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2019年1月31日

隠居の確定申告:e-Taxによる2019年申告(2018年度分)

堺市の後期高齢者医療保険料納付証明書が、1月26日に、確定申告用の証票類として最後に届いたので、e-Taxを仕上げて送信した。毎年、この証明書が一番遅く届く。
医療費控除の入力作業など時間のかかる作業は、すでに済ませてあった。入力の途中までの作業を保存して置けるのは助かる。
 e-Tax は毎年簡便になってきているが、今年の申告は、昨年度の申告(参照:隠居のPC備忘録:年金生活者の e-Tax による平成29年度分確定申告)とほぼ同じである。
 今年の申告で簡便になっているのは、生年月日等の入力画面で、申告書の様式をイメージした入力画面で申告書を作成する のチェックを外しておくと、年金収入とわずかばかりの上場株式の譲渡所得だけの私のような年金生活者に向いた必要項目だけの入力画面に誘導してくれる。

 1月29日に、以下のような【税務署からのお知らせ【申告に関するお知らせ】】という言わば、リマインド・メールが届いた。昨年以前に、「国税電子申告・納税システム(e-Tax)」にメールアドレスを登録している人に e-Tax の普及のために、だしているようだ。

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メールにある通りに、メッセージボックスを覗いてみると、1月26日に送信した申告書を受け取った旨の記載があった。このメッセージボックスには、還付金(私の場合、医療費控除が大きいので税金は還付される申告となっている)が指定口座に振り込まれた場合も通知がある。還付の通知は、はがきでも来る。
 昨年の還付は、2月18日のようだった。

2016年2月 3日

隠居の e-Tax: 年金生活者の平成27年度の確定申告

今年も確定申告のシーズンがやってきた。申告は、いつも e-Tax である。
  今年から、マイナンバーで申告することになっているのかと思ったが、準備が間に合わないのか、下の案内にあるように、従来の住民基本台帳カードに収納されている公的個人認証の有効期限がまだある人は、それを使っていいらしい。ただし、有効期限(3年間)が切れている場合は、個人番号カードを使うことになるらしい。
 私は。11月末に個人番号カードの申請をしたが、まだ交付通知書が届かない。それで、昨年と同じように住民基本台帳カードを使うことにした。

電子証明書:住民基本台帳カード? 個人番号カード?
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確定申告を行うのは、年に一度のことなので、順序を思い出すのに時間がかかる。作成方法は、年々改良されているが、順序はほぼ同じなので、備忘録として記録しておきたいと思う。
 e-Tax を始めるには、確定申告書等作成コーナーから始める。作成ページを "e-Tax" で検索すると色々なページがヒットするので、" 確定申告書等作成コーナー"で検索するのがいいようだ。
 毎年 e-Tax を行っていて過去のデータを保存している場合は、トップページから【過去の年分のデータ利用】を選択する。そうすると 【e-Tax】か【書面提出】かを選ぶ画面が現れるので、【e-Tax】をクリックする。
 そうすると作成の順序図(下図)が画面上部に示され、【事前準備】の項が反転表示になっている。そして、【事前準備】の段階で作業すべき詳細項目が、順序図の下段に表示される。
 この事前準備を丁寧に行うことで、後々の作業が楽になる。
 私は、ICカードリードライタは SONY PaSoRi (RC-S380) を使っているが、作業を始める前から、USB接続をし、住民基本台帳カードを上に乗せておいた。ずっとそのままの状態で作業を続けても大丈夫である。

e-Tax による確定申告書作成の順序図
e-Tax-01.jpg

作業のための環境確認は、パソコンとソフトウェア、ICカードリードライタと電子証明書、利用者識別番号の登録などである。
 環境が確認されれば、登録している住所・氏名・生年月日などが表示される。これで【基本情報入力】は終わり、【作成コーナー選択】画面となる。ここで、【所得税コーナーへ】を選択すると、下のような画面で、保存していた過去の年分のデータを読み込むことを要求される。
 昨年(26年度)保存したと思ったデータが何故か見つからない。25年度分は残っている。これを読み込んだ。

