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2024年1月 4日

氏神さま 初参り 2024年1月2日 横浜市保土ヶ谷区 橘樹神社と神明社

正月2日、今年も毎年続けている氏神さまに初詣をした。昨年の1月2日は青空が広がる良い天気だったが、今年はあいにく曇り空で寒い日だった。
 まず橘樹神社へ。普段は裏側の駐車場の方から境内に入るが、お正月なので表にまわってメインの鳥居をくぐった。参拝の列はそれほど長くはなかった。
 橘樹神社は、社伝によると、文治2年(1186年)に創建されたと伝えられている。それは、源頼朝が、天下の平定を祝し、国中の大小神祇(神々)を奉幣(供物をささげる)して祭祀(神や祖先を祀る)を行った時の創建と伝えられているそうだ。即ち京都の衹園社(現在の八坂神社)の御分霊を勧請奉祀(来臨を願いお祀りする)して、橘樹神社も衹園社 牛頭天王社 天王宮 橘樹社 等社名が変わり大正10年正式に現在の社名となったそうだ。
 橘樹神社のお参りを終え、相鉄線の天王町駅を線路の反対側に出た。小さな広場には旧東海道保土ヶ谷宿の名残りがある。
 そこから大門通りへ出て神明社へ。途中、耕地整理竣工記念碑がある傍で梅の花が咲いていたのには驚いた。
 神明社の参拝者は多かった。参拝者の列は大門通りの大鳥居から拝殿へ100m以上はある石畳の参道の中ほどが最後尾だった。

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神明社 初詣参拝者の列 2024年1月2日 横浜市保土ヶ谷区

001_240102007 X900 初詣 橘樹神社 G7X.jpg 1.橘樹神社の鳥居から
旧東海道に面して橘樹神社の鳥居が立つ。鳥居は大正14年(1925年)に建てられたものだそうだ。右側に橘樹神社と記された細長い社号碑がある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/1250秒 15mm ISO250 )
002_240102005 X900 初詣 橘樹神社 G7X.jpg 2.注連柱(しめばしら)
参道の途中に注連柱があった。注連柱とは、主に2本の石柱の間に注連縄を張ったものを言う。神社の神域を示す。そこに茅の輪(チガヤまたはわらで作った大きな輪)が施されていた。参拝する人に茅の輪をくぐらせ、浄める。陰暦六月末日に神社で行う夏越と、年越の大祓の前後以外は茅の輪は取り外されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 16mm ISO250 )
003_240102004 X900 初詣 橘樹神社 G7X.jpg 3.拝殿と狛犬
茅の輪を潜り抜けると、一対の狛犬があった。狛犬は嘉永5年(1852年)に奉納されたものが現存しているそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.0 1/1250秒 9mm ISO250 )
004_240102001 X900 初詣 橘樹神社 G7X.jpg 4.神札授与のテント
参道のわきに巫女さんが神札(おふだ)や、破魔矢などを頒布する神札授与所のテントがあった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 20mm ISO250 )
005_240102002 X900 初詣 橘樹神社 G7X.jpg 5.初詣参拝者の列
拝殿の前に初詣参拝者の列ができていた。橘樹神社の社殿は江戸時代、更に明治以降も関東大震災や戦災で幾度も焼失してしまった。現在の社殿は戦後の昭和26年(1951年)に再建されたものだそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1250秒 9mm ISO250 )
006_240102008 X900 初詣 橘樹神社 G7X.jpg 6.天王町駅へ
参拝を終え、旧街道筋を右へ。帷子川を渡り、天王町駅の高架をくぐる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 14mm ISO125 )
007_240102011 X900 初詣 橘樹神社 天王町駅 G7X.jpg 7.旧東海道の名残り
天王町駅の向こう側、保土ヶ谷駅方面に出ると、小さな広場がある。そこには木製の橋(帷子橋跡)と灯篭があり、旧保土ヶ谷宿のモニュメント(帷子橋跡モニュメント)になっていた。横浜市内では神奈川宿、保土ケ谷宿、戸塚宿の3つの宿場があり、保土ケ谷宿はそのうちのひとつということで、昔はかなりのにぎわいを見せていたそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 9mm ISO200 )
008_240102012 X900 天王町駅 サクラ G7X.jpg 8.小さな児童公園の紅葉
神明社に向かって歩いていく途中ある小さな児童公園(天王町公園)に、きれいに紅葉した木が見えた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 8mm ISO250 )
009_240102013 X900 天王町駅 サクラ G7X.jpg 9.紅葉したサクラの葉
近くへ行ってみると丈は低いがサクラの木だった。昨年暮れから、落葉していないサクラの葉が綺麗に紅葉しているのをしばしば見る機会があった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 16mm ISO125 )
010_240102017 X900 耕地整理竣工記念碑 ウメ G7X.jpg 10.梅が開花 -1
大門通りへ出て右へ、神明社の鳥居に向かって左側に耕地整理竣工記念碑がある。この石碑は関東大震災(大正12年(1923年))前の大正7年(1918年)に建てられた。帷子川流域一帯では耕地整理事業が明治36年(1903年)から順次始まり、昔からの農地の区画を整え直して生産力を上げるのが当初の目的だったそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 12mm ISO250 )
011_240102015 X900 天王町駅 耕地整理竣工記念碑 ウメ G7X.jpg 11.梅が開花 -2
その傍らに梅の木があり、なんと何輪も花が咲いていて、蕾も多く付いていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO400 )
012_240102018 X900 保土ヶ谷神明社 ウメ G7X.jpg 12.神明社鳥居
大門通りに沿うように神明社の大鳥居がある。ホームページによると、神明社は、平安時代中頃(970年)の創建と伝えられ、横浜市内では最も由緒の深い神社の一つとされている。鎌倉時代の始め、神様のお告げがあって現在の地に遷った時、伊勢神宮になぞらえて、天照大御神をまつる本社のほか、豊受大神宮や境内神社がまつられた。神明社は嘉禄元年(1225年)神戸(現在の保土ヶ谷区神戸町)に遷り、榛谷御厨八郷の総鎮守として祀られたと伝えられる。平成10年、鎮座1030年祭・当地遷座770年祭・伊勢神宮鎮座2000年祭を記念して「平成の大造営」が行われ、380年ぶりに本社・摂末社・神楽殿等総ての境内建物12棟が一新されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 16mm ISO250 )
013_240102019 X900 保土ヶ谷神明社 ウメ G7X.jpg 13.参道 初詣の列 -1
100m以上ある参道に参拝者の列が続く。注連柱には茅の輪が見える。その先に拝殿があり、天照大神を祀る本殿(本社天照大神宮)はその奥にある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 32mm ISO320 )
014_240102022 X900 保土ヶ谷神明社 ウメ G7X.jpg 14.参道 初詣の列 -2
列の最後尾に並んで20分ほど経った。まだまだである。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 9mm ISO250 )
015_240102024 X900 保土ヶ谷神明社 ウメ G7X.jpg 15.お焚き上げ -1
神社で古いお札やお守りを返納する場所があり、前の年のお守りやお札を持ち寄って浄火してもらうお焚き上げは、お正月の風物詩になっている。参拝の列からそのお焚き上げの焚き火が見えたが、傍に建てられた札には、「お納め物から化学物質を除去しますので、直接火に入れないで納札箱にお入れください」と書かれていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 16mm ISO250 )
016_240102026 X900 保土ヶ谷神明社 ウメ G7X.jpg 16.お焚き上げ -2
火の勢いが弱くなってくると、次の焼却札が運ばれてきて、火の中に入れられた。炎が大きくなった。傍に水の入ったバケツと、何故か薪が置かれていた。燃やす札がなくなると火を保つために入れられるのだろうか。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 20mm ISO125 )
017_240102027 X900 保土ヶ谷神明社 ウメ G7X.jpg 17.YBP(横浜ビジネスパーク)
大門通りの向こう側には野村不動産の横浜ビジネスパークがあり、そのビル群がそびえる。食事ができるところもあり、多くの近所の住民が訪れる。昨年秋はプラタナスが真っ赤に紅葉していた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.0 1/1250秒 10mm ISO250 )
018_240102029 X900 保土ヶ谷神明社 ウメ G7X.jpg 18.神札授与所
参拝を終えた。神札所があった。縁起物の矢は破魔矢と思っていたら、鏑矢、御神矢というのもあった。御神矢とは、「御神意」(神様の御心)と「御神威」(神様の御力)が表わされる祭祀具として大切にされていて、とりわけ破魔矢と称されるそうだ。破魔矢は御神矢のことである。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.0 1/1000秒 10mm ISO640 )
019_240102030 X900 保土ヶ谷神明社 ウメ G7X.jpg 19.巫女さん
神札授与所の巫女さんたち。ちょっと暇そうかな。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 23mm ISO1250 )
020_240102032 X900 保土ヶ谷神明社 ウメ G7X.jpg 20.甘酒
灯りが入った提灯が掛けられたテントがあった。皆さん並んで巫女さんから何やら紙コップを授かっている。参拝者に甘酒が振舞われていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 32mm ISO1250 )
021_240102034 X900 保土ヶ谷神明社 ウメ G7X.jpg 21.YBPのプラタナス -1
帰りはYBPの中を通って16号線方面に出る。その途中にプラタナスが5~6本植えられている。昨年12月中頃にここを通ったとき、ほとんどの木が葉を落としていたが1本だけ、真っ赤に紅葉した葉を付けていた木があった。そしてこの日、さすがに少なくなっていたが、その実とともに残っている葉があった。まだ頑張っているのだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 23mm ISO500 )
022_240102036 X900 保土ヶ谷神明社 ウメ G7X.jpg 22.YBPのプラタナス -2
中学生のころ、オー・ヘンリーの「最後の一葉」を読んだ。教材だったかもしれない。感動したのを覚えている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO250 )

