛染橋を振り返るユリカモメ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラム優先オートで撮影 ( f4.0 1/500秒 60mm ISO100 )
008_240112074 X900 〇帷子川 オナガガモ RX10M4.jpg 8.オナガガモ♂
オナガガモの数はまだ少ない。帷子川に来るカモの仲間では一番姿が大きく立派である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラム優先オートで撮影 ( f4.0 1/500秒 220mm ISO250 )
009_240112089 X900 ◎帷子川 ホシハジロ RX10M4.jpg 9.毛繕いするホシハジロ
バランスをとって泳ぐ脚が見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラム優先オートで撮影 ( f4.0 1/500秒 143mm ISO160 )
010_240112092 X900 ◎帷子川 ホシハジロ RX10M4.jpg 10.羽ばたくホシハジロ
wikipediaを見ると、「食性は植物食傾向の雑食で、種子、葉、芽、地下茎、魚類、両生類やその幼生、昆虫、甲殻類、軟体動物、環形動物などを食べる」とあった。潜るところをあまり見たことがない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラム優先オートで撮影 ( f4.0 1/500秒 143mm ISO250 )
011_240112098 X900 〇帷子川 桜並木 RX10M4.jpg 11.帷子川河畔の桜並木
美しく紅葉していたサクラの葉もすっかり落ちてしまった。花の季節ももうすぐやって来る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラム優先オートで撮影 ( f4.0 1/500秒 13mm ISO100 )
012_240112116 X900 ◎帷子川 RX10M4.jpg 12.餌を投げる
同じ方かどうかわからないが、この日も橋の上から餌を投げている方がいた。川面にいるカモたちに投げているのだと思うが、ユリカモメは空中で咥える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラム優先オートで撮影 ( f3.5 1/500秒 35mm ISO200 )
013_240112127tm X900 ◎帷子川 メジロの目RX10M4.jpg 13.メジロの目
河畔の枯れた枝にメジロが来た。枝と枝の間からメジロの顔が撮れた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラム優先オートで撮影 ( f4.0 1/500秒 120mm ISO100 )
014_240114019  X900 BP RX10M4.jpg 14.その後のプラタナス
2日後の2月14日、AEONで買い物をした後、昨年12月に真っ赤に紅葉していた横浜ビジネスパークのプラタナスは、その後どうなっているか気になって、ちょっと寄ってみた。さすがその美しかった葉はほとんど落ちていたが、色こそ褪せているものの数葉がまだ、しがみつくように付いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラム優先オートで撮影 ( f4.0 1/640秒 84mm ISO100 )
015_240114042 X900 〇帷子川 ボート RX10M4.jpg 15.カヌーの練習
午後1時半過ぎ、愛染橋のあたりで、川面にポールを立ててカヌーの練習をしているシーンを見た。始めて見る光景だ。赤いウインドブレーカーを着ている人がインストラクターのようである。当然、キンクロハジロたちはそこからいなくなっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラム優先オートで撮影 ( f3.5 1/500秒 26mm ISO200 )
016_240114046 X900 〇帷子川 オナガガモ RX10M4.jpg 16.オナガガモの♂と♀
2羽が並んで泳いでいた。オナガガモはユーラシア大陸、北アメリカ大陸の北部ツンドラ地帯で繁殖し、冬にはそれぞれが温帯域へ渡る。日本では冬鳥で、本州以南は冬期に見られるそうだ。ここは越冬地である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
プログラム優先オートで撮影 ( f4.0 1/500秒 220mm ISO1250 )

2024年2月 1日

カワウ 巣作りの準備 2023年12月18日 横浜市保土ヶ谷区 帷子川

オナガガモがなかなかやって来ないのが気になっていたのでどうだろうかと、また帷子川の水鳥を見に行ってきた。
 この日は午後に行ってみたのだが、珍しい光景を見た。どうやらつがいのようであるが、2羽のカワウが木片を咥えている。調べてみるとカワウは巣造りに木の枝を使うそうだ。「日本野鳥の会」のページでは、カワウは場所により繁殖の期間に大きな違いが見られるというが、東京都台東区の上野不忍池では、初秋から初夏までほぼ1年中繁殖活動がみられ、9月から11月と、2月から4月の年2回繁殖のピークがみられるそうだ。また、繁殖期になると頭部と腰部に白い繁殖羽が生じ、目の下の露出部が赤くなる。また、下嘴の付け根の黄色い露出部は黒が混ざりオリーブ色に見えるという記述もあった。先の12月6日に撮った写真では、その時はこれは幼鳥かと思ったのだが、ここでいう繁殖期になると頭部と腰部に白い繁殖羽が生じるという特徴が出ている個体がいた。
 キンクロハジロ、ホシハジロは例年通りみられるが、今シーズンはまだ、オナガガモの姿を見ていない。オナガガモは、秋から冬になるとロシア東部や極東などから渡来して越冬する冬鳥である。ユーラシア大陸、北アメリカ大陸の北部ツンドラ地帯で繁殖し、冬にはそれぞれが温帯地帯へ渡って来る。日本では冬鳥で、本州以南は冬期に見られ、北海道では春秋の渡り時期に通過するという。今シーズンは温暖化の影響があるのだろうか。先シーズンは確認できていないが、それ以前では2021年11月15日にその姿を確認している。

000_231218011 X700 帷子川 RX10M4.jpg
潜った後、川面に姿を現したカワウ 2023年11月18日 横浜市保土ヶ谷区帷子川

001_231218005 X900 〇帷子川 RX10M4.jpg 1.川面に姿を現したカワウ
川面のカワウを見ていると、しばしば潜っては、潜ったところから20〜30m離れた川面に姿を見せていた。カワウの特徴の一ひとつである瞳がエメラルドグリーンに輝いている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 181mm ISO250 )
002_231218007 X900 △帷子川 RX10M4.jpg 2.カワウの巣造りの準備 -1
鵜の仲間は日本で4種が繁殖する。そのうちカワウのみが木の枝で営巣するのに対して、ウミウ、ヒメウ、チシマウガラスは海岸の岩場で営巣するそうだ。カワウは、ため池や湖沼などの水辺の樹の枝上に、枯れ枝などを使ったお椀形の巣をつくり、しばしばサギ類と混じって繁殖するという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 183mm ISO500 )
003_231218008 X900 ◎帷子川 カワウ RX10M4.jpg 3.カワウの巣造りの準備 -2
巣は、木の細い枝や枯れ草、青葉等を直径40cm~60cmの皿型に組み合わせて造るというが、 巣材運びは唯一雌雄の分担が顕著に見られる行動で、主に雄が運び、雌が巣作りを行なうという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 183mm ISO500 )
004_231218015 X900 帷子川 オオバン RX10M4.jpg 4.オオバン
帷子川では、数年前まではほとんど見らtれなかったが、ここ2、3年はよく見るようになった。wikipediaによれば、オオバンは夏季にヨーロッパ、シベリア、朝鮮半島などで繁殖し、冬季になると東南アジアやアラビア半島、サハラ砂漠などへ南下し越冬する。日本では夏季に北海道(夏鳥)、本州、九州で繁殖し、冬季になると本州以南で越冬する(冬鳥もしくは留鳥)とある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 217mm ISO3200 )
005_231218020 X900 帷子川 ホシハジロ RX10M4.jpg 5.ホシハジロ
wikipediaによれば、ホシハジロはヨーロッパからシベリア(バイカル湖)までの地域で繁殖し、日本では冬季に越冬のため飛来し(冬鳥)、北海道では少数が繁殖するそうだ。背に星屑の模様があり、翼に白帯がでるので星羽白の和名がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO2000 )
006_231218027 X900 帷子川 RX10M4.jpg 6.キンクロハジロ♀
ホシハジロの♀かと思ったら、これはキンクロハジロの♀である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO3200 )
007_231218029 X900 ◎帷子川 RX10M4.jpg 7.カワウの巣造りの準備 -3
カワウが枯れた小枝を運んでいる。雌雄は区別できない。いろいろネットで検索してみたが雌雄の差を明確に説明しているものは見つからなかった。帷子川のカワウはどこに巣を作るのだろうか?

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO3200 )
008_231218038 X900 ◎帷子川 RX10M4.jpg 8.ホシハジロ♂
帷子川では、ホシハジロはキンクロハジロと同じエリアにいる。今年はまだ見ていないが、オナガガモは、柳橋から常盤橋の間に浮かび、そこから下流の古町橋までの間にキンクロハジロとホシハジロが多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO3200 )
009_231218039 X900 ◎帷子川 RX10M4.jpg 9.キンクロハジロ♂
虹彩は黄色で、和名の「キン」の由来になっている。シベリア、ヨーロッパ北部などのユーラシア大陸北部で繁殖し、日本では渡り鳥として、冬季に九州以北に越冬のため飛来し(冬鳥)、北海道では少数が繁殖する。時々、見ずに潜るがその姿がユーモラスである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO2500 )
010_231218045 X900 △帷子川 RX10M4.jpg 10.2羽のカワウ
川の石堤に2羽のカワウがいた。この2羽はペアなのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO1250 )
011_231218046 X900 帷子川 RX10M4.jpg 11.タイワンリス
タイワンリスは舞岡公園ではしばしば見るが、この付近では初めてだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 129mm ISO2500 )
012_231218051 X900 帷子川 RX10M4.jpg 12.餌投げ -1 常盤橋と柳橋の間で鳥たちに、パンくずか何かの餌を投げている人がいた。キンクロハジロとホシハジロに混じってユリカモメが空中戦で参加している。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f3.5 1/1250秒 27mm ISO250 )
013_231218055 X900 帷子川 RX10M4.jpg 13.餌付け -2
キンクロハジロとホシハジロが競って食べていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f4.0 1/1250秒 220mm ISO500 )
014_231218059 X900 帷子川 日陰 RX10M4.jpg 14.黄葉と紅葉
川沿いの桜の葉はほとんどが落ちてしまった。右手に植えられたドウダンツツジもいつもより赤く紅葉していたが、色が褪せてきた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ 8.8-220mm f/2.4-4 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先で撮影 ( f3.2 1/1250秒 19mm ISO320 )

2024年1月16日

横浜ハンマーヘッドで忘年会 2023年11月30日 横浜市西区みなとみらい地区

昨年11月に、久しぶりにKさんご夫妻からお誘いをいただき、Kさんの愛車 Volkswagen に乗せていただいて、御殿場「時之栖」に一泊のドライブ旅行をした。そして暮れになって、忘年会をしようということになった。いつもながらKさんの奥さまにみなとみらいの 横浜ハンマーヘッド(新港ふ頭客船ターミナル)のイタリアンのお店を予約していただいた。
 横浜駅で夕方4時に待ち合わせ、Sea bussにでも乗って、ぶらぶらしながら行こうということになった。
 Seabass は Bay Quarter という商業施設の前から出航する。乗り場へ行ってみると、次は17時だということで、1時間ほど時間を潰すことになった。ちょうど日没の時間で暮れ行く空がきれいだったので写真を撮ったりして、時間を過ごした。
 Seabass の料金は、赤レンガ倉庫まで1人¥800で、10分か、15分で着いてしまった。それこそ、ぶらぶらと、開催中のX'Mas Market を外から眺めながら、ハンマーヘッドへ歩いた。

000_231130011 X700 〇ハンマーヘッド忘年会 横浜ベイクォータ G7X.jpg
16時24分 横浜港帷子川河口の日没 2023年11月30日 横浜駅東口 Seabass のりば

001_231130002 X900 ハンマーヘッド忘年会 横浜ベイクォータ G7X.jpg 1.愛犬の散歩?
ここは商業施設 Bay Quater の屋内である。3頭のドレスアップした愛犬を連れて買い物をしている方がいた。ご自慢のワンちゃんなのだろう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO2500 )
002_231130007 X900 ハンマーヘッド忘年会 横浜ベイクォータ G7X.jpg 2.K-Arena
Kアリーナ横浜はミュージックテラスと名付けられた民間都市再生事業計画で、2020年8月に着工し、2023年7月に竣工、同年9月29日に開業した。収容人数は約20,000人(座席数:20,033席)と大きい。こけら落としは地元横浜出身のゆずのコンサートだったそうだ。右側に2棟のビルが立ち並ぶが、左側がヒルトン横浜、右側がKタワー横浜という

