検索結果: Studio YAMAKO

Studio YAMAKOで“横浜中華街”タグの付いているブログ記事

2023年1月25日

にっぽん丸 出港 横浜 大さん橋 2022年12月15日

昨年の12月15日、突然に娘夫婦から電話がかかってきて、横浜の大さん橋で「にっぽん丸」という船の出港を見に行って、中華街ででも食事をしないかと電話がかかってきた。老夫婦に大した用事があるわけではなく、二つ返事で現地で待ち合わせしようと承諾した。
 にっぽん丸は16時50分に出港するというので、少し早めに桜木町駅からタクシーに乗って、大さん橋に向かった。すぐに娘たちと合流することができた。
 にっぽん丸は大さん橋の海に向かって右側の係船岸に停泊していた。クィーンエリザベスⅡが 70,327総トン、飛鳥Ⅱが 50,444トンであるのに比べ、現在3代目であるにっぽん丸は 22,472トンとやや小さな客船である。しかし、全長は166.65mもある立派な船だ。
 2代目にっぽん丸に代わる客船として、3代目のにっぽん丸は、1990年に三菱重工業神戸造船所で建造され、同年9月27日に竣工している。2020年2月〜4月に第2回大改装が行われた。商船三井が所有し、商船三井船舶が運航している。
 16時50分出港と聞いていたが少し遅れ、にっぽん丸が大さん橋を離岸し始めたのは午後5時だった。  向きをベイブリッジの方に向けてゆっくり進んでいくにっぽん丸を見送って、大さん橋を後にし、中華街へ向かった。

000_221215083 X700 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg
「モーリシャス プレシャス クルーズ 〜インド洋を巡る 楽園の船旅」出港するにっぽん丸
 2022年12月15日 横浜港大さん橋

