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2020年5月21日

陣ヶ下渓谷公園 散歩 5月5日

昨日、安部首相より、4月7日に発令された新型コロナウィルス肺炎に関わる緊急事態宣言を5月31日まで延長すると発表があった。全国の1日の感染者数は200人を下回っている。また、実効再生産数も1を下回っているとして、その効果を認める一方、さらに感染者数を抑え込み、退院者数を増やしていかなくてはならないとし、コロナ時代の新しい生活様式が促された。
 そんななか、車で20分ほどのところの、横浜市水道局西谷浄水場の周囲に広がる保土ケ谷区の住宅街の中にある、2004年(平成16年)4月に開園された陣ヶ下渓谷公園へ散歩に出かけた。環状2号線と帷子川が交差する地点の南西側に、近代的な道路と寄り添うように自然の渓谷が息づいている。陣ケ下の地名は、源頼朝の家臣である和田義盛がこの近辺に狩のための陣を張ったことに由来しているとか。
 今日は子供の日。午前中から気温が上がり、渓谷では子供たちが水遊びをしていた。陣ヶ下渓谷公園の渓谷を見ながら歩き、近くにある杉山神社にお参りして、1時間半ほど歩き、駐車場に戻ってきた。半袖で出かけたが汗をかいてしまった。新型コロナウィルスは暑さと紫外線に弱いという。

1.陣が下渓谷公園
カーナビに誘導されて到着した陣ヶ下渓谷公園の駐車場は、西原口というところだった。傍に県営西原団地がある。駐車場は空いていた。ご近所のかたが、散歩に来られているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
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2.渓谷の瀬
西原口から渓谷に向かう遊歩道は二つあったが、左側から回る道を選んだ。すぐに、まるで山道のような木が生い茂った道になる。いったん広場に出るが、その先を下ると渓谷があった。ここは渓谷の瀬になったところ。子供たちが水遊びをしている。この瀬を渡って流れの反対側へ上がった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 12mm ISO640 ) 露出補正 なし
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3.渓谷の流れ
散策路には所どころ橋が架けられている。橋から渓谷の流れをのぞき込む。流れにより岩が丸く削られたところもある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/320秒 12mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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4.ヤグルマギク 矢車菊
青紫色の花が咲いていた。wikipediaによれば、近年一部でヤグルマソウとも呼ばれた時期もあったが、ユキノシタ科のヤグルマソウと混同しないように現在ではヤグルマギクと統一されて呼ばれているそうだ。野生種は青紫色とあるが、これがそうであろうか。ヨーロッパ原産。もとは麦畑などに多い雑草だったが、園芸用に改良され紫、白、桃色などの品種が作られた。ドイツ連邦共和国、エストニア共和国、マルタ共和国、フランス共和国の国花だそうだ。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 29mm ISO200 ) 露出補正 なし
200505_004.jpg
5.妻恋稲荷
公園の北の方に杉山神社口という出入り口があり、そこを出たところに杉山神社があるという。ところが杉山神社口を出て、住宅地の中を歩いていると、鳥居が見えた。ここが杉山神社かと思ったら、妻恋稲荷という鳥居があった。これは杉山神社ではないと思い、庭の雑草を刈られたいた方に伺ったところ、ここは、妻恋稲荷といい、個人の方が建てられたという。杉山神社はもう少し下のようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO160 ) 露出補正 なし
200505_005.jpg
6.杉山神社
写真の左側に見える石段を下りてきた。右側の鳥居の先の石段を上がったところが杉山神社だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
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7.杉山神社 境内
杉山神社はこの地、神奈川県横浜市保土ケ谷区川島町にある神社で、wikipediaによれば、天文年間(1532年 - 1555年)、北条氏康がこの地に陣を張った際、祠を建てて武運長久を祈ったのが始まりとされる。川島町の鎮守で、横浜市内唯一かつ旧武蔵国の式内社である「杉山神社」の論社の一つとされる。論社とは似たような名の神社が二つ以上あって、どれが「延喜式」に記されている神社か決定し難いものをいうのだ。「延喜式」とは延長5年(927年)にまとめられた当時「官社」に指定されていた全国の神社一覧である。ここは、川島杉山神社とも呼称される。私が良く写真を撮りに出かける保土ヶ谷公園の傍にも立派な星川杉山神社がある。手前右側に見える鳥居は、境内社の杉山稲荷神社だ。    

