検索結果: Studio YAMAKO

Studio YAMAKOで“旭川”タグの付いているブログ記事

2021年10月22日

北海道 3泊4日 10月7日~10日 その3 美瑛・「白ひげの滝」「十勝岳望岳台」から富良野へ

10月8日、美瑛「青い池」のあと、「白ひげの滝」「十勝岳望岳台」を見て、2日目の宿である富良野駅前の「ラビスタ富良野ヒルズ」に入った。
 このホテルは、ドーミーインという名称で、ビジネスホテルチェーンを全国展開する株式会社共立メンテナンスが運営する共立リゾートが、ブランド「ラビスタ」の名を冠する施設として2019年12月に開業した。外観はごく一般的な感じだったが、とても良いホテルだった。部屋の窓からは十勝岳や富良野岳が眺められ、JR富良野線の線路が道路を挟んだ向こう側に見える。夕食のイタリアンも美味かったし、ハウスワインもよい。そのレストランは「Ginza Bistro Ginsai Furano」と云い、東京銀座の野菜を売りにしたイタリアン・レストランが入っているそうだ。 サービスも良かった。天然温泉大浴場も良かった。
 「白ひげの滝」、「十勝岳望岳台」は美瑛で「青い池」とセットで見て回れた。雲がかかっていて、「十勝岳望岳台」から十勝岳(2,077 mの活火山)の山頂は見ることが出来なかったが、色づき始めた紅葉は美しかった。
 翌10月9日の朝は良く晴れて、富良野のホテルから前の日に見られなかった十勝岳の山頂を眺めることができた。出発前、富良野駅まで散歩する。

000_211008087 X700 美瑛 十勝岳望岳台 北海道旅行 D7X.jpg
十勝岳山麓の紅葉 2021年10月8日
北海道の中央部 上川管内の美瑛町・上富良野町、十勝管内の新得町にまたがる