001_221215002 X900 日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 1.にっぽん丸 船尾
大さん橋のウッド・デッキに上がると、海に向かって右側ににっぽん丸が停泊していた。船尾から見ていく。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 14mm ISO125 ) 露出補正 なし
002_221215008 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 2.にっぽん丸 赤い煙突
赤い煙突が象徴的だった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 13mm ISO125 ) 露出補正 なし
003_221215018 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 3.にっぽん丸 左舷
にっぽん丸は最近の客船としてはそれほど大型ではないが、全長167mある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
004_221215022 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 4.水陸両用バスとベイブリッジ
大さん橋の左の方から水陸両用バスが海の上を進んできた。水陸両用車は、水上、陸上共に走行が可能な自動車である。渡河・上陸作戦に使われる軍用車両のほか、民生用でも観光や趣味に利用されるが、2016年からは、日の丸自動車興業株式会社が横浜港で 水上を走るバス=スカイダック を展開している。 「スカイダック横浜 みなとハイカラコース」と称し、日本丸(帆船の日本丸)メモリアルパーク発で、所要時間は約 50 ~ 60分。料金は大人で3,500円だそうだ。。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
005_221215024 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 5.にっぽん丸 全景
船首から船尾まで映しこんでみた。左手に氷川丸と新しくなったマリンタワーが見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
006_221215032 X900 日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 6.上層階の船室
にっぽん丸の客室には、スィートルーム、デラックスルーム、スタンダードルームがあり、デッキのある上層階の客室はスィートルーム、デラックスルームで、当然料金も高い。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 18mm ISO125 ) 露出補正 なし
007_221215033 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 7.ステートルーム
1階はスタンダード・ステートになっている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 なし
008_221215036 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 8.モーリシャス プレシャス クルーズ 〜インド洋を巡る 楽園の船旅〜
同じ桟橋のにっぽん丸の後ろ側に停泊していたロイヤル・ウイング という、大さん橋を拠点として営業しているエンターテイメント・レストラン船に、ピントを合わせて撮った写真だったが、48日間の3年ぶりの外国をめぐるクルーズであるにっぽん丸を見送る人たちの振るモーリシャスの国旗を見て、そちらのことが気になった。モーリシャスの国旗は、1968年の独立時に採用された横4色旗。フランス語でLes Quatre Bandes、「四本の線」という別称もあるそうだ。赤は自由と独立の為の戦い、青はインド洋、黄は独立による新たな光、緑はモーリシャスの一年を通した農業の色を表すという。wikipediaによると、1638年にオランダがインド航路の補給地として植民を開始した。しかし植民地経営は上手くゆかず、1710年にオランダはモーリシャスから完全に撤退した。オランダがモーリシャスから撤退すると、近隣のレユニオン島を植民地化していたフランスがさっそく再植民を計画し、1715年にモーリシャスを占領して、フランス島と名付けた。しかし、1810年にイギリスに占領され、1814年には正式にイギリス領となり、島名は旧名のモーリシャスに戻された。だが、イギリスはモーリシャスの統治体制に手をつけず、本国からの移住も行われなかったので、島の支配階級であったフランス人大農園主はそのまま島に残り、言語的にも英語よりフランス語が主に話される状況は続いたという。1968年に英連邦王国として独立を達成したモーリシャス共和国の首都は、ポートルイスと定められている。また、インド洋のマスカレン諸島に位置する共和国ながら、アフリカの国家の1つに数えられている。民族構成は多様だが、19世紀にサトウキビ農園の労働力として移入されたインド系住民が過半数を占める。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO320 ) 露出補正 なし
009_221215047 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 9.出向のドラ
午後4時半になった。間もなく出港である。船員さんがドラを鳴らしてデッキを歩く。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO1000 ) 露出補正 なし
010_221215058 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 10.「ゆたかクル蔵さん」
後で調べて分かったことだが、このキャラクターは1984年創業の日本で最初のクルーズ専門旅行会社「ゆたか倶楽部」の公式キャラクター「ゆたかクル蔵さん」という。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO3200 ) 露出補正 なし
011_221215064 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 11.出港セレモニー ブラスバンド -1
設けられたステージで、4時35分ごろからブラスバンドの演奏が始まった。「聖者の行進」はなかなか良い演奏だったと思う。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO3200 ) 露出補正 なし
012_221215065 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 12.乗船客の皆さん -1
いよいよ出港の時間が近くなってきた。予定では、1月31日に横浜に帰ってくるが、クリスマス・イブにシンガポールに入港する。モルディブの首都マーレを大晦日に出港し、モーリシャスのポートルイスに1月5日に入港する。洋上で元旦を迎えるわけだ。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/800秒 30mm ISO3200 ) 露出補正 なし
013_221215071 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 13.出港セレモニー ブラスバンド -2
16時42分、ブラスバンドの演奏はまだ続いている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1000秒 11mm ISO2500 ) 露出補正 なし
015_221215083 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 14.乗船客の皆さん -2
大勢の乗船客がデッキへ出てきた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 11mm ISO3200 ) 露出補正 なし
015_221215094 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 15.船首とベイブリッジ
16時50分になった。大分暗くなってくる。後で調べたところ、横浜の12月15日の日没時間は16時30分だった。写真を撮るには一番良い時間である。船首に張られた万国旗とベイブリッジを入れて撮った。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/200秒 19mm ISO3200 ) 露出補正 なし
016_221215095 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 16.舫い綱(もやいづな)
暗くなってきた。中ほどに留められている舫い綱(船を繋ぎ止めている綱)のポラード(係船柱)の傍に係員が立った。いよいよ出港である。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/50秒 32mm ISO3200 ) 露出補正 なし
017_221215099 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 17.乗船タラップ
乗船タラップが外される。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/100秒 37mm ISO3200 ) 露出補正 なし
018_221215102 X900 日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 18.船首のもやい綱
船首のもやい綱は舳綱(へづな)という。その舳綱が解かれようとしている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/15秒 24mm ISO3200 ) 露出補正 なし
019_221215106 X900 〇日本丸出航 大桟橋 G7X.jpg 19.出港
長い汽笛が3回鳴らされた。いよいよ出港だ。舳綱が解かれた。時刻は17時だった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/30秒 13mm ISO3200 ) 露出補正 なし
020_221215111 X900 〇日本丸出航 ロイヤルウィング 大桟橋 G7X.jpg 20.先に行くロイヤル・ウイング
にっぽん丸の出航が少し遅れたのは、ディナー・クルーズのロイヤル・ウィング号が先に出港したからかもしれない。ロイヤル・ウィングの旧船名は「くれない丸」で、元は関西汽船の阪神・別府航路を代表するクルーズ客船であった。2,876 トンで、全長は86.70 mある。1960年2月27日に竣工し、関西汽船で1960年3月6日に就航している。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/125秒 14mm ISO3200 ) 露出補正 なし
022_221215126 X900 〇日本丸出航 離岸 大桟橋 G7X.jpg 21.離岸 -1
17時10分、にっぽん丸は大さん橋を離岸した。シャッター・スピードも手持ちでは厳しくなってくる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/20秒 37mm ISO3200 ) 露出補正 なし
021_221215131 X900 〇日本丸出航 離岸 大桟橋 G7X.jpg 22.離岸 -2
すっかり暗くなってしまった。にっぽん丸は大さん橋を離れていく。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/20秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
023_221215133 X900 日本丸出航 離岸 大桟橋 G7X.jpg 23.離岸 -3 面舵(おもかじ)
赤い煙突を照らす明かりと船内に点る明かりが幻想的だ。にっぽん丸はゆっくりと船首を右に、ベイブリッジに向けて進む。航海の無事を祈る。Bon Voyage!