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 15mm ISO800 )
003_231130010 X900 〇ハンマーヘッド忘年会 横浜ベイクォータ G7X.jpg 3.帷子川対岸のビル群
左からヒルトン横浜(2023年9月24日に開業)、Kタワー横浜、中央が FUJI FILM (2010年3月竣工),その隣が日産本社ビル(2009年4月竣工)である。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8m 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO800 )
004_231130014 X900 ハンマーヘッド忘年会 Sea Bass G7X.jpg 4.Seabass 船着き場
Bay Quarter の前にシーバスの乗り場がある。横浜駅東口(ベイクォーター)〜ハンマーヘッド(新港ふ頭さん橋)〜ピア赤レンガ〜山下公園 を運航している。夕方5時発のボートに乗り、ピア赤レンガまで行った。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8m 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO800 )
005_231130023m X900 ハンマーヘッド忘年会 Sea Bass G7X.jpg 5.K-Arena 夕暮れ
午後5時に私たち4人が乗ったSeabassは出航した。横浜港へ出ていくところで改めて K-Arena を見た。去る23日、K-Arena の敷地内で腹部から血を流している女性がいるという事件があった。実はその女性の自作自演で女性が「自分で刺した。悩みがあった」と説明したそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8m 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/100秒 20mm ISO3200 )
006_231130033 X900 〇ハンマーヘッド忘年会 Sea Bass G7X.jpg 6.海から みなとみらい夜景
Seabass はみなとみらい大橋をくぐって、横浜港へ出ていく。正面にクイーンズ・スクエアの3っのビルが重なって見える。シャッタースピードが遅くなってきた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8m 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.0 1/60秒 10mm ISO3200 )
007_231130038m X900 ◎ハンマーヘッド忘年会 Sea Bass G7X.jpg 7.色鮮やかな観覧車
中央に色が次々に変化する大きな観覧車コスモクロックが見える。その右側が、パシフィコ横浜、インターコンチネンタルホテルだ。その上にランドマークタワーが突き出ている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8m 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/40秒 26mm ISO3200 )
008_231130056m X900 ハンマーヘッド忘年会 Sea Bass G7X.jpg 8.ピア赤レンガ
ピア赤レンガに到着した。赤レンガ倉庫の広場には開催中のクリスマス・マーケットの明かりが見える。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8m 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/60秒 20mm ISO3200 )
009_231130057m X900 〇ハンマーヘッド忘年会 Sea Bass G7X.jpg 9.クリスマス・マーケット
クリスマス・マーケットにはこの先の入場口から、入場料を払って入るようになる。ハンマーヘッドで6時に食事の予約なので、素通りする。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8m 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/125秒 20mm ISO3200 )
010_231130063m X900 ハンマーヘッド忘年会 Sea Bass G7X.jpg 10.クリスマス・マーケットを覗く
若い女性が多かった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8m 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/320秒 26mm ISO3200 )
011_231130066 X900 ハンマーヘッド忘年会 G7X.jpg 11.赤レンガ倉庫のショップ
この店は赤レンガ倉庫2号館にある革製品の店でキソラという。kissoraは国内一貫生産にこだわっている。店頭で製作工程が見られるようだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8m 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1000 )
012_231130071m X900 ハンマーヘッド忘年会 G7X.jpg 12.クリスマス・マーケットの入場口に並ぶ人 -1
5時半過ぎ、これから混んでくるのだろう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8m 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 22mm ISO1250 )
013_231130072m X900 ハンマーヘッド忘年会 G7X.jpg 13.クリスマス・マーケットの入場口に並ぶ人 -2
どうやらこの列も入場を待つ人たちなのだろう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8m 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/40秒 22mm ISO3200 )
014_231130075m X900 〇ハンマーヘッド忘年会 G7X.jpg 14.松本から来たキッチンカー?
アメリカン・ロングポテト、アメリカン・ジャンボビーフテーキの看板が出ている。それにしてもこの車は何という車だろうか? 興味がある。松本ナンバーだ。ネットで調べてみると、アメリカン・ロングポテトでオキラク堂キッチンカーというのがあった。しかし、車が違うようだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8m 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/250秒 17mm ISO3200 )
015_231130076m X900 〇ハンマーヘッド忘年会 G7X.jpg 15.ハンマーヘッド
中央に見えるクレーンが歴史的産業遺構「ハンマーヘッドクレーン」である。wikipediaによれば、1914年(大正3年)に建造されたイギリス製の50tジャイアント・カンチレバークレーンで、日本に3基(他は長崎県長崎市および佐世保市に稼働状態で現存)、世界でも17基しか存在しない貴重な産業遺産であるそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8m 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/80秒 27mm ISO3200 )
016_231130080m X900 ハンマーヘッド忘年会 G7X.jpg 16.万国橋通りからの眺め
4人の忘年会の会場は、横浜ハンマーヘッド(新港ふ頭客船ターミナル)2階にあるイタリアンのお店だった。赤レンガ倉庫の周辺に比べるとウソみたいに人が少ない。このレストランも、時間が早いこともあるが、入ったときはほかにお客さんはいなかった。予約をしてくださったKさんのお奥さまはちょっと不安になったに違いない。しかし、出された料理はなかなか美味しかった。ワインも reasonableな価格で文句の言いようがない。時間がたつにつれ、客席もほぼ満席になった。食事のあと、万国橋通りを馬車道駅に向かって歩いた。写真は新港サークルウォークの上から赤レンガ方面を撮った。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8m 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/50秒 37mm ISO3200 )
017_231130081m X900 ハンマーヘッド忘年会 ヨルノヨ G7X.jpg 17.ヨルノヨ2023
11月27日から1月4日まで、横浜の臨海部(新港中央広場、横浜大さん橋国際客船ターミナル、山下公園ほか)で、夜に現れる光のヨコ横浜「ヨルノヨ2023」というイベントが開催されていた。ここはその一部の新港中央広場で、「Yキューブ」という会場だった。ホームページには、100mを超える国内最大級のインタラクティブ・プロジェクションマッピングだそうだ。来場者の動きに呼応するという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8m 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 37mm ISO3200 )
018_231130091 X900 〇ハンマーヘッド忘年会 萬国橋からみなとみらい G7X.jpg 18.万国橋の上からの眺め
万国橋通りをまっすぐ進み、万国橋を渡る。時刻は8時だった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8m 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/80秒 15mm ISO3200 )
019_231130099 X900 〇ハンマーヘッド忘年会 馬車道駅 G7X.jpg 19.馬車道駅の駅ピアノ
一人の男性が、人影の少ない駅の通路に置かれたピアノに向かって弾いておられたが、残念ながら聴いている人はいない。ちょっと寂しい。神奈川県には Street Piano が19か所に置かれているそうだ。横浜市では此処のほかに、関内駅や、大さん橋など7か所に置かれているようである。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8m 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/250秒 37mm ISO3200 )

2023年10月18日

散歩 帷子川から峰岡公園 2023年9月27日 横浜市保土ヶ谷区星川

暑さ寒さも彼岸までというが、横浜は9月21日を境に気温が下がってきた。だが、この日の最高気温は29.9度と暑さが戻ってきている。
 前日は明神台公園へ行ってみたが、キバナコスモスがきれいに刈られていて、Z18-140mmのレンズでのマクロ的撮影が楽しめなかった.。この日はいつもの散歩コースである帷子川沿いを歩き、帰路、峰岡公園へ寄った。
 散策路も、帷子川に面して林立する集合住宅の整備で、雑草が刈られていたが、刈らずにに残された植え込みに咲く花を撮って歩く。
 帰路に寄り道した峰岡公園は今年はヒャクニチソウが植えられ、センニチコウも例年通り咲いていた。そこは猫の額ほどの狭い花壇だが、近隣自治会のボランティアの方々が、花を咲かせて下さっている。アゲハや、ツマグロヒョウモン、ヤマトシジミなどが集まってきていた。

000_230927131m ◎峰岡公園 アゲハ♀ ヒャクニチソウ Z50 Z18-140.jpg
ヒャクニチソウにきたアゲハ 2023年9月27日 横浜市保土ヶ谷区 峰岡公園

001_230927003 X900 〇帷子川 カポック ハッピー・イエロー Z50 Z18-140.jpg 1.カポック
帷子川の常盤橋のわきに黄色い実を沢山付けた木があった。PictureThis で検索するとハッピー・イエローと出た。ハッピー・イエローはホンコンカポックのことを言うらしい。カポックの別名はシェフレラ(Schefflera arboricola)だそうだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/500秒 73mm ISO180 ) 露出補正 なし
002_230927006 X900 〇帷子川 ハナトラノオ Z50 Z18-140.jpg 2.ハナトラノオ(花虎の尾)
wikipediaによれば、北米東部原産のシソ科の植物。宿根草で日本では園芸植物としてよく見られる。花期は8~9月頃。大変性質が強く、一度植えると放置していても地下茎でよく増え、半野生化することもある。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO110 ) 露出補正 なし
003_230927007 X900 帷子川 デュランタ Z50 Z18-140.jpg 3.デュランタ
熱帯性花木だそうだ。原産地は米国フロリダ州からブラジルにかけての熱帯アメリカ。日本では、観賞用としてタイワンレンギョウの名前でも多く出回っている。6-9月に垂れ下がる花茎に径1cmほどの紫色の花を房状につけるが、暖地では通年咲くという。日本では、特に写真のような濃紫色の花びらに白い縁取りが入るタカラヅカが人気品種として多く栽培されている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO110 ) 露出補正 なし
004_230927009 X900 〇帷子川 ケイトウ Z50 Z18-140.jpg 4.ケイトウ(鶏頭、鶏冠)
wikipediaによれば、学名 Celosia argentea は燃焼という意味のギリシャ語に由来する。ケイトウの花が燃え盛る炎を彷彿とさせるのが根拠と思われる。ニワトリのトサカに似ていることから「鶏頭」と呼ばれ、花房の先端が平たく帯状や扇状に大きく広がり、よく目立つのが特徴である。花穂の形状の異なる羽毛ケイトウ、久留米ケイトウ、トサカケイトウなどの系統があるそうだ。ヤリゲイトウでは尖っている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 92mm ISO400 ) 露出補正 なし
005_230927010 X900 帷子川 アフリカン・マリーゴールド Z50 Z18-140.jpg 5.マリーゴールド
PictureThis で検索するとアフリカン・マリーゴールドと同定された。アフリカン・マリーゴールドは江戸時代初期に日本に初めて入ってきたマリーゴールドだそうだ。wikipediaによれば、アフリカン・マリーゴールド (Tagetes erecta)は和名をセンジュギク(千寿菊)、サンショウギク(山椒菊)という。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 102mm ISO280 ) 露出補正 なし
006_230927014 X900 帷子川 ハブランサス・ロブスタス Z50 Z18-140.jpg 6.ハブランサス・ロブスタス
ハブランサスとは、中南米におよそ15種が分布する草丈15~20cmの半耐寒性の球根植物で、初夏~秋に花を咲かせる。自生地では雨が降ったときに花を咲かせるので、レインリリーとも呼ばる。ハブランサスの代表的な種が淡いピンクの大輪花が美しく、ピンクレインリリーとも呼ばれるハブランサス・ロブスタスだそうだ。ここでは一輪だけポツンと咲いていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO320 ) 露出補正 なし
007_230927019 X900 帷子川 タイワンツクバネウツギ Z50 Z18-140.jpg 7.ハナツクバネウツギ(花衝羽根空木) アベリア
PictureThisではタイワンツクバネウツギと同定された。だが、タイワンツクバネウツギは日本では、奄美大島、沖縄本島、石垣島に分布するのだそうだ。とするとこれは、栽培種のハナゾノツクバネウツギがあろう。ハナツクバネウツギはハナツクバネともいい、ふつう、アベリアと呼ばれ、公園や庭園に植栽され、生け垣などに利用される。花は白色、ときにピンク色を帯び、萼片は2-5個ある。花期は6-11月と長い。交雑種(学名 Abelia×grandiflora)とのこと。(wikipedia参照)

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO110 ) 露出補正 なし
008_230927025 X900 ◎帷子川 チャバネ Z50 Z18-140.jpg 8.ランタナに来たチャバネセセリ
帷子川河畔左岸の道を上流に向かって歩き、柳橋の手前にランタナが植えられているところがある。そこにチャバネセセリと、イチモンジセセリが飛びかっていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_230927029 X900 〇帷子川 シチヘンゲ Z50 Z18-140.jpg 9.シチヘンゲ(シチヘンゲ)
学名をLantana camara L.という。和名のシチヘンゲ (七変化)は鮮やかな色の花をつけ、その色が次第に変化することに由来する。可愛くきれいな花と思うのだが、中南米や南欧原産の約150種の低木または多年草を含むランタナ属は。熱帯・亜熱帯では広く野生化し、オーストラリアや東南アジアではやっかいな雑草として問題になっているそうだ。世界の侵略的外来種ワースト100に選定されているという。特に熱帯~亜熱帯気候の土地では、よほどきちんと管理してないとそこかしこにこぼれ種で増えてしまい、そうした気候の土地では「植えてはいけない花」と言われることさえある。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_230927030 X900 帷子川 マンジュシャゲ Z50 Z18-140.jpg 10.ヒガンバナ(彼岸花)
別名は歌の文句にもある曼珠沙華(マンジュシャゲ)と呼ばれる。だがこの花は、毎年多くの人が訪れる巾着田のように群落になって咲いていないと、何か寂しい。地下の鱗茎(球根)に強い毒性を有する有毒植物だそうだ。日本列島のヒガンバナは種子を作らない、自然の中で生まれた三倍体植物の代表的な種であるそうだ。ググってみると、三倍体とは細胞の染色体の基本数の3倍の染色体数をもつ倍数体をいう。 主として植物に限られ、四倍体の植物と二倍体の植物を交雑することによって得られる。 自然でも三倍体の植物ができる場合があり、ポプラの三倍体は山火事が原因でできたといわれているが、人為的処理で比較的容易に得られる。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO140 ) 露出補正 なし
011_230927038t2m2 X900 ◎帷子川 ボラ Z50 Z18-140.jpg 11.ボラ(鰡、鯔、鮱)
柳橋の近くで帷子川を覗き込んでみると、岸の近くで10cmくらいの大きさの黒い魚の群れが泳いでいた。ここにいるコイの幼魚かと思ったが、そうではなさそうだ。一瞬、横原を見せるので、シャッターを切り、拡大してGoogle Lens で検索したら、ボラだった。wikipediaで検索すると「河口や内湾の汽水域に多く生息する。基本的には海水魚であるが、幼魚のうちはしばしば大群を成して淡水域に遡上する。この群れは時に川を埋め尽くすほどになり、水中の酸欠をもたらす場合もある。水の汚染にも強く、都市部の港湾や川にも多く生息する。」と記されていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO500 ) 露出補正 なし
012_230927054 X900 〇峰岡公園 Z50 Z18-140.jpg 12.キバナコスモスに来ていたツマグロヒョウモン♂ -1
正午過ぎに峰岡公園に戻ってきた。公園の手前に咲くキバナコスモスにツマグロヒョウモンが来ていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO140 ) 露出補正 なし
013_230927055 X900 〇峰岡公園 Z50 Z18-140.jpg 13.キバナコスモスに来ていたツマグロヒョウモン♂ -2
傷のないきれいな個体だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO140 ) 露出補正 なし
014_230927057 X900 峰岡公園 サルスベリ Z50 Z18-140.jpg 14.サルスベリ(百日紅、猿滑、紫薇)
ミソハギ科の落葉中高木である。和名サルスベリの語源は、木登りが上手なサルでも、滑り落ちるほど樹皮が滑らかという例えから名付けられている。サルスベリは漢字での名称「百日紅」の名のとおり、初夏から秋までの長い間鮮やかな紅色やピンク、白などの花を咲かせる。この公園に咲くサルスベリの花は今が盛りのようだ。ヤマトシジミや、一昨年にはクロマダラソテツシジミが吸蜜に来ていたセンニチコウ(千日紅)も、この公園の花壇で咲いている。サルスベリの花は高いところに咲くので、細かく見たことがない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/500秒 69mm ISO116 ) 露出補正 なし
015_230927058 X900 ◎峰岡公園 Z50 Z18-140.jpg 15.ヒャクニチソウに来たツマグロヒョウモン♂
峰岡公園の花壇にはヒャクニチソウが咲くが、そこへツマグロヒョウモンが良く飛来する。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO125 ) 露出補正 なし
016_230927069 X900 峰岡公園 オオスカシバ ヒャクニチソウ Z50 Z18-140.jpg 16.オオスカシバもヒャクニチソウで吸蜜
スズメガ科に属するガの一種である。蛾らしくない蛾で、昼間、ホバリングをして花の蜜を吸う。幼虫は大きく育ち、食草であるクチナシの葉を食い尽くし丸坊主にしてしまうことがある。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO125 ) 露出補正 なし
017_230927071 X900 〇峰岡公園 Z50 Z18-140.jpg 17.センニチコウで吸蜜するヤマトシジミ -1
一群のヒャクニチソウの隣に植えられたセンニチコウではヤマトシジミが吸蜜していた。ヤマトシジミはヒャクニチソウには来ない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
018_230927080 X900 〇峰岡公園 Z50 Z18-140.jpg 18.センニチコウで吸蜜するヤマトシジミ -2
センニチコウは白い花と赤紫色の花があるが、どちらかというと後者の方を好むようだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO280 ) 露出補正 なし
019_230927087 X900 ◎峰岡公園 ナス Z50 Z18-140.jpg 19.ナス(茄子)の花
薄紫色で、黄色の雄蕊が目立ち、5弁の花びらで下向きに咲いていた可憐な花があった。何の花かわからずPictureThisで検索するとナスだった。野生のナスもあるようだが、なぜこんなところでナスが生えているのか不思議に思った。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO320 ) 露出補正 なし
020_230927101x X900 ◎峰岡公園 アゲハ ヒャクニチソウ Z50 Z18-140.jpg 20.ヒャクニチソウに来たアゲハ♀ -1
今度はヒャクニチソウの花にアゲハが来た。きれいな個体だった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO160 ) 露出補正 なし
021_230927103 X900 ◎峰岡公園 アゲハ ヒャクニチソウ Z50 Z18-140.jpg 21.ヒャクニチソウに来たアゲハ♀ -2
アゲハももっぱらヒャクニチソウの蜜を吸う。センニチコウには行かない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO100 ) 露出補正 なし
022_230927116 X900 ◎峰岡公園 アゲハ♀ ヒャクニチソウ Z50 Z18-140.jpg 22.ヒャクニチソウに来たアゲハ♀ -3
花から花へと移り、しばらくここから離れていかない。私の方がお先に失礼した。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO140 ) 露出補正 なし