過去の年分のデータ読み込み画面
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読み込んで表示されるデータは、本人情報と読み込んだ年度分の申告に入力した事項のリストである。私は、ここでわずかばかりの株式の配当を申告しなければならないと思ってしまったが、配当金にかかる税金は既に源泉されているから、申告をする必要はなかった。まれに、申告をして配当控除を受けられるケースもあるようであるが。過去に間違って申告した名残が残っていたので表示されたが、チェックを外せば良い。受けられるかどうかよく分からない配当控除を受けるための申告は、結構ややこしい。

読み込まれたデータ
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その後は、提出方法に e-Tax を選択し、生年月日を入力すれば、【所得・所得控除等入力】の画面となる。
 申告のための年金などの源泉徴収票や生命保険の控除証明、国民健康保険料納付証明書、などが揃っておれば、指示通りに入力するだけで、規則通りに処理してくれる。
 また、源泉徴収をしない特定口座での株の取引で得た収益がわずかばかりあったので、特定口座年間取引報告書の数字を入力した。
 また、昨年度に、ふるさと納税をしたので申告した。寄附金控除を選択すると、寄付金の種類を選択する欄があるので、【都道府県、市区町村に対する寄付金(ふるさと納税)】を選択し、導かれるままに入力をした。市民税からどれだけ控除されるかは、5月ころになって、市民税の通知がくるまで分からない。ただし、ふるさと納税寄付金は、限度額があるので、自分の所得金額を考慮する必要がある。お礼品を欲しいために、多額を寄付しても、全額は返ってこない。計算を正確にするのは煩雑であるが、所得金額の30%が目安らしい。

寄付金控除の入力画面
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私の場合、成人病や歯科などで結構な治療費を払っている。また、家内も頭痛持ちで、近くの内科医で色々な薬を処方してもらったりしているので、医療費は年間10万を越える。医療費控除は、申告には欠かせない。
 医療費の申告入力は、下の3つの方法から選択できる。私の場合、【医療費の領収書を治療ごとに入力する】を選択し、人別・医療機関別に領収書を合計した額を入力している。日付欄はないからこの方法でいいようだ。このようにすれば、明細書の送付は要求されない。

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入力すべき事項をすべて入力すると、すぐに税額を計算してくれる。ただし、入力に矛盾がある場合は、間違い箇所を指摘して、入力を終えることはできない。このあたりのチェックが年々進化しているように思われる。
 また、作成途中でも、その時点までのデータを保存しておいて、時間をおいて入力を再開することができる。これは便利である。
 私の場合、企業年金での源泉徴収税額が大きいためか、ふるさと納税や医療費控除が多少影響したのか、税金は還付となった。還付金額は、計算後すぐに、画面で知らせてくれる。

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さらに、順序に従って進めていくと、還付金を振り込む口座を指定する次のような画面が現れる。

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そのような入力を終えると、申告書を送信するための準備が始まる。まず、公的認証として、住基カードか個人番号カードかを選ぶ画面が表示される。私は、まだ個人番号カードは手に入れていないので、住基カードを選択する。(住基カードは、ICカードリードライタ(私の場合Sony Pasori)に載せて、申告書作成中はずっとUSB接続している。)
 すると住基カード ログインのパスワードが求められる。このパスワードは、e-Tax 利用者識別番号のパスワードとは異なる。住基カードを区役所で登録した時のパスワードである、

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パスワードを入力してOKをクリックすると、電子証明書の内容確認画面が現れるので [次へ] ボタンをクリックすると【即時通知】という画面が現れ、[受信通知確認]ボタンが表示される。それをクリックすると、【受信通知】画面が現れ、[電子申告等データを受信しました]と表示される。これで、電子申告は終了である。

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しばらくすると、国税庁から下のようなメールが届く。

税務署からのお知らせ【還付金の処理状況に関するお知らせ】
To xxxxxxx
 e-Taxをご利用いただきありがとうございます。
 ご提出された還付申告の処理状況について、ご連絡します。
 詳細については、還付金処理状況をご確認ください。

