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2013年5月16日

北九州ドライブ旅行私的観光地図(番号入りマークを表示する)


 いつものように、旅行で訪れた地点をマークで表示する旅行地図を Google Maps API V3 で作成した。前回、和歌山を旅行した時の【初春の南紀私的観光旅行地図】のソースを土台にした。
 ソースは、html と xml のファイルがセットである。html のソースに手を加える部分は、タイトル、地図の中心点・大きさの指示であるが、今回は表示する地点が、14箇所となったので、これらのマークを作成するコードの追加が必要(単純に、元の行の数字を変えるだけであるが)であった。ついでに、マークの色を、オレンジ色に変えた。
また、呼び込んでくる xml ファイル名を指定しなければならない。

 このような新しいマークを作るのは、ICANN というサイトが提供している【Google-Maps markers generator】というページが極めて有用である。
 画面の指示通り、ピン・マークの色を選び、中に表示する数字またはアルファベットを指示して、ダウンロードボタンをクリックすると指定したフォルダーに指示したマーカーの数だけのファイルがダウンロードされる。今回の場合は、例えば、norange_Marker_xx.png というファイルが作成されている。これをFFFTPでサーバーにアップロードして使えばよい。

 単純だか、時間がかかる作業は、訪問地点の経度・緯度、地点名、表示する写真などにリンクするhtml コードをリストする xml ファイルの作成である。
 これも、前回の xml ファイルの内容を変更し、地点数を増やすだけの作業である。入力する経度・緯度の表示は、Google Maps で地点を特定し、地点を右クリックすると現れるポッピアップの「この場所について」をクリックして表示される10進法の数字を使う。私の場合、写真の EXIF に経度・緯度が表示される(カメラにGPSユニットをつけている。)が、これは60進法で、10進法に変換する必要があるので、Google Maps で地点が特定できないときに使っている。

北九州ドライブ旅行地図
  クリックすると地図として機能します。
map_kyusyu.JPG


2013年5月15日

隠居の旅、北九州を車で巡る 3/3 長崎グラバー園


 三日目、朝から土砂降りの雨である。5日ほど前の予報では、遅くに雨になると言っていたのに天候の変化が早まったらしい。
 それでも、ともかく雲仙に上がってみようと57号線を辿って行くと、雲仙地獄に近づくにつれて、ヘッドランプを点けなければならないほど霧が深くなってきた。車を駐めて歩く気にもならず、長崎市内へ急ぐことにした。ナビの指示する雲仙道路から国道57号線に下る道路は昨年7月の豪雨による災害か大規模な工事が行われていた。

 この雨では、車であちこちに行くのは得策では無さそうだ。当初は、長崎空港近くの営業所に返却の予定であったが、早めに返してしまおうと、長崎市内のトヨタレンタカーを探して見ることにした。ちょうど行こうとしていたグラバー園へ行く道の途中に、トヨタレンタカーの看板を見つけて飛び込み交渉してみるとOKということであった。それでも、大雨の中グラバー園まで歩くのは辛いので、レンタル時間が丸2日間になるまで借りる事にして、グラバー園近くの公営駐車場に駐めた。

 ちょうど修学旅行シーズンとあって、中・高校生と思える集団が雨の中でもいっぱいである。彼らから離れて腰をかけたくなったこともあって、旧自由亭という建物の二階喫茶室でコーヒーとチーズケーキを楽しんだ。朝からのバタバタもあって、何かホッとしたひとときであった。
 庭はよく手入れがされていて、いたるとこが花でいっぱいである。グラバー園の一番高いところには、三菱重工業長崎造船所にあったドックハウス(「ドックハウス」とは修理のために船が造船所に入っている間、乗組員たちが宿泊した施設のこと。)が移設されている。このテラスでボランティアのガイドさんが、いろいろと詳しく説明してくれた。
 レンタカーを返すと、JR長崎駅まで送ってくれる。JR長崎駅から空港までは、リムジンバスで45分ということで、昼食がてらゆっくりすることにした。車を返したので、昼食に入った中華料理店で飲んだ冷えた生ビールは格別に美味かった。

