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2013年3月17日

隠居の探鳥ウォーク:春光に イソヒヨドリは 胸そらせ


 二十四節気の啓蟄も末候でもうすぐ春分という時期になって、一挙にいろいろな花が咲き出した。桜の開花の便りもちらほらだが、遅かった梅が満開である。泉北ニュータウン栂地区南部ウオーキングコースには、見事なしだれ梅が2本ある。一本は、和田川の横の美容室の庭に咲いている。もう一本は、美木多地区にあるお屋敷の庭に咲いている。別のお宅の木蓮も, 沈丁花も、雪柳も咲き出した。一斉に緑が増えてきた畑の畦に目をやると、ヒメオドリコウソウ、ムスカリ、オオイヌノフグリ、タンポポといった野花も咲き出している。野鳥を追いながら、こういった花々を愛でることも散策のひとつの楽しみである。

美容室のしだれ梅;クリックすると大きな写真になります 美木多のお屋敷のしだれ梅;クリックすると大きな写真になります 和田川アドプトリバーの沈丁花;クリックすると大きな写真になります 鴨谷台のお宅の木蓮;クリックすると大きな写真になります
美容室のしだれ梅
2013/3/15
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
50mm(35mm相当75mm)
シャッター優先オート
(1/1250s ISO320 F6.3)
露出補正 -1/3
美木多のお屋敷のしだれ梅
2013/3/15
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
58mm(35mm相当87mm)
シャッター優先オート
(1/1250s ISO320 F6.3)
露出補正 -1/3
和田川アドプトリバーの沈丁花
2013/3/15
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
340mm(35mm相当510mm)
シャッター優先オート
(1/1250s ISO400 F6.3)
露出補正 -1/3
鴨谷台のお宅の木蓮
2013/3/15
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
116mm(35mm相当174mm)
シャッター優先オート
(1/1250s ISO320 F9.0)
露出補正 -1/3
>ヒメオドリコソウ:三木閉;クリックすると大きな写真になります ムスカリ:三木閉;クリックすると大きな写真になります オオイヌノフグリ:大森;クリックすると大きな写真になります 西洋タンポポ:甲斐田川;クリックすると大きな写真になります
ヒメオドリコソウ:三木閉
2013/3/11
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
240mm(35mm相当360mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO900 F6.0)
露出補正 なし
ムスカリ:三木閉
2013/3/11
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
350mm(35mm相当570mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO400 F6.3)
露出補正 なし
オオイヌノフグリ:大森
2013/3/15
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
340mm(35mm相当510mm)
シャッター優先オート
(1/1250s ISO400 F9.0)
露出補正 -1
西洋タンポポ:甲斐田川
2013/3/15
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
170mm(35mm相当255mm)
シャッター優先オート
(1/1250s ISO360 F5.6)
露出補正 -1/3


 3月13日の夜にかなりの雨が降ったせいか、3月15日には川幅の狭い2級河川の和田川では、水かさが増して速い流れとなっていた。水量が多い時には、水鳥は少ない。
 川の堤すぐそばの小さな畑に植えられた一本の彼岸桜が満開である。この花の蜜を狙って、メジロが集まっている。小鳥たちは、食事中は少し警戒心を緩める。かなり近くまで寄っても、逃げようとはしない。
 今年2月になってから散策コースに加えた鴨谷池の周辺は、鳥の姿が濃い。卒業式が行われている美木多小学校の裏庭には、シメの姿が見られた。池の周りの雑木では、ウグイスの囀りが聞こえるし、メジロなどが飛び交っている。

 散策の帰途、あまり使われている気配のない檜尾の農機具小屋の屋根に、羽が綺麗な青色のツグミ大の鳥が舞い降りた。望遠のファインダーで覗くとイソヒヨドリだ。この辺りで時たま見かけていたのだが、今年は見かけないなと思っていたところだった。小宮輝之さんの【日本の野鳥】には、つぎのような解説がある。

 岩の多い磯や崖のある海岸に生息し、1羽かペアでなわばりをつくる。漁村などでは屋根や電柱など目立つ場所で、ホイピーチョイチュウなどと胸を張ってさえずる姿を目にする。フナムシ、トカゲ、虫などの動物質のほか種や果実も食べる。 岩の割れ目や建物や橋げたのすき問に枯れ枝を積み、その上に松葉や細長い枯れ草を敷いて巣をつくる。北海道で繁殖するものは本州以南へ渡り越冬する。