2023年2月 2日

1月の帷子川 2023年1月21日

帷子川へ飛来してきた渡り鳥を見に行った。天気予報では暖かくなると聞いていたが、風が冷たい。
 キンクロハジロとホシハジロが来ていたが、常連のオナガガモは見られなかった。留鳥なのだろうが数年前から少数ながらオオバンが見られる。帷子川は横浜港へそそぐが、6kmほどある河口から飛んでくるユリカモメが多く見られた。他は、カルガモ、アオサギ、コサギがいた。

000_230121033 X700 帷子川公園 RX10M4.jpg
キンクロハジロとユリカモメ 2023年1月21日 横浜市保土ヶ谷区 帷子川常盤橋 水道橋

001_230121002 x900 帷子川公園 オオキバナカタバミ RX10M4.jpg 1.オオキバナカタバミ(大黄花片喰)
この寒い季節に咲く花もいろいろある。スマホの「Picfture This」で検索すると、オオキバナカタバミと知らせてくれた。黄色い花の形は見慣れているカナバミとは違うが、葉の形はカタバミの葉を大きくして、切れ込みが深くなったような形をしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 120mm ISO 100 ) 露出補正 なし
002_230121006 X900 帷子川公園 RX10M4.jpg 2.ニホンスイセン(日本水仙)
塀のわきにポツンと一株だけあるニホンスイセンが多く花をつけていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 90mm ISO 200 ) 露出補正 なし
003_230121010t X900 帷子川公園 RX10M4.jpg 3.ユリカモメ
河口から飛んでくるのだろう、帷子川にかかる常盤橋のすぐ隣の水道橋の欄干にユリカモメが陣取っていた。この橋は人が通らないので落ち着くのだろう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 140mm ISO 100 ) 露出補正 なし
004_230121012 X900  帷子川公園 RX10M4.jpg 4.ユリカモメ また一羽
そこへまた一羽が飛んできて、羽を大きく広げてその隣に止まった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 220mm ISO 100 ) 露出補正 なし
005_230121015 X900 帷子川公園 RX10M4.jpg 5.毛繕い
飛んできたユリカモメは欄干で並んで毛繕いを始めた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 220mm ISO 100 ) 露出補正 なし
006_230121017 X900 帷子川公園 RX10M4.jpg 6.キンクロハジロ ♂
帷子川にはキンクロハジロが最も早くやってくるようだ。虹彩は黄色で、和名キンの由来になっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO 640 ) 露出補正 なし
007_230121018 X900 帷子川公園 RX10M4.jpg 7.ホシハジロ ♂
背に星屑のような模様があり、翼に白帯がでるので星羽白の名がある。日が差し始めると泳ぎだすが、今日のように風の強英、日が陰っていると首を後ろに回して羽毛の中に入れている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO 200 ) 露出補正 なし
008_6230121029 X900 帷子川公園 RX10M4.jpg 8.ホシハジロの群れ
帷子川の常盤橋と愛染橋の間では、キンクロハジロが群れになっている。毎年この辺が彼らの縄張りのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 117mm ISO 125 ) 露出補正 なし
009_6230121030 x900 帷子川公園 RX10M4.jpg 9.ホシハジロとキンクロハジロ
数はキンクロハジロの方が明らかに多く、その中にホシハジロが一緒にいる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 114mm ISO 250 ) 露出補正 なし
010_6230121042 x900 帷子川公園 RX10M4.jpg 10.キンクロハジロとオオバン
キンクロハジロのこの個体はまだ完全に生殖羽にはなっていないエクリプスのようだ。オオバンのくちばしから額へかけての白は目立つ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 114mm ISO 250 ) 露出補正 なし
011_6230121043 X900 帷子川公園 RX10M4.jpg 11.ユリカモメとホシハジロ
ユリカモメが川面に下りてくる。ホシハジロが追い払うような動きを見せる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 101mm ISO 200 ) 露出補正 なし
012_6230121045 X900 帷子川公園 RX10M4.jpg 12.潜るキンクロハジロ
川面を眺めていると、キンクロハジロが時々潜っていた。潜っている時間は10秒くらいだろうか、そう長くはない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO 200 ) 露出補正 なし
013_6230121048 x900 帷子川公園 RX10M4.jpg 13.オオバン
オオバンはツル目クイナ科オオバン属に分類される。和名はバンよりも大きいことから名づけられたようだ。日本では夏季に北海道(夏鳥)、本州、九州で繁殖し、冬季になると本州以南で越冬する(冬鳥もしくは留鳥)。各地の湖沼で一年を通してよく見られるが、北日本では冬を越さない地域、西日本では冬に増える地域が多い。幼鳥は全身が黒褐色、喉から胸部が白い羽毛で被われる。眼の周囲から眼後部にかけて白い斑紋が入る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 217mm ISO 640 ) 露出補正 なし
014_6230121049 x900 帷子川公園 クロガネモチ RX10M4.jpg 14.クロガネモチ(黒金餅)
wikipediaによれば、和名クロガネモチは、モチノキの仲間で、若い枝や葉柄が黒ずんでいることから名づけられた。「クロガネモチ」が「金持ち」に通じるから縁起木として庭木として好まれる地域もある。西日本では野鳥が種を運び、庭等に野生えすることがある。クロガネモチは夏の間はあまり目立たない常緑広葉樹である。とはいっても葉が少なくなった木に、秋から冬には赤い実をたくさんつけ、存在感がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 217mm ISO 640 ) 露出補正 なし

2022年11月13日

ヤマトシジミ と ムラサキツバメ 帷子川 10月30日

ここのところ、天気の良い日が続いている。先日、帷子川河畔に行ったときはコヨメナの花がまだ咲いていなかったが、そろそろ咲き始めているだろう。ヤマトシジミの様子を見に帷子川へ出かけた。
 コヨメナの花はまだ蕾が多かった。カタバミなどの下草はきれいに刈られてしまっている。それでもヤマトシジミは翔んでいた。♂が開翅した時に見せるブルーが輝く。
 帷子川河畔の常盤橋の傍にランタナが植えられているところがある。ランタナもチョウが好きな花である。この日もイチモンジセセリ、ヤマトシジミ、キタテハ、ツマグロヒョウモンを見かける。花には来ないが、この辺りでは比較的見ることが少ないムラサキツバメも見ることができた。

000_221030083x X700 ◎帷子川公園 ヨメナ Z50 18-140.jpg
コヨメナの花から飛び立つヤマトシジミ♂ 2022年10月30日 横浜市保土ヶ谷区 帷子川

001_221030043 X800 〇帷子川 Z50 18-140.jpg 1.桜の紅葉
帷子川の河岸に植えられた桜の葉は紅葉していた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO 100 ) 露出補正 なし
002_221030047 X800 〇帷子川公園 コヨメナ Z50 18-140.jpg 2.コヨメナの花に来たヤマトシジミ♂
まだ蕾の多いコヨメナだったが花を咲かせていたその1輪にヤマトシジミが吸蜜に来ていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 640 ) 露出補正 なし
003_221030056t X800 〇帷子川公園 コヨメナ Z50 18-140.jpg 3.開翅したヤマトシジミ♂ -1
しばらくすると開翅してくれた。ブルーが輝く。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 640 ) 露出補正 なし
004_221030064t X800 〇帷子川公園 コヨメナ Z50 18-140.jpg 4.開翅したヤマトシジミ♂ -2
位置を変えながら吸蜜を続ける。横位置で撮影した画像を縦位置にトリミングした。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 560 ) 露出補正 なし
005_221030067t X800 〇帷子川公園 コヨメナ Z50 18-140.jpg 5.開翅したヤマトシジミ♂ -3
シジミチョウは小さいので望遠端の140mmでできるだけ近寄って撮るのだが、なかなかの解像力である。ボケもきれいだ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 500 ) 露出補正 なし
006_221030073m X800 〇帷子川公園 コヨメナ Z50 18-140.jpg 6.開翅したヤマトシジミ♂ -4
4~5分の間、この個体を撮り続けた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 640 ) 露出補正 なし
007_221030075 X800 〇帷子川公園 コヨメナ Z50 18-140.jpg 7.コヨメナ(小嫁菜)
道端で見かける雑草に類する植物で、秋に薄紫か白い菊の花をつける。ただし、よく似た姿のキク類は他にもいくつかあり、一般にはそれらをまとめてヨメナと呼んでいることが多い。いわゆる野菊に類するものである。ヨメナの仲間はコヨメナのほかカントウヨメナ、ユウガキクなどがある。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 160 ) 露出補正 なし
008_221030088 X800 〇帷子川公園 Z50 18-140.jpg 8.ヤマトシジミ♂
しばらく翔び回ってコヨメナの花で吸蜜すると、葉の上に止まって開翅し、日向ぼっこ?をする。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 180 ) 露出補正 なし
009_221030091 X800 帷子川公園 アオイカタバミ Z50 18-140.jpg 9.アオイカタバミ(葵片喰)
「Picture This」で検索するとアォイカタバミと出た。別名をフヨウカタバミという。花はカタバミより大きく、葉はよく似ているが、葉先の切れ込みがなくハート形になっていない。我が家の家紋は「丸に剣片喰」だが、3枚の葉の先に切れ込みがある。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 125 ) 露出補正 なし
010_221030095 X800 〇帷子川公園 ホトトギス Z50 18-140.jpg 10.ホトトギス(杜鵑草)
花弁の斑点が鳥のホトトギスの胸の模様に似ていることから名づけられたそうだ。花期は8-10月。葉腋に2-3個の花を上向きにつける。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 140mm ISO 500 ) 露出補正 なし
011_221030099 X800 △帷子川公園 ヤマト♀ Z50 18-140.jpg 11.イチモンジセセリとヤマトシジミ♀
帷子川にかかる常盤橋のたもとにランタナの花が咲いている。ランタナの花はチョウが好むが、イチモンジセセリと一緒にヤマトシジミの♀が吸蜜していた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 640 ) 露出補正 なし
012_221030101 X800 〇帷子川公園 ヤマト♀ Z50 18-140.jpg 12.ヤマトシジミ♀ -1
夏のヤマトシジミの♀の翅表はほとんど全面黒いが、今いるヤマトシジミ♀は、青い鱗粉が現れる。特に後翅のそれは美しい。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 100 ) 露出補正 なし
013_221030107 X800 〇帷子川公園 ヤマト♀ Z50 18-140.jpg 13.ヤマトシジミ♀ -2
前の写真と同じ個体。向きを変えてくれた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140mm ISO 100 ) 露出補正 なし
014_221030114 X800 〇帷子川公園 Z50 18-140.jpg 14.ムラサキツバメ♀ -1
ランタナに来るチョウの夢中になっていると、右からくろっぴ長が飛びだしてきて、目の前にきた。ムラサキシジミかと思ったが、それに比べてやや大きい。ムラサキツバメの♀だった。♂の翅表はほぼ全面暗紫色なので区別がつく。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 200 ) 露出補正 なし
015_221030118x X800 〇帷子川公園 Z50 18-140.jpg 15.ムラサキツバメ♀ -2
開翅してくれた。♀の翅表は青紫色に輝くが、残念ながら左側の翅がちぎれてしまっていた。鳥にでも食いちぎられたのだろうか。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 220 ) 露出補正 なし
016_221030121 X800 ◎帷子川公園 Z50 18-140.jpg 16.ムラサキツバメ♀ -3
翅を閉じた。右に移動して、傷が目立たないように閉じた翅の左側から撮った。少しでもきれいに撮ってやりたい。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 220 ) 露出補正 なし
017_221030123 X800 〇帷子川公園 Z50 18-140.jpg 17.ムラサキツバメ♀ -4
向きを変えて、また翅を開いてくれた。青紫色が輝く。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 180 ) 露出補正 なし
018_221030131 X800 ◎帷子川公園 Z50 18-140.jpg 18.ムラサキツバメ♀ -5
落ち着いて開翅して陽の光を浴びている。近寄って撮った。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 220 ) 露出補正 なし
019_221030133 X800 ◎帷子川公園 Z50 18-140.jpg 19.ヤマトシジミ♂ -2
自宅近くの公園に戻ってきた。自治会の有志の方が世話をされている小さな花壇には今年もセンニチコウが咲いている。昨年、一昨年はこのセンニチコウの花でクロマダラソテツシジミが吸蜜していたが、今年はその姿はない。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO 100 ) 露出補正 なし
020_221030139t X800 〇帷子川公園 Z50 18-140.jpg 20.ヤマトシジミ♂ -3
今日は付けているレンズの望遠端である140mmに固定して、マクロレンズのように撮ってきた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 140 ) 露出補正 なし
021_221030141 X800 ◎帷子川公園 Z50 18-140.jpg 21.ヤマトシジミ♂ -4
ヤマトシジミはきれいな♂を撮ることができたが、メスの個体数は少なかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
シャッタースピード優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO 140 ) 露出補正 なし

2022年2月21日

クロマダラソテツシジミ その31 11月10日~13日 少なくなるチョウ 

11月10日は良い天気だったが、ローズマリーの花にクロマダラソテツシジ1頭と、ウラナミシジミが1頭いたが、ほかにチョウは見られなかった。
 翌日は久し振りに成田の先のオークヒルズ・カントリーでゴルフだったので、自宅付近のチョウの観察はお休みである。12日は快晴だったが風が強く、気温もあまり上がらない。再度、ヤマトシジミの低温期型を観察しに帷子川公園へ行くが、1頭も見られなかった。
 11月13日の朝は一番の冷え込みだったそうだが、快晴で昼頃には20℃近くになっていた。ローズマリーの植え込みに、小さいがほとんど傷のないきれいなクロマダラソテツシジミが来ていた。チョウの数は段々と少なくなってくる。

000_211113031x X700 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg
ローズマリーの花で吸蜜するクロマダラソテツシジミ雄 2021年11月13日 横浜市保土ヶ谷区