○ 還付金処理状況確認方法
 e-Taxの利用可能時間内に、以下の手順で確認することができます。
1 e-Taxホームページから、「メッセージボックスの確認(受付システムへのログイン)」を選択の上、「受付システム ログイン」画面からログインします。
2 メインメニューから「還付金処理状況」を選択すると、内容が表示されます。
 ⇒ e-Taxホームページへ ⇒ http://www.e-tax.nta.go.jp
※ 本メールは、「国税電子申告・納税システム(e-Tax)」にメールアドレスを登録いただいた方へ配信しております。
 なお、本メールアドレスは送信専用のため、返信を受け付けておりません。ご了承ください。
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発行元:国税庁
Copyright (C) NATIONAL TAX AGENCY ALL Rights Reserved.
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上のメールに従い、2月3日午前10時に、還付金処理状況を確認したが、[還付金額や振込先の金融機関情報などの確認を行っています。]ということであった。
 例年、還付金が振り込まれるのは、税務署で確定申告が始まる2月15日ころである。

追記(2016/2/9):

2月5日に、国税庁から下のようなメールが入り、 「還付金処理状況」を確認すると、2月9日に入金されるという。その日に、ネットで銀行の口座を確認すると確かに入金されていた。なお、2月6日には、堺税務署から、「国税還付金振込通知書」が届いた。

税務署からのお知らせ【還付金の処理状況に関するお知らせ】

e-Tax(国税電子申告・納税システム) info@e-tax.nta.go.jp gaia.eonet.ne.jp 経由
2月5日
To n_shuhei
 e-Taxをご利用いただきありがとうございます。
 ご提出された還付申告の処理状況について、ご連絡します。
 詳細については、還付金処理状況をご確認ください。

  ーーー後略ーーーー

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発行元:国税庁
Copyright (C) NATIONAL TAX AGENCY ALL Rights Reserved.
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2010年1月21日

年金生活者の e-Tax 確定申告体験:3年目(平成21年分)

 年が越えて、そろそろ確定申告の時節になってきた。昨年、リタイアした友人が、今年から e-Tax で申告するという。資料整理などで早くから準備されていたようで、還付申告をすでにしたという。(1月9日)

 ようやく、企業年金(1月13日)や日本年金機構から厚生年金の源泉徴収票が届いた(1月19日)ので、国税庁の「平成21年分確定申告特集」のページを開いた。昨年気づかなかった項目もあるので、ネットで調べたことを備忘録的に記録しておきたい。

 結論的に言えば、昨年に比べれば、 e-Tax ソフトなしでできるように改善されており、やりやすくなっている。e-Tax での申告の流れは、今年は次のような案内が作成コーナーにある。初めてe-Tax 申告した一昨年に、[3]の項目は済んでいるので、このステップは自動的にジャンプする。

