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2021年2月 4日

明治神宮 鎮座百年祭 11月21日(2020年)

私が通った小学校は、渋谷区立神宮前小学校と云い、原宿駅から若い人達で賑わう表参道をまっすぐ、青山通りのメトロの表参道駅へ向かう途中、明治通りとの交差点を少し過ぎた左側、その頃は、同潤会のアパートだったが、今は表参道ヒルズになっている建物の裏側にあった。
  明治神宮 の境内は子供の頃の遊び場であり、その参道にある灯篭の明かりに、夜中に集まって来ていたカブトムシやコクワガタ、時には立派なノコギリクワガタなどを採りに行ったものだった。

明治神宮 境内案内図 X650  マップ.jpg
明治神宮 境内案内図

その明治神宮が、大正9年(1920年)11月1日に、ここ代々木の地に創建されて100年になる。2020年10月30日(金)~2020年11月1日(日)に明治神宮鎮座百年大祭が開催された。
 2019年(令和元年)10月26日、記念事業の一環で、隈研吾さん設計による「明治神宮ミュージアム」が新たな宝物館としてが開館した。ここへ行って見たかったのが、第一の目的であったのだが、久しぶりに明治神宮を参拝してきた。
 原宿駅も新しくなった。原宿駅から直接、明治神宮南参道の入り口である鳥居の前に出られる。 「明治神宮ミュージアム」では、令和2年の10月17日から12月6日までの間、「明治神宮鎮座百年祭記念展」が開催されていた。 「明治神宮ミュージアム」は南参道を進んで石橋の先の右側にあった。開館時間は10時であり、その少し前に着いた。係の方が、玄関の落ち葉を竹箒で履いている。
 午前10時、開館と同時に入館(入館料1,000円)した。入ると1階にメインロビーがある。左側が「森の展示室」になっていて、「明治神宮に宿る(百年)(一年)(一日)(一刻)という4っの時間軸を通して、森と祈りの永遠性をお伝えいたします。」と説明されていた。2階に上がる。床からして木の香りが伝わる素晴らしい空間である。階段を上がったところの「宝物展示室」がメインの展示であり、そこは「倹約の御心が偲ばれるご愛用の鉛筆から、金色の鳳凰をいただく儀装車まで、明治天皇、明憲皇太后おゆかりの御物を常設展示」と説明されていた。残念ながら、展示物の撮影は不可だった。
 「明治神宮ミュージアム」を見学して、再び南参道を本殿に向かう。副都心線の北参道駅の方からの北参道と合わさるところで、直角に左(西)に曲がり、高さ12mの明神鳥居としては日本一の大鳥居を潜る。そして突き当りを右へ曲がると「本殿」がある。大鳥居を潜ると参道の左側には、明治神宮鎮座百年に関わるパネルが並んでいた。七五三を祝う家族連れの姿があった。
 「本殿」の参拝を終えて御苑維持協力金500円をお支払いして、「明治神宮御苑」に入り、紅葉を見ながら少し歩いた。
 約2時間、久しぶりの明治神宮参拝だったが、この日の東京都のコロナの新規感染者数は500人を超えていた。

1.南参道鳥居
2020年の3月から使用開始されたJRの新原宿駅の西口を出るとここへ出てくる。鳥居を潜って南参道を歩く。南参道の右側には車道があり、駐車場もあるが、現在は代々木側の北参道口からしか入れない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 13mm ISO160 ) 露出補正 なし
001_201121001 X800 明治神宮 G7X.jpg
2.「杜のカフェ」
南参道の左側に洒落たテラス風のカフェが出来ていた。木の素材で仕上げた優しい外観とウッドデッキが「売り」のようだ。まだ、午前10時前なので、お客さんは少ない。朝早く来て、コーヒーを飲みながらの読書も良い。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1000 ) 露出補正 なし
002_201121005 X800 明治神宮 杜のテラス G7X.jpg
3.神橋
南参道を進むと神橋という石橋があった。せせらぎが流れるこの辺りには紅葉したカエデもある。  

