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2013年9月 1日

隠居の散策:処暑の「花の文化園」


 8月も終わりになって、なんとか屋外にも出てみるぐらいに気温が収まった。花好きの家内と涼しくなったら行ってみようと言っていた河内長野の「花の文化園」に、8月29日出かけることにした。

テラコッタドール;クリックすると大きな写真になります。 10時の開場前だったが、駐車場はガラガラである。ちょうど葉を茂らせている樹の下にスペースに車を滑りこませた。
 現在、「目指せ旭山プロジェクト」という活動が行われていて、入り口にはガーデナー・ランドスケープアーティスト石原和幸氏のデザインと思われる植木鉢で作ったテラコッタドールが鎮座している。
 この日は、「ブルーガーデン倶楽部」というボランティアの活動日らしく、大勢の人たちが草刈りや苗の植え込みなどを作業をされていた。このテラコッタドールも皆さんの協同作業のようだ。

 この暑い時期、花の種類は少ないと思っていたが、多くの花がアチラコチラに咲いている。入り口付近には、種類の変わったコリウスが一面に植栽されている。
夏の花は、なんとなく原色系が多いようだ。
 温室に入っていると逆に涼しいくらい、外の直射日光の下はまだ壮烈な暑さである。温室の中の洋ランの一種の名前がわからない。例によって、【この花の名は?掲示板】に、教示を仰ぐと、ひろし@小南部 さん(胡蝶に関する情報交換・意見交換の掲示板を開いておられるようだ)という方が詳しく教えてくださったが交配種の名前は沢山あってわからないようだ。

コリウス:花の文化園;クリックすると大きな写真になります。 コリウス:花の文化園;クリックすると大きな写真になります。 オミナエシ:花の文化園;クリックすると大きな写真になります。 タカサゴユリ:花の文化園;クリックすると大きな写真になります。
コリウス:花の文化園(河内長野)
2013/8/29
SONY NEX-7+SEL50F1.8
50mm(35mm換算75mm)
絞り優先オート 1/3200 F1.8 ISO100
露出補正 0
コリウス:花の文化園(河内長野)
2013/8/29
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
31mm(35mm換算46mm)
絞り優先オート 1/30s F4.0 ISO100
露出補正 0
オミナエシ:花の文化園(河内長野)
2013/8/29
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
88mm(35mm換算132mm)
絞り優先オート 1/50s F6.3 ISO100
露出補正 0
タカサゴユリ:花の文化園(河内長野)
2013/8/29
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3
63mm(35mm換算94mm)
絞り優先オート 1/125s F6.3 ISO100
露出補正 0
チュウキンレン:花の文化園温室;クリックすると大きな写真になります。 ブーゲンビリア:花の文化園温室;クリックすると大きな写真になります。 キダチベゴニア:花の文化園温室;クリックすると大きな写真になります。 洋ラン モカラ交配種:花の文化園温室;クリックすると大きな写真になります。
チュウキンレン**:花の文化園温室(河内長野)
2013/8/29
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3<
66mm(35mm換算99mm)
絞り優先オート 1/30 F5.6 ISO100
露出補正 0
ブーゲンビリア:花の文化園温室(河内長野)
2013/8/29
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3<
61mm(35mm換算91mm)
絞り優先オート 1/3 F11.0 ISO100
露出補正 0
キダチベゴニア:花の文化園温室(河内長野)
2013/8/29
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3<
121mm(35mm換算181mm)
絞り優先オート 1/4 F11.0 ISO100
露出補正 0
洋ラン モカラ交配種:花の文化園温室(河内長野)
2013/8/29
SONY NEX-7+SEL18200LE 18-200mm/F3.5-6.3<
66mm(35mm換算99mm)
絞り優先オート 1/50 F5.6 ISO100
露出補正 0
クレマチス:花の文化園;クリックすると大きな写真になります。 睡蓮:花の文化園;クリックすると大きな写真になります。 睡蓮:花の文化園;クリックすると大きな写真になります。 睡蓮:花の文化園;クリックすると大きな写真になります。
クレマチス:花の文化園(河内長野)
2013/8/29
SONY NEX-7+SEL50F1.8
50mm(35mm換算75mm)
絞り優先オート 1/250 F9.0 ISO100
露出補正 0
睡蓮:花の文化園(河内長野)
2013/8/29
SONY NEX-7+SEL50F1.8
50mm(35mm換算75mm)
絞り優先オート 1/1000 F20.0 ISO1600
露出補正 0
睡蓮:花の文化園(河内長野)
2013/8/29
SONY NEX-7+SEL50F1.8
50mm(35mm換算75mm)
絞り優先オート 1/250 F8.0 ISO100
露出補正 0
睡蓮:花の文化園(河内長野)
2013/8/29
SONY NEX-7+SEL50F1.8
50mm(35mm換算75mm)
絞り優先オート 1/200 F8.0 ISO100
露出補正 0
カンゾウ:花の文化園;クリックすると大きな写真になります。 ノウゼンカズラ:花の文化園;クリックすると大きな写真になります。 トサカケイトウ:花の文化園;クリックすると大きな写真になります。 エキナセア:花の文化園;クリックすると大きな写真になります。
カンゾウ:花の文化園(河内長野)
2013/8/29
SONY NEX-7+SEL50F1.8
50mm(35mm換算75mm)
絞り優先オート 1/500 F8.0 ISO200
露出補正 0
ノウゼンカズラ:花の文化園(河内長野)
2013/8/29
SONY NEX-7+SEL50F1.8
50mm(35mm換算75mm)
絞り優先オート 1/100 F8.0 ISO200
露出補正 0
トサカケイトウ:花の文化園(河内長野)
2013/8/29
SONY NEX-7+SEL50F1.8
50mm(35mm換算75mm)
絞り優先オート 1/200 F8.0 ISO200
露出補正 0
エキナセア:花の文化園(河内長野)
2013/8/29
SONY NEX-7+SEL50F1.8
50mm(35mm換算75mm)
絞り優先オート 1/200 F8.0 ISO200
露出補正 0