 申告書作成には、やはり「平成21年分 確定申告書等作成コーナー」から始めるのがいいようだ。

eTax_21_18.JPG
 この確定申告書等作成コーナーで、「申告書の作成の開始」→ e-Tax を選ぶと 税務署への提出方法の選択 画面となるので、 e-Tax を選択する。すると、今年から「電子申告を行う際の確認事項(準備編)」というページが出る。ここでの重要点は、チェック項目2番目の 電子証明書を取得している。※有効期限は取得後3年 である。
  1. 公的個人認証サービスで電子証明書の期限を確認する
     「電子証明書の有効期限は取得後3年」とは知らなかった。 e-Tax ではインターネットで書類を送信するためには、
    1. そのデータの作成者が誰であるのか
    2. 送信されたデータが改ざんされていないこと
    を照明するために、私の場合、一昨年に大阪府の公的個人認証サービスで電子証明書を取得している。住民基本台帳カード(ICカード)を取得したときと同時期である。ICカードの有効期限はカードを見れば分かるが、10年である。
     ただ、電子証明書は形になったものはなく、ICカードに記録されている。有効期限は、利用者クライアントソフトで確認できるとある。
     この利用者クライアントソフトとは、公的個人認証サービス(英字略称:JPKI)利用者ソフトのことであり、一度でも e-Tax を試みた方は、パソコン上の「すべてのプログラム」を開ければ、「公的個人認証サービス」の項が見つかるので、そこにある「JPKI利用者ソフト」がそれである。
     最新のバージョンは、Ver 2.3 となっており、公的個人認証サービスポータルサイトからダウンロードできる。
     ICカードをカードリーダーに挿入してUSB接続し、「JPKI利用者ソフト」を起動すると、次のポップアップ画面が出てくる。 JPKI_1.JPG  この画面で、 ICカードに格納されている電子証明書を確認するために、「自分の証明書」というボタンをクリックすると、パスワードが要求されるので、メモしていた住民基本台帳カード(ICカード)と同時に作った電子証明書用のパスワード(多分、どちらも同じにしていると思う)を入力すると、下のように画面が現れて、電子証明書を作った年月日と有効期間を確認できる。私の場合、来年の申告時には、更新が必要なようだ。電子証明書の更新は、e-Taxソフトから行えるようだ。JPKI_2.JPG
  2. JPKI利用者ソフトをJava実行環境へ登録する
     私もそうだったのだが、JPKI利用者ソフトで「自分の証明書」というボタンをクリックすると "Javaの実行環境の取得に失敗したためJPKI利用者ソフトを起動できません" というメッセージが出て、それ以上進めなくなることがある。
     この場合、Java実行環境(Java Runtime Environment:JRE) を再度インストールした方がよいと思われる。JRE は、サン・マイクロシステムズ株式会社の公式サイトから、ダウンロードできる。最新のバージョンは、Version 6 Update 17 である。私の環境(WindowsXP SP2) で JPKI ver2.3 は、この最新バージョンで動作している。
  3. 電子申告作成コーナーでの入力
    準備が整うと以下の画面となるので、私の場合、③の「電子証明書の登録が済んでいる方」をクリックすると住所などの入力画面となる。郵便番号を入れると、所轄の税務署が表示されるようになっている。
    eTax_21_0.JPG
    次のページで「所得税の確定申告」を選ぶと、下のように、今年から「年金所得の方」という選択肢があるので、これをクリックする。
    eTax_21_02.JPG
    次のページで、提出方法の選択ボタンがあるので、「電子申告により税務署に提出する」を選択する。また、その下に生年月日欄に入力し次のページにいくとようやく 所得・所得控除等入力 画面となる。この画面とか入力方法は昨年度同じである。
     年金生活者の場合、所得は公的年金等の項目であり、「所得から差し引かれる金額」は多大の金額を納めている国民健康保険などの社会保険料控除や生命保険料控除・医療費控除などである。私の場合、メタボ治療や歯医者にかかった費用は軽く10万円は超えている。
     それに分離課税で申告しているホームトレードで得た少しばかりの株式の譲渡所得等も入力する必要がある。
     入力終了ボタンをクリックすると、私の場合、還付金の金額がポップアップ画面に表示された。
     所得・所得控除等の入力を終えると、次のような送信する申告の確認画面が出てくる。
    eTax_21_2.JPG
  4. 税務署に e-Tax 送信する
     念のために、印刷をして申告内容を確認し、次のページをクリックすると、送信準備の画面が現れ、利用者識別番号の入力などが求められる。また、ICカードの接続などが求められ、これらを処理して「送信」ボタンをクリックする。
     昨年は、この後が上手くいかず、仕方なく e-Tax ソフトに切り替えたが、今年はすんなりと受信した旨の応答があり、下のような受信通知が返ってきた。
    eTax_21_8.JPG
    更に、次ページへのクリックなどをしていくと、下のような「平成21年分の申告書等送信票」が確認できる。右下の提出区分では、作った申告書及び証憑は「電子」又は「提出省略」のところにチェックが入っている。また、その票の下の方には、「この送信票のみを税務署に提出する必要はありません。」とある。確か、昨年は送信票を郵送しなければならないと理解したのだが。これで、一切が電子的な送信で申告が済んでしまう。
    eTax_21_9.JPG