 そう言えば、イソヒヨドリに一番最初に会ったのは、兵庫県北部日本海を見渡す岬の公園だった。行動を見ていると、農機具小屋の屋根の隙間から中に入っていったから、そこに巣があるのかもしれない。この泉北ニュータウンは、大阪湾からは7KMくらい内陸部にあるのだが。

メジロ:檜尾;クリックすると大きな写真になります シメ:鴨谷台;クリックすると大きな写真になります マヒワ:鴨谷台;クリックすると大きな写真になります カワウ:鴨谷池;クリックすると大きな写真になります
メジロ:檜尾(堺)
2013/3/15
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1250s ISO640 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
シメ:鴨谷台(堺)
2013/3/15
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
460mm(35mm相当690mm)
シャッター優先オート
(1/1250s ISO1800 F6.3)
露出補正 -1/3
トリミング
マヒワ:鴨谷台(堺)
2013/3/15
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
380mm(35mm相当570mm)
シャッター優先オート
(1/1250s ISO1800 F6.3)
露出補正 -1/3
カワウ:鴨谷池(堺)
2013/3/15
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1250s ISO400 F6.3)
露出補正 -1/3
トリミング
シロハラ:鴨谷公園;クリックすると大きな写真になります イソヒヨドリ:檜尾;クリックすると大きな写真になります コガモ:和田川;クリックすると大きな写真になります ヒヨドリ:大森;クリックすると大きな写真になります
シロハラ:鴨谷公園(堺)
2013/3/15
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1250s ISO2000 F6.3)
露出補正 -2/3
トリミング
イソヒヨドリ:檜尾(堺)
2013/3/15
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1250s ISO1800 F6.3)
露出補正 -1/3
トリミング
コガモ:和田川(堺)
2013/3/15
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO320 F7.1)
露出補正 -1
トリミング
ヒヨドリ:大森(堺)
2013/3/15
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
460mm(35mm相当690mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO360 F7.1)
露出補正 -1


  
日本の野鳥 (フィールドベスト図鑑)
小宮 輝之
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2013年1月29日

隠居の探鳥ウォーク:大寒や 萱野揺れおり ホオジロか 


 ブログのメインページの表示がおかしかったり、e-Tax につまづいたりして、探鳥ウォークでの記録をUPするのが遅くなった。小寒の第三候から大寒にかけての 1月17日、20日、24日に歩きを記録しておこうとおもう。

  1月17日は、栂地区北部コースを歩いた。気温はそれほど低くはなかったが、風が少々強かった。写真を撮るときには、絞り優先か、シャッター優先かとその設定値までは確認するようにしているが、この日は何かの拍子にホワイトバランス(WB)が白熱灯になっているのに気づかなかった。自宅で、写真を整理していると、全体にブルーが強く出ている。Picasa3 で色温度を変えるなど、レタッチを試みたが、治らなかった。それに、この日は野々井の萱原でカワラヒワに出会ったくらいで、変わった鳥とは出会えなかった。 

ムクドリとスズメ:野々井;クリックすると大きな写真になります カワラヒワ:野々井;クリックすると大きな写真になります カルガモ:荒池;クリックすると大きな写真になります メスを追いかけるヒドリガモ♂;クリックすると大きな写真になります
ムクドリとスズメ:野々井(堺)
2013/1/17
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISOHi-1 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
クロスプロセス処理
カワラヒワ:野々井(堺)
2013/1/17
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISOHi-1 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
カルガモ:荒池(堺)
2013/1/17
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISOHi-1 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
メスを追いかけるヒドリガモ♂:田辺池(堺)
2013/1/17
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO1800 F6.3)
露出補正 なし
トリミング


 1月20日、南部コースを歩いた。このごろは、和田川大森・檜尾から美木多⇒美多彌神社⇒鴨谷台⇒甲斐田川というコースを歩いている。出会った鳥の種類は少ないが、鴨谷台でシロハラ、甲斐田川でキセキレイと出会った、鴨谷台の緑道脇には山茶花が植えられており、メジロが赤い花の蜜を吸いに来ていた。メジロは甘いモノならなんでもといった感じである。

