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2010年11月24日

隠居の京都:紅葉真っ盛りの実相院と詩仙堂


 飛び石連休の11月21日、家内が京都にひとり住む娘に荷物を持っていくというので、アッシーを頼まれた。荷物を届けたあと、1日1200円で車を駐めておける出町柳の公営地下駐車場に車を置いて、岩倉実相院行きのバスに乗った。快晴である。叡山電鉄を岩倉駅まで乗り15分ほど歩いても行けるのだが、バスだと実相院に横付けである。
 実相院には開門 9:00 前に着いたが、すでに 100 人くらいが行列を作っていた。実相院には駐車場はないことになっているが、10台ぐらいが駐まっていた。空いておれば、30分くらい駐めてくれるようだ。
 実相院はもとは天台宗のお寺だったようだが、現在は単立寺院である。むしろ、TV などで紅葉シーズンになると取り上げられる床もみじで有名な小さなお寺である。あちらこちらの傷みが激しいのか、いろいろと補強されている。拝観料¥500 はそれらの修復に当てられるのだろう、この小さい寺に観光バスが何台も入ってきた。肝心の床もみじは、室内撮影禁止なので撮ることはできない。これだけ人が多いとゆっくり鑑賞どころではないが、正午ごろがいいらしい。
 縁側を伝って庭を巡っていると、まだ紅葉していない楓の枝に、シジュウカラが留りにきた。これだけ人が多いのに、近くの枝に寄ってくるのは人に慣れているからだろうか。
開門前;クリックすると大きな写真になります実相院奥庭;クリックすると大きな写真になります楓にシジュウカラ;クリックすると大きな写真になります実相院の山門脇;クリックすると大きな写真になります
岩倉実相院:開門前の行列岩倉実相院:奥庭楓にシジュウカラ実相院の山門脇


 実相院を早々に切り上げて、詩仙堂に回ってみることにした。乗って来たバスでひっかえし、高野川沿いの修学院駅バス停で降り、地図を頼りに歩いた。どうやら道を間違えたらしく少々遠回りになったが、何とかたどり着いてみると、ここも大勢の人である。この時期の京都の紅葉で有名なところは、しかたない。おまけに、快晴である。
 少々歩きまわってお腹が空いたので、娘がネットで調べていた高野川沿いの小さなイタリアンレストラン【クリノコ】までタクシーをとばした。ランチセットは、デザート・コーヒーまでついて、リーズナブルでなかなか美味しかった。

ダイサギ;クリックすると大きな写真になります詩仙堂残月軒横の楓;クリックすると大きな写真になります詩仙堂庭園;クリックすると大きな写真になりますイタリアンレストラン【クリノコ】;クリックすると大きな写真になります
ダイサギ:高野川詩仙堂残月軒横の楓詩仙堂庭園の楓イタリアンレストラン【クリノコ】