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2014年5月23日

隠居の京都:5月の賀茂川散策


 下鴨神社近くに住まいをしている娘が、遊びで習っていたJazz Piano 教室の発表会で北野天満宮近くの会場で弾くという。プロのベースとドラムスが共演してくれて、一応トリオで演奏するらしい。嫌いではないので、家政婦をするという家内のアッシーも兼ねて、京都を訪れた。まもなくその住まいを引き払うので、かたづけなどいろいろと雑用があるようだ。

 家内がヘルパーをしている間、もう来る機会も減るだろうと思う賀茂川(鴨川の上流)の土堤を散策した。氷ノ山登山の後遺症で腰の調子がもうひとつよくないので、Finepix HS50 だけを首からぶら下げた。

 文句なしの晴天の土曜日ということもあって、多くの人がジョギングや散策をしている。さすが京都ということもあって、外国人の方たちも多い。
 河の浅瀬では、コサギ・アオサギ・カワウが餌探しに余念がなく、花の無くなった西洋カラシナには、カワラヒワが飛来したりしている。

5月の賀茂川風景
賀茂川堤;クリックすると大きな写真になります。 賀茂川:クサギの花が咲いている
2014/5/17
Fuji Finepix HS50
4.4mm(35mm換算25mm)
プログラムオート1/1500s F8.0 ISO400
露出補正 なし
クサギの花;クリックすると大きな写真になります。 クサギの花:賀茂川堤
2014/5/17
Fuji Finepix HS50
8.1mm(35mm換算48mm)
プログラムオート1/1900s F8.0 ISO400
露出補正 なし
ローアングル撮影
ヘラオオバコが咲く賀茂川堤;クリックすると大きな写真になります。 ヘラオオバコが咲く賀茂川堤
2014/5/17
Fuji Finepix HS50
8.1mm(35mm換算46mm)
プログラムオート1/1900s F8.0 ISO400
露出補正 なし
ローアングル撮影
ジョギングする外人女性;クリックすると大きな写真になります。 ジョギングする外人女性
2014/5/17
Fuji Finepix HS50
134.0mm(35mm換算750mm)
プログラムオート1/950s F7.1 ISO400
露出補正 なし
飛び立とうとするカワウ;クリックすると大きな写真になります。 飛び立とうとするカワウ
2014/5/17
Fuji Finepix HS50
106.8mm(35mm換算598mm)
プログラムオート1/800s F6.4 ISO400
露出補正 なし
アオサギ;クリックすると大きな写真になります。 アオサギ
2014/5/17
Fuji Finepix HS50
55.0mm(35mm換算308mm)
プログラムオート1/800s F8.0 ISO400
露出補正 なし
コサギ;クリックすると大きな写真になります。 コサギ
2014/5/17
Fuji Finepix HS50
76.5mm(35mm換算429mm)
プログラムオート1/950s F8.0 ISO400
露出補正 なし
カワラヒワ カワラヒワ
2014/5/17
Fuji Finepix HS50
123.8mm(35mm換算694mm)
プログラムオート1/800s F8.0 ISO400
露出補正 なし
ヘラオオバコにツマグロヒョウモン♂;クリックすると大きな写真になります。 ヘラオオバコにツマグロヒョウモン♂
2014/5/17
Fuji Finepix HS50
88.7mm(35mm換算497mm)
プログラムオート1/900s F6.4 ISO400
露出補正 なし
ヨモギ若葉にツマグロヒョウモン♂;クリックすると大きな写真になります。 ヨモギ若葉にツマグロヒョウモン♂
2014/5/17
Fuji Finepix HS50
115.0mm(35mm換算644mm)
プログラムオート1/1900s F8.0 ISO400
露出補正 なし


 昼食の約束時間近くになったので、車を駐めた下鴨神社に隣接するコイン・パーキングに戻ってくる途中に、変わった名前の表札がかかったお屋敷があった。後で、ネットで調べてみると、表札の【鴨脚慶夫さん】は、下鴨神社社家総代だったそうで、2006年に亡くなられている。鴨脚家は江戸期に公卿を出したこともある下鴨社家中の名家だそうだ。【鴨脚】の名字は「いちょう」と読むらしい。これは、鴨の脚が銀杏の葉に似ていることに因んでいるそうだ。
 発表会に行くために車を駐めた北野天満宮は、修学旅行生がたくさん訪れていた。この神社は、菅原道真公(菅公)を祭った神社の宗祀(総本社)である。本堂から少し離れたところにある絵馬掛所には、たくさんの合格祈願がぶら下がっていた。