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO320 ) 露出補正 なし
03_201121020 X800 明治神宮 G7X.jpg
4.明治神宮ミュージアム
神橋の先の右側に今日の明治神宮参拝の目的である「明治神宮ミュージアム」の入り口があった。令和2年(2020年)に鎮座百年祭を迎える明治神宮では、令和元年10月26日、鎮座百年祭記念事業の一環として明治神宮ミュージアムが開館された。このミュージアムの設計は、日本を代表する建築家の隈研吾氏である。開館時間は午前10時、少し待って入館する。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 12mm ISO200 ) 露出補正 なし
004_201121024 X800 明治神宮 ミュージアム G7X.jpg
5.芸術と出会えるウォークラリー
神宮の杜 野外彫刻展 としていくつかの彫刻が随所に展示されていた。これは 明治神宮ミュージアムの入り口右側にあった名和晃平さんの「White Dear」と題されたブロンズに塗装が施された彫刻である。2020年の作品。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2 1/1000秒 11mm ISO320 ) 露出補正 なし
005_201121029 X800 明治神宮 ミュージアム G7X.jpg
6.明治神宮ミュージアム メインロビー
入館券を求めて中に入ると、右手に広々とした木調のメインロビーが広がっていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 17mm ISO800 ) 露出補正 なし
006_201121066 X800 明治神宮 ミュージアム G7X.jpg
7.明治神宮ミュージアム メインロビーから
展示の撮影はご法度になっていたが、建物は撮っても良いと告げられた。「White Dear」が見える。入り口を入って左側は杜の展示室となっていて、「明治神宮に宿る(百年)(一年)(一日)(一刻)という4っの時間軸をとおして、森と祈りの永遠性をお伝えいたします。」と説明されていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 12mm ISO2000 ) 露出補正 なし
007_201121069 X800 明治神宮 ミュージアム G7X.jpg
8.明治神宮ミュージアム 2階
階段を上がると、木調の廊下があって、その廊下を通して、外が眺められる処だ。人がいなかったこともあるが、素晴らしい空間だった。この左側が宝物展示室、企画展示室になっている。宝物展示室には金色の鳳凰が屋根に飾られた艤装車が中央に置かれ、明治天皇、明憲皇太后ゆかりの品々が展示されている。企画展示室には定期的に企画展示、特別展示が開催される。この時は本殿内陣の奥深くおよそ百年の間奉安されいた下村観山作の屏風などが展示されていた。記念にミュージアム・ショップで「明治神宮のご宝物」とい冊子を購入した。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 15mm ISO250 ) 露出補正 なし
008_201121073 X800 明治神宮 ミュージアム G7X.jpg
9.代々木
11時少し前まで、 明治神宮ミュージアムにいて外に出る。南参道の反対側に細く高い木があった(写真のイチョウの木の右側)。「この地には代々樅の大木が育ち、代々木という地名が生まれました。この前の名木代々木は昭和20年5月の戦禍で惜しくも焼失しましたので、そのあと植継いだものであります。」との説明札が立てられていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 32mm ISO125 ) 露出補正 なし
009_201121034 X800 明治神宮 G7X.jpg
10.奉献 清酒菰樽
これらの 菰樽は縁あって永年明治神宮に奉納されている甲東会はじめ、昭和38年に結成された明治神宮全国酒造敬神会会員、全国各地の敬神の念厚き酒造家から献納されたものだそうだ。216個の樽があり、全国の神社の中でも有数の数と言われる。鎌倉の鶴岡八幡宮や大宮氷川神社などでも菰樽が並んで積まれているのを見たことがある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO640 ) 露出補正 なし
010_201121041 X800 明治神宮 G7X.jpg
11.奉献 葡萄酒樽
参道の反対側にはフランスワインの酒樽が展示されていた。「和魂洋才を旨とし、我が国の伝統の心を守りつつ、西洋の優れた文物を取り入れた明治時代、まさに国民の模範となって近代化を推し進められた明治天皇は断髪、洋装をはじめ様々な西洋文化を積極的に取り入れられました。食文化に於いても率先して洋食をお召し上がりになり、西洋酒としては特に葡萄酒をお好みになられました。」という前置きがあり、ここに奉供されている葡萄酒樽はブルゴーニュ東京事務所代表で、シャトー・ドゥ・シャイイイホテルのオーナーでもある佐多保彦氏の呼びかけにより、葡萄酒産地として名高いフランス共和国ブルゴーニュ地方の醸造元各社より献納されたたものであるという説明書きがあった。ムルソーなど有名な銘醸の樽もあった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO400 ) 露出補正 なし
011_201121054 X800 明治神宮 G7X.jpg
12.参道の展示パネル
代々木方面からの北参道がぶつかるところの左手(西側}に、高さ12mの明神鳥居としては日本一の大鳥居がある。そこから先は本殿への参道であり、その左側に明治神宮鎮座百年に関わる大きなパネルが整然と立ち並んでいた。明治天皇は明治元年(1868年)9月20日、京都を出発し、10月13日には江戸城に到着した。千年以上の長きにわたって都であった京都を離れ東京に都が定まり、若々しい君主を戴く明治の時代が始まった。  

