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2007年1月12日

隠居、エビのてんぷらに挑戦!

 東京での一人料理では油を使うことは億劫だから、天ぷらを自ら揚げることはなしに3年弱を過ごした。風邪で臥せっている家内が、前に買ったエビが冷凍にしてあるから、これを解凍して「天ぷら」をしたらどうかと言うので挑戦してみることにした。Webで「天ぷらの揚げ方」をサーチしてみるとエビは160℃で揚げるとある。家内が天ぷらをするとき、温度計を使っているのなんか見たことはない。再び、サーチしてみるとそのようなページはいっぱいヒットする。その中で ”ビバシおばあちゃんの基本レッスン” というページに次のような(温度の見分け方)があった。
衣を箸に少量つけて、熱して揚げ油の中に落とし、 底まで沈んでから浮き上がってくるのが約160℃、
中ほどまで沈んですぐ浮き上がってくるのが約170℃、
表面ですぐに散るのが約180℃というのが、目安となりますよ。

 準備をしかけるとそれでも気になるのか、咳をしながら横から口ばかりでなく手も出してきた。エビの殻を剥くこと、腹側に包丁をいれることから教えてもらった。料理屋でもあるまいし、背わたなどは取る必要がないんだそうだ。衣は市販の天ぷら粉で美味しんだそうだ。何十年もやっていると手を抜くところを心得ている。温度の見分け方は同じであったが、肝心の適切な温度が違う。家内は底まで沈んでから浮き上がってくるのは約180℃といい、その温度がエビの天ぷらにはいいんだそうだ。Webでも適切な温度はまちまちである。実際に測っていないので、どちらが正解か分からない。まあ、タンパク質系のものは高温で手早く、野菜系は低温で時間をかけてという点は、Webでの記載と家内も一致している。揚がったかどうかは、油の表面に浮き上がってくるかどうかでだいたい目安がつくそうだ。
 てんぷらは好きなので、具を変えてまた挑戦してみたいと思っている。

2007年1月10日

隠居も料理に挑戦

 普段から3度の食事の用意が大変とこぼす家内が風邪気味なので、久しぶりに料理をする気になった。ダイニングキッチンの本棚にあった2004年1月の料理雑誌「オレンジページ」に載っていた「かきのトマトチャウダー」が美味しそうだったので、作ってみることにした。ノロウィルスの流行で敬遠されている牡蛎は安いかもしれない。車で10分ほどのイオンに吸収されたカルフールに久しぶりに行ってみた。泉北ニュータウンの光明池地区には、ダイエー、西友とこのカルフール、それに食料品はないがユニクロ・ニトリ・ジョウシン・Sports Authority などが入っているショッピングモールが泉北高速鉄道の駅周辺でしのぎを削っている。消費者にとってはなかなか便利な地域である。カルフールは電気製品・書籍・衣類・雑貨・酒類・食料品を扱う総合ショッピングセンターである。他のスーパーに比べると、ワイン・チーズが豊富であり、パンとローストチキンは店内で焼いている。牡蛎は思ったより安くはなかったが、ローストチキンと料理で使う白ワインともども求めてきた。
 料理は、つい2~3年前に東京で単身赴任していたときに自分でしていたし、山小屋に行ったときなどは自炊するのであまり苦にはならない。「かきのトマトチャウダー」は、1cm 角のサイの目に切ったじゃがいも・人参・タマネギをオリーブ油で軽くいためて、ローリエを1枚加え水と缶詰のトマトを潰して液ごと入れ煮込む。牡蛎は白ワインでぷっくりするまで別の鍋で火を通し、野菜が柔らかくなったら、バターと小麦粉をねり合わせたものと一緒に加える。最後に塩こしょうで味を調えるだけなので、簡単である。だが、久しぶりだったので結構時間がかかってしまった。東京でよくつくったビーフシチューや山小屋で作るボルシチと似ている。料理もやりだすと面白いだろうと思っている。DIYやブログなど拙くとも何でも自分で作るのが性に合っているのかもしれない。