新年早々から日本には驚くような災いが降りかかりました。亡くなられた方々、被害にあわれた方々に、おくやみとお見舞いを申し上げます。

 元旦、新百合ヶ丘にある娘たちの家で新年会を楽しんでいた夕方近く、長く続く大きな揺れを感じた。テレビを見ると、石川県能登半島で震度7の地震が発生し、大津波警報も出されたのだ。津波注意報 は2日の午前10時にすべて解除され、1月3日現在、大きな津波こそ来なかったようだが、大きな揺れで家屋の倒壊や道路の崩壊、陥没、そして火災など大きな被害が発生している。1月2日は石川県内 約3万3600戸で停電が続いているそうだ。1月3日の午後6時現在石川県で73人の方が亡くなっている。

 1月2日の午後6時前、札幌発羽田行の日本航空516便が、ほぼ満席の乗客を乗せて羽田空港に着陸した直後に、能登半島地震の被災者に救援物資を届けようとしていた海上保安庁の飛行機と衝突、炎上した。JALの乗客・乗員は全員、機体から脱出できたのは奇跡的で、訓練通り落ち着いた行動ができたのではないかと思うと元機長はコメントしている。海上保安庁の飛行機に乗っていた6人のうち、5人の死亡が確認されたほか、日本航空516便の乗員・乗客のうち14人がけがをしていることが確認されている。Uターンラッシュがピークの 羽田空港は事故の影響で100便以上が欠航した。

2022年7月17日

①北海道神宮・旧札幌控訴院(6月27日) 北海道旅行 札幌,、そして富良野・美瑛バスツアー 6月27日-30日​ ①北海道神宮・旧札幌控訴院(6月27日)​

5月の連休の後、コロナも落ち着いてきたので、どこかへ旅行してみようという気になった。今回はチョウから離れて、観光旅行を計画した。少し残っていたマイレージを無駄にしないようにと、早めにチケットを申し込む。
 旅行先を札幌にしたのは、今までの北海道旅行はチョウが目的で大雪山周辺や十勝方面がほとんどで、札幌の街をゆっくり歩いたことがない。関東が梅雨の頃の札幌は気候もよさそうだと思ったからだ。
 蟹、ジンギスカンなどを食べるのも楽しみだし、北大の構内や、北大植物園にも行って見たい。  3泊4日の旅行だが、2日目には、富良野、美瑛へ行く札幌発着の日帰りバスツアーを申し込んでおいた。
 6月の9日―10日と箱根に家族旅行をした際、この話をしたら、札幌勤務の経験がある婿殿が一緒に行ってくれるという。2日目の夜に合流することになった。
 爽やかな気候を期待していたが、雨にはほとんど降られなかったものの、気温は低いのに湿気が多く、歩くと汗ばむ曇りの日が続き、そこは期待はずれであった。
 平日であったためか人出はそれほど多くはない。しかし、私たちが泊ったホテルはビジネス客も多く満室に近い状態だったようだ。
 最後の日は、午前中、北大植物園を歩き、ここでもう一泊して旧友と飲むという婿殿と別れ、私たち夫婦は早めに新千歳空港へ着いた。昨年秋に某旅行社のパッケージツアーで北海道へ来た時も、帰りは新千歳空港から搭乗したが、空港で食べた回転寿司や、海鮮市場と称するショッピング・コーナーに並ぶ、酒の肴に良さそうな、塩干や貝の燻製などを買い歩くのも楽しみだったからだ。
 旅行記を綴っていきたい。

 出発の日、羽田空港へはフライト便出発2時間前に着いてしまった。朝が早いので、店も開いているところが少ない。まだ、少々時間があるので第1ターミナル6階の展望デッキへ上がって見ることにした。離陸していく飛行機を見ていると飽きない。
 私たちが乗ったJAL511便は、定刻12:05に新千歳空港に着いた。かって出張で来ていた時は、札幌の市内まではバスを利用していたが、初めてJRの快速電車に乗り札幌駅へ行った。40分足らずで着くのでバスより速い。先ずホテルに行って荷物を置いてこようと思ったら、すでにチェック・インすることが出来た。
 身軽になって、ホテルを出た。札幌の駅ビルで軽く昼食にして、タクシーでまず北海道神宮へ向かう。円山公園の近くだ。勅旨として札幌神社と命名されたのが明治4年で、新社殿が円山に遷宮した。北海道神社となったのは1964年(昭和39年)だそうだ。
 北海道神社を参拝を終えて、円山公園駅から地下鉄に乗った。大通公園の西の端にある旧札幌控訴院(現札幌市資料館)の建物を見たかったからだ。大通公園の西12丁目サンクガーデン「バラ園」にて、折からバラフェスタ開催され、そのバラが見事に咲いていた。そして、西11丁目駅から地下鉄東西線に乗り、大通駅で南北線に乗り換えて「すすきの」へ出た。まだ5時半だが、「おたる亭」という居酒屋で夕食にする。お任せの刺身で一杯飲み、寿司にした。前に立つ若い板さんとの会話を楽しみながら、ほろ酔い気分で外に出たのは、まだ7時を少し回ったところだった。
 翌日の朝は早い。富良野・美瑛のバスツアーは朝7時40分に札幌駅集合だ。

