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2016年5月28日

隠居の散策:泉北ニュータウン栂地区 5月のいきもの(1)

2016年5月、天候と時間が許せばカメラを持って近所を散策した。散策するたびに、新しい発見がある。撮った写真や録音を記録として残しておきたいと思う。その中の幾つかの写真は、堺いきもの情報館いきもの発見報告に投稿した。
 この5月はいつもの年より暑い日が多いようだ。いきものの様相は、例年とそれほど変わることはないが、時期が早まっている感がある。

泉北ニュータウン栂地区 5月のいきもの

;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/8 堺市大森
イヌコモチナデシコ
堺いきもの発見報告済。ヨーロッパが原産の越年草。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/90 f9.5 ISO250 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/8 堺市大森
カナメモチの花蕾
この木は散策路のあちらこちらに植わってる。街路樹としても使われている。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/90 f9.5 ISO125 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/8 堺市大森
ノイバラ
散策路のあちこちで咲いている。日本中何処にでもあるようだ。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/90 f9.5 ISO100 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/8 堺市大森
カワウ
年中、この川和田川に姿を見せる。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/90 f9.5 ISO200 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/8 堺市大森
カルガモ
和田川では、冬にはコガモが観察できるが、今のシーズンはカルガモだけである。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/90 f9.5 ISO160 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/8 堺市檜尾
みかんの花
小さな畑にミカンの木が数本植えられている。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/90 f13.0 ISO250 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/8 堺市檜尾
花菖蒲?
道に面した個人の畑に咲いていた。アヤメ科の園芸品種は数多くあるようだ。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/250 f8.0 ISO100 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/8 堺市檜尾
アメリカフウロ
北アメリカが原産。京都深草で初めて見つけられたという。堺いきもの発見報告済。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/500 f8.0 ISO100 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/8 堺市檜尾
ノアザミの蕾
北アメリカが原産。京都深草で初めて見つけられたという。堺いきもの発見報告済。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/125 f8.0 ISO100 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/8 堺市檜尾
ニワゼキショウ
花の色は白と紫が中心である。名前は、庭に生え、葉が「せきしょう(石菖)」に似ていることに因むと「ボタニックガーデン」にはある。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/125 f8.0 ISO100 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/8 堺市和田川

和田川にはいろいろところで鯉が泳いでいる。ここでは、金色の鯉も泳いでいた。誰かが放したものだろうか。堺いきもの発見報告済。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/90 f8.0 ISO125 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/8 堺市和田川
ミシシッピアカミミガメ
日向ぼっこ。近くに鯉も泳いでいる。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/200 f8.0 ISO100 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/8 堺市和田川
シュロガヤツリ
ボタニックガーデン」には、マダガスカル原産で、根には植物プランクトンの増殖を抑える物質が含まれているため、池や沼の浄化にも利用されてるとある。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/200 f8.0 ISO100 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/8 堺市檜尾
ニガナ
ボタニックガーデン」には、中国では赤ん坊が生まれたとき、授乳の前に「五味(酸・苦・甘・辛・鹹)」をまず教えるそうで、そのときの「苦味」に使われるのが、「にがな」のジュースだとある。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/90 f8.0 ISO320 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/8 堺市檜尾
サトキマダラヒカゲ
この時期アチラコチラで飛んでいる。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/90 f8.0 ISO160 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/8 堺市檜尾
ヒメコギクにアオスジアゲハ
この花の別名は、原産地:オーストラリアのブラキカムというらしい。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/200 f8.0 ISO100 露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/8 堺市檜尾
ハクチョウゲ
自生は沖縄だけだが、生け垣や庭木に使われている。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/350 f8.0 ISO100 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/8 堺市檜尾
トベラ
果実は10月ごろ黄色く熟し、3つに裂けて赤い種子が露出すると「ボタニックガーデン」にある。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/350 f8.0 ISO100 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/8 堺市檜尾
ひなげし
別名は虞美人草である。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/125 f8.0 ISO100 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/8 堺市檜尾
ゼニアオイ
西南アジアから南ヨ-ロッパが原産で、わが国へは江戸時代に観賞用として渡来したと「ボタニックガーデン」にある。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/90 f8.0 ISO500 露出補正 +0.7