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001_211110005 X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 1.ローズマリーの花に来たウラナミシジミ
昼近くなり気温が上がってきた。自宅のある建物の下へ降りると、玄関わきの植栽にウラナミシジミが来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
002_211110012x X800 ◎ソフィア横浜 クマソ RX10M4.jpg 2.ローズマリーで吸蜜するクロマダラソテツシジミ 雄
この時期にしてはとてもきれいな個体だった。ローズマリーの花も元気である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_211110014 X800 〇集会所裏空き地 RX10M4.jpg 3.モンシロチョウ 雄
小さな公園の裏の空き地にはモンシロチョウがいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_211110020 X800 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 4.キバナコスモスにキタテハ
咲き残っていたキバナコスモスにキタテハがきた。このキタテハは成虫で越冬する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO125 ) 露出補正 なし
005_211112044t X800 ◎星川界隈 RX10M4.jpg 5.日の当たる常緑樹にウラギンシジミ 雄
11月12日は帷子川公園を歩いた。目当てのヤマトシジミは1頭もいない。どうしたのだろう。日当たりの良いところにウラギンシジミがいた。この種も成虫で越冬する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO125 ) 露出補正 なし
006_211112060 X800 ◎星川界隈 帷子川 RX10M4.jpg 6.日向ぼっこをするウラギンシジミ 雄 -1
しばらく常緑樹のまわりを飛び回っていたが、温められたコンクリートの路上に止まる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 160mm ISO125 ) 露出補正 なし
007_211112063 X800 ◎星川界隈 帷子川 RX10M4.jpg 7.日向ぼっこをするウラギンシジミ 雄 -2
そろそろ越冬の準備をするのだろう。常緑樹の葉蔭でひと冬を過ごす。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_211112078 X800 星川界隈 帷子川 RX10M4.jpg 8.帷子川の鯉
帷子川には大きな黒い鯉が群れを成して泳いでいた。いつもはもっと上流の星川駅の辺りで見ているのだが、ここは少し下流の常盤橋の辺りである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 23mm ISO160 ) 露出補正 なし
009_211112084 X800 ◎星川界隈 ヒナギク 峰岡公園 RX10M4.jpg 9.キタテハ
自宅近くの小さな公園人戻ってきた。小さな公園のセンニチコウが植えられていたところからグランドを挟んで反対側の花壇に咲く小さな白い菊(ヒナギク)にキタテハが来ていた。ここにはツマグロヒョウモンもしばしばやってくる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f34.5 1/1000秒 136mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_211113008 X800 ◎集会所裏空き地 D5300 TAMRON90.jpg 10.ウラナミシジミとコセンダングサ
翌13日、町会集会所奥の空き地へ行って見るとウラナミシジミがコセンダングサで吸蜜していた。コセンダングサの花が咲き終わると、その先端に棘がある種子が残り、そんなところに踏み込んでしまうとズボンにいっぱい、ひっつき虫と呼ばれるその種子が刺さるように付き、取るのに苦労する。wikipediaを見てみると、コセンダングサは、「日本では明治時代に確認された帰化植物。関東地方以西の河原や荒地などに広く分布する。環境省による外来生物法により、生態系被害防止外来種に指定されている。」と記されていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO280 ) 露出補正 なし
011_211113026 X800 ◎集会所裏空き地 D5300 TAMRON90.jpg 11.ウラナミシジミ雌 開翅
きれいな個体だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO280 ) 露出補正 なし
012_211113037 X800 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 12.クロマダラソテツシジミ 雄 -1
自宅のある建物に戻ってきたら、ローズマリーの植え込みにクロマダラソテツシジミの雄がいた。比較的傷のない個体である。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO220 ) 露出補正 なし
013_211113049x X800 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 13.クロマダラソテツシジミ 雄 -2
尾状突起もしっかり付いている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO180 ) 露出補正 なし
014_211113066 X800 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 14.クロマダラソテツシジミ 雄 -3
ここのところクロマダラソテツシジミは、このローズマリーの咲く植栽でしか見られなくなった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞りオートで撮影 ( f8 1/500秒 90mm ISO180 ) 露出補正 なし


2022年1月28日

クロマダラソテツシジミ その27 10月28~30日 自宅付近のクロマダラソテツシジミ と 帷子川のヤマトシジミほか

10月28日 朝まで降っていた雨も10時ごろには止み、青空が広がってきた。家を出て、ローズマリーの花をチェックした後、帷子川公園hへ行って見た。ヤマトシジミは高温期型と低温期型との端境期のようだ、帷子川付近にはクロマダラソテツシジミはいなかった。
 公園のセンニチコウの花は元気がなくなっている。集会場裏の住宅建設予定地は地質調査が開始された。
 10月29日 自宅のある建物の前のローズマリーの花に来たクロマダラソテツシジミを90mmマクロで撮ったが、前にも記したように、特に小さなシジミチョウを撮るときは被写界深度が浅いので気を付けなくてはいけない。

000_211028137 X700 ◎帷子川公園 RX10M4.jpg
帷子川公園遊歩道のヤマトシジミ 2021年10月28日 横浜市保土ヶ谷区

001_211028005 X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 1.クロマダラソテツシジミ 雄 -1
10時20分、自宅を出て下に下りてみるとローズマリーの花にほぼ完全なクロマダラソテツシジミ雄が来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
002_211028012 X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 2.クロマダラソテツシジミ 雄 -2
前の写真と同じ個体。よく見ると、左前翅の翅頂付近にわずかな欠けがあった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
003_211028022 X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 3.クロマダラソテツシジミ 雄 -3
裏面を見ると少し低温期型の傾向が見られた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 36mm ISO160 ) 露出補正 なし
004_211028025tx X800 ◎ソフィア横浜 RX10M4.jpg 4.クロマダラソテツシジミ 雄 -4
後翅外中央部に並ぶ斑点が鮮明である。wikipedia クロマダラソテツシジミ 参照

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 35mm ISO200 ) 露出補正 なし
005_211028039 X800 ◎帷子川公園 ヤマト RX10M4.jpg 5.帷子川のヤマトシジミ 雄 -1
次に20分ほど歩いて帷子川公園へヤマトシジミを観に行った。ヨメナの花で雄が吸蜜する。黒い縁は夏型は太く、寒くなってくると細くなってくる。この個体は夏型と秋型の中間のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 42mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_211028046 X800 ◎帷子川公園 ヤマト RX10M4.jpg 6.帷子川のヤマトシジミ 雄 -2
ほぼ完全な個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 203mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_211028054x X800 ◎帷子川公園 ヤマト RX10M4.jpg 7.帷子川のヤマトシジミ 雌 -1
ほぼ真っ黒な雄である。雌の夏型の翅表はこのようにほぼ真っ黒である。秋が深まるにつれて濃い青色が現れるようになり、美しい。そろそろ、その雌の低温期型を見たいと思っているのだが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_211028062 X800 ◎帷子川公園 ヤマト RX10M4.jpg 8.帷子川のヤマトシジミ 雌 -2
少し青味がかっているようにも見えるが。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_211028072t X800 ◎帷子川公園 ヤマト RX10M4.jpg 9.帷子川のヤマトシジミ 雄 -3
まだまだ夏型に近い装いのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 43mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_211028079t X800 ◎帷子川公園 RX10M4.jpg 10.帷子川のヤマトシジミ 雄 -4
羽化したばかりのようなきれいな個体が多かった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 218mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_211028084 X800 ◎帷子川公園 RX10M4.jpg 11.帷子川のヤマトシジミ 雄 -4
この雄は亜外縁にはっきりとした白い班が出ている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
012_211028093 X800 ◎帷子川公園 RX10M4.jpg 12.帷子川のヤマトシジミ 雌 -3
この雌は後翅に少し青い鱗粉が現れている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_211028116 X800 ◎帷子川公園 RX10M4.jpg 13.帷子川のヤマトシジミ 雄 -5
この雄は10月下旬というのに外縁部の黒帯が広くなっているようだ。なかなかきれいな低温期型を見ることが出来ない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 219mm ISO100 ) 露出補正 なし
014_211028145 X800 ◎峰岡 高橋宅 RX10M4.jpg 14.クロマダラソテツシジミ 雄 -5
ソテツの鉢植えのあるお宅へ戻ってきた。ソテツの葉に鱗粉が落ちてしまっている雄が止まっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
015_211028165 X800 ◎ソフィア横浜 ローズマリー 破損雌 RX10M4.jpg 15.クロマダラソテツシジミ 雌 -1
11時半、ローズマリーのところへ戻ってきた。朝出かけるときは雄がいたが、今度は雌が吸蜜していた。比較的きれいな個体である。この個体も高温期型と低温期型の中間のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 37mm ISO200 ) 露出補正 なし
016_211028173 X800 ◎ソフィア横浜 ローズマリー 完品雄 RX10M4.jpg 16.クロマダラソテツシジミ 雌 -2
前の写真と同じ個体の裏面。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 35mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段
017_211029008 X800 ◎ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 17.クロマダラソテツシジミ 雌 -3
翌10月29日、11時20分ごろ下へ下りて来ると、前日いたのと同じ個体と思われる雌が、植栽にいた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
018_211029011 X800 〇ソフィア横浜 D5300 TAMRON90.jpg 18.クロマダラソテツシジミ 雌 -4
中温期型だ。外縁の絨毛も付いていて比較的きれいな雌である。もう少し良い写真を撮りたかったが、逃げられてしまった。90mmマクロで撮ると、被写界深度が浅くなってしまう。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
019_211030041 X800 ◎峰岡公園 RX10M4.jpg 19.ツマグロヒョウモン 雌
翌10月30日、公園裏の住宅建設予定地で撮る。この日は地質検査のためかパイプで掘削が行われていた。羽化したてであろう、ほぼ完全な個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 20mm ISO100 ) 露出補正 なし
020_211030059 X800 ◎ソフィア横浜 完品雄 RX10M4.jpg 20.クロマダラソテツシジミ 雄 -6
ローズマリーの咲く植栽で撮った。破損もなく、鱗粉も落ちていない。ローズマリーは、地中海沿岸地方原産で、シソ科に属する常緑性低木。和名はマンネンロウ(迷迭香)と云い、生葉もしくは乾燥葉を香辛料、薬(ハーブ)として用いられると。 暑く乾燥した気候を好むが、耐寒性も高い。縁が厚くなった細長い葉を付け、こするとマツに似た香りがする。冬から春にかけて青や紫がかった白い花が咲き、観賞用としても人気がある常緑灌木である。ここの植栽に植えられているのは高さは1mほどもない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 26mm ISO100 ) 露出補正 なし
021_211030072tx X800 ◎ソフィア横浜 完品雄 RX10M4.jpg 21.クロマダラソテツシジミ 雄 -7
前の写真と同じ個体の裏面。ローズマリーの枝が良かった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 34mm ISO100 ) 露出補正 なし


2021年11月18日

クロマダラソテツシジミ その18 10月4日 帷子川河畔にも

今朝、「舞岡公園の自然2」というブログを閲覧していたところ、クロマダラソテツシジミが、今年の9月22日横浜市の舞岡公園で観察されていた。その後、9月28日、29日、および10月3日にも、観察記録があった。昨年も同じく舞岡公園で9月22日、11月23日にも観察されていたが、このとき、私は「舞岡公園の自然2」を見落としてしまっていた。
 私は、昨年初めて近所でクロマダラソテツシジミを見つけ、横浜市では珍しいのではないかと思っていたが、今年はさらに拡散しているようだ。
 それを象徴するように、この日10月4日には、しばしばヤマトシジミの写真を撮りに行っている帷子川の河畔で本種を確認できた。
 もう一つ、この日は近所ではじめて、ムラサキツバメを見ることが出来た。

000_211004174 X700 ◎帷子川 クマソ RX10M4.jpg
帷子川公園近くで確認したクロマダラソテツシジミ 2021年10月4日 横浜市

001_211004012x X800 ◎峰岡公園 高橋宅 RX10M4.jpg 1.クロマダラソテツシジミ 雌 -1
午前10時すぎ、いつもの公園へと向かう。途中、ソテツの鉢植えが置かれているお宅で、そのソテツに止まり、開翅している雌を見つけた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO125 ) 露出補正 -1.3段
002_211004031t X800 ◎峰岡公園 高橋宅 RX10M4.jpg 2.クロマダラソテツシジミ 雄 -1
きれいな傷のない雄もいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 178mm ISO125 ) 露出補正 なし
003_211004055 X800 ◎峰岡公園 高橋宅 RX10M4.jpg 3.クロマダラソテツシジミ 雄 -2
前の写真と同じ個体。光の加減でブルーが色濃く見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 178mm ISO125 ) 露出補正 -0.7段
004_211004055 X800 ◎峰岡公園 高橋宅 RX10M4.jpg 4.ムラサキツバメ -1
公園の裏の、常緑樹に来るウラギンシジミを待っていたら、その下に飛ぶチョウがいた。ジャノメチョウかと思って、後を追って止まったところを見ると、ムラサキツバメだった。ムラサキツバメは市街地でもしばしば見ることがあるが、近所では初めてだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 121mm ISO125 ) 露出補正 なし
005_211004077tmx X800 ◎峰岡公園 町会集会所 ムラサキツバメ RX10M4.jpg 5.ムラサキツバメ -2
地面近くを飛び、また、地面に止まる。木漏れ日が注ぐところで止まった。開翅を待ったが駄目だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 なし
006_211004089 X800 ◎峰岡公園 町会集会所 ムラサキツバメ RX10M4.jpg 6.ムラサキツバメ -3
良いところに止まって写真を撮らせてくれなかった。羽化したてのような個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
007_211004105 X800 ◎帷子川 クマソ RX10M4.jpg 7.クロマダラソテツシジミ 雄 -1 帷子川公園付近
ヤマトシジミの写真を撮ろうと思い、帷子川公園へいく。ピントが合わなくなった我が眼を凝らして、地表近くを見ていると、開翅しているブルーがいる。よく見るとヤマトシミではない。ここで見つけた初めてのクロマダラソテツシジミだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし
008_211004122 X800 ◎帷子川 クマソ RX10M4.jpg 8.クロマダラソテツシジミ 雄 -2 帷子川公園付近
ヨメナの花に止まった。裏面を見ると、低温期型の特徴が出始めている。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 なし
009_211004132x X800 ◎帷子川 クマソ RX10M4.jpg 9.クロマダラソテツシジミ 雄 -3 帷子川公園付近
ここ帷子川公園は、いつもこのチョウを観察している自宅の近所からは1km強、離れている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_211004143 X800 ◎帷子川 ヤマト RX10M4.jpg 10.ヤマトシジミ -1 帷子川公園付近
ヤマトシジミの数はあまり多くない。ヨメナも蕾が多く、これから咲くようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 178mm ISO100 ) 露出補正 なし
011_211004150 X800 ◎帷子川 ヤマト RX10M4.jpg 11.ヤマトシジミ -2 帷子川公園付近
なかなか開翅してくれなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 178mm ISO100 ) 露出補正 なし
012_211004158 X800 ◎帷子川 クマソ 低温期型  RX10M4.jpg 12.クロマダラソテツシジミ 雄 -4 帷子川公園付近
先ほどの写真と同じ個体である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
013_211004180x X800 ◎帷子川 クマソ RX10M4.jpg 13.クロマダラソテツシジミ 雄 -5 帷子川公園付近
翅表前翅外縁の黒帯の幅も細く、低温期型の特徴が出ている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/800秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
014_211004199 X800 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 14.クロマダラソテツシジミ 雄 -6
センニチコウの咲く公園に戻ってきた。クロマダラソテツシジミ1頭が赤紫色の花頭に止まり、小さな花にストローを伸ばしていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
015_211004207 X800 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 15.クロマダラソテツシジミ 雄 -7
右に向いてくれた。右側も傷のないきれいな個体だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 215mm ISO125 ) 露出補正 なし
016_211004248 X800 ◎峰岡公園 クマソ RX10M4.jpg 16.コミスジ
公園集会所裏の空き地でコミスジを見つけた。この辺りで見るのは初めてだった。アカタテハやアカボシゴマダラもいても良いと思うのだが、ここでは、今年の秋はまだ見かけていない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッター優先オートで撮影 ( f4 1/500秒 168mm ISO400 ) 露出補正 なし