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夕暮れ近いすすきの交差点を走る路面電車 2022年6月27日 北海道札幌市

001_220627029 X800 羽田空港 Z50 18-140.jpg 1.羽田空港第一ターミナル
第一ターミナル6階の展望デッキへ上がってみた。日本航空のエアバスA350の出発準備が行われている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f13 1/640秒 38mm ISO 100 ) 露出補正 なし
002_220627039 X800 〇羽田空港 Z50 18-140.jpg 2.全日空機の離陸
第一ターミナル展望台から、目の前の滑走路からANAの Boeing 767-300 離陸していくのを眺める。プレミアムシート10席を含む270席の機体だ。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/1250秒 140mm ISO 100 ) 露出補正 なし
003_220627463 X800 羽田空港 G7X.jpg 3.北原コレクション
羽田空港第1ターミナルビル中央にあるマーケットプレイス3階に、TVのなんでも鑑定団などで有名なおもちゃのコレクター北原照久さんが主催する「北原コレクションエアポートギャラリー」というところがあった。一度ゆっくり来てみたいところだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/80秒 21mm ISO 320 ) 露出補正 なし
004_220627476 X800 羽田空港 搭乗機 G7X.jpg 4.搭乗機
私たちが乗り込む Airbus A350-900 がどこからか到着し、乗客が降機し、客室内の清掃のための係員の出入りや、荷物の搬入、機体の点検などが行わるのをしばらく眺めていた。間もなく搭乗がはじまる。客室内は満席だった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 37mm ISO 125 ) 露出補正 なし
005_220627496 X800 新千歳空港駅 G7X.jpg 5.快速エアポート
飛行中、搭乗機は途中で機内サービスが停止されるほど揺れたが、無事、新千歳空港に着陸した。空港からは、快速エアポートで札幌駅へ向かう。wikipediaによると、1988年3月に新千歳空港が開港したのを機に、空港アクセス列車として、千歳空港駅(現在の南千歳駅)・苫小牧駅 - 札幌駅間で運転開始された快速「空港ライナー」が前身に当たる。1992年7月には新千歳空港ターミナルビルの完成に合わせて千歳空港駅 - 新千歳空港駅間が延伸開業したため新千歳空港駅への乗り入れを開始し、大幅な増発の上、列車名も「エアポート」に改称されたとある。所要時間37分で札幌駅に着いた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/400秒 15mm ISO 3200 ) 露出補正 なし
006_220627504 X800 北海道神宮 G7X.jpg 6.北海道神宮
この日から3泊するホテルにチェックインし、札幌駅の駅ビルで簡単に昼食を済ませ、駅前からタクシーで北海道神宮の大鳥居(第二鳥居)の前で下りた。北海道を見守り続けて150年以上。多くの市民が参拝に訪れるそうだ。蝦夷地から北海道へと名前を変えた明治2年(1869年)に、明治天皇が「開拓三神」を祀るよう詔(みことのり=天皇の仰せ)を出したことに始まる。明治4年(1871年)に現在の円山に移され、2019年に御鎮斎150年を迎えた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 13mm ISO 125 ) 露出補正 なし
007_220627050 X800 北海道神宮 Z50 18-140.jpg 7.島義勇判官銅像建立の記
札幌市の建設に着手し、「北海道開拓の父」と呼ばれる島義勇は佐賀の人である。明治2年(1869年)に蝦夷地が北海道と改称され、6月6日に新政府において藩主鍋島直正 が蝦夷開拓督務となった。安政3年(1856年)に直正の命により、島義勇は北海道、帰阿太野の調査に行っている。島は蝦夷地に通じているということで蝦夷開拓御用掛に任命され、同年7月22日、開拓判官に就任した。札幌神社から北海道神宮に改められて満10年の昭和49年に建立された島義勇の銅像の建立の記が当時の宮司さんによって記されていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 26mm ISO 1000 ) 露出補正 なし
008_220627052 X800 北海道神宮 Z50 18-140.jpg 8.島義勇判官銅像
第二鳥居から桜並木の表参道進んでくると、神門の手前、手水舎の左手に、北海道を開拓し、札幌の街の基礎をつくった 佐賀の七賢人 と言われる島義勇判官の、台座を含めると高さ3.5mの銅像が立っていた。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.2 1/500秒 37mm ISO 640 ) 露出補正 なし
009_220627076 X800 〇北海道神宮 Z50 18-140.jpg 9.神門の前の茅の輪
茅の輪くぐりというのは、お正月のものと思っていたが、北海道神宮では、6月30日に執り行われる夏越の大祓 を前に、茅の輪が設置されるのだそうだ。茅の輪は真新しかった。・水無月の夏越の祓する人は 千歳の命のぶといふなり(6月の夏越の大祓をする人は 寿命が千年にも延びると言われている)、・思ふ事みなつきねとて麻の葉を きりにきりても祓ひつるかな(思い悩む事 皆尽きてしまえと 麻の葉を切りに切ってお祓いしよう)、・千早振る神の御前に祓ひせば 祈れる事の叶はぬはなし(神様の前でお祓いすれば お祈りが叶わないことはない)という3つの和歌が掲げられているそうだが気が付かなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 28mm ISO 360 ) 露出補正 なし
010_220627074 X800 北海道神宮 Z50 18-140.jpg 10.神門
昭和11年、昭和天皇行幸に際し、現在の神門が造営されたそうだ。神門の向こうには社殿が見えるが、神様を正面から撮るのは遠慮した。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.8 1/500秒 28mm ISO 2800 ) 露出補正 なし
011_220627057 X800 北海道神宮 Z50 18-140.jpg 11.社殿
創建は明治4年(1871年)造営された。1913年に史上初の伊勢神宮の古材下賜により建て替えられ、昭和49年(1974年)訪花により全焼し、昭和53年(1978年)に再建された。本殿は、拝殿、幣殿の奥にある。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 18mm ISO 100 ) 露出補正 なし
012_220627060 X800 〇北海道神宮 Z50 18-140.jpg 12.拝殿
本殿・幣殿の前に拝殿がある。拝礼を済ませ拝殿を横から撮影した。幣殿、拝殿を含め社殿は465㎡(140.9坪)、御祭神は大国魂神(おおくにたまのかみ)、大那牟遅神(おおなむちのかみ)、少彦名神(すくなひこなのかみ)、そして明治天皇が1964年(昭和39年)に増祀された。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 29mm ISO 2000 ) 露出補正 なし
013_220627087 X800 〇北海道神宮 Z50 18-140.jpg 13.穂多木神社
本殿から地下鉄円山公園に向けて歩いていくと途中にはいくつかの北海道神宮境内末社がある。穂多木神社は北海道拓殖銀行に永年勤務功労のあった物故役職員の御霊を祀るため昭和13年(1938年)本店の屋上に建立された。昭和25年(1950年)には拓銀法廃止により普通銀行へ転換し、同年、穂多木神社も当時の札幌神社(現北海道神宮)境内に遷座されている。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 30mm ISO 5600 ) 露出補正 なし
014_220627091 X800 〇北海道神宮 Z50 18-140.jpg 14.開拓神社
穂多木神社のもう一つ円山公園駅側に、度重なる鉱山事故の殉職者の御霊を祀った末社 札幌鉱霊神社があり、その先にこの開拓神社があった。北海道神宮末社 開拓神社は、昭和13年(1938年)北海道開拓70周年を迎えるに当たり、開拓功労者をしのんで北海道神宮内に創建された。北海道の名付け親である、幕末の探検家松浦武四郎氏など、北海道の開拓に尽くした先人37柱が祭られている。昭和13年に開拓神社が創建されてから、明治2年に蝦夷地を北海道という名称に改めた毎年8月15日を例祭日としている。昭和53年(1978年)から子ども神輿渡御が始まり、平成4年(1992年)からは、なんと重さ4.5トンという日本最大級の大神輿が神輿奉納委員会によって奉納された。その大きさから、500人以上の担ぎ手が必要となり、人集めや運営費用が普通サイズの神輿よりもかさむため数年に一度しか見ることができないという。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4 1/500秒 35mm ISO 4500 ) 露出補正 なし
015_220627095 X800 〇北海道神宮 Z50 18-140.jpg 15.境内の緑
北海道神社の境内には大きな木が沢山あり、緑に覆われ、野鳥や小動物が多く生息する。残念ながらチョウの姿は見られなかった。

