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2020年1月17日

東京駅丸の内イルミネーション 12月21日

神楽坂での忘年会のあと、東京駅丸の内のイルミネーションを見たいと思い、JR飯田橋駅から総武線に乗って、お茶の水で乗換え、東京駅へ向かった。東京駅に4時過ぎに着いたが、まだ、イルミネーションが点灯されるまでには時間がある。
 丸の内南口の 「KITTE」の中に入った。5階まで吹き抜けのアトリウムには、天井から今年(2019年)リニューアルされたクリスマスツリーのイルミネーションが下がっていた。「KITTE」の案内所でイルミネーションは何時に点灯されるか尋ねてみたら、17時とのことだった。それまでの間、「KITTE」の中にある東京大学が1877年(明治10年)の開学以来蓄積してきた、学術標本や研究資料といった学術文化財が 展示されている「インターメディアテク」(日本郵便株式会社および国立大学法人東京大学による産学連携プロジェクト)を見学した。トリバネアゲハの標本も展示されていた。屋上庭園にも上がって、東京駅丸の内を俯瞰した。
 夕方5時になり、東京駅周辺も暗くなってきたので、「KITTE」を出て駅前広場に出る。

東京ミチテラス2019HP 会場mapより ブログ用.jpg
東京ミチテラス 2019 ホームページ 会場map より

まず、行幸通り を東京駅へ向かって歩いてみたいと思い、皇居(日比谷通り)まで出ようと思ったが、丸の内仲通りの「丸の内イルミネーション 2019」へ行く人たちを整理するため、丸ビル、新丸ビルの前の通りを反対側に渡ることが出来ない。丸の内北口のほうへ回って渡るよう誘導された。丸の内仲通りの人の流れに加わって進んだが、行幸通りに皇居側の端から入りたいと思い、右へ曲がって日比谷通りに出た。しかし、行幸通りの入口は整理スタッフがいて入れないようになっていた。止む無く行幸通りの先の郵船ビルディングの通りを左へ、東京駅に向かって歩き、何のことはない再び丸の内中通りに出た。ここも左に折れて行幸通りへ行くことはできない。仲通りを右へ、「丸の内イルミネーション 2019」が煌めき大勢の人たちがゾロゾロ歩く通りを馬場先通り(有楽町方面)のほうへ写真を撮りながら進む。
 だが、どうしても行幸通りを歩きたいので、どうすれば入れるのか警備の人に聞いてみた。結果、再び北口のほうへ戻され、「丸の内イルミネーション 2019」を見る人たちの列の最後尾にならび、さっき右へ曲がってしまったところをまっすぐ進んで行幸通りに出ることが出来、右へ(日比谷通りの方)誘導され、行幸通りを東京駅に向かって歩く列の最後尾に付き、やっと「東京ミチテラス 2019」を歩くことが出来た。

1.「KITTE」ビル アトリウム
「KITTE」(日本郵便が展開する商業施設)に入ると吹き抜けになった広場には、天井から、クリスマスツリーをイメージした水引イルミネーションが下がっていた。エスカレータで5階まで上がり、上から眺めた。ライブ演奏も行われていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f1.8 1/125秒 9mm ISO320 ) 露出補正 なし
191221_012.jpg  
2.水引イルミネーション
水引イルミネーションのクリスマスツリーは、長野県飯田地方に伝え続けられてきた伝統工芸「飯田水引」の紙紐が使用されているという。世界と日本、人と人、心と心を「むすぶ」という「KITTE」の想いを、一つひとつ、職人の手によって編まれた日本の伝統工芸 "水引" で表現されている。

   Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/125秒 27mm ISO320 ) 露出補正 なし
191221_013.jpg
3.東京駅丸の内
東京駅丸の内南口にある「KITTE」の6階から屋上庭園へ出て、東京駅丸の内駅前を眺めた。写真で2本の緑地が見える右側が中央口である。時刻はごご4時25分だ。左寄りの黒っぽい大きなビルが新丸ビル。その新丸ビルと、写真では見えないが、左手前の丸ビルの間に皇居に向けて行幸通りが通る。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f1.8 1/125秒 9mm ISO500 ) 露出補正 なし
191221_014.jpg
4.東京駅丸の内 北口
屋上庭園を左の方へ移動し、北口駅舎を見る。その向こうに右から、丸の内ホテル、丸の内オアゾ、日本生命丸の内ビルが見える。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f1.8 1/125秒 9mm ISO500 ) 露出補正 なし
191221_015.jpg
5.東京駅丸の内駅舎
「KITTE」を出る。4時50分、大分暗くなってきた。都営バスの発着場所の前まで来て、丸ビルの前あたりから駅舎を撮った。背後の丸ビルは、通りの向こう側にあり、その通りはすでに規制されて渡ることはできなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/125秒 18mm ISO100 ) 露出補正 なし
191221_016.jpg
6.東京オリンピックまであと何日
中央口のあたりだっただろうか、この時、"東京2020オリンピック競技大会開会式まで 216日と3時間7分20秒" と表示された電光表示板が輝いていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/320秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
191221_017.jpg
7.東京駅丸の内駅前のイルミネーション -1
丸の内中央口辺りである。残っているイチョウの葉を映し出すようにイルミネーションが輝きだした。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/80秒 76mm ISO3200 ) 露出補正 なし
191221_018.jpg
8.東京駅丸の内駅前のイルミネーション -2
恥ずかしながら撮った場所を失念してしまった。今日は土曜日だ。だんだん人出が多くなってきた。クロスフィルターを使ってみた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/60秒 37mm ISO3200 ) 露出補正 なし
191221_019.jpg
9.行幸通りの人出
私はまだ行幸通りに入れていない。遠巻きに行幸通りの人波を撮った。イチョウとイルミネーションは兎も角として、クロスフィルターの放光の向きがイマイチうまくなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/40秒 102mm ISO3200 ) 露出補正 なし
191221_020.jpg
10.「丸の内イルミネーション 2019」 -1
日比谷通りまで行っても行幸通りには入れず、再び丸の内仲通りとの交差点に出る。左側が行幸通りだが、規制されて入れない。右のほうへ「丸の内イルミネーション」を歩く。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/100秒 30mm ISO3200 ) 露出補正 なし
191221_021.jpg
11.「丸の内イルミネーション 2019」 -2
どうしても行幸通りの「東京ミチテラス 2019」に入りたいので、丸の内仲通りは100mほど進んだところで引き返す。いったん東京駅のほうへ戻る。北口の先からもう一度丸の内仲通りへ入り、「東京ミチテラス 2019」への入りかたを警備の人に聞いた。真っすぐ進むと、今歩いた道に戻るので、行基通りの上を右に曲がって皇居のほうへ進み、日比谷通りから行幸通りに入るということだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/100秒 30mm ISO3200 ) 露出補正 なし
191221_022.jpg
12.「丸の内イルミネーション 2019」の人波 -1
時刻は5時40分。行幸通りの上から、丸の内仲通りの 「丸の内イルミネーション 2019」馬場先通り方面を改めて眺めたが、凄い人だ。 ここで右に曲がって、行幸通り「東京ミチテラス 2019」の皇居側入り口へ行くことが出来た。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/60秒 84mm ISO3200 ) 露出補正 なし
191221_023.jpg
13.行幸通り「東京ミチテラス 2019」 -1
やっと行幸通りに入り、東京駅丸の内駅舎へ向かって歩く。ここはイルミネーションは大したことはないが、いろいろ光のアトラクションがある。 「東京ミチテラス 2019」のホームぺージには「 美しい躍動する光と映像のインスタレーションを展開します」とあった。ライブパフォーマーが会場を盛り上げている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/160秒 23mm ISO3200 ) 露出補正 なし
191221_024.jpg
14.「東京ミチテラス 2019」東京駅前広場 -1
東京駅丸の内駅前広場では、LEDで構成された「ひかりのツリー」が続く。行幸通りの延長上で「KITTE」の屋上庭園から眺めた駅前広場の緑の帯の辺りだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/30秒 26mm ISO3200 ) 露出補正 なし
191221_025.jpg
15.「東京ミチテラス 2019」東京駅前広場 -2
   駅前広場一帯がシャンパンゴールドの光に包まれたロマンティックな光景へと生まれ変わり、LEDの光のボリュームで、ツリーの美しいフォルムが浮び出されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/30秒 29mm ISO3200 ) 露出補正 なし
191221_026.jpg
16.行幸通り「東京ミチテラス 2019」 -2
行幸通りを振り返ると、スクリーンを使った映像と、照明による演出と、LEDにより幻想的な空間「ひかりのドレープ」が創出されていた。 SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/250秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
191221_027.jpg
17.「丸の内イルミネーション 2019」の人波 -2
行幸通りの行き止まりは、駅前広場の撮影スポットになっていて、その先には進めない。右へ出て丸の内仲通りの人波を再度見て、東京駅南口へ向かう。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/160秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
191221_028.jpg
18.街灯とイチョウ
イチョウの葉が街頭で透かされて、きれいだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/80秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
191221_029.jpg
19.東京駅丸の内 駅前広場
南口の「KITTE」の手前から中央口、北口を眺める。シャンパンゴールドに輝くツリーを見納めた。この日は神楽坂の忘年会から始まり、赤城神社、善國寺、「KITTE」のアトリウムの水引イルミネーションと 「インターメディアテク」 、そして少々行ったり来たりしてしまったが、「丸の内イルミネーション 2019」 と「東京ミチテラス 2019」を見て歩いた有意義な1日だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/30秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 なし
191221_030.jpg