 今回のドライブ旅行には、シガーライターソケットにFMトランスミッターとスマホにUSBによる充電ができるソケットをとりつけた。おかげで、走行中はずっとスマホで受信する Radio Senbokuを流しぱなしだった。携帯の電波は、車で行けるところにはどこにでも届いているようだった。

旧グラバー住宅のサンルーム;クリックすると大きな写真になります 旧自由亭2階の喫茶室;クリックすると大きな写真になります 旧三菱第二ドックハウス;クリックすると大きな写真になります FMトランスミッター;クリックすると大きな写真になります
旧グラバー住宅のサンルーム。窓越しに長崎港がみえる。
2013/5/10
旧自由亭2階の喫茶室に古いレコードが。
2013/5/10
旧三菱第二ドックハウス。
2013/5/10
FMトランスミッター
2013/5/10
 

2013年5月14日

隠居の旅、北九州を車で巡る 2/3 平戸・九十九島


 一日目は快晴だったが、二日目は雲が多くなってきた。朝食を済ませて、朝8時平戸に向かう。高速道路はない。辿る道は、一般国道の202号線⇒204号線である。
 一時間ほど走って、松浦市の右に玄界灘が見える道路公園という小さなパーキングで停車するまで、後ろに何を運ぶのか特殊な荷台を付けたトレーラーがコンスタントについてきた。
 その道路公園には、松浦党水軍の発祥の地ということで、兜を模した銅像がたっていた。その少し先に、「松浦海のふるさと館」という道の駅がある。その道の駅に、後ろを走っていたトレーラーが停まっている。さすがプロは、休息する場所を心得ている。
 その道の駅から30分ほど曲がりくねった道を走ると、平戸大橋が見えてきた。平戸という名前は、教科書などいろいろな場面で見聞きしている。一度は来てみたかったところである。

 港に面した平戸港交流広場というところに、無料の駐車場がある。その駐車場の横に観光案内所があり、丘の上に見えているザビエル記念教会への行き方を乞うと、丁寧に教えてくれた。車でも行けて駐車場もあるらしいが、歩いて15分ということで、お寺の土塀沿いの少々きつい坂の道を登った。途中には、瑞雲寺と光明寺というお寺がある。
 先を急いでいたので、あまりゆっくりはできなかったが、また来てみたいと思うゆったりとした空気が漂うところであった。
 なお、長崎の教会については、クリスチャンである Masajii さんのブログに詳しい。

 次に向かったのは、九十九島である。メモしていた九十九島の展望台がカーナビではヒットしない。使い方が悪かったのか、レンタカーについていたカーナビはどうも場所のデータが少ないように思われた。仕方なく、地図上で近くと思われる鹿町行政センターというところをセットして、国道から外れた県道18号線を走った。
 しばらく行くと、今回旅行に行くにあたり求めていたガイドブックに出ていた「クルメツツジ・ヒラドツツジの長串山公園」という標識を見つけて、その公園に上がってみた。ツツジは、盛りを過ぎていたが、そのツツジの向こうに、霞んでいるが想像していたような島々が見える。
 このブログを書くにあたって検証してみると、展望したのはどうやら北九十九島といわれる部分で、訪ねてみようとおもった九十九島ではなかったらしい。文字通り後の祭りである。だが、あまり人が訪れることのない景色を見ることができたのを慰めとしている。
 駐車所に戻ってきたときには、時刻も午後になっており、雲仙までの道のりを考えると予定していた西海橋や西彼杵(そのぎ)半島はパスをしなければならない。だが、佐世保に出てからは、西九州自動車道⇒長崎自動車道と高速道路が続いており、思ったより時間がかからなかった。この高速道路間には、SA(サービスエリア)はなく、大村湾PA(パーキングエリア)で、売れ残っていたおにぎりで遅めの昼食をした。
 諫早をでてから雲仙に向かう国道57号線は交通量が多いが、渋滞もなく3時すぎには、宿泊先の小浜温泉伊勢屋旅館についた。この旅館、斎藤茂吉ゆかりの湯として有名な老舗の旅館らしいが、従来からある昔風の旅館である。
 小浜温泉の名物となっている橘湾に面した、長さ105mの少し熱めのかけ流し足湯に足を浸し食した源泉でゆでたたまごは美味だった。
 旅館4階にある露天風呂から見る夕日はなかなかのものらしいが、残念ながら雲が厚くて陽が見えない。客は少なく、ひとり貸切の露天風呂で思い切り体を伸ばした。

