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2016年1月19日

隠居の散策:泉北ニュータウン栂地区、この冬はなんだか変だ。

ようやく冬らしい天気になってきたが、年末から年始にかけては暖かい日が続いて、冬とは思えなかった。ニュータウン周りに残っている僅かな自然でも、異変が起こっている。
 あちらこちらに植わっている蝋梅はもう満開だし、シロツメクサやオオイヌノフグリが咲き出している。ヒメオドリコソウだって、花をつけ出している。
 野鳥の世界でも、いつもの水鳥、ヒドリガモ・コガモ・ハシビロガモ・マガモ・ホシハジロは、いつもの溜池に姿を現している。数は少ないが、オカヨシガモも観察した。が、いつもこの時期に姿を現すアオジ・ホオアカなどのホオジロ類が見当たらない。その代わりか、ヒヨドリ・ムクドリ・スズメが元気だ。

泉北ニュータウン栂地区の風物

;クリックすると大きな写真になります。 2016/1/9 大森
蝋梅
今咲いている黄色い花は蝋梅が多い。
SONY α7Ⅱ+FE 3.5-6.3/24-240mm
172.0mm
絞り優先AE 1/350s f8.0 ISO100
露出補正 +1.0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/1/9 野々井
ナンテンと蝋梅
ナンテンの向こうに、満開の蝋梅が咲いているのだが。
SONY α7Ⅱ+FE 3.5-6.3/24-240mm
94.0mm
絞り優先AE 1/125s f8.0 ISO100
露出補正 +1.0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/1/9 和田川
コガモ♂
コガモは、流れのある川のほうが好きのようだ。
SONY α7Ⅱ+FE 3.5-6.3/24-240mm
240.0mm デジタルズーム3.94倍
絞り優先AE 1/250s f8.0 ISO160
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/1/9 田辺池
オカヨシガモ♂♀
この辺りでオカヨシガモを見ることは珍しい。
SONY α7Ⅱ+FE 3.5-6.3/24-240mm
240.0mm デジタルズーム3.94倍
絞り優先AE 1/250s f8.0 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/1/14 和田川
カルガモ
カルガモは、池でも川でも泳いでいる。
SONY α7Ⅱ+FE 3.5-6.3/24-240mm
240.0mm デジタルズーム3.94倍
絞り優先AE 1/200s f8.0 ISO200
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/1/14 和田川
アオサギ
アオサギが群れているのは見たことがない。
SONY α7Ⅱ+FE 3.5-6.3/24-240mm
240.0mm デジタルズーム3.94倍
絞り優先AE 1/250s f8.0 ISO200
露出補正 -1.0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/1/14 桧尾
ハクセキレイ
道路に落ちている木の実をつついている。
SONY α7Ⅱ+FE 3.5-6.3/24-240mm
240.0mm デジタルズーム3.94倍
絞り優先AE 1/250s f8.0 ISO160
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/1/14 和田川
コガモ♀
雌の方が少ない気がする。
SONY α7Ⅱ+FE 3.5-6.3/24-240mm
240.0mm デジタルズーム3倍
絞り優先AE 1/250s f8.0 ISO640
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/1/14 桧尾
桜の花
小さな苗木で咲いていた。なにかおかしい。
SONY α7Ⅱ+FE 3.5-6.3/24-240mm
240.0mm 
絞り優先AE 1/250s f9.5 ISO125
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/1/14 桧尾
ノゲシ
図鑑では、花期は4-7月となっている。
SONY α7Ⅱ+FE 3.5-6.3/24-240mm
83.0mm 
絞り優先AE 1/90s f9.5 ISO160
露出補正 -1.0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/1/14 桧尾
ケリ
警戒の強い鳥だが、随分近寄らせてくれた。
SONY α7Ⅱ+FE 3.5-6.3/24-240mm
240.0mm デジタルズーム3.94倍 
絞り優先AE 1/250s f8.0 ISO200
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/1/14 庭代台
センダンの実を啄むムクドリ
センダンの実は、人間には有害である。
SONY α7Ⅱ+FE 3.5-6.3/24-240mm
240.0mm デジタルズーム3.94倍 
絞り優先AE 1/500s f8.0 ISO100
露出補正 -1.0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/1/14 庭代台公園
カワラヒワ
久しぶりに姿を見た。
SONY α7Ⅱ+FE 3.5-6.3/24-240mm
240.0mm デジタルズーム3.94倍 
絞り優先AE 1/350s f8.0 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/1/14 大方池
コサギ
水を抜いて底が見えるようになるとコサギが寄ってくる。
SONY α7Ⅱ+FE 3.5-6.3/24-240mm
240.0mm デジタルズーム3.94倍 
絞り優先AE 1/250s f8.0 ISO320
露出補正 -1.0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/1/16 野々井
ノゲシ
あちらこちらに咲いている。
SONY α7Ⅱ+FE 3.5-6.3/24-240mm
240.0mm デジタルズーム2.44倍 
絞り優先AE 1/500s f6.7 ISO100
露出補正 -1.0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/1/16 野々井
シロツメクサとオオイヌノフグリ
図鑑ではシロツメクサの花期は、5-7月になっている。
SONY α7Ⅱ+FE 3.5-6.3/24-240mm
24.0mm
絞り優先AE 1/90s f6.7 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/1/16 尾知濃池
オオバン
オオバンは、この辺りではこの池にしかいない。この冬も来ている。
SONY α7Ⅱ+FE 3.5-6.3/24-240mm
240.0mm デジタルズーム3.94倍
絞り優先AE 1/250s f6.3 ISO100
露出補正 +0.3
;クリックすると大きな写真になります。 2016/1/16 尾美濃池
スズメ
面白い並び方でとまっている。
SONY α7Ⅱ+FE 3.5-6.3/24-240mm
240.0mm デジタルズーム3.94倍
絞り優先AE 1/250s f6.3 ISO100
露出補正 +0.3