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f4.2 1/500秒 35mm ISO 720 ) 露出補正 なし
016_220627100 X800 円山公園付近 Z50 18-140.jpg 16.オーベルジュ・ド・リル サッポロ
北海道神宮の境内を出て、地下鉄円山公園駅へ向かう途中に瀟洒な建物があった。門柱には「D'AUBERGE DE L'ILL SAPPORO」

Nikon Z50 NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
プログラムオートで撮影  ( f3.5 1/500秒 18mm ISO 400 ) 露出補正 なし
017_220627509 X800 西11丁目駅 大通公園 G7X.jpg 17.大通公園
円山公園前で地下鉄に乗った。2つ目の西11丁目駅で降りて地上に上がる。石山通りを渡って大通り公園に出た。ここは大通公園の西エリアある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO 200 ) 露出補正 なし
018_220627514 X800 西11丁目駅 大通公園 G7X.jpg 18.サンクガーデン -1
ひと区画西へ渡って、花のサンクガーデンに入る。ここは西11丁目である。バラの花が沢山咲いていた。その正面に見えるクラシックな建物が旧札幌控訴院である。現在は札幌市資料館になっている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 15mm ISO 320 ) 露出補正 なし
019_220627515 X800 西11丁目駅 大通公園 G7X.jpg 19.サンクガーデン -2
このサンクガーデンゾーンは中央にカナール(水路)を配置したバラを中心とする沈床式の空間である。アメリカのポートランド市は札幌市にとって最初の姉妹都市だそうだ。ポートランドは「バラの都市」として知られ、毎年6月には同市最大のお祭りである「ポートランド・ローズ・フェスティバル」が開かれる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1250秒 19mm ISO 125 ) 露出補正 なし
020_220627520 X800 西11丁目駅 大通公園 Z50 18-140.jpg 20. サンクガーデン -3
佐藤忠良(1912年-2011年)作「若い女の像」というブロンズ像。1984年に制作された。札幌控訴院であった札幌資料館を背景にバラの咲くサンクガーデンで、環境と調和している。佐藤忠良は設置する場所としてここを選び、「札幌で育てられた私が、こんな良いところに作品を置かせてもらえ、大変うれしいと」語ったそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1250秒 12mm ISO 125 ) 露出補正 なし
021_220627525 X800 西11丁目駅 大通公園 旧札幌控訴院 G7X.jpg 21.旧札幌控訴院 -1
控訴院とは簡単に言えば、当時の大審院の下級、地方裁判所の上級に置かれた裁判所のことである。控訴院は、地方裁判所の判決に対する控訴の裁判を行った。現在、この建物は札幌市資料館になっている。月曜日がお休みであることは承知していた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 12mm ISO 400 ) 露出補正 なし
022_220627527 X800 西11丁目駅 大通公園 旧札幌控訴院 G7X.jpg 22.旧札幌控訴院 -2
大正15年(1926年)に札幌控訴院として建てられたこの建物は、幌軟石を使った建物として貴重なものであり、歴史的景観に寄与することなどから、平成9年(1997年)5月に国の登録有形文化財に登録、平成19年(2007年)3月に札幌景観資産に指定、平成30年(2018年)3月に札幌市指定有形文化財に指定、令和2年(2020年)12月に国の重要文化財に指定されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels

プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1000秒 14mm ISO 250 ) 露出補正 なし
023_220627540 X800 西11丁目駅 大通公園 G7X.jpg 23.サンクガーデンに咲くバラ ヴェスターランド
ドイツのKordesという人が、1969年に作出したヴェスターランドというバラで、オレンジ色のバラである。花をいっぱいに付けた大きなバラだった。バラの品種数はとても多く3万種~10万種、それ以上とも言われているそうだ。 そのほとんどは交配により作出された園芸種である。 原種・オールドローズ・モダンローズの分類は学者や生産者、本によって様々で正式に統一されているものはない。 また、年ごとに分類も変化しており今後も変わる可能性がるという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.2 1/1250秒 9mm ISO 125 ) 露出補正 なし
024_220627552 X800 西11丁目駅 大通公園 G7X.jpg 24.サンクガーデンに咲くバラ ベティブープ
アメリカのCarruthという人が、1999年に作出したバラ。白に赤の縁取りが変わっていて、印象に残った。ちょっと調べてみると、ベティ・ブープ(英語: Betty Boop)は、1930年代にマックス・フライシャーにより制作されパラマウント映画から配給された一群のアニメーション映画に登場する架空の少女キャラクターである。やはり、その名の通りアメリカのアニメのキャラクターベティちゃんをイメージしたバラのようだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/1000秒 17mm ISO 160 ) 露出補正 なし
025_220627559 X800 すすきの G7X.jpg 25.すすきの の居酒屋
大通公園の西12丁目のサンクガーデンの前に、誰も乗っていないタクシーが停まっていた。覗いていると運転手さんが戻ってきて、元気よく「乗りますか」と声を掛けてくれた。渡りに船とはこのことで、楽してすすきのまで行くことが出来た。2015年にKさんご夫妻と日本一周旅行をしたとき、札幌の夜に行った店が忘れがたく、探してみたのだが、しっかり店の名を覚えていなかったので探し出すことが出来なかった。いわば飛び込みで入った「おたる亭」という店はなかなか良かった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/13200秒 9mm ISO 320 ) 露出補正 なし
026_220627570 X800 すすきの 地下鉄 G7X.jpg 26.札幌市営地下鉄南北線 すすきの駅
札幌市営地下鉄は日本で4番目の地下鉄として、1972年(昭和47年)2月に開催された札幌オリンピックに合わせ「南北線」が開業した。鉄輪ではなく、日本初の「ゴムタイヤ方式」が採用されている。現在、南北線・東西線・東豊線の3路線・48kmが営業している。世界で最初にゴムタイヤ方式が採用されたのは、1956年にパリメトロ11号線シャトレ駅 - メリー・デ・リラ駅間だった。タイヤが使われている理由は、ズバリ騒音対策にあり、その他にもスムーズな乗り心地、加速が良いという利点がある反面、システムの維持費がかさむという問題もあるようだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO 2000 ) 露出補正 なし
027_220627572 X800 地下鉄 札幌駅 G7X.jpg 27.札幌駅前広場
地下鉄で札幌駅に戻った。駅前広場はビアガーデンである。しかし、まだ時間が早いのと、涼しいためかお客さんは少ない。明日は、札幌駅から出発する富良野・美瑛 日帰り観光のバスに乗る。集合時間は朝の7時40分。今朝は朝が早かったので、少々疲れた。足が不自由なかみさんも良く歩いてくれた。ホテルに戻ってゆっくり休もう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/500秒 9mm ISO 3200 ) 露出補正 なし


