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2012年5月30日

隠居の探鳥・蝶ウォーク:鉢ヶ峯 息を潜めて キジを撮つ


 5月28日、前日の荒れた天気とは打って変わって快晴である。久しぶりに、泉北ニュータウンはずれの畑作地区鉢ヶ峯に行ってみた。ひょっとしてキジに出会えるのではないかと期待した。

 車を地区はずれのスペースに駐車して降り立つと、ケリ・ヒバリ・ウグイス・ホトトギスの鳴き声に混じって、ケーン・ケーンと鶏に似た鳴き声も聞こえてきた。キジはいるらしい。鉢ヶ峯初夏の音風景である。
2010年の初夏に、この鉢ヶ峯で初めてキジを観察した。鳴き声を頼りに近づいてみると畑の縁に植わっている潅木がある場所に、鶏冠の赤いキジを見つけた。初めて観察した場所と同じである。しばらく観察していると、羽を広げて雄叫びを上げた。
 場所を蝶やトンボを観察したことのあるところへ変えてみると、昨年の5月に全身をあらわにして囀るウグイスを撮ったのと同じ木に、今年も大きな声でさえずっていた。
 ホトトギスの鳴き声がずっと聞こえていたが、姿をみることはなかった。

 
羽を広げたキジ♂;クリックすると大きな写真になります ウグイス;クリックすると大きな写真になります モズ♂;クリックすると大きな写真になります ケリ:鉢ヶ峯;クリックすると大きな写真になります
羽を広げたキジ♂:鉢ヶ峯(堺)
2012/5/30
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO1250 F6.3)
露出補正 +1
昨年と同じ木にウグイスが:鉢ヶ峯(堺)
2012/5/30
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 460mm
(35mm相当690mm)
シャッター優先オート
(1/500s ISO100 F7.1)
露出補正 なし
トリミング
モズ♂:鉢ヶ峯(堺)
2012/5/30
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO200 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ケリ:鉢ヶ峯(堺)
2012/5/30
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO200 F6.3)
露出補正 なし
トリミング


 鉢ヶ峯は、蝶の種類も多いが、この日はあまり飛んでいなかった。キジを撮った場所で、動物よけの風車(清涼飲料水の空き缶を使った手作り:風が吹くと音を出して回る)に、キタテハがじっと留まっていた。
 ちょっと名前が分からない白い花が咲く木に、コミスジよりは大きく白いスジが一本入った蝶が留まった。家で調べてみると、どうやらアサマイチモンジのようである。イチモンジチョウとの見分けは難しいらしいが、見分けかたを教えてくれるページで判別できた。
 ジャノメチョウ科の蝶も見分けが難しい。これは、YAMAKO さんに教えてもらった。
(追記:2012/5/31)ネットをいろいろとサーチしていると、【このきなんのき掲示板】というサービスを林 将之さんという方が、【このきなんのき】というサイトで提供されていることがわかった。早速、アサマイチモンジが留まった木の写真を投稿して教えを乞うとすぐに沢山の方が、イボタノキだと教えてくれた。

 
キタテハ;クリックすると大きな写真になります アサマイチモンジ;クリックすると大きな写真になります ヒメウラナミジャノメ;クリックすると大きな写真になります ヒメジャノメ;クリックすると大きな写真になります
キタテハ:鉢ヶ峯(堺)
2012/5/30
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO800 F6.3)
露出補正 +1
アサマイチモンジ:鉢ヶ峯(堺)
2012/5/30
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO1600 F6.3)
露出補正 なし
ヒメウラナミジャノメ:鉢ヶ峯(堺)
2012/5/30
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO1400 F6.3)
露出補正 なし
ヒメジャノメ:鉢ヶ峯(堺)
2012/5/30
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO4000 F6.3)
露出補正 なし