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2007年1月 2日

2007年元旦:住吉大社・万代池

 大阪の南に住みながら、初詣の人出全国ベスト6の住吉大社には行ったことがなかった。元旦、昨年と同じように快晴に恵まれたので、お屠蘇冷ましにぶらぶらと電車で出かけることにした。予想通り、南海高野線の最寄り駅「住吉東」で降りる参詣者は多いが、着物姿は少ないようだ。5分ほどぞろぞろと歩いていくと裏門につく。南海本線「住吉大社」や阪堺線の 「住吉鳥居前」駅からは、大鳥居を通っていく参詣になるようである。参詣路の両側には、ずらーっと露店が並び様々な食べ物や玩具などを売っている。参拝をする本宮が3つもあり、それぞれに大きなお賽銭箱(?)があるのは、どうやら混雑防止らしい。頭越しに投げられた賽銭が、頭に当ったと家内がこぼしていた。本宮の両脇には、お守りや破魔矢などの縁起物を売る(授与する)窓口がずらーっと並んでいる。上には、値段表(?)が、分かりやすく掲げられている。いろいろといかにも、大阪の神社らしい。
 住吉東まで来たついでに、大阪市内では高級住宅地として知られる一駅大阪よりの帝塚山をぶらついて見ることにした。散歩をしている上品な老女性が娘に聞いていた池のある公園を教えてくれた。住吉のこんなところにこんな大きい池があるのを知らなかった。周りには豪邸が建ち並ぶ万代池公園には、暖かな陽気に誘われて年代も色々な人たちが釣りやジョギング、散歩に冬の休日を楽しんでいた。道を聞いた女性は、早足で池を2周ほど散歩をされていた。このごろめっきり見かけなくなったスズメが池の端の木に遊んでおり、池にはカモ(多分マガモ)が泳いでいた。
 帰途に乗車した帝塚山駅は普通電車しか停まらないので乗降したことはなかったが、通過する電車の中で見ていた以上にプラットフォームの幅が狭い。地価の高い住宅地の中に無理をして作った駅だから仕方ないのかもしれないが、ベンチはなく、それに替わる整形外科の待合いにかがむことが困難な人のために設けられているような腰掛けが作ってあった。 
(場所は泉北近辺私的観光地図に掲載)