**
チュウキンレン:バショウ科の植物で、原産地は中国の雲南省~インドシナ半島。地より湧き出る金のハスという意味でしょうか。漢字で地涌金蓮と書きます。英名は、Chinease yellow banana でハスではなくバナナの仲間です。黄色く開いている部分は苞で、中に小さな花がたくさんつきます。


 花は結構咲いているのに、蝶の姿は少ない。蝶もあまり暑いのは苦手なんだろうか。あまり日の当たらない散策路に、表翅が鮮やかに青いムラサキシジミを見かけたが、残念ながら開翅したところは捉えられなかった。

サトキマダラヒカゲ:花の文化園;クリックすると大きな写真になります。 ムラサキシジミ:花の文化園;クリックすると大きな写真になります。 白色のトサカケイトウにイチモンジセセリ:花の文化園;クリックすると大きな写真になります。 サルビアにモンシロチョウ:花の文化園;クリックすると大きな写真になります。
サトキマダラヒカゲ:花の文化園(河内長野)
2013/8/29
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/800 F6.3 ISO4000
露出補正 0
ムラサキシジミ:花の文化園(河内長野)
2013/8/29
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
170mm(35mm換算255mm)
シャッター優先オート 1/800 F5.6 ISO Hi
露出補正 0
白色のトサカケイトウにイチモンジセセリ:花の文化園(河内長野)
2013/8/29
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
170mm(35mm換算255mm)
シャッター優先オート 1/800 F5.6 ISO4500
露出補正 0
サルビアにモンシロチョウ:花の文化園(河内長野)
2013/8/29
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
210mm(35mm換算315mm)
シャッター優先オート 1/800 F6.0 ISO220
露出補正 0