44.「白ひげの滝」 -1
「青い池」から「白ひげの滝」までは3~4kmで、バスでは5分もかからない。白金温泉に着き、ホテルパークヒルズというホテルの駐車場にバスが停まった。100mほど戻るように進んだところにある白金橋の上から「白ひげの滝」は見える。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
044_211008080 X800 美瑛 白髭の滝 北海道旅行 D7X.jpg
45.「白ひげの滝」 -2
落差30m、幅40mの潜流瀑で断崖の途中5か所ほどからわき出す流れが、美瑛川に流れ落ちる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 13mm ISO500 ) 露出補正 なし
045_211008450 X800 〇美瑛川 白髭の滝 RX10M4.jpg
46.「白ひげの滝」 -3
川の水の色が「青い池」と同じように青くてきれいだ。この辺りの湧水には水酸化アルミニウムなどの白色系の微粒子が含まれているからだという。その湧水と美瑛川の本流とが混ざることによって青くみえる。さらに滝の横から流れ出る温泉水に含まれる硫黄、石灰などの成分が川底の石や岩を白くし、光がより散乱しやすくためだそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 17mm ISO500 ) 露出補正 なし
046_211008083 X800 美瑛 白髭の滝 北海道旅行 D7X.jpg
47.「白ひげの滝」 -4
これから見に行く十勝岳の伏流水が渓谷の岩の隙間から細く数多く浸みだし、流れ落ちるさまが白いひげに見えることから「白ひげの滝」と名付けられた。この時は流れる水が多かった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 70mm ISO1000 ) 露出補正 なし
047_211008452 X800 〇美瑛川 白髭の滝 RX10M4.jpg
48.十勝岳の紅葉 -1
「白ひげの滝」から「十勝岳望岳台」は5kmほどで、バスは登っていく。10分足らずで駐車場に着いた。そこから石がゴロゴロとした足場の悪い道を「十勝岳望岳台」へと歩く。「十勝岳望岳台」は標高930mで紅葉がはじまっていた。 肝心の十勝岳2,077mの山頂は雲が遮って見られなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 35mm ISO1000 ) 露出補正 なし
048_211008467 X800 ◎十勝岳望岳台 RX10M4.jpg
49.十勝岳連峰
十勝岳は大雪山国立公園内の十勝岳連峰(十勝火山群)の主峰である。写真は十勝岳から左へ北東の方向を見たところ。晴れていれば、美瑛岳2,052m、さらの北の方には旭岳2,291mが見られるそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 24mm ISO640 ) 露出補正 なし
049_211008468 X800 ◎十勝岳望岳台 RX10M4.jpg
50.十勝岳の紅葉 -2
山頂の西北西の前十勝にある62-Ⅱ火口というところからは、盛んに噴煙が上がり、山頂付近は火山灰に覆われている。最近の噴火としては、wikipediaによれば、「1988年 群発地震を繰り返し、12月、62-2火口から小噴火。1989年 小噴火、群発地震の発生を繰り返す。火砕流、火砕サージ(火砕流の先端部で発生する高温ガス流、熱雲)の発生を確認。周辺140kmにわたり降灰。美瑛町、上富良野町の住民約300名が一時避難。3月以降、群発地震を伴いつつも噴火降活動は沈静化した。この噴火により1990年(平成2年)まで入山禁止となった。」と記されている。「青い池」が出現した 堰堤建設工事は1989年に行われた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO800) 露出補正 なし
050_211008472 X800 ◎十勝岳望岳台 RX10M4.jpg
51.十勝岳望岳台
ここから先は登山道になる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 16mm ISO400) 露出補正 なし
051_211008478 X800 〇十勝岳望岳台 RX10M4.jpg
52.富良野方面の眺め -1
後ろを向いて、十勝岳を背に富良野方面の景色を見る。午後3時、日が当たってきれいだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 36mm ISO320) 露出補正 なし
052_211008481 X800 〇十勝岳望岳台 RX10M4.jpg
53.富良野方面の眺め -2
カメラを少し北に振る。美瑛、旭川の方角になるのだろうか?手前の紅葉する木々に日が当たって、コントラストがある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 30mm ISO100) 露出補正 なし
053_211008485 X800 ◎十勝岳望岳台 RX10M4.jpg
54.山麓の紅葉 -1
もう一度、カメラを右に振り、十勝岳連峰山麓の紅葉を収めた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 20mm ISO160) 露出補正 -0.7段
054_211008491 X800 ◎十勝岳望岳台 RX10M4.jpg
55.山麓の紅葉 -2
日が差すとコントラストが出て、紅葉が生える。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 31mm ISO120) 露出補正 なし
055_211008088 X800 美瑛 十勝岳望岳台 北海道旅行 D7X.jpg
56.10月9日 富良野の朝
2日目の行程を終え、道道291号を走り、上富良野、中富良野を通って、JR富良野駅の傍にある「ラビスタ富良野ヒルズ」に着いたのは夕方5時少し前だった。このホテルには「天然温泉 紫雲の湯」という大浴場があり、もちろん露天風呂もある。露天風呂に浸かっていると、年配の外国人が入ってきた。「こんばんは」と挨拶して「どちらからですか?」と尋ねたところ、わからなかったようだったので、拙い英語で話してみた。アメリカ人で、いま、北海道日高に住んでいるという方だった。写真は翌9日の朝、5時45分、ホテルの窓から撮影した富良野岳1912mの朝焼けである。十勝岳はこの左側にある。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 35mm ISO100) 露出補正 -0.1段
056_211009497 X800 富良野 RX10M4.jpg
57.朝もやの富良野
朝、5時57分、大分明るくなってきた。富良野の街の上に朝もやがかかる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/81000秒 37mm ISO250) 露出補正 なし
057_211009096 X800 富良野 北海道旅行 D7X.jpg
58.JR富良野線
富良野と旭川の間、54.8kmを結ぶ富良野線が走る。旭川や美瑛、富良野という有名観光地を沿線に持つ、北海道を代表する観光路線である一方、近年は周辺地域が旭川のベッドタウンとして発展しており、旭川方面への通勤・通学路線としての一面も持ち合わせている。開業は1899年9月1日、全通は1900年8月1日で昨年全線開通120周年を迎えた。富良野駅はすぐそこだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 30mm ISO100) 露出補正 なし
058_211009507 X800 富良野 RX10M4.jpg
59.富良野線 旭川方面
北海道は電化されている鉄道が少ない。富良野線も気動車が走る。ホテルの前の跨線橋から撮影した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 30mm ISO100) 露出補正 なし
059_211009509 X800 富良野 RX10M4.jpg
60.十勝岳
昨日は頂上が見えなかった十勝岳だが、今朝はきれいに見えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 114mm ISO100) 露出補正 なし
060_211009510 X800 富良野 十勝岳 RX10M4.jpg
61.富良野駅プラットホーム
富良野駅まで歩いて行った。プラットホームには「北海道経緯度中央標点」という看板があった。「富良野市は北海道のヘソにあたる東経142度30分、北緯43度20分に位置する北海道の中心部である」と記されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 26mm ISO250) 露出補正 なし
061_211009515 X800 富良野 駅前 RX10M4.jpg
62.富良野線列車
8時12分発旭川行各駅停車、2両編成のキハ150形気動車が入ってきた。富良野は旭川へ行く富良野線と新得・滝川間を走る根室本線の分岐駅になっている。3日目の今朝は8時30分の出発である。ホテルへ戻る。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 129mm ISO2100) 露出補正 なし
062_211009519 X800 〇富良野 駅前 RX10M4.jpg