S0250056.JPG 鴨脚家の門
2014/5/17
Fuji Finepix HS50
4.4mm(35mm換算25mm)
プログラムオート1/105s F2.8 ISO400
露出補正 なし、合成
北野天満宮絵馬掛所;クリックすると大きな写真になります。 北野天満宮絵馬掛所
2014/5/17
Fuji Finepix HS50
5.9mm(35mm換算34mm)
プログラムオート1/170s F3.2 ISO400
露出補正 なし、合成


2011年4月10日

隠居の花見:京都下鴨神社・賀茂川・府立植物園あたり


 4月9日土曜日、未明までかなり強く降っていた雨も、朝7時頃にはやんだ。京都に一人住まいする娘のところに、何やかや届けるというので、花見をかねてアッシーをした。
 娘の住まいに近い下鴨神社にはあまり桜はないが、少し歩くと賀茂川にかかる北大路大橋にでることができる。そこから 5分ほど北へ上ると、府立植物園がある。北山通りでレストランを見つけてランチをするつもりで北大路大橋から植物園沿いの堤をぶらぶらと歩いた。賀茂川の北大路から北山通りまで植物園横の堤には、枝垂れ桜が満開である。河原では、どのような団体か確認はしなかったが、露天が並んで産物を販売していたりした。

 川ではポップコーンか何か水鳥に餌を与えている家族がいて、マガモやアオサギが近寄ってきていた。ただ、中洲に留まっていたカワウは知らん顔であった。マガモ・カルガモに混じって、見たことないカモが1羽泳いでいる。撮った写真を自宅で確認してみるとヨシガモのようだ。初めての出会いである。

 北山通りの名前の知れたレストランは満員であったが、比較的空いていたイタリアンでスパゲティ・ランチを摂り、北山入口から植物園に入場した。60歳以上は、免許証などで証明ができれば、無料である。
 さすが植物園である。色とりどりの花がさいているが、人が多いせいか鳥の姿はあまり観察できない。今回気がついたことであるが、京都といえば多い外国の方々の姿が見えない。いつもよく聞こえてくる中国語は、一切聞こえない。観光バスにもほとんど会わない。東日本大震災の影響が確実に出ているようである。
 それでも、下鴨から第二京阪道路に乗るために選んだ川端通りを走ると、祇園白川あたりを頭に渋滞で動かなくなった。観光ガイドなどで紹介されているような場所は、やっぱり賑わっているのだ。そう、そう! 消費で日本を支えなくっちゃ
 
枝垂れ桜;クリックすると大きな写真になります桜とアオサギ;クリックすると大きな写真になりますミツバツツジ;クリックすると大きな写真になります陽光;クリックすると大きな写真になります
枝垂れ桜:賀茂川堤
2011/4/9
桜とアオサギ:京都府立植物園
2011/4/9
ミツバツツジ:京都府立植物園
2011/4/9
陽光(アマギザクラとカンヒザクラの交配種):京都府立植物園
2011/4/9
エナガ;クリックすると大きな写真になりますアオサギ;クリックすると大きな写真になりますヨシガモ;クリックすると大きな写真になりますマガモ(エクリプス);クリックすると大きな写真になります
エナガ:下鴨神社
2011/4/9
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO3200 1/750s F5.6
トリミング
アオサギ:賀茂川
2011/4/9
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/750s F5.6
トリミング
ヨシガモ:賀茂川
2011/4/9
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO720 1/750s F5.6
トリミング
マガモ(エクリプス):賀茂川
2011/4/9
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO640 1/750s F5.6
トリミング


2010年9月19日

隠居の探鳥ウォーク:京都府立植物園と賀茂川

 娘が職場を変えたことで、ひとり住まいも引っ越すことになった。その準備に、家内が応援に行くというのでアッシーを務めた。家内が家政婦をしている間は、狭い1Kにいても邪魔になる。鳥を求めて、京都府立植物園から賀茂川を歩いてみることにした。

 少し涼しくなったとはいえ、直射日光下ではまだまだ暑い。猛暑だったせいか、花の種類は少ないような気がするが、それでも色とりどりの夏の花が咲いていた。
 これらの花に、蝶が飛んでくる。オミナエシの黄色い花には、ツマグロヒョウモンがヒラヒラと舞っていた。5月葵祭の見物に行ったときに寄った植物園で、ブラジル・ツツジに吸蜜していたモンキアゲハが、今回もボタンクサギ(例によって【この花の名は?掲示板】で教えてもらった)に飛来していた。賀茂川の土手で、植物園外の塀際の植え込みには、ムラサキシジミが、綺麗な青色の表翅を広げているのを見つけた。
観覧温室の前のスイレン;クリックすると大きな写真になりますツマグロヒョウモン;クリックすると大きな写真になりますモンキアゲハ;クリックすると大きな写真になりますムラサキシジミ;クリックすると大きな写真になります
観覧温室の前のスイレン
Nikon D90 ΣAPO 120mm
(35mm相当180mm)
ISO200 1/400s F11.0
オミナエシにツマグロヒョウモン
Nikon D90 ΣAPO 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/200s F11.0
ボタンクサギにモンキアゲハ
Nikon D90 ΣAPO 400mm
(35mm相当600mm)
ISO3200 1/1000s F5.6
ムラサキシジミ
Nikon D90 ΣAPO 270mm
(35mm相当405mm)
ISO200 1/200s F5.6

