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2019年2月 3日

土曜日の横浜 2月2日

前日に封切りになった「7つの会議」という映画を観たいという家内に付き合って、いつも映画を見に行く桜木町のコレット・マーレの中にあるシネコン ブルグ13横浜へ行く。映画を見に行くときはいつも朝の第1回目の上映を見る。映画「7つの会議」は人気のTVドラマ「下町ロケット」の原作者である池井戸潤の企業犯罪小説の映画化で、主演の野村萬斎をはじめ共演の香川照之、及川光博、片岡愛之助、朝倉あき、吉田羊、北大路欣也などの顔が揃う。野村萬斎のサラリーマン役は少し、あくが強いなと感じたが、好演であり、楽しむことが出来た。
 映画が終わったあと、先日見に行った帆船日本丸の大規模改修工事が、その後どのように進んでいるかを観に行こうと思っていた。天気も良いし、せっかく出かけるのだから、ほかに何かイベントはないだろうかとインターネットで探してみた。結果、映画館とは目と鼻のさきにあるランドマークタワーで、「ヨコハマ鉄道模型フェスタ」が開催されていた。もう一つ、「博士の愛した中国陶磁-美と技の5000年-」という企画展が行われているのを知った。前者は家内が全く興味を示さないが、後者は見てみたいという。
「ヨコハマ鉄道模型フェスタ」は以前にも一度行ったことがある。横浜に係わる鉄道各社とその関連会社、情報誌、および鉄道模型5社が出展して、ランドマークプラザの5階で開催されている。もちろん子供さん達も多かったが、大人の鉄道マニアが多いのに改めて驚いた。昼少し前だったが、会場は溢れんばかりだった。
 一方、「博士の愛した中国陶磁-美と技の5000年-」はみなとみらい線で、みなとみらいから2駅先にある日本大通り駅のすぐ近くの横浜ユーラシア文化館で開催されていた。受付で入場料¥200を払おうとたところ、「横浜市民ですか?、65歳以上ですか?」と聞かれ「はい」と返事をすると、「どうぞ」と無料で入館させていただいた。そこに展示されていた4千年くらい前の新石器時代に作られたという顔料で文様を施した中国青海・甘粛の彩陶といわれる土器には感動した。残念ながら展示物の写真撮影は禁止となっていた。

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↑「よこはま鉄道模型フェスタ」のパンフレット

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↑「博士の愛した中国陶磁-美と技の5000年-」のパンフレット

1.改装中の帆船日本丸 船首部分
3週間前の1月11日に見に来たときは、ドックの水が排水されたばかりで船首部分船体の改修工事は始まっていなかった。この日は工事は休みなのだろうか、船首部分にも幕が架けれていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1250秒 28mm ISO125 ) 露出補正 なし
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2.改装中の帆船日本丸 全景
この日は船体全体が覆われていて、マストしか帆船日本丸を表すものはない。帆船日本丸の大規模改修工事は来月末が完了予定になっている。さぞ美しい船体を見せてくれることと思う。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO125 ) 露出補正 なし
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3.よこはま鉄道模型フェスタ 会場
「ヨコハマ鉄道模型フェスタ」 はランドマークプラザの5階で開催されていた。凄い人出だったので驚いた。ここは入口を入ってすぐのところで、右側に東急、小田急、江ノ電など横浜や横浜近郊を走る鉄道各社が店を並べ、関連商品が販売されていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/125秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
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4.天賞堂
銀座の天賞堂も鉄道模型を出品し、販売していた。私は小学生のころ父親にねだって、初めて買ってもらった鉄道模型が天賞堂のC58(3本レールのOゲージ)だった。機関車だけをさんざん走らせて遊んだあと、そのままにしてしまった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/125秒 11mm ISO160 ) 露出補正 なし
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5.TOMIXの売店
鉄道模型のメーカーも店を出している。私も40歳近くなって、再び鉄道模型に興味を持ち始めた。今は倒産してしまったメルクリンという9mmゲージの模型が欲しかったが、なかなか高価で手が出せなかったころ、 私の小遣いでも買える16mmゲージが模型店の店頭に並ぶようになった。KATOというメーカーが先行していたが、TOMIXも新しい形式の鉄道車両模型を生産販売していた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/125秒 18mm ISO200 ) 露出補正 なし
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6.鉄道模型各社のパノラマ・レイアウト
大きなホールには、鉄道模型メーカー各社のレイアウトがセットされていて、Nゲージ、HOゲージの模型が走っていた。これはグリーンマックスというメーカーのレイアウトである。京浜急行の模型が走行している。HOゲージのレイアウトではKTM(カツミ)のモデルが走っていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/125秒 37mm ISO1000 ) 露出補正 なし
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7.東北新幹線
これはKATOのレイアウトだったと思う。それほど大きくないレイアウトだが、周回速度が速い。あっという間に一周してきてしまう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/125秒 37mm ISO1000 ) 露出補正 なし
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8.ランドマークプラザ
混雑していたので早々に「ヨコハマ鉄道模型フェスタ」の会場を引き上げた。ランドマークプラザの5階から1階を見下ろすと、何かのイベントに人が集まっていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/125秒 9mm ISO160 ) 露出補正 なし
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9.日本大通り駅通路の壁画
次に「博士の愛した中国陶磁-美と技の5000年-」の横浜ユーラシア文化館に行く。みなとみらい駅から、みなとみらい線に乗り、2駅先の日本大通りで下車した。改札を出て3番出口のほうへ行く通路の壁に3枚の絵が刻まれていた。そこは横浜三塔広場というスペースになっている。これはその3枚ある絵のうちの左側2枚であるが、写真右側の絵には横浜の3つの塔が描かれていた。そして、その3枚の絵には共通して、写真の右下に見えるような、見たことのある人物が描かれている。あのサントリーのアンクル トリスだ。この壁画を描いたのは、「アンクルトリス」の生みの親である柳原良平氏なのだそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/125秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
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10.横浜ユーラシア文化館 入口
日本大通り駅の3番出口を地上に上がるとすぐ、横浜ユーラシア文化館の入り口だった。右側に見える自動ドアを入って、右へ折れると受付があった。通路にも写真が掲げられていたが、展示品は撮影禁止となっていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f10 1/250秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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11.出られなかった出口
「博士の愛した中国陶磁-美と技の5000年-」 の展示品の数々は素晴らしかった。早稲田大学の會津八一記念博物館収蔵の會津八一博士コレクション、よこはまユーラシア文化館所蔵の江上波夫博士コレクション、および富岡美術館(東京都大田区)の閉館に伴い、新潟県糸魚川市出身で日本重化学工業初代社長であった故富岡重憲氏から早稲田大学會津八一記念博物館に寄贈されたコレクションが展示されていた。彩陶の文様や色、武人俑の表情などは見入ってしまうものばかりであった。1階へ下り、出口と思ってドアに手をかけるが鍵がかけられていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/125秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
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