2021年10月14日

北海道 3泊4日 10月7日~10日 その1 旭川と旭山動物園

7月の中頃に申し込んでおいた某旅行社の「北海道大周遊4日間」というツアーが催行されることになり行ってきた。
 新型コロナウィルスの日々の感染者数は、10月に入って著しく減少した。10月4日以降は東京、神奈川とも100人を下回るようになり、びっくりしている。お陰で少し旅行にも出かけやすくなった。
 テーマが大周遊というものの、4日間のうち、1日目は旭川に行くだけ。2 日目に行く、旭山動物園、美瑛、富良野がメインで、3日目も、恵庭にある「えこりん村」と支笏湖畔へ行くだけだ。このツアーは1泊目「星野リゾート 旭川OMO7」、2泊目富良野の「ラビスタ富良野ヒルズ」、そして最後に「ザ・ウィンザーホテル洞爺」に泊るということがテーマのようなものだった。

1日目、羽田から昼の便で新千歳空空港へ、そのまま旭川へバスに揺られ、夕方「星野リゾート 旭川OMO7」に入る。夕食は"敢えて"自由食だった。
2日目はバスで「旭山動物園」へ。約3時間滞在したが飽きなかった。昼食はそこで簡単に済ませ、美瑛へ。Mac Computer のコマーシャルの壁紙になったという「青い池」を見たあと「白髭の滝」、「十勝岳望岳台」の風景を楽しんだ。「青い池」は意外に印象的だった。
3日目、 水力発電、潅漑のダムによる「かなやま湖」へ立ち寄ったが無用だった。そこから「びっくりドンキー」が運営する「えこりん村」へ行った。東エリアと西エリアがあり、西エリアの「銀河庭園」「みどりの牧場」は別料金だが、よく手入れがされていた。昼食後、支笏湖畔へ寄り、洞爺湖の「ザ・ウィンザーホテル洞爺」に入った。
最終日は、洞爺湖が眺められる「サイロ展望台」、洞爺湖温泉の「わかさいも本舗」に寄って新千歳空港へ。昼食は空港3階の「市電通り食堂街」の「函太郎」で寿司にした。食後、2階の海産物を扱う店が並ぶコーナーへ寄った。酒の当てに旨そうなものがいっぱい並んでいて、買わざるを得なかった。緊急事態宣言が解除された後の日曜日とあって混雑はしていたが、新千歳空港は楽しむことが出来た。