ハクセキレイ:和田川;クリックすると大きな写真になります イソシギ:和田川;クリックすると大きな写真になります シロハラ:鴨谷台;クリックすると大きな写真になります メジロ:鴨谷台;クリックすると大きな写真になります
ハクセキレイ:和田川(堺)
2013/1/17
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO1250 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
イソシギ:和田川(堺)
2013/1/17
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO800 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
シロハラ:鴨谷台(堺)
2013/1/17
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO3600 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
メジロ:鴨谷台(堺)
2013/1/17
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO1250 F6.3)
露出補正 なし
トリミング

下の再生マークをクリックすると動画が始まります。
ハシビロガモの採餌行動

   1月24日、大寒になっていて寒いが、空は晴れている。北部コースを一週間ぶりにあるいいた。誰かが植えたのだろう、和田川の土堤に蝋梅と水仙が咲いていた。春の匂いがしてきた。
 この日は鳥との出会いも多かった。3時間足らずの散策で、20種以上の野鳥と出会った。中でも、あまり会ったことのないジョウビタキ♂が3羽姿を現してくれた。
 北部コースの終わり近く、摺鉢池では戻ってきたハシビロガモが、参加している羽数は少ないが、水面をグルグルと回って、採餌行動をしていた。


ジョウビタキ:野々井;クリックすると大きな写真になります マヒワ:野々井;クリックすると大きな写真になります ヒヨドリ:野々井;クリックすると大きな写真になります ヒドリガモ:田辺池;クリックすると大きな写真になります
ジョウビタキ:野々井(堺)
2013/1/17
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO320 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
マヒワ:野々井(堺)
2013/1/17
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO1800 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ヒヨドリ:野々井(堺)
2013/1/17
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO2500 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ヒドリガモ:田辺池(堺)
2013/1/17
NikonD7000
Σ50ー500mm F4.5-6.3
460mm(35mm相当690mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO450 F6.3)
露出補正 なし
トリミング


詳細は、探鳥日誌を參照ください。

2012年11月29日

隠居の探鳥ウォーク: 枯れ尾花 かろやか留まる カシラダカ

 
 11月24日、スタートの時間が少し遅れたが、探鳥ウォークに出かけた。先日のオカヨシガモが気になって、やはり栂・美木多北部コースである。121124_001.jpg
 散策の道すがらには、あちらこちらで赤や黄色の紅葉が見られる。暑すぎず寒すぎず、ウォークには一番いい季節である。
 一週間前に歩いた時には、野々井の畑の一部に残っている萱の茂みに、ホオジロ類と思われる小鳥が動き回っていたが、写真に収めることができなかった。この萱の茂みに沿った和田川のカルガモに気を取られていたが、すすきの穂に眼を移すと、ホオジロ系の鳥がすすきの茎に留まった。連写して撮った写真を確認してみると、どうやらカシラダカらしい。あの細い茎に、器用に留まっていられるものだ。

 畑作の中ほどにある小さな雑木林から、聞き覚えのあるイカルのさえずりが聞こえてきた。久しぶりである。残念ながら、全姿をカメラに収める前に、どこかに飛び去ってしまった。
 畑地に面した農家(?)の庭に実っている柿の実にメジロが沢山群がっていた。この庭には、もう一本柿の木があるのだが、こちらの実には見向きもしていない。渋柿なんだろうか。

 ヒドリガモが飛来してきていた田辺池には、フライング・フィッシュをする若者が二人、釣り禁止の冊を乗り越えて、釣りをしていたせいか一羽も見当たらなかった。どこかの池に場所を移しているに違いない。近くの池で太公望が多い東谷池や西松尾池には、ほとんど水鳥は見当たらないから、やっぱり鳥達は人間を警戒しているのだ。
 ヘラブナの養殖池である尾美濃池には、カワウよけのテグスの網が水面の上に張り巡らせてあるから釣りはできない。ここには、沢山の水鳥がやってくる。時には、この網に引っかかって命を落とす水鳥もいるが、釣り人が近寄らないので安心しているようだ。それでも、写真を撮りに近づくと、遠くに逃げてしまうが。
 この尾美濃池で先日見かけたオカヨシガモの姿はなかった。その代わりにキンクロハジロが数羽泳いでいた。キンクロハジロが多くいるのは、いつもは隣の池の筆池であるが、今年は水が引いてあって、あまりいなかった。
 尾美濃池の隣の小さな池である松池には、今年もマガモがやってきている。その近くの小さな池西の池には、バンがいた。摺鉢池では、2羽のハシビロガモが旋回しながら採餌をしていたが、10羽・20羽での採餌はまだ見られない。
 池毎に、違った水鳥がいるので、この時期の散策は結構楽しい。

