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2009年2月14日

隠居のDIY:パソコンデスク部品の再利用

 最近のデスクトップ・パソコンはディスプレイが液晶で、場合によって本体はディスプレイに組み込まれてコンパクトになっている。キーボードもマウスもワイヤレスで繋がっている。だから、古いタイプのパソコンデスクでは、不要な部分が出てくる。
 先日、娘がパソコンを変えたときに、パソコンデスクのキーボードを置くスライド式の棚とマウスを操作する回転式の丸い台が要らないというのではずしてきた。捨てるのはモッタイナイので、再利用を考えた。

クリックすると大きな写真になります キーボード用の棚は、木の繊維を固めたハードボードを端を丸く面取りして白い塗装がしてあり、小さな机の天板に使えそうである。家内が書斎のワゴンを見て、ラジオなどを置くベッド横の小机を作ってくれといっていたので、これを使って作ってみた。脚はワゴンを作った時に残っていた 40mm 角材を先日から挑戦しているようにホゾ組みで組んで、再利用の天板と脚は木ダボで接いだ。ホゾ穴の位置を一個所少し間違えたので少し歪んでいるが、金具を一切使っていなくても腰をかけても大丈夫のようだ。

クリックすると大きな写真になりますIMG_0600.JPG マウスを操作する回転式の丸い台は、家内の発案で下に 100 円ショップで売っている回転板を取り付けて、書斎に置いている小さなアナログTVを見る方向によって角度を簡単に変えられるように使ってみることにした。
 100 円ショップで売っている回転板は、径の大小あるプラスチック版を回転できるように2枚の板の間にボールベアリングが 8 個ほど配置してあるわっぱが入っている。この上側の板はTVを乗せるには柔らかすぎるので、マウス用の丸いハードボードに取り替えることにした。径が 6mm の角ボルトを貫通させる穴をドリルで開け、ナット部分が飛び出さないように板に埋め込むように細工した。
 安定性に少し問題があるが、円い台の上に滑り止めシートを敷くと落ち着いているようだ。地デジ対応のためには、この重たいブラウン管式アナログTVを捨てて、軽くて脚が小さい液晶になるだろうから、もってこいかもしれない。

DIY作品集に収載