KITTE,東京駅丸の内駅舎,丸の内駅前広場,丸の内中通り,行幸通り,インターメディアテク,丸の内イルミネーション 2019,東京ミチテラス 2019,東京オリンピック電光表示板,クロスフィルター,飯田水引,水引イルミネーション,

2013年12月 8日

東京いろいろ -1 11月28日


 ある集まりがあって、数人で東京駅丸の内南口前の商業施設「KITTE」で昼食をすることになった。少し早めに集まって、新しくなった東京駅丸の内駅舎を、中から、外から眺めたあと、和田倉門跡あたりをウロウロした。
  そのあと、東京中央郵便局で記念切手など、郵趣商品を物色したあと、予約した時間になったので「KITTE」5階のレストランへ行く。旧東京中央郵便局の局舎を一部保存・再生した部分と新築部分からなるJPタワーの、地下1階から地上6階までの7つのフロアが「KITTE」のフロアである。

1.東京駅丸の内南口通路
丸の内南口のドームの下で待ち合わせたが、少し時間があったので、改札口手前の右側にある通路に展示されている、東京駅丸の内駅舎復元工事の写真などを見た。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/60秒 8.1mm ISO400 )
東京駅丸の内南口通路;クリックすると大きな写真になります。
2.丸の内中央口
南口側から中央口を眺める。この日は日の丸が掲揚されていた。東京駅丸の内駅舎復元については、昨年10月に、また、東京駅丸の内駅舎ライトアップは同じく12月に写真を撮りに行き、ブログに載せている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/360秒 11.1mm ISO200 )
丸の内中央口;クリックすると大きな写真になります。
3.丸の内JPタワー
旧東京中央郵便局舎が一部保存された丸の内JPタワーが竣工したのは昨年の5月31日だ。写真の手前の時計のある白いところが、旧東京中央郵便局の保存・再生部分で、この地下1階~6階部分が商業施設「KITTE」になっている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/200秒 12.4mm ISO100 )
丸の内JPタワー;クリックすると大きな写真になります。
4.北口側からの眺め
新丸ビルの前あたりから、丸の内駅舎を眺める。さらに新丸ビルの7階テラスへ上がって、東京駅丸の内駅舎を上から眺めようと上がろうとするが、エレベーター前にショップやレストランは11時からとなっていて、上がることが出来ない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/1000秒 7.9mm ISO200 )
北口側からの眺め;クリックすると大きな写真になります。
5.丸の内から和田倉門へ 日本工業倶楽部
丸の内には歴史を感じさせる建物があるが、これは日本工業倶楽部の建物。正面屋上には小倉右一郎作の2つの人像が置かれ、戦前の日本経済の中心であった石炭(ハンマーをもった男性)と紡績(糸巻きを持つ女性)を表現しているという。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/160秒 5.2mm ISO100 )
丸の内から和田倉門へ 日本工業倶楽部;クリックすると大きな写真になります。
6.和田倉門あと
和田倉門交差点で日比谷通りを渡り、堀にかかる橋から日比谷通りを眺める。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/160秒 9.4mm ISO125 )
和田倉門あと;クリックすると大きな写真になります。
7.和田倉噴水公園
和田倉門を入り、石垣の脇を右手に進むと、和田倉噴水公園があった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/800秒 4.6mm ISO200
和田倉噴水公園;クリックすると大きな写真になります。
8.和田倉噴水公園から富士見櫓を望む
吉田茂書という皇太子殿下御成婚記念の石碑があり、そこから、内堀通り、桔梗濠(堀)越しに富士見櫓が見えた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/400秒 29.2mm ISO400
和田倉噴水公園から富士見櫓を望む;クリックすると大きな写真になります。
9.丸の内のビジネス街
日比谷通りに並んで建つビル群