2015年1月30日

隠居の散策:大寒頃の泉北ニュータウン栂地区


 寒い寒いで外に出ないとメタボにはよくないと散策に出かけた。歩き出せば、結構面白い。 いつも老年組がゲートボール(最近は、グランドゴルフが主だが)をしている空き地で、ポコポコと何か変な音がする。近くに車の修理工場があるので、そこから出ている音かと思ったが、まだシャッターは閉まっている。音の原因をもう少し注意深く探ってみると、ハシボソガラスが空のペットボトルを咥えあげては、地面に叩きつけているのだ。
 野鳥の写真を撮るときには、ほとんどは連写モードにしている。連写した写真をもとに、スマホの google アプリ フォトで、モーション・ピクチャーにしてみた。方法については、別に記録しておきたいと思う。

ハシボソガラスの行動:Google+ motion.gif で作成 karasu.gif



大寒の候に観察した鳥たち:泉北ニュータウン

;クリックすると大きな写真になります。 セグロセキレイ 和田川(堺)
2015/1/29
寒い中でもセキレイ類は元気だ

FUJIFILM HS50
185.0mm (35mm換算:1036mm)
1/320s f5.6 ISO250
;クリックすると大きな写真になります。 スズメ 泉北1号線側道(堺)
2015/1/29
銀杏の木に群がる。いつも集団だ。

FUJIFILM HS50
148.0mm (35mm換算:828mm)
1/320s f8.0 ISO200
;クリックすると大きな写真になります。 アオサギ 和田川(堺)
2015/1/29
寒そうだ。

FUJIFILM HS50
88.7mm (35mm換算:497mm)
1/320s f8.0 ISO200
;クリックすると大きな写真になります。 イソヒヨドリ♂ 和田川(堺)
2015/1/29
今シーズンは割合多く見かける。