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO500 ) 露出補正 なし
012_201121086 X800 明治神宮 G7X.jpg
13.明治の人 その気概と志
国づくりに励んだ有名無名の先人一人ひとりの力が、日本の近代化を成し遂げた。また、政府が招聘した海外からの専門家たちも国造りに貢献した。上から左から右へ 1.ラフカディオ・ハーン 2.福沢諭吉 3.東郷平八郎 4.乃木希典 5.夏目漱石 6.北里柴三郎 7.下田歌子 8.ウィリアム・スミス・クラーク 9.森鴎外 10.岡倉天心 11.与謝野晶子 12.エドワード・シルベスター・モース 13.野口英世 14.青木繁 が並ぶ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1000 ) 露出補正 なし
013_201121177 X800 明治神宮 G7X.jpg
14.七五三の祝い
両親、祖父母らと家族揃って七五三の祝いでお参りに来られている方も見かけた。写真を撮ってもらっている女の子3人は、7歳、5歳、3歳なのかな。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 20mm ISO200 ) 露出補正 なし
014_201121114 X800 明治神宮 社殿 G7X.jpg
15.明治神宮 本殿
本殿は昭和33年に再建され、建築様式は「流れ造」。本殿は外拝殿、内拝殿、本殿からなる。写真は外拝殿。2020年(令和2年)12月23日付けで、本殿、内拝殿、外拝殿などの社殿36棟が国の重要文化財に指定された。新宿のドコモタワーが見える。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1200秒 23mm ISO125 ) 露出補正 なし
015_201121121 X800 明治神宮 社殿 G7X.jpg
16.夫婦楠 -1
夫婦楠は1920年(大正9年)の明治神宮創建当時に献上された2本のクスノキの総称だ。ご祭神の明治天皇と明憲皇太后の中が良かったことにあやかり、縁結び、夫婦円満、家内安全の象徴として親しまれ、明治神宮境内の中でも特に人気のパワースポットになっているそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 12mm ISO250 ) 露出補正 なし  
016_201121124 X800 明治神宮 社殿 G7X.jpg
17.夫婦楠 -2
離れて見ると広がった枝葉の部分がくっつき1本の木のように見え、夫婦が並んで立つ姿を想像させるという。拝殿、そしてその奥の本殿参拝の前に2本の仲睦まじい楠に手を合わせていく人が多い。樹齢は約100年で、樹高17m、幹回りは366cm/317mある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
017_201121125 X800 明治神宮 社殿 G7X.jpg
18.明治神宮御苑 隔雲亭
本殿にお参りして、正参道を戻る。右側に内縁の北門があった。この季節の内苑は見たことがないので入ってみることにした。wikipediaによれば、江戸時代から大名下屋敷の庭園として使われ、明治時代に宮内省が所轄する南豊島御料地となり、代々木御苑と呼ばれた。ここは明治天皇と昭憲皇太后にゆかりの深い名苑であり、この地の風光をこよなく愛した皇太后はしばしば行啓したほか、明治天皇は隔雲亭という御茶屋を建て、四阿を作り、池には菖蒲を植え、回遊歩道を設けて美しい庭園とされた。内苑の中で唯一、神社鎮座前から樹木が生えていた。隔雲亭は太平洋戦争の末期、アメリカ軍による空襲によって焼失したが、戦後に篤志家によって復元された。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1000秒 10mm ISO500 ) 露出補正 なし
018_201121141 X800 明治神宮 御苑 隔雲亭 G7X.jpg
19.明治神宮御苑 つつじ山辺りの散策路
御苑にカエデは少ないが、散策路を歩くと、カエデの葉が日光に当たって輝く。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1000秒 10mm ISO160 ) 露出補正 なし
019_201121156 X800 明治神宮 御苑 G7X.jpg
20.清正井(きよまさのいど)
御苑の最も北側の奥に清正の井戸がある。若い人達にとって、清正井は明治神宮で最も有名なパワースポットという。ここは江戸時代(1603年~1867年)の初めは熊本藩主加藤家下屋敷だったが、 江戸時代の武将、加藤清正が自らの手で井戸を掘ったという逸話から、「清正井」の名がついたとされている。 写真を携帯の待ち受けにするだけで良いパワーが得られると話題になり、多くの人が訪れるようになったそうだ。  