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/750秒 6.0mm ISO200
丸の内のビジネス街;クリックすると大きな写真になります。
10.石垣と桜の紅葉
今年は桜の葉の紅葉がいつもの年よりきれいに思える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/115秒 21.6mm ISO400
石垣と桜の紅葉;クリックすると大きな写真になります。
11.東京銀行協会ビル
再び東京駅へ戻る。日比谷通りとの角に、1993年に竣工したという、ちょっと異様な感じのする東京銀行協会のビルがある。赤レンガ建築の東京銀行集会所(大正5年築)のファサードを保存し、それを前面に配して、20階建て高さ82mに高層化された。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/160秒 8.5mm ISO160
東京銀行協会ビル;クリックすると大きな写真になります。
12.「KITTE」入口
新丸ビルへ戻って、その7階のテラスへエレベータで上がってみたが、この日は強風のため、外へ出るドアは閉ざされていた。残念。まだ、食事の予約時間まで少々間があるが、「KITTE」に入る。入口を入って、丸の内南口を振り返る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/250秒 4.4mm ISO400
「KITTE」入口;クリックすると大きな写真になります。
13.「KITTE」のなか
「KITTE」の中に入ると右手に東京中央郵便局があり、その先に三角形の吹き抜け空間が広がった。地下1階から6階までの商業施設である。私たちが行くレストランは5階にある。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/80秒 4.4mm ISO400
「KITTE」のなか;クリックすると大きな写真になります。
14.旧東京中央郵便局局長室
「KITTE」4階フロアの東京駅丸の内駅舎に面したところに、旧東京中央郵便局の局長室があった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/800秒 7.9mm ISO400
旧東京中央郵便局局長室;クリックすると大きな写真になります。


2012年3月 3日

日本橋と日本橋七福神巡り その2 2月17日


 日本橋のたもとを小網神社へ向けて歩き始めたのが2時15分過ぎで、八福神の三つ目のお社である水天宮のお参りを終えたのが、3時少し前だった。次は松嶋神社が近い。そして、途中、少々道に迷ったりしたが、新日本橋駅に近い、最後の寶田恵比寿神社のお参りをしたのは4時10分過ぎだった。八福神巡りの所要時間はおおよそ2時間だった。
  新日本橋駅からJR総武線の電車にひと駅乗り、東京駅に寄った。修復工事完成間近の丸の内東京駅丸の内駅舎を見たかった。