カシラダカ:野々井;クリックすると大きな写真になります イカル:野々井;クリックすると大きな写真になります メジロ:野々井 マヒワ:堺西高校;クリックすると大きな写真になります
カシラダカ:野々井(堺)
2012/11/24
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO1400 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
イカル:野々井(堺)
2012/11/24
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO640 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
メジロ:野々井(堺)
2012/11/24
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO360 F6.3)
露出補正 +1
トリミング
マヒワ:堺西高校(堺)
2012/11/24
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
460mm(35mm相当690mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO500 F6.3)
露出補正 +1
ハシビロガモ:尾美濃池;クリックすると大きな写真になります マガモ♂とカルガモ:松池;クリックすると大きな写真になります キンクロハジロ:松池;クリックすると大きな写真になります バン:西の池;クリックすると大きな写真になります
ハシビロガモ:尾美濃池(堺)
2012/11/24
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO1100 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
マガモ♂とカルガモ:松池(堺)
2012/11/24
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO4000 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
キンクロハジロ:松池(堺)
2012/11/24
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO1600 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
バン:西の池(堺)
2012/11/24
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO2000 F6.3)
露出補正 なし
トリミング


 詳細は、探鳥日誌(2012/ Nov ~)を御覧ください。

2012年11月13日

隠居の探鳥ウォーク:遠来の 長旅いやす ヒドリガモ

 
 11月12日、昨日の雨は上がって、堺市南区は雨は降らないとの予報である。一週間、近所を歩いていない。前に栂地区の南部方向を歩いたのは10月24日であるから、20日間ほど歩いていない。この時期、20日間で季節の動き、特に野鳥の世界は大きく変わるようだ。

 自宅近くの小さな公園に植わっている葉が散ってしまった桜の枝に小鳥の群れがやってきた。どうも、スズメではなさそうだ。マヒワが群れになって飛び回ることをどこかで読んだことがある。逆光の中で撮った写真を後で確認してみると、やはりマヒワであった。記録では、マヒワの群れには昨年2月に庭代台公園で出会っている。

 バンキセキレイは留鳥であるが、寒くなってきてから和田川でよく見かけるようになった。暖かい間は、どこに避暑しているのだろうか。
 コガモのエクリプスの頭部も暗緑色の線が入った栗色がはっきりしてきたが、尾羽の黄色い三角の斑はまだはっきりしない。

 散策の終わりに、いつもヒドリガモが飛来してくる田辺池に立ち寄ってみると、17羽が確認された。今シーズン初めての観察である。夏の間は、ユーラシア大陸の北部の寒帯地域やアイスランドで繁殖しているらしいが、はるばるよく飛んできたものだと思う。私の知る限りでは、溜池が結構多くある栂地区では、この田辺池以外で確認したことはない。

マヒワの群れ:桃山台;クリックすると大きな写真になります バン:和田川;クリックすると大きな写真になります イソシギ:和田川;クリックすると大きな写真になります キセキレイ:和田川;クリックすると大きな写真になります
マヒワの群れ:桃山台(堺)
2012/11/12
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO800 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
バン:和田川(堺)
2012/11/12
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO12800 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
イソシギ:和田川(堺)
2012/11/12
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO5000 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
キセキレイ:和田川(堺)
2012/11/12
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO12800 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
コガモ♂:和田川;クリックすると大きな写真になります カルガモ:和田川;クリックすると大きな写真になります ハクセキレイ:美木多;クリックすると大きな写真になります カイツブリ:明治池;クリックすると大きな写真になります
コガモ♂:和田川(堺)
2012/11/12
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO3600 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
カルガモ:和田川(堺)
2012/11/12
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO2000 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ハクセキレイ:美木多(堺)
2012/11/12
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO900 F6.3)
露出補正 なし
カイツブリ:明治池(堺)
2012/11/12
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO12800 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
メジロ:庭代台公園;クリックすると大きな写真になります シジュウカラ:栂緑道;クリックすると大きな写真になります モズ:東谷池;クリックすると大きな写真になります ヒドリガモ:田辺池;クリックすると大きな写真になります
メジロ:庭代台公園(堺)
2012/11/12
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO450 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
シジュウカラ:栂緑道(堺)
2012/11/12
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO12800 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
モズ:東谷池(堺)
2012/11/12
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO1250 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ヒドリガモ:田辺池(堺)
2012/11/12
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO250 F6.3)
露出補正 なし
トリミング