2021年9月20日

クロマダラソテツシジミ 9月10日

昨年、近所で思いもかけずクロマダラソテツシジミを観察したのは9月30日だった。その後、どこで発生していたのかわからないまま、最後に撮影したのは12月1日で、新鮮な個体も見ることが出来た。
 雌が産卵したとしても、まずここ横浜では年を越して世代を繋ぐことは出来ないだろうと思っていた。
 ここ何日間か秋雨前線が停滞し、日照がなく、気温も20℃そこそこの日が続いていて、やっと晴れたのが9月10日だった。郵便局へ行く用事があったので、コンデジをポケットに入れて、帰りは寄り道をして、帷子川河畔のヤマトシジミの発生状況を見にいったが、その帰路、昨秋にクロマダラソテツシジミを見た小さな公園へ寄ってみた。猫の額ほどの小さな花壇に植えられたセンニチコウ(千日紅)の花が咲き始めていた。ヤマトシジミが飛び、センニチコウの花に止まって吸蜜していた。
 その中で、やや飛び方が活発な個体が、すっと白いセンニチコウの花に止まり、吸蜜を始めたが、それがなんと、クロマダラソテツシジミとの再会だった。翅に破損があり、擦れている。どこから飛んできたのだろうか?近くで発生したのだろうか?
 少なくとも2頭いた。少し近所を歩いてみたところ、個人住宅の玄関に鉢植えにされたソテツがあり、そこに1頭いた。いったん自宅に戻り、D750を持って再び公園へ行った。
 今年の秋も楽しませてくれそうである。

210910047 X700 峰岡公園 クマソ D750 TAMRON 35-150.jpg
千日紅で吸蜜するクロマダラソテツシジミ 2021年9月10日 横浜市

追記:後でネットで検索してみると、今年2021年も8月ごろから関東各地で観察されているようである。神奈川県では葉山で100頭に上る本種が見られたという情報もあった。また、関東では越冬しているのではないかとの記述も見られた。

001_210910009 X800 〇帷子川公園 SX620.jpg 1.ヤマトシジミ 帷子川
郵便局の帰りに帷子川沿いの道へヤマトシジミを見に行った。高温期型の雄が多かった。

Canon PowerShot SX620HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 4mm ISO80 ) 露出補正 なし
002_210910016 X800 峰岡公園 クマソ SX620.jpg 2.クロマダラソテツシジミ -1
昨秋、小さな花壇に咲く花でクロマダラソテツシジミが楽しませてくれた公園がある。ヤマトシジミを撮ろうと思って帰り道に寄ってみた。昨秋のクロマダラソテツシジミは、ここでは越冬できるはずもないと思っていた。とは云いつつも、その公園の小さな花壇に昨秋も咲いていたセンニチコウの花を、もしかしたらと思いながら観察したところ、数頭のヤマトシジミに混じって、より活発に飛んで、すっと花に止まったシジミチョウを見ると、クロマダラソテツシジミだった。

Canon PowerShot SX620HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 4mm ISO80 ) 露出補正 なし
003_210910021 X800 峰岡公園 D750 TAMRON 35-150.jpg 3.イチモンジセセリ
一旦家に戻り、D750 に TAMRON 35-150 を付けて、そこへ取って返した。まだ、さっきのクロマダラソテツシジミは吸蜜している。イチモンジセセリでウォーミング・アップ。いつものように、最低シャッタースピードを1/500に設定して、プログラムオートで撮影。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/500秒 150mm ISO100 ) 露出補正 なし  
004_210910030 X800 〇峰岡公園 クマソ D750 TAMRON 35-150.jpg 4.クロマダラソテツシジミ -2
この日は数日間続いた肌寒い雨が降る日々から一転して晴れた夏の日に戻った。開翅してくれたが、擦れて破損している雄だった。尾状突起はなくなっている。さっき撮った個体とは違う個体だった。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 150mm ISO100 ) 露出補正 なし
005_210910042 X800 〇峰岡公園 クマソ D750 TAMRON 35-150.jpg 5.クロマダラソテツシジミ -3
これだけ損傷があるのは、いつごろ羽化した個体なのだろうか?ここで発生したのか、どこからか飛来したのだろうか?

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 150mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_210910057 X800 ◎峰岡公園 クマソ D750 TAMRON 35-150.jpg 6.クロマダラソテツシジミ -4
花で落ち着くとじっと留まって吸蜜を続ける。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 150mm ISO100 ) 露出補正 なし
007_210910088 X800 ◎峰岡公園 クマソ D750 TAMRON 35-150.jpg 7.クロマダラソテツシジミ -5
翅の左サイドは破損がやや少ないが尾状突起はない。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影  ( f4 1/800秒 150mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_210910111 X800 ◎峰岡公園  D750 TAMRON 35-150.jpg 8.ヒメアカタテハ
高齢者がグランドゴルフで楽しむ広場の反対側にキバナコスモスが咲いている。今日はチョウも活発に飛ぶだろうと思い行って見ると、大分破損した個体だったがヒメアカタテハが来ていた。。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 150mm ISO125 ) 露出補正 なし
009_210910125 X800 ◎峰岡公園  D750 TAMRON 35-150.jpg 9.ツマグロヒョウモン雄
ツマグロヒョウモンもいた。比較的きれいな個体だった。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 150mm ISO560 ) 露出補正 なし
010_210910132 X800 ◎峰岡公園 クマソ D750 TAMRON 35-150.jpg 10.クロマダラソテツシジミ -6
この個体は、先に見た2頭に比べ破損の箇所が異なるようだ。全部で3頭いたのか。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 150mm ISO360 ) 露出補正 なし
011_210910138 X800 峰岡公園 付近の民家 クマソ D750 TAMRON 35-150.jpg 11.クロマダラソテツシジミ -7 この公園から100mも離れていないところにある個人のお宅の玄関に鉢植えのソテツが置かれていた。もしかしてと思って目を凝らすと、ソテツの葉先に止まる1頭を見つけた。

Nikon D750 TAMRON 35-150 F2.8-4
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 150mm ISO560 ) 露出補正 なし


2021年2月12日

帷子川 渡り鳥たちの縄張り 1月17日

天王町にあるスーパー・マーケットまで、散歩がてらかみさんの買い物に付き合った。天気が良く、歩いているとポカポカしてくる。行き帰りに水鳥の写真を撮ろうとカメラを携えていた。
 スーパーで買い物を終え、帷子川に沿って星川へと戻った。帷子川の天王町と星川の約1kmの間のほぼ中ほどに架かる常盤橋を境にして、天王町側には、キンクロハジロとホシハジロが群れでいるが、星川側は、オナガガモが占有している。この状況は毎年同じである。彼らも居場所を決めていて、そこが落ち着く場所なのであろう。毎年、同じ風景を眺めて歩いているが、あらためてその棲み分けに興味を持った。
 ここ数年になって飛来するようになったオオバンは、その間を上流へ行ったり、下流へ行ったりしていて、自分たちの居場所が定まらないようだ。

1.オナガガモの領域
星川から横浜港へと流れる帷子川右岸を歩く。すでに相鉄線の星川駅は高架駅になったが、その星川駅の北口へのアプローチになる星川下橋があり、その次が柳橋である。その柳橋と常盤橋の間がオナガガモの領域である。左岸には、川岸に下りる広い階段が設けられ、子供たちが遊び、釣りを楽しむ人もいる。写真は右岸から左岸を撮っている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 46mm ISO400 ) 露出補正 なし
001_210117001 X800 帷子川 Rx10M4.jpg
2.オナガガモ カップルたち
手前の川岸を見ると、2組のオナガガモの雌雄が翅を休めていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 46mm ISO640 ) 露出補正 なし
002_210117003 X800 帷子川 Rx10M4.jpg
3.オナガガモ 1羽の♀と♂3羽
柳橋を渡って左岸を歩く。鳥のことは不勉強であるが、オナガガモの繁殖地はユーラシア大陸の北部と北アメリカ北部の寒帯から亜寒帯にかけての地域だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 147mm ISO400 ) 露出補正 なし
003_210117006 X800 帷子川 Rx10M4.jpg
4.オナガガモ♀
オナガガモの繁殖期は5月~7月で、繁殖形態は卵生。繁殖期は5-7月で、抱卵・育雛は♀が行うそうだ。ここはオナガガモにとっては越冬地であり、繁殖地ではない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO500 ) 露出補正 なし
004_210117008 X800 帷子川 Rx10M4.jpg
5.オオバン
帷子川でオオバンを見かけるのはここ2~3年になってからと思う。まだ、ここでのオオバンたちの居場所は定まらないようだ。群れにはならずに、単独で泳いでいることが多い。オオバンはツル目クイナ科オオバン属に分類される。日本では夏季に北海道(夏鳥)、本州、九州で繁殖し、冬季になると本州以南で越冬する。秋に来て冬を越し、春に去る渡っていく冬鳥もしくは留鳥だが、帷子川では冬鳥のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 125mm ISO1250 ) 露出補正 なし
005_210117012 X800 帷子川 Rx10M4.jpg
6.常盤橋を下流へ
常盤橋を過ぎるとオナガガモはいなくなる。かわって、キンクロハジロとホシハジロのエリアとなる。1羽のオオバンがキンクロハジロとホシハジロに追われているように見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 125mm ISO800 ) 露出補正 なし
006_210117014 X800 帷子川 Rx10M4.jpg
7.キンクロハジロの一団
今の時期、キンクロハジロの♂の羽の色は白と黒がはっきりしている。カモ類の成鳥雄は、秋から冬にかけて種ごとの特徴が明瞭な生殖羽に換羽するが、 繁殖期に入ると飛翔に関係のない部分から換羽が始まり、繁殖期後期には風切羽が一斉に抜けて一時的に飛べなくなり、雌と同じような地味な非生殖羽に換羽する。雄のこの地味な色合いの非生殖羽の状態はエクリプスと呼ばれている。日本に渡来したばかりの頃には、まだこの地味な色合いの個体が多く観察できるそうだが、目の前の彼らは既に生殖羽である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 125mm ISO800 ) 露出補正 なし
007_210117019 X800 帷子川 Rx10M4.jpg
8.キンクロハジロの行進
先頭にいるのは地味な羽色の♀のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 55mm ISO800 ) 露出補正 なし
008_210117020 X800 帷子川 Rx10M4.jpg
9.キンクロハジロとホシハジロ
キンクロハジロの集団にホシハジロ(1♂1♀)が一緒にいた。共にカモ科のハジロ属である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 55mm ISO160 ) 露出補正
009_210117021 X800 帷子川 Rx10M4.jpg
10.常盤橋
手前が下流になる。見えている橋が常盤橋である。

SONY
Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO160 ) 露出補正
010_210117023 X800 帷子川 Rx10M4.jpg
11.キンクロハジロの群れ
ホシハジロも混ざるが、圧倒的にキンクロハジロの個体数が多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f9 1/30秒 30mm ISO100 ) 露出補正
011_210117029 帷子川 X800 S優先 Rx10M4.jpg
12.オナガガモの雌雄
向こうに見えるのは柳橋で、手前が常盤橋になる。ここは川面に近寄れる広い階段が造られているところで、子供たちが遊んでいる。誰か餌をやる人がいるのだろうか、人に懐くことはないはずのオナガガモが、岸に寄ってきている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f11 1/30秒 62mm ISO100 ) 露出補正
012_210117039t X800 帷子川 Rx10M4.jpg
13.オナガガモの群れ
仲良く雌雄で遊泳中?だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f11 1/400秒 38mm ISO3200 ) 露出補正
013_210117047 X800 〇帷子川 Rx10M4.jpg
14.ハクセキレイ
この鳥は可愛い鳥だと思う。腹部は白色で、胸部が黒いのが特徴的である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f11 1/500秒 220mm ISO3200 ) 露出補正
014_210117054 X800 〇帷子川 Rx10M4.jpg
15.オナガガモ♀
既にみていただいている通り、オナガガモの♀も♂に比べて地味な色をしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f11 1/500秒 48mm ISO2500 ) 露出補正
015_210117063 X800 〇帷子川 Rx10M4.jpg
16.セグロカモメ
天王町に近い下流の方へ行くと、ユリカモメやウミネコが多いが、常盤橋より上流にはあまり飛来しないようだ。セグロカモメは60cmあり、ひときわ大きい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f11 1/500秒 136mm ISO2000 ) 露出補正
016_210117066 X800 〇帷子川 セグロカモメRx10M4.jpg


2021年1月27日

蝶 自選年間ベスト10 (18) 2020年

2020年はコロナ禍の1年であった。緊急事態宣言が発出され、不要不急の外出も自粛が要請された。一方で、経済活動を促すため、Go To トラベル など振興策も出されたのだが。
 ポイントは「三密」回避である。マイカーで野山へ行き、チョウを追う という行動は問題なかろうと考え、主に日帰りの撮影行を試みた。感染者の数が落ち着いたころ、Go To トラベルを利用して、軽井沢、南房総へも行ってきた。日帰りで行った入笠山では、多くの高原の蝶と戯れ、メスグロヒョウモンの斑紋異常個体の撮影もできた。
 ゴルフ、同窓会、飲み会などは、極端に減ってしまったが、チョウの写真に関しては、遠出こそ出来なかったものの、シャッターを押した回数は減らなかったと思う。
 秋には嬉しいこともあった。 偶然にも近所の公園で、十数日間にわたり、何頭かのクロマダラソテツシジミに巡り会えた。新鮮な個体もいたので、どこか近くで発生していたものと思う。三浦半島での記録はネットで知ったが、横浜市では珍しいと思う。

 いま、再び緊急事態宣言が出されている。東京都は1月7日に2,447人、神奈川は1月9日に995人の新規感染者が出て、それぞれ過去最多となった。重症になられる患者さん、亡くなられた方も増えている。しかし、ここへきて漸くピークを越え、新規感染者数が少なくなっている。

1. ウスバシロチョウ♂♀ 2020年4月22日 埼玉県 武蔵嵐山
年々、ウスバシロチョウの発生時期が早くなっているように思う。♀は羽化したばかりのようだった。その♀に♂が素早くアタック、カップルが成立したヨプだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
001_200422033 X800 ◎武蔵嵐山 RX10M4.jpg
2.オオムラサキ♀ 2020年7月2日 埼玉県 武蔵嵐山
「オオムラサキの森」活動センター に植えられているエノキに付いていた蛹が、保護ネットを外され、羽化していた。瑞々しい色をしている。間もなくどこかへ飛んでいくのだろう。この日は、域内の樹液に飛来していた♂も撮影できた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 121mm ISO1000 ) 露出補正 +0.3段
002_200702147 X800 ◎武蔵嵐山 RX10M4.jpg
3.ホソオチョウ♂ 2020年7月2日 埼玉県 武蔵嵐山
第2化の♂。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 10mm ISO100 ) 露出補正 +0.7段
003_200702209 X800 ◎武蔵嵐山 RX10M4.jpg
4.キアゲハ♂ 2020年7月22日 箱根湿性花園
コオニユリに綺麗なキアゲハが来ていた。花といい、チョウといい、周りの緑に映えていた。

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
004_200722010 X800 箱根湿性花園 RX10M4.jpg
5.メスグロヒョウモン♀ 2020年8月4日 入笠山
左側の後翅下部が白く色が抜けたように見えた。確認したが、擦れにより鱗粉が落ちたのではない。斑紋異常のようだ。白化型とでもいうタイプなのだろうか。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 143mm ISO160 ) 露出補正 なし
005_200804253 X800 〇入笠公園 白化 RX10M4.jpg
6.クジャクチョウ♂ 2020年8月4日 入笠山
高原の蝶の代表である。夏のスキー・ゲレンデに咲くヒヨドリソウに多くの蝶が集まる。この日は10頭以上のクジャクチョウを観察した。

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 143mm ISO320 ) 露出補正 なし
006_200804519 X800 〇入笠公園 RX10M4.jpg
7.アサギマダラ♂ 2020年9月17日 信濃追分 花咲山
アサギマダラを呼ぶために、テニスコート2面を潰して、フジバカマを一面に植えた個人のフィールドである。まだ数は多くなかったが、アサギマダラのシーズンが始まっていた。この個体はマーキングされている。