それでは、第1日目から2日目の旭山動物園前半まで。

000_211008298t X700 旭山動物園 RX10M4.jpg
キングペンギン 2021年10月8日 旭川市 旭山動物園

1.旭川のすし屋
新千歳空港からバスに揺られ、旭川市役所のすぐそばにある「星野リゾート OMO7 旭川」に着いたのは6時少し前だった。北海道は日が暮れるのが早い。この日の夕食はなぜか自由食。寿司を食べたいと思い、出発前にチェックしておいた3軒の店の中から、最初に電話した「二幸本店」というところを予約した。場所は買物公園通りの三条で、見当をつけて歩き始める。買物公園通りに出て、地元のかたに聞いてたどり着いた。繁華街のはずだが、人通りは少ない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/125秒 9mm ISO500 ) 露出補正 なし
001_211007028 X800 旭川 二幸本店 北海道旅行 D7X.jpg
2.「二幸本店」品書き
中に入ると、すし屋というより、居酒屋のようだった。まず、「にぎり」を頼み、この品書きから酒の肴を選ぶ。「たちのてんぷら」と「北寄貝のバター焼き」が美味かった。「にぎり」はイクラはイマイチだったが、ウニは美味かった。珍しい「ハッカク」や「アブラボウズ」も美味かった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/125秒 15mm ISO1600 ) 露出補正 なし
002_211007030 X800 旭川 二幸本店 北海道旅行 D7X.jpg
3.買物公園通り
食事を終えた後、買物公園通りを歩いてみる。JR旭川駅前に通ずる歩行者専用の買物公園通りは、商店や飲食店が並ぶ目抜き通りである。ブランド店もある。道端にこんな像があった。後で調べたところ、ベンチに座ってサックスを吹くおじさんと、その先にネコが座っている「サキソフォン吹きと猫」というブロンズ像だ。黒川晃さんというかたの2001年の作品だそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/125秒 12mm ISO1600 ) 露出補正 なし
003_211007036 X800 旭川 買物公園通り 北海道旅行 D7X.jpg
4.「星野リゾート OMO7 旭川」のロビー
8時ごろホテルに戻ると、明日行く旭山動物園に因んで動物たちの骨についての話があるというので、30分ほど聴いてみた。このホテルの1階フロアは、朝食に使用するCafeを含めて、この時間はフリーのスペースになっていて、コーヒーやフルーツ・ウォーターなどのサービスもある。写真はその一部で、ブック・トンネルと呼ばれるスペースだ。周りには書棚があり、旭川に関する写真集などをテーブルに持ってきて、自由に閲覧できる。落ちつた良い空間と思う。創業は1920年(大正9年)というこの宿は、1994年(平成6年)「旭川グランドホテル」として開業した。2016年(平成29年)春から旭川グランドホテルの経営に参画している星野リゾートが、2018年(平成30年)にホテルを星野リゾートの新たなブランド「OMO」(おも)第1号となる「OMO7 旭川」と改名した。OMOとはどんな意味かと聞いたら冗談で「おもしろい」のOMOだというが、OMOとはOnline Merges with Offlineの略で「オンラインとオフラインが融合した世界」を指す。 オンライン(インターネット)とオフライン(リアル店舗)の境界線をなくして個々の顧客に最適なサービスを提供し、CX(顧客体験)の向上を目指そうというものだそうだ。星野リゾートのOMOは、その街だけの楽しさや美味しいものをスタッフ目線で紹介してくれるなど、"街を楽しむ"という視点"から生まれたのが「旅のテンションを上げる都市観光ホテル」というOMO Hotels のコンセプトという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/125秒 12mm ISO1600 ) 露出補正 なし
004_211007050 X800 旭川 OMO7 北海道旅行 D7X.jpg
5.旭川の朝
次の日の10月8日は今回の目的のひとつである「旭山動物園」だ。ここから近いので、その開園時間に合わせ9時半出発と遅い。出発まで間、ホテルの外に出て見た。写真は9時少し前の市役所前の通りである。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f8 1/1800秒 19mm ISO640 ) 露出補正 なし
005_211008065 X800 旭川 市役所 北海道旅行 D7X.jpg
6.「旭山動物園 」東門 あべ弘士のヒョウ
10時ちょうどにバスは「旭山動物園」に着いた。旭山という山があって、その下に動物園が作られたので「旭山動物園」の名がある。団体客は東門から入る。その東門にあべ弘士さんというかたの絵のヒョウのモニュメントがあった。あべ弘士さんは、1970年代に旭山動物園飼育員として25年勤務され、その後、絵本作家として活躍中である。夕べOMO7で閲覧した絵が気にって、「動物園物語」という冊子を売店で求めたが品切れ中、帰ってきてAMAZONで見つけ発注すると、翌日に届いた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