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/200秒 11mm ISO3200 ) 露出補正 なし
020_201121170 X800 明治神宮 御苑 G7X.jpg
21.南池
隔雲亭から見下ろす大池は南池(なんち 8,300㎡)と称される自然の古池で、加藤家のあとに入った彦根藩主井伊時代から「お泉水」と言われていた。清正井から花菖蒲田を潤した清水を満々とたたえ、周りの樹影を映し出す。池面に張り出す樹々の彩りが美しかった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 22mm ISO320 ) 露出補正 なし
021_201121175 X800 明治神宮 御苑 G7X.jpg


2019年7月 4日

岩手・秋田・山形 ドライブ旅行<5月19日~22日> (5) 羽黒山と五重塔 5月22日

3泊4日の東北ドライブ旅行も最終日になった。この日は朝から晴れ間が広がっている。休暇村庄内羽黒は、スキー場、キャンプ場に隣接している。朝の散歩にはもってこいだ。南に月山も見えていた。
 チェック・アウトして、まず、羽黒山有料道路を標高414m羽黒山へ上がる。出羽三山というのは、この羽黒山、月山、湯殿山のことだ。羽黒山山頂には、出羽三山の神々を合祀する山で「三神合祭殿」があった。「三神合祭殿」近くの草むらで、ギフチョウに会えたのは驚きだった。はじめはアゲハかと思った。しかし、飛び方が緩やかだし、アゲハの♀より黄色い。ヒメギフチョウか、ギフチョウかと思えた。ファインダーで確認してギフチョウとわかったが、やはり時期的には遅く、大分破損していた。後で調べたら、羽黒山はギフチョウの多産地として知られ、採集者も多いようだ。ギフチョウが生息する北限は秋田県の鳥海山麓と聞いている。
 羽黒山を下りて、月山ビジター・センターに寄って、羽黒山の南側を周るようにして、五重塔へ向かった。途中月山がきれいに見える展望台があった。この羽黒山五重塔は東北地方では最古の塔と言われ、平将門の創建と伝えられているという。高さ29m。昭和41年には国宝に指定されている。塔の内側を見学してきた。次は先日(6/18夜)地震の被害があった鶴岡市へ向かう。

1.休暇村庄内羽黒 スキー場
朝7時前、休暇村庄内羽黒の外へ出てみる。北側にはスキーのゲレンデがあった。このゲレンデの上が羽黒山山頂の方向だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 21mm ISO125 ) 露出補正 なし
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2.月山
休暇村庄内羽黒 の上に月山(海抜1,984m)の姿が見えた。その8合目までの道路は、今年はまだ開通していないという。(今年、 県道211号月山公園線が八合目まで開通したのは6月24日だったそうだ)

