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2015年11月 3日

セイタカアワダチソウとキタテハ秋型 新横浜公園 10月19日

10月29日にオープンした「ららぽーと海老名」のことを先にアップしたので、前後してしまった。

10月19日、この日は晴れて気温も上がるという。久しぶりに新横浜公園へ行ってみようと思った。一昨年は、8月に迷蝶としてカバマダラが1頭が飛来し、このあたりに生育する食草のガガイモに産卵、9月から10月には、その第二化がここで発生したということが話題となった。私も最後の最後に1頭(多分第3化)をカメラに収めることができた。昨年、今年はそのような話は聞かない。

新横浜公園には、そのカバマダラが好んで吸蜜していたフジバカマが育てられている。そこには、ヒメアカタテハ、アカタテハ、キタテハも集まってきていた。今日はこのヒメアカタテハを撮りたかった。今年はヒメアカタテハを舞岡公園で全く見なかったし、ほかでもほとんど見ていない。しかし行ってみたところ、そのフジバカマはまだ蕾が多く、十分に咲いていない。もちろん蝶の姿もない。

そこで、まっ黄色に咲いているセイタカワダチソウに蝶を探してみた。いたのはキタテハの秋型だ。それはそれでセイタカワダチソウの黄色に良く似合う。しばらくは夢中になって撮影した。
 しかし、イチモンジセセリ、ウラナミシジミが飛んでいるが、ヒメアカタテハ​やアカタテハは姿を見せない。ヒメアカタテハはどうなってしまうのだろうか? ちょっと心配になる。
 セイタカワダチソウには、何種類かのハナブがいた。意識して見ていると興味が湧いてきた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.キタテハ秋型 -1 開翅
フジバカマの花はまだ咲いていない。新横浜公園には野球場をはじめ第一運動広場、第二運動広場、球技場と広々としたグランドがあり、その周りにジョギングのコースが設けられている。北西の一番奥が野球場だがその近くにフジバカマは植えられている。フジバカマは諦めて、ジョギングコースと野球場の間に咲くセイタカアワダチソウを見に行った。キタテハのきれいな秋型が飛び出した。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.キタテハ秋型 -2
キタテハは関東では年3回発生するが、9月以降に発生する個体は、夏に生まれてくる成虫に比べ、翅表の色は赤褐色、裏面は案褐色になり、たくましく見える。前翅外縁の凸凹は夏型より大きくなる。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.キタテハ秋型 -3
秋型の色の濃さは個体により差はあるようだ。これは♂と思う。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.キタテハ秋型 -4
3.と同じ個体が翅を開いてくれた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.キタテハ秋型 -5
色の濃い個体はひょっとしてシータテハ?と思わせることがある。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.キタテハ秋型 -6
P610の広角側で下から仰いで撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/1600秒 4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.キタテハ秋型 -7
これは♀のように見える。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/640秒 81mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 8.イチモンジセセリ -1
これだけ花がいっぱいあるとどの花から吸蜜しようかと迷うだろう。蝶にとっては幸せな季節である。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.イチモンジセセリ -2
長い口吻を伸ばして吸蜜している。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.イチモンジセセリ -3
再びフジバカマがある花壇の方へ行ってみた。吸蜜中の♀に♂がアプローチをしている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/200秒 81mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.ウラナミシジミ
秋になるとみられる蝶のひとつにウラナミシジミがある。でも、そろそろ擦れてきているが。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.ウラナミシジミ♂ 半開翅
俊敏に飛ぶ。この蝶は暖地系の蝶だ。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.ウラナミシジミ♂ 開翅
破れてはいないが、大分擦れた個体だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/320秒 236mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.モンキチョウ♀
モンキチョウは春一番から、秋の遅くまで元気に飛んでいる。意外と敏感でレンズを近づけていくとサッと飛び立つことが多い。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/800秒 236mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 15.キゴシハナアブ
先日、妻籠宿を歩いていた時に、民家のクロホオズキの花に吸蜜に来ていたハナアブがきれいだったことから、ハナアブに興味を持った。セイタカアワダチソウの花に何種類かのハナアブがいた。ハナアブには全く素人なので、撮ってきた写真をインターネットのハナアブ図鑑 などで調べた。これはキゴシハナアブのようだ。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.オオハナアブ
セイタカアワダチソウの花の周りを飛んでいるハナアブの中では大きいほうだ。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.ナミハナアブ
これは単にハナアブとも呼ばれる。後脚に花粉団子を付けている。ひと昔前、セイタカアワダチソウが花粉症の原因と言われひと騒動あった。 一部マスコミが取り上げ、机上の学者が認めた為、皆が信じ込んでしまったが、フィールド学者が杉の様な風媒花では無く、虫媒花である事を指摘し、騒ぎは収まったという。セイタカアワダチソウとブタクサとが混同されることもあるようだ。ブタクサとは違う種である。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.オオバン
新横浜公園の野球場と鶴見川の間にある池にくちばしと額が白い、黒い鳥が10数羽いた。n-shuhei さんにオオバンであると教えていただいた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5​ ​4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/250秒 258mm ISO100 ) 露出補正 なし


2014年10月21日

保土ヶ谷公園を散歩 10月10日・16日


 今朝も新横浜公園のホームページを見たが、10月6日の台風18号による大雨の被害はまだ復旧せず、閉鎖されたままだった。また、来週早々には19号が関東を狙っている。しばらく新横浜公園のフジバカマに集まる蝶は撮れないかもしれない。

  この日も天気が良いので、散歩がてら保土ヶ谷公園へ行った。人が少なかったので、のんびりと歩いてきたが、蝶の数は少ない。ナガサキアゲハが飛んでいたが、吸蜜してくれるような花もなく、撮ることができなかった。