FUJIFILM HS50
185.0mm (35mm換算:1036mm)
1/320s f8.0 ISO200
;クリックすると大きな写真になります。 オカヨシガモ 鴨谷池(堺)
2015/1/29
他の個体で次列風切の白が目立っている。

FUJIFILM HS50
185.0mm (35mm換算:1036mm)
1/320s f8.0 ISO200
;クリックすると大きな写真になります。 オオバン 鴨谷池(堺)
2015/1/29
この池にもオオバンがいる。

FUJIFILM HS50
185.0mm (35mm換算:1036mm)
1/320s f5.6 ISO400
;クリックすると大きな写真になります。 メジロ 和田川(堺)
2015/1/29
川床の萱にやってくる。

FUJIFILM HS50
185.0mm (35mm換算:1036mm)
1/400s f7.1 ISO200
;クリックすると大きな写真になります。 キセキレイ 和田川(堺)
2015/1/29
このようなはきだめにやってくる。

FUJIFILM HS50
110.8mm (35mm換算:621mm)
1/400s f5.6 ISO400


萱に留まるアオジ:Google+ motion.gif で作成 aoji.gif



2014年1月17日

隠居の散策:寒中の狭山池で野鳥を観察


 1月連休の真ん中の日、寒い日であったが、家内が狭山池に付き合うという。2年前にも同じような日に、狭山池を訪れている。。 
 この池の北北西にある駐車場に車を駐めて、時計回りに歩くことにした。風も吹いて寒いのだが、休日ということもあって、小さい子供を連れたファミリーや犬の散歩をする人たちなどの散策の場所になっていて防寒着を着込んだ多くの人たちが歩いている。

 この池には、何故かオオバンが多い。開けた湖面がいいのかもしれない。琵琶湖北部高島にある新旭水鳥観察センターの前の湖面でも沢山のオオバンを見ている。
 それとカワウが多い。沖のコンクリート製のブイに沢山留まっている。
 近所の溜池などでは見られないが、この池で見られる水鳥はカンムリカイツブリである。この鳥はカイツブリという名前にしては、かなり大型でカワウと食餌が競合するようだ。この日も、餌を求めて争っているのではないかと思われる光景が見られた。
 ここでも、岩の上に留まるモズを見かけた。撮った写真をよく見ると後頭部の冠羽が立っているので、何かコブがあるような感じである。初列風切羽の基部が白く白斑に見えるから、雄だろう。

オオバン・カワウ・カンムリカイツブリ:狭山池
オオバン:狭山池;クリックすると大きな写真になります。 カワウ:狭山池;クリックすると大きな写真になります。 カワウ:狭山池;クリックすると大きな写真になります。 カンムリカイツブリとカワウ:狭山池;クリックすると大きな写真になります。
オオバン:狭山池
2014/1/12
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO360
RAW画像をAdobe で現像
カワウ:狭山池
2014/1/12
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO360
RAW画像をAdobe で現像
カワウ:狭山池
2014/1/12
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO560
RAW画像をAdobe で現像
カンムリカイツブリとカワウ:狭山池
2014/1/12
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO250
RAW画像をAdobe で現像


カモ類:狭山池
オカヨシガモ:狭山池;クリックすると大きな写真になります。 ホシハジロとカンムリカイツブリ:狭山池;クリックすると大きな写真になります。 ハシビロガモ♀:狭山池;クリックすると大きな写真になります。 コガモ♀:狭山池;クリックすると大きな写真になります。
オカヨシガモ:狭山池
2014/1/12
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO320
RAW画像をAdobe で現像
ホシハジロとカンムリカイツブリ:狭山池
2014/1/12
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO450
RAW画像をAdobe で現像
ハシビロガモ♀:狭山池
2014/1/12
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO450
RAW画像をAdobe で現像
コガモ♀:狭山池
2014/1/12
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO400
RAW画像をAdobe で現像