2020年1月13日

神楽坂から飯田橋へ 12月21日

忘年会が続く。今日で4日連続である。現役時代と違うのは、ほとんどが昼の会であるということだ。この日は12時から情報システム部時代名残りの忘年会が、神楽坂であった。
会は3時に終わった。この日は東京駅丸の内のイルミネーションを撮りに行こうかと思っていたのだが、イルミネーションにはまだ時間が早い。来た時に地下鉄東西線の神楽坂駅で降りたが、改札を出て表に上がると赤城神社があった。会の終了後、そこまで戻り、赤城神社に参拝したあと、ゆっくりと神楽坂の通り(早稲田通り)をJR飯田橋駅西口まで下りた。

1.赤城神社鳥居
神楽坂通を北へ入ると、地下鉄神楽坂駅の入り口の先に朱塗りの赤城神社の鳥居が見えた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/125秒 15mm ISO125 ) 露出補正 なし
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2.赤城神社 社殿
正面に社殿があった。参拝の列ができていたので、その列に並ぶ。しかし、正面がガラス張りの何とも斬新な社殿である。鎌倉時代の正安2年(1300年)、群馬県に鎮守されている赤城神社の分霊を祀ったのが、この神社のはじまりといわれている。寛正元年(1460年)、江戸城を築城した太田道灌により牛込台に移された。その後、弘治元年(1555年)、大胡宮内少輔により現在地に移される。江戸時代には徳川幕府によって江戸大社の一つとされ、牛込の鎮守として信仰を集めた。 太平洋戦争の戦災により、社殿全焼し、昭和26年に本殿を再建、昭和34年に拝殿、幣殿が再建されていたが、平成22年(2010年)9月に「赤城神社 再生プロジェクト」に伴う建て替えが完成した。平成23年(2011年)10月には2011年度グッドデザイン賞を受賞しているそうだ。デザイン監修は、地元神楽坂に在住し同神社の氏子でもある、建築家の隈研吾さんが担当したそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.2 1/125秒 14mm ISO1000 ) 露出補正 なし
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3.蛍雪天神 本宮
境内社として赤城神社社殿に向かって左側に蛍雪天神があった。祭神は菅原道真である。説明板には「古来より天神様として民衆に崇め奉られています。ご祭神は学問の神様菅原道真公を祀ります。この神社はかって横寺町に鎮座し朝日天満宮と称されておりました。江戸二十五社の一つに列しておりましたが、その後信徒なき為、明治九年三月当境内に御遷座。その後戦災により焼失したものを平成十七年十月、現在横寺町にある旺文社のご寄進により蛍雪天神として復興しました。社名額には社長赤尾文夫奉納の銘がある。蛍雪とは中国の故事で、苦労して勉学に励むことを意味します。全国の受験生の皆さん、蛍雪天神はそんな皆さんを応援しています。」と記されていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.2 1/125秒 9mm ISO1000 ) 露出補正 なし
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4.社殿と茅の輪
赤城神社の主祭神は岩筒雄命、赤城姫命。どんなご利益があるのかわからないが、赤城神社は女性の願いを叶えてくれる話題のパワースポットだそうで、女性が多く訪れている。「東京で一番オシャレな神社」としても有名になっている。 茅の輪があったが、潜れないように柵が置かれていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/125秒 15mm ISO200 ) 露出補正 なし
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5.社殿と狛犬
小さめの狛犬は何かデフォルメされたように見えるが実はそうではないらしい。説明板には「江戸時代、加賀白犬とよばれて流行りましたが、残っているものはわずかです。型や表情はシンプルで、スフィンクスに似ていますが、胸を張り力がみなぎっています。高天原からかみさまのお供をしてきたような表情で澄まして座っていますが前肢は力強く全体に緊張感がみなぎっています。」とあった。古い時代の神殿狛犬の系譜を引くと思われる小型の石造狛犬が、石川県、福井県、岐阜県など白山を仰ぎ見る地域に多く残っていて、それらは「白山狛犬」とも呼ばれているそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.5 1/125秒 18mm ISO160 ) 露出補正 なし
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6.善國寺 石虎
神楽坂通りを飯田橋のほうへ下りて来ると右側に 善國寺があった。ここは以前にお参りしたことがある。善國寺(ぜんこくじ)は、安土桃山時代の文禄4年(1595年)、池上本門寺第12代貫主である日惺上人により、文禄4年(1595年)馬喰町に創建された日蓮宗の寺院。 たびたび火災に見舞われ、麹町を経て寛政5年(1793年)には現在地へ移転した。wikipediaによれば、本堂の左右には神社の狛犬のように阿吽一対の狛虎像が置かれている。案内板には「石虎」と表記され、制作は江戸時代後期のもので、保存状態は、向かって右側の阿形(写真)が比較的良く残っている。向かって左の吽形には全身にヒビ割れや多少の欠けと縞模様に若干の磨耗がありこれは東京大空襲による損傷とその後の修復の痕とされる。虎の作風は頭部が扁平し前肢が長大でどちらかといえば類人猿にも近い印象の肉付きの良い作風の像である。台座部にも虎のレリーフ彫刻が施されている。とあった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f1.8 1/125秒 9mm ISO500 ) 露出補正 なし
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7.善國寺毘沙門天
本尊の毘沙門天は江戸時代より「神楽坂の毘沙門さま」として信仰を集め、芝正伝寺、浅草正法寺とともに江戸三毘沙門と呼ばれた。 現在は新宿山ノ手七福神の一つに数えられているという。像高30cm、木造の毘沙門天像。製作時期は不明。開山の日惺上人が池上本門寺へ入山する際、関白二条昭実より贈られたとされる。なお通常は御簾が掛かっているため像を直接見ることはできない。(wikipedia)

  Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f1.8 1/125秒 9mm ISO320 ) 露出補正 なし
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8.善國寺 浄行菩薩
本堂左に回ってみると浄行菩薩があった。身代わり菩薩としても知られている。柄杓で水をかけて、自身の悪い部分を置いてある布でゴシゴシこすりながら願い事をするのだそうだ。

  Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2 1/125秒 9mm ISO1250 ) 露出補正 なし
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9.江戸城外堀跡 牛込御門跡
善國寺を出て、JR飯田橋駅西口のほうへ神楽坂を下る。神楽坂下の交差点を渡って、JRの跨線橋を行くと右手に、「史跡 江戸城外堀跡 牛込見付(牛込御門)跡」との説明書きがあった。石垣は江戸城外郭門のひとつである牛込見付の一部だ。江戸城の外郭門は敵の進入を発見し防ぐために、二つの門を直角に配置した「枡形門」という形式だった。この牛込見付は、外堀が完成した寛永13年(1636年)に阿波徳島藩主蜂須賀忠英(松平阿波守)によって石垣が建設されていると説明されていた。明治35年に石垣の大部分が撤去されたが、その名残である。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.2 1/125秒 13mm ISO250 ) 露出補正 なし
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10.日本基督教団 富士見町教会
早稲田通りの牛込見付の交差点の右側に立派な教会が見えた。植村正久によって設立されたプロテスタント教会を代表する教会は1887年に千代田区三番町に日本基督一致教会 番町教会が設立された。1906年には富士見町6丁目3番地に建設した新会堂に移ったが、1923年関東大震災で教会堂は全焼したため、新しい土地の払下げを受け、1929年7月15日に新会堂を建設する。その後1985年に建て替えられ、市街地再開発に伴い(飯田橋グラン・ブルーム)2013年8月に再度建て替えを行った。これが現在の会堂である。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/125秒 23mm ISO160 ) 露出補正 なし
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11.JR飯田橋駅西口から神楽坂(早稲田通り)を振りかえる
飯田橋とは、実はもうひとつ水道橋寄りの、目白通りに架かる橋で、1881年(明治14年)、交通の便のため、新たに外濠を跨ぐ橋が架けられ、飯田町に接する橋であることから「飯田橋」と命名された。橋梁としての「飯田橋」は、目白通りが外堀を渡る短い橋である。写真は飯田橋駅の西口の「牛込橋」から、まっすぐ神楽坂通り(早稲田通り)を振り返った。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( f2.8 1/125秒 37mm ISO250 ) 露出補正 なし
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2020年1月 5日