 16日にも保土ヶ谷公園へ行った。この日は、いつもと違う道を通って、直接「花と緑の広場ゾーン」の下に出ようと思ったが、杉山神社への坂道を上がってしまっていた。

セイタカアワダチソウとベニシジミ;クリックすると大きな写真になります。 1.セイタカアワダチソウとベニシジミ
公園のの縁にはセイタカアワダチソウが咲いている。ちょっと離れた高いところに咲く花に動くものが見えた。花の裏からベニシジミが出てきた。飛び道具が活きる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/300秒 185mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
ホワイト・ブッドレアとツマグロヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 2.ホワイト・ブッドレアとツマグロヒョウモン
ホワイト・ブッドレアはまだ、咲いていた。9月15日に来たときは、この花にミドリヒョウモンが来ていた。3週間も咲いている。ツマグロヒョウモンは新鮮な個体だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/500秒 89mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
ツマグロヒョウモン開翅;クリックすると大きな写真になります。 3.ツマグロヒョウモン開翅
良い角度で撮れたのだが、残念ながら蝶との間に何かが重なってしまった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/340秒 89mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
パート・カラー;クリックすると大きな写真になります。 4.パート・カラー
HS50に特定の色だけを残し、残りをモノクロにするという機能がある。残す色をオレンジにして、ツマグロヒョウモンを撮ってみた。表翅を撮るチャンスがなかったのが残念。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/550秒 89mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
整備された公園;クリックすると大きな写真になります。 5.整備された公園
保土ヶ谷公園には、甲子園の神奈川県予選を行う保土ヶ谷球場や、ラグビー場、サッカー場の運動施設や、かながわアートホール、噴水などがある。バス通りを挟んで反対側に梅園やテニスコートがあり、その下に、「森とせせらぎゾーン」「花と緑の広場ゾーン」が整備されている。来年は、もっとよくなるのではと期待している。写真は「森とせせらぎゾーン」の上から、「花と緑の広場ゾーン」を眺めたところ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/950秒 12mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
ハナミズキの実;クリックすると大きな写真になります。 6.ハナミズキの実
木々に実のなる季節である。ハナミズキの実は不味いそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/350秒 33mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
ゴンズイの実;クリックすると大きな写真になります。 7.ゴンズイの実
今まであまり見ることがなかった。実はミカンの房のような袋に包まれている。秋に赤く熟して裂け、中には黒い光沢のある種子がある。ゴンズイという魚がいるが、植物のゴンズイ(別名クロハゼ)は、その樹皮の模様が、魚のゴンズイに似ている、あるいは役に立たないところが似ている、などその名のついた魚との関係がありそうだと言われている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/250秒 33mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
1本脚のアオサギ;クリックすると大きな写真になります。 8.1本脚のアオサギ
帷子川の相鉄線の星川駅のところにかかっている橋のひとつ上流にかかる橋(ほしかわ橋)の上から下流を眺めると、右岸にアオサギが片足で立っていた。なぜ鳥は片足で立つのだろうか。体温保持のためらしい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/210秒 167mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
秋型キタテハ;クリックすると大きな写真になります。 9.秋型キタテハ
16日にも保土ヶ谷公園へ行ったが、いつもと違う杉山神社への坂道を上がっていくと、小さな公園があった。キバナコスモスが咲いていたので、何かいないかと目を凝らすと、ウラナミシジミ、ヤマトシジミが飛んでいる。撮影チャンスがないまま、先へ行こうと思ったとき、今年初めて撮る秋型キタテハが飛んできた。このキタテハは羽化の時、右前翅の先が伸びきれなかったようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/900秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
フヨウの花;クリックすると大きな写真になります。 10.フヨウの花
公園から杉山神社へ行く道にフヨウの花が咲いていた。いっぱい蕾を付けている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.4 1/900秒 16mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
杉山神社;クリックすると大きな写真になります。 11.杉山神社
星川杉山神社の祭神は、賢く、勇敢で力が強く、さらに容姿端麗であったといわれる伝説の英雄、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)といわれる。杉山神社が文献にあらわれるのは約千年前、平安の時代にさかのぼるとのこと。杉山神社という名称の神社は古くから複数があり、江戸時代に書かれた『武蔵国風土記』には、当時の武蔵国に杉山神を奉斎するお社が72社あったことが記されているそうだ。平成16年には神社の裏手より、縄文時代から弥生時代にかけてのものと思われる遺跡も発見されているという。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/900秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
保土ヶ谷公園の緑;クリックすると大きな写真になります。 12.保土ヶ谷公園の緑
ここは、公園の噴水のある広場からバス通りを挟んで反対側にある憩いの場だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/850秒 6mm ISO200 ) 露出補正 -1.0段
クロアゲハ♂;クリックすると大きな写真になります。 13.クロアゲハ♂
この日もホワイト・ブッドレアが咲くところへ行ってみた。黒いアゲハがふわふわと花に絡んでいた。ナガサキアゲハかと思い駆け寄ったが、クロアゲハの♂だった。だいぶ破損している。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.4 1/850秒 124mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
チャバネセセリ;クリックすると大きな写真になります。 14.チャバネセセリ
「花と緑の広場ゾーン」からの帰り道は、下校する横浜市立桜丘高校の生徒さんたちと一緒に、星川駅への道を歩いた。なだらかな下り坂だけど、遠かった。アザミの花で比較的新鮮なチャバネセセリが吸蜜していた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/900秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段


2014年10月18日

秋! 舞岡公園 10月7日


  台風18号が10月6日の午前中に関東に上陸し、横浜でも強い雨が降った。 翌7日は台風一過、良い天気になったので、新横浜公園に咲くフジバカマに集まる蝶たちを撮ろうと思っていた。しかし、そういえば昨年、カバマダラを狙って新横浜公園に出かけたが、この時も伊豆大島に大きな被害をもたらした台風26号に伴う雨で、ここ新横浜公園は冠水し、閉鎖されていた。もしやと思い、インターネットで新横浜公園のホームページを開いてみたところ、案の定、閉鎖になっていた。