 だが、本命は野鳥である。木立を見上げながら、日本の森植物生態園あたりまでくると、どこかで聞いたことのあるさえずりが聞こえてくる。Sanyo PCM recorder で録音して、自宅で SoundEngine Free を使って増幅して聴いてみると イカルのさえずりである。【ことりのさえずり】ページでも確認した。以前に聞いたのは、兵庫県の山奥での録音だった。このときに、【ことりのさえずり】ページのオーナーさんに教えてもらったのだ。イカルのさえずりの聞きなしは、【赤え衣こ着い、蓑笠着い(あかべこきい、みのがさきい)】といわれているが、そのように聞こえなくもない。
さえずりが聞こえる梢を凝視していると、鳥が動き回っている。今回は、双眼鏡をぶら下げていないので、視力の衰えた眼では良く見えない。ΣAPO を400mmまで筒一杯に伸ばして、ファインダーで覗き、鳥の姿が見えるとシャッターを押し続けた。自宅でトリミングした上で確認すると紛れもなくイカルである。初めてのゲットである。
広葉樹の林は薄暗い。Studio YAMAKO さんのオーナーに教えてもらって、ISO感度自動制御を設定していたので、シャッター優先(1/1000s)にしていると自動的に、ISO1600 ~ 3200 に上がっていた。新しいカメラ(D90)に投資した甲斐があったというものだ。

 植物園の中にあるレストランで、昼食にハモ丼を食べて、日差しは強いが植物園の横を流れる賀茂川の右岸堤を籔馬・貴船方向に向かって歩いてみることにした。葵祭の行列が下鴨神社から上賀茂神社に向かうコースである。
 川には、コサギ・ダイサギ・アオサギといったサギ類が堰堤で餌を狙っていたり、カルガモ家族が泳いでいたりする。上空には、トビが旋回したりもする。サギ類は、いくつかある堰堤ごとで餌を狙っているのが見られた。強い日差しさえなければ、のどかな風景である。
 一度くらいは、サギが小魚をくわえるところを写真に収めたくて、堰堤から水が流れ落ちるところで待ち構えるダイサギを狙ってみた。カメラを構えて根気よく待っていると、運良く小魚をくわえるところがキャッチできた。
 娘の新しい住まいは賀茂川にも近いので、また幾度かは訪れるチャンスがあるだろう。
 
イカル:京都府立植物園;クリックすると大きな写真になりますイカル:京都府立植物園;クリックすると大きな写真になりますトビ:賀茂川;クリックすると大きな写真になりますカルガモ:賀茂川;クリックすると大きな写真になります
イカル:京都府立植物園
Nikon D90 ΣAPO 400mm
(35mm相当600mm)
ISO1600 1/1000s F5.6
トリミング
イカル:京都府立植物園
Nikon D90 ΣAPO 400mm
(35mm相当600mm)
ISO3200 1/1000s F5.6
トリミング
トビ:賀茂川
Nikon D90 ΣAPO 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/1000s F8.0
トリミング
カルガモ:賀茂川
Nikon D90 ΣAPO 220mm
(35mm相当330mm)
ISO360 1/1000s F5.3
ダイサギとアオサギ:賀茂川;クリックすると大きな写真になります羽づくろいするアオサギ:賀茂川;クリックすると大きな写真になりますコサギの飛翔:賀茂川;クリックすると大きな写真になります小魚をくわえるダイサギ:賀茂川;クリックすると大きな写真になります
ダイサギとアオサギ:賀茂川
Nikon D90 ΣAPO 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/1000s F11.0
トリミング
羽づくろいするアオサギ:賀茂川
Nikon D90 ΣAPO 400mm
(35mm相当600mm)
ISO500 1/1000s F5.6
トリミング
コサギの飛翔:賀茂川
Nikon D90 ΣAPO 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/1000s F10.0
小魚をくわえるダイサギ:賀茂川
Nikon D90 ΣAPO 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/1000s F9.0
トリミング


Sanyo PCM recorder
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