初詣 川崎大師 1月3日

 川崎大師へは何回かお参りしたことがあるが、正月の三が日に行ったことはなかった。午前中にお参りしようと思い、京急川崎大師駅に10時半前に着いた。すでに歩行者天国の参道は、初詣の人々でにぎわっている。最近お参りしたのは一昨年の1月16日 だった。その時も1月のうちだったので、境内には屋台の出店も出て賑やかだったが、参拝者の数は比較にならない。
 京急川崎大師駅から川崎大師まで商店街の参道は、その両脇にたくさんの出店が出て、にぎやかだった。
 川崎大師とは通称であり、正しくは真言宗智山派の大本山平間寺という。1128年(大治3年)建立され、山号は金剛山、院号は金乗院という。川崎大師の本堂の正面の門は大山門だが、そこは参拝を終えて帰る人の出口になっていて、正面からは参道に入れない。いったん不動門まで進むのだが、不動門から入らずに右へ曲がって、100mほど進み、大山門の脇が入り口になっていた。大山門へ入るとき、参道へ進むとき、そして本堂前に進むときに"STOP"がかかり、待たされる。そしてやっと本堂に上がりお参りをすることが出来た。
 大山門を出て、賑やかな門前通りの途中で、今年の干支、ネズミの縁起物の土鈴を買い求め帰路についた。
 相鉄線の天王町駅で降りて、氏神さまである橘樹神社と神明社にお参りして帰宅した。

1.正月 参道の出店 -1
商店街の参道には、正月は店を閉めている商店の前に、食欲をそそる屋台の出店がにぎやかに並んでいた。もう、初詣を終えて、京急川崎大師駅のほうへ歩く人たちも多い。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
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2.正月 参道の出店 -2
「創業昭和20年・にぎり天」という店が出ていた。他の屋台とはちょっと雰囲気が違う。にぎり天とは、宮島にも多くの店がある広島名物で、魚のすり身を油で揚げた串もの。 手でにぎって串につけることからこの名前なのだとか。 イカのぶつ切りを混ぜたものや中にチーズを入れてベーコンを巻いたものなど、さまざまな種類があるようだ。賑わっていた。

  Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 14mm ISO125 ) 露出補正 なし
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3.正月 参道の出店 -3
営業中の寛文年間(1661年~1672年)創業の料亭「恵の本」のすぐそばで、その玄関の前を避けるようにして出店されていた屋台もあった。「恵の本」 は江戸時代の人も愛したメニューで、当時は参拝の後にこちらで1杯やるのが粋だといわれ流行ったそうだ。大師名物「蛤なべ」をはじめ、活穴子や煮物などその伝統はしっかりと受け継がれている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 23mm ISO1000 ) 露出補正 なし
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4.大山門と参道
駅から10分ほど歩いてくると、右手に賑やかな参道と大山門が見えたが、ここは一方通行になっていて、参道に入ることはできない。真っすぐ進んで、右に曲がり、さらに不動門の前を右に曲がるよう誘導された。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 37mm ISO160 ) 露出補正 なし
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5.大山門
不動門の前を右に曲がって100mほど進み大山門へ出る。大山門の右側は出口になっていて、これから参拝する人は左側から境内に入る。"STOP"の札が出て、入場制限され、3回ほど待って、やっと大山門をくぐることが出来た。大山門は1977年(昭和52年)11月、開創850年記念事業として落成した。京都東寺の四天王像が模刻され安置されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 23mm ISO250 ) 露出補正 なし
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6.大本堂
境内に入る。正面の大本堂の石段に上がるまで、再び"STOP"の札で待つ。大本堂は1964年(昭和39年)5月落成した。本尊厄除弘法大師が祭られている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし  
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7.参拝
やっと石段の上に上がることが出来、前の人から順に手を合わせてお参りしていく。短かく拝む人もいるが、皆さん結構長くお参りしていた。私は、今年は短く拝礼をした。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/400秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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  8.不動堂の献香
お参りした後は左に出て、不動堂へ向かう。堂宇の前まで進み、献香所を振り返ると、線香の煙の向こうに不動門と不動門からの賑やかな参道が見えた。不動堂は1890年(明治23年)創建。現在の建物は1964年(昭和39年)に再建されたものだそうだ。本尊の不動明王は成田山新勝寺の本尊を勧請。関東三十六不動霊場第7番、武相不動霊場第1番札所である。不動門は戦後、第43世隆超和上により福島県の有縁の地より山門として移設され、さらに現在の大山門建立に伴い不動門として移設された。 

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 27mm ISO125 ) 露出補正 なし
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9.稲荷堂
本堂と不動堂の間には、稲荷堂があった。福徳稲荷というが、川崎大師の境内諸堂で唯一、太平洋戦争を潜り抜け残った堂宇だそうだ。 この奇跡的に焼けなかった福徳稲荷を大本堂の場所に移築し、人々の心を癒したそうだ。福徳稲荷は川崎大師の歴史を支えた重要な存在といえる。

     Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO320 ) 露出補正 なし
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10.境内の賑わい
不動堂を背に不動門へと境内を歩く。屋台の出店が連なる。焼きそば、お好み焼きに人気があるようだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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11.参道のだるまや
不動門からは出られない。大山門のほうに回って、参道に出た。いつもその喫茶室に入って久寿餅を食べる「住吉」もこの日は満員だった。参道はにぎわっていた。だるまやさん「かどや開運堂」には。あまりお客が入っていなかったが。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
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12.干支の縁起物
お隣の高橋太一商店はだるまの他に、干支の縁起物の置物などを店頭に並べている。手ごろな値段で買いやすい。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO150 ) 露出補正 なし
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13.飴の「松屋総本店」
参道には飴屋さんが何店かあるが、ここは参道の入り口にある老舗店である。トントントントンと飴を切る音が聞こえてくる。この「松屋総本店」のほかに、「老舗評判堂」、「松屋の飴総本舗」などがある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
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14.京急川崎大師駅
京急川崎大師駅に京急川崎行の大師線の電車が入ってきた。「2020 川崎大師 子」のヘッドマークを付けている。この1500形は1985年に製造された。製造から35年が経っている。 

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
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15.保土ヶ谷神明社の茅の輪
横浜で昼食をして、相鉄線で天王町へ戻ってきた。まず、氏神さまの橘樹神社にお参りし、次に神明社へ詣でた。参拝の列は100mほど続いていた。参道の立派な茅の輪を潜る。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし
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16.神明社奉納演武杖道
たまたま神楽殿で神明社奉納演武杖道が行われていた。古流  五月雨と題された演武は、藤野憲介4段(左)と山本剛5段が演じていた。五月雨という形は 六本の組形で構成され、その技は気位をも要求され、心、技、体の完全一致を見なければ出来得ない高度な形であるそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 27mm ISO500 ) 露出補正 なし
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2019年12月29日