  そこで、この日は再び舞岡公園へ行くことにした。
  台風一過というものの、雲がでて、やや肌寒い。しかし、公園は秋の収穫のシーズンで、引率の先生に連れられて、小学生が大勢来ていた。田んぼに入り、稲刈りをしている。クサギやカラタチも実を付けていた。

  蝶の数は少なかった。先月末に行ったときに多く見られたオオウラギンスジヒョウモン、ミドリヒョウモンは姿を見せない。アカボシゴマダラ、ウラナミシジミは多くなっている。キタテハの秋型はまだのようで、ヒメアカタテハも見ることができなかった。

遊歩道のヒカゲチョウ;クリックすると大きな写真になります。 1.遊歩道のヒカゲチョウ
前回も同じところで写真を撮ったと思う。この時期、ここでは必ず、ヒカゲチョウが飛び出す。今日は気温が低く、ヒカゲチョウの飛び方も活発ではない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/160秒 4.4mm ISO320 ) 露出補正 なし
ヒヨドリバナとイチモンジセセリ;クリックすると大きな写真になります。 2.ヒヨドリバナとイチモンジセセリ
イチモンジセセリは多くなっている。と同時に、擦れた個体が多くなってきた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/750秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
アカボシゴマダラ -1;クリックすると大きな写真になります。 3.アカボシゴマダラ -1
小谷戸の里まできて、ふと、近くにある木を見るとアカボシゴマダラが翅を休めていた。寒いのかじっとしている。止まっている木はエノキのようにも見えるのだが。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO220 ) 露出補正 なし
アカボシゴマダラ -2 HS50;クリックすると大きな写真になります。 4.アカボシゴマダラ -2 HS50
今度はアカボシゴマダラが3.の写真と同じくらいの大きさになるようにHS50で撮ってみた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/160秒 46mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
アカボシゴマダラ -3 HS50;クリックすると大きな写真になります。 5.アカボシゴマダラ -3 HS50
同じ状況で、HS50を望遠側にして撮る。バックのボケもきれいだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 160mm ISO160 ) 露出補正 -1.0段
141016_006.jpg 6.水車
小谷戸の里から出てくると、水車の音が聞こえる。普段は動いていない水車が動いていた。私も10年間舞岡公園に通っているが、動いている水車を見るのは初めてだった。水車の直径は3mある。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 20mm ISO6400 ) 露出補正 なし
水車小屋の中;クリックすると大きな写真になります。 7.水車小屋の中
この日は、閉まっている時しか見たことのない水車小屋の扉が開けられていて、中の仕組みを見せていた。近づくと説明担当のご婦人が、いろいろと説明をしてくださった。小川の水量が少ないため、いったんため池に水を上げて、そこから落として水車を回しているとのこと。中の仕組みは木の色からしてそう古くはない思ったが、それでも設置してから約20年たっていると話してくれた。米が杵で搗かれていた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/30秒 18mm ISO6400 ) 露出補正 なし
古民家の前で説明を聞く小学生;クリックすると大きな写真になります。 8.古民家の前で説明を聞く小学生
園内は稲刈りを体験したり、古民家で当時の生活の説明を聞いたりする小学生のグループで溢れていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/480秒 7mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
クサギの実;クリックすると大きな写真になります。 9.クサギの実
8月の終わりにモンキアゲハやカラスアゲハが吸蜜に集まっていたクサギの花も落ち、実がなっていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/160秒 32mm ISO320 ) 露出補正 -0.7段
ウラナミシジミ♀;クリックすると大きな写真になります。 10.ウラナミシジミ♀
今年初めて撮るウラナミシジミ。谷戸のあぜ道に咲く小さな花、アキノウナギツカミ(ミゾソバかもしれない)で吸蜜する。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO280 ) 露出補正 なし
ウラナミシジミ 裏面 -1;クリックすると大きな写真になります。 11.ウラナミシジミ 裏面 -1
こんな小さな花に蜜などあるのかと思うが、ここにいた数頭のウラナミシジミは、アキノウナギツカミで吸蜜していた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/170秒 39mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
セイタカアワダチソウとイチモンジセセリ;クリックすると大きな写真になります。 12.セイタカアワダチソウとイチモンジセセリ
セイタカアワダチソウの黄色が目立つ季節になっていた。イチモンジセセリやキタテハの秋型がこの花を好む。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/220秒 155mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
ヒメジャノメ;クリックすると大きな写真になります。 13.ヒメジャノメ
大分擦れてしまっていたが、開翅してくれた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/320秒 185mm ISO500 ) 露出補正 -0.7段
さくらなみ池のカルガモ;クリックすると大きな写真になります。 14.さくらなみ池のカルガモ
カルガモが5羽ほど、さくらなみ池を泳いでいた。カルガモは8月~9月に羽毛が生え変わる。とてもきれいだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/800秒 185mm ISO400 ) 露出補正 -0.7段
ウラナミシジミ♂ -1;クリックすると大きな写真になります。 15.ウラナミシジミ♂ -1
コセンダングサでもウラナミシジミが吸蜜していた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 185mm ISO125 ) 露出補正 -0.7段
ウラナミシジミ♂ -2;クリックすると大きな写真になります。 16.ウラナミシジミ♂ -2
この角度で撮ると表翅の金属光沢のブルーが際立つ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/210秒 115mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
アザミに来たイチモンジセセリ;クリックすると大きな写真になります。 17.アザミに来たイチモンジセセリ
この時期、舞岡公園に飛ぶセセリチョウはイチモンジセセリだけのようだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO2200 ) 露出補正 なし
カラタチの実;クリックすると大きな写真になります。 18.カラタチの実
アゲハの食草であるカラタチは、ミカン科の植物。ミカンより少し小さい丸い実を付ける。果実には種が多く、また酸味と苦味が強いため食用にならないそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/320秒 103mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
ヒカゲチョウ;クリックすると大きな写真になります。 19.ヒカゲチョウ
ヒカゲチョウは時として活発に、敏速に飛び回るが、この日は気温が低いためか、ひらひらと飛んできて、止まった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/220秒 61mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
吸水するアカボシゴマダラ;クリックすると大きな写真になります。 20.吸水するアカボシゴマダラ
狐久保の方への道をしばらく行くと、アカボシゴマダラが目の前の下りてきて、吸水を始めた。D5300のライブ・ビューで撮ってみた。比較的上手くピントが合わせられたと思う。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 95mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウラナミシジミ♀ 開翅;クリックすると大きな写真になります。 21.ウラナミシジミ♀ 開翅
開翅しているウラナミシジミを上から撮った。♀の縁どりのあるブルーも渋い。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/400秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウラナミシジミ 裏面 -2;クリックすると大きな写真になります。 22.ウラナミシジミ 裏面 -2
きれいな個体だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/850秒 133mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
イチモンジセセリの交尾;クリックすると大きな写真になります。 23.イチモンジセセリの交尾
刈り取った稲の整理作業が行われている脇の木道で、イチモンジセセリが交尾をしていた。初めて見るシーンである。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/850秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
ウラギンシジミ♂;クリックすると大きな写真になります。 24.ウラギンシジミ♂
今秋はまだウラギンシジミの良い写真が撮れていない。9月29日に来たときに、数頭のウラギンシジミがテリトリーを張っていたのと同じところで、この日もその飛翔が見られた。しばらく待つとやっと撮れそうなところに止まってくれたが、それでも蝶までの距離は遠い。飛び道具を使っても精いっぱいだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/210秒 185mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段