006_211008223 X800 旭山動物園 RX10M4.jpg
7.モンキチョウ 雄
東門は動物園内で一番高いところにある。そこから動物たちのいる方へ下りていくのだが、動物に会う前にモンキチョウに会ってまった。普段見ているモンキチョウより小型で、飛んでいるとミヤマモンキチョウを思わせる。北海道の10月はもうチョウは飛ばないと思っていたが、意外だった。個体数も多い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 117mm ISO200 ) 露出補正 なし
007_211008225t X800 〇旭山動物園 RX10M4.jpg
8.エゾユキウサギ
そばの説明板を見るとエゾユキウサギとあった。愛くるしい姿をしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 56mm ISO500 ) 露出補正 なし
008_211008233 X800 旭山動物園 RX10M4.jpg
9.ジェフロイクモザル
クモザルは、南米原産の小型のサルの仲間で、樹上で小さな群れを作って生活している。細長い腕と、物をつかむことのできるしっぽを用いて枝から枝、木から木へと優雅に移動する。敏捷なこのサルは、ほとんどの時間を木の上で過ごし、親指がないか、非常に小さいにもかかわらず、木の枝にしっかりつかまって活動する。旭山動物園では、「くもざる・かぴばら館」でカピバラと同居する。クモザルは上の方に、カピバラは地表にと棲み分けるが、この時はクモザルは地表に降りていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 97mm ISO1000 ) 露出補正 なし
009_211008236 X800 〇旭山動物園 RX10M4.jpg
10.カピバラ
げっ歯類(ネズミの仲間)の中では最大の種類で、クモザルと同じように南米に生息している。異種で混同飼育する事は難易度が高く、逃げ場などを用意しておかないと事故が起こる事もあるという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 62mm ISO400 ) 露出補正 なし
010_211008237 X800 〇旭山動物園 RX10M4.jpg
11.ワオキツネザル
名前の由来は尻尾と顔で、わっかになった尾の狐みたいな顔のサルだ。体温調節が苦手で、お腹を太陽やヒータに向けて対応んを上げる。メスが擬陰茎(巨大化した陰核)を有することが特徴である。マダガスカルの国獣に指定されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 121mm ISO1000 ) 露出補正 なし
011_211008244 X800 旭山動物園 RX10M4.jpg
12.アビシニアコロブス
本種は Leaf Eater で主食は木の葉だそうだ。胃が3室に分かれ、胃の中には微生物が生息して分解を助けている。このおかげで他のサルたちとエサを巡っての争いをしないで済む。きれいなマントのような白い毛は、目立ってしまいそうだが木の上では保護色になる。黒はこの葉の陰に見え、白は木漏れ日に見えるのだそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 117mm ISO3200 ) 露出補正 なし
012_211008248t X800 〇旭山動物園 RX10M4.jpg
13.ホッキョクグマ -1<br> ホッキョクグマの展示場所は2つある。こちらは、堀を利用し、檻のない放飼場になっており、陸上でのホッキョクグマを観察できる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 29mm ISO640 ) 露出補正 なし
013_211008263m X800 〇旭山動物園 RX10M4.jpg
14.ホッキョクグマ -2
食べ終わったエサ入れを抱えて眠っている。腹がいっぱいになれば眠くなる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 36mm ISO250 ) 露出補正 なし
014_211008269 X800 旭山動物園 RX10M4.jpg
15.ホッキョクグマ -3
もう一つ、ホッキョクグマを観察する場所として、水中を泳ぐところを見ることが出来るプールがある。なかなかプールの中に入って泳いでくれなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO800 ) 露出補正 なし
015_211008272t X800 〇旭山動物園 RX10M4.jpg
16.キングペンギン