冬の使者 帷子川へ飛来 12月16日

この町に住まうようになって16年が経つが、以来、かって勤務先の健診で指摘された高血圧症の治療のため、見ていただいているクリニックがある。お陰様で、高血圧は適切な降圧剤の併用で、副作用は全くなくコントロールしていただいている。4年前には内視鏡で早期胃癌を見つけていただいてもいる。 月に2回外来で診ていただいているが、この日は今年最後の受診日だった。
 9時に予約していた診察は10分ほどで終え、お礼を述べて暮れのご挨拶をして退出したが、天気が良かったので、帷子川の岸を歩いてみることにした。そろそろシベリアからの渡り鳥たちが飛来してきているかと思い、コンデジ(Canon PowerShot SX620 HS)をポケットに入れていた。

1.オナガガモ♂
帷子川の右岸を下流に向かって歩き始める。しばらく行くと、まだ数は少ないながら、オナガガモがいた。オナガガモはユーラシア大陸の北部と北アメリカ北部の寒帯から亜寒帯にかけての地域で繁殖し、冬季はユーラシアおよび北アメリカの温帯から熱帯地域やアフリカ北部に渡り越冬する。 日本には全国に冬鳥として多数渡来する。SX620は望遠端(112.5mm)では35㎜版換算で600mmで撮れる。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/160秒 107mm ISO500 ) 露出補正 なし
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2.オナガガモ♀
こちらはオナガガモの♀だ。帷子川の星川から天王町へかけての流域では、オナガガモは相鉄線星川駅近くの星川下橋とその一つ先の橋の柳橋の間で多く見られる。SX620の望遠端の開放値はf6.3と暗いので、RX10M4などに比べるとシャッタースピードは遅くなる。十分な光量があれば、なんとかシャープな画になる。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/160秒 107mm ISO320 ) 露出補正 なし
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3.帷子川公園
サクラの葉はほとんど落ちてしまったが、道沿いのドウダンツツジがきれいだ。暖かい日だったので、小さな子がお母さんたちと一緒に楽しそうだった。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/250秒 10mm ISO80 ) 露出補正 なし
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4.キンクロハジロ
愛染橋の先にはキンクロハジロが2頭ほどいた。キンクロハジロは通常、愛染橋から古川橋の辺りに多いが、まだ少ない。シベリア、ヨーロッパ北部などのユーラシア大陸北部で繁殖し、日本には冬季に九州以北に越冬のため飛来してくる。この個体は♀のようだ。  

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/400秒 50mm ISO400 ) 露出補正 なし
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5.橘樹神社
天王町の駅に続く帷子橋まで歩いて左に折れ、橘樹神社へ行った。参道には茅の輪が設けられていた。茅の輪くぐりとは厄除けの意味を持つ神事だそうだ。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/125秒 11mm ISO80 ) 露出補正 なし
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6.橘樹神社の狛犬
茅の輪をくぐると参道の両側に狛犬がいる。嘉永5年(1852年)の銘や、願主などの文字が彫られている。橘樹神社の創建は文治2年(1186年)、京都祇園社(現在の八坂神社)の分霊を勧請奉祀したと伝えられる。銅板葺神明造の現在の本殿は、昭和26年建立という。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/125秒 11mm ISO80 ) 露出補正 なし
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7.力石3個
本殿の左側からバス通りに出られるが、そこに「力石3個」があった。説明板には「たすき石、さし石等の異名があるを思えば、人がその力の限りを神に捧げ、或いは天地天命に誓うという原始信仰の神事に由来すものであろう。後世はこの石でもて遊び民族風習となって各地に分布したようである。」と書かれていた。江戸時代に地域の若者が力比べをしたという。この力石の奥に延宝6年(1678年)霜月(11月)と明記されている「石盥盤」(参拝する前に手や口を清めるための水を溜めている手水石と同じ役割をもつ)もあった。何時もはそこを通らないので気が付かなかった。


Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/250秒 4mm ISO80 ) 露出補正 なし
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8.庚申塚
社殿後方左手には、古い庚申塔が並ぶ。いずれも江戸時代のもので、特に古いのが寛文9年(1669年)の庚申塔(青面金剛)で横浜市内最古の庚申塔と伝えられている。その隣には不動堂である「神田不動尊」が鎮座していた。この日は橘樹神社にお参りして、今まで気が付かなかったことを知り、有意義だった。

Canon PowerShot SX620 HS f3.2-6.6 4.5-112.5mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/160秒 4mm ISO80 ) 露出補正 なし
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2015年1月 5日

氏神さま初詣 2015年元旦


 元旦の朝、TVでは各地の初日の出をライブで放映していたが、今年はあいにく、どこも雲が多く、きれいな初日の出は見られなかった。ここ横浜も、早い時間は青空ものぞいていたが、段々と雲が厚くなってきた。


  例年のごとく、お屠蘇ならぬ冷酒で新年を祝ったあと、氏神さまの初詣に出かけた。
  本来、氏神というのは、その一族の神のことである。一族は代々同じ場所に住んで、そこで生まれて、育って、死んでいゆくというのが当然のことであった古い時代に、同じ地域(集落)に住む人々が共同で祀る神道の神が氏神であった。したがって、その一族を守る神と、その土地を守る神(鎮守神)、そこで生まれた子供を守る神(産土神=うぶすなのかみ)は同じだった。しかし、現在ではそうと限らず、むしろそうでないということが多い。だから、現在住んでいる土地の神様が鎮守神であり、その鎮守神を氏神として祀るということになる。ということで、この土地に来て、まだ10年そこそこの私であるが、勝手に氏神さまと呼ばせていただいている。

  先に、橘樹神社にお参りした。曇っていて、気温も低いためか、参拝者は例年よりも少ない。神社の前に出ていた焼きそば屋さんも今年は見られなかった。橘樹神社のあるところは、旧地名は神奈川県橘樹郡帷子町字川岸という。祇園社、牛頭天王社、天王宮、橘樹社など、その神社の名が変わり、大正10年、地名を採って正式に現在の社名である橘樹神社になったという。

  次に神明社を詣でた。神明社は各地にあるが、ここは神奈川県神社庁の献幣使参向神社(神社本庁からのお供え物「本庁幣」を持った献幣使が参向する神社)となっており、横浜市内では最も由緒の古い神社の一つとされる。ここも昨年は鳥居から天照大神宮(本宮)への参道には、2~3軒の屋台が出ていたが、今年はない。天照大神宮にお参りし、11ある末社のお参りを終えるころには、霰(あられ)が降ってきて驚かされた。