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
007_200917314 X800 ◎軽井沢花咲山 蝶の楽園 marking RX10M4.jpg
8.ヤマトシジミ♀ 2020年10月25日 横浜市 保土ヶ谷区
帷子川という川が流れる生活路の道端に、カタバミが生え、カントウヨメナといった季節の花が咲くところがある。ヤマトシジミが多い。♀の低温期型のバリエーションを楽しむ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO125 ) 露出補正 なし
008_201025031 X800 〇帷子川 D5300 TAMRON 90.jpg
9.クロマダラソテツシジミ♀ 2020年11月16日 横浜市 保土ヶ谷区
9月30日に近くの公園でヤマトシジミかと思って撮ったチョウが、後でモニターで見てクロマダラソテツシジミだったので、驚いた。ネットで調べてみると今秋は三浦半島で発生しているというので行って見たところ、ソテツのあるところで発見出来た。11月に入って、最初に撮ったところとは違うところだが、再び近所でクロマダラソテツシジミを見つけた。 低温期型だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
009_201116029 X800 〇峰岡公園 クマソ♀ D5300 TAMRON90.jpg
10. クロマダラソテツシジミ♀ 2020年11月16日 横浜市保土ヶ谷区
細い尾状突起も落ちていない、羽化したてのようなきれいな個体だった。近くにソテツは見つからなかった。どこで羽化したのだろうか。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_201116050 X800 ◎峰岡公園 クマソ♀ D5300 TAMRON90.jpg
補1.テングチョウ 2020年3月11日 横浜市 舞岡公園
早春の舞岡公園。ユキヤナギの花で越冬したテングチョウが来ていた。花期の早いユキヤナギで吸蜜するチョウは初めて観察した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
補001_200311136 X800 〇舞岡公園.jpg
補2.アゲハ♂ 2020年9月10日 南房総 館山
  宿の駐車場に植えられたランタナの花に、何頭かのアゲハやクロアゲハが集まっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 121mm ISO100 ) 露出補正 なし
補002_200910364 X800 ◎南房総 休暇村館山 RX10m4.jpg
補3.スジボソヤマキチョウ♀ 2020年8月4日 入笠山
標高1,700mほどのスキー・ゲレンデに咲く小さな花を次から次へと飛び回っていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 218mm ISO100 ) 露出補正 -1.0段
補003_200804707 X800 〇入笠公園 アカバナ RX10M4.jpg
補4.クロマダラソテツシジミ♀ 2020年10月13日 三浦半島 荒崎海岸
今年は三浦半島でクロマダラソテツシジミが発生しているという情報があったので行って見た。午後も遅くなって、ダメかと諦めかけたとき、ソテツの新芽に飛来した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 132mm ISO800 ) 露出補正 -1.0段
補004_201013283 X800 ◎荒崎海岸 RX10M4.jpg
補5.クロマダラソテツシジミ♂ 2020年12月1日 横浜市 保土ヶ谷区
12月に入ったが、日差しがとても暖かい日、もういないだろうと思いつつクロマダラソテツシジミを探してみると、きれいな♂が落ち葉の上で日向ぼっこをしていた。これが最後だったが、今年の秋は随分楽しませてくれた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5 1/1600秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
補005_201201010 X800 ◎峰岡公園 D5300 TAMRON 90.jpg


2021年1月19日

氏神さま初詣 1月4日

新型コロナ・ウイルスの感染拡大で明けた令和3年、元旦から、気温は低いが晴れた日が続く。三が日は一歩も外へ出ないで過ごしたが、4日、氏神さまに初詣をした。
 私たちが住む集合住宅の廊下に出ると、雲一つない青空に富士山がくっきりと眺められた。毎年、手前の風景が少しずつ変わる。
 まず、4年前から、かみさんの姉が入居している介護施設へ新年の挨拶に行った。 歩いて行けるところにある、 姉との面会は玄関のガラス戸越しに、スマホを介しての会話である。こちらは玄関の外側に座るのだから寒い。15分くらいお互い笑顔で話をして、また来ますと別れた。高齢入居者の感染予防は鉄壁だった。
 少々アップが遅くなってしまったが、初詣は、保土ヶ谷神明社と橘樹神社である。保土ヶ谷神明社には比較的遠方から車で初詣に来られる方も多い。
 神社も感染予防で鈴緒が取り外されていた。静かな初詣だ。一日も早くコロナが終息するのを願うばかりだ。初詣のあと、帷子川に沿った道を少し散歩して帰った。
 保土ヶ谷神明社については、「御朱印神社メモ」というとても詳しく解説された素晴らしいサイトを参考にさせていただいた。

1.富士山
玄関を出て、エレベータに向かうと正面に富士山が見える。空気も澄んでいるのだろう、くっきりと見えた。手前には、いろいろな建物が見えるのだが、望遠端の112mm(35mm版換算600mm)で撮りトリミングした。七合目、八合目くらいから山頂という辺りだろうか。

  Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.6 1/320秒 112mm ISO80 ) 露出補正 なし
001_210104002mtc X800 〇 富士山 SX620HS.jpg
2.保土ヶ谷神明社 参道
保土ヶ谷神明社の石畳の立派な参道を進むと、茅の輪の先に本殿が見える。正月4日と言えども、何時もより参拝者が少ない。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/160秒 15mm ISO80 ) 露出補正 なし
002_210104009 X800 神明宮 SX620HS.jpg
3.農耕具
参拝順路に従って本殿の下をくぐって右側に抜け、境内社を参拝していくようになっているが、その地下通路に農耕具が展示されていた。特に由来の説明はない。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/60秒 4mm ISO500 ) 露出補正 なし
003_210104013 X800 神明宮 SX620HS.jpg
4.豊受大神宮
本殿の右隣に出ると摂社・ 豊受大神宮があった。神明社、神明宮、神明神社は、神社本庁によると日本全国に約5千社あるとされているが、その祭神は天照大神で、保土ヶ谷神明社の本殿は、いわば伊勢神宮の内宮であり、この豊受大神宮は、伊勢神宮の外宮にあたるそうだ。元和5年(1619年)に造営された旧本殿の木材を一部使用しているため、継ぎ接ぎのように見えるのが特徴的と言われる。  

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/30秒 4mm ISO125 ) 露出補正 なし
004_210104016 X800 神明宮 SX620HS.jpg
5.境内社
保土ヶ谷神明社には全部で15の境内社があるが、本殿の左側に水神社、稲荷社、月読社、風宮があり、参拝順路に従って本社を潜ると、日之王子社、切部之王子社、鹿島社、および、写真の厳島社、見目社、山神社、山王社、白鳥社、火神社、雷神社と天満宮の境内社をお参りする。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/100秒 4mm ISO80 ) 露出補正 なし
005_210104017 X800 神明宮 SX620HS.jpg
6.清流・人形(ひとがた)流し 水神社
近くには境内地下70mから汲み上げられた井戸水が流れる小さな神池が整備されている。ひとがた流しとは、知らず知らずのうちに犯した罪や、積もり積もった心身の汚れを取り除くための儀式であり、和紙を切り抜いたひとがたで体を、悪いところは念入りに撫ぜ、人形に息を吹きかける。人の汚れ、罪が付着した人形を上池に流すとあった。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/30秒 4mm ISO80 ) 露出補正 なし
006_210104020 X800 神明宮 SX620HS.jpg
7.保土ヶ谷神明社境内
保土ヶ谷神明社の社有地は、境内・風致林あわせて、約6千坪と言われる。本殿は神明造で、平成10年に建造された。保土ヶ谷神明社は神戸町と程ヶ谷町の鎮守として崇敬を集めた。この辺りは程ヶ谷町(保土ヶ谷町)、岩間町、神戸町、帷子町の4つの町からなる。程ヶ谷宿のうちの神戸町に鎮座し、残りの帷子町と岩間町は「橘樹神社」が鎮守とされた。 神奈川県神社庁のホームページによれば、現在の氏子区域は、16町、45自治会・町内会で、狩場町、権太坂、境木本町、境木町、藤塚町、法泉、初音ヶ丘岩崎町、霞台、保土ヶ谷町、月見台、帷子町、桜ヶ丘、天王町スカイハイツだそうだ。私が住む峰岡町は氏子区域から外れているが、勝手に氏神さまになっていただいている。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/640秒 4mm ISO80 ) 露出補正 なし
007_210104023 X800 神明宮 SX620HS.jpg
8.橘樹神社
何時もの通り、天王町駅の反対側にある橘樹神社へお参りした。ここも静かな初詣だった。社殿の鈴緒は外されている。神奈川県神社庁のホームページによれば、境内地は2.621㎡(793坪)で社殿は文政13年に改築され、大正12年、関東大震災に倒壊したが、昭和4年に復興した。神明総欅造り 屋根銅板葺で昭和20年4月15日 空襲による戦災の為全焼、昭和26年に復興、現在に至るとされている。橘樹神社の氏子区域に峰岡町が含まれていて、ほかに天王町、宮田町、岩間町、帷子町、鎌谷町、川辺町、和田町、常磐台、峰沢町、岡沢町、釜台町におよぶ。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/200秒 6mm ISO80 ) 露出補正 なし
008_210104024 X800 橘樹神社 SX620HS.jpg
9.青面金剛(しょうめんこんごう)
橘樹神社の境内の奥には、 六手青面金剛像ほか庚申塔3体と神田不動尊がある。写真は3体並んだ庚申塔で、右側の庚申塔は明和元年 260年前、右後ろの庚申塔が六手青面金剛像で、寛文9年 350年前、左側の庚申塔は天和2年 340年前 (磯貝長吉 掲示)と記された説明札があった。青面金剛 像は中国の道教思想に由来し、日本の民間信仰である庚申信仰の中で独自に発展した尊像だそうだ。寛文のはじめごろから、江戸の石工を中心に造られるようになり、やがて地方にも普及した。この青面金剛像は、寛文9年(1669年)に作られている。青面金剛としては横浜最古であり、六手青面金剛としては県内でも最古の像と思われると説明板に書かれている。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/40秒 5mm ISO80 ) 露出補正 なし
009_210104025 X800 橘樹神社 SX620HS.jpg
10.神田不動尊
その隣には不動堂である神田不動尊がある。不動尊像には文化8年(1811年)の銘があるが、昭和10年(1935年)に模して再建されたもの。神仏分離が進んだ中、こうして境内に不動堂が残されているのは珍しいという。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/100秒 5mm ISO80 ) 露出補正 なし
010_210104028 X800 橘樹神社 SX620HS.jpg
11.橘樹神社鳥居
橘樹神社は相鉄線の天王町駅から国道16号線へ抜ける道の左側にある。大正14年(1925年)に建てられこの鳥居から社殿へ続く参道の右側には、境内社の神明社があり、天照大神の他、稲荷大神、猿田彦大神が祀られている。手水舎は昭和36年(1961年)に建立された。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 5mm ISO80 ) 露出補正 なし
011_210104029 X800 橘樹神社 SX620HS.jpg
12.サクラの紅葉 12月16日撮影
2週間ちょっと前に撮った写真だが、今年は木々の紅葉がきれいだと思う。幹からでた小枝の紅葉も良い。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 5mm ISO80 ) 露出補正 なし
012_201216 X800 IMG_0653.jpg
13.ドウダンツツジ
ドウダンツツジの紅葉も色鮮やかだ。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 18mm ISO80 ) 露出補正 なし
013_210104033 X800 〇帷子川 SX620HS.jpg
14.帷子川のオオバン
帷子川には水鳥が集まる。以前は見ることが少なかったが一昨年あたりから、オオバンが来るようになった。

  Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/125秒 55mm ISO80 ) 露出補正 なし
014_210104031 X800 帷子川 オオバン SX620HS.jpg
15.ホシハジロ
ホシハジロは帷子川の常連である。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/400秒 63mm ISO80 ) 露出補正 なし
015_210104039 X800 帷子川 SX620HS.jpg
16.我先に!
餌を投げ込んだおじさんがいた。鳥たちはいっせいに突進する。オオバン、ホシハジロ、オナガガモ、画面に見えないが、キンクロハジロ、カルガモまでいる。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/160秒 91mm ISO100 ) 露出補正 なし
016_210104052 X800 〇帷子川 SX620HS.jpg


2020年11月11日

近所を歩く 帷子川から峰岡公園へ Canon PowerShot SX620HX 11月1日

3日ほど前に、何気なしにCanon PowerShot SX620HXというコンデジをポケットに入れて昼食がてら散歩に出かけた。帰り道に災害の時の避難場所にもなっている、近所の峰岡公園へ寄ってみた。猫の額ほどの花壇があり、ウラナミシジミが吸蜜していた。 持っていたCanon PowerShot SX620HXで撮影を試みた。被写体に近づければ撮れるが、35㎜版の625mm相当までズーム出来る望遠側でどんな写真が撮れるのか試してみたかった。
 1.5mほど離れて、モニターで見ると合焦している。しかし、モニターの中でウラナミシジミはガタガタとぶれている。シャッターを押した。完全ではないが、手振れ防止機能の効果だろうが何とか止まっていた。

201029008 X800 〇峰岡公園 SX620.jpg

Canon PowerShot SX620HXで撮ったウラナミシジミ 10月29日
プログラムオートで撮影 ( f6.6 1/160秒 112mm ISO100 ) 露出補正 なし

撮像素子が1/2.3型のこのカメラは仕様では焦点距離4.5mm~112.5mmで、35mm版では25mm~625mmに相当する。レンズはf3.2~f6.6だ。最短撮影距離は広角端が1cm、望遠端が1mとなっている。ISO感度は3200まで。
 というわけで、11月1日に、Canon PowerShot SX620HX だけを持って帷子川へヤマトシジミを撮りに行った。この日は気温も上がって、何種か撮影できた。ウバメガシでウラギンシジミの♂を見かけたが撮れなかった。
 帰りに峰岡公園を周ってみる。なんと、またまたクロマダラソテツシジミに会うことが出来た。