ペンギンは旭山動物園の人気ものである。ここではキングペンギン、ジェンツーペンギン、フンボルトペンギン、イワトビペンギンの4種類のペンギンが飼育されている。写真の右側の2頭はキングペンギンだ。オオサマペンギンともいう。そして左にいるチョコレートの塊のようなのは、キングペンギンの幼鳥である。キングペンギンはコウテイペンギンに次いで2番目に大きな種類のペンギンで、体長は85-95cmほどで体重は10-16kg。外見はコウテイペンギンに似るが小型で、頭部から喉にかけてのオレンジ色が強い。また、体に対するくちばしやフリッパーの比率も大きい。卵は54日ほどで孵化するが、それまではオスとメスが交代で抱卵する。夏の海は餌が多いので、オスとメスはこの機を活かしてヒナに多くの餌を与える。秋を迎えるまでには、ヒナの体重は成鳥の8割ほどになる。雛の羽毛は生後約6ヶ月で大人の羽に生え変わり、自力で泳ぐことができるようになるという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 36mm ISO400 ) 露出補正 なし
016_211008283 X800 〇旭山動物園 RX10M4.jpg
17.キングペンギンの顔
実に立派な顔をしている。自然の造形は見事である。眼が顔の黒と同じ色をしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 132mm ISO400 ) 露出補正 なし
017_211008286 X800 〇旭山動物園 RX10M4.jpg
18.イワトビペンギン
イワトビペンギンは体長45-58cmほどと比較的小さい。鋭い目の上の白い一筋の模様は特徴的だ。足は白い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 48mm ISO160 ) 露出補正 なし
018_211008293t X800 旭山動物園 RX10M4.jpg
19.ペンギンのお食事タイム
東門を入った時に、ペンギンの「もぐもぐタイム」は10時45分からと掲示されていた。もうすぐ、その10時45分になる。ペンギンたちが集まってきた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 25mm ISO100 ) 露出補正 なし
019_211008294 X800 旭山動物園 RX10M4.jpg
20.立派なイワトビペンギン
これは立派な成鳥のようだ。眼の上の黄色い模様と黄色い冠羽が凛として立派だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 94mm ISO250 ) 露出補正 なし
020_211008306 X800 旭山動物園 RX10M4.jpg
21.4種類のペンギンたち
飼育員の傍にペンギンたちが集まってきた。一番左の手前にいるのがフィンボルトペンギン、右から3番目のやや大きい褐色で、眼の後ろに白い斑紋があるのが、ジェンツーペンギンだ。ジェンツーペンギンは体長は51cm - 90cm、体重は5kg - 8.5kgほどで、大きさはペンギン18種類のうち、コウテイペンギン、キングペンギンに次いで3番目に大きい。 フィンボルトペンギンは 全長64 - 69cmだそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 94mm ISO200 ) 露出補正 なし
021_211008310 X800 旭山動物園 RX10M4.jpg
22.餌を与えられるイワトビペンギン
種類の違うペンギンたちだが、争うことなく、おとなしく餌を食べている。これも躾けられているのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 84mm ISO250 ) 露出補正 なし
022_211008314 X800 〇旭山動物園 RX10M4.jpg
23.泳ぐキングペンギン -1
ペンギン館の館内に入ると360度見渡せる水中トンネルがあり、ペンギンが飛んでいるように泳ぐ姿を観察することができる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
023_211008320 X800 〇旭山動物園 RX10M4.jpg
24.泳ぐキングペンギン -2
立っているときの姿とは違った魅力がある。ちゃんと速く泳げるような体形になっているのだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
024_211008322 X800 〇旭山動物園 RX10M4.jpg
25.イワトビペンギンの顔
イワトビペンギンの成鳥の目の上には眉毛のような黄色の羽(冠羽)があるのが大きな特徴だ。目とくちばしが赤い。旭山動物園の続きは次回にアップする。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 143mm ISO500 ) 露出補正 なし
025_211008333 X800 〇旭山動物園 RX10M4.jpg