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
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3.国立公園出羽三山案内図
朝食を済ませ出発。羽黒山有料道路を上って、羽黒山山頂へ行く。駐車場から「三神合祭殿」のほうへ歩くと、写真のような案内図があった。出羽三山といっても実は羽黒山の案内図だった。私は許す限りこのような案内板は撮っておくことにしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 20mm ISO100 ) 露出補正 なし
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4.世界平和塔
正面の建物は参集殿でその前にあるのは世界平和塔。あとで調べてみたが、台座に乗る球は地球を表し、縦と横の線は日本人と外国人が手をつなぎ、平和であるようにとの願いが込められているという。球は開祖蜂子皇子を羽黒山に導いた三本足の八咫烏(ヤタガラス)を戴いている。上下ちぐはぐな感じがするが、実は明治の廃仏毀釈までは、「宝篋印塔」があり、台座のみが残ったのか上部は昭和に造られたもののようだ。丸い部分は地球、青いラインは日本、赤いラインは日本以外で亡くなった方々の霊を意味するそうだ。左側奥に「三神合祭殿」が見える。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 16mm ISO125 ) 露出補正 なし
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5.鐘楼と梵鐘
鐘楼は元和3年(1617年)台風で倒れたのを翌年山形城主最上源五郎家信が再建した。寛延2年(1749年)柱の根継が行われたとある。梵鐘は社伝によれば、文永11年(1274年)10月の蒙古来襲の折、幕府より所望され、祈願したところ、鏡池(「三神合祭殿」の前にある池)より九頭竜王の光影が出て酒田の港に飛んで行ったところ、蒙古の舟は残らず海中に没した。このことにより鎌倉幕府より鐘を寄付されたとされている。この巨鐘は、日本第3の大鐘で「羽黒山の大鐘」ともいわれ、「建治元年乙亥(1275年)8月27日」の年紀があるといわれている。国指定重要文化財になっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO160 ) 露出補正 なし
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6.「三神合祭殿」 -1 内部 wikipediaによれば、出羽三山は、出羽三山神社の社伝によれば崇峻天皇の皇子、蜂子皇子(能除太子)が開山したと伝えられる。崇峻天皇が蘇我氏に弑逆(殺害)された時、蜂子皇子は難を逃れて出羽国に入った。そこで、3本足の霊烏(ヤタガラス)の導きによって羽黒山に登り、苦行の末に羽黒権現の示現を拝し、さらに月山・湯殿山も開いて3山の神を祀ったことに始まると伝えられる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/200秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 -0.7段
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7.「三神合祭殿」 -2 内部
同じくwikipediaを参照すると、江戸時代以前、出羽三山は真言宗であったが、江戸時代の初期、羽黒山の宥誉別当が徳川将軍家の庇護を受けるために、将軍家に保護されていた比叡山延暦寺にあやかり、羽黒山・月山は天台宗に改宗した。 天台宗への改宗に湯殿山は反発し、湯殿山派のみ真言宗となった。 羽黒山出羽神社 - 伊氐波神の本地仏を正観世音菩薩とし、一山を寂光寺と称して天台宗の寺院(輪王寺の末寺)であった。羽黒山全山は、江戸期には山の至る所に寺院や宿坊が存在した。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/200秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 -0.7段
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8.「三神合祭殿」 -3 正面
「三神合祭殿」 の正面の祭壇へと上がると、中央に月山神社、左側に湯殿山神社、そして右側に羽黒山出羽神社の扁額が上がっている。「三神合祭殿」は月山、羽黒山、湯殿山の三神を合祭した日本随一の大社殿。厚さ2.1mの萱葺の屋根、総漆塗の内部など、迫力があって見ごたえがある。「三神合祭殿」は後方にある本殿と、前面の拝殿が一体となった複合建築である。文化8年(1811年)に焼失し、文政元年(1818年)8月に完成したものだそうだ。国指定重要文化財になっている。手前の鏡池は、神秘の池として古来より多くの信仰を集め、羽黒信仰の中心でもあった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/200秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 -0.7段
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9.スジグロシロチョウ ♂
ここまで、チョウは全く見なかったが、「三神合祭殿」の手前にある草むらでスジグロシロチョウが飛んでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 181mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
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10.ギフチョウ
スジグロシロチョウを撮っていると、少し離れた前方にアゲハのようなチョウが飛んでいる。ヒメギフチョウかとも思ったが、ギフチョウのようだ。いったん視界から消えてしまったが、また戻ってきてくれ、ササの葉に止まった。ちょっと離れていたが、撮れるところまで近づくことができた。擦れて破損した個体だし、良い写真ではないが、記念になった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 220mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
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11.蜂子皇子の墓
駐車場へ戻る途中に、欽明天皇23年(562年)に崇峻天皇の第三皇子として誕生したと伝わる蜂子皇子の墓があった。後に蜂子皇子は出羽三山を開いたとされている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 10mm ISO1250 ) 露出補正 -0.7段
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12.羽黒山神社の末社