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/200秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
027_221215138 X900 〇みなとみらい 大桟橋より G7X.jpg 24.みなとみらい
にっぽん丸を見送った後、大さん橋のにっぽん丸が停泊してしていた桟橋と反対側のデッキに出てみた。対岸には赤レンガ倉庫が見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 37mm ISO3200 ) 露出補正 なし
026_221215150 X900 〇横浜中華街 G7X.jpg 25.中華街
娘たちと4人で中華街へ。中華街もコロナで苦しかったようだが、人出も大分回復しているように見える。急に出かけることになったが、楽しい時間を過ごすことができた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 32mm ISO2000 ) 露出補正 なし

2017年1月24日

横浜中華街 12月12日

もうしばらく昨年の撮りの残し分が続く。
 昨年12月のはじめに、かっての勤務先で同じマーケティング部門で仕事した友人W氏が、退職以来初めて会う友人T氏と3人で食事をしようとお膳立てをしてくれた。3人は同じ大学の出身である。
  W氏のアレンジメントで11時半にJR石川町駅で待ち合わせて横浜中華街の上海料理店「三和楼」で昼食会をすることになった。「三和楼」は私も知っているところで2~3回行ったことがある。
 余談になるが、上海料理と言えば上海ガニがある。ところが、香港で、​​​​中国本土から輸入した上海ガニから基準値を超えるダイオキシンが検出され、旬を迎えた上海ガニに影響が広がっているようだ。中国の輸出規制のため横浜中華街でも品薄になり、安全な上海ガニの仕入れ値が高騰しているそうだ。この日は三和楼でも上海ガニはメニューから外されていた。その後輸入は再開され、12月の後半には食べられるようになったらしい。
  再会の会話を楽しみながらゆっくり食事をした後、ほろ酔い機嫌で久しぶりに中華街をぶらぶらと歩いた。横浜開港記念会館でボランティアガイドをしているW氏の案内で今まで知らなかったことを教えていただくことができ、とても参考になった。
 中華街散策の後、私は元町へ向かい、2人は石川町へ戻った。