14.松嶋神社-大国神
水天宮交差点にある交番で、松嶋神社はどこですかと尋ねたら、お巡りさんが親切に教えてくれた。新大橋通りを右へ行き、大門通りを左へ入ったところにあった。
 創建は鎌倉時代の1312年。当時、あたり一帯は入り海で、松の茂る小島に建つ祠(ほこら)に毎晩灯火を掲げていたところ、舟人たちはそれを目標に航海の安全を得たという。その後、正徳年間(1711~1715年)、近辺を埋め立て、武家屋敷を造営するために日本各地から呼び寄せられた職人たちが、松島神社に故郷の神々の合祀を頼んだことからご祭神は14柱を数えるまでになった。大国神もその社殿に合祀されている。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/160秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 -0.7段
松嶋神社-大国神;クリックすると大きな写真になります
15.松嶋神社(大鳥神社)
お社はビルの中に入っていた。大鳥神社ともいうらしい。明暦の大火前、ここ大鳥神社の周囲は歓楽街であった為、人形細工職人、呉服商人、歌舞伎役者、葭町の 芸妓傾城等々、芸能関係や庶民の参拝によりたいへん賑わったとのこと。11月の酉の市が往時を伝える風物詩として今に残っている。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.5 1/30秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 -0.7段
松嶋神社(大鳥神社);クリックすると大きな写真になります
16.末廣神社
松嶋神社の前を人形町通りと平行した大門通りを北西へ進む。この通りの右側にあるはずだ。大きな通りに出る少し手前の路地を入ってみると小さなお社があった。松嶋神社で前後してお参りした御嬢さんとまた一緒になった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/50秒 9.9mm ISOオート ) 露出補正 -0.7段
末廣神社;クリックすると大きな写真になります
17.末廣神社-毘沙門天
勝運を授け、災難をよける神様として、400年以上前から信仰されているという。末廣神社はこの地にあった葭原(吉原)の守り神だったそうだ。葭原は明暦の大火で移転している。延宝3年(1675年)、社殿を修復した際に、縁起の良い末廣扇が見つかったことから、これに因んで末廣神社と名付けられたとのこと。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/80秒 9.9mm ISOオート ) 露出補正 -0.7段
末廣神社-毘沙門天;クリックすると大きな写真になります
18.笠間稲荷神社
末廣神社から清州通りに向けて歩き、久松町交差点の手前にあった。ここで六つ目だ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/80秒 9.7mm ISOオート ) 露出補正 -0.7段
笠間稲荷神社;クリックすると大きな写真になります
19.笠間稲荷神社
笠間稲荷神社の小さな境内には、おきつねさんが祀られていた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/60秒 9.3mm ISOオート ) 露出補正 -0.7段
笠間稲荷神社;クリックすると大きな写真になります
20.笠間稲荷神社-寿老神
江戸末期 安政6年(1859年)、笠間藩主・牧野貞直が、日本三大稲荷のひとつ常陸笠間神社の御分霊を江戸下屋敷に奉斎。以降、五穀をはじめ水産、殖産の守護神として信仰を集めたとのこと。寿老人は長寿の神にして、お導きの神、幸運の神として、人々の運命を開拓する福徳長寿の守護神とされている。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/80秒 9.7mm ISOオート ) 露出補正 -0.7段
笠間稲荷神社-寿老神;クリックすると大きな写真になります
21.椙森神社
次の椙森(スギモリ)神社へ行くのが大変だった。全く反対方向を探してしまった。笠間稲荷神社から一旦人形町の方へ戻ればよかったのだが、方向音痴になり、清州通りを東日本橋駅の方向に進んでしまった。これは違うと思い、日本橋公会堂でいただいた「日本橋と五街道ー開催記念日本橋マップ」をメガネをかけて良く見た。反対だ。水天宮通りの方へ戻って行くと、日本橋税務署というのがあった。これで椙森神社はすぐ傍と分かった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/30秒 7.2mm ISOオート ) 露出補正 -0.7段
椙森神社;クリックすると大きな写真になります
22.椙森神社-恵比寿神