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO160 ) 露出補正 なし
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8.杉山神社 社殿
石段を上がると社殿fがある。1844年(弘化元年)2月には社殿が焼失しているが、その後は村民によって再建されている。1873年(明治6年)には村社に指定された。現在の社殿は1955年(昭和30年)5月に造営されたものである。 

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 10mm ISO160 ) 露出補正 なし
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9.杉山神社の狛犬 「阿像」
何故か狛犬が二対で並んでいる。こちら奥にある一対の「阿像」でこの狛犬の左足は球を抑えている。神社に奉納、設置された空想上の守護獣像である。本来は「獅子・狛犬」といい、向かって右側が口を開いた角なしの「阿像」で獅子である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO320 ) 露出補正 なし
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10.杉山神社の狛犬 「吽像」
左側が口を閉じた「吽像」で狛犬である。しかし、形としては阿吽共に獅子に近いものが多いという。逆に、呼び方は「獅子・狛犬」の獅子が消えて単に「狛犬」に定着している。 奥の一対の「吽像」は子連れである。(右足で獅子?を抑えているように見えた。)通常狛犬は一対だが、なぜここでは二対になっているのだろうか?奥の一対の狛犬は1991(平成3年)に奉納され、独特の個性を主張している狛犬という。手前のは個性的な奥の狛犬以前のものと思われる古い狛犬だそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO160 ) 露出補正 なし
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11.環状2号線下から陣ヶ下渓谷公園へ
杉山神社にお参りしたあと、妻恋神社の方へは上がらず、傍を走る環状2号線 の下を渓谷へと歩く。ここを歩く人は少ない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 18mm ISO320 ) 露出補正 なし
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12.環状2号線下の渓谷 -1
環状2号線の下を流れる水は、ありがちなどぶ川ではなく、透明度のあるきれいな水が流れていた。渓谷である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 30mm ISO2000 ) 露出補正 なし
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13.環状2号線下の渓谷 -2
水量は少ないが瀬となって流れていく。陣ヶ下渓谷は帷子川の支流にあたる市沢川である。鬱蒼として暗い。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/320秒 37mm ISO320 ) 露出補正 なし
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14.ムラサキシジミ
やがて、環状2号線のわきを通る道へ上がる。ムラサキシジミが飛来した。越冬した♀だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 65mm ISO250 ) 露出補正 -0.7段
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15.環状2号線
立派な歩道が作られていた。右側の環状2号線は向こう側が羽沢横浜国大駅方面、手前は保土ヶ谷バイパスの新桜ケ丘インターへつながる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 84mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
200505_015.jpg
16.陣ヶ下渓谷公園 南口
環状2号線のわきから入る公園の南口まで戻ってくる。「水の橋」という橋が架かっていた。この橋を渡って駐車場へ行く。午前11時半、駐車場はまだ混雑していない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 -0.7段
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2010年10月11日

駅から散歩 上星川から陣ヶ下渓谷公園


 10月2日土曜日、久しぶりに良い天気となった。舞岡公園へ行こうかと思ったが、正直なところちょっと飽きが来ていたので、「相鉄おすすめ 駅から散歩 vol.8」というパンフレットに載っていた鶴ヶ峰駅から上星川駅のコースを歩いてみることにした。
 昼飯の時間とかを考え、自宅のある星川から2つ目の駅である上星川駅を起点としてコースを逆に歩くことにした。これが結果的に失敗だったようで、地図を片手に進んだものの道に迷ってしまった。なんとか陣ヶ下渓谷公園まではたどり着いたが、そこから西谷駅の近くにある、ここで昼飯にしようと考えていた「蛇の目すし・手打ちそば」に行くことが出来なかった。
仕方なく相鉄線の方向に歩いていると、市沢のあたりだろうかバス停があったのでバスに乗り、和田町駅まで帰りついた次第である。和田町で初体験のマクドナルドでハンバーガーを食べ、相鉄線に一駅乗って星川に戻った。