1.横浜中華街 善隣門
約束の時間よりやや早めに3人がそろい、W氏の案内で延平門から西門通りを歩き、中華街大通りへの入り口である善隣門へでた。私は石川町駅から中華街に入った記憶がない。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/400秒 5mm ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.市場通り
中華街大通りを東へ朝陽門(みなとみらい線の元町中華街駅方面)に向かってしばらく歩くと、右手に市場通り門があり、そこを右に曲がり市場通りに入った。細い道だけど両側に店が並び人通りが多くにぎやかだ。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/160秒 11mm ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.三和楼
三和楼は市場通りを抜けて関帝廟通りを東へ、少し天長門の方へ行ったところにある。石川町駅からなら、はじめから関帝廟通りを来た方が近いのだが、これは中華街見物と、時間調整の意味もあったのかW氏の計らいだった。三和楼の上海料理は少し薄味かなと思うが、なかなかうまい。いろいろ食べたが、この店自慢の排骨(パイコー)がとても旨かった。排骨とは、中国語で豚などのスペアリブ。すなわち骨付きあばら肉だ。その豚のあばら肉に卵と小麦粉の衣をつけて油で揚げた肉料理なのだが、排骨は、中華街では三和楼が元祖なのだそうだ。それと五目焼きそばも旨かった。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 5mm ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.関帝廟
2時間以上かけて、ビールを飲み、甕だし紹興酒を飲み、旨い上海料理を賞味した。良い気持ちになって外へ出る。W氏はまず関帝廟へ連れて行ってくれた。酒を飲んでのお参りはご法度なのかもしれないが、静かに見学した。三国志で有名な武将、関羽がまつられている。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/320秒 5mm ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.横浜中華学院
関帝廟のとなりに学校があり、その校庭が関帝廟から見えた。校庭には中学生らしい生徒たちがのびのびと遊んでいた。台湾系の学校だそうだ。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/125秒 13mm ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.日本における新聞誕生の碑
関帝廟をお参りしたあと、次にW氏は「ここは知らないでしょう」と言って、関帝廟の先にある「日本における新聞誕生の碑」へ案内してくれた。中華街には何回も来ているがここは知らなかった。1864(元治元)年、海外事情を明らかにするために、ジョセフ・ヒコ(浜田彦蔵)が外国新聞を翻訳・編集し、日本初の邦字新聞「海外新聞」を発刊したが、ここはその居館跡だとのこと。また碑文には「(前略)木戸孝允、伊藤博文、坂本竜馬など多くの人々に民主政治を伝えた彦は、民主主義の先駆者として、およそ新聞を読むほどの人々の心の奥に残る文化の恩人であった。1994(平成6)年6月28日〈海外新聞発刊130年記念日に ジョセフ彦記念会〉と記されていた。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/60秒 5mm ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.會芳亭
再び関帝廟通りを関帝廟、三和楼の方へ戻る。三和楼の先の向かい側に山下町公園があり、そこに會芳亭がある。W氏はここは清国領事館跡だと教えてくれた。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/160秒 6mm ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.横浜媽祖廟
「もう一つ関帝廟のようなところがあったね」というと、會芳亭の先の天長門を右に曲がって、横浜媽祖病 へ案内してくれた。媽祖 とは北宋時代に実在した福建省・林氏の娘だそうだ。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/125秒 13mm ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.横浜媽祖廟 太鼓楼
wikipediaによると、2006年(平成18年)3月17日に、横浜媽祖廟は開港から150周年を迎える横浜の新名所として横浜中華街に落慶開廟したとのことで、比較的新しい。この横浜媽祖廟の入り口側に鐘楼、出口側に太鼓楼があるが、それぞれの袴部分には媽祖廟の建設現場から出土した煉瓦が使用されているとW氏が教えてくれた。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/80秒 5mm ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.谷戸橋
2人と別れ、私は元町へと歩いた。元町の入り口にこの谷戸橋がある。この谷戸橋が架かっている土地はもともと陸​​​地​​​だったであろう​​​という。というのも、谷戸橋が架かっている堀川は1860年に開削した運河で、現在の谷戸橋が架かるあたりから東側は横浜村という陸続きの半島となっていたという。更に、現在の谷戸橋は震災後に現在位置に架けられたもので、元々は山下公園通りより1本内側の水町通りに架かっており、最初は堀川が開削されたと同じ1860年に木製の橋が架けられていたと思われるとのこと。横浜市認定の歴史的建造物だそう​だ。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5​.8​​​ 1/​30​​​​​​​秒 ​17​mm ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2010年2月27日

横浜中華街 春節

 2月20日(土)夜7時のTBSテレビ番組「キズナ食堂」で「中華街で働く人が選ぶ!うまくて安い隠れた名店」10店が紹介された。翌日、21日(日)には春節のパレードも行われるという。寒い日が続いていたがこの日は暖かそうであったので、久しぶりに中華街へ出てみることにした。手元にあった中華街の案内図にそれらの店をプロットして、場所を確認した。テレビで紹介された店は食事時でもあり、すべてに列ができていた。
1.紅棉
1952(昭和27)年創業の老舗中華菓子の店。もともとお菓子屋さんだが、ここの「肉まん」が生地がフアフアで絹のような舌触りと紹介されている。ご覧のように買い求めるお客さんの列ができていた。肉まん 1個300円