2009年8月 8日

隠居のデジスコ:超望遠はブレばかり

 梅雨が完全に明けきらないような天気だが、家内がつき合ってくれるというので山小屋 Hütte Hachi にでかけた。今回の目的は、もちろんデジスコの学習である。

 家内も気に入ってくれたできあがったばかりのウッドデッキでお茶をして、早速デジスコ機材をセットして小屋裏の農道を少し上った。7月中旬に来たときには、このあたりの杉の梢や電線でホオジロがさえずっていた。CanonIXY をフィールドスコープに押しつけて撮った写真は、見事に手ぶれだった。

 コンデジ SONY Cybershot DSC-W300 をデジスコ用に新調して、これをフィールドスコープにつけるアタッチメントも調達した。ただ、戸外の明るいところで液晶画面を見るのと小さな視角に野鳥を収めるのは難しいということで、液晶フードと照準器を発注したが、値引き交渉などをしているうちに、今回の遠征には間に合わなかった。
 この時期、野鳥はウグイスのさえずりが聞こえるばかりで、姿のみえる鳥は少ない。杉の梢にヒヨドリが留まったので、DSC-W300 の液晶画面に入れようとするがなかなか難しい。少しの操作で視野が狂うしぶれる中で、なんとかシャッター・レリーズを押すことができた。 が、自宅に帰って確認すると逆光でほとんどシルエットしか写っていない。

 翌朝、昨日は液晶画面がほとんど見えなかったので黒っぽいTシャツを頭から被って覗いてみると少しましである。7月のときと同じように、ホオジロが電柱の上や杉の梢でテリを張っていた。緩んでいたネジを締め直した雲台の操作にも少し慣れて、モニターにホオジロを取り込んで、シャッター・レリーズを押し続けた。DSC-W300 の連写性能は、サイズを最も大きな 13M(4224x3168ピクセル)に設定して秒に2コマは取り込めるようだ。
ヒヨドリ」クリックすると大きな写真になりますホオジロ:クリックすると大きな写真になりますホオジロ:クリックすると大きな写真になりますキジバト:クリックすると大きな写真になります

 35mm版換算で合成焦点距離が2500mmから 3500mm となる望遠写真は、まだまだ焦点が合っていないようだ。
 液晶フードと照準器が届いたので取り付けてみると、被写体の導入はかなりやりやすい感じだし、液晶画面も日の光の中で細かなところまで見えそうだ。だが、基本はできるだけ近い距離で撮ることだと思われる。
 いろいろと学習すべきことが多い。試しに、何か被写体を探さねばならない。

 日差しが強くなってきたので、小屋を片づけて、前から行ってみたいと思っていた近くの「猿尾滝」に向かった。国道9号線を通るたびに、その標識が気になっていたのだ。
 このあたりの名所になっているらしく、滝まで 50m くらいのところにバスが駐まれるような無料の駐車場があり、小型のバスが1台駐まっていた。
 上段の滝壺近くまで登ってみると水しぶきがかかり、この時期の納涼にはもってこいだ。

 この「猿尾滝」から近くにある「但馬高原植物園」に、この時期家内が好きな花は期待できなかったが寄ってみた。ひょっとして、野鳥が見つかるかもとデジスコセットも担いで行った。首から双眼鏡、ナップザックにイチデジを入れて歩き回るとさすがに汗が噴き出してきた。家内がカメラマン助手と称してイチデジを持ってくれたが。下のフシグロセンノウの写真は、助手が撮った写真である。
 広場の高い木のてっぺんでホオジロがさえずりだした。二人とも双眼鏡を首から ぶらさげた老夫婦と鳥の名前をあれこれと詮索した。気にし出すと野鳥愛好家は結構多いようだ。

猿尾滝:クリックすると大きな写真になりますエキナセアと宿根フロックス:クリックすると大きな写真になりますフシグロセンノウ:クリックすると大きな写真になりますペルシカリア・アンプレシクカウレにとまるオニヤンマ:クリックすると大きな写真になりますホオジロ:クリックすると大きな写真になります