1.IXY30S新規購入
2006年12月に購入し、愛用していたCanon IXY900ISがあちこち傷が付き、ちょっとみすぼらしくなったので、IXY30Sを新規購入した。4年の間にコンデジも進化している。この機種を選んだのは、レンズが広角側でF2と明るく、また、ISO1600くらいまではノイズも比較的少ないようなので、暗いところで使えると考えたからだ。要するに高感度期待である。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/125秒 95mm ISO400 ) 露出補正 なし
IXY30S新規購入;クリックすると大きな写真になります
2.天然温泉「満天の湯」
「相鉄おすすめ 駅から散歩」というパンフレットの地図に従い、上星川駅を南側へ出た。少し進むと、天然温泉「満天の湯」というのがあった。星川から2つ目の駅と近いので、今度来てみようと思う。ISO感度はオートだが、ISO125になっている。

Canon IXY30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/1000秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
天然温泉「満天の湯」;クリックすると大きな写真になります
3.ふれあいせせらぎの道
東海道貨物線のガードをくぐって、小さなせせらぎのある道に出る。わずかな間だが遊歩道があって、せせらぎを流れる水は澄んで奇麗だった。ところが、ここから先、仏向行座公園に上がっていく道を間違えてしまった。少し早く右に曲がってしまったようだ。道はまっすぐでなく、どこを歩いているか解らない。犬を散歩させている御婦人に道を尋ね、ようやく仏向行座公園、仏向倉沢北公園にたどり着き、横浜水道記念館に着くことができた。

Canon IXY30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/125秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
ふれあいせせらぎの道;クリックすると大きな写真になります
4.横浜水道記念館-1
西谷浄水場の先に水道記念館があった。この水道記念館は横浜の水道が造られてから100年の記念行事が行われた昭和62年に開設された。

Canon IXY30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/640秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
横浜水道記念館-1;クリックすると大きな写真になります
5.横浜水道記念館内展示-1
入口を入って左側の展示室。明治20年にイギリス人ヘンリー・スペンサー・パーマーの指導で日本で初めての近代水道が横浜に出来た。隣の展示室への二つの入口の中央に当時の獅子頭共用栓が展示されていた。この写真は、D5000で撮ったが、絞りは開放のF3.5で1/125秒、ISO1800になっていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO1800 ) 露出補正 なし
横浜水道記念館内展示-1;クリックすると大きな写真になります
6.横浜水道記念館内展示-2
同じ展示室で振り返ると、水道がない時代は水売りから買うひしゃく一杯の水が高価であり、明治6年に民間会社により木桶水道が造られたという展示があった。この写真は、IXY30Sで撮った。F2で1/60秒、ISOは640であった。プログラムオートにしておくとさらに暗い場合ISOは1600まで上がる設定になっている。F2というレンズの明るさが効果的で、ISOは640に抑えられ、ノイズも今まで使っていたIXY900ISに比べると格段に少ない。

Canon IXY30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.0 1/60秒 4.9mm ISOオート=ISO640 ) 露出補正 なし
横浜水道記念館内展示-2;クリックすると大きな写真になります
7.横浜水道記念館-2
水道記念館の見学を終え、陣ヶ下渓谷公園に向かう。帰りがけに塀の間から建物がきれいに見えたので撮った。

Canon IXY30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/1000秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
横浜水道記念館-2;クリックすると大きな写真になります
8.陣ヶ下渓谷公園
地図が解りやすかったので問題なく陣ヶ下渓谷公園の「みずのさかみち」という入口に着いた。まず上に登って下りて来て杉山神社の方へ向かうつもりだった。一か所「渓谷」と道標があった。しかし、その道は細く、蜘蛛の巣がかかっていて人が通った気配がないので、行くのをやめたところ、また、もとの「みずのさかみち」に戻ってしまった。仕方なく、相鉄線の方へ見当を付けて歩きだしたところ、旭区に入っていた。市沢という辺りにバス停があった。そこへ和田町行きのバスが来たので、乗ってしまった。

Canon IXY30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/1600秒 7.2mm ISOオート ) 露出補正 なし
陣ヶ下渓谷公園;クリックすると大きな写真になります
9.マクロ撮りテスト
星川に帰りついて自宅への途中、保土ヶ谷区役所の花壇でIXY30Sのマクロを試してみた。ヤマトシジミしかいなかったが、ノートリミングでここまで近づけるし、画像もシャープである。一応の満足を得た。

Canon IXY30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/640秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
マクロ撮りテスト;クリックすると大きな写真になります