2008年5月22日

隠居、双眼鏡でデジスコまがいを試す

 野鳥の写真を撮るのは、どうやらデジスコが主流らしい。

 デジスコをするには、まず三脚ということで、デジスコ以外にも必要と思い切ってVelbon PHD-51 雲台付きの Neo Carmagne 545 という軽量カーボン4段三脚をだいぶ前に手に入れていた。これだけで結構ものいりだったので、フィールドスコープなど肝心の機材は、まだ思い切りがつかないでいた。

 デジスコについてもっと知りたくて、ググッテみると双眼鏡にコンデジを押しつけて撮ったという写真に出会った。デジスコの機材を揃える前に、これをやってみようとトライすることにした。

 双眼鏡を手に持ったまま、コンデジ(私の場合、Coolpix 880 )を接眼レンズに押しつけるというのは曲芸に近い。双眼鏡( Nikon アクション EX 12X50 CF )を雲台に取り付ける方法はないかと考えてみた。

クリックすると大きな写真になります  以前に<三脚に取り付けるレコーダ置き>で紹介したのと同じ方法で、隅金にハンドタップ(ダイス)で雲台のネジにあうねじ穴を開け、それを端材に取り付けた。それに、車のチェーンをつけるときに使うつもりでおいてあった(一度もつかっていないが)、タイヤチューブを輪切りにしたものを加工してとりつけ、雲台に双眼鏡をとりつける左の写真のような治具を製作した。
 後で分かったことだが、双眼鏡を雲台に取り付ける治具は、Vixenという双眼鏡で有名なメーカーから「ビノホルダー」として安く売られている。取り付けできない双眼鏡もあるようだが、Nikon アクション EX をよく見ると飾りと思っていた Nikon マークがはずせるようになっており、そこにねじ穴がある。まだ手元に来ていないので、装着できるかどうかはわからないが、紹介されている写真と同じ位置なので多分いけると思う。もう少し、早く見つけていれば良かったのだが。

 家内がネットで見つけた"菖蒲の綺麗な公園(白鷺公園)"が近くにあり見に行きたいという。ネットでググッテ見ると野鳥もけっこういるらしい。双眼鏡でのデジスコまがいを試すチャンスなので、車を走らせた。

クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります あいにく、公園の草刈り作業のエンジンカッターの音がうるさい。菖蒲の花はまだ少し早かったが、スズメ・ハトに混じって、ムクドリ・ダイサギ・アオサギが池の周りでエサを探しているようだった。首から Nikon D70 に 18-200mm VR をつけたイチデジ(一眼レフのデジカメをこう呼ぶらしい)をぶら下げ、三脚につけた双眼鏡を持っていると行動が自由にならない。

クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります  公園の奥の池に 20m ほど離れたところに余り動かないアオサギを見つけたので、三脚をセットして"デジスコまがい"をやってみた。Coolpix を P:マルチプログラムオート、ズームをワイド側に設定して、双眼鏡の右レンズに押しつけて撮ってみた。 太陽の明るい公園では、コンデジの液晶画面はほとんど見えない。ほとんど勘で幾枚かシャッターを押してみた。自宅に帰って、PCで確かめてみるとほとんどはピントがあっていないが何枚かがかろうじて撮れていた。ピンぼけ写真は、どうやら双眼鏡の設定が悪いらしい。ゴムで固定しているので、ピント合わせ部分があまりスムースに動かないのも原因のようだ。ビノホルダーをつければすこしましかもしれない。
 ところで、イチデジで撮った ショットをみるとトリミングが必要だが、こちらの方がきれい。(右の写真)双眼鏡では、もっときれいに大きく見えているので、設定をやりかえて再度挑戦したいが、やはりフィールド・スコープでないと駄目なのかもしれない。

泉北近辺私的観光地図に掲載