2014年5月26日

日産スタヂアム フリー・マーケット と 新横浜公園 5月11日


 娘の勤務先の友人のお誘いで、ここ2~3回、続けて横浜日産スタヂアムで開催される大がかりなフリー・マーケットに出店している。かみさんはみんなのお弁当を作って届けている。幸い、好評のようだ。今回はマイカーで会場までそのお弁当を運んだ。フリー・マーケットのフリーは"自由"ではなく、"蚤"だそうで、言ってみれば蚤の市である。日産スタヂアムの周囲を取り囲むように車を乗り入れて出店し、その数はとても多く、想像以上だった。あちこち見て歩いたが、衣料品などは1品100円で売られているところが多い。飲食店も数多く出ていて、家族ずれの来場者でにぎわっていた。
  しばらく娘たちが出店したところにいたが、予定通り、私は途中で抜け出して、隣の新横浜公園へ回った。何か蝶はいないかと歩いてみたが、蝶の姿はほとんど見ない。昨秋、カバマダラがいたあたりへ行ったところ、栽培された花でアカタテハが吸蜜していた。新横浜公園は鶴見川流域総合治水対策として鶴見川多目的遊水地を兼ねている。鶴見川の増水時には治水施設である遊水地となる。そのため、周囲には土手があるが、その土手にツメクサやハルジオンが多く咲いていて、モンキチョウが飛び回っていた。
 1時間ほど新横浜公園を歩いて、再びフリー・マーケットに戻った。まだまだ、人出は多く、娘たちの店も結構繁盛しているようだ。私は椅子を与えられて、かみさん手製の弁当を食べた。

1.フリー・マーケット会場
フリー・マーケットは日産スタジアムのほぼ全周にわたっている。娘たちは、スタジアムへのメインの入り口となる東ゲートに陣取っていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/800秒 5.2mm ISO100 ) 露出補正 なし
フリー・マーケット会場;クリックすると大きな写真になります。
2.いろいろな商品
娘の友人が出品していた"ぬいぐるみ"に子供たちが興味深々。出品者に聞いてみたら、ゲームセンターなどにあるUFOキャッチャーなどのクレーン・ゲームでつり上げてゲットしたプライズだそうだ。元手がいくらかかっていることやら。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/850秒 9.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
いろいろな商品;クリックすると大きな写真になります。
3.値段の交渉
出品者は不要になったものを店に並べる。お客さんは気に入ったものがあると、値段の交渉に入る。リサイクル・ショップだ。そのやり取りが楽しいらしい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/900秒 11.9mm ISO400 ) 露出補正 なし
値段の交渉;クリックすると大きな写真になります。
4.東ゲート階段下
東ゲートへ上がる階段の手前は広くなっている。ここのも多くの店が出ている。飲食店もにぎわっていくるころだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/680秒 20.1mm ISO100 ) 露出補正 なし
東ゲート階段下;クリックすると大きな写真になります。
5.アカバナユウゲショウ
11時半、フリー・マーケット会場を離れ、お隣の新横浜公園へ行く。さすが日曜日なので人が多い。テニスをする人、ローラー・ボードを楽しむ若者、ドッグランで愛犬を遊ばせるご夫婦などなど、にぎやかだ。新横浜公園の奥に流れる鶴見川のほうへ歩く。道端に小さなかわいい花が咲いていた。家に戻って調べてみると、アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)というらしい。和名の由来は午後遅くに開花して、艶っぽい花色を持つことからとされるが、実際には昼間でも開花している。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/850秒 10.1mm ISO100 ) 露出補正 なし
アカバナユウゲショウ;クリックすると大きな写真になります。
6.ニワゼキショウ
アカバナユウゲショウと同じところに咲いていた。名前がわからなかったが、n-shuhei さんのブログで解った。漢字では庭石菖と描く。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/640秒 16.7mm ISO100 ) 露出補正 なし
ニワゼキショウ;クリックすると大きな写真になります。
7.アカタテハ
昨秋、フジバカマが咲いていて、カバマダラが来ていたところへ行ってみた。栽培されたセキチクと思われる花にアカタテハが来ていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/850秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
アカタテハ;クリックすると大きな写真になります。
8.モンキチョウ
フジバカマが咲いていた後ろは鶴見川多目的遊水地としての堤防の土手になっている。ツメクサが咲き、ハルジオンも咲いていた。このモンキチョウは黄色いが♀のように見える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/420秒 76.5mm ISO100 ) 露出補正 なし
モンキチョウ;クリックすると大きな写真になります。
9.モンキチョウ♂
ハルジオンが咲き、ツメクサが咲く土手の草原で。この日の蝶は、このモンキチョウとアカタテハ以外はヤマトシジミくらいしか見られなかった。こんなに良い天気なのに。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/900秒 8.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
モンキチョウ♂;クリックすると大きな写真になります。
10.ヘラオオバコ
漢字では箆大葉子と書く。鶴見川の堤にたくさん咲いていた。背の高いつくしのようだ。ヨーロッパ原産の雑草で、日本では帰化植物で穂には小さな花が密生しており、下から上へと次々に咲き上がっていくという。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/900秒 9.2mm ISO100 ) 露出補正 なし
ヘラオオバコ;クリックすると大きな写真になります。
11.鶴見川の堤防から日産スタヂアムを望む
堤防の上から新横浜公園、そしてその向こうに日産スタヂアムを望む。この中が鶴見川流域総合治水対策として鶴見川多目的遊水地を兼ねる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/850秒 4.5mm ISO100 ) 露出補正 なし
鶴見川の堤防から日産スタヂアムを望む;クリックすると大きな写真になります。
12.再びフリー・マーケット会場へ
時間は1時20分前。食べ物、飲み物の模擬店も繁盛していた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F8.0 1/850秒 20.8mm ISO200 ) 露出補正 なし
再びフリー・マーケット会場へ;クリックすると大きな写真になります。
13.日韓ワールドカップ
2002 FIFA World Cup では、ここ日産スタヂアムで決勝のドイツ-ブラジル戦が行われた。東ゲートにはその記念モニュメントがあった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F8.0 1/1100秒 4.6mm ISO400 ) 露出補正 なし
日韓ワールドカップ;クリックすると大きな写真になります。
14.噴水で水遊び
この日は良い天気で気温も上がった。東ゲート下に噴水が出るところがあるが、子供たちが楽しそうにはしゃいでいた。まだまだフリー・マーケットは続くが、私たちはごご2時過ぎに娘たちを残して引き揚げた。さて、どれくらいの売り上げがあったのやら?