  5. 受信通知の内容を確認する。
     電子申告のトップページにいくと、「申告内容の確認コーナー( e-Tax )」という欄があり、ここにある「メッセージボックスの確認」をクリックすると、利用者識別番号などの入力を求められるが、「メッセージボックスの一覧表示」から審査結果が表示され、メールボタンをクリックすると下のようなメール詳細で、還付税金が確認できる。
     昨年の実績では、2月10日に指定口座に振り込まれていた。返ってくるものはありがたいが、6月にくる市民税の通知が恐ろしい。
    eTax_21_17.JPG



(追記:2010/2/13)2月12日日付て、下のような「国税還付金振込通知書」が届けられた。指定した銀行口座を確認すると同日付で、還付金が振り込まれていた。
なお、このようなときにはメールで知らせてくれるが、「メッセージボックスの確認」をしたが、メールは届いていなかった。 kanpusho.png 

2009年1月25日

年金生活者の e-Tax 確定申告体験(2年目)

 昨年はじめて e-Tax を利用して確定申告をした。
 今年20年度の申告内容は、昨年と同じように、国民年金、企業年金、わずかばかりのホームトレードに関する申告(特定口座は、源泉課税をしていない)、主としてメタボ治療と歯科にかかった費用の医療費控除である。
 1月20日過ぎに証券会社から送られてきた「特定口座年間取引報告書」を最後に、国民年金・企業年金の源泉徴収票、生命保険料控除証明書、国民健康保険の支払い証明書が集まった。蓄めておいた病院・医院・歯科医・薬局などの領収書は、家内が集計してくれた。 医療費控除の明細には、かかった病院・医院・歯科・薬局などごとに入力するので、集計をするときに区分しておいた方がよい。
 それに、住民基本台帳カードと1年に1回このときしか使わない IC カードリーダーを USB 接続した。

 これだけ準備して、ネット上で確定申告に取りかかると昨年と違って今年はわりあいすんなりといったが、少しつまずいた部分もあるので、来年のために記録しておこうと思う。

 私が自分の申告行った行った方法は、以下のようである。
 掲載したスクリーンショットは、クリックすると大きくなります。クリックすると大きくなります
  1. 国税庁の確定申告のページにアクセスする。e-Tax のページにいくと自動的に右のスクリーンショットに示す「平成20年分確定申告特集」のページにジャンプする。






  2. クリックすると大きくなります
  3. 「確定申告書等作成コーナーへ」をクリックすると出てくる「作成再開」をさらにクリックすると「平成20年分作成コーナーの確定申告書等の読込画面表示の案内がでてくるので、「所得税の確定申告」を選択すると右のスクリーンショットのような「確定申告書データ読込」画面が出てくるので、保存ファイル名右の参照ボタンをクリックして、昨年保存しておいた19年の所得申告データ(拡張子 .data のファイル)を指定して読み込む。(私の場合、昨年のデータをどこにしまい込んだかを探すのに少々時間を要した。)読み込むと読込項目の選択画面がでてくるので、昨年と変化はないので、そのまま読み込んだ。