出羽三山には百一末社と称し、羽黒山を始め月山、湯殿山の山嶺、または幽谷に多数の末社が散在している。写真の末社は右手前から、思兼神社、 白山神社、大山祗神社、稲荷神社、健角身神社、大雷神社であるが、思兼神社の手前にもうひとつ画に入らなかった八坂神社がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO160 ) 露出補正 -0.7段
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13.月山全容
五重塔へ向かう途中に車を停められる展望台があり、抜けるような青い空とはいかなかったが、そこからは月山(海抜1,984m)の全容が見えた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 70mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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14.羽黒山 随神門
私たちは有料道路を車で「三神合祭殿」のあるところまで上ってしまったが、羽黒山の入り口は五重塔のある、こちら側である。随神門より内は出羽三山の神域となり、神域は遠く月山を越え、湯殿山まで広がる。随神門はこの広い神域の表玄関である。この門は初め仁王門として元禄年間秋田矢島藩主より寄進されたが、明治の神仏分離の折り、随身像を祀り随神門と名付けられた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段
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15.羽黒山天地金神社(末社)
随神門の右手前の石段の上に、朱塗りのお社が見えた。後で調べてみると、羽黒山神社の末社の一つで、天地金神社という。出羽三山神社のホームページでは、応永4年学頭法性院尊量により創建されたが兵乱のため大破し、後に羽黒山智憲院宥然により安永8年(1779)再興された。もと「元三大師像」を御本尊としてお祀りしたので大師堂と称していたが、昭和39年、須佐之男命をお祀りし、天地金神社となり現在に至っている。とあった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 20mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
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16.神橋と祓川と須賀の滝
随神門をくぐって、五重塔へと歩く。継子坂を下りると祓川に掛かる神橋に出る。出羽三山神社のホームページでは、昔三山詣での人々は必ず祓川の清き流れに身を沈め、水垢離をとり三山への登拝の途についた。朱塗りの美しい神橋は見事な浸蝕谷にかかり、向かいの懸崖から落ちる須賀の滝と相対し、その景観はまことに清々しく美しい。滝は承応3年(1654)時の別当天宥により月山々麓水呑沢より約8kmの間を引水し祓川の懸崖に落し、不動の滝と名付けた。又、一般的には神域とは随神門と伝えられているが、ここより山上と山麓を呼び分け、山上には維新まで本坊を始め30余ヶ院の寺院があり、肉食妻帯をしない「清僧修験」が住み、山麓には336坊の「妻帯修験」が住んでいたそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 20mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
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17.国宝羽黒山五重塔 -1
やがて、左手の杉木立のなかに国宝羽黒山五重塔が見えた。渋い。五重塔への道に入らず、まっすぐ進むと、一の坂、二の坂、三の坂と続き、先ほど行ってきた羽黒山山頂に至る参詣登山道である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 20mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
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18.国宝羽黒山五重塔 -2
随神門から羽黒山頂までの1.7kmの参道の両側に立ち並ぶ杉並木は、総数約600本、樹齢300年~500年の老木で、慶長初期から寛永(1596年~1643年)にかけて、第48代 宥源、第49代 宥俊、第50代 天宥の三代にわたる別当が十数年の歳月をかけて植林したという。特別天然記念物になっている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 17mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
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19.国宝羽黒山五重塔 -3
さて、国宝羽黒山五重塔であるが、は西暦931年から939年の承平年中、平将門創建と伝えられ、昭和41年国宝に指定されている。高さ29.4メートル、杉材による三間五層の素木作り、屋根は杉板厚さ2.4ミリの木羽を重ね合わせた杮葺きである。その後幾度も修復され、中世には庄内地方を治めていた武藤政氏が1372年から1374年の文中年間に再興したと伝えられ、現在の塔は建築様式からこの時のものと云われている。お釈迦様のお墓に見立てた五重塔は、昔この周辺を龍水寺が治めていたことから明治までは瀧水寺の塔と呼ばれていたそうだ。羽黒山に残る建造物として最も古い国宝羽黒山五重塔は、明治以降公に開扉した記録はないそうだ。今年は平成から令和への御世代わりの年にあたり、また、1400年以上の歴史を持つ出羽三山神社においても、昨年「三神合祭殿」再建200年という佳年を迎えた。これらを奉祝し、4月27日~11月30日までの間、これまで秘中の秘とされてきた国宝羽黒山五重塔の扉を開き、内部特別拝観として一般公開されていた。折角の機会だったので、拝観料500円をお支払いして、開かれた扉から体を乗り出して塔の中を拝観してきた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
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20.鶴岡へ
午前10時半、五重塔の拝観を終え、鶴岡へ向かった。鶴岡までは車で30分ほどだ。左手には庄内平野の田んぼの向こうに月山が眺められた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/1000秒 31mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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2015年4月25日