創建は約1千年前。田原藤太秀郷の平将門の討伐祈願や、太田道灌の雨乞い祈願などの記録も残る古社だそうだ。祀られている恵比寿様は、右手に釣竿、左手に鯛を持ち、はじめは豊漁の神さまとして、後に「えびす顔」と言うとおり商売繁盛の神さまへと変化したという。江戸時代には、江戸城下の三森(烏森神社、柳森神社、椙森神社)の一つに数えられ、椙森稲荷と呼ばれて、江戸庶民の信仰を集め、当たりくじ富興行も行われたと伝えられる。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/30秒 7.2mm ISOオート ) 露出補正 -0.7段
椙森神社-恵比寿神;クリックすると大きな写真になります
23.於竹大日如来井戸跡
最後のお参りとなる寶田恵比寿神社へ向かう途中に「於竹大日如来井戸跡」という石碑があった。寛永の頃(1640年頃)江戸大伝馬町佐久間家(一説に馬込家)の下女お竹は日頃より慈悲心が深く、ある日、羽前羽黒山の行者より大日如来の化身であると告げられたとのこと。ここは、お竹が愛用し、貧困者が市をなしたという井戸の跡だそうだ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2 1/30秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 -0.7段
於竹大日如来井戸跡;クリックすると大きな写真になります
24.寶田恵比寿神社
いよいよ最後に残った寶田恵比寿神社になる。一旦昭和通りへ出て、シオノギ本町共同ビルの手前を右に入り、前述の「於竹大日如来井戸跡」を見て、辿り着いた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/125秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 -0.7段
寶田恵比寿神社;クリックすると大きな写真になります
25.寶田恵比寿神社-恵比寿神
日本橋の恵比寿神は椙森神社と、ここ寶田恵比寿神社に二神が祀られている。もとは江戸城外の宝田村の鎮守で、現在の皇居前にあったが、徳川家康公による江戸城拡張により日本橋本町に移転したという。祭壇中央に祀られる恵比寿神像は、慶長11年(1606年)に三伝馬取締役の馬込勘解由が徳川家から譲り受けたもので、運慶作とも左甚五郎作とも伝えられる。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/50秒 9.3mm ISOオート ) 露出補正 -0.7段
寶田恵比寿神社-恵比寿神;クリックすると大きな写真になります
26.寶田恵比寿神社
寶田恵比寿神社の御祭神は、事代主命(コトシロヌシノミコト)、少彦名命(スクナヒコナノミコト)、大國主命(オオクニヌシノミコト)、大己貴命(オオアナモノミコト)、素戔嗚命(スサノオノミコト)と記されているが、寶田稲荷神社も合祀されていて、御祭神は宇迦之御魂神とある。難解である。これで八福神を巡り終えた。約2時間で、福徳、金運、長寿延命、学芸成就、除災勝運、生産、営業繁栄、離職、といった御利益を得られたことになるのだが。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2 1/30秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 -0.7段
寶田恵比寿神社;クリックすると大きな写真になります
27.修復工事完成間近い東京駅丸の内駅舎
1914年(大正3年)に創建された東京駅丸の内駅舎は、辰野金吾により設計され、その堂々たる姿で、多くの人々に愛されてきた。しかし、1945年(昭和20年)、戦災により南北のドームと屋根・内装を焼失。戦後、3階建ての駅舎を2階建て駅舎に復興し、1947年から2007年まで使用されてきた。その東京駅丸の内駅舎を、元の姿にしようと2007年4月11日から「保存・復原工事」が始まった。「保存・復原工事」では、外観を創建時の姿に忠実に再現するのはもちろんのこと、さらに、未来へ継承するため、鉄骨煉瓦造の下に地下躯体を新設し、機能拡大の工事が行われている。2012年6月10日完成予定である。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 -0.7段
修復工事完成間近い東京駅丸の内駅舎;クリックすると大きな写真になります
28.東京駅丸の内駅舎 南ドーム
これは完成が近い南ドームである。1947年から2007年まで使用されてきた駅舎では、木造三角屋根に形を変えていたものを、創建時のドーム型屋根に復原されている。そして切妻の部分は戦災で失った3階部分と、屋根が復原されている。これまでの1、2階の外壁は、化粧レンガや石の補修が行われている。まだ、北から南までの全容を見ることができないが、6月に完成して、その姿を見るのが楽しみである。10月からはライトアップもされるようだ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/60秒 11.8mm ISOオート ) 露出補正 -0.7段
東京駅丸の内駅舎 南ドーム;クリックすると大きな写真になります