001_201101002 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 1.ヤマトシジミ♂ -1
最初の1枚は近接撮影になった。焦点距離12mmは35㎜版の約67㎜に相当する。1/500秒でシャッターが落ち、手振れもなくきれいに撮れた。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 12mm ISO80 ) 露出補正 なし 
002_201101007 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 2.ヤマトシジミ♂ -2
これは望遠端112mm(35㎜版625mm相当)で撮った。フォーカスフレームは中央にしか設定できない。何とか見られる。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.6 1/160秒 112mm ISO250 ) 露出補正 なし
003_201101010 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 3.キタテハ秋型 -1
葉の上でキタテハが翅を休めていた。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/160秒 94mm ISO250 ) 露出補正 なし
004_201101012 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 4.キタテハ秋型 -2
しばらく飛び立たないでじっとしていてくれる。近づくことも許してくれた。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/125秒 5mm ISO80 ) 露出補正 なし
005_201101017 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 5.キタテハ秋型 -3
また離れて、1.5mくらいの距離から撮る。シャッターボタン半押しでフォーカスロックして撮る。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/100秒 34mm ISO125 ) 露出補正 なし
006_201101018 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 6.ヤマトシジミ♀ -1
1.5mくらい離れて望遠端で撮る。ターゲットを捉えるのに少々戸惑う。当たり前のことだが、背景のボケは112mmのボケにしかならない。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.6 1/320秒 112mm ISO400 ) 露出補正 なし
007_201101026 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 7.ヤマトシジミ♂ -3
いくつか咲いていた直径5cmくらいのピンクの花にヤマトシジミの♂が止まって開翅した。この花の葉を見るとヤマトシジミの食草のカタバミの葉によく似ている。5弁の花の形も似ているが、直径1cmに満たない黄色いカタバミの花に比べいかにも大きい。帰宅してネットで調べてみたところ、ハナカタバミとわかった。ノートリミングで、望遠端でこの大きさに撮れた。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.6 1/160秒 112mm ISO160 ) 露出補正 なし
008_201101032 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 8.ヤマトシジミ♀ -2
地面に生えるカタバミの葉に止まる♀を上から10cmくらいに近寄って撮った。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/60秒 7mm ISO80 ) 露出補正 なし
009_201101037 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 9.キタテハ秋型 -4
さっきのキタテハはカントウヨメナの花に移動し吸蜜をしている。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.6 1/160秒 112mm ISO250 ) 露出補正 なし
010_201101040 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 10.ヤマトシジミ♂ -4
鮮やかなブルーが煌めく。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/125秒 8mm ISO80 ) 露出補正 なし
011_201101042 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 11.ヤマトシジミ♂ -5 開翅
開翅して鮮やかなブルーを見せてくれた。625mm相当で撮っているが、まあまあ見られると思う。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.6 1/160秒 112mm ISO400 ) 露出補正 なし
012_201101047 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 12.ヤマトシジミ♀ -3
♀の裏面は♂に比べ灰色が濃い。広角端で5cmくらいまで寄って撮った。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/125秒 4mm ISO80 ) 露出補正 なし
013_201101048 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 13.ヤマトシジミ♂ -6
この時期のヤマトシジミの♀では翅表にブルーが出るが、そのブルーの出方に変化があって楽しませてくれる。また、この時期の♂も鮮やかなブルーで美しい。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.6 1/160秒 112mm ISO250 ) 露出補正 なし
014_201101054 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 14.キタキチョウ
きれいな個体だった。忙しく飛び回るが、カントウヨメナで吸蜜を始めた。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/160秒 104mm ISO200 ) 露出補正 なし
015_201101060 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 15.キンクロハジロ
早くも渡り鳥がやってきた。キンクロハジロは帷子川の常連だ。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/160秒 107mm ISO250 ) 露出補正 なし
016_201101068 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 16.オナガガモ
少し上流に行くと、まだ2羽だけだったがオナガガモの姿も見えた。毎年同じようなところに陣取る。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/160秒 112mm ISO200 ) 露出補正 なし
017_201101079 X800 〇帷子川河畔 SX620.jpg 17.チャバネセセリ
ランタナの花でチャバネセセリが吸蜜していた。後翅の白斑がイチモンジセセリに比べ、不明瞭である。個体数はチャバネセセリの方が少ない。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/250秒 4mm ISO80 ) 露出補正 なし
018_201101087 X800 〇峰岡公園 クマソ センニチコウ SX620.jpg 18.クロマダラソテツシジミ -1
我が家の近くの峰岡公園まで戻ってきた。ウラナミシジミがいないかと思い、小さな花壇で咲いていた白い花を覗くと、なんとクロマダラソテツシジミが吸蜜していた。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.6 1/160秒 112mm ISO100 ) 露出補正 なし
019_201101090 X800 〇峰岡公園 クマソ SX620.jpg 19.クロマダラソテツシジミ -2
近くのセンニチコウの花に移動してくれた。近寄って16mm(35㎜版約90mm相当)で撮った。羽化したばかりのようにきれいな個体だった。繊細で長い尾状突起も付いている。いったいどこから飛んできているのだろうか?どこかにソテツがあるのかと、道々見て歩いたところ、民家の玄関先で植木鉢に小さなソテツが植えられていた。しかし、そこで発生している気配はなかった。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/100秒 16mm ISO80 ) 露出補正 なし


 

2020年11月 7日

深まる秋 帷子川公園のヤマトシジミ 続き TAMRON 90mm macro 10月25日

天気も良かったので二人で近くの天王町にある「横浜ビジネスパーク」のレストランに昼飯を食べに出かけた。帰りは別行動にして、かみさんは旧東海道と、国道16号の北側の道沿いに接する松原商店街へ、私はまたこの日も、帷子川公園のヤマトシジミを見に行った。
 秋も進み、桜の葉は色づき、「横浜ビジネスパーク」のケヤキやプラタナスも色づいていた。
 この日は、TAMRONの90㎜マクロを付けたNikon D5300を持って行った。先日のSONYのRX10M4と撮り比べをする。このレンズは解像力と発色の美しさは素晴らしいと思う。手振れ防止機能の付いた新しいタイプの TAMRON 90mm macro も出ているが、手振れには、1/500秒と連写で対応する。

001_201025007 X800 帷子川 YBP D5300 TAMRON 90.jpg   1.ケヤキ
「横浜ビジネスパーク」にいち早く紅葉している木があった。ナナカマドかなと思ったが葉の付き方を見るとケヤキのようだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
002_201025013 X800 帷子川 D5300 TAMRON 90.jpg 2.サクラの葉
帷子川河畔に植えられた桜の葉も紅葉し始めた。  

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO250 ) 露出補正 なし
003-201025014 帷子川 D5300 TAMRON 90.jpg 3.プラタナス
プラタナスの大きな葉は木々によって、また枝によって、紅葉のしかたが違う。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
004_201025024 X800 〇帷子川 D5300 TAMRON 90.jpg 4.ヤマトシジミ♂
TAMRON 90mm macro は、APS-Cサイズのカメラに付けると135mm相当となり、思ったよりディスタンスがとれる。チョウの後ろ側からその眼にピントを合わせるのは難しい。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO125 ) 露出補正 なし
005_201025031 X800 〇帷子川 D5300 TAMRON 90.jpg 5.ヤマトシジミ♀ 低温期型 -1
夏の♀の翅表は全体に黒っぽいが、低温期型は紫青色の部分が出てくる。この個体はそれが顕著である。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO125 ) 露出補正 なし
006_201025038 〇帷子川 D5300 TAMRON 90.jpg 6.ヤマトシジミ♂ 低温期型
雌とは逆に夏の♂の翅表は外縁部の黒い縁がやや太くなる。  

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO110 ) 露出補正 なし
007_201025041 X800 〇帷子川 D5300 TAMRON 90.jpg 7.ヤマトシジミ♀ 低温期型 -2
ヤマトシジミは都会でもごく普通種だが、なかなか魅力的なチョウだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
008_201025046 X800 〇帷子川 D5300 TAMRON 90.jpg 8.ヤマトシジミ♀ 低温期型 -3
高温期型の♀はほとんど残っていなかった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/500秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし  
009_201025051 X800 〇帷子川 D5300 TAMRON 90.jpg 9.ヤマトシジミ♀ 低温期型 -4
チョウの季節型は、幼虫時代の気温・気象が影響しているとの説があり、同じ雌でも個体差が現れる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
010_201025053 X800 〇帷子川 D5300 TAMRON 90.jpg 10.ヤマトシジミ♀ 低温期型 -5
この個体は後翅の紫青色が輝き、美しさが目立った。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし 
011_201025060 X800 帷子川 タチバナモドキ D5300 TAMRON 90.jpg 11.タチバナモドキ?の実
この季節には赤や黄色の小さな実をつける木々がある。普段はあまり注意していないので名前がわからないが、ネットで検索して多分タチバナモドキではないかというところにたどり着いた。カキの実のミニチュアのようだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO100 ) 露出補正 なし
012_201025061 X800 帷子川 クロガネモチ D5300 TAMRON 90.jpg 12.クロガネモチ?の実
これもネットで調べてみた。葉をきちっと撮っておくと後で同定するときに役に立つ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO280 ) 露出補正 なし


2020年4月10日

帷子川 散歩 4月6日

天気も良く、前日まで風が強かったが、この日は穏やかだった。特に目的はなく散歩をしようと帷子川周辺を歩いた。午前9時、近くの小学校では入学式が行われるようだ。校門の前で、ピッカピッカの1年生と親御さんが始まるのを待っておられた。出勤前のお父さんも来られている。多分、体育館で行われるのだろう。大切な日なのだ。しかし、緊急事態宣言が発令される明日以降の新学期はしばらく休校のようである。
 サクラの花はまだ残っていてくれた。帷子川の常盤橋から愛染橋の間には、川の上に鯉のぼりがかけられていた。
 人影の少ない橘樹神社と神明社にお参りして、どこにもよらず、11時前に自宅に帰り着いた。すがすがしい気分だった。

1.小学校の入学式
朝9時少し前、近くの小学校の前を通ると、校門に「入学式」の看板が立てかけられて、始まるのを待つ何組かの新1年生と親御さんたちが待っておられた。一生に一度の大事な日なのだ。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/800秒 4mm ISO80 ) 露出補正 なし
  200406_001.jpg
2.入学式の親子
帷子川の方へ向かう交差点を渡ろうと信号を待っていると、反対側で、これから入学式に行かれる親子が信号待ちをされていた。無断撮影ご容赦。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/250秒 63mm ISO80 ) 露出補正 なし
200406_002.jpg
3.桜並木
2000年に大手ディベロッパーにより地上19階建て、207戸の大きなマンションが建てられた時、道路に面して150mほどにわたりサクラが植えられ、CHERRY St. と名付けられている。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/400秒 9mm ISO80 ) 露出補正 なし
200406_003.jpg
4.サクラと鯉のぼり
帷子川の常盤橋と愛染橋の間の帷子川に鯉のぼりが架けられてていた。毎年鯉の数が増えるように思う。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/320秒 8mm ISO80 ) 露出補正 なし
200406_004.jpg
5.橘樹神社の桜と鳥居
天王町の駅へ行く道を左に曲がって、橘樹神社にお参りした。参拝者は私たち夫婦以外にいない。鳥居に架けられた橘樹神社の扁額が輝いていた。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/400秒 14mm ISO80 ) 露出補正 なし
200406_005.jpg
6.天王町駅前公園
  行ってみると昨年は見なかったが、二つの花壇に大きな花を付けたチューリップが植えられていた。この公園は東海道五十三次の浮世絵を模した公園だそうだ。ちなみに歌川広重作「東海道五十三次」の「程ヶ谷」は、この駅の駅前南側を流れていた改修前の帷子川に架かる橋を描いたものとのこと。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/250秒 16mm ISO80 ) 露出補正 なし
200406_006.jpg
7.鉢植えのフジ
毎年初詣をする神明社の境内に人影は少なかった。神楽殿の前にはフジが植えられた鉢が置かれ、きれいな花を咲かせていた

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 4mm ISO80 ) 露出補正 なし
200406_007.jpg
8.CHERRY St.
  常盤橋で帷子川を渡り、散り始めた桜の下、再び「CHERRY St.」を歩いて帰宅した。  

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/400秒 10mm ISO80 ) 露出補正 なし 
200406_008.jpg


2019年12月29日

冬の使者 帷子川へ飛来 12月16日

この町に住まうようになって16年が経つが、以来、かって勤務先の健診で指摘された高血圧症の治療のため、見ていただいているクリニックがある。お陰様で、高血圧は適切な降圧剤の併用で、副作用は全くなくコントロールしていただいている。4年前には内視鏡で早期胃癌を見つけていただいてもいる。 月に2回外来で診ていただいているが、この日は今年最後の受診日だった。
 9時に予約していた診察は10分ほどで終え、お礼を述べて暮れのご挨拶をして退出したが、天気が良かったので、帷子川の岸を歩いてみることにした。そろそろシベリアからの渡り鳥たちが飛来してきているかと思い、コンデジ(Canon PowerShot SX620 HS)をポケットに入れていた。

1.オナガガモ♂
帷子川の右岸を下流に向かって歩き始める。しばらく行くと、まだ数は少ないながら、オナガガモがいた。オナガガモはユーラシア大陸の北部と北アメリカ北部の寒帯から亜寒帯にかけての地域で繁殖し、冬季はユーラシアおよび北アメリカの温帯から熱帯地域やアフリカ北部に渡り越冬する。 日本には全国に冬鳥として多数渡来する。SX620は望遠端(112.5mm)では35㎜版換算で600mmで撮れる。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/160秒 107mm ISO500 ) 露出補正 なし
191216_001.jpg
2.オナガガモ♀
こちらはオナガガモの♀だ。帷子川の星川から天王町へかけての流域では、オナガガモは相鉄線星川駅近くの星川下橋とその一つ先の橋の柳橋の間で多く見られる。SX620の望遠端の開放値はf6.3と暗いので、RX10M4などに比べるとシャッタースピードは遅くなる。十分な光量があれば、なんとかシャープな画になる。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/160秒 107mm ISO320 ) 露出補正 なし
191216_002.jpg
3.帷子川公園
サクラの葉はほとんど落ちてしまったが、道沿いのドウダンツツジがきれいだ。暖かい日だったので、小さな子がお母さんたちと一緒に楽しそうだった。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/250秒 10mm ISO80 ) 露出補正 なし
191216_003.jpg
4.キンクロハジロ
愛染橋の先にはキンクロハジロが2頭ほどいた。キンクロハジロは通常、愛染橋から古川橋の辺りに多いが、まだ少ない。シベリア、ヨーロッパ北部などのユーラシア大陸北部で繁殖し、日本には冬季に九州以北に越冬のため飛来してくる。この個体は♀のようだ。  

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/400秒 50mm ISO400 ) 露出補正 なし
191216_004.jpg
5.橘樹神社
天王町の駅に続く帷子橋まで歩いて左に折れ、橘樹神社へ行った。参道には茅の輪が設けられていた。茅の輪くぐりとは厄除けの意味を持つ神事だそうだ。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/125秒 11mm ISO80 ) 露出補正 なし
191216_005.jpg
6.橘樹神社の狛犬
茅の輪をくぐると参道の両側に狛犬がいる。嘉永5年(1852年)の銘や、願主などの文字が彫られている。橘樹神社の創建は文治2年(1186年)、京都祇園社(現在の八坂神社)の分霊を勧請奉祀したと伝えられる。銅板葺神明造の現在の本殿は、昭和26年建立という。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/125秒 11mm ISO80 ) 露出補正 なし
191216_006.jpg
7.力石3個
本殿の左側からバス通りに出られるが、そこに「力石3個」があった。説明板には「たすき石、さし石等の異名があるを思えば、人がその力の限りを神に捧げ、或いは天地天命に誓うという原始信仰の神事に由来すものであろう。後世はこの石でもて遊び民族風習となって各地に分布したようである。」と書かれていた。江戸時代に地域の若者が力比べをしたという。この力石の奥に延宝6年(1678年)霜月(11月)と明記されている「石盥盤」(参拝する前に手や口を清めるための水を溜めている手水石と同じ役割をもつ)もあった。何時もはそこを通らないので気が付かなかった。


Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/250秒 4mm ISO80 ) 露出補正 なし
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8.庚申塚
社殿後方左手には、古い庚申塔が並ぶ。いずれも江戸時代のもので、特に古いのが寛文9年(1669年)の庚申塔(青面金剛)で横浜市内最古の庚申塔と伝えられている。その隣には不動堂である「神田不動尊」が鎮座していた。この日は橘樹神社にお参りして、今まで気が付かなかったことを知り、有意義だった。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/160秒 4mm ISO80 ) 露出補正 なし
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2019年11月 9日