  4. クリックすると大きくなります
  5. 先のページの下の方に、提出方法を選択する項目があるので、「電子申告により税務署に提出する。」を選択し、「保存データ読込」ボタンをクリックすると「申告書B」の様式が表示される。
     配偶者や扶養家族については昨年と変化がないから、昨年と同じ条件で配偶者控除などの額が既に記入されている。
     申告すべき項目(収入金額等:公的年金等、所得から差し引かれる金額:医療費控除・生命保険料控除、右下の申告所得第三表にある所得金額:株式の譲渡所得等)をクリックするとそれぞれ個別のフォームが用意されているので、用意した書類をもとに金額を入力する。金額以外の項目は昨年のデータにもとづいて記入されており、入力が至極簡易になっている。
     税金の計算の部分に「電子証明書等特別控除」という項目があるが、私の場合昨年5000円を取得しているので今年は該当しない。
    クリックすると大きくなります 昨年、ホームトレードしていた株式の一社が上場廃止になってしまった。この場合、証券会社に申請すれば次年度には持ち越しができないが、当年度の損失としてしてもらえる証明書がもらえる。(証券会社から送られてきたこの書類は、税務署に郵送しなければならない。)申告所得第三表にある所得金額:株式の譲渡所得等をクリックしたときに出てくる画面「株式等の譲渡所得等(取引区分の選択)」に、「特定管理株式が価値を失った場合の特例の適用がある。」という項目があるので、これをチェックしておくと、順序を追って入力が必要な様式を表示してくれる。これらを順次入力していくと申告書第三表の所得金額を自動的に計算して表示してくれる。



  6. クリックすると大きくなります
  7. 「申告書B」を入力し終えると、地方税に関する項目、住所・氏名などを入力する画面が出てくるので、これらを入力して確認し、データ保存を指示通りに終えると「送信準備(利用者識別番号等の入力)」画面が表示されるので、「利用者識別番号」(昨年度に取得していた)を入力し、同じ画面の下の方にある「送信方法の選択」で「当コーナーから直接送信する」「作成した所得税申告書のみを送信する」をチェックして、指示通り IC カードリーダに住民基本台帳カードをセットして、暗証番号(住民基本台帳カードの暗証番号と利用者識別番号の暗証番号)などを入力して送信する。ところが、これが何度繰り返しても送信エラーになる。昨年も同じところでつまずいた。
  8. 昨年を思い出して、先ほどの画面の「送信方法の選択」で「電子申告用データを保存して e-Taxソフト等を利用して送信する」に切り替えた。すると「電子申告用データの保存」ボタンがあらわれるので、これをクリックして、「20年所得電子神告用データ.xtx」と表示される拡張子が .xtx となるファイルを保存する。表示されるファイル名の申告という字が神告になっているのはびっくりするが。
  9. 昨年インストールしていたe-Tax ソフトを立ち上げると最新のバージョンかどうかの確認ポップアップがでるので、指示通り最新にバージョンアップする。
     「利用者選択」→「作成済みファイルを選択」で自分のファイル(拡張子は .ncc となっている)を選択し OK とする。
    クリックすると大きくなります 次に、左メニューから「作成」→「申告・申請等」を選んで出る画面で「組み込み」ボタンをクリックすると、右スクリーンショットのように 組み込みするファイルを選択するポップアップがでるので、参照ボタンを使って上で保存した、「20年所得電子神告用データ.xtx」ファイルを指定し、適切な名前をつけて(なんでもよい)OK する。
  10. 次に、左メニューの「電子署名」→「電子署名」を選択すると組み込んだファイルが表示されるので、それをクリックして下の署名ボタンをクリックするとでてくる指示通りに「住民基本台帳カード」をICカードリーダーにセットするなどして、電子署名を行う。これは、上の 4. で書いたと同じ行為であるので、上の 4. での電子署名とは重複している。 
  11. クリックすると大きくなります次に、左メニューの「送信」で先ほどのファイルを送信して上手くいくとメッセージボックスに、右のような内容を持つ受信通知が届く。
     確定申告は、2月16日から3月16日までであるが、e-Tax では、1月19日から受け付けてくれているようだ。




  12. クリックすると大きくなります
  13. ただ、税務署への書類郵送は全くなくなったわけではなく、「送信票兼送付書等印刷」画面の「印刷画面の表示」で右のように表示されるように、申告書等送信票と、私の場合「金融商品取引業者から交付された価値喪失株式に係る証明書」とを郵送しなければならない。