1.橘樹神社鳥居
10時半、青空がのぞいているが、気温は低く、肌寒い初詣になった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/850秒 6mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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2.絵馬を買う
橘樹神社では毎年絵馬を買い求めている。しかし、絵馬に願い事を書いて奉納しているわけではない。自宅へ持ち帰って一年間飾ってある。年どしで絵が異なり、楽しめる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/200秒 8mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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3.橘樹神社参拝
昨年よりは少ないかなと思うが、今年も初詣の参拝者が列を作り、神殿前でお賽銭を入れ、「鰐口」を鳴らし、2礼・2拍手・1礼をしていく。神殿の中には氏子さんたちが座り、神主さんからお祓いを受けていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/160秒 4.4mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
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4.庚申塚
天王町の駅から歩いて、神明社の鳥居の手前に小さな庚申塚があった。その右側の小さな十字路に、左・相州道、右・古東海道という石柱があった。相州道とは何だろうとネットで調べてみたが、Wikipediaの程ヶ谷宿および大山道の記述に、相州道は大山道とも言い、大山道(おおやまみち・おおやまどう)とは、主に江戸時代の関東各地から、相模国大山にある大山阿夫利神社への参詣者が通った古道の総称であるとされていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/220秒 4.4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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5.神明社の鳥居
昨年は天照大神宮(本殿)への参拝者の列が、この鳥井の外まで続いていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/640秒 8mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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6.茅の輪
列に並んで参道を進み注連柱(しめ縄)をくぐると、茅の輪があった。茅の輪はお清めの輪であり、これをくぐって罪やけがれを取り除く。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/160秒 29mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
7.たき火
寒い元旦だった。参拝の人びとはしぜんと火の回りに立つ。直会所(なおらいどころ)と書かれたテントで、巫女さんたちが神酒と甘酒をサービスしていた。直会とは神事の最後に神饌や神酒を参加者一同で分かち、飲食する行事のことをいう。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/160秒 10mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
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8.清流・人形流し
人形は「ひとがた」と読み、人形流しは知らず知らずのうちに犯した罪や、積もり積もった心身のけがれを取り除くための儀式とのこと。人形の形をした紙で身体の悪いところを撫で、息を吹きかけ、人の罪汚れが付着させた人形を清流に流す。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/120秒 9mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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9.天照大神殿の屋根
末社へお参りするため、本殿の裏側に回ると、日本の神社建築様式の一つである神明造の屋根が輝いていた。神明造は伊勢神宮に代表されるが、ここ保土ヶ谷神明社は「伊勢神宮領榛谷御厨総鎮守」である。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/160秒 8mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
10.末社
保土ヶ谷神明社には11の末社がある。ここに見えているのは雷神社、山神社・山王社だが、このほかに、月読社、風宮、切部之王子社・日之王子社、鹿島社、白鳥社・火産社、厳島社・見目社、天満宮、稲荷社、水神社がある。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/42秒 7mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
11.境内の様子
11時半、少し参拝者が多くなってきたようだ。でも何か寒々しい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/640秒 4.4mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
12.霰(あられ)
とうとう白いものが降ってきた。雪かと思ったが、地面に落ちたところを見ると霰のようだ。こうして今年も氏神さま初詣を終えた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/90秒 26mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。


2014年1月 4日

氏神さま初詣 2014年 元旦


 この地に住むようになって11年目を迎えた。今年も例年通り、お屠蘇と雑煮で新年を祝ったあと、氏神さまへ初詣に出かける。
まず、橘樹神社へ。昨年より参拝者は多く、鳥居の外まで列ができていた。そして、神明社へ。ここも例年より参拝者が多い。昨年と違ったことは、いつも「焼きそば」「たこ焼き」などの屋台が出ているが今年はそれがない。神明社では屋台は置かれていたが営業されていなかった。何かわけがあるのだろうか。

1.橘樹神社鳥居
11時半少し前の様子。例年より、30分ほど遅くなった。そのためなのか、初詣の人の列は鳥居の外まで溢れている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/800秒 8.1mm ISO100 ) 露出補正 なし
橘樹神社鳥居;クリックすると大きな写真になります。
2.注連(しめ)柱
境内の中ほどに注連柱があり、その両脇に狛犬がいる。この狛犬は嘉永5年(1852)奉納されたというから古い。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/400秒 22.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
注連(しめ)柱;クリックすると大きな写真になります。
3.手水舎
今まであまり気が付かなかったが、注連柱の手前に立派な手水舎があった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/400秒 13.8mm ISO400 ) 露出補正 なし
手水舎;クリックすると大きな写真になります。
4.神楽殿
本殿の右手には神楽殿がある。いままで、この神楽殿は閉められている時しか見たことがないが、この日はお神楽が演じられていた。女性が太鼓を打っている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/304秒 40.8mm ISO400 ) 露出補正 なし
神楽殿;クリックすると大きな写真になります。
5.御神楽
何が演じられているのかわからないが、Wikipediaによれば、古事記・日本書紀の岩戸隠れの段でアメノウズメが神懸りして舞った舞いが神楽の起源とされ、アメノウズメの子孫とされる猿女君が宮中で鎮魂の儀に関わるため、本来神楽は招魂・鎮魂・魂振に伴う神遊びだったとも考えられるとある。また、里神楽といわれることもあるようだが、里神楽という語は御神楽と対比して用いられ、狭義では関東の民間の神楽を指すとのこと。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/132秒 38.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
御神楽;クリックすると大きな写真になります。
6.ウミネコ
橘樹神社から帷子川にかかる帷子橋を渡って、天王町駅前を通り、神明社に向かう。帷子川にはいつもいるユリカモメより大きな白い鳥がいた。ウミネコだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 172.8mm ISO125 ) 露出補正 なし
ウミネコ;クリックすると大きな写真になります。
7.神明社
ここも人出が多かった。神明社は全国に1万8千社あると言われ、、横浜市内だけでも「神明宮」「神明神社」「天照大神」などを合わせると現在38社あるという。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/526秒 18.0mm ISO125 ) 露出補正 なし
神明社;クリックすると大きな写真になります。
8.神明社参道
やっと鳥居をくぐり、本殿まで200mほどあろうかと思われる参道に入る。参拝者の列の頭越しに本殿(天照太神宮)の屋根が見える。お参りするまで45分かかった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/140秒 17.3mm ISO125 ) 露出補正 なし
神明社参道;クリックすると大きな写真になります。
9.茅の輪
橘樹神社にもあったが、ここにも茅の輪があった。お清めの輪で、これをくぐって、罪やけがれを取り除くのだそうだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/160秒 12.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
茅の輪;クリックすると大きな写真になります。
10.神明社と横浜ビジネスパーク
神明社の北口を出て、道路を渡ると 横浜ビジネスパークのビル群がそびえる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/891秒 4.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
神明社と横浜ビジネスパーク;クリックすると大きな写真になります。
11.授与所
本殿を参拝した後、15社に及ぶ境内社を順にお参りする。最後の天満宮のお参りを終えると授与所に出る。お札やお守、そして合格祈願のはちまきなどがある。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/180秒 20.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
授与所;クリックすると大きな写真になります。
12.甘酒
お参りを終えた人に甘酒が振る舞われていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/949秒 7.9mm ISO400 ) 露出補正 なし
甘酒;クリックすると大きな写真になります。
13.ホシハジロ
午後1時、初詣を終えての帰り道、今シーズンまだ見ていない鳥が来ていないかなと思い帷子川の河畔に出た。茶色の頭が特徴的なホシハジロがいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/640秒 160.5mm ISO1250 ) 露出補正 なし
ホシハジロ;クリックすると大きな写真になります。
14.カルガモ
オナガガモかと思ったら、くちばしの先が黄色く、顔も白い。カルガモだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/400秒 185.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
カルガモ;クリックすると大きな写真になります。
15.オナガガモ雌雄
この日も星川駅が近くなると川面にオナガガモが多かった。このように雌雄仲良さそうに並んでいるオナガガモを見ることが多い。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/640秒 185.0mm ISO400 ) 露出補正 なし
オナガガモ雌雄;クリックすると大きな写真になります。