秋のヤマトシジミ 帷子川公園 10月31日

先日、帷子川沿いの道を歩いていた時、ムラサキシジミと思しきシジミチョウがアラカシの植え込みの間を敏速に飛んでいた。越冬態勢に入る兆しかと思い、行方を追ったが、その時はどこかへ行ってしまった。今日は天気が良く、気温も上がっている。チョウも飛ぶだろうと、そのアラカシの植え込みある所へ行ってみた。しかし、ムラサキシジミの姿はなく、ウラギンシジミが2頭飛び交っていただけだった。
 もう少し帷子川の下流に行ったところの愛染橋がかかる辺りに、帷子川公園という遊歩道がある。そこにはカタバミが自生していて、ヤマトシジミが多い。今日はヤマトシジミの写真を撮ることにした。

191031_001.jpg 1.ウラギンシジミ♀
先日、ムラサキシジミが飛んでいたところには、ウラギンシジミが2頭いた。1頭は落ち着かずに飛び回っていたが、1頭は止まってくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
191031_002.jpg 2.ヤマトシジミ交尾 -1
常盤橋を渡って、愛染橋が架かる辺りに来ると、ヤマトシジミが飛び始めた。カントウヨメナの白い花に交尾中のヤマトシジミがいた。左側のやや黒っぽい♀のほうは吸蜜しているが、♂は花びらに止まっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 155mm ISO100 ) 露出補正 なし
191031_003.jpg 3.ヤマトシジミ♀
カントウヨメナの花で吸蜜するヤマトシジミが多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 183mm ISO160 ) 露出補正 なし
191031_004.jpg 4.ヤマトシジミ♀ 低温期型 -1
ヤマトシジミの斑紋は季節的変化が顕著である。春や晩秋などの涼しい季節に発生する個体は翅表の青い部分が高温期に比べて発達する。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 187mm ISO250 ) 露出補正 なし
191031_005.jpg 5.ヤマトシジミ♂ -1
これは♂のようだ。高温期に発生する♂は前翅の外縁黒帯の巾が広い。近寄って広角側で撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
191031_006.jpg 6.ヤマトシジミ♀ 高温期型 
この個体は典型的な高温期型の♀だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
191031_007.jpg 7.ヤマトシジミ♂ -2
左側が帷子川公園の遊歩道で、その向こうに帷子川が流れる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
191031_008.jpg 8.ヤマトシジミ♂ -3
これは低温期型の♂である。ブルーの翅脈が明るく輝く。

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
191031_009.jpg 9.ヤマトシジミ♂ -4
前の写真と同じ個体。向きを変えてくれた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO160 ) 露出補正 なし
191031_010.jpg 10.ヤマトシジミ♀低温期型 -2
ヤマトシジミは地味な普通種であり、あまり目にとめることはないが、この開翅した低温期型の♀は日を浴びて美しかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 10mm ISO100 ) 露出補正 なし
191031_011.jpg 11.ヤマトシジミ♀低温期型 -3
望遠端で引き寄せて撮る。この SONYのCyber-shot DSC-RX10M4 というカメラは、便利なカメラだ。Nikon D750 などに比べて立ち上げるのに少々時間がかかるが、それさえ慣れれば、チョウの姿を見たら、すぐ電源をONにするなど対応もできる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
191031_012.jpg 12. ヤマトシジミ♀低温期型 -4
ヤマトシジミは都市部で最もよく見られるシジミチョウで数も多い。かっては秋田県男鹿半島と岩手県中部沿岸が北限とされていたというが、分布を北へ広げ、2000年以降、青森県南西部で発生を続け、2010年代には青森県太平洋沿岸や、陸奥湾沿岸でも定着が確認されたそうだ。(工藤誠也著「美しい日本の蝶図鑑」)

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
191031_013.jpg 13.紅葉がはじまったサクラ
帷子川に枝を伸ばし、川辺に植えられたサクラの中で、毎年最初に花を咲かせるこのサクラの木は、早くも紅葉し始めていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 70mm ISO100 ) 露出補正 なし
191031_014.jpg 14.ヤマトシジミ交尾 -2
最初の写真から25分経っている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO100 ) 露出補正 なし
191031_015.jpg 15.ヤマトシジミ交尾 -3
カントウヨメナの白い花に、ヒャクニチソウらしきピンクの花が咲いているが、その下に地面を覆うように、ヤマトシジミの食草であるカタバミが自生している。ハート型をした3枚が集まって柄に付く葉が確認できる。黄色い小さな花が5月~10月に咲くが、もう花は咲いていなかった。カタバミの葉はよく家紋に用いられる。武家の間では強い繁殖力のあるカタバミのように、家がいつまでも絶えず続いていくという願いを込めて家紋によく使われ、日本の五大家紋の一つとなっているそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 60mm ISO100 ) 露出補正 なし
191031_016.jpg 16.ヤマトシジミ♀低温期型 -5
最後にもう一枚ブルーの発達した顕著な低温期型の♀を撮って終わりにした。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO200 ) 露出補正 なし


2019年1月 6日

大晦日と三が日 2018年から2019年へ

12月27日にあった忘年ゴルフで、今年のイベントはすべて終了した。
 年賀状は25日に投函を済ませた。一年間の「やりっぱなし」のツケで、散らかされていたカメラ関係の資材や、パソコンの参考書、そして、夏物、冬物がゴッチャ混ぜになった衣料の整理もしておかないといけない。家事は棚の上など高いところの埃払いを私がすることになるが、たいしたことはしなかった。
 大晦日は気温は低かったが、良い天気だった。帷子川に来ているだろう水鳥を見に行く。オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロが来ていた。
 元旦は、娘たちの家で、娘の主人の父親を招いて、家族の新年会だった。
 2日は、私の家内の父親の命日なので、例年通り八王子へ墓参りに行く。以前は10人以上が集まったが、母親と家内の兄たち3人が他界してしまったので、寂しくなった。
 遅くなってしまったが、3日は、氏神さまの神明社と橘樹神社に初詣に行った。午後は3時半ごろになって冷たい風の吹くなか横浜の大桟橋へ、夕焼けのみなとみらいを撮ろうと出かけた。天気は良かったのだが、きれいな夕焼けは見られなかった。これはまた別編で。
 今年の三が日は風もあって寒かったが、良い天気だった。今年も元気に過ごしたいと思う。

1.オナガガモ 大晦日
帷子川にはいつも真っ先に姿を現すオナガガモだが、今年も渡ってきていた。真ん中にいるのが♀でその周りの3頭は♂だ。♂の尾が長いのでオナガガモという和名がある。ポケットに入れて持ち歩く小さなカメラがなかったので、暮れにCanon PowerShot SX620 HSを購入したが、その望遠端である35㎜版換算625mmで撮影。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.6 1/320秒 112mm ISO320 ) 露出補正 なし
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2.ホシハジロ♀ 大晦日
日本には越冬のために飛来するが繁殖はしない。♂より♀のほうが落ち着いた毛色をしている。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.6 1/500秒 112mm ISO400 ) 露出補正 なし
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3.ホシハジロ♂ 大晦日
ホシハジロは10月に入ると日本への飛来が始まるという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO400 ) 露出補正 なし
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4.オナガガモの雌雄 大晦日
オナガガモの♂と♀のペアだが、夫婦かどうかは分からない。川面の波紋がきれいだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 94mm ISO1000 ) 露出補正 なし
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5.キンクロハジロ♂ 大晦日
キンクロハジロもおなじみだ。星川の辺りではオナガガモが最も上流側にいることが多く、キンクロハジロは天王町に近いほうに群れている。初列風切の上面には白い斑紋が入り、和名ハジロの由来になっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 164mm ISO320 ) 露出補正 なし
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6.オナガガモの群れ 大晦日
オナガガモが8頭、同じ方向に向かって泳いでいた。♀が3頭いる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 45mm ISO250 ) 露出補正 なし
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7.帷子川の冬鳥 大晦日
天王町寄りの古町橋まで行って、戻って上流に向かって歩く。これは愛染橋の上から撮った。向こうに見えるのは常盤橋だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 13mm ISO100 ) 露出補正 なし
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8.使われなくなった線路 -1 大晦日
相鉄線は昨年の11月24日から上り線も高架線に移り、これで上下線とも高架を走ることになった。踏切はなくなって、車は一時停止しないで通過する。工事はまだ完了しておらず、あと、2年ほどかかるようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
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9.使われなくなった線路 -2 大晦日
これは新しく使われるようになった天王町方面への高架線。天王町駅は以前から高架駅になっているが、現在その駅の改修が行われている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 13mm ISO100 ) 露出補正 なし
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10.上り電車 大晦日
常盤橋付近を走る上り横浜行き電車。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 64mm ISO100 ) 露出補正 なし
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11.星川駅高架ホーム 元旦
昨年、11月24日始発から使用されるようになった星川駅上り線ホーム。元旦は星川から相鉄線に乗り、大和で小田急線に乗り換えて新百合ヶ丘へ行った。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/400秒 9mm ISO80 ) 露出補正 なし
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12.小田急線新百合ヶ丘駅ロータリー 元旦
娘たちの家で家族の新年会を終え、気持ちよい風に吹かれながら新百合ヶ丘駅まで歩いてきた。小田急線の改札は2階にあり、下はバスターミナルのあるロータリーになっている。昨年12月にポケットに入れて持ち歩くために購入したコンパクトカメラは、光量が多い時は良いが、暗いとやはり手振れする。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/20秒 6mm ISO1250 ) 露出補正 なし
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13.八王子 大乗寺 1月2日
1月2日に家内の両親や兄たちが眠る八王子の大乗寺へ墓参りに行くのは、もう40年近く続いているのではなかろうか。だんだんと墓参りをする人たちが少なくなって行くのが寂しい。この大乗寺は天正5年(1577年)、小石川本郷駒込に創建された日蓮宗の寺である。太平洋戦争末期の昭和20年(1945年)、東京大空襲による無差別爆撃で焼失した。昭和49年(1974年)に現在地に移転した。 この本堂の屋根瓦の主なものは、小石川にあったものだそうだ。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 7mm ISO80 ) 露出補正 なし
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14.八王子 大乗寺方丈の屋根 1月2日
今までお参りにきても屋根には関心がなかったが、あらためて見てなかなか立派だなと思った。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/800秒 9mm ISO80 ) 露出補正 なし
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15.小海老のから揚げ 1月2日
八王子の墓参りの後、築地へ出て寿司屋で食事をした。寿司の前に酒のあてに「小海老のから揚げ」というのを注文してみた。これがふっくらとしていて旨かった。一匹つまんで、マットの上に取り出して撮った。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/300秒 6mm ISO160 ) 露出補正 なし
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16.波除神社 -1 1月2日
食後、場外市場を歩いてみたが、ほとんどの店は閉まっていた。波除神社にお参りする。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/40秒 8mm ISO250 ) 露出補正 なし
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17.波除神社 -2 1月2日
神社の前の立札に書かれた由緒によれば、波除神社の創建は万治年間(1658-1661)とされている。wikipediaによれば、 江戸時代の明暦の大火後、当時はまだ江戸湾が入り込んでいた築地の埋め立て工事が行われたが、荒波の影響で工事は難航した。その最中のある晩、光を放ち海面を漂う御神体が見つかり、万治2年(1659年)、現在地に社殿を建て祀った。その後、波が収まり工事が順調に進んだことから、「波除稲荷」と尊称して厄除けなどに信仰を集めることとなったという。参拝者は茅の輪をくぐって社殿で2礼、2拍、1礼。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/20秒 12mm ISO1250 ) 露出補正 なし
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18.ベニーリの丘 1月3日
野村不動産の横浜ビジネスパークを通って、神明社へ向かう。ここは横浜ビジネスパークの中央にある「ベニーリの丘」に造られた池だ。水面に周囲の建物が映り込んでいた。クリスマスなどにはイルミネーションが輝き、ライトアップされる。

HTC HTV31 20.2 Mega Pixels
オートで撮影 ( f2.2 1/120秒 5mm ISO80 ) 露出補正 なし
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19.保土ヶ谷神明社 1月3日
神奈川県神社庁の献幣使参向神社となっており、横浜市内では最も由緒の古い神社の一つとされる。私たちがこの地へ移り住んできて以来、勝手にに氏神さまとさせていただいているが、もともとは、氏という字のように、氏族にとって縁の深い神社や、親神を祀った神社という意味だった。しかし次第に、今住む地域を守る神を「氏神さま」と呼ぶようになっていったようである。 「氏神さまは、あなたが住む地域を守ってくださっている神様のことです。」ということで、橘樹神社と併せて氏神さまになっていただいて、毎年感謝のお参りをしている。

HTC HTV31 20.2 Mega Pixels
オートで撮影 ( f2.2 1/457秒 5mm ISO50 ) 露出補正 なし
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2018年3月28日

桜が咲いた 帷子川散歩 3月24日

横浜では例年より7日も早い、3月19日に桜が開花した。しかし、2日後の3月21日には、昼前から雪が降り始め10cmほど積もる。また、寒くなるのかなと思っていたところ、その後は順調に気温も上がり、その週末には桜の見ごろを迎えるという。
 3月10日に、長年放置していた右足裏側の親指の付け根にあったイボだかタコだかの切開手術を形成外科で受けた。切片を見せてもらったが、自分で思っているより大きかった。歩くときに力が入るところで、体重を乗せて縫合した傷が開いてはいけないと言われ、かばって歩くので、歩き難くかった。3月23日に抜糸をしたが、まだ右足は不自由である。幸い痛みは緩解したので、近所の帷子川沿いに散歩に出かけた。

1.バス通りの桜並木
帷子川に並行している保土ヶ谷車庫へ向かうバス通りには、そこにマンションが建った時に桜並木ができたが、まだその桜の木は若い。5分咲きというところか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f3.5 1/500秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.暖かい日差し
バス通りの桜並木には暖かい日の光がふりそそいでた。バスも、バイクも、自転車も、歩く人も軽やかに見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.相鉄線と桜
帷子川の対岸、相鉄線の高架線の下に、少しピンクがかった桜の花が満開になっていた。エドヒガン系の桜だろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 84mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.マガモの夫婦
冬の間、帷子川にいたオナガガモや、キンクロハジロはすでにどこかへ行ってしまったが、 青首鴨とも呼ばれるマガモは、まだ残っていた。RX10Ⅳの最低シャッタースピードを1/500秒に設定してある。開放で1/500秒より光量が少ないときはISO感度が上がる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 84mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.相鉄下り高架線
YBP(横浜ビジネスパーク・野村)のビルを背景に、上り線に先駆けて高架線で運行されている下り線を新型車両が通過していった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.相鉄線新型車両(20000系)
今年、相鉄グループは101年目を迎えるが、2月11日に9年ぶりとなる新型車両が登場した。山口県の(株)日立製作所笠戸で新造されたその新型車両はJR山陽本線下松駅から機関車に牽引されてきた。2022年には相鉄・東急直通線の車両としても運用される予定だそうだ。最近流行りの乗用車のような顔をしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 55mm ISO160 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.満開の桜
このエドヒガン系と思われる桜は満開だった。葉も出てきている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 217mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.橘樹神社
欠かさず初詣にはお参りしている橘樹神社へ寄ってみた。境内には桜の木が1本あったが、写真には撮りにくい。橘樹神社では、毎月第4土曜日には、リサイクル運動市民の会により境内で、天王町シルクロードアンティークバザールという催しが開催されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 12mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.並べられた骨董品
橘樹神社本殿の前にも売り物の骨董品が並べられていた。掘り出し物はあるのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f3.5 1/500秒 21mm ISO100 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。