 泉北一号線沿いにある銀杏は、まだ少し青っぽいが、アチラコチラで紅葉は進んでいるようだ。特に、庭代台公園に植わっているトウカエデは、独特のグラデーション模様できれいである。また、街路樹のアメリカフウも、木によってことなるが、赤く紅葉してきた。今年は、台風のように強風が吹くことが少なかったので、あちらこちの桜並木も葉を多く残したまま紅葉している。 

トウカエデ:庭代台公園;クリックすると大きな写真になります 桜の紅葉:原山台公園;クリックすると大きな写真になります アメリカフウ:桃山台;クリックすると大きな写真になります 山茶花:桃山台;クリックすると大きな写真になります
トウカエデ:庭代台公園(堺)
2012/11/12
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
50mm(35mm相当75mm)
絞り優先オート
(1/100s ISO3200 F13.0)
露出補正 なし
桜の紅葉:原山台公園(堺)
2012/11/12
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
50mm(35mm相当75mm)
絞り優先オート
(1/100s ISO1800 F13.0)
露出補正 なし
アメリカフウ:桃山台(堺)
2012/11/12
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
170mm(35mm相当255 mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO1100 F5.6)
露出補正 なし
山茶花:桃山台(堺)
2012/11/12
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
116mm(35mm相当174 mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO2000 F5.3)
露出補正 なし


 

2012年1月19日

隠居の探鳥ウォーク:冬麗ら 葦に飛び交う カシラダカ 


 年が明けて雨の降らない冬日が続いてる1月18日、快晴となった。無風である。こんな日には、やっぱりまだ田んぼが残っている野々井地区に足が向く。
 予想通り、わずかに畑のそばに残っている葦の茂みにはホオジロ類が飛び回っていた。枯れた葦の茂みには、ホオジロ類だけでなく、スズメも群れてやってくる。5~6羽で飛び回っているので今回もスズメと思ったが、カメラの望遠レンズを通してよく見るとどうやらカシラダカの群れのようであった。このようにカシラダカが群れているのを見るのは初めてである。逆光だったので、露出補正を+1にして撮ったが、白飛びしている。掲載した写真は、Picasa3 でコントラスト調整をした。スポット測光しているので、どうやら露出補正はしなかった方が良かったかもしれない。

 自宅近くの鉄棒や棒のぼりなどが設置されている小さなスポーツ公園に戻ってくると、葉の落ちた桜の枝に、マヒワが1羽留まっている。普通は群れているはずだが、チョコチョコと動いているのはメジロだった。

ホオジロ♀;クリックすると大きな写真になります 群れのカシラダカ;クリックすると大きな写真になります カワラヒワ;クリックすると大きな写真になります メジロ;クリックすると大きな写真になります
ホオジロ♀:野々井(堺)
2012/1/18
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO560 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
群れのカシラダカ:野々井(堺)
2012/1/18
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO1600 F6.3)
露出補正 +1.0
トリミング, コントラスト調整
カワラヒワ:スポーツ公園(堺)
2012/1/18
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 460mm
(35mm相当690mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO400 F6.3)
露出補正 なし
メジロ:スポーツ公園(堺)
2012/1/18
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 460mm
(35mm相当690mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO3200 F6.3)
露出補正 なし
トリミング


 池に浮かぶ水鳥の撮るときの露出補正も難しい。池の水面の照り返しが作用するからだ。逆光の水面に浮かぶホシハジロを、露出補正を変えて撮ってみた。どうやら、マイナス補正をした方が、綺麗に撮れているように思う。露出ブラケティングをしたらいいのかもしれないが、一瞬の動きをとらえることに重点がいってしまう。
詳細は〘探鳥日誌〙を参照ください。