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/150秒 5.9mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
紅棉:クリックすると大きな写真になります
2.三和樓
この店は、前日のTV放送で紹介された店ではない。実は、わたくしの小学校の友人のお嬢さんが嫁いだ店である。場所は、1.紅棉のお隣り。上海料理であるが、シーズンには上海ガニがうまい。価格もリーズナブルである。
ここ関帝廟通りに山下町公園という小さな公園があるが、今日の春節パレードはここから出発してJR石川町の方向の地久門へ向かい、右回りに善隣門から中華街大通りに入ってくる。そして、朝陽門から右に曲がって、天長門から再び関帝廟通りの山下町公園に戻ってくるというコースになっていた。出発は午後2時、このとき12時半であったので、どこかで食事をして、また戻ってくることにした。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/147秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
三和樓:クリックすると大きな写真になります
3.萬来亭
毎朝作る自家製太麺を中国産と日本産の2種の醤油で味付けした「上海焼きそば」が売りという。場所は、関帝廟通りの市場通り門をくぐって元町方面へ行ったところだ。少し離れたところにあるので、ここはすいているかと思ったが、TVの効果は大きく、列ができていた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/90秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
萬来亭:クリックすると大きな写真になります
4.吉兆
中華街大通りから市場通りを開港通りに向かって少し入ったところにある。ここは「あさりそば」がうまいそうだ。934円。路地裏の店の名物メニュー、大粒のあさりから濃厚な魚介のうまみ・・・と紹介されている。だが、ここも列ができていて断念。とうとう、この日は台湾薬膳料理の「青葉」で昼食にした。「しじみ」が食べたかったのでここにしたが、今、「しじみ」はお役所の指示で出せないという。ノロウイルスが問題らしい。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/82秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
吉兆:クリックすると大きな写真になります
5.春節パレード(祝舞遊行) 出発前
「青葉」で食事を終え、山下町公園に戻ってきた。時刻は1時50分、午後2時出発予定のパレードの準備がなされている。山下町公園から少し地久門の方へ移動し、ちょうど「三和樓」の前あたりの歩道で、パレードを待つことにした。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/111秒 18.8mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
春節パレード(祝舞遊行) 出発前:クリックすると大きな写真になります
6.寅
パレードが爆竹とともに始まった。今年は寅年であるので、パレードの先頭は寅だった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/163秒 25.7mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
寅:クリックすると大きな写真になります
7.龍舞
次は龍がやってきた。大勢の人が龍を動かしている。演舞するのは横浜山手中華学校、横浜中華学院の生徒たちとOBとのこと。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/130秒 28.8mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
龍舞:クリックすると大きな写真になります
8.皇帝のお妃と家臣たち
龍舞の後に民族衣装を纏った女性らが続く。そして、皇帝が人力車に乗って通り、次にお妃が行く。その後に京劇に出てくるような衣装を着た皇帝の家臣たちが通って行った。この写真、お妃を見る歩道いっぱいに溢れた見物人の表情が皆、とても穏やかだった。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/84秒 8.2mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
皇帝のお妃と家臣たち:クリックすると大きな写真になります
9.子どもたち
パレードの最後尾が通り過ぎたので、そろそろ帰ろうかと、混雑する関帝廟通りを天長門のほうへ歩き、そこを左に曲がって、朝陽門のところまで来た。すると、中華街大通りを、パレードが再びこちらに向かってきたので、また、しばらく見てしまった。可愛い子どもたちもパレードに参加している。みんな楽しそうだ。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/80秒 18.8mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
子どもたち:クリックすると大きな写真になります
10.民族衣装の女性
かなり年配のひとも混じっていたが、美しい女性たちが民族衣装に身を纏って行進してきた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/82秒 18.8mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
民族衣装の女性:クリックすると大きな写真になります
11.龍舞
爆竹の煙がたなびく中を、再び龍舞がやってきた。龍を操っているのは、男性だけでなく、女性も頑張っている。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/128秒 23mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
龍舞:クリックすると大きな写真になります
12.獅子舞
この獅子舞を採青というらしい。獅子舞が各店舗を回り、軒先に吊るされた紅包(ご祝儀)をとり、商売繁盛を祈るとのこと。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/219秒 11.8mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
獅子舞:クリックすると大きな写真になります