松浦党水軍の兜像:松浦市;クリックすると大きな写真になります 平戸公園から平戸大橋を見る;クリックすると大きな写真になります 平戸港交流広場あたり:平戸港;クリックすると大きな写真になります ザビエル記念教会裏の墓地:平戸;クリックすると大きな写真になります
松浦党水軍の兜像:松浦市
2013/5/9
平戸公園から平戸大橋を見る
2013/5/9
平戸港交流広場あたり:平戸港
2013/5/9
ザビエル記念教会裏の墓地:平戸
2013/5/9
ザビエル記念教会;クリックすると大きな写真になります 北九十九島:長串山公園;クリックすると大きな写真になります 湯けむりにけぶる伊勢屋旅館:小浜温泉;クリックすると大きな写真になります 露天風呂から橘湾を望む:小浜温泉;クリックすると大きな写真になります
ザビエル記念教会:平戸
2013/5/9
北九十九島:長串山公園
2013/5/9
湯けむりにけぶる伊勢屋旅館:小浜温泉
2013/5/9
露天風呂から橘湾を望む:小浜温泉
2013/5/9

2013年5月12日

隠居の旅、北九州を車で巡る 1/3 唐津:呼子


 先のエントリーで記録したようにLCC:Peach aviation を使って、大型連休が終わった5月8日から2泊3日で、九州旅行をした。
 福岡空港で、レンターカーを借り、唐津(泊)⇒平戸⇒九十九島⇒雲仙小浜温泉(泊)⇒雲仙地獄⇒長崎グラバー園など⇒長崎空港と回るコースである。結果的に言えば、これは少々欲張ったコースだった。おまけに、最終日は雨風の強い日になった。

 福岡空港から一日目の宿泊先唐津ロイヤルホテルまでは、唐津のすぐ近くまでほとんど高速道路(福岡都市高速⇒西九州自動車道路)である。唐津に入ると、虹の松原の中の唐津街道を走るとすぐホテルについた。早めにチェックインさせてもらって、行ってみたいと計画していたイカ釣り船で有名な呼子(よぶこ)に向かった。使い方が悪かったのか、カーナビの目的地設定がうまくいかない。少々迷いながら、朝市通りの近くに駐車した。大きな駐車場があり、無料である。だが、もちろん朝市はやっていないし、名物のイカ活造りを求めたら夕食は食べられそうにない。七ツ釜クルージングには興味をそそられたが、唐津城にもいきたいので残念ながら時間がない。
 唐津市街に引っ返し、唐津城に向かう。道を挟んだ駐車場に車を入れ、天守閣に向かう。急な上り階段に怖気づいたが、少し外れたところにエレベータがあるという。5時までの運転にギリギリ滑りこんで、上に登る。石垣の工事中ということで、クレーンが立っていたり、工事用の柵が巡らされていたが、眺望はいい。フジの花の盛りは逸しているが、老木から伸びた枝の藤棚にまだ花が残っていた。

唐津・呼子
虹の松原:唐津;クリックすると大きな写真になります ホテルから松浦川を見る:唐津;クリックすると大きな写真になります ホテル朝食会場から唐津城を見る;クリックすると大きな写真になります マリンパル呼子風景;クリックすると大きな写真になります
虹の松原:唐津
2013/5/8
ホテルから松浦川を見る:唐津
2013/5/8
ホテル朝食会場から唐津城を見る
2013/5/8
マリンパル呼子風景
2013/5/8
潮が引いた浅瀬でアオサギが小魚を狙っていた:呼子;クリックすると大きな写真になります 唐津城:工事中;クリックすると大きな写真になります 見事な藤棚:唐津城;クリックすると大きな写真になります 古い石垣:唐津城;クリックすると大きな写真になります
潮が引いた浅瀬でアオサギが小魚を狙っていた:呼子
2013/5/8
唐津城:工事中
2013/5/8
見事な藤棚:唐津城
2013/5/8
古い石垣:唐津城
2013/5/8