120118_011.jpg 120118_012.jpg ハシビロガモ;クリックすると大きな写真になります ヒドリガモ;クリックすると大きな写真になります
ホシハジロ:尾美濃池(堺)
2012/1/18
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO1600 F6.3)
露出補正 +1.0
トリミング
ホシハジロ:尾美濃池(堺)
2012/1/18
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO320 F6.3)
露出補正 -1.0
トリミング
ハシビロガモ:尾美濃池(堺)
2012/1/18
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO320 F6.3)
露出補正 -1.0
トリミング
ヒドリガモ:田辺池(堺)
2012/1/18
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO640 F6.3)
露出補正 なし
トリミング


 

2011年2月28日

隠居の探鳥ウォーク:白梅や 喜々として群れる メジロあり


 快晴につられて、栂地区南部コースへ散策に出ることにした。2月も、もう終わりだが、朝の8時過ぎに気温は 10℃ある。(2月27日

電柱に巣を作るスズメ;クリックすると大きな写真になります 先日、NHK で TV 放映されていたが、都会ではスズメがさまざまなところに巣作りをするようだ。その日もスズメがわらのようなものを口にくわえて飛んだ方向を見ていると、電柱の架線用角パイプの穴に姿を隠した。どうやら巣作りをしているようだ。
 昨年はスズメが少ないように思ったが、今年は数多く見かける。環境の適応する能力が高いのだろう。

 泉北ニュータウン檜尾地区にある小さな畑に植わっている白梅が満開である。この白梅の花をヒヨドリがつついているのを見ていたら、たくさんの小さなメジロが蜜を吸いに来た。じっと留ることはなく、花から花へせわしく動き回るので AutoForcus を合わせるのは難しいが、近づいても飛び去っていかない。

 南部コースである庭代台公園へ回ると、デジスコを構えている方がいる。どう見ても、かなりのバードウォッチャーである。ソーッと近づいて、何を狙っているのかと聞くとマヒワが群れているという。先程までアオバトもいたという。マヒワは、この公園で偶然写真に収めたことがある。撮影の邪魔をしないように、シャッターを押し続けたがいい写真は撮れなかった。

白梅にメジロアオジ;クリックすると大きな写真になりますマヒワの群れ;クリックすると大きな写真になりますコゲラ;クリックすると大きな写真になります
白梅にメジロ:檜尾(堺)
2/27/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 200mm
(35mm相当300mm)
ISO220 1/800s F5.3
トリミング
アオジ:美木多上(堺)
2/27/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO250 1/800s F5.6
トリミング
マヒワの群れ:庭代台公園(堺)
2/27/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO400 1/800s F5.6
トリミング
コゲラ:庭代台公園(堺)
2/27/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/800s F8.0
トリミング


2011年2月20日

隠居の探鳥ウォーク:ウグイスの 幼なさえずり 雨水かな


 二十四節気の雨水となった。どうも今冬は、暦どおりに季節が移っていくようだ。週初めには、この地に珍しく、2日間おいての積雪があったばかりである。だが、雨水となって陽の光にも春が感じられる。
 雨水の日(2月19日)は、栂地区南部コースと決めた。真冬の装束で歩き出すと息苦しくなってきて、ネックウォーマーを首までずらすと冷気が心地良い。
 Wikipedia によれば、雨水にはウグイスが鳴き始める地域もあるという。川床の葦の茂みにすばやく飛び込むアオジに気を取られながら、それでも耳を澄ましながら美木多上の人家が少ない場所にさしかかると、おなじみのウグイスのさえずりがシジュウカラか何かのさえずりに混ざって聞こえる。まだ、遠慮がちだ。さえずりが聞こえる方向にいつもポケットに忍ばせている ICレコーダを向けて眼を凝らすと、雑木の上でさえずっているのが見える。めったに姿を見ることがないのでチャンスではあるが、遠い。後で超トリミングしてみるとなんとか確認できた。

 2月11日と14日に積もった雪もすっかり融けて、観察される鳥も変わってきた感じだ。とくにムクドリの群れが目立つ。日暮れ前には、自宅近くの電線に目白押しに留り、おしゃべりをしている。ヒヨドリの群れも特定の木に群がっている。ヒバリやウグイスのさえずりが聞こえたり、コゲラ・シジュウカラなどの小鳥も姿が多くなってきた。春は確実に近づいているようだ。下手な俳句を初めて作ってみた。