 昨年は初めてだったので、ずいぶん時間がかかったのだが、今年は2時間ほどで終えることができた。おかげで、いくばくかの税金が還付される。
 ただ、この確定申告をすることによって、ずいぶん多くの国民健康保険料を支払っており、源泉徴収されているとはいえ多額の税金も払っていることがよくわかる。6月にくる市民税の通知も恐ろしい。
 サラーリーマン時代は、会社に任しておいたら全てやってくれていたのに年金生活に入ってからは自分でしなければならない。少々理解を要するが、このような e-Tax 制度は簡便でありがたいと思っている。


クリックすると大きな写真になります(追記:2009/2/12)
税務署から還付金振込通知書が、2009年2月12日にシールを貼ったはがきで届いた。ネットで振込口座を確認すると、2月10日に振り込まれていた。普通には、皆さんまだ申告もされていないからずいぶん早い話である。



2008年2月 1日

年金生活者の e-Tax 確定申告体験

 退職後、国民年金と企業年金およびわずかばかりの株式売買益を合わせた確定申告している。昨年までは、国税局がネットで提供している、下の所得税の確定申告書コーナーを利用して確定申告書を作成・印刷して、証憑をつけて管轄税務署に郵送していた。
注:セキュリティ上の問題か、下のページには直接リンクが張れない。行き着くには、「e-Tax で確定申告」のページから、「e-Tax を利用しない場合又は作成を再開する場合はこちら」のバーをクリックし、「所得税の確定申告書」をクリックする。


 今年度は思い切って、ネットを通じて申告できる e-Tax に挑戦してみることにした。私のような確定申告を目指しておられる年金生活者も多いと思うので、体験を備忘録的に記してみたいと思う。個人の体験談なので、正確性について保証するものではありません。

 e-Tax での申告については、国税庁の「e-Tax で確定申告」のページが詳しいので、そちらを参照して欲しい。それぞれのページは懇切丁寧にインストラクトしてくれているので、指示通り数字を入れていけば e-Tax の登録ができ、申告書を作成し、送信できるが、沢山のページがありすぎて、歳をとって固くなった頭では混乱してくる。

 e-Tax をするためには、事前に準備が必要である。
  1. 市役所で住民基本台帳カード(ICカード)を取得する。
  2. 市役所で電子証明書を取得する。
    この1. 2. については同じ窓口で同時に発行してくれる。費用は両方合わせて、¥1000 だったと思う。
    参照ページ:http://www.e-tax.nta.go.jp/systemriyou/systemriyou3.html
  3. ICカードリーダーを購入する。大型の電気店でも置いていないので、ネットショップで求めた。¥3,000 ちょっとで手に入ると思う。e-Tax で申告すれば、5,000円の補助がある。
    (追記:2009/2/5)最近は、電気量販店にいけば沢山のICカードリーダーが積んである。昨年、量販店の店員に買いに来る人が増えると進言しておいたが、その通りになっているらしい。私は、次のカードリーダーを使っている。 Amazon では、すでに ¥2000 になっているようだ。
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 これで準備は終わりであるが、もちろん入力に必要な数字は、年金の源泉徴収票を揃えたり、年間医療費合計額の計算などが必要である。医療費控除は、支払った医療費が年間10万以上の金額を課税所得から控除してくれる。逆にいえば、お元気で医療費をそんなに使っておられない方は、計算しても意味がない。

 上の「e-Tax で確定申告」のページでも案内があるように、 e-Tax をはじめるには、
  1. パソコンの環境を整備する。よほど古いネット環境でない限り、問題はないだろう。

  2. 上のページの「登録する」ボタンをクリックすると開始届出書を作成・送信する方法が案内されているので、それに従って、開始届出書を提出して、利用者認識番号を取得する。

  3. 開始届出書を作成・送信する前に、「財務省認証局」および「財務省運用支援認証局」のルート証明書をインストールする必要がある。インストールは、次のページに指示がある。
    http://www.e-tax.nta.go.jp/todokedesyo/kaishi_confirm.html

    上手くインストールできれば、以下のような手順で確認できる。(IE6、7とも)