狭山池で観察した小鳥たち
 
モズ:狭山池;クリックすると大きな写真になります。 ハクセキレイ:狭山池;クリックすると大きな写真になります。 アオジ:狭山池;クリックすると大きな写真になります。 イソシギとオオバン:狭山池;クリックすると大きな写真になります。
モズ:狭山池
後頭部の冠羽が逆立っている
2014/1/12
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO320
RAW画像をAdobe で現像
ハクセキレイ:狭山池
2014/1/12
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO320
RAW画像をAdobe で現像
アオジ:狭山池
2014/1/12
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
340mm(35mm換算510mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO560
RAW画像をAdobe で現像
イソシギとオオバン:狭山池
2014/1/12
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO280
RAW画像をAdobe で現像


 

2013年2月24日

隠居の探鳥ウォーク:雨水きて ヨシガモてらす 陽の光 


 2月初めに引いた風邪が、一時小康を得たものの再びぶり返し屋外活動を自粛していた。まだ、完治ではないが散策ぐらいは大丈夫と思われるので、久しぶりの探鳥ウォークに出かけることにした。
 1月30日に、はじめて訪問した鴨谷池の様子が気になって、栂地区南部コースを歩いて見ることにした。しばらく歩いていないので、鳥相が変わっているのではないかと思ったが、天候の寒い日が続いたせいか、観察できた種類は1月末と変わっていない。(探鳥日誌を参照

 和田川に浮かぶ水鳥は、コガモ・カルガモである。カルガモは留鳥であるが、コガモは冬鳥で、昨年の記録をみると4月の中頃までは、とどまっているようだ。ハクセキレイ・セグロセキレイも留鳥であるが、とくにこの時期に活発に動きまわるようなきがする。
和田川の川床に生えているカヤの茂みには、アオジが多く生息している。
 鴨谷台の緑道横は枯れ葉が積もっている少し緑がでかけている。この枯れ葉の下にいる虫を探しているのだろうか、ムクドリ・ヒヨドリ・シロハラが、ちょこちょこと歩き回っていた。

 先日、初めて訪れた鴨谷池は、1月末と同じようにヨシガモ・オカヨシガモなどが泳いでいたが、マガモは見かけなかった。

セグロセキレイ:和田川;クリックすると大きな写真になります アオジ:和田川;クリックすると大きな写真になります ムクドリ♀:鴨谷台;クリックすると大きな写真になります シロハラ:鴨谷台;クリックすると大きな写真になります
セグロセキレイ:和田川(堺)
2013/2/23
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1250s ISO 3600 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
アオジ:和田川(堺)
2013/2/23
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1250s ISO 1400 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ムクドリ♀:鴨谷台(堺)
2013/2/23
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1250s ISO4000 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
シロハラ:鴨谷台(堺)
2013/2/23
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1250s ISO3200 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ヨシガモ♂:鴨谷池;クリックすると大きな写真になります オオバン(後ろはオカヨシガモ):鴨谷池;クリックすると大きな写真になります オカヨシガモ:鴨谷池;クリックすると大きな写真になります キジバト:和田川;クリックすると大きな写真になります
ヨシガモ♂:鴨谷池(堺)
2013/2/23
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1250s ISO 3200 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
オオバン:鴨谷池(堺)
2013/2/23
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1250s ISO 4000 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
オカヨシガモ:鴨谷池(堺)
2013/2/23
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1250s ISO 1400 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
水浴びするキジバト:和田川(堺)
2013/2/23
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1250s ISO 900 F6.3)
露出補正 なし
トリミング


 

2013年2月 2日

隠居の探鳥ウォーク:ハリエンジュ 花芽ついばむ 鷽(ウソ)4羽


 大寒も終わりに近づき、もうすぐ立春である。十二節気七十二候も、今週は最後の七十二候の鷄始乳(にわとりはじめてとやにつく)となっている。スマートフォンで提供されている【くらしのこよみ】に、この七十二候の解説が載っている。引用してみよう。
春の到来を感じた鶏が、卵を生み始める時期とされています。
 鶏は鳴いて夜明けを知らせるため、日本でも古来、神や悪霊が来往する夜と人間が活動する昼との境目を告げる霊鳥と見なされてきました。「天の岩屋戸神話」でも岩屋に隠れた太陽神・天照大御神を外に連れ出すのに一役買っており、太陽再生信仰との結びつきが見られます。このようなことからも、鷄は、長く暗い冬の終わりと春の到来を期するにふさわしい動物といえるのではないでしょうか。