根津神社へ歩く 4月16日


 この日は小石川植物園へツマキチョウの写真を撮りに行ったが、都営地下鉄の白山駅で下車したとき、改札口を出たところに根津神社→と書かれた案内板があった。つつじが咲き始めているらしい。

 午後2時過ぎに小石川植物園を退出したが、その時に受付のかたに根津神社へはどう行くのかと尋ねてみた。地図をくださって丁寧に教えていただいた。それほど遠くはなさそうだ。寄って行こうと思う。
ところが、道を間違えたこともあり、45分ほど歩いてしまった。小石川植物園を出て、白山駅まで戻り、その先を本郷通りへ出た。南北線の東大前駅へ向かって歩いた。途中、日本医大の方へ左に曲がればそう遠くなく根津神社の裏側(北側)に行けたのだが、まっすぐ行ってしまい東大農学部正門に出てしまった。交番で聞いて左折し、言問通りを根津一丁目へ出て、ようやく不忍通りの根津神社入り口に出た。左折して表参道の鳥居にたどり着いたのは午後3時10分だった。

  神橋、楼門、唐門から、透塀で囲まれた社殿前に入って拝殿でお参りをした。透塀の西門から出て、駒込稲荷、乙女稲荷をお参りしつつじが丘(つつじ苑)に咲くつつじを鑑賞した。人も多く出ている。第46回「文京つつじまつり」が4月11日~5月6日の間開催されている。約2000坪のつつじ苑には、約100種3000株のツツジが咲く。種類が非常に多く、開花時期が違うため、早咲きから遅咲きへと花が移り変わり、長い期間様々なツツジを楽しむことができるという。