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.4 1/800秒 59.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
噴水で水遊び;クリックすると大きな写真になります。


2013年11月16日

カバマダラ追伸 10月31日


 この日、小机城跡から新横浜公園に着いたのは11時半だった。それから、午後1時頃まで、おおよそ1時間半、フジバカマの咲くところで、1頭のカバマダラをモデルにして撮り続けた。このカバマダラは時折柵を超えて向こう側へ行き、しばらく戻ってこないこともあったが、また、フジバカマに戻ってくる。
 蛹を見せてくださった新横浜町内会のかたの話によれば、8月に迷蝶として、1頭?のカバマダラが飛来し、このあたりに生育する食草のガガイモに産卵、9月から10月には、その第二化が羽化したそうだ。台風26号が来襲する前までは多くの成虫が飛んでいたという。そのころには「横浜市にカバマダラが発生」と話題になって、多くの人が集まるようになった。今日いたカバマダラは、第3化だとのこと。見せてもらった蛹も何日か後には羽化するだろうとの話だった。
 せっかく撮れたので、もう少しカバマダラの写真を載せておきたい。

カバマダラ -1;クリックすると大きな写真になります。 20.カバマダラ -1
シャープに撮れたと思う。マダラチョウ科特有の頭から胸にかけての白の斑点が鮮やかだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/350秒 82.4mm〈Equiv.135≑447mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
カバマダラ -2;クリックすると大きな写真になります。 21.カバマダラ -2
陽の光を翅いっぱいに浴びて吸蜜している。右後翅縁が少し傷んでいるが、この1頭しかいないのだから贅沢は言えない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/278秒 82.4mm〈Equiv.135≑447mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
カバマダラ -3;クリックすると大きな写真になります。 22.カバマダラ -3
手前のフジバカマの花に隠れてしまい翅が見えない。おかげで、顔が強調された写真となった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/250秒 79.4mm〈Equiv.135≑431mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
カバマダラ -4;クリックすると大きな写真になります。 23.カバマダラ -4
じっと待っていると、翅が見えるところまで移動してきた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/276秒 79.4mm〈Equiv.135≑431mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
カバマダラ -5 24.カバマダラ -5
やっと近くへ来てくれたと思ったら、道路わきの下の方にある花に止まった。レンズを広角側にして、モニターで見ながら下から撮る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/949秒 4.4mm〈Equiv.135≑24mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
カバマダラ -6;クリックすると大きな写真になります。 25.カバマダラ -6
今度はまた離れたところへ飛んでいき、フジバカマの花にぶら下がった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/465秒 106.8mm〈Equiv.135≑582mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
カバマダラ -7;クリックすると大きな写真になります。 26.カバマダラ -7
翅を開いたところを横から撮る。背は盛り上がり、尻を上げるような姿勢だ。脚は1対が退化し、4本にしか見えない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/232秒 61.3mm〈Equiv.135≑332mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
カバマダラ -8;クリックすると大きな写真になります。 27.カバマダラ -8
裏側から開翅したところを見る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/431秒 79.4mm〈Equiv.135≑431mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
カバマダラ -9;クリックすると大きな写真になります。 28.カバマダラ -9
最後は正面から。陽の光に翅が透き通ってきれいだ。このモデルをあらゆる角度から撮らせていただいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/640秒 148.0mm〈Equiv.135≑803mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
JR横浜線小机駅;クリックすると大きな写真になります。 29.JR横浜線小机駅
午後1時過ぎ、十分にカバマダラの撮影を楽しめたので、帰路に着く。再び、小机辻のバス停まで歩く。この日は、カバマダラに会うことが出来、しかも独り占めして撮影ができ、とてもハッピーだった。HS50EXRにも慣れ、シャープな画が多くなったことも収穫だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/560秒 28.0mm〈Equiv.135≑152mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段