 1月30日、泉北ニュータウン栂南部コースを歩いた。このごろは、美木多から美多弥神社を経て、鴨谷台公園の方を回るのであるが、いつも甲斐田川へ急いで、公園の奧の方に回ったことがなかった。今回は少しコースを変えてみると公園の中の坂道を上がったところに、かなりの池があるのがわかった。回りは、公園と中学校と高層の団地に囲まれている。柵が施してあって、水辺には近づけないが、清掃は行き届いている。50m先ぐらいの水面に目を凝らすと、カワウ・マガモ・ヒドリガモに混じっていつもは見かけない水鳥が泳いでいる。光も逆光である。
 どこか近づける場所はないかと池の冊に沿って歩いてみると、池畔に植えられた樹木が少し開けたところがあり、そこから水面を泳ぐ鳥達を観察することができた。撮影した写真を自宅でトリミングなどして、確認してみると、特徴のあるヨシガモの♂は分かったが、その他の地味なカモ類は判別が難しい。
 例によって、【野鳥識別掲示板】にオカヨシガモ・ヨシガモの同定を求めて投稿すると、近藤さんというかたが教えてくれた。自信がないときは誰かの同意が欲しい。

 池のすぐそばの公園に植わっているハリエンジュ(ニセアカシア)の花芽をスズメ大の鳥が4羽がついばんでいる。これも、名前がわからない。図鑑で調べると、ウソ(鷽)であることがわかった。
 鴨谷台公園は、いろいろと野鳥と出会えそうである。散策地点の一つに加えなくてはいけないようだ。歩いていくのにちょうど良い距離にある。

ハクセキレイのジャンプ:和田川;クリックすると大きな写真になります セグロセキレイのジャンプ:和田川;クリックすると大きな写真になります ウグイス:和田川;クリックすると大きな写真になります ウソ:鴨谷公園;クリックすると大きな写真になります
ハクセキレイのジャンプ:和田川(堺)
2013/1/30
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO3200 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
セグロセキレイのジャンプ:和田川(堺)
2013/1/30
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO Hi-1 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
クロスプロセス処理
ウグイス:和田川(堺)
2013/1/30
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO4000 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ウソ:鴨谷公園(堺)
2013/1/30
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO360 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
オカヨシガモ:鴨谷池;クリックすると大きな写真になります オオバン:鴨谷池;クリックすると大きな写真になります ヨシガモ♀:鴨谷池;クリックすると大きな写真になります マガモ♀:鴨谷池;クリックすると大きな写真になります
オカヨシガモ:鴨谷池(堺)
2013/1/30
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO2000 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
オオバン:鴨谷池(堺)
2013/1/30
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO2200 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ヨシガモ♀:鴨谷池(堺)
2013/1/30
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO1400 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
マガモ♀:鴨谷池(堺)
後ろにヨシガモ♂♀が
2013/1/30
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO900 F6.3)
露出補正 なし
トリミング

詳細は、探鳥日誌を參照ください。

2011年1月27日

隠居の探鳥ウォーク:真冬の大阪狭山池


 1月23日日曜日、快晴である。日曜日には孫の世話からも解放される。家内が珍しく、狭山池でも散歩しようかというので、車を走らせることにした。
 快晴とはいえ大寒すぎの今の時節、風は冷たいが、日曜日とあって池の西北部にある無料の駐車場はいっぱいである。15分ほど待つと、出て行く車があり駐めることができた。
 堤をたくさんの人が犬を散歩させたり、ジョギングしたりしているこの池の周囲は約4kmである。早くからの順光を求めて、池面に眼を凝らしながら時計回りに歩いてみた。