  4. うまく開始届出書を作成・送信できれば、以下のような「利用者識別番号等の通知」が送られてくる。

  5. 次に、利用者情報の入力、電子証明書の登録、納税用確認番号の入力などを行って初期登録する。ただ、上のページで「初期登録」に進む前に、公的個人認証利用者クライアントソフト(JPKI利用者ソフト)の最新版をダウンロードしておく。

  6. 「初期登録」に進むと利用者情報の入力画面が出てきて、住民基本台帳カードをICカードリーダーで認識する。「JPKI利用者ソフト」が、古いバージョンだと、エラーコード:AF0020-322がでて上手くいかない。だけでなく、InternetExplorer が開けない状況になったりする。

  7. 次に、Step3 の「作成・送信しよう」→「確定申告書作成コーナー」→「所得税の確定申告書」に進むと一番上に示した「所得税の確定申告書作成コーナー」の画面になる。私の場合、わずかばかりの株式売買差益があったので、「分離課税の申告書」を選択した。

  8. 「分離課税の申告書」を選択(他の申告でも同じと思うが)すると次の画面になるので、「電子申告により税務署に提出する。」を選択する。

  9. 申告書の作成は、印刷・郵送していたときと同じである。今年からは、地震保険がついていない損害保険の所得額控除はないようだ。

  10. 作成したデータを e-Tax へ送信する方法については、「確定申告書作成コーナーから e-Tax へ直接送信する方法」の案内に従って行う。この作業の中で、作成した申告書を保存することができるページが出てくるので、PCの適切なフォルダーに保存しておく。拡張子が、.rtx というファイルができる。

  11. 申告データの送信は、e-Tax ソフトをダウンロードしてインストールすることでもできる。後々の処理を考慮すれば、e-Tax ソフトで処理する方がいいかもしれない。以降は、e-Tax ソフトを利用した例を記す。(e-Tax ソフトでも、電子証明書の登録、納税用確認番号を登録できる。)

  12. まず、e-Tax ソフトのメニューボタンから、「利用者選択」→「新規作成」を選択して先に通知された利用者識別番号を入力して利用者として登録する。

  13. 次にメニューボタンから「作成」→「申告・申請等」を選択して、画面右下の「組み込み」をクリックすると組み込む申告・申請等ファイルを指定するポップアップ画面となるので、10. で保存したファイルを指定する。

  14. 次にメニューボタンから「電子署名」のアイコンをクリックすると先ほど組み込んだファイル名が表示されるので、これを反転させて右下の「署名」ボタンをクリックし、ICカードリーダーに、住民基本台帳カードを差し込んで続けると電子署名が終わる。

  15. 次にメニューボタンの「送信」から送信アイコンをクリックすると先ほどのファイルが表示されるので、これを選んで右下の送信ボタンをクリックすると送信が始まるはずである。送信先は、e-Tax(受付システム)である。

  16. 無事にe-Tax(受付システム)に受信されたかどうかは、次のメニューボタンの「メッセージボックス」で確認できる。「メッセージボックス」のアイコンをクリックすると、今まで e-Tax(受付システム)で受信した受信した受信通知が示される。

    その中の手続名 「所得税申告」行を反転させ、右下の「詳細表示」ボタンをクリックすると下のような画面が表示される。


  17. e-Tax で申告する場合は、証憑の提出は求められていない。これが、e-Tax で申告する一番の理由であるが、申告書送信票は郵送しなければならない。「申告書送信票」は、上の画面の「送付書表示」ボタンをクリックすると印刷画面が現れるので、これを印刷して所轄税務署に郵送する。これで手続きは終わりのようである。

 e-Tax を試行錯誤してみて、このシステムは私のような素人でもできないことはないが、やはり税理士さんのようなプロ向けではないかという感じである。個人では年に1回しか使わないシステムであるから、折角やり方を習得しても来年までは記憶できないかもしれない。そう言う意味で、ブログに備忘録的に残しておくことは意味があるかもしれないが、来年はまた所得税制が変わって、新たな学習が必要になるだろう。まあ、幾ばくかの還付があるのが救いである。