2013年11月10日

小机城跡から新横浜公園へ 10月31日


  昨日の日曜日に続き、今日も良い天気だ。蝶が見られるのもそろそろ終わりになる。この日は舞岡公園へ出かけようと思っていた。しかし、ある方の蝶のブログを拝見すると、昨日撮られたカバマダラの写真が載っていた。すっかり諦めていたが、予定を変更し、初めて訪れる小机城址へ行って、そのあと新横浜公園へ周ってみることにする。
 いつもはマイカーで行くが、この日はバスを利用した。横浜駅西口から市営バスに乗り、小机辻というところで下車し、小机城跡に向けて歩いた。新横浜公園は小机城跡の向こう側になるので、小高い山になっている城跡を反対側に抜けられることを期待したが駄目で、再び上がってきた城跡の入口まで戻って、改めて右側に日産スタヂアムを見ながら歩くことになる。
  新横浜公園に着き、土手の道をフジバカマの咲くところへ向かう。フジバカマの花をじっと見ている方がいる。この方は同好の方ではなかったが、その視線の先を見ると、ツマグロヒョウモンの♀が・・・いや、カバマダラが吸蜜していた。やっと会うことが出来た。その方に挨拶をして、撮り始めた。1頭しかいないので、その同じ個体を1時間以上撮った。
  今日は、カバマダラに会えるとは思っていなかったし、HS50EXRの習熟のために、それしか携えていなかった。確かに画質はイマイチだが、期待以上に撮れたと思う。

やっと会えたカバマダラ;クリックすると大きな写真になります。 1.やっと会えたカバマダラ
まず最初に、3回目でやっと会えたカバマダラの写真を見ていただきたい。カバマダラは南方系の蝶で、日本では南西諸島に生息するが、近年、分布が北へ拡がり、九州南部の宮崎県などでは定着しつつあるといわれる。私は、2005年に石垣島でみた。また、この春、バリ島へ旅行した時にスミニャックで撮影している。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/400秒 88.7mm〈Equiv.135≑480mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
小仏城跡へ;クリックすると大きな写真になります。 2.小机城跡へ
さて、横浜駅西口から乗った横浜市営バスを小机辻で降り、北へ向かう。JR横浜線の踏切を渡ってしばらく進むと、 小机市民の森への案内標識があった。左に見える小高い山が小机城跡だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/879秒 4.4mm〈Equiv.135≑24mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ウラギンシジミ♀;クリックすると大きな写真になります。 3.ウラギンシジミ♀
小机城跡への上り口まで来ると、ウラギンシジミがちらちらと飛んでいた。背後には竹林が迫っている。今日は暖かい日だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/576秒 7.5mm〈Equiv.135≑41mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
ウラギンシジミ そろそろ越冬の準備か;クリックすると大きな写真になります。 4.ウラギンシジミ そろそろ越冬の準備か
しばらくすると、このウラギンシジミは葉の裏側に逆さまになって止まった。寒くなってくると、このような姿で動かなくなって、人目に触れず越冬する。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/320秒 11.5mm〈Equiv.135≑62mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
小机城本丸跡;クリックすると大きな写真になります。
5.小机城本丸跡
登っていくと、本丸広場というところに出た。その入口に冠木門という門があった。この写真は本丸広場に入って冠水門を振り返ったところ。小机城は、永享の乱(1438年 - 39年)の頃に上杉氏によって築城されたとされるが、正確な築城年代は分かっていないそうだ。小机城跡の調査はまだ十分になされておらず、ここが本丸跡とは断定できないとのこと。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/74秒 30.3mm〈Equiv.135≑165mm〉 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
二の丸広場;クリックすると大きな写真になります。 6.二の丸広場
本丸広場の東側に二の丸広場があった。小机市民の森に入ってから、まだ、人に会っていない。座られたことがないようなベンチに落ち葉が落ちていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/500秒 7.3mm〈Equiv.135≑40mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
城跡の遺構と竹林;クリックすると大きな写真になります。 7.城跡の遺構と竹林
土塁や空堀といった遺構が見られるが、何よりもこの城跡を覆う竹林は見事である。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/45秒 4.4mm〈Equiv.135≑24mm〉 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
1カバマダラがフジバカマに;クリックすると大きな写真になります。 8.カバマダラがフジバカマに
一旦、朝に入った小机市民の森の入口まで戻って、日産スタヂアムを右手に見ながら、新横浜公園の土手に上がった。10月18日、28日にヒメアカタテハやキタテハなどを撮ったフジバカマが咲くところへ行く。時刻は11時半だった。一人の方がじっと奥の方に咲くフジバカマの房を見ている。わたくしが挨拶をすると「あそこにいますよ」と教えてくれた。一瞬、ツマグロヒョウモンの♀かと思ったが、カバマダラだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/584秒 110.8mm〈Equiv.135≑600mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
カバマダラの蛹;クリックすると大きな写真になります。 9.カバマダラの蛹
新横浜公園は、国土交通省京浜河川事務所管理下の多目的遊水地の上に建設されている。台風の大雨で冠水することこそ、その目的を果たしているのだ。新横浜町内会の美化環境部では、新横浜公園内にバタフライ・ガーデンと称して蝶や生き物が賑わうビオトープを整備しているが、この日、たまたまその方々が来て何やら整備をされていた。軽トラの荷台には、カバマダラの食草であるガガイモが植えられた植木鉢が置かれていて、緑色のきれいな蛹が付いていた。どこかで見つけられた蛹を持ち去られてしまわないように緊急避難させているのだろう。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F8.0 1/800秒 4.4mm〈Equiv.135≑24mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
カバマダラ -1;クリックすると大きな写真になります。 10.カバマダラ -1
私に「ここにいますよ」と教えてくださった人は、同好のかたではなかったので、このカバマダラは私の専属モデルとなった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/400秒 99.2mm〈Equiv.135≑538mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
カバマダラとヒメアカタテハ;クリックすると大きな写真になります。 11.カバマダラとヒメアカタテハ
蝶たちはみな太陽を背に受けて花に止まり吸蜜しているように思える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/370秒 71.0mm〈Equiv.135≑385mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
カバマダラ♂ 裏面;クリックすると大きな写真になります。 12.カバマダラ♂ 裏面
翅を閉じて止まってくれた。裏面後翅に4つの紋があり、一番下の紋が♂の性標である。♀には3っの黒い紋しかない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/500秒 55.0mm〈Equiv.135≑298mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
キタテハ -1;クリックすると大きな写真になります。 13.キタテハ -1
カバマダラはフジバカマでの吸蜜に夢中で、いなくなりそうにない。花の陰になりカバマダラが撮れないときは他の蝶にカメラを向ける。キタテハもなかなかきれいだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/553秒 49.1mm〈Equiv.135≑267mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
キタテハ -2;クリックすると大きな写真になります。 14.キタテハ -2
望遠端近くで撮ったが、シャープに撮ることが出来た。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/500秒 166.6mm〈Equiv.135≑905mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
2頭のキタテハ;クリックすると大きな写真になります。 15.2頭のキタテハ
  キタテハは多かった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/500秒 59.0mm〈Equiv.135≑320mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ヒメアカタテハ ♀;クリックすると大きな写真になります。 16.ヒメアカタテハ ♀
ヒメアカタテハも多かった。ほとんどの個体は傷がなくきれいだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/217秒 110.8mm〈Equiv.135≑602mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ヒメアカタテハ ♂;クリックすると大きな写真になります。 17.ヒメアカタテハ ♂
ヒメアカタテハの雌雄の区別は難しいが、このヒメアカタテハは、前の写真のヒメアカタテハより、赤みが強く、前翅の形がシャープに見えるので、多分♂だと思う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/400秒 82.4mm〈Equiv.135≑447mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
2頭のヒメアカタテハ;クリックすると大きな写真になります。 18.2頭のヒメアカタテハ
ピントがはずれているが上にいるのが♂で、下にいるのが♀のようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/298秒 50.9mm〈Equiv.135≑276mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
モンシロチョウ;クリックすると大きな写真になります。 19.モンシロチョウ
新横浜町内会のボランティアみなさんが、丹精込めて作られているバタフライ・ガーデンには、きれいな花が咲いている。その花々にモンシロチョウや、イチモンジセセリが集う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/500秒 26.0mm〈Equiv.135≑141mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段