1.浄心寺
本郷通りを東大の方へ歩いていると、お寺が多くあった。なかでもこの浄心寺は立派な構えだった。浄土宗のお寺だそうだ。中へは入らなかった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/850秒 12mm ISO200 ) 露出補正 なし
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2.東大農学部正門
本郷通りに面した東大農学部正門。この先に東大正門、赤門がある。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/750秒 9mm ISO400 ) 露出補正 なし
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3.東大農学部の塀
東大農学部の弥生講堂に沿った、本郷通り沿いの塀。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/160秒 21mm ISO250 ) 露出補正 なし
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4.根津神社 鳥居と表参道
不忍通りの根津神社入り口を左に入っていくと、右手に根津神社の鳥居があり、参道が見えた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/950秒 6mm ISO400 ) 露出補正 なし
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5.楼門
参道を進むと楼門が見えた。その右側には神楽殿が見える。根津神社のホームページによれば宝永2年(1705年)五代将軍綱吉は兄綱重の子綱豊(六代家宣)を養嗣子に定めると、氏神根津神社にその屋敷地を献納、世に天下普請と言われる大造営を行なった。翌年(1706年)完成した権現造りの本殿・幣殿・拝殿・唐門・西門・透塀・楼門の全てが欠けずに現存し、国の重要文化財に指定されている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 8mm ISO400 ) 露出補正 なし
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6.唐門から拝殿を望む
楼門の先に唐門がある。唐門は神社の正門で、両妻に唐破風を備え、天井には今は剥げ落ちてしまっているが、藤原立信の墨江の龍が画かれてあったという。唐門の袖のよう透塀が拡がる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/400秒 8mm ISO400 ) 露出補正 なし
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7.六基の庚申塔と力石
根津神社境内の乙女稲荷神社と駒込稲荷神社の間に庚申塚と力石・賽の大神碑があった。六基の庚申塔は道の辻などに建てられていたものが、明治以降道路拡幅などのため、根津神社に収められたそうだ。六基の庚申塔は背中合わせで建てられている。この庚申塚に集められた丸い石は力石で、左の丸い大きな石には「五拾貫目」と彫られて、右の力石には「三十五メ目」と彫られていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/160秒 6mm ISO320 ) 露出補正 なし
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8.乙女稲荷の鳥居
一番奥にある駒込稲荷神社から乙女稲荷神社の方へ戻ってくると、乙女稲荷神社の小さな赤い鳥居が連なる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/90秒 13mm ISO400 ) 露出補正 なし
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9.乙女稲荷神社から見る社殿の屋根
乙女稲荷神社はやや高いところにあって、その前は踊り場のようになっている。そこから緑青色の根津神社社殿の屋根が眺められた。手前は透塀。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/160秒 16mm ISO250 ) 露出補正 なし
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10.徳川家宣胞衣塚(とくがわいえのぶえなづか)
当時の慣習により、六代将軍の家宣の胞衣(胎盤)を埋めたところと伝えられ、10数個の割石が雑然と積み重ねられていた。この根津神社の境内は五代将軍綱吉の兄、綱重(家光の第二子)の別邸で、綱重の長子、家宣は寛文2年(1662年)4月5日ここでうまれたとのこと。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/160秒 5mm ISO320 ) 露出補正 なし
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11.つつじ苑のツツジ
乙女稲荷神社を一旦下りて、つつじ苑に入った。西側の傾斜地に約100種3000株のツツジが咲く。第46回「文京つつじまつり」が4月11日~5月6日の間開催されていて、見に来ている人も多かった。つつじ苑への僅かな入園料は寄進として、重文の社殿と楼門の漆塗り修理をはじめ、順次進められる神域の整備に充てられるそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/160秒 16mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
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12.約2000坪のつつじ苑
種類により、開花時期が違うため、早咲きから遅咲きへと花が移り変わり、ゴールデン・ウィーク過ぎまで、様々なツツジを楽しむことができるという。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/160秒 10mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
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13.シロヤシオ
見たことのない白いつつじの花が咲いていた。シロヤシオはゴヨウツツジともいう。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 55mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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14.モンシロチョウ
歩いているとモンシロチョウが飛び立った。しばらくするとまたこの白いつつじの花に戻ってくる。吸蜜している様子はない。白い花が好きなようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/200秒 46mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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15.楼門を振り返る
楼門には左右には随身像があった。正面左側の随身は、五代将軍徳川家綱がモデルで、右側は水戸光圀がモデルと言われている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/170秒 12mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段  
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16.神橋 楼門の手前には橋が架かっていた。この神橋は平成18年に境内整備事業の一環として架橋された比較的新しいものだそうだ。 拝殿に向かい一礼して根津神社を退出した。     

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/160秒 9mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
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