ヒヨドリ;クリックすると大きな写真になりますコゲラ;クリックすると大きな写真になりますマヒワ;クリックすると大きな写真になりますシジュウカラ;クリックすると大きな写真になります
キンカンの実に群がるヒヨドリ:美木多上(堺)
2/13/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO500 1/800s F5.6
トリミング
コゲラ:庭代台公園(堺)
2/13/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO3200 1/800s F5.6
トリミング
マヒワ:庭代台公園(堺)
2/13/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO3200 1/800s F5.6
トリミング
シジュウカラ:西原公園(堺)
2/13/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO560 1/800s F5.6
トリミング
ジョウビタキキンクロハジロ;クリックすると大きな写真になりますマヒワ;クリックすると大きな写真になりますアオジ;クリックすると大きな写真になります
ジョウビタキ:美木多上(堺)
2/13/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO280 1/800s F5.6
トリミング
キンクロハジロ:摺鉢池(堺)
2/16/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO640 1/800s F5.6
トリミング
マヒワ:福泉南中学校(堺)
2/16/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO220 1/800s F5.6
トリミング
アオジ:大森(堺)
2/16/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO250 1/800s F5.6
トリミング
カルガモ;クリックすると大きな写真になりますアオサギ;クリックすると大きな写真になりますウグイス;クリックすると大きな写真になりますシロハラ;クリックすると大きな写真になります
カルガモ:檜尾(堺)
2/19/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO720 1/800s F5.6
トリミング
アオサギ:美木多上(堺)
2/19/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO900 1/800s F5.6
トリミング
ウグイス:美木多上(堺)
2/19/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/800s F6.3
トリミング
シロハラ:東谷池(堺)
2/19/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO1800 1/800s F5.6
トリミング

2010年12月27日

隠居の探鳥ウォーク:白内障手術の影響


 白内障の手術を終えて2日後の夜の運転では非常に明るく見えるようになったので、探鳥ウォークでも野鳥がよく見つけられるのではないかと期待した。
 私は若い時から遠視なので、早くから老眼鏡(乱視矯正遠中レンズ)をかけている。手術では遠くに焦点がある眼内レンズをいれたので、術前の同じメガネで、水晶体のにごりがなくなってた分だけよく見えるようになったのだ思われる。
 ところが、双眼鏡で覗いているぶんには、眼鏡をかけても、かけなくても、見え方は変わらない。ウェッブページにあるセルフ乱視チェックサービスで、簡単にチエックしてみると、手術した右目は、どうやら乱視がないようなのだ。術後の外来診察で右目の乱視度合いを尋ねてみると、もともと乱視はあまりなかったらしい。
 NikonD90に、Σ120-400mmOS をつけたカメラで、AF(AutoForcus)機能を働かせながら右目でファインダーをのぞいて見ると、眼鏡をかけるとぼやけている。眼鏡なしでは、くっきりと見える。手術をしていない左目は反対である。手術した右目には単焦点の眼内レンズが入っているので、そのせいかもしれないし、眼鏡レンズの乱視矯正が影響しているのかもしれない。いずれ、2ヶ月ほどして眼の状態が落ち着いてくれば、眼鏡の調整をしなければならないだろう。

 久しぶりの探鳥ウォークは、眼鏡なしでやってみた。裸眼での野鳥発見は、明らかに術前よりは能力が上がっていると思われる。スズメの群れと思った小鳥の群れをよくみると、どうやら色が違う。双眼鏡で確認すると緑がかっている。今まで見たことのない種である。撮った写真を図鑑などで確認するとマヒワのようである。
 このシーズンはツグミが多いような気がする。ひょっとして、昨年あたりはムクドリと思って見落としていたのかもしれないが。
 それと、ハクセキレイも多く見かける。この鳥は、素早くアチラコチラと飛び回るので数を数えるのは困難である。数は少ないが、このシーズンはキセキレイもよく見かけるようになった。視野が広く視力も少し回復したようなので、小さな野鳥の発見は今までよりはましかも知れない。
マヒワ雄;クリックすると大きな写真になりますツグミ;クリックすると大きな写真になりますハクセキレイ;クリックすると大きな写真になりますキセキレイ;クリックすると大きな写真になります
マヒワ雄:大森(堺)
12/19/2010
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/1000s F5.6
トリミング
ツグミ:野々井(堺)
12/19/2010
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/1640s F5.6
トリミング
ハクセキレイ:野々井(堺)
12/19/2010
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/800s F5.6
トリミング
キセキレイ:大森(堺)
12/19/2010
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/125s F5.6
トリミング