2013年11月 7日

再び新横浜公園へ 10月28日


 関東接近が予想された台風27号は、コースが南側にそれ、関東地方を離れて26日(土曜日)には通り抜けた。そして日曜日は良い天気となった。
  インターネットで新横浜公園/カバマダラを検索してみると、27日には、数こそ多くないが、撮影された方がいたようだ。
  そこで28日(月)、私としては二度目の新横浜公園へ出かけた。昼ごろになると気温はぐっと上がって、期待が膨らむ。しかし、例のフジバカマにはヒメアカタテハ、キタテハそしてツマグロヒョウモンしかいない。それでもモデルになってくれるそれらの蝶たちとともに楽しいひと時を過ごした。少し範囲を広げて歩いてみたが、カバマダラに出会うことはできなかった。お二人の女性の同好の方がいらっしゃったが、お二人とも、この日はカバマダラと会えていないとのこと。残念。1時半には駐車場の車に戻った。

土手の草刈り;クリックすると大きな写真になります。 1.土手の草刈り
10日前に来た時は、この土手も雑草が茂り、セイタカアワダチソウがたくさん咲いていた。しかし、公園の土手の草はすっかり刈り取られて、きれいになっていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/950秒 4.4mm〈Equiv.135≑1000mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ウラギンシジミ ♀ -1;クリックすると大きな写真になります。 2.ウラギンシジミ ♀ -1
歩く途中でキラキラと銀色に光るウラギンシジミがいた。しばらく見ていると葉の上に止まる。そろそろ越冬の準備に入るのだろうか。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ウラギンシジミ ♀ -2;クリックすると大きな写真になります。 3.ウラギンシジミ ♀ -2
前の写真と同じ個体。HS50EXRで撮る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/950秒 4.4mm〈Equiv.135≑24mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
キタテハ -1;クリックすると大きな写真になります。 4.キタテハ -1
フジバカマのところへ来た。まだまだ、きれいに咲いていた。しかし、カバマダラの姿はない。お二人の女性愛好家もおられたが、二人とも、この日はカバマダラに会っていないという。キタテハの秋型が色を濃くし、きれいだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/568秒 185.0mm〈Equiv.135≑1000mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
キタテハ -2;クリックすると大きな写真になります。 5.キタテハ -2
HS50EXRもシャープに撮れる。EDFファインダーを覗いて撮っている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/431秒 33.9mm〈Equiv.135≑184mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ヒメアカタテハ -1;クリックすると大きな写真になります。 6.ヒメアカタテハ -1
フジバカマにはヒメアカタテハも多い。そのほとんどが新鮮な個体だ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヒメアカタテハ -2;クリックすると大きな写真になります。 7.ヒメアカタテハ -2
ヒメアカタテハの雌雄同定は私には難しいがこれは♀のように見える。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
キタテハとヒメアカタテ;クリックすると大きな写真になります。 8.キタテハとヒメアカタテハ
この日のフジバカマは、キタテハとヒメアカタテハが多かった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/640秒 33.9mm〈Equiv.135≑184mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
キタテハ;クリックすると大きな写真になります。 9.キタテハ
この時季、キタテハの色はとても渋い。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
アカタテハ;クリックすると大きな写真になります。 10.アカタテハ
この日もアカタテハがいた。フジバカマで吸蜜している蝶は、キタテハが最も多く、次にヒメアカタテハで、アカタテハは比較的少ない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヒメアカタテハ;クリックすると大きな写真になります。 11.ヒメアカタテハ
HS50EXRの広角側で、背景に公園の土手を入れて撮った。ヒメアカタテハはレンズの先10cm位のところにいる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/855秒 4.4mm〈Equiv.135≑24mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
モンシロチョウの交尾;クリックすると大きな写真になります。 12.モンシロチョウの交尾
フジバカマが咲くところを離れて、もしかしてカバマダラに会えるかもしれないとの淡い期待を抱いて、鶴見川の方へ歩いてみた。そこへ白い蝶がひらひらと降りてきて下草に止まった。交尾中のモンシロチョウだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/530秒 185.0mm〈Equiv.135≑1000mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
アオサギ;クリックすると大きな写真になります。 13.アオサギ
鶴見川の対岸にアオサギがいた。じっと川を睨んでいる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/541秒 185.0mm〈Equiv.135≑1000mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
オオバン;クリックすると大きな写真になります。 14.オオバン
見たことのない水鳥が川面に浮かんでいた。n_shuheiさんに教えを乞うたところ、さっそくオオバンとの回答をいただいた。白いくちばしとつながるように、仮面のような白い紋が額?にある。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/576秒 185.0mm〈Equiv.135≑1000mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
柿;クリックすると大きな写真になります。 15.柿