 まず目に入ったのは、昨年4月に花見に来たときにもいたオオバンである。この水鳥は嘴が白いので、嘴が赤いバンとはすぐに見分けがつく。オオバンの方が文字通り大きいのだが。バンも何羽か見かけたが、オオバンは数多くいる。
 たくさんのカイツブリが、沖合で潜水を繰り返している。そのなかで、見たことのない水鳥が姿をあらわした。急いで、シャッターを切ったが、すぐに潜水してしまった。かろうじて1枚残っていた写真を図鑑やネットで確認してみると、カンムリカイツブリの冬羽のようである。
 その場で見分けのつかないカモもいる。このようなときは、できるだけ色々な角度から写真を撮って、家に帰って確認する。毎日の探鳥ウォークでは見かけないオカヨシガモも、その一種である。

 池の南端の方には、葦の茂みが残してある。ここでは、モズ・ホオジロが観察できた。モズは、比較的長く同じところに留まってくれるが、ホオジロは動きが早い。
 池の堤の草地部分には、スズメが多いが、そのそばをツグミがホッピングしている。ケリも黄色い長い脚で歩きまわり、ミミズをついばんでいた。
オオバン;クリックすると大きな写真になりますカンムリカイツブリ;クリックすると大きな写真になりますカイツブリ;クリックすると大きな写真になりますオカヨシガモ;クリックすると大きな写真になります
オオバン:大阪狭山池
1/23/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO720 1/1000s F5.6
トリミング
カンムリカイツブリ:大阪狭山池
1/23/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO220 1/1000s F5.6
トリミング
カイツブリ:大阪狭山池
1/23/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO500 1/1000s F5.6
トリミング
オカヨシガモ:大阪狭山池
1/23/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO250 1/1000s F5.6
トリミング
モズ;クリックすると大きな写真になりますホオジロ;クリックすると大きな写真になりますツグミ;クリックすると大きな写真になりますケリ;クリックすると大きな写真になります
モズ:大阪狭山池
1/23/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO320 1/1000s F5.6
トリミング
ホオジロ:大阪狭山池
1/23/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO220 1/1000s F5.6
トリミング
ツグミ:大阪狭山池
1/23/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO220 1/1000s F5.6
トリミング
ケリ:大阪狭山池
1/23/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO220 1/1000s F5.6
トリミング


2010年2月24日

隠居の野鳥撮影:泉北ニュータウンの冬鳥(5)

 朝から、快晴・無風である。いつものように、東谷池→田辺池→筆池→尾美濃池→三木閉の小さな池1→三木閉の小さな池2→西松尾池→大方池 と回った。
 野鳥を観察し、探鳥日誌に載せるメモをとり、写真をこころみながらの散策であるので、2時間ほどかかる。

 今朝は2種のカモと新たに出会った。間違っているかもしれないが、オカヨシガモ(筆池)とハシビロガモ(三木閉の小さな池1)である。この三木閉の小さな池1はゴミが多い汚いため池であるが、昨日初めて見かけたバンは、今朝も2羽、餌を探していた。他の池にない何か餌があるのかもしれない。

 西松尾池の北端には、多くの太公望がウキを見つめていた。一人が、大きなフナらしき魚を釣り上げていた。魚はいるのだ。
 野鳥は芝生やグランドにつづく池の南端や周りの雑木林に多くいる。今朝は多くのメジロが飛び回っていた。
 大方池横の、まだ蕾の固い桜の梢から梢にエナガがさえずっていた。

オカヨシガモ?:クリックすると大きな写真になりますバン:クリックすると大きな写真になりますハシビロガモ?:クリックすると大きな写真になりますエナガ:クリックすると大きな写真になります
オカヨシガモ?:筆池バン:三木閉の小さな池1ハシビロガモ:三木閉の小さな池1エナガ:大方池