鶴見川沿いの農家の果樹園では、柿が色づいていた。葉はすっかり落ちてしまっている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/320秒 160.5mm〈Equiv.135≑870mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
カリン;クリックすると大きな写真になります。 16.カリン
リンゴかなと思ったが、よく見るとカリンのようだ。カリンの果実に含まれる成分は咳や痰など喉の炎症に効くとされ、のど飴に配合されていることが多い。渋く石細胞が多く堅いため生食には適さず、砂糖漬けや果実酒に加工されるそうだ。加熱すると渋みは消えるとのこと。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 123.8mm〈Equiv.135≑670mm〉 ISO200 ) 露出補正 -0.3段
コサギ;クリックすると大きな写真になります。 17.コサギ
比較的小さな白いサギがいた。ちょっと調べてみると、白いサギには、コサギ、ダイサギ、ヘラサギなどがいるが、コサギの特徴は指先が黄色いとのこと。飛びあがったところを見ると黄色い足先が見えるのでコサギだと思う。ピントが外れてしまったが、ご容赦。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/232秒 55.0mm〈Equiv.135≑298mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ダイサギ?;クリックすると大きな写真になります。 18.ダイサギ?
コサギより大きく、くちばしが長い。水の中にじっと立って魚を待つ。という特徴からダイサギだと思う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/458秒 172.8mm〈Equiv.135≑938mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ヒメアカタテハの顔;クリックすると大きな写真になります。 19.ヒメアカタテハの顔
90mmマクロでヒメアカタテハに近づいて撮った。下の写真はその同じショットをトリミングしたもの。さすがAPSサイズのデジイチで撮ると、TAMRON90mmの解像力とで、シャープに撮れている。細かな毛の一本一本まで解るし、眼にも毛があるのが見える。

Nikon D5000 TAMRON 90mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
イチモンジセセリ;クリックすると大きな写真になります。 20.イチモンジセセリ
イチモンジセセリは擦れた個体も多くなってきている。これはきれいな個体だった。HS50EXRでのフォーカシングもだいぶ慣れてきた。AF枠の中央にしっかり蝶の眼を捉えること。そして、手振れしないように。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/545秒 133.4mm〈Equiv.135≑723mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
3頭のキタテハ;クリックすると大きな写真になります。 21.3頭のキタテハ
フジバカマにはキタテハが多く集まっていた。異なる花房に止まる3頭を同時に撮ることも出来る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/320秒 95.6mm〈Equiv.135≑518mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
アカタテハ;クリックすると大きな写真になります。 22.アカタテハ
望遠ズームのおかげでディスタンスがとれ、この程度のアップで撮ることは難しくない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/452秒 143.6mm〈Equiv.135≑778mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ツマグロヒョウモン -1;クリックすると大きな写真になります。 23.ツマグロヒョウモン -1
きれいなツマグロヒョウモン♂がフジバカマに来た。今年は舞岡公園では、ツマグロヒョウモンをほとんど撮っていない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/800秒 148.0mm〈Equiv.135≑778mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ツマグロヒョウモン -2;クリックすると大きな写真になります。 24.ツマグロヒョウモン -2
きれいな個体だったのでもう1枚。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/640秒 123.8mm〈Equiv.135≑670mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
秋空とツマグロヒョウモン;クリックすると大きな写真になります。 25.秋空とツマグロヒョウモン
フジバカマの高いところにある花に止まり、翅を閉じて吸蜜している。これがカバマダラだったら良いのにと思う。HS50EXRは、それまで中望遠で撮っていても、こんなチャンスではズーム操作で、広角で撮れるのが便利だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/800秒 4.8mm〈Equiv.135≑26mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
日産スタヂアム;クリックすると大きな写真になります。 26.日産スタヂアム
駐車場へ向かって歩く。この日は何も行われていないのか駐車場もがら空きだった。雲一つない秋の青空だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/942秒 7.0mm〈Equiv.135≑38mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ハクセキレイ 幼鳥 -1;クリックすると大きな写真になります。 27.ハクセキレイ 幼鳥 -1
駐車場にセキレイがいた。顔が黄色いのでキセキレイかと思ったが、どうやらハクセキレイの幼鳥のようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 185.0mm〈Equiv.135≑1000mm〉 ISO100 ) 露出補正 -0.3段
131107_028.jpg 28.ハクセキレイ 幼鳥 -2
ここでも土手の雑草が刈り取られているが、そこで餌を探しているのだろうか、ほかにも数羽見ることが出来た。撮り終わってマイカーに乗り込む。今日はカバマダラにこそ会えなかったが、HS50EXRで蝶のほかいろいろな被写体も撮ることが出来、楽しかった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 185.0mm〈Equiv.135≑1000mm〉 ISO160 )露出補正 -0.3段